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はてなキーワード: 飲み会とは

2022-05-13

anond:20220513104936

マスク免罪符になって飲み会イベントもできてハッピーではあるんだけど

コロナ対策としてどうなの?っていうとこが凄い気になってる

アルコール消毒とかも最近やらない人増えてるし

コロナ友達との遊びや飲み会の頻度が激減して病んで自殺って凄いね

そういう人ってほんと根っから陽キャなんだな。社会性が高すぎる。

一流メーカー入社した文系ウェイウェイリア充の初っ端の配属が超絶田舎で病んで自殺とかのほうがまだわかる。

そもそもなんでマスクしてるんだっけ

マスクを外しても大丈夫っていう科学エビデンスを!」って言うけど

そもそもマスクを付けてる科学エビデンスって何だっけ?

元々はかなりの数の無自覚感染者がいるかもしれないから全員がマスク付けて拡散防止しよう!ってことだったけど

確か大規模に抗原検査した結果、無自覚感染者はそんなに居ないってなってたよね(無症状ではない)

周りに感染者が出た場合マスクした方がいいかもしれんけど、そもそも外出するな、っていう話だし

感染者数が少ない状態だと感染である確率って宝くじ並に低いと思うけど他の対策に比べて効果がそんなにあるんかな

それこそキッチリ数字科学的に検証してほしくて

新規感染者が人口の〇%を超えたら外出時のマスク必須、黙食、飲み会禁止

みたいなメリハリ付けないと、今みたいに感染者多いのにガンガン飲み会して「経済回すこと大事!」とかになっちゃうでしょ

普段マスクしてるから大丈夫」みたいな免罪符になってるのはどうかと思うけどな

anond:20220513064154 anond:20230628131606

普通生活東京の子育て世帯いくら?⇒30代で月54万の収入必要(年収650万円)

 

ハフィントン・ポスト例のアレ

▼ 夫(正社員)と妻(非正規社員、夫の扶養内)、公立小学校私立幼稚園に通う子供2人がいる4人家族

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fdabc66c5b6f24ae35d46d1

上記に対して『貴族か?』とか米つけているヤツいて地獄みがあるなぁと思いました

ワイさんが1人で暮らしてた1Rは10マンやが?かつ別に高級じゃないが?

 

練馬区, 40平米以上, 賃貸マンションまたはアパート, 家賃の上限は 95,000円

上記の条件だと、駅まで徒歩20分は掛かる自転車必須(悪天候タクシーは期待できない)

築30年前後相場じゃよ

2LDKくらいならマンションもあるが3DK以上欲しいなら木造だろうね

1人ひと部屋ないのもうーんだがそれは目を瞑ってもファミリーが暮らす家が木造アパートってあのさぁ(防音)

 

ホームズ練馬区賃貸[賃貸マンションアパート]物件一覧|住宅・お部屋探し情報

https://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/nerima-city/list/

 

なによりスゲーなって思うのが食費1人300円ってとこ

仕事満員電車に疲れながら速やかに帰宅しても自宅近くの駅に着くのは19時

こっからえっちらおっちら自転車で自宅に帰って、外食中食に頼ることな毎日自炊ですぜ?

 

このタフさ&手際の良さ、節約系・時短系・自己マネージメント系の YOUTUBER やインスタグラマー&ブロガーでも目指した方がいいのでは???

まぁどう考えてもお貴族さまの生活じゃあないですね

 

もし上記が余裕過ぎるって人がいたらもっとドヤっていいですよ。間違いなくそれは技術です

多くの人にはマネ出来ないよ

健康や好みが考えられてない食事ダメよ。もちろん上記はそれがクリア出来ている前提)

 

もうひとつ地獄だなぁって思ったのが全部足しても54マンにならないよって米

 

いや、年収650万円(いずれも税・社会保険料込み)って書いてますやん、額面この額が必要ってことじゃよ

 

まぁ東京まれ東京育ちとして4人家族の最低ライン世帯年収650万円は違和感はない

ただフツーではなく最低ラインな?

マンションなら2LDKで3DK以上求むなら木造って地獄じゃん。しかも駅まで自転車🚲

団地のがええわ、所得マジックhttps://anond.hatelabo.jp/20200713070937#)で団地に入居出来ませんけど

酒で失敗しないためのコツ〜飲み会

私はとある大学の飲みサーに所属していたことがあり、お酒で失敗する人を何度も見てきたので特に大学の新入生に向けてこれを書く。社会人飲み会はそんなに飲んでないので知りません。

・飲まない

基本的にはこれに尽きる。ただし、場の空気とかつきあいとかあるのでまあ難しいよね。慣れると立ち回りでなんとかなるから大学生のうちに気を付けておく

・水を飲む

ベーシックかつ実行しやすい。アルコールを分解するのに水分を使うので飲みすぎるほどで良い。少人数の居酒屋だと飲んだ量が確実にバレるのでほどほどに。トイレ水道から飲むという手もある。日本水道は綺麗!

・直前に炭水化物を胃に入れておく

米、パン、麺が候補。私の経験則になるが吐きやすく分解されたら糖分になるのでいいことずくめ、コンビニに寄っておこう。

・吐く

飲んだアルコールを体内から無くせる唯一無二の方法。はじめは抵抗があるだろうがこれがあるのとないのでは全然違う。最初は指突っ込んで吐いて、慣れると普通に吐けるようになる。イッキの直後がバリュー高くておすすめ

注意として、胃液を吐きすぎるとアルカローシスで辛い思いをする。吐き癖がつくと面倒臭い。拒食の人は特にそうなので絶対にやらないこと。強く吐きすぎると大量に吐血することがある。私は一度見たことがあるがまあショッキングなのでトラウマになるかもしれない。それ自体は命に別状はない(急性アル中の方がよっぽどやばい)が#7119に電話すること。

自分客観視する

最後精神論になる。飲み会で失敗する人というのは大体決まっていて、その人たちはこれができていないだけだと思われる。酔っ払ってる自分を見る自分を頭の中に置いておく感じで、自分がどの程度酔っているか観測する。どれぐらい飲んだらトイレに行くとかの目印を決めておくと正気に戻りやすい。

