はてなキーワード: コマンドプロンプトとは
http://valvallow.blogspot.jp/2016/04/windowscmdexe.htmlの内容はだいたいは8.1でもできるがヘルプでcmdを検索(何もヒットしない)からはできないし「すべてのプログラム」が「すべてのアプリ」になってる
Windows8以降の操作があまりにも知られていないのでなかったのを追加(Windows10もほぼ同じだがコルタナからcmdでもできるのが8.1と違う)
Win+Xを押して↑キーでメニューから「コマンドプロンプト」を選んでEnter
Win+S(またはWin+Q)を押して「cmd」を入力してEnter
Win+EでExplorerを起動しAlt+Fでファイルメニューを表示しPでコマンドプロンプトを起動
画面左下で右クリックしてメニューの「コマンドプロンプト」をクリック
画面右上(または右下)へマウスポインタを移動しチャームから「検索」を選んで「cmd」を入力して「コマンドプロンプト」をクリック
画面右下のWindowsボタンをクリックしてスタート画面を表示し「cmd」を入力して「コマンドプロンプト」をクリック
Explorer上部のリボンにある「ファイル」をクリックし「コマンドプロンプトを開く」をクリック
画面左下を長押ししてメニューの「コマンドプロンプト」をタップ
画面右端からスワイプしてチャームの検索をタップして「cmd」を入力して「コマンドプロンプト」をタップ
画面右下のWindowsボタンをタップしてスタート画面を右上の検索ボタンをタップして「cmd」を入力して「コマンドプロンプト」をタップ
原文:https://community.spiceworks.com/how_to/125475-teslacrypt-2-2-0-removal-and-decryption
原題:TeslaCrypt 2.2.0 Removal and Decryption
原著者:Isaac Rush's (hewhowearsascarf) Portfolio of IT Projects - Spiceworks 氏 (Thank you for your contribution! This article is a translation of your post.)
私たちのワークステーションのうちの一つがTeslacryptランサムウェアに感染しました。すべての文書が暗号化され、拡張子はvvvに変えられました。マルウェア感染のにおいて最も安全な回復方法はコンピューターをワイプしてバックアップから復元させることです。しかし、それは場合によっては選択肢にならないことがあります。私たちの場合、ユーザはローカルコンピュータに何のバックアップもとっていませんでした。それで、私たちはランサムウェアを取り除く方法とファイルを復号する方法を確認する必要がありました。復号を達成させてくれたPythonスクリプトの作者であるGoogulatorに大きな感謝を送ります。https://github.com/Googulator/TeslaCrack
そこに書いてある説明に従うといいです。引用していくつか説明を付けたものを以下に用意しました。元の記事にはたくさんの指示が書いてありますが、私たちが行った手順は以下の通りです。
セーフモードで再起動し、Malwarebytes scanを走らせて、見つかったすべてのマルウェアを削除します。私は複数の信頼できるマルウェアクリーナーを使ってこれが消えたか確認することをお勧めします。必要だと言われたら再起動します。これでウィルスはきれいになったはずです。次はドキュメントを復号します。
私たちはPythonスクリプトを使って、AES公開鍵を特定して、その数値を因数分解して、それから秘密鍵を特定して、そしてファイルを一つ復号します。一度復号に成功したら、コンピュータすべてを対象に実行できます。できるなら、多く速く処理するために他のコンピューターを使ってください。
インストールは管理者権限で行ってください。また、インストール中の操作で、Pythonをパスに追加するオプションを必ず選択すること。
python -c "import urllib2; print urllib2.urlopen('https://bootstrap.pypa.io/ez_setup.py').read()"; | python easy_install pip
pip install http://www.voidspace.org.uk/python/pycrypto-2.6.1/pycrypto-2.6.1-cp27-none-win_amd64.whl
pip install ecdsa
私の実行結果は以下の通りです:
Cannot decrypt ./VENDOR LISTING BY CATAGORY.xlsx.vvv, unknown key
Software has encountered the following unknown AES keys, please crack them first using msieve: A1373BCF4EDB39BCFEDD44FA86A82498410A7E83456D8E80E52966F6717CB8B8E5846BBC7A540647AE770FEDEAA0E7F8A0466082156DB332A757407A12C9FB0 found in ./VENDOR LISTING BY CATAGORY.xlsx.vvv
Alternatively, you can crack the following Bitcoin key(s) using msieve, and use them with TeslaDecoder: 5ECA19D475A313AC3DEF915CE6FA37BE012CD1676590C8F253135A3AD92345B78C32C46DB3246ED84A7B9A8C62F1A13D2AF08F09FFB3551701E7B75CCC79457C found in ./VENDOR LISTING BY CATAGORY.xlsx.vvv
私の場合は以下の値をコピーしました。 A1373BCF4EDB39BCFEDD484FA86A82498410A7E83456D8E80E52966F6717CB8B8E5846BBC7A540647AE770FEDEAA0E7F8A0466082156DB332A757407A12C9FB0
さっきの数値はこのようになります: 8443554284208758706290725803426642738777516291375882082881197977752270634322152168104703798454983966849000112082164921264407639940139993317228747401502640
私の場合だと、8443554284208758706290725803426642738777516291375882082881197977752270634322152168104703798454983966849000112082164921264407639940139993317228747401502640 を入力して「Factorize!」を押してみました。もしあなたがラッキーなら、画面の左端には「FF」と表示されるでしょう。これは完全に因数分解されていて、すべての因数がリストされていることを意味します。この場合、あなたは以下のyafuを使う手順を行う必要はありません。unfactor.pyのところ(訳者注:手順19)までスキップできます。
もし「CF」や「C」と表示された場合、私たちはまず因数分解をするためにyafuを実行する必要があります。因数分解ができたら、 factordb.com に戻ってその整数を下のほうにあるレポートフィールドからレポートしましょう。そうすることで、その数値が「FF」で表示されるようになります。因数分解は数値の複雑さによって数時間・数日間・数週間かかります。因数分解が終わったら、私たちは秘密鍵を得るのに使用するたくさんの数値(因数)を得ていることでしょう。私はmsieve, yafuとこれらのバリエーションを試しました。これを動かすのは結構大変でした。いくつかの問題は説明が不完全で、すべての構文を与えられていませんでした。しかし、ついに私はyafuを動かしました。私が何をしたか、以下に書きます。
例: yafu-x64.exe "factor(8443554284208758706290725803426642738777516291375882082881197977752270634322152168104703798454983966849000112082164921264407639940139993317228747401502640)" –v –threads 4
因数分解を始めると、小さな因数は素早く見つかり、このようにリストされるでしょう : 「div: found prime factor = x」。ログファイルの中から「found prime factor」を検索します。
さらに「prp」も検索します。このような行が見つかるでしょう。: prp32 = 25647545727466257054833379561743
これが私の実行結果です:
unfactor-ecdsa.py VENDOR.xlsx.vvv 2 2 2 2 3 5 367 12757 25647545727466257054833379561743 75938537910569673895890812481364802067167 3858259146292441335085163995598583072203543699186432807503634945432314399
Found AES private key: b'\xbd\xa2\x54\x3a\x21\x75\xb9\xf3\x0d\xf6\xf3\x09\x60\xec\x08\x2f\x3e\xc5\xef\x61\xd4\x03\xa3\x5b\xc1\x47\x7e\x10\x47\x0a\x7c\x88' (BDA2543A2175B9F30DF6F30960EC082F3EC5EF61D403A35BC1477E10470A7C88)
'A1373BCF4EDB39BCFEDD484FA86A82498410A7E83456D8E80E52966F6717CB8B8E5846BBC7A540647AE770FEDEAA0E7F8A0466082156DB332A757407A12C9FB0': b'\xbd\xa2\x54\x3a\x21\x75\xb9\xf3\x0d\xf6\xf3\x09\x60\xec\x08\x2f\x3e\xc5\xef\x61\xd4\x03\xa3\x5b\xc1\x47\x7e\x10\x47\x0a\x7c\x88',
ファイルが復号されるはずです。
あなたの重要なファイルをバックアップしましょう!できればすべてのシステムで。同じようなことが起こった場合でも、回復するために無数の時間を使うかわりに、バックアップから復元できるようになるから。
きっとこれらの追加の手順は皆さんを助けます。自分がこの手順を行ったときはたくさんの問題がありました。それでもしあなたがこれを不完全だと思うなら、手順を更新するのでお知らせください。たぶん私たちはいっしょにこの手順をより完璧にすることができます。ありがとう!
