はてなキーワード: 綱引きとは
でかい糞が出そうだった。だが、中々出なかった。
糞は穴から顔を出すと、すぐに引っ込んだ。何度も出戻りする糞を通して、外気の冷たさが染み込んできた。
まるで出そうという意思そのものを否定するかのような糞との綱引き。戦いは一時間か、あるいは一日ほど続いたように思う。それはそのときの糞と俺にしか分かり合えない完璧に充足した時間だった。ケツ穴は燃えているように熱く、穴はしびれていて、全身から汗が噴出していた。それでも何事にも終わりはやってくる。
それは突然だった。ボチャンッというトイレで鳴ってはいけないような音がして、そいつは俺から出て行った。
標準60W電球さながらに肥えた糞だった。子供の握りこぶしよりも十分に大きかった。
やがて俺は糞を流した。
まだうまく感覚が取り戻せないアナルの両脇で大地を踏みしめている俺の足は、さっきまでと何も変わらないが全く別の世界へと歩き出していった。ここにアナニーの伝道師が生まれた。
最初に提示された情報がそれ以降に提示される情報に対する印象に影響を及ぼす現象。
たとえば「東京の平均気温は50度より高いか?」と訊かれたあと「では平均気温は何度だと思うか?」と訊かれると高めの気温を答えてしまう。
たとえば選挙の事前予想で「A党が劣勢」と報道されるとA党への票が増える。
自発的にやっていることに他人から報酬を与えられるとやる気が低下する現象。
「好きなことを仕事にしてはいけない」などと言われる理由かも。
本人から直接言われるよりも第三者から噂として聞く方が信じてしまいやすい現象。
たとえばAさんから「綺麗だよ」と言われるよりも「Aさんがあなたを綺麗だと言っている」と聞かされるほうが嬉しい。
世界中から強豪を集めて大会を盛り上げようとするほど地元の選手が活躍できなくなる現象。
2013年にウィンブルドンでアンディ・マレーが優勝したのはイギリス人選手としては実に77年ぶりの快挙だった。
自分と同じ意見を持った集団の中に身を置くことにより偏った考えが助長されてしまう現象。
たとえば「青木まりこ現象」など。
カクテルパーティーのように大勢の人が会話している中でも、自分に関する言葉や興味のある言葉は聞き取れる現象。
相手の表情や仕草を真似て接していると相手から好意をもたれやすいという現象。
ある物事を意識した途端にそれに関する情報が目に付くようになる現象。
たとえば知ったばかりの言葉が急に世間でよく使われるようになったように感じたりする。
「見てはいけない」と言われると見たくなる現象。映画『カリギュラ』に由来。
以前に名前を聞いたことがあるというだけで有名人だと錯覚してしまう現象。
気分が良い時には良いことを、気分が悪い時には悪いことを覚えやすい、という現象。
過去に本で読んだり人から聞いたりした話を、まるで自分自身が体験したかの様に思い込んでしまう現象。
動物が周囲の人間の顔色を窺ってその期待に応えるように振る舞う現象。
「計算ができる馬」として有名になったハンスという馬が、実は飼い主や観客の動きを見ていただけだったという出来事に由来。
さっと視線を動かしたとき、その直後に見たものがわずかに止まって見える現象。
たとえば時計を見たときに秒針がなかなか動かないように感じる。
たとえば「捨て猫を助けるヤンキー」など。
何かの形をじっと見ていると、そのうちに「こんな形だっけ?」と元の形が分からなくなってしまう現象。
途中で失敗に気付いても、それまでの投資が無駄になるのが嫌で、やめるにやめられなくなる現象。
たとえば「鉄1kgと綿1kgはどっちが重い?」と言われると「鉄」と答えてしまう。
デパートの上層階の施設を充実させることで、そこに行って帰るまでの「ついで買い」を狙う戦略のこと。
ある情報を隠そうとするほど、その行動によって逆に目立ってしまう現象。
女優のバーバラ・ストライサンドが自宅の映った写真を取り下げさせようと訴訟を起こしたことに由来する。
たとえば赤色で『青』という字が書かれていると意味を把握するのに時間がかかるなど。
蛇に咬まれることはめったにないが一度でも咬まれてしまうと蛇を恐れるようになるということに由来。
信頼できない人から聞いた情報を時間経過と共に信じるようになる現象。
「情報」だけを覚えたまま「信頼できない人から聞いた」ということを忘れてしまうため。
達成できたことよりも達成できなかったことのほうを忘れない現象。
自分の名前や誕生日などにまつわる言葉や数字を無意識に好んでしまう現象。
幸運により金を得ると「無くなってもプラマイゼロ」という心理が働いて金遣いが荒くなってしまう現象。
たとえば予想以上のヒットで儲けた金をハイリスクな投資に突っ込んでしまうなど。
切りの良い数よりも中途半端な数の方が信頼性が高く感じられる現象。
たとえば「100%の人が高く評価した」よりも「99.8%の人が高く評価した」のほうが宣伝効果が上がるなど。
誰にでも当てはまるような曖昧な評価を自分によく当てはまっていると感じてしまう現象。
何かを評価するときにその特徴的な部分に印象が引きずられてしまう現象。
