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はてなキーワード: ユニセックスとは

2020-11-06

anond:20201106185136

ユニセックス(男女共通)を目指すのではなく、男性女性立場尊重しつつ、平等を目指すのがリベラルらしいよ。

2020-10-16

流行は繰り返されるとは言うけれど

ファッションの話です。

近年は特に90年代ブランドが盛り上がってて、新興ブランドもシルエットや色使いで90年代意識してるんだろうなーってすごく感じた。

で、何年周期かで流行が一巡するってよく言うけど、それってつまり次に来るのは00年代10年代ってことだよね。エビちゃんもえちゃん代表するコンサバOLファッション

これもリバイバルブームがくると思いますか?ジェンダレスユニセックスな風潮が浸透してきた今、あそこまでガッツリ戻るとは全然思えないんだけど、そうなるのかな〜。

2020-08-26

ユニセックス日傘もっと増えるといいよね

可愛いのもいいけど、可愛いのがいい日ばっかりじゃないし。

ビニール傘ぐらい気軽に持てたらいいのにな

台湾かどこかの銀色日差しを防ぐことに全振りした感じのとかよかった

2020-08-07

引きこもり三十路女が髪を40cmセルフカットしたメモ

三十路女。鬱を患い休職中。一人暮らし

休職に入った直後からコロナが猛威を奮いだしたこともあり、外出は月2回の通院と、週1でゴミ出しと郵便物確認程度。

買い物はネットスーパーAmazonでほぼ済むし、健康だった頃に趣味だったライブコロナで全部なくなってしまった。

理由があれば外出できないことはないが、おそらく世間一般でいう引きこもり認定は免れなさそうな状態

そんな人生ほぼ詰み女が胸下まであった髪を肩上まで40cmほどセルフカットしたので、メモに残しておく。

 

セルフカットを決意した経緯

物心ついた頃からずっとロングで、健康だった頃は2~3ヶ月に一度は2万近くかけてサロンに通い、毎日ケアにも気を使っていた。

ただ病んで貯金を切り崩す生活に入ってから必要最低限以外の出費は控えたかったし、今はコロナで知り合いや推しに会う機会もないので至急で身なりを整える必要もなく。

そんな状態でウダウダと美容院に行く踏ん切りがなかなかつかなくなってしまった。

 

そんな感じでまあ伸ばしておいても問題いかと伸ばし放題にしていたところ、ある日、鏡でふと自分ビジュアルを見た時に「うわ…キッツ…」と感じた。

ここから先はかしゆかしか許されない領域だと感じた。かしゆかになれなかった三十路女の髪型じゃない。

ぱっつん前髪の卒業を決意した。

それから髪が伸びるにつれて、ただでさえ重労働に近い入浴がより億劫になってしまっている悪循環にも気付いた。

後ろもばっさり肩より上に切ることを決意した。

 

ただどうしても美容院に行く踏ん切りはつかなかった。

ネット検索してもセルフカット指南男性向けの記事動画ばかりで、ロングの女性が肩の上までばっさり行く例は殆どない。

男性はまあ最悪失敗しても奥義バリカンがあるし、自分で首の後ろの髪を器用に切れるならそもそも美容院いらないしね。そりゃそうだ。

 

美容師「………これまさか自分カットされたんですか?」

もし次にサロンに行けるようになった日が来たとして、おそらく高確率怪訝な目の美容師にこう言われる。だがしかし

自分「あ~はいコロナの影響で美容院行けなかったんで…」

この言い訳ができる今はむしろチャンスなのでは????と気付く。

更に、失敗して結局サロンのお世話になった場合も、自分としては一応「外出する理由」ができるということにも気付く。

セルフカットの実績解除を決意した。

 

付け加えると、自分にとっての黄金比ぱっつんキープするため、前髪は10代の頃から殆ど自分で切っていた。

自分の髪にハサミを入れることへの抵抗感が比較的薄かった。多分これが一番大きい。

 

買ったものなど

子供が自宅カットでつけられるようなやつ。の大人用。

Amazonの「散髪ケープカテゴリから腕を通せて髪受けのついてるタイプの1,320円のものを注文。

性能的には100均でも売ってそう。知らんけど。

実際に被ってみると大人用のはユニセックス対応のせいか想像以上に威圧感がある。廊下でひっかかって散乱事故起こしかけた。

切り始めてから気付いたけど、セルフカットの時はケープマジックテープは前で留めた方がいい。

背中側で留めると後ろがまっすぐに切れているか鏡で分かりづらくなるので。

  • ハサミ

ハサミはある程度の物を使わないと死ぬ予感がしたのでAmazonの「ハサミ・すきバサミ」カテゴリからステンレス製の1,990円のものを注文。

今これ書きながら気付いたけど切れ味が良すぎたのか指も2ヶ所ほど切ってた。でも予想外にいい買い物。今後も使う。

自分は空きバサミは前髪カットの際に上手く使えた経験がなくどうにも苦手なので買わなかったけど、向いてる人は空きバサミも無理せず使うべき。

  • 大きい鏡とそこそこの大きさの手で持てる鏡

2枚以上の鏡は必須。合わせ鏡で背中側が見えないとまったく話にならない。

自分場合は姿見と大きめの鏡がもともと自宅にあったのでそれを脱衣所に運んだ。

スマホタブレットを駆使して背面鏡代わりにする人もいるらしい。すごいね

もちろん最後掃除機もかけるけど、床に数ミリ~40cmの髪が散乱する光景は案外グロい。

適度にクイックルワイパーをかけながらやった。

そういえば美容院でも使ってるところ多いね。持っててよかった。

 

出費はケープとハサミで3,310円。ここは動かせる大きい鏡を持ってるかどうかでかなり変わりそう。あと毛先を揃えるためのストレートアイロン

 

感想とか

想定よりはやや短めになってしまったものの、失敗というほどの仕上がりにはならずに済んだ。 

さっぱりして気持ちが良いし、涼しいし、心なしか気持ちも晴れやかになった気はする。

そしてシャンプーやトリートメントの量や乾かす時間が半分以下で済む。

 

ただ、たまたま積めていた前髪セルフカット経験値を想像以上にフル使用したし、それでも合わせ鏡だとかなり手元が狂うから大惨事にならなかったのは運が良かっただけな気がする。 

髪全体となると毛先の処理と全体の最終的な印象調整にかなりの集中力と運が要求される。

時間も前髪の10倍かかったので非常に消耗した。

前髪すら自分では滅多にカットした経験がないという人だとおそらく高確率でちびまる子が爆誕する。

これまで美容師さんのこの技術お金を払っていたのだなと実感した。

 

