はてなキーワード: 美脚とは
イケメン扱いされるのが非常に苦手。イヤで面倒くさい。
街を歩いていてすれ違ったりした時、中高大学生の女性グループらの誰かが
今の人かっこうよくねとか、イケメンじゃない?とかヒソヒソ話したり、
一人だと、髪に触って直す仕草とかされる程度。
顔面偏差値は、55~60ぐらいだとは思う。普通よりはいいけど、
別に探せばどこにでもいるそんなレベル。そんなレベルで騒がれたくない。
身長だって170ギリないチビだし、でもチビじゃね?とか女性の会話が続くのもよく聞く。
近くで見たらそうでもなかった・・・もよく聞く。
服や髪型がお洒落じゃないとき、ボウズとかTシャツ1枚、仕事服だと
全く言われなくなるのも、よくある。
それに、中身秋葉系だし。話してみたらとか、なよなよしてて残念な人
といわれるのも容易に想像がつく。
天狗ゲタで底上げして補正かけまくった中ぐらいのイケメンで、ウンザリする。
そんな不安定な、崩れやすいもので、成り立っている状態を褒められてもなんもうれしくないし、
どうせ、やっぱり、思ってたのと違うとなるのが目に見えすぎている。いやで面倒で苦手。
自分の美意識として、格好良くありたいとお洒落している。それだけなのに
変にまわりに騒がれて、美脚だけど顔は・・・とか、顔はそんなでもないけどそそられるとか
好き勝手言われるような気分と一緒。
週末の、もう土曜だったか金曜だったか忘れたが、とにかく次の日が休みの日だった。
赤羽からでた最終列車。池袋に到着。下車すれば大いなる酔客の群れ。上り階段に座り込む男。イチャイチャする初老の男女。「お持ち帰り」を狙う若い学生。
タクシー乗り場には長蛇の列。ストリートミュージシャン。人いきれ。8月末の暑苦しい夜のことだ。
喧噪を尻目に帰路につく。向原付近のビルの谷間に、くのいちがいた。正確に言うとエアコンの排気ダストの蔭にもたれ込んでいた。
あの例のお約束の、裾の短い装束。あわてて小刀を携えるが、私が一般人だとすぐに認識して警戒を解き、去るように眼で促す。
私はこの時点で此奴はコスプレでやってるんじゃあない、ガチだ、と認識した。それだけの説得力が、彼女のその少ない仕草から充分に伺い得たのだ。
読者諸君は「まさか」と思うだろう。しかし諸君のなかで実際ガチのくのいちに会ったことある人、どれだけいるだろうか。そこんとこ、よーく考えて欲しい。
彼女は怪我をしていた。右の脇腹に少しく血が滲んでいた。夜なので黒く見えた。
私の来ていたシャツを彼女に着せた。私は下にタンクトップを着用していたから違和感はない。
徒歩2分の私のマンションに連れて行く旨を短く説明すると、彼女は逡巡して、言葉少なくそれを諒解した。
私のシャツを着た彼女の服装にそれほど違和感がないこと、任務中には一般人と決して一緒にならないこと、そして緊急事態ゆえに今はそれを逆手にとることを手短に伝えられた。
恋人のように一緒に歩く。脇腹の外傷の他に、どうやら打撃によるダメージがあるようだった。
万が一の際には全力を尽くすが、もしそうなってしまったら申し訳ない、とのこと。
マンションに到着。蛍光灯の下で見る彼女は、修行のせいだろう、スポーツ選手のようなとても美しい身体をしていた。
くのいちがよく履いているニーハイソックスみたいなくつしたが汚れており、部屋に入ったところで慌ててそれを脱いでいた。
その仕草、とてもアトラクティヴで、昔、初めて交際相手を家に招いたときのことを思い起こさせた。
彼女は池袋午前1時半の酔客と同じくらい汗をかき、それに加えて泥まみれ(あるいは血にもまみれていたのかも知れない)だった。
怪我がひどくなければお風呂に入るのはどうか、と促した。彼女は怪我の様子も確認したいとのことでお風呂へ。
タオルの位置とかお湯の出し方を伝える内に、すぐに出てきた。元の装束を着るのは仕方の無いことだ。うちに換えのくのいち装束はない。
何となく、おなかが減っているのでは? と問うた。
少しの間があって空腹の旨を伝えられた。冷蔵庫にはタッパーに入ったポトフがある。電子レンジを用いる。
くのいちもポトフを食べるのだ。当たり前と言えば当たり前だが。どうしても短い裾で、お姉さん座りする美脚に眼が…行っちゃうんだなこれが!
ブルックスのコーヒーを一緒に飲む。時間をずらして出立したいとのこと。一緒に寝るのは論外。シュラフを出す。
私がシュラフで寝ようとすると一生懸命に私がそちらで寝ます、と訴える。このときに気付いたが年上のようだ。
結局私はベッドで寝て、彼女はシュラフで。数分で寝息を立てていたが、すぐに起きた様だ。寝ずに体を休めているだけにしようと判断したのだろう。
朝起きると彼女は居なくなっていた……訳ではなく、まだシュラフで横になっていた。私が起きるのにあわせて起き上がり、感謝の礼を述べて、出て行った。
シュラフには彼女の残り香。当然、二度と出会うことはなかった。彼女の生死やその任務がどうなったかなど知るよしもない。
ただし、毎年8月のあの時期になると、差し出し不明の小荷物が届く。お茶だとか、かぶら漬けだとか、杉谷なすびだとか。引っ越ししても、ちゃんと今でも届く。
甲賀の忍びだったのだろう。
今更だが許せない。
自分が毎日地味に家と会社を往復してる間に、あいつがまたやりやがっていたらしい。
相手はオレの最後のアヤパンこと伊藤綾子。女子アナ界きってののし上がり系秋田美人。
いち地方アナから我々がネット人気で引っ張り上げたと言っても過言ではない。スマン嘘ですそれはさっき知った。
ともあれ若手に目移りもせず安定した仕事振りと大人のお姉さん振りを応援してたのにこのザマ。
ジャニーズはおチビ様が多いけどまずもってあいつもその代表じゃん。でもって顔も芸能人にすりゃ死ぬほどフツメンだろうが。
そりゃ今や嵐といえば名実ともにトップアイドル中のトップつー感じだし、二宮のドラマ見てグッときたことも一度や二度じゃねーよ。ハリウッドのイーストウッド作も知ってるよ。
嵐の番組見てたらこいつ頭の回転はえーな仕事出来る奴だなっていうのも分かる。
だけどだな!!なんで名だたる美女がどいつもこいつもあえて二宮なんだよ!!教えてくれよ!
綾子はそりゃバラエティーではぶりっ子なのも分かるしあざとい女ではあるが、
ホームでは堅実なアナウンサーしててプロ意識もあると評判だった。
なのになんだよ綾子…、あのニノニノアピールの酷いブログは…業界現役のアラフォーになる女のやる事とは思えんぞ…
そんな10代みたいな痛い女になるほど惚れてたのか?結婚焦って押し切りたかったのか?二宮を試したのか?