たとえば「身体能力の優れた人は性格も優れているだろう」と思い込んでしまうなど。
たとえば選挙の事前予想で「B党が優勢」と報道されるとB党への票が増える。
たとえば「5000円」と「4980円」とでは後者のほうが実際以上に安く感じられる。
酒に酔うと異性が魅力的に見える現象。
ロボットやCGモデルなどの容貌が人に近づくほど気味が悪く感じられる現象。
あらかじめ聞かされた情報がそのあとに聞かされる情報に影響を与える現象。
たとえば車について雑談した後にしりとりをすると車に関する言葉を思い出しやすくなる。
サッカーのオフサイドの判定などに影響を与えていると言われる。
デパートの地下の施設を充実させることで、そこに行って帰るまでの「ついで買い」を狙う戦略のこと。
その人の性格や特徴、職業まで思い出せるのに名前が思い出せない現象。
「誰かが通報するだろう」「周りの人も何もしていないから」「他人の目が気になる」などの心理の複合。
たとえば医師の期待を感じた患者が、実際にはそうではないのに「病気が良くなった」と報告してしまうなど。
悪い変化が起きていても、それがゆっくりとしたものだと、何もせず受け入れてしまう現象。
個々人は穏健であっても集団で協議を行うと極端な結論になってしまう現象。
積極的になりすぎるのがリスキーシフト、消極的になりすぎるのがコーシャスシフト。
何かのリストの内容を思い出すように言われたとき、手がかりを与えられたほうが逆に思い出しづらくなる現象。
共同作業を行うときに全体の人数が増えるほど一人一人が手抜きをしてしまう現象。
たとえば3人vs3人で綱引きをすると全力を出すのに、10人vs10人のときは無意識に力を抜いてしまう。
なんで増田でうんこの話というかうんこ文学が多いのか教えてあげましょうか。
これはね、「BrandSafe はてな」とか、はてなブックマークのトップページ操作にたいする、ユーザーのささやかな抵抗なんですね。
なんで「はてな村」っていう表現がだんだん使われなくなってきたかというと、株式会社はてなは、ユーザーを人間として見るのをやめたからなんですね。
ユーザーと、ユーザーが作り出すコンテンツ(CGM)は、商品なんですね。
そう、「無料」でここに書き込んでいるわたしも、それをみているあなたも、商品なんですね。人間ではなく。
そういうふうにしてユーザーを見ていくと、過激な言辞を弄したりする一部のユーザーとか、メンヘラだとかが発する言葉は、広告媒体の商品価値を下げる要因以外の何ものでもないわけですよね。
こういうふうに、広告枠の販売だとか、ユーザー課金によるビジネスモデルを続けていると、成長するには、言論の自由だとか表現の自由だとかにある程度制限をかける方向にむかっていくわけですよね。
でもそういうことをあからさまにいうと、会社のブランドそのものを今度は毀損してしまうから言えない。言えないけど、実際に制限はしていると。
そういったもろもろのことをユーザーは、程度の差はあれけっこう気づいているわけですよね。
うんこっていう言葉を非表示対象のNGワードに設定すると、もう一線を越えた言葉狩りになるわけですね。
そこまでいってしまうと、はてなのブランドは自殺するわけですね。
CGMの創造性と、ビジネスの安全性の間で、微妙な綱引きがいつも起こっているわけですね。
そういう微妙なところをユーザーはついて、意識的にあるいは無意識的に抗議している格好になっているわけですね。
そうすると、ああ、うんこでもホットエントリ入りするんだ、ってうれしくなって、ますますうんこについて語る。
はてなとしては、トップページがうんこでいっぱいになってほしいわけがないじゃないですか。
でも、うんこを漏らした話で100ブクマついているのに、意図的に非表示になっているのがばれた時点で、はてなのブランドは終わりなんですね。
そういうことをユーザーはおぼろげに感じ取って、ますますうんこを投げるわけですね。
こんなところでよろしかったでしょうか。
たしかに
文章において
改行は
と言ったのは私ではない。
というか、そういう意味でテキストサイトのフォントいじりもベスターもラノベもウリポ(マンガの試み、ウバポもある)もみな同様にすばらしいと思うし、ああそういえば倉田タカシ氏の作品にもあった。
倉田タカシ「夕暮にゆうくりなき声満ちて風」(河出文庫「NOVA2」所収)
そこには書き手と読者との壮絶な綱引きがある。読者は読みたいように読み作者はそれをコントロールすることはできないという大原則はわかった上で、それでも書き手は読者になにかしら特別な体験をさせたい、そのためにはなんだってやってやるんだぜ?っていう想いの綱引きだ。
既存のインタフェースの上でおもしろいことをやろうという試みや、あるいはあらたなインタフェース新たなプラットフォームの上でおもしろいことをやろうという試みはとても好きだ。もちろん、そういう試みが試みに終わってしまって作品としてはつまらないということもあるだろう。そのときは正直につまらなかったと意見をよせ、また次を期待する、と声をかけてやればいいのだと思う。
だってそうだろう?
