はてなキーワード: 上場企業とは
「職場の飲み会文化が理解できない」と嘆く28歳女性に鴻上尚史がひもとく「中年おじさんの快感という既得権益」 (1/5) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/dot.asahi.com/dot/2020103000028.html
これのタイトルや内容もだけどはてブコメントがまたほんと酷いよね。
RCHeLEyl な。中年オッサンの自慰飲み会に付き合わされキャバ嬢扱いされるこっちの身にもなれよ気持ち悪い。どうしてこうも害悪をまき散らすのかね。
2020/11/04
若い時から飲み会文化が嫌いで嫌いでずうう~~~~っと嫌な思いをしてきたし反対してきたわけ。
はてブでもそういう話題があるたびに酒文化ヘイトコメをしてきたわけ。
新卒で入った業界上位の上場企業でももう気持ち悪いウザい絡みをたくさん見たし、されたし、同期の新卒女子社員がキャバ嬢みたいな扱いされるのを見たわけ。
ほんと気持ちわりい、嫌でしょうがない、って同期の男の満場一致の意見だったよ。
その後は後輩の新卒女子に「ほんと気持ち悪いよね、ごめんね、適当に帰っていいよ」って抜け出させてたけど
結局そこは色々嫌なことがあって30で抜けたんだけどね。
ちょっと前アメリカの工事で大失敗して(そういうのやるの二度目で一度目に銀行が入った)経営ヤバいって新聞記事になるレベルになってざまあみろと思ってるわけ。
今の職場はマナーいい人しかいないから飲み会そんなに嫌じゃなかったけど
それでもコロナで無くなってくれてほっとしてる気持ちはあるのよ。
もう飲み会自体が嫌いで、感じ悪くない人しかいない席ですら勝手に嫌な気分になるから。
そういう行為を気持ち悪いと思い続けて反対の声を上げ続けてきて16年かけて中年おじさんになったら
「中年おじさん」でその酒文化受益者の枠にまとめられなきゃあかんの?
この飲み文化問題では明らかな世代差、飲み文化を当たり前としてきた世代って言うのは確かに存在する(その中にも少数の飲み文化を嫌ってる人は絶対いるけど)。
爺さんって言ってくれよ。(それだって無実の飲み文化嫌悪爺さんを巻き込んでるんだけど、巻き込みボリュームは大幅に減る。)
還暦過ぎが自分の世代やその近くの世代の話をしてるんだから、爺さんの話でしょ。
「中年おじさん」なんて言われたら30後半ぐらいから引っかかるじゃん。
その世代はそんなに飲み文化を当然としてないし、嫌ってる奴ウジャウジャいるだろ。
爺が爺の話するときは爺って言ってくれよ。
俺だって還暦過ぎまで生きてたら潔く爺を自称するよ。おじさんて言わねえよ。
ぜったい言い訳として「自分が言われたと思わなければいい」とか「あなたに言ってない」とか言いだすんだよな。
じゃあ言葉遣いに気を遣え。
バカがよくやる、まるっきり一般性のない話を「女ってのは~」みたいなクソデカ主語にぶち込んでくるようなあれ見てムカつかないならそれでいいけどな。
ムカつくんだろ?
なら雑な括りで「中年おじさん」とか言ってんじゃねえよ。
それこそいい気分になってる飲み文化セクハラモラハラ爺の「若い連中はさあ~」「若い女の子はさあ~」とどう違うんだよその無神経さと敬意の無さ。
white_cake 学生時代に後輩から「〇〇さんがやたらと下の学年の女子と食事に行きたがり、うんと言うまで粘る。どうしたらいいですか」と相談されたことがある。こういうムーブが好きなやつは若いうちからやるんだよな……。
2020/11/04
全くだよ。
そう言うことやる奴がそう言うことやるんだよ。
世代としてはいま還暦以上のジジイの文化だし、突き詰めれば個人の問題だよ。
何でそういうことを、滅茶苦茶大雑把な「特定年齢の男」ってカテゴリでそういう奴にまとめる言い方されなきゃあかんの?
雑な言葉遣いを自分に許してるのの腹の底には「おっさんにはそういうことしていい」って差別意識は確実にあるだろ。
特定のおっさんに嫌な思いさせられたからっておっさん全体に範囲指定して呪詛吐き散らすのは何の正当性もないし立派な差別だから。
乏しい経験から女全体を憎悪して汚い言葉を吐き続けるミソジニー男と全く同じ構造じゃんそれ。
duckt あなたの言う「爺さん」の中にもあなたと同じ思いの人がいるだろうという想像力は働かないのね。あなたはあなたが非難している人たちとどこが違うの?
2020/11/05
dAbruzzo この増田がやめてほしいのは「決めつけ」に思える.前半の主張はおじさんに見えるからって飲み会好きと決めつけるなよってことだし.そんな増田も,爺さんは飲み会好きって決めつけてるのは興味深い.
2020/11/05
この人達って一体何なの?
俺その辺について
この飲み文化問題では明らかな世代差、飲み文化を当たり前としてきた世代って言うのは確かに存在する(その中にも少数の飲み文化を嫌ってる人は絶対いるけど)。
って
まさにその話を、くどいほど、ちゃんと断ってるよね?
