はてなキーワード: 森ガールとは
オタク用語が多々ある要素をひとまとめにしたものという認識は同じなんだけど、それに対する考え方は逆だな
オタク文化で使われているスラングって「多々ある要素をひとまとめにした言葉」だからこそすげえ便利なんだよね
もともとオタクやインターネット文化圏の言葉である「ツンデレ」や「意識高い系」なんて言葉はすっかり人口に膾炙したわけだが、それはやっぱりそれらの言葉が便利だからだと思う
アニメや漫画の人物って実際の人間よりデフォルメして表現されるので、非常にパターン化がしやすいのでオタクたちは「幼馴染」とか「先輩」とか「お嬢様」とかいうキーワードから容易にそのキーワードが当てはまる人物(キャラクター)を想像することができる
本来グラデーションになっていて明確なパターン化が困難であるものに「属性」を与え、カテゴライズすることが日常となっている
なので例えばとある人物がどんな人間かを相手に伝えたいとき、「優しくて家庭的で気がまわるんだけどちょっと抜けているところがある人」と言わないといけないところを、オタク同士なら「幼馴染系」の一言で伝わる
「ラスボス」と言えばその課題をクリアすれば問題の解決に至る最後の対象だし
「チュートリアル」といえば練習のために簡単な課題をリソースやツールの提供や指導員等からのアドバイスがある状況でクリアする状況
ということが簡単に伝わる
似たような表現で「イージー(ハード)モード」みたい言葉もよく使われる
また、ゲーム関連用語でも特にオンラインゲーム関連の用語は特定の言動や思考様式を持った人間に名前をつけたものが多く
等の言葉は日常会話においても特定の人物やその言動を表現するのにすごく便利だ
とにかく何のオタクかが異なっても、オタク、インターネット文化圏のスラングが通用するってだけでコミュニケーションがすごく取りやすくなる
というかスラングが通じる相手とばかりコミュニケーションをとっていると、非オタクとの会話が(話題が合う合わない以前の問題で)すごく面倒になる
こういう「実際によく目にしたことあるけど言葉で説明するのが面倒くさい事象」を一言で表す言葉が広く共有されてるのってオタク関連用語とファッション関連用語くらいじゃなかろうか
モテ系とか森ガールとかを言葉で説明するのってすごく難しい(面倒くさい)けど
そういった言葉を共有してる人の間では単語一つで似たような対象が想像される
そういうのって結構すごいことだと思うんだよな
よくオタク同士で結婚すると趣味で衝突してよくないなんて言うけど、俺は逆に結婚相手のような長期間一緒にいる人間こそオタクの方がいいと思う
実際に妻とはジャンルもモチベーションも違うオタクだけど、オタク文化圏のスラングや文脈が共有されてるというだけで日常会話の楽さが全然違う
元森ガールが語る“あの頃”
https://www.buzzfeed.com/jp/takumiharimaya/where-is-morigirl?utm_term=.dx3RXZQZ5#.gxvKn9k9a
森ガール誕生は、約10年前の2006年にさかのぼる。当時、国内最大SNSだったmixiのコミュニティで管理人のchocoさんが自身のコーディネートをアップした際、「森にいそうだね」と言われたことが起源である。
このコミュニティは徐々に広がり、2009年には約35000人の会員数を誇る巨大コミュニティに。それと同じくして、ファッション誌で取り上げられるようになった。
「たしかに森は辞めましたが、飽きてはいないんですよ。普通に可愛いと思いますし、いまでもお店に服は見に行きます。けれど買わない」
※馬鹿なので文字数制限に気付かなかった。他に尻切れトンボの変なものが残ってるが、改めて分割投下とする
はてな匿名ダイアリーに書く、つまり俺の話を皆にも聞いて欲しい、だが発言者としての責任は負いたくないという時点で
つまりそういうのが嫌な真っ当なデレP(嫌味ではなく、心の底からそう思う。この文章を書いた増田は完全な碌でなしだ)はここで読むのをやめたほうがいいだろうということだ。
ではさっさと本題を始めることにする。まあ生産性皆無の愚痴と自分語りなのだが…
まず最初に言っておくが、自分がデレマスをやめたのはPがどうのこうの、声優がどうのこうのとかいう外的な要因ではない。
デレはそういうきな臭い話がちょいちょいあるが、そんなこと露程も気にならなかった。
総選挙もやる度に相当の量の怨嗟が溢れてるが、結局辞めるまで完全に対岸の火事気分だった
(後で分かるが、実はこれは自分がデレマスを辞めた要因の一つの表れである。いつも総選挙で怨嗟を吐き出してるデレPとは、しかし全く真逆の要因だ)
自分はデレアニから入った。厳密には愚かな増田なのでデレアニ終わってデレステが始まった時にはガラケーしか持っておらず
しばらく経ってようやく自分の愚かさを認めてスマホに換えた時、デレアニ楽しかったなぁとデレステを入れたというものだ。
二度目になるがこの増田は愚かなので家にWifiがなく、スマホの回線もケチってクソ細いのを使っていたため、リセマラも大してせずにSRで始めることになった。
最初は楽しかった。今でも音ゲーってのはソシャゲとして非常に優れた形式だと思っている。
理不尽な運任せということにも基本的には(いやデレステにも運任せになる形式はあるが)ならないし、カードの性能が壊れだの産廃だので騒ぎになることもそうそうない。
(何の因果かしらないが、この二つは往々にして同じゲームで同時に発生する)
ボーダーを運営が適切に設定すれば、真面目にやったやつが報われるというやさしい世界だ。
実際、モバマスは垢作って最初のSR引いただけで後は何もしていない。まあ過去の羅生門時代の話を聞いて尻込みしたというのもあるだろうが。
イベ曲も楽しかった。カードの性能なんかどうでもいいと先に言ったことでも分かるように、この増田、音ゲーは大して上手くない。
しかし回復とダメガSRを積むというやり方を学んだので、イベ曲ならMASTERも普通にクリアできた。
ガシャも引いた。結局辞めるまで課金はしなかった。10連1回分でFallout4本体の値段と同じことは忘れるべきじゃない
(しかし、これも後で分かるが自分がデレマスを辞めた要因の一つの表れである。)
無償ジュエルでやる分にはガシャというのは楽しいものだ。そら勿論理不尽な運ゲーではあるが、10連1回引くのには30秒もかからない
10分も15分もかけてプレイして結局運が悪くてダメ、なんていうのよりは遥かにストレスフリーだ
コンシューマならセーブ&ロードでストレスを最小限化できるだろうが、ソシャゲでそんなことしたら即BANだろう。
無論引いたのはフェスの時だ。1回めはジュエルが足りなくてフェス限は引けなかったが
2回めはそれに備えてジュエルを溜め、フェス限3枚の内2枚を取れた。最後までこの2枚は自ユニットのセンターとして活躍することになる。
しかしその内マンネリ化し始めた。音ゲー上手くないのでMASTERフルコンとか一番簡単な譜面でまぐれで出来るぐらいだ。
普通にやればスコアSは出る。フルコンは完全なるまぐれ。つまるところ音ゲーやるのが作業化してしまったのだ。
まあデレステは優しいゲームなので、とりあえずイベSRはコンプしようというのがモチベになった。そこからも割と続いたのだ。
で、確かYPTイベだったと思う。気を抜いて最後追い込みかけるのを忘れてしまったのだ。で、上位SRは取れなかったのだ。
そこで完全に燃え尽きてしまった。デレステをやる頻度は減り、今やキャッシュまで削除して無償10連ある度にデータDLして起動、という有様だ。
さてここまではこの増田以外には何の意味もない自分語りだったが、もうちょっと抽象化して思考をして見ようと思う。
一般論とは到底言えないような代物になるだろうが、流石にこれで終わりでは文章を書く労力にも見合わないというものだ。
一つは半ばは俺のせいで半ばは運営のせい、もう一つは外的要因というか、どうしようもない現実が一つ(ただ究極的には運営のせいとは言える)だ。
まず最初のものだが、要は自分の担当アイドルをついぞ見つけられなかったのだ。
先に始めて2回目のフェスでフェス限を2枚引けたといったが、天井ができてから担当が出来た時のためにひたすらジュエルを溜めていたのだ。
だがついぞ担当のできることはなかった。課金しなかった、総選挙に興味がなかったというのものそのせいだ。
まあ単純な話である。多分殆どのデレPは自分の担当のためにゲームに課金し、総選挙でマーケティングしているのだろう。
だが、それは自分がデレマスに入ったルートがデレアニ経由だったこともあると思う。具体的に言えば武内Pだ。
彼は少々口下手ではあるが、誠実で、何よりアイドルをプロデュースする強い情熱を持った魅力的なキャラクターだ。
まさにそうだからこそ問題なのだ。キャラが立ちすぎていて、あれが自分だとはどうしても思えなかったのだ。
アニマスのバネPはそうではなかった。好青年ではあったが、どこまでもプレーンで、キャラが薄かった。自分の分身として見ることができたのだ。
(参考までに言っておけば、SideMアニメの石川Pも、野郎なのに長髪というアレな所があったにも関わらず、自分の分身として感情移入できた
優しいが無個性な顔立ちと、やはり石川くんの癖のない優しい演技のお陰だったろう。
念のため言っておくが自分は武内くんのことも好きである。最近のイキってる風にも取られかねない態度も含めてである。アーティストなんてあれぐらいやってなんぼだ。)
俺TUEEE系だの散々バカにされてきたが、ギャルゲ系ゲームであるアイマスに於いて主人公に感情移入できるかどうかは重要な問題だと思う。
ここまで言ってなんだが、武内PとバネPの違いはいい悪いの問題ではないと思う。それはあくまで製作者の判断に過ぎないし、創作としてその判断は尊重されるべきだ。
ただあのアニメを経由したことが、ついぞ自分がPであるという自覚を持ちきれなかった要因の一つなのは確かだと思う。
そしてミリマスを始めていや増しになっていった想いなのだが、デレマスのアイドルのキャラって薄っぺらくないか?ということだ。
これは多分俺だけの思い込みではないと信じているのだが、デレマスのアイドルというのはコンセプト先行だと思う。
森ガール、ドS、ヤンデレ、パン狂、ドーナッツ狂…そういうのがいっぱいいる。その中には正直頭おかしいのかというようなやつもいっぱいいる。
そしてキャラを深める段になると、実はこの子はこんなイカれたキャラの様に思えますが実は普通の女の子ですよ
こんなダメな子の様に思えますけどやればできる子なんですよと来る。
それで終いである。そこから話が広がっていかない。いやイベコミュには出てくるが、そのキャラが動いている以外の感想が出てこない。
というか変なキャラクター性で売り出したのに実はそうじゃなくてっておかしくないか?
