「無造作」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 無造作とは

2019-03-08

[] #70-8「パンジャム事変」

≪ 前

「何でこんなことをしたんだ! 盗みが犯罪だなんて分かっているはずだ。それともバレなきゃいいとでも思っていたのか?」

従業員が声を荒げながら犯人を問い詰める。

この事件で危うく犯人にされかけたこともあって、表情からは怒りが滲み出ていた。

「ここ最近、まるで食べてなくて……でもお金がなくて」

観念した犯人は目を潤ませながら、たどたどしく自白を始めた。

しか従業員の怒りは収まらず、余計に火に油を注いだようにみえる。

「だからって盗んでいいわけあるか!」

従業員はかなり感情的になっており、今にも掴みかかりそうな勢いだ。

しかもこんなにたくさん盗んで、持って帰る気マンマンじゃないか

「えーと、家族にも食べさせようと……」

「盗んだパン家族に食べさせるって? そんなので腹を満たせて家族は喜ぶか?」

従業員の詰問は高圧的であったが、言っていること自体正論だったので間に入りにくい。

いや、むしろ俺も犯人に怒りをぶつけたいくらいだ。

おかげでコッペパンを食べ損ねたのだから文句の一つくらい言ってやりたくもなる。

ただ、怒りに割くエネルギーすら惜しい状態だったので静観していた。

「ごめんなさい、許してください!」

ダメだ、大人しく法の裁きを受けろ!」

ちょっと待ちな!」

従業員の怒りがいよいよピークに達そうとしたとき、それを静止する言葉食堂内に轟く。

その声の主はオバチャンだった。

事情はよーく分かった。今回は勘弁してやろう」

なんかオバチャンが変な悟りモードに入っている。

最近観たドラマ人情派だったのだろうか。

「ええ!? どんな事情があれ、盗みは盗みだろ。それを許すってのか?」

「そうするしかない理由があったんだから大目に見てやろうじゃないか。『盗みは盗み』だからと冷たくあしらう、“罪即罰”なんて世の中は寂しいだろう」

犯人探しを血気盛んに始めた張本人にも関わらず、この場においてオバチャンは慈愛の心に溢れていた。

「ちっ……分かったよ」

ありがとうございますありがとうございます……」

犯人はオバチャンの温情に、何度も感謝言葉を繰り返した。

なんだか酷い茶番を見せられている気がするが、とりあえずこれで一件落着ってところか。

どうも釈然としないが、俺は警察でも裁判官でもない。

この場にいる人間が許すというのなら、水を差すようなことを言うつもりはなかった。


その様子を静観していた俺に、カジマが話しかけてくる。

「ほら、マスダ。待望のコッペパンっすよ」

そう言って犯人のバッグに入っていたパンを手渡してくるが、もはやそれは俺の望むものではない。

無造作に詰められていたものから拉げていて、ジャムのせいで全体的にベトベトしている。

とてもじゃないが俺のコッペパン欲を満たせるものではなく、すぐに突き返した。

「いや……いらない。ジャムでグチャグチャになってるし、食う気しねえよ」

ジャム……?」

そんな俺たちの何気ないやり取りを聞き、オバチャンが妙な反応を示す。

まさか、アンタ……このコッペパンジャムをつけたのかい?」

さっきまでの態度が嘘のようなドスのきいた声色で犯人に尋ねた。

「え……は、はい

そして犯人の返答を聞いた瞬間、オバチャンの仏のような表情がみるみる内に鬼のように変貌していく。

「どうやら、アンタを許すべきじゃないようだね」

「ええ?」

オバチャンの心境の変化に、俺たちまで戸惑った。

一体、何が逆鱗に触れたんだ。

「え、さっきパンを盗んだの許してくれるって……」

「アタシが許せないのはね、“パンを盗んだこと”じゃないんだよ。その“盗んだパンジャムをつけた”ことだ!」

そう言ってオバチャンは犯人の首根っこを引っ捕まえ、食堂の奥へ消えていってしまった。

取り残された俺たちは、その場に呆然と立ち尽くす。

「ね、ねえマスダ。オバチャンはパンを盗んだことは許したのに、何でジャムをつけた途端に怒り出したの?」

そんなの、こっちが聞きたい。

理解が出来ない俺たちに、従業員は自信なさ気に答えた。

「多分だけど……“盗んだパンジャムをつける”のは、“味を楽しむ程度の余裕がある”ってことになるから……じゃないか?」

なるほど、そういうことか。

飢えて心身共に余裕がないとか、或いは誰かのためにやったとかならオバチャンは許すつもりだった。

だけどジャムをつけるという、余計な欲やエゴを認めるほど寛容ではなかったようだ。

はえ~、ジャムをつけただけで、そこまで話がややこしくなるなんて変な話っすねえ……そうだ、これを『パンジャム理論』って呼ぶのはどうっすか?」

「何言ってんだ、お前」

こうして、事件解決を迎えた。

この出来事が俺の期末レポートにどのような影響を及ぼしたかというと、結論からいえば何も関係ない。

腹を満たしたわけでも、代わりに何かを得たわけでもなく、結局はBのマイナスだったので全くもって無駄時間を過ごした。

だがカジマは学び取れるものがあったらしく、『パンジャム理論』を考案。

レポートにまとめて提出し、見事D評価を貰って補習が決定したらしい。

(#70-おわり)

2019-03-07

[] #70-7「パンジャム事変」

≪ 前

俺はそう言いながら、彼に鋭い視線を向ける。

学年が違う生徒だろうか、あまりたことのない男だった。

「……なにか不自然なことが? 僕は正解のタイムに一番近いのに」

「俺は『最も誤差のある人間犯人』だと言っただけだ。その誤差が『正解タイム』だとは言ってないぞ」

「……え?」

「まだ気づかないのか。他の三人は正解タイムから30秒近くも離れている。なのに“お前だけ正解に近い”んだ」

「……ああっ!」

俺の罠にやっと気づいたらしいが、もはや手遅れだ。

勘付かれてもおかしくなかったし、見当外れの可能性も大いにあったが、目論見は上手くいった。

「オバチャン、もう一度聞くぞ。俺が注文する数分前、まだコッペパンの残りはあったんだよな。今もそう言い切れる自信があるかい?」

「うーん……でも、ここまで数え間違えるなんて、自分でも信じられないよ」

「そりゃ仕方ないさ。こいつの超能力で、そうなったんだから

超能力!? 他にもいたのか」


この事件ポイント犯行推定時刻、アリバイをどう崩すかに尽きる。

オバチャンは「超能力を使えばアリバイなんぞ関係ない」として、アポートが使える従業員犯人推理したが、超能力の制約もあって難しいと結論付けられた。

実はこの推理、かなり核心に迫っていたんだ。

犯行超能力が利用されていたところまでは合っていた。

だけど、それは他の超能力者によってだ。

そしてその超能力は直接パンを盗める類ではなく、犯行推定時刻を誤魔化せるものだと俺は予想した。

から時間当てゲーム提案し、その結果から手がかりを得ようとしたわけだ。

「つまり、こいつが時を操作したってことっすか?」

超能力は、そんな大層なことはできない。恐らく限定的な暗示能力とかで、俺たちの体内時計をズラしたんだろう」

意識して数えてもここまでズレるのだから、そうじゃなかった場合は尚更だろう。

こうなると、オバチャンの言っていた犯行推定時刻はアテにならなくなり、必然的アリバイも崩れる。

「さあ、何で超能力を使ったか説明してくれるか?」

俺は、彼にそう言って詰め寄った。

他三人も、どう答えるのかと注目している。

超能力を使ったことは暴けたが、こいつが言い逃れできる余地はなくもない。

さて、どう取り繕ってくる?

