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2016-11-15

主観客観

http://anond.hatelabo.jp/20161113003515

主観客観

文章を見ると子供のころは主観大人になってから客観でモノを見るようになったというように見えます

限りなく客観性を高めて見ると、宇宙は930億光年の大きさで年齢は137億歳で、

世界もしくは地球は、宇宙からすればチリほどの大きさもありません。

時間的にみても、地球はいずれは崩壊するし、人類移住を繰り返しても、いずれかの年月で消滅します。

最先端宇宙論では宇宙自体も収縮して崩壊する可能性も半々くらい。遠い未来ではあるけれど。

何が言いたいかというと、限りなく客観性を高めていけば、地球もしくは人の意味なんて、怖くなるほど無に等しいという事です。

客観的世界を見たとき世界にも人にも意味はない。

意味を探す場所問題

"我思う、ゆえに我あり"

一切を疑って、「自分は本当は存在しないのではないか?」とまで疑っても、そう疑っている自分自身存在否定できない。

"意味"の話とはちょっと違うけど、共通する部分があると思います

客観的視点重要ですが、意味に関していえば、そこに意味はないと思います

意味はおそらくは客観ではなく、主観しかないと思います

自らの主観意味を問いかけてみてはどうでしょうか?

灯台下暗しです。

2016-09-20

付き合って1年半、、留学したタクくんに会いたい・・

はぁ、タクくんに会いたいよォ・・

LINEも繋がらないとこに3年間留学とか寂しすぎ・・


二人で食べたソフトクリーム美味しかったなぁ・・

二人で乗った観覧車しかったなぁ・・

タクくん高所恐怖症からビクビクしちゃって・・w


タクくん・・。

留学先はすごく高い山の上なのに大丈夫かなぁ・・


標高500万kmとか、桁違いすぎるよ・・

空気いから常に重たい酸素ボンベ背負わなきゃだし・・


夢叶えるためだからと言って無理しすぎだよ・・

いろんな星人の病気を治す薬草探すなんてさ・・


そんな立派なタクくんだから好きなんだけど

そんな立派なタクくんだから離れ離れ・・


はぁ、、、

恋は難しい、、


私もタクくんのいるセルコマスへ行こうかしら

成田銀河空港予約取って放射能線とフレア熱射に怯えながら月で1泊、そのあとワープ耐性テストの適正受かったら30光年に耐えられる薬剤投与、簡易小型カプセルで3週間航宙、2日がかりで500万kmエレベーターGのプロテクタ装着してやっとタクくんに会える・・


無理・・

私には無理だよ・・・

なんでそんなところに行っちゃったのタクくん・・


あ、泣けてきちゃった・・

人の摂理は変わらないのに技術だけこんなに進んで・・


会いたい人に会えない技術なんていらない・・

2016-09-11

http://anond.hatelabo.jp/20160911210712

おかげで例えば100億光年のものを見れば、100億年前のことがわかるわけで、悪いことばかりでもない。

2016-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20160706144440

でもそれって、一億光年先まで割ったクッキーの片方を運ばないといけないし、その運んでいる時に、情報実体が動いてに過ぎないよね。

http://anond.hatelabo.jp/20160706143357

1億光年先で割ったクッキーの片方が手元にあれば割れクッキーの断面が分かるのが量しテレポーテーション

まり情報光速を越える

割れクッキーを調べるまでは凹か凸か分からないが調べて分かった瞬間情報光速を越えて伝わる

2016-06-06

帰りたい

辛いときに帰りたいって口にしてしまう。

半年ほど前から

やめようと思ってるけどたまに出てしまう。

こないだは布団に寝てて「帰りたい」と言ってしまい、奥さんに「どこに帰りたいの?」と聞かれ、思わず宇宙」と答えてしまった。

宇宙ってなんだよ。。。

そのあともシャワーあびてるときとか奥さんが家にいないと思ってるときとか何度か聞かれてしまい、その度に話しを作ってたら、今ではアンドロメダから来て宇宙船が壊れて帰れないことになってしまった。壊れた宇宙船は近所の公園の地下に隠してあって、アンドロメダ故障信号を送って宇宙JAF的なものが来てくれるまで人間として暮らしてる。250万光年も離れてるので10年はかかるからあと5年待たないといけない。奥さんとは5年前に出会った。

「帰りたい」っていうたびに気持ちも落ち込むし、違う言葉に置き換えたいんだけど、なんかハッピーなことばない?

2015-12-20

http://anond.hatelabo.jp/20151220134629

おk、そのような将来のジジババの年金を支えにゃいかんから子どもたちを支えにゃいかん。そういうご意見はよくわかる。

分からんと言っているのはそこじゃない。疑問に思っているのは、

・何でそういう男と分からずについてくの?馬鹿なの?

性別である自分も、もし自分結婚してガキができたら嫁さんに暴力振るうようになるの?

の2点。

あと、いただいたご意見2つを踏まえて追加するならば、

・そういうクソな男の罪と、そういう人だと見抜けずかわいそうな子供を作ってしまった女の罪はどう対処すればいいの?

ということが解決すれば、年金だとか子供に罪はないとかいうご意見に対して、自分みたいなアラフォーが見えてきても結婚できてねー人間が支える形を作るべきだという意見も、1光年ほど譲ってわからんでもない。

2015-10-30

不祥事を恥としてしまうこと

とある大きな会社の公演を聞く機会があった

その中で、お恥ずかしい話ですが、仕事中に従業員が一人亡くなったという話

原因を突き詰めると、故人の不注意となるのだが、「お恥ずかしい」とはひどくないだろうか

残念にも亡くなった人、あなた会社あなたのことを恥だと思っているらしいよ、うかばれないね

不祥事を恥ずかしいということにするとは隠蔽につながる

そしてマスコミに取り上げられバッシングされ炎上するわけだ

貴重な人材を失っておきながら、自ら火の中に飛び入る夏の虫

不祥事を早い段階で公開して、それを教訓として二度と起こらない対策をした方が100万光年マシなのに

こんな感じだからブラックは白くならないし、社畜は減らないわけだ

そんなにトップは頭を下げたくないのだろうか? トップに頭を下げさせないのが組織なのだろうか? 何か逆だろ

なあ、どう思う? その木、何の木、気になる木よ

2015-10-28

東大教授もいい加減なもんだな

何年か前に、深夜番組ロンドンブーツの淳と女のタレント東大教授の三人が出演していて、宇宙の話をしてたんだわ。

で、東大が、光の速さがなんとかで「137億光年以上先の宇宙観測できない、宇宙の大きさは137億後年です」みたいな事をいうのな(細かい数字はうろおぼえ)

女のタレントが「観測できないというだけで、その先にも宇宙があるんじゃないですか?」みたいな事を言ったけど、敦は「オレは(東大の言うことが)わかる気がする」って言うのな。

東大は女の疑問に答えずに「これがわかるかどうかで、頭のいい悪いが分かります」みたいな、そうとう失礼なことをさらっと言って、オレも女と同じ疑問を持ったからけっこう引っかかったんだわ。