とりあえず今回は案外それなりに上手く切れてしまったので、またしばらく外出する理由がなくなってしまった。

2020-08-03

俺の姉は強かった。

俺は5人家族、3兄弟末っ子で上には兄と姉が居る。兄は絵に描いたような優秀な人で、頭のいい大学を出て新卒入社した会社でも上手くやっているので、周囲からはよく「自慢のお兄ちゃんでしょう。」と言われる事があるし、肯定している。下の2人の手本になる様な人であれという両親の言葉を苦にもせず実行する姿を俺は尊敬している。

対する姉は、そんな兄の妹とは思えない様な人で、昔から小学校中学校では「あの人の妹なのに」と言われていた様だし、俺も先生から「君はお兄ちゃんに似ていて良かった。」と言われる事が多かった。「あの人の弟とは思えないくらい真面目だね。」と言われる事すらあった。ここでは、そんな姉の話をさせて欲しい。

我が家学歴コンプレックスを持つ母とそんな母に言いなりな父に育てられ、母は俺達が幼い頃からいい大学に出て、良い会社就職するんだよ。」と教え込んでいた。兄は幼い頃からの子達よりも優秀で、褒められてばかりの少年だったので母は自慢に思っていた様で、その頃兄と同等程度の学力を発揮していた姉を小学校1年生の頃から塾に通わせ、学校の授業の範囲を先取りする形でどんどん吸収させ、兄より優秀な娘を作ろうとしていた。また、ロングヘアも可愛らしい服も似合わないと笑われた過去トラウマとしていて、それの当て付けの様に姉の髪を伸ばし、可愛らしい服を着せていた。姉はそれを従順に受け入れていたし、身内の贔屓目もあるが姉はかなりの美人であった為、幼少の頃の姉は俺にとって「可愛いお姉ちゃん」だった。

転機が訪れたのは、姉が小学校4年生、俺が小学校1年生の時だった。よく一緒にケーブルテレビ放送されていたスラムダンク兄弟3人で観ていた俺達は、3人で地元バスケチームに入りたいと両親に相談をした。

父は「スポーツを習うのは良い事だ」と賛成していたし、母もスポーツに興味を持った俺達を喜んでいたが、入部を認めて貰えたのは俺と兄の2人だけ。姉は「お姉ちゃん大事な塾があるからそんな暇無いでしょう。」と却下されてしまった。その時姉は「それもそっか、塾と被るもんね。」と笑っていたが、その後子供部屋に戻った時、ボロボロと目から涙を零して「行きたくて塾行ってる訳じゃないのに。」と泣いていた。俺はそこで初めて、姉の本心を知った。兄はそんな姉を見て「母さんを説得しようか。」と声を掛けていたが、泣きながらも姉は「いい、無駄やと思う。」と首を振っていた。

それから姉は、塾をサボる様になった。塾の時間に外に出て居るものの、友達の家で遊んでいる事を俺は知っていた。姉の友人の弟もまた、俺の友人であったからだ。でも俺はそれを両親に報告もしなかったし、姉に知っている事も言わなかった。しかし、なんだか俺は悪い事を姉と一緒に隠しているつもりになってしまって、落ち着かなかった。

からはいつも、姉が居ない事について電話が来ていたらしい。父がよく連絡を受けていたらしいが、父にも思う事はあったのか母には姉が塾をサボっている事を伝えていなかった様だった。悪い事は、父も一緒に隠していたのだと思うとなんだか安心したが、偶々その日家に居て塾からの連絡を受けてしまったのは母で、母は全てを知ってしまった。そして、帰宅した姉の髪を掴んで家の柱に顔を打ち付け、殴り、11月の寒空の下、ベランダに締め出した。姉は泣きながら「ごめんなさい、ごめんなさい」と繰り返していて、兄も俺も助けてやりたかったけど、母はそれを許さなかった。あの日、父が母を説得して家の中に入れてやるまでの3時間程度の間、俺と兄は母がトイレに行った隙にこっそり姉にカイロを渡す程度しかしてあげられなかった。

やがて、両親が離婚した。原因はまだ幼かった俺に説明は無かったが、兄と姉は知っている様だった。でも姉は「知らない方がきっとお前の為だから」と言っていたし、兄は「両親がお前には教えないと判断したなら、俺もお前には言えない。」と言っていたので、理由は知らないままであるが、兎に角離婚した。そして、俺達兄弟は父に引き取られた。母は少し離れた場所引越し、1ヶ月に1度程度会関係になった。

母の引越しが行われた日。母が出て行ったのを見送った姉は、そのまま一人部屋を得ていた兄の部屋へと向かった。俺も暇だったので何をしているのかと着いて行くと、姉は兄に「ねえ、お兄ちゃんの着れなくなった服ちょうだい。」と言い出した。「男の服だからお前が着ると変だよ。」と言う兄はそれでも、持っていてもどうせ着れないからと姉に小さくなった服をあげていた。いつか、俺が大きくなったらお下がりで貰おうと思っていた服もその中には混じっていて、姉はそれを嬉しそうに受け取るとリビングで着替えた。女の子らしい、可愛らしい服ばかりを着ていた姉が、男の子の格好をしているのにそれはそれは強烈な違和感があったし、見ていた父も何事かと首を傾げた。

次に姉は、そんな父の所へ行って「髪の毛切りに行きたい」と言い出した。父は了承すると姉に美容室代を渡して、姉は通い慣れた地元美容室へと一人で出掛けて行った。リビングでそれを見ていた俺についでと言わんばかりに父はお小遣いをくれて、「これで駄菓子屋美容室の隣にあった。)行ってお菓子買って、姉ちゃんとわけっ子して2人で帰っておいで。姉ちゃんの事待っとくんぞ。」と言った。俺は了承してウキウキ駄菓子屋自転車を走らせ、駄菓子を沢山買って店の前で姉が美容室から出て来るのを待っていた。

店の前に出て20分くらいだろうか。美容室のドアが開く音がして顔を向けると、そこには男の子の服を着て、髪をすっかり短く切った、ジャニーズ風の雰囲気髪型になった姉が立っていた。「え、そんな切ったん?」「うん、長いの嫌やったっちゃん。てか何でおるん?」と会話をしている相手は姉なのに、見たことも無い姿にやっぱりなんだか違和感があった。離婚を機に、姉は塾も辞めたらしい。「ホントはずっと塾も長い髪も嫌やったっちゃんね。男子の服の方が動きやすそうやし、かっけーしさ。」と笑った姉は、何だかいつもより楽しそうだった。

