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はてなキーワード: 殺人者とは

2021-03-09

自殺願望

よく自殺者は自分と云う人間を殺した者なのだから殺人者と変わらないと言われますが、何故、他人の事を傷つける訳でもなく自分の命を終わらす事なのに罪が生まれるのでしょうか?神様は言いました、右頬を打たれたら左頬も差し出しなさいと、でも私達は人間ですから、ましてやこのギスギスとした人間社会で何かを差し出す事が出来る人間は、誰かに利用されてしまい無残な結末になる事が常なのですから、利用されたくないと思うのが普通でしょう。だけど人に対する優しさは忘れたくないから、でも自分自身と云う存在を都合よく扱われたくないから、生きていく事に悩んだ末に死のうとするのに、自死してしまった魂は天には登らずに地の底に沈んでしまうと云うのはとても悲しく感じてしまうのです。生きている限り誰かの事を思いながら生きなければ、いつか一人になってしまった時に誰もが軽蔑してくるのでしょう。「あいつは自分調子が良い時には人の顔色ばかり見て得する事ばっかり考えてきた。それなのにいざ落ちぶれだした途端、人の前で被害者面するふざけた奴だ」と思われてしまうのでしょう。だからこそ、成功も失敗も捨てた先にある自殺に辿り着きたいのに神様は許してくれません。人の否定的言葉に囚われて居るから今も死のうとしないのではありません。ただ怖いのです、死んだ先に有るのが天か地か、或いは無なのか、そこが常用な点であり一番の悩みどころなのです。死ぬ事にしか救いを見出だせない精神状態なら何も気にせずに死ねるのでしょうが、死んだ先の事を考えられる精神状態の今は無駄な事に頭を回してしまます。まぁ今の世の中は、自殺以外にもコロナ感染死と云うものができましたから、こんな悩みを持ち合わせている意味あんまり無いのかもしれませんね。コロナ社会に大きな亀裂を入れるたびに人の死ぬ理由が増えるかもしれないと考えると勉強になります。ただ、人の不幸せを願いたい訳でもないので、自殺がやり方次第では人を傷つけない唯一の死に方だと信じて死ねたらいいなと思います。まぁいつか死ぬもんだと思えるようになれば、こんな日常は大した事ないエピローグしかないの無いでしょうね。

2021-03-07

anond:20210306160755

実際に殺人者家族になったらこんなこと呑気なこと言ってられないぞ

遺族はあなた人殺し扱い、もし事故あなた父親も亡くなったら恨みはあなたが全部被らなければならない

もちろん、どんなドライバーだって加害者になりうるものだが

同乗者が危機感を覚えるレベルなのはかなりまずいと思ったほうがいい

2021-03-01

必読書コピペマジレスしてみる・自分オススメ41冊編(2)

戻る→anond:20210301080105

倉橋由美子聖少女

まり男性女性がとは言いたくないのだが、女性作家の描く知的早熟少年たちというのは、エルサ・モランテの「アルトゥーロの島」なんかでもそうなんだが、男性が描くときはまた違った魅力を発する。サリンジャー知的論理的自分を追い詰める子供たちとはまた別の硬さがあってよい。新城カズマサマータイムトラベラー」の高度に知的でありながら情緒は年相応な少年少女もいい。

さておき、これは近親相姦お話なのだが、印象に残っている描写は次の通り。主人公たちの仲間に大食漢の男がいて、しばしば生肉弁当の代わりに食らっている。回りの女子生徒たちも面白がって彼に餌付け(?)していたのだが、ある女子生徒がブルマーを入れていた袋の中に隠していたウサギを、生きたままで彼に与えた。血まみれで凄惨な場面でありながらも、大食漢は実においしそうに平らげていた。

例の文学少女から薦められて読んだことでも思い出深い一篇。

ミラン・クンデラ存在の耐えられない軽さ」

頭が良くてモテる男が主人公なのでいけ好かないモテること、たくさんセックスすることこそが人生の目的になっているような奴は理解できない。なんか知らないやつにいきなり人の部屋をのぞきまれ、「お前の人生にはエロスが足りない!」と叫んで出ていかれるような気分がする。しかし、これもまた祖国を追われた人間が、知性と皮肉現実適応しようとした姿なのかもしれないのだ。

それと、この本で感謝しているのは、さまざまな政治的活動に対して感じていた居心地の悪さを、「キッチュ」をはじめとしたさまざまな言葉言語化してくれたことだ。ポリコレを正しいと信じているのに、そこにあるどうにも解消できない居心地の悪さが気になる人が読むといいんじゃないかな。

あとは頭が良すぎて、多くの人が無視したり忘れていたりしていることが見えてしまい、幸せになれない著者みたいなタイプが読むと幸せになれそう。イワンカラマーゾフとか御冷ミァハみたいに、頭が良すぎて不幸になるというか、自分の知性をどこか持て余してしまタイプキャラクターが好きだ。

メアリーシェリーフランケンシュタイン

死体から作られた怪物がただただかわいそう。容貌醜悪なだけで化け物として追われ、創造主からも拒絶された彼の孤独を考えるだけで悲しくなる。まったく同じ理由で「オペラ座の怪人」も好きだ。どちらも間違いなく殺人者ではあるのだけれども、容姿馬鹿にされたことがあるのなら共感せずにはいられないだろう。関係ないけど、オペラ座の怪人ヒロインから振られたことを受け入れられたのって、やっぱり正面から振ってもらったからだよな、と思う。音信不通フェードアウトされたら怨念はなかなか成仏しない。

それと、これはSF的な感覚かもしれないが、人間離れした(時としてグロテスクな)姿を持つ存在が、非常に知的であるというシチュエーションがとても好きで、その理由から後述の「時間からの影」や「狂気山脈にて」も愛好している。

ロード・ダンセイニ「ぺガーナの神々」

架空神話ショートショート形式で述べられていく。ただそれだけなのにこんなに魅力的なのはなぜだろう。彼の作品基本的に短く、しょうもないオチ作品も割とあるのだけれども、時に偉大で時に卑小な神々の物語は、壮大な架空世界に連れて行ってくれるし、すぐ隣に隠れているかもしれない小さな妖精魔法も見せてくれる。

テッド・チャン「息吹」

あなたの人生の物語」とどっちにするかやっぱり迷った。映画メッセージ」の原作が入ってるし、増田で盛り上がってるルッキズムテーマ作品だってある。だが、寡作な人なのでこの2冊しか出していないし、片方が気に入ったらきっともう片方も読みたくなる。

