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はてなキーワード: 証左とは

2021-07-23

anond:20210723132639

現実に応じて態度を柔軟に変えることの出来るリアリズム政府であることの証左

理想を追い求めて自ら崩壊した左翼連中とは違うということだ

2021-07-20

anond:20210719195613

この記事が既に糖質被害妄想きついという良い証左

健常者に迷惑をかけないように頑張りましょうね

anond:20210720125810

増田に書くやつはSNSブコメよりも優れているという証左

2021-07-10

anond:20210710124143

池内さおりみたいにダブスタになってるのがその証左じゃん。

2021-07-07

「そっち側」にはなりたくなかったのに

人生バイト遅刻した。寝坊だ。パチンコ店開店前清掃のバイト面接で受かった木曜日、同期と飲んでいたら3時になった。6時40分集合だからそのまま行けばいいやと思っていたら案の定寝た。大学2年、二十歳になってこれである

朝は電話で目覚めた。面接担当だったおじさんの声で飛び起きる。

「いま向かっております。あと10分少々で着くと思います

階段を駆け下りる途中、足を踏み外して転がり腰を強打した。スマホが飛んで画面が割れた。

自転車でクソ飛ばす。寝ぼけマナコで何となく謝り、言われるがままに動いていたらバイト初日は終了した。誰も俺のことを叱らなかった。おじさんもおばさんも優しかった。いや、おばさんは不機嫌だったな。でもめちゃくちゃに怒られると思っていた俺は拍子抜けしてしまった。

めちゃくちゃ怒られる想定で敢えて楽観的にスルーしようと身構えていたか調子が狂い、結果的にはあり得ないようなポジティブ野郎になった。帰り道は鼻歌交じりだったし、「大したミスじゃなかったのでは?」と思い始めた。

しか時間が経つにつれ、バイト初日遅刻したことに焦ってない自分が急に怖くなった。言っておくがバイト初日遅刻するのは相当なやらかしだ。飲み会やらtwitterやらでは過去武勇伝やらかした報告としてこの程度のことは耳にはする。しかしまさか自分がそんな人間になっているとは思わなかった。

自分で言ってしまうが俺は小中高と成績は上の方だったし、面白くはないけど真面目な奴としてのポジションを得てきた。俺はバイト初日遅刻する奴らを笑ってるはずではなかったのか?「世の中には大事な場面で時間すら守れない、こんなに終わってる奴らもいるんだなあ」と他人事として聞き流してたんじゃなかったのか?いつから俺は「そっち側」になってしまったんだ?

もう一度言うが、バイト初日遅刻したエピソードなどありふれていてクソつまらんと自分でも思う。陳腐すぎて武勇伝やらかしエピソードとして語れるわけがない。俺が言いたいのは「自分が巷にあふれる終わってる人間」になってしまった恐怖と悲しみだ。俺はバイト初日遅刻するような奴を一生他人事として笑ってる側だと思ってた。自分はそうはならないだろと無意識に無条件にタカをくくっていた。絶対に「そっち側」にはなりたくなかったし、なるはずがないと思ってた。

これは堪えた。キツかった。でもよく思い返せば、どこかで何かやらかしそうなダラダラした毎日を送っていた。大学2年までバイトもせず勉強もせずにtwitterばかり開いて昼夜逆転してたのがその証左だ。俺はここで自堕落な今の生活を全力で立て直すことを決意した。時間は守る。自炊する。授業は寝ないで受ける。ここで譲ってしまったら「そっち側」から帰ってこられないような気がする。「そっち側」に行くのは簡単でも戻ってくるのは難儀だろうし、ここが分水嶺ではないかと思って一念発起する。

が、この文章を書いてるうちにまた一つレポートの締め切りが過ぎていった。おしまいだ。

2021-07-06

 ジャンプラに嫌いな腐女子のお手本みたいなキャラが出てて、読みながら笑っちゃった。せっかくなので主観嫌いポイント自分語りさせて頂く。

 何が嫌いがより何が好きかで自分を語れよ派の方や、腐女子お気持ち長文嫌いな人はただただ不愉快になると思うので見ないことをお勧めする。戦う気はないので。


 ジャンプラに載っていた読み切り漫画主人公が、私の嫌いなタイプ腐女子だった。その漫画をざっくりいうと「腐女子霊媒師主人公)が敵対する嗜好の腐女子怨霊と殴り合い、怨霊怨念を吐き出させて成仏させる」というストーリー。今誰でも読めるので気になる人は読めばいいと思う。詳しい内容は割愛する。


 まず一つ目の嫌いポイントとして、逆カプの説明

競馬で人が馬乗せて走ったらもう別の競技ですよね」

 というものがある。この例えがもう嫌い。

 いくら主人公主観による例えとはいえ受け攻めという概念の画一化がちょっと乱暴じゃないか

 受け攻めは全て個々人の好みである。受け攻めは人により違うので定義できるものではなく、唯一の共通認識ちんこ突っ込むか突っ込まれるかという基準である。逆カプが許せる許せないも人による。言うなれば酢豚パイナップルのようなの話じゃないか

 そんな好みでしかない話を競馬に例えてしまうと、”馬”と”人間”並みに受け攻めに乖離があるのが当然のように受け取れる。そんなことはない。受け攻めは見てる側の感覚しかない。素人に対して客観的説明ではなく主人公の好みを押し付けているところがもうすでに嫌いである。


 二つ目の嫌いポイントに、「正しさで殴り合い」をしようとしているところである。それは主人公が発した以下のセリフから読み取れる。

・「原作ちゃんと読め」

・「読解力磨いて出直してこい」

 また、素人カップリングの正しさの証明を聞かれた際に以下のようにも発言しているが、それはつまり「正しい正しくない」という感覚主人公が持っているということの証左ではないか

・「○×○が正しいと証明するにはどうしたらいい?!」→「正しい正しくないは関係ない!」

 そもそも二次創作物は全て正しくない。正しいのは原作だけだ。二次創作は全部個人幻覚だ。規模が大きくなりある程度市民権を得たとしてもそれは集団幻覚に過ぎない。

 「私の幻覚は正しい、私にとってはな」それは大いに結構であるしか主人公は、自らの幻覚の正しさの根拠原作を持ち出し、しかもそれで他人を殴っている。(これは怨霊に関しても言える)そんな行為の後に「正しさなんて関係ないよね!全てをぶつけ合おう!」なんていう河原ライバルと殴り合って真の友情が芽生えるみたいなノリをされても納得いかないのである

 ちなみに蛇足だが、現実にも逆カプ者同士で(言葉で)殴り合う腐女子はいるが、前提に互いへの信頼があるから殴り合っているのである思想感情問題で譲歩なく殴り合った結果に友情なんて普通芽生えないのではないでしょうか。わからんけど。


 三つ目の嫌いポイントに、主人公人間性が嫌いという点がある。もうこれはどうしようもない。主人公が可愛くて好きって人にはごめんね。

 まず、腐女子同士が互いの性癖で争うことは本当に無意味である。何も産まないどころか軋轢を生み界隈衰退の原因にまでなり得る。だからこそ互いに棲み分けをして平和にやっていこうとしているのであるしか主人公は、