もうなんか色々見ているうちにスーッと冷めてきた。
べ、別に長澤まさみとかドストライク好みって訳じゃねーけど、当時ノースキャンダルのあのピチピチの長澤まさみだぞ…
ともかくあの当時チヤホヤされまくっていただろうまさみを、どうやってあのひ弱っぽい二宮が落としたのか本当に謎だった。
今みたいに嵐のネームバリューも無い時点でこれ。
ドラマの共演でそこまで持っていけるとかなにそのやり手。
そしてお次はまたノリにノッてたささきき。女子も憧れるなりたい美人顔代表。
ハ?だよね。いよいよ切れる。若手女優の人気トップの次はモデルのトップかよ。
オレはどっちかっつーと清純派が好みだし元ヤンキーとか好みって訳じゃねーけど(ry
…もうこの時にね、本格的に二宮の事を見逃してやれなくなった。
まさみに続きささききも長身美女。二宮と同じくらいじゃね?むしろ二宮ちっちゃくね?
本当さぁ…なんでそこに突っ込めるんだよ。ちょっとは腰ひけろよ…。
なのに二宮は打て打て。
あいつ引きこもりのゲーマーだろ?ビジネスじゃなくガチなんだろ知ってるぞ?
オレらじゃんていうオタクだろ?
であの草食男子代表みたいななりして肉食。なんなんだよ。ズリーだろ…。
コミュ力とか柔軟さはイケメン松潤やサクラップよりありそうなんだよな…
下心なさそうに親しみやすい感じで?油断させて可愛い顔をしながら懐に潜り込むって感じか?
そしてあの演技力で急に男の顔になっちゃったりするんですかね…??
そのギャップに落とされるんですかね、人は……
ニノの画像を検索しまくってたらなんかイラッとするのが段々クセになってきた。
まぁもし後輩とかだったら生意気そうだけどなんか空気読んでくれそうだし慕ってくれたら悪い気はしないだろうな。
愚痴飲みに付き合ってくれて、いやー実は別れちゃったんすよねとか笑いかけながら話されたら、許せそうだな…
もしくはオレの前だけで弱音吐いてくれたらかわいく感じそうだな……。
ニノ 泣かせたい
で検索したら 女優より、お前を泣かせたいってのが引っ掛かったんだが、倉本聰よ……。
なんだか本末転倒になってきたのでもうやめよう。
追記
彼氏が酔ったときに「うちのごはん」のCMを眺めながら独りごとのようにつぶやいた。
森高千里のスタイルの良さは誰しもが認めることだろう。あんな健康的で綺麗な脚になりたいものだ。
当時の衣装を見ると、毎回とても短いスカートにストッキングにハイヒールで、それでは全く芸がない、と私の彼氏は説く。
あの、バブル時代の良く解らない派手な衣装は措くとしても、パターンが毎回同じでどうなってんだ! と憤る。
確かにそうだなーと思う。
たとえばチャイナドレスって当時なかったの?
ストッキングも黒いのとか見てみたいのだが!!
靴もハイヒール以外のが見たい!
それと裾ももう少し長くして、踊る中でふとももがちらふわっと見えるように、こう! こう!
前がはだける衣装とか!
もったいねーもったいねー、あの時代、あの美脚を活かしきれなかった、表現が画一的なあの時代が憎い。
自分は二十代前半の女。
昔、一度だけ痴漢されたことがある。
地方都市のある店でショーケースの中の商品を覗き込んでいる時、背後に立っていた男に手の甲で尻を触られた。
最初はうっかり当たってしまったのだろうと思い、カニ歩きで横にずれ違うショーケースを見ていたのだが、その男はすすすと私の背後に移動。そしてまた手の甲が尻にタッチ。
それが二、三度繰り替えされ、ようやく「え、痴漢?」と気づいた。
遅いと思うが、私は当時痴漢というものは友達が被害にあっても自分が合うはずがない犯罪だと思っていたので一瞬何が起こったのか理解できなかった。
私は理解すると同時にそそくさと別の階に移動。男は追って来なかった。
店員さんに一言ぐらい伝えればよかったと後悔しているが、時間が巻き戻りあの日痴漢された現場に戻ったとしても、店員さんに伝えることは出来なかったと思う。
恐怖や気持ち悪さがなかったといえば嘘になるけれど、それ以上にあったのは「なんで自分だったんだ?」という疑問だった。
服装もジーパンにブラウスぐらいの適当な格好で、髪も黒髪で適当に一つ結び。一応化粧はしていたけれど、かろうじて「あ、なんかしているな」というレベル。
そんな自分が痴漢されたのだから当時はそれなりに悩んだが、すぐに就活忙しさで忘却。
数年後の今思い出したのは、当時の写真を見返す機会があったためだ。
正直、犯人の男のことはぼんやりしか覚えてない。痩せ型だった……?ぐらい。
頻繁に痴漢被害に合っていたり、同じ場所で再び痴漢されていたらトラウマになっていたかもしれない。だが同じ店におそるおそる何度か足を運んだが、痴漢に遭ったのはその一回のみ。
現在は都会に就職し、一時期は満員電車で通勤していたのでもしかしたら気づかなかっただけで痴漢されたことがあるのかもしれないが、自発的に『痴漢だ』とはっきり認識した出来事は、後にも先にもこれ一度きりだった。
思い返せば、高校時代に痴漢されたことがあるという友達が何人かいた。
被害者はスタイルがよかったり、いかにもおとなしくてかわいい子もいれば「えっと、君が……?」といいたくなる自分とどっこいどっこいの容姿の子も少なくなかった。
私の地元は結構な田舎でピーク時をちょっと過ぎたバスに乗れば大体席に座れたので私は高校時代に痴漢された経験が皆無。
なので「大変だな。犯人死ねばいいのに」と思いながらも自分が被害に合うなんて想像したことがなかった。
痴漢被害の子は電車通学の子が多かったと記憶している。犯人的になにかあった時、他の車両に逃亡できるからか?