読者が書き手を育てる
べきだ
からね。
助成金は国から企業に人雇ってねーってお願いしてるようなものだし、別にそんなのなくても関係ねー
それもらわないとやってけないようなのは潰れるまで秒読み入ってるから、無駄に延命して社会に悪影響を及ぼしているとも言える。
最低賃金も残念ながら、企業からすれば足かせでしかないよね。人件費が高い日本の諸悪根源とも言える存在。
例えば時給1円の仕事があったとして、働きたくないなら求人は集まらないわけで、そういう綱引きの結果、仕事と時給の関係はあるべきところで均衡する。
それを阻害するのは人間の文化的な最低限度の生活のためであっても悪だよ。
当然、生きていけないなら生活保護を受ければいい。水際作戦だの捕捉率がどうだの不正給付がどうだのいう議論はこれとは関係ないから、企業としては無視していい。
軽減税率はそういう何から何までコストが高過ぎる日本に企業が来てもらうために、とどまってもらうために国からお願いしてるようなもので、
いずれにせよA社は倒産した。倒産するっちゅーことは売上が悪いっちゅーこと。
売上が悪いっちゅーことは、お客さんに選ばれてないっちゅーこと。
お客さんに選ばれてないっちゅーことは、たとえうまかったとしても何か問題があったっちゅーこと。
「寝取る」というのは、すなわち、「寝る」という手段によってその女性を手に入れる、という意味だ。「寝る」前は自分のものでないが、「寝る」という行為を境にして、自分のものになる。間の「寝る」が成立するかどうかの際には、えっ、いやよ、でもいいわよ、的な絶妙な綱引きが存在しなければならない。そして、肉体的な結びつきをきっかけにして、関係性に変化が生まれなければならない。そして、寝取「られ」るのであれば、自分のものと思っていた女が、肉体関係の発生をきっかけを境にずるずると奪われていってしまう、という情けなさ、精神的な関係性が肉体的な関係性に敗北するという情けなさ、そしてその情けなさゆえの興奮をかんじさせるものでなければならない。
不倫は寝取られではない。「寝る」まえに、すでに不倫は成立している。「寝る」ことがスイッチになっていないからだ。単なるレイプも寝取られではない。
そうでもない。
あなたが「不合理」と思う時は、「合理的ならこうなってるべき」って解が念頭にあるんだろうけど、得てしてその「合理的」は局所最適で、一見不合理に見えることが見えない要因を考慮に入れるとそれなりに合理的だったりする。
というより、当事者の心理まで考えると、今そうなってることっていうのにはそれ相応の理由があることが多い。各自が自分にとっての局所最適に落とし込もうと綱引きしてバランスの取れたところに落ち着いてる。一見矛盾があるような行動を取ってる人だって、その人なりの一貫性がある。
現状があなたにとって自明な合理性とはかけはなれてるとしても、それは単に自分の望ましい軸とは違う理由付けが働いてるってだけ。
キャリアの末端の人間の立場からも、オプションが要らないユーザーはオンラインで買うか店を変えてもらえればと思う。
確かに、携帯ショップでオプションをてんこ盛りにしている理由はキャリアのインセンティブ制度にある。3キャリア全ての実情を知ってるわけではないが、販売台数のうちのオプション付け率にノルマがあって、それの達成有無でインセの額が一気に変わるのは確かにその通り。説明もなしにオプション加入させたりとか、加入しないと売らないとか、制度もアレだが本当に歪な運用だ。顧客に迷惑をかけていると思う。
ただ、「ほぼ100%つけないと店舗運営もままならない」っていうのはキャリアによるかなと思っていて、ある程度店頭の対応力に期待をしているドコモなんかは特に、もともと店舗を運営するだけなら十分な支援費を出しているはずだ。auも含めて、赤字になってしまっている店舗なんて全国でもあまり無いと思う。(ソフトバンクは知らない。キャリアの方針として、弱い店から順番に淘汰しているなんて噂がよく流れるくらいだし)これはキャリアショップに限った話で、その辺にあるちっちゃいケータイ屋とかは全然別の世界だが。
自分の目から見ると、代理店はキャリア本体以上に利益に追い立てられていて「こいつが落としたから今月この分のお金落とした」「おまえの店、なんでこんなに落としたの?」はそれこそ日常の風景だ。オプションの加入者数やそこからのARPUを伸ばしたいキャリアの都合で「たくさん加入者をとれば利益が上がる」仕組みを作っていて、ヤクザな方面から来ることの多い代理店の幹部が、その中で最大限あがりを増やそうとして現場を叩きに叩いている。で、無理やり加入させちまえ、っていう話になる。
煽りを食らう現場では、スタッフのお姉さんは泣くわ、店長は病んで飛ぶわスタッフと不倫して行方不明になるわ、説明不足の責任が誰にあるかをキャリアのコールセンターや営業と綱引きするのが日常業務になったりしていて、まあそれはそれで大変だ。こっちは一応、安いが残業代だけはある程度保証されているので、営業先の代理店で軟禁されてノルマを下げるように言われたりしてもぼちぼち我慢して働いている。新卒で入ったときはこんな業務だとは思わなかったが。ストレスで自殺しちゃったり廃人になる人はキャリアの社員でも山ほどいることはいる。だからって客に詐欺まがいの売り方をする言い訳には100%ならないけど。
もう、アコギな商売ができるような制度をつくっているキャリア、それをフルスロットルでしている代理店、どっちにも多大な問題がある。重ね重ね申し訳ない。
で、はじめの話に戻る。恥知らずを承知で言うと、購入時に変な条件とかを付けられてしまいそうな時はぜひ別の店に行ってもらえないかと思う。
キャリアの方も、現場レベルではこんな売り方悪いに決まっていると思っているので(たぶんドコモとauは一緒のはずで、ソフトバンクは本当に営業がやれって言っちゃてる時もあるっぽいが)加入しないと売らない、なんて店があればきっちり話をつけているし、短期解約に応じてインセンティブも没収したりしている。全ての客にサービスを薦めるのは商売だからお客様の側も割りきって、というか許してほしいのだが、押し売りしかしないような店舗は潰れるべきだと自分たちも考えている。堂々と断って、自然淘汰にご協力をいただけないだろうか。ご家族ご友人にもお声がけいただきたい。
