はてなキーワード: 文句なしとは
田舎から某帝大に合格し、東京に出て4年。一旦は東京の会社で勤めていた。
遊ぶところには事欠かなかったし、東京は何事も最先端だったので楽しい部分もあった。
このまま東京に住み続けるのかな、と思っていた俺が田舎に帰った理由は笑ってくれてもいいが、家の犬だった。
大学に行くまで毎日散歩していて一緒に寝ていた俺の愛犬が、年を取り、もうよぼよぼになってあまり長くないと親から電話があったのだ。
次の休みで飛行機に飛び乗り帰ってくると、足がおぼつかない老犬がよろよろと迎えに出てきた。
けなげにしっぽをぱたぱたと振っていた。
母親が、いつもはずっと寝てるのに、迎えに出てくるなんて、と驚いていた。
人はバカだと言ったよ。年老いた両親のためならともかく、飼っていた犬のために会社を辞めるのか、と。
そうだね、自分でもそう思う。でも、このまま東京で働いて、何年か後に「死んだよ」と聞かされたら絶対に後悔すると思ったのだ。
後ろ足が立たない犬のために自作で車椅子を作り、一緒に毎日散歩した。大好きだった海にもよく連れて行った。俺の勉強で得た知識なんて、老いる犬には、何の役にも立たなかった。
寝るときも側にいた。
何度も夜泣きで起こされて、その度に犬を抱えて、外を歩いた。自分でも、どうしてこんなにかいがいしく世話をするのだろうと思った。
理由はと言われると、やっぱりかわいかったから。大好きだったから。としか言えない。
その後、一年間ぼーっとしていた。本当にぼーっとしていた。引きこもって、ひたすらゲームをしていた。
朝昼晩の食事はなぜか家族の分も作っていた。料理は好きだった。
介護含め、トータル三年、ニートを実家で続けた。親は何も言わなかった。
愛犬が死んで一年して、仕事を探した。中小企業に雇ってもらえた。
なんでこんな学歴の人間がうちを受けたの、どうせすぐに辞めるんでしょ?なんて言われた。会社に同じ帝大卒の人がいて、気があった。
彼も同じように言われているらしい。二人で「給料よりも、大切な物があるんだよな」と話した。
今の会社は給料はそこそこだが、残業もないし、社内が殺伐としていない。東京にいるときより幸せになっていると思う。欲しいのは給料ではなくて、心の安定だった。
犬のことがなければ、今の状態はなかったのだから不思議な物だ。
数年前のクリスマスイブ、ケーキに一口も口をつけることもなく、亡骸を抱えて家族で泣いていた。あれから、イブは俺たち家族には命日だ。
「今の俺の幸せは、おまえのおかげかなあ」と言いながら、今年も骨壺と一緒に酒を飲んでいる。
https://www.flickr.com/photos/56194600@N08/5614103540
"seems highly radioactive , that landscape ! those glowing colors are suspect....nice capture tough !"
「線量高そうだ、この風景!光彩を発する色たちが示唆するものはいったい…とにかくすごいショットだ!」
"hahaha. this photo was taken in the spring of 2007 before the Fukushima accident. Here is Yamanashi, be famous for producing peach. The rising sun from behind clouds bathes the peach farm in pink light."
「ははは、この写真の撮影は2007年の春、福島原発事故の前だ。ここは山梨。桃の生産で知られた街だ。雲間から差し込む旭光が桃畑を桃色に染める。」
LOL....my friend , when I first saw your pic , I even wasn't aware it was taken in Japan , only later I took a look at your profile ! but I highly appreciate your photography !"
「あっはっは、マイフレンド、君の写真を最初に見たとき、撮影地が日本だなんて気付かなかったんだ、君のプロフィールをみるまではね。でも君の写真がとてもよくわかるようになったよ!」
"A dreamy and ephemeral moment. May be you could have cut the black part on the right, may be not. Nice work indead, congrats."
「夢の中のような、そしてはかない一瞬だ。君は右側の暗い箇所をカットできたはずだ。でもそれをしなかった。 文句なしのいい仕事だ。おめでとう。
"Thank you. I recorded both the night and the dawn. I like the Macbeth's lines ”The night is long that never finds the day. ” : )"
女なんだけど、性行為をしてみたいと思う男性は、一目みただけでぐっとくるのがわかる。
性格とかスペックとかどうでもよくて、姿かたちを見た瞬間0.01秒で、
判定が出る。というか、枕をともにしたいフォルダに分類される。
それ以外は「人間」フォルダに全部入る。ちなみに私の判断基準はやせてる一重男子、インドア系。
心の中でお気に入りとしているだけ。
彼氏は私のことが好きだったようだし、
関係も良いとおもっていたんだろうけれど。
これ、友人の関係性のほうがいいのでは?