https://community.norton.com/en/forums/how-decrypt-teslacrypt-vvv-files
http://www.mobilefish.com/services/big_number/big_number.php
http://gilchrist.ca/jeff/factoring/nfs_beginners_guide.html
手持ちのプログラムをちょっと手を加えれば作れそうだったので作ってみた(総工数0.5MH)。最下位2つが404になってたおかげでちょっと変なことになってるけど、だいたいこんなもんかな。いわゆるホッテントリーに上がる記事を大雑把に分けると、
に分かれる(勿論ミックスもあるけど)。諸君が『くだらねー』と思っている、エクセルだの英語だの簿記だのは後者だな。ただ、はてブはSNSとして機能している側面もあるけど、SBMが本来の目的である以上、インフォメーション系の記事も当然上位に上がってくる。まあ、ブコメが盛り上がっている何か?を表示出来るようにしたいんだったら、日曜プログラミングでちょろっと書けば?と思う今日このごろ。
ブログに書くほどの話じゃないので、スペースお借りしますm(_ _)m
ゲーム制作という言葉があったのでプログラマ的な意見を書いとく。
MacはUNIXだからシェル(Windows のコマンドプロンプトみたいなやつ)が
Windowsと違ってUNIXは元々文字しかなかった時代からグラフィックに移行したため
シェルコマンドだけでほぼ全てのことができ、これをマスターすればLinuxも使えるようになる。
(今でもサーバーはグラフィックをインストールせずに文字だけで操作することが多い)
それに関連して、UNIXやLinux系で使われてるオープンソースソフトが動くってとこかな。
あと、iPhoneとかMacの開発だとMacが必須な場合がある。
MBP2011ハイブリッドHDD(SSHD)に換装し、BOOTCAMPに新しくWindowsをインストールしたら、猛烈に動作が遅い。ずーっとプチフリーズ状態で困り果ててた。Windows7でもダメ、Windows8でもダメ。Windows10でもダメ。
タスクマネージャを見ると、ディスクがちょっとした軽微なアクセスでもすぐに100%になってしまうことが原因というところまではわかり、1週間いろいろ試行錯誤して解決した。
原因は
だと予測されます。少なくとも私の環境では、以下の方法でばっちり治りました。
fsutil behavior query DisableDeleteNotify
3、コマンド入力の結果、「DisableDeleteNotify=0」であればTRIMが有効であることを確認。
ふつうSSDであれば、これで良いのですが、私の環境ではこれが原因で非常にWindowsが遅かった。
fsutil behavior set DisableDeleteNotify 1
ちょっとした事情からシステムディスクの移設をしたところかなり躓いたので、備忘録的にメモ。
時代に逆行して個人的な書き物をする場所を一切持ってないのでお借りします。
以下、Linuxなりの最低限の知識があり、バイトオーダーもわかり、細かいところは勝手に補間できる人向け。
オフセット32256バイトを1048576バイトに調整する。
得てして非AFTからAFTという状況と思われる。
コピー元が壊れかけの時はやらないほうが吉。
start mailto:****@****.jp?subject=ほげほげ&body=メッセージ&cc=???@???.net
のような書き方でコマンドプロンプトや.NET Framework の Process.Start() その他から呼び出したりすると、うまくメーラーが起動して subject (引数の先頭)は反映されるが、bodyやccは反映されない。& を & と書いてもだめ。
これはコマンドプロンプト上で & (アンパサンド)が特殊文字に解析されるため。
^& と、前に^をつけてエスケープすれば大丈夫。すなわち mailto:****@****.jp?subject=ほげほげ^&body=メッセージ^&cc=???@???.net
大学四回生の夏、下宿の扉に「出入禁止」とチョークで大書し、親を呼ばれて精神病院に連れて行かれた。
パソコンを買ってもらったのは小学三年生の冬だった。今でも覚えている。1996年12月2日のことだ。Windows95発売で世間は揺れていた。インターネット回線がうちに来たのは翌97年の1月、これはそこそこ早い導入だったと思う。さらに翌々年の99年にはケーブルテレビで常時接続になった。親には先見の明があったが、しかしパソコンには詳しくなかった。PC-8001も確かそうだ。親はこれが次世代の必需品になると確信して買っていたが、買った一方で使い道が分からなくてオブジェとして放置していた。親はPC-8001をパソコンだと言っていたけれど、僕にとってパソコンはおっきなテレビが標準で付属しているものだったし、マウスもなかったので、それがパソコンだとは到底思えなかった。でも親は言った。今度来るのは違うんだ、オフィスも入っているパソコンなんだ。僕は聞いた。一太郎っていうやつは入ってないの?テレビで言ってたよ、と。親は答えた。オフィスってのは一太郎より機能がスゴイんだよ。僕はへぇ、とだけ言った。どちらにせよペイントは入っているだろう。ペイントなら親戚の家で使わせてもらったことがある。パソコンはお絵かきができるのだ。マウスをカチカチして、キーボードをカチャカチャするのだけが楽しみで、納品の日を一週間ひたすら待った。その頃、漢字の宿題提出が滞っていて、そのままでは居残りでさせられることになっていた。僕は久々に奮起した。いつもは踏み倒していた宿題を、全部一気に終わらせた。家に帰るとパソコンが電気屋さんの手で設置されつつあった。今は亡き、ニノミヤで買われたパソコンであった。