中学生になった姉は、優秀な兄と比べられるストレス、兄が優秀な分同等の価値を求められるストレスから段々とおかしくなっていった。ちょっと悪い人達と一緒に居るようになって、学校サボる様になった。髪を染めてピアスを開けて、知らない人みたいになっていった。偶に会う母と姉の関係は冷え切っていた。理想とは真逆を進み始めた姉を母は受け入れられなかった様で、居ないものとして扱うようになってしまったし、姉は「元々ね、うちと母さんは理解し合えんのよ。やけん仕方ないね。」と笑い飛ばした。結局姉はそのまま中卒で社会に出た。

俺が高校生になった頃。よく姉が仕事休みの日に家に連れて来る女の子が居た。その子と姉は休みの度に会っているようで、なんだかやけに親しげだった。

姉は俺のテスト期間や週末に休みが被ると、よくご飯に連れて行ってくれて、多少値が張る店でも俺が好きそうな飯がある店によく連れて行ってくれていた。その日は個室タイプ居酒屋ランチ営業に2人で行っていて、聞けるのはこういう時しかない、と思って俺は口を開いた。

「ねえ、姉ちゃんってレズなん?」

姉は驚いた様に目を開いて、暫く迷う素振りを見せた後静かに首を振った「違うよ、でも、最近連れて来るあの子と付き合ってんの。」そう零した姉に、俺は首を傾げた。女と付き合ってるならレズなんじゃないの?そう言おうとした俺に姉は「今からね、お前がびっくりする話すんね。でもお前にしか言わないから皆には秘密ね。」と続けた。

話によると、姉は性自認が人と少し違う人だった。でも、性同一性障害という訳でもないし、自分が女であるというのは理解している。でも、自分が女だという事に強烈な違和感があり、だからといって男なのかと聞かれればそれも違和感がある、所謂性自認がどちらでもない人」だった。後で調べた話、こういう人をどうやら「Xジェンダー」と呼ぶそうだ。

そして、姉はレズビアンではなくて、性自認がどちらでもない関係上、女も男も異性であり同性。そして、自分とは違う人達という認識で、そこに差を持たない生粋バイ・セクシャルだった。でも、男と付き合うと女である事を強く求められるけれど女と付き合うと自分のままでも受け入れてもらえるからと、女性と付き合う事が多いのだと話していた。

その頃の姉は奇抜な髪色に、耳と顔に沢山のピアス。そしてやっぱり、男性物の服を着た性別も年齢もよく分からない様な見た目をしていて、「そういう格好もわざとなん?」って聞いた。そしたら姉は「女を押し付けられたちっちゃい頃の反動。分かんない、反抗期なんかな。」と煙草を片手に笑っていた。俺は姉を「姉ちゃん」と呼ぶのを辞めた。友達みたいに、名前で呼ぶようになった。姉はそれに気付いたみたいで泣きそうに潤んだ瞳で一言「弟のくせに生意気」と言った。

そんな話から3年後。姉に珍しく彼氏が出来た。親や兄の前では特に触れてなかったが、彼氏の紹介を終えた姉は俺の部屋に来て「あんね、彼氏ね。うちの性自認理解してくれる人なん。」「女の子やなくてね、うちのままで居ていいって言ってくれたん。」と嬉しそうに笑っていたし、性自認を打ち明けられない息苦しさと、女性と付き合うことによる周囲から偏見の目に晒されていた姉の言葉に俺は夜じわじわと一人で寝る前に泣いた。幸せになって欲しかった。姉は派手な見た目と素行から誤解をされがちだったが、いっぱい我慢して来た人だった。そして、誰より優しい人だった。自分を殺してでも、周りが求める理想従順である努力を、ほんの幼い頃から出来る人だった。ふたつしか貰わなかった大好きなクッキーを、「兄ちゃんと弟にあげるから」と食べずに持って帰って来る様な姉だった。人の為に、が出来る人だった。反発の仕方が分からなくて、反骨の仕方が上手くいかなくて、すっかり周りからは「グレたヤンキーのどうしようもない娘」だと思われていたけど、俺にとっては大好きで大事で、自慢の姉だった。

社会に出るまでの道筋は兄が示してくれた。でも、人に優しくする方法は、いつだって姉が示してくれた。

半年後、姉は彼氏同棲を始めて家を出た。寂しくて、荷造りする姉の手伝いをしながら、昔話を2人でして、引越しの前はアルバムなんか俺が引っ張り出してきて、あんな事あったこんな事あったと話して2人で泣いた。随分派手な見た目になった姉は、それでもやっぱり昔のままで「うちの事受け入れてれてありがとう」と嗚咽混じりに告げた。髪が長くて可愛らしい服を着た「可愛いお姉ちゃん」は、見た目が変わってしまってもやっぱり美人で、俺にとっては「かっこいい兄弟」にランクアップしただけだった。姉は泣き腫らした顔で翌日旅立った。俺はその日、寝る前にまた一人で泣いた。

姉には幸せになって欲しかった。やっと姉が、姉のままで居られる環境に旅立てた事が自分のことの様に嬉しくて、次会った時にもっと男みたいになってて、俺よりよっぽどイケメンになってたらどうしよう。なんて再会を楽しみに思っていた。

思っていたのに。

2年後姉はボロボロ状態で帰って来た。

髪を伸ばして、派手な色もやめて、ピアスだって全て外して、綺麗めな女性の服を着て、パンプスなんか履いていた。一人称は「私」になっていた。父には「やっぱ私さ、実家が好きだわ〜!嫁に行けんでごめん!」とか言って笑い飛ばしていた姉は、荷解きをする為に戻った自室で1人で泣いていた。

「びっくりした、めちゃくちゃ女になってて。」

だって、そうしろって言われた。隣に並ぶの恥ずかしいってさ。」

嗚咽混じりに聞いた話はあまりに酷い話だった。

彼氏が姉の性自認を受け入れてくれたのなんて嘘だった。姉と付き合いたいが為に理解者のふりをしていただけで、同棲開始直後からである事を求められ、髪は伸ばし黒く染め、持っていたメンズユニセックスの服は捨てられた。一人称も、喋り方も矯正させられ、前の喋り方が出ると「気色悪い」と詰られた。

「お前みたいな厨二病メンヘラと付き合ってやってんだから」と姉に言い聞かせ、2年間ずっと都合のいい存在として消費されていたらしい姉の話は、俺の心にずっしりのしかかって来るなにかがあった。姉には幸せになって欲しかった。姉にはありのままの姿で生きていて欲しかった。泣いて帰って来てなんて欲しくなかった。