確か「普通じゃないキャラでもそれでいいってはずだったのに、みんな普通の女の子にされてしまった。それは否定と同じことだ。今のデレステはおかしい。」
って内容をやたらポエティックな文体で告発していた増田がいた記憶がある。
ミリマスは(ああ始まった対立煽りだとこの文章を書いている増田もそう思って嘆息している)そうではない。
例えば天空橋朋花というアイドルがいる。しばしば財前時子と同じドSキャラとして扱われるが、財前時子は21だがこの子はまだ若干15歳である。
15歳がSMクラブに出入りしていたら当人の性格や態度がどうであれ速攻補導である。Pへの態度も完全な下僕というよりは小悪魔的と言ったほうがいいものだ。
そのうち水族館でキャッキャしていたり、草花を眺めながらニコニコしている絵が出てくる。あれこいつ本当にSなのか?となってくる。
最終的にはこの子はいつの間にか女王様的な立場に祭り上げられてその立場を健気にこなしているだけの年相応の少女なのではないか?という結論になってくるのだ。
しかも以上の推測は、あくまで推測でしかない。答えは未だに公式から提示されていないのだ。全て完全なる俺の妄想である可能性も十分にありえるのである。
自分が求めているのはこういうキャラの深さである。「実は…」とかではない、もっと微妙で繊細で、一言では言い表せない人間性の襞なのだ。
だからこそ、自分で担当し、向き合い、追求する価値があるのだ。
(ここまで言っといてなんだが、自分は朋花Pではない。まあスカチケで次の次ぐらいに彼女のSSRが欲しいと思うぐらいには好きだが)
じゃあデレにそういうアイドルはいるかと聞かれると、いると思う。島村卯月、渋谷凛、本田未央…ようはデレアニで繊細に描かれた面々である。
特に渋谷凛の、思春期の自分は何者なのか?という言いようのない不安定感、実にいいではないか。
じゃあ彼女たちを担当すればいいじゃない!と言われるかもしれないが残念ながらそれはできない。
彼女は自分の中であまりにデレアニと強く結びつきすぎているのだ。要はデレステのキャラじゃなくて、デレアニのキャラになってしまっているのだ。
じゃあ二次創作で補給すればいいじゃないかという言に対しては、それは違うと断言できる。
二次創作とは、作者当人が如何にそのキャラを愛していたとしても、基本的には作者がそのキャラを使ってやるお人形遊び以上のものではないことが殆どだ。
キャラの内面にまで切り込んだ二次創作というのは本当に少ない。それはデレマスに限らずそうだ。当然ミリマスでも少ない。ほぼないかもしれない。
要はキャラに新たなエピソードを付け加えることは出来ても、新たなイデアを付け加えることなど不可能なのだ。
いやまあ当然の話だ。そもそもそれは公式にしかできない聖なる行為なのだから。
まあ話は長くなったが、デレマスでは担当を見つけられなかったがミリマスでは見つけられた。要はそういうことだ。
もう一つの理由を端的にまとめるとこうなる。少なくともデレマスのアイドルが多すぎるのがこの増田のせいでないことだけは間違いないだろう。
だが具体的に書くと、もうちょっと違う風になる。つまり「興味のないアイドルがデレステに出てきすぎてコンプのモチベがダダ下がりした」だ。
ほうら、これで一気にこの増田の性格がクソなせいだとなった。やっぱりな(呆れ)まあ結局そういうことである。
というかこの一言で声ありPの半分を敵に回したようなもんだろう。やっぱりこんなことを自分の名を出して言えたもんではない。
先で担当はいないと言ったが、好きなアイドルは何人もいた。俗に言う「全部推し」に近いやつだろう。しかしデレマス200人近くいるその「全部」ではなかったのだ
だが……これを表で堂々と言うと袋叩きの目に遭うから口を謹んでるだけで、正直大なり小なり似たようなことを思っているやつは他にも結構いるのではないだろうか。
今回のガシャこそ、今回のイベこそ担当のSSR、イベ報酬だ!と待ち構えていたら、どこの馬の骨とも知らんやつが出てきたとか、正直そんな経験がないと断言できるか?
正直デレマスアイドル全推しなんか物理的に不可能だと思う。まず全員の名前と顔を一致させてどちらか出されたらもう一方を即座に思い浮かべられるだけで相当なもんだろう。
更にデレマスでこれに輪をかけてアレなのは「明らかに不快、生理的に無理なアイドルがいる」ということである。
"自分の場合"(ここは強調しておく、この増田の心が哀れなほど狭いということでもあるからだ)例として上げると、さっき出たパン狂いアイドル、大原みちるである。
パン狂いでも、日がなオシャンティーなイタリア風だかフランス風だかのパン屋に通い、
オランジーナを飲みながら聞かれもしないのにパンの薀蓄を滔々と語る面倒くさい女ならまだやりようがあったろう。
だが現実は、パンをガツガツ喰らう、いかにも頭の悪そうなブスという絵である。
正直どう好きになれという話である。いやこういうタイプを好きになる男がいるのも分かるが、俺は無理である。
というか、このコンセプトにこのキャラ絵を渡されて魅力的なキャラにしろと言われたら俺は頭を抱えるだろう。
正直彼女についてはそれをさせられた運営が気の毒ですらある。いや、コンセプトと絵を作ったのも運営だから自業自得なのだが。
松原早耶とか他にもそういうアイドルはいたが、話を進める上で例として上げただけで、必要以上に貶める必要はないし、何より彼女らのPに申し訳ない
(奇妙なことだが、これもこの増田の本心である。いかに人に優しくあろうとしてもやはり好き嫌いだけはどうしようもないものがあるのだと思う)
というわけでもっと一般的な例を上げる。これも上に出てきた財前時子だ。
彼女は完全無欠の女王様キャラだ。Pにデレることなど一切ない。常に下僕として扱う。登場以来それがブレたことはまったくない。
実際それはまこと素晴らしいことと自分も思うのだが、じゃあ皆が皆下僕になれるのか?と言われると、それはNOと言っていいと思う。
何が言いたいかというと、コンセプトの時点で致命的にダメ、或いは人を選びすぎて
もう修正しようのないアイドルがデレマスには沢山いるのではないかということだ。
「明らかに不快、生理的に無理」というタイプ以外にこれに関わってくるのは「キャラとして全然面白くなくて興味も持てない」というタイプである。
具体例は、残念ながら挙げられない。なぜならそういうアイドルはそもそも覚えられないからだ。そういう点でこっちの方がある意味タチの悪いタイプだと思う。
後半は、というか最初っからそうだったが、そういうのをコンプのために取らなきゃいけないのが苦痛でしょうがなかった。
(コンプなんか辞めりゃいいだろ馬鹿と言われれば、まさにそうなのだが、担当がいなかったのでこれしかモチベがなかったのだ。
YPTイベまでだったから、まだイベSRの復刻がなかったのもの大きかっただろう。まあ今さら復刻取りに行こうとも思わんが。)
自分は声なしアイドルの、はっきり言って半分ぐらいをそういうのに分類している。(上述の通り正確な数なんか分からんが印象として)
デレアニから入った人間だからデレアニに出てたアイドルしか好きじゃないんだろうと言われるかもしれないが、自己分析してみるとどうもそうでもない。
例えば佐藤心さんとかは好きである。多分に花守ゆみり姉貴の芸が凄いというのもあるがそれを差し引いても好きと言っていいだろう。
それゆみり姉貴とBMBのせいだろうと言われそうだし、実際自分でもそんな気がしてきたから、もう一つ上げる。鷹富士茄子である。
今度声が付いたからだろうと言われるかもだが、これはいつぞやの限定で変なセンタースキルのSSRで茄子さんが出てきた時に引きに行ったから
声の有り無しは関係ない。いや、じゃあなぜって言われたら完全に面食いで我ながら笑えてくるのだが、まあ例としてはこれで大丈夫なはずだ。
(その時はなぜか10連一発目で引けてしまい、更に焼けばちで10連したらその時一緒に出ていたかな子の限定やらまで出てしまった。
ミリで担当が出た時は大いに苦しむ羽目になっていたから仏様というものはやはりちゃんと見ているのである。)