「……証拠は?」

何となくそんな気はしたが、予想以上にベタな返しだ。

俺は溜め息を吐きつつ、従業員に目配せをした。

「ん?……ああ、そうか」

従業員はすぐ察したようで、俺の学生バッグを凝視する。

その視界内には彼の学生バッグもあった。

「……あっ、ちょ、ちょっとやめて!」

彼も何をするか分かったようだが、問答無用

つのバッグは一瞬だけ消え、すぐさま姿を現す。

超能力アポートが成功した合図だ。

「今、俺が持っているのはお前のバッグだ。さて、中に入っているのは教材だけか?」

みんなにも見えるよう、バッグを大きく開いてみせる。

一目瞭然、中には数個のコッペパン無造作に入れられていた。

言い逃れできない証拠である

まさか盗んだパンをまだ抱えていたとは、盲点だったね」

「というか、最初から持ち物検査すれば解決していた気がするっす」

カジマの言う通りで、俺はもっとくそのことに気づくべきだった。

数個のパンを短時間で食べきるのは難しいのだから、いくつかは隠し持っていると考えるべきなんだ。

仮に食べきったとしても、口の中を確認すれば痕跡が見つかるはず。

そんな簡単なことに気づかず、随分と迂遠な真似をしてしまった。

空腹で冷静ではないという自覚はあったが、俺の脳は思っていた以上に栄養が不足していたらしい。

次 ≫

2019-02-25

夢日記

なんでかわからないが名古屋にいて、知り合いの車に乗っている

名古屋はやっぱり北海道景色が違いますね、とか話している

肩に桜が咲いていて、北海道より早いなと思って写真を撮る

場面が変わって、おそらく増毛祖母の家のようなところに泊まる、子犬などがいてかわいいなと思っている

夢の中で目が覚めると現場殺人事件のようになっており、犬はおらず、小刀を持った男が暴れている

畳には穴が開いていて水が溜まっている

何とか家に帰ると部屋はものすごく荒れており、とりあえず床にあるものクローゼットしまおうとする。

広いクローゼットはなぜかほとんど空で、蜘蛛の巣と虫の卵の残骸のようなものが所々に落ちており、

そこに俺はドラムラックスタンド無造作に放り込むことで部屋を少しでもきれいにしよう試みる。

2019-02-18

納得いかない

国民年金国民健康保険に納得がいかない。

お金は無いわけじゃないから払える。けど、払いたくない。その選択をする権利こちらにないことがすごく納得がいかない。

健康保険は、利用する場面は確実にあるしその状況によっては莫大な治療費が発生することもあるので仕組みとしては必要だと思うし、ちゃんと欠かさず払っている。けど、ここ10年くらいで、保険適用で支払いが軽減された額と実際に納付した額を比較すると、実際全く割が合わない。

それが「保険」たるものである、というのが基本的言い訳だと思うんだけど、いざというとき大金を支払うリスク回避する意味での保険だとするなら、現状そのリスク自分で負うからその保険をかけるかどうかの選択権をこちらにほしい。

また保険は、大勢お金を出し合ってリスク分散するものでもあって、それは確率的な機会が均等であることが前提になるべきだと思うんだけど、国民健康保険場合はそれが無条件に老齢の方々の治療費負担することに流れているのも、仕組みとしてどうかと思ってしまう。若い人が老人を支えるという思想はそれ自体はとても尊いものだと思うけど、それを社会構造として若い人に押し付けるのは、ちょっと無責任な気がする。

そしてこれ実際には国民健康保険「税」であり、払わないと脱税ということになるし、督促もそれ相応に厳しい。それが納得いかない。

これらに財源が必要なら、それはそれでちゃんと整理して徴収すればいい。「保険」を名乗らないでほしい。

そして本当に納得がいかないのが国民年金

そもそもこれも、積立ではないか配当金が必ず保証されるるたぐいのものではないというのが国の言い分で、そうなるとこれは保険でさえない。そしてこれまたこちらに一方的に支払い義務がある。

なのに当初契約?時のお約束一方的劣化更新され、支給開始年齢はどんどん伸び、支給額も少なくなる見込みで、そもそも財源が足りてないから将来的に足りなくなるのはどう試算しても明らかであるのに、色々と屁理屈をこね、こちらに譲歩を強いて「最終的はまあなんとかなるんじゃない」的なニュアンスで、無造作に金を請求してくる。

徴収した資金運用や、個々人の情報管理は呆れるほどずさんで、それが何度か公になっているにも関わらず、この仕組を是正する動きはどこからも起きない。変じゃない?これ。

そして、国民健康保険と違ってこちらは払わないことに実は具体的なデメリットが無い。

代わりに鬼のような催促はあり、催告状、最終催告状、そして外部委託による電話、最終的には督促状へとエスカレートしていき、それを無視し続けると危険という情報ネットには溢れかえっているが、体験や周りの方との情報を共有した限りではそれらのほとんどは脅し目的に近く、自分観測範囲に限っての話だけど、実際に強制執行された人を僕は現実存在として見たことがない。

僕は自営業なので周りには国民年金の方々がたくさんいるが、みんなあの手この手でかわして、実際に完璧に払っている人は少ない。中には自営業になったときに切り替えをしなかったらそのままなんの催促もなく、もう十数年なんのお咎めもなく払ってないというツワモノもいる。

別の知人から直に聞いた話では、納付を拒否して催告状、特別催告状、督促状、と段階が上がっても実際に強制執行になることはなく、最後まで粘ったのは電話による督促だそうだ。知人は途中で就職して厚生年金に切り替わったので、そこまでの未納分を催促期限切れとなる2年後の時点までしつこく電話をかけてきたらしい。

最初普通にかけてきて、適当にいなしてそのままにしていると、やがて月イチでかけてくるようになり、出ないようにすると留守電を残すようになり、しかも、その留守電無言電話で、本当に薄気味悪かったそうだ。最後は週1、週2ペースになり、最後の未納分の2年後がすぎると、パタッと止んだらしい。

