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2021-01-28

イマジナリー彼女

私の中では自分好意を抱いてくれていることになっており幾ばくか心の潤いになっている

1:アラフィフ

10年以上の付き合い

ナチュラルおしゃれでお尻が大きくて垂れ目でかわゆい

生活感を感じさせず、見た目はアラサー

出会ってしばらくして向こうからご飯に誘われてから関係が切れずにいる

酔っ払って腕を組んだり手をつないだりしたこともあるけれど、それ以上はダメだなって中折れしたまま、年に1、2回ふたりご飯を食べる関係が続いている。地震災害など身の回りニュースが起こったときにどちらとなく連絡を取り合い、じゃあ今度呑みますか、という流れとなる

押し切ればいつでもヤレる、という私の奢りにいつまで付き合ってもらえるのだろうか

2:アラサー

7年くらいの付き合い

太っているのか痩せてるのかよくわからない丸顔のおしゃれさん

唇の指先がいつも荒れている

職場を変えても切れずに関係が続いている。お互いの好意はお互いになんとなしに認知しており、電話ではくだけたやりとりをしても対面ではお互い照れててまともに顔を合わせられず会話もはずまない。アオハルかよ面白い、と関係を続けている

こちからアクションを起こすことはなく、いつも先方から取ってつけたような用事で連絡がくる。こちらも悪い気はしないし、なにより私との接点を紡ごうと仕事案件を持ってきてくれるのも健気でよい

関係が深展してしまいそうな局面だけはなんとか避けている

押し切ればなんとかヤレる、という私の奢りはいつまで保たれるのだろうか

25歳

フェスロキノン系サブカル少女

化粧っ気がなくいつもパンツ&スニーカーだけれど小物にはお洒落なこだわりを持っており、いつも髪型で遊んでいて面白い

ガーリーフェミニン要素は漂白されているけれど色白で目鼻立ちは整っていてかわゆい

いわゆる、隙が多く見えるサブカルおじさんキラー不思議っ子でサブカルおじさんとして興味を持たれ、彼女のほうから接点を持とうと事あるごとに健気に話題を振ってくる

私の容姿の変化に対する反応感度が高い

彼女の期待に応えようとサブカルおじさん加点するべく”あぁそれ知ってるよ、じゃあこんなのは好きなんじゃない?”などと振る舞ったあとに自身の軽薄なサブカルおじさん仕草自己嫌悪してしまうことが多い

そのうちほかのサブカルおじさんに喰い散らかされてしまうのかな、それはそれで不思議っ子あるあるだし仕方ないよな、じゃあ私が、とはならず、子犬のように戯れあやしている

押し切ればなんとかヤレる、という私の奢りはいつまで保たれるのだろうか

気持ち悪い

2021-01-25

子宮頚がんワクチン選択肢が無くなる瞬間

病院で働いてる。

この前既婚女性職員が同職種(既婚子無し男性)に相談しているのをきいた。

女性の子供が中高生になるけど子宮頚がんワクチンうった方がいいかという内容。

まあ投与推奨するかと思いきや、男性自分だったら勧めないと言っていて正直マジかよと思ってしまった。

あれだけ海外で使われて根絶に向けて努力していて日本でも学会が推奨している。そして日本では接種未が多いため子宮頚がんが増えるだろうと言われているあのワクチンをうたない?

まあ、他人の子供に不用意なこと言えないのはわかる。後腐れ怖いし。ただ男性はめちゃくちゃ保守派で、石橋叩き割ってわたるタイプ人間から聞く相手が間違ってるなと思いながら横で聞いていた。

一応海外でのことと国内学会推奨については先輩の顔を潰さな範囲で軽く言っておいたけど。

マザーキラー。ケモもRTも手術も全て辛くて、あまりその科に関わらない自分でさえもぼろぼろになっていく人をよく見る。

あの感じだと母親はうたせないだろうな。投与は性行為する前の年代でないと。感染発症するかはさておき、あの子選択肢が潰えてしまった瞬間を見た。もしその男の人が副作用はあるかもしれないけど、メリットを含めて相談したら…みたいな話の持っていきかたをしたら家族デメリットメリットを話し合って、投与しない選択をしたとしてもまだ納得できただろうに。

というか母親は同じ職種ならもっと自分情報収集するべきだと思う。

全く関係ないけどなんだかもやもやした話。

2021-01-23

キラーン★ぼくを呼んだかいベイビー そうぼくがオーシャントリコだよ

2021-01-19

ジャニタレ(かっこいいの代名詞)にもっとも遠いコンテスト

から俺はジャニーズじゃないって言ってんだろ★キラー

 

きらーんまでが番組

2021-01-08

ナスビ投げ祭り

スペイントマト投げ祭り、妙に有名になってるんだが、あれは実は全然歴史がない

1900年代も中頃になったくらいに誰かが始めた謎の祭りが今も続いてるってモンで、スペイン文化代表でもないし、伝統があるわけでもない

実際スペイン人はアレめあてに外国から来る人をちょっと引いた目で見ているらしい 

知り合いのスペイン人はこう言っていた

トマティーナに行くくらいならベレンヘニータに行け、と

La Tomatinaではtomateを投げる

La Berenjenitaではberenjenaを投げる

berenjena(ベレンヘナ)とは何か? ナス

実際、ベレンヘニータのほうが歴史があるらしい

もうひとつスペインで有名な祭りといえば牛追い祭り 街中を牛が走り回ったあと、広場闘牛をやるアレだ

闘牛士はマタドール 実はこの単語、「殺す」という意味動詞Matarに、英語でいうところの-erである-dorがついた物騒なものだ キラー

マタドール闘牛を殺す 殺した後の牛はどうするか?

食うのだ

牛肉に最も合う野菜は何か?

ナス

ナスを投げ、闘牛をやり、殺した牛と投げたナスを食う それがベレンヘニータのEspiritú(スピリット)だ

日本での知名度は皆無だし、スペイン語圏のネットにも全然情報が転がってない

ただ、クエンカのある街でやっているのは確かだ 俺は実際に行った 

ベレンヘニータ、おすすめですよ!

2021-01-02

すぐおいしい ←わかる すごくおいしい ←そうか?

