はてなキーワード: クラスメイトとは
これは本当に思う。
今の社会、一度ドロップアウトしてしまった人間を受け入れてくれる場所なんてどこにも無い。
そう言って学校に来ない、そして、親がそんな発言を許容してくれる家庭に育った子供達。
良くてアルバイト。
可愛い子なら一発逆転で結婚という選択肢も有るが、可愛い子やイケメンで登校拒否する生徒がほぼ居ないのであまり期待出来ないだろう。
それどころか他の生徒にそんな子がどうなったのか聞けば、精神科通いからの風俗や結局自殺、未だ家に閉じこもりという末路ばかり。
ただしクラスメイトや友達は同情してくれないけどな、そこは期待しない方が良い。
おじさんやおばさんになって自殺しても誰一人として気にも留めないし、逆に感謝される始末だ。
正直言って、学校からの電話、書類、訪問も全部親がカットしてしまうおかげでもう学校に来させる手段は無い。
多分気を引きたいだけだろうが、本当に死にたいなら今死んだ方が良いと思う。
思ってもいないところからふとボールが投げられる。考える間もなくそれを受け取ってしまう。そしてそのボールを知らずにとんでもないところに投げ込んでしまう。そんな経験はないだろうか?僕にはある。あれは、中学生の頃のことだった。
僕の実家は田舎で、バスは数時間に一本しかないようなところだった。その日僕は下校時刻のバスを乗り逃してしまい、仕方なしに歩いて帰っていた。次のバスを待つのと歩いて家まで向かうのと、時間的にそう大差はなかったのだ。夏の暑い中、日に照らされてじりじりと肌が焼ける中、たちまちに空が曇って夕立が降ってきた。ずいぶんひどい勢いで振ってきたその夕立から逃げるため、僕は走って最寄りのバス停まで向かった。そのバス停には屋根があったのだ。
バス停にたどり着いた頃にはすっかりずぶぬれてしまっていたが、このまま夕立が降り続けるなら、ここでバスを待った方がいいだろう。そう判断して、僕は短くはない時間をここで過ごすことを決めた。
そう思っていると、雨音に紛れて小さな走る足音が聞こえてきた。誰だろう?そう思ったときにはもう足音はバス停へと駆け込んできていた。その足音の主は、同級生の女の子だった。彼女もずぶぬれで、夏服のブラウスが軽く透けている。そんな姿にドキッとしながら、僕は彼女にお互い災難だね、と声をかけた。
でも、彼女は何も答えない。あれ、特別仲良くはないけど普通に話すクラスメイトなのに、なんで何も答えないんだろう?そう思って彼女をよく見ると、雨にずぶぬれた顔の目元には涙があふれていたのだ。なんで?僕の頭は疑問でパンクしそうになりながら、体をふくのに使っていたハンカチを思わず彼女に差し出していた。このときハンカチを差し出していなければ、この後のこともちょっと違った形になっていたかもしれない。
彼女はハンカチを受け取ると小さな声でありがとうと言った。一体どうしたの?僕は彼女のことも考えず自分の疑問のためだけに、そんなことを訊いてしまった。彼女はしばらく躊躇っていたけれど、僕が渡したハンカチを見つめた後、ぽつりと答えた。「好きな人と別れてきたの」と。
その答えを聞いて、僕は彼女に尋ねたことを後悔した。そうだ、こんな土砂降りの中で女の子が泣いていて、その理由が重たくないはずがない。僕はとんでもないボールを受け取ってしまった、そう思った。けれども、ここでこのボールを投げだすことの方が彼女にとってひどいことかもしれない。そう思って、彼女の話を聞くことにした。
僕があまり質問しなくても、彼女はぽつぽつと話を続けた。それはコップに満杯になった水が揺れるたびにわずかに零れるような、そんな話し方だった。
彼女は年上の人と内緒で付き合ってて、でも両親に知られてしまって大反対を受け、そのことを素直に年上の彼氏に相談しようとしたけれど、でも自分と彼氏のことを考えたら何も言わずに別れるのが正解だと思って、別れを告げてきた、そう彼女は言った。
僕はどう言っていいかわからなかったけど、辛かったね、とだけ口にした。彼女も、うん、とうなずいた。ここで終わらせておけばよかったのに、僕は余計なことを口にした。でもそれは何も理由を聞けずに別れを告げられた彼氏も辛いと思うよ、別れたくないなら素直に相談するといいよ、と。
彼女はびっくりした顔をしていたけれど、何かを決心した目をした。そして、うん、本当は別れたくない、だから頑張ってみるよ、と言った。僕もそれを聞いて、頑張れ、と励ました。
そうして雨が止んだ頃、バスが来た。僕はバスに乗り、彼女は雨の止んだ中を歩いて帰った。
彼女が学校に来なくなり、校内には噂が駆け巡った。彼女は先生と付き合っていたのだと。最初のうちは真偽不明だったその噂も、とある男性教師が突然学校を辞めることになり、本当のことだったのだとみんながざわめいた。
僕はその噂と、あの夕立の中で彼女に訊いた話を思い出して、怖くなった。この顛末を引き起こしたのは、僕のあの余計な言葉だったのかもしれないと。
彼女のことはすぐに学校内のタブーになった。彼女が学校に来なくなったのも、不登校なのか、転校したのか、それすら誰も知らない。少なくとも、卒業アルバムに彼女の姿はなかった。
僕はあの時言った言葉を、今でも後悔している。僕があんな励まし方をしなければ、彼女の秘密は公になることはなく、卒業アルバムからすらも忘れられてしまうことはなかったのではないかと。
そしてその後悔を、今まで誰にも話したことはない。でも、心の中に澱み続けているこの後悔を吐き出したくてここに書いた。
自分の方が腕力強かったし、身長も高かったので肉体的支障が無かったのも有るかもな。
お互い若かったというのも有るが、俺が学校の廊下を通る度に暴力をふるって来た。
俺のプレゼントは他人にやって破棄されるし、学校でクラスメイトも巻き込んで嫌がらせしてくるわでどうしようも無い男だった。
学校外で会ってもヤるだけ。
そして殴る蹴るの暴力。
だが、正直好きなら暴力が有っても別れの原因にはならない。
わりと暴行を受けるのはどうでも良いことだったんだ。
これは相手より肉体的に勝っているから言える事だろうがね、同性でこう思うのだから嫁の殴る蹴るのDVとか大した事無いと思うんだよな。
最近は、1クール前のアニメの事後評判を調べて良さそうなやつを幾つかピックアップして一気に見る視聴スタイルがマイブームだ。