なので、ネットアフィリエイト目的根拠のない言説に惑わされず、かつ執拗電話攻撃に耐える精神的な強さがあれば、年金は払わなくてもやり過ごせるという現実はある。

払わなければ将来自分年金支給を受けられないけど、実際それがどのくらいの確度で保証されるものなのか、現時点では誰にもわからない。資産的はもう確実に詰んでいるし、それに代わる財源や仕組みも色々と議論はされているけれど、現在政治システムを回している層の人達がそこにメスを入れて何らかの改革をしてくれるとは考えにくい。

その程度のものに、月一万数千円を60歳まで、今後の変更によってはそれ以上延々搾り取られるということが、理屈の上で本当に受け入れがたい。

でも僕は、それらの催促に耐えうるメンタルが無いから結局払ってしまう。実際これから、少しの間滞納していた分の納付に行く。

気持ちよく払えるものではないなと思いつつ、でもどこかである日滞納した金額強制執行されてしまうとそのときに困るから金額が小さいうちに、少し余裕があるときにまとめて払うという選択をしてしまう。

でも、年金機構適当にやってる破綻した仕組みに僕らが汗水たらして稼いだ金を貢ぐことにはやっぱり納得はいかない。

いや、国の仕組みだから、払わないやつらのほうがおかしいから、ってのが正論ってのはわかってる。わかってるから匿名で書くわけで。

でも納得はやっぱりしないもんだよ。

これから納付すんだけど、どっかに愚痴りたくて書いた。

あーほんと、むかつく。

2019-01-02

[]

昼に起きた

ゲオ安売りしてたなーでも別に欲しいものなかったしなーと思ったけど、

チラシみたら地球防衛軍5が税抜き2980だったからまじかよと思ってダッシュで買いに行った

でも家から近いゲオは売り切れ

つーか在庫なす

家かえって遠いゲオ電話して在庫あるってきいて、

仕方なく遠いゲオまでひーひー言いながらいった

雨も軽くぱらついて散々だった

遠いゲオには10子くらい在庫あってすごかった

他にも買うかなーと思ったけど、デトロイトは2980でそこまで安くなかったし、ドラクエヒーローズ1はつまんないらしいし、逆転裁判5は微妙そうだしやるなら4からやりたいし、仁王は難しくてストレスマッハになりそうだし、ゼロエスケープイベント飛ばせないし脱出ゲー好きじゃないしでもストーリー気になるけど

って感じだったから、とりあえず当初の地球防衛軍だけ買った

レジメガネのにーちゃんディスクの扱いがすげー雑で見ててイライラした

スリーブから出すときに盤面を指でつまむし、ケースにはめこむときディスク全体に均等に力がわたってディスクがいたまないようにとかい配慮が一切なくディスクはしっこを無造作に押してたし

こりゃうん悪けりゃマジで返品コースかもとオモタ

そのあと近くのブコフについでにいった

ペルソナ5とかげお298だったから下手すりゃせどりできるかもと思ったか

でもブコフでも398で、つーことはうっても よくて2000だからせどりどころか大赤字だって思ってやめた

ラノベコーナーが小説からマンガの横に移動してた

しっかしゲオ安いなー

他に競争相手いないのによくこんなに頑張れるわと思ってしま

昔みたいにゲームショップがたくさんあったときならまだしも・・・

さて明日、もうきょうか、は、ff15の999がめぼしい

半額で買えたらラッキーだけど、あと2本1480円以下ソフト見繕うのがめんどすぎる

買っても当分やんないだろうし無理してかわなくてもいっか

閑話休題

帰って地球防衛軍やる

4.1クリアしたばっかで連続EDFなのに全然飽きなくて楽しい!!!

なんか地味に快適度上がってるし!

こりゃまた2,3日ははまれそうだわー正月いっぱい

2018-12-01

店員さんと話すときだけ愛想が悪くなる友人

年齢を重ねて、そうなる友人が周囲に増えて戸惑っている。

今まで楽しそうな、高めのトーンで話していたのに、店員さんが来て注文、となると「これとこれをください」と急に無機質でぶっきらぼうな、低いトーンに様変わりする。

接客業をしているときによく遭った、無造作雰囲気のおじさんやおばさんのそれだ。

明確に失礼なことをしているわけではないから、やんわり注意することもできないけど……。間違いなく、普段話しているときの明るいトーンで店員さんにも接したほうが感じがいいと思うのに、なんでなんだろう……と首をかしげている。

しかも、男性女性をいっさい問わないんだよなぁ。

2018-11-17

anond:20181117092615

家=脳の中身って気もしますね。

職場

山積みされた書類デスクの方がいらして

まったく片付いてたことが一度もないので

女子で片付させてください!とお願いしたら

「だめ。どこに何があるのか全部覚えてるから触ったらダメ!」

厳しく言われました。

国立大出身の方なので、全部覚えてそう💦ってことで

片付けの計画頓挫しました。

言われてみれば、書類が積んであるだけで、

食べ物とか、無造作に置かれたものはなかった気がする。

でも素人が見たら、山積みの書類デスクなんですよ💦

家族で一人でも

物を捨てない

片付けしない

人がいると

家は乱雑になりますね。

それがストレスです。

自分の物でないもの

捨てられませんから

2018-11-08

福岡では、バス亭は並ばない

福岡では、大きなバス亭には複数の行き先のバスが停まるので、待っている乗客は並びようがない。

ひとつバス亭に同時に複数バスが停まるため、目的の停車バスの近くの人から乗り込む。

から東京から来た人からしてみると、無造作、横入りと感じるみたい。

2018-11-03

anond:20181103205503

クレーム対応に満足できないとき粘着性を考えると

組織が事勿れになってしまいがちなのはあんまり責められない

キチッと突っぱねる強さは妥当要求無造作に払いのけるのと表裏一体だし安易に強くあれってのも怖い話

2018-10-25

ドンクサイ人

コインランドリー乾燥が終わるのを待っていたんですよ。

あと15分で終わる頃、男性がすでに終わっているドラムから洗濯物を取り出して畳み始めて。ここまではよくある風景

その男性、コインランドリーの机いっぱいに自分の畳んだ洗濯物を分類して置き始めて、そこまで広げるのかと思ったけど、家の中ならまぁあるかなと。まだわかる。

だけど、それがいつまで経っても終わらない。すでにこちらの乾燥も終わっている。大した量じゃないから終わるまで待っていようと思っていたらすでに30分近く経ってる。

その男性がどうしてそこまで時間がかかっているのは全然からないんですよね。別段丁寧に畳んでいるわけでもないのは置かれたものから明らかだったし。

まりにも時間がかかるので、机にほんの少し空いたスペースで自分洗濯物を畳むことにしたんです。夜遅かったし、早く終わらせて帰りたいし。

こっちが畳み始めてもそれをどける様子もなく、むしろ更に広げてこっちの洗濯バッグを落としてくれたりして。

畳み始めて40分くらい。こっちもあとは洗濯バッグに入れようかなってときに、その丁寧に分類してた洗濯物を無造作ポリ袋に入れ始めたんですよ。

こっちはもう「ええええ!」という感じで。

決してきれいとは言わないけど、そこまで丁寧にやったものをそんなに無造作無造作に放り込んでしまうのかよと、思わず突っ込みそうになりましたね。

仕事でもなんでもいろんな作業が遅い人いるけれど、ここまで遅くって最後さらにひっくり返す人は初めて。

2018-10-19

しかしあまりにも今さらだ

NHKにようこそ」って公共電波に乗せていい物じゃねえだろ

西村理香とか実名話題にしてる物語だぞ

何故日本人というのはどう考えてもグレーゾーンな物を無造作メジャー市場に引きずり込んで

つの間にか線引きがなあなあになっちまうんだろうかね

20年間変わらずデタラメだらけの2chメジャー化(まとめサイト)してることも意味不明すぎる

 