とずっともやもやしていた。
楽しそうに笑っている彼氏を見ては、
この人は何が面白いんだろうと
ものすごく冷めた目で見ていた。
相当な近所であることが発覚したので、
宅のみを申し込んだ。
話はトントンと進み
相手の家に行くことになった。
完全な部屋着で相手の家に行った。
ゆるゆると宅のみをしていたが、
気恥ずかしいのを紛らわせるためにどんどん飲んでは、
大げさに頭を揺り動かしてアルコールが脳に浸透するように
一生懸命だった。
お互い相当によってきたことろで、
寝転がってはいちゃいちゃしていたら、
計画を完遂できた。
心でガッツポーズ。
それ以降はそういう間柄となり、
私が別の飲み会で酔って
そういう気分になったときは
性行為をして寝る。
文句なしの枕友だちで、
私はそのような存在を確保しているだけで
戦闘力が上がった気になっては
心の中でにやにやしている。
1期は見ていない。作画はとても良いけどストーリーがグダグダ。カイザルゾンビにする必要あった?エルくん途中で殺すのなら出す必要無かったのでは?あとラストは色々と後味が悪かった。
ストーリーは面白かった。ただ作画が予算無くて苦しそうなのが...。二期をやるなら是非とも予算を増やしてアクションに力を入れて欲しい。
ストーリー、作画ともに文句なし。ただちょっと気になったのはシャイニングドラゴンの行方。てっきりりり子回で壊してドクに直してもらった龍の像がそうなのかと...。
久々に大笑いした。作画も良くてギャグに拍車をかけている。声優のノリノリ演技もグッド。(とくによしこ役の悠木碧さん)
ゲーマーズ、プリンセス・プリンシパル、セントールの悩み、ようこそ実力至上主義の教室へ は視聴中につき後日。
社会人としての生活にも慣れてくると同時に一人暮らしの準備を始めた。
いい年して親のもとで暮らすのは恥ずかしいという思いが半分、誰の目も気にせず一人でのんびり暮らしたいというのがもう半分の理由だった。
賃貸不動産のサイトを見ているとどの部屋も素晴らしく見えてくる。
1Kの小さな部屋だが駅からの徒歩、設備、周辺環境、どれをとっても文句なしだった。
それにしてもこの家賃の安さはどういうことだろうと思い「備考」の欄を見ていると
【告知事項あり】
とあった。
家賃よりも好奇心に引き寄せられるように不動産屋に電話をした。
「……ていう物件見てみたいんですけど」
「……ですね。少々お待ちください」
「お待たせいたしました。……の内見をご希望とのことでよろしいでしょうか」
「こちらは不動産のサイトか何かでお探しになられたのでしょうか」
「そうですね」
「ではご覧になられたかもしれませんが「告知事項」が一つございましてですね、あの物件、前の住人の方が部屋で亡くなってまして…。なのでこのお値段となってるんですが…」
僕は特に構わないと答え日時を決めた。
当日は豪雨という絶好の事故物件日和の中、担当の運転でマンションを訪れた。
僕はそれぞれを順番にチェックしながらいよいよ部屋と廊下を仕切っているドアを開けた。
部屋に入ると誰かがなかにいた。姿は見えないが誰かがなかにいた。
幽霊や魂といったあやふやな存在ではなく実体を持った「誰か」がいた。
「こんな感じでリノベーションしてあるんで室内は綺麗なんですけどね。いかがですか」
玄関脇に立てかけた傘を取り、逃げるように玄関を出たとき僕は目を疑った。
僕には日頃傘をたたむ習慣はない。
帰りの車内はお互い無言だった。
主にtwitterを広告媒体に使用し若者をターゲットとしているマホロバビューティーさん。
調べてみると、商売っ気のない普通のアカウントの若い子たちがこぞって無料体験のクチコミをしています。
これはサクラっぽくなさそう……
なんて、twitterで見かけて気になってる人はいっぱいいると思います。
「これから行ってみようかな?」
と、行きたいけど心配……という方への参考になればと思いレポさせていただきます。
私は計2回、施術をしてもらいました。
~1回目~
私が無料体験に問い合わせた時は、関東圏に住んでる20代女性が対象で、東京以外に住んでる方は通学・通勤で都内に来ていることが条件でした。
日程を決めたらキャンセルをしないことをすごく念押しされる。
たぶん若い子が多いから、簡単にキャンセルしちゃう子も多いのかなぁという印象。
私は渋谷店に伺いました。
雑居ビルの中にありすごく小さいお店ですが、茶色が基調の落ち着く空間。
仕切りとカーテンがあるリクライニングソファに案内され、用紙に個人情報や肌の悩みなどを書いて、その後ベッドに案内されて施術開始。
クレンジング、洗顔、角栓取り、むくみ取りなど、ひとつひとつ丁寧にやっていただきました。
仕上がりは文句なし!