ちゃんと中身まで読んでるっぽくて、これ。
大学院を中退して久しい。記憶が正しければ、私が大学院中退を決意したのは6月末であったことから、あともう少しで半年が経つ。
さて、就活についてはようやく良い風が吹いてきた。金融の、ある分野において業界上位三位以内の地位にある企業の最終面接の一歩手前まで進めることができている。
一部上場のIT企業(Sier)については、最終面接を控えるところまできた。ESを提出した後に任意の質問会をやると聞いたのでそれに参加してみると、人事が質問会で「この質問会でESブラッシュアップしてね」なんて言い出した時は冷や汗が止まらなかったが。
どちらの企業も来週面接であることから、中々にプレッシャーではあるが、何とかなるだろう。
ところで、前回の記事で「まあ、プライドが高いお前は上場企業じゃなけりゃ満足しないんだろう(⇔身の程を知れ)」といった趣旨のコメントが付されていたが、当然である。プライドが高いからこそ、私は結果を出せないと満足できない。そのお陰で、就活もここまで進めれている訳だ。実は、総合商社の中途枠についても、二次選考まで進めれていたりもした。とは言いながらも、今現在も無職であることには変わりがないことから、彼彼女をあざ笑うにはまだ時期尚早ということで、この程度にしておく。内定が出たら改めてあげつらう予定だ。
エントリー中はなりふり構わず履歴書を送りまくっていたし、後輩にESや面接の方針について教えを乞うたりもしていたので、どちらかというとプライドをかなぐり捨てているような気もしたが。キレてノートパソコンを叩き割ったりと結構な醜態を晒していたし。
さて、私は上のどちらかの企業で王手をかけて上がる予定でいる(が、一応今も履歴書は送りまくっている)。金融の方はやはり選考難易度が高いことからまだまだ気は抜けないが、ITの方はコロナ禍であるにも関わらず敢えて増員していたぐらいだし、「最終面接で落ちることは基本的には無い」というのが就活サイトでの定説である(らしい)から、余程の地雷を踏みぬくか、ドジを踏まなければ内定は出ると睨んでいる。金融の方で面接を何度もしたから、これが活きてくれば良いのだが…。
そんな時、「私は一体何をしたいのか」と考えた。前の記事でも書いたが、私は資格を取ってプロになろう、という心づもりでいた。実は、この思いは今でも捨てきれていない。
そして、その資格であるが、実は金融ともITとも親和性が良いのだ。シナジーが大きいだけでなく、その両者について深い理解をしている有資格者が少ないことから、収入の面でも大きく期待できる。社会にも十分貢献できると思う。
ただ、金融 or ITのプロとして生きていくのも楽しそうだと感じるのだ。
金融については所謂部門別採用ではないため、基本的にはその足で走り回って数字を上げることになるだろうが、人と話すのが好きな自分としては極端な苦手意識はない。一時はクラブナンパなんかもしていたぐらいなので、目の前で蹴り捨てられる程度じゃヘタレることもない(流石に悪意むき出しの悪口を言われた時は少しキツかったが)。また、金融については学部・院生時代にある程度かじっていたので、苦手意識は全くないどころか得意と言い切ることもできる。勿論、いわゆる金融マンであることから死ぬほど大変であろうが、楽しめる気はする。
ITについては、大昔に自分でパソコンを組んだことの他、ネットサーフィン経験を通じてセキュリティ・ネットワーク周りのことを最低限身に着けたことを除けば、全く知識がない。今現在基本情報技術者試験の勉強をしているが、何が分からないのか分からない、という部分が大半である。ただ、参考書を見た瞬間に脳がストレスを感じる、ということはない。Javaの解説ブログなんかも流し読みしてみたが、面白かった。全く適性がない、ということはないと思う。金を産めるか、という質問について胸を張ってイエスといえる自信はやはりないが。
就活生は、どのようにして自己のキャリアを定めるのだろうか。学部時代のある友人は、憧れを理由に、その企業を選んでいた。金を理由にその企業を選んだ友人もいる。その企業の製品が本当に好きだからということで、その企業へ進んだ友人もいる。
どの友人も、見事であると思う。内定をきっちりと取り切っているし、何より行動に対する結果が伴っている。そして、今も尚働いている。素直にすごいと思うし、心の底から尊敬している。将来的に転職をすることになったとしても、私からすると学部時代にそのようにはっきりとしたキャリアプランを持つことができていたことそれ自体が大変素晴らしいことだと思う。
私自身、それなりに将来のことを考えて進路設計はしてきたつもりだったが(母親に奨学金を使いこまれるのは流石に予想外だったが)、良いように言えば知的好奇心が強い、悪いように言えば器用貧乏なタイプなのだ。この性格から、上記の企業で知識を身に着けながら学部時代より抱いていた思いを実現するべきか、それともその道のスペシャリストとして生きていくべきか、と今もくよくよと悩んでいる。一刀両断的な判断はあまり好まないため、どこかでグレーゾーンを設定して落ち着くことになるとは思うが、今現在それを設定できない自分に対するもどかしさは結構感じている。
承前 : Part-6 https://anond.hatelabo.jp/20201011065246
次回 : Part-8 https://anond.hatelabo.jp/20201018143903
今回はTCに重要な影響を与えるRSU Refresherについて。
具体的には、1) Refresherとは何か、 2) TCにどういう影響を与えるか、3) 各企業でRefresherはどれぐらい配布されるか、について取り上げる。
上場企業で働きはじめれば1)と2)はすぐに分かる。しかし、数年働いた後も3)をまったく把握せずに転職活動をし不利なオファーを受ける人がいる。
一つの理由としては、オファーレターにはこの辺りの事情がほとんど何も書かれないからだ。交渉時に質問しても、あなたの成果に応じて、と全く具体的でない返答が来るのみだろう。
多くの働き始めの技術者はこう考える: まだよく分からないけれど、問いただすのもがめつい気がするし、報酬が成果に依るのは当たり前だ、自分が頑張って成果を出せばいいだけなんだからただ職務に励もう、と。
それ自体は間違っていない。特にL3/L4の段階であれば、TCへの影響はそれほどではない。技術者として実力をつけ、早く上のランクに上がっていくことのほうが大事である。しかし、L5/L6の段階に入り、転職活動をしていく時までには大体の事情を把握していてほしい。
というわけで今回はL5の技術者でCase Studyをしよう。levels.fyiによればGoogle L5の平均値は
Salary | RSU/year | Bonus |
---|---|---|
$186k | $126k | $38k |
TCとしては$350k。そろそろ家の購入に踏み切る時だ。2馬力の家庭なら悩む必要すらない。
さて、このTCのうち重要な部分を占めてきたRSUの$126k、Googleの場合vestが1 year cliffのあとに、毎月分割で各年25%入る。
では4年経ってvestが完了したらどうなるのか?もうもらえないのだろうか?そんなことは勿論なく、引き続きRSUは補充されていく。これがRefresherだ。
多くの会社ではRefresherも4 year vestである。但し1 year cliffは無いので即座にvestが開始する。
最大の違いは、Refresherはその人の成果に応じて毎年少しずつGrantされることだ。
Salaryの上下が難しい以上、RSUはシリコンバレーの企業において従業員のやる気を出させる最重要手段、目の前の人参だ。当然毎年のperformance reviewと連動され、Stock Bonusとも呼ばれる。しかも上場企業からすれば無料で畑からとれる、まさに株である。とはいえ濫用はできない。cash flow的には無料でも、vest時にdilutionを引き起こすからだ。
最初の年にRSUがRefreshされることは少ないかあっても少量である。
では、2年目以降にinitial grantの25%ずつrefresherが配布されたらどうなるだろうか?