「作ってすぐの時がおいしそうの最高潮で、食べ始めはなんで最近買わなかったんだもう1個作るかと思うものの、30秒もすると色の抜けた白い麺に飽きてきて、5個入りパックを買ってきたことを後悔する」

のようにここは正直に表現するべきでは

なおフニャフニャ麺飽き対策として増田キラー北海道支部では焼きそば調理お勧めしています。焼きチキンが売ってたらそれで

2021-01-01

anond:20210101005345

ぼく勇者銀座魔王を退治にいくんだキラーン☆ ← どうみてもこいつがヤス

2020-12-29

anond:20201229233122

そのひとはジャニーズの人ですー

って

からおれはジャニーズじゃないっていってるだろ。。。

その場合は名義貸しであってるけど

ジャニーズではないんだよ 通常は キラーン☆

2020-12-10

っていうか普通キラーカーン自転車乗って走ってきたら絶対に避けるじゃん

俺だったら全速回避だよ

でも女さんはそんな状況でも自分から絶対回避しないんだよね

ぶつかって大怪我したのはお気の毒だけど自分から絶対に避けようとしない態度にも問題あるなと改めて思った

2020-11-24

同人女キラーは次に誰を殺すんだろう

私はしがない物書きの同人女である

最近10間使い続けたpixivアカウントを消した。

消した理由は単純なことだ、ある一人の同人女から逃げるためだった。

私がある同人女(以下、Sとする)と出会ったのは今から一年前。作業通話ができる通話アプリ使用共通フォロワーと共に話したのがきっかけだった。

Sと知り合ってそう日も経たないころ、Sから合体サークルをしないかと誘われた。わたし特に何も考えずにやりましょうと答えた。後からその判断を後悔するとも知らずに。

Sは曰く、自分自身では承認欲求はない、私は私のこと大好きだから自己肯定感も高いよと言っていたが。彼女は褒められたがりのタイプだった。

また、彼女自身が気づいているかは知らないが。自身同人界隈での交友関係や誰々と話した、遊んだなどを自慢げに話すタイプであった。

私はSの作品を嫌いではなかった、むしろ彼女表現が好きだった。だからこそ彼女作品を書けば隅々まで読み込み賛辞の言葉を贈った。

だが、私がSという女の恐ろしさを知ったのは後々になってからだった。

ある日のこと。ある絵描きが急にアカウントを消した。彼女はもともと別ジャンル絵描きであり、その絵も私のいたジャンルの絵も同じアカウント投稿していた。Twitterpixivも、そのほかのお絵かき投稿サイトも姿を消し、あの人はどこに行ってしまったのかと。そう、オフ会のたびに誰かが嘆く声を聞いていた。

また、ある日のこと。自ジャンルで一番尊敬していた字書きが小説投稿するのをやめた。あれほどにタイムラインにも多く呟いていた妄想もぱったり止んだ。仕事生活が忙しいのだろうと思い考えないようにしていたが、その地点で私はある疑念を抱いていた。

しかし、その疑念を誰にも口に出さないまま数ヶ月が過ぎたころ。私の元にある問題が降りかかる。

「家庭の事情イベントに行けなくなっちゃった

Sが、タイムラインツイートをした。

丁度イベントの一週間前のことだった。

その後、SからDMが届き。最近巷を騒がせている例のウイルス関係イベントへ行くのを止められたという話を聞いた。

特定を避けるため詳しい事情割愛するが。事情があるとはいえ私や私の他の人物にも迷惑をかけたにもかかわらず彼女は一切の「ごめんなさい」も「すみません」も「迷惑かけます」の一言も言わなかったこと。私が彼女に対して怒っていると伝えたことと、彼女がそれを理解しなかったことだけは書いておこうと思う。

そうして、イベントに一人で参加し、3ヶ月ほど経った後。ようやくSとの件にカタをつけた。これで彼女と関わることはない、もう不快な思いをすることはない。私はそう思っていた。

しかしそんなある日のこと。知り合いの通話にお邪魔させていただいた折、ある同人作家(以下、Bとする)からこんなことを言われた。

「こないだ私のルームSさんが来たんですけどね。その時に丁度同人女(筆者)の話をしてたんです」

その後彼女の話を聞いていると、どうやらSはわたしとのDMのやり取りを晒しながら「私、同人女(筆者)さんに謝らなきゃいけないことがあるんですけど〜」といった感じで、聞いてもない懺悔の話をされたそうだった。

ふつふつと心の中から何かが湧き上がっていた。その感情がただの怒りでないことだけはわかっていたから、拳を握りながらBの話を聞いていた。

そうして、Bとの通話を終えてから。ずっと考えていた。Sのことを、Sの周りのことを。

あの絵描きとSはイベントで隣同士だったと言っていたな。それで、一度彼女ルームで一緒になったこともあったっけ。Sは絵描きのことが好きで、よくリプライを送っていたのを覚えている。私が知る限り、その絵描きと話らしい話をしていたのはSだけであった。

そういえば、あの絵描きお絵かきSNSを他に持っていたけれど。あのページも消えてしまったんだろうか?

そう思い、検索した結果。あるページが出てきた。もう、絵は消えていた。アカウントとある言葉けがそこには残っていた。

「この界隈での常識というものが私の中の常識と違うらしいので、アカウントを消します。お疲れ様でした」

尊敬していた字書きは確か、Sとよく会っていたと聞いたけれど。そういえば最近はそんな話を聞くこともなくなったっけ。前はあんなにも話していた二人はリプライを送るどころかフォローからも外れていた。

私は。あんなにも大好きだった自カプを見るだけで彼女の顔が思い浮かぶようになった。そしてそのたびに人の書いた、自分の書く自カプを見たくなくなった。何も読めなくなった、書けなくなった。そうして私は書くことも読むこともやめ、アカウントを消した。Sのせいであるとは言わない、だがそれがきっかであることは否定できなかった。

世間では例のウイルスがまた威力を増してきている。風の噂で聞いたところ、彼女は別のジャンル創作をしているそうだ。イベントにも出るらしい、人と一緒に。彼女は、今度は参加できるのだろうか?きっとするのだろう、今度こそは。

