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はてなキーワード: スニーカーとは

2016-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20160528144808

今日、僕は彼女の胸チラを見た。

そのとき僕は、渋谷ABCマートにいて、彼女はそこでハイカットのコンバースを試しているところだった。

たぶん25歳くらいだろうか。ぼくがみたところ胸のサイズはEより上だと思う。

具体的なサイズは分からないが、少なくともハイスクール同級生目線は、彼女の首より下ばかり見ていただろう。

5月末になり、段々と薄着でも過ごしやすい季節になってきている。

玄関を開けて、息を吸い込んだ瞬間、青々とした木々香りが、これからくる6月の湿気をのせてぼくの鼻腔を刺激する。

彼女は、アスクルが運ぶコピー上質紙よりも白いワンピースを着ていた。

豊満乳房が、雪どけを待つウサギのようにその胸元からこちらをうかがっていた。

165cmくらいの彼女が前屈みになったとき、ぼくはたまたま彼女の目の前にいた。

僕は、持てる限りの集中力を持って、隣の棚のVANSスニーカーの値札に向かおうとした。

25%オフ店舗限定。5980円。悪く無いデザインだ。

英語試験に挑む中学生が、答案のつづりを何度も確認するように、注意深く集中しようとした。

しかし結局のところ、そんな努力は何の意味も持たないのだ。

ぼくは、そのふよふよと柔らかさを感じさせる揺れ方に目が奪われてしまった。

時間にして1秒にも満たない。ウサギはすぐに身を潜めてしまった。

僕には、雪を掻き分けてそこまで向かう勇気はなかった。

彼女と僕は赤の他人なのだ

ワンピースの下に隠されていた豊かな膨らみが目に焼き付いている。

僕の手にはVANSスニーカーが入ったショッピングバッグがぶら下がっている。

すごくラッキーな気分になれた。胸チラは偉大だ。

僕は彼女の胸の形を何度も何度も頭の中で描く。

英語のつづりを思い出す中学生のように。

そして、その想像上の彼女の胸に向かって、あるいは、VANSスニーカーに向かって。

僕は時間をかけて射精をする。

やれやれ。新しいスニーカーを買いに行かねばならない。

2016-05-18

過労死ライン80時間を笑うのは、雪山スニーカーで行くバカと同じ

雪山遭難話題になる度に思うことがある。

日常生活危険度は、積み上げ式だ。

車を運転する、1ポイント

飲んで海で泳ぐ、2ポイント

徹夜自転車に乗る、3ポイント

50ポイント溜まってれば、50%の確率で、死ぬ

日常生活の中で死ぬことはまず無い。

徹夜明けに自転車に乗ってても、実際に車に轢かれるヤツは滅多にいない。

でも、十分睡眠をとってる奴よりは死にやすい。そういう積み上げだ。

雪山に行くとき危険度は、減点式だ。

十分に計画を練った、マイナス1ポイント

装備をしっかり持った、マイナス2ポイント

体力筋力を十分につけた、マイナス3ポイント

一緒にいく相棒を見つけた、マイナス4ポイント

人によるだろうが、こうやってできるだけポイントを減らしてから山に登る。

減らさなくても登りきれることもある。

それは単に80%は死ぬ筈だったけど、残りの20%枠に入っただけだったりする。

そして、雪山に行く時には、どんなに準備してもポイントゼロにならない。

そして、残業時間の件で、過労死ラインの80時間を軽視する意見を目にすることがある。

残業時間自慢を「奴隷の鎖自慢」と呼ぶのも、個人的には似た思いで見ている。

裁判所が、脳や心臓疾患の原因にして良いと言っているのが、過労死ラインだ。

発症前一ヶ月に100時間を超えていれば、

発症前2~6ヶ月の平均いずれかが80時間を超えていれば、

業務のせいで発症したと強く疑われる(事実上認定している)のが、このラインだ。

まり雪山ジャージスニーカーで来る奴と、同じだ。

雪山を知るものからすれば、自殺に来ているようにしか見えない。

もちろん、死なない可能性もある。

50%が死ぬような状況でも、2人に1人は何事も無く帰っていく。

10%が死ぬような局面では、まあ普通は全員が帰っていく。

それで死ねば、運が悪いから死んだ、みたいな評価になる。

日常生活では、なかなか10%の確率死ぬ機会は訪れない。

雪山スニーカーで来るバカが増えれば、山岳保険は当然値上がりするだろう。

真面目に準備をして、山に登る人からすれば、理不尽なことだと思う。

過労死ラインを超える残業をするなら、生命保険に入らないで欲しい。

自分生命保険料が、そういったバカに使われるのは、理不尽だ。

きっと、こういう意見を書けば、それは経営者問題だと言う反論があるだろう。

ロシアン・ルーレット想像して欲しい。

銃弾が一つだけ入っている拳銃自分の頭にむけて引くゲームだ。

このロシアン・ルーレットの弾は、滅多に出てこない。

でも弾は間違いなく入っている。

想像して欲しい。

毎朝、自分の頭に向けて拳銃の引き金を引いてから出社する姿を。生活の為に。

喜々として引き金を引く者も居るだろう。大金を得る為に。成したいことを成す為に。

でも、それが、現状を維持する為に引き金を引き続けるというのだったとしたら、

いくらなんでも、自分生命を軽く考え過ぎだと思う。

繰り返しになるが、雪山に登れば死ぬ

死ぬんだが、死なないように準備をして、頑張って死ぬ確率を下げて、それで登って、なんとか帰ってくる。

その横で、準備をせずに登って、あたりまえのように死ぬ人達もいる。

過労死ラインを超えている人は、今すぐ生命保険を解約するか、行いを改めて欲しい。

それはもしかしたら強制されているのかもしれないけれど、ロシアン・ルーレットの弾に当たれば死ぬんだ。

2016-05-09

女性受けする服装が分からないと言うが

から疑問だったんだけど、流行というか今時というか、まぁ女性受けしそうな服なんだけど似合ってないとか、着こなしがダメ、とかじゃなくて、「それどこで買った?いや、売ってるのを見つけたとしてなんで買った?」みたいな格好の男の人ってあれはオシャレだと思って着てるの?それともファッションに興味が無さ過ぎて適当にチョイスした結果なの?お母さんが買ってきたの着てるのか?