長期的に考えれば定常状態になりTCが収束するだろう。だがその間は?単純化のため、Refresherの配布月が入社月とほぼ同じ(そのため2年目からRefresherがvestされ始める)という幸運な条件で見て行こう。
RSU\Year | Year 1 | Year 2 | Year 3 | Year 4 | Year 5 |
---|---|---|---|---|---|
Initial | $126k | $126k | $126k | $126k | 0 |
Refresher 1 | $31k | $31k | $31k | $31k | |
Refresher 2 | $31k | $31k | $31k | ||
Refresher 3 | $31k | $31k | |||
Refresher 4 | $31k | ||||
Total | $126k | $157k | $188k | $219k | $126k |
Refresherがinitial grantと被ることで2-4年目まで収入が増えているのだ。
さらに実際には、まともな成果を出せていれば昇進あるいはそのバンド内での上昇により25%以上のRefresherが毎年配布されているだろう。
このように、多くの企業ではRefresherのお陰でオファー時よりもTCが高くなることがよくある。
ランクが上がり、RSUの割合が多くなるごとにこの点は重要となり、現在のTCがオファー時のものよりも10-50%高くなるということがL5/L6では普通だ。
levels.fyiの数字を見て、おや、自分は同じランクの他の人よりも多くもらっているな、と思ったら以下の可能性を考慮しよう。
これらすべてを考慮しても自分のTCの方が高ければ、おめでとう、あなたはバンドの上の方だ。昇進は近い。
昇進に関して、Year 5の数字を見てほしい。Initial Grantが無くなったため、RSUからの収入がガクッと落ちている。
1-year cliffほど頻繁に使われる言葉ではないが、これが4-year cliff。昇進か転職か、勝負の時といえる。
成果を出し上司に恵まれていれば何もしなくても昇進と豊富なRefresherで気になるほどの収入減にはなってないだろう。
そうではない技術者の場合、ここで行動を起こす。成果を出せていないか、上司がそれをappreciateしてないか、どの道そのままでは前途はない。
さて、上の記述を読んだ人の反応は3通りに分かれると予測する。
2と3の違いが転職時に重要となってくる。かならず考慮に入れてほしい。
大手で言えばAmazonが後者に当てはまる。AmazonではRefresherがtarget TCに基づいて発行される。Realized compensationがtarget TCに「なるように」refresherの発行数を決めるのだ。株価上昇ですでにRealized compが十分に高ければ配布しない。前回紹介したXさんのような場合、refresherはinitial grantが無くなるまでまったくない。Google/FBの技術者には驚きの制度だろう。Amazonの技術者からすればその逆なのだ。
そのため、Amazonしか経験していない人、Google/FBしか経験していない人、がオファーの真の価値を見誤ることになる。
また、Amazonとは違う理由でRefresherの配布数が期待とは異なることになる企業も多い。
前述の企業の場合、Refresherの配布方式はおおよそ標準化されており、事前調査していれば大体の予測ができる。
しかし、企業によっては、極度の依怙贔屓と不平等に基づいてRefresherの配布数が決められ、末端社員には詳細が秘密にされるところもある。外部の人間がオファーの真の価値を見きわめることは難しい。内部の人間でさえ予測ができないのだから。また、そこまでいかなくても同じ会社でもRefresherが全く出ない部門と豊富に出る部門の格差はよくある。平均を見る事にほぼ意味がないのだ。
そういった企業の場合、teamblindのようなtoxic cesspool full of useless whining degeneratesで最新かつ個別の内部情報を収集しなければ何もわからない。
【再々追記】
もう追記はしないつもりでしたが、一点だけ。
子供作る云々の話題からはずれた結婚観、子育て観の話になって話題がぼやけるのはご勘弁を。
個人的には、親は子育て以外にも人生の軸を持ち続けるべきだと思います。それは、もちろん両親とも。
なので、お相手には、何か現時点で追い求めたいものがあったり、新しいことをやりたがっている人がいいと思っています。
それをやっているところを子供に見せたいと言うなら見せてあげられるよう協力しますし、