僕だけがいない街は、前期のアニメの中では一番評判が良さそうで纏まった時間がやっととれたので見れた。
久しぶりにいいモノ見せてもらいました。物語を一言で言えば「時間ループの過去改変で、殺人鬼からクラスメイトを救え、そして真犯人を暴きだせ」というストーリー。最終的には、ややハッピーエンドだったのだが視聴後の爽快感とか清涼感というものはなくどことなく哀しい気分になった。このアニメを見た感想は大きく分けて2つ。「サスペンス」と「ノスタルジー」だ。
サスペンスの部分はいろいろな人の感想で書かれていので、割愛。加代が救われるかどうかは割と終盤前半でわかってしまうので、その後の展開をどう見るべきなのかが若干分からなかった。。時間ループからの過去改変モノというとシュタゲを思い出すよね。シュタゲも手に汗握りながら見ていたけど、あっちは「みんなHAPPYになるように過去を変えろ」という明確なゴールが設定されていて物語のピークもわかりやすかった。ぼく街の場合は真犯人を追い詰めることを主眼としているのか、その真犯人の心理にせまることを前に出したいのか、後半はどう楽しんでよいのか分からなかった。詳しい人、教えてください。
ノスタルジーについては、あまり他の感想に言及が内容な気がするけど意外と小学生時代の体験を懐かしがったりしないのだろうか。学校、学級という限られた人間関係、子どもという親に依存した弱い立場でありながらそれを乗り越えて願いを成就させたいと奔走する様はとてもノスタルジックな気分になった。不全感をかかえつつも、日々を全力で駆け抜けた子供時代の雰囲気が細部から伝わってくるという気がする。この物語は、タイムリープする先が小学生であっても、中学生でも高校生でも成立する話だと思う。だから作者はタイムリープ先を小学生としたことに、なんらかの意味をもたせているんじゃないかと思うんだけどこれもしっくり来ないなあ。
その他に気づいたこととしては、作中では主人公を含めて片親の家庭が多いのは作者の育った環境によるのだろうか。
物語の最後で主人公と加代がくっつかないのは主人公が加代近づいたのは「加代を救うため」だったわけで、加代が子供を連れてきたときの主人公の涙を「救済が成就された嬉し泣き」と見るのか、「言葉の上では喜んでいるが心は悲しんでいる」と見るのか視聴者が試されていると思った。自分は前者なのだと思いたい。ヒーローとは自分のためではなく、代償も求めず、困った人を救う者なのだから。
http://anond.hatelabo.jp/20160520232557
私と同じかわいそうな目にあった人をみかけたので、ダンスの練習法を残しておきたいと思う。いくつかの条件があるので、役に立たないかもしれないが…。
私も体育のダンスはとても苦手であった。小学校の運動会で踊ったRYDEENも辛かったし、中学校の体育祭のダンスコーナーも最悪だった。休んで逃げたかった。高校のフォークダンスは休んで逃げた。
運動も初期値でパラメータが高いわけではないので、体操系やマット運動などは嫌いであった。本当に公開処刑だよね。体育が嫌いな諸先輩方の主張の通り、体育は練習や訓練の場ではなく、ぶっつけ本番の発表の場なのだ。
バレーボールでもバスケットボールでもサッカーであろうと、やっているというだけで、スポーツとしての本質に迫ることはなかった。
体育のサッカーは、みんながボールに群れるような状態で、戦略的にコートの中を移動するクラスメイトは皆無であった。キャプテン翼がサッカーのすべてのような情報量だったせいもあるのかもしれない。キャプテン翼の再現としては顔面ブロックをして鼻血をだしてりもした。
社会人になってから誘われたフットサルでは、ボールがこなくても、キャプテンの指示のもと、コートを縦横無尽に動くことを要求された。ボールの位置と相手のポジションに応じて、おのおのが相手の戦略を邪魔するようにコートを最大限の運動量で走り回らなければならなかった。
ボールがこなくても自分の動きで次第で、相手の動きが大幅に変わってくるので、それだけでも面白かった。
指導者の力量によって、スポーツの楽しみは大きく変わることが分かった。
私が出会った学校の教員はそこまでの能力がなかったのであろう。指導者が悪くても学校は逃げ場がないんだよね。
いろいろな事情で、ハレ晴レユカイを踊らなくてはならない状況に追い込まれた。事情は想像していただきたい。いっしょに指導してくれる人もいた。
・早い動きのところで、同じ動きを2回するところは1回に省略(見ている人は気が付かない)
・足のボックスの動きをずっと練習(とりあえず踊っているように見える)
・指導者のおすすめのYouTubeの「踊ってみた」を見ながら振り付けを覚える(アニメの映像は情報量が少ないことと踊る人によって、細部の解釈が異なっている)
指導者からのノルマの通り、アニメED版の1分30秒を1日に10回踊ってみた。正確には、フルコーラス版を1番で終わるようにつなぎ合わせて編集をしたバージョンだ。アニメED版は、1小節カットされているのだ。
2週間後にはなんとか体が動くようになった。そして、なんとか、本番のステージを乗り切ることができた。
この試練を乗り切ったあと、副産物として、体の動きについて、洞察力が深くなった。
たとえば、振り上げた指先の動きであったり、手のひらが体の前のほうを向いているか後ろを向いているのかなどといったことが区別がつくようになった。
さらにフレーズというのか、定型的なダンス向けの体の動きがあり、それの組み合わせで、ダンスっぽく見えることが分かった。プリキュアのEDダンスくらいであれば解析と再現が可能となった。が、ほとんど使い道のない知見なのであった。
学生時代にその域まで達していれば、別の人生があっただろうにと思うととても残念に思う。しかし、視野が広がったのはよかったと思う。
ここまで書いてきて、サッカーのときとダンスのときでいくつかの共通項がある。一つは、指導者の存在だ。人に教えることがうまい人との出会いは上達することを容易にする。二つ目は自分でやろうとする意志だ。やらされている体育ではここまでの持続的な情熱は持てないだろうと思う。
と、ここまで書いてきたのだが、この年になるとあのステージ以来、ダンスを披露する場はない。もっぱらカラオケのネタにしか使えないのであった。