表題作は、意識を持ったロボットのような存在がいる宇宙お話なのだけれども、そのロボット自分の脳をのぞき込んでその複雑な仕組みに心を打たれる。そして、世界を観察することで、何万年も経てばこの世界は滅んでしまうことを悟る。人間とは全く似ても似つかないロボットたちだが、やっていることは人間サイエンス、真理の追求という営みと本質的には同じだ。何かを知ろうとする営為の尊さについて語っている。得られた知恵で、自分たちも世界もいつかは終わってしまうと知ることになろうとも、知識を求める崇高さは変わらないのだ。

イワンセルゲーヴィチ・ツルゲーネフ「初恋」

学生時代自分女性に冷たくされる文学が好きだった。からかわれたりもてあそばされたり馬鹿にされたりする作品のほうが好きだ。そのほうがリアリティがあったから。寝取られ文学が好きなのもそれが理由だし、谷崎潤一郎作品も同様の理由で好きだ。

自分馬鹿にしていた少女が突然しおらしくなり、自分に近づいてくる。いったいどうしたことか、と思って期待しながら読んで、絶望に叩き落されるがいい。

イサク・ディネセン「アフリカの日々」

ライ麦畑」でホールデン少年が感動した本。アフリカ植民地で暮らす女性視点からその生活を書いている。友人のイギリス人が亡くなったとき、まるで故郷をしのぶかのように墓が深い霧に包まれたシーンがとても美しい。

個人的には、当時の基準からすればアフリカの人々に対して丁寧に接しており、評価も概して公平であるように感じた。ところどころ「有色人種特有の」といった表現があったり、アフリカ前近代社会とみなしたり、古い進歩史観は見られるし、植民地支配者側から視点批判的に読まなければならないが、色眼鏡比較的少ない観点に心を動かされてしまったのは事実だ。

植民地時代アフリカって、宗主国以外の人もたくさんいたこともわかって面白い。当時は英領東アフリカだが、そこにはスウェーデン人もいればノルウェー人もいる。古くから貿易相手としてのインド人だっている。独立後、彼らは日本人満州朝鮮半島台湾などから引き揚げたように、撤退したのだろう。植民地について理解するためにもおすすめ

J・R・R・トールキン指輪物語

はまった。十代の頃にとにかくどっぷりとはまった。今でも表紙のエルフ文字を使って誰にも読まれたくないことをメモするレベルではまった。

かに話の展開は遅い。重厚に過ぎる。設定を語るためのページも多い。しかし、この長大小説を読むことで、開始数ページで読者をひきつけなければならない現代小説からは得られない、長い旅をしたという実感を得られるのは確かだ。小説家には良き編集者の助言は必要だが、今のように急ぐ必要のなかった時代もあったことは忘れたくない。

中島敦「狼疾記」

李陵」や「弟子」や「山月記」じゃなくてなんでこれなのか、という声もするのだけれど、自意識過剰文学少年の思っていることをすべて言語化してくれているので推さずにはいられなかった。十代の頃の感受性は、何よりもこうしたものを求めていた。親の本棚にこれが積んであったのは幸運だった。

これは「三造もの」と呼ばれる中島敦私小説的の一つであり、世界の滅亡や文明無意味さに対する形而上学的な恐れや不安意識の片隅にある人間なら確実に刺さる内容だ。最後説教パートもさほどうっとうしくない。なぜなら、きっと文学少年文学少女たちは、その言葉無意識のうちに自分に投げかけてきたからだ。

ウラジーミル・ナボコフロリータ

膨大な知識と華麗な文体を背景にして、あらゆる性的な乱行を正当化してしまうのがナボコフ作品の一つの特徴である。語り手ハンバート・ハンバートは十代前半の少女を性の対象とする中年だ。自分初恋の思い出がどうこうとか述べているが、それだって言い訳だ。

しかし、この作品はただの小児性愛者の物語ではない点が油断ならない。少女ロリータはただ性的搾取されるだけの存在ではなく、自ら性の冒険に乗り出す。清純で清楚な少女という幻想は、最初からハンバート夢想の中にしか存在しない。ハンバートにはロリータ内面や考えなど最初から見えていなかったし、見ようともしてこなかった。

ただのスキャンダラスな本ではない。これは一人の身勝手男性心理の解剖である

新美南吉「屁」

ごんぎつね」の作者として知られるが、こんなふざけたタイトルの話も書いている。しかし、これは「自分は常に正しい、正しく道徳的であらねばならない」としてきた子供挫折を描いた小説であり、この社会弱者にあらゆる責任を擦り付けている様子を全く卑近話題から告発した話なのだ自分がした屁の責任かぶらされた、いつも屁をこいている少年への同情と軽蔑は、僕らの弱者への姿勢のものじゃなかろうか。

短いし、青空文庫で読めるのでオススメ

https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/3040_47823.html

仁木稔「グアルディア」

遺伝学の発展が少し早かったパラレルワールド未来舞台にした愛憎劇であり、変身ヒーローものでもある。ただのSFと違うのは、さまざまな文化が変容を受け、再解釈を受けて受容されることまでもプロットの一部として組み込んでいるところだ。さらには疑似科学陰謀論社会関係も描いている。今、読まれてほしい作家の一人だ。

仁木稔作品は僕の好み、ストライクど真ん中なんだけど、世界史や文化史、自然科学物語論の素養がないと(かじるレベルでいい)作者の構想を味わい尽くすのが難しいので、滅茶苦茶売れる作品にはならなそうだというのは認めざるを得ない。現に舞台ラテンアメリカ日本人になじみが薄いし、シリーズの別の作品中央アジアだ。それでも、伊藤計劃と並んで、社会学なんてつまらないって誤解を解いてくれた大きな恩がある作家だ。早くこのシリーズ最新刊が出ないか、今か今かと待っている。

イザベラ・バードイザベラ・バード日本紀行」

明治一年日本都市から農村を実際に歩いて見聞した手記である。率直に衛生状態の悪さやはびこる迷信批判している箇所はあるものの、その率直さが当時の日本がどんなだったか身びいきなしに教えてくれる。現代日本人が近隣の、例えば東南アジア諸国を見聞して不満がる、偽ブランドの横行や衛生状態の悪さ、家畜との同居や騒々しさなどが明治日本ではごく普通だったってことは知っておいていいと思う。

著者は北海道にも足を延ばした。アイヌ民族について日本人よりも好意的に描いている場面もある。しかし、当時の西欧人の感覚でよくわからないのだが、「粗野な外見だけどとても優しい目をしている」と褒めた民族のことを、別のところでは「将来の可能性を閉ざされ民族である」と書く点だ。もしかして、かつての人々が持っていた、文明と野蛮の間にある壁・差異イメージは、僕らが直観するよりもはるかに深刻な差別意識内包した、強固な偏見に根差しものだったのかもしれない。単純な軽蔑どころではない、もっとひどい無理解に基づいた恐ろしい何か。同じように、キリスト教によってこそ日本の悪習は絶えるという発想がどこから来たのか。そういうことを考える意味でもおススメしたい。

