はてなキーワード: 代官山とは
読みましたけど、西日本住みの方からしたら、たしかに「代官山」というとヒルナンデスで観るイメージだけなのかもしれません。旦那さんがどんな職種なのかわかりませんが、職場から急に呼ばれるケースもあるのかも。だから安易に「代官山に住むなんて」とはいえないですよね。でも、賃貸相場や物価について、まったく知らないまま越してきちゃうっていうのはちょっと。この人は旦那さんの従属物なんですかね。転勤が決まったなら、というか転勤があるような仕事なら、調べるとかそういう心づもりでいないとー。
この春の転勤で都内に行くことになりました。
探してみるとなんとか暮らせることがわかってきました。
ただやはり、物価は高いです。
皆さんどんなところで買い物しているのか、まだ越してきた
ばかりで話のできる人がいないのですが、だれかに聞いて
みたいです。
稼いでたんだね。私たちのこと陰で見下してたんでしょ。」
というようなことを言われました。
つい、「芸能人を見かけたことがあるか」聞かれて答えた直後の
言葉です。「そんなことあるわけないじゃない」と否定しましたが、
とても悲しく思いました。芸能人はまだ遭遇したことはありません。
わたしには持病があり、通院の必要があるため現在は働いておりません。
いるのでしょうか。
一人ぼっちでいる日中、友人の言葉を思い出してしまいツラいです。
代官山とは、そんな街なのですか? また周りが本当にセレブばかり
だとするなら、お友だちが作れるか心配です。
住んでみて分かりましたが、代官山は休日になると観光客が多いのか
自転車で通るのにも苦労するほど混む街です。それなのにわたしは
お友だちもおらず、一人で、悩んでいます。
気に食わないといえば、そもそもイケメンをもじってるとこからして嫌いなんだけど、それは置いといて。
イクメンだって数十年もすれば当たり前になって、誰もわざわざそう呼ばないかもしれない。
ただ、昔の風潮というのもまだまだ残っていて、夫に十分な収入があれば専業主婦におさまりたいという勢力も強い。
というか景気が悪くなると増える。
そういう中で、男はまず女より稼げなければ、家計の半分以上を負担できなければ結婚してもらえない。
たぶんこれが今ある風潮の中では最強だと思う。
イクメンを求められるというのは、それをいの一番に突きつけられてる中で、さらに家事の先払いを迫られてる感じで、
なんかすげー理不尽なんだよね。
女だってフルタイムの上に家事育児押しつけんなって、散々主張してる。ごもっともな話だ。
なぜ似たようなことを男には堂々と要求できんの?
イクメンをむやみやたらに持ち上げる空気というのも、もはや行きすぎてハードルばかり上げてんじゃないかと思う。
家事に関わる割合以前に、とりあえず平均以上に稼げてる奴じゃないとテレビに出ないし。
ひどいのだと、イクメンの外科医とかが出てんの。アホかと思った。少女漫画の世界じゃんって。
非現実的だろ。そんな男がいったい何人いるっていうんだ。釣り合う女が何人いるっていうんだ。
最近はお役所もイクメンブームに乗っかって、いろいろ支援しようとしているようだけど、
そういうのも同じ公務員だったり大企業だったり、まともに育休が取れるとこを想定してて、
同じ家事分担してる家庭でも、非正規同士でくっついて、でも子供もできちゃったから、
否応なしにそうするしかないってお家もあるんだろうけど、まずイクメンというフレーズでくくられることはない。
当たり前だよね、そんなんじゃ誰も憧れないから。
たぶん、世間の女性が抱えてるのは、イクメンを持ち上げてるとこからするともっと次元の低い、
しかし深刻な悩みなんじゃないかって思う。
もちろん、東京のタワーマンションだかにお住まいの皆様が、イクメンを欲しがるほどお困りなことはわかるよ。
でもそれって、東京だけの話じゃない。
代官山にカフェができましたよとか、木更津にアウトレットモールができたから橋通って行ってみませんかとか、
そういう程度の普遍性しかないんだから、東京ローカルだけで流しときゃいいじゃんって思う。
周りを巻き込むな。
↓
歩いてミッドタウン
http://matome.naver.jp/odai/2136633203426851601
http://matome.naver.jp/odai/2141182094298256701
この中だとワイン食堂 〜がヒルズ・ミッドタウン間にあって使いやすい。
香妃園もいいけど少し外れにあるから時間がありそうならオススメ。
駅〜駅を移動するとそれだけでかなり歩く。
途中、休憩できるカフェをプランに入れたほうがいいけど、池袋・渋谷_新宿・銀座は土地勘ないと空いているカフェを見つけるのはキツイ。
プラン立てるのが苦手なら、谷中あたりで目的なくぶらっとしてもいいと思う。
昼・夕の店だけ調べておくといい。
旧朝香宮邸を見て、ガレ展を見て、館内のレストランでランチと。
恵比寿あたりでディナーのお店を探すこと。
自分が他人のネタを平然とパクる人間だからこそ逆に代官山飯のときにも勇み足で「パクられた!」と思い込んで大騒ぎしたと考えるんだ。
少なくとも大騒ぎする前に確認したりする。
そういうことをしない人だからこそ大騒ぎするし、
バカとは違うんだけど、ちょっと普通と感覚がずれてる人だと考えるんだ。
そう思えば何もおかしくない。
芸能人やサブカルの人なんて普通からちょっとズレてる人ばっかりでしょ。
たまたまパクリ飯の人は自分のズレ方ブーメランの形をしていただけだよ。
あるいはこんなのはどうだろう。
私ね、はっきり言って代官山飯の時のパクリ飯さんの行動って、「ふつう」「常識的」な対応だったと思うわけ。「らしくない」っていうかね。
闇金さんが言い出したのでなければパクリ飯さんはもうちょっと理知的に行動したかもしれないんだよね。
パクリ飯さんにとっての闇金さんがどういう存在なのかは知らないけれどヤンキー漫画に出てくるツッパリ社会でそれぞれお山の大将やってるような関係だと思うんよね。
だから、なめられるような態度を取ってはいけない。一方で機嫌を損ねて戦争になってもいけない。そういう状態になるように闇金さんがしかけたんだと思うんよ。
闇金さんはパクリ飯さんを試してたわけよ。「ほらほら、ボールをパスしたよ。オマエはこのネタにたいしてどういう振る舞いを私に見せてくるの?」ってね。
で、パクリ飯さんはそのプレッシャーに負けてしまったんじゃないかなと。
パクリ飯さんが普通とずれてるとはいってもバカではありえない。
他人にけしかけられたんじゃなければもっと自分がうまく主導権握って上手に立ち回れたはずなんだよね。
それこそ、編集者の人は怒ってるけど私は別に問題だと思ってないよ、みたいに編集におっかぶせる形を取れたりしたはず。
だって、そのほうが「らしい」じゃん?
