はてなキーワード: 得点とは
2021/06/09 に開かれた2年ぶりの党首討論にて。
https://youtu.be/qRYbPViht3U?t=631
それとよく私に、これオリンピックについて聞かれるわけですけども、実は私自身、57年前の東京オリンピック大会、高校生でしたけども未だに鮮明に記憶してます。
それは、例を上げますと、例えば東洋の魔女といわれたバレーの選手。回転レシーブというのがありました。ボールに食いつくようにボールを拾って得点をあげておりました。非常に印象に残ってます。また、そこ知らない人間の能力というものを感じました。あのマラソンのアベベ選手も、非常に影響に残ってます。そして何よりも私自身、記憶に残ってますのは、オランダのヘーシンク選手です。日本柔道が国際社会の中で大会で初めて負けた試合でしたけども、悔しかったですけども、その後の対応をすごく印象に残ってます。興奮したオランダのヤケングシ達がヘーシンクに抱きついてくるのを制して、敗者である神永選手に対して、敬意を払ったあの瞬間というのは、私はずっと忘れることができなかったんです。そうした事を子供達にもやはり見てほしい。さらに、当時パラリンピックが初めてパラリンピックと名前を付けておこなった大会です。パラリンピック、障害者の皆さんには、まさに障害者スポーツに光が当たったのがあの日本の大会で あります。そしてこのことを契機に障害者の皆さんが社会進出を試みたり、まさに共生社会を実現するための一つの大きな契機になったという思います。こうした素晴らしい大会を是非今の子どもや若者、見ていけば勇気を与えても伝えたい。さらに心のバリアフリー。こうした物もしっかり私は大きな学習にもなるのではないかなという風に思います。そしてこうした要素をテレビで40億の人が見るということも言われています。東日本大震災から復興したそうした姿というものもぜひ見てほしいという風に思います。世界が新型コロナという大きな困難に立ち向かい世界が団結してこれを乗り越えることができた。そうしたこともやはり世界に日本から発信をしたいそうした思いであります。つい先ほど感染の話をされました。
このことに、このことについては、まさにこの IOC、 IPC そして組織委員会、東京都、国との中でその国内基準の中であった形で方向性を6月中に決めるそういう方向になってます。そういう中でそうしたことは十分配慮されるこのように思います。
台湾にワクチン届く 蔡英文総統「民主主義にいっそうの自信」 | 新型コロナ ワクチン(世界) | NHKニュース
[B! 台湾] 台湾にワクチン届く 蔡英文総統「民主主義にいっそうの自信」 | 新型コロナ ワクチン(世界) | NHKニュース
id:bogus-simotukare ワクチンと民主主義と何の関係があるのか蔡の主張が全く意味不明。今回の件で分かったのは蔡が最近までワクチン確保を怠ってた無能って事だけだろ。
すでに、ほかのはてサのブコメが痛烈に批判されてる中で、芯のぶれない反北京政府批判の立場を堅持するボーガス先生に痺れる。しかも、タグ芸まで手が込んでてワロチ。これを、顔真っ赤にして書き込んでることを思うと笑みがこぼれてしまう。
id:grdgs それを送った自民政府と支持者は反民主主義が大好きですけどね。自民党・支持者と中共はそっくり / って書くと「我らが国の批判許さぬ」という反民主主義・反自由主義を体現・補強する者がワラワラ出てくるんだよな
うーん、なかなか辛辣。しかし、厳しい立場にある台湾政府に配慮しているあたり、ボーガス先生ほどの鋼の意思を感じられない。
id:quick_past そりゃ外交上も国内の有権者の顔色的にも、そう言わざるを得ないでしょ。被災地にゴミ切れ送りつけるようなもんじゃないの。これ。
現実的にイギリスで大きな効果を発揮し、台湾で認可されている(ファイザーは未認可)ということをすっ飛ばしての「ゴミ切れ」呼ばわり。これは、なかなか得点が高い。
このブクマ以外でも、quick_past君は台湾は巨悪日帝の本心を知りつつ使っているという論調で通してる模様。
中学時代、下着の校則違反を数えて、体育祭の得点から減点するという「伝統」があった。
悪質なのは、それを生徒同士で監視するシステムになっていたこと。
違反者は教師にチクられ、その分がのちに体育祭の持ち点から減点されるという決まりなのだ。
赤組・白組それぞれの減点数は日々校内で告知され、連帯責任を煽る構造ができあがっていた。
もちろん、これに反抗する生徒は多かった。
二年生のあるとき、体育祭の出し物を決める学級会のなかで、この制度はおかしいという話になったことがある。
やがて「そうだ、そうだ」という声が教室のあちこちから起こる。