「リテラシーのない客から利益をふんだくるな」というのは仰るとおりで、そこはもう地道に無くしていこうとしているところだ。利益構造としてそういう売り方では金にならないようにしていくので、こっち側からはきっとマシにできると思っている。客のリテラシーを上げるのもキャリアショップの仕事みたいになっている所もあるので、よく分からないくせにiPhoneを買いたがるお客さんも贔屓にしてくれるような店、代理店、キャリアをつくろうとみんな概ね考えているのだ。
「そんな事言ってないで黙って土管やってろよ」っていう方は知らん。こっちも商売だから、プラスアルファの利益のためにやっているのでお好みで入るか入らないか選んでいただければと思う。キャリアなんてメーカーと顧客の間の中抜きでしかないと言われればそれまでだが、通信だけできればいい人のために、格安SIMもいっぱい出てきているわけだし。
年間の1/3、1ヶ月間連続で貰える休暇中に船乗りがどんな生活をしているか記しておこうと思う。
その2はこちら
http://anond.hatelabo.jp/20130925032813
1ヶ月間もあるので家族サービスはし放題だ。
休暇直前になると家族持ちの船乗りはそわそわし始めて、おもちゃを買い漁る。
おもちゃをいっぱい買って帰るのが船乗りが理想とする父の姿であり、子供にあったらそのおもちゃでたくさん遊ぶのだ。
帰るとトタトタと走り寄ってくる我が子を見た瞬間疲れなんて吹き飛ぶものである。
当然、嫁へのサービスも忘れない。自分が居ない間家庭を支えてくれていたのだ。
船乗りが「日帰りにはなるが平日子供達が学校言ってる間に温泉でも行こうか」というと船乗りの嫁は流石だ。
「疲れてるでしょうから直ぐにじゃなくても良いよ」と言ってくれる。この一言で更に惚れる船乗りは多い。
疲れも吹っ飛んだのでその夜は家族を増やす営みを船乗りは頑張るのだ。
実家へ顔を出すのも忘れない。
船乗りは親の死に目に会えないと既に諦めている者が多い。そこで生きてる間は孝行しようとするのだ。
親父が好きそうな酒を入手して、お袋の手料理を肴に親父と一緒に呑むのだ。
「親父、今度の三連休にでも子供つれて皆で飯食いに行こうよ」とかそういう話をする。
たまたま休暇中に子供の参観日や運動会、文化祭が合致したら船乗りはテンション高くなるものだ。
自慢の一眼レフやビデオカメラを持ち出し1分1秒でも逃さまいと子供を撮影する。
父兄徒競走や綱引きにだって本気を出す。子供に格好悪い姿なんか見せない。
子供が幼稚園保育園くらいだとまだまだ記憶が曖昧のようで、帰るたびに船乗り父さんは忘れ去られている。
ひどい時には抱き上げるだけで泣き叫ばれ、一緒に風呂入ろうとか考えてたのにそれどころじゃなくなる。
わが子から「おじさん誰?」みたいな表情で見られるのは結構ヘコむので、船乗りの嫁は可能な限りお父さんの写真を見せたりお父さんの話をするべきである。
独身の場合は休暇中の大半は寝ているか色々なもので散財するのが基本である。
船乗りは基本的に乗船中はあまりお金を使えない。使わないのではなく物理的に使えないのだ。なのでいつの間にか通帳の金額は膨れ上がっている。
散財の仕方は様々なパターンがあるので箇条書きにしていこう。
飲み歩いたり女に貢ぐのは定番だ。何だかんだで金を持ってるとモテる。そうやって彼女を探す。
別に彼女は水商売の女じゃなくたって良い。船乗りは金のない若者も演じたりもたまにする。
様々な手法で女を試して良い女か見極める傾向があるので金だけに食いついてくると遊んでポイッである。
無駄に広いマンションに住むのも船乗りならではだ。住んだ後に「こんなに部屋必要ないな」と気付く。
しかし実家暮らしの独身船乗りも多いのでこのパターンは半々くらいだと思う。
時計はセイコー(グランドセイコー)、万年筆はセーラーというのが船乗り的にシブイしあこがれなので買う。
セイコーやセーラー買ったらロレックスとかプラチナとかも買う。
ギャンブルに突っ込む船乗りは多い。理由は世界各地どこでもギャンブルというものは存在するからだ。
日本国内であればパチンコ・パチスロになるだろう。休暇中暇なので打つ。
ただ筆者は特に理由はないけれど若い頃は競馬を勘で買うのを好んでいた。倍率が見えてるのが良かったのかの知れない。
車に金を使うのも定番だ。船乗りはスポーティーな車か、無駄にデカイ車を好む。これはバイクでも同じ。
社外パーツでシブくキメるのが定番で、いわゆるVIPカーとかそういう傾向のカスタムを好む人は少ない。
筆者はフェアレディZ33が出た時に速攻で電話して予約、現金で購入した。
大画面TVにトールボーイスピーカー、Blu-rayレコーダーと一気に揃えるのだ。
何でこういうことするかというと自分が休暇中でも地元の友達は仕事があり誰も遊んでくれないので映画とか観たりするためなのだ。
そして映画とか観ていると再生機器にこだわりが出始めて高級家電化してくる。
独身船乗りの旅行は唐突だ。フラッと繁華街へ出かける感覚で飛行機のチケットを買う。
船乗りにとって日本は(距離の感覚として)狭いので、例えば東京から沖縄は"近場"である。
実家住まいでも「ちょっと北海道行ってくるわ」と親に伝えると最初は驚いた顔をされるが親も直に慣れてくるのが面白い。
休暇が同時期にある船乗り仲間と場所を指定して集まり飲みに行くのも独特の文化といえば独特だ。
船乗りは全国に散在しており近くに住んでいる船乗り仲間が休暇とは限らない。
なので誰かが思いたち「今日の晩にでも皆で新宿行かね?」と同じく休暇の船乗り仲間へ昼くらいに電話するのだ。
船乗り仲間も距離の感覚が一般人と違うので「良いよ17時くらいに行けると思うわ」と快諾する。そして飛行機のチケットを直ぐにとり出掛ける。
ここまで遊んでいても年間を通すと月5万10万は貯金できているので意外かもしれない。
これは親が口うるさく「5万円くらいは貯金しておきなさい」と言うので定期預金とかで貯金しているためだ。
若い頃から定期で預金しているため信用が付いており家建てる時の融資もかなり通りやすかったりする。