冬頃だったか、『男性に痴漢の怖さを伝えるたとえ話』として、『女性が男性をいつでも咬みつく世界』っていうのを見た。
実際、『美女に咬まれるならご褒美です』と言う男性も見かけたりしたので
わたしとしても同じくたとえ話を考えたのだった。
あなたは、17歳の健康優良男子である。趣味は野球とかサッカーで、太陽の下で爽やかに汗をかく。最近クラスに気になる女の子なんかもいる。
あなたはふとコンビニに立ち寄った。若い女性が笑みを浮かべて、雑誌コーナーの角に常設されたBLコーナーで18禁BLを立ち読みしている。
それは日常にありふれた当たり前の風景なのだが、エロBLの表紙に浮かぶ『健康野球少年が鬼畜コーチにゆっくり脱がされて……?』なんて見出しを目にしてしまった時は
胸に感じる不快感は、自分がうっかりあのコーナーを見てしまったせいだ。あれは見てみぬふりをしなければならない。
そもそも、何でコンビニに18禁BLコーナーがあるのか、という問題提起をすることはなかった。生まれた時からある、当たり前だからだ。
あなたには仲の良い友達がいる。それは、クラスメイトかもしれないし、部活仲間かもしれない。
あなたは電車通学だ。友達と一緒に電車に乗り、他愛もない話をしながら下校している。
ある日、あまりに友達の話が面白かったから、少し過剰にスキンシップをした。それは、頭を撫でたりとか、胸を叩いたりとか、そこまで派手ではないアクションだ。
しかし、瞬間近くにたまたま居た女性が、鼻息荒く傍らに居た、彼女の友人らしい友達に話しかけた。
「ネェ、あの子たちどっちが攻めかしら!」
「えーわたしは髪が短い子かなぁ」
そこから先は、あなたと友達の濡れ場が、さも楽しそうな猥談として展開された。近場に居る人はそこそこ耳にしているはずなのに、誰も彼女達を咎めない。
それどころか
と、あなたと友達を責めるような声まで聞こえた。あなたはたまらなく恥ずかしくなって、急いで次の駅で降りた。
降りた駅で、友達と話した。
「一緒に下校するのやめようか」
「ええ、俺はなにもわるいことしてねぇよ! おかしいのあの腐れた女たちだろ!!」
あなたはそう抗議したが、友達はその日以降一緒に帰ってくれなくなった。
「あのなぁ、人様の見えるところで過剰なスキンシップを取るお前が悪い。俺だって女課長に目を付けられないように注意して……」
兄は兄で、仲の良い同僚と一緒に居ると、セクハラ上司として名高い課長に「やっぱり兄くんはそういうところが受けなんだよ~~」とからかわれるらしい。
それは、昔からよくあることで、デフォルメされて何回もドラマや漫画に登場している、本当にありきれた話だ。
ありきれた話なのに、いざ自分が当事者となると、あなたは悔しくて悲しくてしょうがない。
ついには匿名掲示板でそのうっぷんを晴らそうとするが、帰ってくる反応は
「イケメン自慢乙」「つーか自分に自信がなきゃそんなこといえないよねwww」
「女だってブサメンがイチャイチャしてるのはイヤだし」「本当はそう言う気があったんじゃないのwww」
と、からかわれるばかりで、あなたを心配してくれたのは少ない人数だった。
本屋でもDVD屋でも、基本的にはキラキラとしたイケメン揃いのものばかりだった。
男性をターゲットとしたかわいい女の子の商品は、『殿方向け』と固有ジャンルとして呼ばれ定着していた。
最近は『殿方向け』もその数を増やしていたが「最近は『殿方向け』ばかりが多くなってアニメ自体が面白くなくなった」「『殿方』は文化衰退の敵」と
『殿方向け』愛好家は、ひっそりと愛好家同士で繋がりをもち、自慢のエロを披露していた。
それは本当にクローズドなものだったが、昨今のSNSの発達でその存在感を示し、その存在を認知されはじめた。
とはいえ、テレビではBL的なものはあたりまえに流れるにも限らず、『殿方向け』に限ってはNHKなどで特集され、やや特殊なオタク、として扱われていた。
こんな問題もあった。ある時期、性悪な男が「今、この人俺に向かってひどいことをいいました」などと女性に吹っかけて、名誉棄損罪で訴えたり、金銭を要求したりしたのだ。
時にはグループで行ったりもしたこの『クサレ冤罪』は社会現象となり、それ以降、冤罪に怯えて女性たちは電車に乗った。
いつ、目の前の男性が自分を指さして名誉棄損で訴えて来るかわからない。『絶対に声がでないマスク』が流行し、女性たちはそれをつけて電車に乗った。
いわく、このマスクをつけていたから、彼に対してBL妄想など口走ってません、というモノである。
しかし、冤罪の恐怖は本当におびえている被害者さえも萎縮させてしまった。
あなたがいくら、自分の身に起きた悔しい思いを訴えても「大げさ」「冤罪目的なんじゃない?」とフタをされてしまったのである。
あなたは高校生のうちに、何度か同じような目にあった。スポーツマンタイプの高校生は腐女子の好物なのだろうか、数えれば一週間に一度は『自分を対象としたエロ妄想』を耳にした。
ひどいと写真を撮られたりもした。ひとりで居ても、妄想を話されることもあった。3人で居たら3P妄想だった。
でもあなたは諦めていた。これはそういうもので、逆に商品価値さえあるんだ。自分は貴重なんだよ、うん…………
そう思うことで自尊心を保ち、生きづらい世の中を、あなたは今日も電車通学していくのである。
書いていて思ったが、読んでイヤな気分になったのは、男性自身よりもむしろ腐女子のみなさんではないかと思う。
一般エロとBLを逆転してみた結果、そもそもの目的が『男性に痴漢の怖さを伝える』っていうのもあり、BLが完全に悪者になってしまった。
しかし、性的なモノを扱うって言うのは時に酷く対象を傷つけると思うのだ。
腐女子には古来より『隠れる』『当て字』『専門用語』と身を隠す忍者の様な文化があるが、それはきっとその為だろう。
SNSの発達により、そういったものが廃れつつあるが、わたしとしてはある程度の『隠れ』は必要だと思う。
そして、男性のみなさんも、もしこちらを『腐女子ってサイテーだな!』と思ったのならそれはお門違いだ。
ほとんどの腐女子は公衆の面前で、聞こえるところで萌え話はしない(まぁ、一部のキチガイは除いて)
中学生の時、左手の小指から人差し指まで第一関節にコテ火傷の痕が有り嫌で嫌で手袋を付けていんだよね。