パクリ飯さんにとって常識的な人間をしたって何にも美味しくない。
それよりかはパクリ上等!私のほうが面白い!みたいに本人がスタートだったらできたと思うんよ。
だけどあの時は、闇金さんがけしかけてきて、もうこれはパクリだ!許せん!って流れが闇金さんによって作られてたわけ。
そういう止めることができない状態まで騒ぎになったあとで神輿に渡された時になすがママになってしまった。
闇金さんへの作った流れに逆らえずにごくごく常識的な対応になった。つまらない対応をしてしまった。
そしてそのツケが回ってきて最悪の形で払わされる形になったと。
今回の件、編集部が謝るだけで許されていいのか?って言ってる人いるけど逆でしょ? パクリ飯さんにとっては最悪の展開じゃん。
パクったこと自体は全然問題じゃなくて、「ダサい」って思われてしまったのが致命的だよね。
信者はパクリであろうが反社会的であろうがなんだろうが格好いい、あこがれ、で有る間は無条件でヨイショするわけよ。
でも今回の対応って、そういうファンからみるとすごく「ダサい」はずなんだよね。
自分はだんまりで編集部の人が代わりに頭下げるなんてさ。戦闘派のイメージ丸つぶれじゃん?おいたの後始末を親にお願いするガキだよ?
パクリで訴えられたり、謝らないまま打ち切りになるよりはるかに痛いよ。
俺だって、今回の件でもまだパクリ飯さんのファンやってる人見たら、もうだせえとしか思わないもん。
一番大事な求心力の部分を今回の件でパクリ飯さんは失うことに成るよね。
さて、ここで考えてみようよ。
今回の件でまったく傷ついてないしむしろ目障りなパクリ飯が消えて得するのって誰?
代官山飯をまっさきにtogetterまとめまで作ってまでけしかけたのは誰?
誰か知らないけどその人は今頃漁夫の利飯うめえうめえって感じなんじゃないかな。
女の戦い、おそろしい恐ろしい。
ちょっとざわざわしてるCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の個人情報の件。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20151119-00051607/
自分が担当してる客先にTポイントの加盟店がいくつかあって、加盟検討してるところもあるんだけど、さてどうなんるんだろう。
どちらもいわゆる大企業で、普段依頼をうけて仕事している限りではかなり厳格なラインで個人情報保護法を運用してる感じがある。
つかやまもといちろう情報を見る限りだと、組む相手としてはアウトになる可能性のが高い。
客先や上司の決定権を持つおっさんどもは、ちょっと前までツタヤ図書館も代官山TSiteもいいじゃんいいじゃんとバカが無防備万歳でほめそやしてたんだけど
さすがに、小牧の住民投票あたりで潮目が変わった感じあるんだよなー
まだ週刊朝日読めてないんだけど、おっさんメディアの週刊誌にネガ記事出るとなると更にそっち方面になりそうだけど。
Tポイント加盟検討中だったクライアントは、ツタヤ信頼性に欠けるし俺らの顧客情報を出すのが惜しいから、と、かなり長い間検討中が続いてたっけな。
## 概要
ビリギャルじゃないけど、慶應卒の、頭のなかお花畑なゆるふわOLの私がカフェでハイスペ男子をあさり、とうとう先日結婚までこぎつけるに至るまでに駆使したメソッドの紹介。一部フェイク含。酔っている勢いで書いているので誤字脱字していたらごめんなさい。
## はじめに
慶應卒と言っても、ピンきりであることは言うまでもないと思うけれど、私はその中間ぐらい。上を見れば本当に裕福な家庭で育ったお嬢様だとか、社長令嬢、はたまた、〜国の大使館の娘等、慶應にはそういう人たちがたくさんいる。私は特段裕福というわけではないが、ある程度余裕がある家庭で育ち、成り行きで慶應に進学した。私は、そこそこ勉強が出来る程度で、特に目立った特技もなく、本当に、「普通」な女性だと、自身ではそう思っている。見た目も普通。とは言え、女性なので、それなりに見た目には気を配っているけれど・・。ネイルや髪の毛、お肌の手入れ、「どこにいても他人に見られていることを必ず覚えておきなさい」という母の昔からの教えが刷り込まれている。父もマナーには厳しかった。内面的にも外面的にも。私は、ジャンル的には、いわゆる、男性が言う”清楚系”なのだと思う。黒髪ロング。もちろん処女ではないし、おおっぴらに言うものでもないが、自慰もするし、Sexも好きだ。そういう行為に目覚めたのは女子校時代だと思う。女性、大体そういうものなので、世の中の男性は幻想を抱きすぎだと、常日頃からひしひしと周りの男性の話を聞いていて、思う。
