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2020-11-25

彼との馴れ初め。

もう何年も前の事。

大学4年の春先ぐらいだったか、私には親しくしていた男性が2人いた。

仮にAとBとする。

Aはいわゆる陽キャ

いかにも大学生活を楽しんでいる感じだった。

私も遊んでいると陽キャの仲間入りをした気分になっていた。

Bはバイト先の先輩だった。

物腰が穏やかで、おっとりゆっくり仕事をするけど、趣味の話になると口数が増えた。

私も似たような趣味を持っていたので会話は弾んでいた。

ある日、Aと2人で飲みに行った日にAから告白されて付き合う事になった。

正直に言うとBにも好意を持たれている事は薄々勘づいてはいたけれど、見て見ぬふりをしていた。

Aとのお付き合いは……正直あまり楽しくなかった。

そもそも、私のような陰と彼のような陽の相性が良いわけなかった。

私は紛うことなオタクである

しかも腐った趣味を持ってから十数年と筋金入りだ。

見た目だけは気にして整えてはいるけど中身はただの陰キャである

彼は私の趣味にも理解を示そうとしてくれていた。

私の部屋にあった書籍類を見ても引かなかったし、

なんなら「これ知ってるキャラだ」とか言ってくれてた。

オススメの本貸してよー」とも言ってくれてた。

一緒に本屋さんに行った時の事である

漫画コーナーを見てると、彼が指を指して言うのである

「あ、これ知ってるやつだ」

「これも見たことある、〇〇だよね」

「あれもアニメになってた奴だよね」

オタクはにわかを嫌う生き物である

知ったかであるか否か。

エアプであるか否かを判断する能力がずば抜けている生き物である

証拠はなくても、何となく鼻につくのである

残念ながら彼のそれも例に漏れなかった。

正直かなりイラッとした。

理不尽まりないとは思うけど、その日から連絡を取る回数を極限まで減らした。

Aに対しモヤモヤしている間、Bの事を考えることが増えた。

Bだったら某ロボアニメの事を深いところまで話ができるのに。

Bだったら一緒にプラモとか作れるのに。

Bなら一緒にいて苛立つことはないのに。

Bに会いたいなぁ、と思うことが増えた。

あれ、私Bのことめっちゃ好きやん。

私はAにお別れを告げた。

Bの事好きだったのにAを弄んだ悪女である

本当に申し訳ないと思った。

Aとお付き合いをしている間、Bと連絡を取る

回数を減らしていた。

もちろんバイトシフトが被れば話はしていたが。

Aの話はしていなかったが、彼氏がいた事は気付いていたのかもしれない。

また、突然LINEの頻度が爆上がりした事で別れた事は察していたのかもしれない。

ある日。

シフトが被った際、公開中の映画の話になった。

Bは既にその映画を観ていたが、私はまだ観ていなかった。

「えーーーいいなぁ行きたい私も行きたい」みたいな感じでバタバタしていたら、

「あの、良かったら一緒に行きませんか」とお誘いが。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と思った。(古)

穏やかで如何にも奥手って感じのBからお誘いが来てめっちゃテンション上がった。

が、遠慮がちに「ええ、でも1回観てるんでしょう?いいんですか?」とか聞いた。

「もちろん。何回観ても面白い映画だと思うし」

ってBは穏やかに笑った。

正直なんかめっちゃ惚れた。

さてデート当日。

ファッションセンスは……って感じのBだが、

頑張ってお洒落して来たんだなぁって格好をして現れた。

似合っているかどうかはお茶を濁すとして、

試行錯誤してくれた事が分かってほんわかした。

何事もなく映画を見終わって、

ご飯を食べながら映画の話をして、

ぶらぶらとウィンドウショッピングをして。

夜、ドライブがてら海の見える公園まで来た。

浜辺まで歩いて出てきた。

ここまで穏やかにのほほんとお喋りをしてきた彼だが、

公園に着いた途端口数が激減した。

可愛い

汗を拭いたりしている。

可愛い

明らかに挙動不審である

物凄く可愛い

可愛いけど、ちょっと助け舟を出したくなった。

もしかしてなんですけど、何かお話があってデートに誘ってくれたんじゃないですか?」

「う……やっぱり分かりますよね」

はい、聞くまで私帰りませんよ」

彼はちょっと笑ってから

「好きです、付き合ってください」とお決まりフレーズを言った。

お決まりフレーズが嬉しくて爆発したので、

了承の返事とともに思わず抱きしめてキスしてしまった。

彼はめちゃくちゃ照れまくっていた。

どうやら初めてだったらしい。

ここから彼の初めてを奪いまくるのだが、割愛する。

というわけで、今年Bと入籍した。

来年挙式予定だけど、無事挙げれたらいいな。

未だに「初めて本気で好きになった人と結婚するとか2次元だけかと…」とか言うので今日も愛を囁いてきました。

おしまい

2020-11-21

この辺のフェミ議論

本当に不誠実だと思う。

表現規制フェミニストは求めていない 堀あきこさんインタビュー

https://wezz-y.com/archives/74048

法的規制には反対だ、と言う一方で、その表現性差別"的"だ、という批判を連発する。

何を言ってるんだろう?もしそれが明白な差別であるなら即、法で規制するしかない。

そこはリベラル矜持があるので、性差別"的"などと言ってお茶を濁すのだが、

そもそもそれが性差別"的"であるという根拠すら極めて曖昧である

その表現により「女性」が人権侵害されている、と言うが、そんな主体なぞ成立するものか。

韓国朝鮮人は目が細い/エラが張ってる」のように対象を明示すれば完全に差別だよ。

しかし、グラビアアイドル二次元キャラクターに対し、勝手に「女性」で括ることが、いかご都合主義で、暴力的なことか。

から性的消費とか搾取とか、さら曖昧言葉を使い煙に巻く。

「"女性性"が何か別のものに利用されている」という断定は、「女性」というフィクション仮定した場合に「なんかそんな風に感じる」というレベルの話に過ぎない。

女性」というフィクションから、何かを奪うことな不可能だ。

それは、単にその表現に対する嫌悪感だよ。それ以上でもそれ以下でもない。それは決して差別ではない。

本来、その表現不快です、ああ確かに公共の場では不快に感じる人が多いかも知れませんね、で終わる話である

それを、「不法」のニュアンスを込め、強制力を得るべくマウントを取ろうとした結果ひねり出されたのが「性差別"的"」や「性的消費」という言葉だ。

まりにも無理が多すぎる。

2020-11-13

anond:20201113185723

死んだ後に論文読んだ別の人が実証するのに責任被せられるから楽なんじゃないの?