・「超王道カプ」であることを理由に逆カプ煽りマウントを取る

過激派右固定総受上等左非固定 を主張

 これは平和にやっていこうとする者から見ればストレス以外の何者でもない。互いの性癖喧嘩するなんて労力の無駄しかなく、また腐女子同士なら思想の違いで実害が出るわけもなく、お互いノータッチでいれば済む話なのに、わざわざやっかみに来ることはもう「迷惑な人」でしかない。そんなことをやってしま主人公理解できない。が、実際にそんな腐女子はいる。頭によぎる過去出来事主人公が重なり、ああ、嫌いだなあと笑ってしまったわけだ。


 細かい嫌いポイントもっとあるけど、疲れたので終わる。

 蛇足の所感。今回の件、Twitterでは主人公受けに対するヘイト散見されたけど、どちらかというと主人公受けというよりオサムのような腐女子に対して苛立つのであって、主人公けが責められまくっているのはちょっと違うのではと思った。まあ気持ちはわかるけど。

 おしまい

2021-07-05

オタクという身分なんて一度だけでいいか言葉ごとなくなった方がいい

かつては熱意ある理数系や熱心なサブカルチャー共同体市民への敬意を表すものであったオタクという言葉だが、今では社会的弱者というか負け組隠れ蓑を指す用語に成り下がっている。

最近彼らのナントカ沙汰が増えまくっているのもオタクがかつての中流や上流の若者属性から単なる底辺の拠り所に成り下がっている証左ではないだろうか。

私自身の青少年期の思い出となった文化的階層が無くなるのにも未練はあるかもしれないが、今の病み切った現実を考えるにかつてのギャルヤンキーがそうだったようにオタク言葉と共にぶっ壊して再出発させるしかないだろう。

2021-07-04

ゲームユーザーは★2でも★3でも★1でもいいかレビューしてくれ

自分個人ゲームを作ってて、スマートフォンPC向けにリリースもしてる。

売り上げも全くないなんてことはない。

ただ、プラットフォーム内での評価は★0だ。つまり、1件の評価だってもらえていない。

なんの反応もないのは、プロダクトの質が悪い証左だというのはそれはそうだと思うし、反省もする。

それを承知の上で、個人開発界隈で声の大きい奴らが言う「★5レビューを寄越せ」というような内容について愚痴をこぼさせてほしい。

具体例もあげたいんだけど、万が一特定されても面倒だし、適当にggってほしい。これを言ってるやつはいくらでもいる。うんざりする。我慢するのもも限界だ。

ユーザー目線に立って考えてほしい。声の大きい開発者が言う「★5レビューを寄越せ」という言葉毎日のように目にしていたら、

正直★3くらいかなぁ……というようなゲーム遊んだ時にどうするか? ★5はつけがたいし放置するか……と、そうならないか? 俺はそうなると思う。

これで得するのは、既に「声が大きくなっている」開発者だけだ。自分評価を高止まりさせつつ、俺が作ってるやつみたいな「本心なら★1~4かなくらいのゲーム」には★が一切つかないことになる。実際なってる。

新人の成り上がる道を一つ潰して蹴落としつつ、既得権を守るために発しつつユーザーメリットをないがしろにすることでバカにする言動

ライターであったりユーザーであったり立場が異なればわからんが、

少なくとも開発者の言う「★5レビューしろ」という発言は概ねそういう性質を持っていると心得てほしい。

個人発言権そのものをとやかく言うつもりはないが、

せめて好感度を下げるリスクがある、ってことを1人にでも多く知ってほしいし、そういう目でユーザーは冷ややかに見てやってほしい。

少なくとも俺はそう見てるし、俺がそう見てるってことは他にもそう思ってるやつはいるだろう。

匿名じゃない状態で声の大きいやつらに噛み付くリスクは高すぎて、誰も表立って同調しないとは思うが……。

実際のところは、★1だろうが★2だろうが3だろうが4だろうが5だろうが、評価ボタンを押すこと、コメントも残すこと、それはユーザー目線でひどく面倒なことのはずだ。

そうじゃないなら「★5レビューください」って言ってる人はさぞたくさんのアプリに★5とコメントを残していることだろうが、そういう開発者レビュー記事みたいなのを見ることもあんまりない。

それをしたら相対的自分位置が下がるわけだからやるわけもないよな。

ひどく面倒なのにユーザーはなぜやるのか? と言えば、基本的にはユーザー同士の指標を共有するというのがメリットのはず。

から「★5をつけろ」とアプリ内で言うのはリジェクトされる。(売り上げランキングユーザーにとっての指針として有意からこそ、最果てにバベったりすることは禁止もされてる)

まり本来ユーザーに「こういうレビューをつけてほしい」なんて言うことはダメことなのだ。

なぜそれをSNSブログだと大声で言ってしまうのか? 法人比であまりの遵法(規約的な意味倫理的意味も含めて)意識の低さ、ユーザー人格や労力を軽く見すぎていることに吐き気がする。

実際、有力なゲーム会社で「★5をつけろ」なんて言ってる広報たことがあるか? ないよな?

同じプラットフォームに上がっておいて、自分たちは個人なんでインディーなんでって逃げて恥ずかしくないのか?

てめーのメンタルなんてユーザー的には知ったこっちゃないのよ。

それが大事ならそういうマーケ部分をアウトソーシングすりゃいいし、それができないなら黙って受け入れるのが筋で、ユーザー側に責任転嫁するのはちゃんちゃらおかしい。

ケータイ会社とかだって「5以外は査定関係いからとにかく5をつけろ」と販売員は言ってきたりするが、追々本社からくるメールで「こういう催促はなかったよね?」と確認されるし、そこであったと伝えてやれば相応の報いもあるのだろう。

ケータイ会社販売員レベルリスクすらなく、表だってそんなことを言ってしまうのはどうかと思うわけだ。

★1だろうが2だろうが「クソゲー」的な簡易な表現だろうが関係なく、ユーザー心象であったりといったことはマーケ的には本来お金払ってでも得たい貴重な情報なわけ。

俺は喉から手が出るほど欲しい。あるまとめサイトに載った時に「クソゲー」ってコメント欄にあって心底安心したもんだよ。遊んだつがいるんだ、やっぱりクソゲーなんだ、がんばろう、わざわざコメントしてくれてありがたいな、って。

匿名まとめサイトにはそういうコメントを書けるのにストアの評価欄には書くことが許されないような風潮、それが本当に腹立つし迷惑なんだ。八つ当たりだけど。

自分ユーザー心象を探しに行くのにメチャクチャ手間かけさせられてるのと同じことが、ユーザーからも言えるわけよ。

実際★1とか★5なんてのはだいたいが信者アンチ社員マーケ費用から出てると相場は決まっていてアテにならん。

最果てにバベった前例があるような業界がそのくらいの工作しない、ということも当然ないだろう? 表立って言わないだけ筋は通ってると思うが……。

からユーザーとしての俺は★2~4のレビューしか見ないわけだけど、これのボリュームが少なすぎる。もっと書こうぜ、★2~4のレビュー

結局ユーザーブログとか見てどんなゲームかな~って考えてから買って……って2度手間じゃん。本来その手間を省略してくれるのがストアのレビュー欄なんじゃねーの?