## きっかけ
そんな私が、大学を卒業してマーケ関係の仕事に就いた。狭い社会、噂も、裏話も、あっという間に広まり、飛び交う、とても居心地の悪い会社だ。同期や先輩は、良い大学を卒業した頭のキレるエリートなのは、間違いないのだが、どうしても、何かかけている人が多い印象。女性比率が圧倒的に少ない会社。男性が多い会社でありがちな、セクハラまがいのことも少々あるが、軽いセクハラ程度でメンタルをやられるほど私はヤワではなかったので、テキトウにあしらいつつ、ひたすら業務に集中していた。そういう生活を3年続けて、そろそろ大学の友達や高校の友達からの結婚の話がFacebookで伝わったり、結婚式に招待されることが多くなってきた。私は学生時、2年間お付き合いしていた、大学で知りあった男性がいたが、卒業と同時に彼が海外の大学院に行くことになり、お別れすることになって、それ以降、誰とも付き合わず社会人を続けていた。もちろん、その間に男性からアプローチされることはあったが、その時は仕事を優先したかったことと、それらの男性達があまり魅力に感じられなかった。もちろんお食事に誘われたら、特段「生理的に無理」等なければ、行きはしたが、もちろん私にはその気がないので、美味しくご飯を頂いて、男性のお話をきき、口説きをスルーする、そういうことはあった。とは言え、少しづつ危機感を抱き始めていたことは間違いない。しかしながら、社内でそういう相手は到底見つかりそうもない。私は、学生時代の友達をつてに、合コンを開催してもらうも、魅力的だと感じる男性には当たらない。そもそも合コン開催回数が少なかった。巷で「週5で合コン」「アフターファイブ」「20時から合コン」「仕事を早上がりして・・」「一人で仕事後バーに行ってみよう」等、女性向けの婚活情報誌やメディア、特定のツイッターアカウントが、そのようなことを煽ったりしているが、ある程度キャリアがある女性にはそれが不可能に近いなことは言うまでもないと思う。毎日終電後タクシー、平日に合コンする時間も、余裕もない、休日も仕事に追われることが多い。家では本当に寝ているだけ、たまった疲れをひたすら回復するために、外出する気力も出てこない。給料は多い、けれど、それは「命を削って得たお金」と揶揄できる。
## 受け身ではだめだ
「受け身では駄目だ」と、合コンに参加して、あまり自身の好みや理想にヒットする男性が現れず過ごした日々の中で、私は悟った。遅いね。とは言え、仕事後バーに行ったり、知り合いと交流する余裕が当時私にはなかったので、どうすれば私の好みの理想の男性と出会えるか、自身の生活習慣や生活拠点から考え直すことを始めた。まず、私は仕事上、夜に時間を作ることがほぼ不可能だった。そのため、私は朝をメインの活動時間にしようと考えた。当時、ちょうど、「朝活」「朝カフェ」等が巷で流行り始めた時期だった。では、安直に、そのクラスタでまず探してみようと私は考えた。ものごと、流行り始め、アーリー・アダプター、アンテナを張っている人はある程度、様々な意味合いで”平均以上”であることが多い、と何かの記事で読み、それを真に受けた。それでは、朝、そういう場で、理想の男性と出会える確率を上げるには、どうすればいいか、と考えた時に、まず自身の住んでいる場所がそれに適していないことに気がつく。私はすぐさま、都心、具体的に言えば恵比寿に引っ越しをした。地理的にある程度お金に余裕がある人が多い、民度が高そう、住みたい街のランキング上位、そういう理由で恵比寿を選んだ。のちに、それが大成功だったと気がつく。
## 行動開始
恵比寿に引っ越した私は、まず近場で開催されている不特定多数が参加する朝活の集まりや、朝から開いているカフェの情報を集めて、積極的に平日の朝にそれらに赴いた。当時は、それらが流行り始めたばかりだったので、来る人は、ある程度ステイタスがある人が多かったように思える。恵比寿にある外資の男性も多数いらっしゃった。朝カフェも、仕事前に新聞を読んだり、読書をしている、出社前の、”エリートそうな”会社員の方が多かった。私はそういう場で積極的に男性に話しかけてみた。朝活では、特段何もしなくても、そもそも交流目的のものや、読書会等だったので、自然と男性とお話することができた。一方で、朝カフェは少し難易度が高かった。何度か朝から営業をしているカフェを偵察し、店内の様子や、常連、その時間帯にいる店員、様々な要因を調査し、どこが適しているか、どういう交流の始まり方が適当か、を検討する必要があったからだ。恵比寿、代官山周辺は朝からオープンしているカフェが多い。そのため、人も散らばる。しかしながら、いわゆる「雑誌に掲載されるようなオシャレカフェ」には、そういったたぐいの男性は来ない。彼らはチェーンのカフェに多い。特定の場所で申し訳ないけれど、ガーデンプレイスのスターバックスとか、駅周辺のチェーン店のカフェに彼らは朝来ている。そのため、私はそちらを主な活動拠点として選定した。次に、どのようにしてカフェ内でそのような男性と交流するか、という一番の課題と向き合うことになる。カフェでいきなり話かけるほど、不自然なものはない、国内では。私はとりあえず日経新聞を持込み、ラップトップを開く。最近ではメジャーになったMacBookではなく、windowsマシンだけれど。以下、私が試みた話しかけるきっかけづくり一覧だ。
2. すみません、携帯がなくなってしまったのですが、一度私の電話を鳴らしていただけないでしょうか。
3. 忘れ物をわざとする
5. 読書している本について聞く
6. 出張できた風に装い、周辺のことを聞く