大学時代だけど、やたら英文が全面に書かれてるTシャツとか、首元が編み上げみたいになってるTシャツとか、中学生が体育のときに履くようなスニーカーとか、謎の赤いレザージャケットとか。

ファッションが分からないって言うけど、街行く人でかっこよくてマネできそうな人の服装マネしてみるだけでいいと思うんだけど。この人の服装いいな、とかも思わないのかな?思っても恥ずかしくて買えないのか。それともいいなと思うファッションがズレてるだけなのか。

http://anond.hatelabo.jp/20160508174613

2016-04-29

熊本地震をみて

私自身は、3.11の教訓を今の自分生活には何にも反映できていないなーと思った。

 

東京都心部通勤&在住で3.11震災当日も徒歩ですぐ帰宅できたし、

会社にも元々スニーカーを置いていたけど、そういえば私は普段からスニーカー率が高くて

あのときも履き替えずに帰れた(おまけに、現在なら会社に残るほうが推奨されるしね)。

 

会社支給非常食類とは別に、引き出しの中には普段残業用に軽食とか水とか置いてるし…。

 

一人暮らしの家には元々、

ちょっとした避難袋も置いていたけど、たいしてメンテナンスもせず

(ただし体調崩したとき避難袋の非常食類をちょくちょく食べてしまうので、その度に何かを補充はする)。

 

街も交通も割とすぐに復旧したし交通経路は複数ルート使えるので、

そこまでひどい買い占め(当時は、多少品揃えは少なかった程度かな)も通勤に困ったこともなかった。

 

そんな適当な備えなので、もし、今東京大地震がおこったりしたら

自分はちゃんとサバイバルできるのだろうか?? と考えてしまった。

通勤時とか出張時に地震が来る可能性だってあるしね。

2016-04-22

前略、はてな様。(前編)

まずは、大変遅ればせながらはてな上場おめでとうございます。2ヶ月遅れですが。

私は一、はてな無名ファンです。

先にお断りしますと、この文章は長いです。12,000文字近くあります。そう言えば最近「長すぎて読めない」ってタグ見なくなりましたね。

元々は数日前に自分のブログに投稿したのですが、アイコンを見てもIDを見ても誰にも認識されていないであろう私がこんなことを書いているのも気持ち悪いような気がして、衝動的に消してしまいました。そんな文章ですが、せっかく書いたので思い返して増田に投下します。それでも交流のある僅かな方からは、「あ、あいつだ」とすぐバレると思いますが、全く構いません。

大げさな振りをしてしまいましたが、この、はてなの世界からゆるやかに距離を置こうと思いまして。

ハイコンテクストな話題で、関係者でも有名ユーザーでもない私が語るには随分と分不相応であろうことは承知しているのですが、私は人知れず長年このはてなという会社とそのサービス利用者でした。たぶん、相当熱心なファンのほうだと思います

しかしこのはてなという界隈、おそらく長年世間一般的には「俺ははてなが大好きなんだー!!」とはなかなか言い出しづらい雰囲気と言いますか、一部一種のギークナードか?)臭さみたいなものから逃れられないセグメント感があったために、公の場であまりそれを声を大にして語る機会が無かったという状況があったような気はしています

勝手な想像ですが、よく言われるとおり先日上場した株式会社はてなとしてはきっと、そういった閉鎖的なカルチャーからの脱却を図る必要があるのは事実なのであろうと考えています

私は「はてな界隈」という自然発生的な、「インターネット好き」が作ったプラットフォームコンシューマージェネレイテッドなコンテンツが組み合わさってできた若干マニアックな文化がとても好きで、かつてインターネットに期待していたワクワク感のようなものを自分の感性ともっとも近い形で目指している会社だなと思っていたので、はてなを好んで使っていた理由も、今これを書いている理由も、サービスが向かう方向性とのギャップが発生したということで仕方ないのかな、と考えてはいます

回りくどい書き方ですが、つまり、ここ最近(数年)の急激な利用者層の変化、人気ブログホッテントリに上がってくる記事とその使われ方の変化、新たな利用者層との精神的摩擦に疲れて消耗するのが嫌になった、ということです。

私は自分の楽しみのために自分が面白いこと書き、読むっていうスタンスで自分のスペースを使ってきたので特定のユーザー群を非難するのはその趣旨とズレるし、メタな「ブログ論」を書くつもりは無いんです。なのでわかりやすバズワードは書きませんけど、要は、そういうことです。お察し。


ここまで書いておいてから自己ツッコミを入れますが、私がここでこんなことを書いていても、おそらくそれほどの価値は無いのでしょう。

私は長年使っているとは言いながらも、所謂はてな村」と言われるような有名ユーザー層に所属するようなアカウントではないし、特別人に見られるコンテンツを上げていたわけでもコミュニケーションを取っていたわけでもないし、こんなことをグダグダ書いていても「知らない人。気持ち悪い。」で片付けられてしまうような気はします。