ちゃんちゃらおかしいわ。

実際問題、例えばgooglePlayストアだとアカウント名が名前になるからコメントする心理的障壁はすごい高いわけだよな。

googleアカウント複垢してアプリ管理してるやつのほうが稀だろうし。

そういう人たちが残してくれた評価コメントは、それがたとえ開発側にとって理不尽内容であったとしても、

ありがとうございます! 感謝! のスタンスでいてやってくれよ。

もっと気軽にレビューやすい風潮こそ、個人開発勢も含めたゲーム業界全体が作っていくべき空気感なんじゃないか

結果的ユーザー的に不利益も被ってるわけだから、これはユーザーとしても噛み付いてほしいし、弱小個人開発勢としては何度も言うけどやっぱり腹立つのさ。

クソゲー」の一言でも、★1であっても0よりはいい。救われる。

それを見て、そこまででもなかったんじゃないか? って感じたやつが4とか3とかつけていって最終的に2.5くらいで落ち着く……みたいな、そういう健全空間であってほしいものだよ。

「★5以外はいらない」って声高にいってるやつらを見て、これまで正直に★1~4をつけてたやつも安心してほしい。お前は悪くない。声の大きい開発者全員がお前を責めたとしても、俺は味方だ。

これから自分に正直なレビューを残してやってくれ。

本当、アカウントの信頼感というリスクを背負ってストアレビューしてくれる奴らは神なんだ。

ユーザー間でも積極的にやってくれてるやつは褒めてやってほしいし、開発側も「最高評価から」褒める、嬉しいじゃなくて、

かまってくれただけで嬉しい、って対応してやろうぜ。誰もいなくなったらマジで最果てにバベる感じになっちまうぜ? 全部業者レビュー欄なんて嫌じゃん。

いつか俺のやつも★0から1以上になってたらコレ以上嬉しいことはないよ。

渡辺明の敗北

 「最年少防衛」「最年少九段」。速報で次々と流れてくる文字は、間違いなく、将棋界の歴史に残る偉業だった。しかし、不思議感情は湧き起こらず、それはただの文字の羅列にしか見えなかった。

 「渡辺明の敗北」。代わりに浮かんだその文字は、頭から身体を巡り、あっという間に全身を蝕んでいった。

 藤井聡太に初タイトルである棋聖」を献上してから1年。渡辺は、本戦を勝ち上がり、再びタイトル戦の舞台に戻ってきた。あの夏から1年。両者は立場を変えて再び相まみえた。「現役最強決定戦」との呼び声も高く、戦前ボルテージは最高潮に達した。

 しかし、結果は渡辺にとって非情ものに終わる。0勝3敗。自身39回目のタイトル戦にして、初のストレート負けである。昨年圧倒的な研究藤井に一矢を報いた第3局で、今度はその矢が届かなかった。復位を期し、1年ぶりに臨んだ大舞台での再戦は、梅雨の黒雲に呑まれるように進行し、夏を迎えないままに幕を閉じた。

 「どう負けようと意味がない」初のストレート負けの感想を聞かれた渡辺は、吐き捨てるようにそう答えた。フルセットも、ストレート負けも、番勝負の結果としては変わらない。結果主義者渡辺らしく、恐らく包み隠さぬ本音なのだろうと思った。

 しかし、観ている者はそうもいかないのである。「渡辺明タイトルストレート負け」。登場39回目にして初めて見せつけられたそれを、はいそうですかと受け入れられるわけがない。渡辺本人が切り捨てるものに過剰な「意味」を持たせるのは愚かしいが、そうせざるを得ないのである。「たまたま」星が偏ってタイトル戦でストレート負けを喫する男ではない。そのことは、自分の全てを懸けて断言してもいい。だからこそ、この結果は重く、厳然としたものとして突き付けられている。まだ、受け入れることはできそうにない。

 1年前に失冠した時、渡辺は完敗を認めつつも、最後には前向きな発言をした。今回は藤井聡太情報ほとんどなかったが、番勝負を指して分かったことがある。だから次は「普通」にやる―そう述べたのである。この発言には説得力があった。渡辺明は、「情報」で勝ってきた棋士からである最初得体の知れない相手であっても、戦ううちに相手を知り、習得していく。そうやってタイトル戦の舞台で何人もの後輩棋士を沈めてきた。実績があるからこそ、この発言には説得力があり、そして藤井との再戦にこれ以上ないくらいの期待を持たせた。有言実行とばかり、厳しい対戦相手たちを下し、再び挑戦者としてタイトル戦の舞台に戻ってきたことはさすがとしかいいようがない。だからこそ、ボルテージは最高潮に高まり、観る者は「現役最強決定戦」と謳った。

 開幕前のインタビューで、渡辺藤井への意識を強く口にした。そして、「(今後の)棋士人生を考える意味でも大きな鍵になる」そのように述べた。これは単なる1タイトル戦ではない。渡辺明が今後どれだけ最前線で戦い続けられるのか、そのことを示す戦いになると、渡辺自身が述べた。

 その「棋士人生を懸けた」戦いが、蓋を開けてみれば厳しい結果となる。万全の研究をぶつけ、自身が一番得意とする勝ちパターンで上回られた第1局。先に藤井の残り時間3分に追い込みながら、そのあとで全く持ち時間が減らない、「永遠3分」を突き付けられた第2局。藤井聡太の底知れない中終盤力に呑まれ渡辺はあっという間に土俵際に追い詰められた。1年前の番勝負で、渡辺藤井の「情報」を得た。しかし、用意周到な渡辺の準備を、信じられない速度で進化する藤井が上回っていたのかもしれない。戦前に述べた言葉は、もっとも厳しい形で、渡辺自身に降りかかっていた。

 

 追い詰められた第3局。戦型は矢倉の最新型となった。激しい展開ながら、渡辺の指し手は早かった。これは研究が行き届いている証左である。持ち時間に大きな差を付ける理想的な展開になるが、昼食休憩明け、藤井の金寄りが控室も驚く意表の一手。難解な局面を突き付けられ、渡辺、長考に沈む。

 感情を鎮めるように、淡々と書いてきたつもりだったが、それはここで止める。トップ棋士による読みのぶつけ合いは想像を絶しており、盤上の表面だけ見たところで分かることは限られている。二人がどれだけ読みを深め、盤の底で思索の海に沈んでいるのか、はっきり言って「分からない」のである

 このような難解な将棋で、ファンができることは一つしかない。研究を外されたのか、長考に沈む渡辺。89分の考慮は非常に長く、言いようのない不安と恐怖があった。意を決した渡辺、角を切り飛ばす。その後も続くねじり合いから69手目、今度は決断飛車切りである。風雲急を告げる「勝ちにいった手」だが、直後に渡辺は再び長考に沈んだ。残り時間は44分。渡辺はそのほとんど、40分を費やして角を打った。ここまで時間を費やし、渡辺はどこまで読んでいるのか。勝ちまで読み切ったのか、それとも予定外の長考か。分からない。何も分からない。分からいから、ファンにできることは一つしかない。信じるしかないのである藤井聡太相手に本当に「勝ち筋」はあるのか。吐きそうになりながらも、渡辺がそれを掴みにいっていると、手繰り寄せにいっていると、ただひたすら、信じるしかない。こんな時、将棋ファンとはどこまでも無力である。分からないものを前にして、ただ信じるしかない。声援を送っても渡辺に届くわけではないから、ひたすら祈ることしかできない。はるか高みで戦う孤独棋士に、ファンができることはただ一つ、信じることしかない。

 