97年にインターネットを始めた。一日一時間まで。実のところ電話代の問題ではなく、一時間ほど使うとブルースクリーンが発生するからだった。一日一時間以上動かすと壊れるから。PC-8001をキッチリ買った親なのに、それぐらいの(?)ITリテラシーであった。ただ別にそれを責めるつもりはない。僕はすぐにアングラサイトに入り浸った。人に飢えていたのだ。普通のチャットには人がいない。テレホタイムにならないと、誰一人ログイン氏亡いのだ。でも、アングラサイトなら四六時中書き込みがある。僕は思う存分厨房行為を楽しんだ。煽り騙りなんかは、小学生がやっても大人がやっても大して変わらないものだ。You is a big fool manという文句をリアルタイムで目にした人は、多くても数百人だっただろう。何千、何万のツイッタラーが押し寄せ、ブクマが1000以上付くような今の炎上とはほど遠い暢気さだ。当時の匿名掲示板とはそういうものだった。誰一人本気で投稿しなかったし、しかし誰一人面白くない書き込みをしようとはしなかった。トイレでもネタを考え、思いつけばすぐに投稿し、ワラタが付くのを待ち続ける。あやしい、あめぞう、あやしい、2ch。人の多いところから人の多いところへ。ワラタが多くもらえる場所へ。気づいたらインパクが終わっていた。
その一方で僕は中高一貫の私立校に入学していた。高校受験がないことから、ネット依存はさらに加速した。しかし2000年を境にアングラ掲示板は衰退の一途をたどり、2ch一強時代を迎えていた。1ch.tvをボコったりするなど楽しいネタがないわけではなかったが、匿名掲示板はネタの宝庫と言うより、本気でちゃんと議論することもできる場所になり始めていた。ちゃんと議論しようとしたらすぐさま崩しにかかるのが2ch隆盛以前の匿名掲示板文化であったが、2003年頃を境にはっきりと潮目が変わっていったように思う。まあその辺はどうでもいい。アングラと非アングラの境目は消え始めていた。
その狭間に、僕は生きていた。
自分で掲示板を設置することにした。けれども何をして良いのか分からない。CGIレスキューに救援要請をして本も買った。Perlだ。Perlしかない。しかしPerlがどうして動いているのかは、全く分からなかった。何十行、何百行もの文字の羅列が、どこでどうなって、掲示板になるのか。インタプリタ?コンパイラ?訳が分からない。そもそもCPUがどうやって動いているのかも分からない。僕にとってプログラムとは、セットアップウィザードでCD-ROMをギュンギュン言わせながらインストールするものであって、掲示板というものは、Teacupで借りるものだったからだ。でもどうやらそうじゃないらしい。コンピューターに翻訳するのがコンパイラです。さっそくコンパイラを使ってみましょう……
お手上げだった。
コンパイラがないのだ。コマンドプロンプトにはない。Linuxを入れる?使い方が分からない。Vine Linuxが初心者にお勧めだった頃の話だ。ボケッとしててもGNomeぐらいは動かせる程度には簡単になっていたが、そこからターミナルを開いてgccでコンパイルするなんて想像も付かないことだった。Hello, Worldはなんとか表示できても、それをGUIで動かす方法が分からない。僕はデスクトップに「Hello, World」のポップアップウインドウを表示させたかったのに。全然訳が分からなかった。
プログラムが動いている方法を知らなければならない。プログラミングを学ばなければいけない。しかし全体像を把握するにはあまりにもほど遠い……。絶望感が支配し始めていた。Hello, Worldはできたけれど、その先が全くわからない。どの参考書を読んでも分からない。ググってもググっても分からない。ポインタで躓く初心者が多いです!……どの本にも書いてあったけれど、僕はポインタどころか、変数の種類がたくさんあるところでお手上げだった。int?char?long???意味不明の文字列が並び続ける。メモリ?メモリって、挿したらいいんじゃないの?確保?fopen????どんなプログラミング言語も、何一つ分からなかった。その頃インターネットは加速し始めていた。切るのが当たり前だったJavascriptが復権し、Ajaxと名を変えてやってきた。掲示板スクリプトもどんどん高機能化し、もはやPerlを知るだけでは何一つできないようになってしまった。苦痛の日々が始まった。どの言語も、全く分からなかった。分からなければならないという焦りが募っていった。
あるとき、一年間ほど、とりあえずお手上げのままにしておくことにした。大学受験が迫ってきたからだった。そして案外あっけなくそれは終わった。僕は某大学の情報科学科に入った。
教授がガイダンスで説明したとおり、情報科学科のプログラミング演習はそれほど多いものではなかった。一回生の時なんか、キーボードを目で追って人差し指で打っている人もいるぐらいだった。学校の授業はアテにならない。そして大学受験でいったん引っ込んだ、とにかく十代でなにかしないと、という焦りが復活してきた。
大学のキャンパスは広すぎた。何をして良いのか全く分からなかった。授業内容はひどくつまらなく、何が役に立つのかも分からず、ただただ苦痛で、キャンパスでサークル活動に打ち込んで楽しく過ごせるほど社交的ではなく、かといってオタク集団に混じる勇気も無く、とにかく、とにかくここで四年間、四年間で何かしないと、何かしないと就職に間に合わない、大学院進学に間に合わない、十代のうちに何か大きな事を成し遂げなければならない。日々研鑽に励み、日々プログラミングスキルを磨き、日々勉強会に参加し、日々コードを書き、日々環境設定をし、日々本を読み、そして日々コードを美しく書かなければならない、そういう焦りだけがどんどん加速していった。大学の生協で片っ端からプログラミングの本を買った。ド初心者向けのPerl本から、美しいコードは何か、みたいな本まで。でも、どれ一つ、僕のスキル向上には役に立たなかった。プログラミングスキルの向上=自分自身の地位=生活の保障、と思っていた自分には、悪夢のような現実だった。
とにかくインターネットと一緒に歩んできた僕にとって、ITスキルはすなわち力であり、むしろITスキル以外は何の価値も持たないもの、と思えるほど脅迫的な観念にとらわれていた。入ってくる情報はさらに増えていった。Cができるのは当たり前、Ruby on Railsがアツい、Java、PHPはもちろんできるよね、MySQLは当然使えるよね、もちろんHaskell、Scheme、Objective-Cもやらなきゃね……何一つできないのに、習得すべき言語だけがどんどん増えていく。加えて美しいコードを書け!という文句が飛んでくる。クソッタレが。何が美しいコードじゃ。goto使ってもいいだろ。好きなだけ使わせろクソッタレが。全部getsで書いてやる。クソが。アルゴリズムアルゴリズム勉強会勉強会ビューティフルコードMacMacMacジョブズジョブズジョブズ……???????????????