これは呪詛ではない。

だってきっと彼女がこの文を読んだとしても、まさか自分のことであるとは思わないだろうから

2020-11-17

これは私たちフェミニストの総意。

きのうぐらいから見てるけど、これホンマずるいわー(笑)パワーワードキラーリリックやでぇ

2020-10-17

Mr.Children人生を救われている

ライブに行ったこともなければ最近CDを買ってすらいないが、というかレンタルばかりで過去CDだって1枚も持っていないが人生の節目にはいつもMr.Childrenがいた。

高校時代テスト明けに無性に聞きたくなりアルバムTSUTAYAで小遣いがなくなるほど借りた。『innocent world』を大声で歌ったらスッキリした。6月の物憂げな雨に打たれて愛に満ちた季節を思って歌うよってJ-POP歌詞のなかで最も美しいフレーズだと思った。

専門学校時代ニコニコ動画馬鹿みたいにキスをしながら唾を吐けが流行った。いろんなCPで観た。『掌』無くして推しCPイメソンは語れなかった。夢見てるから儚くて探すから見つからなくて欲しがるから手に入んなくて途方に暮れる畳み掛けるキラーワードに心を惹かれた。絶対私の推しCPのこと言ってると思った。

恋愛に憧れた季節は『抱きしめたい』を聞いた。こんな恋愛がしたいと思った。当時好きだった人にねだって歌ってもらったこともあった。掠れた声で聞くもしも君が泣きたいくらいに傷つき肩を落とすときには誰よりも素敵な笑顔を探しに行こうは私の心を桜井さんよりもときめかせた。

転職活動ハローワークに通っていたときは全曲シャッフルしたiTunesから不意に『終わりなき旅』が流れた。不採用が続き心が折れて毎日泣いていたときに聞いた高ければ高い壁のほうが登ったとき気持ちいいもんなまだ限界だなんて認めちゃいないさは心底心に染みた。今でも挫けそうなとき終わりなき旅を選んでいる。

最近は1日のエンディングテーマとして『Tomorrow never knows』を口ずさむ。これまで過ぎていった日々を懐かしく思いながら心のまま僕は行くのさ誰も知ることのない明日へ

私の心と人生に彩りをありがとうMr.Children

最近の曲は、あまり知りません。

2020-10-03

anond:20201003230637

ドラゴンキラー

それは形を変え

今の世に残る

なのに、ドラゴンは いない?

ドラゴンキラーはあるのに?

たとえるなら薔薇のような花

2020-10-02

女性はいくらでもウソつけまから」というキラーワード

これを発言した女性(杉田水脈)がウソをついているという面白状況だし、デカめの失言なのは間違いないので皆一斉に叩いているが

この発言非難すると実質的に「自分ウソをついていない」「誰か(※1)を馬鹿にした発言をしていない」というアピールになるのでめっちゃ危険

過去発言(※2)を掘り返されて「オメーも似たようなもんじゃねーか」とブーメランが刺さる人は沢山いそう

ただ、ブーメランが刺さりまくって爆発する瞬間が見たくないと言えばウソなので

有名人は皆バシバシ叩いていってほしい

※1 元の発言では性暴力被害者元慰安婦対象だが、「あいつは被害者じゃないか馬鹿にしてもOK」とはならんと思う

※2 今回の場合は外部に一般公開されていない場所会議講演会など)での発言でもアウト

2020-09-25

ジャンプバトル漫画系譜

鬼滅の刃アニメを見て強く思ったのが

「あ、これは聖闘士星矢ブリーチ系譜だな」

という感想であった

バトルの決着がふわっとしてるなという感じ。気合とか根性とか

かっこよさ、映え全振りという感じ

もちろんそれが悪いわけでは決してない

かっこよさだけで持たせてしまうのだからむしろすごい

あとこの系統マンガ言葉も強い

キャラ名前とか技名が覚えやすくかっこいい

あとキャラクター性が強い。キャラバックグラウンドとか強い

北斗の拳もここに入るかもしれないけどなんか系譜にはならない

基本ケンシロウのワントップからかなあ

ワンピースもここだけどなんか違うなぁ。技がダサいから

NARUTOもここなんだけどキャラは多いけど薄いなって思う。キラービーめっちゃ好き。

あいつこそ主人公の器だろ。

キャラデザというか服装結構好き。後期のサスケはクソダサいけど。女子も意外とかわいいと思う。

対して、キャラ対策しっかり勢はダイの大冒険だろう

修行目的がはっきりしてる

キャラクター性も高いのでハイブリッドではある

最終的には根性なのだが、一応キャラ対策する感じだよ勢が、

キン肉マンである(初代しか読んでないけど)

ザ・サムライホールドした時にはじける筋肉感触とか世迷言言いながら、

こいつがネプっていうかケンカマンだとわかるロビン好き

トリック性が高いのが、

ジョジョ

ジョジョ能力物というよりトリック

これが天下一武道会あればキャラ相性とか出るけど

一応トリック性があるよ後出しじゃんけんだけどな!

男塾ネウロ

いきなり目つぶしはきかん、この月光生来から盲目とか言い出す

お前その前に見えないブーメランにやられてたじゃん?

ネウロっていうか松田先生はその癖「人の心」みたいな機微にもたけてるから天才

分類が難しいのがドラゴンボール

どう考えてもキャラパワー勢なんだけどそうとも言い切れないような

何か知らんが面白いんだよなぁ(信者

一応の戦略性もあるからなぁ?