俺は財布から金を抜いて姉に渡した。「俺、お前のショートヘア大好きだったよ。かっけーもん。」

俺のお下がりの服は、体格差から姉にはかなり大きかったけど、それでも小さいサイズのものを選んで貸した。あの日から10年以上経って、姉は今度は兄ではなく俺の服を着て美容室へ向かい、長い髪の毛をすっかり短くして来た。ツーブロックまでした姉を俺はあの日と同じ様に駄菓子屋で待ちたかったけど、駄菓子屋改装して雑貨屋になっていたから、雑貨屋で姉の部屋に飾るアクセサリースタンドを買って、袋を提げて店の前で待っていた俺に姉は「お前もおっきくなったね」と笑った。やっぱり中性的な姉は美人だった。

俺は5人家族、3兄弟末っ子で上には兄と姉が居る。兄は絵に描いたような優秀な人で、頭のいい大学を出て新卒入社した会社でも上手くやっているので、周囲からはよく「自慢のお兄ちゃんでしょう。」と言われる事があるし、肯定している。下の2人の手本になる様な人であれという両親の言葉を苦にもせず実行する姿を俺は尊敬している。

対する姉は、そんな兄の妹とは思えない様な人で、昔から小学校中学校では「あの人の妹なのに」と言われていた様だし、俺も先生から「君はお兄ちゃんに似ていて良かった。」と言われる事が多かった。「あの人の弟とは思えないくらい真面目だね。」と言われる事すらあった。しかし、俺は幾らだって言いたい。俺を優しいと言うけれど、その優しさは姉から貰ったものだった。優しくて、生きづらくて、それでも決して誰かを悪く言わない強い姉だって、昔から兄と同じくらい自慢の姉だった。

2020-06-20

anond:20200620054727

真面目に考えれば、新しい形でのユニセックストイレを設置したら、結構揉めて普及なんかしてないのです。

子供トイレを作ろうとしたら、親が危ないからと、一緒に入れるよう男女トイレ子供トイレを設置していたりとか。

或いは、多目的トイレは通常、一箇所しかないので、先に入っている人がなかなか出てこないと待たなければなりません。

他にも、こないだの不倫見たく、多目的セックスやらかす馬鹿はいるし。

清掃のことだって考えなきゃなりません。あちこち作りまくってたら、清掃費用が増えますし、管理も滅茶苦茶面倒になります

 

これってね、結構難しいんですよ。

分ければ済む問題ではないんです。

ほんとに色んなことを考慮して今の公共トイレは作られています

 

真面目に答えてみました。

2020-06-17

anond:20200617174329

この現代では、引き算のデザインがかなり極致まで来ていて、「かっこいいデザイン」っていうのはデザインが無いことを意味する、と思う。

無印とか例のローソンみたいなやつ。

 

からユニセックスデザインになる。どっちのセックスの要素も引き算しきってゼロなので。

anond:20200616213738

そもそも「男っぽく、かつかっこいいデザイン」ってのが存在しない気がする

「男っぽい」を追求するとどうしても厨二とか小二とかオタクっぽくなって

男が使えるお洒落デザインというと、女も使えるユニセックスものしか思い浮かばない

2020-03-22

38日後に死ぬじいちゃんポルノ


おっすオラネズミ

「 じいちゃんはたぶん1ヶ月くらいで死にます 」

ってママからメッセージ貰ったけど、

絶対に行かないワニ!

会いに行きたくないワニ!

絶対に会いに行かないワニ!

じいちゃんは綺麗な人間だったワニ!

物語になるような美しい平凡を生きていたワニ!

の子として生まれ、母を失い天涯孤独、死のうと思って軍隊に入ったけれど、馬を丁寧に手入れしてたら、気がついたら終戦してて、それで最近まで生きてたワニ!

イケメン、というか、旅の一座の女形が、夜中に夜這いに来るような、今で言うユニセックスな、そんなエキゾチックと言うかエロティック人間だったらしいワニ!

なんか分かるワニ!

ばあちゃんは裕福な農家の末の娘かなんかで、どこで見知ったか知らないけど、そんなじいちゃんエロさに射抜かれて、メンヘラになって、二人で駆け落ちして、自由恋愛の末に結婚したワニ!

当時の価値観からしたら、アナーキーワニ!

じいちゃんは、そんなこんなでメンヘラばあちゃんと、ばあちゃんとの間にできた二人の子供と、家族になって、長い間生きてきたワニ!

まりそれがもう終わるよって、

ショートメッセージで知ったんだワニ!

強烈に惹かれるワニ!

絶対に行かないワニ!

人間死ぬという時、その人間に会いたくなる、その気持ちは分かるけど、じいちゃんに限っては、会いになんか行きたくないワニ!

そんなのポルノワニ!

もう少しで死ぬという人間を見に行きたいだなんて、そんな本能遡及的なイベントなんて、ポルノハブワニ!

あのじいちゃんポルノはできないワニ!

じいちゃんはいつも遠い目をしていて、会話のテンポゆっくり、というか、最初に頭に浮かんだこと、本当に言いたいことはそっと横において、それから優しい言葉をじっくり選んで、ようやく返答する、そんな人間だったワニ!

そうやって、考えてるあいだ、視線は下の方に落ちていて、ワニはいつもその視線を追って、一緒に下の方を見ていたワニ!

でも下の方には何にもなかったワニ!

ワニがそうしていることを、じいちゃんは知っていたワニ!じいちゃんが知っていることを、ワニは知ってたワニ!じいちゃんが知っていることをワニが知っていることをじいちゃんも知ってたワニ!

から、ワニと話すときのじいちゃんは、いつもより深く下の方を見て、いつもよりゆっくり時間を掛けて、でも、いつもより短い言葉で返答したワニ!


  りょうた、優しい人間にならなきゃならんよ


それが遺言ならありがたく頂戴するワニ!

流石に葬式は行くことになるから、お返しは香典でいいワニか!

お前には絶対に会いに行かないワニ!

新幹線に乗るまではしたけど、降りたワニ!

ママンには、なぜワニは最期のお見舞いに行かないかを滔々と説いた長文をメッセージしたけど、多分あれは世界一駄文だったワニ!

ばあちゃんがキレようが、じいちゃんがもう少しで死ぬからじいちゃんを見物しに行くなんて、絶対にしないワニ!

ワニはじいちゃんが、死ぬからってよく喋ったり、死ぬからって何かを変えたりする動物ではないことを、絶対に知ってるワニ!