で、昨日、サイエンスZEROって番組ネットで見たらその番組では「観測できるのは137億年先の宇宙で、その宇宙現在は470億光年まで広がってます」みたいな話をして、さらにその470億後年先にも宇宙は広がってるって話をしてるのな。

しかったのは、女とオレで、間違ってたのは東大ロンブー敦のほうじゃねえか。

2015-10-23

悩みを抱えている人たちへ

ストレス、悩みを抱えている人たちに、月並みながらアドバイスをしたい。

悩みが頭をもたげ、ストレス精神を病むようだったら、三鷹にある国立天文台に行こう。

週末に観測会をやっているのでスケジュール確認して参加して欲しい。

国立天文台に限らずとも、どこの天文台でもいいのだけど。

運良く晴れていれば惑星恒星、星雲、銀河、その時々に応じて様々な天体観測することが出来るだろう。

天体の美しさや壮大さに感動するかも知れない。あるいはしないかも知れない。

しかし、そんな何億キロ、何光年、何万光年、あるいはそれ以上離れた星々と、あなたの間を妨げているものはなにもない。

天文台観測できる天体は、確実にあなたの頭上にある。あなた天体はつながっている。

しかし、つながっているといえど、あなたがどうなったところで、シリウスは暗くなったりしないし、

ブラックホール自分重力に押しつぶされることをやめはしないし、もっと近くを見れば、

地球太陽の周りを公転するし、月は満ち欠けするし、川はせせらぐし、鳥はさえずることをやめない。

アフリカでは赤ん坊が生まれ日本では老人が死ぬ電車飛行機あなたがどうなったって止まらない。

あなたがどうなったところで、そのことはこの壮大な世界に影響しない。

まったく影響しない。

あなたがどんな悩みを抱えていようと、そんなことは世界にとってはどうでもいいことだ。

あなたが生きようが生きまいが、世界は気にしない。

だったらあなた世界を気にせずに生きていけば良いではないか。

会社学校も服装も金も政治も何もかも気にしなくて良い。

何もかも、気にしなくていい。

誰もあなたのことを気にしてないし、あなたも誰のことを気にする必要はない。

何も気にせずに過ごした結果、どうしたいか見えてくればそうするために頑張れば良いし、

それでも何もしたくないと思うなら何もせずに死を待つだけで良い。

とりあえず死にたくない、と思ったら役所に行けば餓死は免れるだろう。

別にあなたの悩みなんてこの世界では何の価値も持たないし、

あなたにとってこの世界も何の価値も持たなくて良いのだ。

好きなように過ごせばいい。

ちょこちょこ故郷から一万光年をまた読んでるけど作品ごとに好き嫌い激しい

個人的には故郷へ歩いた男、スイミングプールが干上がる、レースのやつ、ビームしておくれ、ふるさとへ辺りはわかりやすくて好き

苦痛思考CIAモノの2つ、ハドソン・ベイ毛布よ永遠にはまあ好き

後はあんまり読む気にならない

2015-10-22

大発見

1光年から地球を見ると1年前の地球が見える。

まり瞬間移動の技術と、超高性能な望遠鏡があれば

過去地球を見ることで、未解決事件犯人たくさん捕まえられる。

6,600万光年先までみえ望遠鏡があれば恐竜だって見えるかもしれない。

そんなことを今日Eテレ見ていて思った。

これってノーベル賞もらえませんか?

2015-10-02

僕は百合証明しようと思う。

「ねえ、いい百合作品があるんだよ」

「そう、それで、男は出てくるのかい?」

君の答えを聞いた途端、僕は二十億光年の彼方に飛ばされる。


………


男が主人公百合作品、というものを、僕はいくつか知っている。

僕は友達が少ない』、『マクロスF』、『ロウきゅーぶ!』、『聖剣使いの禁呪詠唱etc etc...

君がこれらを、百合だと認めないことも知っている。

から僕は最初から君には勧めやしない。

けれど。

百合、と冠されたレーベル以外の作品差し出すとき、僕は口ごもらざるを得ない。

「この漫画の1巻は全1023コマ、男が登場するのは74コマパーセンテージにして7.1%……」

だってそんな答えを求めちゃいないだろう。


………


僕は、馬鹿から、二十億光年の向こうから君に、弱々しく主張する。

「『神無月の巫女』は?」

百合カップルが男に打ち勝つ唯一の百合作品。あそこまで強固な絆を持った百合はもうどこにもない。『わかばガール』『のんのんびより』『それが声優』……女どうしの恋愛がない作品百合と呼ばれる資格はないというのに」

「『響け!ユーフォニアム』は?」

「久美子と麗奈の間の引力は、男との恋愛と違って永続するものだとスタッフが明言している!」


………


君はため息をつく。

百合好きがどれだけ裏切られてきたかを知っているか

知らない、と僕は答える。僕はいだって何も知らない。

「たとえば、『ARIA』。アリシアさんの結婚。未だに胸が痛む、手酷い裏切りだ」

僕は分からない。二十億光年の向こうで、僕は、ただ、灯里アリシアとみんなとのすてきな時間を思い返す。アリシア結婚したことで、その輝きは消えてしまったのか?


………


僕は君に百合証明しようと思う。

二十億光年彼方から

「本編が百合とかけ離れている作品外伝にどう期待すればいい?」

百合がはじまったとしても、最後まで百合で終わる作品のほうがめずらしい」

ハーレムものレズキャラはだいたいがツンデレの亜種であって、男嫌いからの逆転・主人公特別さを描くだけのもの

僕に反論する言葉はない。僕は、ただ、ここから一瞬の輝きを見上げる。男を好きになってしまった哀れな女が、百合キャラでなくなる様を。輝きを失うさまを。かつてそこにあった輝きはまだ僕の脳裏に残っているけれど。

けれど僕の喉はもうふさがれている。

君には届かない。

何も。

2015-09-02

生保とか無職の分際で

これな。コンビニとかレストランで働いてる女の子手紙渡してくる奴、なんなん?

そういう奴に限ってたいてい無職とか生保だしよ。

なあ? どんな音楽が好きですか昨日は何を食べましたか友達からはじめましょうみたいな。オイ、友達じゃねえんだよ。

一億光年譲ってテメエみてえ中年のオッサンが若い女子に交際を打診するのは、まあ勘弁してやるにしてもよ。

無職生保みたいな社会の糞虫たる健常な障がい者のおまえ達が何を抜かしてんだっていうね。

あのね。若い女子を所有したいセックスしたいっていう本能理解できるんだけどもね、糞虫には不可能なの。

相手の生理的嫌悪感ねじ伏せるほどのうなるような大金を積んで、低脳かつメンヘラ傾向のバカな女に付き合いきれるほどの辛抱強さを持ち合わせた、薄汚い欲望を恥ずかしげもなく周囲に晒しだせる浅ましい神経を持ったオッサン達だけが為せるわざなの。

それでな、おまえら手紙とかに限らず声かけした女の子達ってのはとっても怖い思いしてんだよ。

気持ち悪いだけじゃないの。恐怖も与えてんだよ。そりゃ誰だって怖くもなるわ。失うものがないオッサンに目をつけられたんだから。何すっかわかんないからね。そもそもが絶対超えられない壁を越えようとしてくる連中なんだし。