お酒は理性を飛ばすから楽しいという向きもあるが、失敗できない時もあると思うので参考にしてほしい。

ちゃんぽんすると酔いが回るは迷信です。

anond:20220512183113

2022-05-12

anond:20220512200020

マジレスすると、そういう精神飲み会ポロッと(それも自覚なしに)漏れてるものなので、上司以外に嫌われてる可能性はちょっと思っておいた方がいいよ。君は自己肯定感が低いみたいだから、対人関係でも既に「俺嫌われるような人間なのに何故か好かれるんだよなー」って思ってると思うけど。

2022-05-11

anond:20220511073210

懐かしいな

俺の親あたりがよく聞いて歌ってたやつばかりだ

ちびっこの時に会社社員旅行飲み会に連れられて大人たちがカラオケで歌ってた光景を思い出す

2022-05-10

Twitterなんぞをよりどころにはしたくないのに

田舎で育った私は、インターネットで「東京ゲイが住みやすい街」という情報を見ながら、東京に対するあこがれを募らせていた。

大学入学とともに上京したとき、めくるめく東京生活が待っていると信じて疑わなかった。


ところが、ゲイ社会ルッキズムが異様に幅を利かせている世界だった。

それは実社会でも同様だが、一方でそれを否定する土壌も整っている。とはいえ悲しきかな、未だにルッキズム批判するのはたいてい女性、もしくは女性意見同調する男性だけだ。

男性だけのゲイ社会は、まさしくホモソーシャル的であり、叫ぶのは表面上の差別撤廃だけで、自浄作用は一切ない。ゲイ差別するヘテロ批判することは許されるが、ブスを笑うイケメンは未だに許されている。

そしてルックスも、それを補う話術も欠けている私が東京飲み会に行ったところで、友達ができるはずもなかったのだ。


そんな私でもゲイ生活を楽しめる場所があった。mixiだ。

文字だけのコミュニケーションゲイと関わっているだけで、会ったこともないマイミク一方的に”友達”と認識し、私もゲイ社会の一部なのだ自分を騙すことができた。

しかTwitterの台頭により、mixiはどんどんと廃れていった。

マイミクだった人たちがどんどんとログインしなくなる中、私にとって唯一のゲイとの接点、つまり私にとっての”社会であるmixiを捨て、新たなコミュニケーションツールに移るのはとても怖かった。


それでも私はTwitterを始めた。私は私をまだ諦めたくなかった。一人で社会に取り残されるほうがよっぽど怖かった。

とりとめのないツイートを続けているうちフォロワーも少し増え、なんとかTwitterに慣れた私は、相変わらず文字だけのコミュニケーションによりゲイとしてのアイデンティティを保っている。

結局mixiからTwitterに場を移しただけだった。

上京から15年も経ったのに、結局なにひとつ変わらなかった。

時々飲み会に参加したところで、気の利いたことの一つも言えず、友達もできないままだ。

それでもTwitterがあればそれでよかった。会ったこともないフォロワー一方的に”友達”と認識し、私も社会の一部なのだ錯覚できた。

たとえリプライがなくとも、いいねをもらうだけでコミュニケーションをとれた気になれた。

フォローフォロワーも1000にも満たない小さなアカウントでも、私にとって唯一の居場所なのだ


しかし、Twitter依存しすぎたのか、落ち込んでしまうことが増えてきた。

昨日まで「いいね」をくれていた人からフォローを解除されていた、何度か絡みのある人からリムブロされていた、たぶんこの人からミュートされている、最近あの人からいいね」がない、エアリプ自分への悪口に聞こえる、嫌いなタイプツイートをしているだけでその人のことを嫌いになってしまう。

こんな高校生みたいなことで落ち込むなんてあまりにくだらないとわかっていても、社会から拒絶されたような不安で泣きそうになってしまう。

フォロワーは私のとって”友達”なので、フォロー解除は友達一方的に縁を切られたのと同義なのだ


からといってメンヘラツイートするわけにはいかない。さらフォロー解除されるかもしれない。”社会的な”ツイートを心掛けないといけない。

たかTwitterだが、私にとってはここが唯一の”社会”だ。タイムラインを見るのは義務であり、ツイートするのが唯一のコミュニケーションなのだ


本当はもうTwitterなんてやめるべきだ。落ち込んでまですることじゃないとわかっている。

いいね」をくれる人はいても、リプライをくれる人はほとんどいない。ときどきリプライをもらったところで、気の利いた答えを返す余裕もない。

それでも、やめたくてもやめられない。社会の一部でいたい。私はまだ一人になりたくない。

こんな三十代になりたくなかった。

2022-05-09

飲み会企画だるすぎる

俺は普段飲み会企画しないのに、今回気が向いて試験後の日程で飲み会しようと思ったんだけど、どいつもこいつも呼んでほしいの一点張り萎える。

ろくに友達もいない奴が呼んでほしいって言っても、お前呼んだら他にくる人がいなくなるだろ

挙句の果てに俺のことを嫌いなやつ呼べばいいじゃんとか言い出してどうしてそこまで自分本位に考えられるのか理解できないわ

ネガキャンしとこ〜〜〜

マスクはもう要らん

もうマスクはいらないんじゃないの

汗でベタベタになるやん

マンボウの時だけ必須、ってやってメリハリ付けてくれよ

ただテーブルアクリル板は残して欲しい

同じテーブル内でのアクリル板は要らんけど他の客とはアクリル板が欲しい

あと在宅勤務もそのままで

飲み会は復活しても別にいいけど集合研修とかは全部ナシにしよう

リモート飲み会があるくらいだから

リモートクンニ✋(👁👅👁)🤚という選択肢もあっていい

anond:20220509104331

飲み会リモートも含めて嫌いだから付き合いは悪いほうだぞ(自覚)

ワイ自身過去にしたツッコミを見てもらって、ツッコミ力を総合判定してもらうことで問題になってるツッコミ自演ではないことの確からしさを上げるという方法もあると思った。

ワイの今年度お気に入り自信作ツッコミ第一位は20220127083926の豆しばみてぇなやつだなって増田やで。反応速度2分というのがお気に入りポイントや。ヒヨコも置いてきた🐣

