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2022-01-31

anond:20220131102427

それで需給バランスがとれてるってことやないの

半径100m以内の住民が4つに分散してようやくちょうどいい客数ってことやろ

2022-01-29

anond:20220129173311

相関係数から散布図を選ばせる問題理不尽だったな。周辺化した平均値分散値があるから分かるだろって言ってる人もいたけど、わからんだろあれは。

国立大大学共通テストに「情報1」が必須になることについて

国立大受験共通テストプログラミング…25年から情報」追加で6教科8科目に

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/daigakunyushi/20220128-OYT1T50158/

国立大受験、「情報」追加を正式決定 25年共通テストから

https://www.asahi.com/articles/ASQ1X7S36Q1SUTIL01M.html

国立大協会共通テストに「情報」追加 25年以降、6教科8科目に

https://mainichi.jp/articles/20220128/k00/00m/040/332000c

2022年4月高校入学した生徒を対象にした大学入学共通テストから教科情報試験が追加されることはもう決まっていたのだが「そんなのわざわざ受けるやついるの?」とならないように、文科省入試センター布石をうった結果としての国立大学の入試での必須化だと思う。

「なぜ国立大学だけなのか?」

これについては、私立大学には強制できるスキームがない(補助金をちらつかせればできるかもしれないが)のと、地方高校などにその衝撃波が届くように、だと個人的に思っている。

国立大学は文科省植民地だし。独法なのに独立してないし。

ぶっちゃけ首都圏などは、高校情報教員は余ってはいないが足りてはいるが、地方では情報教員採用をまだ実施していない県もあれば、ようやく始めてまだ数名しかいないという県もある。

そんな情報教員採用消極的地方での、高校KPIの一つに国公立大学への合格者人数というものがある。教育委員会によっては、特定進学校助成金みたいなのを出して、進学実績をさらに上げさせようとしている県もあると思う。そんななか情報をきちんと教えられる教員がいないと、国立大学に不利になるよ、というのは地方高校教員委員会への圧力になるのである

「急すぎるじゃないか」とお怒りの校長とかもいるだろうけど、受験には関係いからという言い訳で、教育委員会教員採用してこなかったり、未履修問題のように高校勝手情報をやらずに他教科に置き換えて授業を潰していたりしたことが、結果としてスマホしか使えない大学生大量生産してきたのではないだろうか?

教科「情報」の歴史

高校情報という授業は実は2003年高校入学した生徒から必修科目となっている(正確には必履修科目)。ということで教科が出来てからもう20年近くになる。

商業高校工業高校は別として、全ての普通科で必修の教科が「ドーン」と爆誕したのがその年だったのだが、文科省の失政を今の今まで引きずっていたのだった。

それまでにない教科(情報処理に類する科目は無かったわけじゃないが)が誕生するということは、教える人が新たに必要となるということである

教員免許区分も新たに誕生するということである

それが全国何千校の普通科高校で急に始まるのである。まあ、時代必要だったのでそれはしょうがないと思うが。

大学教員養成課程で、一気に何千人も情報教員を輩出できるわけではないので、現職の教員に講習を行って新たな免許を持たせることにした。

まずは意識高い教員に、現職講習の講師役となるための研修を行い、育成された講師たちが各都道府県で現職教員にたった15日間の講習で「教科情報をもう教えられるよ」ということにした。

すごい促成栽培である豆苗2世代収穫みたいな。

しか希望した受講者だけ目標ノルマ人数にとても足りず(講習を受けられる教科に縛りを付けた失策があり、そもそも希望しているのに受けられなかった教員もいる)、各学校肩たたきのように希望しなくても免許を取りに活かされた数学理科家庭科教員が多数いるというわけである

これを時限的な教員免許とすれば、大学情報教員免許をとった新しい教員がどんどん入ってきたのだが、いかんせん恒久的な免許だったのだ。

あと教員免許更新があるじゃないかと思われるかもしれないが、免許更新はどの教科で更新するとかはなくて、文科省が認めている免許更新の講座だったら何の教科の内容でもいいし、生徒指導でもレクリエーション論でも何でもアリなのだ。一気に全部の免許有効期限が延びる仕組みである

情報処理学会は、教科情報の内容で更新講習をやってはいるが、知名度は高くないようである

そんな石器時代のような人たちが令和の時代に、「情報とは」と教えている現状があるから、それを刷新したいという文科省意図もあったような気がする。

恒久免許をいまから取り上げるわけにもいかないし、全て定年退職するまで待っていたら日本沈没するのが加速するだけである

入試科目となるにあたって

学習指導要領という教科で教える内容が決められる教育界の法律みたいなものがあって、だいたい10年に1度のペースで改訂される。

最初情報は、情報A、B、Cという科目があり、いわゆる町のパソコン教室的な内容でも教科の内容をけっこう満たしてしまものであった。

とはいえTCP/IPWWWDNSの概略や、アルゴリズム知財などの法規は当時から教科書に載っていたのであるよ。

その次の世代学習指導要領で、「社会情報」「情報科学」の2つに再編され、今の高校1年生の代まではこれを勉強している。2年後に高3で始めて習う生徒もいるかもしれないが。

今度の4月から入学生では、情報1に一本化されて、全ての高校生が共通範囲勉強している(これが大事)はずなので入試に出しても良いよね、と出来たわけである

それまではどれかだけ勉強したら卒業OKという扱いで複数科目あったので。

今年の1年生が浪人して1個下の代と一緒に国立大学を受けると、他教科の試験は移行措置で現行科目の試験が用意されるのだが、情報は今の科目での出題がないからどうするの?という問いかけが国立大協会からあった。さっきの複数科目の問題があって浪人生に強要できるのかよーという問題だったのだが、文科省入試センター強気に「社会情報情報科学か、どっちかだけでもやっていれば100点分になる問題をその年だけ新たに設置するので、無問題」という回答により、国立大学の入試必須化が正式に決まった。

情報1

情報1にはプログラミングだけではなく、問題解決の考え方、情報デザインとコミュニケーションデータサイエンスの基礎などが入っている。

ちなみに、情報2という科目もできて、数学みたいに1をやったあとでなければ2を勉強できない、より高度な内容になっている。物理基礎に対する物理みたいな。

データサイエンスといえば聞こえがよいが、それよりちゃんとした統計を学ばせるのが先じゃね?と思う人も多いと思う。

実は数学1で統計の内容が必須化して10年経つのだが、10個や20個の整数を手計算計算して、分散標準偏差偏差値を出してたり、相関係数と散布図くらいしか届かない、「紙の上で鉛筆でやる意味があるのか?」という内容であるセンター試験共通テストでは奇をてらうことが難しい分野だったが、今年の共通テストやらかした。

次の学習指導要領では数学教育者と統計教育者のバトルなどがあって、それも興味深いのだが、それはまた別のお話

劇薬ではあるが、かわいい生徒たちの志望大学進学という、餌をつるされた教員たちの良心で今まできちんとした情報教育を受けることができなかったかもしれない地方高校生が報われるようになるといいと思っている。