から何が言いたいのかっつうとよ。

女の子に恐怖を与えちまった自覚がある奴は、その子達に分かるようなところで自殺しろってことな

まあ俺も鬼じゃないからよ。一週間だけ待ってやるよ。

2015-03-20

ルミネCMの第二話以降の展開を予想してみる。

これまでに得た情報

登場人物:「おしゃれ」でない女子A、「おしゃれ」な女子B、セクハラメガネ

・「変わる」話である

・「おしゃれ」でない女子と、「おしゃれ」な女子は同一の役者が演じている

http://pokonan.hatenablog.com/entry/2015/03/20/000637

これだけの情報が揃えば、第二話を予測するなどアメリカドラマの展開を予測するより簡単である

「第二話」

[駅のプラットフォーム]

アナウンス「ハクスリー駅〜ハクスリー駅〜お降りの際はお忘れ物がございませんよう〜……」

セクハラメガネセクハラのせいで今日も一日疲れた女子A。

人影のない構内で彼女ぼんやりと乗り継ぎの電車を待っていると、

少し離れたところで彼女に背を見せ、泣きながら衣服ハイヒールを脱いでいる茶髪女性を見かける。

同僚の女子B……? なぜこんなところに……? でももしかしたら違う人かも……。

女子A「あの、大丈夫……?」

振り返った茶髪女性を見て、女子Aはおどろく。髪がざんばらになり、化粧が落ちてうつろになったその女の顔は――

女子A自身と瓜二つだったのだ。

言葉もなく見つめ合ったのち、謎の茶髪女性はぷいとそっぽを向き、列車の迫る線路へと歩み出す。

止めるまもなく、謎の茶髪女性列車に轢かれてしまう。

騒然とする構内。飛び交う駅員の怒号。

これはいったいどういうことなのか……。

彼女はとっさの判断で、謎の茶髪女性が残したハンドバッグを掴み、プラットフォームから走り去る。



第三話

[第一話と同じ会社玄関]

ハンドバッグから出てきた免許証によると、やはりあの茶髪女性は同僚の女子Bであったらしい。

彼女は妙な胸騒ぎをおぼえつつ、会社へ出社する。

セクハラメガネ「おっ、今日疲れた顔じゃんーどうしたー」

いつもはまともに相手しないのだが……。

女子A「セクメさん、女子Bさんのことですが……私と似てるな、って思ったことありません?」

セクハラメガネ「え?」

表情が固まるセクハラメガネ

質問の仕方がわるかったか……女子Aはきゅうに恥ずかしくなる。

女子A「すいません、ごめんなさい、なんでもな……」

セクハラメガネ「なんだ。もう気づいてしまったのか?」

女子A「え?」

野暮ったいメガネをかっこ良く外すセクハラメガネ。その素顔はイケメンだ。

セクハラ「ついてこい。真実を見せてやる」



第四話

[会社内に設置されたエレベータ内]

地下四階行きのボタンを押すセクハラメガネあらたセクハラ慎太郎

女子A「地下四階……一般社員は出入りが禁じられているはずでは?」

セクハラ慎太郎「一般社員、じゃないからね。君も僕も」

メガネテイクオフしたセクハラはいもの軽い調子ではなく、どこか威厳ようなものを発していた。

女子A「一般社員じゃないって……」

セクハラ慎太郎「いつか言ったことがあったよな。『君と彼女では需要が違う』と。どういう意味だかわかるか」

女子A「それはあのコが職場の華で、わたしは単なる仕事仲間…‥」

セクハラ慎太郎「違う。『需要』とは、ふつう商品や消費物に対して使う言葉だ。つまり、そういうことなんだよ」

そういうことと言われても…‥

女子A「あの、なにをおっしゃっているのかさっぱり……」

セクハラ慎太郎「だろうな。まあ、見ればわかる」

エレベータが地下四階に到着する。重い鉄の扉が開く。

女子A「こ、これは――」



第五話 

会社地下四階。多数のポッドのようなものが敷き詰められており、その内部には緑の液体のなかでチューブに繋がれた……

女子A「"わたし"が……こんなに……」

セクハラ慎太郎「そのとおり。『君たち』は、いわゆる、『クローン人間』だ」

女子A「なんで……どうして……」

セクハラ慎太郎「君も知っての通り、我が社はバイオ医療技術の開発に力を注いでいる。『臓器倉庫』という単語はご存知かな? なんらかの病気事故で損傷したり、老化で弱った内臓を、クローンで作った『若いころの自分』の健康なそれと入れ替える」

女子A「なんかそれ、アメリカダメSF映画でいっぱい観た」

セクハラ慎太郎「これは現実だよ、君。某大型百貨店イメージキャラクター、ルミ姉さんが二十歳から年をとらないのを不思議に思ったことがないかね」

あのゾンビめいた声が脳内に蘇る。今なら10%、オフッフッフッフッ……

セクハラ慎太郎「正解を言ってしまえば、彼女五十六歳だ。移植内臓だけでなく、皮膚や頭髪も可能だからな」

女子A「私も、クライアントのための臓器倉庫ってわけなんですね」

セクハラ慎太郎「いいや。さっきも言ったろ。『需要が違う』と。君は『製造』されたときから臓器の内部に疾患を抱えていた」

しかにそうだ。そのせいで低血圧がひきおこされ、いつも朝に元気が出なかった……。

セクハラ慎太郎商品としては不適格だったわけだ。欠陥に気づいた研究員たちは君を即刻処分しようとしたよ。……だが、私はアウトレット品が好きでね。このメガネtwitter宣伝されていたレイバンの激安品だ」

そう言ってセクハラメガネをかけなおす。

セクハラメガネ「私は独自プロジェクトチームを立ち上げ、君を実験材料にすることにした。教育を施し、記憶捏造し、うちに社員として迎え入れ、セクハラをはじめとした様々な負荷をかける……」

女子A「その記録を撮る……いつも私にまとわりついていたこカメラはそのためだったんですね」

セクハラメガネ「察しがいいな。だが、ストレステスト会社をだますための方便にすぎない。私の目的もっと別のところ、高い次元にある」

女子A「あなたの、目的?」

セクハラメガネ革命だよ、君。変わりたいなら、変わらなければ」



十三

[崩壊後の地球]