一番自然だったのは、1の「無線LANへのつなぎ方わかりますか?」だ。困った顔で、ゆるふわ風に聞くとより効果的だった。話始めた後は、あなたの会話力次第。そこには言及しないけれど、私はそこからうまく連絡先を聞き出し、そうやって出会った人と、お付き合いを開始し、つい先月、結婚をした。正直、女性に話しかけられて不快と思うような男性はほとんどいない(*あなたが普通以上の身なりの場合)。なんだかんだ、男性は紳士の方が多いので、親切にしてくださる。少なくとも、朝恵比寿のカフェに来ているようなサラリーマンは。
朝活の方は、コミュニティ的な要素が多く、そこでの恋愛への発展は、コミュニティ的に面倒になりそうだったので、私は自然と朝カフェでの活動にシフトしていた。結果的にはそれが正解だったらしい。 最近では、いわゆるマルチ勧誘がそういう場でされていることが多発しているらしいので、今やるのであれば、私はカフェを押す。
これは個人の好みによるので、正直書く必要がない気もするが、足切りの基準程度は参考になるかもしれないので書いておく。以下のポイントを抑えている人だと良い。
1. 短髪
2. スーツ
3. 社員証をかけている
5. PC開いている
6. 黒髪
7. 読書している
茶髪でMacbookを開いている人もいるが、彼らはワナビーである可能性が高い。 学生もいるのでしっかりみわけないといけない。社員証をつけていれば、ある程度保証があるが、逆に社員証を見せびらかすタイプの可能性もあるので注意。私は黒髪短髪のキレイ目の男性を足きり基準にして行動をつづけていった結果、私のタイプで、且つ趣味もあう、男性と出会えた。短髪、黒髪、私服だけどキレイ目、PCを開いてコード?を書いている、そういう人だった。もちろん「無線LANってどうつなぐのですか?」で会話をスタートした。IT系の会社に勤めている人で、物腰もものすごく柔らか、女性慣れしていなさそうな方で、とても好印象だった。
0. 駅近ドトール
http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=946
http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=1269
こっちはいったことないのだけれど、この戦法を伝えた友人が良い男性をここで多数見かけるとの情報を教えてくれたので記載。
## まとめ
夜繰り出す時間がない、バー等一人で行く勇気がない、出会いがない、仕事が忙しい、そんな女性に、朝型の出会いの戦略をお伝えしました。朝カフェ戦略、伝えた友人は、わりと楽しんで、しかも良い男性と出会えているようなので、ぜひ皆様もお試しください。最後あたり、のろけになってごめんなさい。IT系の彼なので、この記事みつかったらどうしよう。いいや。みつかっても。ちょっと話したし。あと、恵比寿の情報ばかりでごめんなさい。恵比寿が良い街なので。。
もう20年近く前の話になるのかな。
僕が履いていたユニクロのパンツを思いっきりディスった女の子は文化服装学院で学んでいた。
「信じられない」
彼女はそう言った。
彼女は当時の若い子たちが憧れるファッションブランドにパターンナーとして就職が決まっていた。
僕が地元に帰ってからは音信が途絶えたけど、2度だけ会うことがあった。
彼女はぜんぜん変わらず美しくてかわいくて、
たぶんなにかしら心の交流はあったと思っている。
もちろんその時も僕はユニクロのパンツとくつしたを履いていたけどね。
その後は知らない。
今でもあるのかな。あのブランドは。最近名前を聞かないけれど。
今度調べてみようかな。
最近知人から風の噂で彼女が出産したと聞いた。高齢出産でけっこういろいろ大変らしい。
facebookで検索してみたけれど旧姓の彼女はみつからなかった。
彼女は今でも自分が認めないなにかを激しくディスっているんだろうか。
ユニクロのウェアを着てプレーする錦織選手をテレビの前で激しくディスっているだろうか。
「錦織くんが悪いんじゃないよ。ユニクロなんて着せるまわりのバカなオトナが悪いんだよ」
彼女がもしも昔のままだったらきっとたぶんこう言うはずだ。
彼女は彼女が激しくディスっていた、いつまでも自分を若く思っているカンチガイオバサンにならずにすんでいるだろうか。
僕たちは今も20年前もオトナだったんだよ。錦織君もオトナなんだよ。
彼女はユニクロのインナーに古着のダウンを重ね着している僕になんと言うだろう。
僕はきっと妻が買ってきたGU(ジーユー)のパンツを脱ぐことはないだろう。
君の愛する息子にこの曲を贈るよ。
https://www.youtube.com/watch?v=eimjmlWiP9I
1.
その帰りに、子供にせがまれてサンシャイン向かいの「すき家」に行ったのだが、
通称「乙女ロード」で何かあったのか、紙袋等を持った腐女子、もとい女子がいっぱいいた。
おひとり様、2人連れ、3人連れ、さまざま。
よく「牛丼って、女性は行かない」と言われるが、それって少なくとも乙女ロードじゃ当てはまらない。
でも、これが「すき家」じゃなくて「吉野家」だったら、ここまで女子は来ないだろうなあ。
少なくともこの立地に関する限り、吉野家が出店せずにすき家が出店したのが正解。
2.
