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2024-04-18

24年冬期アニメ感想

急に暑くなったせいで風邪引いてるうちに4月も3週目になってしまった。相変わらず本数が多すぎる。

前回:anond:20240108235619

スナックバス

高橋李依下ネタ言わせるな高校校歌枠。

OPからポプテピっぽいギャグ枠かと思いきや流石にポプテピほど無茶苦茶ではなかった。

ギャグ枠としてそれなりに面白かったとは思うので叩きまくられてるのは原作勢の期待が高すぎたのかね、「メディアの違いを理解せよ」案件なのだろうけど難しいね

みたいな感じで眺めていたが、某動画を見てようやく理解。確かにこれは別物だし、これを期待されると厳しい。

BWセールの時に原作全巻纏め買いするかちょっと悩んでしまってスルーしたが買っておくべきだったか

ダンジョン飯

異世界メシ枠。

最初めっちゃ重い始まり方をしたのにメシ食う話になっていくのってちょっとどうなの?妹を助けるんじゃなかったの?と思っていたのにクール終盤では「愉快なダンジョングルメアニメなのに急にシリアスになった!」と思ってしまうのだから人間適当

マルシルかわいい。癒される。

妹を助けて綺麗に終わってめでたしめでたしと思いきや2クール構成だった。

メシものっぽい装いに半ば騙されてしまったけど実はこれやっぱり割と重めとかシリアスなのでは。

原作全巻買ってみた。

ぽんのみち

おっさん趣味女子高生やらせシリーズ枠。ではなかった。

1話麻雀ネタを出しまくった時点で「あ、もうこれ麻雀やらないやつだ!」と理解。予想通りほぼ麻雀はしない雀荘ゆるふわ女子高生ライフもの

謎のなかよしコミカライズでは再現不可だったキャラクター原案:春場ねぎの絵をアニメではきちんと再現したのは偉い。

自分麻雀ルールよく知らないので麻雀ネタはあまりよく分からなかった。

ぱいが可愛い。跳の扱いがちょっと不憫

メタリックルージュ

ボンズSF作品って感じ(一応誉めてる)。

バディ物人造人間であるネアン、ネアンに組み込まれアシモフコード同族殺し、特撮ものみたいな変身、と色々面白そうではあったけど、美味しい原材料を詰め込んでも美味しい料理ができるとは限らないよねという作品

文字独自用語は覚えにくいし、殆ど説明もしないし、アニメだけ見て設定周りの話を理解するのはちょっと厳しくないですかこれ。

ルジュの精神年齢10歳らしい?は感想サイト見て知ったし。

キャラクタテーマも設定も欲張り過ぎた感がある。2クールで上手くやれば令和のキディグレイドになれたのかもしれないけど、どうも無理矢理1クールにしてこうなってしまったぽさがある。

小物界の大物みたいなラスボスはあまりに安っぽすぎるし、最後オチが昔のハリウッド映画みたいなのはどう評したらいいのか。お巫山戯要素のつもりなのか本気なのかもうちょっとわかりやすくして欲しい。

ゆびさきと恋々

幼馴染みが絶対負けないラブコメではない枠。

ヒロイン距離感バグってる系イケメン一目惚れする話。

興味半分で視聴し始めて最後まで見たもの距離感バグってる系イケメンこと逸臣さんのホストみたいな言動(偏見)が無理でした。どうしても心の中のアーニャが「こいつ嫌い」って騒ぐ。

ポンポンイケメン無罪でギリ許すとしても、女の子を夜中に外に呼び出すとかどうなんだという。桜志くんでなくても怒るわ。

これは割と賛否両論ではと感想サイトを見て回ったものの「胸キュンです!」「ドキドします」みたいな感想が目に付いたので、なるほどこれが男女差…!と納得。

なおabemaのコメ蘭では桜志くんが大人気、しかし幼馴染みは必ず負けるのが宿命。まあ桜志くんは戦う以前に三角関係すら許されず、完全に蚊帳の外で何も知らないうちに敗北していたのだが。バナージ…悲しいね…。

ただ桜志くんも一応大学生なはずなのに、悪意すら感じるほどに精神的に幼い造形なのはもうちょっと何とかならんかと。

「素直になれない幼馴染み」が許されるのは高校生まででしょう。

ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season

案外面白くなってた枠。

毎期1本はある、謎のゲームとか試験とかやる学園もの

シーズンまでをちゃんと見たような見てないようなという感じで見ていたけど十分面白かった。

実力を隠すやれやれ主人公に見えてただのサイコ野郎。誑かしたヒロイン達に刺されるとまではいかなくとも罵倒される展開になって欲しい。

衣笠トモセコンビって、エロゲだと面白そうに見えていまいちという印象だったのでちょっと見直しました。

なのでコミカライズ全巻買ってみた。

悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~

悪役令嬢ではなかった枠。

悪役令嬢要素はほぼなくどちらかといえば最強枠の亜種で、本来ヒロインを助けて乙女ゲー本来シナリオ遂行させる感じ。

もうちょっと盛り上げるとかできそうだったと思うのでちょっと惜しい。

ED主人公と一緒に歌うキャラはてっきり親友とか相棒とかみたいな扱いかと思ったら全くそんなことは無く出番も本当にチョイ役で、しかも歌の内容は王子の1人を思う歌という聞けば聞くほど「一体なぜ??」と思わせてくれる曲。主人公合いの手がやる気無しなのも含めて妙にクセになる。

修羅

これも異世界転生の最強もの、でいいのか?