コンテンツもお金も落としてもいないアカウントですので、ある意味運営側の立場から見れば、「うるさいことだけごちゃごちゃ言って全くサービスに貢献しない面倒くさいアカウント」あるいは「フリーライダー」と言われても仕方がない気がします。

これは別に被害妄想を語っているわけではなくて、自分がサービスを利用して得たメリットと、お客さんとしての価値を第三者的に見た時、そういう風に判断されてしまっても仕方ないかな、と冷静に思っただけです。

最近はてなブログブクマを見ていて、「これは自分には合わないな」と思ってケチを付けたくなる機会が多くなってきたことと、でも、ケチを付ける発言力(あるいは権利)のバランスを天秤に掛けて、ああ、もう自分が楽しく見ていられる場所ではないのかな、と感じることが増えてきたことと、単なる1ユーザなのにそんなことを考えてしまうこと、考えさせられてしまうことが嫌になってきてしまったということがあって、こりゃ、私の居場所はもう無いのかもしれないな、と思いつつあるということです。

かつての掲示板サービス群から始まってブログランキングやら、SNSやら、インターネットサービスではいろんなところでこのような文化の変遷みたいな場面は見てきたはずなのだけれども、思ったより自分の生活の大きな部分にはてブが入り込んで浸透していたことに自分でもかなり驚いていますね。

前提としてなぜ、こんなマイナーキャラの私がそこまで一、ネットサービスに入れ込んでいたのかについてちょっと語らせてください。長くてすみません

私のはてな歴は12年くらいです。長かったらどうだというわけでは無いのですが、はてなを知ったのはまだ人力検索しか無かったころで、自分が実際にユーザーになったのは例の「日本人にはブログより日記」のちょっと後、「はてなダイアリーはてなブログに名称変更」とかエイプリルフールネタでやっていたころです。最古参ではなくて、ブログブームの頃に「はてな界隈」を意識するようになったので第2世代くらい、ということになるのでしょうか。

その後アカウントが一回変わっていて今のIDは5、6年くらい前に取りなおしたものなので、おそらく古参ぽさは無いですね。

はてなには他社のサービスと比べてとりわけIT系ユーザー比率が高いと思いますが、私もそうです。一貫してネット関連ですが完全な同業というわけではなく、何度か変遷を経て今は流通系事業会社インターネット事業担当になったというキャリアです。

はてなのサービスを認識した時はちょうどMovableTypeの2.6あたりが日本でも流行りだした頃で、「Web日記がhtml無しでこんなに簡単にできるなんて!」「コメントとかトラバとかすげー!コミュニティ作れまくり!」とかっていう話題で日々興奮していたのを覚えています90年代後半からネットは見ていたけれど、これからいよいよ「普通の人」にもオープンに普及していくんだなー、と夢描きながら仕事で、あるいはプライベートでどう活用しようか考えていたんですよ。「Web2.0」より2年前くらいのことですね。

その頃、ちょうどあるECサイトコミュニティサービスの担当をしていたんですね。いろいろやりましたよ。掲示板サービス炎上して閉鎖に追い込まれたり、画像著作権で揉めたり、ブログが使えるようになってからは、「ブログ商品の宣伝を書いてリンクを貼ってくれたら100ポイント!!」とかい現代であればGoogle警察が1日でぶっ飛ばしにくるようなプロモキャンペーンもせっせこ考えては公開してました。更にその後はOpenPNEベースのmixiっぽいSNSをやったりとか。

今考えるとうわーっていう企画も多かったのですが、おおらかながら大真面目にやってたんですよ。まじめに、ライトユーザーに使ってもらうにはどうしたらいいかとか、コアユーザーがどう伝搬してくれるかとか考えてました。その頃は(ネット上のマーケティングにおいては)セグメントの乖離とかそういう問題も今ほどは研究されていなかったし、たぶん自分でもまだ十分理解できてなかったんですよね。私はそんな感じの人間です。


自分語り方面脱線したので話を戻しますが、ブログブームちょい前の頃、世の中で出始めたブログアカウントを片っ端から取っては試すということをやっていたんですよ。ココログはてダから始まって、livedoor、goo、ExciteSeesaaJugem、FC2、楽天、MSN、ドリコムウェブリブログドブログYahooヤプログ、アメなんたら……

でですね、そのときにはてなの特異性に気付いたわけです。

なんだこりゃ、殺風景サイトだなぁ、なんか研究室みたいだなぁ、システム屋くさいなぁ、ってのが当時の正直な印象です。まったく間違ってないと思いますが。

ダイアリー以外の他のブログサービスはだいたい大手キャリア系か、大手ポータル系か、大手ホスティング系のいずれかじゃないですか。実際仕事で関わることがあったのはそういった会社さん達だったわけだったんですけど、私個人的にはこのはてなダイアリーってやつにとても興味を持ったんですよね。

純粋にIT系オタク集団(失礼)がコミュニティで勝負するっていう構図のサービスがすごく面白いなって思いまして、当時から実際にIT系のギーク技術記事とか、濃厚なネットのいざこざとかそういうのがぐちゃぐちゃと集積されつつあって、うわぁ危険と思いながらもはてなだけは明確に識別して見に行く感じになってたんですよね。