ハン・ガン菜食主義者」。

とても面白かった。父の暴力を遠因として、あらゆる動物的なもの嫌悪するようになった妹と、ただやり過ごすことで生きてきた姉を軸に描かれた三連作。壊れた夫婦描写に優れる。

妹は最後には精神を完全に病んで、何も食べられなくなるのだけれども、彼女が持つ植物になりたいという妄念が、本当に精神病の患者さんを観察したんじゃないかってくらい、細部にリアリティがある。

姉はおとなしいのだが、自分はただ忍従し、やり過ごしてきただけで、自分人生を全く生きていなかったのだと、夫の裏切りによってやっと気づく。夫は夫で、そのおとなしい妻に対して息苦しさを感じている。他の家庭のように、怒鳴り散らしてくれたらどれほど楽か、と嘆くのだ。

韓国ってよく叩かれているけど、日本と同じように家族のしがらみとかとかで苦しむ描写が多いので、意外とわかりやすい気がする。

進む→anond:20210301080225

今日の夜八時

国家権力に潰された不遇の天才金子となるわけだが…

殺人者が集まるサロンで、証拠が残らない凶器をそれを目的として開発して、誰でも使えるようにしたような行為が潰されるの、なんで「不遇」なんだ?

スレキッチリ残ってるのに、聖人みたいにされんの、何か違わね?

これが不遇なら、プロバイダ責任制限法なんぞ、存在も許されんだろ。

2021-02-22

魔術士オーフェン雑語り

今、テレビアニメ放送中の魔術士オーフェンはぐれ旅の原作小説について、雑に語ろうと思う。ネタバレ満載原作4部まで話すので、ネタバレ苦手な人は回れ右

回ったかドリルで穴あけ殺す勢いで回ったな?じゃあ、話す。

魔術士オーフェンというシリーズ90年代ファンタジーラノベ金字塔と言われている。私は98年くらいかオーフェンを読んでいるが、確かにあの頃にとても売れていた。いわゆる夢と冒険ファンタジー的な売り文句だったと思うが、今思うとほぼ全ての読者がこの物語本質を誤解していたから売れていたのだと思う。

私もオーフェンを夢と冒険ファンタジーだと思っていた。が、当時巷に溢れていた物語とは何かが違うとも思っていた。その時にはただの予感でしかなかったが、あれから20年以上経った今になって、それはようやく確信となった。魔術士オーフェンという物語は夢と冒険ファンタジーではない。人間倫理についての思考実験だったのだ。

まず、第一である西部編。これは罪と償いについての物語である。一巻でチャイルドマンを殺したアザリーが、その罪を償うために何が出来るのかを模索したのが第一部だ。

先に言っておくと、作者の秋田禎信氏は殺人という罪を否定しているが、それを人間絶対的な汚点とは見做していないと考えられる。なぜそう思うのかというと、第一部では主人公も含めて殺人者が登場するが、彼らに物語の神の立場で罰を与えてはいいかであるしかし、安易な赦しも与えていない。彼らが殺人であるという事実に直面させ、その上で彼らの生き方を描いている。これについては同作者のエンジェルハウリングにも同様の特徴がある。

そして第一部では、アザリーチャイルドマンへの償いを通じて、この世界秘密が語られる。この秘密の明かし方は非常にドラマティックに演出され、私は陶酔すらした。

この演出の妙があまりにも素晴らしかったので、私も含めて多くの読者はこの物語を夢と冒険ファンタジーだと誤解したのだと思う。精緻に設定された世界を楽しむ物語なのだと。

しかし違った。作者は世界を描くということに、もっと自覚的であった。その自覚が存分に描かれるのが第二部、東部である

東部編は西部編で明かされた世界秘密、滅びに晒されている世界を6種のドラゴン種族の長たちだけで守っているという事実に対して、そのために現れる世界の歪みと、その世界の在り方をどう捉えるのかということを克明に描いていく。これもまた、倫理的な話である

最終的に、オーフェンにはその歪みを好きなように書き換える機会が与えられた。歪みを正す機会ではない。好きなように書き換える機会である

この時の彼は神にも等しい魔王の力を持っており、ドラゴン種族の守りをより完璧にすることも、自身ドラゴン種族の代わりに世界守護者になることも、好きに選べた。

しかし、オーフェンはごく僅かな人々が世界を守るという在り方を否定した。世界が滅ぶことによって死ぬかもしれないというリスクは全ての人で平等に背負うべきだという道を選んだ。そして、ドラゴン種族の守りを消し去ったのである

例えば、これをかつての王制になぞらえることも出来ると思う。王制と言えば王権による暴力ばかりが注目されがちだが、政治という大きなものをひと握りの人間押し付け装置でもあった。これをドラゴン種族の長達による世界の守りと同等の問題だと見做すことは出来るだろう。

そうした世界の在り方を認めてよいのか?という問題に否という答えを出したのが第二部であった。

そして語られない第三部は飛ばし、第四部の話をしよう。

四部では、力と人間の極限を描く。力の強大化が行き着く先はどこか。人間が強大化する力を持ったとき、いつまで人間と呼べる存在でいられるのか。そうした問題を扱う。

オーフェンが第二部のクライマックスで手に入れた魔王の力はそれから20年経ってもまだ彼の中に残っていた。しかし、オーフェンはその力を振るえば自分人間はいられなくなると考え、その力を自らの自制心だけで抑え続けてきた。オーフェンドラゴン種族の守りを消し去ったことが原因で遭遇することになった神人災害でどれだけの人が死のうとも、それらを全て蘇らせることが出来るのに、だ。

この、とても人間とは思えない自制心故に人間でいられるという二律背反を背負ったオーフェンと、それを生み出した作者の秋田禎信氏に深く敬服の念を抱く。

集中力が途切れたのでこの辺で。とにかく、魔術士オーフェンシリーズ倫理観を問う話だと思う。

2021-02-15

ミステリ好きなら読破しておきたい古典を読んでおきたい古典100冊を読むべきではない100の理由

https://anond.hatelabo.jp/20210215101500

エドガーエラン・ポオ「モルグ街の殺人

 ・しょうもない犯人しょうもない気付き、しょうもないミステリ元祖

ウィルキー・コリンズ「月長石」

 ・長さのわりにミステリを期待して読むと徒労に終わるドラマ観れば十分。

コナン・ドイルシャーロック・ホームズの冒険

 ・長編よりいくらかマシという程度。

モーリス・ルブラン「怪盗紳士ルパン

 ・南洋一郎訳のほうがおもしろい。

ロナルド・A・ノックス「陸橋殺人事件

 ・いわゆる「ノックスの十戒」を定めた著者だが、作品凡庸

フョードル・ドストエフスキー罪と罰

 ・ミステリか? 別にいいんだけど。主人公臭い自意識に長時間堪えられるのなら。手塚治虫漫画版で十分。

コンラッド「闇の奥」

 ・「闇の奥」そのものより、「闇の奥」をもとにした無数のコンテンツのほうがおもしろい。『地獄の黙示録』とか。

F.W.クロフツ「樽」

 ・『樽』はタルい。これミステリ界の常識アルよ。クロフツもっと薄くておもしろいのがいっぱいある。

S.S.ヴァン・ダイン僧正殺人事件

 ・ヴァン・ダインとか今更読むやつおる??