そしてそういう興味がある方の半分の声なしにここまで色々と声が付いてきたように思う。
はっきり言ってしまえば、そういうコンセプトからダメなアイドルを量産してしまったのは間違いなく運営の責任だろう。
アイドルを減らせと言っている手合も時々見るがアイマスにおいてそれはあり得ない決断である。
竜宮小町がプロデュースできなくなった時に起こったことをPなら知らないはずがあるまい。
だからこそアイドルはもっと慎重に作らなければならなかったのだ。
ミリマスが出来る際、アイドルをもっと増やせとの上の命に元ディレ1が必至に抵抗したのも当然のことだろう。
(どうでもいいが、ディレ1の顔が年老いたライオンみたいに見えるなと思うのは自分だけだろうか。昔は金髪だったし)
要は構造的問題なのである。解決もできないし、このままどうしようもないコンセプトをなんとかしてものにするしかない。
まあでもそれは運営の話であり、俺達の話ではない。寸法の狂ったプラモを渡されて自分でどうにかして完成させるほど暇でもないのだ。
はてな匿名ダイアリーに書く、つまり俺の話を皆にも聞いて欲しい、だが発言者としての責任は負いたくないという時点で
つまりそういうのが嫌な真っ当なデレP(嫌味ではなく、心の底からそう思う。この文章を書いた増田は完全な碌でなしだ)はここで読むのをやめたほうがいいだろうということだ。
ではさっさと本題を始めることにする。まあ生産性皆無の愚痴と自分語りなのだが…
まず最初に言っておくが、自分がデレマスをやめたのはPがどうのこうの、声優がどうのこうのとかいう外的な要因ではない。
デレはそういうきな臭い話がちょいちょいあるが、そんなこと露程も気にならなかった。
総選挙もやる度に相当の量の怨嗟が溢れてるが、結局辞めるまで完全に対岸の火事気分だった
(後で分かるが、実はこれは自分がデレマスを辞めた要因の一つの表れである。いつも総選挙で怨嗟を吐き出してるデレPとは、しかし全く真逆の要因だ)
自分はデレアニから入った。厳密には愚かな増田なのでデレアニ終わってデレステが始まった時にはガラケーしか持っておらず
しばらく経ってようやく自分の愚かさを認めてスマホに換えた時、デレアニ楽しかったなぁとデレステを入れたというものだ。
二度目になるがこの増田は愚かなので家にWifiがなく、スマホの回線もケチってクソ細いのを使っていたため、リセマラも大してせずにSRで始めることになった。
最初は楽しかった。今でも音ゲーってのはソシャゲとして非常に優れた形式だと思っている。
理不尽な運任せということにも基本的には(いやデレステにも運任せになる形式はあるが)ならないし、カードの性能が壊れだの産廃だので騒ぎになることもそうそうない。
(何の因果かしらないが、この二つは往々にして同じゲームで同時に発生する)
ボーダーを運営が適切に設定すれば、真面目にやったやつが報われるというやさしい世界だ。
実際、モバマスは垢作って最初のSR引いただけで後は何もしていない。まあ過去の羅生門時代の話を聞いて尻込みしたというのもあるだろうが。
イベ曲も楽しかった。カードの性能なんかどうでもいいと先に言ったことでも分かるように、この増田、音ゲーは大して上手くない。
しかし回復とダメガSRを積むというやり方を学んだので、イベ曲ならMASTERも普通にクリアできた。
ガシャも引いた。結局辞めるまで課金はしなかった。10連1回分でFallout4本体の値段と同じことは忘れるべきじゃない
(しかし、これも後で分かるが自分がデレマスを辞めた要因の一つの表れである。)
無償ジュエルでやる分にはガシャというのは楽しいものだ。そら勿論理不尽な運ゲーではあるが、10連1回引くのには30秒もかからない
10分も15分もかけてプレイして結局運が悪くてダメ、なんていうのよりは遥かにストレスフリーだ
コンシューマならセーブ&ロードでストレスを最小限化できるだろうが、ソシャゲでそんなことしたら即BANだろう。
無論引いたのはフェスの時だ。1回めはジュエルが足りなくてフェス限は引けなかったが
2回めはそれに備えてジュエルを溜め、フェス限3枚の内2枚を取れた。最後までこの2枚は自ユニットのセンターとして活躍することになる。
しかしその内マンネリ化し始めた。音ゲー上手くないのでMASTERフルコンとか一番簡単な譜面でまぐれで出来るぐらいだ。
普通にやればスコアSは出る。フルコンは完全なるまぐれ。つまるところ音ゲーやるのが作業化してしまったのだ。
まあデレステは優しいゲームなので、とりあえずイベSRはコンプしようというのがモチベになった。そこからも割と続いたのだ。
で、確かYPTイベだったと思う。気を抜いて最後追い込みかけるのを忘れてしまったのだ。で、上位SRは取れなかったのだ。
そこで完全に燃え尽きてしまった。デレステをやる頻度は減り、今やキャッシュまで削除して無償10連ある度にデータDLして起動、という有様だ。
さてここまではこの増田以外には何の意味もない自分語りだったが、もうちょっと抽象化して思考をして見ようと思う。
一般論とは到底言えないような代物になるだろうが、流石にこれで終わりでは文章を書く労力にも見合わないというものだ。
一つは半ばは俺のせいで半ばは運営のせい、もう一つは外的要因というか、どうしようもない現実が一つ(ただ究極的には運営のせいとは言える)だ。
まず最初のものだが、要は自分の担当アイドルをついぞ見つけられなかったのだ。
先に始めて2回目のフェスでフェス限を2枚引けたといったが、天井ができてから担当が出来た時のためにひたすらジュエルを溜めていたのだ。
だがついぞ担当のできることはなかった。課金しなかった、総選挙に興味がなかったというのものそのせいだ。
まあ単純な話である。多分殆どのデレPは自分の担当のためにゲームに課金し、総選挙でマーケティングしているのだろう。
だが、それは自分がデレマスに入ったルートがデレアニ経由だったこともあると思う。具体的に言えば武内Pだ。
彼は少々口下手ではあるが、誠実で、何よりアイドルをプロデュースする強い情熱を持った魅力的なキャラクターだ。
まさにそうだからこそ問題なのだ。キャラが立ちすぎていて、あれが自分だとはどうしても思えなかったのだ。
アニマスのバネPはそうではなかった。好青年ではあったが、どこまでもプレーンで、キャラが薄かった。自分の分身として見ることができたのだ。
(参考までに言っておけば、SideMアニメの石川Pも、野郎なのに長髪というアレな所があったにも関わらず、自分の分身として感情移入できた
優しいが無個性な顔立ちと、やはり石川くんの癖のない優しい演技のお陰だったろう。
念のため言っておくが自分は武内くんのことも好きである。最近のイキってる風にも取られかねない態度も含めてである。アーティストなんてあれぐらいやってなんぼだ。)
俺TUEEE系だの散々バカにされてきたが、ギャルゲ系ゲームであるアイマスに於いて主人公に感情移入できるかどうかは重要な問題だと思う。
ここまで言ってなんだが、武内PとバネPの違いはいい悪いの問題ではないと思う。それはあくまで製作者の判断に過ぎないし、創作としてその判断は尊重されるべきだ。
ただあのアニメを経由したことが、ついぞ自分がPであるという自覚を持ちきれなかった要因の一つなのは確かだと思う。
そしてミリマスを始めていや増しになっていった想いなのだが、デレマスのアイドルのキャラって薄っぺらくないか?ということだ。
これは多分俺だけの思い込みではないと信じているのだが、デレマスのアイドルというのはコンセプト先行だと思う。
森ガール、ドS、ヤンデレ、パン狂、ドーナッツ狂…そういうのがいっぱいいる。その中には正直頭おかしいのかというようなやつもいっぱいいる。
そしてキャラを深める段になると、実はこの子はこんなイカれたキャラの様に思えますが実は普通の女の子ですよ
こんなダメな子の様に思えますけどやればできる子なんですよと来る。
それで終いである。そこから話が広がっていかない。いやイベコミュには出てくるが、そのキャラが動いている以外の感想が出てこない。
というか変なキャラクター性で売り出したのに実はそうじゃなくてっておかしくないか?