それで思い出したのだが、以前リンガーハットがサンシャイン内に
「オシャレでヘルシーな、レディ向けのちゃんぽん」ということで「リンガール」という店を出していた。
が、閑古鳥が鳴いていて、スグ潰れた。
ちゃんぽん1杯で300キロカロリー程度で800円程度という、六本木とか代官山とか南青山なら繁盛しそうなコンセプトであったが、
https://note.mu/hyamaguchi/n/n22cc66180983
先日代官山蔦屋の隣を歩いた時、外国人女子二人が写真を撮り合っていた。
確かに過剰にオシャレだ。
あの『T』のモノグラムでできた外壁なんて最初見た時は掃除大変そう!と思った。
どこに何があるのかも初見ではわかりづらい。八重洲ブックセンターや新宿紀伊國屋に慣れてしまうとそうだろう。
でも僕は、あのお店は、「小売」という商売形態の今あるべき姿だと思う。
洋服にせよ家電製品にせよ本にせよ、正直実店舗なんか必要ない時代だ。
ZOZOTOWNやヨドバシ・ドット・コムやAmazonでなんでも買える。
実店舗は雇用を産み、交流を促し、ブランド価値を高める、そういう店でないと構える必要がない。
ではこれから若い世代を中心に人が集まる店を作っていこうと思うと、どういう店を作るべきか。
車が売れない、服が売れない、CDが売れないという意見はよく聞くが、今20歳くらいの若者に何に興味があるか聞いてみたことはあるだろうか。
TwitterやFacebookやインスタグラムで自己を顕示することに一番興味がある。
ディズニーランドは内容もさることながらロケーションに価値がある。
訪れる人はみな一様に写真を撮り、webにUPし「イイね!」を貰う。
いかにオシャレに映るか。いかに可愛く映るか。いかにイイねを沢山貰うか。
英語がマスト?違う。写真こそが世界共通の言語だ。価値観の微妙な差こそあれど、写真は一番簡単に世界中で通じる言語になった。
誰よりもいい写真を撮って注目を集めたいのだ。
小売を生業にする者達は、これからどんどん店舗運営は厳しい時代になるだろう。
店舗を作る際はよく考えなければならない。
少なくとも僕は代官山に本屋を作る時に、八重洲ブックセンターや新宿紀伊國屋のようなお店を作ってはいけないと思う。
下記を一切の私情を挟まず実施してください。
①眉を整えます。眉用シェーバをamazonで購入し、一心不乱に全体を薄くしてください。終わったら毛抜きで眉の下部・端の方ををぶちぶち抜いて、2/3まで細くしてください。
②髪を切ります。美容院は妥協せず、青山・表参道・代官山界隈のカット7000円以上のところを選んでください。前日前々日は2徹でハードワークをし、当日は意識を朦朧とさせ、メンタルのストッパーを外していけば大丈夫です。髪型は、あなたと美容師が言葉を通じて意思を疎通するのは不可能ですので、必ず写真を見せて注文してください。一週間前に本屋に行き、メンズ雑誌をモデルの髪型だけに着目して片っ端からスクリーニングしてください。自分の理想に最も近い髪型決めたらiPhoneで撮っておき(雑誌はちゃんと購入してくだいね)、当日はそれを担当の美容師さんに見せてください。数点質問されますが、クローズドクエスチョンは全てYESで、オープンクエスチョンは元気に「お任せします!」と答え、後は泥のように眠っていればOKです。
③雑誌で知識を付けます。昨今メンズ雑誌も沢山ありますが、以下2冊を読めば大丈夫です。
・BEGIN 定番と蘊蓄について吸収します。定期的にベーシック特集が組まれているので、過去3回分位をAmazonでポチってください。短期集中で記載しているブランド名と歴史を全て覚えてください。定番には定番になった理由があります。「何故この服が定番になったのか?」と常に問いながら読んでみてください。
・POPEYE 2014年現在一番オサレな雑誌です。BEGINだけだと大企業の高給エリートが金とガリ勉知識で格好つけた感じになってしまうので、POPEYEで流行とセンスを補填します。POPYEは頭を一切使わずに、繰り返し繰り返し読んで(眺めて)ください。夜寝る直前と朝起きた直後にPOPEYEを読む、というのを習慣化し、潜在意識に刷り込んでください。
④服を買います。お店は、チェーンのセレクトショップの雄であるユナイテッドアローズとBEAMSに絞ります。他は2流です。慣れて来たら新宿伊勢丹メンズ館に行きます。百貨店は、金はあるけどセンスは皆無、みたいな人で溢れ返っているので実は行きやすいです。既に地雷を踏まないだけの土台はできているので、上記雑誌で見たことのあるブランド品を、定番7:流行3の割合で購入してください。サイズは気持ち小さめで。MかLか迷うな?って時はMです。なお、最近はセレオリ(タグにアローズとかBEAMSとか書いてあるやつ)が売り場の多くを占める場合もあるので、タグを見てそれらを丁寧に避けてください。
⑤着慣れます。買った服はガンガン着倒してください。最初は今までの愛着ある服にどうしても手を伸ばしてしまうかもしれませんが、絶対に新しく買った服だけを着てください。今までの服は、買った服の数だけ捨てていき、新陳代謝を促します(理想はさっさと全捨てですが)。人に会う前に、まず家や近場の散歩で丸5日は着るようにします。「今の俺最高にオサレだぜ」感は残酷なまでに他人にビンビン伝わるので、着ている服のブランド名を聞かれても確認するまで答えられない位、服への意識を無くしてください。
以上を機械的に実施すれば、あなたは必ずオサレさんと認識してもらえます。
服装には、ダサい・カッコいいともう一つ、情報収集能力の高さを表す服装というものがあります。ここで目指したのはそれです。あなたの出会う普通の人達の90%(特に女性)は、オサレの認識にグラデーションが無いので、センスのあるオサレと、情報収集能力で作り出したオサレの違いが分かりません。また、一般的に社会人でオサレと言われている人に対しても、上記を忠実に実践すれば、その人がどこで情報を得ていて、どこで服を買っているのか、ありありと想像できるようになり、オサレな人に物怖じしなくなります。