船乗りという職業は明らかに特殊な業務である。そのため生命保険が少しだけ他の人より高い上に審査が厳しい。
何が厳しいかというと「どんな業務をしているのか?」とか書類不備で再審査が頻発することが稀にあるのだ。
これが非常に鬱陶しく、折角加入してやろうとしているのに加入する気が段々となくなってくるのだ。
同じ生命保険会社でも生保レディによって書類不備が頻発するかしないか、保険商材によって書類不備が頻発するかしないかが変わってくるので生命保険会社はもっと船乗りに優しくするべき。
社内規程とかあるのは察するが、5度6度と書類不備が起きるのは流石に堪えられなくなってくる。
船乗りが結婚相手に選ぶ基準は殆どの場合見た目は気にされない。
これは家庭を持ってもその船乗り自身が近くに居れないので、居ない間に家庭をしっかり守れる相手を選ぶからだ。
大金があるので浪費するという欲望に勝てる若い子は少ないから見た目とか気にしてられないのだ。
船乗りは若い頃に付けてしまった自分自身の浪費癖をよくわかっている。自分が家庭の財布を持つと家計が上手く行かなくなる可能性がある。
なので多くの船乗りは嫁に財布を持たせており、その嫁の金銭感覚を信じているのだ。なので見た目はどうでも良い(良ければ越したことはないけど)。
国を愛し、家族を愛し、恋人を愛し、友人を愛する。それは長い間遠くへ離れているからこそ持つ強い感情だ。
愛するからこそ船乗りは愛する者の前で格好を付けて、そんな自分自身を自慢して貰いたいと考える。
自慢の国民となり、自慢の家族となり、自慢の恋人となり、自慢の友人となりたいのだ。
だから船乗りは自身の面子を潰されたり、愛するものが傷つけられるのを非常に嫌う。
おそらくはネット上へここまで詳細に海運系船乗りのことを3ページにまとまっているものはないと思われる。筆者はもう書きたくない。
注意点としてはところどころ端折ってる部分は当然ながら存在するし、会社によって差異があるところも存在する。
可能な限り平均的な目線で書いたつもりだがおかしな点はあるだろうと思われる。それを見つけた船乗りは各自「うちの会社はこうだ」と主張していただければ幸いである。
ただ船舶が灰色だったり白くて青いラインが入ってる船舶を持ってる"会社"の船乗りたちは機密保持の兼ね合いもあるだろうから気をつけるように。言っちゃいけない部分は言ったらダメだよw
船舶という業界は非常に過酷な職場です。3Kと呼ばれる職業だし、その上に知能まで求められます。
セクハラ、パワハラなんて当たり前だし叱られて殴られることすらあります。そんな環境なのに逃げ場がありません。
しかし、だからこそ我々船乗りは高給取りであり多くの人々から尊敬され羨望の眼差しで見られます。
我々船乗りが得られる一般的な感覚からすると有利とも思われる権利は、それなりの義務を果たすことで得ているものです。
学ぶ気の無い者、本気になれない者、そして船乗りとして格好が付けられない者は業界として必要ありません。どうぞ別の業界へ行ってください。
学ぼうとし、本気になり、そして格好を付けようとする者、どうかお願いですからこちらの業界へ来てください。我々には貴君を金の卵として向かい入れる準備があります。
この記事を読み、少しでも海運へ興味を持っていただけたのなら嬉しく思います。
日本国は島国海洋国家であり海運へ強く依存せざる得ない立地条件です。
「日本国経済は海から」という言葉もあるくらい、良いにせよ悪いにせよ経済的変動の影響は海運へ先に現れると言われています。
逆に言えば日本国海運が世界海運の中で悪い立場となれば日本経済へ悪影響をもたらすとも言えます。
IT産業や宇宙産業など新たな市場は開拓されていっていますが、日本国と同じく2000年の歩みを進めた海運産業へもその視線を向けていただれば幸いです。
そして出来ることならば海洋の研究を支援するお声かけと、海運の大切さを伝える教育を実行していただければと思います。
http://anond.hatelabo.jp/20130825164553
http://anond.hatelabo.jp/20110824143747
コレ読んで書きたくなったので。
・ベンチャーは大抵、創業初期~中期に「安い人材を育てよう」⇒「無理だコレ!」の流れを確実に経験してるので
学歴に関しては経験則として「能力とおおよそ比例する」という感覚を強固に持ってることが多いです。
あと、ベンチャー経営者は大抵「学生ノリ」を強烈に引きずっているので、母校の学生を好むことが多い。
低学歴の場合、突出した何かを持ってない限り面接もしない。してるヒマがないから。
ある意味、成功しているベンチャーの間口は大手より狭い。これは儲かってる中小企業にも言えることだと思う。
学生が入りたいと思うようなベンチャーは、意外に入社難度高め。っつーか、正直こんなとこ新卒で受けなくていい
とりあえず大手行っとけと、僕はベンチャーの中の人として本気で思います。
[失点の無い人なんかどうせこない。一芸あるキチガイ求む]
・ベンチャー勤務なんて、どうせどっかしらおかしい人しか勤まりません。
つーか、マジでやばい経理関係や金繰り系の事務ワークは大体創業メンバーの誰かがやるので、
新人に求めるのはリアルな意味で即戦力。戦場で言うと「おら、そこにAKあるから敵兵撃って来い」って感じでリリースするのが基本。
大企業のように大規模戦列を組んで号令で撃ったりとかしない。自分のやり方で勝手にやれスタイル。
そういうわけで、新人は大体「一芸あるキチガイ」しか入りません。尚、一芸のないキチガイはすぐ撃たれて死ぬ。
ただし、この場合の「コネ」とは利益に直結するものを指します。
[単身世帯かどうかそもそも興味がない]
・そんなとこ見てる余裕ないのでどうでもいいです。ムリなら辞めてください。
え、仕事が合わない?キツ過ぎる?ああ、辞職届のフォーマット今から作るわ。前の担当者が作ったのどっかにあるかもしれないから
ちょっと探しといて。
[意外と顔とかどうでもいい]
・利益出せれば人外でもいいです。
利益の出し方も別に問いません。顔とか気にする余裕はないです。
・育児とか結婚とかそういうものって会社と何か関係あるんでしょうか?