人力検索もそうですが、アンテナとか、キーワードとか。私はネットコミュニティをやりたくてこの世界に入ってきた人間なので、人と人をつなげるサービス、というコンセプトに対して面白いことをやろうとしている人達がいるんだなーって思ってたんです。こんな殺風景非コミュ論壇だらけのサイトなのに。なんだかそのギャップがまたすごく居心地が良くてね。よく閉鎖的って揶揄されるはてなですけど、私はそんな風に思ったことなかったな。

そう、私は村感というよりは、僻地の秘境だけどここは自由でオープンだ、っていうように感じていたんです。

今はなおさら顕著ですけど、その頃って既にインターネットサービス外来大手サービスに集約されつつあったじゃないですか。ブログにしたってMovableTypeWordpressも外から来たものだし、MySpaceとか、Facebookもそうだし、その後の流れって周知のとおりって感じじゃないですか。強いて言えばmixi……はやっぱべつにいいや。

そんな中、日本ドメスティックな小さなネットベンチャーが純粋なコミュニケーションの仕組みだけで世界観を醸成して、しかも生き残るっていうことに夢を感じたんですよ。まあ、ドメスティックっていう部分について言えば、jkondoさんが渡米した時期とかあったなぁ、とかあるんですけども。

はっきり告白しますけど、私のような自分で新しいプラットフォームを開発するほどの実力が無い中途半端ネット屋にとって、超恥ずかしながら彼らはヒーローだったんですよ。jkondoさんやnaoyaさんは私とほぼ同い年ですけど、勝手に同世代ヒーローだと思ってたんですよ。

はてなブックマークソーシャルブックマークという概念を身近に体験した時は「単なる『お気に入り』じゃなくて、興味を持ったものについて何時でも語り合える世界が作れるんだなあ」ってリアルに衝撃を受けたし、スターが登場した時は(FacebookTwitterより前に)これ、シンプルだけどもしかして世界を幸せにする機能じゃね?って感動したりしましたよ。

だいたい、jkondoさんはすごいんですよ。私など勝てる要素が無いですよ。スプリントでもロングでもヒルクライムでも絶対勝てないですよ。山も強いし、みんな山手線一周1時間48分てできます??サラッと書かれてたけど、メチャクチャ速いよ!!俺も何度もやってるけど、大真面目にやっても3時間切るのだって大変だよ。明治通り中央通りはともかく、田端駒込あたりの裏路地とかどうしてたんでしょうね。メッチャ危ないよ!!つか、あの頃の自転車クラスタみんなどこ行っちゃったんでしょうね……

何の話でしたっけ。そうそう、趣味が合いそうな人達が集ってるっていう話でしたね。

私の文章は、テキストサイトからアルファブロガーあたりまでの文章にめちゃくちゃ影響を受けていると思いますちょっと極端なことを書いたら「フロム先生の真似か」とツッコまれてドキッとしたり、写真クラスタの真似をしてやたらでかい写真を並べてみたり。最近は年に一回お正月だけに現れるmk2さんの文章を見ると涙が出そうになります。長文には慣れています。必死に調べないとついていけないような技術論議や、内蔵をさらけ出して書いたような、編集が入った本では読めないようなブログを読みたいし、そういう記事でみんなが共感していく世界が見たかったんです。

はてなブログ目次記法は便利だと思うんですけど、他所ニュースサイトに貼られた記事を引っ張って目次を並べていかがでしたか?なんていう記事を、私は単純に面白く読めないんですよ。「参考になりました!」じゃねーよ!!ならねーよ!!残念すぎるだろ!!なんて思ってたんですよ。

ここまでで既に5,000文字を超えてしまいましたが、話が飛んでしまったので一旦元に戻します。

まり、そういった「自分の好きなものを好きと言う」「好きなものを選んで、好きなものを見て共感する」という、人の本能的なコミュニケーションの楽しみの源泉のようなものを、私は求めていたんだと思います。自分の背中に正直な、泥だらけのスニーカーで追い越すような体験を期待していたんです。

もちろん、どんな時代にだって人と人のコミュニケーションにはいろいろあって、変わらないものがたくさんあるんだとは思いますよ。パソ通の時代だって、BBSの時代だって、初期のブログだって、「読みました。記念カキコ☆」はあったし、コメント欄で交流が繋がって新たな友達ができるという興奮だってあったし。

最近はてなだって、今、その興奮を新たに体験して純粋に喜びを感じている人達がいるはずだしそれはもちろん喜ばしいことなんですけど、さすがにこの情報過多なご時世なので、ツールと場所の管理と運営をしっかりやっていかないと、純粋な喜びを埋もれさせず、コンテンツの品質を保つのは相当に厳しいなという実感はありますね。

一般化、大衆化、というものはだいたいそうで、単純に「この村も昔は良かったのに」っておじいさんが言っているっていうような話ではないと思うんですよ。

こんなことを話している私自身が既にネット上では「古い側」の人間になっているのかもしれませんが、個人的には、「はてな村」とかって言われている界隈にそれほどイライラするような内輪感を感じたことは無いんですよね。実際にひどい攻撃的な言葉が飛んできて嫌な思いをしたことだってありますし、慣れ合いとかってのは昔も今もあるわけなんですけど、だいたいは好きなことを好きなように書いた、っていうモチベーションによって書かれた記事は、面白ければ当たるし、面白くなければ流行らないわけじゃないですか。読む側だって気に入ったら読めばいいし、気に入らなかったらスルーすればいい。だいたい、広い世界で見ればごく一部のできごとだっていう側面もあったわけじゃないですか。