 詰むや詰まざるや、難解な最終盤となった。藤井が機を捉えて渡辺玉に迫る。駒を渡す怖い変化だが、果たして藤井の玉は大丈夫なのか。分からない、本当に分からない。局面が少し進んだ。藤井の玉が上に逃れ、渡辺、どうやら足りない。「信じたくない」そう思ったところで、全てを打ち砕くように、藤井が華麗な決め手を放つ。

 「△7一飛」。馬が利いているところに飛車を捨てる、普通はあり得ない手であるしかし、この飛車を取ると渡辺の玉が詰まされてしまう。あまりにも、あまりにも華麗な決め手であった。分からない局面が延々と続いたこ将棋だったが、最後にようやく、この将棋はもう続かないのだということが分かった。この華麗な一手を盤上に出現させられては、もう指す手がない。渡辺、斜め上を見上げて飛車を取る。首を差し出し、棋聖戦五番勝負が終幕した瞬間だった。

 まだ、冷静にこのシリーズを受け止めることができない。「信じたくない」率直に言うと、そうなのかもしれない。しかし、この結果は動かない。この結果を誰よりも重く受け止めるのは、結果主義者渡辺自身であると、そのこともよく分かっている。

 渡辺明は、この敗北をどう受け止めるのか。そして戦前に自らが述べた「棋士人生」にどのような道筋を立てるのか。戦いを終えたばかりの今、それはまだ分からないが、ファンにできることは相も変わらず一つだけである渡辺があげるのは、白旗ではなく、反撃の狼煙であると。そう信じるしかない。

2021-07-03

anond:20210703224708

こういう反応をするってことは、あんたは真面目な人なんだな

リベラルという言葉認識の違いがあるから噛み合わないと思う

どちらが間違いというわけでもないが同じ意味で使っていない

それこそがはてな村の現状がおかしいと言った証左でもあるんだけどね

anond:20210703021459

結局それも今のフェミニズムは男社会しか機能しないことの証左なんだよ

フェミニズムは男社会所属しているから男社会労働改革してなんとかしようという発想になってしま

そこに女社会の再評価など何もなく女社会資本を活用しようとすら思ってないっていう元増田の指摘どおりの思考パターン

その思考パターンから脱却して女性社会を再評価する視点を持とうっていうのが元増田

2021-06-28

アイドル卒業理由ナンバーワンはなんと……

学業との両立が難しくなったため」です。

「進学のため」という理由中学高校3年の夏秋ごろから一時活動休止し、

春に「合格しました」というご報告をするアイドルも少なくありません。

 

地下アイドルを中心に100グループは見てきましたが、多くのアイドルの親はアイドル仕事普通学生にとっての「部活」程度に捉えており学業と両立できないなら辞めるという約束活動を認めている人が多いです。多くのアイドルSNSなどで「親から成績が下がったって怒られてる」というような愚痴を上げています。これだけ見れば「やっぱりアイドルやってるとアホになるじゃないか」と思われるかと思いますが、「学業そっちのけでアイドルすることが推奨されている」なんてことはないことの証左にはなるかと思います

メディアに引っ張りだこの全盛期の秋元レベルまで行けば違うのかもしれませんが、世の中の多くのアイドルそもそも勉強したいけどできないレベル仕事が入ること自体が稀です。学校を休まないと成り立たないレベル仕事をしているアイドルはほんの一部です。学校に通ってはいるけど勉強をしてないアイドルはそりゃいっぱいいるかもしれませんが、それはファンのせいでしょうか。

もちろん私のようなファンが「SNS更新頻度を上げてほしい」とか「動画もいっぱいほしいとか」「SR配信してほしい」とかいろいろ多くを求めてしまい、そのせいでアイドル勉強時間を削られているというのは一部では事実かと思いますし、それに関しては反省すべき点があるかとは思います

ですが、いわゆる「1.2倍がどういうことかわからない」ようなレベルアイドルに関してはファン希望云々の話ではなく、単純に勉強が嫌いなのか元からアホなのかのどちらかでしかないと思いますだって小数点使用した掛け算を習うのって小学校5年生の範囲ですよ。

 

私も年間100万円レベルで金を落とすそれなりのアイドルファンですが学生アイドルが平日の昼間の仕事を入れまくっていると心配しますし、ライブ後のチェキ会とかで「学校大丈夫?」くらいの話はします。この程度のことは私の周辺のそれなりに濃いコミュニティですらほとんどの人間が気にはしています。みんなライブがあるならそりゃ行きますが、それは「推しが平日昼間にライブを入れる」から「平日昼間にライブを見に行く」だけで、「平日昼間にライブをしてほしい」わけではないのです。

学生アイドル学校をさぼってまでやる「平日昼間のライブ」が誰の都合かは知りませんが、そこまで「ファンが望むから」というのは責任転嫁が過ぎるのではないでしょうか。私だってアイドル搾取する側であるのは事実だと思いますが、実際には私もアイドルの後ろにいる大人搾取されているのです。

2021-06-26

fire と見捨てられる会社

年功序列日本企業で70歳定年が定着していこうとしているなか、現役世代は自ら会社を見限り、辞めていく流れが増えているように思う。

これは会社にとって、社内生え抜き人材育成が難しくなることになる。同時に、離職者が増えることで労働市場が逼迫することで転職就職でいい待遇が得やすくなる。

一般的待遇が良くなって経済的に余裕が出てくると消費活動が活発するのだが、新たな労働者がより早期リタイア志向を持つようになれば、消費を控えるマインドセットも備えていき、思った以上にインフレが起きづらくなってしまうのではないか

そして、当然、人気のない業界ブラック企業はより一層敬遠されるだろう。

とはいえ、一部の国から外国人からすれば日本はまだ出稼ぎに来る価値のある豊かな国であるから、そういった人を雇いながら生きながらえる会社もあるはずである

この状況を見ると、これから外国人労働者管理する立場新興勢力となる可能性がありだろうし、引き続き既得権益を持つ側に利益が集中する構造が維持されるだろうから、この環境適応できない人達は職にあぶれる経営者がそうした人たちならば大手企業であっても競争力を失い、ブラック企業に成り果ててしまうかもしれない。

まあ、そういう意味ブラック企業経営者というのは経営センスがない人物である証左しかないのだろう。

2021-06-23

今のお見合いは、女は大学時代の穴モテ期終わった人が参入してるのに対し、男は経験ほとんどないことが多いのでマッチすることが難しい。

女の教育が悪影響になっていることの証左

2021-06-22

プラモデル説明書が図なくて文だけだったら絶対最後まで作り切れないと思う

これは文だけで物事説明するのには限界があるという証左だよな

小説の情景描写もとっくに文だけでは説明しきれない段階に到達してるもののあるはずなのにその割に図がないのが多すぎる気がする

これはどういうことだ

2021-06-21

anond:20210621153005

その思い込みが結局外から吹き込まれた「お勉強できる人が偉い」を信じて疑わず自分の頭で考えていないことの証左だし、自分の頭で考えてないということは自分人生にも向き合ってないということなんだよ。