2020-09-13

二次創作短編について

長編小説エントリをお見かけしたとき自分思考整理のために書いていたものを投げます

 

私自身が誰になにを言われたわけでもないんだけど

今いる界隈で字数マウントっぽいのちこちょこ見るようになったので。

いっぱい書いた貴方はえらいし褒めるし優勝!てなるのはわかるんだけど

じゃあいっぱい書いてない貴方はえらくないのかってことは全然ない。

ひとつの話を完成させてること自体を誇っていこうなという動機です。

 

というのは、自分二次創作における文章文字数に一回仮死状態になったからです。

筆を折ったというよりは筆を止めた。

私はHP全盛期のとき個人サイト作ってみたくて

家にスキャナがなかったので文字を書くことにした類の人間でした。

思いついたお話をかければなんでもよかったし「サイト」をやってみたかっただけです。

自分の考えたことが形になるのは楽しい。というのを繰り返して、

感想をもらって同好の方と交流を持つようになって、同人誌という存在に行き当たりました。

その段に至って初めて「文字数」というもの意識しました。

それで一回、すごくつまらなくなってしまった。

小説とは別にデッサンを習っていたのでそちらの言葉を使います

私にとって「書く」ことはクロッキーのようなものでした。速写です。

時間いかに核心をつけるか、そのものらしい一瞬をつかめるかが要点でした。

ワンシーンの抜粋動作の美しさを描写して書き留めておきたい。

 

けれど本を作ろう、それも折本ではないものを作ろうとするとそれでは持たない。

まず書く情報量を増やさなくてはならない。

シーンを複数用意して時系列構成思考して配置する必要が出てきて、それが正直めちゃくちゃ面倒だった。

 

クロッキーは言ってしまえば鉛筆一本、筆一本でできる。

でも油彩や日本画をしようとしたらもっと別の画材がいる。段取りもいる。

デッサンとするにしたって、完成度をあげるなら技法知識がいる。

30秒や、長くても3分で完結するものばかり描いていた人間が、それを自覚せずに2時間以上、

下手すると無限時間をかけてもいいものに着手するとそれはもう混乱する。

鉛筆一本だし、チラ裏に描いてたものを本格的に描こうとして「アレッ」てなるのは当たり前なんですね。

 

今思い返すとこういう言語化ができるけど、当時はできなかったので苦しんだ。

物語を読むことはできるし愛してはいたけど、私が傾倒して読んでいたのはほとんどが詩や短歌でした。

「情景を切り取って見せ方を演出する」が共通していても、小説のそれとは方向性が違う。

あと短時間でたくさん読める。

キラーフレーズを噛み締めて気軽に楽しめる。

などの短文の魅力が好きでした。今も好き。

 

絵に関しても、美しく整えられて丁寧に塗られたカラー絵よりも

要点だけを的確に抑えて踊る筆致に傾倒しがちなので単に好みの問題です。

あと向き不向き。タイプ別といってもいいかも。

一口長編といっても、実際は短編連作だったりする場合もあるので。

読んだの10年以上前なのに今でも思い出すお話あるけど、文字数とか覚えてないしね。

物量と、自分や誰かにとって魅力があるかは全く別なので混同しなくていい。

 

それがわかっていればよかったんだけど

小説というからには長いほうが立派で、分厚くないとならない。と無言の圧を感じて

(実際、紙媒体として本の形が成り立つためには物理的に必須なのですが)

それは私にはできなかったので、書くことから遠ざかりました。

今は自分いちばん書きやす文字数と話のスケールがわかってきたのでまた書いてる。

 

分量があってスケールの大きい物語を書きたくて目指すのは楽しいけれど

からといって分量がないものを下に見たり、情けなく思う必要はない。

「こうしなくてはならない」を勝手に制定して自分ジャッジする必要はない。

なかったなぁという回想です。本当になかった。本当にないよ。

 

万字単位がかけるようになっても、140字以内にあるキラーフレーズが好きだし

3000字以下のショートショートに胸を打たれることがあります

 

長い文章は確かに強さを感じるし、熱量もあります

それに分量があるということはその分その世界に浸っていられる。

これは強い。好きな文章をずっと読んでいられるのは最高に楽しいです。

 

でも、短い文章が弱いわけでは決してない。恥じる必要微塵もない。

 

この世にはショートショートの極点である星新一もいますしね。

「削ぎ落としてつくる」を考えさせられるのでとても好き。

長かろうが短かろうが、創りたいものが創れるようになるというのが理想だと思います

 

私はインターネットお絵描きマンとか、字書きという呼称が好きです。

軽やかなので。

重厚で肉厚なものと一緒に、インスタントで軽やかなものが同じ空間で息をできるのが創作醍醐味だとも思う。

 

そういう覚書でした。

 

一般出版物におけるショートショートは800〜4000字、

 短編は4000〜32000字、中編は12万字までのようですが

 二次創作においてはもっと細かくて感覚的な区分けがある、という認識です)

 

 

 

 

2020-09-10

遠目からみたらマスクをしてないように見える肌色とか透明なマスクが欲しい

それを装着して町を闊歩して、注意してくる輩を片っ端から論破するMKK(マスク警察キラー)になりたい

2020-09-07

アイドルファンは全肯定応援スタイルが本当に正しいのか

私はかつて元KAT-TUN田口淳之介ファンだった人間だ。(釈放時に派手に土下座して法廷で公開プロポーズしたあいつだ現在も別の男性アイドル応援しているので、Twitterでいわゆるオタ垢を動かしている。そのオタ垢のTLで今年私をざわつかせた一連の流れがある。

手越祐也ジャニーズ事務所退所と、そこからファンの動きだ。

何がざわつくかって、かつての田口ファン層の変化と共通する点が多いからだ。

先にトピックを列挙しておく。

ファン需要供給の不一致

私生活の切り売り

ファン高齢化固定化

・全肯定ファンけが残った世界

当初たまたま目にしたファン...というより降りたくても降りられない人たちのつぶやきがあまりにも既視感があって、愚痴垢界隈からしばらく目が離せなくなってしまった。自分でもはちゃめちゃに気持ち悪いと思うけれど、自分トラウマと向き合って過去を冷静に振り返りたい自分がそこにいたのだと思う。

はじめに書いておくけれど、これはアイドルファンに対して「こうあるべき」と言いたいのではなく、手越くんをはじめとするアイドルたちに「残ったファンがこういう状況になったら危険」とどこかにメッセージを吐き出したくなったそこらの限界オタクの呻きです。オタクたちに石を投げるつもりは一切ございません。

また、「逮捕されたアイドルと一緒にするな」というご意見もあるかと思いますが、正直逮捕の有無に関わらず、逮捕前の田口の状況はいわゆる下降線をたどっていて、あまり芳しくなかったと思いますメジャーとの契約が切れたりして。(現在リセットされて少し良くなったと思う。この辺りは末尾にて。)知名度も人気の規模も手越くんとは差がありますが、あくまで「アイドルファン関係」が悪化すると活動が衰退する可能性があるぞという個人意見ですのでご了承ください。