飢えにあえぐ子どもたち。泣きながら子供死体を抱く母親。すべてを警戒するめつきの男たち。何もかもが絶望に塗りつぶされている。

女子A完全体「セクハラさん……これがあなたの望んだ世界ですか……?」

セクハラメカメガネ「君が望んだ世界でもある」

女子A完全体「まさか……わたしの願いがあんなことを引き起こすなんて……」

セクハラメカメガネ「後悔しているのかい? でも、これで宇宙寿命は延長された。人間という種はよりよく改良された。きみは正しいことをなしたんだよ」

女子A完全体「でも、そのせいでルミ姉さんは……」

セクハラメカメガネ彼女のことは忘れろ。必要犠牲だった。革命には常に英雄必要とするものさ。人間物語を欲するんだよ」

女子A完全体「でも私達は……人間以上の存在になってしまった」

セクハラメカメガネ「そうだな」

女子A完全体「私達はこれからどこへ行けばいいんでしょう」

セクハラメカメガネ「君は自分が望むところへ、望む時代へ、いつでも行くことができる。君はその能力がある」

女子A完全体「そうね……わたし、昔から行きたい場所があったんです。新宿にある大きな百貨店で……名前はLUMINE」

セクハラメカメガネ「ほう。1976年3月10日開業し。地下2階・地上8階の建物。8階にはたかの友梨ビューティクリニックをはじめとする美容関連が中心のフロア。7階から6階はカフェレストラン、5階は雑貨書店、4階から地下1階まではアパレル店が大半を占め、地下2階はスイーツレストランフロアになっていて、連結するルミネ2の七階にはお笑い聖堂ルミネよしもとがある、カップルから家族づれまで、休日を過ごすにはうってつけの文化の発信地、あのルミネ新宿か」

女子A完全体「いっしょに来てくれますか、セクハラメガネさん」

セクハラメカメガネ「もうセクハラメカメガネだけどね。いいだろう、行こう。行って、一緒にこの終末を楽しもう。ルミネは、とてもすばらしい場所から――」

光年彼方の大曼陀羅の中心に据えられたルミネ店舗へ向かい、手をつないだ二人が急速に遷移、吸い込まれていく――[完]

2014-12-22

http://anond.hatelabo.jp/20101220065945

宇宙人いるかいないかは置いておいて

4年という月日は距離にして4光年であり

増田が4年間かけていまこうやって我々のもとに届き、多くの人の心を(多かれ少なかれ)動かしているという

この事実こそ、ロマンだろ?

2014-08-30

違う、太陽系は渦巻きではない [BAD ASTRONOMY翻訳記事]【勝手修正版】

Twitter を見てると、太陽系天体螺旋運動するこのデマ動画が、いまだにRTされたりして拡散しているのでうんざりしてきた。

太陽系 公転」「太陽系 運動」「太陽系 移動」「太陽系 回転」などで検索すると、この動画を真に受けて紹介しているブログなどが検索上位にヒットしてきて、さらに誤解を広める一因となっている。

あまつさえニコニコ動画にも転載され、字幕までつけられている。

結論から言うと、これはトンデモ信者思い込みだけで作った信憑性ゼロ動画である映像の出来だけはよいからか、昨年の3月からかなり広まっており、天文学者フィリッププレイト氏がブログでその間違いを指摘した記事を出している。プレイト氏は『イケナイ宇宙学 間違いだらけの天文常識』の著者で、世にはびこる間違った天文宇宙ネタを斬って解説するブログ Bad Astronomy で知られている人。

この記事和訳版が以下にあり、大変ありがたいのだが(動画話題になってすぐのタイミング和訳まで出たのは本当に感謝している)、残念なことに誤訳が目立つという指摘があり、いまもって修正されていない。

翻訳が不自然な箇所を以下にテキストで逐一指摘してくれている方がいたが、行きつ戻りつ確認しながら読むのが大変なので、勝手ながら指摘箇所を中心に翻訳修正して以下にまとめ直した。いまだに信じて動画を広めてしまっている人に「それ間違いですよ」と指摘しようにも、記事誤訳が多かったりするとちょっとなぁ、となるので。

なお、もし元の翻訳記事が適切に修正されれば本記事は消すつもりだが、和訳した方は当時Twitter で指摘されてこの校正テキストを読んだはずなのに、もう1年半ほど放置されているのであまり期待していない。

間違いを打ち消すために、まともな太陽系の公転運動を描いた動画があれば知りたいものである


違う、太陽系は渦巻きではない [BAD ASTRONOMY翻訳記事]

なめらかな動きでコンピューターアニメーション太陽の周りを周る惑星の動きを、天の川銀河を周る太陽軌道のように解説する動画について、ツイートメールがたくさん来ている。とてもきれいな動画に、説得力のある音楽、ていねいな作りの画像

しかし、問題ひとつある。間違っているのだ。間違いは表面的なものではなく、間違った前提からきた根本的なものだ。中にはいくつかの有益視覚情報があるが、私は(銀河サイズの)話題のタネだと思っておくよう警告する。

なぜか? 彼の主張の基礎は、「惑星太陽中心の軌道を描いているのではなく、銀河の周りを渦巻き状に移動している」というものだ。

私は普段、こうした話題の間違いを暴くような面倒なことはしない。奇抜な主張はいつでもあるし、たいていは自滅していくからだ。しかし、この件についてはたくさんの人が私に知らせてきたし、明らかにかなり人気を博している――たぶん表面上は正しく見えるし、画像も大変きれいだからだろう。また、科学を知りつつもそこから離れて久しい人たちによって広まっているのではないかと見ている。このような話題を扱うときには、いつも少し深く掘り下げる手間がかかる。

そこで、シャベルを取り出してみよう。

制御不能のらせん

まずは動画を見てみよう。数分程度のものだ。

動画の作者DJ Sadhuは明らかにコンピュータグラフィックスの才能がある。しか科学は……まあ。私にはすぐさまこの動画が何を目指しているのかわかった。彼は率直に、太陽系太陽中心モデルは間違っている、と述べている。しかしながら、この Sadhuの主張ははなはだしく間違っている。重力存在しないと言っているようなものだ。

地動説とは、太陽太陽系の中心にあるという考え方で、惑星はその周りを周っている(他にもいくつか大事なことがあり、たとえば惑星軌道は楕円であるとか、軌道は同一平面上にあるのではなくて互いに傾いているとか)。この考え方は、地球太陽系の中心だという古い天動説にとってかわった。天動説は、それをちゃんとした物理モデルだと考えると、あらゆる種類の奇妙な仮定をしてやらないとちゃんと機能しない、とてつもなく複雑で考えすぎの物理モデルになってしまう(タイレノールなどの頭痛薬があるなら、epicyclesの項を見てみよう)。地動説はそれよりもずっと物理的に正しいし、ずっとうまく機能している。

私は、どちらのモデルにもそれぞれの使い道があると言いたいのだ。もし特定惑星が天のどこにあるのか知りたいなら、天動説の座標を使うことになる。われわれは地球に住んでいて、地球は動かずに天の車輪が頭上を回転して動いているように見える、それは理にかなっている。しかし、もし惑星宇宙探査機を送りたいなら、太陽中心のシステム必要なのだ地球惑星も両方とも動いていると考える方が、はるか計算は簡単になる。

Sadhuは、地動説が間違っていて、実は惑星は渦を描きながら太陽を周る動きをしているのだと主張している。彼が実際に言わんとしているものは、渦ではなくらせんである。この2つは名前が違うだけでなく、物理的な動きもその特徴も全く異なる。らせん軌道を描く粒子は、太陽系のようにお互いには干渉していなくてもよいが、渦を描く粒子は抗力と摩擦を通じて互いに干渉している。