2022-05-07

どうでもいいMTGの話

あと数年でMTGコンテンツとしての寿命が一旦終わりそうなので、どうでもいい覚えてることを書き残しておく。

anond:20220507101936

寝具屋の営業って絶対飲み会で「枕営業してまーす」って言ってそう

2022-05-05

新卒女性社員だった当時の自分に言いたい 配属初日転職しろ

増田経験を語ったとりとめのない長文になってしまったため、

初めに言いたいことだけ記載します。

セクハラセクハラとされない会社存在する

新卒・若手女性社員へ 辛いと思ったらすぐに転職してください

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

10年前の話になる。

4年制大学卒業都内企業総合職として入社した。

200人の同期と3か月間の集合研修を終えた私は、

期待と緊張で胸いっぱいで現場に配属された。

配属先には20代の若手社員もいなければ、女性社員もいないと聞いていた。

年上の男性社員と上手くやっていけるだろうか。

早く先輩方の役に立てるようになるだろうか。

不安はあれどとにかく笑顔で明るくを心がけ、配属初日挨拶回りを行った。

増田です。よろしくお願いいたします。」

その時に、背筋がぞわぞわとする嫌な違和感を感じた。

増田さん、よろしくね。

 女の子が来るなんて嬉しいよ。増田さん彼氏いるの?」

初対面である。初対面で彼氏いるかといったプライベートなことを聞くだろうか。

なお相手40代男性社員であり、年齢的に距離感が近いということもない。

また、成人している社会人が「女の子」と呼ばれることにも違和感があった。

しかし、この違和感はその後挨拶した社員(30半ば~60代男性)ほぼ全員に対して感じることになった。

初日だけで「女の子」という言葉を30回は聞いたように思う。

次の日からは「女の子」として業務を教えられることになった。

「"女の子"に電話を取ってもらった方が嬉しいから、電話番お願いね。」

「"女の子"だけど大変じゃない?」

「"女の子"なのに大丈夫?」

「"女の子"がこの部署に来たことないから緊張しちゃうよ」

私の名前は「女の子」ではなく増田である。と何度思っただろうか。

また、やたらと「女の子から○○?」と聞かれるが質問意図理解できなかった。

ほとんどの会話が「女の子」で始められた。

いわゆる女の子らしい、おしとやかだとか愛嬌があるような振る舞いなど

これまでの人生したことがなかった。

また、異性にちやほやされたこともなかった。

そんな私が、新入社員新人や一人の人間ではなく「女の子」として見られ、

女の子」としての役割や振る舞いと求められているように感じた。

正直、辛かった。

その後3年間、私は「女の子」として職場男性奉仕することになる。

お茶くみ、部署男性社員が買ったお土産お菓子の配布、

1日あたり30~50件ほどの電話の取次ぎ、

世間話相手(妻の愚痴や「女の子には分からないだろうけど」「女は楽でいいよな」といった男尊女卑の話が多い)、

出張の準備の手伝い、コピー取り、その他さまざまな雑用

また、「女の子」としての振る舞いもよく指導された。

先輩社員業務の仕方を伺うと、

「え~女の子なんだからもっと可愛く言ってよ~」

と返され何も教えてもらえないため、聞き方に気を付けなければならない。

部署の30代半ばの女性社員が幣部の男性社員に話しかけるとき

座っている相手の横に跪き、猫なで声で、相手を持ち上げてから要件を話していた。

「○○さ~ん!この前は本当に助かりましたぁ。さすが○○さん!

 ところでお願いがあってぇ。この件なんですけど・・・

 ○○さんお願いしますぅ!」

私もそのようにしなければならないのだろうか。

猫なで声はできなかったが、

床に跪くところと相手を持ち上げるところを真似して

質問するようにしたら会話してもらえるようになった。

定期的に上司に個室に呼び出され指導もされた。

「足を出せ。スカートを履け。」

「男なんてころがせばいいんだ。スカートを履け。」

指導は何年も続いた。

会社飲み会では役職者の隣に座らされ、

役職者のお酌をずっとしていた。

飲み会の帰りには、入り口に立たされ役職者の60代の男性握手させられた。

女の子」「女子」と毎日何十回も言われ、

日中業務時間中に髪や太ももなどを触られ、

辛い思いをしているとよく言われた。

「可愛がってもらってるんだよ」

「可愛がってもらっているうちが華だよ」

女の子なんだから

女の子は楽でいいよね」

そのような環境に何年もいるうちに自分認知が歪んでいった。

女のくせに働かせてもらえているだけ有難いんだ。

女だから体を触ってもらったり男性関係を聞かれたり可愛く媚びることを求められるのは

可愛がられているからなんだ。

精神的苦痛は女だから仕方ないだ。

若くて仕事の出来ない自分が悪いんだ。

当時、「女でも頑張って働かなくちゃ」という趣旨メッセージSNS投稿すると、

「何と闘っているの?w」とコメントがついたことがあった。

今になればそう思うが、当時は「女の子」の洗脳が強かった。

入社して数年後に年下の男性の中途社員入社したが、

電話の取次ぎやお茶くみなどすべての雑用係は私のままだった。

女の子」がやったほうがみんなが喜ぶからということだった。

年下の男性が仕事をし業務スキルを身に付けている時に、

私は電話の取次ぎやお茶くみをしていた。

そのような職場に勤めて数年、転職することになった。

ある日30代半ばの男性が30代前半の女性に対して、

「あのババアが!」とオフィスで本人にも聞こえる声量で怒鳴ったことがあったり、

30代半ばの男性20代半ばの派遣女性に対して

「しゃべり方がむかつくんだよ!」と怒鳴り泣かせており、

周囲の人間は全員見てみぬふりをしていたことがあった。

この会社は30代以上の女性が働けるところではないし、

職場男性人間性も疑うところがあると思った。

また、何より私は一人の人間として仕事がしたかった。

希望業務があった。

運よくいい会社採用が決まった。

転職先は女性差別のようなものはない有り難い会社だった。

入社初日にまず会社エレベーターに乗った時に驚いたことは今も覚えている。

転職先では、男性エレベーター入り口付近に立ち開閉ボタンを押していたのだ。

今までは、女性がへこへこしながらボタンの前に急いで行き(先に男性がいたらすみませんと言って交代する)、

男性に降りる階数を聞き、開閉ボタンを押していた。

私は本当に驚いた。

男性ってエレベーターボタン押せるんだ・・・

その後も転職先の会社では驚きの連続だった。

猫なで声で話す女性がいない。

髪や太もも身体を触られない。

媚びなくても業務を教えてもらえる。会話してもらえる。(※当たり前だが社会人としての気遣い必要だ)

女性男性と同じように仕事をしている。

30代40代女性社員仕事をしている。

女性プライベートを聞いたり、昨晩行った風俗についてオフィスで話す男性がいない。

女性を怒鳴る男性がいない。

お茶くみ係がない。

お土産は買った人が自分で配る。

電話番は新人が行う。(たとえ新人男性であっても!)