いま思えば、先生自身もこの制度はおかしいと思っていたのだろう。
しかし、新人の立場ゆえ学校の方針に逆らうことはできなかったのだ。
すこし黙って考えたあと、彼女は落ち着いた声でこう言った。
端的にいって、先生は毎日のようにエッチな下着を履いていたのである。
赤、ピンク、紫、Tバック、紐パン、ハイレグなど、色とりどりの大胆な校則違反によって、いままでにない大規模な減点が生み出されていった。
そして私たち生徒は、その集計に追われる日々を送ることとなった。
集計にあたっては、色や形状など要素ごとに配点が決められていたので、その日の下着をよくよく調べる必要がある。
たとえばレースの場合は1ひだ5点の設定なのだが、先生は前後に幾重にもレースの連なったピンクのパンツを履いているときもあって、それを数えなければならない。
このときは最終的に84ひだで420点に決まるかと思ったのだが、その後ピンク色は減点2倍だというルールの存在が判明し、結局840点という結論になった。
こうして、体育祭を迎えるころには、16450点という天文学的な減点が積み上がっていた。
さて、ここで問題になるのが、私たちの先生は赤組・白組のどちらに属すかという問題である。
この中学では、体育祭の当日まで、先生たちの赤・白は決まらないことになっていた。
事前練習中の不公平感をなくすためか、最終種目である「教員リレー」のときにはじめて、赤・白がクジ引きで決定されるのである。
両チームともに熱戦を繰り広げ、お互い一歩も譲らない戦いとなった。
「教員リレー」の時点で、赤542点に対して白551点と、白組が優勢。
この種目ですべてが決まるのだという緊張感があった。
先生はどちらのチームなのか。
入場ゲートに全校生徒の視線が集まる。
そうだ。
それでも私たちは、落胆などしなかった。
「先生、がんばれ!!」
声援がどこからともなく起こり、増えていった。
それはやがて大きな波となり、校庭を包み込んでいく。
そうして積み上げられた16450点の減点。
こうやって先生が私たちに教えてくれようとしたのは、この校則の不条理ではなかっただろうか。
歓声の渦に包まれながら、先生は猛スピードで左コーナーを走る。
まさに瞬足だ。
……こうして赤組は「教員リレー」に勝利し、10点を獲得した。
しかし、不思議と負けた感じはしなかったことを、いまでも覚えている。
それから数十年、私もいまでは大人になり、日々エッチな下着を履くようになった。
物語の基本が「かけているもの」が最後に「満たされて終わる」ものだとしたら、そのお手本の一つがアイシールド21だといえると思う。
アイシールド21ってたくさんの試合を乗り越えながら丁寧に丁寧にアメフト部の部員全員のコンプレックスや弱点を克服したり、強みに変えたりしてたんよね。他の「より強い技を覚えていくゲーム」になりがちなジャンプ系のスポコンものとは一線を画す「物語としての強さがある」ことは高く評価できると思う。
他の名作スポコン漫画とか見ててもちょいちょい「なんかおるやつ」みたいなのが混ざってたりするけど、アイシールドは部員全員がアメフトを通じてきちんと人間的にも成長していく様が描かれていて非常に良い。
おそらく試合展開から逆算してキャラクターを作ってる部分もあると思う。こういう展開の試合、こういう展開の試合、こういう展開の試合。この試合にはこういうキャラの能力が必要で、この時点ではこのキャラは覚醒していない予定なのでこの展開は難しい等々等々。
最初から最後まで計算づくで作られている。これを連載作品できっちりやり切ったのは本当にすごい。
誰もが主役、とまではいわなくてもそれぞれがそれぞれの個性を生かして、自分でできることを精一杯やりこなして勝利をつかむ。チームプレイってものに対して誠実に作られているのもとてもよい。
がり勉の運動未経験で最後までほぼウンチだった雪光学が、選択したルートをひたすら間違いなく走ってパスをキャッチする、その一点で最強チームから得点をとるのはめちゃくちゃ熱かった。しかもこの「選択したルートをひたすら間違いなく走り続ける」ってのは「親に言われた通り成功へのルート(お勉強)をひたすら走り続けた雪光の小中学生時代」にきちんと対応している。う、美しい。
「なんでもこなしちゃう天才」が、自分が天才でないことを認めて「チームのためならなんでもやれる男」にクラスアップする展開もアツい。しかも、最後まで能力値としては中途半端な器用貧乏のままなのよね。
ほとんどの人はもう読んでると思うので今更言うことでもないとは思うんだけど、もしまだ読んでない人がいるならちょっと読んでみてほしい。最初から最後までセブンのサンドイッチばりに具材たっぷりで面白いから。
ワールドカップ編?