是非お試しあれ。
‐ 2020年12月、トーキョー ‐
より便利により早くより安価に物が動き人が動くことが可能になったものの、
今はすっかり人々の生活に定着したタブレット端末によりAamazonのサイトで
いわば職人道具と化していた)
パートナーとは恵比寿か代官山に食事に行こうかとも提案したが、
お気に入りのイタリアンレストラン「アリエッティア」がなくなったこともあり
家でテレビでも見ながら食事をして過ごそうということになっていた。
24日のクリスマスイブは贔屓にしているコメディアンのバラエティ番組が放送されるので
外に食事をするより家でのんびりするほうが私は気に入っている。
40歳になっても動画サイトで二次元のヒロインとクリスマスを過ごす、
という内容のタグを漁る習慣は抜けないでいる。
クリスマスのシーズンに聴く音楽は大抵iTuneストアで購入する。
ビートルズの【ラスト・クリスマス】、ジョンレノンの【イマジン】
ドリームズカムトゥルーの【WINTER SONG】、山下達郎の【クリスマス・イブ】は
毎年欠かさず聴くようにしている。
今年はそのプレイリストに流行りのアイドルソングか今季で一番お気に入りの
アニメソングを入れようかと思っている。
大学時代からの熱心な趣味(と言って差し支えないだろう)であるアニメ鑑賞は
この歳になっていても続いている。むしろその病的な情熱はより強くなったと言っていい。
1週間地上波の番組を全て録画することができるHDDレコーダ**(ソニー製)には
パートナーが呆れるのも無理はない。
週末はたいてい道場に行くか図書館に行くことを日課にしている。
気が向けば隣町のラーメン屋までドライブに行ったり、都心まで足を伸ばして
外出するのが億劫な場合はネットワークゲーム(すでに7年もやっている)
に興じて一日を過ごすこともある。
本は主に日本文学やミステリー、SF、技術書、ビジネス書、自己啓発書などを中心に
読んでいる。東野圭吾が未だに現役なのには驚きを禁じ得ない。
自分で創作した小説まがいのものをWEBにアップすることもたまにあるが本格的な長編を
完成させたことは一度もない。いつかしっかりとした長編SF小説を買いてみたいがそれは
まだずっと先のことのようだ。その夢が叶うのはあるいは老後かもしれない。
ライブなどもたまにいく。
ロックフェスの数もだいぶ少なくなってきたが
それでもライジングサンフェス、ロックインジャパンフェス、サマーソニック、
フジロック・フェスティバルなどの主要なフェスには根強い音楽ファンが毎年何万人も
参加している。初音ミクなどのVOCALOIDのDJもだいぶ定着してきたようで
アニメ色がより強くなったのは2000年代では考えられないことだ。
相変わらず邦楽ロックが中心にミュージックステーションとかに出演するようなアーティストを
好んで聴いている。ジャズやクラシックにも挑戦したいと思っているが
若いころに比べるとだいぶ腹も出てきたのでなるべく運動はしようと考えている。
年に1度はするようにしている。
なんでも手を出してすぐに飽きる癖はなかなか抜けないようだ。
月に一度は料理をする。
(ちなみにオニオンフライを下品にならない程度に散らすのが美味しさのコツだ)
酒は相変わらずビールを中心に飲んでいるが
バーボン、日本酒、焼酎、ウィスキー、ワインなども好んで飲むようになった。
たまに燻製を作ったりすることもある。
行きつけのバーも随分増えてきた。
新宿のゴールデン街や池袋のショットバー、中野の立ち飲み屋などに
行くのが週末のささやかな楽しみだ。
焼き鳥屋や蕎麦屋で晩酌するのが好きだが家庭的なイタリアンレストランだったり
本格的なソーセージを食べさせてくれるドイツ料理、泡盛が飲める沖縄料理、
銀座では映画を見たり、老舗のスイーツを買いにいったりするのが好きだ。
みんなそれなりに年をとり良くも悪くも変化していった。
インターネットの高速通信網は日本中に貼り巡り(それは私に生物の毛細血管を連想させる)、
かつて”スマホ”と呼ばれるものを肉体に移植するのが普通になったが、
脳の情報をデジタル情報に置き換えて肉体を必要としなくなる時代が到来するのはまだ先のようだ。
人類がテクノロジィに踊らされているという状況はいつの時代も変わることはない。
願わくばテクノロジィが戦争の為でなく人類の平和のために使われることを
ひどく薄いインスタントコーヒーとともに。
「うちら」の世界 — http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/08/06/155425
私のいる世界 — http://luvlife.hatenablog.com/entry/2013/08/07/221155
「低学歴」って言うな。— http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20130810/1376143977
SNS炎上と"低学歴の世界"の構造を分析。 — http://togetter.com/li/545991
ここ最近、「低学歴の世界」というワードを目にする機会が増えました。発端となったブログの内容と、自分の周りで議論されている内容、そして自分が考えていることは方向性が違うのですが、その「低学歴の世界」のあり方や「高学歴の世界」との関係、溝、そしてネーミングそのものが議論の対象になっているので、自分も思うところを書いてみようと思います。
・教養の低さ
・ローカル性