1話からハードモードでドシリアス個性豊かな異能力バトルもの

やたらキャラ紹介に時間を割いていたので2クールかと思ったら1クールだった。

こういうのは連続2クールでやって欲しいけど2期あるんだろうか。

異世界もふもふなでなでするためにがんばってます

タイトル通りもふもふなでなでする癒やし枠なんてなかったシリーズ構成赤尾でこ枠。

幼女異世界転生してもふもふなでなでするはずが終盤、もふもふの里に攻めてくる人間達と戦うことになり戦いが終わった後に敵である人間側の打ち上げに参加する主人公メンタル一体どうなってるの…。

もふもふなでなでするために」なので現状がもふもふなでなでしてないのは正しいのだが、もうちょっとこう。

外科医エリーゼ

韓国ノベル原作アニメ枠、そしてシリーズ構成赤尾でこ枠。

悪役令嬢だったけど処刑されたら異世界転生して外科医になったら今度は事故死して元の世界異世界転生して色々邪魔されつつもお医者さんを目指すという話。

処刑されるほどの悪役令嬢だったという割には、具体的にどんな悪行を積んだのかははっきりせず。

医学監修は入ってるっぽいけどガチ医療ものではなく、手術とかはかなりマイルド描写。これでK2みたいなのやっても面白いと思うのだけど。

しか医学ネタからか、この世界観でこの医学レベルは有り得るものなのか?みたいな感じがしてしまう。医学歴史をよく知るわけでも無いのに。

以前に「彼女公爵邸に行った理由」を見たとき、「(韓国では)女性主人公自分人生を切り開いていく話が人気で流行っている。ただしその世界観や社会については詳しく設定されない傾向がある」という話を見たのだけど、これもそう感じなのかなと。

などと思いつつ漫画の試し読みを見たら「地球ではない違う世界」と堂々と書かれてて驚いた。アニメじゃそんなこと一言も言ってなかったじゃん…。

OP平成キャラソンって感じでめっちゃ好き。

俺だけレベルアップな件

韓国ノベル原作アニメ枠その2。

突然異世界ダンジョンへ行けるゲートが現れた世界で最弱ハンターしてた主人公覚醒して最強オレTUEEEEを目指す話、だと思う。なお女性キャラ空気

グローバル展開を意識してるのか作中の標準語はどうやら英語っぽい(でも街並みは日本っぽく見える)。

そのせいか表示されるウィンドウが悉く英語表記でしかも一瞬なので読めないものが多い。サブタイトルすら全て英文

一部字幕が付いたりもしたが、「視聴者に読ませたい文字列」と「視聴者が読む必要がない文字列」の区別をあまり付けられてないのだなあ感がある。

タイトルだけ見ると汎用なろう亜流みたいな雑さを感じるけど見る限り割とよく死にそうになってるので実は俺TUEEEEEE感はそんなに無い。

なので素直に英語タイトルの「Solo Leveling」の方がいいと思うが、最近流行からすると目立たず埋もれてしまうのかもしれないのでこの辺は難しそう。

ツッコミどころはやはり主人公容貌

公式サイト https://sololeveling-anime.net/ 背景のキービジュアルを見ると「主人公が2人いる」とか「未来自分が現れる」とか、そういう系統想像していたのだけどなんと僅か数ヶ月(?)入院していただけで右から左に変わったという。

完全に別人じゃん!!というツッコミも織り込み済みなのだろうが、変身とか魔法的なやつで変えたとかでええやんと思ってしまう(流石にこの豹変を「入院中に身体を鍛えた」だけで乗り切るのはパワープレイにも程がある)

まりこういう細かい(?)ところはあまり気にされないのだろうか。

ところでハンター報酬パーティでの貢献度に応じて分配されるみたいな話があった気がするけど、最弱ランクであった当時の主人公が毎度ケガを負いながら命がけでハンター稼業やっていたのか割と謎。金が必要なら普通に就職した方が稼ぎはいいのでは…?

愚かな天使悪魔と踊る

一体何を見させられてるんだ枠。

お隣の天使様みたいなのかと思ったら天使様は告らせたい、これが天使悪魔恋愛頭脳戦!みたいな話(だいたい合ってると思う)。

のじゃ天使可愛いのでOKです。

原作全巻買ってみた。

結婚指輪物語

これが噂に名高い指輪物語、ではないシリーズ構成赤尾でこ枠。ちょっと平成っぽいOP好き。

ハーレム展開しつつファンタジーも一応真面目にやる感じぽい。

一応ラブコメ感もあって良いのだけど可もなく不可もなし…ぐらいの印象。どうしてだろ。

いかにも続きは2期でみたいな終わり方だったのが尾を引いてる?

取りあえず原作全巻買ってみた。

月刊モー想科学

まさかの突然ケモナー枠。

まりの予想外な展開は面白かったけど申し訳ないが1話離脱してしまった。

月が導く異世界道中 第二幕

異世界水戸黄門セカンドシーズン

1期はシンプル面白かったと思うんだけど、2期キャラが増えるとややこしい話になりうーんってなってしまうのは何故なのか。

2クールみたいなのでこれからに期待。

佐々木ピーちゃん

シリーズ構成赤尾でこ枠だけど判断に困る枠。

異世界転生賢者あっちこっちしたり異能力バトルしたり商人やったりする話。ていうか異世界もの主人公商人やるパターン多い気がする。

面白いのか?面白いかも?面白いかな?といまいち判断に悩む。

色々要素を詰め込んで面白そうには見えるのだけどちょっとまらなかった気がする。

最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。

かわいそうなのは抜けない枠。

1話は絵が綺麗なだけで初見勢置いてけぼり、その後段々話が分かってきたらちょっとハードモードが過ぎていてかわいそうなのは抜けないになってしまった。

一応異世界転生(?)の亜流っぽいが転生してきた奴の声は一切聞こえず、主人公セリフを代弁する形。

「え?『○○○○が×××』って?」みたいなセリフってDLsiteの音声作品じゃん…とかどうでもいいことを気にしてしまった。

終盤辺り、周囲がただ主人公賞賛するだけのようなよくない空気になってたのが残念。

最強タンク迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク勇者パーティーを追放される~

どうして最後までこれを見続けてしまったんだ枠。

いわゆる追放ざまあ系ぽいが追放要素はフレーバー程度、メインは最強タンク主人公迷宮攻略なのでタイトル自体は一応正しい。

戦闘シーンは非常に単調で、スキル挑発して攻撃を受けて跳ね返すが基本パターンで応用パターン無し。

ラスボスだって通用してしま挑発スキル、実は最強タンクではなく挑発こそが最強なのでは?

戦闘シーンでは静止画作画レベルを保てないと判断したのかまるで止まってるかのように見える。

OP平成男性アイドルぽい感じ。

ED最後主人公の隣に居るキャラは毎回変わってるという指摘がabemaのコメ蘭であった時にコメ民全員驚いていたのが印象的。

毎回見ていたはずなのに全く誰も気付かない怪現象…!