・ベンチャー企業は大体「コレやりたいけどこの技能の不足がボトルネックだよなー…」
ってのを一個か二個抱えてます。それを解消する技能を持つ人間が来た時、
採用担当者は冗談抜きであなたを捕獲にかかります。採用じゃないです、捕獲です。
・というのも、ベンチャーは「利益が出るかそもそも全くわからない」プロジェクトに
カラ手で挑まなきゃいけない局面が多く、外注はたとえ安くても使えないことが割とあります。
試行錯誤する段階で外注使ってると幾らカネがあっても足りないので。
尚、当社では売買不動産系の技能持ちとフラマン語に堪能な新社員を超激しく募集してます。
採用の暁には、速攻肩書きつけて新プロジェクトのリーダーとしてぶちこみますので、興味のある方は是非。
・ベンチャー企業における「人事」とは、プロジェクトをたくらんでるけど人材が不足してる部署の長、という意味です。
採用は大体各部署の長が「こんなん入れたいんだけどどーよ?」って感じで決まります。
人事の専門家とか置く余裕ねーよ。つーか、人事って専門職域なのかそれってレベル。
[社交性はやっぱそれなりに重要]
というのも、ベンチャーにおける給与と裁量というのはおおよそのところ、「オラ、クビに出来るもんならクビにしてみろ、俺がいなくて仕事出来るのかアアン?」と
「クビにしてやんぞオラ、黙って働けクソカスが」の間の綱引きで決まります。
この資本主義社会を具現化したような交渉が出来ない人はそもそもベンチャーに向きません。
・技能と能力を持ってても、これが出来ないと使い潰されます。というか、使い潰します。
それを悪いことだと思う感性は、遥か昔に捨てました。
・我が社は割と教養主義なところがあります。メンバーほぼ院卒ですし。
ベンチャーって割とイデオロギーで回ってるところがあるので、主義主張や思想的背景が一致すると、
割と愉快に仕事が出来ることが多いです。というか、大手企業と違ってコミュニケーションにかけるコストがそもそもないので、
意思疎通をテンポ良く進めるためには、ある程度の教養が求められてしまう気がしています。
尖った思想を持ってる人は結構歓迎されます。我が社自体も尖ったイデオロギーで前進している組織なので、
それに共感するかはどうでもいいですが、理解はして欲しいと思います。
なにより、大手と違って教育のテンプレートが存在しないので、自己教育が出来る人でないと厳しいかと。
そういう意味で、本を読まない人ってのは多分ムリな気がします。ぶっ飛んだ一芸があれば別かもしれませんが。
・情報のインプットが早く、脳の体力があるって意味で野良博士はわりと採用したい人です。
フラマン語出来る人いませんかね?しつこいようですが。
・激しくどうでもいいです。
でも、自分の専門分野と大好きな領域を他人に楽しく話すスキルはあるととても素敵です。
オタクな専門知識を利益に換えるスキルって、そういうところから始まる気がしています。
[尊敬する人=親、でも問題ない]
・問題ないです。そもそも聞かないですけど、こんなこと。
あ、でも今もしこれを尋ねられたとしたら「流行モノ」は避けた方がいい気がします。
今だと「ジョブズ」はやめた方がいい。もちろん、ジョブズは尊敬すべき人だと思いますし、スゲーと思いますが。
それ言っちゃうとやっぱり「あー…この子夢観ちゃってんなぁ…」って思われます。
つーか、この答えで喜んで採用するベンチャーは若者の夢を喰って太るタイプの外道ですので、内定辞退しとけ。
ふわふわした夢を見てるタイプの人は、理想と現実のギャップでサドンデスする可能性が高いので、割と採用を躊躇います。
まぁ、必要な技能を持ってる場合は気にせず入れますけど。「育成枠」みたいな感じで採用するなら極力避けます。
もし、ベンチャーに特殊技能をウリにする以外で入社するなら、「現実の厳しさには強い方です」アピールが効果的。
でも、そんなことしてまで入る必要はないです。大手行ってください。
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以上。今、「ベンチャーに行きたい」と考えている学生さんにとって何かの足しになれば幸いです。
正直なところ僕は、ベンチャーは新卒の学生が行く価値のあるものだとは思ってません。
しかし、世の中には新卒の学生を使い潰そうと手ぐすね引いているベンチャーが多々あることも事実です。
もちろん、あなたがスタンドアローンで利益を出せる存在であり、かつ給与交渉、要するに自分の存在価値を企業に見せつけ、
経営者と利害関係の綱引きを出来るほどのツワモノであるなら新卒で入っても問題ありません。
しかし、そうでないなら「とにかく大手!」は新卒の思考として限りなく最適解に近いと僕は思っています。
大手からベンチャーに渡るのはカンタンです。しかし、その逆は限りなく不可能に近い。
あなたがベンチャーで一旗あげたいと思っているのであれば、大手の持っている教育システムを食い逃げして
ベンチャーに飛び移るのがお得だと思います。つーか、ベンチャーで勝ち残るのって大体そういう人です。
基本的に、大手に入社する能力のない人は大体(余程尖った一芸が無い限り)ベンチャーでも生き残れません。
大手さんの育成システムは皆かなりのレベルで、そこで落ちこぼれた人も多分ベンチャーは無理です。
つまり、仕事は出来るけどなんかもうアレがアレで大組織の中で生きるのは不可能に近い、そんな人が
最後の駆け込み寺としてベンチャーに来るべきだと僕は思ってます。
一応、最後に「ベンチャー」ってものをちょっと擁護しておくと、大きな組織には全く合わないけど、
ベンチャーの水は最高に合った!って人も結構います。僕もそのパターンです。
そういう人は、大企業の中で緩慢に死んでいくよりベンチャーに飛び移った方がいいと思ってます。
そして、そんな人を僕は今日も探してます。組織の中での自分の未来に見切りがつき、どうせダメでもせいぜい死ぬだけだと思い切れたらその日が転職時。
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ツイッターでwww11bigorjpkkkさんが反応してて若干感動しながらワロタ。
僕、大学生の時あなたのHP読んでアウシュビッツ社で笑ってましたよ。
未だに僕が書く文章と労働への感覚にはあなたの影響がものすごく強いです。
今はアウシュビッツ社で働いてます。いや、ITじゃないっすけど。
さーて、仕事がんばろう。
そこに彼の支配心が見えて辟易したってことらしいけど
その支配心ってやつに従順に従わないって従いたくないって心もその支配心と同質なものに思えるよ
恋愛に限らずそうやってお互いが綱引きしあうのが人間関係なんじゃないかな?
