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はてなキーワード: 再生可能エネルギーとは

2021-10-01

anond:20211001130239

どちらかというと走ってる時より製造時や電池材料採掘時のエネルギークリーンかどうかの方が重要なんだよな

原発再生可能エネルギーの電力を使って製造しないとEVの方が環境に悪くなるかもしれないくらEVガソリン(HV)車のCO2排出量の差は製造も含めると大した差がない

から再生可能エネルギー推進なしでEVやるぞ!ってなると日本から工場がどんどんなくなることになる

環境どうこうより雇用問題

2021-09-27

anond:20210927151502

リスクの度合いは、最悪を想定すると原発比較にならんだろう

そして地熱火山怖いというなら、温泉旅行なんて一生いけないぞ

地熱発電て要は温泉の湯気で発電するようなもんだから

規模は確かに限界がある

が、風力も水力も規模の限界はある

再生可能エネルギー可能範囲いか有効利用していくか?と考えたとき山川は決して小さいとは思わんけどな

立派なほうだと思うぞ

2021-09-25

anond:20210924202639

日本核融合やってる人たちって技術フォーカスしすぎてて、他の側面から核融合の意義を説明しなさすぎなんだよね。

JT-60SAのパンフレット見ても「地上に太陽をつくる」としか書いてなくて、興味ない人には、だからなに?ってなる。

ITERの誘致を争ってたのはフランス日本だけど、共通するのは資源の無い国であること。核融合の実現でエネルギー他国依存しなくて良くなることは安全保障上きわめて重要アイスランドみたいに再生可能エネルギーで電力をカバーできるようになれば良いが、工業国が不安定自然エネルギー依存するのは難しいんじゃないかな。高速増殖炉事実上実現不可能になった以上、核融合可能性に賭けるのは安全保障の面から見ても間違ってないと思うが。

太平洋戦争の例を出すまでもなく、過去戦争エネルギーの取り合いが遠因であった例は少なくないわけで、核融合エネルギーを巡る争いを一掃できる技術だと考えれば、日本に限らず、人類にとって夢のある技術だと思うし、俺は応援してる。

2021-09-22

山本拓高市氏の元旦那)の進次郎批判よろしくない

山本拓議員小泉進次郎への公開質問状話題になってる。

http://yamamototaku.jp/article/20210921/

山本議員の「元妻を守るために」という物言いが(「離別した夫にも擁護されるなんて、やっぱり高市さんは人格的に素晴らしいんですね!」みたいな感じで)高市支持者に大ウケ。さら自民支持者右派だけじゃなく、河野太郎小泉進次郞を叩きたいやつら、再エネを批判したいやつらにも大人気になっている。バズりまくりだ。よかったよかった。

しかし、肝心の公開質問の内容がまずいというか、やばい

IT関連消費電力は2050年には2016年の41TWh/年の約4,000倍の176,200 TWh/年になるとの予測が、国立研究開発法人科学技術振興機構低炭素社会戦略センターによって発表されています

現在よりも省エネルギーの進展があったとしても、IT 関連消費電力は莫大に膨れ上がることが予想されます。2050 年にそれらを再生可能エネルギーでまかなうための具体的計画を、環境大臣としてお示しください。

これ読んで、増田諸氏はどう感じるだろうか。少なから増田が「『176,200TWh/年』というのがどれぐらいかからないけど、ITの進展で電力需要がすごい増えるんだな、それは再エネだけじゃ到底まかなえないんだろうな、小泉進次郎はそういう現実的想定をしないで、夢みたいな再エネ推進を言ってやがるんだな」と思うんじゃなかろうか。でも、そうじゃない。

「176,200TWh/年」というのは、今の日本全体の年間発電電力量の180倍、世界全体の発電電力量の7倍だ。そんなもん再エネどころか原発だろうが火発だろうが絶対充当できるわけがない。もし小泉進次郎環境省から「なるほど、再生可能エネルギーでまかなうことが不可能だというなら、2050年にそれらを原子力化石燃料エネルギーでまかなうための具体的計画を、対案としてお示しください」と反論されたら一発で撃沈だ。なんなんだこの数字? というわけで引用元PDFを読む。vol.1からvol.3まである

情報化社会の進展がエネルギー消費に与える影響(Vol.1)

IT 機器の消費電力の現状と将来予測

https://www.jst.go.jp/lcs/pdf/fy2018-pp-15.pdf

情報化社会の進展に伴って、従来の予想を超える膨大なデータが取り扱われるようになり、この傾向は今後も拡大すると考えられる。これに伴い、エネルギー消費がどのような影響を受けるかを 2050 年までを視野に入れ、調査ヒアリングなどにより検討した。その結果、世界情報量IP トラフィック)は 2030 年には現在の 30 倍以上、2050 年には 4,000 倍に達すると予想され、現在技術のまま、まったく省エネルギー対策がなされないと仮定すると、情報関連だけで 2030年には年間 42PWh、2050 年には 5,000PWh と、現在世界の消費電力の約 24PWh を大きく上回る予測となった。すなわち、技術進歩がなければ情報関連だけで世界の全てのエネルギーを消費してもまだ不足するという事態になりうる。

現在日本の年間の電力消費量が約 980TWhであるから現在技術でまったく省エネルギー対策がなされないと仮定すると、2030年には年間使用電力量の倍近い電力を IT 関連機器だけで消費する予測となる。世界についても、現在世界の消費電力が約 24,000TWh であるから、やはり現在の2倍程度の電力を IT 関連機器が消費する予測となる。また、2050 年の電力消費量は、現在比較して日本世界ともに約200倍という極端な数字となり、情報関連だけで全てのエネルギーを消費してもまだ不足するという状況になりうる。この情報量の爆発に対しての対策必要なことは明らかである