だから、一定の、嘘を嘘と見抜ける程度のネットリテラシーさえあれば、海水浴場の中に浮かぶ邪魔漂着物があっても、農耕地が石だらけで荒地になっていても、単に避ければいいだけだって思ってたんです。

むしろ、良い記事にフォローが集まったり、ひどい記事はひどい記事でそれに集まった批判が有益だったり、そうやってやり取りを応酬する中で集合知として収斂されていくという光景は、みんなで海を掃除したり、畑を耕していくような感覚を覚えていつもネット醍醐味であり爽快ですらありました。


……でもね。最近の例の動向はちょっと様相が違っていて、私のようなユーザーにとってはもうちょっと見ているのが厳しいな、というのが本音です。商業的なまとめサイトが場を汚染している、というような話であればユーザーコミュニティによるチェックと自浄作用が働きますはてブうまいことそういう機能果たしてきたと思うんですよね。

でも、ユーザー側のほうで「良いと思ったから良いと言った」というお気に入りによるキュレーション機能が働かず、返報性の原理によるコミュニケーションが中心の場になってしまったら、今のままのはてブでは、(コメントツールとしてはともかく)少なくとも情報ツールとしての価値は大きく毀損されます。これは、ユーザーモラルもありますが、サービス構造上の問題として避けられなかったことだと思うんですよね。


海や畑が全部「あれ」になったら、もうどうしようもないでしょう。もう去るしかない。

この問題についてはさんっざんぱらたくさんの人に書き尽くされているのでここでは書くつもりないんですけど、小遣い目的で面白くない記事が量産される、共有のヘッドライン専有されて他のユーザーに影響を及ぼす、内容に関係なく相互フォローする、これらは本人の意識あるなしに関わらず、関係ない人から見たら無益です。

これについてルール違反がないのならば、サービス品質を維持するための運営/システム側の構造課題を疑ったほうが良いし、ユーザー側についても、一部の炎上チャリーンで喜ぶようなやつは単なるスパムなのでこれは単純な絶対悪ですよ。

別にネットの世界で今始まったことじゃないんですよ。むしろはてブ牧歌的で今まで性善説でよくやってこれたなっていうレベルじゃないかと思いますTwitterでも「相互フォロー推進委員会」とかあったなあ。一方的に何百人単位でフォローしてきて、ふぁぼりまくって、こっちが反応しないと砂をかけて去っていくようなのが……

ただそういう人達ごにょごにょ楽しくやってるだけならどうだっていいんですけど、今はホッテントリが明らかに使いづらくなっていたり、更には他のSNS経由でこの界隈の記事が流れてきて反応したらおかしなことになったり、実際にそういうことが発生しだしているんですよね。これが結構精神的にくるものがあるんですよね。

というわけで、そういう一団がこのサービスのほんの数%、もしかしたら0.数%の人達であり、ほとんどの普通の人は何も気にせず普通に自分の日記を書いているんだ、てことはわかっていても、でももう気持ち的にこの界隈と一緒の世界でブログを書くのは無理かもしれない。既に古参と言われる人達がかなり去っていっているし、生き残っている人達も読者層が急激に変わっていたりとかして、なんていうか、見ててつらい。

最近、ある有名人ブロガーブログを読んでいて、半年前にも同じテーマで書かれたことがある記事がホッテントリに入っていたのを見たんですけど、ふとブコメを見てみたら、半年前の記事と反応のコメントが全然違くてびっくりしたことがあったんですよ。よく見ると、並んでいるアイコンがガラリと変わっていることに気づきました。読者層が急激に入れ替わっているんですね。

この人はムラ社会に寄る人では(読者から見たイメージでは)無いし、長い人とも新しい人ともバランスのいい関係を築けていてすごいなあ、と思っていたのですが、図らずも急激に「有名人」として新規層の神輿に乗せられているように見える状態になってしまって、一方で彼自身は広告収入で儲けているようなブロガーではないし、内心複雑な気持ちなんじゃないかな、とか勝手心配をしていたりします。そういう人、何人かいますよね。余計なお世話すぎるとは思うのですが。

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すみません、長すぎて登録すると切れてしまうので、途中で切ってトラバで繋げます

2016-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20160419070042

なんか全体的にノリが昭和オタクぽいんだよね。そういう表面的な言葉遣いだけの問題じゃなくて。

人間関係の捉え方が一面的ギャルゲー選択肢を選ぶかのように思っていそうなのと、その顛末を茶化して書こうと考える(しかも茶化し方のセンスダサい)辺りに、精神的な子供っぽさを感じる。

彼女の方も中学生女子かよって感じだけど、増田感性によるフィルタリングがあまりに強いから何とも言えない。

前にある意味似たような婚活増田に対して書いたエントリがあるんで貼っとく。

http://anond.hatelabo.jp/20160221060618

あとついでに2個目のエントリで一つ気になった点

閣下「見た目とかあまり気にしなくて、言われない限り直さない人なのかなと思いました」(新品や上質品ばかりで身を固めてると怒られる上にプライベートもない仕事から、言われない限り気づきません閣下

「見た目に気を使うかどうか」と言われて「新品・上質品」なんて発想がまず出てくるのがすげえオタっぽい。まず何より大事なのはサイジングなのでサイズが合った服を着ろ。それができればユニクロ無印でもよい。あとちゃんと洗濯してアイロンくらい掛けろ。中学生みたいなスニーカーも森の木こりみたいな革靴もやめろ。あと美容室くらい行け。眉毛くらいは自分で定期的に手入れしろ

2016-04-10

http://anond.hatelabo.jp/20160410154556

14卒だけど"本当に"私服面接受けさせられたわ。

デザイン関係とかメディア関連志望だったから、

自己プロデュース課題みたいなノリだったのかな。

周りの奴は、アウトドア性格なんでお気に入りスニーカー履いてきましたとか言ってたわ。

無理くり個性演出しているのも、それはそれでアホらしいと感じるものだったし、

就活生らしい浮き足立つ者の可笑しさみたいなものはそこでも漂っていた。

2016-04-06

一度脱いだ靴下、もう一度履ける?