という特徴を持っているとされています。前提として、このような特徴を持ったコミュニティ、世界が現実にあるのだということは、このノートを読んでくださる人々に認識していただきたいと思っています。程度の差はありますが、上記5つの記事に書かれている内容でおおむね合っています。
ネーミングについて
僕自身もその「低学歴の世界」に、身を置いていたとは言わないまでも、通りを挟んで向かい側くらいまで近付いたことがあります。そこで感じたのは、そういう世界に身を置くかどうかは、(親をはじめとする周囲の)学歴という要素はとても大きい、ということです。分かりやすいレッテルを貼っているだけだ、とか、学歴で切り分けるな、とか、上から目線だ、という批判もありますが、現実にそういった世界をのぞき込んでみると、決して外れてはいないな、というのが思うところです。(また、全く次元の違う話ですが、これが例えば「下層の世界」というネーミングだったら、ここまで話題にならなかっただろうと思います。この話題をここまでバズらせてくれたという意味でも、この名前には功績がある、と思うのです。)
「低学歴」という呼び名では、単に「学歴が低い人々の集まり」くらいにしか聞こえないので、本質をとらえきれていない、という批判があります。上記の記事や自分なりの体験をもとに、この「低学歴の世界」の特徴を考えてみたいと思います。
究極のローカル性
この「低学歴の世界」の最大の特徴は、小中学時代に形成された地縁社会がほぼ一生続く、という究極のローカル性です。
低学歴の世界って何と無くわかるんだよ、高卒とか地元の専門、地元のFラン卒業して、中学の時の奴らとつるみ続けて、世界を知らない、それでも彼らは幸せなんですよ。
法律や経済に無関心、それで生きていけるから、ITにも無関心それで生きていけるから、大切なものは地元の友達だけ、地元最高みたいな人が。
本来ならば"低学歴の世界"の人々は親や先生との対立によって自らを止揚させて行き、大人になるが親や先生の能力が低いと止揚ではなく社会からの逃避によって解決を図る。
お互いに逃避した友人と遊び、逃避した同士自らをさらけ出し、自らの文化(culture)を養成していき、自らの常識を育んで行きます。
テレビの世界は全く違う世界の出来事を映す、代官山のお洒落なカフェ、原宿のお洒落な洋服屋さん、六本木の華やかなクラブ、それは"低学歴の世界"から見たら全くの虚像なのです。
彼らが持っている世界は小学校のころから使っていたコンビニ、最近出来たバイクで20分のトウキョウのシミュラークルとしてのイオンモール、それと国道沿いのチェーン店と出身中学・高校くらいなものです。
なぜなら決して地元から離れる事が出来ないから(考えすらしない)、"低学歴の世界"の交遊関係は幼少のころから続いており新しい環境に行くことが出来ない、疎外されるからです。
この記述は、その特徴を痛々しいほど正確に切り出していると思います。"彼ら"はとても世界が狭い。このような世界で、子供達は学区制に従って地元の小中に通い、テストの点数に従って近場の高校に通い、多くはそこで卒業して就職し、一部は地元の専門学校か大学に通い、一部が進学や就職でコミュニティを離れ「外の世界」に出て行く。これらの区分けのうち3つ目と2つ目の一部だけが「低学歴の世界」を(一時的に)脱出し、多数派の1つ目、2つ目の一部が「低学歴の世界」を構成する次世代となります。
ネーミングにも表れている「低学歴(※字義通り)」という特徴は、確かに当たっている、と言えます。彼らは多くが高卒、または地元の専門学校卒で、大卒者は少ない(大卒者は大学に依ったコミュニティを作ってしまうので、関わりが薄い)。それはローカル性と一体のものです。大学入学にはもちろん学力の問題もありますが、そもそも「低学歴の世界」の人は大学に進学することを考慮していない人が多いのです(理由は後述)。地元を出て高い金を払って進学しようと思わない、かといって就職のために県外に出るのも、という人が、地元で職を見つけて大人になっても地元に留まります。必然的に、構成メンバーが「低学歴」寄りになるのです。
しかし注意しなければならないのは、その「低学歴(※)」というのはどちらかといえば「低学歴の世界」が作り出した結果に近いものであって、その世界を成り立たせている要因ではない、ということです。「低学歴の世界」が「高学歴の世界」と断絶してしまっている最大の要因は、その世界の子供が、親世代から「低学歴の世界」を脱出できるような教育を受けられず、「低学歴の世界」が再生産されていく力が強い、ということです。
つまり僕が「低学歴の世界」の大きな要素として挙げたいのは、先程のローカル性に起因することですが、「自分の慣れ親しんだ世界の外に出て行く、子供を送り出す」という意識が、「低学歴の世界」に欠けていることです。だからこそ、自分が通ったことがない「大学」に子供を通わせようとも思わないし、海外に旅行する必要も、就職のために大都会に送り出す必要も感じない。インターネットをはじめとするツールは「世界」の仲間と交流するためだけに使えばいいから、きちんと学ぶ必要はない。
そこから生じる一つの帰結として、「子供を教育し教養をつけさせる」という意識が子育てをする家庭や地域に欠落していることも、この世界が持続する要因となります。自分がかつてそうだったのと同じように、また周囲と同じように、小中学校での教育に関心を払わない(払えない)、大学進学の必要を感じない。この意識の欠落によって、次世代が低学歴(※)を受け継ぐばかりか、「低学歴の世界」そのものが次世代にも再生産されていきます。
自分が暮らしている世界で事足りるのだから、子供もそれで十分だろうと思う、その意識が「低学歴の世界」という閉じたコミュニティを再生産していきます。