ガストン・ルルー黄色い部屋の謎」

 ・これもルールタビ―ユくんのキャラ小説なんだよな。意外にミステリしてる点は評価できなくもない。

エラリー・クイーン「Yの悲劇

 ・別のトラバの人も言ってたけど、悲劇四部作は通しで読めよ。おまえはスター・ウォーズをEP5から観るのか?

ジョン・ディクスン・カー火刑法廷

 ・オカルト〜〜〜〜〜〜wwwwww すいません、ふつうに好きです。

アガサ・クリスティそして誰もいなくなった

 ・クリスティならなんぼでもこれよりおもしろいのがある。まあ、ある種のパターン確立したという意味で必読ではある。

ドロシー・セイヤーズナインテイラーズ」

 ・別にナインテイラーズ」でもいいんだけど。

イーデン・フィルポッツ赤毛のレドメイン家」

 ・いいかげん昔の人が評価してたからって理由だけでレドメイン家をこういうリストに入れるのやめない?

G.K.チェスタトンブラウン神父童心

 ・妥当。これもシリーズを通しで読むべきではある。

フランシス・アイルズ殺意

 ・アイルズ入れるのは当然として、バークリーも入れないのは理解に苦しむ。

ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」

 ・惰性でオールタイム・ベスト入ってる系の古典としては意外なほどエキサイティング。アイリッシュもっと評価されてもいい。

コリン・デクスターキドリントンから消えた娘」

 ・今読むとちょっとメカニカルすぎてキツいところがある。

セバスチャン・ジャプリゾシンデレラの罠」

 ・ハッタリのきかせ方は歴史に残るけど、わりに印象に残りにくいんだよな。

ハリイ・ケメルマン「九マイルは遠すぎる」

 ・これも型を確立したという点で必読ではある。

ウィリアム・L・デアンドリア「ホッグ連続殺人

 ・出たよホッグ。20年くらい前ならおもしろかったのかもしれんけどさ。

クリスチアナ・ブランド「招かれざる客たちのビュッフェ

 ・さすがにブランド否定する理由がない。

エリザベスフェラーズ「猿来たりなば」

 ・知名度の割に、ブクオフに行ったらかならず置いてあるだけの理由はあるものだ。

ロアルド・ダールあなたに似た人」

 ・出来不出来が激しい作家の一人。奇妙な味勉強したいんなら異色作家短編集読めば。

ダフネ・デュ・モーリアレベッカ

 ・そういえば映画版最近リメイクされてましたね。つまんなかったなあ。ヒッチコック版と原作はいいです。

レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」

 ・御三家のなかで一番キツい。春樹訳はさらにキツい。ロバート・アルトマンくらいの諧謔が加わって初めて鑑賞に堪えうる。

ダシール・ハメットマルタの鷹

 ・ハードボイルドの先鋭性をもっともよく表した作家ではある。本篇より諏訪部浩一の『「マルタの鷹講義』のほうがおもしろい。

ロス・マクドナルド「ウィチャリー家の女」

 ・ロスマクの一冊を選ぶとなると戦争が起きる。法月綸太郎みたいなものさ。ここでもな。

フレデリック・フォーサイスジャッカルの日

 ・めちゃめちゃエキサイティングなんだけど、分厚いし今手に入りにくいし……。

ジョン・ル・カレ寒いから帰ってきたスパイ

 ・ル・カレのなかでは読みやすい部類だし、正解だと思う。

パトリシア・ハイスミス見知らぬ乗客

 ・ハイスミス20歳をすぎてから

ドナルド・E・ウェストレイクホットロック

 ・なぜよりによって『ホットロック』?

ボアローナルスジャック悪魔のような女

 ・ボアナルほんとに読んだことある?俺はない。映画は傑作だった。

トルーマン・カポーティ冷血

 ・ルポルタージュミステリとしては先駆的だったのかもしれないが、今読むと長いしタルいし冗長カポーティの美点がほとんど失われてしまっている。

ジム・トンプスン「内なる殺人者」

 ・ポップでしょ。

ウンベルト・エーコ薔薇の名前

 ・たかだかミステリ読みごときエーコの真価が理解できるとはおもわない。

ローレンス・ブロック八百万の死にざま」

 ・タイトルで勝ってるよな。アル中文学系譜が産んだ名作。

ルース・レンデルロウフィールド館の惨劇

 ・一発ネタ長編まるまるひとつ持たせた奇跡のような書物とはいえレンデルもっと濃ゆいのがある。

ウィリアム・ゴールディング「蝿の王

 ・別にここに入れる必要はないのでは。

ジェイムズ・クラムリー「酔いどれの誇り」

 ・ネオハードボイルド作家たちは再評価されるべきだと思うが、中途半端に古くなってしまった感もあり、難しい。

ジェイムズ・エルロイブラック・ダリア

 ・反面エルロイは古びない。ただLA四部作は何も知らない人が「ブラック・ダリア」だけ読んでもわからん気がする。

ジャック・ヒギンズ「鷲は舞い降りた」

 ・冒険小説進化してるので、いつまでもヒギンズを引きずるのは不幸というか、グリーニーとか読ませたほうがいいのでは。俺は嫌いだが。

アリステア・マクリーン女王陛下のユリシーズ号

 ・マクリーンなんかよりイアン・フレミングのほうがよほどリストに入れる意味あるよ。

トマス・ハリス羊たちの沈黙

 ・作者がキモい

ドナルド・A・スタンウッド「エヴァライカー記憶

 ・このリストのなかでは比較的新しい作品で、オールタイム・ベスト的なリストでみかけるのは珍しい。個人的思い入れがあるのか? たしかに発売当時からそこそこ評判高かったけれど、薄い記憶を掘る限りそこまで評価する理由が見当たらない。気になる。