から俺の居ないところで綺麗に死ね

いままでそうやって生きてきたんだから

お前が俺を見るときの目はいつも遠かった!

そこに憐憫が含まれていることに気づいていたよ!

まるで自分によく似た、哀れな動物が生まれしまたかのように!

同時に幸せを祈ってくれる、お前のタフネスは素晴らしいさ!



ワニは会いに行かなかったワニ!

細胞にむしゃむしゃされて、骨と皮だけになって、まるで原型を留めていないじいちゃん写真を、姉ちゃんからラインでもらったワニ!

そして気がついたら死んでたワニ!

午前四時くらい、自力トイレに這ってって、ズボンを下ろして、座って、力んだくらいのところで事切れたらしいワニ!

トイレ大往生なんて、素晴らしい生命ワニ!


  りょうた、本当にトイレしたいとき

  しっこより先にうんこが出るんだぞ


って言ってたの思い出したワニ!

葬式では、無言でぶらぶら、たまに棺の中を覗いたり、綺麗に整えられた死体を触ってみたり、ラムネのような冷ややかさに驚いたり、セレモニアルな悲しみにノッていけない、そんな感じを、じっくり味わっていたワニ!

it's all okワニ!

じいちゃんの方の親戚が誰も来てないけど、本当だったワニね!

生物学上の父親が、お金を出してやるから大学に行きなさいってオファーしたのに、それを断って軍隊なんか入って、飛行機に乗れなかったから馬の手入れして、虚無に等しい玉音放送を聴き、気がついたらメンヘラ生命力に流されて、最近まで生きていたって、本当だったワニね!

わーお終わらないワニ!

最期の見舞いに行かなかったから、

全然終わらないワニ!


  それでもう死ぬんですね 

  だからもう死にますよ 


逃した!

自らの意思によって逃したワニ!

じいちゃんいつまでも死なないワニ!

じいちゃんによる認知的負荷が消えないワニ!

そんな目をするなよじいちゃん

よく生きてたじゃないか

2020-02-03

anond:20200203162549

うーん、言うのがやっぱり難しいんだけど、乳が悪いだの表情が悪いだのというか、あれがマンガ広告でね、秋葉原の街頭広告だったりとか、あるいは別になんか駅に貼ってあるとかだったら別に俺は興味もないからどうでもいいんだよ。でも「献血」って興味を持たないことを許さない強さがある気がするんだよね。「献血大事ですよ」「みんなしましょうね」とみんな何十年も言われてきてあの絵。デデン!いやいや、成人男性けがターゲットなのかな?と。女性ファンもいるんだ!!!とかジェンダー押し付け!!!かいわれそうだけど、現代日本においてはまだそういうの存在するからね。

まあだから乳とか表情ってのも程度問題で、じゃあグラビア水着ならどうかとか、「童貞を殺すセーター」だったらどうかとか、あると思うなあ。献血広告ならやっぱりなるべくユニセックスにしてよ、という気持ちかな。だからまあ二次元でも、例えば涼宮ハルヒとかそういうのだったらまだ違和感も少なかったかなあと思うねえ(適切な例が浮かばねえw)

2020-01-01

俺は友達のいないキモいおっさんから休日とか逆にあえて人目を気にせず好きな格好をするようにしてる

冬は帽子かわいい季節だ

今はユニセックスシンプルかわいいのに男でもいけそうな帽子も多い

唯一気にするのは買って被った帽子が同じ帽子女子も買っててばったり出会ったりしないかどうかだ

キモいおっさんから女子を傷つけたくない

この冬は頭にボンボンの付いたざっくりとした網目の帽子を買った

裏地が毛布みたいになってて防寒もしっかりしてる

大人っぽいクールさなんだけどボンボン個性的でカッコ可愛い

2019-12-24

anond:20191223163221

女性主人公を中心とした恋愛青春テーマコンテンツ」ということになるんでしょうか。

そこに限るなら、ユニセックス化以外に少子化&若年層の恋愛への関心の低下、の影響が大きいと思う。

恋愛青春ものって子供若い独身女性けが主な客層だけど、少子化で元々その層の人数が減っている上に

その世代でも恋愛への関心が下がってる。

テーマ恋愛じゃないものは、例え女性作家女性主人公でも男性も読めるからパイが広い青年誌で出した方がいいし。

ドラマ恋愛ドラマ視聴率稼げないってんでどんどん減ってる。

若者テレビ見ないし、人数多い団塊団塊ジュニアは恋愛ドラマに関心持つ年齢じゃないから。

最近社会現象レベル流行った恋愛ドラマというと逃げ恥おっさんずラブだけど、

逃げ恥は単純な恋愛ものじゃなくて社会性も帯びていたのがウケた訳だし年齢層も高い(「少女漫画ではなく30代以上でもついていける)。

おっさんずラブBL

あと例に出てた凪のお暇も恋愛じゃなくて女性生き方もの

単純な若者の男女の恋愛ものはもう売れないよ。

2019-12-23

なんで「女性向けコンテンツ」って壊滅したの?

ここでいう「女性向け」って、

広い意味での「女性に人気のあるコンテンツ」じゃなくて、

少女漫画少女小説のような伝統的(?)な女性向けコンテンツのことね。

昔でいえば『セーラームーン』『NANA』『マリみて』『恋空』みたいなやつ。

ここ何年かで女性に受けたコンテンツって、

『弱ペダ』『ハイキュー』『鬼滅』みたいに少年漫画女性にも受けたパターンか、

刀剣乱舞』『ヒプマイ』のようなイケメンが主役の作品ばかり。

とうらぶは一応「姿のない主人公」が設定されてるものの)

要するに「男性向けコンテンツを好む女性向けのコンテンツ」だよね。ややこしいけど。

少女漫画でヒットした作品って近年だと『orange』『アオハライド』まで遡るかなあ。

暁のヨナ』『ちはやふる』『となりの怪物くん』『好きっていいなよ。』あたりまでは思いだせる。

まり2015年以降が壊滅状態なのかな。

最近あんまり大ヒット作がないね

小説だと『本好きの下剋上』や『薬屋のひとりごと』は昔なら女性向けのレーベルから出てたよね。

これはどういう嗜好の変化なんだろう。

去年くらいまで大量に作られてたキラキラ映画のせいで飽きられたのかな?