まぁ、なんていうか、ものを与えて逆らえないようにしたり、それを突っぱねて自己の立場をふりにしないようにしたりって
サル山の闘争みたいでバカバカしくもあるだろうけどそういうのが結構人間関係の主導権につながってたりするし
ただ主導権をどの程度握りたいかと彼との交際で得たいものを総合的に計算して時にはあえて駆け引きに負けてみるのも大事かなーとも思う。
切込隊長のまとめが的確。
"smartnews"なるアプリがコンテンツ泥棒と批判された件で
SmartNewsは、ニュースのタイトルがタップされたときに、アプリ内Webブラウザでニュースサイトを開きます。その後、スマートフォンの接続環境上の理由でニュースサイトの読み込みに時間がかかる場合などのために、「Smartモード」としてキャッシュを表示できるようにしております。
公式サイトの記事では「キャッシュ」という言葉でぼかされているが、ではこの「キャッシュ」とは何か。
SmartNewsのSmartモードでは、圏外の際にも記事の内容を読むことが出来る。ネットワークにも繋がっていない、スタンドアロンの状態で記事が読めるということは、記事の全文は、各ニュースサイトのサーバでも、ゴクロのキャッシュサーバでもなく、手許にあるスマートフォンのデータベースに格納されていることになる。
SmartNewsとは、つまり以下のような仕組みで出来ている。
つまり、各ニュースサイトの記事を自サーバから配信しているだけではなく、各ユーザのスマートフォンの中に挿入しているのである。これは新聞をポストに投函するのに近い。著作権的にはアウトな気がするが(詳しくないので詳しい人に解説を譲る)、ゴクロ社の言い分では「きちんと元サイトに誘導する導線を作ってますから、許してね、ね」という感じか。
著作権とユーザの利益というのは、本質的にぶつかりやすい。全ての小説家が書いた小説を全部無料で読めれば、ユーザにとっては利益があるが、作者の収益はなくなってしまう。その綱引きのバランス調整を行うツールの一つが著作権なわけだけれど、少なくともwebにおける著作権の線引きって、多分にパワーゲームで決まることが多い。
Youtubeが出てきた時、「こんな著作権無視の無法サイトはすぐに潰れる」という声が多く上がった。だがYoutubeは莫大な訴訟を抱えつつ、多くの企業と折衝しながらルールを確立し、未だなお多くの違法性を抱えながら現在は社会的な認知を得ている。Googleのページキャッシュなども同様。
ゴクロ社も、今後同じように、訴訟を起こされながら、各社と粘り強く折衝をし、線を引いていくという段階を辿ることになる。マネタイズは更にその先の話。ただSmartNewsが侵害している著作権の対象は、CGMであるYoutubeや、Botが収集し続けるGoogleのページキャッシュなどとは異なり、限定されている。故に訴訟の件数は抑えられるし、ミッションの難易度も低いのではないかと思う。ただしそれらは華やかな成功とは程遠い、汗臭いドブさらいのようなフェーズであって、一介のベンチャー企業にとってはしんどい道のりになるかもしれない。
サービスの企画会議なんかをやってると、この手の著作権侵害型サービスって思いつく人は多いのだが、大体「それやばいでしょ」と一笑に付されて没になる。要は「そんなうんこにまみれるような仕事はやりたくないよね」ということだ。
ただ「やりたくない」と書くのはかっこつけすぎて、普通の会社や普通の人だと「出来ない」というのが正確だ。なぜなら、訴訟を起こされ、Twitterや2chでは犯罪者と罵倒され、無料アプリなので金は入ってこない、こういう仕事はしんどすぎるからだ。この手の仕事は「それ儲かりそうっすね」的な軽いノリで成し遂げられるものではなくて、なんともしてもこのミッションをやり遂げるという信念や欲望がないと、途中で折れてサービス自体が終わりを迎える。
なのでこのフェーズを乗り越えるには、CEOやプロデューサーの覚悟と使命感、体力と気力が必要になる。ここから先は小器用なだけでは乗り越えられない。ゴクロはもう肥溜めに足を突っ込んでしまったわけで、ここから死にものぐるいで戦って線を引き、コンテンツ事業者とユーザに新しい価値を提供できるようになってほしいと思う。
確かに今の左翼の立場は微妙だけど、社会の仕組みは左翼によって変えられてきたわけで。
それは右翼左翼の語源となったフランス革命時代の国民議会の頃からずっとそう。
もちろん左翼が国家の中枢を牛耳ってた旧ソ連のあまりにもあまりな末路を見ると、左翼だけで世の中が回らないのは御存知の通り。
左翼や革新のスタンスだと新しい情報は徹底的に重視するけど(情報公開をしきりに求めるのは左翼のスタンス)、反面過去の蓄積やら伝統やらは一顧だにしないので(そして右翼はこちらを大事にする)、結果的に人間の自然な感情が蔑ろにされやすい点はあまり現実的じゃないと思う。
一方で右翼や保守のスタンスだけでは、温故知新といえば聞こえはいいけど「今のままではダメだ、変えて行かないと」という力学が弱いので、往々にして個人の情に流されて万事なあなあの右へ倣えとなりがちで、社会が停滞してしまう(伝統を重んじ権威を立てればいいだけだったら社会を進歩させる必要性は薄いし)。