雑用新人が行う。(翌年かその翌年に新しい新人に交代される)(女性固定ではない)

飲み会若い女性がお酌係やオーダーの取りまとめや皿の片づけをしておらず、

男性社員と同様に歓談している。

女の子」と話しかけられず、「増田さん」と言ってもらえる。一人の社員として扱ってもらえる。

転職して数年がたつが、素晴らしい会社とご縁があり本当に感謝している。

仕事は大変になった。覚えることはなくならないし、責任が増えていく。

しかしそのような社会人としての当たり前の苦労を望み、

スキルアップをしたかったので本望である

女の子」の指導をされたこと、職場男性奉仕していたことは、

ただ搾取されたにすぎなかった。

仕事に不必要な学びだった。

もっと早く転職すればよかったと後悔している。

とりとめのない長文になってしまい、申し訳ありません。

このような経験と後悔から、私が言いたいのは、

環境が辛いと感じたら即転職すべし」 です。

職場環境職場人間性は変わりません。

上記会社現在東京都内にあり、怒鳴った男性含め現役です。

まり新卒女性社員被害にあう可能性もあります

自分の身を守るために、貴重な時間を浪費しないために、

辛いと感じたらすぐに環境を変えた方がいいと若い女社会人に訴えたいと思い、筆を執りました。

若く可能性と希望にあふれた女性普通に仕事ができることを祈っています

稚拙な長文を最後までお読みいただきありがとうございました。

飲み会で嫌いな人を名指しで宣言した人(なぜやったのかわからない)

コミュニケーションツールでその人の発言に誰もスタンプさなくなって草

2022-05-04

anond:20220504113910

フェミニズム会合とその後の飲み会に盗聴器でも仕掛けてみなよ

びっくりするほど統制のとれた発言しか出ないよ

2022-05-03

anond:20220503214119

ワイが最後飲み会参加したんは十年以上前やが終わった後の開放感が半端なかったやで

会社飲み会から帰ったら

急激に友達も作れず孤独に過ごす自分が寂しくなった

 

いつもは1人万歳!!自由謳歌!!!って気持ちなのに急に寂しさ募るから困る、泣きそう

最大限の悪意を持って解釈する人

会社飲み会に出たけどその週は酒を沢山飲んでたか会社飲み会では飲みたくないって言ったら「友達とは飲めるけど会社人間とは飲めないんだ」って上司に言われた。

そういうことじゃねーよ。

男だからって下ネタ好きと思うな。

男だからって下ネタ好きと思うな。自分ははっきり言って苦痛だ。

飲み会とかで女がいないと(あるいはいても)下ネタを始めるやつ。迷惑だし、苦痛だし、下品だし、何より面白くない。

自分下ネタを言うことがないわけではない。ただ、その時と場所相手を厳選しているだけで、お前とはしたくないだけだ。

昔はタバコをどこでもかしこでもスパスパ吸っていたのが、今は多くの喫煙者場所を選んで吸っている。喫煙者非喫煙者共存観点からして大変素晴らしいことだと思う。

下ネタを話したい奴も同じようにTPOをわきまえてほしい。男だからってみんながみんな下ネタ好きと思うな。

追記

童貞って実体験がないかネタ話に加われないの分かるよ

うそう、こんな感じで突っかかってくる奴だよ、自分が嫌いなのは。いやー、非常にいいサンプルが得られたよ。ありがとう

2022-05-02

アニメーションを作る仕事をしていた【後編】

【前編】

https://anond.hatelabo.jp/20220502223251

次は、私が現場で直接に『畜生』と対峙した際の経験だ。「マジでクソだな」の2つ目になる。

あるアニメの記念すべき回の収録(製作委員会の各社代表が参加。弊社からは私)が終わった後、スタジオの待合室で出版社の人と雑談をしていた。この後で飲み会をする約束を取り付けてから、私が座椅子を立ってトイレに向かう途中の廊下で、それは起こっていた。

男性声優(以下「男」とする。声優と呼ぶだけの価値はない)が、違う事務所女性声優の手首を掴んで言い寄っていた。男は、自動販売機の近くの壁に女性押し付けるようにして口説いていた。ご飯に行こうよ、とのこと。女性に逃げ場はないし、顔も近かった。女の敵は権力者だけではない。あらゆる状況において存在する。

私は距離を取って観察していた。考えが誤っている可能性があるからだ。しかし、やはり女性は嫌がっている。顔はこわばり、体は斜めを向いて男と視線を合わせないようにしている。それを確かめて私は、ぐいぐいと2人の方に歩いて行って、声をかけた。

ちょっといいですか。この子は嫌がってるみたいです。やめた方がいいと思うのですが」

「あ?いやいや……おかしいやろ」

歯切れの悪い言葉とともに男は黙った。お互いに顔は知っているが、話したことはなかった。

返答を待っていると、男が「こっちのことなんで。うちら同士のことなんで関係ないでしょ」と、女性声優を連れて移動しようとした。

私の記憶では、「待て!」と叫んでいる。左手で男を制したはずだ。

「やめろと言ったろ。私がどういう立場人間かわかってるよな?」

そう言って睨みつけると、男はまた黙った。

「今回に限っては、この子事務所に報告するだけで済ませる。あなた事務所には話さない。その子の手を離して、もう帰ってくれ」と彼のための逃げ場を用意したのだが、それでも手を離さなかった。

目いっぱいまで男に近付いて、額の辺りを睨みつけた。「帰れ」とだけ告げて、それでまた男の目を見続けた。

すると、男が女性の手を放した。舌打ちをして玄関の方に移動していった。収録の時は大人しい印象を受けたが、こんな人間だとは思わなかった。

女性を見ると、真下を向いていた。鼻をすする音が聞こえる。顔は前髪で見えなかった。

マネージャーに報告しないとだめだよ。難しかったら、私が一緒に行ってあげるから」と言うと、「ありがとうございます」とだけ返ってきた。そういうわけで、その場は事なきを得た。