ホッテントリに入ったので追記

これは簡単に言うと「少女漫画少女小説に勢いがないのはどうしてなんだぜ?」という話なんですが、

女性向けコンテンツ」という曖昧な言い方をしたのは、乙女ゲーキラキラ映画フジテレビトレンディドラマ的なものも視界に入れてたからです。

大雑把に「女性主人公を中心とした恋愛青春テーマコンテンツ」ということになるんでしょうか。

単純な「女性が好むコンテンツ」というわけではなく「偏見的に女性が好むと思われてきたコンテンツ」と言ったほうがいいかもしれません。

あるいは、これまでなら少女漫画誌や女性漫画誌に連載されていたような作品が、

少年漫画誌・青年漫画誌に掲載されるようになった、みたいな話も想定しています

女性向けコンテンツユニセックス化、とも言えるかもしれません。

そういう意味では、たとえばヒプマイなんかも設定だけ見れば男子向けのアニメの設定と言っても通じそうですよね。

まり男性向けの正統的なコンテンツ少年漫画的なもの)=腐女子の嗜好(e.g.ヒプマイ的なもの)」

女性向けの正統的なコンテンツ少女漫画的なもの)=萌えオタの嗜好(e.g.ラブライブ的なもの)」という構図があるとして、

この中で「女性向けの正統的なコンテンツ」だけが衰退している感じがするのです。

この「伝統的」とか「正統的」というのも難しい表現で、なんか他に言い回しないのかなと思ってしまますが。

まあ、そういう話です。

2019-12-06

増田に告ぐ!

おまえらユニセックス!」って堂々と言えないだろ!!!やーいやーい!

2019-11-02

anond:20191102083230

プリキュアの絵の人のやつは、あれを嫌がる老害世代若い世代の絵柄の好みの違いが根本的な理由と思う。

萌え絵かどうかの前に、”今風の絵” かどうかがあんだよ。

で、”今風の絵” の中に “その時代での主流の萌え絵” や “女児の好む絵” や “ユニセックスアニメの垢抜けた絵” や “ライトノベルアニメ系表紙” なんかがある。あまり影響受けてなさそうな少年誌でさえ、流行の絵の影響は受けてる。

から、同じ時代であれば女児の好む絵と萌え絵共通点あるのはおかしくない。根本的にその時代流行表現というベースが同じだから

女児だって流行に敏感だからね。そういう流行ちゃんと考えてプリキュアキャラデザとか行われてる。

これをわからんで、ぜんぶ萌え絵みたいにレッテル貼りたがるのは、自分のわからない文化些細な違いがわからない、外国人の顔の違いがわからないみたいなもので、そういうわからん奴にはみんな同じに見えてるのよ。だから絵本萌え絵だとかラノベの表紙をエロ漫画だとかいう。

ここからは俺個人の曲がりなりにも絵を描いているものとしての意見だが、基本的萌え絵ですと言って一番問題ないのはその描き手くらいだと思う。どんな絵柄だとしても描いた本人が萌え絵です、っていったら萌えを狙うために描いたんだなって意味になるしそこには貴賤はないっていうか。それで実際に萌えるかどうかは受け手の好みの問題から俺は萌えねーってのは当然ある。

次にあり得そうなのはイラストの依頼とかで「〜風の萌え絵系の絵柄でお願いします」みたいなジャンル提示として使われる場合かな。ただこの場合でも萌え絵定義ってかなり曖昧だし流行の変化激しいから、もっと具体的な方がいいよね。

三番目にまぁ譲ってありかなって思うのは受け手が「これは俺にとって萌え絵だー」ってケースかな。そう思うのはみんな個人自由だしそれで作者やほかのファン迷惑かけないなら何で萌えようがおかずにしようがいいと思う。

これらのどれにも当てはまらない、作者でも企画者でも受け手でもない第三者が横から萌え絵だ!って定義するのは一番わけわかんないよね。絶対ややこしくなるやつだしろくでもないと思う。

2019-08-21

20代後半新婚、エロくなる方法を教えて下さい

性的な生々しい表現が一部あるので、不快な方はごめんなさい

1.増田夫婦スペック

2.具体的な悩み

3.今まで試したこと現在進行含む)

4.旦那に直接聞いたこ

5.これから考えていること

6.今後の目標

7.〆

当方、かなり深刻に悩んでいるので、男性目線女性目線わずアドバイスをもらえたらとても助かる。

スペック

20代後半女、旦那と2人暮らし結婚半年

・私は軽めのASDで、人の気持ち(言外の意味空気)を察する事がピンポイントですごく苦手。

時短勤務(旦那公務員

・私が月々自由に使えるお金は4〜5万円くらい

・BMI21なので18くらい目指して緩い筋トレ中(追記登山でがっつり有酸素運動するので、怪我予防や体力作りを目的としてやっています

趣味ゲーム登山、食べ歩き

増田趣味時間は大切にしたいが旦那への奉仕精神は多分強め。

旦那中学時代同級生。軽いS気質。超絶マイページ自分主義なところが玉にキズだが許容範囲。基本優しい。

・子無し(予定も無し)

私自身、セックスは好き。でも旦那以外とのセックス気持ち悪いので考えられない(相手が男女問わず

セックスは週1〜2くらい。子作りではなく、趣味運動範囲(※あくま増田側の認識

スカトロとかハード系以外はいけると思うが、お互い甘々系が好き。

旦那は尻、太腿フェチ。痩せ型より多少肉付きが良い方が好みぽく、コスプレ制服水着などの反応が良い。

旦那、超暑がり。増田、超寒がり(夏冷え)

○悩み

増田は元々おんなのこ♡って感じではなく、友達は男も女も同じくらいの自虐系。化粧とかの女子力は中の下〜下の下レベル趣味と胃袋掴んでの入籍だった)

バンギャ、昔はゴスロリパンクス・ユニセックス系(今はフェミ系)

旦那とは付き合いが長く、部屋着が結構ずぼらでゲーマーなのは完全にバレている。加えて、私自身も察してるが、中高生の頃の服や旦那古着を寝間着にしてるのがあまりよくない気がする(のだが、旦那古着パーカーの着心地や素材が気持ち良くて手放せないでいる)

最近、私の湿疹が酷くて色々と萎える原因になっているのではと不安

○今まで試してみた事

エロ勉強男性向け同人誌FANZA中心。即売会からは離れ気味。腐女子引退気味。最近女性向けもいくつか読んでみたが、あまり参考にならなかった。

AV気持ちが悪くて見る事ができない

・膣トレ、腹筋、骨盤内底筋を鍛えつつ、柔軟性を高めるストレッチ毎日してる

・膣トレ用玩具はあり。時々こっそり使う。バイブやは微妙。電マの方が好み(しか旦那はこの辺の玩具を滅多に使わない)

フェラには抵抗がない。精飲も平気(口に溜めて、見せてからごっくんするやつは軽く引かれた)

騎乗位が多いので、なるべく動く

自分からセックスに誘う→ニコニコ動画の実況に連敗中(誘い方が悪い?)