ここまできてやっと、学歴そのものは本質的な要因でないことが分かります。たとえば、中/高卒の芸能人なんか山ほどいますが、彼らの多くが「高学歴の世界」の住人である...とは言えないまでも、上記にあるような「低学歴の世界」の住人ではなさそうだ、ということは、感じられるでしょう(彼らの中には「低学歴の世界」出身の人も多いはずですが、容姿や芸能のセンスを武器にその世界を出たのだ、と言えます)。これを読んでいる「高学歴の世界」の皆さんは、将来自分の子供ができたとき、勉強が不得意で、東大や医学部どころか大学進学もおぼつかないくらいだとしたら、どうしますか。それでも必死に教育するでしょうし、学歴は身につけられなくても教養は教え込もうとするのではないでしょうか。「教育を受け(させ)教養をつけ(させ)る」「自分の慣れ親しんだローカルな世界の外に出(させ)る」という態度の有無が本質なのです。
こうした「子供を教育する」「子供を外の世界へ送り出す」意識は、もちろん親の学歴や経済力で生まれる面もあるし、土地や人間関係にも左右されるが、親世代の「『低学歴の世界』の外を見た体験」の有無、これが決定的な差を生みます。たとえ親世代に学歴や教養がなく、「低学歴の世界」に身を置いていても、外の世界を知って子供を送り出そうと思えば、経済大国であり、不十分ながらも支援システムがある日本でなら、可能だからです。「子供を外の世界に送り出す」というプロセスに成功すれば、その家庭はそこで「低学歴の世界」から離脱することになります。
しかし、ここに最大の隔たりがあります。「『低学歴の世界』の外を見た体験」というのは、基本的には学生時代を終えてからは体験することができず(もともと「低学歴の世界」にいる人間は、そのままでは大人になっても「低学歴の世界」に身を置いてしまいます)、非常にチャンスが少ないものです。さらに、「低学歴の世界」に身を置く人間が何らかの要因で「高学歴の世界」との接触しても、次世代ではその世界から脱出してしまいますから、そのコミュニティ全体に影響を与えることはありません。「低学歴の世界」にはその世界しか見えない人だけが残っていきます。こうして、「低学歴の世界」というものが強固な形で生き残っていくのだと考えています。
再度、ネーミングについて
そのような「低学歴の世界」は、上記の「私のいる世界」にあるように、学歴以前の段階であるはずの中学・高校ですでに生まれています。「低学歴(※)」が「低学歴の世界」を作るのではなく、「低学歴の世界」が「低学歴(※)」を作るのですから、本当の意味で適切な命名ではありません。「超ローカルの世界」とでも言い表した方が本質を捉えていると思いますが、これでは意味が容易にわからないので、まだ「低学歴の世界」の方が分かりやすい、ということでしょう。
何が問題なのか
で、問題点ですが、そんなものは存在せず、彼らは自分たちの世界で満足してやっていきます。自分たちの世界に閉じこもっていれば快適、というのは学歴や社会に関係なく、どこにでもあることです。そもそも、こういった「超ローカルの世界」はそれこそ士農工商の時代から存在したわけで、むしろ人間は地縁に従って一生を終えるのがスタンダードな時代もあったわけですから、問題などもとから存在しないのです。
では、なぜ今このように話題になっているかというと、社会全体の形が変化したために、「低学歴の世界」を脱して「中/高学歴の世界」に移り、そこで「カルチャーショック」を受ける人がいる、ということが要因として挙げられるでしょう。もちろんこんな現象は100年前からあったはずですが、そういった「低学歴の世界から脱出した人の体験談」みたいなものがインターネットにどっと表出してきて、話題になっているという側面があるのでしょう。ネットでは「同窓会コピペ」なんてものが流行ったりしていますが、地方で育って高学歴を得た人の視点から見る「同窓会」というのは、まさに「低学歴の世界の再発見」と呼んでいいだろう、と思うのです。
もうひとつの原因は、やはりインターネット技術によって、そういった世界を外から垣間見ることのできる人が増えてきた、ということです。彼らが冷蔵庫に入ったり、商品の肉を咥えたりするなんて現象は、たぶん昔からあったはずです。彼ら「低学歴の世界」の文化ではそういうことは普通であって、問題ないわけですが、それが「外の世界」の常識に合致しないものですから、何て連中だ、と言われて「炎上」する。ただ、上の記事にもありますが、彼らは外の世界に対して無関心ですから、「ちょっとふざけたらバレて怒られた」としか思いません。実際、地元に帰れば「この前○○が商品の肉をかっぱらって食ってたらバレてクビになったらしい」くらいの話は地元の同級生から聞くことができると思います。このように、本来は閉ざされた存在であった「低学歴の世界」が、主に情報通信技術の存在で外に姿を現すようになって驚かれている、というのが昨今の現状ではないか、と思うのです。
どうやって解決(?)するか
先に書いたように、この「世界」はそれ自体問題なく機能しているのですから、果たして何らかの手段をとる必要があるのか、ということから考えなければなりません。こちらから見ておかしいからといって、自分たちが正しいと思う世界観を押しつけるのはただの傲慢でしょう。しかし、そういった「低学歴の世界」もとい「超ローカルの世界」が巨大な世界として存在することが、社会全体にとって不利益であり、その世界を縮小していくことが当人達にとっても全体にとっても有益だと感じられるならば、ゆるやかに解決を目指す必要がありまます。しかし、これは新しい問題ではなく昔から連綿と続いてきた社会形態のひとつに過ぎないので、「低学歴の世界」がなくなる、なんてことはまずありえないでしょう。
どうやって対処するか、ということを考え出すと、まだまだ長くなってしまいそうなので、この辺で終わりにしたいと思います。お疲れさまでした。
まとめ
・「低学歴の世界」は、小中高時代の共同体で一生を過ごす人の集まり、「超ローカルな世界」である
・その世界の住人には、「外の世界に出て行こうという意識」と「教育に対する関心」が不足している