知らない子ですね……
そもそも、「弱者男性」という概念がフェミニストの弱者性を盾にする理論(権力勾配論など)を無効化するための概念だから。
まあ、今までフェミニストが批判してきたものにはいろいろあるけど、それに対する反論と共に最近のものをあげてみよう。
何件か、性犯罪が証拠不十分だったり、証言がうまく取れなかったりして無罪になることがあったことで、「疑わしきは被告人の利益に」といった原則について批判するような言説が表れ、フラワーデモなどを通じて、刑事処分に対する粗雑な意見が出てきた。
医大入試で女子の得点が減らされるということが差別だという批判があった。
しかし、これはそもそも過重労働の勤務医を医局人事で回すためだった。この問題を解決するためには、多額の資金を半永久的に投じるか(=不可能)、高度な医療にかかりにくくする(自腹を切れる金持ちはかかれる)が、誰も答えられず批判された。
具体的な被害者の存在しないコンテンツや広告について、女性差別を肯定する風潮に繋がるとか、あるいは見た人が不快になるといった批判を繰り広げた。
そんな理由で規制できるなら、解放同盟の狼藉と同じことができてしまう。
また、規制しろとは言っていないという言い分もあったが、実質的に商業的に排除されたら成り立たないのに、おためごかしにすぎない。BLやTLを表示図書(エロ本コーナー・専門書店オンリー)にしてから言え、という話になるだろう。
男性によくみられる、闘争的だったり支配的だったりするような傾向について、有害な男らしさとして批判し、排除を求める言説が繰り広げられた。
だから、「負の性欲」とか「統計的傾向」で女性の性向がさぐられ、その倫理性を厳しく吟味されるようになった。
つまり、フェミニスト批判者は、フェミニストの主張を単純に適用すれば問題があり、逆用することもできるという批判を繰り広げてきたわけだ。で、これに対してフェミニスト側は「女性は差別されてきたから」「権力勾配があるから」「弱者だから」といった、弱者性を盾にする理屈で批判を無効化しようとした。
しかし、実際には、権力を持っている女性も、権力を持っていない男性もいるし、強いフェミニストもいえれば、弱いアンチフェミニストもいる。こんなのは当然の話だ。
そこで、それらを基に「弱者男性」という概念を用いて、弱者性を盾にするフェミニストの立論を無効化しようとしているわけ。
最初から、喧嘩売ってきやがったフェミニストの方を見てるんですよ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4702368850467300258/comment/RIP-1202
一昨日も、緊急事態宣言を延長するのに際して記者会見があった。
会見を見るたびに思うことだが、菅総理は記者の質問に答えていないと思う。
そしてマスコミ! 何やっとんねん。「質問に答えてない」ってちゃんと報じろよ。適当に編集したり要約したりして「質疑が成立した」ようにごまかすんじゃねえよ。
そこで、「菅総理が質問に答えているか」を、今回勝手に採点してみた。質問に答えたら○、答えずに無関係なことをしゃべってたら×だ。
産経新聞の詳報は質問を適宜簡略化している。東京新聞は質問・回答とも大幅に簡略化している。
首相官邸ホームページを見ましょう。このエントリーでも、首相官邸ホームページから質疑をコピーして適宜修正している。
https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/statement/2021/0507kaiken.html ← 首相官邸ホームページ。タイトルを指定したら表示されなかったので、URLを直接書きます。謎。
【菅首相記者会見詳報】(1)宣言延長を表明「強い警戒維持」 - 産経ニュース
1人1問の菅首相会見 本紙記者「再質問に応じて」と要望、結果は…<記者会見詳報>:東京新聞 TOKYO Web
Q:「(当初は17日としていたけど)期間や対策の内容は適切だったのか、そもそも短期集中という設定は正しかったのか」
「特に多くの人出が予想されるゴールデンウィークという特別の期間において、短期集中的な対策として、感染源の中心である飲食の対策に加えて、人流を抑える対策を採った。人出が少なくなっており、人流の減少というその所期の目的は達成できた」
適切なのか不十分なのかの答えがないし、短期集中で良かったのか悪かったのかの答えもないので×とする。
Q:「どうなったら解除に至るのか、具体的な基準を明示すべきではないでしょうか」
「ステージ4、ここを脱却することが目安となりますが、具体的には専門家や自治体の意見も聴きながら総合的に判断していきたい」
出たよ、総合的な判断。具体的な基準も言ってないし、「具体的な基準を明示しなくても良い」とも言ってないから、無回答だな。×だわ。
Q:「この会見は1人1問が原則ですが、国民の疑問に答える有意義な質疑となるよう、各社の再質問があった場合、その再質問にも応じていただけるようお願い申し上げます」
回答では完全に言及してなかった。無回答で×です。
BuzzFeedが記事にしてたけど、これyahoo側のページしか出てこないな。BuzzFeedに載せてない記事かな。
緊急事態宣言延長、菅首相が会見で「無視」した記者の言葉(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース
Q:「どのような感染状況になってもIOCが中止を判断しない限り日本政府として開催に向けた取組を続けるという立場は変わらないのでしょうか」
回答ではこの点に関する答えがないので×とする。
Q:「国民の命と暮らしを守ることと五輪・パラリンピック開催の両立は本当に可能なのか」
こうした対策を徹底することで、国民の命や健康を守り、安全・安心の大会を実現できると考えている
すごい。「可能か」に対して「可能だと考えている」で、そう考える根拠も示しているから、バッチリじゃん。質疑が始まって初めてちゃんと答えられた。偉い。
Q:「今回、大型施設への休業要請については緩和されますが、その措置は妥当と考えられますでしょうか。」
ここは菅の回答全文を書くよ。
「これまでの短期集中的な対策によって、ゴールデンウィークという特殊な期間を限定して、多くの人出が予想される時期だったにもかかわらず、対策を講じる前や前回の緊急事態宣言、これと比較しても人出が少なくなっており、人流の減少ということでは目的を果たしているというふうに思います。
また、今後は連休も終わる中で、平常の時期に合わせた高い効果の見込まれる措置を徹底することにより、方策をしっかり講じてまいりたい、このように思います。」
妥当か妥当じゃないか聞いてるんだけど、よくわからないことを言ってるのみで、どっちなんだか分からない。×とする。
Q:「短期集中でより強くという対策は、これは採られないのでしょうか。」
Q:「先ほど総理、会見の中で監視体制を強化するとか、水際対策としてインド、パキスタン、ネパールなどへの入国の強化ということ、言及しているのですけれども、更にですね、より詳しくどのような形でこの変異ウイルスと向き合う、取り組んでいくのか、お答え願いたい」
今さら水際対策を強化するの? 遅くない? もうインド変異株は入ってきたよ? とは思うものの、質問には答えていると思うので、これは○とする。
Q:「ワクチン接種に関して、政府と各自治体の情報を共有するための、例えば工程表などの作成をお考えでしょうか」
「自治体では計画を立てて取り組んでいただいており、こうした自治体の状況を個別に、また丁寧にお聞きしながら高齢者接種を終わらせたい」
うーーん、ちょっと迷うけど、回答の中に工程表っていう単語が全く入ってないから、×で良いと思う。
Q:「総理はこの前、緊急事態条項について極めて重い大切な課題であると発言した。緊急事態条項がなければ採れないような対策、感染症対策、具体的に言うとどういったものを念頭に置いているか。」
この質問をしたのは、質問文から予想がつくと思うが、産経新聞です。
妥当な理由を添えて「回答を差し控える」なら、まだ理解はできる。
「回答を差し控える」としゃべってないんだよね。
そのままでは意味がまともに取れないから、「お答えは差し控えたいと思いますが」という実際にはしゃべってない語句を、首相官邸ホームページがカッコに入れて付け加える有様である。
「回答を差し控える」と言って明言を避けるならまだしも、「回答を差し控える」とすら明言するのを避けるって、どういうことよ???