よく卒論最後かに今後の研究とか他人に任せるような文章お茶を濁すような感じで

2020-10-07

anond:20201007121503

ナナニジ クラスになると、さすがにゲーム実況お茶を濁すなんてこともできないし、

演者声優、つまり、作られたキャラクターを演じるのが得意なだけの人では、

昨今の流行りのVTuber のような、中の人資質のもので人気を獲得する潮流にはどうしても乗れない気がする。

2020-08-15

もうすぐアクタージュの載っていないジャンプが発売される

週刊少年ジャンプ連載漫画だった「アクタージュ」。

原作作画の二人でやっていたらしいがその原作の人が女子高生痴漢行為を働いて逮捕されて、事態を重く見た編集部によってアクタージュは連載打ち切りになった。

これについて色々言わせてほしい。結局、無力な俺にはここでこういう風に文字にすることしかできないから、しないから、攻めたことも言うけど許してほしい。

アクタージュという漫画を知ったのは友達からだった。「今週の新連載、面白いよ」そう言われてコンビニ立ち読みしてみたら確かに面白い。もともと演劇とかお芝居そのものが好きだったから(学校演劇会とかはセリフの多い役をやりたいタイプだった)、すぐにはまった。絵も綺麗だったし。

そんな俺がこの作品もっと深くハマることになったのは「デスアイランド編」だった。千世子という美しい自分だけを魅せ続けることが全てだと思ってる役者に夜凪の忍法「役入り込み」が炸裂して千世子が初めて歪んだ顔を画角に収めることを許してしまうシーン、最高だった。他人の警戒のない横顔を盗み見ることが好きだった千世子がデスアイランド編の最後で今度は自分の横顔を撮られることになるって演出。どっちが考えたのか知らないけど、天才だと思った。

そのあとの「銀河鉄道の夜編」も好きだったし、今やってる「大河ドラマ編」も素敵だった。子役皐月ちゃんが夜凪と関わってどんな風に変わっていくのか楽しみで仕方なかった。それなのに。作品打ち切りになった。

これについて文句を言いたいわけじゃない、と言いたいところだけど嘘。めちゃめちゃ文句を言いたい。いっぱい言ってく。きっと言っちゃいけないところまで。

まず1番は原作者!しょうもない欲情なんかすんなよバカ。お前の作品がどれだけの人をワクワクさせてるかなんて考えたこあんの?人としてそもそも責任のない違法行為だけど、その前に作者として責任を持って生きて欲しかったよ。責任を持って作品を届けて欲しかった。痴漢したくなってもさ、「いや、俺はまだアクタージュを完成させていない」って踏みとどまれよ。それくらいのことする義務があると思うよ。責任を持って生きるなんて、俺自身できてないから偉そうなこと言えないけどさ。それとも責任のない人間からこそあん作品が書けてたのかな。思えばゴッホもベートヴェンも太宰治芸術家ってほんと社会性のないエピソードばっかだな。芸術ってほんとつくづくトレードオフだ。

次!編集部および宇佐先生あんたたちも同じだよ。俺の主観勝手なこと書いてて申し訳ないよ。それはわかってる。でも、作品価値を誰よりもわかってるあんたたちだからこそ、なんとか休載お茶を濁すみたいな英断をして欲しかった。そりゃそんな決断をしたらたくさんの暇人自分たちに関係ないのに「ありえない」「被害者気持ちを考えろ」とか群がってくるよ。そんなの予想できてる。でもさ、あんたたちはみんなわかってるはずだろ?作品に罪はないってこと。あんたたちの決断アクタージュという作品に終止符を打つ、言い換えればアクタージュを殺すってことなんだよ。殺された作品は満足な死に方も選べない。打ち切り漫画でさえ、安楽死を選べるのに。ひどい話だと俺は思うんだよ。俺ですら思うんだからあんたたちが思わないはずないんだよな。きっと、ほんとにつらい思いで打ち切り決断したんだろうな。そう信じたい。今の時代、もし続けるなんてことを選んだらわけわからんやつらがいっぱいよってくるもんな。場合によってはイメージダウン経営が傾いて他の漫画まで死ぬ、そんな最悪の事態まで起こりうる。そんな断腸の思いでの決断なのかな。もしそうなら、もうこれ以上文句なんて言えないよ。言えないけど。それでもやっぱり英断をして欲しかったな。無責任立場からこんなこと言えるのはわかってるけど。

次!世間誹謗中傷が生きがいのやつら。有名人誹謗中傷して追い込む奴らにも言いたいことはあるけど、今は「作品と作者を切り離して考えられない人間」全員に文句を言いたい。そう、RADWIMPS野田洋次郎優生思想発言をしたときRADWIMPSの曲まで叩いてたお前に言ってるんだよ。創作者本人ならいくらでも叩けばいい。でも、その人が作った作品を悪く言うのは意味わからん作品ってのは子供だろ?親が何か悪いことをしたら子供まで悪く言うのか?あっでも"昔"はそういうこともよくあったって聞いたことあるな…。察した。そんなインターネット老人がこんなとこ見てるとも思えないけど、このはてな匿名ダイアリーは「王様の耳はロバの耳ー!!」って叫ぶ穴なんだから気にせず叫ばせてもらう。芸術価値って創作者とは無関係なの!!それが本来なの!!ヒトラーの描いた絵見てみ?めっちゃうまくて感動するから。そりゃ創作者本人に何か強烈な嫌なことされたら作品を恨みたくなる気持ちもわかるけど、理性ではわかっててほしい。作品創作者は別物ってこと。理性でもそんなことがわかってないやつらが世の中たくさんいて、そいつらが謎の執念でクレームを入れるからこうやって編集部打ち切りみたいな厳しい措置を取らざるを得ないんだよ。悔しいよ。なんでそんな暇なんだよお前ら。そんな暇あるなら今日うつもりの晩御飯のことでも考えてろよ。そっちの方が楽しいぞきっと。