ファン需要供給の不一致

田口といえば世間一般的にオラついていたKAT-TUNの中でもマイルド担当で、育ちとスタイルの良さ、ダンスの美しさからクラシカル王子様的ポジションとして愛されていた。(寒いギャグも言う三枚目キャラでもあったけど。)

ジャニーズ時代比較需要をまっとうしていたけれど、退所してソロ活動を始めてからは、本人のリアルな嗜好が垣間見れるようになってきた。

顕著だったのがアーティストロゴ

今でも「田口淳之介 ロゴ」と画像検索すると一部ヒットするが、ゴリゴリのワルなストリート系のロゴなのである(語彙力、、)。

インディーズで発表した1stシングルHERO」のジャケも完全にらしからぬワルでマッチョフォントタイトルが描かれていたし、続いてリリースされたメジャー1stシングルロゴストリートアート風で、本人のファッションもとてもカジュアルものだった。

活動のかなり初期から、熱心だったファンからも「これじゃない」「田口くんに似合う服はもっとこういうの(画像つきTweet)」といった類の意見が頻出していた。

音楽性に関してもちょいちょいジャパレゲテイストを出してきたり、ウェイ度の高いラップチャレンジしたり、イカついテイスト楽曲が目立った。(全てではないが)

はっきり言って、目指している方向が「理想ちょっと違う」というよりファン達が「なんなら苦手」と感じるジャンルだった印象だ。地雷を踏んでいたのだ。

アー写も「強い自分」を打ち出したい意図がわかりやすものを長らく使っていて、「もっと穏やかな空気感写真の方が田口くんの良さが出ていいのに」なんて言うファンの数は決して少なくはなかった。あれだけ言われていたのだからファンレター等で直接進言した人だっていたに違いない。

しかし、そういった意見からの変化は見受けられなかった。

逮捕前の田口は、ファン需要理解していながらも「自分表現したい自分」との大きなギャップに苦しんでいたのではないか

ライブ衣装しかり、写真集の衣装のチョイスしかり、需要に応える場面もそれなりにあった。けれど、本人が持たれたい印象と差があることがあまりにも明確だったので正直見ていて苦しかった)

独立して個人活動していくのだからアイドル自分のやりたい表現をやる権利行使して当然だ。それは美しく言えば信念とも言える。だけど、ファンのツボを押さえていないとファンが減るのは当たり前の結果なのだ

かつてのファンが一番切望しているであろう音楽活動が手薄なまま、YouTubeボランティア脱毛サロンにと活動範囲を広げている手越くんを見て、そんなことを思い出した。

ただここまでは本人がリスク覚悟してどこまで天秤にかけるのか次第の話だからまだいい。ここまでなら未来に期待して残るファンはそこそこいる。

私生活の切り売り

芸能人実名をあげまくった手越くんの自伝とは影響力にだいぶ差があるが、田口もしばしば私生活の切り売りと称されても仕方のない活動があった。

いくつかの媒体で、退所から現在までを振り返るインタビュー結婚をいずれ考えている主旨の発言をしたり、吉本芸人がたくさん集まる関西ローカル番組でも同様のことを語ったりしていた。

長年交際を続けている恋人がいるのはファンなら周知の事実だったし、退所理由を濁された時点で結婚を見据えての退所なのだろうと多くのファンが推察していたせいなのか、ソロ活動の開始当初から田口ファンには恋愛に寛容な人が多かった。

だが、週刊誌から情報が流れてくるのと本人の口から語られるのとではダメージ全く異なるのだ。くだりの関西ローカルから一気にファン離れが進んだ印象が強い。

アイドルだって恋愛自由だ」という考えは正論だし、どちらかといえば私もその主張に近いが、一方で「恋愛して欲しくないというより、アイドルの生々しさに触れたくない」というファン気持ちはわからなくもない。そういうファンが良い悪いというより、アイドルが実生活恋愛の話をすと、一定の耐性がある人でないと応援しづらくなるのが実情なのだ

また、生々しい恋愛を語りファンに耐性を求めることで、”とあるリスク”が生じるのだ。

ファンのと高齢化固定化

そのリスクとは「ファン高齢化」だ。

現在手越くんを純粋応援するファンの方も、どちらかというと高齢の方が目立つ。

田口ジャニーズ時代から元々マダムキラーの傾向があったが、1stアルバムを出したとき池袋サンシャインで行われた特典握手会には本当に若いファンがたくさんいたし、握手して感激して目をはらして会場を後にする人で溢れていた。

それが、いつからか会場には自分の親世代ファン割合がどんどん増えていって(つまり若い子が減った)、スタンディングの密集した現場なんかでは誇張ではなく本当に加齢臭が漂うようになってしまった。

アイドル恋愛に耐性がある人とはどういう人なのか。全員ではないが、自身結婚経験している人ほど、その傾向は高まるように思う。

また、アイドルの親目線で「幸せになって欲しい」と願うファンもこの傾向が強い。(言わずもがな世代の人たちに親目線ファンが多い)

自分結婚しているのに、アイドル恋愛結婚咎めるのは後ろめたい」と思う人、「アイドル恋愛を許容する心の広い自分が好き」と思う人たちが生き残る。

高齢ファンが全て悪いとは言いません。年齢を重ねて穏やかに応援していて、マナーを大切にする素敵なファンの方もたくさんいました。

ですが、高齢ファンのよからぬ特徴も正直あります

SNSが苦手

SNS上で内輪ノリな人が多い

SNSが苦手。これが単に「拡散力が低い」だとか「他界隈を沼に落とすのが下手」といった特徴であれば、単にプラスの影響が少ないだけで、害はありません。

SNS慣れしてない、SNSしてない世代の特徴は、<自分SNS上での振る舞いで他者からどう見られるか>という視点が欠如した行動全般を指すのです。

わかりやすい例でいうと、愚痴つぶやくとき検索けが出来ていなかったり。アイコンプロフィールがダサかったり。使っている絵文字顔文字など表現全般が古かったり。内容を垢分けせずに無駄日常を垂れ流したり。