毛穴も綺麗になり、ワントーンあがって、お肌が綺麗になったなという印象。
施術後はリクライニングソファに戻り、今回のクチコミをツイッターに投稿。
満足のいく仕上がりだったのでそのままの気持ちを率直に。
みなさんが見てるクチコミがこれですね。
そして次のセールスがありました。
内容は、もう一つの美顔器などを使用する一回8,000円のコースを2,000円で体験できるというもの。
今回の施術が満足いくものだったので、2,000円ならもう一度試してもいいかな、という気持ちでお願いすることに。
前金で2,000円お支払いし、日程変更は可能だが直前・当日のキャンセルは正規の価格のキャンセル料になりますという旨に同意し、次の日程を決めました。
~2回目~
前回は個室ベッドでの施術でしたが、今回はリクライニングソファでそのまま施術。
カーテンがあるので個室じゃないことはあんまり気にならないですが、前回の無料施術の方が豪華だったのかぁというなんともいえない気持ちに。
クレンジング、洗顔、美容液など、使用するコスメを詳細に説明されながらの施術。
あ、これはコスメ購入させられる流れだな、と思いながら聞いてました。
どうでもいいんですが、クレンジングの説明のときに油性マジックを綺麗に溶かして消して
「これだけ強く油を溶かす力があるけど、口にいれても大丈夫なくらいお肌には優しいんですよ」
みたいな説明をされたんだけど、その説明はなんか違う気がした。
とろろって美味しく食べれるけど肌についたら痒いし。
さて、クレンジング、洗顔、美容液を丁寧にやっていただき、ブラックライトが入った機械でお肌の汚れ具合をチェック。
かなり汚くてショックを受ける。
前回よりもがっつり説明されながらの施術で、使用しているコスメ、器具がいかに素晴らしいかという点を強調されました。
でも今回ももちろんわりと納得のいく仕上がり。
言ってることは嘘じゃないと思う。
そして施術後。
「簡単なアンケートを取らせてください、ちょっと聞くだけなので警戒しなくて大丈夫ですよ~」
といったノリで色々質問されました。
なら最初から「最後にすみませんがコースのご案内をさせてください~」って感じで来てくれればちゃんと聞くのに。
こんなに安く体験させてもらってるんだから、コース契約させないと赤字でしょ。それくらいわかるよ。
聞くだけだから警戒しないで大丈夫っていう言葉は逆効果に感じました。
セールス内容について
・エステしに来るのは月1回のみ
・期間は半年間(6ヶ月)
・価格は40万弱
月1しかこなくていいっていうのはメリットになる人もいるだろうけど、要はコスメと美顔器を買わせて家で各自にやらせるってことなんですね。
なにがそんなにかかるの?って確認すると、コスメの価格がめっちゃ高い。
化粧水とか乳液とかクレンジングとかが1本8千~1万円ちょっと。
それに美顔器(値段忘れた、10万だったかな)とナノクリーム35,000円がプラス。
コスメを必要最低限のものだけに減らして合計額を減らすプランもあるけど、まあ一番高いプランを勧められます。
ちなみに、ナノクリームをデパートとかで買うと10万くらいするって言われたけどどうなん?そんな高い?
まずコスメの成分とか調べたいし、コスメのメーカーも聞いたことないとこだったから調べたかったし。
ちょっと即決できないです、と伝えると、めちゃめちゃ食い下がってくる。
即決できない理由をきかれ、まあ値段的に普通即決できないですよね、一度考えたいです。と答えるも、「でも~」みたいな感じでめちゃめちゃ食い下がってくる。
ここですごい時間使って予定時間過ぎちゃったからもっときっぱり言えばよかったかな~でも結構きっぱり言ったんだけど。
「エステにしかお金使わないんだったら全然払える額ですけど、この年になるとそれ以外にもいろんな支払いがあって、色々考えなきゃいけないんですよ。結婚式資金の貯金を使い込むわけにもいかないじゃないですか」
とちょっと強く言い返したら、その後の態度がすごくそっけなくなりました。
こいつは契約しないわと諦めたんだと思うんだけど、その態度にこっちもげんなり。
前回の担当の方はメイクして帰られますか?と質問していただいたときに、アイロンやドライヤー使用されますか?と聞いてくれたんだけど、今回はアイロンもドライヤーも渡されずメイク終わったら呼んでください。と言われ、別の方を呼び出してドライヤー貸してもらいました。
前回はエレベーター前までお見送りしてくれたけど、今回はドア前まで。
私がエレベーター乗る前に引っ込む始末。
あまりに態度があからさますぎて、あんまりいい気分しないまま帰宅しました。
今回の担当者さんのセールスが下手だったってだけかもしれないけどね!
コスメの使い心地は実際悪くなかったんだけど、使い続けたわけじゃないから肌に合ってるかどうかなんてわからないし、そんな大金はたいて知らないメーカーのコスメ買うくらいなら私はSK-Ⅱを買いたい。
※ブコメ800越えました。800人以上の方が、「これ面白いよ」とか、「こんなに面白そうな漫画あるのか、ブコメしとこう」とか、「伝説級の定義を教えてくれ(個人的にはポケモン種族値で説明していたコメントは『うまい』と膝を打った)」とか、たくさんのブコメ・トラバを頂きました。ありがとうございます。コメントいただいた皆さんには感謝しかありません。
手塚治虫とか鳥山明とか藤子不二雄とか、まとめサイトとか互助会ブログとかで「漫画の歴史に残ると思う漫画家」とか「好きな漫画家ベスト100」とか「天才だと思う漫画家」とか「おすすめ漫画ベスト100」とかに絶対挙がってくるような人いるじゃん?