そういう人のほうが、社会にとっても、夫婦にとっても、子供にとっても魅力的であると私は思います。
そもそも私は両親が子育てにすべてを捧げた殉教者となることに懐疑的で。
それがいい結果につながるかどうかは不明だし、結果が思うように出ない時「なんで?」となるし、むしろ良くないこととすら思っています。
マイルドな例を挙げると、私は初子だったので両親が気合を入れて「甘いものは毒」と教えられ、アイスクリームを始めて食べたのは小学生になってからでした。
しかし下の弟は2歳のときにぺろりまるごと食べてますが、下の弟のほうが頭もよく性格もよく健康に育ちました。
私が小さかった時、両親もアイスクリーム食べられませんしなんともストレスのかかる生活だったろうなと思います。
ややずれた例えかなと思いますが
「今の仕事ちょっと忙しいこともあるけどすごくやりがいあって楽しい」だったら「よかったね、頑張ってね」となりますが
「本気でやりたい仕事なら休むなんて発想は生まれてこない」て言われたらちょっとメンタル心配しますよね。
正しい子育てなんて存在せず、強いて言うなら「親が気を病まない子育て」がベストがない中において、その環境におけるベターなんじゃないかなと
【再追記】
この方が色んな人の目に留まるかと思って。
現在登録用意中。マッチングアプリと違って独身証明書とか、大学院の卒業証書とか、色々ある。
特に結婚式に呼んでくれた友人は俺を人間として論外だとは思ってないだろうから、思い当たる人がいれば紹介してくれるだろう。たぶん、、、
女性と同じく35歳くらいからだんだんと落ちていき、50くらいで大抵の人は「かなり困難」になると説明された。
女性不妊とに違いは、落ちるスピード。40歳までの5年ほどでいきなり9割に達したりはしないとのこと。
でも、落ちるスピードの差がどうとか関係なく「年齢差のある結婚の難しさを考えれば」男性もやはり35歳で大ピンチ、40歳で概ね終了なんだろう、というのが今回の個人的結論。
男性不妊について問題にしていないのではなく、同年代同士で考えたら結局女性の都合が支配的なのが不妊事情である、だからそちらに合わせて考えるべき、という感じです。
男は検査も手軽だしね。
私個人の現状としては、運動の成果か「衰え始めている」とは言えない状態のようで、そこはよかった。
世の中に幸せな人間は増えるべきだと思っているから、子供が欲しい。という感じですね。
たぶん親になっても山を走ったり海外を走ったりすると思う。人生は自由だって教えてあげたい。
あと、片親は父親です。父子家庭。なので経済的な困窮とかはほぼなかった。
あわせて聞いてみたけど、精子の事前判断で検知できる子供の生まれつきの障害は「ほぼない」とのこと
また、費用10万レベルの染色体検査をすれば、「あなたの」染色体に異常がないかどうかは調べられる。その点はほぼ心配ない
(34歳時点までに異常が見つかっていないこと、精子の形状、運動等に異常が見られないことから)
が、多くの染色体異常は受精後に発生するので、その点が心配なら「着床前診断」または「羊水検査」をしてね、と言われました。
そうでーす
当方34歳。
自分は大丈夫、となんとなく思っていた男が自分のバカさ加減に気づいた話だ。
今年はコロナで趣味の大会が全然なく暇になったので、ぼちぼちやらなきゃと思っていた婚活を始めようと思った。
#補足:マラソンは冬のスポーツだが、夏は夏で山を走ったり遠泳の大会に出たりでオフシーズンがほぼない生活をしていた
彼女は大学院に進学すると決めたときに振られて以来なので、10年くらいいない。
そこでまずは今俺は女性と話せるのか?需要はあるのか?マッチングするのか?の需要調査をした。
自分で言うのも何だが稼ぎはそこそこだし、イケメンではないがグロメンでもない。友達多いほうだし体型も保っており、BMIは21を超えたことはない。男ならこのくらいの歳ならまだ大丈夫かなと思っていた。
これは私の個人的思い上がりであったとは思っていない。このくらいのスペックで、未だ独身の男の一般的な感覚なんじゃないだろうか。
で、マッチングアプリを2ヶ月ほど使ってみた結果を以下に示す。いずれも概数
凡例(いいね数-マッチング数-メッセージ交換成立数-リアル面談成立数-複数回のリアル面談成立数)
27-29歳:ちょいしたゾーン
(100-15-5-3-1)要するに交際と言える状態に到達する確率1%
30-34歳:同い年ゾーン
(100-30-15-5-3)要するに交際と言える状態に到達する確率3%
35-xx歳:年上ゾーン
(30-10-7-5-4)要するに交際と言える状態に到達する確率13%
正直この時点では「複数回会ってもらうこと」自分が婚活相手としてNGでないかどうか?