そのダメな行動の最たる例が内輪ノリ

高齢女性ってなんですぐ「○○ちゃん〜❗️」とか言ってすぐリプライで絡むんでしょうね。あとすぐ「○○同盟」とか「見守り隊」とか言い出したり。

きっと若い世代以上に良くも悪くも<いか標準的であるか>に気を遣う世代からすぐに群れたがるのでしょうか。

アイドルディープオタクになるための2大行動として「ファンクラブに入る」と「SNSで専用垢を作る」だと思うのですが、後者の専用垢を作る前段階で、新規若いファン大手垢を中心に、界隈のファンがどんな発信をするかをチェックします。そして、安心できるコミュニティーだと判断してようやく壁打ち垢からスタートするものです。

SNSが下手なファンばかり増えてしまうと、残念ながら新規ファンはどんどんつきにくくなります

あとこれは田口ファンだけかもしれないけれど、高齢ファン気持ちが昂ってても遠慮してなのかライブ会場であんまり声出さないから、パフォーマンスの素晴らしさの割に現場熱狂が薄くて悲しくなることが多かったな。。。

肯定ファンけが残った世界

よく愚痴垢界隈や降りかけのファン、ひいては批判を投げかけるファンに対して投げかけられる意見として、「嫌なら見なければいい」という言葉があります

特に逮捕直後は当然ながら田口ファン界隈のSNSも荒れに荒れ、結果として擁護からこの言葉が発せられました。

少し前にAKB48柏木由紀ちゃん(この人選で傷つく手越くんファンいたらごめん)も自身Youtubeチャンネルで、「全肯定してとは言わなけれど、アイドル自分理想に変えさせるのは違う。見ていて自然応援したくなる人を応援すべき」という主旨のことを話していた。全肯定まではいかないけれど、比較的近いスタンス発言だと思う。

こうした類の意見は、ファン自身精神を病まずに応援するという観点では大正解だ。

だけどアイドルから見て、本当にこのスタンスは望ましいのだろうか。

アイドルに限らず、認知度がものを言う世界では、無関心こそが最大の脅威だ。愚痴を言われながらフォローを続けられているならまだマシで、チャンネル登録フォローを一度外されてしまったら、そのファンが戻ってくる望みはほぼゼロに等しい。

だいたいアイドルが何をやっても許すならば、そもそもなぜそのアイドル推しているのかという根拠が揺らいでしまう。だんだん応援するのが習慣になってしまったとしても、元はといえば応援したくなる決定的な要素があったかファンになったはずだ。本当に全肯定になってしまったら、それはただの宗教依存自己陶酔だ。

今私が推しているアイドルの界隈は、ことによっては批判も行われ(批判アイドルだけでなく運営に向けられることもある)、少なくともファンの間では正当に議論が交わされることが多い。批判も決して押しつけではなく「次は気をつけられるといいね」「反省できる○○くんは素敵」といった具合に幸いにもポジティブに着地するのをよく見かける。こういう意見が見られる場所応援してこそ、自分推しているアイドルを好きだと日々自信を持って実感しながら応援出来るのではないか

そして現在手越くんの愚痴界隈は、見切る勇気がなかったり、まだ期待しているというだけでなく、ファンが減ってしまう恐ろしさを察知しているからこそ、健気に意見を言い続けているのではないでしょうか。

かつての田口から見ても、彼女たちがいなくなってからが本当に切ない事態を招いてしまう予感がします。Twitterを見た感じ、若いファンが多いし。

少し前に現在応援しているアイドルグループのメンバーの一人が、新しいレギュラー番組を始めるにあたって、「今まで見せたことがない一面を見せるかもしれない」と事前にブログで発信していてとても感心しました。ファンが離れる恐れのある新しい挑戦の際に、先回りしてファンケアしたり、活動の幅を広げるにしても、ファン理解できるような筋を通すことでいか安心感が得られるか、と実感した体験でした。手越くんもよかったら参考にしてみてください。

最後にこのブログで散々貶めてしまった元自担田口淳之介さんに関して補足。

私は逮捕が原因でファンをやめたというより、逮捕後、ファンクラブの会員だけが見られるブログでは「法廷で語ったことが全て」と言っていたくせに、そのブログの後で家族との仲が原因で小嶺家に助けられて絆を深めた、などなど余計なことをベラベラと週刊誌に語ったのに呆れ果てて応援する気をなくしてしまいました。

ですが、私がファンをやめる前より、現在の方が状況が良いように思います

逮捕されたことで以前よりプライドがなくなったのか、自身オリジナル曲だけでなく「踊ってみた」に積極的に挑戦して動画投稿したり、逮捕からラジオ番組を通じて交流があったボカロ界隈の方と楽曲を作ることで、クリエイターを押し上げつつハイペースに作品を出すことに成功しています

正直、逮捕された後にここまでアクティブ活動してくれると思っていませんでした。

ボカロ曲が私の音楽的嗜好に合わないので、応援はしていませんが、SNSフォローは続けています

たくさん傷つけられましたが、今でも幸せになって欲しいという気持ちには変わりはありません。

何より、「歌って踊ることが好き」であるということにしっかり軸を置いて活動しているのが見て取れるのが嬉しいし、どうかこのまま続けて欲しい。田口氏に関しては、いつの日かまたファンに戻る日がくるかもしれません。

勝手比較して勝手に書き散らしましたが、どうか手越くんのファンやかつて手越くんファンだった人たちが幸せに心穏やかに暮らせますように。

2020-09-02

anond:20200902105155

逆でしょ。

大臣は、外人記者日本語よりも自分英語のほうが確かだから、より誤解の恐れの少ない英語で問答したいと言いたかった。

外人記者は「科学的根拠」という誰かに吹き込まれキラーワードをぶつけて、失言を引き出したかった。

発言の都合のいい一部を切り取ってネガティブキャンペーンをする素材をゲットするために、英語では意味なかった。

大臣の流暢な英語報道して評判を上げるようなことはしたくなかった。

マスコミ姑息なんだよ。

2020-08-03

ガールズバー(正確にはガールズバーではない)に初めて行った

某月某日、某所を歩いていたら「どうですかー」的な声をかけられた。20代くらいの女性であった。そういう店が並んでいる場所であった。

ガールズバーすか?」私は言った。

ガールズバーってゆうか、バーです。スタッフ女性が多いのでお話しながらお酒を飲める」うんぬんかんぬんと彼女は言った。

ボッタクリという現象を私は世界で一番恐れている。だって怖いじゃないですか。お金いっぱい取られるらしいし。

「ボッタクリじゃないっすよね?」私は言った。ボッタクリがボッタクリを自称することは人類歴史上一度もないが、一応訊いてしまうのだった。

「ボッタクリじゃないですよ。10年くらいここで営業しているので」うんぬんかんぬんと彼女は言った。

2時間後くらいに人と待ち合わせをしているのでそれまでの暇つぶしを考えていた。酒が飲みたかった。

「お姉さんかわいいっすね」私は言った。私は口下手で人見知りで普段殆ど喋らないのだが、こういう二度と会わないだろう人とは割と話すことができる。二度と会わないからと言って別にひどいことを言うわけではない。私は邪悪を憎んでいる。