最後。これは先に言っとくけど俺の考え、言葉、すべて間違ってる。完全に俺が悪いし、叩かれるべきだし、理性ではそれらすべてわかってる。わかってる上で言う。被害者アクタージュって漫画のこと、知っていましたか週刊少年ジャンプで連載していて、夜凪景って女性が演技についてたくさんのことを学びながら女優になっていく話です。毎週更新される話を楽しみに待っていた人たちがたくさんいるんです。もう話の続きが永遠に見られないことを俺はまだ受け入れられていません。それほどにあの作品に熱中していました。あなたの受けた心の傷がわからないがゆえの発言です。自分でも最低だと思います。こうやって自分が最低とか言って保険をかけてる、それすらもクソだと思ってます犯人漫画原作者と知ったのはどのタイミングだったんでしょうか。何か、なんとか打ち切りだけは避けるようなそんな働きかけはできなかったんでしょうか。ああもうだめだ。最悪の発言だ。ごめんなさい。本当にごめんなさい。それくらい今動揺しています。次の号の、アクタージュの載っていないジャンプを冷静に見ることができる自信がなくて、こんな拙い文章を書きなぐっているんです。ほんとに自分被害者じゃないから言える、無責任クズみたいな言葉です。でも、それでも、俺はやっぱり、被害者じゃないから、アクタージュの大ファンだったから、痴漢ときで殺されていいような作品じゃなかったと思ってるよ、今でも。あえて、「ごとき」なんて表現を使った。きっとこういうところでもいっぱい叩かれるんだろうな。まずこの文章が人々に読まれなければそんなことも起こらないか。どっちでもいいけど。殺人でも、強姦でもなく、痴漢なんだよ。原作者の痴漢なんかで死んでいい作品じゃなかった。それだけは絶対に、どんなに罵られても絶対に曲げない俺の気持ちです。

上にあげた文句、すべて八つ当たりです。一番悪いのはきっとこんな風に諦めの悪い、性犯罪の重大さへの理解力のない俺自身だし、痴漢をするようなやつの作品に心酔してしまった俺自身だし、挙げ句の果てにこんな風に文章を書いて読んだ人を不快にさせてしまう俺自身です。

全部理性ではわかってるけど、それでもアクタージュに動かされた心の一部分がずっと、つらい、悔しいって叫んでるんです。なんの罪もないアクタージュという作品が俺を含めたくさんの人の頭の中で生き続けることを願ってこの文章は終わりにします。

ここまで読んでくれてありがとうございました。不快にさせてしまった方、すみませんでした。

2020-08-02

anond:20200802194303

そこの君! 半角アンパサンド増田では化けてしまってお悩みのようだね!

全角&にしてお茶を濁す……それもいい! だが! それで妥協してしまっていいのかね?

君にだけ教えよう…………

数値文字参照”、というものがある。

これが増田にかけられた呪い突破する唯一の武器だ。

これに従うと、半角アンパサンドを示す記述は & だ。

さあ、勇気をもって。

これに書き換えて「確認する」ボタンを押してごらん。

そう……それでいい……。

これで僕も安らかに眠れるというものさ……。

2020-07-20

『インスタ女子からのお願いです。。』って別に釣りじゃないよね

知らんけど

リプライ欄に普通に突撃しちゃった人が大勢いるのは仕方がないとして、

釣りデカいとか炎上商法乙とか言ってる人が散見されるのは違う気がした

釣りって、トラップみたいなコンテンツ用意して誰かに的外れ突撃させて笑いものにする営みのことじゃないですか

あれって、誰が見ても間違いだってわかるインスタ映え女子の主張を題材にしてツイッターお気持ち漫画揶揄してる、トラップでも何でもないストレートなおちょくり漫画じゃないの?

友人だけ白人間なところとか、「こういう人と○○すると悲しくなる」文法とか、「最低限のマナーです」って言い切りとか、最後の謎の動物お茶を濁す感じとかさ

想定外事態になってツイ主が蛇足付けてて笑ってしまった

食い物の話題綺麗にやるのって難しいんだね・・・

からは以上です

2020-07-03

anond:20200702214216

最初にあがってるけもフレ動画批判url批判ときいて見るきがしなかったけど思い切ってみた

前半はよくできているし口当たりもよい、女性でも見られるね

ただし動画にまでしなくてもみんな読めるからそれで済ます気もする。

後半の批判部分までの動画作成はたしか女性では見ない

なぜなら女にとって「気に食わないもの無視」が第一選択肢から

そもそも必ず出会痴漢とかストーカーとかの性犯罪者に対してもそうでしょ

「気の所為レベルかもしれないから、だれがみても犯罪になるまでほっとこ

さもないとおまえの受け止め方が悪いで炎上ちゃうしね」

作品にもどすと

女性私生活が忙しいので同僚たちの前評判が少しでもわるければ一期がよほどすきな人しか二期まで見ない。←オレ

・見たとしても舌に合わなければ1話切り、一期のみのファンですって名乗るようになる。

最後まで見られる程度に気に入った人はん~まぁ面白い部分もあるんだけどねえといってお茶を濁すだけ。

・よほど引っかかる人は●●話までだけでもいいか我慢してみてと布教、仲間内で再燃から見直しもアリ得る。

刀剣最初提督喧嘩してたけど(ゲームシステムパクリ)、5年後になって2.5次元に一部提督がハマってくれて祝賀ムード

ただ、たいてい萌え以外にまで費やす体力もあるヒマな男性がはじめて

ヒマでもない女性がやる文化が多い気がするから

いつか女性側にも批判動画はたのしもの!として輸入されるかもしれないね

今度オリオンをなぞりゅアニメ2期はじまるんだけどもしかしたら批判動画できるかもしれない。

お楽しみに、ってとこ

2020-06-27

anond:20200626193000

増田に書いているお前はどうだ?」みたいなブコメお茶を濁すブクマに星が付いていて地獄。考える気が無い。そんなレベルじゃない事を知っていながら、同レベだと強弁している。

2020-06-26

anond:20200626095203

スパコン自国で開発することの意義を説明するとなると、軍事転用のためと言わなければならなくなる。

ミサイルの弾道計算迎撃システムの構築のためとか、官僚があの場で正直に言えるわけないよね。

なので1位を目指しますとお茶を濁すしかなかっただけ。

2020-03-11

私は広告制作現場を辞めて、広告屠殺する現場転職をした



私は広告業界10年ほど広告制作仕事をしていた。最初総合代理店で、最後半年WEB広告代理店で。

そして昨年末をもって退職に至ったので、退職エントリではないが、なんとなくWEB広告の実情について

広告業界の人たちにも話したかったので文章にまとめることにした。


私は広告業を一つの文化」だと思っている。

そう考えるのは広告従事者の奢りだ、と言われがちだが

私はそれは、奢りではなく、むしろ戒めだと考えている。

なぜなら広告会社は、そういった矜持自戒の念を込めて持っていないと、

簡単ゴミ製造する工場へと成り下がってしまうからである




私は新卒とある広告代理店入社し、そこから10年ほど制作担当することになった。

大手というわけではないが、時々全国規模のTVCM制作も手がける、そこそこの代理店である

そこは、今となっては「働き方改革」の標語ひとつで一蹴されてしまうような、徹夜休日出勤を繰り返す昔ながらの制作現場だった。


なぜそこまで業務時間が長くなるのか?