飲み会前のトイレに行った後、出版社の人とスタジオを出る時、その子マネージャーと一緒にいるのと確認して安堵したのを覚えている。

それで、入口自動ドアを通り過ぎたところで、ある理由マネージャーに呼び止められた。以後数か月の間、さっきの声優の子と色々あったのだが……これは別の物語、いつかまた、別のときにはなすことにしよう。



競争嫉妬自尊心

最後に。“競争からまれ嫉妬”について話したい。

まずは以下のサイトを紹介する。エンタメ作品レビューするためのサイトだ。

1回で読み切れる量ではないため、後でまとめて読まれるのを推奨する。

作品データベースドキドキ!プリキュア

https://sakuhindb.com/janime/7_DOKIDOKI_21_20PRECURE/

作品データベーススタートゥインクルプリキュア

https://sakuhindb.com/janime/7_Star_20Twinkle_20Pricure/

概要説明すると、前者はプリキュア暗黒期(2011~2015頃。男児向け作品出身者がプロデューサーだったのに起因するらしい。確証はない)と呼ばれる作品ひとつだ。後者については、「東映アニメーションが若手女性プロデューサーを大抜擢!」というアニメ雑誌の記事記憶に残っている。

上のサイト作品データベース)では、プリキュアシリーズにおいて「非常の悪い」の評価数が多いものがたまに現れる。

ネタバレ回避しながらコメントを紹介していく。『ドキドキ!プリキュア』だと、「主人公が実は一番自己中」「パロディが多く、児童向けとしてふざけている」「赤ん坊になんてことを」といった【作品感想】を見つけた。

同じく、『スタートゥインクルプリキュア』だと、「主人公の声が無理」「追加メンバーの扱いが悪すぎる」「最後のあたりでメインテーマである多様性否定」といった【作品感想】があった。ここまではいい。批判というのはあってしかるべきだ。

稀にではあるが、質的に異なる評価コメントがある。スタッフ誹謗中傷することが目的であり、作品の内容は二の次、三の次といった次元レビューを見かけることがある。プロデューサーの経歴にやたらと詳しく、シリーズ構成や脚本家過去にどんなシナリオを作ってきたかを把握している。業界用語ポンポン飛び出す。

こういったレビューは言うまでもない。アニメ業界内部の人間が書いている。「なぜ私じゃなくて、あいつが評価を受けるんだ。なぜあいつが表舞台に立っているんだ!?」という至ってシンプル理由――妬みや嫉みである

彼ら彼女らは、特定個人こき下ろす目的公共の場コメントを書き込んでいる。製作スタッフしか知らない内容や、業界人でないと考察できないレベルの内容がつらつらと並んでいるのを見ると、慙愧に堪えない思いをすることがあった。

嫉妬なのだろう。他人成功することで自らの地位が低下するという思考に由来して、こういった行動が起きる。彼らは悲しい存在だ。他人を蔑んでいる時点で、相手自分より優れていることを認めている。このように仲間を大事にできない者は組織大事にしないし、自分すら大事にできないことが多い。

これとは逆に、相手賞賛するというのは、事実客観的に把握したうえで仲間を尊重する行為だ。自分相手組織、という感覚があるから相手自然に認め、褒め称えることができる。仲間が成長して賞賛を受けると自分気持ちいい。そういう原理が働いている。

特に健全で安定した自尊心自分価値があるという意識。誇り。自分は影響力のある、重要存在だという感覚)をもてるかどうかは、りっぱな価値ある仕事自己の内部に取りこみ、自己の一部にできるかどうかにかかっている。

完全なる経営(2001/11/30) アブラハム・マズロー (著), 大川 修二 (翻訳)  P.25



人間は、精神的に未発達な時期がある。少年期~青年期は特にそうだ。自分はすごいと思いたがり、他人はすごくないと思いたがる。常に上に立っていたい。だが、精神が成長すると、人間比較することに大した意味はないことがわかる。

エンタメ業界問題点は、精神的に未発達な人間が多すぎることにある。そういうわけで、公共インターネット掲示板で、同じ会社の仲間を糾弾するといった行動で鬱憤を晴らそうとする。嘆かわしいとは思うが、あくま当人課題であり、私にはどうすることもできない。当人が成長することでしか解決しない。

アニメ業界活躍していきたいと考える人が、有象無象に足を引っ張られない未来を願っている。私には、そういった人間相手にし続けてなお、作品作りへの情熱を燃やすだけの『好き』がなかった。