の調査にフォーカスして活動していたので、ぶっちゃけ好みじゃなかったりしても2回目があるように頑張っていた。
そして結果がこれ。
概ね思ったとおりだった。決して自分は性的魅力がある方ではない。それは自覚している。
しかし、マナーに気をつけ、久しぶりにきちんとした服を着て美容院で髪を切り、女性と話すときは相手の発言を遮らないよう心がけ、質問で会話を終え、会話の空白はこちらから解消する。
あと、初回は全奢り。
等々すれば、まぁ何人かはお前を見極めるために時間を使ってやってもいい、という人が現れるところまではわかった。予想どおり厳しいが、数打てば結婚するだけならなんとかなるのではないか。
そしてさらに予想通り、年下女性と付き合うのは難しいのだな、と思った。現実的には同い年ゾーンの方を狙うことになるだろう。
この結論が得られた時点で、そもそも自分はなんのために結婚をしたかったのかを考えた。
趣味は、極めて充実していたし、婚活中、トレーニング量が落ちてストレスがすごかった。
今の自分の時間が充実しているからこそ、これが一生続くなんて逆に信じられない。
片親で自分を大学院まで出してくれた親に、孫の顔を見せてあげたいのもある。
その結論が得られた時点で、次に俺は男性不妊検査を受けに行った。
先程得られた結論より、もし自分が種無しだったら結婚することはない、、、とは限らないが、少なくとも今焦って活動する必要はない。
病院の角の部屋でシコれって言われた経験はなかなか新鮮だった。部屋の隅のタブレットにはAVが何本か入っていた。
「憧れのCAのフェラ」って動画のタイトルがやたら印象に残っている。
揺れる機内でのプレイって集中できなさそうだな、と思った。
で、緊張の検査結果は、、、「極めて良好」だった。
男性も35歳過ぎから能力が落ちてくるけど、現状がこれならば後数年は自然妊娠に問題はないと思われるとのこと。
カフェインの飲み過ぎや、長風呂が好きな生活習慣にはお叱りを受けたが有酸素運動はとても良いらしい。まぁ一年中走ったり自転車こいだりしてたからな。
ひとまず安堵したところで、、、先生は「よくこの段階で不妊検査を受けに来た。男は病院に来たがらないからね。君は1年かそれ以上の時間を買ったと思っていい」とよくわからないことを言った。
その「1年ほどの時間」の意味について、「女性がいないから言うのだけど」と前置きして恐ろしいことを言い出した。
各論を省いて結論だけ言うと「子供が高確率で欲しいなら30歳以下の女性を探すべきだ」という話だった。
いや、ちょっとまってくれ。それは難しいってさっき確認したところなんだよ、と。
以下、私がショックだった点だけ順を追って書く。
子供を作るには、種も大事だが畑(え?そういう言い方すんの?医者が?と正直思った)の方も大事。
個人差が極めて大きいが、誰もが避けられない極めて重要な属性がある、それは、年齢だと。
女性は35歳位からはっきりと妊娠能力が低下してくる。具体的には
全年齢平均:15%
妻35歳以上:30%
妻40歳以上:90%
35歳位だと「人によっては妊娠能力が落ちていることがる」だが40歳前後になると「限られた人しか自然妊娠できない(無事出産に至れない)」に近い。
更にこれに比例または反比例して「人工授精成功率は下がり」「流産率は上がる」
妻40歳となると無事出産に至れる確率は人工授精辺り9%くらいだそうだ。単純計算して、出産に到れる確率が8割を超える試行回数は23回。
23回なんて到底実施できる回数ではないし、実施中にも当然加齢する。
たちの悪い事に妊娠だけは数回以内にすることが多く、流産のショックまで経験するのを覚悟することになると。
ショッキングな話だった。
では、何歳ならいいのか?について、先生は手元の紙に、こんな図を書き出した
↓+0-2
↓+0-2
妊活開始
↓+1
↓+0-2(ここで男性に原因があるパターンが約半数、男性に原因がある場合は検査遅れること典型的には+0.5-1)
↓+1
無事出産
この図で何が言いたいのか。
つまり、お互いに検索しあっている年齢と、出産年齢には開きがあるという当たり前の事実だ。
私と同い年の、34歳ならば7割以上のケースで自然妊娠にそれほど苦労はしない。そう、34にしろ、35にしろ、今すぐ動けるならば、そう問題ではない。
お互いに年齢リミットを意識していて、結婚したらすぐに子供を作ろうと合意があっても、1年程度はタイムラグがあるだろう。
その後、もし「不妊治療が必要な約3割弱に入っていた」場合、どのくらいの期間でそれを自覚できるか?
先生が「1年時間を買った」と仰っていたのはここで、大体の男性は不妊かも知れないと考えた時一緒に自分も検査しようとはしない。そして時間を浪費する。らしい。
逆に男性が調べてあれば、女性にも「検査に行こう」と伝えやすいであろうと。なるほど。
そして、どのくらいの期間で(お互い仕事もある場合が多いだろう)治療を実際に実施し、そして成功まで試行できるか。
そうこうしている間に35歳を超えると、恐ろしい妊娠能力低下カーブが襲いかかってくる。確率は更に落ちる。
それらすべて考慮に入れると、「相手として探す年齢は、現時点で30歳」ということらしい。
おそらく女性はこんな事とっくの昔に理解して行動しているのであろうが、男としてのほほんと生きてきた自分は
「子供が欲しいのであれば、年下と結婚する難易度を考えれば、女性の妊娠が難しくなる数年前のタイミングで結婚をしていたほうがいい」という当たり前の事実にようやく気づいたというわけだ。
一時期はてなでも流行っていた「結婚物語 仲人Tのブログ」によると婚活におけるマッチング年齢差の限界は男性の年収の百万の位であると言う。(これは結婚相談所業界のコモンセンスである様子)
つまり私なら7歳程度年下まで可能性があるということだが、これはあくまで本当に限界値なんだろう。
少なくとも私にとって、現状4歳年下、30歳を狙うのはなかなかの難易度であると最初の活動で感じた。
しかもこの難易度は、1年辺り年収100万円アップほどの速度で上がっていくということだ。率直に言ってこの難易度上昇についていくのは無理ゲーだ。
35歳を過ぎた男女がほとんど結婚できないという話も、みなこの辺のことに思い至って「子供が望み薄なら独身でいいか」となるのではないか、と思った。
以上の事実を考えれば、ごくごく一部の婚活強者男性を除き、男の方が高い年齢まで余裕で構えていられる、ということは全く無いのだ。
なんのことはない、結婚に関して相手を選んでいる余裕があるのは、(30歳女性が、同年代であるという意味で)30歳までだ。女性と同じじゃないか。
このことに思い至り、暫く呆然としていた。あ、これ子供もつの無理じゃね?と思った。
…が、来年になって年齢が35になると、いわゆる5歳刻み検索で「30-34」のラインから外れる。
30-32歳くらいの、事前合意があれば不妊治療を考慮しても35歳までに出産が終えられる可能性の高い年齢層とは、同じグループでなくなってしまう。
その前に後悔しないだけの行動はしなきゃならない。
承前 : Part-5 https://anond.hatelabo.jp/20201008100556
次回 : Part-7 https://anond.hatelabo.jp/20201014091325
前回、AmazonにL7で行ったXさんの例が出た。実際に彼がどれだけの収入を得たのか、株価がそれにどう影響したか、詳細を見て行こう。
人物特定を避けるため時期や額について多少の変化をつけていることを注意しておく。