普段長時間労働と縁のない企業の方からすると不思議だと思う。

私はこれは、他ならない「文化からの転落への恐怖」に起因していると考えている。


基本的に、広告公共空間公共電波を使ったゴミである

もし広告クライアントの言われた通りのものを作れば、

タレントは不自然に微笑み、手放しで商品を褒める怪しいコピーで溢れかえり、

最後自己満足キャンペーン応酬お茶を濁す

お金をもらって公共空間を1枠使って汚す「ゴミ」が完成する。


からこそ代理店制作者は、1ミリでも多く、見る者の目を楽しませる努力をする。

広告の枠を超えて世の中全般を動かせるような言葉を発信できないか苦悶する。

ゴミ」と「文化」の間に横たわる深い河を、靴一足分だけでも超えられないか

というギリギリ闘争クライアントと繰り広げる。


だって自分人生をすり減らしてゴミを作ってる、とは思いたくない。

自分文化を作っているんだ、と言い聞かせたい。


そんなミリ単位のこだわりを爆発させていくうちに、時間外労働は積み上げられ、

残業休日出勤オンパレードとなっているわけである

ホントにダラダラやってるだけのヤツもいるんだけど)


私は土日の撮影徹夜プレゼン準備が反吐が出るほど嫌いだったが、

ういういい歳こいたおじさん達が、1ミリでも良い物を作るために

わがままを通そうとする姿を見ているのは嫌いではなかった。


情熱大陸とかプロフェッショナルでは、プロ達は綺麗なオフィスキラキラ仕事している場面ばかりだが、

現実プロ達は深夜の制作会社会議室で、ボロボロになりながら臭い鼻息を撒き散らして仕事に食らいついている。

繰り返されるのは、誰かが「もうこの辺で辞めにしませんか?」と言ってしまえば終わってしまうような脆弱会議である

しかし「少しでも良いものを作らないと俺たち生きてる意味ないよな」という不文律が全員の頭の中に共通して存在するから

「もう辞めよう」と口にする人は一人もいない。そして1ミリだけ良くなった企画書を持って徹夜明けでプレゼンに挑む。

その情熱大陸が映さないような種類の、リアルな感じが好きだった。


まぁ、そういうおじさんおばさん達の見えない闘争が積み重なって、

広告文化」と心の中で思っていても怒られないくらいの社会風潮は出来たのではないかと思う。

美大メディア学系の大学広告論の授業があったり、

過去の名作広告をまとめて本や番組が作られるくらいなのだから、一応文化と言っても差し支えはないだろう。




その会社で9年働いた後、私は縁あってWEB広告代理店転職することになった。

これが同じ「広告代理店」を冠しているが、とても同じ広告を作っているとは思えないような職場だったのである

ここが広告という文化を殺して食べる、屠殺現場のような場所だった。



WEB広告とそれ以外の広告の、一番の違いは何か。

それは「数値化」だ。

WEB広告を作る、ということは、制作物の全てを数字に置き換えることができる、ということなである

この広告が何秒見られたのか、どんなクラスターの何%が見たのか、何%が商品を買ったのか、広告コスト効率はいくらか。

広告の全て数字で語ることができるのがWEB広告独自性であり、実際私が居た会社はその強みを最大化するような戦い方をしていた。


すると何が起こるか。

全ての広告を、数値をベースに作るようになるのである


たとえば、必ず視聴率クリック率が高く出るような広告をつくる。

それはどういうヤツかというと、始まってすぐに「お得なキャンペーン」とか「今だけ何%ポイントキャッシュバック」といった数字を画面に大きく出すようなアレである

誰もがあれに反応するわけではないが、一定層そういう数字に反射的に反応する人種の人たちがいる。だから結果的に数値はわかりやすく上向くのである


たとえば、広告コスト効率が高い広告をつくる。

コスト効率を上げる方法は2つしかない。前よりも大きく結果を出すか、制作費を削るか、である

そういうわけからWEB広告代理店では撮影外注を行わない広告制作奨励されている。

ストックフォトやフリー素材だけで制作すれば、地獄みたいなクオリティになるが原価はゼロに近づく。

そして前述の視聴率アップの手法があるので、不思議とそんなものでも視聴率が高かったりする。数千万かけて作ったTVCMより高かったりする。

その結果、コスト効率は上がり、「クライアントも喜んでいます!」という嘘みたいな報告が営業からは来るのだ。



私にはこれが、数字裏付けされたゴミを作っているようにしか見えなかった。

始めにこのクオリティ広告を見た時「まともなクライアントがこれにお金を出すはずがない」と思っていた。

しかし実際は違う。喜んで買っている。そりゃそうだ、クライアントの持っているお金は「広告宣伝予算」であって「広告文化への投資予算」ではない。

RADWIMPSが歌うデザインされたTVCMであれ、フリー音源ポイント還元キャンペーンだけで出来たWEB動画であれ、効果が高そうなものお金を払う。

なんとなく効きそうなだが高価な胃薬と、見た目はチープだが安価で効き目が数字裏付けされている胃薬だったら、後者を選ぶ人は少なくない。

私が在籍していたのは半年程度だったが、WEB広告会社大手代理店から仕事を奪ってきた、というようなニュースを度々耳にした。




かくして、広告という文化は、数値に裏付けられたゴミによって貪られ、じわじわと瓦解し始めている。




今なお「広告文化だ」と思っているのは広告制作者を始めとする一部の広告ギークだけなのだろうか。

しかしたら多くのクライアントサイドも、今では広告文化だとは思っていないのかもしれない。

(思っている希少なクライアントもいる。代理店はそういうお客さんを大事にしてください。)