それでもなんとか、そう、なんとかなった。友達が優秀だったのだ。僕には到底できないような、きれいに整理されたコードを書く人だった。聞けば在学中から外注のプログラマをやっていて、それなりに稼いでいたのだという。性格はちょっとアレで、風俗に勇気を出して行こうかどうしようか迷ったけどその金でオナホ買ってシコってオナホを床に叩きつけたみたいなヤツだったけれど、そいつからもらったコードを、わざと汚く成形し、変数名も汚らしくし、提出し、なんとかなった。結局自分で最初から最後までプログラムを作ることはできなかった。丸々コピペはしなかったけれど、コピペがなければ卒業は無理だっただろう。
そうして三回生の終わり、試験がどっと押し寄せてきた。一月のことだった。機械学習と……なんだっけ?そういう感じの試験が、2月の初日、行われることになった。三回生はただでさえ試験が多かったが、その大トリこそが機械学習だったのだ。
まるで意味が分からなかった。推論、それは分かる、機械学習?機械に学習??やっていることは数式だしベイズがどうの……まるで分からない。泣きそうだった。三年間必死こいて勉強したり勉強会に行ったりプログラミングスキルを上げようとしたり本を読んだり色々したのに、何一つ得るものは無かったのだ。僕はあやしいわーるどでオマンコ連呼していた頃から、何一つ成長出来なかったのだ。そしてそれは、間違いなく、疑いようがなく、自分のせいだった。自分の頭が悪いせいで。自分の勉強不足のせいで。自分のせいで……コンピュータとともに、十何年も育っていた僕にとって、コンピュータに関するスキルこそが、全ての力の基準だったのに、その全てを否定されたような気持ちだった。プログラミングができなければ、死ぬ。だって、友達はみんな就職して、SEになったりSIerで働いたりネットワーク管理者になったりしてるのに、僕はなんで、こんなところに。そいつらに取り残されるのに。みんな勉強会に出てMacを持ち寄ってハッカソンしてるのに。泊まり込みでプログラミングしたりしてるのに。なんで僕は、fgetsすらマトモに使えず、getsとscanfだけであなたの名前を入力してください オマンコ オマンコさん、こんにちは!みたいなプログラムしか書けないんだ。
大学四回生になった。研究室を選択する必要があったがしなかった。しないでは困るとのことで、適当に書いたらその一番上に配属された。でも一切研究せず、下宿に引きこもって何もしないをした。今日の輪講はここまで進みました!という報告が毎週回ってくるが、まるで研究室では日本語でなくアラビア語が公用語になっているのではないかと思えるぐらいの光景だった。この頃、近所の人の証言によれば、言動がおかしく、訪ねてきた人に暴言で返し、殺す殺すなどの声が聞こえ、時折モノを投げつける音が聞こえたりしたそうだ。まあよく知らない。僕は普通に何もせずぼんやりネットを見ていただけのような気がするけど。
それからしばらく経った。
結局僕は中退した。そして別の大学に入り直した。今度は、工学じゃない別の場所に。みんなキーボードの文字を読みながら指先でキーを叩いている。安心する光景だった。僕らはプログラミングを習わなくてもいい。これから習う必要も無い。タッチタイピングだって、できるに超したことはないだろうけど、できなくてもいい。ただ、そこにある便利なモノを使えば良いだけなのだ。Chromeを使っていて、うっかり開発者向けコンソールを開いてしまっても、何も分からなかったことにして閉じて良いのだ。きっとマクロを書けば、楽ちんに勝手にやってくれるような作業を、人の手で何度もやる。それでいいんだ。マクロを考えるために必死になる必要なんか無い。マウスで右クリック、コピー、ペースト。それでいいのだ。キーバインドすら覚えなくて良い。メモ帳を使ってもいい。viやEmacsのキーバインドを覚えなくてもいい。マウスも使えないようなエディタと格闘する必要は無い。Macを買っても、XCodeやportsを入れる必要は無い。iTunesでiPhoneを同期させて、音楽を聴くだけでいいんだ。
僕はもうプログラミングしないでいいんだ。
それが分かったとき、全てから解放されたような気がした。僕を苦しめ続けたプログラミングというものは消えてなくなった。パソコンでやる作業は、昔と一緒、匿名掲示板にオマンコと書き込むだけだ。それ以上のことをしなくてもいいんだ。勉強会に出てハッカソンする必要は無いんだ。プログラミングスキルを錬磨しないと死ぬなんてのはウソだったんだ。美しいコードを書かないと天罰が下るというのはウソだったんだ。毎日毎日はてブのホッテントリを見てると、プログラミングでマスターしなければならないこと、何何する方法、開発者必須スキル、便利ツール、Macでのアプリ開発、セキュリティ、通信、データベース、勉強会、ハッカソン、そういうもので溢れている。苦しくないのか不思議で仕方ない。もちろんプログラミングをしていて楽しい人もいるんだろう。けれど、僕みたいに、プログラミングという行為が苦痛で苦痛で苦痛でしかない人もいる。たとえ1000回の同じ操作でも、人力でやる方がマクロを書くよりも楽だという人も、ここに存在するのだ。そしてそのような人の存在も当たり前に肯定されるのだ。みんな苦しまなくて良いんだ。誰かが勝手にやってくれればいい。できる人にお金を渡して、僕らはそれを享受するだけで良いのだ。ここでプログラミングという言葉を連呼したけれど、コーディングという言葉との違いとか、そういうのを気にするような人とおつきあいする必要は無いのだ。いずれプログラミングは必須スキルになるとか言われて何年も何年も苦しみ続けてきた。けれど、そんなことをする必要は無いんだ。
それでぶっちゃけここからが本番なんだが、十代でなんとかしないと、という焦りはこないだの青木君の小四なりすましの話に似ている。僕もそうだった。僕らの世代だと登大遊氏なんかが結構輝いてて、ああいう感じにならなきゃ、と思っていた節はある。十代の時になにか成し遂げないといけない、そのためには誰かに認めてもらわなければならないという焦りは、どれくらいの「大人」に理解してもらえることなのだろうか?誰かの承認を得たいという承認欲求を、同じ世代の誰かを使って満たすことができず、むしろ同じ世代の誰かを一緒に引き連れて、承認欲求を満たしてくれる「教祖」にすがりつく。NPOの大学生が「承認」を欲し、政治家が「承認」を与えているのだ。AO入試用の作文?図?みたいなものも見かけたが、「私はリーダーシップがあります!」とか実にくだらないことしか書いていない。しかしそういうものでさえ、学生団体とやらは「承認」してくれる。結局、オウム真理教が丸ごと開けたポジションに、バラックが建ち並び闇市が行われていて、コミュニケーションで自然と得られるはずの承認欲求が、法外な札束で取引されている、そんな感じのような気がする。
意外にブクマが増えていた。PC-8001は俺が産まれる前に買われたもので、ずっとオブジェだったのだ。動くかどうかもわからない。テレビに接続するコードがなかったから。
とあるフリーソフトを作っていて、動作確認のために入れてみた。とあるフリーソフトのブログにおまけとして書くつもりだったけど、やっぱり表立って書きたくないのでここにつぶやいておく。
自動更新が強制オンみたいなので、Windows Updateで仕様がころころ変わっていくと思われる。しばらくすると違うものになっているかもしれない。
以下、突っ込み。
諸説あり。互換性の問題(古いアプリがWindows 9だとWindows9xと誤認識するやつがあるらしい)説、SEO対策説、Windows8.1が9相当説、りんご社に合わせた説(それなら10じゃなくてXじゃないの?という突っ込みはしないように)など。
日本は(金になる)Office以外はどうでもいいということですか。そうですか。
英語以外の提供言語が中国語とポルトガル語だけというのは何とも。中国とかブラジルとかそんなに大事なんかなー。
スタートメニューのAll Appsで出てくるプログラムフォルダーをエクスプローラーで開けないとか、スタートメニューのAll Appsで出てくるプログラム項目からプロパティが開けないとか。
だいたい、何でプログラムフォルダーのコンテキストメニューがExpand(展開)だけなの?名前の変更、削除はどこ?
Start8やらClassic Shellの出番はなくならないのかもな。
あの太い外枠は邪魔以外の何物でもないと感じていた。でも、なんかバランス悪いような。
MSにデザインセンスを求めてはいけない。自社製品ロゴを定規さえあれば描けるようにしちゃった時点でお察しください
というか、さっさとアイコンをMSイチオシのフラットスタイルに統一しようよ。エクスプローラーとかだけじゃなくて。そんな姿勢だから、他社に「妥協の産物」って言われるんだよ。
Windows 8の大改悪の1つ。スタートメニューは復活したけど、これは復活させる気ないんだな。
NT時代から代々受け継がれてきた伝統だというのに、何をいまさら。だが、当然の機能が搭載されたことは悪くない。製品版にも、ぜひ。
まさか、製品版ではやらないでしょうね?更新してもOSをクラッシュさせないという保証ができてはじめてやるべきこと。
わけあって、Windows 7 64bit版に Microsoft Office の複数バージョンをインストール(Office 2007 (32bitバージョン)をインストールしていて、そこへ Office 2003 を共存インストール)。
拡張子 xls のファイルアイコンダブルクリックは、2003のほうが開くようになった。既定で2007を開かせたいのだが。。
http://support.microsoft.com/kb/292491/ja
http://support.microsoft.com/kb/141275
記事から察するに、こちらの方はうまくいったようだが...