彼のTCは$700k。以前のせたlevels.fyiでの数字はSeattle等ほかのworking siteでの数字(1-2割低くなる)も含めた平均であり、かつ彼は交渉をうまくしたのでこうなった。内訳は4年間の平均で、一年毎にサラリー165k、RSU 420k, sign on bonus 115kだ。
これを実際の時系列でみてみるとずいぶん印象が変わってくる。Amazonの場合、RSUのvestingが少々特殊であるためだ。
Income\Year | Year 1 | Year 2 | Year 3 | Year 4 | Total |
---|---|---|---|---|---|
Salary | $165k | $165k | $165k | $165k | $660k |
RSU | $84k | $252k | $672k | $672k | $1,680k |
Bonus | $253k | $207k | 0 | 0 | $460k |
TC | $502k | $624k | $837k | $837k | $2,800k |
上記のように、AmazonはRSUを3-4年目に集中的にvestする。一年目終了後に5%, 二年目終了後に15%, 以降半年ごとに20%だ。
RSU-heavyなことと相まってこのままだと一,二年目に社員が困窮する可能性がある(特にmortgage!)。そのためsign on bonusを1-2年目に配布する。
最終的な総計は変わらない。四年間で$2.8M、TCは一年毎に$700kだ。
しかし、彼の実際の収入はそれよりもかなり高かった。Amazonの株価が高騰したのだ。
仮に彼が2015年初頭にオファーを受け取ったとしよう。そのオファーレターにはRSU報酬の「金額」は当然書いていない。代わりにRSUの「株数」が書かれている。このRSUの株数は通常、TCとその時点の株価から逆算してTCがその額に「なるように(target)」株数が決められる。((あるいはそのように交渉する、といったほうが正確か。RSUの総配布数は組織ごとに予算決定時にあらかじめ決められ、その枠の中からオファーを出す。これが尽きてオファーを出せなくなることをRSU depletionと呼ぶ。)) 2015年初頭の$AMZNは$312。なので彼は5,400株のRSUをGrantされたことになる。
そして、実際にRSUがvestされ社員が売却した時の総収入は株価に影響される。彼の場合、vest直後に売却したと仮定すると、
2016年一月末、2017年一月末、2017年七月末、2018年一月末、2018年七月末、2019年一月末の株価が重要となる。
Income\Year | Year 1 | Year 2 | Year 3 | Year 4 | Total |
---|---|---|---|---|---|
Salary | $165k | $165k | $165k | $165k | $660k |
$AMZN | $587 | $823 | $988(Jul), $1,451(Jan) | $1,777(Jul), $1,718(Jan) | |
Realized RSU | $158k | $665k | $1,064k, $1,563k | $1,914k, $1,850k | $7,213k |
Bonus | $253k | $207k | 0 | 0 | $460k |
Realized Comp | $576k | $1,037k | $2,792k | $3,929k | $8,333k |
なんと、彼の実際の収入(Realized compensation)は三倍に膨れ上がったのだ。四年間で$8M以上。
プロ野球選手でもこれだけ稼ぐ人は少ない。これが一技術者、しかもまださらに上がいるL7で起こるというのがシリコンバレーの狂っている所だ。
このように、TCを議論するときに「オファー時の額」「実際に入った額」を区別してtarget compensation, realized compensationと呼ぶことがある。
通常使うのはtarget compensationである。少なくとも自分の周りでは。未来のことは誰にもわからないのだから、複数社からのオファーを比べるためにTCを導出するときはその時点の株価を使うしかない。
しかし、世の中にはそう考えない人もいる。自分がある企業からオファーを受けたとき、対面交渉の段階でそのhiring managerがこう言い始めた。
「確かにうちのオファーはあちらの企業よりもTCが低いね、でもexpected stock appreciationのことを考えてみよう.」
自分は少し戸惑った。彼がStock Appreciation Right (SAR, ストックオプションのようなもの)のことを言っていると思ったのだ。
「うちはRSUが多いから、うちの株価が今後四年間、年間 Y%で上がっていくと仮定すると君のrealized compensationは...」
といって目の前で電卓アプリをたたき始めた。なんと、この人は株価の将来のappreciationが分かるというのだ! しかもY%はその時のNASDAQ compositeの平均成長率よりもかなり高い数字だった。Stonks only go upとでも言うのか、このGen-Zめ!
上場企業の株価が今後どうなるか、確実にわかるはずがない。わかるならば仕事などせず株取引だけで暮らしていける。
自分はその人の交渉手法を危険だと感じた。自分が同じことをしようとは思わない。その言葉につられて応募者が入社した後に株価が下落したらどうするのだ。
訴訟とはいかないまでも、その社員がHRやLegalに苦情を持ち込んだとしたら。
オファーレター等、証拠が残るところに一切そんな言葉がなくても、複数社員が同様の苦情を入れたら、HRが自分を守ってくれる自信はない。
定期的に行われる、たるいクリック連打訓練は社員の教育のためではなく、不祥事の際に全責任を社員におしつけるためのものだ。
Legalは自分のterminate letterを発行するのに微塵の躊躇もないだろう。それこそseveranceがもらえるかさえもわからない。
自分はそのhiring managerに不信感を抱き、最終的には他のところに行った。
自分は他の人に転職の助言をする際、株価の下落リスクを考えるように強調している。
Tech株が近年好調であるのは確かだが、一寸先は闇である。IBMを見よ、一昔前のMSFTを見よ。
株価が上昇することを前提に将来を決めるのは非常に危険だ。実際、IBMに2010年ごろに移った知人は後悔しきりであった。
さて、自分がオファーを断ったその企業であるが、その後、Y%を遥かに超える株価成長を続け、自分の心を削った。
所与の状況で自分が間違った選択をしたとは思っていないが、それでも時折そのオファーレターを見返すことがある。
シリコンバレーではよくある話である。Googleの早期社員になりえたひと、FBの早期社員であったかもしれない人、
そういう人はたくさんいるが、別に彼らが不幸そうには見えない。彼らにその時のオファーレターについて聞くと、
みな同様に時折見直す、という。人生の大事な選択をするまえに、来し方を見返し、自分の心が均衡を保っているか、
何があっても後悔をしない心構えができているか、自分の人生は何のためにあるのか、心をはせるツールである。
次回はRSU Refresherについて。
世帯の純金融資産保有額が5億円以上で超富裕層、というのを見て、うちって超富裕層だったんだなぁって新鮮な気持ちになった。
クルーザー所有してて船上パーティーとかしてるのが超富裕層のイメージだったけど、うちくらいでいいなら都内ゴロゴロいるんじゃない?