旦那自分がヤりたいときにヤるので、寝てたら入れられていたとかは多い。私が同様の事をすると機嫌が悪くなりがちで、誘うタイミングの見極めが非常に難しい(※一番深刻)

旦那に直接聞いてみた

Q.増田に足りないこと

A.色気。尻は(枕としてしか)役に立たない。積極性が皆無。もっと誘ってほしい。

Q.誘うタイミングがわからないのでアドバイスがほしい。

A.その日の気分によるので何も言えない。

Q.Twitterはてなでは「朝にフェラで起こされること」に対して男性側に賛否両論があるが、どう思うか。旦那は嬉しいか

A.その日の気分によるので何も言えない。嬉しい時は嬉しいが、眠いときはウザい。

Q.エロい服や勝負下着を着てみたのだが。

A.その日の気分によるので、何も言えない。気が乗らない時は脱いで良い。

Q.私自身はお酒を飲むと積極的になれると思う。

A.男はアルコールが入ると立たない生き物(または射精にかなりの努力必要である

○これから考えていること

・膣トレ、筋トレ、柔軟の継続

・モコモコ系パジャマネグリジェ的なものの購入?チュチュアンナとかジェラピケ?

Tバックとかエロ下着の購入?

媚薬的なものの購入?

・誘い方の勉強をしたい(※参考書がわからない)

テクニック勉強をしたい(※参考書がわからない)

旦那が2回くらいいけるようなもの(?)を夕食に混入(アルコール以外)

増田自身がもう少し痩せる

・なるべく可愛いブラやショーツを購入する

優先順位がわからず迷走している

○今後の目標旦那が疲れマラでも抱きたくなるような増田になる。

○〆:最後まで読んでくれてありがとうございました。これ優先がよい、これが参考になった、こうされると男は嬉しい、私はこうしたなど、あれば教えてもらえるととても助かります

旦那セックス好きな人なので、まだまだ下手くそですが、可能な限り満たしてあげられる、旦那が「(色々込で)結婚してよかった、幸せだ」と思えるようなエロい女になれるよう、引き続き勉強努力していきたいです。

もし良い同人誌参考書などご存知であればぜひ教えて下さい(キュレーションメディアは具体例に乏しくてあまり役に立たないので)

2019-08-08

LGBTユニセックス存在では無い

意識高い人はすぐに『ジェンダーから解放』みたいな事をいいがちで、勝手LGBTをその仲間だと思っているけど全然うからな。そりゃ中にはそういう意識高い系の人達とのお付き合い的事情で味方のフリをしているかも知れないが、実態はそんな事無いからな。

そもそも人間が立派にもジェンダーから開放されてたら、LGBTとか存在しないだろ。身体的な性だけに嗜好があるとでも思っているのか?そう思っているのならどうかしているだろ…

2019-07-19

anond:20190719225935

いいじゃんカレーナンパーソン

ヅラからすると、ただのインドの人、あるいはカレー食べてる人ではないかという雰囲気も相まってユニセックスな感じがよくでてる

2019-06-24

『「男」に「男」は救えるか?』の『さらざんまい』の根本的な誤読について

https://font-da.hatenablog.jp/entry/2019/06/21/190301

 タイトルからはわかりにくいが、本論はアニメさらざんまい』の感想

 が、この記事の評者は根本的に本作を誤読している。

 "ここのところ、はてな匿名ダイアリーで、(シスヘテロの)男性男性関係についての、男性書き手による記事が次々と公開されて、ブックマークを集めている。"という書き出しかゲンナリさせられるが(一生、インターネットを見るだけで終わるお前の人生)、

 「主人公少年3人がその繋がりを支えに未来に進む」という結末の解釈はごく妥当ものに思える。

 しかし、その妥当性は表面的なものだ。

 本論をざっくりまとめると「男同士が女同士のように関係を築きにくく、そのため現状、男性間では人間関係が支えになりにくい。『さらざんまい』はそれを問題提起した」というものだ。

 これはセジウィックの有名な「ホモフォビアを起点としたホモソーシャル」の議論を参考にしたものだろう。そのホモソーシャルの対極は、これまた有名なアドリエンヌ・リッチの「レズビアン連続体」だ。これは女同士だと友情恋愛境界曖昧であり、このことを利用して男に頼らない女同士の絆、連帯を育もうというものだ。

 主人公3人、一稀、燕太、悠は最終回までで簡単に言って三角関係になるのだが、最終回では悠の危機に3人の繋がりが強調されて、最終的には「友情サイコー!」という感じで3人で未来に進むことを決断するので、その読みは大きく外れてはいない。まあ要するに3カプですね、3カプ。

 だが本論が合っているのはここまでだ。

 なぜなら、第7話にも、第6話に大きな危機があり、それを克服したことで3人による友情を築いたような展開があるからだ。そして、それは三角関係によって崩壊してしまう…

 『「男」に「男」は救えるか?』の記事はこのことを自覚的にか無自覚的にか、省いている。この記事の評者は曲学阿世の徒だ。

 第7話と最終回(第11話)のあいだにどうした変化が起きたのかと言えば、主人公たち3人が自立した存在になったことだ。このことは「忘れないで。欲望をつなぐものけが未来を手にできる」という台詞で何度も作中で強調されている。

 というか、作中で「つながり」という言葉は半分くらい「欲望をつなぐ」という文章で用いられているのに、『「男」に「男」は救えるか?』の記事は、やはり自覚的にか無自覚的にか、このことを省いて、「つながり」が作中で人間関係の繋がりを指しているかのように誤導している(もちろん、そういう用法で使われていることもままある。が、もっとも肝心な最終回では「欲望をつなぐ」という文章しか用いられていない)。

 この記事の評者にとって、あらゆる問題は同性間の人間関係によってしか救われてはならないらしい。だからこの評者は曲学阿世の徒だと言ったのだ。

 さて、前述の「レズビアン連続体」、女同士の絆、連帯、いわゆるシスターフッドは20世紀に被抑圧者である女性たちが戦うために必要ものだった。では、仮に現在ブラザーフッドなるものが実現した場合、それはいかなるものになるのか。現状、多くの男たちがそうした関係小馬鹿にしている。それは評者の言うとおりだ。

 ただ、私はそうした評者の言う「弱者男性」たちがネット上で連帯し、女性叩きや中韓叩きに走ったときに、ブラザーフッドなるものを揚言していた女性が急に前言を翻す気がしてならないのだ。