確か「普通じゃないキャラでもそれでいいってはずだったのに、みんな普通の女の子にされてしまった。それは否定と同じことだ。今のデレステはおかしい。」
って内容をやたらポエティックな文体で告発していた増田がいた記憶がある。
ミリマスは(ああ始まった対立煽りだとこの文章を書いている増田もそう思って嘆息している)そうではない。
例えば天空橋朋花というアイドルがいる。しばしば財前時子と同じドSキャラとして扱われるが、財前時子は21だがこの子はまだ若干15歳である。
15歳がSMクラブに出入りしていたら当人の性格や態度がどうであれ速攻補導である。Pへの態度も完全な下僕というよりは小悪魔的と言ったほうがいいものだ。
そのうち水族館でキャッキャしていたり、草花を眺めながらニコニコしている絵が出てくる。あれこいつ本当にSなのか?となってくる。
最終的にはこの子はいつの間にか女王様的な立場に祭り上げられてその立場を健気にこなしているだけの年相応の少女なのではないか?という結論になってくるのだ。
しかも以上の推測は、あくまで推測でしかない。答えは未だに公式から提示されていないのだ。全て完全なる俺の妄想である可能性も十分にありえるのである。
自分が求めているのはこういうキャラの深さである。「実は…」とかではない、もっと微妙で繊細で、一言では言い表せない人間性の襞なのだ。
だからこそ、自分で担当し、向き合い、追求する価値があるのだ。
(ここまで言っといてなんだが、自分は朋花Pではない。まあスカチケで次の次ぐらいに彼女のSSRが欲しいと思うぐらいには好きだが)
じゃあデレにそういうアイドルはいるかと聞かれると、いると思う。島村卯月、渋谷凛、本田未央…ようはデレアニで繊細に描かれた面々である。
特に渋谷凛の、思春期の自分は何者なのか?という言いようのない不安定感、実にいいではないか。
じゃあ彼女たちを担当すればいいじゃない!と言われるかもしれないが残念ながらそれはできない。
彼女は自分の中であまりにデレアニと強く結びつきすぎているのだ。要はデレステのキャラじゃなくて、デレアニのキャラになってしまっているのだ。
じゃあ二次創作で補給すればいいじゃないかという言に対しては、それは違うと断言できる。
二次創作とは、作者当人が如何にそのキャラを愛していたとしても、基本的には作者がそのキャラを使ってやるお人形遊び以上のものではないことが殆どだ。
キャラの内面にまで切り込んだ二次創作というのは本当に少ない。それはデレマスに限らずそうだ。当然ミリマスでも少ない。ほぼないかもしれない。
要はキャラに新たなエピソードを付け加えることは出来ても、新たなイデアを付け加えることなど不可能なのだ。
いやまあ当然の話だ。そもそもそれは公式にしかできない聖なる行為なのだから。
まあ話は長くなったが、デレマスでは担当を見つけられなかったがミリマスでは見つけられた。要はそういうことだ。
もう一つの理由を端的にまとめるとこうなる。少なくともデレマスのアイドルが多すぎるのがこの増田のせいでないことだけは間違いないだろう。
だが具体的に書くと、もうちょっと違う風になる。つまり「興味のないアイドルがデレステに出てきすぎてコンプのモチベがダダ下がりした」だ。
ほうら、これで一気にこの増田の性格がクソなせいだとなった。やっぱりな(呆れ)まあ結局そういうことである。
というかこの一言で声ありPの半分を敵に回したようなもんだろう。やっぱりこんなことを自分の名を出して言えたもんではない。
先で担当はいないと言ったが、好きなアイドルは何人もいた。俗に言う「全部推し」に近いやつだろう。しかしデレマス200人近くいるその「全部」ではなかったのだ
だが……これを表で堂々と言うと袋叩きの目に遭うから口を謹んでるだけで、正直大なり小なり似たようなことを思っているやつは他にも結構いるのではないだろうか。
今回のガシャこそ、今回のイベこそ担当のSSR、イベ報酬だ!と待ち構えていたら、どこの馬の骨とも知らんやつが出てきたとか、正直そんな経験がないと断言できるか?
正直デレマスアイドル全推しなんか物理的に不可能だと思う。まず全員の名前と顔を一致させてどちらか出されたらもう一方を即座に思い浮かべられるだけで相当なもんだろう。
更にデレマスでこれに輪をかけてアレなのは「明らかに不快、生理的に無理なアイドルがいる」ということである。
"自分の場合"(ここは強調しておく、この増田の心が哀れなほど狭いということでもあるからだ)例として上げると、さっき出たパン狂いアイドル、大原みちるである。
パン狂いでも、日がなオシャンティーなイタリア風だかフランス風だかのパン屋に通い、
オランジーナを飲みながら聞かれもしないのにパンの薀蓄を滔々と語る面倒くさい女ならまだやりようがあったろう。
だが現実は、パンをガツガツ喰らう、いかにも頭の悪そうなブスという絵である。
正直どう好きになれという話である。いやこういうタイプを好きになる男がいるのも分かるが、俺は無理である。
というか、このコンセプトにこのキャラ絵を渡されて魅力的なキャラにしろと言われたら俺は頭を抱えるだろう。
正直彼女についてはそれをさせられた運営が気の毒ですらある。いや、コンセプトと絵を作ったのも運営だから自業自得なのだが。
松原早耶とか他にもそういうアイドルはいたが、話を進める上で例として上げただけで、必要以上に貶める必要はないし、何より彼女らのPに申し訳ない
(奇妙なことだが、これもこの増田の本心である。いかに人に優しくあろうとしてもやはり好き嫌いだけはどうしようもないものがあるのだと思う)
というわけでもっと一般的な例を上げる。これも上に出てきた財前時子だ。
彼女は完全無欠の女王様キャラだ。Pにデレることなど一切ない。常に下僕として扱う。登場以来それがブレたことはまったくない。
実際それはまこと素晴らしいことと自分も思うのだが、じゃあ皆が皆下僕になれるのか?と言われると、それはNOと言っていいと思う。
何が言いたいかというと、コンセプトの時点で致命的にダメ、或いは人を選びすぎて
もう修正しようのないアイドルがデレマスには沢山いるのではないかということだ。
「明らかに不快、生理的に無理」というタイプ以外にこれに関わってくるのは「キャラとして全然面白くなくて興味も持てない」というタイプである。
具体例は、残念ながら挙げられない。なぜならそういうアイドルはそもそも覚えられないからだ。そういう点でこっちの方がある意味タチの悪いタイプだと思う。
後半は、というか最初っからそうだったが、そういうのをコンプのために取らなきゃいけないのが苦痛でしょうがなかった。
(コンプなんか辞めりゃいいだろ馬鹿と言われれば、まさにそうなのだが、担当がいなかったのでこれしかモチベがなかったのだ。
YPTイベまでだったから、まだイベSRの復刻がなかったのもの大きかっただろう。まあ今さら復刻取りに行こうとも思わんが。)
自分は声なしアイドルの、はっきり言って半分ぐらいをそういうのに分類している。(上述の通り正確な数なんか分からんが印象として)
デレアニから入った人間だからデレアニに出てたアイドルしか好きじゃないんだろうと言われるかもしれないが、自己分析してみるとどうもそうでもない。
例えば佐藤心さんとかは好きである。多分に花守ゆみり姉貴の芸が凄いというのもあるがそれを差し引いても好きと言っていいだろう。
それゆみり姉貴とBMBのせいだろうと言われそうだし、実際自分でもそんな気がしてきたから、もう一つ上げる。鷹富士茄子である。
今度声が付いたからだろうと言われるかもだが、これはいつぞやの限定で変なセンタースキルのSSRで茄子さんが出てきた時に引きに行ったから
声の有り無しは関係ない。いや、じゃあなぜって言われたら完全に面食いで我ながら笑えてくるのだが、まあ例としてはこれで大丈夫なはずだ。
(その時はなぜか10連一発目で引けてしまい、更に焼けばちで10連したらその時一緒に出ていたかな子の限定やらまで出てしまった。
ミリで担当が出た時は大いに苦しむ羽目になっていたから仏様というものはやはりちゃんと見ているのである。)
そしてそういう興味がある方の半分の声なしにここまで色々と声が付いてきたように思う。
はっきり言ってしまえば、そういうコンセプトからダメなアイドルを量産してしまったのは間違いなく運営の責任だろう。
アイドルを減らせと言っている手合も時々見るがアイマスにおいてそれはあり得ない決断である。
竜宮小町がプロデュースできなくなった時に起こったことをPなら知らないはずがあるまい。
だからこそアイドルはもっと慎重に作らなければならなかったのだ。
ミリマスが出来る際、アイドルをもっと増やせとの上の命に元ディレ1が必至に抵抗したのも当然のことだろう。
(どうでもいいが、ディレ1の顔が年老いたライオンみたいに見えるなと思うのは自分だけだろうか。昔は金髪だったし)
要は構造的問題なのである。解決もできないし、このままどうしようもないコンセプトをなんとかしてものにするしかない。
まあでもそれは運営の話であり、俺達の話ではない。寸法の狂ったプラモを渡されて自分でどうにかして完成させるほど暇でもないのだ。
そういうわけでこの増田は運営の立場に同情を覚えつつもデレマスを去ったのだ。
注:以下、もう完全にミリシタとデレステの対立煽りと化している。酷い。耐えられない人は速攻ブラウザバックしたほうがいい。
と一応言っておく。正直になるというのはやはり角が立つというか、単純に碌でもないことである。やはり婉曲や嘘とは社交なのだ。
411 :嫌い:2015/02/23(月) 11:04:01.96 ID:0RGDfQkR0
藻場升関連まとめて
運よくゴリ押されただけの調子に乗った馬鹿だけが得をして努力を続けているよいこは一切報われない世界
本当に出るかどうかすらわからない担当アイドルの出番の為に見てるけど毎週毎週馬鹿の言動にイラつくだけで終わる
倫
誰に対しても態度悪過ぎだしいつも無愛想だし見てて不快
黒髪ストレートロングJKなんて代替品いっぱい居そうなのに何でこんなのがCGになれたんだか
未尾
自分の力であの広場いっぱいに客が集められると思ってた厚顔無恥さに関しては間違いなく一位だよおめでとう
CDデビューとライブという晴れ舞台を貰ったけどその場所が自分の想像と違ったから逆ギレとか、腹が立つ通り越して笑っちゃった
その場所が欲しい子は他に沢山いるって事理解してる???アイドル辞めたいなら今すぐ辞めていいんだよ?????