それをクラスのオタク女子Tが「ぬーべーの真似?真似なんでしょ?」と毎日のように嘲るように言って来てとてもウザくて仕方無かった。
今思うとあの子はオタク特有の気持ち悪い喋り方だったので余計にムカついたのかも知れない。
10月のある日、クラスの女子の前で「ぬーべーぬーべーって何それ?オタクなの?気持ち悪い!」と言うとクラスメイト達も賛同し始めその女子Tを腫れ物のように扱い始めた。
結果的に12月にはその女子は『気持ち悪いオタク』のレッテルを貼られ無視されて学校に来なくなったよ。
元々煙たがられて居たのだろうね
今になっても悪い事をしたとは全く思わないし、あのオタク女Tが悪かったのだと思う。
思い出しても本当に気持ちが悪い女だった。
自分におこった出来事を整理してみると、自分は周りに人がいないなと思ったからまとめてみる。
小学校の時はいじめを受けた。中学校のときは耐えきれず親と一緒に先生のところへいきいじめっ子と教室を離してもらった。
うざいと言われた。キモイと言われた。空気が読めないと言われた。
そんなこと関係ないから、やるべきことをちゃんとやっていれば道は開けると思った。
大学には前期日程でそこそこのレベルのところになんとか滑り込んだ。
一応国立大。みんなで頑張ろうといってたクラスメイトは前期日程ボロボロだということを担任から聞いた。
この間違った自信がさらなる間違いへと踏み出すきっかけになった。
大学の時、自分に不利益なことをいう人間を徹底的に排除していった。
そうしていくうちに、周りから人がいなくなった。
「自分が全部正しい。」と口では否定しても、心の奥底では絶対にそう思っていた。
周りから変に注意をされると恐ろしく凹んだ。
凹んだ姿を周りに思いっきり見せた。
腫物を触るように扱われた。
職場が変わった。
なんでこんなところにいるの?とまで言われた。
そしてある日ヤンチャな奴から思いっきり殴られて病院にいくはめになった。
いじめを受けて以来初めて味わう「言い訳しようがない痛み」だった。
そうか、自分は傷つくことを嫌がるあまり「痛い自体」を遠ざけていたと気づかされた。
痛みをうけても自分のせいと思わず、どこか他人のせいにしていた。
「痛み」に向き合うことをしなかった。
例えるなら、無課金ユーザーのくせにセコセコやって貯めた無料ポイントで買った武器で重課金ユーザーに挑んでいったようなものだ。
その痛みを「どうせあいつは課金してるから」という何の解決にもなっていない言い訳で逃げてきただけなんだ。
そう思った今年の1月にいろんな決心をした。
まず体型。はっきりいってデブだ。体重を30kg落そうと決意して現在15kgほど落した。
体が軽くなった。トレーニングをしていると日々のもやもやが取れていく気がする。ランニングも始めた。
続いて知識、今まで本嫌いで読もうとしなかったが、今は月間4000円ほどを本につぎ込んでる。
今まで某ソシャゲに突っ込んでいた分を回した。
ある先輩教員が「月に5000円以上本にお金を使わない奴は教員としてダメだ。」と言っていたからだ。
必ずしも全部を読破できているわけではないが、何気なくベッドの周りに広げておくとふと読もうと思う瞬間がくるから不思議だ。
人と関わること。
何気ない雑談をするように心がけた。
そうすると自然と周りの人に助けてもらえるようになってきた。
つらい時に心配してもらえるようになった。
今までは自分で露骨なオーラを出していたものだが、自分が「ちょっとつらいな」と思ったときに声をかけてもらえるようになった。
あ、自分は今まで心配すらされてなかったのだと思った。そして裏を返せば心配されるほど頑張ってなかったのだと思った。
あとは手帳をつけはじめた。
なんてことはない。日々の記録をつけるようにした。
できるだけ自分がよかったと思うことを書くようにした。
そうすると課題も見えてくる。
自分が変わっていく瞬間を二十数年間生きてきてはじめて味わっている最中だ。
何が言いたいかというと
「下手なプライドは投げ捨てろ。無課金ユーザーの粋がる姿ほど見苦しい姿はない。」
「友達と遊ぶ、本を読むなどして人生経験に課金しろ。ゲームの課金だけでは残念な人生になるぞ。」
ということを言いたい。
男子校拗らせって「女子とまともに喋れない」とか「服装がダサい」とかじゃなくて「人のことを有能か無能かでしか判断できない」とか「ふわっと仲良くなる関係が理解出来ない」とか「上辺を取りつくれない」とか「学園祭はホストに徹するもので自分らが楽しむものではないと思う」とかじゃないすかね
結構な数ふぁぼられたりRTされたりしていたけど、これってどちらも「男子校内部からの目線」だと思う。
小学校から高校までずっと共学だった自分としては、大学で出会った「男子校出身」の人たちの印象は結構違います。
正直に言って、大学で初めてこういったタイプの人たちと出会った時はドン引きしました。
なぜかと言うと、こういった言動は共学の高校では普通タブーとされていて、そういう事をする人は嫌がられる傾向にあるからです。
彼らの特徴は、大きく言って三点です。
誰だって女性の目があるかどうかで多少は言動が変化するものですが、それにしても限度というものがあります。 共学というのは基本的に、常に異性の目がある場です。男子校出身者にとって文化祭とは「女性が来る」から盛り上がるものなのでしょうが、 共学における文化祭は「みんなで何か面白い事をする」から盛り上がるものなのです。そういった物の見方は当然、共学である大学でも引き継がれます。 そういう状況で異性が居る時、居ない時であまり露骨に態度を変えられると裏表のある奴/調子のいい奴だと思われ、ものすごく嫌がられます。 なおこれは、女性側でも同じです。「あの子は男が居るかどうかで態度が違う」という情報は即座に男にも伝わり、避けられます。
共学というのはいつどこで誰と誰の間に恋愛が発生するのかわからない場所です。発生を予想できるパターンもありますが、たまに全く予想の出来ないパターンもあります。 自分から見れば全く魅力の無い女性を、親友がいつの間にか好きになっていたということもあります。そういう時は蓼食う虫も好き好き、あばたもえくぼ、といった諺を身に染みて感じます。 したがってうっかりクラスメイトの女性を貶したら、いつの間にか親友がその子の事を気になっていたとかで大喧嘩になってしまった、という事もごく普通にあり得ます。