まり「もし現時点から全く技術の進展がなければ、将来はIT関連機器だけで世界中のエネルギーを全部食い潰しちゃうぞ〜」という、極端なシナリオにもとづく極端な数字なのだ。そして、Vol.1(IT関連機器編)、Vol.2(データセンター編)、Vol.3(ネットワーク編)と分野別に分けて、こうした消費電力増大の問題技術進歩でどう抑えていくか、という議論がされている。IT中心に増大するエネルギー需要に対して、どういうエネルギーミックスで応需していくか、みたいな話は全くしていないし、それどころか低炭素エネルギーへの流れが世界的に進んでいるから「電力供給が大幅に増大することは期待しがたい」とはっきり言っている。電力供給の増大に期待できないということは話の前提で、その中でのやりくりについて書いているのだ。

情報化社会の進展がエネルギー消費に与える影響(Vol.2)

データセンター消費エネルギーの現状と将来予測および技術課題

https://www.jst.go.jp/lcs/pdf/fy2020-pp-03.pdf

 データセンターIaaSSaaS、MaaS などの新たなクラウドサービスの進展に伴い今後も膨大な計算負荷が発生すると考えられる。また全世界的な COVID-19 の蔓延にともなう仕事学習形態リモート化はそれに拍車をかけるものと思われる。さら医療画像診断やセキュリティの顔認識なども膨大な計算量の発生が予測される。

 これらの状況を考えると従来以上にデータセンターにおける計算負荷が上昇しそうである一方で、供給電力には限りがある。また、現在世界中で急速に低炭素エネルギーに向けてエネルギーポートフォリオ見直しが進められていて、供給電力の大幅な増大は期待しがたい

 低炭素社会へ歩を進めつつ、社会必要とされているサービス提供するためにはデータセンター省エネルギー化を進める必要がある。本提案書では 2030、2050 年も見据えて現状技術で固定された場合の電力需要計算した。 

(ちなみに具体的提案CPUGPUを中心とした要素部品類の集積度向上、液浸、ヒートポンプなどの冷却方法の工夫、必要とき以外は動作しない(スマート化)…などなどの提案で、それに対する研究支援をせよ、と言っている。割と普通だね)

この提案書の報告主体は「国立研究開発法人科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター」なんだけど、ようするにこの提案書は、山本拓議員引用している文脈とは真逆の論旨のことを言ってるのだ。「これだけ電力が足りなくなるから、再エネを推進してはダメだ」ではなく、「技術進歩がなければこんな非現実的シナリオになってしまうから、それを避けるために、IT分野全体で電力消費を減らす努力研究支援をしよう」という内容なのである

山本議員公開質問ではこういう文脈無視して、一部の記述を都合よく切り取って、意図的に「再エネではこの電力需要を賄えない、再エネを推進しない現実的計画を立てるべきだ(立てることが可能だ)」みたいな誤解を招く表現をしてるように見えて、大変よろしくない。山本議員エネルギー通だそうだから、「176,200TWh/年」という数字が全く非現実的な想定であることは本人も理解しているはずだ。そもそも公開質問では、この数字引用した部分のすぐ上に

一般電気事業者 10 社の 2019 年度の火力発電量は約 4,814 億 kWh/年です。

という記述もあるのだ。約 4,814 億 kWh/年 = 481400000000 kWh/年 = 481 TWh/年 である東日本大震災以後、国内発電量の70%以上を担う火発を全部ひっくるめても480TWhでしかないことを山本議員承知していながら、その直後には「IT 関連消費電力は 2050 年には (略)176,200 TWh/年になるとの予測が、国立研究開発法人科学技術振興機構低炭素社会戦略センターによって発表されています」「現在よりも省エネルギーの進展があったとしても、IT 関連消費電力は莫大に膨れ上がることが予想されます。2050 年にそれらを再生可能エネルギーでまかなうための具体的計画を、環境大臣としてお示しください」という書き方をしている。こういうのは誠実な議論ではない。

2021-09-18

今のとこ自民支持者だけど立民支持者に質問

自民から立民への鞍替え検討するためどうやって解決するのか聞きたいです。
自民がどうではなく鞍替え検討しているので立民がどうやるのかが重要です。

質問内容

エネルギー関連
プラスチック関連
動物愛護関連

立憲民主党基本政策から抜粋

地域ごとの特性を生かした再生可能エネルギーを基本とする分散エネルギー社会を構築し、あらゆる政策資源を投入して、原子力エネルギー依存しない原発ゼロ社会を一日も早く実現します。
多様な生物自然環境との調和をはかり、持続可能社会をめざします。

2021-09-14

anond:20210911215734

逆に考えると日本にはやたらと高コスト原子力発電所を作りまくってしまったがゆえに、再生可能エネルギーへの転換を推進したがらなかったし、今もそうであるということだな。で、実際それはそうだろう。

原子力発電所投資しすぎて、原子力村利権が大きくなりすぎて、電力源転換政策の一大抵抗勢力となってしまった。また、サンクコスト利権だけでなく、廃炉費用が莫大であることも一因だろうな。

2021-09-08

原発再稼働はある程度必要だ」をわかりやす

河野太郎が「原発再稼働はある程度必要だ」と言ったことが話題ですな。

河野太郎氏「原発再稼働はある程度必要だ」

https://mainichi.jp/articles/20210908/k00/00m/010/181000c

まず前提として、わかりやすくするために「大筋はあっているけれど細かい点は議論必要」という論調にするね。
そうしないと色んな主張が飛び交って議論が始まって主題が吹っ飛んでしまうから大体こんなもんだぞって程度にとどめておいて、細かい点は各々好きに考えろって感じでお願い。

んじゃいってみようか。
もっと意識してもらいたいことなんだけど「我が国は困窮すると戦争しがちである」んだよなぁ悲しいことに。

マジでこれ義務教育レベルの話なんだけどさ、江戸幕府が倒幕されてしま前後日本にはどんな事が起きただろうか?
まぁ簡単に言えば外国勢力日本(というか東アジア)に旨味を覚えてしまい、自分たち外国勢力の影響下圏へ置こうとする動きを察知して内戦して倒幕し対外戦争の準備を始めたんだね。
まぁもしかたらこの「日本国の正史」に違和感を得てる連中も居るかも知れないけど、一応コレは「日本国の正史」だし、たいていこんな感じの解釈一般的から異論は他でやってくれ。
ていうか内戦を例にすると戦国時代や各年代幕府政権が倒れたとき日本国は困窮していて、それが開戦のきっかけになっているんだけど細かいことはどうでも良いか

んで、日本がボロっクソにやられた太平洋戦争なんだけれどもコレも日本は困窮していたよね?いわゆる「ABCD包囲網」ってやつの影響で輸出入が滞っちゃって経済的に大打撃を受けたばかりか頼みの綱の継戦能力さえ失われる懸念が、何なら日本国が体をなすための国民を維持することすら難しくなりそうだったわけだ。
そこで日本は明らかに工作していたアメリカ宣戦布告ちゃうんだね。島国から貿易しないと好景気で膨れ上がった国民企業の数々を維持できないのよ。

その当時、まぁ今もだけど、非常に重要だったのは石油石油エネルギー密度が非常に高くて(江戸時代比較して)高度に発展した製造技術を支えるには石油メチャクチャ重要輸入品目だったんだ。
石油は燃やしてエネルギーを取り出す他にも残り滓すらアスファルトとして利用できるし、今の我々現代人もアスファルト恩恵は凄く受けているよね。プラスチックだって石油が元だし、今人気の不織布マスクだって素材はプラスチック、つまり原料は石油だ。
まぁ流石にその当時は現代ほど石油を広く活用できていたわけではないが、製造にも輸送にも石油は非常に重要ものであってのは想像に難しくないだろう。
外国勢力に怯えていたのが嘘のように高度に発展した日本国の生命線だったんだ石油は。

その生命である石油外国勢力によって抑えられてしまった日本外国勢力を打倒して奪うという選択肢を取らざる得なかったんだな。だって他の選択肢はほぼ間違いなく「今の日本」には繋がることはない選択肢であったろうから

さて変わって現代に進めるけれど、過去から現在にかけて日本の主要領土日本列島であることは変わっていない。
現代日本第二次世界大戦当時から比較しても更に高度な発展を遂げており、輸出入へ頼らざる得ない立地条件であるのは言うまでもないね
しか世界経済の動向は第二次世界大戦当時と比較して大きく変わっている。

なんと「石油使いすぎたら自然破壊へ繋がるし石油使用量を抑制すべきじゃね?」って議論が本格化してしまっているのだ!

特にEUは先鋭的で「一定以上の石油使用量(≒Co2排出量)を超えた製品EU販売させません!」っていう規制(CAFE規制)を設けちゃった。
これには各国大慌て、だって現在世界経済を支えているのはほぼ間違いなく石油で、石油があったからこそ経済発展したし、高度な製品も生み出せてこられたんだからね。
ただこれには抜け道があって、いわゆる「再生可能エネルギー」で補完した部分はノーカウント扱いで良いよって言ってくれてる。再生可能エネルギーって水力とか風力とか原子力とかそういうエネルギー源ね。

じゃあ石油から再生可能エネルギーへ乗り換えたら良いじゃんって思うでしょ?
実は再生可能エネルギーもっとエネルギー密度が高いのって原子力なんだよねぇ。そして日本東日本大震災で多くの原子力発電所を停止していたり、制限的な稼働をせざる得なくなっているというのが現状だ。
さてまとめてみよう。

  1. EU石油使用量(≒Co2排出量)を減らさないと製品販売させない規制を作る
  2. 日本東日本大震災原子力発電所が停止中で石油主体火力発電所に頼らざる得ない
  3. 石油使用量(≒Co2排出量)が多い日本EU製品を輸出できない
  4. 島国という立地条件から輸出入実質的に食ってる日本経済が困窮しそう
  5. 日本国の正史を参考にすると・・・

というわけで河野太郎が「原発再稼働はある程度必要だ」と言ったのは何も勢いとかノリで言ったわけでなくて、河野太郎は色んな評価があるけれども一応は日本の政治家なので日本経済を気にしてこういう発言してるわけですわ。あと「困窮するくらいなら原因を打倒したら良いんじゃね?」って選択肢が挙がらないようにする意味合いもあると思うのよね。
ドイツビスマルクさんも「愚者経験に学び賢者歴史に学ぶ」って言ってるし。まぁビスマルクさんの後輩がメッチャ迷惑かけてきてんだけどねw

まぁこんな感じですよ。
あぁそうそ原発反対派の皆さんに言いたいけど別にこのエントリ原発再稼働の支持を広める目的で書いたわけでなくて、河野太郎がなんでそんなことぶっこんできたのかをわかりやす解説するために書いただけだからカッカッしないでほしい。
個人的には原発に変わる安心安全な高密度エネルギー源があるならそっちでも良いなぁと思ってるよ。

2021-09-04

anond:20210904220946

それもいいが、地熱、潮力など他の再生可能エネルギーとのミックスを前提にすべきだ。

2021-08-18

横浜市長選の結果で、2ヶ月後に「初の女性総理」が生まれ

風が吹けば桶屋が儲かる

横浜市長選挙山中竹春(立民候補)が勝つと、日本初の女性総理高市早苗誕生する。

来月末に総裁任期満了を控えて、菅義偉が絶体絶命である

自民党の重鎮・派閥幹部たちは「菅・無投票再選」を画策している。

議席を減らしても野党になることはない。

それなら自分たち権力ポストを維持するために、世代交代を阻止し、菅を担いだ方が良いのだ。


しかし次の選挙当落線上の若手・中堅議員はたまったものではない。

党内イメージ低下を防ぐため、目立った「菅おろし」はないが、じわじわ動き出している。

政局が一気に動くのが、8月22日投開票横浜市長選だ。

菅のお膝元の横浜

菅の側近である小此木八郎落選し、山中竹春(立憲推薦)が当選することがあれば、確実に菅義偉は終わる。

側近である小此木八郎は、菅内閣精神的支柱であり、大臣辞職・横浜市長選は菅にとって痛手だった。

秘書市議林文子陣営につけるなど、当初は林・小此木のどちらが当選しても良いように二股をかけていた菅。

しかし中盤に立憲推薦の山中竹春と小此木が横一線の情勢になると、林を切り捨て、「小此木全面支援」のために動き出した。

自らの選挙区の横浜市で立憲候補が勝てば、菅にとっては広島補欠選挙の何十倍ものダメージだ。「菅では総選挙で勝てない」が明確になり、政治生命が終わる。

その場合の「ポスト菅」大本命が高市早苗である

石破茂野田聖子保守系インフルエンサーから嫌われてるのは有名だが、「稲田朋美河野太郎茂木敏充小泉進次郎」あたりも、もはや反日左翼扱いを受けている。

8月末に河野太郎出版する政権構想本では、まえがきに「保守とは排外主義ではない」と書くなど反グローバリズムに傾く保守界隈を批判

持論である再生可能エネルギー推進やインドからIT人材受け入れなどを主張している。

総裁選公示タイミング出版されれば、保守界隈からバッシングは必至である

一方の高市早苗は、保守インフルエンサー満場一致推している。

彼らが望んでいるのは「安倍の再登板」であり、それが不可能なら安倍の意を汲んで動く総裁を求めている。

しか下村博文加藤勝信では選挙の顔として弱い。

「初の女性総理」の看板で戦えば、就任直後の総選挙単独過半数を取ることは目に見えている。

8月末の総裁選公示日で、正式立候補者が出れば、「次の総理」の話題一色になる。

一ヶ月間、自民党テレビメディアジャックし、野党は忘れ去られる。


初の女性総理誕生すれば支持率は上がり、そのご祝儀ムードの直後に解散総選挙(または衆議院任期満了選挙)が行われる。

何より菅再選を望んでいるのが立憲民主党だ。菅を相手総選挙を戦えば確実に議席は増え、次の次で政権交代もあり得る。

ここ数日、枝野や安住などの幹部批判を抑えている。総裁選前に「菅おろし」が起きてほしくないのだ。

本多平直の件以来、「リベラルおじさん」に不信感を持っている私にとって、今は「リベラル政権」よりも「女性総理」を待望している。

保守的な日本で、一番最初女性総理になるのは保守的な女性しか考えられない。

まず最初女性総理誕生することが大事なのだ

今週末、8月22日投開票横浜市長選挙山中竹春が勝てば、確実に女性総理誕生する。

日本の政治を大きく変える、横浜市長選の結果を見守りたいと思う。

2021-08-10

お前らバイオ燃料バカにしたよな?

ブッシュ政権下で、バイオエタノールを車の燃料に使おうって「経済的に正しくない行為」を散々アメリカ人馬鹿にしたけど、『再生可能エネルギー』というまやかし中国企業を儲けさせた日本人も同罪だ。まあ、アメリカ人と違うのは FITペナルティを払っていることぐらいだ。なんで拒否権ないんだよ、これ。うぜぇ。

グレタは how dare you と言いたい気持ちもわかる。

2021-07-27

オリンピック反対すると左翼っていうのが分からん

右翼なんだけどさ、ブコメでも右翼だって言われるし

自分でもそうだと思ってるんだけど

オリンピック反対なんだよね

つかなんでオリンピックの開催で右翼左翼が分かれるんだよ

あれか?自民党推しいるからか?

関係なくない?だって日本凄いがやりたいならちゃんオリンピックベスト状態でやれよって思うわけ

愛国心あるなら当然だろ?つかなんで無観客でやるんだよって思うし

つかそもそも安倍自分任期中にやりたくて2年延期のところを1年延期にしたんだろ?ふざけすぎだろあのボンボン

なんでこんなクッソ熱い真夏運動させるんだよって思うしさ

あの汚いお台場の海みた?なにがガンダムだよアホだろあれ見せたくてお台場にしたんだろうけどまじでアホだろ

最近右翼ってオタク親和性あって、オタク至上主義右翼が多くなったよな

結局おれはオタクじゃねーからその辺で乗れないのかもしれん

オタク勝利だ!とか持ちあげられて気持ちよくなってるのなw

開会式ゲーム音楽なんかもそうだけど

ほんとあっさいつかわれ方してまったくリスペクトもなし糞みたいな使われ方してるのにな

あれでなんでオタク喜ぶかね

とにかく自分のことしか考えてないのな

おまえら本当に右翼か?っておもうわ

俺は日本凄いが好きなわけ、だからちゃんとやりたいんだけど

クッソ適当馬鹿適当ぶっこいててさ

結局開会式でマシだったのインテルドローンと、ロードレースカメラワーク(あれヨーロッパ撮影チームらしいね

なんだよ外国人がスゲーじゃんwなにこれwwww


俺は原発反対なんだけど、原発事故以降、右翼連中があきらかに原発ライバル(?)な再生可能エネルギー左翼扱いして叩き始めたんだけど

もう意味分からんよねエネルギーで右とか左とかw

原発技術を守れとかいうんだけど太陽光パネル技術じゃん

結局だから太陽光パネル中国に抜かれるしさぁ、何がしたいん?って思う

つかだから保守」っていうのかぁとかそんなことを思ったよ

なんか昔の技術守りたがるよね。うん守ってる感じあるわ

2021-06-20

電気代の不平等制度

電気代が高すぎるので電気代の明細を見てみると「再生可能エネルギー発電促進賦課金」なるものが小さく記載されている。

一体「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは何なのか?

再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは、電力会社等が太陽光などの売電買取りに要した費用を、電気使用量に応じて電気料金の一部として消費者負担してもらうものです。

再エネ賦課金の単価は、毎年度、経済産業大臣によって定められており、毎年5月分から翌年の4月分の電気料金に適用されます

この再エネ賦課金が毎年上がってきており、2021年時点では2.98円/kWhと2012年比で10倍以上に上がっています

地球環境を考え、再生可能エネルギーを生み出すことには、私も賛成です。

しかし、日本再生可能エネルギー電気の売買を国民の全員に向けて平等に行えれる環境でないにもかかわらず、再エネ賦課金負担金だけを全国民に課すのはあまりにも不平等です。

再エネ賦課金負担させるだけさせられて、恩恵を受けられる人とそうでない人が出てくるのは、如何なものか。

さらに、年々、再エネ賦課金の単価が上がってきているので、月々の電気代に占める割合もばかになりません。

しか再エネ賦課金消費者に値上げの書面が届く訳でもないので、値上げされていることに気付いていない人も多いでしょう。

この理不尽制度に怒りを覚えますね。。

2021-04-25

「シルエットが浮かんできたんです」←お前らバカにされてるだけ

46%っていう数字はどこから出てきたの?

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4252977.html

ブコメでは誰も指摘していないから書いてみるが、2030年2013年比46%削減、というのは、2050年排出量0(カーボンニュートラル)として2013年から直線を引っ張ると、2030年に46%減になるという数字遊びに過ぎない。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021042301131

しろ46%という数字はガースーが所信表明演説で「2050年カーボンニュートラル」を掲げた時点で既定路線とも言えるし、

一部環境団体はいわゆるIPCC1.5℃シナリオをもとに、日本2030年50%以上の削減が必要としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/541363ed1b6ae6f6e451270e87c3057742b11383

カーボンニュートラル火力発電を全部太陽光・風力に置き換えれば達成できるの?

どうもこのあたりを勘違いしている人も多いんじゃないか

大局的にみると、日本エネルギーとして供給されているうち、発電に使用されているのは半分以下でしかない。

https://trienplus.com/energy-energy-flow-and-energy-resources/

残りは、自動車を動かしたり、家庭で都市ガスを燃やしたり、化学工場で窯を加熱するのに、直接ガソリン天然ガス石炭を燃やしているわけだ。

また、鉄鋼業の高炉(コークスによる酸化鉄の還元)や、セメント製造石灰石を加熱)など、プロセス上必ず二酸化炭素が発生する産業存在する。

これらをカーボンフリーに置き換えるのは、電力を再生可能エネルギーでまかなうよりはるかに大変だ。

もちろん、そんな産業には日本から出て行ってもらう、と主張する方もいるだろう

でもそれって、地球規模で見て意味のあることなの? ということを考えてほしい。

カーボンニュートラルに近づけるにはどうすればいいの?

カーボンニュートラルに近づける方法はいくつかある。

下記資料の5ページがわかりやすい。

https://www-iam.nies.go.jp/aim/projects_activities/prov/2020_2050Japan/2050_Japan_201214.pdf

ただし、「電化」と「電源のカーボンフリー化」は同時にやらないと意味がない。

ガソリンから電気自動車に置き換えても、火力発電で作ったエネルギーを使っているなら意味がない。

結局2030年に46%減らすなんて可能なの?

一番上のグラフを見て、2013年からの減少ペースでいけばいけるやん!と思ったかもしれないが、現実はそう簡単ではない。

2011年原発事故以来、原発を再稼働せず、火力発電を積み増したことで、2013年CO2排出量はかなり上振れしたものになっている。

https://twitter.com/ikedanob/status/1385950440135675906

これを、FITによる太陽光パネル設置や原発再稼働などで減らしてきたわけだが、

ここからさらに同じペースで排出量を減らせると考えることには無理がある。

理由はいくつかあるが、電力方面に絞ってみても、

  • 原発の再稼働がすんなり行くとは思えない

とこれだけの理由がある。

また、電力以外でのCO2排出については、これからの部分が多い。

たとえば高炉で還元剤として水素を使うことでCO2排出量を削減する研究がおこなわれているが、

実用化には10年以上はかかるだろう。

2030年に46%減、というのがどのくらいチャレンジングなのかはわかったと思う。

冒頭の進次郎のインタビューに戻ると、

「意欲的な目標を設定したこと評価せず、一方で現実的なものを出すと『何かそれって低いね』って。『金メダル目指します』と言って、その結果、銅メダルだったとき非難しますかね」

というのは、こういうことを指している。

ま、要するに日本全体がベンチャー精神でがんばれってことだけど、

それを外交的に利用されるのは勘弁してほしいよね。(京都議定書排出削減目標が達成できなかった日本は、中国ロシアなどから、官民合わせて排出枠を1兆円程度買っていると言われている)

最後に、希望の持てる話

再生可能エネルギーポテンシャルは、日本で見てもまだまだある。

風力と太陽光だけでも、日本の電力需要の何倍ものポテンシャルがある、と環境省は試算している。

https://www.asahi.com/sdgs/article/art_00097/

問題は、それが経済的に成り立つかどうかだが、

太陽光がいろいろとネガティブ話題を振りまいた(FITによる電気負担メガソーラー環境破壊など)いっぽう、

風力発電日本ではまだこれからという段階。

太陽光発電のコスト構造は、土地代とパネル購入費でほとんど決まってしまい、大規模発電所建設できない日本は不利かつ、技術進歩余地が少ないのに対して、

風力発電はタービンこそ海外製だが、設置工事メンテナンスなどで国内雇用を生む可能性が高く、浮体式が実現すれば規模もそれなりに可能性がある。

原発推進の本丸経産省もようやくそのあたりの議論を始めた。

https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/yojo_furyoku/001.html

2030年には間に合わないかもしれないが、できることを着実にトライしていってほしい。

2021-03-21

anond:20210321172111

再生可能エネルギーカーボンニュートラルエネルギーからしマイニングしていません、って仮想通貨誰か作らないか

仮想通貨やってる奴らも「俺たちは環境破壊していない」と言いつつめちゃ環境負荷を気にしてると思うから、一気に伸びそうな気がするんだよなぁ

イーロンマスクあたりがつくんねぇかな

2021-03-15

ビットコイン実体経済関係を考える

anond:20210314125208

考えるって言ったって妄想垂れ流すだけだけど

ビットコイン実体経済における源泉は電力だ。これは盛んに言われてるとおり。電力の他にGPU等のコンピュータリソースもあるけど、こっちは消費するもんじゃないし、ビットコイン単価と連携するのは電力の方。

したがって、ビットコインの高騰は電気料金の上昇圧になっていく可能性が高い。

一方、発電側を考えると、従来の大規模発電所に対して、太陽光や風力などのいわゆる再生可能エネルギーが脚光を浴びているわけだが、こういった発電は規模も小さいものが多く、人里離れたところに作らざるを得ない場合が多いので、送電コストや損失が大きな問題になることがある。

そこで、こういった小規模電力は基本的送電せず、現地でビットコインマイニングをすればよいのではないか、と考えている人は既にたくさんいそうで、これを突き詰めていくと、マイニングによる利益送電利益を上回るならマイニングして、そうではないなら送電に回すのが効率的になる。

この方式確立すれば、ビットコイン相場裁定が働くようになるので、売電市場ビットコイン相場が連動して、価格が安定するのが本来

現状はビットコインいかにも高すぎるが、こういった類の理路でやがて落ち着いていくのではないか

しかし、これだと再生可能エネルギーは作れば作っただけ熱として再放出されるだけで救われないね

2021-03-11

震災振り返り10

ちょうど10年目ってことで。

原発の状況

 結局廃炉って進んでるの?っつーのが全然わかんねえ

 10年もたったらロボットか何か使って処理できるようになってるのかと思ったらまだ何かやってる

被災地の状況

 今振り返ると被災地で略奪や強姦が頻発してるみたいなデマ大量に撒かれてたらしいな

 情報混乱するとヤベー

 コロナ下で10代の妊娠が増えたのを見てDVによる強姦が増えたと思いこむブクマカが多かったけど、その類か

 実際増えてるのは避妊失敗だろうけど

今後のエネルギー政策に関して

 結局10原発は復活しなかったな。まああんだけの事故起こしたらそうなるよ

 んで、再生可能エネルギーも増えず、何やってるかというとLNG増やして電力不足に陥ってた。何やってんだ

 あと数年はインバウンドの客も回復しないし廃業した温泉地買い取って地熱発電でも作っとけ

全体通して

 あの当時一番恐怖してたのは電力不足とその後訪れる不便な生活だったんだけどそれ自体はそんなでもなかったな

 SARSの仲間がよっぽど生活を変えるとは思ってもみなかった

 10年後も何の自然災害が脅威になるか、全然わかんないな。山に獣が増えて人が圧迫されるとか?

anond:20110602193012

2021-03-10

ビットコインの電力がどうとかESGが云々なんてあれだよ、仮に「再生可能エネルギー運営しているマイニングファームテスラ支援」みたいなニュース一発流れればビルゲイツもニッコリ手のひらクルーよ。

2021-03-03

AI, VR, 仮想通貨, IoTで大量殺戮するのはまだ良いことで、それらの平和利用こそ恐ろしい」

当時高校生だった私は3.11のその年に福島県大学(会津大学)に入学しました。あれから10年も経ってしまったので、私のごくプライベートなことについて書きます

あと、匿名性は低いです。匿名ダイアリーなのにごめんなさい。

3月11日

2011年3月11日に、私は茨城県博物館の中にいた。高校卒業式が終わって、車の免許を早々にとったらしい友人と二人、車で博物館にきていた。地震とき、私は吹き抜けの空間の中心にいて、長い振動の間、博物館全体のガラスは轟々と鳴り響いていて、「ああ、私は、今日が命日なのだなぁ」と人々の動揺の中、思った。