私は痴漢のことを思い出して以降、痴漢関係の本を読み、ニュースを調べ、ネットで検索し、自分なりに色々考えた。
そして
という結論にたどり着いた。
これを読んだ男性の中には、
「んなわけあるかバカ野郎!触るなら美女がいいわ!!ブスなんか触りたくもないわ!!」
と、激怒する人もいるだろう。
自分も触るなら美人がいい。美脚のお姉さんとすれ違うと「触ってみたい」と思う。
正直色々開き直ってる系の自分としては美女と自分を指して『同じ女だろ?』といわれても『同じ町内に住んでいるだろ?』ぐらいの感覚だ。
美女というのは自分と全く異なる存在なので、触ってみたいと思うぐらいは見逃してもらいたい。決して自分は痴漢行為に至ったことなどない。男に対しても女に対しても。
それはともかく。
正直、男性は美人しか触らないという前提で考えるとどうしても矛盾が発生してしまう。
世の中の過半数の男性がブス専デブ専なら理解できるが、自分が確認できた被害者の数や住居地域を考えてもそれはちょっとなさそうだ。
これを読んでいる方の中には、「痴漢されたなんていうデブスはみんな嘘つき!痴漢冤罪だ!和解金目的だ!!」
と主張したい方もいるだろう。
でも、痴漢されたデブスが残念ながらここにいる。他にも被害にあった人を知っている。
そのため、以下の文章は「痴漢に見た目は関係ない」を前提にしたものになる。
しかし、デブスはおそらく大半の人にとって性的興奮にとってマイナス要素。
最初に考えたのは、「まさかブスを痴漢するはずないし、例え痴漢だと叫ばれても逃げ道はいくらでもある」説。
かなり古い本だが、痴漢冤罪に合わないための~みたいな本にも最終手段として「こんなブス触る訳ない」と主張する、と書かれていたのを見たことがある。
被害者の女性が、思わぬ罵倒を受けて茫然となった隙をついて逃げるというのは『逃亡』を優先すると場合かなり有効な手段かもしれない。正直腹立つけど。
そういう不安を抱えながら、絶対安全とは思えない逃げ道を作るために「デブスを痴漢」というのは無理がなくないか?
と、ここまで考えてふと思った。
自分は無意識のうちに痴漢行為→性的興奮と、痴漢と性的興奮を直接つなぎ合わせていた。
痴漢の最終的な目的は興奮を得ることだ。しかし、痴漢してるその場でナニをやらかす輩は、痴漢の全体数で考えると半分を超えていることは無いだろう。
大半の犯人は痴漢行為で得た興奮は別の場所に持ち帰って使用するはず。
そう考えた場合、
と、痴漢行為からその興奮を持ち帰るまでの過程が挟まることになる。
私は痴漢行為を持ち帰る過程で、デブスが痴漢されるヒントがないか考えた。
それにしても、痴漢というのは被害者のことをどれだけ覚えているのだろう。
特定の被害者を毎日つけ狙っているような奴は覚えているだろうが、それは特定の人物に特別な感情があって痴漢しているというよりも、何人も痴漢しいった結果「告発できない気の弱いターゲット」を見つけたのではないだろうか。
初めて痴漢した相手がたまたまそういう子で、以来続けているということもあるかもしれない。
だが、常習犯でなくとも、たまたまムラッとした結果たまたま目の前にある尻を触ってしまった犯人もいるらしい。
妥協で触られたとしたらそれはそれで腹立つけどな!!
それにしても、犯人は痴漢する相手は妥協できる。しかし、妥協した結果性的興奮が減退するかといわれれば違うのだろうか?
もしや、痴漢行為をしてから移動して性的を興奮を持ち帰る間にデブス要素が抜けてしまう……?
図にすると
↑ ↑ ↑
みたいな。
目の覚めるような美女とまではいかずとも、それなりに納得できる相手を痴漢したと記憶が頭の中で書き替えることはそう難しくはないだろう。
デブスを痴漢した犯人の脳内では、被害者がそれなりにかわいらしい子になっていてもおかしくない。
ある意味、自分はそれなりに価値がある相手に痴漢をしたのだ、と自分を納得させるためかもしれない。
人間、誰しもハイリスクローリターンな行動はしたくない。それは痴漢も例外ではないはずだ。
ただ、ハイリスクでもハイリターンならやってみる価値はあると思う人は少なくないだろう。
結論として私は
「デブスを痴漢する犯人にとって、被害者はオカズそのものではなくオカズをよりリアルに演出するための演出補佐役でしかない」
という考えにたどり着いた。
例えはアレだが、CGのモーションキャプチャだ。
痴漢という行為で得たモーションキャプチャを持ち帰り、自分の好きな外見を被せる。
生身の人間を触ることで得たモーションの興奮は妄想だけでは補えない生々しさを演出。性的興奮を倍増させるための糧にする。
それに、モーションキャプチャに外見の美醜は関係ない。
そう考えると、被害者がデブスでもいいというのに納得ができる。
痴漢が欲しいのは痴漢をしたという『事実』と、生身の女が痴漢された時の反応という『モーション』。
これも被害者の外見に関係ないかもしれないが、痴漢された女性が抵抗したり敵意を向けたりすると、犯人が驚いたりする理由も同じかもしれない。
モーションキャプチャのデータ収集にバグが出てたからびっくり、みたいな。
もしそういう輩が痴漢を繰り返すとしたら、モーションキャプチャの精度を上げるためや新種のモーションが欲しくなって繰り返すのかもしれない。
おそらく痴漢しながらナニに及ぶ犯人は、痴漢行為を働きながらリアルタイムで記憶を改ざんすることができるのだろう。
ある意味、頭の回転が速いということが出来るかもしれない。もっと別の場面生かせよと叫びたい。
そしてよく聞く痴漢された=自慢話と受け取る人の話。
おそらくそういう人は、痴漢行為=性的興奮と、この二つを直接につないでいると思われる。
自分の体は異性を性的に興奮させられる=自分は魅力的アピールだと。
しかし痴漢と興奮の間に脳内変換が挟まっているとしたら、けして魅力的だから痴漢されるわけではない、ということにならないだろうか。
だってそうじゃないとリスク背負ってなんでよりにもよってデブスに痴漢するのかさっぱり意味がわからないからだ。
半分以上妄想ですが、お許しください。
なんでも鑑定団、私の大好きな番組だ。歴史や文化の勉強になる。良い値が付くかも重要だが、どうしてその品を手に入れたのかというストーリーも値段抜きにして面白い。人の営みと、歴史の流れのリンクがたまらなく興味を引き起こす。慣れてくると死亡フラグというか、残念な品だろうと想像つくような要素を持つ依頼人・依頼品が解ってきたりして面白い。思文閣の田中氏が好きだ。
なにより楽しみなのはアシスタントのお姉さんだ。モデルだったり女優だったり、スタイルの良い目鼻立ちの整った大人っぽい美人のお姉さんがアシスタントで登場する(私の好みの顔のタイプである)。注意すべきは練達のコメディアン今田の「依頼人の登場ですッッッ!」の一言。お姉さんが二人一組になって扉を開ける。このときお姉さんの美脚の、すねからふくらはぎにかけてのラインを絶妙ともいえる角度で拝むことが可能になっている。まず扉の前でカメラに対して横向きにたたずむわけで、膝からふくらはぎ~足首のラインが強調される。それから後ろを振り向きながら扉を開けることになるのだが、ここではふくらはぎのヒラメ筋を完全ともいえる姿を我々は拝見することができるのだ! そしてお姉さんは扉を閉めて歩いて去る(当然カットされることも多い)のだが、こういうお姉さんの奇麗な脚を立体的にダイナミックに観測できる番組は他にない点は指摘しおきたい。次に他のお姉さんが依頼品を持ってくる…のだがこの際通常では高さの低い展示ケースで持ってくる。この場合お姉さんは見れるけどほとんど脚はみれねえ。たまに、軸や大判の絵画、和服など掛けて展示する品の場合。引きでカメラが依頼品を映すので、すなわちお姉さん方が品を運ぶ姿が引きでテレビに映る。すなわちふくらはぎを見ることができる。モノを運ぶ際の脚の動きは本当に奇麗で流麗であり眼福の一言の外にない。滅多にないことだが扉を閉めるお姉さんと依頼品をを運ぶお姉さんが上手いこと画面に納まっていい感じになることがある。奇麗なお姉さんがたくさん出てきて私はとっても嬉しい。そして番組作ってる人は絶対脚フェチ! 衣装も可愛いし良い仕事してますね。その感性、大切になさってください。