から、この業界を辞めた。心が限界で、いつしかアニメが好きではなくなっていた。

から地元田舎に帰った。心のゆとりがほしくなって。

から残業が少ない仕事を選んだ。今はしみじみと会社員兼農家として生きている。

以上でこの日記は終わりだ。一万字もお付き合いいただきありがとうデリヘルの人ではないか安心してほしい笑

これまで、私を育ててくれた業界感謝を述べたい。楽しかたことも、嬉しかたことも、悲しかたことも、憎しみを覚えたことも、とにかく多くの経験を与えてくれた。

私はこの業界から去って、田舎で暮らすことを選んだ。けれど、業界に残ったあなた達が、今でも人の心を動かせるだけのコンテンツを作り続けているのを知っている。

これからも、素晴らしい作品を世に送り出せますように。












今季お勧めアニメの紹介

最後に、大人男性向けに春アニメを紹介する。今は5月なので5本を挙げる。

それぞれ400字以内になるよう心がける。順番に意味はない。思いついたものからだ。

1. パリピ孔明

放送前は「まだ0話だけど切るわ」という意見がちらほらと散見された。今では覇権候補として認識されている。

これ子ども向けだよね?と思っているのなら、はっきりいって違うので、ぜひ3話まで視聴してほしい。音楽好きにはお勧めだ。

作品全体として優れている。P.A.WORKSらしい安定した作風である

コンセプトも、脚本も、演出も、作画も、キャラクターもすべてが及第点以上だ。

予算が大量にあるわけではないのだが、悪い点はひとつもない。

孔明の英子への愛情が見て取れる。彼女の歌を1人でも多くの人間に、世界に届けるために奮戦する姿に胸を打たれる。

願わくば中国での規制が外れますように。 

2. ダンス・ダンス・ダンスール

バレエが題材だ。

少年少女が熱情をもって物事に取り組む姿を見ることができる。

こういう独自性のあるアニメは、面白いかつまらいかの二極になりがちだ。当作品は、もちろん前者である

作画はかなりOK人間が動いている感じがするだけでなく、その実際の動きを見ている者がどう視覚するかまで含めて画を描いている。

そういう描写が1話からビュンビュンと飛び出してきて、まさに圧巻だった。

シナリオもいい。作者がどれだけ等身大中学生を描いているか垣間見ることができた。リアルだ。あまりにもリアル。あー、昔はこんなんだったな、と感じてしまう。

課金して原作を読んでみたけど、やっぱり原作者(ジョージ朝倉)の実力が違う。レベルが違うとはこのことだ。

スタッフが本気で作っていると断言できる。というか、今季アニメは当たりが多すぎる。最終回まで残り2ヵ月もある。楽しみだ。

これが好きな人は、『ボールルームへようこそ』も楽しめる。


3. であいもん

こういうのでいいんだよ。こういうので。

4. SPY×FAMILY

覇権枠だ。

製作委員会がそれぞれ大量の資金スタッフを出し合い、平均的なアニメの実に3~5倍以上の予算時間を使って最高のものを作り上げる。これは、そういう類のコンテンツだ。

WIT STUDIOとCloverWorksの共同作品になる。

(「進撃の巨人」と「青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない」の制作会社

原作者は長年漫画家として活躍しており、ベテランの域に入りつつある。

この『SPY×FAMILY』の漫画原作の序盤は、無理やり感のある脚本運びだ。

まりこじつけ的な舞台設定や、シナリオや、キャラ言動が見受けられる。それらは間違いない事実だ。

だが、中盤以降はキャラクターがどんどん生きてくる。

ネタバレはしない主義なので伏せるが、尻上がり的にどんどん面白くなっていく。

このアニメを見続ける価値はある。最初の方だけ我慢すれば、きっと楽しめるようになるだろう。今後の展開をお楽しみに。

5. ヒロインたるもの!

ニコ動出身クリエイターユニットHoneyWorks』の楽曲スピンオフアニメ

ハニワというと、やはり「女性向け」を想起する人がおられるだろう。

これは、男性も楽しめる作りになっている。ハニワは女性メンバー主体だが、男性も一緒になって創っている。安心してほしい。

主人公はいい子だ。ドジなところにも明るさがあって、人生への本気度があって、好感が持てる。

私が好きな社会心理の本に、「男性カタログシチュエーション萌え女性物語関係性に萌える」という文言がある。

まず、女性向けという観点でいうと上の相関関係合格点を超えている。細かくは述べないが、人間関係は大変濃いうえに、ドロドロすることもある。

男性向けという観点からは、「シチュエーション」を挙げよう。第3話のMV撮影回において、とある胸糞描写がある。終わりの方で、まさに倍返しとばかりの展開があるのだが、これがまた爽快だった。この回で全話視聴しようと決意した。芹澤優の演技がバッチリはまっていた……。

女性の瞳を見ることができない

この日記の書き始めは、2022年3月23日。私の増田歴は2年ほどになる。基本はROM専だ。

週末にはてなブログランキングを見る派なのだが、その一番下に増田部門があるだろう。

ある日そこで、弱者男性話題で盛り上がっているのを見た。

弱者男性』というのは要するに、男としての権利義務や果たすとか、オスとしての欲求を満たせずに苦しんでいる男性のことらしい。特にお金モテ問題が多いようだ。

私に言わせれば、どんな人間だって自由はないと思う。

どれだけお金がある人でも、どれだけモテる人でも悩みはある。自分の思いを果たせずに苦しむことには変わりない。自由は、苦しいのだ。

私は、30代後半になる男だ。これまでずっと、道路や、公園や、箸などの大型建築物を創る仕事に打ち込んできた。あなた都内暮らしであれば、私が設計した橋梁を使ったことがあるかもしれない。

年に数えるほどしか増田には投稿しないが、退屈にならないように綴ってみる。

以下、当時の日記を加筆修正したものになる。逆時系列にしている。



2022/3/18

職場の窓口にお客さんが来た。女の人だ。見た目は25,6才ほどか。

建築関係で、測量業務相談をしたいという。アポなし。

カウンターに座るように案内をして、その子説明を聞いていた。

五分も経つと、向こうの説明が粗方終わった。話の最後で、こちらの資料サービスで何点か手渡した。

別れ際、その子が割と遠方から来ているのを知った。職務経験が浅い印象があったので、「質問はありますか?また来ることがあっても困るでしょう」と話を振った。

の子が顔を上げた。すると、次の瞬間だった。コロナウイルス対策プラ製の衝立越しに、その子と目が合った。瞼の上の、ふわりとした茶色パーマが特徴的だった。

しまった」と感じた。

話の最中、その子の姿を見ないようにしていた。私はずっと、カウンターにある資料目線をやっていたのだ。

・・・私と目が合った途端に、その子の瞳が大きくなった。茶色い瞳孔をふわっと見開いて、両手の掌をテーブルの端にちょこんと乗せて、こちらに身を乗り出してくる。目を逸らすのも失礼なので、ちょっとの間だけその子の瞳を見ていた。

その後、私は少しばかり視線を落としたはずだ。

確認ですが、このフェンスのところには町内会倉庫が置かれるんでしたっけ」

はい、そうです!」

マスク越しでもわかる、その子の綻んだ顔に目を背けるようにして私は、カウンターの端にあるスタンプ台に視線を移した。

帰り際、その子名刺を置いていった。会社名と、その子の氏名と、会社電話番号と、メールアドレスと、上から鉛筆書きで携帯電話の番号が書いてあった。「会社にいない時はこちらに」とのことだ。

接客が終わって私は、名刺ホルダーの一番目立たないところにそれを突っ込んだ。

2021/12/21

休みチャイムが鳴った。

給湯室までコーヒーのお湯を汲みに行こうと席を立ち、廊下に出たところで、細身で背が高い子が正面から歩いてきた。いつも髪をお団子みたいにまとめている。

今年入ってきた新人の子で、私と同じ高専の出だった。片手に厚生地ハンカチのようなもの(あれはなんて言うんだろう。ハンカチタオル中間みたいなやつだ)を持っていた。

の子は、私とすれ違おうとする時に、「ばぁっ!」と言いながら両手を広げ、私の方に躍り出てきた。私がのけ反るのと同じタイミングで、小走りで後ろ壁まで下がって、にやにやしながらその子職場の方へと早歩きしていった。