「いやぁそんなことないですよぉ」うんぬんかんぬんと彼女は言った。

「お姉さんがお酒作ってくれるんすか?」と言うと「そうですそうです」と返ってきたので、私はお姉さんに連れられて店に入った。

 

ボッタクリ店がどういう店構え及び店内の様子をしているのか全くの無知であったが、ボッタクリではなさそうだと思った。シック雰囲気であった。店内には先客が1名。

案内されてカウンターに着席する。最近ウイスキーにドハマリしており、毎晩ハイボールをがぶ飲みしているのだが、目の前には多種多様ウイスキーの瓶がずらりと並んでいた。

A Static Lullabyというアメリカハードコアバンドボーカルインタビューで「俺はウイスキーブラック・サバスしか信じない」と言っていたのを思い出したので、信用できるお店だなと思った。

料金システム説明を丁寧に受けた。「こんなに丁寧に説明をしたのは初めてですよ」と呼び込みをしていた彼女は言った。

 

名前は知っているものの飲んだことのないウイスキーがずらりと並んでいたので心が躍った。

当該酒を「ハイボールで」と注文すると、「ハイボールないんですよ」と彼女は言った。

まじかよ。正気か。ハイボールがない飲み屋がこの世に存在するのか。ここはあの世なのか。

彼女は続けた。

ソーダ割ならあるんですよ。ハイボールって言うと一般的な感じじゃないですか。だからハイボールはないけどソーダ割ならあります

私は言語哲学迷宮に迷い込んだ。助けてクリプキ。「じゃあソーダ割で」とクリプキは言った。

 

お姉さんが作ってくれたソーダ割が来た。飲むと美味かった。巷で美味いと評判のウイスキーは本当に美味かった。

めっちゃ美味い。やっぱり作ってくれる人がいいと美味いっすね」私は言った。

これは私にとって汎用性べらぼうに高いキラーワードである。だいたい外さない。おそらく言われた方も悪い気はしない。

「いやいや、そうですか。お兄さん口うまいっすね」的なことを彼女笑顔で言った。おそらく「きも、なんだこいつ」とは思っていないだろう。

だが、「なんか今日クソキモい客来てぇ〜まじ勘弁だったんだけど4時間くらいいてさ〜、はぁ〜、まじキレそう、どっとつかれたわ」と帰ってから彼女が誰かにLINEを送ってないとは言い切れない。

「なんて呼べばいいですか?」と聞かれたので、「何でもいいっす」と私は言った。これはクソキモい返しだったなと反省している。

 

数十分ごとに話し相手をしてくれる女性が入れ替わるシステムらしく、違う女性が私の前に立った。ガールズバーはおそらく女性が刺激的な格好をしていると思われるが、この店は皆清廉潔白バーテンダーのような格好をしている。谷間が見えたりする格好をしてる人は一人もいない。その方が落ち着くのでよかった。だからこの店は正確にはガールズバーではない。

 

何がどうなってそうなったのか忘れたがアニメの話になった。あちらから振ってきたのだと思われる。

アニメ最近見始めたんですけど、なんかどんどんあれな方にはまっちゃって」と彼女は言った。

「あれなほう?」

ディープなってゆうか」

ディープアニメって何だね。

BLとか?」私が言うと「そうそれーーー!!!」と彼女ものすごい瞬発力を発揮して絶叫した。おっさんBLという単語を知っていたことに驚いたのか、周りにいたスタッフも「わーーー!!!」と叫び店内が湧いた感じになった。

 

その次に来た女性は大変に可愛かった。野球で言うところの200km/hのど真ん中ストレート。丸顔、細い目、ややぽっちゃり、真っすぐなロングの髪。

私は可愛いと思ったら可愛いと口に出さないと気が済まないし、むしろ可愛いと口に出さないほうが相手女性に失礼だと思っているなんてことは別にないが、酔っていたせいもあった。

「てか、めっちゃ可愛くないすか?」私は言った。

ありがとうございます」と彼女は言った。

世の中には3種類の人間がいる。「可愛いですね」と言われて「ありがとうございます」と返す女性と、「可愛いですね」と言われて「そんなことないですよぉ」と返す女性と、「てか、めっちゃ可愛くないすか?」といきなり言う男性である彼女は1番目の人間であり、私は3番目の人間であった。

「この前ぇ、電車で寝ててぇ、起きたらやっべあたしが降りる駅じゃね、って思って降りたんだけど、そこ1駅手前だったんだー。それ終電だったからさぁ、仕方なくタクシー呼んで、1万円かかった。はぁ、まじキレそうなんだけど」と彼女は言った。

 

「そういえば待ち合わせしてたんじゃないですか? 大丈夫?」と誰かが言った。酔っていて誰が誰だかよくわからなくなっていた。スマートフォン確認すると、着信が来ていた。

こちから電話をかけると、「あーごめんごめん、なんか盛り上がっちゃってさ、もうちょっと時間潰せる?」と彼は言った。

彼がどこで何をしているのか全く知らないが、おそらくハプニングバー的なところにいるのだと私は推測している。

わかった終わったら電話してくれと言って電話を切った。まさか待ち合わせが延びるとは思わず、この店で時間が潰せてよかったと思った。

 

だいぶ飲んだのでよく覚えていないのであるブルックラディというウイスキーべらぼうに美味かった。到底ウイスキーとは思えないターコイズのような水色のボトルが特徴である

スタッフ女性が通りがかりにカウンターに置かれたそのボトルを見るにつけ「えーなにこれー」と必ず言っていたので、ブルックラディを頼むと女性に「えーなにこれー」と言われることができるようである