なのは」とか「シュタゲ」をもっと一般向けにしろとか喚いてるアホもいるが

そもそもエロゲ文脈で出て来たもんに何を言ってるんだろうかとしか言いようがない

アニメから漫画から劇画じゃないから一律のコードしろとか脳神経細胞絶望的に足りてないとしか考えられない

てめーでゾーニングする知能もない奴が与えられた物以外を望んでんじゃねえ

電通が作ったファッション雑誌でも読んで人生決めてろ

何となくそこにあるからそれが普通自分向けと思い込んじゃうって丸っ切り子供じゃねえか

マッカーサーも呆れる訳だよ

2018-10-09

朝出社したらデスクのうえに見知らぬ皿が置いてあって

「これ何」って。「これ何か知ってる?」だろ?

いやいや上司からってそれはねーわ

わず「知りませんけど」って答えちまったわ

「~知ってる?」て言われてたら「知らないですけど、片づけておきましょうか」って言ってたけどね

「え、知らないの?俺のデスクのうえにあったんだけど」

って言うのも知るわけねーわ。何で知ってる前提なんだわ。アホか。

その決めつけで喋るのマジでうぜーわ。

「いや、知らないですよ現場人達のじゃないんですか」

ってあくま自分関係ない体で言ったら

「あっそ、じゃあ片づけて置いて」

って後ろのソファの上に無造作に置いていきやがった

自分でできないの?給湯室逆側なんだわ。

お前自分で行った方が早いんだわ。

意地でも自分でやりたくないわけ?

前に他のおっさんのこと自分自分の事やらないとか愚痴ってたくせに

結局お前も一緒じゃねーか。

俺のやることじゃないってかアホか。

大体人にやってほしいならもっと頼み方があるだろう。

言葉の使い方がさぁ。

2018-09-29

anond:20180928130429

問題提起

LGBTという概念については私は詳細を知らないし、馬鹿らしくて詳細など知るつもりも無いが、性の平等化を盾に取ったポストマルクス主義の変種に違いあるまい(小川榮太郎

って論文載せるのか・・・

休刊号は松浦論文は読み応えあった。かずと&KAZUYAもまあありっちゃあり。でも他は問題定期以前だったと思う。

例えば水田小川藤岡論文共通して指向と嗜好の混同してた。

どっちの用語も割と無造作に混用されてる。つまり自分区別できてない。

一応説明しておくと、指向男と女どちらを愛するか、嗜好は「巨乳好き」「妹萌え」「デブ専」なんかの何に興奮するか。

三者とも前者を後者一種だと思い込んで書いてる。

他にもにわか勉強勘違いがそのまま書かれていたり、創作メディア面白おかしく切り取った一面を実態混同していたり

こんなことはちゃんとした本読むなり、当事者に話聞けばすぐ解ること。

そんなこともせずに「論文」書く相手と、議論をする余地と言うより、このテーマ議論が成り立つ余地があるか疑問だな。

2018-09-19

ただの書きなぐりでしかないのだが、どうしても吐き出したかった。

サボテン多肉植物が好きで育てている(厳密にはサボテン多肉植物一種なのだが、ここではこういう書き方をさせてもらう)。

この夏、とある専門店を訪れた。サボテン多肉植物を中心に販売している店だ。ずっと行きたいと思っていた念願の場所だった。

最初はワクワクした。けれど、打ちひしがれて帰ってきた。

世間一般にいう“専門店”とはこういうものなのだろうかと。

自分勝手に期待しすぎて勝手に落ち込んでいるだけだということは重々承知している。それでも、帰りの道中から胸の中にモヤっていたこ気持ちは、日に日に大きくなっていく。

間内ではとても言えない。だからここで吐き出して、きれいさっぱり忘れることにする。

新参者にはシステムが分かりづらかった

気になった苗を手に取っても、値段が分からない。同じ種類の苗が大量に並んでいるような場合、苗のサイズによって価格が変わるのだが、サイズごとの価格がまとめ書きされているだけ。その苗がなにサイズなのか明示されていない。さらには値段がはっきり書かれている場合でも「値札の価格あくまで参考だよ。質がいい場合値段が上がることもあるよ」という旨の注意書きの張り紙がある。もっといえば、そもそも値札がついていないものも多かった。あとは自分判断しろということなのだろうか。

レジで値段を聞いて「あ、そんなに高いならやめます」と言えば済む話なんだろうが、新参者にとってはそれがしやす雰囲気でもない。レジはいつも並んでるし、客はみんな慣れた雰囲気だし、みんな大量に買い込んでるし、みんなサボテン多肉植物が大好きなのが伝わってくるし。

商品状態よろしくなかった

傷んでいる苗が目立った。これ売り物にしていいの?と思うほどのものも。全体的に数が多すぎて管理の手が行き届いていない印象を受けた。

唯一購入した苗の根本には大量のワタムシがわいていた。もちろんもっと確認しなかった自分が一番悪いのだが、店では気づけなかった。気づいてたら絶対に買わなかった。それほどの数のワタムシだった。

一応、薬をぬったり洗い流したりして対処したが、帰ってからそれをしている時間が一番精神的にキた。そのへんのイ〇ンの園芸コーナーでさえ、“屋内で日当たりゼロ”というサボテンにまったく適していない環境販売しているあの売場でさえ、こんなひどい状態の苗は見たことがなかった。

人気種とそれ以外の扱いの落差が激しかった

ここ10年来、サボテン多肉植物全般的価格が高騰中だ。中国などアジア圏での人気の高まりもあって、特に価格高騰が激しいのが多肉植物のハオルチア系。ためしヤフオクでも覗いてもらえると分かるが、良質な錦(色素抜け)個体なんかになると、5㎝に満たないような小さな苗でもウン万円する。

詳しくは割愛するが、ハオルチアは2つのグループに大別できる。人気があるのはその片方のグループ。人の手による交配もすすみ、どんどんと美麗な新種が誕生している。一方のもう片方のグループは、それほど、というか、まあどうしても地味でお固く古典的イメージが付きまとう。自分はその地味な後者の方が好きだった。人気の前者に押されまくりだとは知っていたが。