少なくとも、WEB系の広告会社にはそもそも広告文化と思うような発想はない。

ただ忠実に、広告言葉通りの「広告なのだと彼らは思っている。

彼らは非難される立場ではない。だってそっちの方が本来の「広告」の語義には近いのだ。

から彼らは彼らが今作っているものゴミとは思っていない。

経済を回すための1つの因子」みたいな感じに思っているんだろうなぁ、きっと。


私には、彼らが目先の利益のために無邪気に広告破壊

文化もろとも倒壊しているのにも気づかず勝ち気になっているのが我慢できなかった。

そういうわけで、私は半年会社を辞めることにした。



懐古趣味の「昔は良かったおばさん」みたいな話にはしたくなかったのだけど、

この話は結局そういう結論しかならないのかもしれない。


2019年、ついにWEB広告の出稿費がTVCMのそれを超えたという。

この先の広告業界WEB業界を中心に回るのは日を見るより明らかだし、その時のエースプレイヤーは私が辞めたあの会社かもしれない。

しかし、あの地獄クオリティWEB広告達を元に大学の授業が行われることはないだろうし、それを論じた本が出るようなこともない。

広告という「文化」は静かに解体され、彼らに食いつぶされ、いつの間にか消滅していることになるだろう。


私はそんな「冷たい熱帯魚」みたいな解体現場で確かに働いていた。

そして次はまた、古い広告業界に近い所で仕事をする。

これは救命ボートからタイタニック号に乗り換えるような所業かもしれない。

ただ無邪気に文化を貪り続けるよりはマシだと思っている。


あの制作会社会議室で、今日広告文化足り得るようしのぎを削る人たちがいる。

私は化石のような彼らを、情熱大陸クルーの代わりに見届けることにする。

2020-02-19

anond:20200219235029

決定的な話になるとそうやって政権批判になる冗談お茶を濁すしかないんだよな

分かります

2020-01-18

アカデミー賞人種で選ぶ時代

要するに受賞者を選ぶ際には、作品の出来で選ぶのではなく、黒人白人が均等になるように配慮しようという考え方である

だがちょっと待ってほしい。

オリンピックの100m走で、アジア人金メダルが少ないかアジア人金メダルを割り振ろうと考えたことがあるだろうか?

ない。実力で選ばれるのが本来の栄誉だ。

しかし、アカデミー賞でそれを言うと大批判を受ける。

アカデミー賞というのは要するに政治的な賞なのだ政治的にイケていれば、賞が取れる。だからこそ娯楽に徹した大作は作品賞をとれない。

アベンジャーズキャストアカデミー賞を散々盛り上げてもらうようにお願いしつつも、作品賞だけは絶対に与えない。

作品賞ではなく、どうでもいい録音賞だの視覚効果賞だのでお茶を濁す。「いやーすごい爆発だったねえ。いやーすごいメイクだったねえ」と、ごみのような評価で、実際に面白い映画であっても作品賞は与えなかった。

からこそ、スティーブン・キングの「クオリティだけで判断してる」というのは「嘘だ」と言いたい。

しかし、建前としてはそれが正常だ。

だというのに、ポリコレかぶれたバカどもは「多様性重要からキングは間違えてる。老害だ」とか寝ぼけたこと言いやがる。

からお前らの作る作品はつまらないんだよ。

それどころか、底辺ポリコレ作家になると、一作や二作、幸運作品を世に出した後は、延々とポリコレで世の中の作品断罪するだけで、まともに作品も作らず、作家でござい、って顔してやがる。

この作品はどうのこうのとか、大御所ぶってる暇があったら作品を作れ。

大体、アカデミー賞が公平な選考を行ってるとは全く思わない。ダークナイトに至ってはノミネートすらされなかった。

しかし、それであっても建前だけはきちんとしていないといけないのに、ポリコレ馬鹿どもは、そのことすら忘れる。

今年は何が受賞するかな?

確実にあの作品は受賞しないだろう。

アメコミで、悪役で、インモラルで、反ポリコレから主演男優賞脚本賞作品賞は最低でも取らないと、賞の品位にかかわるが、絶対作品賞は受賞しないだろうなあ。

2020-01-11

成人の散文

私は1999年まれだ。

まり成人し、明後日の1/13に成人式が控えている。

しかし、私は参加しない。

当然、参加しないという人たちは多数いるだろう。どれだけの人が参加し、不参加なのだろうか。

私の周りでは参加する事が当たり前のようである。そんな中、参加するのかと聞かれて、正直に答えるのは面倒なので適当お茶を濁すのだ。

参加しない事自体には何も負い目を感じることはないのだが、一つ心に引っかかる事がある。

両親に成人式に行くという事実を伝えられない事だ。晴れ着姿で友達と意気込んで会場に向かう、その姿を見せられないことだ。

こんな息子は親不孝者であろうか、そんな念が頭をよぎってしまう。

高校に行ってない16歳もいる」

私はそうであった。高2の春から不登校になり、年内で中退した。

卒業式も親に見せることが出来なかった。これは私自身大変悔いが残っている。

そんな事もあり自責にも似た念に駆られている。

私は現在大学生であるが、高校中退をしているという事をカミングアウトした人物は2人しかいない。

怖いのだ。

何に恐れを抱いているのかは分からない。これまでに打ち明けた2人には大して気に留めず肯定的に受け入れられた。

実際、気にするような事でもないのかもしれない。

ただ、怖いのだ。

これがいわゆるコンプレックスなのだろう。

世代マイノリティになることへの恐怖として。

マイノリティというものへの潜在的な恐怖が私の頭を蝕んでいる。ただ、それと同時にただのマジョリティサイレントマジョリティにはなりたくない。

そんな中二病じみた自己矛盾を抱えながら成人の日を迎える。

2020-01-05

おまえらイラン参謀ならば

どうするんだね。

トランプは、基本的中東戦争をする気は無い。

レイマニを殺したのは、それほど強くはない必要性選挙向けアピールイラン全面戦争に踏み切らないという読み、の微妙バランスからだ。

からこそ「イラン対抗措置を取れば52箇所攻撃する」と言っている。

「52箇所」に限定してるのは、「頼むからここで手打ちにしようぜ」

というトランプ本心の裏返しだろう。

正当性が疑われる空爆全面戦争突入にとなれば、損をするのはアメリカからだ。

貴殿らがイラン参謀ならばどうするね。

アメリカ大使館とかへの限定的な攻撃お茶を濁すのかね。

戦火による大被害承知で、アメリカが泣きを入れるまでやりあうチキンレース全面戦争突入するのかな。

https://www.aljazeera.com/news/2020/01/rockets-target-baghdad-green-zone-base-housing-troops-200104175916421.html

2019-12-16

anond:20191213231533


16:00頃

突然、50名以上の中から

名指しで、2名だけピックアップされて

1階から

3階に連れていかれる。もうひと方は、

昨日入った方。

そこで座っているように言われるが

仕事は与えられない。

ロッカーを与えられフルネーム

書けと今までと違う威圧的な口調で

言われる。

(これは裁判になった際の逃げ口上

使うためと思われる)

連れてかれて、そこに座っている方に聞く。

「ここは何の部署ですか?」

「何もないんだよ。毎朝ここに

来て座っているだけ。追い出し部屋だよ」

今日は、何もやってないんですか?」

「やってない。昨日も丸1日。」

「俺なんか先週からだよ。天下のDNP

こんなことやるんだね。一回でもミスるとアウト。」

ああ、よくバブル崩壊時に聞いたな。

まだこんなことやってんのか。。

フロア責任者

にはっきり聞く。

「ここは追い出し部屋ですか?」

「追い出し....『部屋』ではないけど」

お茶を濁す回答。

しか密室に閉じ込められるわけではないので『部屋』ではないが、フロア一角がそういう場所になっている。

退職勧奨ですか?」

「かんしょう?て何?」

「勧めるってことです。」

(あまり法律詳しくないのかも。

しかったらやらないか。)

少し焦ったのか、単に紙を二つ折りにする仕事だけ数分させられる。

帰りにも引き留めて、聞く。

「突然、ここに二人だけ連れてこられた

オフィシャル見解を聞かせてください」

「…。俺も詳しいことは知らないからさあ」

(知らないはずがない)

月曜日でもいいですよ」



連れてこられたのは、

バーコードの貼る位置を注意された

直後。

今までノンミスでやってきたのに

まるでおかしなところに貼ってある。

昼食後で待たされて寝ぼけてたのか?