治癒魔法の間違った使い方

おちゃらけてそうで突然シリアス困る枠。

異世界転生(召喚)してきて主人公だけ治癒魔法使いでした、だけど治癒魔法使いは…みたいな話。

ギャグ枠だと思ってたのに重いシリアスぶっこまれると温度差で風邪を引いてしまう。

真の仲間じゃないと勇者パーティーを追い出されたので、辺境スローライフすることにしました 2nd

ちっともスローライフしてない枠。途中まで2期ものだったと気付いてなかった。

1期の評判はどうなんだろうと感想サイトを見てまわるとやや低評価気味だったもの放送当時の実況系サイトだと大好評、というかツッコミどころが多くて面白かったっぽい。

2期の方の雰囲気からしてそんな気はしてた。

やべー勇者を打ち倒して意外と順当に良い感じにまとまって終わってめでたしめでたし

即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

「最強」「異世界」「チート」のいずれかの単語タイトルに含まれていると途端に期待値が下がるのだけど、3つも揃うと逆に面白くなる枠。

これは最強なろうチート作品に対する皮肉というか当て付けというか、最強チートを極めたらこうなるよねという作品

殆どキャラちゃん名前が設定されていてご丁寧に表示されるものの、関係なく即死させられるのでもはや死亡フラグですらある。

ボケかます主人公にきちんとツッコミを入れるヒロイン、そして普通アニメなら2、3話使いそうな内容でも1話どころかAパートで消化してしまうようなテンポの速さで頭空っぽにして見るには最高。

ギャグはこういうのでいいんだよこういうので。

道産子ギャルなまらめんこい

オーイシマサヨシが楽しそうにOP歌ってる枠。

北海道ネタギャルで1クール乗り切ってしまった。先輩の出番が少なすぎる。

これはこの後、面白くなるやつではと思って原作全巻買ってみた。

姫様“拷問”の時間です

1話見た時点で「面白いとは思うが食い物拷問ネタみたいなのばかりで1クール持たせられるのか?」と疑問を抱いたがただの杞憂しかなかった。

ギャグ時空だから好き放題できる利点を最大限に活用していて、城外のシーンで出てくる世界観が何故か現代日本しか見えないのはツッコミどころであるはずなのに何度も見てると違和感無く受け入れてしまってるしむしろ平和暮らしている魔王軍が何故国王軍と戦ってるのか謎で仕方ない。

BWセール時に全巻セットを買い忘れたのは失態だった。

望まぬ不死の冒険者

何がどうという訳では無いが、盛り上がりも盛り下がりも特にしなかった薄い印象。

やはり主人公おっさん且つもごもご喋る系は不利かも。

僕の心のヤバイやつ(第2期)

リアルタイムに見れなかったのでまとめて視聴。OPの曲と映像の合い具合が素晴らしい。

シーズンの続きなので最初から面白い、周りは基本善人、丁度いいところを上手い具合に突いてくれるラブコメ枠として大変優秀。

市川よく言った!!!感動した!!!

魔女と野獣

もっと評価されて欲しい枠。

ギャグ無しシリアス展開、魔術言いつつ割と拳で解決気味。前後編の短編構成エピソードを重ねていくやつって何か好き。2クールでやって欲しかった。

ファノーラ好き。森川智之ボイスの胡散臭さ大好き。



つづき anond:20240418134237

留学終了を目前にして思うこと

2023年5月から2024年4月末までカナダ交換留学生として現地の大学に在籍してるんだけど帰国を目前に控えて思ったことをツラツラと書こうかな。

①1年だけじゃ英語力は爆発的に伸びない

授業内でのプレゼン、討論とか日常会話も慣れて出来るようになった。けど、英語自体出国前のレベルに毛が生えた程度で、めっちゃスラスラ話せるかっていうとそういう訳じゃなくて文法ミスるし、語彙力全然発音まだまだ、聞き取れないこともあるしって感じ。ただ俯瞰して考えたら母語でさえ義務教育フルで使って学んだんだから1年じゃ無理ぽよって感じ。

政治への興味が湧いた

小さい成長ではあるんだけど、元々国内外わず政治への関心薄かった自分留学して色んな国の人と出会って、政治への関心が爆上げした。例えば、戦争の影響でウクライナから難民として来てる人とか、中国政府の影響で中国本土香港台湾から来てる人とかここに来たくなくても来ざるを得なかった人とかに出会って視野広がった気がする。まあ日本では聞けないような体験聞いて、いか日本平和場所が改めて実感。

③郷に入れば郷に従ってしま

電車バスの中で通話してる人がめちゃくちゃいて声量デカいしすごいなとか思ってたけど、気づいたら自分電車バスに乗りながら電話するようになってた。

あと、基本的に知らない人同士が挨拶したり会話したりすることが普通他人との距離感めちゃくちゃ近い。

食に関しても、日本レストランに行って最初違和感だった味も、今やもうそれが当たり前になってるし、お寿司も生魚じゃなくてカリフォルニアロールにハマってる。

④犬が多い

大型犬がめちゃくちゃ多い。土地が広いせいか郊外に行けば行くほど大型犬がめちゃくちゃいる。愛犬家が多いのか、番犬用に飼っているのかよく分からないけど犬はめちゃくちゃ多い。日本あんま見ない種類とかデカ犬ばっかで目の保養。

ホームステイの当たり外れ

同じ大学から交換留学行く人が何人かいて、寮に入る人もいればホームステイする人も私含めて何人かいた。でも中には言われていた条件と違って他に留学生が何人もいたり、ご飯毎日冷凍食品っていう家もあったりで、当たり外れがやっぱりある。明らかにビジネスとかお金目的家族は扱い雑で、最低限の寝食を保証する感じ。私の身近で当たりだなって人は家(多分別荘?)をまるごと与えられて全て自由に使えるらしい。リッチすぎ。

日本めちゃくちゃ良い

賃金の違いもあるんだけど、それでもカナダに比べたら日本物価も安くて、家賃も遥かに安い、そしてほとんどの地域安全で綺麗。

⑦夢ができた

英語を学ぶために留学したけど、やっぱり英語を使って何かを学ぶっていう経験が楽しくて、色んな人生の背景がある人達にも出会って、まだ抽象的だけど将来の夢が出来たよ。

まとめ

思ったこととりあえず書いたけど、振り返ったらほんとに1年間あっという間で、自分怪我病気もなく、良いホストファミリーと1年間過ごせて楽しい留学生活だった。日本家族友達ご飯も恋しいけど、いざ帰国直前になるとカナダにまだ残っていたくなる。