そういうわけで共学では、たとえ男しか居ないような場面であっても女性の外見を安易に格付けしたり、貶したりするようなことは控えられます。 内心ではブサイクだと思っていたとしても、それをわざわざ言葉にはしませんし、態度に現れてしまうのもあまりスマートではありません (が、所詮は子供ですから態度に出してしまう人も結構います) 。 ですから、よほどクラスで嫌われている人を貶す場面でもなければ、「あいつと付き合うくらいならあいつのほうがマシ」というような露骨な格付けはまず絶対にしません。 確かに、修学旅行や合宿の夜などに「胸が大きい人」「エロそうな人」だとか、そういうくだらない”要素”でランク付けをすることはあります。 それはあくまでも”要素”なので「俺は胸にはこだわらない」「エロそうだということは付き合う上では関係ない」などいくらでも無視することが出来るからです。
これはタブーというわけでもないですが
童貞だとか非童貞だとかは、共学でもネタとなることはありますが、あくまで冗談の範囲内というところがあります。 経済的にどうだとか「恋愛資本主義」が何だとか思想を振りかざしていたとしても、それはプロレスのようなもので、別に本気で相手を潰そうとしているわけではない事が多いと思います。
ですが、どうも男子校出身者は性の話題になると急にムキになって相手を論破しにかかる人が多いように思います。 童貞だとか彼女がいないだとか、○○の時期に一人だとかいう話題に過敏に反応して急に怒りだし、思想を振り回している人が居ると、あっこの人は男子校出身かなと思ってしまいます(あとで確認すると大体当たっています)。 別に彼女が居るから偉いだとか、非童貞だから偉いだなんてことはありませんし、そんなことはみんな知っていてからかっているだけです。落ち着いてください。
ついでに申し上げておくと「昔、彼女(or仲のいい子)が一人いてセックスする直前くらいまでは行った(≒途中までした)が童貞(or一回だけしたことがある)」というセリフは童貞の常套句でして、 たとえ本当でも聞いているこちら側が恥ずかしくなって赤面してしまうので、出来たら避けてください。
大学入学後の「男子校拗らせ」治癒率には、大学生活の環境が大きく影響します。 とはいえ、理科系の学部で女子は殆ど居なかった、という環境でもサークル活動や社会人生活を通じて一般的には齢25前後までには症状が目立たない程度にはなっているようです。
しかし「理科系の学部で女子がほとんど居なかった」「入ったサークルにも女子がいなかった」「寮生活だったために周りにも似たような奴ばかりが居た」「卒業後に入った会社にも女性が居ない」 など複数の条件が重なりますと、むしろ重症化するという事例も見受けられます。
十分にご注意ください。
http://anond.hatelabo.jp/20160427035646
年齢■3~18歳
幼稚園■友人が少なかった
1年生■男子にいじめというより暴力を受ける、洋服を切断される等
2年生■転校、クラスに馴染めては居ないが会話が少ない程度、好きな子がバレからかいの対象に
3年生■クラスの中心人物女子Aと馴染めず女子に無視されるもそもそも女子と会話していない。更に小説にハマり困らず
4年生■男子に飛び火し暴力を受け始める、いじめの中心はIという男子、しかし一番いじめを受けていたのはTという男子で登校拒否に
5年生■わりと楽しく過ごすも終盤好きな子がバレからかいから暴言に、裏切りの連続。しかし習い事が楽しい毎日
6年生■隣のクラスのIと習い事が同じに、思い出したかの様に暴力を受けるが俺は身長が伸びIより長身でやり返したため、ただの喧嘩状態に
1年生■Iが同じクラスに正直Iを喧嘩するのは楽しい気がして来たが、当然クラスメイトへ飛び火し男子複数人から暴力を受け始める。教員に冤罪を告げ口され暴力を受け始める。
2年生■Iとはクラスが分かれたが、まだたまに喧嘩。今度はIの兄の彼女である黒ギャルに謎の嫌がらせを受け始める。周囲に避けられる程度。
3年生■黒ギャルの友人不良女子Mに暴力を受けたがやはり長身のため問題は無いが、教員に警察に行ったら学校に居られなくしてやると言われる。
1年生■友人が少ない程度
2年生■不良女子Eに暴言を吐かれ続けるも教員に言いふらし事無きを得る、援交隠蔽をしたが生活指導にはまともだった高校教員。Eは転科後退学。
3年生■友人が少ない程度
結論■俺がいじめを受けたのは全体的にあまり会話が上手く無く友人が少なくコミュ障な特徴、そして恋愛沙汰、Iとの喧嘩が原因で有ると予測される。
子供は恋愛沙汰に敏感で騒ぎ立てたくなる特徴が有り、好意を上手く隠せなかい場合からかいの対象となる。
そして集団の暴力は飛び火しやすく、Iとの喧嘩が飛び火した結果暴力沙汰に発展してしまった。
大学以降はいじめを受けては居らず、おそらく恋愛に寛容になり、暴力行為は通報され許されない環境になったからであろう。
性格が悪いと言われればそれまでだが、自身のコミュニケーション能力不全や過剰な感情表現が問題である。
今後も気をつけて行こう。
近頃日本でも移民受け入れについての議論がみられるようになってきましたね。
私は基本的には移民政策には賛成です、でも移民を単なる労働力と捉えては失敗すると思います。
10年ほどヨーロッパ某国に住んで様々な移民・難民と同じ社会で暮らしてきた体験を少し。
私自身がヨーロッパの某国に移住したばかりで語学コースに通っていた頃のおはなし。
語学コースのクラスメイトにはタイやフィリピン出身の女性移民が多くおりました。
当時何も知らなかった私は無邪気に「わあ、国際結婚なんだね!どこで旦那様と知り合ったの~?」なんて尋ねてしまいました。
実は彼女たちの多くはあっせん業者を介して嫁にやってきた女性だったのです。
「愛はないがより良い生活のために嫁にきた。」「本国の子供や両親に仕送りするために嫁にきた。」
「夫を愛してないけどセックスしないと本国への送金を止められるので泥酔して夫と寝る」
アジア人という見た目だけで私もそのような女性たちと同じ目で見られ通りすがりに
日本人だと言い返すと手のひらを返すように謝られることも多々ありました。