しかし、意味論的な論争はよそう。もう一度動画を見てみよう。Sadhuは太陽惑星を先導しているかのように、太陽惑星よりも前方に出て銀河を回っているかのように描いている(2番目のビデオだともっとそれは明白だ)。これは単に誤解を招くだけでなく、完全に間違っている。惑星は、われわれが銀河系の中を巡るときときどき確かに太陽の前に出たり、ときどきその後ろをついてゆく(太陽を周回する軌道上のどこにいるかによる)。実際に夜空の惑星を見たことのある人にとっては明白な真実である。なぜなら夜空の一部は、地球太陽銀河系を周るときの進行方向にあたるわけだが、惑星はその部分にだって観測されるのだ。

ここでも、細かいことをあれこれ議論するのはやめよう。後述するように(「こうした考え方はどこからもたらされたのか?」の項)、惑星銀河系内を動くとき太陽の後ろをついていくという考え方は、Sadhuがらせんについて述べるとき思考基盤となっている。しかしまずは、もうちょっと見てみよう。

テイク2

太陽銀河の中を移動していく様子を示している、彼が二番目に公表した動画では、もっとひどい状況だ。

公平のために言うと、今回彼は惑星の動きについて「らせん状」だと正しく記述している。しかし、まだ惑星太陽の後ろをついていくように描いていて、これは間違っている。また特に動画の冒頭では、太陽中心モデルと、らせん運動についての彼の説明を具体的に比較しており、誤った「太陽主導」の考え方を補強している。

彼の動画における太陽中心モデルの動きを注意深く見てみよう。銀河を周る太陽が動く方向は、惑星軌道平面と同じに描かれている。しかし、こうではないのだ。太陽系の平面は、車の前方への動きに対してフロントガラスが作る角度のように、銀河系に対して約60度で傾いている。

これは本当に重要な点だ。らせんモデルでは、銀河を周る太陽の動きにあわせて、太陽を垂直に周回するような惑星が描かれている。お好みなら「正面向き」といってもいい。これが間違っている。なぜなら、惑星軌道は60度で傾いていて、90度ではない。惑星とき太陽の前に、ときに後ろになる。これだけで、らせん描写が正しくないことがわかる。地動説という現実モデルにおいても、順行-逆行運動というもの存在し、現実の空できちんと観測できる〔訳注:詳しくはこちら参照〕。

しかしそれだけではない。動画では、太陽銀河を周ることを見せていて、らせんに沿って上昇、下降している。最初動画のように、一部正しいところもあるが、大方は事実からかけ離れている。

われわれの銀河は、中心部が膨らんでいる平たい円盤で、端から端まで約10光年距離がある。この円盤は無数の星を内包し、その重力が合わさって、銀河中心を周る軌道太陽を留めている。ちょうど、太陽重力惑星軌道に留めているのと同じだ。

太陽銀河系を一周する軌道の長さは、およそ2.4億光年ではない。銀河を周回するときには、だいたい動画にあるように、太陽は実際ぴょこぴょこアップダウンを繰り返している(とはいえ大体1周につき4回ぐらいなのに、Sadhuは動画内で数十回もアップダウンするように描いている)。〔訳注:太陽系が銀河系内を周回する軌道の図参照(垂直方向は強調されている)〕

このような運動が起きるのは、銀河円盤での重力の働き方のせいだ。ここが非常にクールなところだ。円盤よりほんのわずか上にあるものは、円盤に向かって全体的に下へと引っ張られる。円盤が巨大な物質の板である想像してみて、太陽がその円盤よりも上にあるとする。円盤重力太陽を下へと引っ張る。星と星の間は遠く離れているので、太陽円盤の間を通り抜けて下へ降りていく。そうすると今度は、下に来てしまった太陽円盤がまた引っ張り上げる。このとき太陽の動きはだんだん遅くなり、そして止まり、向きを逆にしてまた円盤へと急激に突入する。太陽は、銀河円盤の中心から上下にそれぞれ200光年ぐらいの浮き沈みをするが、円盤1000光年の厚みをもっているので、結局私たち銀河円盤の中にしっかり留まっている。しかしこうした摂動永遠に続き、太陽大海コルクのように浮き沈みを続ける。

太陽銀河を周回しているので、合わさった動きはすてきな波のパターンになり、浮きつ沈みつ回転木馬のようにまわり続ける。ゆえに、Sadhuはこの部分に関しては(多かれ少なかれ)正しい。

だいたいはね。しかしここに3つ目の要素が加えられている。ひねったらせんを描く太陽道筋を、彼は歳差運動性質だとしている。この部分は間違っている。非常に間違っている。

歳差運動物体が回転するときてっぺんをぐらぐらさせる動きで、回転の中心軸からずれた向きの力をてっぺんに加えたときに起きるものだ。コマてっぺんを突くとぐらつく、それが歳差運動だ。地球自身も太陽と月の重力に引っ張られて歳差運動をしており、その軸の1回の揺れ周期は2万6000年だ。

明らかにSadhuは、動画の中でこれを表現している。しかし、ぐらつきは太陽にまったくなんの影響も与えていない。それはただ、地球が何かしているだけだ。しかし、Sadhuは銀河を周る太陽の動きに付け加えていて、それは意味をなさない。動画では銀河を周るコークスクリュー(コルク栓抜きのような螺旋運動)を描いているが、ときには銀河の中心に寄り、ときには遠くへ離れる動きを何度も何度も繰り返している。回転木馬のたとえでいえば、馬が真ん中で回って、上下に、また左右に動いているようなものだ。しかし、それは太陽の本当の動きではない。左右の運動なんてない(軌道ごと何度も銀河の中心に向かったり離れたりするなんて)。Sadhuの示すコークスクリューパターンは、間違っているのだ。

動画解説文において、Sadhuはかなり頻繁に、座標系と力と運動を混乱させている。

彼はなぜこんな正しくない運動を描くのだろうか。それを掴むため、彼が元にした文献をあたってみた。

こうした考え方はどこからもたらされたのか?