そういう人じゃなくて、ニッチというか売れてないというか知名度が低いというか、とにかくあんましそういった所で名前を見ないんだけど、「俺は(私は)この漫画家好きなんだよおおおおおなんで誰も言わねええええんんんだよおお本当にお前ら漫画オタなのかよおおおお」ってのを教えてほしい。
俺も何人か挙げとくか。
・鈴木みそ
「おとなのしくみ」「オールナイトライブ」「銭」とかの人。最近はamazon電子書籍を出した時の話とかを漫画にしてた。色々とアイディア豊富だよなあと思う。
ルポ漫画が結構多くてどの作品も基本的にギャグ路線なのだが、「おとなのしくみ」に載っていた飯野賢治(故人)って言うゲームクリエイターとの対談漫画は読んでちょっと震えた。手元に本がないんでうろ覚えだが、飯野さんの作ったゲームがなんかスゲエクソゲーでファミ通のレビューが散々だったらしく、それに飯野さんがブチギレてしまったけどまぁちょっと色々お話しましょうよ、的な話だったと思う。あれは文字で対談記事読むより100倍面白いと思った。吉田豪でも文字で対談記事上げたらあそこまでのクオリティにはならんと思う。
あと、この人の3.11を描いた漫画「僕と日本が震えた日」はすごく良かった。
・穂積
「式の前日」で結構バズってた人。「さよならソルシエ」もすげえ面白かった。
「式の前日」はいわゆる短編集で、表題作「式の前日」は、まんま結婚式の前日の話。これ以上言うとアレなんで気になった人は本編を直接読んでもらうとして、短編集なんで当然他の話も色々入ってる。俺はネットで「今度商業デビューする穂積って作家の式の前日はヤバい」という書き込みだけ見て買ったんで、短編集だと思ってなかったんだ。表題作「式の前日」は文句なしに面白かったんだけど、新人でこんだけの作品書かれると、読む側としては不安になる。「コイツ、これだけの一発屋じゃねえの?」って。
結論から言うと穂積先生は天才だった。式の前日の次のページから始まる…なんだっけ、幼女と親父のハナシとか、オッサン兄弟が居酒屋でグチグチ言うハナシとか、話の運び方がスゲエうまくてグイグイ引き込まれる。しかも読後になんかちょっといい気持ちになれる。そんなもんだからもう俺の次作への期待値は上がる一方で、この人早よ連載書けよと思ってたら「さよならソルシエ」が出た。やっぱり面白かった。
未読の人は、「式の前日」を読むのがいいかな。かなりBLっぽい絵柄なんで、そういう絵が辛い人にはちょっと読みにくいかもだが、まずは我慢して1話読んでみてほしい。多分次の話が読みたくなる。
「ヨコハマ買い出し紀行」「コトノハドライブ」とかの人。ブコメでも複数指摘されていたが四季賞好きなアフタ民は俺です。
とにかく「ヨコハマ買い出し紀行」がヤバすぎる。ヤバすぎて青い表紙の旧版と、愛蔵版?だかの白い表紙のやつと、両方買った。今って多分新刊で買うと白い表紙のほうしか買えないと思うんだけど、こっちには巻末4コマついてないんだよなあ。俺が電子書籍買わない理由に「こういうオマケ要素がない」ってのはそれなりにあるんだけど、最近の電子書籍だとちゃんと載っけてんのかな。「トライガン」とか、買ってきてまず最初にするのはカバー外して「ああ、内藤先生は今日も平常運転だな」って確認する事でしょ?
なんか話がズレてきたので戻すが、「ヨコハマ買い出し紀行」は横浜に買い出しに行く話…では無い。いや、横浜に買い出しにも行く時もあるが、1回か2回ぐらいだ。基本的には主人公の「アルファさん」が経営する喫茶店の日常が語られる。話自体は(ロボットとかのSF要素とかはあるが)そんなに突飛な話ではない。日常が淡々と描かれていく。では何がヤバいのか。芦奈野先生は「空気感」をコマに表現するのがメチャクチャうまい。夏の日差し、雨の匂い、草のざわめき、空の青さ…。そういった「なんでもない」風景や事象を切り取って描くのが本当にうまいと思う。サラッと書いたが、基本モノクロのコミックで「空の青さ」ってなんやねん、というツッコミはあるかも知れないが、青いんだからしょうがない。(ちなみに、カラーページも結構多い。)はじめて読んだ時に結構衝撃を受けたので挙げた。本当はアフタ民として沙村広明先生を挙げようかなと思い、「おひっこs」ぐらいまでタイプしたような気がしていたが、いざ増田を書いたら芦奈野先生になっていた。超スピードとかそんなチャチなモンじゃ断じてねえ(以下略)
「さらい屋五葉」「リストランテ」とかの人。最近は「ACCA13区監察課」がアニメ化された。
好きなんだけど「なぜ好きなのか」を言語化しにくいんだよなあ。友人に勧める時も「まぁ読んでみて」とか素っ気ない事しか言えないし。雰囲気かなあ…。
BL界隈では有名な方らしいが、増田はBLをほぼ読まないのでわからん。あ、俺が挙げてる作品にはBL要素ないから、「そういうのはちょっと…。」という男性増田諸氏も安心して読んでほしい。
ここまで書いてて、BOOWYコピペの「ちょっと渋すぎるかw」を思い出した。ブコメでもさんざん指摘されてるけど、俺が挙げてるのって有名どころかつ第一線バリバリの人ばっかだな。すまぬ…すまぬ…(丸太でボコボコにしながら)