このように敬意を払われるような行動をしてきてくれた日本人の諸先輩方へは感謝でいっぱいです。
授業中前を向いてにこにこしながら座っているだけでメモを取ることもなければ配られるプリントに目を通すこともありません。
その国の言語はもちろん、英語も全く話さない彼女はコソボからの移民でした。
かろうじて単語単語でロシア語を理解するということがわかり、ロシア人クラスメイトが交流を試みたところ、
このコソボ人の彼女は本国でまともな教育を受けておらず読み書きができないということでした。
読み書きができないということはせっかく難民申請が認められて語学を勉強する機会を与えられても、
勉強をするすべがないということに等しいです。
某国は福祉の発達した国だったので国の制定するフルタイムの語学コースに通うだけで補助金がもらえる仕組みがあり、
どうも彼女は誰かに入れ知恵されてその補助金のために一日中何もせずに座っていたようです。
これらの経験から移民と難民というのは性質の違うものなのだとよくわかりました。
また、難民といえばわたしは某国にて公共の場で見るソマリア人の子供たちが男の子ばかりなのを最初は疑問にも思いませんでした。
ソマリアで長く紛争が続いており無政府状態なのは知っていましたが、彼らの宗教や文化について全く知らなかったのです。
彼らの多くはムスリム教徒で私には理解できないほど女性が蔑視されます。
ソマリア人女性に対して現在でも性性器切除(FGM)が行われているという話を聞いたときは吐き気がしました。
某国でのソマリア男性の多くは失業して国の手当で暮らしているので、
大人のソマリア人男性が町でやることもなくたむろっている姿をよく見かけました。
無害でしたがそれでも傍を通るときは緊張したのは確かです。
最近ではシリア難民の受け入れの体制づくりが素晴らしくて印象深いです。
某国でもドイツなどに比べたら微々たるものですがシリア難民の受け入れが決定され、
私の当時いた自治体ではまず住む家を用意し、大人に対しては語学コースと職業訓練の準備、
子供たちにたいしては学校側でアラビア語の通訳や内戦のPTSDを配慮した医療体制を準備して受け入れに備えていました。
某国に移民として多かったのはヨーロッパでも貧しい国の人々(バルト三国や東欧、旧ロシア圏の人々)でしたが、
中には家族を置いて出稼ぎに来ている人もいましたが、彼らの多くは家族連れで移民してきて、
工場や肉体労働などブルーカラーの職業に携わる人が多かった印象です。
たくましいのは中国人やベトナム人といったアジア人やトルコ人やモロッコ人といったヨーロッパより中近東出身の人々。
彼らの多くは若いうちに単体でやってきて、親戚の経営する飲食店などで働いています。
そのうちに自分でもビジネスを起こしたり、現地で配偶者を見つけたりしてその国に定着していきます。
こういうバイタリティって日本人にはあまりないのでへ~と感心することも。
ヨーロッパ全体そうなんですが、某国の景気もここ数年悪く失業率が上がっているので移民・難民に対する風当たりはかなり強まっています。
極右的な思想を持つ人の声が大きくなっていますが、そういう人たちは農民やブルーカラーの労働者層に多いのですね。
外国人をサポートする前に自分たちをサポートしてほしいという主張が高じて難民・移民排除ということになるんですが、
話が散漫になりましたが、住む場所・教育・仕事など社会の一員として受け入れる態勢があって初めて、
移民・難民を受け入れることができるということがいえるという話です。
また、その準備がこちらにあっても様々な宗教や文化背景を持った移民がいるから、
必ずしもお互いの望む形で社会に定着していけるとは限らないということも言えます。
今の日本では移民を受け入れる準備ができているとは言い難いですが…
俺が子供の頃に性格が悪くて子供の頃にやらかしてクラスメイトに恨まれて殺されたなら俺が悪いだろ。
当たり前、その程度の事もわからないのか?
避けられている、無視される人間は自分が悪いって最初からいっているだろ?
性格の悪いクラスメイトと遊んでやったり、不快な思いしながら会話してやる義理は無い。
金貰っている教員とでも話せよ。
残念、いじめ相談で項目別統計だと8割が「避けられている」でしたー
避けられているが発展すると無視になる
避ける程度では話し掛けて来るからね
二十歳を越えた。親元を離れて、そこそこ仕事も軌道に乗っている。
ただ、何もかもが、自分は劣っていると思わされることばかり。
親、クラスメイト。
いろんなことに耐えてここまできたつもりだったけど、
いざ離れてみれば、私は耐え凌ぐことしかできない人間になっていた。
喜びの表し方とか。うまく取り入る方法、とか。
友人と呼べるものは、全くいない。
私が今まで、全方位から降り注ぐストレスを回避するために使われていたエネルギーの分を、
他の人はもっと違うことに使えていたのだ。
どうして私ばかりがこんな目に。
何もかもが自由になったことは嬉しい。
私は、普通になれなかった。
取り返しようがないものばかりが突きつけられていく。
どうしてこうなったんだろう。
消極的だけど実はコミュ力が高い不思議なヤツに高校生活を救われた話。
見た目はフツメン、中身はオタクで、障害物の多い場所や山道を走るのはやたら速いのにスポーツはできなくて、
授業は寝てるか好き勝手なことしかしてなくて、定期テストはそこそこなんだけど、
実力テストとか模試のときだけは毎回学年1位をとるっていう、ラノベかギャルゲの登場人物みたいなヤツが高校にいた。
そいつは成績以外にも色々と変わっていて、家が貧乏でまだケータイ持ってないとか、
雑草とか野生生物をとって食うらしいとか、カツアゲしてきた相手に逆に飯をおごってもらったとか、
中学の時に女子から告白されたけど、自分は恋愛に興味がないから特にデートとかしないし、自分が興味のあることだけするけどいい?って聞いて付き合って、
お互い処女童貞のまま相手を調教し倒してその娘を尻穴に目覚めさせただとか、色々と信じがたい噂が飛び交ってたから入学当初から結構目立っているヤツだった。
噂は色々あったけど、チビデブオタメガネでいつも通りスクールカーストダントツ最下層なプークスクスに塗れた灰色の高校生活を送ってた俺は、
とにかく4組に変わったヤツがいる、変人だけどなんか賢いらしいという程度の認識だったのだが、2年になってそいつと同じクラスになった。