しかしフタを開けてみると、その形勢はこの店でも同じだった。それも予想以上に。

人気グループの苗は大量にある。ただ、もう一方のグループの苗はほぼなかった。“少なかった”のではない。ほぼなかったのだ。

くまなく探した。棚の奥のほうも覗き込み、頭より高いところも背伸びして、棚の最下段もしゃがみこんで、可能な限り探した。ようやく少し見つけたと思ったら、通路の行き当たり、足元に捨て置かれたように放置されていた。

一方のグループはピカピカにいい状態で所せましと整列しているのに、もう一方はまるでゴミのように無造作に置かれていたのだ。それこそが、数は少なくともそのへんのホームセンターよりかは品ぞろえも豊富だろうとウキウキして行った、自分の目当てたちだったのに。

専門店でのこの扱いに、ひどく裏切られたような気持ちになった。


広くはないあの店に、お客さんは多かった。店が愛されていることがものすごく伝わってきた。間違いなくあの場所にいた人たちはみんな、サボテン多肉植物が好きな仲間だったのだろう。

レジに並んだとき、前の男性は14万2000円と書かれた領収書をもらっていた。後ろのご夫婦はそれぞれカゴいっぱいに多肉植物が入っていた。

そんな人たちに自分はどう映っただろうか。2000円のサボテンひとつだけ握りしめ、それを買うのにさえかなりの勇気を振り絞ってレジに並んでいた自分は。

2018-09-13

牛丼屋について

それは私にとって衝撃的な出来事だと思わされた、というのも、私は牛丼屋にいたのだが虫が飛んでおり、不快に思いつつも牛丼屋などそんなものだろうと納得しかかった瞬間のことで、

テーブルにおかれていた布巾の隙間に虫が入り込んだのだが、その瞬間店員が、いやわざとではないのだ、フィリピン人いかにも気のよさそうなまじめそうな兄ちゃんだ、きっとわざとではないが

タイミングが悪かった、虫が下に入り込んだまま布巾で拭き始めたのだ、虫は恐らくつぶれ死にすなわちペースト状の虫の状況が(不可視の)そこにあるのだと思われるだが、

問題はそのあとだ、これでもまだ問題ではないのだ、その次が問題だったのだ、そこにサラリーマンが座ったのだが、なんと(腹が減っていたのだろうか)、箸を、そう、

料理も来ていないのに、それどころか店員が食券を取りに来てもいないのに、も関わらず箸をとりあろうことか虫の、その見えないペーストの上に、無造作に、置いたのだ、それを見たのだ、

おれはたまげてしまったが、しかしそれを指摘するのもよくない、それは、知らぬが仏という言葉があるのもそうだが、地べたに置いたことを糾弾しているようにとられなくもない、

と思ったのだ、そこまで怒るような人だろうかと思ったが、とにかく、彼は虫の存在の上に、箸をおいた、そして(当然のことだが)その箸を使って定食を食べ始めたのだ。

わたしはその時思ったのだ、もし、仮に、その虫が未知の病原菌を持っていたら…と、未知の病原菌を持っていたとしたら、それはこの憐れな男に丸ごと押し付けられたことになるだろう、

そしておれは考えた、この男が、まあ身なりもそれなりによく見えるので、おそらく彼女のような・・・伴侶のような・・・そういう存在いるかもしれず、もしかたらこの後

ドレ、一発にゃんにゃんでもしてやろうかと思っているかもしれないのだ、これは下衆の勘繰りではなく、その先にある、そう本質的な話なのだ本質的には、そのちょめちょめが

どういう影響をもたらすか、ということだ、この恐ろしい病原菌、これをXと呼ぶ、O-157と掛けているためだ、を持った男が(口の中にある)Xを念頭においてほしい、マウストゥマウスで女とするのだろう、クソッ、

マウスが口と接合するのだ、すると恐らくXは女にも感染するだろう、ここで感染者が2になったわけだ、しかしこれはまだ問題ではないかもしれない、1つの輪に閉じているからだ、しかし、

人はそうではない、私はそう思っている、というのもこの女恐らく浮気をしており、しか結婚約束もしていないのだ、自由恋愛だろうという意見もあるが、相手外国人である

足の長い、指も長い、さわやかだ、ナニもでかい、クソッ、ベタぼれなのだろう、女は週に1回はジョージと会っている、仮称だが、おそらくそうだ、とうぜん大人関係だ、することはしている、

するとどうだろう?やはりジョージにもそれは感染するのだ、ざまぁみろ

2018-09-07

昨日私の部屋に迷い込んでしまった結構大きめの虫が今日また姿を見せたので逃がそうと思い、私は戦闘態勢を整えた。

ベッド横に置いている芸術新潮の山に留まっていたので「動くなよ」と思いながら近づくと、その虫は今まで見たことの無い美しい虫で驚いた。

細い緑色の胴体が透けて見える 薄くて大きな羽を持っていた。

なんだかちょっとだけ弱っていそうだった。

ティッシュペーパーを近くに置くと上に登ってきたので、そのままペーパーごと外にやった。

後で調べるとクサカゲロウという虫らしい。

結構どこにでもいる珍しくも何ともない虫らしい。

仏教の話に出て来る伝説上の植物に「優曇華うどんげ)」というものがあるらしい。

ストーリー上、優曇華の花は3000年に一度しか咲かない設定で、このクサカゲロウの卵は優曇華の花とも呼ばれているものの1つらしい。

優曇華の花が咲くのは、良い事とか悪い事とかが起る前兆と言われたり言われなかったりするらしい。

そういえば以前 吉祥草という植物について調べていたとき、この植物もまた滅多に花を付けず、花が咲くと良い事が起ると言われることからこの名が付いたとあった。

しかし実際は、あまりに花が地味すぎて、その上生い茂る葉に埋もれるように咲くため目につかないだけで、ちゃんと毎年花は咲いているとの事だった。

私はクサカゲロウの卵を何度か見た記憶がある。

何かはよく分からなかったので、無造作にちぎってみた記憶もある。

私はクサカゲロウを見ているかもしれない記憶もある。

幼少時代学校の長い帰り道、1メートルほどの幅の用水路の横を一人で歩いていたとき、私は透明なトンボ出会っている。

幽霊などと縁のない私はそういう体験談

に憧れていたため、幼い私はそれをトンボ幽霊とした。

今思えば、あれはクサカゲロウだったのだと思う。

2018-09-04

イキりました

死ね! 外道勇者!」

振り下ろされた斬撃は、なるほど、確かに速かった。

甲高い金属音が鳴りひびく。

俺は、頭上に掲げた剣で相手の一撃を受け止めていた。

「なんだとっ!?