民間企業陰謀論について

あ、あと入試改革すると、企業が儲けるために結託しているんじゃないかと思う方もいるかと思うが、情報1にからめてうちは底辺校と呼ばれる学校なのだが、プログラミング教材とかの売り込みはかなり来るし、ベネッセはすでに高校情報1のオンライン教材の売り込みをガンガンやっている。東進ハイスクール情報講師を確保しているようである

なので「教える教員がいない、地方を見捨てるのか!」となった場合は、ベネッセやら東進高校向け教材でもやらせお金解決してください。

国立大学目指す層ならば、それで到達点はいくと思うし。

国立大大学共通テストに「情報1」が必須になることについて

国立大受験共通テストプログラミング…25年から情報」追加で6教科8科目に

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/daigakunyushi/20220128-OYT1T50158/

国立大受験、「情報」追加を正式決定 25年共通テストから

https://www.asahi.com/articles/ASQ1X7S36Q1SUTIL01M.html

国立大協会共通テストに「情報」追加 25年以降、6教科8科目に

https://mainichi.jp/articles/20220128/k00/00m/040/332000c

2022年4月高校入学した生徒を対象にした大学入学共通テストから教科情報試験が追加されることはもう決まっていたのだが「そんなのわざわざ受けるやついるの?」とならないように、文科省入試センター布石をうった結果としての国立大学の入試での必須化だと思う。

「なぜ国立大学だけなのか?」

これについては、私立大学には強制できるスキームがない(補助金をちらつかせればできるかもしれないが)のと、地方高校などにその衝撃波が届くように、だと個人的に思っている。

国立大学は文科省植民地だし。独法なのに独立してないし。

ぶっちゃけ首都圏などは、高校情報教員は余ってはいないが足りてはいるが、地方では情報教員採用をまだ実施していない県もあれば、ようやく始めてまだ数名しかいないという県もある。

そんな情報教員採用消極的地方での、高校KPIの一つに国公立大学への合格者人数というものがある。教育委員会によっては、特定進学校助成金みたいなのを出して、進学実績をさらに上げさせようとしている県もあると思う。そんななか情報をきちんと教えられる教員がいないと、国立大学に不利になるよ、というのは地方高校教員委員会への圧力になるのである

「急すぎるじゃないか」とお怒りの校長とかもいるだろうけど、受験には関係いからという言い訳で、教育委員会教員採用してこなかったり、未履修問題のように高校勝手情報をやらずに他教科に置き換えて授業を潰していたりしたことが、結果としてスマホしか使えない大学生大量生産してきたのではないだろうか?

教科「情報」の歴史

高校情報という授業は実は2003年高校入学した生徒から必修科目となっている(正確には必履修科目)。ということで教科が出来てからもう20年近くになる。

商業高校工業高校は別として、全ての普通科で必修の教科が「ドーン」と爆誕したのがその年だったのだが、文科省の失政を今の今まで引きずっていたのだった。

それまでにない教科(情報処理に類する科目は無かったわけじゃないが)が誕生するということは、教える人が新たに必要となるということである

教員免許区分も新たに誕生するということである

それが全国何千校の普通科高校で急に始まるのである。まあ、時代必要だったのでそれはしょうがないと思うが。

大学教員養成課程で、一気に何千人も情報教員を輩出できるわけではないので、現職の教員に講習を行って新たな免許を持たせることにした。

まずは意識高い教員に、現職講習の講師役となるための研修を行い、育成された講師たちが各都道府県で現職教員にたった15日間の講習で「教科情報をもう教えられるよ」ということにした。

すごい促成栽培である豆苗2世代収穫みたいな。

しか希望した受講者だけ目標ノルマ人数にとても足りず(講習を受けられる教科に縛りを付けた失策があり、そもそも希望しているのに受けられなかった教員もいる)、各学校肩たたきのように希望しなくても免許を取りに活かされた数学理科家庭科教員が多数いるというわけである

これを時限的な教員免許とすれば、大学情報教員免許をとった新しい教員がどんどん入ってきたのだが、いかんせん恒久的な免許だったのだ。

あと教員免許更新があるじゃないかと思われるかもしれないが、免許更新はどの教科で更新するとかはなくて、文科省が認めている免許更新の講座だったら何の教科の内容でもいいし、生徒指導でもレクリエーション論でも何でもアリなのだ。一気に全部の免許有効期限が延びる仕組みである

情報処理学会は、教科情報の内容で更新講習をやってはいるが、知名度は高くないようである

そんな石器時代のような人たちが令和の時代に、「情報とは」と教えている現状があるから、それを刷新したいという文科省意図もあったような気がする。

恒久免許をいまから取り上げるわけにもいかないし、全て定年退職するまで待っていたら日本沈没するのが加速するだけである

入試科目となるにあたって

学習指導要領という教科で教える内容が決められる教育界の法律みたいなものがあって、だいたい10年に1度のペースで改訂される。

最初情報は、情報A、B、Cという科目があり、いわゆる町のパソコン教室的な内容でも教科の内容をけっこう満たしてしまものであった。

とはいえTCP/IPWWWDNSの概略や、アルゴリズム知財などの法規は当時から教科書に載っていたのであるよ。

その次の世代学習指導要領で、「社会情報」「情報科学」の2つに再編され、今の高校1年生の代まではこれを勉強している。2年後に高3で始めて習う生徒もいるかもしれないが。

今度の4月から入学生では、情報1に一本化されて、全ての高校生が共通範囲勉強している(これが大事)はずなので入試に出しても良いよね、と出来たわけである

それまではどれかだけ勉強したら卒業OKという扱いで複数科目あったので。

今年の1年生が浪人して1個下の代と一緒に国立大学を受けると、他教科の試験は移行措置で現行科目の試験が用意されるのだが、情報は今の科目での出題がないからどうするの?という問いかけが国立大協会からあった。さっきの複数科目の問題があって浪人生に強要できるのかよーという問題だったのだが、文科省入試センター強気に「社会情報情報科学か、どっちかだけでもやっていれば100点分になる問題をその年だけ新たに設置するので、無問題」という回答により、国立大学の入試必須化が正式に決まった。

情報1

情報1にはプログラミングだけではなく、問題解決の考え方、情報デザインとコミュニケーションデータサイエンスの基礎などが入っている。

ちなみに、情報2という科目もできて、数学みたいに1をやったあとでなければ2を勉強できない、より高度な内容になっている。物理基礎に対する物理みたいな。

データサイエンスといえば聞こえがよいが、それよりちゃんとした統計を学ばせるのが先じゃね?と思う人も多いと思う。

実は数学1で統計の内容が必須化して10年経つのだが、10個や20個の整数を手計算計算して、分散標準偏差偏差値を出してたり、相関係数と散布図くらいしか届かない、「紙の上で鉛筆でやる意味があるのか?」という内容であるセンター試験共通テストでは奇をてらうことが難しい分野だったが、今年の共通テストやらかした。