2024-04-17

一度も本気で人を殴ったことがない

もうすぐ三十路だが、今までの人生で一度も本気で人を殴ったことがない。

暴力必要になるような場面に遭遇せず暮らしてきたので当然といえば当然だろう。

そもそも暴力といった野蛮な行為は推奨されるべきじゃないし、忌避すべきことだと思ってる。

それでも、たまに思うことがあった。

自分はこれまでの人生で、本気で他人にぶつかったことがないんじゃないかって。

から他人との距離感を計りかねていたし、本気でぶつかることで拒絶されることを恐れていた。いい歳してヤンキー漫画を読むのも殴り合いへの憧憬と、心が通じ合う様に惹かれてのことだと思う。

本気になるということは言い訳が出来ないということだ。

他人と触れ合うとき、どこかいつも一歩引いている自分がいた。

それを"やさしさ"といえば聞こえは良いが、実際は単なる臆病者に過ぎない。

自分の力加減で関係が崩れてしまうのを恐れる癖に、それでも目一杯自分の力を振るってみたいという欲望に駆られてしまう。

そんなとき出会ったのが彼女だった。

彼女とはアプリを通じて知り合い、はじめから目的が一致していたので事に及ぶまでは早かった。

俺は彼女を思い切り抱いた。力の限り抱きしめ、荒々しく挿入し、野獣のように腰を振った。

それでも彼女否定せず、すべてを受け入れてくれた。

彼女を抱いたことで男としての自信を…いや、人間としての自信と、尊厳を初めて得られたような気がする。だからこそ彼女には感謝している。セフレであるこの彼女とは、今付き合っている彼女よりも先に知り合った。今も関係は続いている。

かといってセフレである彼女との間に強い絆があるわけではなく、別れようと思えばいつだって別れることが出来る。向こうもそれを重々承知しているだろう。だからこそ俺たちはいつも初対面のような面持ちで会い、その距離感が心地よく、なんでも話せてしまう。そうした部分に甘えているのかもしれないが、これだってずっと続く関係じゃない。

付き合っている彼女はこのことを知らないが、今のところセフレとの関係を断ち切る気はない。このままひっそりと、続けていこうと思っている。

憎い友人が死んだことを半年遅れで知った。

ただの、フィクションの⻑駄文です。

⻑い⻑い文になってしまった。

1ヶ月ほど前、私の男友達からメッセージが来た。

Facebookの、アイツの投稿なんだけど」

と文に続いて画像が送られてくる。

Facebook投稿の、スクリーンショットだ。

だいぶ彼も慌てていたのだろう。

ブラウザのタブに、xvideoの名が残っているのに気づかずに私に送ってきたのが微笑ましい。

Facebook投稿は、もう1年近く会っていない私の友人、しおり(仮名)のものだった。

彼女の母を名乗る者から投稿は、淡々とした文で訃報を綴る。

しおり半年前、突然の病気で急死したこと

心の整理がつかず連絡が遅れてしまたこと。

そして、墓参りなどは心遣いのみで良いこと。

かに淡々と、けれど詮索を拒否する文面がそこにあった。

LINEに「Facebook見てなかったから気づかなかった」と返信をした。

とはいえ彼女のフォ ローをやめていた私はFacebookを見たとしても気づけなかっただろう。

返信をしてからすぐに、彼から電話がかかってきた。

彼の重い声色と対比するように、私の声はうわずって震えていた。

その震えが、まるで泣きそうな声であるかのように演じながら私は密かに、笑みを浮かべてい た。

本当は大笑いしたかったのだ。

憎い憎い、彼女の死が、心の底からしかったのだ。

私と亡くなった彼女と、そして連絡をとった彼が出会ったのは、数年前のことだった。

当時私たちは二十歳を過ぎたばかりの頃合いで、バイト仲間として付き合ううちに3人でつる むことが多くなっていた。

そういう、他愛もないよくある関係の三人だった。

そして若かったから、それが恋愛感情を伴う三角関係に移ろうのも自然な流れだった。

彼に片思いをする私たちと、その間でのらりくらりと気付いてるのか気付いてないのか分から ないようなふりで友人関係を保とうとする彼。

そういう微妙バランスで成り立つ私たちは、バイト先の閉店と共に徐々に疎遠になった。

そしてそこから二年越しで私たちはまた出会う。バイト先の同窓会だ。

私は彼女完璧無視されながら、「三人で話していた」。

まるで三人で喋っているかのような雰囲気で、私は彼女へ話を振っているのに、自然な流れで 私は彼女から完璧無視されていた。

理系大学に入り直すの、と彼女が言った時だけ私のことを見てニヤッと笑ったのを覚えてい る。

大学中退した私への、当て付けであるのは確かだった。(それにダメージを受けるかはとも かくとして)

ただの恋敵からマウンティングまで始めた彼女を見て、私は小さく、死ねばいいのにと呟い た。

その願いは数年後に叶うとも知らずに。

その同窓会から私と彼はまたつるむようになり、彼から彼女の近況を時折聞くような日々が続いた。

大学へ入るまでにメンタル的に崩してしまい、入学後もそれを引きずったままであること。

食事も取れず、かなり痩せてしまたこと。

そういう、彼女が不幸な話を聞くたびに、心の中で喝采をあげたいような朗らかな気持ちと、 悲劇シンデレラを演じて興味を引こうとする彼女のやり口の汚さに辟易する気持ちの二つが 入り混じる。

実際彼は、彼女のことを心配していたし。

私はこのまま拒食症になり骨だけの姿になってしまえと思っていた。 もちろんこれも今は叶っている。

彼女の肉は燃え、今は墓の下で骨だけになり壺に押し込められている。

そうして、今回の訃報に至る。

彼は、ここまで来てもずっと私たち三人は良い友達関係であると信じ、私だけに電話をして、 私だけに彼女の死への思いを吐露してきたのだ。

勝った、と思った。

私の心は汚いな、と諫める自分もいたがそれ以上に、祝祭の最中のように心躍る自分の方が強 かった。

わたしは、人の死を、よろこぶひとになってしまった。

後日、私たちは二人だけで、彼女の家へ向かった。 彼が遺族と連絡をとり、仏壇に線香をあげさせてもらうことになったのだ。

多分私は、あの日の、駅から彼女の家までの会話と景色を一生忘れない。 その日は雲が多いけれど晴れていた。 雲の中で光が複雑に揺らめいていて、それはまるで世界の全てが、私の仄暗い歓びを肯定する かのように綺麗だった。