特に好きなアシスタントは新妻さとこさんだ。出張鑑定で高額なのが出てはしゃぐ青木さんもかなり好きなんだけどやっぱり新妻さん。二十歳のころからアシスタントとして、今年三十三歳。アシスタントのお姉さん方は皆だいたい30代前後なんだけど、スタイルを維持したり頑張ってるんだろうなって思う。途中、脚のことばっか書いてふざけてしまったんだけど(私は脚フェチです)本当に良い番組で、番組自体も長寿だし、紳介の件はあったがアシスタントもタレントも長く同じ人を使ったりと、じっくりしていてとってもいい番組だと思う。
インターネットは誰が管理しているか? ほとんどの人間はこれを気にしない。
インターネットが普及して80年ほどが経過した。無線による生体ネット接続が通用し、網膜に映して必要な情報を得ることが一般化した。
「昔の人間は、網膜の情報なくしてどのように車の運転をしていたのだろうか?」なんて話題が小学校の生活の授業で登場する。
観光地や官公庁の案内が、紙や吊るされた案内掲示板によって確認されていたという祖母の昔話に驚いた。
最近は微力な電力を提供することで、人間の動作の補助をネット経由で行なうことも多くなった。初めは介護施設で試験的に創められ、今では街を歩くときに障害物などに対応して移動の補助を行ないうるようになった。すでに老人だけでなく、生体ネットを持つ者の多くが、この動作補助アプリケーションをダウンロードして日々を送っている。視力を眼鏡で矯正した往時の人々と同様に、動作を矯正して正しい、より強い動作が可能になった。
かつてIPアドレスやドメインの管理はアメリカの民間団体であるICANNによって行なわれていた。インターネットの利便性が人間の身体性にまで及ぶようになった時、些細な、かつ歴史的に何度もあったような、単純な理由をもって、インターネットの支配権をめぐる争いが起こった。その結果、新たな管理者が現れた、ネットを管理している者の正体は複合的な国家とそれから委嘱された営利団体により巧妙に隠されて一般の人間には見えにくくなっている。そもそもインターネットは大変便利で使うに越したことは無いのだが、その仕組みを考えたり理解したりすることは、一般人には極めて困難だ。そしてネットの管理者はその点を突き、管理者の意に沿わない人のネット接続をはじくようにした。ネットは警察権と癒合したのだ。「犯罪者」は、ネットを外された瞬間、見事にぎこちなく、身体動作がガタガタになる。古典的表現で言うなら眼鏡や杖を外されるようなものだ。諸々の視覚情報も得られず、たくさんあるネット認証ゲートの使用もできない。
誰だかよくわからない管理者が露骨にその支配権を表明し、強制的な徴兵や労働を人民に課すようになった。逆らえばネット接続を外されてしまう。そうすれば生きてはいけない。ネットを梃子に人々はたやすく支配された。私はその状況を打破するために、1990年代後半に造られた「もう一つのネット体系」の復原を試み、ほとんど成功させた。直接のデータは紙媒体、それも感熱紙に印刷しており当局もそこまで情報をカバーしていなかったことは幸運だった。ほとんど歴史学者みたいなことを続けて、私はwwwに寄生する形で改良を重ねついに実用段階を迎えた。
「通常」のネットがある日突然使えなくなった。既に私の研究は当局に露見しており、ネットの不正使用ということで逮捕されると網膜に通告がなされた。25分後に警察が到着するという。
私の家は中山といい、代々貴族の家系で家格は羽林家(Urin‐ke)というレベルで中級の貴族だった。貴族制度などから恩恵を得る時代はとうに過ぎて、羽林家だからといって何か得するわけでもない。一つ変ったことといえば、随身(Zuijin)として古代(Ancient)から忍者(Shinobi)として仕える秦(Hata)という一族(Family)がいることぐらいだ。21世紀の今日び忍者なんて流行らず、一族の最後の生き残りであるくのいち(Kunoichi)珠洲子が一人仕えるのみだ。それが必要かどうかは措くが、彼女は先祖からの知識や知恵や武術を高いレベルで継承したという。私より4つ年上だから今年33になるのだろうか。栗毛の短い髪に大きな二重瞼の瞳。顔の造形は美しく、飲み屋でよくナンパされるという。高い運動神経は美しい身体曲線をつくる。足首がキュッとした美脚を30代でも維持していることが自慢なんだよー、とよく私に話しかける。
珠洲子を呼ぶ。「…ここに」時代劇じゃないんだからそんな台詞言わなくてもいいのだが。裾の短い、くのいちの装束を身に付けた珠洲子が現れる。本当にくのいちはこんな格好してたのか? 謎だ。「君に生体接続を試みる。別種のネットだ。」「?」「私は拘禁される。…が君は逃げのびて、支配的なネット規制の現状を打破してほしい」「…かしこまりました」「仕組み、多分使えば慣れるはずだ」「…かしこまりました、任務ということでよろしいですね」「そうだ、任務だ」任務といえば逆らえないのが随身の定め。酷い話だが、彼女を脱出させる唯一の方法だ。別れの際も、普段のように会話できれば良かったのだが。
道民にとってはローカルCMをよく流す会社として知られている。
そのCMの冒頭、ミニスカ美脚のお姉さんが車から降りてくるんだけど、この部分、多分20年くらいは使いまわしている。
昔はお姉さんの顔とか台詞とかあったんだけど、バブルっぽい風貌だから、さすがにその箇所は使わなくなったんだろう。
http://www.kitanihon-car.co.jp/
以下のなんでも実況Uの日ハム専門スレッドをご覧いただきたい。
http://read2ch.net/liveuranus/1283683322/
462 + 6:今、天王星のwiki見てきたら軌道傾斜角(i) が0.774°だった[] 2010/09/06(月) 15:40:00 ID:hIY5TJWR (1/3)
ただいまハム専!向こう(千葉)でゆっくりして今札幌に戻ってきた。
重大発表だが実は俺の母さん「北日本自動車共販」のCMの足なんだぜw知らない?母さん昨日初めて教えてくれたw20年前のCMを未だに流してる企業もどうかしてるがねw
このとおり、お姉さんの息子と思しき人物が2chはなんUのハム専で書き込みしているのだ。
もちろんこの書き込みが嘘の可能性もある。だがこんな微妙な嘘をつくメリットは特にないだろう。
妙な本当らしさがこの書き込みにはあると、私は思う。
美脚のお姉さんは20年の間に母になり、息子も2chに書き込みするくらいに成長している。
あのCMの脚は私のものだ、と初めて息子に教えた母はどんな気持ちだったのだろうか。
それはただの自己満だし、仕事中に露出に付き合わされる周囲の苦労もわかってほしい。
おばちゃんの露出はエゴ。飲み会でおっさんが延々と自分語りするのと同じ。
飲み会は聞き流せば良いけど、露出は視覚でアピールしてくる分、無音のテロ。タチが悪い。おっさん以下とも言える。
ほんとにもう!愚痴りたくもなるわ…!、いい年なんだから、もう勘弁してくれ!