動画彼のサイトによると、SadhuはPallathadka Keshava Bhatという人から学んだそうだ。Bhatによる「らせんの渦巻き:太陽系の動的プロセス」(“Helical Helix: Solar System a Dynamic Process”〔リンク切れのためこちら参照〕)と題された文章にこの考え方はすべて説明してあり、細かすぎる点は指摘しないが、ちんぷんかんぷんものだった。まじめな話、どれもまったく意味をなさない。Bhatは地動説は間違っていると主張しているのだが、その主張を補強するために、虚偽のアイディアを次から次へと用いているのだ。彼の主張の間違いを暴くためにページを割くこともできるが、ここは短くまとめてみよう。

私はBhatの主張を何度も読んで、可能な限り好意的に考えようとした。私がかき集めたところでは、彼が言っているのは、太陽の動きによって、太陽を先頭にして惑星が後をついていくという形で、惑星銀河系内でコルク栓抜き状のらせん運動をする、よって地動説は間違っているというものだ。Sadhuの動画解説文によると、こうした動きをうまく描いているという。しかし、どれも完全に間違っている。もしそれが正しいのなら、外惑星(太陽から地球よりも遠くにある、火星木星など)は太陽の反対側に遠く離れて見えないだろう。しかしいつだって私たちには見えている。

それに、私たちは何度もほかの惑星宇宙探査機を送っていて、どれもいまだその軌道上にある。もしBhatがいうように地動説が間違っているのなら、探査機はいつになっても目的惑星に到達できない。探査機を送るための軌道計算が間違っていることになるからだ。探査機道筋計算するとき銀河を周る太陽の動きを考慮する必要なんて全くないから、Bhat氏のいうことは正しくない。

太陽太陽系の先頭で、惑星はその後ろをついていくという主張も、明らかに間違っている。太陽は、Bhatが主張し(Sadhuが動画で示して)いるように、銀河系を突き進む弾頭のように太陽系を主導したりしていない。惑星太陽の周囲を周り、全体が一つのユニットとして銀河系を60度の傾きで移動している。これは、銀河軌道に沿って惑星とき太陽の前になり、ときに後ろに続くということだ。

これはそう、道を歩くあなたの頭の周りを、端にボールの付いた紐がぐるぐる周っているようなものだ(この円は60度傾いている)。ボールときに頭の前になり、ときに後ろになる。道を歩くときには常にあなたと一緒だが、歩く速さには関係なく、相対的にはあなたと同じ速さでいつも移動している。あなた自分の動きを線で表すとすると、ボールは傾いたらせんを描くだろう。これこそBhatとSadhuが説明しようとしたことなのだが、しかし間違った説明になってしまった。

Bhatは、その文章の中でいくつもの間違いと論理的誤ちを犯している。たとえば、Sadhuの地球歳差運動誤用についてBhatが何と言っているか読み取ろうとした。しかし、とても不明瞭で(それに単純なミスもあり、彼は歳差運動の周期を22万5000年としているが、実際には2万6000年)ゴルディアスの結び目を解いているみたいだった。まだほかにも。彼は、もし地動説が正しいなら、日食は1カ月に1回起きなければならないと考えている(46ページと134ページを参照。ちなみに日蝕が一ヶ月に1回起きないのは、月の軌道が傾いているため)。また、彼は「太陽中心軌道不可能である意味しなければならない」と結論付けた部分で、地球太陽の周りを周る回転について根本的な勘違いをしているようだ(文書の30ページを参照のこと)。実質、私が読んだ文章の1ページごとに基本的根本的な間違いがあった。

そしてこれが、Sadhuの(間違っているにしてもステキな)動画が基礎としているものなのだ、いいかい? いっておくが、もしSadhuのサイトをのぞいてみたら、あらゆる種類の……んー、おかし陰謀論……9.11陰謀説からケムトレイルから、デイヴィッド・アイク(本気で爬虫類型異星人がデンバー空港の地下に住んでいて世界を支配していると主張している)が怒り狂いそうなのから名前しかない程度のものまで見つかるだろう。私は、彼のほかの考え方を念頭に置くことにした。

続きと、進行中のこと

DJ Sadhuの動画は、とてもステキで、そのうちいくつかは真実を元にしたものだ。しかし、私の意見ではBhatのゆがんだ宇宙に対する見方のせいで、その核心が失われてしまっている。

彼の動画は正しいように見える。クールであるように見える。ものごとはこうでなくっちゃ、というセンスに訴えかけるものがある。しかし、物事がどうあるべきかと、実際にどうなのかということはいつも重なり合うわけではない。宇宙は本当にクール場所で、とてもよく出来た一連の法則に基づいて動いている。私たちはこうした法則を「物理」と呼んでいて、それは数学記述されている。そしてそういうこと全部を理解しようとする試みが、科学である

クールものがすべて科学ではない。しか科学の全てはクールだ。これは普遍的法則ではないかもしれない。けれども、私の見てきた限り、これは真実なのだ

2014-07-07

https://twitter.com/N_write/status/88915446417473536

3年も前のツイートが今頃RTされておれのタイムラインに表示された。内容はこうだ。

おいスーパー短冊で「彦星爆発しろ!」って書いた奴。マジレスすると17光年程度しか離れてない彦星ことアルタイルが何を間違ったか「よーしいっちょ超新星爆発してみっか」と要らんやる気出したら半径5光年即死、50光年先まで壊滅だ。宇宙なめんなよ、お前の願いで近所のスーパーノヴァい。

おもしろい。でもちょっと待てよ5光年即死っておかしいだろ。超新星爆発光速を超えるとでもいうのか。いや、ニュートリノは超えるかもしれないが、即死は言いすぎだ。

これをリツイートしてる連中はそういうの気にならないのかな。

2014-04-26

円城塔本の雑誌の連載「書籍化までn光年」で取り上げた本のリスト

http://anond.hatelabo.jp/20140421200127

書籍化まで7光年 (2009年)

  1. アンドルー・クルミー 『ミスター・ミー』    「『ミスター・ミー』とドップラー効果恋愛小説
  2. ポール・オースター 『幻影の書』    「オースター百%の『幻影の書』と本のスカート
  3. ピエールバイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』    「読んでいない本を語る方法と「特性のない本」」
  4. ジョン・クロウリーエンジンサマー』    「言葉の"ずれ"と物騒な本」
  5. 浅暮三文ぽんこつ喜劇』    「ひよこサクラ実験小説
  6. シュボーンロバーツ 『多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者』    「迷走と眩惑の理学タイトルの謎」
  7. David Flanagan 『プログラミング言語 Ruby』    「プログラミング言語小説屋」
  8. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「超絶馬鹿技巧小説『麗しのオルタンス』に隠された秘密
  9. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「数と音楽の秩序で作られた希代の小説
  10. ヒュー・ケナー 『機械という名の詩神』    「文学テクノロジー作家関係
  11. チャールズ・ストロス 『アッチェレランド』    「全編ボケ倒しのすごい奴」
  12. 多和田葉子ボルドーの義兄』    「『ボルドーの義兄』謎の276文字を追う」

書籍化まで6光年 (2010年)

  1. パウル・クレー新版 クレー日記』    「小説のような日記日記のような小説
  2. 中野美代子ザナドゥーへの道』    「多幸感に満ちた文字の連なり」
  3. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「『麗しのオルタンス』ジャック・ルーボーに直撃質問!」
  4. ミロラド・パヴィッチ 『帝都最後の恋』    「タロットにしたがって読むパヴィッチの本」
  5. ダンガードナーリスクあなたは騙される』    「現実小説よりハッピーなのだ!」
  6. ティーヴ・トルツ 『ぼくを創るすべての要素のほんの一部 』    「長い小説が書けない理由!?」
  7. 大野克嗣 『非線形世界』    「単純素朴なのになぜか伝わらない本」
  8. ジル・プライスバートデービス 『忘れられない脳』    「ジル・プライス忘却のない人生
  9. クラーク・アシュトン・スミス 『ゾティーク幻妖怪異譚』    「「そういう人」スミスが好き」
  10. スタニスワフ・レム 『泰平ヨンの航星日記』    「レムの欠番を埋めるのは」
  11. エミーリ・ロサーレスまぼろし王都』    「見えないものが見える瞬間」
  12. イヴィッド・レヴィット 『数式に憑かれたインド数学者』    「稀代の数学者架空伝記」