まず、これは憲法改正につながるわけですけれども、具体的内容については、内閣総理大臣としての立場の記者会見をしていますので(お答えは差し控えたいと思いますが)、緊急事態に対応する規定というのは、今、参議院の緊急集会しかないわけでありますので。現実のコロナ対策を行っている中で、このまん延防止、コロナの感染が拡大する中で海外の国を見ると強制的な執行を私権制限がない中でできるということもあります。
ついでにワクチンの治験の話を話している。緊急事態条項を制定するとワクチンの治験が速く進んで接種率が上がるんだろうか? 無関係なことを答えないでほしい。
採点は×だわ×。
共産党の小池晃はこの質疑を取り上げて以下のように述べている。はてなブックマークで上がってきたから皆さん知ってると思うけど。
首相会見。産経新聞の記者に「コロナ対策で、憲法に緊急事態条項がないとできないことは何か」と聞かれて、菅首相は何も答えられませんでした。ワクチンの国内治験が必要であることなどを言ってましたが、憲法と全く関係ありません。
Q:「今日の専門家の分科会などでも、人流を減らすだけでは駄目で、新規感染者数を減らすことが重要だという指摘もありました。今回の幅広い休業要請の措置に関して、総理は今、どのように評価をされているのか、効果をどのように分析しているのか」
ここも、菅の回答全文を書くよ。
「まず、今回は特に多くの人出が予想されるゴールデンウィークという特別な時期において、短期集中的な対策を講じたことによって、対策を講じる前と比較する、あるいは前の緊急事態宣言と比較した場合に人出が少なくなっており、人流の減少、こうしたことについては先々申し上げていますように、目的を果たせたというふうに思います。
今回の延長に際しては、これから平常の時期になるわけでありますから、平常の時期に合わせた高い効果が見込まれる措置を徹底するものであります。そういう中で、飲食を中心にする対策を徹底して行っていく。それと同時に、やはり飲食は20時でやっていますので、そうした大規模施設も20時までの時間短縮をお願いするとか、そうしたことを行うことによって、対策をしっかり行っていきたい、こういうふうに思っています。」
質問文は「人流を減らすだけでは駄目で、新規感染者数を減らすことが重要だという指摘もありました」なんだから、人流の話だけして「目的を果たせた」は回答として不可だろう。×とする。
「休業要請の緩和に関連して、連休が終わる中で高い効果が見込まれる措置を採ると総理は言ったが、東京都は休業要請の継続が必要だと訴えている。休業要請というのは高い効果を見込まれる措置ではないのか、どうなのか」
記者ははいっぺんに2個質問しているので、上記の回答で菅総理の発言は全てなのだが……
の2つがあると言っていると思われる。そこまでは分かる。ゴールデンウィークには通常とは違う人の動きが発生するから、対処も違うものになる可能性はある。
総理の発言から考えると、背後に以下のような論理があると推察される。
この論理が分からない。妥当である理由が全く分からないからだ。
「ここまでは制限します」と何らかの線を引いて対策を打つんだから、その線引きが妥当かどうか、どう考えて線を引いたかは当然問われる。
休業要請の業種をどんどん増やせば感染拡大防止の効果は増えるが、経済的な打撃も大きくなる。
感染拡大防止の効果と、経済的な悪影響を、それを天秤にかけてどう判断したかを問うているわけでしょう、この質問は。
それを全然答えずに、謎の論理で「百貨店とかテーマパークとかを閉める必要はない。20時までの営業短縮が妥当である」とだけ述べてるんだから、×だろう。
ここまでの質問者は7人、あと9人の人がいるのだが、結構時間がかかったのでここで終わりにします。
書いた感想:
関連(私が書いた記事ではない)
自民党は憲法は改正したいが、具体的に何のためなのかはノーアイデア
東京オリンピックでは海外記者が動き回り感染爆発を誘発する(05/07 菅総理記者会見抜粋) :質疑後半で一番ひどかったところ。「五輪やるなら、選手以外にも関係者や報道陣が来て、動き回るよね? 大丈夫なの?」に対して選手の対策を長々と述べて「問題ありません」って答えている。
https://www.keinet.ne.jp/magazine/guideline/backnumber/08/04/pisa.pdf
これ見てなるほどねって思った。
日本はPISAの2003年調査では参加41カ国中14位でした。8位から14位へと順位が下がったことと同時に、24点という低下幅が参加国・地域中最大だったことが衝撃を与えました。この最大の要因は、自由記述問題の無回答率の高さです。
(中略)
日本の高校生は自分の意見を述べたり、テキストの中の情報を抽出したり、記述する形式の自由記述式の出題に慣れていないために無回答率が高かったのです。
つまり教育内容に含まれていない以上、(日本教育における)学力や学習努力とは関係性が低く、むしろ「お気持ち表明」しやすいタイプのほうが、「無回答」にしないだけ得点が上がりやすい、って言われるとそりゃそうね、という感じ。
1級で心が折れそうな日商簿記2級持ちの俺様が日商簿記3級について語る
難しいって言ってる人を見かけたが、初学者でも長ければ半年、やる気ある人間なら1か月や2か月で合格するレベル
基本的に金が惜しいなら独学。時間が惜しいなら通信と考えて良い