2021-06-08

日本人アイデンティティ日本語なんだなって

ゴルフの笹生優花が話題になっているけれども、大阪なおみよりも日本人という枠に親しみのある印象がある人が多いんじゃないかと思う。

笹生はフィリピンまれ日本には3年(大阪は4年と同程度)の居住歴だ。

おまけにオリンピックフィリピン代表として出るようで、笹生はフィリピン人としてのアイデンティティをしっかり持ってるんじゃないかと思う。

それでも大阪なおみよりも親しみを覚えやす理由日本語が使えることだと思う。

日本人日本語が使えることが自分達の仲間だと思う傾向がかなりある

例えば、日本サッカー代表監督はいつまでたっても自国言語を喋ってたりするが、かなり印象は悪いし責任押し付けるだけのスケープゴートだが、

野球外国人選手がすっかり日本語でコミュニケーションできるようになっていれば、日本をよく理解してくれる仲間だと思うだろう。

それは日本語の習得度にも比例して、(母国語のように滑らかに喋る)ほど日本人度が高いと判定しているでしょう。

日本人にとって文化やら習慣の一致よりも、言語理解できるかどうかで日本人の度合いが高いか図るバロメーターになってることの証左だ。

2021-06-04

現代芸人用語いかつい」「本域」「人(にん)」

元々在宅の仕事の上にコロナ禍の影響でますます自宅にいる時間が増えてしまった結果、なにかながら聴きのできる音楽以外のものがほしくなり

ここ一~二年で以前にも増して多数のお笑い芸人さんのラジオテレビ番組等をよく聴いたり見たりするようになりました

コロナ禍の暗い情勢の影響でみんな笑いたいのか、この数年でずいぶんお笑い番組が増えたような気がします(シソンヌがでかい画面で見られて嬉しい)

様々な芸人ラジオを聴いていると芸人同士の横や縦のつながりがどんどんわかるようになり面白い

逆につながっていないこともわかったりしてこれも面白い

radikoという便利なものがあるので作業料理中食事中お風呂中寝る前等々耳さえ空いていればいつでも縦横無尽に色々な芸人さんのラジオを聴いています

今聞いているのは「ナイツラジオショー(箕輪はるかさんの喋りがとても良い)(安藤なつさんは地下芸人に詳しい)」

中川家ラジオショー(ラジオで一番好き ツヨメロちゃんかわいい 東島衣里さんの本当に「そういうキャラクター」に対して

 接しているような喋り口調がとてもよくてめっちゃええレシピ加藤美弥子先生も最高にいい)」

ハライチのターン!(ものすごくおもしろい)」「爆笑問題カーボーイ」「問わず語りの神田伯山」

「#むかいの喋り方(エピソードトーク構成うまいラジオの申し子だなこの人 沼袋くんの声は落ち着いている)」

オードリーオールナイトニッポン安心して聴ける)」「又吉・向井児玉のあとはもう寝るだけの時間」「シソンヌのばばあの罠(おもしろいし長谷川の声がいい)」

ぺこぱ/マヂカルラブリーオールナイトニッポン0」「蛙亭オールナイトニッポンi」「霜降り明星オールナイトニッポン(コーナーがおもしろい)」

空気階段の踊り場(めちゃくちゃにおもしろい)」「ミルクボーイ煩悩の塊(30分があっという間に感じる、とてもおもしろい)」あたりで

たまに単発のオールナイトニッポン0(トムブラウン錦鯉、またぜひ聴きたい)とかバナナマンダイアンラジオとかも聴いてます あと芸人じゃないけど日曜天国

様々な番組を聴き続けてしばらくしてから芸人世界での共通言語のようなものがどうやらあるらしいことに気がつきました

中でもよく聞く言葉が「いかつい」「本域」「人(にん)」の三つです

「本域」は所属事務所、年齢に関わらずかなり多くの芸人さんが使っているので

「板(舞台の事)」や「がなり(ネタ前に芸人舞台で紹介する際の文言、それを叫ぶこと)」「出囃子(登場時の音楽)」のように古い用語なのかもしれない

これは結構どの世代どの事務所芸人さんの番組でも耳にすることがある

いかつい」は本来用法からかなり広げられた意味合いで使われており

流行言葉のようなものかなと思う、若手や吉本芸人ラジオ動画等でよく聞くので

劇場テレビ現場仕事を共にする芸人たちの界隈で広まって通じるようになった言葉なのだろう

特にパンサー向井「#むかいの喋り方」「蛙亭オールナイトニッポンi」を聴いているとよく耳にすることができる(岩倉さんの「いかちい~!」がとても好きだ)

逆に40~50代以上の芸人、他事務所東京芸人番組ではあまり耳にすることがない

ハライチのターン!」も若いノリのある番組だし岩井さんは向井さんと交流があるがあまり聞かない気がする

このへんは芸風やその人の言葉の使い方のスタイルにも関わりがあるのかもしれない

「人(にん)」を初めて聞いたのは「#むかいの喋り方」か「オードリーオールナイトニッポン」だったような気がするが

最初なんのことを言っているかからなくて(「仁」だと思っていた 使われる際の用法としてこのニュアンスを含んでいる場合もあるような気がする)

困惑した覚えがあるが、要するにその人の人柄や人としての有りようのことを指しているらしい

向井さんが若林さんに多大な影響を受けていることはラジオを聴いていても明らかなので若林向井という順番なのかもしれないが

最近よく見る言い換え文化人財とかああいう)に通じるニュアンスがあり個人的な印象としてはちょっと気持ちが悪い

お昼の「ナイツラジオショー」は毎日様々な芸人さんをゲストに呼んで話をするのだが

その中で呼ばれた(どなただったか失念)中堅芸人さんが「人(ニン)」という用法で別の芸人を指して当たり前のように話し始めたところ

塙(オードリーとほぼ同期でつながりもある)には「人(ニン)」が通じず流れが滞ったことがあった

当の中堅芸人解説しようとするがうまく言い換えることがなかなかできないようだったので

特別一般的用法ではないがある界隈では十分通じている、独特のニュアンスを含んだちょっと特殊単語だという感じがする ただ使われ方は結構カジュアルである

これは「いかつい」よりも多分使う側の人間好き嫌いが影響する用法のような気がする


だいたいこうなのかな、と理解している気になっている各単語意味はこんな感じ


いかつい」

ストロングスタイルお笑いをやってるなこいつ!尖ってるな、攻めてるな!とんでもねえ角度からきたな!単純にただただ面白さが強い!等々

スタイルやそのネタに対するポジティブ賞賛意味で使われているっぽい

あととんでもねえな!とか信じられん!みたいな驚きのニュアンスときもある

かなりニュアンス(「ニュアンス」もよく使われている単語ひとつだ)が個々人によってある気がするし

まれているもの結構多様な気がするが(それゆえに便利なのだろう)