食べ物の話ではなく、非プログラマーの人が「黒い画面」と呼んでいるアレ。MacやUnixのコンソール、Windows でのコマンドプロンプトなど。
コンソールフォビアな方々は、理解出来る出来ないとか以前に、もうあの画面を見た時点ですごく拒否反応起こすよね。ある意味面白いくらい。
自分はむしろもう何でもかんでもコンソールで済ませたいタイプで、いちいち右手がマウスとキーボードを行ったり来たりするのが面倒なタイプ。
アプリを開くのもデータをコピペするのもファイルのプロパティを開くのも(これ、10年以上前から知りたいけどまだやり方分からないのよね)全部コマンドプロンプトでやりたい。
こまごまとした作業は全部Powershellでスクリプト書いて自動化。
議論元エントリーはこちら。
毎度のことながら、MacとWindowsの論争を見るともんにょりしますね。人類から戦争が途絶えぬ縮図が、ここに。(´ω`)
しかし、最近パソコンをはじめたユーザや、元エントリの増田のような人にとっては、信者の言葉ってワケわかめだと思うんですよ。
そんなわけでMacとWindowsの歴史を、なるべく平易に書いてみました。(´∀`)
歴史を見返して、WindowsとMacの強み弱みを把握すれば、宗教戦争の理解が深まり、自分にピッタリのパソコンが分かるかもしれません。
たぶん。
元増田のエントリーがWindows寄りの結論になっているので、
だれかWindows寄りや、Linux寄りの視点を加筆して下さいな。当エントリの補足・指摘も歓迎します。
既存のUNIX環境向けに制作された、膨大な数のソフトウェアを扱えるのはプログラマにとっては大きな恩恵です。
たとえばWindowsではCygwinを導入する事でC言語開発環境を手に入れる事ができます。ただし、インストールは非常に煩雑で、動作速度も雲泥の差です。
MacはPOSIX互換であり、プログラミング環境のインストール等が簡単です。
FreeBSDやUNIXを過去に使用していた熟練プログラマは、Macに乗り換える事で、過去の資産を有効活用する事ができます。
シェル環境とは、よく映画で、暗い部屋の中、天才プログラマーが真っ黒な画面に流れる奇っ怪な文字列を眺めてる、アレです。
ひらたくいうと、あの文字列ひとつひとつが、コンピュータ内部で行われる処理や通信を意味しています。
LinuxやMacではターミナル、Windowsではコマンドプロンプトなどと呼ばれます。
Windowsには非搭載だが、Linux/UNIX/Macでは標準サポートされているコマンドが多数ありました。
とはいえ、これは過去の話です。現在はWindowsのシェル環境も、だいぶ充実したので、普通に使うには大きな差はありません。
が、歴史的経緯や文献量を比較すると、どうしてもWindowsのシェル環境はUNIX/Macに劣ると考えられています。
四六時中プログラマが目にするのは、文字です。ですからプログラマーは醜いフォントが許せません。
Windowsのフォントレンダリング環境は2014年3月現在も貧弱です。
WindowsVista登場時にメイリオフォントが登場し、ある程度の改善が図られましたが、Macの画面と比較すると大きな差です。
これはMacとWindowsのフォントレンダリングやアンチエイリアスの技術の違いによるものです。
WindowsでもMacTypeなどのソフトウェアを使用して、強制的にフォントのアンチエイリアスを変更する事が可能ですが、残念ながらMacに遠く及びません。
Anti-Grain Geometry - Texts Rasterization Exposures
Xcodeは、非常に優秀なIDEです。特筆すべき利点は、動作が割と軽快で、初期設定の状態でもある程度使い物になる点です。
インストールもAppStoreからワンクリックな為、簡便です。XcodeはMacのみで使用できるソフトウェアです。以前は有料のソフトウェアでしたが、ここ数年は無料で提供されています。
またiOSのソフトウェア開発では、XcodeとMacは必須です。iOSアプリの開発には、Xcodeとそれに付随するシミュレータソフト、そして開発者用アカウントが必要なのです。
Xcodeの弱点は、バージョンアップ時にインターフェースが突如として大幅変更がされる事。またここ数年は英語のみしかサポートされておらず、日本語話者にとっては使いづらいという2点です。
2014年現在は楽曲制作にMacとWindowsの差はありません。しかし、過去にはDTM=Macという暗黙の了解がありました。
特に1980年代、プロユースの音楽制作ソフトの多くがMacintosh対応でした。理由は複数ありますが、そのひとつがPCM音源の発音問題でした。
Macintosh 128K以降すべての機種でPCM音源をサポートしています。これにより同時発音数が多く、Mac向けのDTMソフトウェアが多く開発されました。
それに対してWindowsは16ビット/48KHzのPCM1チャンネルのみで、性能はCPUの能力に依存します。昔のPCはCPUの実行速度は低かった為、音声出力の機能が貧弱でした。
Mac標準搭載のGarageBandと、有料のDTMツールLogicは有名なDTMソフトウェアです。
この2つのソフトはAppStoreから購入できます。互換性もあるため、GarageBandで作曲を覚えた初心者ユーザが、Logicを購入し上級者になるという、非常にスムーズな導線が構築されています。
またLogicは数あるDTMソフトウェアの中でも安価で高機能です。iPadとの連携機能においても、他のツールより頭一つ秀でています。
MacはCoreAudioという、MIDI入出力環境を搭載しています。大変高速に動作する為、追加投資の必要がなく、DTMクリエイターに重宝されています。
Windowsの場合、オーディオドライバを別途用意する必要がある為、投資が必要です。
主に海外製のプラグインではありますが、明らかにMacよりWindowsの方が充実しています。お金をかけずにエフェクトに凝りたい人にとっては、MacよりWindowsの方が良いと言えます。
MacBookProRetinaモデルは、グラフィックデザインの仕事をする者にとっては、福音でした。
特にAdobeInDesign使用時の効果は凄まじいと感じます。紙とディスプレイの1to1の制作環境が構築可能な時代がやってきたと感じます。
さらに当時、MacはPostScriptというAdobeが開発した印刷用言語をサポートしていました。高解像度の印刷を行うには、Macしか選択肢がなかったのです。
その頃の印刷所やデザイン事務所はおのずとMacを導入しました。その歴史がある為、現在もMacの使用が続いています。
スティーブ・ジョブスが学生時代にカリグラフィーを学んだ逸話は有名です。その経験から彼はMacのフォント環境に心血を注ぎました。
現在でもAppleは高いライセンス料を支払い、各種製品にフォントを多数搭載しています。
オーソドックスで美しいセリフ体のTimes、流麗なZapfino、日本語フォントではヒラギノなど、様々な良質フォントが搭載されています。フォントを買い足さなくても、ある程度のグラフィックデザイン制作が可能です。
反面、2014年3月現在Windowsで安定して使えるフォントは、字游工房の2書体のみです。メイリオは画面表示時に使うフォントなので、DTPでは活用されにくいです。
2005年頃、出版業界はQuarkXPressからAdobeIndesignに乗り換えました。しかし、それ以前は出版用ソフトウェアはQuarkXPressが業界標準でした。
このソフトは、Macでしか対応していませんでした。QuarkXPressは、64bit対応やOSX対応が遅れため急速にシェアを落としました。
現在はAdobeIndesignが業界標準で、これはMacもWindowsも両方で使用可能です。
しかし、QuarkXPress時代から活動しているブックデザイナーやエディトリアルデザイナーにとっては、Macの方が慣れ親しんでいるでしょう。
1980年代のパソコンは、表示できる色数に制限がありました。Macintoshは安価な割に発色の性能に優れた時代がありました。
コンピュータ・グラフィックは数多のPCメーカが多額の資金を費やし研究開発した歴史があります。
一時代だけを抜き取って「Macのグラフィックが優れていた」なんて書くと、多くのツッコミが入ると思います。
とはいえ、Macは早くからキャリブレーションの機能を充実させてきた為、色管理の強さという点において、多くのデザイナーやイラストレータから支持を受けた事は、特筆に値すると思います。
問答無用で、Windows一択。PC改造を続け、最新のグラフィックを追い求めたゲームマニアは、10年前に比べると少なくなりました。
しかし、彼らのPCがMacである事など、ありえません。
最近はAdobeFlashが盛り返しを見せていますが、ブラウザゲーム市場を除けばMacを使用するメリットは薄いと考えられます。
一方、Linuxベースのメディア配信サービスSteamOSの今後の発展に期待したいところです。Steamではアマチュアからプロまで幅広いゲームクリエイターが自作のゲームを販売しています。
Windows圧勝。MicrosoftOfficeをはじめ、Windowsの方が対応ソフトが多いです。
特に会計ソフト類は、Macは壊滅的であります。また、言わずもがなですが、BtoBの業務系ソフトウェアはWindows特化のものが大半です。
とはいえ、LibreOfficeやOpenOffice.orgを使用して業務を進める団体もあります。福島県会津若松市とか、滋賀県甲賀市などがそうです。(LibreOffice採用事例)
そういえばVer4.2でCalcを大手術したLibreOffice。もうそろそろC++完全移管が完了します。
高速化が施され、今以上にチューニングされれば、Windowsの牙城に一矢報いるかもしれません。
ちなみに私は、ChromeOSとGoogleDriveが搭載されたChromeBookが、MicrosoftOffice一強状態を打ち崩すと予測しています。
あとJustSystemの一太郎も頑張ってほしい。Just do it!!