3級を受ける人間は大抵2級も視野に入れてるので、よく3・2級パックみたいなのが安く提供されてたりもする
大手のTA〇だと8万円弱で講座が受けられるが、安いか高いかは人による
最近はyoutubeで無料の講座というものがあるらしいが、よく知らないのでノーコメント
2級程度なら素人でも先生になれる気がするが、某所では盛大に間違った知識を披露してる人がたまに居るのも事実
ていうか市販のテキストがいっぱいあるので、よほどのチャレンジャーでもなければテキストは一冊(2級なら商業と工業1冊ずつ)ぐらい買っておいた方が良い
やる気
これだけ。所要時間はネットで調べた限りだと長くても100時間。俺は150時間ぐらいかけたけど
勉強なんて久しぶりだからどうやっていいのか分からない人でも、やる気があるなら100時間前後で合格できる
・やり方
終わり。3級は仕訳の仕の字から始まるので、とりあえず読んで、書いて、覚える。まず資産負債費用収益(オマケで純資産)を覚えないと話にならないので借方貸方と一緒に丸暗記する
勉強の習慣が無くなった人だと多分これだけでも相当辛いが、30分でも1時間でも良いのでやるクセを付けると習慣になる。何なら10分でも3級は問題ない
一通りテキストを読み終える頃には、最初の方の内容がほとんどすっ飛んでると思うので、練習問題(2周目)をやること
ここで大事なのが、問題を解く時はしっかり下書き用紙に仕訳を書くこと。書くことによって勘定科目そのものを覚えるだけじゃなくて、漢字の練習にもなるからこれが大事
今はパソコンでも試験が受けられるので、必ずしも車両運搬具減価償却累計額なんてクソ長勘定科目を解答用紙に記入することはないかもしれないけど
3級受けるような人間はどうせ2級も受けるので書けるようになっておいても損はない
ある程度問題が解けるようになったら、いよいよ過去問に突入するのだが
大抵の人間は1回目の過去問で30点ぐらいしか取れないと思う。これは勉強不足というより、簿記特有の言い回しとか出題のされ方に慣れていなくて
問題に対してどうアプローチしたらいいのか分からないから問題を見た瞬間に頭が真っ白になる。とにかく問題を解けと言われるのはこれのせい
とにかく問題を解いて問題に慣れ、勘定科目を覚え、パターンを覚え込ませることによって本試験でも得点が取れるようになる
ちなみによく「簿記って計算が苦手だと取れないんでしょう?」みたいな質問があったりするが、べつにそんなことはない
3級では四則演算(大多数は足し算引き算)さえ出来れば余裕。2級は一次方程式が出来るなら余裕。電卓も持ち込めるの親切設計だ
つまり中学までの知識で足りるし、どうしても苦手なら、さんすうのべんきょうも並行しよう。ちなみに俺は割り算と分数と百分率が嫌いすぎて3級と一緒に勉強し直した
その噛み合わなさに強い違和感を感じていたけど、メロンダウトの記事を読んで、その違和感が決定的なものになった。
https://plagmaticjam.hatenablog.com/entry/2021/04/05/093629
フェミニストが求める女性の政治家や管理職比率の是正と、弱者男性が訴える結婚や仕事での救われなさの救済とは、雑に恋愛が~と言って同じテーブルに乗せていい物じゃない。
だが、いずれも第三者が他人の選択を強制することは許されないという一点でのみは同じだと考える事も出来るだろう。
現状の女性の管理職比率を是正しようと思えば、アファーマティブアクションのようなことをしなくてはならないだろう。
アファーマティブアクションというのは、アメリカの大学で黒人の学生が白人よりもアジア人よりも入学しやすくなっている、という有名な不公平の権化だが、社会的には
「黒人は差別の歴史によって文化的な背景から家庭において十分な教育を受ける機会に恵まれないケースが多くみられる。黒人が白人と同じ得点をテストで獲得するには、より多くの努力を必要とする。」
なんて言って正当化されるわけだ。
現在においては、貧しい白人学生は、豊かな黒人学生よりも幼少期の学習環境にハンデを背負っているはずで、もう黒人優遇にたいして意味はないと思うが、
アファーマティブアクション自体、アメリカにおける黒人奴隷の歴史等を考えれば強く異議を言えるはずがない、という強制力のある不公平で今や誰も抗えない。
だが、そんなことを言ってる一方で、同じ基準で選べば楽々とテストをクリアするアジア人学生には通常より高い壁が与えられている。
こんな試験に公平も糞もないんだが、大学は自分たちの意志で自分たちが必要とする学生を選ぶし、その基準は選考者である大学が定めるものだと考えれば
ちょっと前に医学部の試験で女性は合格しにくくなっていた事が問題となったが、それも同じことだ。
「現場は、より体力があり出産などで離職しない男性医師を求めている」
という理由で、選考者である大学が恣意的な選択をしたに過ぎない。
医師の数に対して異様に多い病床数によって医師の過重労働が続いている事と、医師の数が充足してない地域があるという医療行政上の問題を、現場が選考の基準でいなそうとしてるというだけにしか俺にはみえない。
これに対して女性に対する差別だ、などと吹き上がる向きには、黒人も白人も全く同じ基準で選ばれるべきだと思うのか?と問いたい。
医療現場が男性医師を求めているという理由と、歴史的な理由で黒人は環境にハンデが残っているという理由