 女性叩きや中韓叩きに走るという仮定を不自然に思われるかもしれないが、もともとフェミニズム運動公準は「私的もの政治的もの」であり、個人的敵愾心敷衍しないシスターフッド、ブラザーフッド存在しないし、仮に存在しても、意味がない。

 また、評者は今、「生きづらさ」を描く作品商業的に大きな成功を収めており、また、それはすべて女性対象にしたものだと言う。

 現在世界的に女性の消費に占める割合は64%だ。人口の男女比が同じとして、女性の消費性向男性より20%以上も高い。実際には男性の平均所得の方が高いから、差はより大きいものとなるだろう。そして、この差はあらゆる社会的女性差別と相関している。

 仮に「生きづらさ」を描く作品商業的に成功して、それが女性限定されたものなら、それは社会的女性差別と連関したものに他ならない。

 これは差別の原因だろうか、結果だろうか。

 男性にもそうした「生きづらさ」があると言う評者の意見に従えば、性差別特別女性に「生きづらさ」をもたらしているため、結果的にそういう作品女性対象としてのみ存在していると言うことはできないだろう。つまるところ、そうした「生きづらさ」に過敏に反応し、感情論を振りかざし、問題解決ではなく共感を求める姿勢こそが、現在女性差別の一因になっているということになる。無論、これは男性にも「生きづらさ」があるにも関わらず、なぜか男性向けではそうした作品存在しないし、女性である自分からしてみれば、そうした作品存在すべきだ、という評者の意見に従えばの話だ。言うまでもなく、私はそのような意見に従うことはできない。

 そもそも、『違国日記』が「生きづらさ」を描いたものだと言うなら、それはあまりに粗雑に過ぎ、作品を読んでいるといえるか疑問に思う。

 『違国日記』は登場人物登場人物がそれぞれ分節化されており、それは感情的連帯とは一線を画している。

 また、本作でおそらく評者が「生きづらさ」を抱えていると言いたいのは槙生だろうが、槙生は独力で生計を立てており、そのために朝に影響を与えることとなる(これが会社員、もしくは無職なら朝にとっては何の影響ももたらさない。ただ無職なら悪影響だけはもたらすかもしれないが)。そうしたエコノミーを営むことは、情緒的な「生きづらさ」とは対極のことだろう。エコノミーという語はもともと節倹、家計を指していた。無論、感情資本主義全否定するのはただの犬儒主義だが……それでも私は、「生きづらさ」を云々し、消費活動SNSの利用に人生を費やしている人々には、「一生、『凪のお暇』を読んで、夜10時台のドラマを観て、SNSお気持ち投稿してろ」と言いたくなってしまうのだ。

 一生、インターネットで男女問題を論じているだけで終わるお前の人生

 そもそも評者は幾原邦彦監督がこれまでシスターフッド的な関係を描くだけで、ブラザーフッド的な関係をとり落としてきたため、その姿勢反省したという論を展開したいようだが……

 幾原邦彦監督の『少女革命ウテナ』で、主人公ウテナシスターフッド的な関係をもっているのは親友若葉だ。若葉の劇中での扱いは……観たひとなら知ってるよね?

 何にせよ、そうした感情的連帯は、副次的な支えになりこそすれ、そのものが救済になることはない。少なくとも『さらざんまい』ではそうだ。

 例えばねとらぼ社員である青柳美帆子はこんなツイートをしている。

 「男性男性の弱さに寄り添えないというのはいろいろな本で言語化されていて、「ケア役割女性に任せていた(なので訓練されていない)」「ホモフォビアが壁になる」「弱さの吐露男性性の剥奪になるのでまず弱さを言えない」というのがあり、つまりその人個人というより社会が悪いのです。しか男性が(限定された部分ではあるけど)弱さを吐露できるし、男性同士で連帯できる空間があるんですけど、それが運動コミュニティなんですよね。「男らしさ」が担保されている空間であれば弱音を吐けるし連帯できる、けど限定的なので、まあやっぱり社会が悪い。そんな2019年エンタメの中で登場人物全員に欠陥がありコミュニケーションがうまく成立してるとはいえないけど「漏洩」という強制的な弱音共有装置により男性たちがつながっていく作品が出てきてるのはすごいことだなと思っていて、今晩最終回の「さらざんまい」というアニメなんですけど…はい…」

 「さらざんまい」という現象がそうした個人間の差異強制的にとり去る装置であることは間違いないだろう。しかし、それはあくまでそういうメタ的なシステムであって、物語を進めるための小道具であり、劇中における日常的な物事ではない。

 仮に感情的連帯を結ぶことが救済なら、やがてそのことが自己目的化するだろう。ああ、でもいますよね。一生、人間関係だけやって終わりそうな人間

 さて、ではなぜこのような誤読が生まれたのか。

 一つには「インターネット感情的なことを言うと気持ちいい」からだ。

 このことはSNSに関する無数の社会実験が明らかにしている。代表的ものだと、フェイクニュースの方が真正ニュースより圧倒的に拡散の速度がはやいということの、幾つかの統計

 前述のセジウィックは有名な『クローゼット認識論』で作品センチメンタリティ属性付与することの危険を「解釈暴力」と言っている。同人界隈のこじらせた腐女子みたいな言葉だが、まともな文芸批評用語だ。

 もう一つには……これがBL作品であるということ。竹村和子は『愛について』でユニセックスセックスレスが標準となった社会では、ゲイネス記号化して商品として流通やすくなるということを分析している。『「男」に「男」は救えるか?』の記事の評者や、上述の青柳美帆子氏が「男性同士の連帯!」ということを言うときは、まるで目をキラキラさせてショーウィンドウの中のラッパを眺める少年のようだ。そこにはユニセックスセックスレスが標準となった社会で、ゲイネス商品として心地よく楽しみたいという欲望が潜んでいる。従順で飼いならされた消費者の姿。消費活動SNSの利用に人生を費やす人々の姿……

 『さらざんまい』は女性顧客層として想定し、そのマーケティング戦略はまず成功したと言ってもいいだろう。そのことは喜ばしい。

 しかし、まさにそのためのBL作品の外観のために、作品解釈が「感情的気持ちいい」ものに歪曲されて、そうした有害無益な「解釈」が、SNS論理性を欠き「共感」だけで拡散されているとすれば、それは悲しむべきものではないかと思うのだ。理性と真実ではなく、共感幻想インターネット。図らずもそれは、『「男」に「男」は救えるか?』の記事の評者の揚言する「つながり」を体現している。

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