聖騎士ってのがどんなもんかと思ってみれば……がっかりだぜ」

貴様っ! 我らを侮辱するか!」

怒りに顔を赤く染めた聖騎士が剣を振りかぶる

「この技の前に散れ! 聖秘剣――胡蝶の剣舞バタフライスティンガー)!」

雄々しく振り下ろされた刀身がにわかにかき消えた。

――殺気。視認するよりも先に、肌に触れる。ひりつくような無数の気配。全身にまとわりつく。周囲から無数の斬撃が迫ってくる。

なるほど、そこらの下っ端兵士とはわけが違う。流石は聖騎士様だ、単なる剣術には飽き足らず、こんな”曲芸じみた”剣舞まで扱えるのだから

十数合の金属音。俺は聖騎士が繰り出した斬撃の全てを、難なく受け切ってみせた。

馬鹿!?

顔色をなくした聖騎士が俺から大きく跳びのいた。剣を握る手が少し震えている。身体の重心も、心なしか退いた後ろ足に乗りかけている。なんとかこの場には踏みとどまろうとしているようだ。

矜持を捨てなかったことだけは、素直に誉めてやってもいい。

剣を片手にして、俺は無造作に前へと進み出る。一歩。また一歩。踏み出すごとに、聖騎士が一足二足後ずさる。

すでに勝ち目がないことは理解しているようだ。さぞ後悔していることだろう。向けてはいけない相手に刃を向けてしまったと。

しかしながら、もう遅い。自然と口角が吊り上がった俺は、少し身体を前かがみにさせて告げた。

「今度はこっちの番だ」

瞬歩の技法。十歩ほど離れていた獲物のもとへ一気に肉薄する。体勢の整っていない聖騎士に、まずは小手調べの一撃を。

「ぐっ!?

袈裟切りに振りぬいた一閃は、なんとか剣を構えた聖騎士に受け止められた。いい反応だ。それなりに基本はできている。が、所詮はそれなりにでしかない。

「おいおい、そんなんでこの先大丈夫か?」

二合、三合と斬りあいながら、言葉もなくじりじりと後退していく聖騎士に向かって声をかける。

「たしか、こんな風にやってたよな?」

俺は剣を振りかぶり、目にも止まらぬ速さで全方位からの連撃を放った。

「なっ! 貴様っ、この技はっ!」

「おまえがさっき見せてくれた一発芸だよ」

白刃が交わる。くりかえし、くりかえし。懸命に斬撃に食らいついてくる聖騎士は、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべている。

バカバカな! 俺がこの技を身につけるのに何年かかったと……」

「っていうか、こうしたほうが速いんじゃね?」

ひらめきを剣に。独自の足さばきを交えつつ、刃の軌道や返しを改善していく。剣と剣とが交りあう金属音が、高く鋭利ものへと変質しはじめた。

「く、俺より速いだと!?

「よく凌いではいるが、この程度か?」

さらに剣撃の速度を上げた。聖騎士の全身に大小様々な傷が無数に刻まれていく。

吹き出す血しぶきは地面に落ちない。剣風に巻き上げられて、聖騎士、もといエモノの周囲をうっすらと染めている。

赤い霧だ。徐々に、濃くなる命の霧。

このまま刻み続けていれば、いずれ失血で死にいたるだろう。だが、それまで待つのが面倒だ。

「ぐ、ぐううううっ!? バケモノめ、バケモノめえええっ!」

「終わりだ」

横一閃。ひときわ鋭く放った一撃が、聖騎士の剣を根元から斬り飛ばした。

ひゅんひゅんと回転する刃が、ふわりと宙を舞って地面に突き刺さった。

「ふぅん?」

妙な手応えがあった。何かしらの加護か、祝福を受けた武器だったのかもしれない。少なくとも、ただの装飾過剰な鉄剣というわけではなさそうだ。

ま、それもちょっと斬りにくかったって程度だけどな。

「で、殿下からいただいた聖剣が……」

聖騎士驚愕に染まった表情をしている。

相手が悪かったな」

にやりと笑って、俺は絶望に固まったエモノの首を刎ね飛ばした。



https://togetter.com/li/1263315

2018-08-24

一応いっとくけど車買うのにそんな統計データはいらないよ。

元の元の元の「軽自動車に乗っているやつって馬鹿じゃないの?」の煽りタイトル書いた増田です。

anond:20180824113128

anond:20180822005110

anond:20180823142932

anond:20180823192412

なんか統計厨やらデータ厨やらが集まってお祭り騒ぎになったのはうれしいけど、なんかこのままいくと軽自動車のっている層の学歴収入データまで探しあてて「そもそも軽自動車に乗っている層のDQN率が高いのが事故の原因ではないか?」とかまで話が逸れそうなのでその前にツッコミしておきます

もしこれから車を買おうか迷っている人、軽か普通かで迷っている人、あなたが調べるべきは「どの車が事故にあう可能性が低いか」ではなく「もし事故に巻き込まれときに、どの車が運転手乗客安全を確保してくれるか」なので、これらの統計データはいっさい無視Okです。具体的にはanond:20180822005110さんが最初に載せたJNCAPの安全基準テスト、あと加えるなら購入5年以内の故障率、あとは個々の予算内で買える範囲で一番安全な車をピックアップしてディーラーにいって確認しましょう。

そもそもこういった統計データ必要なのは、国全体の安全基準やら交通データやらを調査せなあかん国土交通省役人や、利益率が高く同業他社にも競争力のある自動車保険プランを作らなあかん保険会社計算担当名前忘れたけどめっちゃ高給取りな連中)ぐらいでしょ。むしろ下手に統計玄人が作ったデータなんて、作成者バイアスがもろに反映されるのでそれ基準にしちゃだめでしょ。俺みたいなアンチ軽なやつが作成したら軽自動車に不利なデータばっか探すにきまってるもん笑

増田の一人で「軽と普通で1万台を無造作に選んで事故発生率を調べる」って人いたけどさ、同じ自動車でも俺みたいに平日&週末ほぼ毎日車つかって毎月1000キロ以上平気でドライブしている車と、普段はほぼバス電車通勤で月に1度くらい遠出するぐらいしか使われない車を同じ1台にカウントするとか雑にもほどがあるだろ。。。おれの車なんておそらく後者の車の20倍くらい年間で走ってるぞw あと俺みたいにたくさん運転するケースだと数年たったらタイヤ部品劣化リスク考慮せにゃならんのだぞ?