うちの会社は公務員的な会社で、独身高齢女性が多い。昔は綺麗だったのかなって先輩社員もちらほら居る。
しかし、そのうちの3人ほどが、大胆に露出したり、きわどいラインの高そうなブランド服着たり、
ミニスカにセクシー(笑)柄のストッキング履いて出社してくる。
男なんで一瞬、目が行く、そして、あ、あのおばちゃんの足だったと気付いて自己嫌悪に陥る。
多少スタイルが良くても、仕事中なので意識して見ないようにするのがめんどくさい。
見たら見たでもっとめんどくさい。
あいつらは視線に敏感で大好物だから、若手の○○にジロジロ見られたって「被害」を同僚に話す。
そんで、気持ち悪いって相談するふりして、実は自分の足が綺麗だって暗に再認識したいようだ。
濃いめのメイクにちょい露出、これって社内に居ながら田舎のスナックに居るような気分になる。
女は30代後半になったら露出は自粛してほしい。これは逆セクハラです。
男がやるとセクハラで訴訟モノなのに、女がやっていいのって変だろ。
下着が浮き出すぎてるやら、黒のレース柄ストッキングも勘弁してほしい。
男→男視点で気持ち悪さレベルを喩えると、おっさんが下に着るシャツ無しで、Yシャツを第3ボタンまで開けて、乳首もほんのり透けてるくらい気持ち悪い。
女がセクシーストッキングで衰えない美脚をアピールしてもOKなら、男だってスキニーなスラックス履いて、衰えないもっこり感をアピールしてもいいって論法になるわ。
そんな修羅の国、いやだ。
頼むから、せめてチラリズムでお願いしたい。透け透けレースはアウトだが、上品なレース模様やらで、ちょい見せくらいで勘弁してほしい。
ふだんは隠してるのに、近くで見てみたら、実は良いもの持ってんじゃん、くらいのドキドキがちょうど良い。(一部のニーズがある人には)
年増の女性にセクシーにされても、仕事中なんだから、きれいなの見れてラッキーとか全然思わんし、
ためしに、一人のうら若い女性を観察すると、清らかに垂れ下がるロングの黒髪、きゃしゃな胴とは不釣合いの豊かな乳房、細くまっ白な美脚が、うるわしいシルエットを形づくり、見る者の目をくぎ付けにしてやまない。
これほど美しい娘が世の中にあるものかと信じられない気持にもなり、ついつい凝視してしまうけれど、あんまり眺めていると変態になってしまうから、そこは理性を働かせて目をそらすよう努める。
そう思って顔を上げると、いつのまにか目前には美女の後ろ姿があった。
しとしとと降り注ぐ雨の中、傘をさして淑やかに歩を運ぶ彼女は、淡い茶色に染めたショートヘアを可愛らしくなびかせ、小ざっぱりとした服装から、おとなの女性特有の優雅なオーラを存分に漂わせている。
気を失いそうになるほどの上品な香りが鼻から全身を貫いて、ともすると後ろから抱きつきそうになるけれども、やはり自分が人間であることを言い聞かせて我慢する。
うしろからでは彼女の顔は見えないし、乳の大きさもわからない。
けれども、それがむしろ好いのだ。
この人は世にも不思議な天使で、目鼻立ちはくっきり、豊満な胸はしゃんと主張し、ほどよく引締まるウエストが色っぽいくびれを演出している。
きっとそうなんだと信じた時に、私たちは言い知れぬ幸福を感じるのではなかろうか。
道はまもなく曲がり角に差しかかる。
彼女を天使のままにしておくのも手だが、正面から拝めないのを惜しみ、あえて行動を起こすのも悪くはあるまい。
さりげなく早足になり、天使を追い越したら、満を持して一瞥してみる。
なーんだ、おばさんか。
すこし残念がって、もういちど前を向く。
それもまた、好いではないか。
承前。
前編(http://anond.hatelabo.jp/20130825133734 )では三縞君に作品そのものについて総括をしてもらった。
彼女はあの通り真面目な人なので、旧約聖書やら仏教の経典やら沢山の資料を比較参照した跡が見える。まああとは文章の方にもう少し可愛げがあれば……なんてうっかり口にしたらまたもや新品の机を蹴られてしまった。情報庁の事務机と違って、アルコーン社のオフィスウェアは本物と見紛うばかりの高級情報材製なのだが、彼女は遠慮なくその黒いストッキングの美脚を持ち出してくる。せめて元上司を「鼻持ちならない」と無遠慮に評するところくらいは変わってほしいと思う。
で、ここからが僕の出番。
稀代の大作家・野崎まどが残した作品の中に埋め込まれた、人間の癖や偏りを利用した暗号。
といっても僕は特殊な暗号解読の専門家でも何でもないので、あのときのような成果を期待されても正直困ってしまう。
あれは先生と僕の間柄だったからこそできたことであって、大して知りもしない作家を相手に同じことができるなんて考える方が間違ってる。
けれど僕はこの仕事を受けた。
基礎コードの解析を終えた量子葉の研究はとっくに先生の意図を探ることからは離れていたし、こうして頭を使うのはとても心地良い。
だから、これはまあ、知ルが帰ってくるまでのお遊びみたいなものだ。
一般発売前の自社製ワークターミナルは唸り声ひとつ挙げずに目を覚まし、僕の電子葉とダンスを始める。啓示視界に多重展開された書字情報マトリクスが視線の導きで然るべき場所に配置され、僕はその本を〈知る〉。
ウィンドウをもう一つ開く。首振りで先のレポートを取り出して、目の前の本を固有値解析にかけた。多次元スライスされた書字情報はいくつものキューブに分裂し、吸い込まれるように消えてゆくと、瞬く間に啓示視界がウォッシュアウトされて、周囲の情報圧が低下してゆくのがわかる。
三縞君は常識人だ。凡人と取り違えてはいけない。常識人というのは世の中の人が当たり前のように知っているとされることを本当に当たり前のように知っている、得難い優秀さに与えられるべきタグだ。才媛三縞君が組み上げた意味論フィルタは時にピーラのごとく表面を撫で下ろし、時にスライサのごとく作品を賽の目に刻んでは雑味を取り除いていった。後に残るのは〝野崎まど〟という名の個性の結晶だ。
想像が始まる。僕は右脳と左脳を車の両輪のように回して脳内に〝野崎まど〟を仮定すると、感じるままにコードに潜む違和感をすくい上げていった。