と思ったが、誰か管理者意図的貶める

ために貼ったのではないかと思うくらいに変な箇所に貼ってある。証拠はない。

たとえ貼ったとしても、そのためのダブルチェック、トリプルチェック、管理者である

それで非人道的違法的なやり方で、辞めさせようとするのは完全に狂っている。

これが現代日本役所であり企業だと。

戦前のままかそれ以下のナチス

2019-11-26

距離感を知らない毒父ちゃん通話してみた

父ちゃん通話してみた。親族スマホに着信があったので、仕方なく。

あえて彼(毒父ちゃん)を、「仕方なく相手してる他人」として対応してみた。

彼がどこまで自分に踏み込もうとするか、あえてテストしてみたくなった。

結果、以下の言葉だけで通話が成立してしまった。

自分言葉には感情はなかった。

空しくもBotのように返事をしていた。

それでも、一応は満足をなされたらしい。

現実精神的な意味で彼らは「甘えん坊の子供」のままだった。

自分はそれで通話が成立してしまった事に、どこかショックを受けてる。

もし立場が逆転してたら、無下に扱われた事にキレて、とっくに通話を切っていただろう。

似たような気持ち自分にも持ってたから、彼がいまだに乗り越えられていない事に哀れみを感じる。

そして、今の状況に自ら追い込んで行った彼らに、哀れみを感じる。。

そこそこ正常な家族で、お互いに心が開いていたならば、きっと「まぁお互い元気だねー」って終わるんだろう。

しかし、こちから話すことも無い中、「心配だ」「寂しい」という言葉をよく使っていたので、正直「ふと寂しくなって依存相手電話をしてしまった」という程度と変わらないと思った。

彼も彼なりの「あるべき親子関係」を追求しているのだろうけど、その距離感が異常だった事が証明された今、自分がもうそゲームに乗ることはない。

もう少し、彼らから離れていようと思う。

自分なりの距離感がつかめて落ち着いたら、適当に戻ってくるさ。

2019-11-13

嵐の二宮さん結婚発表について

私はファン10年越えの嵐オタクである

今回の件の何が辛いかというと、

・このタイミング

ジャニの慣例とは異なる形で

結婚発表がなされた、ということだ。

相手については、そんなもん当人同士しかからない縁があるのだろうから、どんな人かなんてどうでもいい。(しか話題の「匂わせ」については、それを止めなかった彼への疑問は多少ある)

そして、祝福する行為も、ファンのくせにプライベートに立ち入るようで、個人的には逡巡がある。

それくらい結婚自体については思い入れがないのになぜこんなに辛いのかというと、

私の中で長年にわたり築きあげてきた「二宮像」が認識ブレであったと突きつけられている気がするからだ。

私が知った気になっていた二宮さんは

多数名義でも1公演しか当たらず、「嵐のコンサートを見られるのはこれが最後かもしれない」と思いを寄せて札幌まで行くファンお通夜状態にさせる

ことを選択する人だっただろうか?

ジャニーズ の慣例であるファンクラブ会員への結婚報告手紙の到着を待たずに、報道陣に焼き印入りのドラ焼きを配り、名前部分をコピペした直筆手紙をアップしてお茶を濁す

ような人だっただろうか?

ファンエンゲージメントを自ら壊すタレントだっただろうか?

ファンの思いなど一方通行なのは当たり前で、私が勝手に「二宮像」をつくりあげて、日々情報収集とそれによって得た大きな感銘と小さな失望とでその偶像アップデートしてきたのも、ただの趣味である

ただ、長い年月と労力と金をかけて自己アイデンティティすら自担推し)を通して築いてきてしまっているので、

認識ブレはアイデンティティ崩壊と直結する。

祝福できない訳ではない、誰かを恨んだり呪ったりしている訳でもない。

ただただ愚かな自分と向き合っているから辛いのだ。

外野の分かったような説教や慰めはいらない。

そんな浅い地層で苦しんでない。

放っておいて。

2019-10-29

別に重いものを持つこと自体はいいしむしろ率先してやるくらいだけど。「流石男の子!」みたいな褒められ方すると内心では「男かどうかは関係ねぇだろキッショ」と思いつつ愛想笑いしながら「はは…ありがとうございます」とか言ってお茶を濁すんだけど、もしかして「やっぱり男性は男らしさを褒められると嬉しいんだなぁ〜」と思われてる?

2019-10-27

若くない人たちの容姿肯定する表現もっと増やしたい

SMAPの人たちに対して「大人の色気たっぷり」とかい表現が使われていることに違和感を覚えた。

40歳を過ぎた人にとって「大人の」っていうワードがほめ言葉になるって変じゃないか? いや確かに大人ではあるけども、社会的には20歳精神的にもだいたい25歳過ぎたらその後はずっと大人じゃん。てことは40代の人に対して「成人後の色気たっぷり」と表現してるようなもので、それって誉めるどころか逆に「色気については成人しているという以外に特筆すべき点がない」って言ってるみたいで悲しくなる。

じゃあなんて表現するのがいいのか考えたんだけど、昨今の40代は熟年って感じもしないしSMAPは渋いって感じでもないし、勿論かといって若いわけでもないし、うーんまあそうだなー🤔 経年感出してみる? エイジング感? エイジングの類語をひいてみたらやっぱり「熟成」って出てきたけど古くさいイメージにはしたくないんだよね。日本エンタメとかカルチャーメインストリームにいるのは21〜32歳くらいだと思うからその世代との断絶はしたくない。だから「枯れた」でもないし、そうだなー「深みがある」とか「重厚な」とか「余裕のある」とかかなあ🤔

まあとにかく、若くない人たちの容姿を「大人の」なんてお茶を濁すことなく、かと言って老人扱いもしない表現もっと増えるといい。いい歳した女性に対して「大人かわいい」とかいうのもやや気持ち悪く感じるので、なんかないのかね、他のいい言い回しが。