次の学習指導要領では数学教育者と統計教育者のバトルなどがあって、それも興味深いのだが、それはまた別のお話

劇薬ではあるが、かわいい生徒たちの志望大学進学という、餌をつるされた教員たちの良心で今まできちんとした情報教育を受けることができなかったかもしれない地方高校生が報われるようになるといいと思っている。

民間企業陰謀論について

あ、あと入試改革すると、企業が儲けるために結託しているんじゃないかと思う方もいるかと思うが、情報1にからめてうちは底辺校と呼ばれる学校なのだが、プログラミング教材とかの売り込みはかなり来るし、ベネッセはすでに高校情報1のオンライン教材の売り込みをガンガンやっている。東進ハイスクール情報講師を確保しているようである

なので「教える教員がいない、地方を見捨てるのか!」となった場合は、ベネッセやら東進高校向け教材でもやらせお金解決してください。

国立大学目指す層ならば、それで到達点はいくと思うし。

2022-01-28

電子レンジが3つ欲しい

冷凍食品が充実してるしレトルト食品レンジ可能ものが増えてきて

もう料理レンジだけで良くなってきている

おまけに在宅勤務が増えたので朝・昼・夜の3食とも自炊ってのは絶対にあり得ない

我が家ではそのせいで電子レンジ渋滞が起きている

1500Wの業務レンジ時間を短くっていう考え方もあるけど

温まってない場合があったりしてやり直したりするのでやっぱり3台あったほうがいい

スチーム機能とかオーブン機能とか全くいらないか

引き出し型になってて3つとか4つを分散してレンチンできるのが欲しい

メインが1つとサブ2つっていうのがいいか

上がメインで大きめで、下が左右に分かれてて小さめ

上だけを使うときは1500W使えるけど

500Wを3つに分散可能とか

1500Wは厳しいのなら900Wでもいい

頑張れPanasonic

2022-01-27

転職したい

現状の整理

転職したい理由

一言で言うと、もっと優秀な人たちと働きたい。

  1. エンジニアいない。特に社内(部署)の人不足がひどくて、できる協力会社の人を見つけられるかどうかにかかっている。が、その辺の裁量はまだない。
    1. それに付随して、継続的なチームを作るという活動がとてもやりづらい。
  2. 上記の状況なので、会社的には一人の社員ができるだけたくさんの協力会社のメンバを引き連れて大きなプロジェクトを率いる、というのを求められる。よくある一人当たりの売上・利益を求められる的なやつ。
    1. たとえば自社でサービスをやっていれば、できる人を集めてサービスを作っても、それに見合う収益があれば良い(と思ってる)。だけどSIerでは、優秀な人をできるだけ分散させてプロジェクトの数(≒売上・利益)を増やそうとする。
    2. 協力会社を巻き込んで似たような状況を作ることはできるけど、結局協力会社の方からしても同じ動き(できるやつを分散させる)をしたいはず。
  3. SIer - お客様という関係になると、どうしてもギスギスしがち。一緒にどうすれば解決できるか、じゃなくて金払ってるんだからやれよ、っていうモードになりがち(まあ当たり前ではあるが)。
  4. 給料あげようと思うと最終的には基本的管理職しかなく、それは色んな意味微妙だなーとは思っている。主に彼らの働き方と、上記の状況で自分を引き止める側になると大変そうだなーという点。

転職しなくてもいいかな、と思う理由

行きたいところ

2022-01-26

anond:20220126211137

分散が大きすぎて比較できないんじゃないかと思ったら圧倒的で無用心配セックスしたねえ

ご苦労セックス

まあでも直近7日間はブクマ自体が少ない気がセックス

トラックタイヤ脱落事故の原因なんだが

トラックの左後輪に限ってタイヤが脱落する事故の原因だが、これはこの10~15年くらいでタイヤに関する規格が色々変わったせいだ。

以前に整備と管理経験があるので説明したい。

ホイール脱落のメカニズム

そもそも重量車のホイールが脱落する時、直接の原因はホイールボルトの折れに因る。だがこれはボルト問題があるのではない。

ホイールナットホイールもの凄い力でハブ(車軸の端でホイールボルトが生えている部品)やブレーキドラム押し付けている。これによってホイールの裏側とハブ/ドラムの間には巨大な摩擦力が発生する。この摩擦力が車の重量を支えているのである

まりボルトには引っ張る力だけしかかかっていない。

 

これが緩むとどうなるか?

ナットが緩むと先の摩擦力が低減する。そして摩擦力車両重量を支えられなくなるとこの重さはボルトを切断する力になるのである。1.5cm程度の鉄の棒でトラックを持ち上げられる訳もない。

 

からナットが緩みきってナットが取れちゃうのではなく、緩んだせいでボルトが折れてしまう。これが脱落のメカニズム

 

左のホイールナットが逆ネジから正ネジに変更

日本トラックの左側タイヤホイールボルトというのはずっと逆ネジが使われてきた。これはJIS規格による。

逆ネジとは普通とは違い左に回すと締まり、右に回すと緩むネジの事だ。

なんでそんなのを使うかと言えば緩み止めの為だ。左ホイール走行中左回転する。ここに普通のネジを使うとナット自体慣性力によって緩んでしまうのだ。

例えば身近なところで言えば、扇風機の羽の中央のネジは逆ネジになっている。これはモーターが右回転し、その起動トルクによって中央ネジの慣性力(止まっていようとする力)が左向きにかかるので正ネジでは緩んでしまうからだ。

 

因みに乗用車では左側でも普通の正ネジが使われている。

これは逆ネジがめんどくせえというのもあるのだが、それよりもトラックナットはそれ自体が重くて慣性力が強くて緩みやすいって事もあると思われる。

 

実は増田最近トラック=左逆ネジじゃなくなったと知って驚いたのだが、長年日本ではトラック=左逆ネジは常識だった。

因みにトヨタとかの1tトラックは左逆ネジじゃないし、いすゞだとワンボックスバンとかも左逆ネジだった。流石トラックメーカーだ。

しかマツダいすゞからOEM供給受けるとマツダワンボックスにも左逆ネジが出てきて実にややこしかった。

 

2010年ホイール規格がJISからISOに移行したのだが、このISOでは全部正ネジがされている。

からこれ以後の新車JIS規格の時の様な緩み止め効果が期待できない。なのでテキトーな整備や放置(乗りっぱなし)をした場合安全マージンが減っているのだな。

 