から離れた彼女の家まで歩く最中、彼は謝りながら、隠し事を打ち明けてきた。

バイト先が閉店した頃、三人で会うことがほぼ無かったあの時期、実は三ヶ月だけ、あいつと付き合ってたんだよね、と。

彼女が生きてたら、私はその場で自殺したくなるほどの衝撃を受けていただろう。

けれど、今の私には、むしろファンファーレのような爽やかさを伴う言葉に聞こえた。

穏やかな顔で私は嘘をついた。

「知ってたよ?あの子、たまに私に相談してくれてたから」

割とあの子悩んでたよー?なんて、軽口を装い私は更に話を聞き出そうとする。

何だ知ってたのか、とホッとする彼は気を緩めて色々と話してくれた。

どうしても彼女恋愛対象として見れず、ぎこちない付き合いだったこと。

どうしても身体関係を結べなかったこと。

最後喧嘩別れしたこと

そのどれもが、私にとっては甘美な言葉たちだった。

これで彼女が生きてたら、この過去の付き合いが再度交際に至る伏線として機能してしまうこ とに怯えていただろう。

そして彼女への殺意が行き場をなくして私の中でいつまでも燻っていたのだと思う。

けれど、彼女は死んでいる。

からこそ私は安心して、彼女が、彼からきちんとお前は付き合うに値しない存在であると言 い渡され死んでいった事実を喜ぶことができる。

そして、その喜びを表すかのように、世界は輝いているように見えた。

草木はいつもよりもその葉の濃さを増し、空は雲を煌めかせているのだった。

彼女には未来がないこと。

それが私の、高揚感を煽る一番のポイントだった。

あんなに学歴や彼との距離感マウントをとっていた彼女が、今やただの骨となったことに私 は今までの人生で得たことのない種類の喜びを得ていた。

もう彼女には何もない。

あんなに心を崩すほどに勉学に励んでいたのも無駄になった。

入った大学キャリアを活かした輝かしい未来なんてもう彼女にはない。

そして、彼のこれから先の人生を眺めることも、彼女にはもう出来ない。

何よりもそれが嬉しい。

彼女の家は、ドラマに出てくるような、「いいところ」の家だった。

リビングには薔薇ドライフラワーが飾られ、テーブルにはレースクロスが敷かれていた。

そして、彼女仏壇を置くために、一室を使っていた。

仏壇とき大仰なと毒づいてしまいそうになった。

演技で涙も出るもんだな、と私は仏壇に手を合わせながら自分自身に感心した。

くっ、くっ、と声が出るのは、昂るからだ。

悲しみにではなく、喜びに、であることは隠せたと思う。

仏壇に手を合わせる彼の面持ちは神妙そうで、私が感情を露わにしているからこそ自分我慢 しよう、という気概を感じ取れた。

男子からこそ、気を張らねばという彼のいじらしさがどうにも可愛くて、ああ、やはり私は 彼のことが好きなんだな、と改めて思ってしまった。

リビングへと移り彼女の母と思い出話などをしながらふわりと伺う。

「本当に明るくて(空気が読めないだけ)楽しそうに笑顔を(彼にだけ)見せる子で...だからこそ急な話で驚いてしまって...病気とのことでしたが...」

彼女の母と、私は目で訴え合う。

それを聞くのか?という母親の目と、

死因を教えて楽しませろという私の目。

たった一秒にも満たない僅かな時間で、私はやはりこの女はあいつのなのだと感じてしまっ た。

あの、喰えない女を産んだ女だ。

「...脳浮腫、でして。...だから、本当に急な死で私も、本当にショックでした」

浮腫、というワード以外は一切出さないという意思を読み取り私は、彼と共にいるこの瞬間 を汚さぬように詮索をやめた。

ハッキリとしない死因で、私を楽しませるにはパンチが足りなかった。

けれどその最後は安ら かなものでは無かったであろうことを窺えたことは一つの収穫だ。

彼女の家を早々にお暇し、私たちはまたひたすらに駅を目指し歩く。

話すことも尽きたような振りで彼の話を空返事で返しながら私はGoogle検索で脳浮腫を延々と 調べていた。

浮腫。とっさに、本来の死因を隠すために出たワードにしては具体的であり、嘘のようにも思えなかった。

けれども、脳浮腫医学知識のない私が検索で調べた結果を読解する限り、直接的な死因であるようにも思えない。

浮腫とは脳に水分が溜まり脳が圧迫されている状態を指す言葉である

それを死因として挙げるのは、やや話が飛んでいるように見える。

たとえば、交通事故で全身強打し、内臓破裂で死亡した、というのを、内臓破裂で死んだ、と 表現するような感覚である

そう、私には、母親はとっさに嘘をつけなかったため、「脳浮腫に至るきっかけ」を伏せると いう形で娘を守ったのではないかと、そう感じた。

そして私は、一つの結論に至り、また悦に浸る。

まだ何も知らない、違和感に気付いてもいない彼の横顔を見ながら、私は、彼女の今際の際に 想いを馳せて、うっとりとするのであった。

浮腫に至るきっかけでありなおかつFacebookの文や母の言葉にあるように急死に繋がるよう な死因はくも膜下出血などが挙げられる。

可能性はこちらの方が高そうだ。

突然、死に至る病としては説得力がある。

けれども、そうだとしたら、母親は病名を伏せる必要があるのだろうか? くも膜下出血で亡くなった、という話なら、伏せる必要なんて何もない。

から、私は、もう一つの、限りなく低い可能性の方に賭けている。

浮腫は、多くは脳出血が原因で起きるものであるくも膜下出血などのように身体の内部か ら急にエラーを起こし脳浮腫に至る場合もある。だが外傷により脳出血が起きた結果でも脳浮腫はできる。