以上、チラ裏でした。
現実問題、iOSとiTunesの同期はWindowsでも可能です。しかし「持ってる携帯電話がiPhoneだから」と言う理由でMac買う人は多いです。
そりゃiTunesとiTunesStoreを使っているなら、Macに毒されてしまいますよね。
そういえばWindowsMediaPlayderが残念だった時代に、シェアを伸ばしたのがiTunesでした。音楽を愛するユーザの支持を集めた時代があった。と言っても過言ではないと思います。
使い勝手に優れます。これが理由でMacを使う人もいます。WindowsやLinux環境で、同様の使い勝手を得られるマウス・ガジェットは、2014年3月現在存在しません。
MacProではThunderboltを大量に備えています。これは今後普及する4K映像制作において活躍すると考えられます。ただ、普通に使うぶんにはThunderboltは恩恵を受けにくいと考えられますが。
これはMacに搭載された自動バックアップ機能です。Windows8にも同様の機能があるが、インターフェースの使いやすさと、設定の簡易さではMacが勝ります。
Macはクリーンインストール後に、自分のAppleIDを認証すると、最新版まで自動アップグレードを行います。
クリーンインストール後、1回の再起動で、ほぼすべてのアップデータが揃った状態になります。
WindowsUpdateの何回も繰り返さざるを得ない面倒アップデート作業に比べると、Macは楽ちんです。
ネットワークにつながった状態でリカバリを行った際、HDDが論理的に破損していても、自動で復元してくれます。というか、いつ切り替わったのか分からないレベルの自然さで勝手に復元を始めます。そう、Macならね!!
Appleの修理は迅速な印象があります。今まで5回修理に出しましたが、いつも4日程度で返送されてきます。あとまぁ、Appleサポートはごねると得をする事が多い……ような感じがします。(一個人の印象です)
Windows8タッチパネル型は画面が揺れるので、使いづらい機種が散見される(2014年3月現在)。画面を固定しながら操作できる補助道具や、ロック式のヒンジが必要だと思うのですが、まだ普及していません。
あと、SurfacePro2が店頭で買えない状況が数ヶ月続いているので、そりゃあMacに流れるのでは。(なんか、今日のニュースで久々にSurfaceが入荷されたらしいです)
スペック対価格を比較すると、CPUやメモリやらのコストパフォーマンスが悪くない、と思います。
10年前は「Macは高くつく」という印象だったものが、ここ5年で「Macって割安」という印象に変換したと記憶しています。
一昔前に比べ、自作PCの価格的メリットが薄れたから、そのように感じるんですかね。
美品なら、「だいたいこの値段で売れる」という土壌が形成されている。大幅な値崩れも少ない。新製品発表ごとに旧機種を売って、新機種に乗り換えても、損した感が少ない。
要するに、値崩れしにくい。ポジティブに受け取ると、欲しいと思った時が買い時。
SurfaceRTのように意味の分からない価格暴落が起きる心配がないですね。人によっては、安心と言えるかもしれません。
何をもって"無駄"と判断するか、非常に難しい論点ではありますが。
へんてこなアザラシのマスコットがデスクトップを泳ぎ出したり、なんとも言えないモッサリ感の明るさ調整ソフトが突如画面に出現したり。なんて事はありません。
ある時期、ある特定の界隈にて、「Macが優れる」とか「いや、Windowsがコスパが高い」なり「Linuxが一番」とか、
マァ、乱暴な言い方をすると、それぞれのムラの中で熱狂と共にコミュニティが形成されて、宗教と信者ができあがると思うんですよ。
しかし進化の早いIT業界では、一昔前の利点が追い抜かされるなんて、日常茶飯事。
だから今から見ると、信者の言葉や、その感動が伝わらない。なんて事、よくあると思います。
ジョブスも、死んだし。
とはいえ、日常生活の中で、目を輝かせてOSのすごさを語る信者とか、逆に必要以上に貶す反信者を目にしたら、
生暖かい目で「ああ、このオジサンが若い頃、こういうのが流行ったんだナァ」とか
「ああ、昔、あのOSに苦労したんだネェ」などと、受け流してあげるのが正解だと思います。
そういう時代が、あったんだ。……と。
しつこい宗教や信者は、裏返せば、その人が感動した記憶なのでしょう。
このエントリを読んだあなたが、何かの道具に感激し、愛すべきツールを誇り、誰かにしつこく薦めるようになるのを、楽しみにしています。
ツッコミ、指摘、Welcome。
だれかWindows寄りや、Linux寄りの視点を加筆して下さいな。
記事執筆時点リリースされている最新のOSバージョンはWindows8.1、Mac10.9Mavericks、LinuxKernel3.13です。
最近、まとまった形式でWindowsとMacの優劣や、歴史を比較したエントリーって少ない印象があります。
だいたいがTwitterやまとめブログで、薄っすい単文コメント……(´・ω・`)
がっつり読み応えのある論評にお目にかかりたいものです。
最後になりますが、ちなみに私はLinuxユーザです。(・∀・)
ではみなさま、どうか、ご安全に。( ̄人 ̄)ノ
UI変わって使いにくいならUIが変わらないであろうコマンドプロンプトを覚えておけば良いだろ
そして多くのプログラマ増田がツッコミ入れるかもしれないから先にしておくけど、コマンドプロンプトは覚えれば用途によっては非常に使いやすいものだ
更にUNIXのコマンドプロンプト、これをターミナルというがUNIXターミナルのコマンドはコマンドプロンプトよりはわかりやすく使いやすいものなのだ
http://d.hatena.ne.jp/Yamashiro0217/20131004/1380855545
ほぼ、考えることだ。
これは正しい、正しいがゆえに
場合によっては駒の重さが30kgぐらいある。
どんだけ優れた将棋指しでも、30kgの駒を100回とか動かしたら、
30kgもある駒を動かすのは大変だ。
開発環境工夫したり、色々して駒を軽くする。
Googleなどの世界的な企業で活躍する、畏敬する人々は得意な道具こそあれ
なぜならは
ほぼ、考えることだ。
ということだから。
研究であれば重要な仕事の殆どは調査や新しいアルゴリズムの考案だし、
システム開発であれば設計こそが最も重要な作業ということになる
手を動かす段階になれば、時間がかかる仕事や重要な部分の殆どは終えている。
その段階で慣れた道具か?そうでないかの差で生まれるパフォーマンスの違いは
それほどの割合にはならない。
出来るエンジニアが最も求めるのは、深く考える事が出来る環境と、
周到な議論を繰り返せる優れた同僚に他ならない。
道具などは、プレゼン用や出張用に貸与されるようなノートPCに、そこらのエディタですら困らない訳だ
もちろん慣れた道具があれば越したことはないけど、それが全てでも最重要でも全くない
手を動かす作業が早くなることが能力の証明=所詮はコーダーのドカタさんorただの社二病
プログラマになりたてのお子ちゃまが、無駄にテンプレートやデザインパタンを使いたがって
パフォーマンスの悪い糞コードを乱発するくらいに質が悪く、筋が悪いことだ。
ということで
聞く人が聞けば、鼻で笑われて、相手にされなくなる
はあ。メモ帳とコマンドプロンプトだけでIDEと変わらない効率でコード書けるってことですか。そりゃ優秀ですなあ。/酷い道具でも効率落ちないのって無能過ぎて既に効率が0だからじゃないの?