少し難しい……ノイズが多い感じだ。ライトノベルをフィールドとする氏の世界描写は童話的で、本筋に関わらない部分は余計な注意を惹かないよう可能な限りオミットするのがスタンダードだ。とはいえ今回の版元は早川書房、百戦錬磨のうるさ型SF読みが相手だ。手加減はないと思っていいだろう。
思いつくまま挙げてみる。
序章。情報格差を乱用して女遊びをした僕は翌朝当然のようにバスでオフィスに出勤する。さらに車内には大声でおしゃべりに興じる女子たち——思念通話はとっくに実現されている時代だが、僕は咎めることも聴覚を遮断することもなくそれを聞いている。
やれやれ、と僕は首を振った。僕の仕事の大半は場所を問わない。だいたい情報化が極限まで進んだ社会で肉体の移動を要する業務分野といえば食事・医療・性風俗くらいのものだ。その意味での役得といえば唯一、三縞君と交わす、互いに性的関心を潜めたコミュニケーションだけだろう。この危うさだけは何事にも代えがたい。
〝先生〟について語る以前に、僕がわずかにでも興味を向けた人物がみな女性であったことに気づいただろうか。正確に言えば老婆を迎えにきた男性についてたった一行触れただけだ。京都の町は不朽を表す国家的なシンボルだ。だから、この一連のシーンで描かれているのは、僕ら男が背負うべき、いつの世も変わらぬ女性への関心に他ならない。
ジェンダー的な視点で見出すと、他にも気になる点が出てくる。京都大学の構内で赤ん坊を連れていた学生は性別不明だが、どうあれ血のつながりはないだろう。養護施設の保育士は男性だった。けれどエピローグで死に瀕した子どもに付き添っているのはなぜか母親ひとりで、これは明らかな偏りだ。「女性にお茶汲みを頼むのは性差別」という認識は根付いていても、我が子に対する愛情など僕らの世代の男性は持ち合わせていないのだ。
と、ここまで書いていたら三縞君から「あなたのろくでなしな価値観を世の男性にまで一般化しないでください」と書かれたメールが飛んできた。
退庁後の僕のクラスは、彼女は同格の4まで下がってしまっている。おかげでプライベートレイヤがだだ漏れだ。もう迂闊な発言はできない。
僕はおとなしく仕事に戻ることにした。
該当箇所をズームする。それは〝集落〟の場面。クラス0の女子中学生に対するのぞき行為が行われ、社会がそれを容認していると語られる箇所だった。
馬鹿なことを。
当たり前だが個人情報保護と児童保護はまったく別の問題だ。しかも情報格差は技術的限界によるものとされている。少なくとも一般的な認識としてはそうだ。だったら法が容易くその現状を追認することなどあるはずがない。
ここだ。ここにヒントがある。僕はそう直観した。
思考が活性化し、電子葉によって自動収集された関連情報が僕の啓示視界を埋め尽くす。
ソフトSF——純粋に人文科学に基づくSF。とりわけフェミニストSF。女性作家の隆盛。メアリー・シェリー。ベネット。ル=グウィン——違う。こっちじゃない。右脳が理屈を飛び越えて判断を下し、一足飛びにその本質をたぐり寄せる。ヒントはこれだ。
社会描写の神髄は、弱者をどう描くかに現れる
即座に理由を問う。
社会の歪みを体現する存在は常に女・子どもといった弱者であるからだ
方向付けされた認識が参考作品を引き寄せる。
過去の日本SF大賞受賞作。『マルドゥック・スクランブル』。この作品では〝戦う女の子〟を地に足がついたものとして描くために、少女娼婦の身分、戦争由来の過激な技術、ならびに犯罪的な出来事に即応するための法体制を用意した。出来上がった少女は社会的に見れば化け物でしかないというのに。
僕はようやく理解した。
それが指す存在を、僕はすでに知っていた。
誰より保護されるべき存在でありながら、誰よりも自分の身を守ることに長けた少女。量子葉とともに生体脳を育て上げた、人類初のクラス9。進化の特異点。
道終・知ルその人。
ようやくあの男について語る時が来た。
クラス*(アスタリスク)。素月・切ル機密官。主人公(僕だ)の心の闇を凝縮したような人物。
結果から言えば彼はかませ犬以外の何者でもなかった。彼の行動は無意味で無価値で、そして無残なものだった。けれどその劣悪な人間性については触れておかないといけない。
裏仕事を専門とし、存在自体が機密とされる、規格外のクラスホルダー。そうした役職に求められる一番の資質は、規律、そして良識だ。ところが素月はその逆をいった。
自らが果たすべき任務を忘れ。
14ページに渡って狂ったように女子中学生の裸を狙い続けるその様は。
ただの変態だった。
それから僕はことあるごとに知ルに対して欲情するようになった。
可憐な容姿。挑発的な言葉。妖艶ささえ感じる所作。それと同居する少女の無垢さ。知らぬ間に僕は虜にされていた。
それでもあの男、アルコーン社CEO、有主照・問ウさえいなければ、僕が女子中学生を相手に一線を踏み越えることはなかったんじゃないかと思う。
そのことを知って咎めるどころか喜んだミアもちょっとどうかと思う。
いや。
なぜそう設定したのか。
答えは簡単。知ルが初潮を迎えるその日をただ待っていたのだ。現代人としてはずいぶんと遅いように思えるが、そこは孤児で栄養状態が悪いことと対象となる異性がいないことを考慮すれば説明がつく。
本番を迎えた知ルの口から「私、セックスって初めてです」と言わせなかったことは氏の最後の良心だろう。そう信じたかった。
すっかり忘れていたが作中の三縞君の扱いはこの作者にして徹頭徹尾まるで違和感のないものだった。
長く辛い旅路だった。
結局、作者の真意は何だったのか。
僕には朧気ながらその姿が見えていた。
そう。氏は切望していた。
情報の秘匿も。
時代の空気も。
何もかもが存在しない、本物のオープンソースの世界というものを。
最後に。
解読の結果、僕がすくい上げた言葉を君たちの啓示視界に残してこの稿を結ぼう。
うわぁい、子どもの保護なんて全然乗り気じゃなかったけど、こんだけいけてるなら俺もロリコンでいいやあ!