どちらも選考する権利を持っている大学が、試験結果に加えて加味する理由としては、十分に理解できるものだし、誰かにとっては不公平だと感じても、納得しておくしかない。
同じ様に、弱者男性が女性に選ばれない。女性は下方婚をしない、なんていう非難も、女性には自分が好きになる相手を選ぶ自由がある、という一点で考えて意味がない。
全ての人間に、自分が好きでもない人間とは結婚しないですむ権利はある。
人事考課が同程度の男女がいれば、ちょっと劣っても女性を積極的に管理職にしろ。
成績が許容範囲内であれば、ちょっと劣っても黒人を積極的に合格させろ。
年収学歴などが近しければ、より恋愛弱者の経験に乏しい男を伴侶に選べ。
俺から言わせれば、どれもこれも同じで、どんな理屈で正当化したとしても、ただの迷惑極まりない押し付けに過ぎない。
女性が、同じ年収のイケメンとKKOが選択肢にある中で、KKOを選び取らされれば人権侵害だと荒れ狂うと思うし、それは応援したくなる怒りだが
大学教授が、優秀なアジア人と成績の劣る黒人とがいて、成績が劣る黒人学生を研究室に当てがわれて怒ってはならんのだろうか?
俺はどっちも、本来は選べたベストな選択肢を不当に奪われたという理由で、怒っていいと思う。
弱者男性が言う不平等ってのは、要はこういうことなんではないのか。
女性は女性であると言うだけで、アファーマティブアクションによって有利にすべきだと、能力もないのに社会における競争相手である男に強制しようとする。
ならば、女は恋愛や結婚において、魅力もない弱者男性を積極的に選ばされるとしたら、どう思うんだ?と、こういうことなんじゃないのか。
女性は歴史的に不当な扱いを受けてきたら、そもそも競争の減資となる力がまだまだ男に劣るし、そういった偏見が社会にある。
多少は強制しなくては社会は変わらないと、フェミニストは叫ぶ訳だが、医療の現場に男性を必要としてる病院にとっては迷惑でしかないだろうし
女子高が多すぎるがゆえにやむなく公立高校では男子学生を増やすしかなかった学区の担当者にとっては、怒りすら湧いてくる存在だろう。
弱者男性側の理屈を見ていると、自分の境遇に対してはとっくに諦観を持っていて社会に対して救えと言いいたい気持ちもないが、
お前は男だ自助努力が足りないだけだと、弱者男性を踏みつけながら、能力がなくても管理職になったり救われるべき存在だと主張してるフェミが目に余るだけなのだろうと思うよ。
そんなことを言うなら、まずは弱者男性に女をあてがってみろ、と皮肉もいいたくなるってもんではないか。
女性の管理職比率だなんて言っても、他社にそれをやれとさかんに報道したがるメディアからして、女性の管理職比率は低い。自分たちですら使えないと分かってるものを押し付けるのは不条理すぎるだろ。
フェミニストの皆さんは、不公平で他者に不利益を押し付ける社会的正義を、一緒になって社会に押し付けて抑圧しようと、弱者男性を誘ってみてはどうだ。
5/100
これに比べたら酷評した1,2の点数を見直して得点アップしてあげたくなるくらいひどかった
一番ひどかったのはストーリー
これまでの数倍意味不明
アメリカの歴史の知識がないとわからんってのと、アーカイブを積極的に集めたり見ていかないと全然わからん
1,2ではアーカイブ収集はプラスアルファ程度だったから集めなくても本筋は理解できたのに
今回はそれがない
登場人物はみんなそれぞれ状況とか事情とかわかった上で勝手にしゃべるからホントゴミ
そのくせストーリーメインでムービーをみるだけっていうのもかなり増えててゴミ
ストーリーメインで見せたいのに見せ方間違ってる
1,2の裏をかこうとしつつ無理やりストーリーをまとめようと深く考えすぎて失敗してる
開発者は考えまくってぜンぶわかっちゃってるから、わかってない人がどう思うかって視点が完全に欠落してる
クエストの進む方向示す矢印も、うざいシステムに変わってて死ね
自動的に出るんじゃなくていちいちボタン押して表示させる必要があるのがすげー面倒でうざい
十字キーの上とか、移動しながら矢印表示させるのがクソ面倒なボタン配置にしやがって
アクションもぶら下がるローラーコースターを導入してたけど完全に失敗してる
自由に制御できるならまだしも勝手にすべるから思うように移動・戦闘できないのがストレスで、最低限しか使わなかった
敵は9割ふつうの警官で銃ばんばんうってくるからただのFPSっぽいし基地外じゃなくてふつうの人間だからつまらん
せっかく2と違って完全翻訳してるのに
2つあって片方はまあ普通だけどもう片方、女が主人公のやつはステルスゲーやらされてすげーうざかった
途中からステルスやめて普通に走ってすり抜けるようにしたらそれでも全然問題ないの
なんだったんだよステルスとか
ここでは、福岡教育大学の初等教育教員養成課程(幼児教育選修は除く。以下、初等とします)の副免について、書いていきます。
==== =====
福岡教育大学の初等は、小学校教員の養成に重点を置いています。
初等では、原則として、中学・高校の教員を養成はしていませんので、注意をしてください。
普通の国立大学の教員養成系大学では、初等でも中・高の免許を取れるはずですし、初等から中・高の先生になることは、よくある光景です。
しかし、福岡教育大学の初等は小学校教員のみの養成に特化している、ちょっと特殊な大学です。
数年前の初等専修制では、普通の国立大学の教員養成系大学と同じでしたが、改組により、初等は小学校教員養成のみとなりました。これは、寺尾学長の独断による改革の結果です。現在の飯田学長も、その方針を堅持しています。