「大奥」「昨日何食べた?」とかの人。よしながふみ先生レベルになると伝説っつってもいいような気もするが、とりあえず挙げておく。好きだから。
漫画好きな女性とよしなが先生について語るときに、「よしなが先生一般向け作品での最高傑作は?」でいっつも喧々諤々の議論になる。女性は「フラワーオブライフ」を推す人が本当に多い。次点で「ジェラールとジャック」かなあ。サンプル少ないけど。「大奥は完結してないから評価保留」って意見も多い。まぁそういう議論(というか、『俺は私はこんなにこの作品好きなんだぜ!』っていうただの自分語り)も好きだから互いに延々と自説を述べるんだが、本当のところは「人による」でしかない。俺も他人に勧めた漫画が「これ、あんまり面白くなかったよ」と言って返却された事は10や20じゃきかないし、俺自身も「これ超面白いよ!」っつって友人から借りた漫画がイマイチだった事は稀に良くある。
まぁそれでも俺は大奥超好きだし、俺に大奥のレビュー書かせたら多分余裕で2万字行くよ。そんぐらい好き。(実は「2万字はよ」のブコメが妙に伸びてるので、内心ヒヤヒヤしている)
2万字レビュー、少しづつですが書いてます。多分この話題も風化したころにシレーっと増田に上げおきますので、ご笑覧頂ければ幸甚です。(そういえば昔「ご笑覧下さい」て新井先生の漫画があったが、面白かったなあ。)
・(追記)岡田あーみん
ある意味伝説だな。こいつら100%伝説だし。EじゃんGじゃん最高じゃん。よしながふみが2万字なら、この人なら5万字書ける。ウソつけお前、絶対書けないだろ。いやいや5万字でしょ?400字詰の原稿用紙で125枚でしょ?小学校の時に読書感想文で80枚出したことあるしヘーキヘーキ。(なお80枚中50枚ぐらいあらすじと本文引用だったもよう)ブコメの「2万字はよ」の方のスターが50ぐらい行ったら書くわ。俺、書くよ…。頑張って書くよ…。
えーっと、何の話でしたっけ、そうそう岡田あーみん先生ですね。劇中のセリフをアンキパンで暗記したのかってぐらい読んでた。昔は「何巻の何ページ」と言われれば、コマのセリフを暗唱できるぐらいだった。
・(追記)桜玉吉
ゲーム系?の人なのかな。作者自身が作中に登場する作品が多い。自分はアフタヌーンの「なあゲームをやろうじゃないか」という漫画でファンになった。またアフタヌーンかよ。そうだよまただよ。アフタヌーン出身の作家ってクッソ面白い人多いから皆にもオススメしたい。まあ玉吉先生はファミ通かLoginかゲーム雑誌の出身だった筈だが。
「なあゲームをやろうじゃないか」が面白かったので、そっからすぐ玉吉先生の全作品を買った。最近は「日々我人間」「伊豆漫玉日記」とかの作品で作者自身の日常話が多いが、俺は「幽玄漫玉日記」とかの昔の漫画のほうが楽しめたな。
「なあゲームをやろうじゃないか(今は「なげやり」という傑作選が出てる)」では毎回1本ゲームを紹介するのだが、ゲームは全然紹介せず、タイトルのギャグ・アナグラム等でひたすらゴリ押ししていく。(例:ペルソナ2罪→なるぺそ堤、とか言って堤市まで行って「なるぺそ!」とか言うだけ、とか)
「北へ~ホワイトイルミネイション~」→「鍛えねえと生きてる意味ねえでしょ」は爆笑した。
未見の人は、「防衛漫玉日記」ってやつの文庫版があるんで、とりあえずそれかな。桜玉吉自身が代アニの漫画科に(漫画家としての身分を隠して)一般生徒として潜入する回とか、2017年じゃ絶対成立しねーだろ。オチとか含めてクッソ面白いし、他の話もメチャクチャ面白い。読んで面白かったら、「〇〇漫玉日記」って作品名のやつと、上で挙げてる「なげやり」あたりをオススメしたい。きっとアナタもぺそみちゃんに恋するはずだ。
・(追記)楳図かずお
俺の書き方が良くない事は百も承知の上で、「俺は伝説級だと勝手に解釈していたがブコメに名前が挙がっていた人」。挙げてくれた人、なんかすいません。怒られる前に謝っておきます。
最初に楳図作品に触れたのは「まことちゃん」って言うギャグマンガで、これは残念ながら俺にはあまり合わなかった。当時は若かったせいもあるが、「なんかキモい絵だなあ」ぐらいの感想だった。
そこから状況が一変するのは数年後、たまたま「漂流教室」を読んだ。…いや、表現を変えよう。「読んでしまった」だな。頭をハンマーでブン殴られた感じっていうか、とにかく全ページからのオーラがすごくて、気づいてたら全巻読破していた。「なんで学校が漂流するのか」とか、「なんで空き地で交信できるのか」とか色々あるんだが、そんな事は些事である(断言)。
正直、あれだけの漫画体験は俺の漫画人生の中でもそうそうない。俺のこれからの人生で、あと何回こんな体験ができるんだろう。そう考えると、なんだかオラわくわくしてきたぞ!!
…で、楳図先生の作品だが、そっから「14歳」「わたしは真悟」「神の左手悪魔の右手」と読んでいくことになるのだが、当時思っていたのは「この作者は頭がおかしい(誉め言葉)」だった。「トリ頭の天才科学者(パッと見、鶏の被り物をつけているように見えるが、本当にトリの顔をしている)」とか、普通思いつくか?