クレイグ・ライススイートホーム殺人事件

 ・ライスはたまに読むと心温まってよいが、それはスレた読者の愉しみなのであって、入門者が読んでも伝わりにくい。

アゴタ・クリストフ悪童日記

 ・たしかに仕掛けはミステリなしおもしろ小説なのだが、別にこのリストに入れる必要はない。なんでミステリの人は文学コンプレックスを抱くのだろう。

アイラ・レヴィン「死の接吻

 ・うーん。

リチャード・二ーリィ「心ひき裂かれて」

 ・オールタイムベストでも陰が薄い存在なので、入っていると嬉しい。まあでも数合わせだよね。

ケン・フォレット「針の眼」

 ・フォレットもそろそろ再評価されるべきだと思うのだが、ダン・ブラウンみたいなものと思われているのだろうか。

マイ・シューヴァル、ペール・ヴァール「笑う警官

 ・北欧系の元祖ではあるのだろうが、だったらよりエポックミレニアム入れたほうが誠実な気がする。

黒岩涙香巌窟王

 ・ごめん、モンクリの方しか読んだことない。

甲賀三郎ニッケル文鎮

 ・はあ。

江戸川乱歩「孤島の鬼」

 ・え?

大下宇陀児「石の下の記憶

 ・変格って今読むとふつうにつまんないの多いよね。

夢野久作ドグラ・マグラ

 ・そりゃ読んでも損はないとは思うが。

浜尾四郎「鉄鎖殺人事件

 ・当時としてはアベレージはある作家だろうが、そこで鉄鎖を選ぶ理由がよくわからない。

大阪圭吉「とむらい機関車

 ・うーん……いいんじゃないんですか。

小栗虫太郎黒死館殺人事件

 ・どう読むかによる。単純な出来でいったら虫太郎にはもっといいのがいくらでもある。すまん、いくらでも、はない。

木々高太郎新月

 ・すっかり忘却の彼方すぎて妥当かどうかさえわからん

横溝正史獄門島

 ・横正の作品をチョイス理由を添えずにポンと出されても困るんだよな。高校生も困ると思うよ。こんなんだけ読まされても。しょうがない。

坂口安吾不連続殺人事件

 ・本格ベタ安吾のなかでもなんでよりによって一二を争うほど不出来な作品を選ぶのか。嫌いなのか?

高木彬光人形はなぜ殺される」

 ・高木彬光でこれがあがってしまうのは、消去法の結果なのだと思う。

山田風太郎「妖異金瓶梅

 ・特にケチをつけようとは思わない。

海野十三「海底都市

 ・海野十三本領はヌケの良いバカバカしさだと思う。

大坪砂男涅槃雪」

 ・通っぽいセクレトだが、そこは素直に「天狗」にしとけ。コケまくったサンドマンが唯一正位置になってしまった作品なのだから

松本清張砂の器

 ・映画の印象は強いが、清張であえてピックアップするほどかといえばどうか。

鮎川哲也薔薇殺人事件

 ・変化球狙いすぎて外しとる。

有馬頼義「四万人の目撃者

 ・流れ的にはわからないでもない。

仁木悦子「猫は知っていた」

 ・と思ったらいきなり脳死みたいな。

高城高X橋付近

 ・今あえて読むほどのものではない。

水上勉飢餓海峡

 ・同上。長いだけ。

笹沢左保「暗い傾斜」

 ・同上。とはいえ笹沢左保はもうちょっとまれてもいい。

飛鳥高「細い赤い糸

 ・飛鳥高長編ってそんな良いイメージないのだが。賞とったってだけで入れてない?

土屋隆夫天狗の面」

 ・今選ぶとなると難しい作家だが、針の誘いとかでいいのでは。

陳舜臣「玉嶺よふたたび」

 ・そもそもミステリうまい作家ではない。

竹本健治匣の中の失楽

 ・パッションだけで突っ走った奇跡であることは間違いないが、三大奇書にならべて語るほどかといわれれば疑問符がつく。竹本健治は”今”が面白い現役の作家だ。

中井英夫虚無への供物

 ・不可欠だとは思うが、真剣に読んでる人は少数派だろう。

赤江瀑オイディプスの刃」

 ・そうね。

都筑道夫三重露出

 ・またひねくれたもん入れてくるな。

森村誠一新幹線殺人事件

 ・ごめん、森村あんま興味ない。

天藤真大誘拐

 ・色んな意味稀有作品ではある。

西村寿行「滅びの笛」

 ・特に反対する理由もない。

清水一行動脈列島

 ・人間生きてて清水一行の話することある

戸川昌子大いなる幻影

 ・戸川昌子の話をすることはあるかもしれないな。

戸板康二グリーン車の子供」

 ・マスト

泡坂妻夫「亜愛一郎の狼狽

 ・鉄板

大岡昇平事件

 ・入れても良いとは思うが、そういえば結城昌治がおらんな。

田中光二黄金の罠」

 ・エッ? そこ?