帰宅して靴下を脱ぐ。そのあと例えばコンビニに行きたくなったとき靴下はどうするかっていう話になって、なかなかおもしろかった。

大きく分けると新しいのを出す派とさっきのやつを履く派。

さっきのやつを履く派でも、

風呂に入ったあとだとさっきのやつは履かないで、新しいのを出す派になるひともいる。

一日区切りで、今日靴下今日中なら何度脱ぎ履きしてもオーケーというひともいる。

そもそも屋内に入ったらすぐに裸足になるのでそういったことを気にしないひともいる。

新しいのを出す派、脱いだ靴下完璧ダメかというと微妙な線で、

つま先が離れなければオーケー土踏まずまで下げて開放感を味わう。その後履きなおすのは可)とか、

たとえばピクニックに行って天日干しして乾燥すれば除菌できた気がするからオーケーとか、

脱いだ靴下を履くくらいなら裸足でスニーカー履くとか。

おもしろいですね。

2016-04-05

やばい

家に引きこもりすぎたせいか、久しぶりに外出したらスニーカーなのに靴ずれしてしまった。

たかが13000歩、2時間歩いた程度で情けない。

めちゃくちゃ痛いのでマキロンで消毒後、キズパワーパッドを貼った。

2016-03-28

せめてちゃんとした美容院行って整髪料つかって髪のセットして伸び放題のその太眉の手入れもして寝る前は化粧水とか乳液で肌の手入れして爪も整えて服も黒とチェックとスニーカーから脱却して消臭剤もつけてから見た目で差別されてるとか言えやキモオタ

2016-03-13

ビブラムファイブフィンガーズという靴がある

アウトドアワーキングブーツの界隈では有名なビブラム社が開発した5本指のスニーカー

走り方を代えないとまともに歩くことすらできないから、まあいろいろ効果があるらしい

姿勢が良くなるとか、筋肉運動に良いとか

そこまでは良いんだけど、花粉症が完治したと言うのは言いすぎだろ

どういう作用だよ

http://anond.hatelabo.jp/20160313182904

しろ田舎の方がいい加減だと思う。

うちの田舎なんて黒けりゃいいだろとばかりにスニーカーで来る人までいるくらいだし

パンツスーツかどうかなんて無問題だろうけど

例えば都会の会社の偉い人関係葬儀、とかにパンツスーツで行く勇気はないな。

2016-02-16

http://anond.hatelabo.jp/20160216122451

西尾維新はそこまで割り切ってないでしょ。

ミステリに対するリスペクトはあって、

ただ「事件」を物語ツールとして扱ってるというだけ。

で。ミステリラノベ化という意味では、

2000年には殺竜事件が出ているし、虹北恭助シリーズ2000年

ラノベ側の動きとしては、スニーカーミステリ倶楽部の創設と、ザ・スニーカーでのGOTHの連載が2001年

西尾維新ダメ押しではあっても発端ではなかったんじゃないかな。

2016-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20160203063126

そのヒントから連想するのはむしろ『靴とバイオリン』だなあ。コミックス12巻。

・足の速い女の子が出てくる。貧しくて、足を活かしたスリをやってる

師匠じゃないんだけど、街角バイオリンを弾いてる冴えない爺さんと知り合う。実は大物。

スニーカーが話のキーアイテム

いい話だよ。

記憶はあてにならない

久しぶりにマスターキートンを読みたくなったんだけど、あの漫画短編集なんでストーリーの当たり外れが多い。特に後味悪い回を読むのは嫌になる。(村人が全員悪者の仲間とかそんなやつ)

つーわけで一番気に入った回だけピンポイントで読みたくて、友達うろ覚えの内容で尋ねてみた

貧民街で足の早い奴が出てくる

そいつ師匠の爺さんが、実は大物で、身分を隠している

・印象に残ったキーアイテムは靴。タイトルは「靴とスニーカー」だったと思うけどググっても出てこないんで違うかも

で、導き出された答えはタイトル「ファイア&アイス」、2巻で読めるエピソードだったらしい。

改めて読んでみると思い出と全然違うのな

・足の早い貧民街のやつ、なんとなく女の子だと思ってたけど男だった。そして思った以上に出番が少ない

師匠の爺さんが思ったより偏屈。なお重要人物爺さんは二人出てくるんで、もう一人の印象と混じった模様。こっちは罪悪感に苛まれるだけの普通の善人

・靴はキートン武器に使ってた。スニーカーじゃなくて革靴。「靴とスニーカーって同じものじゃねえかよ」って突っ込まれたけどそりゃそうだ

・読後感は思ったよりよくなかった。まあいい話だけど偏屈な方の爺さんちょっと可愛そう

思い出補正マスターキートン名作っていう評判に影響されて意外と良い印象に改変されていたらしい。

記憶はあてにならない。

2016-02-02

http://anond.hatelabo.jp/20160202072011

パッと思いつく範囲で書くと

2016-01-24

私がオランダ移住おすすめしない理由(※追記)