DDD位は使わせてくれるんなら余裕でできるよ。
プリントデバッグのみじゃ、さすがに苦しいけど、その環境に叩きこまれたらバグ出さないように手を動かす前に考えぬけばいいだけ
そもそもエラーハンドリングなんて、IDEなくたって幾らでもやりようあるだろ
おめえエクセルでテキストボックスひとつ動かすのに5秒掛かるPCでガントチャート作ったことあんのか?地獄だぞありゃ。/経営者の皆様、社員の方々にはちゃんとした道具を使わせてあげてください。
その段階になったら、普通はプログラム書いてエクセルをコントロールしてチャートを作るんだよ
何エクセルのGUI使って直接作ることにこだわってんだ?だから、エクセルがサクサク動く環境でなければダメなんて奴は無能なんだよ
ところが実装してみなければ分からない問題ってのが往々にしてあるわけで、だからPDCAサイクルといった手法があるのよね。設計だけしかやってないSE(笑)だったら道具にこだわらなくてもいいのかもしれないけど。
設計が簡単だと思ってる時点で笑える。しかも実装しなければ、分からないって、手を動かす前に考えろよ無能w
だからそう言ってるだろ、あればあるに越したことはない、慣れた道具で作業すれば楽にはなる、が大事なことじゃない
良い道具を知らない人ほど、道具に拘るなと主張する。
色んな道具を知ってるから拘らないんだよ
もちろん、慣れた道具で作業できればそれに越したことはない
ま、こんなところか。
ニッチ過ぎて需要がないかもしれんが、幸せになる人がいるかもしれないのでここに残しておく。シムフリーiPhone5にSoftBankの4 / 4SのSIMカードを普通に挿すと、LTE契約を前提とした接続設定がされてしまいデータ通信が利用できない。今ネット上で手に入る対策は、どの方法を使っても設定できるのはAPNのみでMMSの設定を編集できないので3G通信はできてもMMS、キャリアメールは使えないという片手落ち状態になっている(iOS7では、非公式キャリアのSIMを挿抜すればMMS、APNの設定画面が残ってしまうバグが修正されている)。この度、iOS7をいれたシムフリーiPhone5で両方を有効にすることができたので報告する。シムロックがかかったiPhone5や、iPhone5S、5Cでも使えるかどうかは環境が無いためわからない。が、シムフリー5S / 5C では使える可能性が高いと思われる。また、もちろん大前提としてmicroSIMサイズの黒SIMをnanoSIMサイズに各自カットしてiPhone5に挿入済みのこと。
シムフリーiPhone5に黒SIMを入れると、iOSに最初からインストールされているSoftBankのキャリアバンドルにもとづいて設定されてしまうため、LTEサービス用のAPNが有効になってしまい、しかもiPhone上で設定することができない。そこで、Apple公式サイトから設定プロファイルを作ることができるiPhone構成ユーティリティーをダウンロードし、3G通信用のAPNを設定してやる。
アップル公式サイトからSoftBankのキャリアバンドルファイルをダウンロードし、編集。Carrier Testing Modeで起動したiTunesを使ってiPhone5内部のキャリアバンドルを上書きする。
はじめにiTunesが起動していないことを確認。
コマンドプロンプトを開き、
"%ProgramFiles%\iTunes\iTunes.exe" /setPrefInt carrier-testing 1
ターミナルを開き、
defaults write com.apple.iTunes carrier-testing -bool YES
現在二十代後半の自分は小学校でのコンピュータ教育が始まったタイミングの世代です。
始めは「学校へコンピュータ導入しました」みたいな申し訳程度な感じだったと記憶しています。
小学校でのコンピュータ教育の内容としてはCD-ROMを配布され、ODへ挿れるとソフトウェアが書き込まれたISOが自動起動して、そのソフトウェア上でコンピュータを学ぶという形式だったはずです。
学習ソフトウェアは勝手にフルスクリーンになるわけですが、今思えば無知な小学生がOSの設定を変えてしまわない配慮だったのだと思います。
実はこのあたりの記憶は曖昧なので学習ソフトウェアの内容は以下のような感じだったはずです。
これ以外もあったような気がしなくも無いですが、前提として私は小学生男子なので興味のないものは記憶からすっぽり抜け落ちている可能性が高いです。
この中で一番出来が良いのはパラパラマンガツールで、おそらくはプレゼンテーションなどを学ばせるためのものだったのでしょう。
時代を考えるとFlashが出始めの頃でありユーザーインタフェースや機能はFlash作成ツールから影響を受けていたようです。
ポケモンの戦闘シーンを完全再現したことでクラス内でヒーロになったのでこのツールには思い入れが深いですw
感覚として元も近いFlash作成ツールはParaFla!で、ParaFla!とペイントを足して2で割ってタイムラインシーケンスが無い感じでした。
地図を学ぶゲームも比較的良い出来で、ユーザーインタフェースはシムシティな感じでしたね。思いっきり影響を受けてるようでした。
確かストーリー仕立てになっていてクリックしてるだけで進み、地図記号とか学べるんじゃなかったかなあ?と記憶が曖昧です。
この学習ソフトウェア、どうコンピュータ教育に活かされていたか?と言えば、何にも活かされていませんでした。
教師は軽くマウスやキーボードの使い方を指導するだけで、あとは良い言葉を選ぶなら生徒の自主性に任せて、変な設定等を行わないように監視しているだけでした。
どういう指導要領になっていたかは知りませんが、コンピュータによるオートメーションを過剰評価して授業もオートメーション化出来るかも?と国は考えたのでしょうか?