しまった、対応を間違えた」と思ったのは、その年の6月頃だ。

の子は私の部署で余った事務用品をもらいに来ていた。あの時私は、縦横5000×5000ほどの段ボール(中に大量の事務用品あり)を抱えて、その子に渡そうとしていた。

ダンボール箱を渡し終えた時、私には見えてしまった。

「○○さん。開いてるよ」

小さい声で、その子スカートのファスナーが開いて、横から灰色下着が見えているのを指摘した。

の子は、「あ……」とだけ呟いて、カチンコチンコチンに固まった。私がそそくさと自席の方に戻って座りかけたところで、その子段ボールを床にガタンと落としたのを聞いた。

どうやら、片方の手だけでファスナーを元に戻すことには成功していた。その子のところまで行って、段ボールを持ち上げて、「ゆっくり運ぼうね」と声をかけた。

今思えば失敗だった。その子は、あれから廊下で私とすれ違う時、たまに凄く嫌そうな表情になる。廊下の端の方に寄って、小走りで駆け抜けるのだ。その度に、申し訳ない、ごめんなさいという気持ちになる。

2021/9/30

三日月だったかもしれない。

よく行く近所のコンビニに、高校生大学生ほどの女子店員がいる。ハキハキした明るい接客をするし、どんなお客にも物怖じしないし、チャッチャとした勢いで在庫ケースを開けてアイス冷凍食品を突っ込んでいく。将来有望な子だと感じていた。

ある夜だった。コンビニによっては、お客さんがレジの画面で決済手段を選んだり、現金をキャッシャーに入れたりするだろう。

私の目の前に並んでいたお爺さんだったが、どうやら初めてのようで画面操作に苦戦していた。その子カウンター越しに指で指示をするのだが、なかなか難しい様子だった。その子身長は低い。レジから身を乗り出すも、うまくお爺さんに指示ができていない。

でもなんとか、最後の画面までは行っている。私は近づいて、「ここを押すんですよ」とお爺さんにジェスチャーで示した。無事に決済処理が終わった。

私の番がくると、「ありがとうございました」とその子が言った。「○△さんは優しいんだね」と声をかけた。「そんなことないです!」と全力で謙遜をする。

その際、彼女の変化に気が付いたのと、心の中で「やめておけ!」という声がしたのは同時だった。喉の方が早かった。

今日は、なにか顔が違う?」

実際、そうだった。あの子雰囲気は違っていた。

家に帰って、ようやくコトバが浮かんできた。あれはチークだ。女性の瞳の下がうっすらと赤くなっているやつだ。

いつだったか、直属の上司女性社員に対して、「その赤いのは何だ?」と声をかけると、その人が、「これチークです」と返して、さら上司が「チンコ?」と問い返し、微妙雰囲気になったのを思い出した。

の子は、私の問いかけにレジの前で飛び上がって、「えー、どこが違いますかっ?」と元気いっぱいに質問を返してきた。物凄い勢いで身を乗り出している。「わからないけど、なにか違う気がする」と答えたはずだ。

以後、その子レジを受けてもらう時、話しかけてくるようになった。二週間に一度くらいか

「昨日の朝、自転車で走ってましたね」

「すっかり寒くなりましたね」

「私、来月から薬学部研修に行くんです。しばらく会えません」

去年のクリスマスを過ぎた頃だったか。その子と話をしなくなったのは。

急に暗い表情になって、私と世間話をすることはなくなった。

できるだけそのレジを避けるようにしたのだが、たまにどうしようもない時があって、その度にまた暗い面持ちを見ることになる。



2021/6/初旬(特定危険があるので初旬としている)

こういうことがある度に、「間違えた」と感じる。

上に述べた内容は、人によっては嫌味に聞こえると思う。もし、あなたが異性にモテたい人間で、かつモテないのだとしたら、イライラとする内容であるに違いない。

私と目が合った異性愛者の女性は、私に異性としてのアプローチを求めるようになる。目が合わない場合ですらそうだ。

昨年の6月。他組織から依頼があって、コロナワクチンの接種協力の仕事をした時だった。文化ホールの2階席が待機場所だったのだが、覇権会社から来ている女の人は、周りが空いている状態でも私の隣付近に座ろうとした。

○ 私

派遣会社女性

△ それ以外の主に男性

△ ●●● △

 ● ○●△ 

△ ● ● △

オセロだったらと思うと恐ろしくなる。黒が集まっているし、左右には正体不明の駒がある。△がみんなルークで、かつ私の味方であることを祈りたい。

派遣会社の女の人は、昼食を食べている時、チラチラと私の胸板を見ていた。上着を着替える時は特にそうだ。

「お前、さっき俺が着替えてる時チラチラ見てただろ」と言いたくなった。

それで、相手の方に視線を向けると、メジロのようにサッと首を回して向こうを見る。これに限らず、何もしておらずとも人から視線を感じることが頻繁にある。



2017/9/上旬(〃)

この時までは、「できれば女性の目を見ない方がいい」が方針だった。この体験の後は、「絶対に見ない」と自らに誓った。

あれはまだ、前の会社にいた時だ。地元密着型の企業で、年に一度、会社敷地お祭りをやるところだった。一般の人を100人ほど招いてワイワイと楽しんでもらうのだが、私は輪投げゲーム担当になった。

昼下がり、1階の広い室内のひと区画で長机に座って店番をしていると、6才くらいの女の子が前を通った。同じ部署の女上司の子どもだった。

の子は輪投げスペースを通り抜けて、私のいる机の前まで来た。それで、微笑みながらその子の顔を見たところ、きょとんとした顔になって、トコトコと母親のところに歩いて行った……数分後、その子母親の手を引いて、またこっちに来た。輪投げゲームをやりたいという。