たまたま席が近くになったそいつは、特に用事がなければ自分から誰かに話しかけるということは一切しないやつだった。
放っておくと朝のホームルームから寝たり起きたり数学の授業中になぜか地理の資料集を眺めたりラクガキしたりを繰り返すだけで下校時間を迎える。
自分からは話しかけないけど、1年の時から成績でも噂でも目立っていた影響か、妙に人望があるようで、
スクールカースト上位層の運動部やDQN、キャピキャピ女子から影キャラ、オタクに至るまで、いろんな奴が話しかけにきていた。
こちらから話しかけたのは多分興味本位で、他のオタクとそいつが俺の知ってるマンガの話をしてたのが聞こえたから、話しかけてみたんだったと思う。
話してみると、普通にオタトークで盛り上がれるし、頭の回転が早いのか話がおもしろいし、確かにちょっと変わってるけど特に害はない感じだった。
気が付いたら、自分の周りには他に数名を巻き込んでカースト下位層のオタクグループが自然と出来ていて、
運動部とかDQNグループとかのハデな感じは疲れると言って、彼も俺らのオタグループとつるむことが多くなっていた。
ただ、彼は他のオタクグループのメンバーと違って、クラス内の各グループすべてと消極的に関わりを持っていて、
どのグループからも声をかけられるような、ある種スクールカーストから解き放たれた存在だった。
俺たちのオタグループがいつも通りプークスクスロリコンプークスクスされている状況でも、
そいつだけは相変わらず自分からは何もしないけど色んな人からよく話しかけられるし、話しかけられれば本当に誰とでも気さくに話していた。
オタグループとつるんでいることをカースト上位層からからかわれたりもしていたけど、いつも適当に受け流していたようだ。
そのうち時々「あ、それだったらコイツの方が詳しいよ」と他の連中との会話をこっちに振ってきたりするようになって、
コミュ力のない俺たちは当然萎縮したりバタバタしたものの、俺たちとの会話に慣れたそいつのフォローもあって、
ダントツのカースト最下層として蔑みの対象だった俺たちオタグループは、他のクラスメイトともある程度会話ができるように段々なっていった。
気が付けば2年の夏休みに入るころには、ちょっとしたイジリやからかいの形でスクールカーストはまだ残っていたけれど、
少なくとも各グループ同士で嘲笑したり陰口を叩くような状況はクラスから一掃されていたように思う。
俺たちオタグループも、特に影キャラ女子グループと交流を深めて、漫画の貸し借りをしたりするようになった。
そのまま3年もクラス替えなしの持ちあがりだったので、クラス全体の仲は良く、いつの間にか周囲にカップルなんかも何組か誕生して、
高校生活の後半は、自力ではとても実現できなかったような、本当に奇跡的に快適で楽しい学校生活を送ることができた。
彼は話しかけられたら口を開く、特にどこにも属さないようなスタンスを崩さなかったし、
書いてないけど行動や言動には色々とエキセントリックな部分もあったけど、
確実に彼というイレギュラーな存在がいて、各グループの間を取り持ったからこそ、あのクラスはあれほどまとまったのだと思う。
彼は最後まで模試では学年1位をキープして、進学実績を作りたい教師陣から大学進学を強く勧められるも、「ゲーム作る方法覚える方が面白そうだから」と言って専門学校に進学していった。
電車で偶然会ったという友人から聞いた話では、そのままスムーズに有名なゲームメーカーに内定したという話らしい。
割と貧乏だったのは本当らしくて、当時でもクラスでほぼ全員が持ってたケータイを持ってなかったのと、
今は実家ごと引っ越してしまったらしくて、偶然エンカウントして就職情報を聞き出した前述の友人が連絡先を聞き忘れる大チョンボをやらかしたので、今は誰も連絡先がわからない。
今まで3回あった同窓会にも1度も呼べていないが、同窓会は毎回、自然とその場にいない彼の話題で持ちきりになる。
アイツ今、なにやってるのかなー。
痛いニュース(ノ∀`) : ラブライブ声優「新田恵海」がAVに出演していたことが判明しファン発狂 - ライブドアブログ
http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1877647.html
まぁでも、「AVに出演することの何が悪いのか」的なコメントの人だって自分の親族や奥さんや彼女が出てたらショックだろうし「AV=汚れるじゃねぇんだ!」って言えるか疑問。
まぁ一粒で二度美味しいとかいってるから少なくとも無関心ではいられないことは認めてるわけではあるのだが。
自分にとってアイドル的な存在がブラウン管の向こうの人だろうが、クラスメイトだろうが、社内の憧れの先輩だろうが同じで、そういう人のAV出演の話を聞いてショックを受けるなってのは難しいと思うんだけど、間違ってんのかね。
「みんなが僕を嫌う」「なんで僕ばっかり」「もう誰も信じられない」
「僕がみんなを繋いだのに」「あんなに仲が良かったのに誰も味方になってくれない」
というようなことを知り合ってから15年近く何度も何度も定期的に言い続けている友人がいる。
自分の場合は中高生の頃は頻繁に顔を合わせていたので地元の友人として仲良くつるんでいたけど、
基本的に相手からメールや声をかけられなければ、自分からは用事がないと連絡を取らないという自分の性格もあって、
彼が引っ越した大学生以降は自然と一定の距離を保って付き合ってきたので、まだ交友関係が細く続いているのだが、
知っているだけでもどうやら高校のクラスメイト、大学のサークル、バイト先複数、大学院の研究室、そしてネットの趣味の集まりなんかの人たちが、みんな離れていったようだ。
その中には友人を経由して自分とも友達になって、その人は友人とはもう連絡を取らないけど自分とは今もそこそこ連絡を取り合うような人も割といたりする。
彼と関係を断った人たちと話をすると、「女々しすぎてしんどい」「察して欲しい、構って欲しいみたいな欲求が強すぎ」
「考え方が極端な上に押し付けて責めてくる」「付き合えば付き合うほど性格の根っこがどうにもならないほどクソなんだとしか思えなくなってもう無理」みたいな話が出てくる。