(続かない)
今まで、おしゃれなんてめんどくさいだけだと思ってた。服を選ぶのも面倒で、ベーシックなものはユニクロか無印、見えるところはearthとかローリーズファームとかゆったりとして着心地が悪くなくて安くてそれなりに来てる人が多いテイストで、ってのを適当に選んできていた。
それが、なぜかこの春、急に服を見に行くのが楽しくなった。
痩せたわけではない。太ってはいないが、サイズとしてはぎりぎりMくらい、下半身が太めなのは十代からである。
しかももう三十だ。若くはない。
でも妙に楽しい。
ウィンドウショッピングして、よさそうなのは手に持ってみて、店員さんと話して、こういうのとあわせるといいかもとか教えてもらって、買ったり買わなかったり。
原因はわからない。彼氏とも別れちゃったし、かといって次だ次という気分でもないのに、なぜだか着飾るのが楽しい。
二十代の半ばくらい、社会人になったばっかりの頃、社会人になったしこんどこそ垢抜けようと思って綺麗な色合いのものを買ってたときは全然楽しくなかったし、似合わない気がしてほとんど着なかった。実際に似合わなかったしテイストもバラバラだったから、うまく品よく着るのは相当難しかったはずだ。
年を取ると万人受けが求められるようになるから、私の好きなシンプルなテイストの物を勧められることがふえる。それもたぶん楽しくなった一因だろう。若さを失ったほうが、自分の心を抑圧する必要がない。
足のサイズが大きくて幅が広いので、今までパンプスは合うものがなく嫌いだった。
でも、試着室の端っこにあるパンプスは多分大体7cm以上のヒールがついてる。それをはいて鏡の前にたつと、いつもより足が細くそして長く見えることに気づいた。
7.5cmってのが足が一番きれいに見える高さらしいのだが、本当にそうだと思う。今まで足がコンプレックスでコンプレックスで、それでおしゃれが嫌いだった。なにを着ても似合わないと思ってた。でも、そんなことないじゃん。意外にその辺にいる人と変わらないじゃん。そう思ったらなんだか楽しくなって、一生懸命7.5cmヒールのパンプス探して履くようになった。
ちょっとした、たとえばガラスへの映り込みだったり、鏡の前を横切ったりする時、自分から目を逸らさなくなった。ぎょっとしなくなったからだ。自己満足なのはわかってるし、やっぱり細い人は細い、美脚な人は美しい、足の長い人は長いと思うけど、自分を見た時にぎょっとしないというだけでこんなに自信になるものなんだとびっくりする。悪くない。「悪くない」はなかなか見つからない。私の場合、その「悪くない」の魔法は7.5cmのヒールだったらしい。
今まで何回もランニングを習慣にしようとして、挫折してきました。
面倒くさいし、辛いし、楽しくないし。
それまでに気をつけたこととかをリストしてみるんで、ランニングを始めようと思ってる人の参考になればいいと思います。
なんでランニングしたいのか?を、今一番悩んでいることと無理矢理でもいいから関連づけよう。
たとえば、
恋人が欲しい→痩せれば・引き締めれば出来るはず
就職活動でいうネタがない→ランニングを続けたというネタになるはず
など。
とりあえず、ランニングしたいんだ!と自分を洗脳することからスタート。
ランニングシューズはいいものを買おう。走りにくいとやっぱり走るのが嫌になる。
あと良いシューズを買うことで、もったいないから走らなきゃなーとも思うようになる。
とりあえず、自分の気に入ったものを買うのをおすすめする。値段は気にしない。
逆にウェアは安いのでいい。クローゼットの奥で眠っているジャージでもいいし、ぶっちゃけ運動出来ればなんでもいい。
買う人は、おすすめはgu。速乾性シャツとか、スポーツ用のインナーとかが500円ぐらいで買える。デザインも悪くない。
走っていてやべえ超気持ちいい!と思えるお気に入りスポットを見つけよう。
その景色が見たいがために走れるぐらいのスポット、自分のご褒美になるぐらいの最高のスポットが理想。
なぜ3-4km先かというと、もし目的地点が3km先なら絶対往復で6kmは走れるから。そのくらい走ったほうが効果も出やすいし。
途中で諦めたくなっても、絶対目的地点に行くまでは諦めないぜ!って自分に言い聞かせて、その後はもっと走りたければ走ればいいし、嫌なら引き返していいことにする。
ちなみに私の場合、目的地点は、自宅から4km先の多摩川をまたいでいる丸子橋。
都心とは思えないぐらいの開放感。360度周りが見える開放感。真横には東横線やら横須賀線やらで、電オタにはたまらない。
イキそうになるぐらい最高に気持ちがいいので、走り始めたからには絶対ここまでは走る。で、まだ走りたかったら多摩川沿いをちょっと走る、って感じです。
そんなスポット、簡単に見つけられないよ!って思ったら、JogNoteのジョグマップ(http://www.jognote.com/jogmaps)でみんなが走っているルートを検索。
自分の住んでる地域の人気スポットとかを検索して、そこの中で自宅から3~4kmのスポットまでを確認のため軽く散歩してみる。
体力的に走れそうかどうか、どのくらい時間がかかるのか、ランナーは多いかなどを確かめる。
週末はのは、どのくらい時間がかかるか分からないので、時間に余裕がある方がいいから。
でも週末の昼とか夕方はランナーがうじゃうじゃいて、「こんなランナーがいるところで走るの恥ずかしいよ!」ってモチベーションが下がりかねないので、早朝をおすすめする。
小学校とかで宿題やると一回スタンプ押せたり、習い事で先生がシール貼ってくれるチャートみたいなのあったじゃん?あれ。
ランニングをするたびに1つ埋めるチャートみたいなものを作ろう。とりあえず30マス分ぐらい。
5、10、15、20、25、30の数字はよく分かるように大きく数字を書いて、目立たせる。これを毎日見るところにはっておこう。
で、毎回ランニング行くたび(目的地にたどり着くたび)にシールを貼る。幼稚だけど、これが案外効く。
5回走ったら自分へのご褒美でなんかランニンググッズを買おう。そのかわり、5マス埋まるまで絶対に何も買わないこと。
その次は10マスでご褒美。その次は20マス。そして30マス。
走っていると絶対欲しいものが増えてくるから、それをリストにして、一個づつ自分に買ってあげよう。
日やけ止め塗ったらもう走るしかない、みたいな。
だって、まず日焼け止め塗ったのに外出ないとか日焼け止めがもったいないし。そのまま二度寝したら肌荒れるし、落とすのもメイク落としとか洗顔とか面倒臭いじゃん。
面倒だからもういいやー、走っちゃおーってなる。
テンションが上がる曲、好きなアップテンポの曲を一番最初にして、中盤の辛いときにはお気に入りの曲、最後の方には落ち着いた、ゆっくり走れるような曲がいいかも。
週末は基本的に早朝以外は終日ランナーがうじゃうじゃいる。初心者もいるが、もちろん長年走っている人もいる。