ストーリー展開も超絶で、多分いくつかの漫画フォーマットはこの人が作ったんじゃないかと(勝手に)思っている。まとめブログとかでさんざん言われているような気がしないでもないが、本当に現代の漫画家さんはしんどいよなあ、と思う。なんか面白そうなハナシを思いついても、だいたい先人が似たようなネタやってるんだから。
BL出身の作家さんが多くなったが、これを書いている増田自身は男である。一応来年入籍予定なのだが、嫁(になる予定の女性)が大奥全巻(当然初版のみ)は新居に持ってこないでとか早くメルカリでいらない漫画全部売ってよとかずっと言われてて、どうやって説得しようか迷っている。女性増田諸氏にはそちらのアドバイスもできればお願いしたい。
こちらの「嫁と漫画問題」のほうにも様々なブコメがついた。つけてくれた方々に感謝したい。嫁は大奥に限らず、漫画をほぼ読まない。「逆ハーレムものの本を置かれるのが嫌なのでは」というブコメもあったが、そもそも嫁はBLという概念を理解しているかどうかも怪しいレベルである。例えドラゴンボールでも嫌がるだろう。「なんでそんな人と…」というのは思わないでもないが、漫画以外の部分では本当にいい女性だなと思っている。漫画以外では性格的にもあってると思うし、付き合いも長い。ついでに料理もうまい。…そう、本当に「漫画以外は完璧」なんだよなあ…。
実家に置く…のは無理だ。察してくれ。俺の実家は結構な田舎にあって、実家の敷地面積もまぁそれなりにあるんだが、たまに実家に帰ると確実に言われるのが「漫画捨てていいか」である。実家の俺の部屋(だったところ)は、漫画と本で埋まっている。比喩表現でなく、埋まっている。俺は実家に帰ると、居間で寝ている。
本当に捨てられかねないような場所に漫画を置いておくのは嫌だし、何より大奥クラスの本は手元に置いておいて読みたい時にサッと読みたい。
自炊…は、単に好みの話で、俺が紙の本が好きなので辛い。kindleも買ってみたが、結局買ったのは「野望の王国」だけだった。買った理由も「紙の本がどこにも置いてなくてしょうがなく」だし。あ、ちなみに野望の王国は柿崎が大好きです。次点で疋矢。
交渉…は数年に渡り接触を図っているが、全く進展がない。勇午(←プロの交渉人)でも状況を打開するのは難しいだろう。
多分、レンタルスペースを借りるか、潔く電子書籍に移行するかの2択だと思っている。自炊するヒマは無さそうなので、もう一度全部買うとなると蔵どころか家が一軒建ちそうなので、厳選しないとなあ。
ブコメくれた皆さんありがとう!ちょっと俺の言い方が悪かったかも知れない。マイナーな漫画家じゃなくても全然いいんです。アナタが!好きな!!作家なら!!
自分はこの手の質問を周囲によくするのだが、昔とある友人に「藤子不二雄」って回答されて「あのさあ…。」って返したら「ミノタウロスの皿」をスッと差し出された事があって、なんじゃこれと思って読んだら俺の中の(勝手な)藤子不二雄像がブッ壊されたという、「漫画オタあるある」な体験がある。そんな体験をまたしたくてこの増田を書いた。だからもう、あんまし気にせずに面白いと思った作家さんを挙げてくれるだけで嬉しい。皆のブコメやトラバは何回も読み返した。こんなクソみたいな聞き方した失礼な奴に真摯に対応してくれてありがとう。
あと、こんな事書いてるとマウントされるのでは?という気づかいをしてくれた方(sukekyo氏)、ありがとう。心遣いに感謝する。迷惑だと思うのでidコールはしないが、増田書いてて親切なアドバイスをもらったことがないので、とてもうれしかった。
でも俺はマウントされてボコボコにされようが、プロファイラーにケツの毛の本数までプロファイリングされようが、とにかくクッソ面白い漫画が読みたい。大爆笑したいし、ふむふむ言いながら感心したいし、号泣したい。「アニメとか映画とかゲームとかは?」とかよく聞かれるが、俺の興味対象は何故か漫画だけなんだ。このへんは自分自身でもよくわからない。プロファイルに自信ニキの分析待ってます。
起床してブコメ見たら驚愕な伸びでビビってる。みんなありがとう。本当にありがとう。コメントくれた皆と俺のオゴリで飲み会やって漫画の話を延々やりたいと思った。「お前あれだけ偉そうな増田書いといて〇〇先生知らないとか正気?」とか言われつつ、その先生や作品に対する愛をたっぷりと拝聴したい。当人が愛をもって存分に語るハナシって、何であれ大抵面白い。俺はジャニーズってあんまし好きじゃないんだけど、「ジャニーズファン(特に嵐)の書いたライブレポ」は毎回楽しく読ませてもらっている。っていうか嵐のライブ行った事ある(なんか男性だと優先して入れるやつがあるとかでジャニオタの女性に1枚融通してもらった)。楽曲とかに興味がないので今一つノリきれなかったが、エンターテイメント性はメチャクチャあった。超!エキサイティン!!そりゃあれだけ熱狂的なファンがつくわ、と思った。男性増田諸氏には「女性と会話で盛り上がる為のネタとしてジャニーズのネタは結構使える」と言っておこう。逆に漫画の話をすると、経験上ドンビキされることが多いかな。何年か前のコンパで「ときめきトゥナイト好きなの」と言ってくれた女性がいたから、乗っかろうと思って「何部が一番好き?」って聞いたら「は?」って言われた事がある。(彼女はアニメ版の話をしていた)あの時の女性、本当にすまなかった。