そして、私はふと思い出すのだ。

彼女大学入学からメンタルが不調になり、夏頃にはアルバイトすらもやめてしまうほどに 追い詰められていたということを。

そして、親が必死で隠す死因と言ったら、一つだろう。

もちろん七割は、私の願望なのであるが。

帰り道は雲も晴れ、傾いた日差しが強く、どこまでも世界は煌めいているような気になってし まうほどだった。

その煌めきの中に、彼も共にいる。

なんと幸福時間なんだろうと、心の底から思った。

この煌めきを、彼女はもう永遠に味わえない。

その事実もまた、光の儚さを強調するように感じられてまた私の中で歓びが増えていく。

から、いいのだ。

彼の口から、今の彼女との結婚プランの話が出てきたとしても。

彼女が白無垢を着たがって、お金がかかりそう、なんてのろけをされたって。

この世界の美しさの中では、何もかもが許せそうな、そんな気がしたのだ。

から、その今の彼女名前を、今回死んだ彼女仮名に使うくらいのお茶目さは、私だって 許してくれてもいいだろう。

来年の今頃、彼は式を挙げる。

彼の姿が和服になるのかタキシードになるのかは知らないが、彼の最高の笑顔を私は目に焼き 付けることになるんだろう。

それは、恐ろしく悲しく、残酷なことのように思える。けれども私は耐えられる。あの女が、 もうこの世に居なく、そしてあの子は、幸せそうな彼の姿をもう見ることなんてできないのだ と、そう思うだけで痛みに耐えることができるような気がする。

そして、もうひとつ彼女の死の瞬間を想像するだけで、心が昂り、苦を感じなくなるように 思えた。

彼女は、どのように死んだのだろう。

微妙な高さからコンクリートに叩きつけられるも、脳をぶちまけることなく、脳浮腫という形 で苦しんで死んだのだろうか?

それとも、首に索条痕を残し、その細い骨をパキャリと砕いて亡くなったのだろうか。

ただの私の願望である、 「自殺の上で付随して脳浮腫が出来た」という死因を想像しては、愉快な気持ちが止まらずに 居られない。

けれど、メンタルが追い詰められていた人が亡くなり、その死因を遺族がぼかすとしたら、自 殺しかないんじゃないだろうか。

首吊り飛び降りなどの脳への外傷が出来そうな死に方をした上でなら、脳浮腫も出来るだろ う。

ああ、彼女は、世界絶望しながら自分の手で命を落としていて欲しいな、と心からそう思 う。

今までの努力が全て無駄になった上、 彼から彼女として見れないという烙印を押されたまま、絶望最中彼女には死んでいってもらえたらどんなに愉快だろう。

そんな想像をしては、私は笑みを浮かべる。

私の恋心はどこから崩れてしまったのだろう。

駅に着き、ひとしきりのろけを聴き終わったところで私たちは別れることにした。 白無垢のために頑張ってお金貯めなよ、なんて笑ってあげた。

からは、ニコニコと笑いながら答えが返ってきた。

「式の時は、俺の白ネクタイ貸してやるよ」と。

来年の今ごろ、私は、礼服姿に、彼が過去に使ったネクタイを纏い彼の人生最高の瞬間を見届 けることになりそうだ。

それは、幸せことなのだ、きっと。

そう言い聞かせながらも、私は、結婚という幸せ人生を歩んでいく彼の姿を見なくて済む、 死んだあの子を少しだけ羨ましく思う。

死んだら死んだで、それもまた幸せなのかもしれないな、という感情も湧きでてしまい、私は 慌ててその思考に蓋をする。

やっぱりこの世は美しいが、生き地獄だ。

その生き地獄よりも下層の、死の世界へと消えていった彼女を蔑むことでしか、今の私は心を保てない。

この歓びや哀しみやそのほかの色々なものがないまぜになった心持ちに、何かの決着がつくの はまだまだ当分先のことなのだとは思う。

ただ一つの結論として言えることはある。

こんな恋愛、二度とできないし、もうしたくない。

2024-04-16

日記タイトル

誰が読むのだ、こんな手記は。

まったく誰の得にもならないことだ。

これを読んているのは、不幸にも偶然にもここに辿り着いてしまった人かーーよほどインターネット文字を読むのが好きな変人かーーくらいだろう。

俺はここに、そんな誰が読むかも知れぬ場所に、"遺言"を書き留めておくことにした。

別に遺産だとか私物の分与だとか、そんなことではなく。

俺が傷つけ続け、俺が痛めつけ、挙句俺が捨てた、

【俺自身】に対する"遺書"だ。

この書き出しだけで痛い奴だカッコつけだ、文才も無さそうなパンピーエッセイストぶりやがって、と怒りが湧いてきた人は今すぐブラウザを閉じ、元いた場所に戻るんだ。

そうでない奇特な人はーーーしばらく俺の話につきあってくれ。

恥ずかしい話てはあるのだが、何度か"ボヤ"を起こしたことがある。

その度に、自分が属している(と思い込んでる、思い込んでいた)界隈での肩身が狭くなっていって。

だいたい人生3回目?くらいのボヤをやらかしたあたりで、(自分の実生活の変化も重なって)

X含むインターネット上での(あるいは、インターネットが主になるような)交流に対して、それまで約十年程自分の中にあった執着や自己顕示欲承認欲求が、急速に消えていくのを感じた。