まだまだある原因となる変更点

以上のJIS逆ネジからISO正ネジへの変更については指摘している人も結構多いようだ。

だがまだ原因となり得る変更点はあるのだな。そして「左後輪ばかりが落ちる」の「後輪」に関係する変更点は以降の点なのだ

アルミホイール流行

以前は大型トラックホイールは「分割式の鉄ホイール一択だった。これは普通鉄チンと呼ばれる。

分割式と言ってもリムの真ん中で分かれるんじゃなくて手前側のツバだけが外れて、通常は鉄のリングを叩き込んで固定するという方法だ。

これはタイヤチャンジャーを使わずに手でタイヤが組めるという利点があって増田も手でパンク修理して組んでいた。

一方で大きな欠点もあって、まずチューブレスタイヤが使えない。合わせ面から空気漏れちゃうからね。なので2000年頃まで大型トラックバス自転車みたいにチューブが入っていた。これに自転車と同じようなパッチを貼り付けてパンク修理していた。

でもチューブなのでパンクするとあっという間に空気が全量抜けてしま特に高速道路などで危ない。

 

もう一つの欠点はこのリング空気充填中に外れる事故が多いことだ。膨らんだタイヤによって押し付けられて固定される仕組みなので完全に充填されると安全だが、遷移状態の充填中が危ない。

トラックタイヤ乗用車の4倍近い空気圧を入れるのでこれがはじけてリングが飛んで人間に当たると大抵は死亡事故になる。

その事故態様凄惨で、頭にリングが当たる事が多いので、顔をショットガンで撃ったような、或いはキルビルルーシーリューの最期みたいに頭部が切断されて脳がまき散らされるという状況になる。

そんな死亡事故が毎年コンスタントに2件/年程度起きていた。

から充填時にはホイールの穴にタイヤレバーを突っ込んで(絡ませて速度を減衰させる)人は遠くに離れるというのが鉄則だった。

 

アルミホイールタイヤチャンジャ必須になる代わりにこういう欠点が無くなるが、問題もある。

乗用車ホイールもそうだが、ホイールハブ/ドラムの当たり面というのは平らになっていない。リブがあって凹んでる所を作ってある。

一見摩擦力が減りそうだが、これは皿の裏側と同じで、真っ平らだと座りが安定しない。ちょっとでも歪みがあると、一番高いところ以外が接触出来なくなるからで、逆に摩擦力が大きく減ってしまう。

その為に、ハブ/ドラムの方に円状に溝が彫ってある。皿の裏側の円状の足が二重になったような出っ張りがホイール接触する様になっている。

からホイールナットで締め付けた時にはそのナットの向こうのホイールの裏側というのは宙に浮いてる。力はその周囲の円状出っ張りに分散して掛かってるわけだ。

 

ところでアルミというのは鉄よりも柔らかい金属だ。だから長年鉄のドラム押し付けられて巨大な車重がかかった状態グリグリされ続けているとアルミの方が凹んでしまう。

まり定期的に増し締めをしてやらないとこの凹みの分だけ締め付けが甘くなるのだ。

 

更にこのホイールが入れ替えされるとどうなるか。

もとのドラムの当たり面ピッタリで凹んでいるから、他のドラムには「癖が合わない」可能性がある。

その場合接触面が小さすぎて摩擦力が十分稼げないって事になる。

摩擦力が足りない=ボルトを切断する力になるって事だ。または接触面が小さすぎ=直ぐに凹んであっという間に緩むって事である

ナット座ぐりの変更

乗用車タイヤを外した事ある人は気が付いているだろうが、乗用車ホイールナットというのはホイールに当たる所がクサビ形になっている。当然ホイール側の穴も逆クサビ型に角度がついている。

クサビ形にすると以下の利点がある。

 

1.締め込むとセンターが出る

 クサビが真ん中に滑りこむ為にホイールのズレが自然に解消される

2.緩みにくい

 クサビを打ち込んだ形になるので緩むときには打ち込まれて巨大な摩擦力が掛かっているクサビ座面を横に滑らすという無体な力が必要になる。ホイールナットを緩める時には「ギュッ!」「ギッ!」というような軋み音が出るのはこの為だ。

因みに乗用車ホイールナットのクサビ形状には1.ホンダの球面形状と2.それ以外の単純クサビ型という二つがあるので注意だ。

ホンダにそれ以外のナット、その逆の組み合わせをやると緩んで事故になってしまうのだな。

 

JIS時代トラックホンダと同じ球面座ぐりを使っていた。

だがISOでは普通ナットと同じ平面で押し付け形式なのだ。つまりクサビ効果による緩み止めが期待できないのだ。

ダブルタイヤの固定方法の変更

トラックの後ろタイヤダブルになっているが、JIS時代には2本の特殊ボルトを組み合わせていた。

まず、ハブから短いボルトが生えている。これにインナーナットという特殊ナットねじ込む。この特殊ナットの根元には先の球面座金ナットの先端部だけが付いている部分がある。「インナーナット」で画像検索してもらった方が判り易い。

この座金が内側のホイールを固定する。そして外ホイールの座ぐりに隠れるのだ。だからホイールは2つの部分で固定される。

1つがこのインナーボルトの座金。もう一つが外ホイールの当たり面全体だ。

このインナーボルトに外ホイールをひっかけてからホイールナットで締め上げる。

 

この構造だともし外ホイールナットが緩んでも内ホイールインナーボルトの座金が押してるから安全だ。

更にナット緩み→摩擦力減衰→ボルトにせん断力→折れという機序を示したが、隣に同じ高さのタイヤがあったら最後のせん断力もかなり緩くなる。つまりナットが緩んでも折れるには至り難い訳。

 

一方欠点もあって、ハブから生えている親ボルトインナーボルトが被さる厚みの分だけ細くせざる得ないからそこが弱くなるっていうのはる。

 

ISO方式ではこれをハブから生えている長いボルト一本にしてしまった。だからナットの緩みは致命的で、内ホイールも外ホイールも一緒に緩んでしまう。

その後は摩擦力減衰→ボルトにせん断力→折れという機序だ。最後のせん断力を最小化させていた「隣の同じ高さのタイヤ」というフェイルセーフが無い構造なのだ

混ぜるな危険

ここまで読んで来たら「役者多すぎじゃね?」と気付いた方も多いかと思う。即ち、

 

1.JIS規格鉄チンのハブホイールボルトナット

2.JIS規格アルミハブホイールボルトナット

3.ISO規格鉄チンのハブホイールボルトナット

4.ISO規格アルミハブホイールボルトナット

 

こんだけある。JIS時代特に2000年まではJIS規格鉄チンのハブホイールボルトナットだけだったのだ。

この中には組み合わせNGのものが多数ある。例えば鉄チン用ボルトアルミホイールを合わせた場合アルミは厚いのでボルトの長さが足りなくなる。ネジが掛かる部分が足りなくなる。

またISOホイールJISナットを組み合わせると球面座金+平面となって接触面積が減って緩んでしまう。

そして運送会社は同じ車両をまとめて購入するのでホイールナットを使いまわすのだ。

要するちゃんと規格ごとに分けて管理してないとヤバいという事だ。

 