使う芸人さんたちの間では一定コンテクストがあって通じ合えている感じがある

吉本芸人、他事務所でも若手がよく使っているようだ

吉本でも年配の芸人では使ってない人もいるようだし

事務所ベテランではほとんど聞いたことがない


「本域」

本気の、本番と同じ声量や動き、心構えでネタをやること またその本番自体を指す 本気とほぼ同義

これはかなり昔からある言葉なのかもしれない

ナイツ中川家の口からも聞いたことがある

音声だけでこの単語を聴いていた頃「本意気」という字を当てているのだと思っていたが

「あちこちオードリー」での字幕で「本域」と当てられていたのでこれが正確なのだろう


「人(にん)」

人と書いて「にん・ニン」と読ませる 話題によっては「仁」とかけている雰囲気もあるように感じる

その人の人格雰囲気、芸風や有りようなど要するに人柄・人となりのことを指しているようだが

なぜ「にん」と呼んでいるのかはよくわからない 一応web辞書で引いてみるとそのように読んで使うこともそう不自然ではないようだが

なぜ芸人の界隈でそれが流行っているのかはよくわからない

少しスピリチュアルな考え方や浪花節任侠自己啓発的な概念エピソード世界と相性がいいというか、そういうニュアンスが含まれエピソードで使われることが多いように思う

オードリー若林がこのような用法で使っていてなんだか意外な気がしたが著書をあれこれ読んだ後だとそう不思議でもなくなった

パンサー向井ラジオの中でこの用法で使っていたが同時に占い風水的な話題が語られることがあり正直少し引いてしまう部分もある、

ものすごく面白い話で笑い転げたのだが(ネタとして言ってるだけだとは思う)

あと最近芸人界隈で「ひろゆき」がブームっぽいのも芸人さん同士の横のつながりを感じさせる

やはり劇場営業でよく顔を合わせるだろうし数も圧倒的に多い吉本芸人界隈からこういう言葉概念流行というのは広まっていくのだろうなという印象

漫才協会やワタナベ、タイタン独自の島というか、良くも悪くもマイペースさがあり(若手に限ってはそうではないだろうが)

他の芸人やそのネタに対して貪欲で見識も広く深い塙さんが芸人界隈での流行語(のようなもの)には疎いのが意外な感じもするがその証左かもしれない

ナイツラジオショー」でアンガールズ山根ゲストピンチヒッターパーソナリティだったかの際

占い芸人話題になったとき少し不条理だったり非科学的だったりする考え方に対して

批判的な態度をとっていたのを見て(芸風だろうしもちろんネタとして面白おかしくしゃべっていたのだが)

この人も「人(ニン)」使わないタイプの人なのではとなんとなく思された(使ってるかもしれない、使ってたらごめん)

知らない、使わない人もいるしネタや芸や仕事自体に直接関わってくるものではないのだろうがその世界一定数で通じる概念流行がある世界

を外側から見ることの面白さをラジオを聴き始めてから強く感じています

どのラジオ番組もどの芸人さんもそれぞれ面白い、あといわゆる「ハガキネタ職人」の個別認識ができるようになり

地方も局も番組もまたいで投稿しているのを見るとどのラジオ番組がそれらの人に支持されているのかわかったり、

逆に一つの番組に根強くついているファン存在やそうさせるラジオ番組のあることもわかりラジオ番組の「有りよう」も様々なのだと思わされて面白い



あれこれ書いたが急にお笑い世界に近づいたのがなにぶんこの一、二年のことでtwitterもやっていないので

芸人界隈のコンテクストについては全然詳しくないけどファンには自明のことだったりそれは間違った認識だ許せん、と思われるとこもたくさんあるだろう、

詳しい人はてなにいたら「書いたな!俺の前で!」をぜひやってくれないかなあと思う

2021-06-02

大金稼いでいて地位もある20代が鬱になってるのは異常だよ

大会運営側が急に手のひら返しやがった!って思う人もいるみたいだけど、

はっきり言って大金稼いでいて地位もある20代スポーツ選手が鬱になってるのは異常ですよ。

日本だと若くても鬱になる人が珍しくないか違和感ないみたいだけど海外からしたらありえんやろ。

昔、大金あれば鬱は治るみたいな糞増田があったけど、今回の件はそんなことないという証左だし。

こんなんまともな運営だったら対応せざるをえんでしょ。

2021-06-01

anond:20210601024257

いくら人間自粛しても、この世界は再び生命意識を作り出すであろう

すでにこの世界が目の前に存在することが何よりの証左

から有が生じたというのなら、何度無に帰そうと同じこと

無限時間が与えられれば、いずれ再び眼前の状態世界が現出する

2021-05-27

anond:20210527103402

意地悪なことを気にせず言えることが逆に優しいSNS(というかコメントサービス)の証左だと思うんだけどね

2021-05-20

anond:20210520135433

あそういうかんじなのね

ってことはほぼ炎上してない良いシステムっていう証左くさいね

2021-05-16

大学生を見て鬱になる

自分が働いている職場には10名ほどの講師がいる。

そのうち女性講師は全部で4名おり、全員大学生である

以前にも書いたことだが、自分彼女らを見て、かわいいというより、大人の女性だなあと感じてしまう。

「お姉さん」という目で見てしまうのである

自分の中での「女子」は中学3年で成長が止まっているため、45歳の今になっても女子大生を見ると「大人」と感じるのである

しかしその反面、彼女らには、つい「年上の格好良さ」を見せようと演じてしまう。

彼女らの前では、格好良く見せようとしてしまうのだ。

自分の中での「女性」はクールでちょい悪な男性が好きなはずだから彼女らの前ではいつも以上に孤高の人を演じて、彼女らに関心を抱かせようとするのだ。

ただ、45歳の今になってはいくらクールに振る舞っても、女性からまったく声はかからない。

かくして、そんな孤高の人は、彼女らといまだ一度もコミュニケーションをとることができない。

他方、男性講師も皆大学生だが、彼らを見ても女子大生と同じ感覚が湧かないのが不思議である

もっと普段彼らと会話することは全くないため、彼らがどういう人間かはほとんどわからないし、興味もわかない。

ただ、そのうち1人苦手な男性講師がいる。

彼もおそらく大学生である

肌は黒く、茶髪ショートヘアーヒゲを短く整えており、塾に来るときサッカー本田がかけているような金縁のサングラスをかけている。

女性講師からエグザイルのなんとかに似ていると言われるなど、コワちゃらい感じである

自分もちょい悪を演じているのだが彼は見た目だけのちょい悪である

でも、彼はそれが「格好良い」といわれ、自分は言われたことがない。

彼はちょっとした服装の変化にもすぐ気付かれる。

自分は何をしても気づかれない。

これはいったい何の差なのか。

そんなちょい悪な彼でも仕事においてはフットワークが軽く、室長の言いたいことを即時に把握してすぐ行動に移すという行動力を持っている。

そのため、室長は彼に何かと仕事を任せることが多い。

最年長の自分仕事を任せられたことはないが、20歳そこそこの彼には様々な仕事を任せるのである

自分パソコンについては、そこそこの知識はある。

ネットが主だが、もう10年以上使い続けているからだ。

からパソコン仕事は彼にやらせるより自分が適任のはずである

でも、パソコンを使った仕事でも、室長自分ではなく彼に頼む。

そういうのを見ると、なんだかやるせなくなる。


また、これも自分と違って、生徒に面白い話をして楽しませることもできるため、生徒から人気があり、休み時間はいつも彼の周りに人だかりができている。

そして彼が話すときはいつも大声だ。

まるで吉本芸人のように大声で話したり、笑ったりする。

そんな彼は、いつも講師室に入るなり、得意の大声で周りの講師をいじったり、馬鹿話をして場を和ませており、講師室ではムードメーカーとしての役割果たしている。

自分が彼の話を聞いてもあまり面白いとは思わないが、同世代ではあれが面白いと感じるのだろう。

彼にいじられる方も、まんざら悪い気ではなさそうだ。

彼が講師室にいないとき講師の間ではよく彼の話をして笑っている。

要は憎まれないキャラなのである

この辺は自分正反対である

その一方で、彼は目上の人間に対しては体育会系なノリで接する。

その体育会系なノリが、上司である室長からも気に入られているのか、室長しょっちゅう長話をしている。

自分仕事ほとんど講師室で室長そばにいるが、室長最初面接以来、5分以上話したことはない。

何気ないコミュニケーションが取れないのだ。

彼はもはや室長からは単なるお気に入りから特別存在」として認識されている。

その証左として、彼は塾の駐車場に堂々と自分の車を止めている。

しかも、室長公認で止めているのだ。

学生のくせに車を持っていることだけで腹立たしいのに、塾に来るのにわざわざ車で来て、どや顔駐車場に止めているのだ。


自分はそんな彼が好きになれない。

理由は単純な嫉妬以外何物でもない。

学生のくせに車に乗るなんて、運転免許も持っていない自分にとっては妬ましくて仕方がないし、あんなふざけた話ばかりしてて講師になれるのに、自分がいまだ研修生なことも納得がいかないし、妬ましい。