それまでは誰がどんなポストをしていて

エアリプと思しきポストには全力で内容の特定を急ぎ

俺の知らないところで何を言われているのかと怯え

俺の知らないところで楽しそうなことをしている奴らに僻み嫉妬

気に入らないことがあればお気持ちポストを垂れ流し

ブロックされていると判れば別垢から直近直後のポスト確認反省会こそすれどその内容はまったく活かさず

インターネットの海を泳ぎながら傷ついたり傷つけたり

そんなような日々だった。

しかしいまは、その総てがどうでもいい。

いや、全く総てがどうでもよく、あらゆる評価ふいにするとは言えないが――

オブラートに書かれた文字と、オブラートの中にある真意を覗うことに、酷く疲れてしまった。

……というこの心境に対し、浮かんだ仮説がひとつ

俺の自他境界は、俺と【俺が観測可能世界の総て】だったのでは無いだろうか……

俺が属さな世界のことは総て無関心だが、

俺が属する世界の総ては俺に関係があり、

監視管理する必要がある……と

当時は本気で思っていたのだ。

から友人や恋人が俺の知らないうちに旅行に行けば怒り狂い

俺の知らないうちに会合していれば呼ばれてないんだがと嘆き悲しみ

俺が顔を出したイベントに関するポストが少なければその日居た筈の人を心中で責めていたのではなかろうか。

いやはや、なんと傲慢不遜なことだろう。

自分がまるで世界の王であるかのような、そんな視座でインターネットを見ていたのだ。

これを「インターネットが下手」と言わずして何とするか。

しかし、いまこの視座を自覚した俺は、こんなところを見ているお前に言いたいことがある。

お前もインターネット、やめないか

なんか某配信ゲームの曲みたいな言い方になってしまった

ーーそれに、お前がインターネットに疲れていないのなら……それはそれで別に良いのだーーが。

まあなんだ、言いたいことを言うのにえらく遠回りしてしまったが。

俺は一足先にインターネットをやめる。

あいや、完全にはやめないんだ、ただ少し、距離を置く。

喩えるなら、鉄骨を渡る者たちを別室で眺めているような距離感だ。

これもこれでずいぶん傲慢物言いであることは自覚しているが、しっくりくる喩えがこれしかなかったのだ。許してくれ。

それにしても。

もし、お前たちにも、いつかインターネットをやめる日が来たのなら。

青白いライトを放つスクリーンを眺める目の端に、

桜の色が。

新芽の緑が。

落葉の朱が。

木枯らし白と黒が。

お前の目の端に一瞬でも過ったのなら。

そのときは、俺とどこかですれ違おう。

それじゃあな。

スクリーンの向こうに憧れ、

インターネット有名人になろうとした

馬鹿陰キャの成れの果ての手記】

2024-04-15

普通人間になりたいなれない

普通人間になりたいというのは、別に自分がなにか特別であるとか非凡であるということを主張したいわけではなく周りから浮かない人間になりたいという意味

学生の頃は少なくとも普通に周りに合わせて生きていたのに大人になって就職してから自分がなんか他人とズレていることに気づいてしまった。変人とか、物事を見る視点が違うとかそういうことじゃなくて本当にちょっとなんかどこかズレてる変な人なんだ。

あとあと別の人から言われて気づくこともあるし、家に帰ってから一日の反省してるときに気づく時もある。そのたび消えたくなる。

会社の人たちはみんないい人たちばっかりで優しいから、自分がなにかズレたことを言ってしまった時は本当に消えたくなる。他の人は優しいから、自分と仲良くしてくれるけど申し訳なさがある。

人付き合いが得意なほうじゃないか他人と仲良くなろうとかも思わんけど、自分趣味で知り合った人とかにはグイグイ行ってしまう。距離感おかしいってちょっと自分でも思ってるから向こうもそう思ってると思う。相手は楽しそうにしてるけど本当に楽しんでたのかは分からん

しかった出来事のあともひとりで反省会してまた消えたくなってしまう。

常に許してくれと思いながら生きてる。

自分でもなんか病気持ってんだろうなとか思うし、通ってたメンクリ医者心理検査(発達障害とかの)受けるのを勧められたけど怖くて受けれなかった。怖気付いた。病気でもそうじゃなくても結果を見るのが怖い。

そもそも受けてどうなるんだよとも思う、普通人間になれるなら受けるけど別にそうじゃないじゃん。

普通人間になりたいというよりちゃん社会に溶け込みたいだけなのかもしれない。というか溶け込める、きちんとやっていける人間普通人間なのか。

anond:20240415175927

元々人と関わらないから適切な距離感からず警戒心抱かれるアプローチするからだろ

2024-04-14

ぼざろの後藤父の理解あるカレ感

ということは、あの母親ものすごいメンヘラなんだろう。

ぼっちちゃんがあの性格なのは母親のせいだ。

妹の人懐っこさも納得いく。風俗嬢にはああいう人との距離感バグってる人多いからな。他人に甘える以外に生きていく術を知らないんだろう。

anond:20240414094336

可愛いセクハラなのは個人的ミスコンから

・・・元の日記の筆者です。差し出がましいかも知れませんが、コメントとして頂いた意見なので代わって解説いたします。

クラスの子休日突然出くわして、え? 増田可愛い

って言っちゃったんだよ

あの黒歴史さえなければ、オレもセクハラ皆勤人生だったんだが…

詳しい状況を頂いてないのでコメント内容だけの分析ですが、一般論的にはそうなるかと。

距離感の遠い、信頼関係の薄いクラスメイト同士であれば、可愛い、はセクハラになり得る。

女性は誰も無縁の男の個人的ミスコンエントリーしたくはないから。

よく勘違いされがちだけど実は、批判、という言葉にはポジティブに褒めることも含まれます

「良いところと悪いところを見分けて評価すること」それが批判

赤の他人による無許可性的評価セクハラ

以上が、可愛いセクハラ理由です。

2024-04-13

anond:20240413210913

ケースバイケースだけど、一般的男性は❤️を使うのは控えたほうがいいかもね。

女性立場では❤️は「好き」などの心を許す感情表現で使うから

誤解を恐れずにいうと、男性オタクの使ってた「萌え」と同じようなニュアンス

距離感の遠い異性から一方的な擦り寄りはキモいと言われても仕方ないと思う。

そういうのやってくる男の人は、心のフォルダ “性加害者予備軍” に入れるよ。

あくま一般論なことに注意ね。

2024-04-11

マッチングアプリで会った人ともうすぐ結婚する

文明の利器に感謝

すごく気と色んな好みが合うし人生の目指す方向が同じで出会ってからトントンっと付き合ってトントンっと結婚が決まったんだけど、

まあ普通に生きてて出会わないだろうし(大学インカレサークル入ってたら出会ってたかも……??とかもしかしたらイオンですれ違ったことあるかも……??でもお互いの会社に知り合いはいいから紹介はありえなかったね、ぐらいな距離感)

万が一どこかで出会ってたとしても2人とも陰キャから僕私今恋人募集しててあなたのことありだと思ってます!!!!って最初からわかってないとアタックできないから付き合ってなかったと思う

そんな2人が付き合って結婚に至るのすごくない??????pairsに感謝

意外と写真のチョイスとかプロフィール文とかでこの人とは合わんな……って分かるもんだし、

ユーザー数も多いか田舎なのに結構人いたし、

現に会社のチーム十数人単位の中でpairsで結婚する人4人目 すごくない???