東北以北+冬に事故が集中というのはここに問題を感じるのである寒い地域では冬にはスタドレスに換えて、減りやすいので春には戻すのだ。一台ずつやるとめんどくせえのでストックしたホイールに冬用タイヤを付けておき、ホイールタイヤ交換していくって方式なのだ

混ぜて使ってないか?と。そのホイールって昔のトラックで使ってたやつじゃないの?と。

 

因みにJISホイールISOホイールではボルト穴の並ぶ直径(PCDという)がちょっとだけ違って「付くが付かない(付けちゃダメ)」という状態であり、どこまでややこしいんだと言う外無い。

 

トルク管理シビアになった模様

ホイールナットはトルクレンチという測定器具を使って適正トルクで締めることになっているがJIS時代には誰も守っていなかった。スピナハンドルに鉄パイプ延長しておもいきり、とかインパクトレンチF1ピットインとかで使ってる空気式打撃レンチ)で締めてお仕舞だ。増田もトルクレンチで締めた事無かった。何しろ3/4のトルクレンチって10万以上するんでな。

でも以上のように安全マージンになってた部分が無くなっちゃったので昔の考えでやってると事故になるって事だろう。

国交省ちゃん仕事して

国交省はこの事故群に対して「左側は路面が傾きのせいで力が掛かり」とか間抜けな事を言っていてマスコミはそれを鵜呑みにして報道しているのだが、上で書いたような事を全然考慮していない。

現業スーツ組の間の障壁が大きいんじゃね?JIS時代の規格が決まっていった経緯とか忘れてる気配だ。

から事故が起きた営業者い対して

ホイールナットを混ぜて使っていないか調査した

インパクトを使って馬鹿力で締めればどうなのか調べた

JIS時代ISO方式車両の違いは逆ネジ以外に認識しているか調査した

っていうような事が全然出て来ないのでイライラする。

マスコミ整備士の若手不足を指摘するのだが、その高齢化した整備士が昔の感覚のままでいる可能性にも目を向けないといけない。

更にタイヤの交換なんて運送会社じゃ自分らでやってしまもので、そこで古い規格品の使いまわしされてないか、整備する無資格の人らの意識更新がされているかにも目を向けないといかんだろう。

医師不足解決策は、金以外にもある

医師業務が集中しすぎなのを解消すればいいので

保険薬局で薬出せるようにすればいい

なぜいつも薬をもらうためだけに病院に行き、診療代をはらって薬をもらわないといけないんだ?

医師権限分散させればいいじゃないか

ドイツではかかりつけ薬局があって一定の処方権があるというぞ

日本もそうすればいい

anond:20220126140251

漫画統合ブックマークアプリってないよな

アホかと

作れよ

好きな漫画ブクマしといて、更新されたら通知来るようにしろ

んで、好きな漫画家とかも登録出来て、その漫画家の過去作品おすすめに出てくるようにする

人それぞれ好きなジャンルがあるんだから、それを出てくるようにする

色んなサイトやらアプリやらに分散してて

全部登録すんの面倒なんだよ

早く作れよゴミカスども

お前らプログラミング記事いつもブクマしてるだろ

それは単なるお飾りか?単なるワナビーか?

2022-01-25

暗号資産を積み立てるのってバカかな?

現状の積み立てはこんな感じ

と言った感じで、まぁまだ30代で若いので自社株や株関係多めでリスク高めだけどそこそこ分散しているつもり

最近ちょうど三井住友クレカ積立を始めたが、まだ積立NISAしか使っておらず月5万円MAXに対して17000円くらい余裕がある

まぁ年齢の割にそこそこバランス取ってるつもりだから、その17000円のうち一部は面白半分でビットコインかに積み立てても良いかな、って思ってるんだけど、ビットコインの積立ってどうなの?

ビットコインって一気にドカンと買ってチャート見て一喜一憂してる人達ばっかだけど、無感情で黙々と積み立ててる人とかいる?

というか、暗号資産以外にもおすすめの積立商品や、やめとけってヤツがあったら教えてください

他気になる積立

2022-01-23

anond:20220123133115

それは最初から巨大なバックエンドだったんじゃなくて、この20年でコツコツバックエンドとか分散配信とかの課題解決してきたんでしょ?

からそれが日本人にはできないんだよ。

anond:20220123132836

それは最初から巨大なバックエンドだったんじゃなくて、この20年でコツコツバックエンドとか分散配信とかの課題解決してきたんでしょ?

それも技術的にめちゃくちゃ高度かっていうとそうじゃないよな。結局日本会社部署移動しながら昇格していくサラリーマン

担当していてはでっかいルール決めで勝ち残れないっていう要素があるような気がします。

2022-01-21

東京住宅補助やめて、地方は補助ありにしたら、地方分散加速する?

タイトル以外でもいいのだけど、地方へのインセンティブどうするかって話。

東京は補助なしでもお金持っている人が住めばいい。

東京だけ最低賃金を凄い上げて、それを払えない儲かってない企業移転を後押しするとか。

地方自然が豊かのが売りっていうけど、アンケートでは多くの人が答えていても、それで移住するわけじゃない。


東京じゃできないことってのが必要よね。

住宅面積増やすのがいいと思うのだけどどうだろう。


楽器を吹いても問題ない防音室、

大音量、大画面で見えるシアタールームが持てる、

2mくらいの大きなキャンパスに絵をかけるスペースがある

書斎が持てる

とか、そういう所じゃない?

anond:20220121075307

はいつも使う鞄と車の中にも分散させてマスク用意してるw

プロ殺し屋が逃走ルート拳銃を隠してるイメージ(笑)