栗本薫「絃の聖域」

 ・読んでない。そろそろ疲れてきた。

連城三紀彦「宵待草夜情」

 ・好みの問題であるとは思うが。

辻真先アリスの国の殺人

 ・アー。完全恋愛かいいんでは。

笠井潔サマーアポカリプス

 ・第一作だしリストになら入れてもいいと思う。

逢坂剛カディスの赤い星」

 ・もうちょっと高校生までに」という点を考慮しようよ。

船戸与一「猛き方舟」

 ・船戸与一今読むと意外にいいものもあるんだよね。

島田荘司占星術殺人事件

 ・このへんはね。

綾辻行人十角館の殺人

 ・入るよね。

京極夏彦姑獲鳥の夏

 ・急に九十年代っぽくなったけど、2000年代にもインスタントクラシック作品はたくさんあると思うよ。

皆川博子「死の泉」

 ・皆川博子ミステリ的に評価できるかといえば微妙なんだけど、ミステリ界以外で評価される土壌がさほどないようなので、不運な作家だと思う。偉大な人です。

ミステリ好きなら高校生までに読破しておきたい古典100

https://anond.hatelabo.jp/20210210225201

  1. エドガーエラン・ポオ「モルグ街の殺人
  2. ウィルキー・コリンズ「月長石」
  3. コナン・ドイルシャーロック・ホームズの冒険
  4. モーリス・ルブラン「怪盗紳士ルパン
  5. ロナルド・A・ノックス「陸橋殺人事件
  6. フョードル・ドストエフスキー罪と罰
  7. コンラッド「闇の奥」
  8. F.W.クロフツ「樽」
  9. S.S.ヴァン・ダイン僧正殺人事件
  10. ガストン・ルルー黄色い部屋の謎」
  11. エラリー・クイーン「Yの悲劇
  12. ジョン・ディクスン・カー火刑法廷
  13. アガサ・クリスティそして誰もいなくなった
  14. ドロシー・セイヤーズナインテイラーズ」
  15. イーデン・フィルポッツ赤毛のレドメイン家」
  16. G.K.チェスタトンブラウン神父童心
  17. フランシス・アイルズ殺意
  18. ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」
  19. コリン・デクスターキドリントンから消えた娘」
  20. セバスチャン・ジャプリゾシンデレラの罠」
  21. ハリイ・ケメルマン「九マイルは遠すぎる」
  22. ウィリアム・L・デアンドリア「ホッグ連続殺人
  23. クリスチアナ・ブランド「招かれざる客たちのビュッフェ
  24. エリザベスフェラーズ「猿来たりなば」
  25. ロアルド・ダールあなたに似た人」
  26. ダフネ・デュ・モーリアレベッカ
  27. レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」
  28. ダシール・ハメットマルタの鷹
  29. ロス・マクドナルド「ウィチャリー家の女」
  30. フレデリック・フォーサイスジャッカルの日
  31. ジョン・ル・カレ寒いから帰ってきたスパイ
  32. パトリシア・ハイスミス見知らぬ乗客
  33. ドナルド・E・ウェストレイクホットロック
  34. ボアローナルスジャック悪魔のような女
  35. トルーマン・カポーティ冷血
  36. ジム・トンプスン「内なる殺人者」
  37. ウンベルト・エーコ薔薇の名前
  38. ローレンス・ブロック八百万の死にざま」
  39. ルース・レンデルロウフィールド館の惨劇
  40. ウィリアムゴールディング蝿の王
  41. ジェイムズ・クラムリー「酔いどれの誇り」
  42. ジェイムズ・エルロイブラック・ダリア
  43. ジャック・ヒギンズ「鷲は舞い降りた」
  44. アリステア・マクリーン女王陛下のユリシーズ号
  45. トマス・ハリス羊たちの沈黙
  46. ドナルド・A・スタンウッド「エヴァライカー記憶
  47. クレイグ・ライススイートホーム殺人事件
  48. アゴタ・クリストフ悪童日記
  49. アイラ・レヴィン「死の接吻
  50. リチャード・二ーリィ「心ひき裂かれて」
  51. ケン・フォレット「針の眼」
  52. マイ・シューヴァル、ペール・ヴァール「笑う警官
  53. 黒岩涙香巌窟王
  54. 甲賀三郎ニッケル文鎮
  55. 江戸川乱歩「孤島の鬼」
  56. 大下宇陀児「石の下の記憶
  57. 夢野久作ドグラ・マグラ
  58. 浜尾四郎「鉄鎖殺人事件
  59. 大阪圭吉「とむらい機関車
  60. 小栗虫太郎黒死館殺人事件
  61. 木々高太郎新月
  62. 横溝正史獄門島
  63. 坂口安吾不連続殺人事件
  64. 高木彬光人形はなぜ殺される」
  65. 山田風太郎「妖異金瓶梅
  66. 海野十三「海底都市
  67. 大坪砂男涅槃雪」
  68. 松本清張砂の器
  69. 鮎川哲也薔薇殺人事件
  70. 有馬頼義「四万人の目撃者
  71. 仁木悦子「猫は知っていた」
  72. 高城高X橋付近
  73. 水上勉飢餓海峡
  74. 笹沢左保「暗い傾斜」
  75. 飛鳥高「細い赤い糸
  76. 土屋隆夫天狗の面」
  77. 陳舜臣「玉嶺よふたたび」
  78. 竹本健治匣の中の失楽
  79. 中井英夫虚無への供物
  80. 赤江瀑オイディプスの刃」
  81. 都筑道夫三重露出
  82. 森村誠一新幹線殺人事件
  83. 天藤真大誘拐
  84. 西村寿行「滅びの笛」
  85. 清水一行動脈列島
  86. 戸川昌子大いなる幻影
  87. 戸板康二グリーン車の子供」
  88. 泡坂妻夫「亜愛一郎の狼狽
  89. 大岡昇平事件
  90. 田中光二黄金の罠」
  91. 栗本薫「絃の聖域」
  92. 連城三紀彦「宵待草夜情」
  93. 辻真先アリスの国の殺人
  94. 笠井潔サマーアポカリプス
  95. 逢坂剛カディスの赤い星」
  96. 船戸与一「猛き方舟」
  97. 島田荘司占星術殺人事件
  98. 綾辻行人十角館の殺人
  99. 京極夏彦姑獲鳥の夏
  100. 皆川博子「死の泉」

追記

ブコメで指摘を受けたので以下を修正

20と39、「シンデレラの罠」が重複している。確かに一人で何役もやる趣向の話ではあるが。

重複を削除して、ゴールディングの「蝿の王」を入れた。ご指摘感謝

22.の「ホッグ殺人事件」、正しくは「ホッグ連続殺人」だね。

修正した。ご指摘感謝

間違い探しみたいで申し訳ないが、35は「トルーマン・カポーティ」かな。ノンフィクションミステリに入れるのは、ちょっと抵抗がある。

修正した。ご指摘感謝

2021-01-21

なんかさあ、この期に及んで反ワクチンマスコミとかさあ、ちょっとまとめてシベリア送りとかできねえの?

マスク反手洗いはまだまあむかつくけどさ、まあバカも世の中にはいるよなぐらいで納得してたんだけど。

普段から寿命ポンポン人が死ぬ老人ホームですがワクチンうった後に死んだ人がいました!とかあのさあ。

ワクチンつのが怖ーい、副作用があるかもー、とか比率無視して一人も悪化しちゃいけないかのようにいうのとかさあ。

公共の敵とか反日とか通り越してもうこれは反人類じゃんか。

存在自体が罪深いレベルっしょ。愚かしさが人類史に燦然と輝く水準。

マジで意図しない殺人者ども。まさかこんなことに。ってあとでしたり顔で言うんでしょ。

HPVあんだけ女殺しといてまだ殺したりないのかよ?