2019-07-01

今、ビデオカメラ買うなら何を買うか

GoProHero7

基本だよね

手ブレ進化したっぽいけど、何かYoutubeとかで見てると違和感あるのが不安

 

cdv100c

暗視カメラビデオカメラみたいなやつ

ISO80万とかいう化物

ただ、画角が狭いとか色々難点もある、今後に期待だろうか

 

α7系

一眼レフだけど、暗所を撮るならこれが一番なのではないだろうか?って気がする

問題は値段とゴツさ

中古でも25万は見ておいたほうが良い

 

サイバーショット

α7が高すぎるからサイバーショットお茶を濁すかいう逃げの発想

でも最近サイバーショットも高い

 

Pixel

AndroidもほしいならいっそPixelという選択肢もありではないか

2019-06-29

anond:20190629114517

小学校の高学年の時、クラスメートに一人、すこぶる不気味な男の子がいたのだ。

みんなでワイワイ一緒に遊んだりはしない、クラスの人気者枠ではない、群れてない、かといっていじめられっ子だったわけじゃなく、別の男の子と2人でいることが多かったように思う。目立つタイプではなかったけど無口というわけでもなく、誰ともしゃべらないということでもなく。スポーツあんまり記憶がなく(ということは特に目覚ましく運動神経が良いわけではなかったんかな)、勉強は出来る子の部類だったんじゃないかなと思う。

の子が私に向かってたまに敵意を感じる言葉をぶつけてきた。学校からの帰り道、私が友達たちと別れてひとりになった後で。とはいえいじめっ子」というのとも違う。何ていうか、意味不明言葉をさも罵倒っぽく投げつけてくるのだ。

当時の我が家一戸建の家の前にカーポートがあり自家用車を置いていた。某スポーツタイプセダン。その車の車種名を何故か私に向かって投げつける。大声で、時には走り寄ってきて追い抜きざまに小声で。「ばーかばーか!」みたいな口調で、車種名を。

最初は、まさか車種を大声で叫ばれてると思わないから「?(野良猫でも見つけて喜んでるのかな)」ぐらいに思って私に向かってる言葉だと気づかなかった。ある時、追い抜きざまに我が家の車を指さして「(車種名)!笑笑笑」と嘲り笑いをして去って行ったので、何?車がどうしたの?と。小学生女子それも大してメカに興味があったわけでもないので自家用車の車種名なんてぼんやりしか知らず、ああそういえばうちの車そんな名前だったかもなぁ。と思う。そして嘲り笑いへの強い不快感

家に入って兄に「うちの車って変なの?」と聞いた。今思えばごく普通ファミリーセダンだ。ノーマル派の父が珍しくホイール変えた位で他は純正ホント個性普通の車だったのだが、笑われるのは辛い。

同級生に笑われたの…と話をしたら、兄(やさしい)は心配してくれて、イヤなら反撃しろ、反撃できないなら帰る時間をずらすとか、友達についてきてもらえ、ついでに家でみんなでマリカーでもやりゃいいじゃんと言われた。みんなでマリカーやるのはすごく良いなと思ったので、一緒に帰っている仲のいい友達を誘ってマリカー大会をやった。兄(3つ上、やさしい)が謎のマリカーキングでアホみたいに上手かったので、兄がいるときはたまに混ざってくれた。「○○の兄ちゃんの神技見よう」みたいなノリで我が家がたまり場になった。

しかったのは良いのだが、毎日みんなが集まってくれるわけはない、せいぜい週に1回。当然ひとりで帰る時が大半で、なるべく時間をずらして後ろからついてこられないようにしようと思ってはいてもいつの間にか後ろにつかれ近付かれて追い越して振り向きざまにギロッと睨まれたり、思い出したように車種名を叫ばれたりしていた。本当に気持ちが悪かった。

マリカー大会仲間のなかの男の子2人とマリカー以外でも仲良くなって、いつの間にか3人の家を行き来したり、3人でどっかちょっと遠くの公園まで遊びに行ったりするようになった。たまには大勢マリカー大会やりつつ、男の子の行動半径の広さ(私は割と引っ込み思案なタイプだったので)に引っ張られていくうちにだんだん楽しくなってその不気味な男の子嫌がらせもどうでも良くなった。たまに睨まれたりされてもそんなに気にならなくなった。そのまま小学校卒業卒業するまでの間、散発的にその男の子の言ってくることやってくることで嫌な気持ちになることはあったような気がするが、まぁどうでもいいやという感じになっていた。マリカー大会から私は、女の子男の子も含めて友達が一気に増えたこともあって、すっかり引っ込み思案じゃなくなった。

中学受験とか公立の学区違いとか引越しとかで、小学校友達は割とバラバラになり、特に仲のいい数人以外とは日常的な交流はなくなるが、それでも「ジモト」だから色々彼らの消息は伝わってくる。大人になって「私に向かって車種を叫んでくる彼」の消息があまり幸せそうだとは言えないようなのが、なんとなく心に刺さったとげのような気持ちになっていた。

の子たちは、私立中・高→いい大学→いいところにお勤め&美人結婚みたいなエリート人生まっしぐらな子から公立のいい高校行ったのに放浪自称クリエイター実態奥さんが養ってる、とか、保育士(男)とか、ホテルマンとか、子供3人育てて町内会の仕切りしてと忙しそうなお母さんとか、中学出たら実家料理屋さんを継ぐために修行、今は板前さん、みたいな子まで色々いる。実家を継いで板前さんになった子以外はみんな実家は出ている。私は中高出て大学行って会社に入りワーカホリックになりアイツこのまま結婚しないのかと言われてたけどかなり遅くにウッカリ結婚した。

その「例の彼」は、私の母いわくずっと実家にいる。同じクラスでご近所だったから彼の母親と私の母親はご近所づきあいをしているのだが、彼の母親から聞く話が割と辛い話が多いようなのだ。母は私にその詳細は言ったことはないが「あなた実家帰ってきたならたまには地元飲み会(年に1度、年末帰省して顔出せそうな子が板前になった子の家に集まって飲む)に誘ってあげたら?」と言ってくる。私はそうねー幹事くんに言っとくねーと言ってお茶を濁す。一度は幹事に誘ったら?と言ったがその年の飲み会には来ておらず申し訳ないがホッとした。いつもつるんでた悪友男子2人からは「あいつはお前のことが好きだったんだから放っておけ」と言われた。もちろんこちらも深入りするつもりは100%ない。当たり前だ。中年差し掛かった今でも鮮明に思い出せるほど不気味だったんだから本当に。もしアレが好きな気持ち表現だったとしても、そんなもん受け入れられるわけがない。