2022-01-19

日本って、海外への発信能力は上がらず、海外から問題リスクばかり輸入して、振り回されてばかり

日本ってネット海外に対して上手く使えてない。

毎日世界のどこかで起こっている問題議論対象となって、直接関係ない人達ばかりが議論している。

直接関係いから好き放題に言えるし、深いことは知らないか感情論とか他人感情を煽るとかばかりで、仕組みを組み替えたりもできない。

国内法も詳しくなく、国際法も詳しくないし、堅い長文も読めない。


日本全体としてネットを上手く使えなかったんだろうな。

海外から外貨獲得できるようにネット使えてない。

YouTubeアマゾンのようにお金渡して勝手営業してくれる人を社外に増やすわけでもない。

暗号通貨やNFTで、分散型とか言っているが、開発なりプラットフォーム持っている特定団体に振り回されるのには自ら積極的に関与していく。

次はこれが流行るってのも、日本からは発信もできない。

勝手コピーされて広まるものばかり。海外からすりゃ日本ネット見て持ってくるだけで売れる物が沢山あるってことになって都合がいいんだろうけどさ。

2022-01-18

今思い出すと奇妙な体験

ついさっきまで会社パソコンを破棄するためにHDD物理破壊する作業をしていて、ふと、自分の身に起こった都市伝説みたいな話を思い出した。

もう15年以上は前の話だ。

重要データはいっているHDDが突如として壊れた。

その頃はミラーリングなんて知識もなかったので、HDD単独で保存していたのだ。

なんとかしようと色々と試みるも、シーク音となにかに引っかかるような金属音が繰り返されるだけだった。

ガガ、、、ガガガガ、、、ジジ、カツーン、、、、ガガ、、、、ガガガガ、、、ジジ、カツーン、、、、ガガ、、、ガガガガ、、、ジジ、カツーン、、、、

この、カツーンという音が聞こえたとき絶望感は、ある程度パソコンを使ってきた人なら理解してもらえるはずだ。

とりあえず無料で使える復元ソフトを試してみたが、どれを試しても当然のように読み込み途中でエラー終了してしまう。

もう自分の力ではどうにもならないと思い、インターネットからデータ復旧サービス検索してみることにした。

出てくるのは修理専門企業が行う専門的ながら高額な修理サービスばかりだが、流石にノータイムで数十万円を支払えるような用意はない。

預かるだけ預かって、何もせずに「直りませんでした」で数万円を請求されるような詐欺まがいなサービスがあることも知っていたので、まずはできるだけ実店舗があって、具体的な成功例を挙げている個人経営サイトに絞って電話をかけてみることにした。

1軒目は症状を説明すると有償で預かってみるものの復旧は難しいだろうという返答。

2軒めはつながらず。

3軒目、4軒目とかけてみるが、やはり同様の返答。

個人経営では物理的な故障による修理は難しいのだろうか。

諦めて大手企業サイトでもできるだけ安価で信用できそうなサービス検索し始める。

すると突然電話がなった。

電話に出ると、こちらが応対の言葉を言い終わるよりも先に、おっさんのだみ声が響いた。

あんた、電話した?ハードディスク壊れたんだろ?」

なんだこいつと思いつつ、ナンバーディスプレイを見ると2軒目にかけたところからだということがわかった。

面食らいながらも「あぁ、そうです。かけました。壊れてしまって。」と藁にもすがる思いで答える。

するとまた少し食い気味な感じでおっさんが喋り始める。

「症状は?音は聞けるか?ジジジ、カツーンって感じで同じ音が繰り返されるか?」

まさにその通りだと答える。

「なら無理だ。それは直らない。色々な企業が復旧を謳ってると思うが、あれは全部詐欺だ。間違っても申し込んじゃ駄目だ。」

面食らっているとさら言葉を続ける。

「変な電話だと思っているだろうけど、お前みたいなやつが騙されないために、俺はあのホームページを立ち上げている。だからすぐに掛け直した。」

やばい野郎だなと思いつつも、詐欺が多いことも知っていたので、とりあえず聞いてみることにする。

すると、今がどういった症状での故障で、それがなぜ直らないか、それをわかった上でどういう詐欺が行われているか、そういうことを細かく説明し始めた。

しゃべりかたや態度は胡散臭いながらも一様に説得力があった。

何より、終始怒っているような口調に、被害者救済よりも加害者に対する強い非難が感じられるような気がしたのだ。

こちらが納得した様子を感じたのか、口調が急に柔らかくなる。

データが取り出せないことで焦る気持ちはわかる。一応できることを今からうからメモしろ。」

そう言われて、すでに試したことを含めてお金のかからない方法でのデータ救済方法指南された。

「それで駄目なら諦めろ。検索で引っかかるような企業に頼むことを止めはしないが、金の無駄からやめておけ。」

それだけいうと、こちらがお礼でも言おうと息をすったところでおっさん電話を切った。

まるで狐にでもつまれたようだった。

しかし、これで企業への依頼を止めたところでおっさんに何か金銭的なメリットがあるわけでもない。

そう考えると、人の弱みにつけ込んで詐欺を働こうとする企業に対する憤りがおっさん原動力になっていることに矛盾は感じられなかった。

教えてもらったことを試してみたが結局データ復旧はできなかった。

データ消失の損失は少なくないが、更に数十万円を直る見込みのない修理サービスにつっこむ気にはもはやなれなかった。

なにせ古い記憶なので細かいところに記憶違いがあるかも知れない。

ただ、このとき助けられたのは事実だと思いたい。

おっさんの話し方を聞くと、おそらくそこに電話がかかってくる度に同じ対応をしていたのだと思うのだけど、似たような人に相談したことあるって人はいないだろうか。

もしくは本人が見ていたらあらためてお礼を言いたい。

その後もHDDは何度となく壊れた。

でも、それまではどこか壊れても直るだろうと甘い考えがあったが、これをきっかけにデータの保存方法見直し重要度に応じたRaidミラーリングクラウドへの分散バックアップ事業継続性を維持できるようになった。

HDD故障に対するリスクを正しく認識できるようになったのは、他でもないこのおっさんのおかげである

あのとき、わざわざ折返してまで電話をかけてきてくれてありがとうございました。

2022-01-17

推しを嫌いになりそう

わたし推し配信者です。

賢くて、話が上手で、優しくて、面白くて、ファン思いで、嫌いな人もアンチ全然いなくて、推しと関わった人のファンにも好かれるような人です。

推しを嫌いになりそうなわたしから見ても思うことです。

良いところがこんなにスラスラ出てくるのに、嫌いになってしまいそうなのです。

きっかけは些細なことでした。わたし以外はきっとなんとも思っていないようなことです。それが少しずつ積み重なって、好きという気持ちに何かが引っかかるようになりました。

推しにのめり込みすぎたんだ、推しだってわざとじゃないんだ、わたしが神経質なだけなんだと言い聞かせました。

このままだと精神衛生上良くないので、推しから少し離れることを考えるようになりました。推しを嫌いにならないように、推しに夢中にならないように、気持ち分散させようと思いました。

好きな本を読んだり、音楽を聞いたり、テレビを見たり、新しく推しを作ろうとしたり、自分のペースで自分の好きなもの、知らなかったもの、色々なものに触れました。

そんな日々を過ごしていると、推しへの気持ちも落ち着いてきたかな?と感じられるようになりました。

12月24日のことでした。

もう気持ち的には大丈夫だろうと思ったし、イブ配信してくれるんだし、せっかくだし推し配信を見ようと思いました。

それでも少し怖かったので、時間が合ったら、見れたらラッキー程度の気持ちでいようと心がけていました。

21時頃仕事から帰ってきましたが、まだ配信はしていませんでした。

風呂に入って、ご飯を食べて、洗濯物を畳んでと日常生活を送って、暇になったとき携帯を見てみましたが、まだ配信はありませんでした。

23時45分、まだ配信はありませんでした。

0時を過ぎてから配信日変更のお知らせを受けました。

自衛して気持ちにフタをしていたのに、ショックを受けてしまいました。

推しにとってファン時間ってどうでも良いんだ、その日のうちに一言ツイッターで呟くことも出来ないんだと、思いたくないのにネガティブで黒い気持ちけが溢れてしまいました。