書籍化まで5光年 (2011年)

  1. ブノワ・デュトゥールトゥル 『幼女煙草』    「不穏さに満ち満ちた『幼女煙草』」
  2. スマイル・カダレ 『死者の軍隊将軍』    「不思議な国アルバニア戦争小説
  3. 高橋陽一郎 『変化をとらえる』    「数学教科書いろいろ」
  4. サイモン・シンエツァート・エルンスト代替医療トリック』    「代替医療に挑む議論の書」
  5. 辻原登 『闇の奥』    「辻原登は変である
  6. 柏野牧夫 『音のイリュージョン』    「聴覚だって騙される」
  7. マックス・ブルックスWORLD WAR Z』    「語り伝える書」
  8. ジェラルディン・ブルックスマーチ家の父』    「網目だらけ」
  9. グレゴリー・コクランヘンリー・ハー ペンディング 『一万年進化爆発』    「淡々進化中」
  10. イヴィッド・グラン 『ロスト・シティZ』    「見えない都市
  11. Federico Biancuzzi、Shane Warden 『言語設計者たちが考えること』    「言葉を作る人たち」
  12. A・R・ルリヤ 『偉大な記憶力の物語』    「無限記憶を持つ男」

書籍化まで4光年 (2012年)

  1. V・S・ラマチャンドラン、D・ロジャース=ラマチャンドラン 『知覚は幻』    「美の起源?」
  2. Charles Yu 『How to Live Safely in a Science Fictional Universe』(『SF的な宇宙安全に暮らすっていうこと』)    「ウーのくすぐり芸」
  3. マット・リドレー 『繁栄』    「人類は滅亡しない?」
  4. ウンベルト・エーコ 『バウドリーノ』    「エーコが好きだ!」
  5. Steven Bird、Ewan Klein、Edward Loper 『入門 自然言語処理』    「見えない辞書
  6. エットハミ・ムライ・アメド 『モロッコ食卓』    「信楽焼タジン鍋
  7. ピーター・ペジック 『青の物理学』    「青の見取り図
  8. クリストファーチャブリス、ダニエルシモンズ錯覚科学』    「見えないゴリラ
  9. 大沢文夫 『大沢流 手づくり統計力学』    「百円玉実験不思議
  10. トルケル・フランセーン 『ゲーデル定理――利用と誤用の不完全ガイド』    「ゲーデルさんごめんなさい」
  11. Mark Kac 『Kac 統計的独立性』    「数学者をつくる本」
  12. ロザリー・L・コリー 『パラドクシア・エピデミカ』    「矛盾と逆理の入門書

書籍化まで3光年 (2013年)

  1. レベッカスクルート 『不死細胞ヒーラ』    「ヘンリエッタ細胞
  2. ジョン・パウエル 『響きの科楽』    「宇宙人にあげたい本」
  3. 山田風太郎旅人 国定龍次』    「山田風太郎輪郭
  4. レニー・ソールズベリー、アリー・スジョ 『偽りの来歴』    「世界改竄
  5. Bruce A. Tate 『7つの言語つの世界』    「たくさんの言語
  6. 寺田尚樹 『紙でつくる1/100の世界』    「これは本です」
  7. アンソニー・ドーアメモリー・ウォール』    「非SF作家SF
  8. オリヴァー・サックス 『心の視力』    「サックスおじさんの症状」
  9. ダニエル・アラルコン 『ロスト・シティレディオ』    「読んでも未知の本」
  10. P・Gウッドハウスジーヴスとねこさらい』    「"ゆるさ"のシリーズ
  11. ヴィクトリアブレイスウェイト 『魚は痛みを感じるか』    「魚の痛みの判定基準
  12. イヴィッド・イーグルマン意識は傍観者である』    「傍観者法学

書籍化まで2光年 (2014年)

  1. ブライアンクリスチャン機械より人間らしくなれるか?』    「純正人間の奮闘記」
  2. Clifford A. Pickover 『The Math Book』    「数学的あれこれ250」
  3. トレヴァー・ノートン 『世にも奇妙な人体実験歴史』    「楽しい自己人体実験
  4. フリオリャマサーレス無声映画のシーン』    「幸せ本棚
  5. ジョセフ・オルーク折り紙のすうり』    「折り紙数学
  6. ニール マクレガー 『100のモノが語る世界歴史』    「大英博物館のモノ」
  7. 根上生也四次元が見えるようになる本』    「四次元練習
  8. トーマス・トウェイツ『ゼロからトースター作ってみた』    「トースターを作る男」
  9. ロベルトボラーニョ『2666』    「ボラーニョの奔流」
  10. ガイ・ドイッチャー『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』    「言語世界の見え方」
  11. D・マンフォード、C・シリーズ、D・ライトインドラの真珠』    「空海フラクタル
  12. V・S・ラマチャンドラン『脳のなかの天使』    「九つの美の法則

書籍化まで1光年 (2015年)

  1. 川添愛『白と黒のとびら』    「数学小説の融合」
  2. リチャード・パワーズ幸福遺伝子』    「純文とSF
  3. ロン・カリージュニア神は死んだ』    「真正突破短編集」
  4. ラウディアハモンド『脳の中の時間旅行』    「素朴に語る時間の話」
  5. Franco Moretti『Distant Reading』    「遠くから見る世界文学
  6. Lev Manovich『Software Takes Command』    「新しい思考の道具」
  7. デイヴィッド・マークソン『これは小説ではない』    「小説ではない小説
  8. シャロンバーチュ マグレイン『異端統計学 ベイズ』    「紛糾する統計学
  9. 内村直之『古都がはぐくむ現代数学 京大理解析研につどう人びと』    「数学という営み」
  10. Stanisław Lem『Summa Technologiae』    「レムの『技術学大全』」
  11. M・G・ヴァッサンジ『ヴィクラム・ラルの狭間世界』    「言葉より速く」
  12. 語り手 姉崎等、聞き書き 片山龍峯『クマにあったらどうするか』    「クマにあったら」

書籍化まで○光年 (2016年)

  1. ピーター・H・ディアマンディス、スティーヴン・コトラー『楽観主義者未来予測』    「未来は本当に暗いのか」
  2. ジェシーケラーマン駄作』    「いない、いない、の本」
  3. キャサリン・ゴヴィエ 『北斎と応為』    「歴史小説の書き方」
  4. 横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』    「色んな言葉が混ざる小説
  5. 佐久間保明監修、本庄千代編『しかけ絵本世界』    「四角な本の大革新
  6. エミリー・オスター『お医者さんは教えてくれない 妊娠出産常識ウソホント』    「経済学者出産育児論」
  7. クレイグ・モド『ぼくらの時代』    「オモチャ電子書籍
  8. Noam Nisan、Shimon Schocken『コンピュータシステム理論実装』    「コンピュータをつくる」
  9. マーティンガードナーガードナー数学パズルゲーム』    「人生を変える数学パズル
  10. ピーターメンデルサンド『本を読むときに何が起きているのか』    「「読む」を考えさせる本」
  11. 遠藤侑介『あなたの知らない超絶技巧プログラミング』    「プログラミングロマン
  12. ベン・H・ウィンタース世界の終わりの七日間』    「世界の終わりへ続く日々」