そんなところで走ってしまうと、元気なおじいちゃんとか若いお姉さんに追い越されて自尊心がズタズタになりかねない。
早朝はあまり人もいないし、いても早起きなおじいちゃんおばあちゃんが多いから、あまり追い越されることもない。
あと車が少なくて、騒音も排気ガスも少なくて、昼間の数倍気持ちがいい。
人が少ないってのもいい。見られないし、ぶつからないし、何より「世界で自分一人しかいないんじゃない?!」っていう開放感が最高。
ジャージって寝やすいし、パジャマにしてる人も多いじゃん?じゃあ、ウェアで寝ちゃおう。
ウェアで寝たらギリギリまで寝ていられるし、朝起きたら着てるからもう走るしかない、って思える。
起きて日焼け止め塗って水を飲んだら玄関にGO. もう走るしかないね。
他のランナーは気にしない。
別にランナーたちは他の人のことあんまり気にしてない。マジで。
追い抜かれそうだったら、逆に追い越させてしまえ。後ろに誰もいない方がなんだかんだ気楽。
あと、かっこいいジャージ着てるから熟年ランナーなわけじゃない。
ランニング始めようと思って形から入ってしまった人が多いから、初心者とかもあり得る。気にしない。
追い越されたら、その人はまだ走り始めだと思えばいい。
走り始めはまだみんな体力があるから誰でも結構速く走れる。だから追い越されたと思うこと。
「あいつは走り始めだ、自分はもう結構走って体力ないんだから抜かされて当たり前」って思えば、全然いける。
そこに写る自分を見てうっとりしてみる。うわー、さまになってんじゃん!って思うはず。
ランニング用のスパッツみたいなの履くと足が長く見えるからおすすめ。うわー、自分案外美脚じゃん!って思うかも。
走ってる人って結構赤信号の前で足踏みしてるじゃん?別にしなくていい。赤信号ぐらい休もう。ご褒美ご褒美。
ちなみに私のおすすめは仁王立ちして他の歩行者とか自転車乗ってる人のガン見。
小さな横断歩道とかだと、結構信号無視しようとする人いるじゃん?あれをガン見する。
「え、ランナーの私でも止まってるのに、無視すんの?へえ?私見てる前で交通ルール違反すると?」って目線で見る。
だから、足踏みしないで仁王立ちしてガン見。
ちなみに、信号のない横断歩道で車が全然止まってくれそうになかったら、あえて横断歩道の前で足踏みする。
本当は車って横断歩道のところに歩行者がいたら止まらなきゃいけないから、「おーい、渡りたいんだけど」アピール。すると案外止まってくれる。
で、全然止まらなかったらもう通ってよし。だってルールでは歩行者優先だからね。
疲れたらペースを落としてもいいけど、止まっちゃダメ。赤信号だけがご褒美。
もうダメだ休もう、って思ったら、顎を引いて腕を思いっきり振ってみると、案外まだ進める。
ランニングにはデッドポイントがあるから、「今乗り越えれば楽になる!」と信じて進もう。
本当にもう止まりたくなったら、自分の前の信号が赤になるまでゆーっくり走る。
で、赤信号にタイミングよく止まったらそこで休む。けど、青信号に変わったらちゃんと再開すること。
帰ってきたらまずシャワーだけど、その後すぐGoogle Mapで走行距離を調べてみよう。
で、その数字を毎日チャートに書く。毎日、今までの走行距離の合計を計算する。それにうっとりするはず。
「こんな今まで走ったとか本当すごい」って褒めまくる。
私なんか一度行っただけで2kgぐらい減る。
それを見ると、「やっぱりランニングって効果ある!すごい!」って思うはずだし、その日もその体重をキープしようと頑張るはずだから、おすすめ。
でももちろん食べれば増えるから、次の日には元に戻ってると思うけど、それは仕方がないこと。
雨でも走る人いるけど、無理。そんなドMなこと出来ません。
もうこれは神様から休め!って言われてるんだと思って、休みましょう。
二度寝するも良し。そのまま起きて優雅な朝を過ごすも良し。
ランニング中に怪我したり、トイレに行きたくなったりしたらもう最悪じゃないですか。
あとヘアゴム切れたり、iPodの充電切れたりとか。もう萎えまくりでランニングとかしたくなくなっちゃう。
だから、絶対にそういうことが起きないようにすること。
階段は絶対走らないで、歩く。坂道はゆっくり走る。トイレにちゃんと行く。トイレの場所を確認する。ヘアゴムは予備を用意する。iPodは充電する。
筋肉痛にならないようにストレッチをするのも、その一つ。しっかりストレッチ。
あと良いことは意図的に起きるようにしよう。
たとえば、超疲れて、もうダメ!ってときに、お気に入りの曲が流れてきたら、もうちょっと行けるかも、って思うじゃん。
朝日が登るのを見れたら、ああ走っててよかった!って思ったり。
だから、プレイリストを作るときは、中盤で好きな曲が来るようにするとか。朝日の登る時間に走るとか。交番の人に挨拶してみたりとか。
ちょっとしたことを気をつけるだけで、だいぶ変わってくる。
とりあえず、初めて走る人が続けられるようになるためには、このくらいすれば多分続けられると思います。
全部やれってわけじゃないけど、参考になったら嬉しいです。
RTして頂いた方々コメントなど読ませて頂きました。不快な思いをさせてしまったようでしたら本当に申し訳ございません。
長年走ってきた方からしたら、こんな小娘にランニングが語れるか!って感じですよね。すいません。
もちろん、私の述べたことがすべてではないので、ご自身に合った方法でランニングをするのが一番だと思います。
ランニングを始めたい方は、この記事だけでなく、色々なサイトや知り合いの方に聞くのが良いと思います。
ちなみに私は、高校生の頃走り始めました。
最初は部活の基礎体力作りのためだったのですが、部活のためとはいえなかなか続けられなかったので、このようなことをしてました。
部活を引退後は、運動不足解消のためやっぱり走り続けようと思い、もう一度当時やっていたことを実践。
でももちろん今では習慣になってますので、もうご褒美とかがなくてもランニング自体が好きで走ってます。
習慣になるまで、楽しくなるまで続けられたらもうこっちのもんなので、こんなことしなくても大丈夫です。
あと一つ注意することを忘れていました。
あれは本当に辛いです。冬はお腹が冷えるので、走っているとお腹がゴロゴロしてきます。
なのでランニングに行く前に絶対一度トイレに行ってお腹の中がからっぽか確かめてください。
あと腹巻き(アウトドア用のとか)を使用するのをおすすめします。
万が一便意に襲われたら、絶対に走るのを中止し、お腹をさすりながら歩いてください。
焦ってトイレに行こうとして走ったりしないでください。便意が強まってきます。
もし自宅に歩いて戻れそうなら、歩いて帰ってください。
便意が治ったと思ってもう一度走るのは大変危険です。治ってもそのまま徒歩ですみやかに帰宅してください。
私も数回大変なことになりそうになりました。怖いです。
トラウマになりかねないので気をつけてください。