やりきれない気持ちはおさまらず、涙が溢れてきました。

でも、きっとこんなことを思っているのはファンの中でわたしだけです。

推しは良い人でみんなに好かれているから。

アイドルでもないし、ガチ恋営業もしていません。

少し抜けているところもありますが、それを含めてファンに愛されているし、わたし自身そういうところも人間らしくて好きでした。

求める自分が悪いとわかっていました。

わたしみたいなファンが厄介と言われるんだろうと怖くなりました。

こんなファン推しにいることが怖くなりました。

みんなに好かれている推しのことを、小さなことで嫌いになりそうな自分人間性に嫌気がさしました。

自分が嫌いになりました。

分散化の時代?笑わせるな

分散化の時代だ!と歌っている方々がどこかの界隈に居ります分散時代は「過去既に来ています」。

古くは、封権主義貴族平民時代から共和主義が広まることにより参政権人権を得られた。

これは「貴族」が持って居た権限の「分散化」である

他にも、日本では平民でも金持ち男性けが参政権を持てた時代があった。

そこから20歳以上」が参政権を持てるようになったのも「分散化」である

現在では「18歳以上」となったのも「分散化」でとなる。

世界はよりよくなったかね?

物質的には豊かになったが争いも起きるしよりよくなった部分とよりよくなっていない部分がある。

まぁ光と影関係からどうしたって仕方が無い。

大前提として間違ってしま大勢民衆がいるのは民主主義コストとしてどうしようもない部分であり民主主義の影である

根本的に、「全ての選択を間違わない正しい選択」を行えるのであれば政治なんて独裁制の方が綺麗に回ります

某国のような独裁制ばかりを考えると間違ってるんですが、実際問題自分生活がよりよく暮らせるのであれば

独裁の方が権利について余計な事考えなくって良いから楽でしょ?

分散化が進められるのは別に悪いことではないし、ある意味では正しい。

その意味とは「全ての人間が賢く自らが与えられた権利」について考えてよりよい道を選ぼうとする場合だけ。

なので、全能なる一人に全ての責任を持たせてしま独裁制の方が「間違う可能性が一人」になるので楽でしょ。

現在世界では権利については「影響から知らんよ」とかインフルエンサーがいってるから・・・って流されて思考しない。

本当に何故その法律が作られるのか?を考えないし背景を調べない。

イギリスでのEU離脱でもそうだ、現在日本規制についても「日本規制だらけだ!」と叫ぶが本当かどうか考えた?

全能なる独裁として分散化しているクラウドは「実装された通りに動く」から間違わないので時折発生する障害けがリスクとなる「分散化」されている。

政治とか規制について分散化の時代だ!って叫んでる奴はそれによって得られる利益があるからであって

別に一般ピープルのこと考えてるわけじゃないからよく考えた方が良いよ

通貨発行権とかが何故国に一元化されているのか?ってよく考えた方が良い

2022-01-16

共通テスト

地理苫小牧の正解がオンデマンドバスなのはどうなの?

10年前ならそれでよかったかもだけど

市街地空洞化はもう住人が老人ホームに入ったり

相続放置されたり地権が複雑化して利活用もままならない段階でしょ?

耐震基準も満たさな家屋や消火活動も困難な旧市街地を維持したり

住人を取りまとめて再開発できる余裕のある自治体はほぼない

温室効果ガス削減」というキーワードで「大型駐車場を備えた」イオン排除しようという意図だろうけど

君ら新聞読んでないでしょ?

いつまでクルマガソリン車の時代なんだ?

イオン、家庭の余剰再エネをEV店舗放電 脱炭素支援サービスを強化

https://www.kankyo-business.jp/news/028852.php

高齢者階段上り下りの要らないエレベータのあるマンションや徒歩1分でお買い物できるほうがQOLが高いという結果が出ている

郊外市役所支所と災害拠点となる市民ホールを備えたイオン

イオンを取り囲む大規模マンション群でコンパクトシティ自立分散グリッドスマートコミュニティ

これしかないと思う

よって正解は1

2022-01-15

奈良自動車整備工場デジタルプラットフォーマーへと舵を切る─ファーストグループの挑戦


2022年1月14日(金)奥平 等(ITジャーナリスト/コンセプト・プランナー

リスト

地方発中小企業からグローバルなデジタルプラットフォーマーへ──決して荒唐無稽な話ではない。すでにシリーズAによる資金調達を果たし、上場へ向けて確かな歩みを続ける企業がある。1960年奈良県天理市自動車整備工場として創業したファーストグループである現在天理市東京都渋谷区本社を置き、自らの事業を「グローバルカーライフテックサービス」と位置づけ、全国の自動車整備工場SaaSマーケティングサービス提供している。本稿では、地方自動車整備工場デジタルトランスフォーメーション(DX)に挑む同社のビジョンと打ち手に迫ってみたい。

オートアフターマーケット市場ポテンシャルを信じた

 自動車販売の「オートアフターマーケット」と聞くと、脇役的なイメージがあるかもしれない。だが実のところ、各種の市場調査データからファーストグループが算出した市場規模は下記のとおりで、自動車整備市場だけで実に5兆5000億円に達している(図1)。また、国内外300社以上が出展する国際展示会が開催されるなど、グローバルでも確固たる市場が築かれている。

図1:オートアフターマーケット市場規模(出典:ファーストグループ自動車年鑑2019、自販連、自軽協統計資料平成30年整備振興会整備白書を基に調査

 一方、矢野経済研究所2021年3月に発表した調査によると、2020年国内自動車アフターマーケット市場規模は19兆14億円。ここには「中古車(小売、輸出、買い取り、オークション)」「自動車賃貸リースレンタカーカーシェアリング)」「部品・用品(カー用品、補修部品リサイクル部品)」「整備(整備、整備機器)」「その他関連サービス自動車保険ロードサービス)」の5事業が含まれている。

 前年比1.8%減と2年連続で微減しているものの、2019年10月消費税増税2020年2月顕在化した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大をもろに受けて新車販売台数が前年比11.5%減(日本自動車販売協会連合会の発表)と大幅に落ち込んだことと比較すると、マイナス幅は小さいと言える。

 ファーストグループ 代表取締役社長の藤堂高明氏(写真1)は、「実はオートアフターマーケット、とりわけ自動車整備市場リーマンショックギリシャショック、そして今回のコロナ禍においても大きな影響を受けなかった不況に強い産業なのです」として、その理由を次のように話す。

写真2:ファーストグループ 代表取締役社長の藤堂高明氏(出典:ファーストグループ

 「理由は大きく3つあります。最も大きいのが、道路運送車両法に定められた車検自動車継続検査)があること。自動車の所有者は半ば強制的に整備工場に足を運ぶこととなります。次に、定期点検オイル交換などに代表される定期接触必須ビジネスであること。そして、サービス供給側と利用側の情報格差が大きく、供給側主導のビジネスとなっていることです」