あとうちの弟もpairsで出会った彼女と順調に交際中 すごい

マッチングアプリがなかったら結婚できてないと思う、開発してくれた人本当にありがとうございます

おかげさまで毎日楽しいです

2024-04-10

anond:20240410215114

清潔感が言われてるのはそれが理由だと思う。初見での距離感スタートラインが違ってくるから

anond:20240410204838

距離感ってデートの回数じゃないよー。

わかってると思うけど、一応言っとく。知ってたらゴメン。

四度目のデート水族館からの帰り道で。

そしたら女はギョッとして、直後に突然走って逃げました。

虚をつかれたこちらはポカーンとするばかりで。

一目見るだけで距離感近くなる男の人もいれば、数年かけて信頼関係を構築しないと心を許しあえない関係性もある、だから人それぞれ色々です。

推しブロックされた人繋がりで距離感おかしい人の特徴ってのが流れてきたけど

その特徴が全部恋愛状態の男女の特徴でもあるやんけ(笑)

彼氏依存していて辛い

付き合って1年になる彼氏のことを四六時中考えてしまう。捨てられるのが怖いとか冷められるのが怖いとか浮気していたらどうしようとかそんな事ばかり考えてしまう。

彼氏は私のことを好きだとたくさん言ってくれていたが最近はその数も減った。先月まで毎日LINEで会話してたのにそれが途切れた。私から送れば返信は来るけれど彼から来ることは無くなった。あ、面倒がられるかも、と思って次第に私から送るのもやめた。

会ったときは今までと変わらない態度だけど、会わない日はまるで付き合っていないみたいな距離感になった。寂しい。

彼は私のことをあまり好きではなくなってしまったんだと思う。

辛い。寂しくて不安で死にたくなってくる。

2024-04-07

友人に好かれているからってあぐらかかないほうがいいのは分かってんだけどどうしたらいい

まぁ春だし、今まで仲良かった子と違う環境に行くことになって今まで通り友人のままだろうと思ってその座にあぐらかいててもいつか疎遠になってしまう気がする

そんなことにはしたくないけど、あんまりしつこく絡みに行ったりすると重いしダルがられて逆に距離取られちゃうんじゃないかとも思う

ちょうどいいその距離感が知りたいよー

anond:20240407142722

容姿の整った若い女社員で、この考え方を改めてでもそういう場に連れて行ってやりたいと思えるほど向上心学習意欲がある奴が居た試しがない

あのな、そもそも美人若い女性なんて容姿武器にして優遇されたり甘い対応してもらうのが当たり前の楽な人生を送ってきているんだから真剣に取り組む訳が無いんだよ

から仕事で高い水準の教育幹部の話が聞けるみたいな貴重な機会なんかに女性社員を連れて行くなんて無駄

社会に出ても同じように男に媚びてお姫様待遇して貰う気満々だから上の増田の話みたいに水商売なみに距離感近かったりするんだよね

新卒から数年はそれでチヤホヤして貰って、25あたりから今度は若さってブランドが無くなって今までの待遇通用しなくなるのを危惧して、サッサと結婚して養われようと金持ってて顔の良い男捕まえる事に力入れ始めるし

人生仕事の事真剣に考えて真面目に取り組む瞬間なんて多分一生ないんじゃない?

anond:20240407092304

これは俺も知りたい。

ただ「友」の距離感とか求めるものが違うと辛いのでその辺も加味した上で、趣味友が欲しい。どうしたらいいのか。

anond:20240407071517

ここ数年、新入社員で可愛くてコミュニケーションスキル高くて距離感近めの女性が入ると「この若さでその距離感容姿も整っているしパパ活やってたんじゃないのかな」って思ってしまうわ

態度には極力出してないつもりだけどチューター社員同士で教育担当決める時はなんとなくそつの担当に就くのは避けるとか、あるわ

はなしたい

誰かと話したい。声を聞いた後、涙を流していることに気がついた。胸の奥がざわつくのを横目に、僕は足を畳んで、そっと席を立ってトイレへ向かった。誰かはわからない。ここで誰にも会わなかったとしても、どんな風に過ごしていたのかもわからない。

声を聞けなくても、ふたりを切り取るように変わっていくのを、僕は感じることができた。ずっと側にいられるわけではないけれど、遠くへ行くわけじゃない。ふたりの間には、これからも付かず離れずのような、曖昧距離感が流れていくだろう。

Anond AI作成

2024-04-04

風俗だと距離感バグってる客多いで

って言われて、どんな感じ?って聞いたら

つねにお互いの鼻先が付く感じでずっと近づいてくるおっさんとか!って言ってて

バグってるというかそれオカルトやんって話をしてきました

2024-04-02

https://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2024/0402/DSC_8559.jpg

https://natalie.mu/comic/news/567692

「君と宇宙を歩くために」の作者が覆面つけてはいるが授賞式で写真を出した

女性だったんだ

あくまでも友情ではあるが男同士の距離感が近く若干BL感があり、絵柄もあって作者女性かな~と最初思ったが「泥ノ田犬彦」と男性名なので男性か~と思ってたらやはり女性だった

作者の性別がどっちでも、別にそれで浮かれるとか離れるとかはないけど

BLっぽいと感じたのは近年BLも読むようになり、いわゆる腐った状態になっている影響なだけで、フレッシュな人が読むと別にそうは思わないかもしれない

この漫画底辺高校舞台に、知的グレーとADHD友情を描いている

知的グレーは小学校算数でつまずき、以降なにかと上手くいかず、真面目にやっても人並みにやれないのを誤魔化すようにヤンキーぶり頑張ることをやめてしまっていたが、

必死でまともに生きようとするADHD努力を見て、頑張り恐怖症を克服して真剣物事に取り組めるようになっていく

ギリ健なのでどちらのキャラの中にも自分と通じるものがある

あと、とよ田みのるってヒゲ生やしてて渋かっこいいんだな

あの独特の絵柄、手足の細いキャラデザと程遠い姿をしている

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