 

24時で退店するつもりが、26時半くらいまでいた。

私は普段自分の話をほぼせず、自分の話を聞かされた方もつまんないだろうなと考えているので、基本、相手の話を聞き、適切に相槌を打つことを好む。この店でも向こうが話すことをうんうんと聞いていたと思うのだが、何しろだいぶ飲んでいたので、酔った勢い蘊蓄武勇伝をぺらぺらと喋っていた可能性は否定できない。

「なんか今日クソキモい客来てぇ〜まじ勘弁だったんだけど4時間くらいいてさ〜、はぁ〜、まじキレそう、どっとつかれたわ」と帰ってから誰かが誰かにLINEを送ってないとはまじで言い切れない。

 

会計は約3万円であった。そのくらい飲んだしそのくらい滞在したので妥当金額であった。そういえばボッタクリを警戒してこの店に入ったんだったな、と今これを書きながら思い出した。ボッタクリではなかった。

最初のお姉さんに「なんかめっちゃ疑ってすみませんでした」と言ったのは覚えているし、めっちゃ可愛いお姉さんに「めっちゃ可愛くないすか?」と少なくとも3回は言ったのを覚えている。多く見積もって30回は言っているかもしれない。

 

退店して、例の友人と合流した。すぐにビジネスホテルチェックインし、寝た。次の日は仕事だったが眠気がやんごとなかった。「あーめんどくせ」と言いながら厨房料理を作った。

 

あの時間がずっと続けばいいのにと思ったのは久しぶりのことだった。

私はキャバクラというところに人に連れられて何度か言ったことがあるが、何が楽しいのかさっぱりわからなく、自発的に行ったことは一度もない。しかし、ガールズバー(正確にはガールズバーではない)はかなり楽しかった。

歓楽街をふらふらとしているとキャッチのお兄さんに「なんか予定ありますか? 抜き? ガールズバーとかもありますよ」なんて言われるのだが、その度に「ガールズバーって何なんすか?」と答えていた。

おおよそ「キャバクラよりもライト飲み屋キャバクラほど堅苦しくないか最近ガールズバーの方が人気」と説明されるのだった。

 

なるほど、ということは、これは私にとってキャバクラは楽しくないけれど、比較ライトガールズバー性格上合っていた、ということにはならない。おっさんになっただけの話である若い女の子と喋りながら酒を飲むことに喜びを感じるような寂しい人間になってしまっただけのことだ。

それに気づいて愕然とした。

機会があればまた行こうと思った。

2020-07-16

anond:20200716034205

やっと裏列界安定クリアできるようになった。

アテンいないかアレンドに無効貫通潜在つけてたんだけどアレンドは龍キラーx3に付け替えて代わりにゼローグCore無効貫通付けたんだ。ゼロCoreヘラLUNA装備で以下強化足して超覚醒ウェイだといつでも自傷して48倍出せるからな。そんでアレンドの方はモンポ龍に108倍出せてラストが超安定するようになった。あとは吸収対策リーチェに毒降り耐性つけたらうっかり毒で積む場面もなくなって快適。

あ、LFレイデで光枠と木枠はミキフレに夜叉丸装備ね。裏修羅はまだ挑戦してないんだ修羅も何とか無効パでクリアした程度のパズル弱者なんで。

2020-07-07

七夕カレー増田すまー玲片刃鉈(回文

さーさーのはーさーらさら

おはようございます

今日カルピスの日だって

やたらお店でもうプッシュしてたわ。

きっと今週はカルピス週間なのね。

こないだ原液買ってみたけどまだ未開封飲んでいないわ。

結局誰だってもう物心ついてからカルピスなんて飲まないのよ問題

かつて飲んだカルピスの味なんて忘れてしまったわ。

たったほんの数年前の話だというのに。

でもさ

今日雨よ!雨!

七夕梅雨時期だから雨も仕方ないのわ分かるけど、

見事に雨ね。

近所のマーケットがどんどんフードコートから店舗が消えて、

大手チェーン店のお店もいよいよ閉店とか言うじゃない。

フードコートでフード出してるお店が無くなっちゃうのよ。

これでフードコートと呼べるのかしら?

もうお店が無いから、

笹の葉飾ってあってみんなで短冊書いてねコーナーがあって、

私はフードコートに美味しいお店が入りますように!って皮肉にもうそ短冊に書いたわ。

前入居してたインドカレー屋さん、

それはとても美味しいインドカレーを秒で提供していて

辛さも自由自在

スパイシーインドカレーをよくテイクアウトしていたものよ。

タンドリーチキンも美味しくて、

あのインド窯で焼く本気のやつだからそれはそれは美味しかったのよね。

しまれるわー。

でその店主のマスター曰く、

やっと2年の契約が終わった!って言っててテナント料めちゃ高かったともボヤいてたわ。

私はよく分からないけど、

さぞ高かったのね。

お店閉店間際のときに、

次新しいお店やるなら教えてね!って連絡先メモして渡したのに、

国に帰っちゃったのかなー。

シェフ名前は知らないけど、

あのシェフの作るのは美味しくて好きだったのになぁ。

もうあの味が食べれないと思うとちょっと寂しいけど、

それも短冊にお願いして、

書いてみました!

キラーン!

あ!今流れ星が流れた!

って今昼ですけどね。

流れ星なんてウソよ。

でも流れ星に願いをたくしまくりまくりたいほど

切望するあのシェフカレーを欲するわ。

もう叶わない願いかも知れないけど、

そう言って笹にこよりで結んだ短冊から

カレー香りがしてきたような気がしたわ。

たぶん気のせいよ。

うふふ。


今日朝ご飯

全粒粉パントマト野菜サラダサンド

目玉焼きベーコンレタストマトサンド最近なくってちょっと寂しいわ。

明日あるといいな!

これも短冊にお願いして書いてこよりで笹に結んでおこう!

デトックスウォーター

この時期手抜き簡単つくれる

定番夏のカッツスイカウォーラー

デトックスウォーラーの味方よ!

簡単美味しく作れちゃうから

まあ騙されたと思ってやってみてよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

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