こいつの友人って設定の子がゲーム内で「たとえお客さんが一人でも全力で頑張ります」って言ってくれて泣いた
メンバーに入ってても空気な子とかいるし、この括り必要だった?
今までは外部のグッズ展開でいろいろな子を採用してくれてたのに最近は全部この14人でつまらない
どうみても死体
813 :アンケ:2015/02/23(月) 09:33:58.17 ID:0RGDfQkR0
そのワイルドな生き様が都会の20代OLの間で密かにブームが起きている
10人規模のこじんまりとした会社につとめているんだけど、今年の3月に転職してきた女性がいた。仮にAさんとする。
高校卒業後、地元の会社で働いていたんだけど、上京してアパレル関係に転職し、その後そこそこ知られている上場企業で営業をしていたが、うちの上司の知人からの紹介で、私の会社に入ってきた。
うちの会社は本当に小さいんだけど、とある商品を扱う業界で独自の立ち位置を築いている。それなりに堅調に業績をのばしていたところ、もう少し取引先を増やすために営業体制を強化したいねということで、社長のつてでその人を新しい営業として雇うことになったのだ。
上場企業の営業……と言われると、なんとなく「髪の毛巻いているキラキラバリキャリ女子」がやってくるのかなと思って、いまだに森ガールみたいな格好が好きで北欧っぽいインテリアに囲まれて暮らしている社会人3年目の私は戦々恐々としていたんだけど、やってきたのは、短めの黒髪ボブにすっぴん、服装はいつもシンプルなパンツスタイル、中学からバスケを続けている、という体育会系の空気をまとった34歳の女性だった。
森ガールみたいな格好と北欧が好きとはいえ、基本オタクで女子校育ちの私は「タイプは違うけど、こういう人なら仲良くなれるかも……」と思った。うちの会社は本当に社長の人脈だけで保ってきた会社だから、営業経験のある人がやってくるのは心強い。Aさんが話すこれまでに手がけた仕事の実績や、地元の話などもおもしろく、私をふくめた社員たちは多大な期待で迎え入れた。
しかし、これがやばかった。Aさんは半年にわたって私たちを悩ますことになる。
最初に違和感を感じたのは、Aさんが「やたらと他の人の仕事に口を出し始めた」ことだった。
営業とは関係ない他人の業務のやり方に「前職では〜」「常識的に言えば〜」とやたら口を挟んでくる。私は弊社では4年目でAさんより先輩だけど、社会人経験が長く、大きい会社にも勤めていたAさんの言うことにはそれなりに一理あるのかな、と思い、最初したがっていた。
しかし、そのくせ、こちらがAさんの業務にかかわることで質問をすると「いや、それは知識があればそういうふうに考えないんですよ。営業の世界では常識なんですけど」というようなことを言ってきて、論理的な根拠などは説明してくれない。
口を出すのは業務そのものだけではない。職場でのふるまいの一つ一つにも、Aさんは「小さい会社の社員はこれだから……」と批判をしだした。
朝礼のときに新人の子が隅の席に座っていたら、「会社で一番歳の若い人間が一番隅にすわっているなんてありえない」と言ってくる(なぜか私に)。
たしかにあまり見た目に頓着していないバイトの女の子について、「あの子を見てると、人間って見た目が大事だなあって思うよね」というメールを送ってくる(なぜか私に)。
見た目も仕事もきちんとしているバイトの子にすら、「なんかさー、動きが男にこびていて嫌なんだよね」という悪口を言う。
私の化粧がちょっと簡略化されている日には、「社会人女子として化粧はマナー。いい加減にしろ」と言ってくる(自分はスッピンなのに?)。
来客用の紙コップがめずらしく切れたので近所に買いに行く話をしていたら、「前職ではちょっとの経費を削減するためにこまめに電気を消したり、紙コップは大量にまとめ買いしたり、隅々にまで気を使っていました。この会社のコスト意識はちょっと低いんじゃないでしょうか」と言ってくる(ふだんはアスクルで仕入れていて、このときは運悪く切れただけだ)。
定時にはかならず間に合うように来ている人に対して、「若手は普通は15分前には着席しているのが当たり前」と文句を言う。
そして人にいろいろ言うわりに自分のほうは、仕事中でもまったく仕事に関係ない猫の動画を観ていたり、恋人と別れただとか最近気になっている人がいるなどという話を仕事中にメールしてくる(興味のない人の恋バナほど苦痛なものはないと学んだ)。
さらに前職の同僚の誰それが結婚したけどすぐ離婚したとか、婚約していたと思ったら婚約者に浮気相手がいて妊娠が発覚して婚約破棄されたとか、誰と誰が不倫していたとか、私達の全然知らない人間の不幸話をしきりにシェアしてくる。
みんなで雑談をするときにも、そういう不幸話を話して、「ねえ、どれが一番嫌?」というような持って行き方をするから、話しかけられるたびに憂鬱になった。
個人的に「やっぱこの人やばいんじゃないかな……」という気持ちが高まったのは、私の誕生日だった。小さな会社なので、社員の誕生日には誕生日ケーキを用意する習慣があり、私の誕生日にはAさんが素敵なケーキを用意してくれたのだが(そのケーキは確かに美味しかった)、残ったロウソクを私が放置したという理由で怒りの長文メールを送ってきたのだ。え、残り物のロウソクって、祝われた人が持って帰るべきものなの? 社会の常識だった? それにしてもそんなに怒る?