中学・高校の先生になりたい人は、中等教育教員養成課程(以下、中等とします)に進学してください。
なお、初等に進学した後に、中等に転課程すること(課程を移籍すること)は、制度上はそういうことは可能とされていますが、基本的にはおこなえません。
どこの大学でも、転課程はきわめて難しいと考えてください。
初等の学生は、小学校教員の教育職員免許の取得を前提にしています。
初等で得られる免許(小学校一種)は、主免(しゅめん)といいます。
主免とは、卒業時に主として取得する免許(必ず取得できる免許)のことです。
この主免以外に、他の授業を履修することにより、与えられる免許を、副免(ふくめん)といいます。
初等の学生は、幼稚園(一種・二種)、中学校(一種・二種)、高校(一種)が副免になります。
話はそれますが、教員免許の種類について、わかっていない人が多いので、簡単に説明します。
教員免許の「一種」「二種」は、取得単位数の違いによって区別されています。
二種は短期大学卒業程度の取得単位、一種は四年制大学卒業の取得単位になります。大多数の先生が持っているのが、一種になります。
ちなみに、高校の免許には二種は存在しません。したがって、二種の場合は、高校の先生にはなれません。
また、県や市の教員採用試験では、取得した免許の種類によって採用が差別されません。中学二種の免許で、県や市の中学校に採用されている人もいます。
ただし、二種の場合は、一種を取得するための努力が義務付けられています。そのため、教育委員会の研修や講習に参加しなければいけなかったり、給料に差がついたりします。
話をもとに戻します。
福岡教育大学の初等では、中学・高校の免許、つまり副免は、取ることが難しいです。
なぜなら、小学校の先生の養成に重点を置いている課程が、初等だからです。
「初等に入ったけれど、中学・高校の免許も取って、中学(高校)の先生になりたい」
という人は、残念ですが、それは諦めて、小学校の先生になられることに専念してください。
福岡教育大学の初等は、小学校の教員になる教育に重点を置いています。
初等では、中学(高校)の教員になる教育は、標準的に提供していません。
「それでも!どうしても!」というなら、中退して中等の試験を受けるか、他大学に入り直す(転学・編入する)か、一旦卒業した上で、働きながら通信制大学(放送大学など)で不足分の免許に必要な単位を修得する、ということしかありません。
福岡教育大学の公式ホームページに「福岡教育大学で取得できる教員免許状について」(https://www.fukuoka-edu.ac.jp/campuslife/academic_affairs/glb0i0000000126j-att/glb0i00000009mmy.pdf)との文章が公開されています。
「卒業要件を満たし、さらに所定の単位を修得することで取得も可能となる免許状(副免)」、「副免のうち、人数制限や修得する単位が多い等の理由により、特に取得が困難な免許状」とされています。
「取得も可能」=努力すれば取れるかもしれません、「特に取得が困難」=取るのはとても難しいです、ということです。
初等で副免を取ろう、という人は、かなりの努力を要すること、楽には取得できないことを、よく理解してください。安易に手を出すとヤケドをします。
よく聞くのが、副免の取得に熱心なあまり、主免の単位を落としまくって、副免は取れるけど、主免が取れず、留年する、という話です。
初等の学生が、副免で取得する講義などは、原則として中等の学生に向けて提供されている講義に、初等の学生が「参加させてもらう」ものです。
もし、その講義や演習などが、人数を制限する場合や受講制限がある場合は、中等の学生が優先されます。
中等の学生に向けての授業なのですから、そこに「参加させてもらう」初等の学生の立場が弱くなることは、おわかりいただけるでしょう。
初等の学生が、副免を取得したい場合は、まずは担任の先生に相談してください。
といっても、担任の先生も、副免のことがよくわかっていない先生もいます。
学生支援課の「学生なんでも相談窓口」(https://www.fukuoka-edu.ac.jp/campuslife/consultation/anything_consultation.html)に相談することが、てっとりばやいです。
副免を取得したい学生は、希望する科目の「教科基礎学力テスト」を受験し、A・B・Cの判定のうち、B判定以上を取る必要があります。
C判定(不合格)では、副免の授業の履修は認められません。
なお、この教科基礎学力テストは、不合格のC判定であっても、来年度も希望すれば受験できます。
もし不合格であれば、それを謙虚に受け止めて、勉強し直して、再受験をするか、もしくは副免は諦めるか、という二つの選択肢になります。
例年、教科基礎学力テストは5~6月に実施されます。2020年はコロナ禍のため、8月に実施されました。
教科基礎学力テストの結果は、遅くても夏休み中には告知されます。
B判定以上の学生は、後期から副免の授業の履修が可能になります。
そのため、前期の期間か、夏休み期間にテストは実施され、結果も後期の授業が始まる前にはなされるはずです。
テストでは、解答用紙とともに、問題用紙も回収されますから、受験したことのある先輩に過去問を見せてもらうこともできません。