その時は普通にプレイしてもらった。帰り際に何かの景品、水鉄砲だったかを渡してあげた記憶がある。

その一ヵ月後だった。私と同僚が、女上司母親)の会社忘れ物を家に届けた時のことだ。

呼び鈴を鳴らして玄関口に入ると、女上司が出てきた。忘れ物を渡して、「ありがとうね」と言われたところで、例のあの子が奥の方から玄関に出てきて、私の方を見た。

すると、口をちょっと開けて、後ずさったかと思うと、一目散に後ろに駆けて行った。柱の後ろに隠れると、「いやだ、わたし、あの人に会いたくない!」と叫んだ。

一言一句、誤ってはいない。確かにの子は、慌てた声で、亀のような姿勢になって、そう叫んだのだ。「あんた!この子になにしたの!」と言われた私は、何もできなかった。

次の日から職場に居ることが苦痛になった。とにかく仕事がやりづらい。女上司との仲が悪循環的に悪くなっていった。

この日から半年後、私は転職を決意した。それから約三ヶ月間、耐えに耐え、今の会社に入ってからは、ずっと今の職場技術関係仕事をしている。



上のような諸々の現象出会うことは正直よくある。年に十回以上は固いだろう。

その度に、過去にあった嫌なことを思い出して、「馬鹿なことをしてはいけない」「自分他人も傷つけてはいけない」と自らを律する。

過去にあった嫌だったこと。思い出したくはないが、この機会だから思い出してみよう。

地元高専にいた時、アルバイト先のマクドナルドで、ある女の子彼氏彼女的な雰囲気になったことがあった。が、今の私も、当時の私も奥手で、仲が進展することはなかった。雪が降る中、飲み会の帰りにその子を家まで送って行って、アパートのドアが開いたところで「今日ありがとう。じゃあね」と言うと、その子は私の顔を見上げて、多分十秒くらい経ったろうか。視線を部屋の中へと送ってその子は、またしばらく黙っていた。すると、突然早歩きで部屋に入って、ガチャンと扉と鍵を閉めた。しばらく立ち竦んでいると、その子の部屋の中で、また何か音がした気がした。私は振り返って、自宅に帰った。申し訳ないことをした、と今では思う。

電車で移動する時。愛車(自転車)の修理が必要な時や、会社に遅れるリスクがある時は山手線通勤する。席を確保してゆっくりしていると、いわゆるトナラーというのか、見知らぬ女の人が隣席に腰をかけることがある。40もつれの女性であることが多い。やがて、その女性ウトウトたかと思うと、私の肩に顔を傾けてくる。逃げるのも申し訳ないので、大抵は我慢している。

電車通勤時に会社近くの駅で降りるとき、「すいません……」と斜め後ろからオドオドとした、だが妙に勇気を振り絞った声がすることが稀にある。そこには大抵、中学生高校生がいて、顔を伏せがちにして私の方に歩いてくる。それで、カバンから可愛らしい封筒を取り出して、「読んでください」と手紙差し出す。『ごめんね。申し訳ない』。そう思いながら、「勇気がいったよね。ありがとう。読ませてもらう」と返す。手紙を受け取ると、手提げかばんに仕舞って、会社が終わって家に帰ると衣装ケースの奥に入れる。時間がある時に恐る恐る読んでいる。



時間現在に戻す。

私は幸せではない。普通の人が望む恋愛幸せを感じられないからだ。

先日の、ある洋風居酒屋を貸し切っての飲み会の席だった。何十人もの社員が参加する、それなりの規模の酒席だ。幹事集団が、開催前の挨拶で「ソーシャルディスタンス」を連呼していたのを覚えている。

若い子が多かった。30代は私と男の後輩の2人だけだった。飲み会の開始直後を除いては、ずっと1人でメシを食べていた。二十分が経ったところで、後輩の男が、「増田さん。今いいですか」と満面の笑みで声をかけてきた。かつては同じ部署で、手取り足取り何年も仕事を教えてきた後輩だ。

要約すると、「あっちに先輩の席用意してますよ」とのこと。

彼の身長は170あるかないかで、体格は太い。着古した作業着居酒屋に来ていたが、ちょっと汚れのある様がパリピ向けの店の雰囲気にそぐうと感じた。

笑顔はきれいだった。店内の薄暗いLEDに照らされて。少年的な感じのするスマイル。顔は色黒いのだけど、爽やかな感じが伝わってくる。

はいいやつだ。数年後には、いいお嫁さんをもらっているのだろう。

女の子が2人待ってますよ。増田さんのために揃えたんです、褒めてください! △△さん(4階の職場で一番綺麗とされる女性社員)が来てますよ」

後輩はそんなことを言った。私は特別席へと案内を受けるようだ。

後輩は、うす暗い居酒屋とある区画の前まで来ると、「俺は男同士で飲みますわ。先輩は楽しんでください」と向こうのスペースに行った。目の前には後輩が説明したとおり、女性が2人、灰色調のソファに並んで座っていた。それともう1人(「ばぁっ!」の子)が2つ隣のソファまごまごしている。私は対面に座せばいいようだ。

それで、女の子達(同じ階の後輩3人だった)を見た。一人はショートカットで、一人はセミロング?をポニーテールみたいにしていた。もう1人は、肩甲骨の下までの長い髪だった気がする。

雑談小一時間した。私目線だとそれなりに盛り上がった。みんな大体同じだけ会話ができていたはずだ。退屈そうな素振りしたこともあったが、気付かれていないと信じる。

この時も、やはり後悔がある。トイレで席を立った時、あの男の後輩を見つけた。少し酔っていたのもあり、声をかけみてた。

女の子はいいや。後輩君と2人で話したいんだけど。どうかな」

と彼に告げたのだが、鎧袖一触とばかり、「ふざけないでくださいよ~!」と、私の背中を押して、あの子たちのいる席へと連れて行かれた……。

それからずっと、あの子達とお喋りをしていた。やがて、飲み会の締めの挨拶が始まったのに合わせて、私は特別席を立って遠くのスペースに移動した。挨拶が終わる頃、幹事達に1万円を渡して、誰にも声をかけずに帰った。

色々と勉強になる飲み会だった。またいつか、機会があれば行ってみたい、かもしれない。



自分という存在が嫌になる。私にも心があり、胸にときめきを感じる瞬間があり、その存在がほしい、手にしたい、一緒になりたいと願うことがある。

でも、手に入ることはない。手に入れようとする行為自体が罪になる。挑むこと、それ自体が罪なのだ。私にできるはずがない。できない。できないよ。私には。

増田につらつらと想いを書き綴ってはみたけれど、どうやら少しだけ気分が楽になった。つまらない日記になっていたら申し訳ないけど、できればそうでないことを祈っている。

この記事を読まれあなたが、今年も幸せでありますように。

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