実家暮らしている私の母は、日課である朝の散歩の時に出勤中らしき「例の彼」とすれ違うと言っていた。気が付いた当初はあらおはようなどと声をかけていたのが彼からリアクションゼロで、ひょっとして人違い?と心配し彼の母との井戸端会議にて確認を取ったところやっぱり本人よね?となり再度あいさつや会釈を試みたもののノーリアクションで、ついに先月、なんか気まずいか散歩コースを変えることにしたと言っていた。

小学校の高学年の時、クラスメートに一人、すこぶる不気味な男の子がいたのだ。

みんなでワイワイ一緒に遊んだりはしない、クラスの人気者枠ではない、群れてない、かといっていじめられっ子だったわけじゃなく、別の男の子と2人でいることが多かったように思う。目立つタイプではなかったけど無口というわけでもなく、誰ともしゃべらないということでもなく。スポーツあんまり記憶がなく(ということは特に目覚ましく運動神経が良いわけではなかったんかな)、勉強は出来る子の部類だったんじゃないかなと思う。

の子が私に向かってたまに敵意を感じる言葉をぶつけてきた。学校からの帰り道、私が友達たちと別れてひとりになった後で。とはいえいじめっ子」というのとも違う。何ていうか、意味不明言葉をさも罵倒っぽく投げつけてくるのだ。

当時の我が家一戸建の家の前にカーポートがあり自家用車を置いていた。某スポーツタイプセダン。その車の車種名を何故か私に向かって投げつける。大声で、時には走り寄ってきて追い抜きざまに小声で。「ばーかばーか!」みたいな口調で、車種名を。

最初は、まさか車種を大声で叫ばれてると思わないから「?(野良猫でも見つけて喜んでるのかな)」ぐらいに思って私に向かってる言葉だと気づかなかった。ある時、追い抜きざまに我が家の車を指さして「(車種名)!笑笑笑」と嘲り笑いをして去って行ったので、何?車がどうしたの?と。小学生女子それも大してメカに興味があったわけでもないので自家用車の車種名なんてぼんやりしか知らず、ああそういえばうちの車そんな名前だったかもなぁ。と思う。そして嘲り笑いへの強い不快感

家に入って兄に「うちの車って変なの?」と聞いた。今思えばごく普通ファミリーセダンだ。ノーマル派の父が珍しくホイール変えた位で他は純正ホント個性普通の車だったのだが、笑われるのは辛い。

同級生に笑われたの…と話をしたら、兄(やさしい)は心配してくれて、イヤなら反撃しろ、反撃できないなら帰る時間をずらすとか、友達についてきてもらえ、ついでに家でみんなでマリカーでもやりゃいいじゃんと言われた。みんなでマリカーやるのはすごく良いなと思ったので、一緒に帰っている仲のいい友達を誘ってマリカー大会をやった。兄(3つ上、やさしい)が謎のマリカーキングでアホみたいに上手かったので、兄がいるときはたまに混ざってくれた。「○○の兄ちゃんの神技見よう」みたいなノリで我が家がたまり場になった。

しかったのは良いのだが、毎日みんなが集まってくれるわけはない、せいぜい週に1回。当然ひとりで帰る時が大半で、なるべく時間をずらして後ろからついてこられないようにしようと思ってはいてもいつの間にか後ろにつかれ近付かれて追い越して振り向きざまにギロッと睨まれたり、思い出したように車種名を叫ばれたりしていた。本当に気持ちが悪かった。

マリカー大会仲間のなかの男の子2人とマリカー以外でも仲良くなって、いつの間にか3人の家を行き来したり、3人でどっかちょっと遠くの公園まで遊びに行ったりするようになった。たまには大勢マリカー大会やりつつ、男の子の行動半径の広さ(私は割と引っ込み思案なタイプだったので)に引っ張られていくうちにだんだん楽しくなってその不気味な男の子嫌がらせもどうでも良くなった。たまに睨まれたりされてもそんなに気にならなくなった。そのまま小学校卒業卒業するまでの間、散発的にその男の子の言ってくることやってくることで嫌な気持ちになることはあったような気がするが、まぁどうでもいいやという感じになっていた。マリカー大会から私は、女の子男の子も含めて友達が一気に増えたこともあって、すっかり引っ込み思案じゃなくなった。

中学受験とか公立の学区違いとか引越しとかで、小学校友達は割とバラバラになり、特に仲のいい数人以外とは日常的な交流はなくなるが、それでも「ジモト」だから色々彼らの消息は伝わってくる。大人になって「私に向かって車種を叫んでくる彼」の消息があまり幸せそうだとは言えないようなのが、なんとなく心に刺さったとげのような気持ちになっていた。

の子たちは、私立中・高→いい大学→いいところにお勤め&美人結婚みたいなエリート人生まっしぐらな子から公立のいい高校行ったのに放浪自称クリエイター実態奥さんが養ってる、とか、保育士(男)とか、ホテルマンとか、子供3人育てて町内会の仕切りしてと忙しそうなお母さんとか、中学出たら実家料理屋さんを継ぐために修行、今は板前さん、みたいな子まで色々いる。実家を継いで板前さんになった子以外はみんな実家は出ている。私は中高出て大学行って会社に入りワーカホリックになりアイツこのまま結婚しないのかと言われてたけどかなり遅くにウッカリ結婚した。

その「例の彼」は、私の母いわくずっと実家にいる。同じクラスでご近所だったから彼の母親と私の母親はご近所づきあいをしているのだが、彼の母親から聞く話が割と辛い話が多いようなのだ。母は私にその詳細は言ったことはないが「あなた実家帰ってきたならたまには地元飲み会(年に1度、年末帰省して顔出せそうな子が板前になった子の家に集まって飲む)に誘ってあげたら?」と言ってくる。私はそうねー幹事くんに言っとくねーと言ってお茶を濁す。一度は幹事に誘ったら?と言ったがその年の飲み会には来ておらず申し訳ないがホッとした。いつもつるんでた悪友男子2人からは「あいつはお前のことが好きだったんだから放っておけ」と言われた。もちろんこちらも深入りするつもりは100%ない。当たり前だ。中年差し掛かった今でも鮮明に思い出せるほど不気味だったんだから本当に。もしアレが好きな気持ち表現だったとしても、そんなもん受け入れられるわけがない。

実家暮らしている私の母は、日課である朝の散歩の時に出勤中らしき「例の彼」とすれ違うと言っていた。気が付いた当初はあらおはようなどと声をかけていたのが彼からリアクションゼロで、ひょっとして人違い?と心配し彼の母との井戸端会議にて確認を取ったところやっぱり本人よね?となり再度あいさつや会釈を試みたもののノーリアクションで、ついに先月、なんか気まずいか散歩コースを変えることにしたと言っていた。

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