それに仮に毎月同じ程度の走行距離の車だけを選んで比べてみても、「いつも行ってる郊外アウトレットに往復する」ケースと「いつものアウトレットに行く途中でいつもの道が封鎖されてて、グーグルマップで知らない道を走っている最中に突然の豪雨に遭遇する」ケースじゃ事故率が全然違うだろ??同じ車でもその所有者の健康状態走行距離環境時間帯、などなどで事故にあうリスクなんて全然変わるんだよ。それにいくら自分安全運転してても巻き込まれるケースだってあるんだしさ。そんな不確定要素おおすぎリスク計算なんて保険屋みたいなプロ中のプロじゃないと無理だから。まぁ統計オタクの与太話は面白かったけど、書いている内容の半分くらいしか理解できない。。。

そんなわけで、これから車を買おうと考えている人は、「事故あいにくい車」じゃなくて「事故にあった際にダメージを最小限にできる車」を最優先に予算範囲内で探してください。俺のポリシーに反するけどたしかHondaN-Boxコスパ考えたら悪くないです。ただ個人的にはVWPolo押しです。安全性も高いうえにデザイン、小回り、ハンドリングエンジンの加速具合とか考えたら超コスパいいぜーーーー。

2018-07-30

うちの外、地面みてたらアリが横切ってた

アリの行き先みてたら室外機の横にいってた

そこに鉢が割れた細長いかけらがあったか無造作にめくったら、

ありがゾワゾワゾワうわあああああああああああああ

2018-07-03

私たちは闘ってるのよ?」

 あるとき、私は妹の体をタオルで拭きながら、そう尋ねてみた。

わたしたちはたたかってるのよ」

 妹はそっぽを向いたまま、振り返りもせず私の言葉を反復する。話を訊いていないのだ。予想通りの反応とは言え、ため息が出てしまう。

 彼女視線は私の肩越しに背後にすり抜け、その先にはテレビがある。その画面には、丁度お気に入りコマーシャルが流れていた。妹はそのコマーシャルソングを口ずさみながら、私の手を離れ、脱衣所を抜けて、テレビの方へ歩き出す。

「こら、服を着なさい」

「こらふくをきなさい」

 妹は振り返りもしない。体から落ちた水滴で畳が濡れる。歩きながら子供っぽい無造作動作乳房を掻く彼女の、体の曲線はすでに女性のものだ。心の成長を待たずに大人になってしまうことに、不安な感じを覚える。身長はもう姉の私と変わらない。

 私の妹は人と少し違う。

 人と同じようにふるまうことが出来ない。人と同じように考えることが出来ない。人と同じように感じることが出来ない。そしておそらく、自分が人と違うことにも、気が付いていない。

 たとえば、

あろえ

 私は妹の名前を呼ぶ。おそらく妹はテレビ画面を眺めたまま返事をしないだろう。上半身ふわふわ前後に揺らしながら、ブラウン管凝視しているに違いない。

あろえ

 声を少し大きくして、もう一度繰り返す。妹はそれでもテレビから視線をそらさない。画面には、栄養ドリンクCMが映し出されている。もしかしたらそのとき妹は、タフビーム、タフビーム、と抑揚のない声で商品名混じりのキャッチフレーズ連呼しているかもしれない。

 商品映像の内容に興味を持っているのではない。めまぐるしく変わる画面、軽快なコマーシャルソングの与える刺激のとりこになっているのだ。妹は小さいときから、点滅する光や繰り返される音へのこだわりが強く、光ったり音の出るものを与えると、いつまでも飽くことなく戯れていた。規則的に繰り返す刺激が好きらしい。

 日に何度も同じ内容が流されるテレビコマーシャルは、そんな妹にとってうってつけの娯楽で、テレビ番組そのものよりもずっとお気に入りだ。目を見開き、口を薄く開け、食い入るように画面を見つめている。

あろえ

 三度呼んで、なお妹は振り向かない。耳には聞こえてはいるはずだ。好きな音、あるいは嫌いな音が、たとえ傍にいる私が気が付かないような小さな音で鳴ったとしても、妹は即座に反応する。耳は悪くないんだ。きっとこの呼びかけだって聞こえてはいるけれど、言い方が悪くて伝わらないんだろう。だから

あろえ、こっちを向いて」

 と具体的に指示をすれば、妹は振り返ってくれる。と思うけれど、もしかしたらそれでも駄目かもしれない。彼女意思を伝達させるのは難しい。妹にはコミュニケーションのための能力がほんの僅かしかない。

 人は普通、こんなふうにただ名前を呼ばれただけでも、その声の抑揚、言われたときの場面から、そのとき自分が望まれていることをなんとなく想像出来る。もっとさな子供だって、いたずらをしているときに強い口調でその名前を呼べば、それだけで自分咎められていることを理解するだろう。だけれど、妹にはそれがない。反応をしないからといって、逆らおうという意図があるわけでもない。本当に、ただわからないだけなのだ

 そして、私の方からしても、妹の気持ちを察することは難しい。目を離すと部屋のなかをぐちゃぐちゃにしてしまったり、意味の通らない言葉を繰り返していたりする。彼女には彼女なりの理屈があるのだろうけれど、私にはその心の論理理解出来ない。体系が違うのだ。まるで宇宙人の子供みたいだ、と誰かが漏らしていた。

 これが妹が人と生きていく上での大きな困難になっている。医者では自閉症と診断されている。この障碍は今のところ本当の意味で完治する方法は見つかっていないのだそうだ。

「それは足を失ってしまった人に、二度と自分の足が生えることがないのと似ています

 診療室で医者は言った。根本的に困難自体をなくすことは出来ないが、車椅子義足、そして本人や周囲の努力が彼らの生活改善してゆくように、自閉性障碍者の困難もそのための技術知識解決できるものがある。

 ただ、障碍は目に見えないものから、どこまで出来るのか、どうすればいいのか、努力勉強を積み重ねて手探りで戦ってゆくしかない。

 あろえ本人も、それを理解してくれればいいのだけれど。

2018-03-08

1999年高校生(田舎編)

90年代後半~2010年代男子高校生の生態が的確すぎて「わかりみが深い」「○○も追加で」と楽しむ皆さん - Togetter

https://togetter.com/li/1206408

これ見たけどキムタクアムロ微妙にずれてる気がしたので

自分高校時代を振り返る。

なお地方偏差値50以上60未満、私自身は陰キャ寄りの素朴な高校生活であった。

・当時の音楽としてはバンプ、19、ゆずあたりが印象深い。

 陽キャよりの人はDA PUMPとか聞いてた気がする。

 女子は全員aiko聞いてた。

 あとモー娘な。

 私は陰キャだったので椎名林檎を聞いていた。

 あとスカ系が結構流行ってた気がする、東京スカパラダイスとかKEMURIとか。

 ビジュアル系もまだ元気だった、GLAYとかL'Arc~en~Cielとかマリスミゼルとか。

 音楽番組たくさんあったよなあ。夜もヒッパレすきだったな。

 