…えーっと、何の話でしたっけ。ジャニーズの話じゃなかったですよね。そうそう漫画の話。
俺、漫画だけは死ぬほど読んでる自信あったけど、そんなチンケなプライドをガタガタに崩壊させるぐらいに知らない作家さんが多かった。まあ、↑で俺が挙げてるのがメジャーどころばっかってので色々察してほしい。
でもそうだよ、なんか忘れてたよ。俺は「オバカミーコ」読んで「片山まさゆきって面白いよな」ってやつに「ノーマーク爆牌党こそが至高に決まってんだろうがよおおおお」と居酒屋でクダを巻きながら爆牌理論のすごさとか八崎の伝説とか色々語ってたんじゃないのか。大同人物語を読んで「切り餅3ツ」とかホントに使うのかよでもあのヒラコーが言ってるし俺の知らない同人界隈ではみんな使ってるんだろうとか思ったりしてたんじゃないのか。
「はじめの一歩って面白いよな。ボクシング漫画最高峰だよな」ってやつに「はじめの一歩も面白い、ベストバウトは鷹山vsホーク、次点で過去編のvs米兵戦だろう。だがな、『ボクシング漫画界ベストバウト』はシュガーのリンvsキンジだ。でも続編のRINは読まなくていいぞ」とか居酒屋でジョッキ片手にブチ上げて、そっから頼まれもしてないのに同じ作者の「ザ・ワールドイズマイン」の話を延々してたりしてたじゃないか。ワールドイズマインはボクシング漫画ですらないが。
「サッカー漫画ってキャプつば以外に面白いのないの?」ってやつに「お前がサッカー好きならジャイキリだが、俺は「リベロの武田」がサッカー漫画では突き抜けてると思う」とか語りだして、「サッカー漫画には必殺技が必要不可欠だが、ジャイキリにはそれがない。いや、最近の椿はスーパーサイヤ人化が激しい部分もあるが…。それはさておき、リベロの武田には必殺技がいっぱい出てくる。」「例えばどんなやつ?」「うーん、『いじめっ子の結界』とか?GKエリアに入れない。入ったらモンゴリアンチョップされる」「それ本当にサッカー漫画?」とか言われたりしてたじゃないか。
…しかしこうして見ると、他の客から見て俺はただの「うるさい端迷惑な客」だし、友人もよくもまあ俺のクソどうでもいい話を聞いてくれたもんだ。友人たちよ、ありがとう。
結婚して15年おたがいアラフォーでここ3年はセックスレスな夫婦です。
子供はいないんだが気がついたら妻を誘っても拒否されるか、ものすごく嫌な雰囲気でのセックス。そんなんで盛り上がるはずも無く3年が過ぎた。
ところで私は2年前から浮気しており、セックスライフは充実はしていて妻にもバレていないと思っていたんだがどうやら完璧に全てを把握されており
証拠もバッチリと握られてしまった。そこで妻からの提案で私も浮気するか離婚するかを選択することとなり、世間体や収入面でも離婚は避けたかったので
妻からの提案を受け入れお互いに浮気公認の夫婦となって1年が過ぎた。最初はすごく抵抗があったが今ではすごく仲の良い夫婦でセックスレス以外は文句なしの生活を
送っていた。ところが数ヶ月前から私の浮気相手が結婚する事になり別れることとなってから、次の相手が見つからない。私のセックスライフは完全に無くなってしまった。
妻は週一回ぐらい外泊し最近はすごく美しくなったと思う。妻とはセックスする気は今でもないのだが、幸せそうな妻にすごく嫉妬するようになって、ネチネチと嫌味を
言ってしまい夫婦生活も非常に悪くなり生活しづらくなってきた。そんな時に妻の友達を私の浮気相手として紹介される事になった。来週に3人で食事に行くのだがここまでしてくれる
そこで兄ちゃんの発明品のベイマックスとロボット工学の権威の教授と出会い、
っていってがんばる
んで発表会でマイクロボットという電磁石みたいな感じの機能がついた小さいロボットを発表して見事合格を勝ち取る
帰りに発表会場が火事になる
直後会場爆発して教授兄ちゃん死亡
ぬけがらのようになってた主人公だけど、ふとしたきっかけでベイマックスが起動する
そこで犯人探しすることに
仮面の男がこっそり主人公が発明したはずのマイクロボットを郊外の工場で量産してた
主人公と大学の研究室の兄ちゃんの仲間が協力して仮面の男を追い詰める
会場でマイクロボットを盗んで爆発から自分の身を守って生きていた
お金儲けのための人間の実験で、自分の娘が犠牲になったことに怒り、復讐しようとしていたのだった
主人公は、兄ちゃんが無駄死にだったと思って感情にまかせて教授を殺そうとしたけど、
そんで教授をとめようとしてバトる
最後は異次元空間にいっちゃってた教授の娘を助け出して、これからヒーローで活躍するぞ、みたいな感じで終わり
最初の30分くらいは文句なしに面白かったけど、途中、最後らへんはなんかコレジャナイ感があって微妙だったなあ
2年前の3月。自分は就職が決まらないまま卒業式に臨み、そのままフリータールートへ突入した。
就職課をはじめとする大学関係者には「某生命保険会社の営業に内定が出た」と嘘をつくことで、表向きは「社会人生活へ向けて巣立ちを迎えるフレッシュな若者」になりきった。