強いて言うなら右翼も左翼も、どっちも大事だし、その綱引きで回っていくのが健全なんだろう。
リクナビじゃないが、俺が知ってる似たような紹介会社の場合は、仮にその会社経由で仕事が決まると、雇う側は紹介会社に何らかの紹介料を支払う。たとえばあなたの(採用先での)年収の何パーセント、とか。
「紹介する側」は紹介料が欲しいので「雇う側」に積極的に売り込むし、「雇う側」は金を出す以上「ハズレ」を引かないよう見る目も厳しくなる。
そういう両者の綱引きの均衡点が見つかれば、貴方はどこかの会社に雇用される事になるだろう。当然だけど、この綱引きが貴方の「就職したい」という強い意志と努力が前提である事は言うまでもない。
増田のようなケースの場合、雇われた人(つまりあなた)が紹介会社に支払う事は無いはず。勿論、登録者が金を払わないと登録できない会社も存在するが、そういう所は事前にしつこいくらい向こうから念を押してくるし、そもそもネット等の媒体で宣伝を打ってるケースも非常に希だ。そしてその額も小市民には縁のないレベルだったりするので気にしなくて良い。
それは対抗勢力が考える事であって彼らではない。
彼らは「もっとばらまけ、もっとばらまけ」ととにかく叫ぶことが役割で、対抗勢力は「予算が無いから無理」「○○を減らさないと捻出出来ない」とそれにブレーキをかけるのが役割。
そうやって両者の綱引きが拮抗するある一点が現実的な妥協点と言えるわけで、彼らに対抗勢力の言い分まで考慮して主張しろというのは間違ってる。
俺が知ってる範囲の「左翼」は少なくとも上記のような方針で言論を展開していて、自分達に対抗している「右翼」も同じ方針でやっているはずだと考えてた。なので元増田のように「お前達は無責任だ」と言われても、彼らからしてみればそれが当然な状態なのだから批判だとは思われてないんじゃないかな。
http://anond.hatelabo.jp/20100716193639
というか、彼こそ俺がここで言う「左翼」の典型だと思うが。
「とりあえず左方向の極地に引っ張る。反対方向へ引っ張る役割は、誰かが勝手にやるだろう」が彼の芸風だろ。
楽天が英語を公用語化する、という話を聞いて、都内の超高層化を思い出した。
三木谷氏は「日本人を覚醒させるキッカケとして、英語を公用語化する」と
発言しているようだが、
「覚醒なんかしたくない、背伸びしてグローバル化したくない」が
で、なぜここで超高層化が出てくるのかというと、
「東京を国際金融都市にするために、土地利用をもっと超高層化すべし」という意見が、
グローバル化論者からしばし飛び出しているからである。
ソフトバンクの孫氏も
東京が高層化されていない田舎町に見える」旨の発言をしている。
「実際に住んでいる住民」側は、そのような意識は極めて希薄である。
要は、麻布十番の散髪屋のオヤジとか、神保町の喫茶店のオヤジは、
「東京に、多少無理してでも国際都市になって欲しい」と思っているか、と言えば、
答えは「ノー」である。
その証拠に、こういう住民の声がもっともリーチしやすい
「高層化なんかさせたくない。絶対高さ制限で高層化を阻止してやる」として、
東京都の方針に反して「絶対高さ制限の導入」に動いているからである。
最近日経の地方版とかに「都市計画権限を巡って、東京都と特別区が綱引きしている」という
記事が載っていたりするが、その背後には
「背伸びしてグローバル化・高層化させたい都」と「背伸びしたくない特別区」の
対立がある。
実際、3,500万人首都圏住民の中で、
「せいぜい35万人、1%程度」じゃないのか?
残りの「3,465万人は、非グローバルな仕事なので、グローバル化のために背伸びしたくない」のが
本音じゃないか?
まさに「英語をビジネスで使っているのが、せいぜい日本勤労者の中で1%程度」
というのと相似である。
「グローバル都市競争的な仕事にタッチしているのが10%程度いて、
その波及効果を考えると、彼らの望む政策を進めるのが最合理的」であるが、
東京は「グローバル都市競争のためのスペシャル都市に特化するには、
あまりにも巨大化し過ぎていて、「ジェネラル都市」である」。
まだ付き合ってはないが、こちらからアプローチ中。
が、
こちらはベタ惚れなんだが、むこうは、今の時点で
こちらが想うほど、相手はこちらを想っていない。
3回目のデートを終えて、今のところは順調だが、
互いのレベルは違えど好意は感じているし、
このまま何事もなく進めば、ゴールインするんだろう。
でも、ふと考える。
相手は、満ち足りているんだろうか。
それだけではないし、愛情以外がメインファクターであって欲しくない、
と思う我が儘な自分がそこにいる。
「惚れた物負け」とは言うが、結婚してから約40年、覆しきれない
心のアンバランスを背負ってしまうんではないか。少し危惧している。
#そしてとった行動が純情恋愛板行きであったとさ。