定時より早い時間に打ち合わせが入っていたときに私が「あ〜定時前に予定があると、『なんか仕事した』って気になっちゃいますね。午後休とっちゃおうかな」と冗談で言ったときもブチ切れメールが来た。「私はいつも定時前から準備をしているし、世の中にはあなたよりもっと早い時間から仕事をしている人もいるし、あまりにも意識が低い発言だ」みたいな内容だった。意味がわからなかった。
あと、一度、会社のおじさんとAさんが似たような灰色の服を着て出社していたときに、私が間違えてAさんが通りがかったときに「あ、◯◯さん、ちょっと聞きたいことが〜」と呼びかけてしまったことがあるんだけど、すぐ謝ったのに、おそろしい形相で頭を叩かれた。「え、いくら何でも殴ることないんじゃないですか?」と反論したら、「犬や猫だってしつけないときかないでしょう」と返された。たしかに私は粗忽なところが多々あり、「気が利かない」と怒られることも多いんだが、会社の同僚に「犬や猫」と言われるとは思わなかった。
「まあちょっとクセの強い人なんだろうけど、わざわざ大きいところをやめて、来てくれたんだから」と我慢していたのが、いよいよ「たとえ仕事ができるにしても、この人はどう考えても会社の雰囲気を乱している。このままでいいのだろうか」と社員たちが考えだすようになり、重大な事実が発覚した。そもそも、Aさん、営業の仕事ができなかったのだ。
やたら打ち合わせに出たりランチミーティングを入れているくせに、うちの商品を扱ってくれる会社が、一向に増えない。「今日も新しいところを5件はしごしてきた」とか言うくせに、社長ひとりでやっていたときに比べて取引先は数件しか増えず、売上も横ばい。
信頼している知り合いの紹介ということで様子見をしていた社長も、社員からの評判のイマイチさがいよいよ高まっているということで面談。いろいろ話すうちに、これまでの業務内容についてどんどんボロが出てきて、結局「営業経験はあるけれど、この会社の扱っている商品へのアプローチに対しては、私は成果を出せない。そもそも、この業界についての知見がないことは最初から話していた。それなのに私を雇ったそちらが悪い」というようなことを言い出し、社長と大げんかした。
Aさんは社長と大げんかした日、深夜0時にLINEをしてきて、「今ちょっと電話いい?」と聞いてきた。よくねえよ、と思ったけど、めんどくさいので電話に応じた。自分がいかに仕事に一生懸命取り組んできたか、社長が最初に提示してきた仕事内容と自分が実際にさせられた仕事がいかに違ったか、前職との文化の違いにいかに戸惑ったか、「増田さんも君のせいで困っている」と言われたがそれは本当なのか、などということをえんえん2時くらいまで話された。「聞いていた仕事内容と本当に違ってもうしかたないって言うんなら、やめたほうがお互いのためだと思うし、やめたくないなら求められている仕事内容をやるしかないんじゃないですか」と答えた。ちょっとかわいそうに思ったので、「Aさんがうちの会社のために、いろいろ考えてくれてるのはみんなわかってますよ」と励ました。でも電話を切ってからすごいむかついてきて、自分がAさんのどういう行動に違和感を持っていたかを説明したメールを書いて翌朝送った。次の日に返信がきて、すべての件について長文で言い訳が連ねられていた。「あなたがぶっちゃけてくれたから私も言うけれど、なぜ増田に厳しく言うのかといえば、社会人歴も浅い、しかもうちの会社のみ経験のあなたが心配なのよ。苦労すると思ってるから言ってるの。実力も才能もあると思ってるから、10年後のことを考えて言ってるの」と書いてあった。とてもそうは思えなかったので、返信はしなかった。Aさんは会社をやめた。10月のことだ。
あんなに仕事のできない人、退職して一体どこに行くんだろうと思っていたら、なんと、誰でも知っているような上場企業のマーケティング部だという。転職1日目に、彼女がLINEで喜々として報告してきた。え、同じ営業での転職でも「知見がないからできない」とか言ってた人が、今度はマーケティングって、なおさらできないんじゃないの? 聞けば、それもやはり知り合いのツテで、正式な面接を経たものではなく、フリーランスでの契約なのだという。美人でおじさんを転がす、というタイプではまったくないんだけど、体育会系の空気を身につけて自信満々に実績を語るから、なんかおじさんに気に入られやすいのだと思う。
Aさんがうちの会社を離れてから、職場環境は驚くほど快適になった。毎朝嫌な夢を見て目を覚ますこともなくなった。もうAさんにはかかわりたくない。
マジで一切かかわりたくないんだけど、十年来の友人から毎日彼女の愚痴が届く。そう、彼女が転職した先には、私がずーーーーっとAさんのことを相談していた友達がいるのだ。
うちの会社にいたときの愚痴を散々聞いてもらっていたぶん、相手の愚痴にも耳を傾けねばならない。ただ、そちらの企業はとても健全で人事体制がととのっており、しかも営業やマーケティングをしている人間も多いので、働き始めて2ヶ月で、彼女の仕事のできなさに気づいているのだという。「試用期間中にどうにかしたいよね」と友人は言っていた。
やっぱり、端々の態度がおかしい人って仕事もできないものだ。そのことにもっと早く気づくべきだった。知り合いづてで後から聞いた話によれば、彼女が弊社に来る前に在籍していた会社の人たちも、だいぶ迷惑を被っていたらしい。Aさんがいなくなって、会社の雰囲気はだいぶ取り戻されたけれど、半年間Aさんに払われた給料とか、Aさんが信頼を失わせた取引先とか、私ふくめた社員の士気とか、そういうものは戻ってこない。私も転職しようかなあ……。
Gカップが巨乳の範疇に入るかどうか、自分の肉体を見るにつけ疑わしい。
(グラビアの子たちとは比べてもあんなきつそうな谷間ではないからだ。)
もう既にアラサーと言われる年代に突入して幾許かの時は流れているのだが
未だにその体積は伸び悩むこと知らず、ぐんぐんと存在感を増している。
思春期時代、小さく収まって遺伝が発揮されず、胸を撫で下ろし、そのままのサイズたれ、と祈ったのだが
まっすぐ立てば足元は見えない。
しゃがんで座れば上から目線に気を使う。
弓矢を構えれば弦がぶつかる。(マジ痛い泣く)
ブラウスを買えば、裁縫道具を引っ張り出して第二第三ボタンの間に補強のスナップボタンを付けるのは最早購入後最初にやる作業になっている。
つけないと第三ボタンか第二ボタンが任意のタイミングで外れる。
外れるならいい、罷り間違えばボタンが飛ぶ。
一回社外の人と打ち合わせしている最中に危うい状態だったボタンを支えている糸の部分がご臨終し、机の上に勢いよく飛び出したボタンが転がっていった。
素知らぬ顔してボタンを捕まえ、気にせず商談を続けた。
他の同席者の心中など、思いやれる余裕などあるはずもないし、結局その話もうまくまとまらなかった。
あの時、もう肩のサイズに合わせてブラウスは買うまい、と心に誓った。
あと、外れそうなボタンもそのまま放置してはなるまい、と心に誓った。
Tシャツだとて日本で売られているような形のものは、胸のサイズに合わせれば腹回りは寒く肩幅は合わず
体型に合わせればただただ胸元がきつく、表に書かれた絵柄が変わる。
ネコならライオン、クマならグリスリー、エロスのウサギなら食べ過ぎて病気のように顔が伸びたウサギになる。
初めて旅行先の欧州で胸元を緩やかに腹回りも少ししめぎみの裁断がされているTシャツを見つけ着用した時は本当に感動。感動の嵐。
私この国住みたいって思った。
私このTシャツにジーンズの人しかいないようなこの国に住みたいって思った。
大体日本で売っているあれはなんだ。男性用や子供用と何の差があるの。着心地が良くなくて何が服なのだ。
ウエストが65センチであろうと(現在値)56センチだろうと(自己記録)、
丸顔が災いし、ほとんどの服は着てみれば一見したところ、ただのデブだ。
BMI18を声に出して訴えてもきっと誰にも信じてもらえぬ。
現在流行りの森ガールからの派生した体型カバー型の、チュニック?ロングキャミ?あの手の服?
あれを着たら最後、凹凸の凸部分のでっぱりが最終的な体型を決定づけるので、どんなに努力してもパッと見ただのデブだ。
マツコとまではいかないが、あの人の後ろに並ぶ引き立て役みたいな感じにはなれると思う。デラックス。
そんなデラックス衣装を身に纏うと男も女も酔っぱらってハグしてきたとき、
ウエストがあるべき場所になくて、うわっ細とか叫ぶ。褒めているつもりなんだろうけど、
多分全く以て細くない。
普段からデラックスぽっちゃり体型に見えているっていう、その色眼鏡にも気づいて酔いもさめる。
胸じゃなくて顔じゃなくて、、えっと足首とか。手首とか。
乳首を中心とした半径5センチ程度の円を底面としたような乳なら、うまく寄せられるだろうし
鎖骨下4センチ位から隆起が始まり脇の肉なのか乳肉なのかよくわからない有様である。
半径5センチ?10センチはあるんではなかろうか。半球体というよりも、なだらかで険しい山がそこにあることは確かである。
底面積が広いため、パッと見下着売り場のお姉さんもサイズを見間違える。
まずある程度大きくなれば垂れるところが広域底面積の為垂れていない。
実るほど垂れるはずの(乳)頭が上もむかず下にも向かずただ真直ぐ正面を見据えている。
お姉さんしっかり見据えている。どう見たって立体ではなく平面にしか見えない。
自分でもそう思うのだから他人から見たら尚の事そうなのであろう。
彼女らはお客様の胸を計測し(ここで彼女は見積もりを間違えていることに気付く)、
触り形状にあったブラジャーを用意したところで初めて言うのである。
すいません、お客様がご要望のデザインのブラジャーはございませんでした!ございませんでした!