安室奈美恵言及して浜崎あゆみ言及しないのは到底受け入れられない、

 不幸な生い立ちを綴った自伝が出るわCD同時リリースするわ偉い騒ぎだった。

 安室奈美恵浜崎あゆみは常に比べられてた、みたいな記事よく見たが

 当時は完全に「鈴木あみ浜崎あゆみ」だった気がする。

 アムラーはもう少し上の人たちだった。

 あとハモネプがすごく流行っていて、男子がみんなボイパをはじめた。

服装ルーズソックスは衰退期にあった気がする。

 一応履くけどそんなにしなくてもね、みたいな。

 うちは比較的おとなしめの校風だったから余計かもしれない。

 あとユニクロじわじわ流行ってた気がする、みんなでカタログ教室で見た記憶がある。

 カーディガンパーカーオーバーサイズ定番だった。

 あとBEAMSショップバッグを持ってた。

 女子タイプによってはベティーズブルーショップバッグ持ってた。

 ジャージかいれて学校に持っていった。

 とにかく髪はまっすぐストレート正義だった。

 みんな縮毛かけて定規で引いたような髪をしていた。

 アイメイク偏重期だった、マスカラごりごりつけてひじきみたいになってた。それがかわいいとされていた。

 男子はとりあえずスニーカーソックス履いてた。

 あと腰パン。そんで裾を片方だけまくって足首を出す。

 ベルトはキャンバス地?みたいなやつで片方垂らす。

 この辺は冒頭の記事の02年~の男子の方が近い。

 髪型として目標にされてたの妻夫木だった気がするな…

 いわゆる無造作ヘア。

雑誌CUTiEとかzipperかばっかり見ていた。

 陽キャの人のことはわからないすまない。

ケータイ高校時代激動だった。

 ポケベルもまだいたがすぐに消えた。

 ピッチが次第に駆逐され、ケータイを持つのふつうになり

 はじめはストレート型白黒画面単音だったのに、

 画面がカラーになり、和音着メロができたときは衝撃だった。

 それまで単純なブザー音の高低だけで着メロを鳴らしてたのに、

 まるでキーボードのような音色、そして和音

 教室で誰かがうっかりならしてざわついたのを覚えている。

 携帯にはストラップをつけ、制服ポケットから覗かせて個性を出していた。

 じゃらじゃらつけまくる派やぬいぐるみをぶら下げる派などいた。

 私はシンプルなやつをひとつだけ、がすきだった。

 大阪の食い倒れ人形どーもくんのうさじいは、それぞれ気に入って長くつけてた気がする。


・ちなみにジャニーズいちばん世代に近いのはV6だと思う。

 SMAPはすでに地位確立していて、あこがれたり真似したりする対象ではなかったと思う。

あと個人的な思い出として楽しかたこと。

まだAmazonがない頃で、ヤマトブックサービス友達と送料割り勘にしてよく本を買ってた。

そういや冷静と情熱の間を読んだりしたな。

あの頃は村上春樹が今みたいにノーベル賞だ売り上げだと叩かれたりしてなくて、もちろん有名ではあったが

今みたいに皮肉めいたニュアンス引用されることはなかった。

あの頃の「村上春樹風に○○を語るスレ」には愛があった。

藤原竜也身毒丸に抜擢されたり、バトル・ロワイアルに出たりしたころだった。めっちゃきな子がよくいた。

326が流行ってた。

私も私の周りも三谷幸喜が当然みたいに好きだった。

古畑任三郎の深夜に今泉慎太郎をやってた。

以上。片田舎シンプル高校生活の思い出。

2018-03-05

anond:20180305114950

男女平等の件で永井豪の「ススムちゃん大ショック」をなぜか思い出してる。

「親が子を育てるのは本能によるもの。その本能の細い糸が切れた今、苦労して子どもを育てる理由はない。大人たちは子どもたちを無造作に殺し始める」…という内容の短編

増田の言うことはそれに似てる。

「男が女を守るのは本能によるもの。その本能の細い糸が切れた今、苦労して女を守る理由はない。男たちは…

2018-02-16

貧乏性で早死する

アクション映画なんかで囚われの身の主人公

敵陣から脱出するとき敵を倒してはそいつから銃を奪い

バンバンと敵を撃ち殺すとそれを無造作に捨てて

また別の武器を拾うというおなじみのシーン

あれが真似できないなあと思う

銃や武器を捨てるという行為がどうにももったいなくてできない

から実際にそのシーンに直面したら

弾切れや装填ミスなどで早死するんだろうなあと思うのです

[] #50-1「猫の生殺与奪権」

俺は猫を飼っている。

名前は“キトゥン”。

我ながら酷いネーミングセンスだと思う。

キラキラネームのほうが、まだマシだったかもしれない。

有名な猫のキャラクターを参考にして名づけたのだが、それが安易だと気づくのはしばらく後になってからである

その頃には完全に定着してしまい、そいつは「キトゥン」と呼ばないと反応しなくなっていた。

俺も面倒くさいので改名はしていない。

ゾンザイだと思われるかもしれないが、実際その通りだと思う。

なにせ俺は猫が好きでも嫌いでもない。

好きでも嫌いでもないものに対して、人はとても薄情だ。

今でこそキトゥンという個に対しては多少の情こそ湧いているものの、それでも猫自体が好きなわけではない。

そんな俺がなぜキトゥンの飼い主なのか。

大してドラマティックでもないが、今回はその出来事について話そう。


…………

から数年前。

自分から見ても一般社会から見てもガキとして認識されている歳だった頃。

その日は弟や学童仲間と連れ立って、近所の空き地で遊んでいた。

そこで皆が思い思いの遊びをする中、弟がするのはもっぱら生き物探し。

その空き地は色んな生物がひしめいていることで有名だった。

名前すら分からない虫や動物がその空き地には多くいて、当時は何とも思わなかったが、いま考えるとかなりヤバい空間だった。

「見てよ、兄貴! この虫、すっげえ見た目!」

俺が当時ガキだったわけだから、弟に至ってはもっとガキだ。

好奇心の塊で、虫や動物を平気で触ろうとする。

俺はそういったものに対して抵抗感を覚え始めており、その様子を遠巻きに眺めるにとどめていた。

兄貴! 珍しい猫がいるよ」

弟は無造作に置かれた土管近くでそう言った。

「ああ、そうかよ」

「本当だって! 見てみなよ!」

俺はテキトーに聞き流すが、弟にせがまれて渋々と猫を見てみる。

首輪がないので野良だと思うが、人慣れしているのか至近距離まで近づいても猫は平然としている。

全身が白い体毛で纏われているが、背中部分だけは妙に赤い。

まりに不自然だったので最初怪我をしていると思ったが、血の色にしては鮮やか過ぎるので柄なのだろう。

「ニャー」

鳴き声も独特だ。

猫の鳴き声を文字に起こすとき「ニャー」と表現することは珍しくない。

だが実際にここまで、ハッキリとそう鳴く猫は逆に奇妙だった。

かに弟の言うとおり、今まで見たことないタイプの猫である

「え、なになに? 猫いるの?」

鳴き声を聴きつけ、他の学童仲間たちがゾロゾロと集まってくる。

すると猫は警戒したのか、逃げるようにどこかへ走っていってしまった。

「ああ~、いっちゃった……」

みんな残念がっている。

学童仲間はみんな猫好きだったのだろう。

猫の何がそんなにいいんだか。

そう思いながら学童仲間たちを俯瞰して見ていると、一人だけ険しい表情をしている奴がいるのに気づく。

ウサクだ。

次 ≫
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん