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はてなキーワード: 高速増殖炉とは

2019-09-27

みんなそんなにCO2問題に熱心だったっけ?

グレタさんの件

グレタさんに強い共感を表明して大人達を罵る人が大勢いて驚いている。

みんなこの問題にそんなに関心があったっけ?

トランプ叩きのネタでもCO2に関するネタあんまり盛り上がらんなーって印象で見てたんだけど。


みんなは具体的にどうするつもりなの?

それでみんなはこの問題に具体的にどういう方向性とか策を持ってるの?

自分はとりあえず原発再稼動原発技術開発促進→高速増殖炉なんだけど。

(もちろん並行してもっとすごい技術が開発できるならそっちで。だけど現在現実的には原発で。)

原発技術開発は日本で使うだけじゃなくて

途上国へ輸出することでその国と地球全体の環境への貢献にもなる。


まり自分原発積極派なんだけど。

もちろん原発にはリスクがあるけど石炭石油使うのだってすごいリスクがある。

(そんなの前から我々はずっと言ってるんだけどグレタさんで急に取り上げられてびっくりしている)

比べて未来があるのは原発推進のほうでしょ?と。

核燃料の保管場所をどうするんだって言いながら二酸化炭素大気中に放出してるの意味からないでしょと。


進次郎叩きの人はわかってるの?

進次郎は要するに具体的な答を持ってない八方美人から笑われてるんだよ

先進国で唯一石炭の発電割合が酷いか日本への批判があるわけ。

どうしろと言われてるのかって直ちに「夢のクリーン技術を開発しろ」とまでは言われてないよ。

原発再稼動しろって言われてる。


海外の進次郎叩きに同調する人達はわれわれと同じ原発推進派なの?

そうならいいんだけど、はてなは変に反原発が多かった筈なので

反原発かつ進次郎叩きで喜んでる人がもしいたらとんでもねえなと。


みんなマジでCO2問題をどうしたいのか教えて欲しい。

グレタさんは「今ありもしない新技術解決するという夢想をするな」と言っている。

グレタさんもつまり石炭石油ではなく原発中心で行けということを言ってると思うけど。

みんなも原発必要性相対的に「マシ」で未来のある技術だということを納得してくれてると考えてよいの?

これはまじめな質問

2019-09-15

anond:20190915104951

え、そんなもん日本じゃ作れないですよ

ほら安全安心

 

ところでウチは打ち上げ成功率9割以上のH2Aロケットを開発できる技術

高濃縮度のプルトニウムが出来てしま高速増殖炉を持ってるんですがね

いえ何でもないですよ?

2019-04-13

anond:20190413123128

別にちょっとつっかかりがちだったりいいまちがえても気にせず人にまじって生きてるだけだと思う

あとやっぱ男性のほうが多いらしい

女性言語能力の成長幅がうまれつきたか個体がおおいので、成長するにつれて治しやすい。

(それでも、偉い人でも半年くらい何もしゃべれなくなったりするんだけど)

 

吃音のない人でも「炙りカルビ」とか「高速増殖炉もんじゅ」とか、

訓練してないと絶対にすらっと発音できない言葉がたくさんあるし

えっなんて?って聴き直しながらコミュニケーションとってるんだよ

気にしなくてよくなるといいね

2018-12-03

高速増殖炉もんじゅ廃炉が決まり、しばらくしても核燃料の取り出しが終わりそうになかった。

年内とする期限も1ヶ月を切った頃、日本原子力研究開発機構からアナウンスが流れた。

こちらは原研で、もんじゅは燃料出入機の警報が鳴るトラブル機器整備のため作業の中断が相次ぎましたので、核燃料取り出し完了時期を延期いたします」

それを聞いた市民団体は、散々待たされたイライラもあり、口々に「ふざけるな!」と叫んだ。

やがて再び原研からアナウンスがあった。

「じゃあ、取り出します」

大パニックになった。

2017-06-14

前川氏は無能文科省権化みたいな男なんだが。

前川氏がいまメディアでいろいろやってるのは、

官邸文科省メンツと省益を潰された逆恨み


新国立競技場建設に関して文科省がまったくの役立たずで官邸に召し上げられた件、

高速増殖炉もんじゅ文科省の主導権を召し上げられ廃炉に追い込まれた件、

文科省天下りシステムがばればれすぎて官邸に刺された件、

獣医学部新設についても管轄である文科省戦略特区官邸に押し切られた件、

どれも前川氏本人を含む文科省トップ官僚たちが無能からこそ官邸にやられたわけで。


あれを有能だとか正義だとか持ち上げてるメディアアンチ安倍な人たちはどうかしてる。

2017-03-11

http://anond.hatelabo.jp/20170311141205

それとあん関係いかも知れんけど

茨城県っていうと東海村事故ってくらいしか知識なかったし、しか震災後になおさらクローズアップされたけども、

茨城大洗ガルパン とイメージが上書きされたのは大成功だろうなーと思った。

ていうか大洗自体にも原子力施設あるんだけど、高速増殖炉 常陽。でもガルパンに消されてる感じ。

イメージうなぎのぼりですごい。

ちなみに、その常陽の燃料を製造してる工程での事故東海村のJCO事故なんだよなぁ。

2016-12-20

モラル想像力がないって非難されるからまり表に出してないんだけど

俺、核燃料サイクルぶっちゃけ賛成なんだよね。

いつまでも化石燃料燃やして二酸化炭素撒いているわけにもいかないしさ、数千年もつっていうんだったら数兆円ぐらいは妥当な出費だと思う。

そりゃあ、もんじゅのざまを見てたらどうかなとは思うけどさ。

けどそれは運用したり設計したりする人間改善していけばいい話で、核燃料サイクル自体問題じゃないでしょう。

 

俺は核燃料サイクル応援していきたい。

核融合縮退炉ができたら用済みかもしれないけど、一番実現可能性が高い安定供給可能エネルギー源としては原子力高速増殖炉が有力だと思うよ。

みんなはどう思う?

2016-10-06

核燃料サイクルの意義がわかっていない馬鹿どもへ


タイトル釣りです。謝ります

高速増殖炉もんじゅ廃炉の話が出てきて、核燃料サイクルの今後がどうなるか議論されているけど、私の考える結論としては「もんじゅ廃炉核燃料サイクル放棄もあり得ない」です。

散々言われている通り、核燃料廃棄物の使い道・行き場所が無くなり、今後日本中原発も稼働が不可能になるからです。

そもそも核燃料サイクルなんて誰も実現できると思っていないんですよ。たぶん政府事業者も(最初は本気だったかもしれないけど)。使用済み核燃料という使い道もなく全国どこにも捨てる場所がないゴミを「資源」と称して、「再処理するまでの一時保管だからね」ということにして永久処分するための言い訳にすぎません。「50年間貯蔵するからそれまでになんとか核燃料サイクルの実現を・・・」なんて、可能性は限りなくゼロに近い夢物語です。

原発に積み上がった使用済み核燃料を何とか青森県に捨てたい

最終処分場だと地元理解は得られない

中間貯蔵施設として預けちゃえ、です。

中間貯蔵施設の方の搬入スタートは延期されたけど、今後貯蔵が始まってしまったらもう誰も取り出さないし、実際取り出せない。40年後に再検討するらしいけど、期間延長を延々と繰り返した挙句老朽化が進んで人が近寄れなくなり、最終処分場が完成するのは目に見えています

もしも核燃料サイクル放棄したら中間貯蔵計画も中止。それどころか、現在青森県に貯まっている使用済み核燃料もゴミと化すので各原発にお返ししますね、となります。実際はどこの原発も保管容量が逼迫しているため返却は無理だろうけど、少なくともこれ以上再処理工場などで受け入れるのは難しくなり、ゴミの行き場が無くなった原発は早々にパンクして稼働も不可能になります

ということで、もんじゅ核燃料サイクルは今更止めるわけにはいかない。核燃料ごみを再処理工場中間貯蔵施設へ捨てられる理由が無くなってしまうから

批判を一身に受けつつも、一時凍結のような形はあるかもですが、事業自体は続いていくでしょうね。

はあ。

2014-03-15

体を張った危機管理、ご苦労さま

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140314-OYT1T01150.htm

日本原子力研究開発機構は14日、高速増殖炉もんじゅ」(福井県敦賀市白木)敷地内で12日、防犯対策を確認していた危機管理室長代理男性職員(58)が屋外フェンスから飛び降り、両足のかかとの骨を折る大けがを負ったことを明らかにした。

機構は「飛び降りるにしても、マットを敷くなどの安全対策が不十分だった。今後はしっかりとした安全対策を講じたい」としている。ただフェンスの高さや、飛び降り場所などの詳細については、核物質防護を理由に明らかにしていない

2012-04-27

http://anond.hatelabo.jp/20120427221420

原子力発電は今のところウラン鉱石依存してる

原子力に頼ったところで天然資源の浪費を抑えることはできないよ

高速増殖炉商業用として実用化すれば話は別だけど…

2011-09-10

もんじゅ君ってTwitterアカウントあるけどさ

http://twitter.com/monjukun

夢の高速増殖炉もんじゅです原発銀座生まれ、MOX燃料育ち。これまでに国費2.4兆円、今も1日あたり5500万円の維持費を使っているけど、発電実績がほぼゼロなのは内緒だよ!最近福島第一原発が話題だけど、事故を起こすと1番コワイのはボクなんだって日本原子力研究開発機構所属しています。 ※非公式アカウントです



ここ前からちょっと引っかかってるんだけど、

これまでに国費2.4兆円、今も1日あたり5500万円の維持費を使っているけど、発電実績がほぼゼロなのは内緒だよ!

国営の無駄な発電施設みたいな書き方してるよね。

あくまで高速増殖炉研究施設で発電施設じゃないじゃん。

出る熱使って副次的に発電してるだけで。

恐らく、巨額の税金が掛かってるって聞いたことあるもんじゅに目つけて、

ろくに調べもしないで原子力関連施設=発電所とか勘違いしてファッショナブルに反原発して、

Twitterで人気者になろうって魂胆なんじゃねえかなあとか邪推

2011-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20110623181344

軽水炉は負のフィードバックから比較的安全ということかな?

それなら3.11の時に調べてる。

(本題ではないけど、もんじゅを進めるべきでないと自分が考えている一番の理由はこれ)

でもそれだと、チェルノブイリ黒鉛炉ともんじゅ高速増殖炉で大きな違いはあるのか?

という疑問は残るんだよね…ここで大きな違いがないと被害が大きくなる根拠がないから。

http://anond.hatelabo.jp/20110623173143

軽水炉高速増殖炉の違いによるリスクの違いだね。

使用燃料や機構、反応の違い(反応速度が速い等)により、条件が異なってる。

ちなみに、ここの条件を同一とするなら、単純に放射能放射性物質が発する放射線の量)だけで被害を考えて良いと思うけど、それに意味があるかは不明。

2011-06-22

明日6/23もんじゅの落下装置引き上げの日

ほとんど伝えられていないけど、明日6/23に落下装置の引き上げを試みるみたいだね。

冷却材に使っているナトリウム燃えて爆発しなきゃいいんだけど。

ナトリウムって空気や水に触れると燃え出す性質があって、そんなものを冷却用に使うなんてありえんだろう。


明日の引き上げはぜひとも成功させてもらいたいが、かなり難しいみたい。

最低限、引き上げ不可の失敗でとどめておいて欲しい。爆発だけは避けて欲しいものだ。


成功した暁には、当然廃炉へ向かうのが流れなんだけど、そうはならないような気もするし、注視が必要だね。


とりあえず、メディア生中継くらいしてもいいんだけどね。

いきなり速報テロップで、「高速増殖炉もんじゅからナトリウム漏れ火災が発生している模様。放射性物質流出については現在確認中」とか伝えられてさぁ、

2時間後くらいに避難しろとか言われても手遅れ。

2011-06-17

原発者の反論

http://togetter.com/li/150375

「なぜ反原発と叫ぶのか」の僕なりの分析:堀義人氏

に対して、一原発者として反論してみる。

原発推進にいろいろな理由があるように、

原発にもいろいろな理由があって、

僕以外の立場もたくさんあるとは思うけど。

①電力が経済に不可欠なことを理解できない。

②自らがどうやって給与を得ているのか(経済重要性)がわからない

電力が経済に不可欠なことを理解し、経済重要性を認めた上で、

今受けている恩恵を捨て去ってでも、原発はなくさなければならないと考える人もいる。

もっと分かりやすく極端に言えば、今の職を辞めて、自給自足の生活をしなければならなくなってでも、

原発はなくさなければならないということだ。

自分の都合で原発を推進する人には、考えもつかない発想かもしれないが。

原発が最も命に優しい(死亡者が少ない)ことを知らない

よく自動車比較されることがあるが、

原発場合事故が起こった時に、その地域に人が住めなくなる、

また、観光産業にも影響がある。

単に死者だけの問題ではない。

また、放射能廃棄物の問題もある。

政商となり補助金を得て儲けたい

⑤この機会に人気を上げたい

危険性を囃したてて視聴率や読者、フォロワーを増やしたいジャーナリスト(自称を含む)、マスコミ評論家

3月11日よりもずっと前から原発です

原発ベースロード電力を太陽光・風力で代替できると真剣に考えている人(実は意外にこの勘違いが多い)

これは半分そうで、半分当たらない。

数十年単位で考えれば、科学技術が発展してこの問題は解決するだろう。単なる時間の問題。

今はまだ非現実的だろう。

しかし、原発にかけてきたお金時間が、太陽光発電や蓄電の開発にそそがれてきたならば、

今、どれだけ変わっているだろうかと思わずにおれない。

放射線に関するデマを信じている人(奇形が生まれる、東京放射線で汚染されている等。事実は、東京放射線量は、香港よりも低い)。

なぜここで「東京」が出て来るのだろうか?

今回の事故は、数県にだけ大きな影響を与え、それ以外の県では今のところ大きな影響にはなっていないように思える。

しかし、今後福島原発がどういう状況になるか分からない。

数十年後にどういう影響があるか分からない。

別の原発でもっと大きな事故があるかもしれない。

もんじゅのような高速増殖炉での大事故があるかもしれない。

レベル8とか9とか、新たに作成する必要があるような事故も考えられるのだから

⑨CO2を過少評価している人

CO2はたしかに大きな問題で、

原発と同じぐらい強い思いで、CO2を減らさなければならないと思っている。

ただ、CO2を減らすために原発をと考えるべきではない。

どちらも良くないのだから、別の道を考えるべきである

別の道が今ないのであれば、それを作ることに全力を挙げるべきである

当然だが、原発をなくすべきという僕の主張は、多くの主張の一つにすぎない。

CO2やゴミの問題、社会保障政治経済活動に対する見方など、たくさん主張があって、

そのうちの一つにすぎない。

いい機会なので、原発についてネットでもテレビでも、本音で討論したらいいと思う。

こういう機会でもないと、お笑いに人が流れて、大事なことを議論しないまま、

誰かの都合で政策が決まってしまうのだから

2011-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20110512141546

原発を叩いている人は、

軽水炉を叩いて、高速増殖炉の普及・促進を願っている。

2011-05-11

菅直人首相に知って欲しい豆知識

火力発電

原子力発電

未来原子力発電

水力発電

揚水発電

小水力発電

風力発電

太陽光発電

太陽熱発電

地熱発電所

メタンガス発電

バイオマス発電

  • CO2は排出するが、材料の廃材などは発電に使わなくても分解されCO2を排出するため、カーボン・ニュートラルだと考えられている。

潮力発電

  • 潮の満ち引きを利用して海水を堰で蓄積し、それで発電を行う。
  • 発電量は調整・計算可能
  • 日本では発電に適した所が少ない。

コスト計算に関する補足 ※

2011-04-21

経済産業省エネルギー基本計画」より「原子力発電の推進」全文引用

経済産業省2010年6月に発表したエネルギー基本計画」のPDFファイルから「第3章.目標実現のための取組 / 第2節.自立的かつ環境調和的なエネルギー供給構造の実現 / 2.原子力発電の推進」(p.27-34)を引用。読みやすいようにフォーマットだけ変えました

PDF!

(1)目指すべき姿

原子力供給安定性と経済性に優れた準国産エネルギーであり、また、発電過程においてCO2 を排出しない低炭素電源である。このため、供給安定性、環境適合性、経済効率性の3E を同時に満たす中長期的な基幹エネルギーとして、安全の確保を大前提に、国民の理解・信頼を得つつ、需要動向を踏まえた新増設の推進・設備利用率の向上などにより、原子力発電を積極的に推進する。また、使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する核燃料サイクルは、原子力発電の優位性をさらに高めるものであり、「中長期的にブレない」確固たる国家戦略として、引き続き、着実に推進する。その際、「まずは国が第一歩を踏み出す」姿勢で、関係機関との協力・連携の下に、国が前面に立って取り組む。

具体的には、今後の原子力発電の推進に向け、各事業者から届出がある電力供給計画を踏まえつつ、国と事業者等とが連携してその取組を進め、下記の目標の実現を目指す。

まず、2020 年までに、9基の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約85%を目指す(現状:54 基稼働、設備利用率:(2008 年度)約60%、(1998年度)約84%)。さらに、2030 年までに、少なくとも14 基以上の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約90%を目指していく。これらの実現により、水力等に加え、原子力を含むゼロ・エミッション電源比率を、2020 年までに50%以上、2030 年までに約70%とすることを目指す。

他方、世界各国が原子力発電の拡大を図る中、原子力平和利用を進めてきた我が国が、原子力産業の国際展開を進めていくことは、我が国の経済成長のみならず、世界エネルギー安定供給地球温暖化問題、さらには原子力平和利用の健全な発展にも貢献する。また、我が国の原子力産業技術人材など原子力発電基盤を維持・強化するとともに、諸外国との共通基盤を構築するとの観点から重要である。こうした認識の下、ウラン燃料の安定供給を確保するとともに、核不拡散原子力安全、核セキュリティを確保しつつ、我が国の原子力産業の国際展開を積極的に進める。

なお、我が国は、今後も、非核三原則を堅持しつつ、原子力基本法に則り、原子力研究、開発及び利用を厳に平和目的に限って推進する。

(2)具体的取組

①新増設・リプレース設備利用率の向上等を推進するための基本的取組

(ア)新増設・リプレース

事業者は、高経年化対策を着実に実施するとともに、既設炉の将来的な廃止措置や代替炉建設の必要性も踏まえた計画的な新増設・リプレースを進め、国はこのための投資環境の整備に努める。また、国は、発電所建設に伴う連系線や送電線の建設・増強等に係る環境整備等の対応について必要に応じて検討を行う。さらに、既設炉の有効利用を図るため、定格出力を含めた出力向上について、事業者は、日本原電東海第二発電所における導入を進めるとともに、他の発電所への展開も検討する。なお、将来的に、日々の電力需要の変動に合わせて出力を調整する運転の必要性が高まってくる段階では、そうした運転が安全かつ確実に実施されるための要件等について検討を行う。

(イ)設備利用率の向上

設備利用率の向上については、安全安定運転の実現・継続と立地地域等の理解が基本である。事業者は、自主保安活動等に取り組みつつ、新検査制度の下、段階的に長期サイクル運転の実現を目指すほか、運転中保全実施を順次開始する。

また、日本原子力技術協会による発電所の運営実績評価や国による保安活動の総合評価等を踏まえ、事業者間でのベストプラクティスの共有や運転管理等の改善を促進する。さらに、国は、熟練の技術豊富経験を有するシニア人材を活用すること等により、大学高等専門学校教育質的向上や民間企業研究機関との連携を強化するなど、原子力人材育成プログラムを充実させる。

以上の取組により、安全安定運転の実現・継続結果として、2030 年に、設備利用率約90%(例えば、平均18 か月以上の長期サイクル運転、平均2か月程度以内の定期検査による発電停止期間)となることを目指す。

また、国は、これらの事業者の取組を後押しするために必要な支援を行うとともに、エネルギー供給構造高度化法に定める判断基準の活用を通じ設備利用率向上や新増設等を推進することを検討する。

(ウ)リプレース需要の本格化に対応するための次世代軽水炉等の技術開発

また、我が国は、2030 年前後に見込まれる既設炉のリプレース需要の本格化に対応し、安全性・経済性・信頼性等に優れた国際競争力のある次世代軽水炉の開発に、官民一体となって取り組んでいる。これまで行ってきた概念設計検討、要素技術開発等を踏まえ、次世代軽水炉の円滑な開発・導入を促進する。

このため、次世代軽水炉開発に関する中間的な総合評価を踏まえ、国、事業者、メーカー連携し、新技術の具体的な導入計画を2010 年度中に明らかにする。国・事業者・メーカーは、中間的な総合評価において魅力的なプラント概念と評価されること等を条件に、次世代軽水炉を有力な候補と位置づけた導入見通しを2010 年度中に明らかにする。

②立地地域住民や国民との相互理解の促進と立地地域における地域振興

(ア)新増設・リプレース設備利用率向上等に向けた立地地域との相互理解の促進

新増設・リプレースの推進や設備利用率の向上に限らず、原子力発電の推進を円滑に行うに当たっては、地域の実情等に応じたきめ細かい広聴・広報などを通じて立地地域の住民や地方自治体との相互理解を促進する必要がある。その際、原子力発電施設等と地域社会との「共生」を目指して、国・地方自治体・事業者が適切な役割分担の下、相互に連携・協力することが重要である

このため、国は事業者と連携して、立地地域住民の声に耳を傾け知りたい情報は何かを把握し(広聴)、それを踏まえて原子力の必要性・安全性等について情報提供を行う(広報)活動の充実を図る。その際、立地地域住民との「信頼関係の構築」により重きを置き、双方向性を強化する。具体的には、国及び事業者は、地元オピニオンリーダーの活動支援、立地市町村はもちろんのこと道県庁所在地を始め立地道県の他地域視野に入れた立地地域向け広聴・広報活動を行う。

また、事業者は原子力発電施設等の運営の将来ビジョンを持ち、地方自治体の持つ地域の将来像に関するビジョンも踏まえ、地方自治体等との相互理解を得るよう努める。国は、地方自治体との間で、原子力が有する国家レベルでの政策的重要性について認識の共有を深めるよう努め、国、地方自治体及び事業者との関係について不断の取組により、より望ましい関係の構築を目指す。

(イ)情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動等による国民全体との相互理解の向上

原子力政策の安定的な遂行のためには、広聴・広報活動等を通じた、立地地域のみならず国民全体との相互理解の向上が必要不可欠である

国は、情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動による国民全体との相互理解の向上のため、国がより前面に出て双方向性を強化するとともに、事業の波及効果の向上を図っていくとの観点から、国の原子力広聴・広報事業のあり方を検討する。また、小・中学生などの次世代層について、将来、原子力を含むエネルギーについて自ら考え、判断するための基礎をはぐくむため、原子力教育支援事業やその他広聴・広報事業を推進する。

(ウ)電源立地交付金制度の更なる改善

電源立地交付金(電源立地地域対策交付金を始め電源立地地域地域振興を目的とする一連の交付金)は、次の二つの性格を持ち合わせている。第一に、立地段階については、設備の設置を円滑化するために、交付金制度が創設された経緯があり、現在も交付金額が厚めになっている。第二に、運転段階については、運転の円滑化を図るという観点から、より多く発電した立地地域に対して、より多くの交付金を交付することが基本であり、発電電力量の多い発電所の立地地域の一層の理解が得られる制度であることが重要である

今後、現行の電源開発促進税制度の下では、課税標準である販売電力量及び税収自体の大幅な増加が見込めず、電源立地交付金財源の大幅な伸びが見込めない中、安全確保を大前提としつつ、この性格をより明確化するために、原子力発電所の新増設・リプレース核燃料サイクル施設の立地を促進するためのさらなる方策検討する。また、発電所の運転段階において、設備容量及び発電電力量により交付金額を算定しているが、算定に当たり発電電力量に傾斜配分する見直しを検討する。なお、その場合も、自然災害等で発電ができない場合に交付金額が大幅に減少することとなるのは制度趣旨に反することから現在制度として存在している「みなし規定」は存続する。

科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

(ア)最新の知見やデータを活用した科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

原子力安全規制を充実させ、安全確保を一層確固たるものとしていくためには、安全規制の現状をしっかりと見据えた上で、新たな課題へ持続的に対応していく必要がある。そのため、安全規制を取り巻く近年の大きな環境変化を踏まえた上で、必要な取組を実施してくことが重要である

具体的には、安全審査制度における品質保証の考え方の取り入れや検査制度における品質保証の取り入れの拡充、大きな地震動を受けたプラントの点検方法の標準化マニュアル化、トピカルレポート制度(*28)の対象分野の拡充、リスク情報の活用方策等について検討する。また、運転中保全について、安全性への効果と影響、リスク情報の活用の考え方等の整理を含め、速やかに検討する。

(イ)安全規制に関する国と利害関係者との対話の深化

さらに、国民の理解と信頼を得つつ安全規制を的確に実施していくためには、立地地域自治体・住民や産業界を含む様々な利害関係者との間のコミュニケーションを一層充実させることが重要である。このため、安全規制の効果的な実施規制課題への取組の推進等のため、規制当局と産業界との対話を継続的に深化する。国は、立地地域の関心が高い個別の安全審査検査等の案件については、規制活動の結果の説明にとどまらず、規制プロセスの途中段階における利害関係者とのコミュニケーションの拡充について検討する。

(ウ)原子力防災対策等

原子力防災対策については、引き続き、万が一の原子力災害に備えた対応機能に万全を期すとともに、原子力施設の防護体制については、最新の国際基準に沿った核物質防護措置を講ずる。

核燃料サイクルの早期確立と高レベル放射性廃棄物の処分等に向けた取組の強化

(ア)使用済燃料の再処理・貯蔵、プルサーマルの推進

使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する、核燃料サイクルは、限りあるウラン資源の有効利用と高レベル放射性廃棄物の減量化につながる、エネルギー安全保障重要な取組であり、我が国の基本的方針である

2009 年12 月に我が国初のプルサーマルによる営業運転が九州電力玄海原子力発電所で始まったことは、我が国の核燃料サイクル確立に向けた重要な一歩である核燃料サイクルは、それを担うそれぞれの施設の状況が相互に関連していることから、全体を俯瞰しながら、立地に要するリードタイム考慮し、個々の施策や具体的な時期について、状況の進展に応じて戦略的柔軟性を保持して対応していくことが必要である

このため、六ヶ所再処理工場の円滑な竣工・操業開始に向けて、国、研究機関、事業者等の関係者連携し、残された技術課題の解決に一体となって取り組む。また、使用済燃料の貯蔵容量拡大は、中長期的に各発電所共通の課題であり、中間貯蔵施設の立地に向けた取組を強化するとともに、国、事業者等の関係者は、貯蔵事業としての中間貯蔵(*29)という形態に限らず、広く対応策を検討する。さらに、プルサーマルの計画どおりの実施のため、国及び事業者が連携して、地元への申入れに向けた理解促進活動などの取組を推進する。また、MOX 燃料の輸送については、国及び事業者が、核物質防護対策や安全対策等に万全を期する。なお、六ヶ所再処理工場に続く再処理施設について引き続き取組を進める。

(イ)高速増殖炉サイクルの技術開発

高速増殖炉サイクル技術は、我が国の長期的なエネルギー安定供給等に大きく貢献するものであり、早期実用化に向けた研究開発を着実に進めることが重要である2010 年5月に試運転が再開された高速増殖原型炉「もんじゅ」の成果等も反映しつつ、2025 年頃までの実証炉の実現、2050 年より前の商業炉の導入に向け、引き続き、経済産業省文部科学省とが連携して研究開発を推進する。

具体的には、高速増殖炉サイクルの実用化に関するこれまでの研究開発の成果を踏まえ、2010 年度に革新技術の採否判断等を行う。また、実用化を一層円滑に進めるため、進捗に応じたプロジェクトの進め方・役割分担等を検討する。

加えて、高速増殖炉の実用化技術の早期確立を図るとともに、将来の国際標準を可能な限り我が国が確保するため、国際協力を適切に進め、将来のエネルギー安全保障を担う国家的な基幹技術としての性格を踏まえ、我が国の自立性を維持しつつ互恵的な国際協力関係を構築する。

(ウ)高レベル放射性廃棄物等の処分事業の推進に向けた取組の強化

原子力発電の利用を拡大していく上で、放射性廃棄物の処分対策は必須の課題である。高レベル放射性廃棄物の地層処分事業については、平成20 年代中頃を目途に精密調査地区を選定し、平成40 年代後半を目途に処分を開始することを予定している。国は前面に立って、原子力発電環境整備機構(NUMO)や電気事業者等と一層連携しながら、全国レベル及び地域レベルの視点双方で、国民との相互理解を進める。

このため、地域住民や自治体勉強のために専門家を招聘するための支援制度の創設、双方向シンポジウムの開催等の取組を通じて広聴・広報活動の充実・強化を図る。

また、高レベル放射性廃棄物等の処分事業が円滑に実施できるよう、国は高レベル放射性廃棄物の地層処分基盤研究開発に関する全体計画等にしたがって、必要な研究開発に着実に取り組む。さらに、研究開発の成果を国民に分かりやすい形で提供することにより、国民との相互理解を深める。

なお、研究開発等に伴って発生する低レベル放射性廃棄物についても、処分の実現に向け、国及び日本原子力研究開発機構(JAEA)は関係機関の協力を得つつ処分事業を着実に推進する。

(続きます)

2011-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20110420015724

それは読み違え。確かにもんじゅは騒がれているが、この趣旨は、もんじゅ罵倒はない。

高速増殖炉についても概念は理解しているつもりだ。理論上の効率性は言われなくてもわかっている。

ただ、本当のウエイトは「効率」ではなくて、「面白さ」の方じゃないかと指摘しているだけ。

そりゃ表向きには「効率」的技術からやるというだろうし、最初はそれも通用したかもしれない。

ただ実験の過程で、総合的なコストで考えた時に効率性が担保できなさそうになっても、世界各国が投げ出しためちゃめちゃ難しい技術を、とりあえずやれるところまでやってみたいという「面白さ」追求慾が、このプロジェクトの原動力でないか?と言いたいわけ。「非効率」な実験は失敗すればやめられる。「面白い実験は、失敗してもやめられない。

2011-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20110419011049

高速増殖炉の実用化の心構えとしては、福島第一原発は教訓になる事故だ。

監視する側、される側、どちらも原子力に油断は許されない。

LNG火力発電と燃料電池は似た性質を持つ

小飼弾が珍しく現実的なモノを取り上げている燃料電池だ。

現在最も効率のよいLNG火力発電の熱効率は61%だが都市ガスを用いる燃料電池も43.8%まで改善しており、需要に応じた発電が可能だ。ただし、化石燃料を用いる点で、二酸化炭素は排出するし、途上国エネルギー需要の増加に応じた燃料価格の上昇は避けられ無い。

高温ガス炉や高速増殖炉水素を発生させ、その水素燃料電池を稼動させるアイディアもあるが、地球温暖化を考えると、こちらの方が都合が良いアイディアになりそうだ。一度、水素形態エネルギーを貯蔵してしまえば、原子力発電所需要に応じた発電が可能になる。

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