私はただ疲弊し、言葉もなく軽く頷きおすすめの数枚(の一番安いもの)から適度なものを選びレジに向かう
そんな苦労を重ねてブラジャーを購入しても、服でくるんでしまえばただのデブにしか見えない。
知っている、このような体型になる事は。
母方で時折執り行われる法要のあとの大人の着替える姿で
父方での親族旅行先の温泉で煙り立つ湯気の合間から見える親族の体
この血族において胸が大きくならないはずがない、と。
大人たちは脇よりも何よりも胸の下に有り得ない量の汗をかき、脂肪の塊のそれらは垂れ下がり、
(ただ、不思議と昔の漫画に出てくるような使い果たしたコンドームみたいな萎んだ乳の老体はいなかった)
そして皆一様に胸が引っ掛かる着衣に文句をいい、胸の重さに文句を言い、汗腺の多い胸の皮膚に対し嘆き悲しんでいた。
私は恐れていた。ここに仲間入りするのかと。
10代の私はごくごく一般的なサイズと思われるCカップで収まっていた。ここで終わっていてほしかった。
ううん、出来ることなら服を選ばずに済むような、ちょっと鎖骨が浮き出ているのが強調されるような胸元でいてほしかった。
あの子華奢だね、って言われるような針金のような体のままでいたかった。
生理前になったら持っているブラジャーが更にきつくなり、胸が張り、
仕事中に胸の張りの痛さで七転八倒しそうなのを隠しつつ、痛み止めのEVEを飲むようなそんな大人にはなりたくなかった。
そしてこれ以上のサイズがデフォルトになったら、私、これから先、どこでブラジャーを買えばいいのか分からないじゃない。
自分の胸と付き合っていける自信がない。
我、求む、胸の収まりのつけ方を。
不幸が続いている。ただ吐き出したいだけ。
4月某日、母親から電話。遠い親戚が亡くなったから代わりに葬式に出て欲しいと。
グラスを片手にタバコをもった親戚のお父さんの写真。末期がんで死んだそうだが
元々葬式は嫌いだ。人はいつか死ぬといことを強く認識させるから。別れはいつだって誰だって悲しい。
私はシンクロしやすい体質だから泣いてる人の悲しみを多く受け取ってしまう。
話したこともない人の葬式で私は泣いた。
犬は走り来るトラックを避け、車も犬を避け、バイパスの真ん中で右往左往としていた。
犬にとっても危険、車にとっても危険。私はわりと暇。犬を捕まえて安心したかった。
道路の真ん中の分離帯のところで犬はゴミ袋をあさってた犬に近づいた。
犬は首輪をしていて、でもお腹はペッタンコ。どれぐらい彷徨ってたんだろう。
私は昔飼ってた柴犬を思い出していた。
仲良くなることが大事だ。自分の匂いを犬に教えてあげる必要がある。
私は地面に座り、犬と同じ目線になった。犬は近づき私の匂いを嗅ぐ。
知った匂いじゃなかったのか犬はそっぽ向いた。
その瞬間犬は駆け出し、反対車線で大きいバンに轢かれて死んだ。
鳴き声、骨が折れる音、臭い、全てが強烈だった。
手を差し伸べようとしてその瞬間に全てが壊れた。私が殺した。
反省の様子もないおっさんと話す気もなかった。何かを話したかもしれないけど
よく覚えていない。何よりおっさんが悪くないことを私は知っていた。
その後、市役所に連絡し専門の掃除部隊の方が来てくれることになった。
私は数日ふさぎ込んだ。今でも犬を見るのもきつい。
5月某日、Facebookが嫌いでFacebookの文句をTwitterで吐いてるところだった。
FacebookでToに沢山人が含まれているメール、「悲しいお知らせ」。
友人がガンで死んだ。SNSでこんな連絡をもらうなんて。
普通に接して欲しかったからと、ずっとひた隠しにしてたらしい。
初めて出会った時、飲み会の席で調子に乗った私がアダ名をつけたんだ。
ちょうど森ガールがメディアで持てはやされてる頃、ニットのふわっとした帽子とグリーン系のトップス。
ちょっと天パで、笑顔がかわいくて「森の妖精さん」と呼んで、みんなで一緒に笑った。
そのアダ名はもうずっと何年もみんなが呼んでて、ちょっと責任を感じてた。
イヤじゃなかったかな。そんな話を今年の年賀状に書いて送ったんだけど
その返事を聞きたかった。その子のFacebookを見てみると
「5月3日 xxさんはxxさんと友達になりました。」こないだまで生きてた証。
お通夜には沢山の友達が来てた。最後に手を握った時の冷たさは忘れられない。
だんだん悲しい事件が自分に近づいてくる。次はもっと身内が死ぬんじゃないか。
お祓いをしたほうがいいんじゃないかとか、救われたい気持ちでいっぱいだった。
どうかこれ以上、自分の回りで悲しいことが起きないで欲しい。
んで5月某日、天気良かった先週末なんだけど多摩川そばの
公園で遊んでた。友達のチャリを借りて薬局までビールを買いにいってたところ
激しく転んだ。右膝、右腿、右肩、右腕から流血。転んだせいで
首も鞭打ちになりました。でも生きててよかった。
怪我するだけなら、それが自分なら構わない。
これで終わりにして欲しいよ、神様。たのむ。
ロリコンに痴漢されたことがあるが、痴漢が発生したのは相手が「ロリコンだったから」じゃない。
ロリコンでも痴漢しない人は居るし、ロリコンじゃなくてもロリは人生経験値が低くて通報しにくいからロリばかり狙うという人も居るのだろう。
だからロリコンに痴漢されたからロリコンを差別する、っていうのはなんか違う。
ロリとされるような年齢じゃなくなっても、私は何回か痴漢された。
美人でも美乳美尻でもない、女性として特別に魅力的な容姿をしているわけでは決して無い。
露出の多い格好をして性をアピールしていたわけでもない。
それなのになぜ私は痴漢されたのか?
なぜ私以外にも、お世辞にもかわいいとは言いがたいような容姿の女性が痴漢をされるのか?
通報された痴漢の第一声は「お前みたいなブス、誰が触るか!」なのだという。
(冤罪の場合、おろおろして、通報した女を罵倒するどころではないらしい)
そして痴漢同士が集まる掲示板などのコミュニティでは「痴漢OK子」という概念があるらしい。
その辺にヒントがあるのではないかと思った。
痴漢掲示板にウソの書き込みがされて逮捕者が出た事件があったが、それもヒントになった。
私は「あらゆる行為は本人にとっては善行だ」と思って人の行為を見ることにしている。
痴漢にとって、痴漢されることを必要としていない痴漢NG子と、痴漢されることを必要としている痴漢OK子の、二種類の女が居るのではないかと思った。
痴漢をするということは、痴漢にとって「恥ずかしくて言い出せない痴漢OK子を見つけてあげる善行」なのではないかと思う。
私は「痴漢は魅力的な子を狙って痴漢しているわけではない」と感じていたので、痴漢された経験を話すのは恥だと思って言わなかったが、
痴漢は魅力的な子を狙って痴漢すると思っている子にとっては、痴漢に遭うということは「女性としての価値が評価された」ということになる。
そういう子にとって痴漢に遭うことはプラスになる。それが「痴漢OK子」ってやつなのだと思う。
ようするに私は、見た目で「自分の女性としての価値への自信が無さそうな女」だと判断されていて、
自信をつけてやろうとした痴漢から痴漢されていたのだろう…と思う。
もっと痴漢されたいのなら、もっと自信が無さそうに見られる工夫をすればいい(皮肉ではないです)。
私は痴漢されたくなかったので、自信が無さそうに見られる理由は何だ?と考えて、姿勢を良くしたり、女性らしいコンサバな服を着るようにした。
姿勢が悪く、「失敗した森ガール」みたいな格好をしていた頃は痴漢にあっていたが、現在は遭わない。
加齢によっても痴漢には狙われにくくなるものだけど、見た目を意図的に変えてからくっきりと遭わなくなったので、効果はあるんじゃないかと思う。
現実として私は可愛くないし、モテるほうでは全くない。でも彼氏は欲しかった。なんか不安だし、居ないと彼氏持ちの女友達に下に見られるような気がした。
生まれつきの女性としてのスペックが低い以上、自信の無さそうな態度をとるしか、男性に興味を持たれる方法は無いと思った。
ブスに迫られても男性からしたら迷惑だろうし、自分から行くなんてことは選択肢のうちに無かった。
結果としては、「彼女持ちの男性や既婚者の男性からアドバイスを受ける」ということしか得られず、フリーの男性からはガン無視された。
アドバイスっていうのは「男は女のこういう髪型が好きなものだ」とか「男は女のこういう仕草が好きなものだ」みたいな感じ。
かわいそうな生き物として下に見られているのをひしひしと感じて、不快だったので素直にアドバイスを実行することは出来なかった。
そもそも彼氏持ちの女友達に下に見られたくないから彼氏が欲しい、が原点だったのに、結果的に下に見られているのは何なんだと思った。
彼女持ちや既婚者にしか構われないというのも全く本意ではない。
「自信の無さそうな態度をとる」というのは彼氏を作るという目的に見合った方法ではないと思うようになった。
荒れていた髪や肌をケアするとか、運動不足で太った脚を運動で改善するとか、自分の顔の長所と短所を分析して改善可能な部分を化粧で誤魔化すとか、
とにかく見た目を改善することだろうと思うようになり、実行した。
するとまずアドバイスをされなくなった。そして私が変わったのは、タイプの男性を怖がって避けずに済むようになった。
彼女持ちや既婚者にしか構われないのは、私にとって彼女持ちや既婚者は「彼氏対象外」で、対象外の人からは何を言われても傷つかないので、
萎縮したり避けたりせずに話すことが出来ていたから、こうなっていたのだなと気付いた。
タイプの男性から否定的なことを言われたら傷つくから、まともに会話もできず、露骨に避けてしまうくらい恐れていたのだけど、
傷ついたからといって死ぬわけではないし…と思うようになってから、恐怖感がなくなって、相手を直視することも相手に直視されることにも耐えられるようになった。