実際にはガラス耐震性能が高かったので、館内にはけがはいなかったようだった。

信号機の止まっている、徐々に昏れていく道を、車中でほとんど会話もなく急いで帰った。急いで帰ったけれど、通常の2倍以上もかかって家についた。

私は地震の直後、2ちゃんねるに張り付いていた。「福島原発やばいらしい」そんな書き込みを見て、いよいよ日本は終わったんだ、と私は思った。

私が高校生の頃、世界原発事故ドキュメンタリーが大好きだった。チェルノブイリスリーマイル島東海村。「原子力」という尋常ではないエネルギーが生身の社会に取り込まれて、人間の内側におとずれるということに私はなんとも言えないグロテスクさを感じて、親や友達気持ち悪がられながらも読んでいたのだった。

当時、特にJCOの臨界事故NHKドキュメンタリーは何度も読み返したものだった。事故が起きた時、「出奔した原子力」に対しての(政治的・肉体的・精神的)人間の無力さ、弱さのコントラストがあまりにもどぎつく、生々しく顕れていたからだった。

私は地震が起きて、一、二日後にはリビングこたつ占拠して、こたつのど真ん中にデスクトップPCを置いて、情報官気取りで気象シミュレーションをみたりしていた。そして、家族にも協力してもらい家中シャッターを閉めた。それくらい、当時私は怖かったのだと思う。

震災直後、福島県大学入学した

私は震災の年、福島県大学入学した。私の地元同級生にも福島県大学入学する予定だった子がいたが、辞退したらしかった。大学入学式は遅れて執り行われた。ガイガーカウンターを買った方がいいかな、とか、「あそこには近づかない方がいい」とまことしやかな噂を聞いては少し怖いな、という思いが常に頭にあった。

しかし、入学してみると、その話はなんとなくしてはいけない話に思えてきたのだった。それはその土地に長く住んでいて動くことができない人たちには、惨い話であるからである。私もいつの間にか、放射線の話はしてはいけない気がして、話題にするのをやめた。すると、怖いという感情もいつの間にか薄れていった。

しかし、時々、放射能汚染される夢を見ていた。これはつい福島県を離れる少し前まで見ていたのだった。

私の当時住んでいたアパートには窓の近くにベッドがあって、その窓の外には何年も取り込み忘れたバスマットが干してあった。私の覚えている夢では、実はそのバスマットは大気中のチリや雨に放射性物質たっぷりまれていて、そのバスマットの線量が高くて、実は私の身体が蝕まれていて……という夢であった。何年もそのバスマットを干しっぱなしにしてしまったのは、もしかしたら、そういうことに対する無意識的な恐れから触りたくなかったのかもしれない。

長年大学でくすぶっていた

私は、大学特にパッとした研究もできないでいるのに何年も何年も大学にいた。でもそれが良かったのかもしれない、と今では思う。福島県という土地に「土着」して、私なりの感覚放射能の感じ、特にその怖い感じの中に居たということが。

私はもともと怖い思想の持ち主だと思う。正しいと思ったら、それに突き進んでしまう。人の感情も、中学生くらいから読まないように生きてきてしまったため、無視する癖がついてしまっている。だから原子力という「科学技術コントロールから外れた状態」の中に当事者として生きた、というのは私が、私の歴史にとって重要ことなである。もちろん、日本にいたら誰だって当事者なのだが、私は福島県に住まわず当事者と思えるほど賢くない。

核兵器はまだ可愛いもので、核の平和利用こそ恐ろしい」= 「AI, VR, 仮想通貨, IoTで大量殺戮するのはまだ良いことで、それらの平和利用こそ恐ろしい」

3.11から10年が経って、私は福島県から遠い場所に住んでいる。今は遠くから考えることしかできない。

最近原子力、ひいては(科学技術についての論考を読んでいる。1950年台、まだラジオな世の中で、近未来的なもの技術とか科学が大きな期待を背負っていて、すごくキラキラしていたであろう時代、人々は核の技術に対して、今でこそ信じがたいが「核兵器の利用は良くないが、核の平和的利用こそ人類幸福につながる」と本気で思っていたようなのだ。多分、今でいうところの、テレビCMIT系企業がたくさん広告を打っていて、IT企業に勤めていることが一種ステータス少女漫画に出てくる男性IT企業勤め!)になっていて、AIすごい!VRすごい!仮想通貨すごい!IoTすごい!みたいなイケイドンドンな感じだったのだろうと思う。そんな時代、「核兵器はまだ可愛いもので、核の平和利用こそ恐ろしい」と指摘した人、ハイデガーがいた。今でなら、「AI, VR, 仮想通貨,IoTで大量殺戮するのはまだ良いことで、それらの平和利用こそ恐ろしい」と言うのと同じことなである。今でなら炎上やむなし発言なのであるしかし、このアナロジーを単なる面白おかしアナロジーとしてだけで捉えていいか。彼は世の中の潮流とは全く違う発想を省察によってしたからこそ、核の平和利用危険性をかなり早く認識できた。

科学は考えない」

ハイデガーは「技術」について『放下』の中で、(科学技術に対して「その価値を認めつつ、それに対して否、と言う」 ―ーこの本のタイトルにもなっている、「放下」という態度が大事なのではないか、と言っているらしい。(まだ『放下』は直接読めていないので、「らしい」でごめんなさい。)