2021-01-15

anond:20210115110236

フィクションにおいてかっこいい殺人者は許容されるけどかっこいい万引き犯は許容されないというヤツだな。

2021-01-11

anond:20201217124645

アメリカ西側諸国皮肉愛国中国人風刺絵師が描いたトランプ支持者による米議会襲撃事件風刺

オーストラリア軍アフガン虐殺事件風刺絵を発表して中豪間で国際問題となった例の烏合麒麟さん

新图三权分立 记录一下荒诞但真实的历... 来自乌合麒麟 - 微博

https://weibo.com/1566936885/JCugXts0m?from=page_1005051566936885

タイトルは「三権分立

絵には「Thief(泥棒) Mob(暴徒) Murder(殺人者)」と書かれてる

泥棒政治家を表し、男性憲法で顔をガードしながら暴徒(トランプ支持者)から、後ろの女性は死者から票を盗もうとする様子が描かれ、

暴徒はそのままトランプ支持者の侵入者のことで、プラウドボーイズの旗を持った男らが米下院議会の儀仗を凶器にし政治家に襲いかかり、

殺人者ピストルを構える警察で、すでに一人撃ち殺した死体星条旗で隠されている(死体トランプを表し、かたわらにはTwitterの凍結画面が表示されたスマホが落ちている)

壁に空いた4つの銃痕は、当初報じられていた事件による4人の死者を表す(後に5人目の死者が発表される)

アメリカ三権分立はろくでもない奴らばかりだと皮肉っている

 

また作者は意図的に票を盗む政治家に赤いネクタイをさせ、トランプ支持者に青い衣服を着させて、共和党民主党シンボルカラーを逆転させている

2021-01-07

死を願うのがそんなに悪い事か?

ごく普通に一般道を車で運転していた。

走行していた場所は、歩行者が多く30キロ制限道路

子どもたちが飛び出すこともあるので制限速度を守っていても危ないこともある。

そういう道を走っていた時の事、いつもどおりに注意しながら走っていたんだが、後ろから物凄い速度で走ってくる車が一台。

当然、すぐ追いつかれたんだが、こいつが執拗に煽ってくる。少しブレーキを踏んだら当たるレベル

それでも、飛び出しが怖いのでゆっくり走っていたんだ。

信号まで来て、そいつは待っている時間スレスレまで近づいてきた。


そんな奴に対して『俺が思ったのは一人で事故って死ね


だったわけなんだけど、そう思う事は間違いなのか?

友人に話したらキレイ事ばかり並べて死ねと思う事は酷いことと言われた。

思う事すら罪なら思考なんか要らんだろ。思う事でモラル破壊されるのかよと。そう思うのよ。

そもそも煽り運転をする奴らに生きる価値があるのかと。アイツらは兇器に乗っていることを理解してないんだぞ。殺人者ヘラヘラ笑いながら近づいてくるのを何一つ思わずいられるわけ無いと思うのだが。

そんなに死ねと願うのがいかんのか。

2020-12-30

これから通報してくる

年末にそんな事しに行くのは本当に嫌だが、あまりにも煽り運転が酷い為にもう勘弁ならぬ。

煽り運転をする奴らってのは、基本的自分運転しているものが『凶器』で有ることを認識していない。もしくは認識できない。

自転車だろうがバイクだろうが車だろうが凶器

そういうもの運転していたら、何が危険で何が大切か理解できるはずなのに理解できない奴らが昨今はどんどんひどくなってきたね。

なんですっげえ怒っているかっていうと今日トラックこちらのバイクの車体スレスレまで近づいて煽り運転してきたからだ。

普段からハイビームで至近距離に近づいた上に追い詰めてくるような運転をする車はいたんだけど、車体スレスレってのは居なかった。

まりにも危険で、こちらが左折でもしようものなら間違いなく反応出来なくてあたってくるレベル危険運転だった。

こちらはドラレコも付けているので、すべての状況がわかるように録画してある。

今日はこれからそれを持って警察通報しにいく。

煽り運転をする奴らっていうのは、現行犯じゃないと捕まらないと勘違いしてるんだろうかね。

年末に言うのもなんだが、そういう最悪な煽り運転者は後悔してもしきれない事故でも起こして

自分だけ立ち直れないような怪我をして生涯を閉じて欲しい。

ほんと、凶器を振り回して追い詰めてくる姿は殺人者となんにも変わらない。

2020-12-12

不安障害だが、音が怖すぎて幻覚見るので打ち消そうと音楽流してたら、迷惑住民扱いされてた事を知った

不安障害で、ドアの向こうの音とか、外で車が止まる音とか、電話音とか聞くと鼓動が止まらなくなり過呼吸になる。

「誰?」「怒られるの?」「なにか罰当たりな事してしまたからなのかな、こんな突然やめて」みたいな感じ。

その99.999%の不安現実とならないし、医者にも「独り言不安を口にする認知療法しよう」とか言われたけど全く治らない。

さらにドアを蹴破る幻想を見るようになって、流石に限界だと思って海外ゴスペル音楽大音量で流すようになった。

そしたら管理会社の人がきて、めちゃくちゃ怖くなった。うわ、私、自分被害者だと思ってたんだけど、いつのまにか完全に加害者になってたと。

なんかよくSIRENとかゲーム幻覚亡霊に対して攻撃してた主人公が、実はリアル世界では殺人者になってたって設定あるじゃん

あれになっちゃった瞬間だった。うわーってなった。もう治らないからどうしたもんか、となってる。

2020-11-10

anond:20201110192845

トランス女性とやらを擁護するのはインセル性犯罪者にとって大切な事なんだね。

トランス女性様はよく性犯罪や女に対する暴言殺害予告してるからわかるよ。

時間でのキル数が凄まじい強姦殺人者収監中にトランス女性になった奴居たよな事件名忘れたけど。

女に対する歪んだ欲望を持て余した同士で気が合うんだろうね。

2020-10-31

子育ては国がやるべき

子育て人生目標や楽しみがない人間向けの暇潰し」

♪~(´ε` )

ふとした拍子に人間の心の底に溜まっているもの垣間見える瞬間、マジで面白いね~~~♬

そうなんだよ!世の中の多くの奴らって遊び半分暇つぶし半分でしか子供育ててねえわけ☆

でも……当たり前だよなあ( ̄ー ̄)

職場で散々他人の我儘につきあわされてんのに、家帰ってまでそれやるなんて相手ペットだと思ってなきゃ無理だよね(^_^;)

でも子供をその感覚で育ててたら人間クズしかならない(´;ω;`)