 こうして、オートアフターマーケット不況に強いビジネスではあるが、年々飛躍的な成長を遂げているかというと、残念ながらそうではない。その背景に、従業員が少ない小規模な工場地方分散しているというこの市場形態がある。ディーラー系を除いた小規模な自動車整備工場は全国に約5万7000も事業所があるが、メカニックエンジニア経営後継者の不足などに悩まされ、ここ数年は減少傾向に転じているという。

 また、ガソリンスタンド付加価値提供を目指したサービスステーションにシフトしていること、整備入庫を包含したビジネスモデルへの再編を狙うメーカーディーラーをはじめとする異業種の囲い込みなど、厳しい外的環境にもさらされている。

 それでも、藤堂氏はこの市場ポテンシャルに注目する。「全国に約5万7000事業所。この数って、実はコンビニエンスストアの出店数に匹敵します。さらに、ディーラー系を含めると9万事業所を超えるわけですからコンビニが出店のために費やしてきたコストや労力を考えれば、こんな魅力的な業界は他にないのではないでしょうか」(藤堂氏)

 「同時に、これは私の試算にすぎませんが、日本8000万台あると言われている自動車登録台数からの換算で、その資産価値総額は約200兆円に上ります。商圏を2~5kmに絞り、1事業所あたり1000人の顧客がいたとして、1台あたり100万円としても10億円規模の資産を預かるビジネスとなるわけです。自社の課題を克服して、ラストワンマイルの発想で、いわゆる自動車整備工場から脱却して、1人ひとりのカーライフを支えるビジネスパートナーとしての地位を担えれば、大きな飛躍があると確信しています」(同氏)

バリューチェーンの創出に注力し、年商を30倍に

 ファーストグループが掲げるミッションは「カーライフ革命で人々に喜びと感動を」、企業ビジョンは「GLOBAL No.1 CAR LIFE TECH COMPANY─世界の人々から最も必要とされるカーライフカンパニーへ─」である

 この壮大なミッションビジョンに辿り着くまでに、ファーストグループは実際にどのような手法プロセスで自社の変革を進めてきたのであろうか。藤堂氏は、同社が決して特別存在ではなかったことを物語エピソードとして、「父から引き継いだ段階で毎年7000万円の赤字を垂れ流していた企業だった」と振り返る。その歴史と変遷をたどってみよう。

 2007年、先代社長他界きっかけにMBO(Management Buyout)により事業を取得、2代目を継承した藤堂氏は先頭に立ってマーケティング指向経営管理手法企業再生に着手、翌年には黒字転換を達成する。成長への第1ステップは、自らが培ったその再生モデル武器に、「同様の課題に直面している全国の自動車整備工場を元気にする」(同氏)ことにあった。

 それは、いわゆる買収・再生モデルの横展開だが、実際にはそこにも紆余曲折があり、2つの段階を踏まえて、進化と深化を図っていった。①資産負債のすべてを原則譲り受けるM&Aモデル、②事業のみ譲渡を受け、土地建物賃貸借して継続させる賃貸モデル。この2段階のプロセス実践した14年間で、ファーストグループ年商1.5億円を約30倍の50億円に拡大したという。

 具体的な打ち手はバリューチェーンの創出だ。ファーストグループが特化しようとするカーライフにまつわるマーケットは、①車検をはじめとするメンテナンス領域、②更新が見込まれ保険領域、③カーライフのサイクルを最適化する車両販売領域、④万が一の事故に備えた各種サービス領域に大別される(図2)。

図2:カーライフマーケットにおけるバリューチェーン(出典:ファーストグループ

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 しかしながら、これまでの自動車整備工場はその一端となるメンテナンス領域のみで、事業の維持に努めてきた。つまり顧客とのライフタイムバリューを最大化するチャンスを逃してきたのである。そこで、藤堂氏は、同社が買収・再生を手がけてきた自動車整備工場に対し、徹底的にバリューチェーンの創出に注力した。

 藤堂氏は、カーライフにまつわるサービスが多岐にわたることを、同氏のシミュレーションを示して力説する。「18歳で初めて免許を取得した若者が生涯にわたってクルマにかける費用は最低でも1600万円。高級車に乗られる方はその何倍ものコストを費やすことになるはずです」(同氏)

 藤堂氏によると、これまでの自動車整備工場車検や修理に依存した事業形態から抜け出すことができず、カーライフの起点とも言えるクルマ販売にはあまり積極的ではなく、むしろ苦手としていました。

 「ところが、その壁をクリアさえすれば、バリューチェーン簡単に創出できるのです。車両販売を手がけて成果を上げれば、自らのメンテナンス領域仕事も増えて安定します。さら販売時に必要となる保険やさまざまなサービス包含して提供する窓口にもなれば、さまざまな異業種の人たちとの接点が生まれエコシステム形成されます。つまりバリューチェーンによって、LTVの最大化と事業ポートフォリオ変革を同時に成し遂げられるというわけです」(藤堂氏)

 ファーストグループ自身が先陣を切って、このバリューチェーン創造エコシステム構築に取り組んだ。すると、瞬く間に車検の年間受注件数が急増し、奈良県内では断トツの年間1万件を超えるまでになったという。メーカーディーラーが何十年もかかって達成した件数を、ごく短期間で凌駕するまでになったのだ。年商は1.5億円から現在では実に30倍の50億円に達している。

2022-01-12

国会議事堂が一つしかないんだからそりゃ一極集中しますわな

あと2つ近畿名古屋に作ってしまえば1年おきに持ち回りになり大企業も3エリア分散できるんだろう

2022-01-11

anond:20220110100537

合併しても実質居住する人が分散してたら意味ないんだよな。

インフラ整備からの除外(電気水道治安教育福祉…およそ道路以外の全て)な地域を拡大する以外、コストダウン意味がない。

そういう地域は、自力でなんとか出来る人だけ住んでよし、って感じにならないと、面倒を見るエリアが増えるだけ。

逃げたい

母が近くに越してこようとしている。

高い工賃だして終の棲みかは別に建てたんじゃないんか!そういうところが嫌なんだ。ひとところにおってくれよ。家何棟建てるねん

こちとら幼児2人かかえて在宅仕事も抱えてんだよー

まだ父も現役で健在なのに正直来てほしくない。

会えないと泣き落としてTwitter愚痴る60代。加工済み顔出しお婆ちゃんフォロワーには40代だと思われてると喜ぶ還暦過ぎの我が母。ため息が出る。

こんな時他に兄弟がいたら負担分散されたかな。

母いい加減子離れしてくれー最近TwitterにはまってるからTwitterのお仲間に愚痴ってくれよー

やれフォロワー増えただのいいね貰えただのいうてるやんけ。

私は年取っても子ども生き甲斐には絶対しない。

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