そして、彼は思考について、「計算する思考」と「省察する思考」とに分けて考えており、彼は「科学は考えない("Wissenschaft denkt nicht")」、科学計算する思考であって省察ではない=「考えていない」、というしかたで核の平和利用について否、と言ってみせた。

科学は考えない」

これは、理系立場仕事している者にとっては「耳が痛い」ことなのではないかしかし、耳が痛いからこそ考える価値があるのではないか

彼の言っていることを私は理解できる気がするのだ。科学進歩的に進んでいく。その「ひたむきに進んでいく」ということが「科学は考えない」と彼が言う理由なのではないかと私は思う。何か、ある方向に、引っ張られるように「進んでいく」。立ち止まる者は厄介者として排除される(Publish or Perish)。ハイデガー技術批判するだけではない。もちろん価値を認めつつ否定するという態度を彼は実践している。私も技術がなくなったら困る。方向音痴の私はGPSが無くなったら、地図が無くなってしまったら、とても狭い世界を生きることになってしまう。だから難しい、ある意味矛盾の中を生きなければならない。

私について

私は、実は博士過程を休学した。プライベートも荒れてしまったし、閉塞感でいやだったし、どうしても、論文が書けなかったのだ。

私は小さい頃から哲学が好きだったらしい。「最近哲学系の本を読んでいるよ」と昔の友人たちにいうと、みんな「よく哲学的な話してたもんね」と言ってくる。

でも、私が文系に進学しなかった理由が、「確かなものが何もないと怖い」という恐れからであったし、国語がとても成績が悪いし、理系ってなんかかっこいいとか思ってたのもあって、ずっと理系研究室で研究していて、哲学とか諸々の教養ほとんどないのだ。

哲学最近やってる」と言うと大半の人に苦い顔をされる感じがする。「中二病が抜け切っていないな、こいつ」と言いたげなそんな感じ(笑)。おそらくそれは哲学に「生産を止める」作用があるからなのではないだろうか。無意味で、ある意味破壊的な作用が。

以前、こんなことがあった。課外活動で何人かで集まってスマホアプリを作ろう、となったときに、誰かが「xxさん(有識者らしい)から教えてもらった方法で、xxという仕方でブレーンストーミングすると良いらしい」と言った。私は「なんでその方法でなければならないの?」と、ある意味チームの士気を下げるようなことを言ってしまったのだ。こういう「そもそも論」(哲学)というのは「生産を止めてしまう」。イヤな感じに水を差す。だからまれる。

しかし「生産を止める」という行為が実は重要なのではないか。世の中的に、「生産的=いいこと」という認識がある。生産を止め続けないことがそれほどいいことなのだろうか。これこそが、ハイデガー批判するところの「考えない」態度ではないか。「より幸せに、より便利に」を目指すために科学技術を信じて、生産生産生産、とひたむきに努力してきた末の原発事故ではないか

昔の時代原子力は「兵器として利用されることはとてもよくないことであるが、平和的に利用するならむしろ幸福に導く」と信じられていた。

今の時代も同様に、情報技術生命科学が「非倫理的に利用されるのはとてもよくないことであるが、平和的に利用するならむしろ幸福に導く」と信じられている。「再生可能エネルギーでなら、持続可能社会が実現できる」とも信じられている。

もし、「なぜ地震大国原発つくったらヤバイという今ではあたりまえの認識を持てず、当時誰も水を差す人がいなかったのだろう?」と考える人がいるならば、なぜ、現代においてもその人が水を差す人にならないのかが不思議なのである。だから、私はあえてこうして水を差す、ということをしてみたい。

ということで、私の全然論文を書けていない「生産しなかった」大学時代も、この哲学的態度の実践とみなしてこの文章を締めくくることにする。

2021-02-19

anond:20210219155317

ピノチェト https://anond.hatelabo.jp/keyword/%E3%83%94%E3%83%8E%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%88

ここにはたまにピノチェト政権の失敗を指摘する増田がいるようだ。

不勉強チリ経済状態がどうなっているのか全然知らなかったので"チリ 経済"で検索(Bing)してみたら少なくとも1ページ目はポジティブ記事が並んだ。

Wikipediaのページも引っかかり、Miracle of Chileチリ奇跡という項目があってピノチェト政権は概ね称賛されている。アマルティア・セン(Amartya Sen)ら一部から否定的に論じられているらしい。

Google検索するとネガティブ記事も引っかかる。それらはピノチェト政権の話ではなく現ピニェラ政権下で資源価格下落により不況になった話と、再生可能エネルギーへの転換に突き進んだ結果電力価格が高騰してデモ引き起こした話と、政府の緊縮政策から電車運賃値上げをして反発を招いている話など。貧富の差が大きいことが不満の根底にあるらしい。

新自由主義全面的否定するものでは無さそうだな。

2021-02-11

anond:20210211121552

小泉さんには五輪よりも再生可能エネルギー産業火付け役となって日本復興の後押しをして頂きたい。

当たれば北朝鮮バブル以上の好景気をもたらすことまちがいなしなの

2021-01-12

原発再稼働なんてとんでもない

自宅にソーラーパネルがあれば、再生可能エネルギー賦課金はプラスだし。

需給バランスが崩れて停電したら、ガレージHV/EVから電気供給すればいいじゃない。

環境の事を考えてる人は両方持ってるでしょ?

再生可能エネルギーでやってけるって言っていた人たちって今なにで発電した電気を使っているの?

やっぱ雪とか?吹雪とか?

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