増田は初めてで、文章も普段あまり書かないので、色々読みにくかったらすんません

一部でオランダ移住が盛り上がっているようで。

100年前の条約はまだ生きていた。オランダ大使館で聞いた日本人が知らない特権

http://www.lifehacker.jp/2016/01/160118holland_embassy_nfia.html


日本人労働ビザ必要なくなり、雇用主の手間がぐっと楽になった。ただ、移住する国としてはどうなんだろうなーと、個人的に思う。ビジネスだったら一時期の経験として割り切れるけど、移住ということはずっと残りの人生オランダで過ごすってことだよね?住めば都とは言うけど、日本人外国人に関わらず、最初の1年でオランダ滞在ギブアップする人はけっこういる。

とにかくオランダは国や人のクセが強い。合う人は長く住むけど、合わない人はすぐに帰国する。

もちろん「いやそこは頑張って慣れろよ」という部分もあると思うのだけど、異文化適応は先に知ってたかどうかがけっこうネックだと思う。

ネットでは、キラキラしたオランダの良いところばかり取り上げられていて、ネガティブ情報が無いのが気になったので、個人的移住を(簡単に)おススメできない理由を挙げてみようかと。

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英語ができればOK!は半分嘘

よく「オランダ人英語が話せるので、オランダ語が話せなくても大丈夫」という触れ込み(?)を見るが、実際は役所移民から届く大量の手紙は全部オランダ語。諸々の申請書類も、ゴミ収集場所変更のお知らせも、銀行書類ガス給湯器説明書オランダ語書類スキャンしてGoogle Docsにぶちこめば読めるけど、OCR技術はパーフェクトではないのでそれなりに時間がかかる。年月が経てばある程度慣れてくるけど。

加えて駅や電車内のアナウンスも(主要都市の駅以外)オランダ語オランダ鉄道トラブルが多く、途中の駅で降ろされて1時間待たされるとか、急に到着ホームが変わって乗客みんなでダッシュとかザラ。そんな場合でもアナウンスオランダ語なので、わからない場合は周りの人に聞くしかない。乗ってた電車の到着駅がいきなり変更とアナウンスされても気づかないことも(実体験)。

そういう環境なので、話せる言語英語だけだった自分にとっては、毎日ちょっとした事がけっこうストレスだった。なので、ネットなんかに書いてある「英語話せれば大丈夫!」という言葉をそのまま信じて行くと、現地で騙された気分になると思う。

※ちなみにオランダ歴長い日本人オランダ人結婚した人は省く)でもオランダ語話せない人は多い。オランダ以外で役に立たないから

アジア人への差別意識

というか中国人差別。ただこれはコミュニティによる。酷いのはオランダ人の中流以下(特に田舎コミュニティと、トルコモロッコ移民コミュニティ。前から歩いてきた男数人にすれ違いざま「ニーハオ!」と威嚇された回数は数知れず。叩かれたり、蹴られたりした人も。子供にまで言われた時はどうしようかと思った。(しかも隣にいた親らしき大人は注意しない。闇)最初コミュニケーション?とポジティブに取ってたが、表情や態度でバカにされてると分かった。「中国人じゃないですよ」と返した時期もあったが、逆に日本人身バレするのもアレなので、ひたすらスルー。当たり前だが、アジア人以外の外国人と一緒にいる時は一度も経験したことは無い。

そこまで直接的じゃなくても、ローカルレストラン店員接客態度が白人と我々であからさまに違うことは、残念ながらよくある。GACKTみたいに正面からやりあえれば良いのだけど、こう頻繁にされると「そういうものなんだ」と慣れてきてしまうのが怖い。

対策としては、そういったコミュニティに近寄らないことと、身なりをちゃんとすること。あと堂々としてること。こっちの人は、服装自分ステータスを明確に表現する。黒人でもトルコ人でも、ちゃんと仕事してる人はちゃんとした服装をする。地味なダウン+ジーンズスニーカーで出かけて嫌な目に合ったことは何度もあるが、しっかりした服装の時には一度も無い。

難民問題については、色々な情報意見を聞くので割合

オランダ人は口が悪い

オランダお国柄。口が悪い。加えて無愛想で閉鎖的なもんだから、1年目これで「あ、無理だ」ってなる人がいる。慣れれば大丈夫

オランダ人コミュニティ意識

一般的オランダ人内向的コミュニティ意識が強い。京都人っぽいというか。「外者」が中に入るにはかなりの時間をかけて関係を構築する必要がある。もちろん、こちらからコミュニケーションをすれば、ちゃんと返してくれる人は多い。もしオランダ人ローカルとのキャッキャウフフイメージしている人がいたら、それを実現するにはかなりの時間がかかることを明示しておく。旦那さんもしくは奥さんがオランダ人じゃなかったらほぼ不可能都市部なら可能だけど、ちょっと外れの田舎とか不可能。まあ日本と一緒か。

オランダ人ホスピタリティ

人それぞれなんだけど、個人的体感値として。自分アメリカ東海岸にも滞在してた事があるんだけど、フレンドリーさ、対人面でのホスピタリティは圧倒的にアメリカ人の方が上。例えばオランダレストランなんかで、笑顔接客してくれる人に当たったらラッキーぐらい稀。あとオーダーの間違いとかザラにある。

食べ物がひたすら美味しくない&外食が高い

話題に上がらないのが不思議

まずパンがまずい。スッカスカ。高いお金払ってやっと「それっぽい」レベル。一度ドイツ人地元パンを持って来てくれたけど、全然違った。電車時間でここまで違うのかと驚いた。それ以外の食べ物も全体的に美味しくない。元々プロテスタントの国で土壌が貧しかたか食文化が育たなかったと言われているが、言い訳しか聞こえない。