就職が決まらないということが何より恥ずかしかったし、周りには心配をかけたくなかった。
今思えばそんなクソみたいなプライドで嘘をついた自分の方が恥ずかしいのだけれども。
早くこんなつまらない地方都市から抜け出して、レインボーブリッジでシーマ転がす業界人になってやる。
なんて時代錯誤でクソダサい動機を孕みつつ、鼻息荒く就活がスタートした。おったまげ。
エントリーシートは通る。筆記試験も通る。しかし面接でことごとく玉砕。
気づけば残り弾数はゼロ。そして静かにマスコミの就活シーズンは収束。
就活の良い思い出?履歴書の文字が綺麗って褒められたことくらいかな。ファック。
「まあそれでも?どこかには決まるし?ドンウォーリービーハッピー的な?」と楽観的に考えていたのと、内定承諾までの返答期限という事情から、他企業は内定を辞退してしまっていた。
その後は流石に「転がすのはライトエースでも小型セダンでも、なんでもいいから、もうシーマなんて言いませんから…助けて…」と、ブットビまくってた理想をかなぐり捨てた。
どこでもいいから拾ってくれと地元の中小企業などを血眼で受け続けたが、軒並みお祈り。
自分はシーマどころか社用車にも乗れない人間。この事実を認めざるを得なかった。
冬ごろには就活をする気力も、今までの根拠のないプライドも、全て灰燼と化した。ぼくの心を就活は奪い去った。俺は空洞。でかい空洞。
全て残らず就活は奪い去った。
俺は空洞。面白い。
さすがにYami Yami Day(※病み病みの日のこと)を送って震えるのは嫌だったので、バイトを詰め込みまくり、卒論を夢中で執筆することで現実逃避をしていたら、春なんてすぐだった。瞼閉じればそこに。
こうしてひとり、職無しのまま社会へ放流された死んだ目の若者が完成した。
卒業式後の飲み会で友人とフジファブリックの「若者のすべて」のサビを肩組んで歌った辛すぎる思い出。何年経っても思い出してしまうなあ。
毎晩内定のない人が見るまとめ速報を見て「自分マヂクズだゎ…ッラィ…」とか思いつつ、マンマのご飯はススムくんな、ナンダカンダ健やかなニート生活を続けていたある日。
「金を入れられない人間はこの家を出て行け。とりあえず働け。」
と母に某アルバイト情報誌でアタマをシバかれ、ぱみゅぱみゅしてしまった私。渋々実家から激近の某企業でアルバイトを始めた。
そこにいた先輩アルバイトのK氏は、大学を中退後、様々なバイトを転々として、今に至るらしい。「条件がかなり難しいから正社員にはなれないだろうけど、ずっと別にこのままでいい」と言っていた。
確かに仕事は楽だし、地元にしては時給もいいし、定時でしっかり帰れるし、人は優しいし、社食はおいしいし、福利厚生や社割もあるしで、バイト先にしてはマチャアキも文句なしの星3つだった。
しかし、そんなK氏を見ていると「自分はずっとアルバイトという立場でいいのだろうか?」という疑問が首をもたげてきた。
パン酵母か?というくらいに、その疑問は日に日に膨らみ、(マンマのご飯と社食で体重も膨らみ)ついにバイトを始めてそう日が経っていない初夏のある日、母にこう言った。
「は?東京?行ってどうすんの。」
「どうしましょ、どうしましょ、どうしましょったらどうしましょ」
[2]に続かせてください。
なんなんだよ、日本。
昨日見事に刑務所落ちたわ。刑務所いっぱいだから自宅謹慎してろって。
なんでこんなに刑務所に入りたい奴がたくさんいるのに、刑務所整備しないんだよ。アホか。
待機受刑者が30万人を超えてるとか異常だろ。2100年ごろから増える一方だぞ。
職もねーし、外の空気は汚染されてて早死にするから、早く刑務所に入れてくれ。食事も前時代でも栄養が整ったものが食べたいんだよ
何が生活保護だよクソ。
生活保護じゃ防護フィルターすら買えないし、汚染米しか買えねーよ。
一応ちゃんと刑務所に入れるように、ポイント稼ぎはしたつもりだ。
罪状はお決まりの内乱予備罪。詳しくは避けるが、テロを用意してる風を装って、自室に色々準備した。
裏の入所支援のサービスを使って、色々と入所に必要なポイントを貯めるためのノウハウを教えてもらった。
あいつらが言うには、似非犯罪者と見なされないよう、特定国への渡航履歴を作っておくことが大事らしい。
かといって国の中枢部分をウロウロして不審者として捕まるのも、あらかさますぎてポイントが低いらしい。
そこで俺は、携帯電話で犯行をほのめかす会話を喋りまくり、盗聴される作戦をとった。
気づかれるか不安になる作戦だったが、3か月ほど海外と通話しまくってたら、家宅捜索で逮捕してくれた。
ここまでやれば文句なしに5年は行けますよ、と奴らは太鼓判を押してくれた。確かに刑は懲役8年と文句なしだったが、肝心の刑務所には入所できなかった。
ふざけんな日本。
放火とか傷害とかすればいいじゃん、って言われるかもしれないが、人に迷惑をかけてまで生きていきたいとは思わないんだよ
ただ人として最低限の暮らしがしたいだけなのに、なんで刑務所入れないんだよ
## 追記と言う名の蛇足
星新一のボツネタ集本読んでたら、刑務所がパラダイスみたいなネタがあったから勢いで書いたけど