また、女性講師と笑いながら喋っているのも妬ましくて仕方がない。

そんな単純な嫉妬から、彼をあまり好きにはなれなかった。

しかし、一点だけ評価するところがある。

彼は周りの講師ほとんどをいじってきたが、自分だけに対しては、決していじろうとしないことである

体育会系ならではの年上に対する敬意があるのだろうか、彼は自分を笑いのネタに使ったことは一度もなかった。

いくらボンボンエグザイルでも、二回り以上も年上の人間には敬意を払っており、そこは意識的にきちんと線引きしているのである

当然と言えば当然だが、自分中学時代水泳部上下関係を学んだからよくわかる。

年上の先輩をネタにすることなんて不謹慎まりないのである

このくらい、中学生でも知っている常識である

さすがのエグザイルも、そこはきちんとわきまえていたのだった。

そこだけが唯一彼を評価できる点だった。

…はずだった。


その唯一の評価が覆る出来事が起こった。

ある日、天候が著しく悪く、さながら台風のような日があった。

その日は休んでいる生徒が多かったが、講師電車関係でいつもの半分くらいしか来ていなかった。

自分もすぐに帰ってよかったのだが、そのとき男性から一番人気のある女性講師も残っていたため、彼女とのコミュニケーションを作る絶好のチャンスと考え、自分も敢えて残った。

いつもクールに振る舞ってばかりでは会話の糸口を掴めない、ここでは二人きりのときに思い切って声をかけてみようと考えた。

彼女ハーフのような顔立ちをしており、顔だけでいうとおとぼけキャラローラに似ている。

いつも笑顔で皆を和ませるため、、周りの職員にも人気がある。

彼女大学チアリーディングをしており、いつも黒髪ポニーテールのようにして後ろで結んでいる。

生徒からも人気があって何名も担任として抱えている。

から台風の日でも出勤せざるを得ないのだ。

彼女情報はだいたい知っている。

というのも、以前室長講師名簿を見ている隙に背後から覗き見し、彼女の通っている大学や生年月日、住所も覚えたのだ。

男性講師が何歳でどこの大学などまったく興味すらわかないが、女性に対しては別である

勉強ではほとんど機能しない暗記力も、こういう時には20代に負けないくらいの力を発揮する。

その日、最後まで授業があったのはエグザイルローラだけだった。

最後の授業をしている間、自分はひとり講師室に残って予習をする振りをしながら、彼女に話しかけるためのネタを考えていた。

しかし、彼女エグザイルと一緒に講師室に入って、ずっとエグザイルと喋っていたため、結局チャンスは巡ってこなかった。

夜になると雨はほとんどやんでいたが、室長エグザイルに、自分ら2人を車で送るよう提案した。

自分は、正直彼の車に乗りたくなどなかったが、これまた彼女と話せるかもしれないチャンスと考え、期待に胸を膨らませた。

エグザイルは「いいっすよ」みたいな返事をして、車に乗せることを快諾した。

これは絶好の機会だ、これを逃すわけにはいかないと思った。

しかし、そこで問題が起きた。

自分はかれこれ20年くらい車に乗ったことがない。

両親は車の免許を持っていなかったので、幼いころから数えるほどしか車に乗ったことないからだ。

だいたい、電車自転車を利用していた。

最近乗った最も古い記憶は、20年くらい前に乗ったタクシーである

そのため、車に乗る要領がいまいちからない。

しかし、彼らの手前、ほとんど車に乗っていないことを知られたくなかった。

彼らの前では人生経験を積んだ大人でありたいのだ。

夜10時近くに、塾のシャッターを閉め、隣の駐車場に向かった。

そして、彼の車をはじめて目にしたとき、やはり戸惑ってしまった。

どういうタイミングで乗ればいいのかわからなかったのだ。

まず、彼は、車のキーリモコンのように押すと、車のランプみたいなのが光ったが、それが何を意味するかわからず、呆然と立ち尽くしてしまった。

からカチャという音が聞こえたような気もしたし、それが開錠を意味するものなのかもしれない。

しかし、はっきりわからない以上、ドアを開けるわけにもいかなかった。

すると、エグザイルは「開いてるよ」と言った。

ああ、さっきのはやはり開錠の音だったのか、最近の車は鍵を使わなくてもドアを開錠するのかと、科学進歩はすさまじいなと思った。

そして同時に、エグザイル言葉遣いに疑問を抱いた。

「開いてるよ」という言葉は、年上の先輩に使う言葉ではなく、同世代か年下に使う言葉である

いわゆるタメ口である

この疑問が自分の中で膨れ上がった。

なぜ彼はタメ口なのか、二回り以上年上の人間とわかっていて彼はタメ口を使ったのか、いやそれはない、そんなことは許されるはずがない。

そして逡巡した結果、なるほどこれはローラに向けて言ったのかと善解し、疑問に一応の決着をつけた。

そんないきなりのエグザイルタメ口につまづいたが、いつもクールなちょい悪を振る舞う自分は、こんなことに取り乱したことを知られてはならないと思いつつ、先輩の威厳を改めて見せつけるように、車のドアを格好良く開けて挽回しようと試みた。