20代前半の頃には「お前そのままじゃちょっとヤベェよ?」と心配してみんなで説得を試みたこともあったのだけど、結果的にその趣味のグループは離散した。
観察している限り、どうも彼自身は他人の為と信じて疑わずにお節介を焼きまくって気をつかいまくるタイプのようで、
第一印象としてはとても親切で優しい人という感じになるので、大体人の輪はすぐに作れるみたいだ。
ただ、同時に彼は同じぐらい他人も自分にお節介を焼いたり気をつかったりして欲しいようで、段々と周囲に不満を持ち始める。
そんな中、多少お礼をしたりしてレスポンスをくれた女子がいると、彼はそんなに時間がかからずにその子に惚れる。女の子の見た目はあんまり関係ないみたいだ。
が、相手にその気がなかった場合即座に失恋状態に移行し、心配して気遣ってモード全開のメンヘラ臭を放ち始める。
これが面倒で、少しでもその失恋相手を思い出させるような話ができなくなる。
そういった話が出ると遊びの最中であろうとみんなで出かけている最中であろうと、深いため息をついて沈み始め、テンションがガタ落ちする感じ。
その割に「どうしたの?」と聞いても「いや、別に……」「言いたくない……」「なんでもない……」としか言わない。
例えば「山田さん」に失恋した後は「山田」はもちろん、山の話は当然できなくなるし、
山田さんの好きな場所やモノを思い起こさせてもダメだし、苗字が多いみたいなところから連想するのか佐藤さんの話とかもダメになる。
なんだったら「昨日どこかに出かけて」という関係ない話をすると「ああ、前に山田さんと出かけた○○は楽しかったなあ……」とか急に虚空に言い出してそのまま沈む。
さらに、失恋つながりで過去の失恋経験も引っ張り出してくるようで、中学生の頃の彼女が好きだった食べ物や歌まで地雷になる。
自分はともかく他の周囲の人たちはそんな昔のことなんか知らないから気を付けようがないし、
なんならなんでも失恋状態のことに絡めようとする感じで受け止めるから気にしてたらもう何も言えないので、
いちいち相手にしてられないんだけど、彼から聞き出したところによると、そんな状態の時彼は
「傷つきやすい状態だと伝えているのに配慮してくれない」←連想ゲームの果てに失恋と絡められるから周りとしては回避不能感
「僕が傷ついていても誰も慰めてくれない」←一般レベルでいうところのかなり気をつかった状態(名前出さないとか)にはみんなしてる
「僕は友達が失恋したら絶対僕にできる範囲で何でもして慰めるのにって思う」←別にあまり慰めない。っていうか失恋した知り合いが鬱陶しいという悪口を彼からちょいちょい聞く。
「ものすごくかなしい」←ええー……もう部屋で一人枕濡らしてなよ
みたいな被害感や疎外感を味わってとてもとてもとてーもつらくなっているらしい。
そしてちょいちょい「気遣いが足りないんじゃないか!!!」って感じで周囲に文句とか言っちゃう。
まあ、みんな疲れるし面倒臭くて自然と距離開けて、それを察知してさらに壁を作って解散っていうのがお決まりの流れ。
たまに相手の子が好意を受け入れてくれたりもするのだけれど、まあ大体あまり長続きせずに別れて同じようなルートに突入する。
長続きしない理由が、一緒にいる時間が長くなると、彼が少し気持ちが落ち込んでいるときに何気ない行為や言動から
「以前好きだった人との悲しい思い出(本人はトラウマと言う)を思い出して勝手に傷ついて配慮を求める」から、
女の子が付き合いきれなくなって一緒にいるのがしんどくなる感じでもうどうしようもない。
あと「僕が好きだった人を君にも好きになってもらいたい」みたいな理屈で、
本人は一切悪気なくめっちゃ今カノが会ったこともない前カノとか昔の片思い相手の話とかをしまくるし比べる。正直これもないわーって思う。
けれど彼にはどちらも周囲が自分から距離をとる理由がどうしても納得いかないしわからないらしく、「また裏切られた」だのなんだのブツブツ言う。
そして彼の去った後のコミュニティの残骸には、結構な高確率で割と幸せなカップル(片方は彼が好きだった女子)が生まれるという不思議な感じになる。
そんな彼は、どうも完全に一人でいるとさびしすぎて、すぐに心のお医者様にかかり始めるレベルで堪えられないようで、
割と何をどうやってるのかわからないくらい次から次へと新しいコミュニティを作っては異性を見つけて好きになる傾向がある。
毎回「もう恋愛は疲れた」「2度と彼女は作らない」って言ってるけど、言いながらもう別の女の子と「この子は友達だから」ってメールしてる感じ。
最近、いつの間にか同棲までしていた彼女と別れたようで、Twitterとかで今触ると面倒そうな感じがバリバリと出ているのだけれど、
それがどうも今回は職場でも出ているっぽくて、急激に職場の人たちから距離をとられて、やっぱり理由がわからなくてさらに凹んでいるようだ。
こういう人、世の中にそこそこの頻度でいる気がするんだけど、みんなどうやっていなしているんだろう。
今回の沈みっぷりを見るに、今週末あたりそろそろ彼から連絡がくるような気がするので、
例えば片足が無い子(不快だったらすみません。例えです)がいじめられていたとする。この場合、原因は片足が無いことだ(原因1とする)。
これは本人に責任のある原因ではない。
なんらかの理由で片足を失ってしまったことに、この子自身に落ち度は、おそらくないはずだから。
しかし、この子が「片足がない私は何事においても優先されるべき」(例えです。片足が無いこととこういう思考を結びつけて考えているというわけではありません)といった振る舞いをしていたらどうなるだろうか?
もしくは、教師から「優先」を強制されたら(まとめて、原因2とする)?
その振る舞いに嫌気がさしたクラスメイトが、やり返される可能性がかなり低いことを活かしていじめに発展したら?
事件が明るみにでたら、「片足が無い子がいじめられた」となりますよね。
本人に責任のない原因1だけ拾ったら、それはそれはただの悲劇です。
でも、原因2もあったとしたら?
いじめっ子たちの罪が無くなることは、ありません。
全てのいじめられっ子に、いじめられなきゃいけない理由なんてありません。
それを耐える理由もありません。
いじめっ子が正しいなんてこともありません。
いじめ自体は悪いこと、もっと平和的解決だって出来たはずです。