賢くて、話が上手で、優しくて、面白くて、ファン思いで、嫌いな人もアンチも全然いなくて、推しと関わった人のファンにも好かれるような人です。
良いところがこんなにスラスラ出てくるのに、嫌いになってしまいそうなのです。
きっかけは些細なことでした。わたし以外はきっとなんとも思っていないようなことです。それが少しずつ積み重なって、好きという気持ちに何かが引っかかるようになりました。
推しにのめり込みすぎたんだ、推しだってわざとじゃないんだ、わたしが神経質なだけなんだと言い聞かせました。
このままだと精神衛生上良くないので、推しから少し離れることを考えるようになりました。推しを嫌いにならないように、推しに夢中にならないように、気持ちを分散させようと思いました。
好きな本を読んだり、音楽を聞いたり、テレビを見たり、新しく推しを作ろうとしたり、自分のペースで自分の好きなもの、知らなかったもの、色々なものに触れました。
そんな日々を過ごしていると、推しへの気持ちも落ち着いてきたかな?と感じられるようになりました。
12月24日のことでした。
もう気持ち的には大丈夫だろうと思ったし、イブに配信してくれるんだし、せっかくだし推しの配信を見ようと思いました。
それでも少し怖かったので、時間が合ったら、見れたらラッキー程度の気持ちでいようと心がけていました。
21時頃仕事から帰ってきましたが、まだ配信はしていませんでした。
お風呂に入って、ご飯を食べて、洗濯物を畳んでと日常生活を送って、暇になったときに携帯を見てみましたが、まだ配信はありませんでした。
自衛して気持ちにフタをしていたのに、ショックを受けてしまいました。
推しにとってファンの時間ってどうでも良いんだ、その日のうちに一言もツイッターで呟くことも出来ないんだと、思いたくないのにネガティブで黒い気持ちだけが溢れてしまいました。
でも、きっとこんなことを思っているのはファンの中でわたしだけです。
少し抜けているところもありますが、それを含めてファンに愛されているし、わたし自身そういうところも人間らしくて好きでした。
求める自分が悪いとわかっていました。
わたしみたいなファンが厄介と言われるんだろうと怖くなりました。
みんなに好かれている推しのことを、小さなことで嫌いになりそうな自分の人間性に嫌気がさしました。
自分が嫌いになりました。
チキン冷めちゃった
そうかもしれない
なげえ
ごめん