車のドアの開閉くらいはなんとなく知っているからだ。

そして、助手席のドアの取っ手に手を伸ばしたら、

「いや、後ろ行って」

と言われ、さらなるショックを受けた。

また、タメ口だ。

しかも、今回のは間違いなく自分に向けてだ。

おそらく、さっきのタメ口ローラではなく、自分に言っていたのだ。

しかし小心者の自分はこの2発を食らっても、すぐには信じることはできなかった。

待てよ、これは自分に対する親しみをこめて言っているに違いない、と良いほうに考えた。

しかし、体育会系なノリの彼にそんなはずはなく、自分を目下に見ている説のほうがかなり有力となり、一気に不快になった。

しかも、ローラ助手席に乗せて、自分を後部座席に座らせるつもりなのだ

ただでさえ家まで近いのに、これではローラと全くコミュニケーションが取れないではないか

自分の淡い期待はまたも絶望に変わった。

ただ、いまさら乗りたくないというわけにもいかず、つつがなくドアを開け、後部座席に乗り込んだ。

そして、久々の車に3度目のショックを受けた。

車の中はテレビで見た車と同じでカーナビがあって、革張りのシートに、いまどきの音楽が流れていた。

自転車しか乗らないので、車の内部構造はまったくわからなかったが、車の中はまさに異世界だ。

若者が車にあこがれる気持ちがよくわかる。

なんだか悔しかった。

自分は車の免許すら持っていないのに、たかだか20歳かそこらの糞ガキがこんな立派な車に毎日乗っていることに腹が立った。

自分が彼の年のときは、まだ浪人生だった。

車どころか、自転車に乗って、毎日必死ペダルをこぎながら図書館を往復し、図書館では向かいに座って勉強している女子高生を見て、悶々としていた。

そんな時期だった。

から車を買うなど考えたこともなかった。

免許取得ですらおくびにも出たことがなかった。

しかし、彼はそんな自分の数歩先、いや何十㎞先の人生を歩んでいる。

それが悔しくて仕方がなかった。

車の中はオレンジシトラスかわからないが、柑橘系香りが車特有の独特の臭いを打ち消していた。

ローラも入るなり、「いい匂い」と言っていたが、自分はそうは思わなかった、いや思いたくなかった。

先のエグザイルタメ口で一気に不快にな自分にとっては、ローラエグザイルに対する肯定的発言も許さなかった。

車の中でエグザイル言動を何度も反芻し、怒りで発狂しそうだった。

仕事の上では彼のが立場が上だが、さすがに二回り上の人間に対する態度ではないだろう。

その怒りを感じつつも、やはり小心者の自分はつい自己弁護してしまう。

ひょっとすると彼のさっきの言葉は、とっさに一番言いやす言葉が出てしまっただけではないか体育会系にもかかわらず思わずタメ口になってしまったのは仕事オフになってつい気が抜けてしまたからではないか、もしやエグザイルローラの前で少し格好つけようとしただけではないか、と自分落ち着けるため必死善意解釈を繰り返していた。

そしてある決意をした。

自分不安を打ち消すために、彼が車の中で助手席ローラとの話に、あえて後部座席から自分が入ろうと考えたのだ。

さっきは2発とも単純な一言に過ぎなかった。

から、その2発で上下関係判断するのは難しい。

彼と2語以上の会話をすれば上下関係がはっきりする。

そのときの彼の言葉遣いで、彼のなかでの上下関係認識できると判断しようと試みた。

この試みには勝算があった、

2語以上の会話であれば、さすがのエグザイルタメ口を使うことは憚られ、おそらく敬語を使ってくるだろうと確信した。

そして、ローラの前で自分の方がエグザイルより上であることを誇示するチャンスと思った。

そして、彼とローラがくだらない話をした後、相槌をうつように「○○ですよね~」と言った。

自分エグザイルの先の言動侮辱されて腹が立ってしょうがないため、本来自分タメ口でもよかった。

しかし、そこは大人の余裕と見せかけた小心者の本音で、敢えて敬語を使って接した。

ローラはきちんと「ですねー」と反応したが、なんと、エグザイル自分の相槌を無視したのだ。

20歳そこそこの若者に45歳の人生の先輩がわざわざ相槌を打ったのに、無視しやがったのだ。

よしんば運転中だとしても、ローラとの話は漏らさず反応していたのに、自分の初めての一言に対しては「無視なのだ

普段職場ではおふざけキャラとして同僚のちょっとした反応でも見逃さず拾うのに、彼らに比べ遥か遥か先輩の敬語による相槌に無視を決めたのだ。

怒りを超えて悲しくなってしまった。

そして、同時に、もしかして彼を怒らせてしまったのではないかという不安が頭をよぎった。

もし彼が怒っているならば、これ以上の彼の話への介入はさらなる刺激となり、本当に怒りだすかもしれない。

言葉の達者な彼が本気になって怒れば、自分太刀打ちできない。

また、自分は車に乗せてもらっている立場上、完全に自分の分が悪い。

それを棚に上げて応戦すれば、間違いなく彼女の前で失態を晒すことになる。

普段全くコミュニケーションをとらなくクールなちょい悪を演じているのに、ちょっと喋ったら怒られたなど、恥の上塗りである

それだけは避けなければと思った。

そして、そう思わざるを得ない自分が情けなくなり、悔しくて悔しくて仕方がなかった。

そんなこんなで2語以上の会話を交わすという当初の目的暗礁に乗り上げてしまった。

しかし、年上のプライドからか、本当は不安でたまらないくせに、自分も先のエグザイル言動で先輩の威厳を傷つけられたことは許さないぞという態度だけは示し、ローラにだけはわかってもらおうとした。

なぜなら、もしエグザイル自分不快な態度が知られてケンカを売られたら敵うはずがない。

からエグザイルには気づかれず、心優しいローラにだけは、この男のプライドが伝わるよう、細心の注意を払って仏頂面を決めた。

そして、自分の家の近くの信号で止まったので、彼に「この辺で大丈夫です」と伝えた。

すると、彼は「え?あー、はい」と答えて、やおらハンドルを切って車を止めた。

そのとき、彼の「え?」は明らかに不機嫌が8割入っていた。

おそらく車線変更をしなくてはならない関係で、もう少し早めに止めるべきことを伝えなければならなかったのだ。

それなのに、直前で止めるように言った自分に呆れと怒りを感じたのだろう。

ここで反省すべきなのに、楽観主義自分はそうは考えず、あとのエグザイルの「はい」というどうでもよい返事に安堵してしまったのだ。

はい」は年上に対する敬語であることから安堵したのだ。

自分に対して、一部ではあるがエグザイル敬語を使った。

安心した、なんだ自分に対しても敬語じゃないかと思った。

もし、目下の人間なら「はい」と言わず、「うん」とか「ああ」だろう。

そこに一瞬の安堵をした。

その後、そんな一瞬の安堵も奈落の底に突き落とす出来事が起こる。

致命的なミスを犯してしまったのだ。

彼の底にくすぶっていた怒りの炉心を露呈させてしまうようなミス犯しててしまったのである

原因は、突き詰めて言えば、人生経験不足だ。

自分は車の降り方を知らなかった。

通常車を降りるとき歩道側のドアを開けるのに、自分はそれすら知らなかった。

もちろんまったく何も知らなかったわけではない。

狭い歩道から降りたら車のドアがガードレールに当たって傷つけてしまうかもしれないという、さしてどうでもいいことは気づいたのだが、肝心なことはわかっていなかったのだ。

そして、彼の不機嫌を察しているにもかかわらず、自分は先の仏頂面の延長でそんなの気にしていないような振りをしながら、さらタメ口上から目線で「おーありがと」と言って、思いっき車道側のドアを開けたのだ。

するとエグザイルに「なにしてんだ、危ねーだろ!!」といきなり怒鳴られた。

耳を疑うような怒声に一瞬心臓が止まった。

さらに、同時に車の後ろから走ってきたバイクに急ブレーキを踏ませてしまったのだ。

バイクに乗っていた人に少し驚いた顔で「大丈夫ですか?」と言われたので、大丈夫ですと答えると、そのまま走り去って行った。

続き→大学生を見て鬱になる2

2021-05-15

リベラルほど弱者男性存在否定してるの本当面白い現象だな

これがリベラル絶対に信用しちゃいけないという証左になってる

都合が悪ければ弱者であろうと完全に切りはなそうとするのがリベラルなんだよ

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