まあコンピュータ教育が導入された最初期ですから実験的な意味合いも多分に含まれていたと思います。
パソコンの起動方法から始まり、ローマ字入力(小学校はひらがな入力)、そしてMS Officeへと入りいます。
このあたりは民間のパソコン教室と変わりがないかも知れません。
小学校で行われていた学習のオートメーション化への期待は無惨にも崩れたらしく、教師は手取り足取り教えてくれます。
それは新規フォルダや新規ファイルの作成方法、メールやWebブラウザの使用方法、その他今現在皆さんが日常的に使うであろうソフトウェアの指導が全く無いです。
どうやら学習のオートメーション化は不可能だと気づいたため、今度は思いっきり実用に振ってMS Officeマスターを育てるという選択をしたようです。
Wordでは文字の大きさや色、背景色、ワードアートの使用法、図の挿入、印刷などが中心に指導されます。
ワードプロセッサソフトが大好きな方は気付いたと思います。そうですWordなのにマークアップの指導が一切ありません。
完全に見た目の変更の仕方と印刷だけの指導であり、Wordなのにアウトラインとか完全に無視です。
見た目中心の指導を行うことはWordと変わらないですが、Excel関数の指導に入ると関数の意味をほとんど教えず「B1へ=SUM(A1:A5)と入力してください。はいA1からA5が足された答えがB1に表示されました。次は...」といった感じです。
生徒は教師の指示通り入力するだけで応用とかそういうの全くわかりません。しっかり理解してるのは見た目の変更の仕方くらいです。
時代ですね。こうして互換性無視なオフィスファイルは作られていったのでした。国がそう教えてましたから。
あっそうそうPowerpointとかAccessは授業でやりませんでした。
端的に言うのならば同上。
しかしPowerpointが追加されました。流石にPowerpointも教えないといけないと気付いたのでしょうか?
高校によっては工業高校や商業高校、高専ではもっとマシな指導をしていた可能性はあります。
ただやっぱり社会人から見るとツッコミ入れたくなるような指導が一部で取られていたと思います。国も手探りですから。
この年齢くらいになると学校の授業で覚えたと言うよりも独学でパソコンを習得してる生徒が殆どになっていました。
全くと言って良いほど学校の授業からは得たものがなく、エロ画像探しのほうがコンピュータリテラシーを僕に与えてくれました。
そして大学時代は教授のゴリ押しからOSがWindowsからEmacsに変わりました。
はてブで小学生向けにビジュアルプログラミングScratchが流行り始めてるんだなと知ったくらいでコンピュータ教育の授業の内情がどうなっているか全く知らないです。
なので僕が少年期に受けたコンピュータ教育を前提として「こうだったら良かったのに」というのを書きます。
コンピュータを扱うにおいてデータ管理というのは非常に大事です。
何故判りやすいファイル名を付けるのか?何故フォルダを作るのか?そういうことをしっかりと指導しなくてはなりません。
とりあえず僕も誰かに教える気になって書いてみたいと思います。
今だけ使えれば良いデータはどうせ直ぐに破棄するデータなので用途に合致すればどんな風に作っても構いません。チャットやっててウケを狙うためにネットからダウンロードする時にファイル名を「a.jpg」にするとかそういうことです。どうせ消します。
注意しなければいけないのは残り2つです。残り2つは前提として後々見たり使ったりするデータです。
このデータのファイル名を「a.txt」とかにしたら何のデータか全くわかりません。
つまり後々使ったりするってことは探すってことです。探すのに判りにくいファイル名にしてたら意味もなく違うファイルを開いて探しまわることになります。最近流行の「名前重要」です。
このジャンルのデータはある特定のフォルダ(ディレクトリ)に保存すると決めておけば探すとき非常に楽です。
そのため各OSは、例えばWindowsならば「マイドキュメント」や「マイピクチャ」「マイミュージック」などを用意してくれてます(ソフトウェアも空気を読んでデフォルトの保存先をそういうのにする)。
せっかく用意してくれているので使うようにし、もし自分でフォルダを作るときは名前重要ですから判りやすいフォルダにしておきましょう。
例えばTwitterであるジャンルの話を同好の士に読んでもらいたい場合どうしますか?ハッシュタグを付けますよね?
そうやって名前を判りやすくしておけば自分以外の他人が使う時も非常に楽なのです。
「でもよく使うデータを深い階層に置いてたら面倒じゃん」っていう意見はもっともです。
実はそのために「デスクトップ」という階層や「ショートカット」があるんですね。
デスクトップがアイコンだらけの人ってたまに居ますけど、きっとそういう人はコンピュータ教育は受けたけど保存されるデータの種類を知らない人です。あなたは悪くないですコンピュータ教育が悪い。
世の中には目の見えない人が居ます。そんな人たちがコンピュータを使えるように「読み上げソフト」ってのがあります。
まあいろんな意味で"文字通り"読み上げるためのソフトウェアなわけですが、このソフトは何も編綴もないテキストデータを読み上げるとめちゃくちゃ棒読みです。
それが更に平仮名ばかりで句読点もないテキストだと読み上げソフトは棒読みで一気に読みあげて目の見えない人はものすごく聞き取りにくいです。こんなテキストは目の見える僕たちでさえ読みにくいです。
そこで僕達は漢字を使ったり句読点を使ったりして可能な限り読みやすくします。実はこれがデータの中身にとって重要なのです。
句読点は文章を判りやすくする目印ですが、これを付けることをコンピュータの世界では「マークアップ」と言います。
読み上げソフトはマークアップされた文章だと、何処がタイトルで何処が本文というのが判別できるようになり、更に強調マークアップされている部分では音量を上げたりするので目の見えない人は非常に聞き取りやすくなります。
もしここまで読んである点に気が付いた人はかなり賢いです。その点とは「目が見えないのは機械も同じ」という点です。
マークアップされた文章は機械にとっても非常に判別がしやすい文章であり、実例をあげるのであれば検索するときに使う「Google」が検索結果へWebページのタイトルを載せてくれるのも、マークアップされたタイトルを拾い上げているからなんです。
Wordでも「見出し」と指定された行は機械的に判別され、アウトライン機能で文書の管理が非常にしやすくなったりします。
PDFでも同じでアウトライン表示されたり、読み上げソフトがPDFに対応していたらマークアップに合わせて読みあげてくれます。
少しだけ専門的になりますが、データベースとして使われているCSVファイルやJSONファイルも特定の記号を使われているのでコンピュータは楽に判断できるのです。
更にしっかりとマークアップしておけばPDFを電子書籍でよく使われているEPUBに変換するなど、他形式への変換が失敗しにくくなる利点もあります。
今まで行なってきたコンピュータ教育は正直「コンピュータ教育をしてますよ」という体裁だけを保っている教育の仕方だと思います。
コンピュータが使われるようになったから教育に導入し、MS Officeが使われるようになったからMS Officeを教え、IT市場が大きくなったからプログラミングを教える。
高速に変わっていくコンピュータの状況に合わせてしっかり教育は対応して居るように見えますが、現状のコンピュータ教育が見ているのはコンピュータの上っ面だけです。だから教育も上っ面になる。
コンピュータ教育ではタブレット端末の導入を現在検討しているらしいですが、どうみてもこれは上っ面な判断です。
コンピュータで高速に変わっていってるのは上っ面だけであり基礎の部分は。ハッカーが使ってそうないわゆる黒い画面、つまり端末(コマンドプロンプト/ターミナル)の頃とあまり変わってません。
その基礎を教えずしてOfficeだのビジュアルプログラミングだのを教えても生徒が得るものは何もないと言って良いと思います。
正直この記事は総合職さんやプログラマさん、エンジニアさんから見たら「なにそんな当たり前の常識的なことをドヤ顔で記事にしてんの?」って嘲笑されるような内容です。
その嘲笑されるような内容をコンピュータ教育はできていないわけです。
これWindowsじゃなくたって教えられること、最新ハードじゃない中古のPC-98でだって教えられること、中学生以上は持ってそうなスマホでだって教えられることです。