問題用紙の回収は、過去問を見ることができた人間が有利になる/見ることができなかった人間が不利になることを防ぐ、公平性を確保するためです。
高校入試の問題がそのまま出た、センター試験(共通テスト)のレベルだった、国立大学の二次試験のレベルだった、など、さまざまな噂がありますが、出題範囲は示されるので、その範囲内の勉強をよくしておく必要があります。
とりあえずは、高校での履修内容の範囲内で出題されるはずですから、大学の受験勉強と同じような勉強しておけば良いでしょう。
この教科基礎学力テストを課す目的は、中学(高校)の基礎学力を備えているかをチェックするものです。
この基礎学力がなければ、副免の授業に出ても、単位の修得は難しいです。
教員側から見れば、基礎学力のない初等の人間が、中等の授業に出てくると、レベルが保てず授業に支障をきたします。
いくらやる気があったとしても、身につけておくべき基礎的な知識がないと、授業で先生の言っていることが理解できませんし、単位の修得は難しいです。
やる気のある無能な人は、周りに迷惑をかけるだけです。そういう人が、中学や高校の教壇に立つことが許されるはずがありません。
中学や高校の教員にとって、何よりも求められるものは、学力です。
「やる気はあるが、学力の低い学生に、再教育をしてくれ」「大学は、意欲のある学生に学び直しの機会を提供すべきだ」と主張する人がいます。
しかし、高等教育機関である大学では、「中学や高校の復習をしましょうね」という「復習の時間」はありません。
高等教育機関である以上、そのような「学び直し」の授業で単位を出すことは、制度的にも許されていません。
そもそも、そんなに「やる気」があるのならば、学力が低いはずはありません。
そんなに「学び直し」をしたいのであれば、自分で好きなだけ勉強すべきです。
それでも学力が低いままならば、予備校などに通うしかありません。
高等教育機関である大学に「学び直しの機会」を要求することは筋違いです。
福岡教育大学の初等の学生の特徴でもありますが、文系に偏重しており、理系の分野は不得意のようです。
教科基礎学力テストでも、その傾向は明らかで、英語、国語、社会の受験者数は例年、とても多いです。
受験者数が多いことは、ライバルが多いということになります。したがって、C判定をもらう学生は多くなります。
というのも、中等の学生向けの授業は、少人数を想定したものが多いため、そこに初等の人間が大挙して押し寄せると、中等の学生への教育の質が保証できなくなってしまう、との理由もあります。
たくさん受け入れてあげたいのはやまやまだが、合格者はなるべく少ないに越したことはない、と大学側は考えているようです。
中等の授業では、学力の低い人に、中高に遡って教え直してくれることもありません。初等の学生だからといって、評価の水準を下げることはできません。
先にも述べましたが、副免の授業は、中等の学生向けに設けられたものが多いので、そもそも初等の学生が授業に来ることを想定していません。
中等の授業で、初等の学生が多くなってしまうと、中等の学生の学習の機会を奪ってしまうことになります。
このようなことから、合格者は、受験者の10%ほどの合格率が多く、教科によって50%あたりのものもあるようです。
おおよそですが、教科基礎学力テストで7割あたりがボーダーラインで、8割以上取れていれば、ほぼ安心していられる、と言われていますが、これも受験者数や教科によりばらつきはあるようです。場合によっては8割以上の得点であっても、不合格ということはありうるでしょう。
狙い目の教科があります。
理系の科目です。数学や理科はそもそも受験者数が少ないようですし、その割に合格率は高めのようです。
ほかにも、美術や保健体育、技術や家庭なども、合格率が高いようです。
「中学・高校の教員になって、運動部の顧問をしたい」という人は、保健体育を選ぶべきでしょう。
小学校にも「教科担任制」が22年から導入されます。既に北九州市では教科担任制が導入されています。
小学校の教科担任制とは、小学校でも、高学年からは専門教科の先生が、その教科については教える、という制度のことです。
中学校の教科を思い出してください。中学校では、既に教科担任制ですよね。
中学校のように、小学校でも、高学年からは、教科の専門の先生がいて、その教科を教えるのです。
これらの科目の中学・高校の副免を持っていると、その教科の専門に強い先生として、小学校の中で教えることができるようになるでしょう。
経費節減のため、公立でも小学校と中学校を一貫にしているところが多くなっています(小中一貫)。そういうところは、小学校の先生でありながら、中学の免許を持っている先生を採用したいはずです。
採用する側も、算数、理科、英語の教科に強い先生は欲しいところです。
しかし、英語は、例年、副免の希望者がとても多いので、英語の力がよほどないといけません。
ちなみに、英語で求められる学力は、英検二級レベルと考えられます。英検二級は、高校卒業程度のレベルと言われているからです。
福岡教育大学の初等の学生で、副免を取りたい、という学生が多く、また副免に関して、学内外で、根拠のないデマが流れたりしたので、このような文章を書いてみました。
初等で副免をとる学生は、小学校の先生だけではなく、中学・高校の先生としても通用する、確かな学力を身につける必要があります。
そのために、よく勉強をしてください。