そしてそういうクズだらけの国だから世界は滅びつつあるってわけだ\(^o^)/

さて、解決策だが。

子育てを個々人にやらせるのはもうやめよう。

そのとおり、素晴らしき世界のような感じだ。

出産までは各家に勝手にやってもらうとして、生まれ子供は国が預かる。

国の手で0歳~15歳まで面倒を見て、そこから先は個々人の裁量で何とかしてもらう。

すでに孤児院がそういうふうにやっているんだ。

単にそれが全ての子供に対して行われるだけ。

これのメリットはもう1つあって、それは相続血統主義といったレガシーすぎる概念も一緒に消えてなくなることだ。

全ての子供は国の管理化に置かれて、親は単なる遺伝子提供者でしかない。

でもそれだと老化した親の介護を刷る人がイなくなるんじゃね?ってデメリットが思いつく人もいるかな。

それは見方が間違っている。

老人の面倒を見るのは老人ホームがやった方がいい。

血の繋がった老人のおしめを替えてウンコゲロを拭き取るのが子孫の仕事であるという考え方をやめよう。

老人の側からしたって、自分のよく知る相手老いた姿を見られ迷惑をかけ続け、しか相手素人からたまに自分を殺しかけてくるというのは苦痛だろう。

自分老いが主因となって自分の子供が殺人者になりかけるような日常、どこが幸せなのだ

子供と老人は国が面倒を見る。

それらの運営に金はかかるが、老人や子供の面倒を見ることによる消耗を考えれば安いものだ。

つうか今の段階ですら保育園ベビーシッター代でずっと赤字って家庭もあるんだからな、そのダメージを分割払いで払っていける形の方が皆楽になる。

反論はあるか?

ないなら内閣に提出してくるが

2020-10-24

anond:20201024224602

言論の自由が認められている国なので、「遊び半分で結果的に殺してしまった人」や「偶発的な事故結果的に殺してしまった人」を《人殺し》と呼ぶのは自由です。

 

しかし、《人殺し》という言葉には、「殺意をもって殺戮を行うもの」という言外のニュアンスが滲み出ています

あなたが、先に挙げたような、殺意なき殺人者のことを《人殺し》と呼ぶことに関して、周囲の人がどう思うか、ということに考えを及ばせてみてください。

2020-09-19

anond:20200919105110

いやちょっと待て。俺は死刑廃止論者だけど、その理由元増田に似ていて「理由の如何を問わず人を殺すことは罪であるべき」だと考えるからだぞ。たとえ国家による行為であっても、人を殺すことは罪だ。その理由殺人犯を裁くなら、「(殺人者を)殺せ!」というその主張も、裁かれるべきだ。別に人道が理由ではない。その矛盾が許せないか死刑には反対なのだ

従って、許されざる罪を犯した人間を「そこに人を放り込んだらなんかよくわからないけどとても苦痛を感じるし二度と帰ってこられない洞窟に放り込む」なんて素敵な法律ができるなら、それは賛成するぞ。洞窟に放り込んだだけでは人は死なないんだよな? なら、それは「殺人」ではない。よって矛盾は生じない。

ただしこれ、憲法36条に定める「残虐な刑罰」に当たるおそれはある。というわけで、まずは憲法改正必要になるな。

anond:20200919092336

本当は3人殺したいところを死刑ビビって1人に抑える

そういう殺人者が1人いれば2人の命が救える

2人いれば4人の命が救える

死刑賛成派はそういう効果を期待している

犯罪者に「死刑意識して行動を変えたかヒアリングすれば死刑制度効果が測定できるはすだ

それで救えた人数から

死刑になりたくて殺人を犯した被害者数を引けば

死刑制度によって救えた(もしくは救えなかった)人命数が明らかになるはずだ

2020-09-03

https://b.hatena.ne.jp/entry/4690750921802716322/comment/mionhi

俺は快楽殺人者ですけど人殺したことありませんって言うても表現の自由戦士は守るつもり?

これも大概に酷い

守るって何を何からだよ

そもそも人殺したことのない殺人者とは何だろうか。法的にどのような存在なのか

2020-08-31

治療できるもの治療できないものの違いがわからない

LGBT先天的ものから治療不可能で、小児性愛者は後天的ものから治療可能で、殺人者後天的認知が歪んだ状態から治療可能…って区別がよく分からない。

同性にいたずらされて自分の心を守るためにとか、AVを見てうっかり興奮してしまったとか、後天的にLGBあたりになる人間だっているんじゃないの?

ずっと子供しか愛せない人間もいるんじゃないの?

まれながらに人を殺さずにはいられない人間もいるんじゃないの?

それぞれ絶対先天的、あるいは後天的ものだという確証はあるの?

はてブユーザーたちが変えられると思ってるものと、変えられないと思ってるもの、の違いが全然からない。

治療だと思ってるものは再洗脳ではないの?

あるいは先天的で変えられないと思ってるもの刷り込みではないの?

2020-08-14

anond:20200814080500

そうできるくらい、世の中に犯罪に対する処罰の公平さがある程度保たれてるならいいんだろうけどな。 

世の中のある程度以上の常識倫理観の中の位置付けとして基本的殺人は悪いことで、殺人を犯したら世の中の人殺人者を忌み、警察は力を入れて捜査して捕まえるよな。

ところが性犯罪加害者属性被害者属性常識倫理観でも良い悪いの線引きが動きまくる。警察対応もあまりに触れ幅が大きすぎる。いまだ(立場の強い)男性の性欲に忖度しすぎて(その特権に焦がれすぎ否定しきれないで)いる。 

例えば1980年代から90年代まではストレス解消に痴漢指南雑誌特集されるような世の中で、被害を訴える女性が疎まれ被害を訴えたら加害者である男性が気の毒だから我慢しろと諭されたり、被害を訴えることで笑い者にされたりが珍しくなかった。一方では被害者証言のみで証拠集めをろくにせずに裁判にしたりのおざなり捜査があったり。

それは30年経った現在でも、地域や家庭によりまだ生き残っている感性で、警察対応にも現れ被害者を未だに苦しめる原因のひとつであり続けている。

そういうグレー扱いされている犯罪面白おかしく消費することを無邪気に肯定するには、まだ時代が早いのではないか

いじめっ子いじめエンジョイして楽しく学校生活を送ったあと、社会人として自由闊達にパワサラして順調に出世し、折に触れいじめやパワハラした日々を楽しく回想したりしていじめパワハラに対して加害者立場から肯定的な扱いのエンタメ作品が続々出回ってるのを表現の自由涼しい顔で見ていられるものか?

いじめほど裁かれない犯罪もないのは、よく知られていることだろう? 

そういうエンタメが広く受け入れられることには反発する人はかなり多いのではないか

で、あるのに性犯罪に対しては面白おかしく消費する「権利」を臆面もなく振りかざし過ぎではないのか。

どうだろう

2020-08-05

死んでわびたところでおれに、殺人者レッテルが貼られるぐらいで何のメリっともない。

それにたいして、真でお詫びをするっていえるから、こういう事故が起きる。

2020-07-28

anond:20200728071936

DMCA権利を守る為の法律弱者を助ける為の法律ではないからな

そして包丁や銃を悪用する殺人者がいるように、悪用出来る隙あらば悪用する人もいる

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