見た目が改善されることによって自信がついて、というわけではない。
自信がないころにも「ふられたからって死ぬわけではない」みたいな言説は散々見た。
でも性的魅力における弱者でも「ふられたからって死ぬわけではない」を活用した方が得だと思う。そのほうが生きてて楽だから。
そして彼氏出来た。友達の彼氏の友達を紹介してもらって付き合うことになった。
「彼氏持ちの女友達に下に見られたくないから彼氏が欲しい」とか、「彼氏に愛されることによって自分の価値を確認しないと死んでしまう」みたいな心持ちだと、
せっかく彼氏ができてもふられるのが怖くて、彼氏の顔色をうかがい続けて、付き合う楽しさより不安が上回るときが来てしまったのではないかと思う。
実際、可愛くてモテて当然彼氏が居るけど不幸そうな女性とか、安定収入のある人と結婚して専業主婦になって生活安泰なのに不幸そうな女性とかは居るので、
その原因は何かというと、「ふられるのが怖い」とか「家事を頑張っているのに夫が褒めてくれないのは私が愛されていないからだ」とか
「夫が私を抱く頻度が落ちたから私の価値が下がったように感じて悲しい」とか、そういう理由なのではないかと思う。
せっかく私より若かったり可愛かったりオシャレだったりスタイルが良かったり頭が良かったり収入が良かったり色々と恵まれていても、
評価されないことや、評価が下がることを恐れている限り、何を得てもおそらく不安から逃れられない。
男性でも同じことで、「自分は男としての価値に自信を持てないから女に無条件に愛されないと不安でだめなんだ」みたいに思っている限り、
彼女が欲しいのに出来ない場合、性の対象になる女を攻撃するか、性の対象になる女に無関心になる努力をしなきゃいけないし、
彼女が出来ても「ふられる不安」や「彼女は金が目当てなのではないかという不安」から逃れられない。
だから、金が無くなっても彼女が一緒に居てくれるかどうかを試そうとしたりする。
殴ったり暴言を吐いても彼女が一緒に居てくれるかどうかを試すのがDVやモラルハラスメントなのだと思う。
試すような行為をしない人でも、彼女にふられても大丈夫な精神状態で居るために、わざと彼女以外の人間関係や趣味や仕事などに固執する人も居る。
友達が居ること、仕事にやりがいがあること、趣味が充実していること自体は、良いことだと思う。
ただ彼女に振られたときの精神的な保険としてそういう方向性で動いていたら、彼女との関係で何も得られないと思う。
友達や同僚からバカにされるのが怖くて保険かけながら接していたとしても、友達や同僚との関係で何も得られないと思う。
いや、何も得られないってことは無いか。もっと得られるものは大きいはずなのに勿体無い、と思う。
ようするに差別するのは対象への攻撃で、攻撃してしまうのは恐れているからで、何を恐れているかというと対象からの否定的評価を恐れているのだと思う。
なぜ否定的評価を恐れるかというとその人が自分の欲望の対象で、肯定的評価を求めているから恐れるのだと思う。
でも肯定的評価は、あればより良いのであって、無いと死ぬわけではない。
肯定的評価に依存していると、依存している相手に否定的評価しかされなくなったときにメンヘラになったり、自殺するしかなくなってしまう。
肯定的評価に依存しなくなったら、誰のことも差別したり攻撃したりする必要が無くなる。今の自分には何が出来るかだけ考えて生きられるようになる。
まず大きい下着って可愛くないし。Aサイズと同じデザイン、柄、形でも、もはや別物。
なんか他のサイズと並べて置いてあると異様なんだよね。
わかりすぎる。
小さいからこそ可愛いデザインってのがあって(何というか一口サイズのオシャレなお菓子のような愛らしさ)、それを機械的にサイズアップさせると迫力がすべてをブチ壊すみたいな感じになるよね。
森ガール系は言うまでもなく似合わない。挑戦してあまりにも似合わなくて愕然とした。あれは一種少女性みたいなのをウリにしたファッションだから胸が豊かすぎるといろいろダメになるんだな。
ギャル系の服じゃなくてもやばい。オフィス着がやばい。シャツのボタンのところに隙間が開くのがイヤすぎる。マジで四六時中気にしていなければならなくなる。
カットソーも普通の布地だと妙にバストが強調されてシルエット崩れるし、気がつくとシフォン生地のふんわりキレイめカットソー☆ばっかりになってる。
あれどうしても裏地がつくから季節によっては暑いし、汗かくとぺったりして見た目も悪いし不快なんだよなー。
可能な限りカチッとジャケット着て髪結い上げてスラックスで仏頂面でコミュニケーションは必要最低限以外は切り捨てて、くらいまで行ってやっと職場の人的被害は気にならなくなったけど親戚はしつこい。なまじ身内で女で「これが女に対する可愛がりだ評価だ褒め言葉だ」とか思ってるから遠慮ってものがない。しねばいいのに。
「私はアナタがエロいネタを持ちかけてもいい相手ではありません」というクソ単純かつ簡単自明なことを他人にわからせるだけのことが何でこんな大変なんだろか。
元増田です。
ブクマコメ読んでそうなんだよおおおとかなんか変にテンションあがってしまった。
もっと批判食らうかなと思ってたのでほっとしたw
そうだな、巨乳を武器にしたれって思うくらいでいたら気持ち楽だよな。
まぁでもおっぱい大きいねって言われた時点でややっこいつ性的な目で見てるなひぃぃぃってなるので
大きすぎて女性が痛がるとか聞くし。
まず大きい下着って可愛くないし。Aサイズと同じデザイン、柄、形でも、もはや別物。
なんか他のサイズと並べて置いてあると異様なんだよね。
普通の下着屋さんに置いていないくらい大きいとデザインなんて二の次のだっさいやつをつけなくてはいけない。
ああいうデザインで胸の強調があると一気に森臭くなくなる、なんか浮いてしまう。
そんでギャル系の服を着ると胸元が大きく開いてたりしてエロいとか下品とか言われる。
あとすごい軽く巨乳の話題で弄られる。巨乳にコンプレックスを持っている人間がいるとか無視。
親戚のおじさんなんかにからかわれて死にたくなった思春期とか。
胸が大きいねエロいねって言われると、あああ???????お前の一物もでかかったらエロいのか?ああ?????って切れる。
一回、どっかのばーさんに大きな胸をして、いやらしいって怒られた時は何事かと思った。
そんなわけで私は貧乳になりたいよ…貧乳を云々な法律をって記事あったけど、巨乳を守る法律とか作ってよ。
とか言っても怒られるんだろ、知ってる。
おわり。
男全般からの受けを気にするんじゃなく、彼氏受けだけ気にしてればいいから、ラクになった。
たとえば陰毛。
パイパンあるいはブラジリアンスタイル、ハイジニーナ、色々と呼び方はあるけど、私はそれに憧れてた。
でも「セックスアンドザシティ的、白人女性文化かぶれ」とか、「毛ジラミビッチ」みたいな認識をして"引く"男性も存在する。
もし、両思いになった男性が、パイパン状態にドン引きするような人だったらどうしよう…。
そう思ってずっと踏み切れなかった。
彼氏が出来ると、「これから付き合うかもしれない男性の好み」についてあれこれ考えるよりずっと簡単。
「パイパンどう思う?」って聞くだけ。で、彼氏が「別にいいんじゃない?」と言ったから、その日の夜に全部剃ったよ。
チクチクを恐れていたけど、剃り続けたら全然平気。本当に快適。
陰毛が一番大きかったけど、そのほかの髪型についてとか、服装についてとか、とりあえず彼氏に聞く。
ネット上の男性からボロクソに酷評されてたトレンカは彼氏的には普通にアリで、逆にネット上では人気の「森ガール」系が無理とか言う。
お前等の大好きな全身黒色の服。あれがなんで駄目なのかを説明するよ。
まず前提知識として、「黒」という特殊な色に対する人間の脳の反応を知る必要がある。
人間は黒という色からあまり多くの情報を読み取ることができない。
黒い部分に意識を集中させることもしない。
たとえば真っ黒なディスプレイの真ん中に白い丸があったら、
誰だって白い丸を見るだろ?
それ以外の真っ黒な部分を嘗め回すように見るやつはあんまりいない。
真っ暗な山道を歩いていて恐怖を感じるのも、
情報がないから、ほんの少し草むらが揺れただけでそこから無理やり情報を読み取ろうとして、
ありもしないお化けが見える。
全身黒を着た場合の「それ以外」っていうのがひとつはお前等の顔。もうひとつはお前らのシルエット。
(アクセサリをつけてればそこにも意識は行くけど、そんなのお前等つけないでしょ。)
だからお前らを見た人はお前等の顔と体型が強く印象に残る。
でもお前等は顔の手入れはしないよね。
髪はぼさぼさ、眉毛ぼーぼー、ひげはそり残し、肌も汚く表情は薄い。
本当なら人の印象というのは全身の印象の加重平均をとったものから作られるはずだ。
あまり顔に自身がなくても小奇麗にして、自分の性格にマッチした服の色で
全体の印象を作れば、顔の印象は全体の印象で中和されてあわよくば雰囲気イケメンになれる。
森ガールとかがそうだよな。
だが黒を着てしまうとその効果が得られず顔と体型で勝負をすることになってしまう。
その肝心の顔や体型の手入れをしていない場合、お前等に対する印象はまずいものになる。
全身黒を着てるやつでどうもいまいちなやつがいるのはそういうわけだ。
なお、黒い服を着ていておしゃれな人は確かにいる。あれはどういうことかというと、
黒以外の部分に相手の意識を集中させつつ、その部分を鑑賞に堪えうるものにしているのだ。
たとえば、
* メリハリの強い顔立ち・メイク
* 感情の見える表情
* 茶髪
* アクセサリ
* 程よい筋肉
決して黒そのものがかっこいいのではない。黒はそれ以外を引き立たせるために使っているのだ。
全身黒を着て相手の意識を一箇所に振り向けたのに、