お金のことは話す相手もいないし、話さない方が人間関係支障がないのでないので、ここでちょっと書き散らす。
複雑な家庭の事情というわけではなく、所謂相続税対策です。今はこれやってもあまり意味ないらしい(何か税法が変わったんでしょ?)けど、昔は良くやったらしい。詳しくは知らない。
普通の恋愛結婚だったのであまりお互いの家のこと話してなかったんだけど、婚姻届書くときにお互い笑ったよね。記入がややこしいよ。
私の場合は祖母が良い所のお家の人だったけど祖父も親も勤め人だったから、感覚としてはあまりお金持ちの意識はない。都内でお金持ちというとテンプレだけど慶應幼稚舎とかさ、何か上を見ればキリがない世界があるからさ。
夫の家は代々商売をしてて地元のかなり大きな企業だけど、今はもう経営には関わってないので配当金の入金通知見る時くらいしか意識しない。夫も地元離れて大学からずっと東京で今も全然関係のない業種だし。
挨拶に行った時家が大きくて驚いたけど、田舎だからそんなもんかなくらいに思ってた。
私はごくごく普通の中小企業の一般職。年収500いくかなぁくらいの感じ。仕事のやりがいよりもホワイトな環境を優先した。定時退社万歳。
夫は一部上場企業だけど出世コースではないから年収600いく?いかない?くらいの感じ。有給とりたかったら取れる感じのまぁ激務ではない働き方。
夫婦共働きで会社の給料だけだと世帯年収1000万ちょっと。子どもは2人。
お互い一人っ子で相続の終点が自分たちだから。これから親が死ぬと、親の分の相続で更に増える。
数年前に私の祖父が死んだ時に払った相続税は数億だったけど、夫の祖父の時は十数億だった。
そんな現金さすがに無くて銀行に借りて、相続終わって返した。ここら辺、実家の弁護士さんと税理士さんがやってくれてたので私はあまりよく分かってない。夫は自分でなんか色々やってたので理解してるはず。
今のマンションもローンで買ったと思われてるんだろうけど、実は現金一括で買ったし名義は私。夫は地元の方で土地とかマンションがあるのでこれ以上固定資産増やしたくないとのことだったので。
家の値段的に私の会社給料だけだとローン組めなさそうだったし、面倒だから住宅ローン控除のことは諦めた。家の値段と同じくらいの金額がまだ銀行の普通口座にあるからまぁいいかなと思ってる。
本当はもっと自分たちの資産に興味を持って運用とかすればいいんだろうけど、家も貯金も仕事もあって現状何も困ってないから、頑張って増やすよりそれにかける労力の方が怠いかなって特に何もしていない。
言わなきゃそんなの分からないだろうし、実際には親しい友人も会社の同僚も全然知らない。生活に困ってはいないだろうなとは思われている気がするけど。
所謂、実家が太いってやつだよね。ありがとう。両親、祖父母と代々のご先祖様たち。
ネタかと思われるかな?まぁなんて思われてもいいか。色んな家庭があるよね、という話で。
1日で沢山の人がコメントくれて嬉しい。これが承認欲求ってやつだな?!ってなってる。ありがとう。
・うちは中小企業だけど零細企業ではないよ。資本金と従業員人数的に中小企業だけど、そこそこ儲かってる。このご時世にありがたい話ですね。
・私は一般職だけど平社員ではないよ。大きい会社ではないからそこまでの人数ではないけど部下はいる。私と同じ職位の人は他部署だともう少し貰ってる。…と書いてたんだけど、私もしかして総合職なんですね?なるほど?事務系総合職という認識が無かった。恥ずかしい。
・何で働いてるのか、って指摘だけど、高校出て、大学進学して、就職してって流れに何も疑問が無かったし当然そうするもんだと思ってた。
育休中に思ったけど、専業主婦するのも向き不向きがあるよ。私は外で働いてそこそこ社会と接してる方が精神的に良い。後、自分の会社のこと割と好きだし、いい会社だと思ってるから辞めない。
・まぁでも夫婦揃って会社給料より不労所得の方が多いから、育休明けで慣れない生活にバタバタしてる時期に夫残業が続いた時は、何のために働いてるの?!辞めれば?!みたいな喧嘩はした。ブーメランだなって思った。
・私が学生の頃祖母が亡くなって生まれて初めての相続が発生するまで、本当に自分の家は極普通の一般家庭だったと思ってたんだよ。そう言われて育ったし、周りから見ても自分の家が特別裕福だとは思わなかったし。だから今でも感覚が庶民的なんだろうなと自分では思ってる。まぁアホなので世間知らずで育ってしまったんだろうね。
自分はシリコンバレーで働き始めて随分になる。エンジニアである。
それなりの数の会社、職種、ランクを経験してインタビューされたりインタビューしたりの回数は数えきれない。
さて、かなりの乖離があるのだ。そんな自分の知るシリコンバレー事情と、はてなの投稿やコメントから伺える日本在住の方々の憶測との間に。
なので何回かに分けて自分の見聞きしてきたことを書いていこうと思う。
自分の時間の制約もあるので一回を30分以内で書けるものにする。
一回目はこれについて。まずはAmazonの以下の例をlevels.fyiから見てみよう
Title | Salary | RSU etc (/year) | Bonus |
---|---|---|---|
SE 1 (L4) | $121,380 | $16,348 | $22,471 |
SE 2 (L5) | $150,236 | $59,151 | $13,373 |
SE 3 (L6) | $162,503 | $137,231 | $5,923 |