書籍化まで△光年 (2017年)

  1. 奥修『珪藻美術館』    「ぞわぞわ感の境界
  2. マークチャンバーランド『ひとけたの数に魅せられて』    「ひとけたの数を語る本」
  3. ピーター・ウォード、ジョゼフ・カーシュヴィンク『生物はなぜ誕生たか』    「地球が生まれから歴史
  4. ライナー・クニツィアダイスゲーム百科』    「機械が作るゲーム
  5. ウンベルト・エーコプラハ墓地』    「史上最大の偽書の成立秘話
  6. ユーディット・シャランスキー『奇妙な孤島の物語』    「紙に書かれた五〇の島の物語
  7. 高野秀行『謎のアジア納豆』    「納豆とはにかみ」
  8. ロビンダンバー人類進化の謎を解き明かす』    「友達は二百人できません」
  9. アンソニー・ドーア『すべての見えない光』    「ドーア言語兵器
  10. ティーヴン・ウィット『誰が音楽をタダにした?』    「変化する音楽生態系
  11. 鈴木真治『巨大数』    「書くことのできない数」
  12. コマヤスカン新幹線のたび 金沢から新函館北斗札幌へ』    「視点がひっくり返る絵本

書籍化まで□光年 (2018年)

  1. まつもとゆきひろまつもとゆきひろ 言語のしくみ』    「言語のつくり方」
  2. 原武史政治思想史』    「物から読み解く政治思想
  3. マリオ・レブレーロ『場所』    「どこまでも続く部屋」
  4. 横山茂雄『神の聖なる天使たち』    「ディーとケリーの奇妙な運命
  5. ルシオ・デ・ソウザ、 岡美穂子『大航海時代日本人奴隷』    「記録に残されなかった者たち」
  6. 倉谷滋『分節幻想 動物のボディプラン起源をめぐる科学思想史』    「「発生」をめぐる学問歴史
  7. イチカワヨウスケ『野菜だし』    「レシピと伝達」
  8. 古賀弘幸『文字と書の消息』    「文字歴史の広がり」
  9. 赤野工作『ザ・ビデオゲームウィズ・ノーネーム』    「2115年のゲームレビュー
  10. 本山尚義『全196ヵ国おうちで作れる世界レシピ』    「世界196ヵ国の家庭料理
  11. フレット・スメイヤーズ『カウンターパンチ 16世紀活字製作現代書体デザイン』    「美しい活字への道」
  12. ジェニファー・ダウドナ、サミュエルスターバーグ『CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術発見』    「遺伝子編集の新技術

2014-02-12

人は何のために生きているのか。

なんとなくwebをぶらぶらしてたら、以下の記事を見つけた。

人は何のために生きているのか。 - 自省log


小学校だったか高校だったか、いつからか「何のために生きてるのか」って事をずっと考えてた。

いつ答えがはっきりしたかは忘れたけど、今の自分には自分なりの答えがなんとなくあるので、増田


以下あくまで個人的な考えです。


「何のために生きてるのか」に対して、いろんな角度から見る事ができると思う。

そんな中で私がよく考えたのは客観的視点

きっかけになった記事もタイトルが「人は何のために生きているのか。」なので、主観客観なら、客観的視点よりかと思われる。

客観的視点が強く問われるカテゴリの一つが科学だと思われる。

大学時代物理を専攻していたのだけれど、その研究対象の中に宇宙がある。

宇宙の大きさは半径約450億光年の球状。(ちなみに地球太陽の間は9兆4600億kmで、0.00001581光年

宇宙の年齢は約137億歳。(ちなみに地球が約46億歳、50億 - 70億年後には太陽地球の公転軌道に近い大きさにまで膨張するらしい。人類誕生は800万~500万年前くらいらしい)

宇宙スケールで「人の生きる意味」を考えた時、ほぼ無に等しいと思う。

今生きている意味を考えるとすると、宇宙スケールと比すればほぼ無に等しい。

死後残るもの(子孫とか遺産とか歴史とか)から意味を見出すとしても、

宇宙から比べれば、人類のもの生存も怪しいし、地球もいずれ消えるとすると、歴史も消える。

仮に未来人類宇宙に出るとしても、銀河だっていずれ消滅するし、

宇宙も今の所、最終的には消えるか残るか微妙な所だったと思う。

主観を排して、客観から見る時、どこから出発したってどこかで宇宙スケールから視点にぶつかる。

純粋客観から見る時「人が生きる意味」は無に等しい。

じゃあ「人が生きる意味」はないのかと言うと、そうは思わない。

ここまでの話は、あくまで客観から見た時で、主観を完全に排して考えた時。

主観にこそ「人が生きる意味」があると思う。

宇宙から見た時ガンジーマザー・テレサも無に等しい。

人間感情を持たないロボットならガンジーマザー・テレサも無に等しい。

人に幸福平和を望む「思い」があって、その人たちにとって、ガンジーマザー・テレサが遺したものには意味がある。

同じように、そんな人の思いを叶えたいというガンジーマザー・テレサの「思い」があって、ガンジーマザー・テレサ人生には意味があった。


「生きる意味」というのは「~したい」、「~したくない」、「~であってほしい」という「思い」にあるというのが私の結論です。

「~になりたい」「~したい」でも、もっとアバウトに「死にたくない」「生きていたい」「家族を悲しませたくない」でも、その思いそのものが「生きる意味」だと私は思います

自分の「思い」=「生きる意味」にしたがって生きている。

ふだん、自分の「思い」だとか「生きる意味」だとか考えて生きている人は少ないと思います

逆に「なぜ生きているのか」を考えたとき、それは無意識か普段考えていないどこかに「思い」があるからだと思います

たとえば「死にたくない」「家族を悲しませたくない」だとか。

それがそのまま「生きる意味」なんだと思います

ネガティブなように見えて、存外「生きている」ことそのものが「生きる意味」で自分の「思い」を叶えているのだと思います

「生きている」なら普段考えていないだけで「思い」=「生きる意味」があるんじゃないかと思います

「思い」をブラックボックスにして考えるなら、「生きている」なら「生きる意味」がすでにある、といえるんじゃないかと思います

長文になりました。

あくまで、個人的な考えです。

2014-02-10

http://anond.hatelabo.jp/20140209232800

リベラルには無理でしょう。現実認識すら出来てないし、頭のよい人はリベラル自称しないし出来ない。

穏健な保守でかつ経済的弱者保護をする政党が求められてるが、一番近いのが今の安倍自民という状態。

リベラルは100光年以上離れすぎてて論外。

2013-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20131218105953

ワロタwww

20光年ってすごい昔だよな!って言われたことを思い出した。

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