PE (L7) | $165,000 | $338,000 | $66,125 |
稼ぐ、という日本語はTotal compensation (TC)に相当する。
How much do you make?と聞かれてサラリーの数字だけ言うのは意図的に逸らす場合を除いてまれだ。
TCの計算方法は人による。RSUやストックオプションは1 year cliffの後の4 year vestが主流だし、sign on bonusをどう扱うか、ということもある。
Amazonのようにvest scheduleが偏っている場合もある。自分の周りでよく聞くのは、4年間の平均をとるものだ。以下この方式を前提とする。
上記のテーブルに明らかなように、ランクが上がるにしたがってTCの大部分はRSUとなる 。Amazonの場合はこれが極端だが、ほかの多くの会社でもこうなる。
当然だ。サラリーは削れないのでその人がダメだと判明した時にマネジメントが取れる対策が限られてしまう。
Performance-based layoffは、存在するが日本で推測されるほど気楽にできるものではない。特に直属のマネジメントにとっては。
Fireは猶更だ。自分の周りで見聞きしたのは醜聞に類する場合だけだった。
結局はRSUを削るか、PIPに押し込んだり(この時点で普通は辞める)、そして最後にWFRをこしらえるというのが普通の事情だ。ここら辺については以降の回で取り扱う。
日本のエンジニアにとって、スタートアップでもないのに稼ぎの大部分が株、というのは聞きなれないことかもしれない。
「あなたはあの会社で働いているんですね。すでに上場しているから株はもらえなくて給料だけ?堅実だけど華がないね」
ただし、誤解をしてほしくないのは。会社や部署によって事情は大きく異なりうる、ということだ。
例えば、RSUをほぼ出さないけち臭い会社も存在する。当然目ざとい人はほかに移る。しかし全員がそうか?
他に移れないような能力の人だっている。シリコンバレーで働く人の大部分が有能かのような記事を
よく見かけるのだが、自分の実感とはかけ離れている。これについては以降の回で。
また、自分がunderpaidだとしっていても他に移る手間や人間関係、あるいはやりがい搾取のような特殊な状況も
多く見てきた。米国でもすべての人間が即座に市場原理に即するわけではないのだ。
なので、驚くほど低給の会社や部署も存在する。そういう場所での事情と大多数の会社での事情は分けて考えるべきだ。
また、未上場スタートアップの場合、株を換算できないのでサラリーだけ言う場合もある。
そういう場合をとって「これがシリコンバレーの水準」というのは非常に誤解を生む。
余談だが、未上場スタートアップのオファーと上場企業のオファーを比べるのは難しい。
応募者が自分で仮想株価を置くことになる。直近のfunding roundでの水準を使う人もいるし、諸々の目算をそれに加味する人もいる。
さて、30分経ったので以降は次回。
次回 : Part-2 https://anond.hatelabo.jp/20201004112526
この世界じゃまだペーペーですが「信用」について語らせてください。
金を貸す・借りるというこの業界でとても重要なワードのひとつです。
昨日、そういえばツイッター社って、どうやって収益上げてこんなシステム維持しているんだろうという話になりました。ツイッターは個人情報の宝庫ですから、そこから無数のカテゴリーのビッグデータを吸い出して、それを情報として売っているんじゃないですかという説に一同納得。
これは大学で教鞭も執る某・仏文学者さんによる3年前のツイートです。結構バズりました。
この発言、みなさんどうですか? 私はひっくり返りました(笑)。
結論から言うと私はこのツイートひとつで彼への「信用」がゼロになりました。
私が培ってきた職業倫理的に言語道断な認識・論考・発言だからです。
Twitter社のランニングコストに着眼したのはまだいいです。
しかしそれを開示資料にも目を通さず、無根拠に収益源を推測し、
私の業界からすると「こんな顧客はイヤだ!」の筆頭格です(笑)。
「無数のカテゴリーのビッグデータを吸い出して」という書き方からも、
大学教授を務め社会に出る直前の学生を指導していると思うとゾッとします。
面接に来た学生が「この先生の研究室で思想を学び…」とか話し始めたら、
正直「ウッ………」となりますし、もしこんな話の進め方をする経営者がいたら、
「社会的通念の共有ができない要注意人物」として上と共有すると思います。
ただ「無知であること」、「間違うこと」だけで信用がゼロになるわけではありません。
「裏取りができることの存在を知りもせず」「残りを憶測で補完し」「他者に危害を与える」ということ。
このトリプルパンチを無自覚に行っていることを示す上記ツイートが、
私の中で「信用」の失墜、及び今後の回復も絶望的であるという判断に至りました。
今金融商品の取引は1000分の1秒単位でアルゴリズムが行っています。だから、経営者たちは当期より先のことは考えなくなりました。
という荒すぎる暴論を前提根拠として国や政府を論じる記事がありました。
「信用」のルールを放棄して経営者や金融業界を愚弄する記述だと思いました。
ルーツとなる家庭や文化も異なる他者同士が力を合わせる社会の中では、
「信用」のルールに基づいたコミュニケーションが建設的なゴールへの必須条件であると、
ペーペーながら会社勤めの経験とこんなツイートのおかげで学んだ、というお話でした。
(余談)