オランダ農業先進国と言われている。確かに日本と比べると野菜は安くて大きいけど、水っぽくて味が無い。一年通してずーーーーーーーーっと同じ種類の野菜が、同じサイズスーパーに並ぶ。旬の野菜も時々出るけど(白アスパラとか)日本みたいに季節感が無い。解決方法としては、ローカル八百屋さんやオーガニックマーケット(高い)で買うこと。

あと日本では普通に売られてる豚コマとか薄切り肉が無いので、鍋なんかしたい時に苦労する。日本人が多い地域には売ってる。生魚とか怖くて食べられない。知りあいがそこそこの値段で食べた生の魚貝で食中毒になったケースを何回か見ている。日本人向け魚屋存在するが、まだ利用したことは無い。

外食が高い。そのくせ美味しくない。いわゆるファミレスみたいな「お財布に優しくて、そこそこ美味しい」ものが無い。すごい高いレストランか、格安フードかの二択。中間価格帯は中華料理屋くらいか。必然的自炊が増える。日本食レストランラーメン屋さんはアムステルダムにはあるけど高い。

インドネシア料理は許す。

天気が悪い(特に冬)

オランダの冬は暗くて日光が当たらない。朝は8時まで暗くて、夕方5時には暗くなる。雨風強い。あの暴風雨の中で自転車こぐオランダ人はタフだなあと思う。まあ、これも慣れろよって話なんだけど、自分最初一年目、あまりの天気の悪さにストレスがすごかった。日光が足りないとビタミンDが不足して鬱状態になりやすいらしい。対策としては肝油

学歴階級社会教育システム

こっちでは高校生くらいのオランダ人が、親方みたいな人について肉体労働職人仕事ペンキ屋さんとか)をしている風景を見る。オランダ場合子供10代前半くらいで成績に応じて色々なランクに分けられ、受けられる高等教育が変わる。日本場合、(職種にもよるけど)大卒じゃなくても社会に出てから叩き上げキャリアアップしていく事は可能だ。対してオランダ学歴によってできる仕事給与が明確に分かれている。(カフェレジ打ちをするにも、大学卒業資格必要だそうだ。)大学に行けないと判断された子供は、職業訓練学校に進学するレールに乗る。一度乗ったレールから外れて、大学に進むにはかなり回り道をする必要があるらしい。

オランダ教育学歴差を若いから明確にし、社会システムに組み込んでいる印象。もちろん、地域学校によって様々だと思うのだけど、自分オランダ子供を育てたいか、と言うと今のところ「うーん..。」という感じだ。この辺はまだ勉強不足。

オランダの子供は伸び伸び育てられてるせいか、すごい自由。というかうるさい。声が大きい。北欧に行った際、電車子供が騒ぐとすぐ親が注意してたけど、オランダで注意してる人は見た事ない。

役所仕事がひどい

移民局含め、役所仕事がずさん。申請書類を紛失されたせいでビザの取得が半年遅れるケース多数。今回の労働ビザ免除の件も移民局の末端で仕事する人には届いていないらしく、窓口に行くと「おまえは何を言ってるんだ」と取り合ってもらえなかったという話を聞く。

おわりに

長い。そして完全に悪口。個人の主観だし愚痴も多分に含まれているので、話半分で。文中にも書いたけど、住むエリアコミュニティによって、状況もだいぶ違う。逆に言うと住む場所ホント大事

上記の様な諸々は日本でも他の国でもあると思う。まあ、キラキラ楽園じゃないよってことで。ヨーロッパの国だからといって洗練された社会システムや人を想像して行くと、現実とのギャップで打ちのめされてしまうからね。良い意味でも悪い意味でも、泥臭いです、オランダ自分で色々切り開いてく精神があれば、大丈夫かと。

もちろん良いところも色々あると思うけど、まあそれは他のブログとかサイトにおまかせで。まあ、一度くらいは遊びに来てもいいんじゃないかな(秋冬以外)。

追記

※確かに他のヨーロッパ諸国に色々気軽に行けるのはメリット飛行機も安いし。

※いわゆる韓国系中国系日本食レストランはどの街にもある。

電車で2、3時間ドイツベルギーに行くと、とたんにパンも食事も美味しくなる不思議

中国人男性ガタイが良い人が多いので、逆にあまりまれない。

税金保険をちゃんと支払っていれば、大学含む教育費・医療費はタダに近い。この辺はすごいなと思う。税金高いけど。

追記2

個人的には、移住するということは移民になり、移民問題対象になるという認識をしている。

2016-01-15

オッサンになった俺とアメカジの話

といえば、アメカジ王道的組み合わせである

同時に、日本においては一昔前までキモオタ制服でもあった。

そんなこともあり、二十代からアラサーまでの俺はこのコーディネートを避けていた。何よりチノパンなんて一本も持ってなかったし。

そんな俺は「脱オタファッション」なんてキーワードに乗せられて、一時期はオフ殆どを服と髪型につぎ込んでいた、ある意味意識高い系キモオタだったわけだが。


そしてアラフォーのオッサンになった今。

若い頃どんな系統の服を着ていようが、男の場合は歳を取るとほぼ確実にトラッド系、要するに無難でどノーマルな格好に落ち着いてしまうという話を大昔聞いていたが、自分も周りも、全くその通りの流れになった。

かくいう俺も気が付くと、冒頭の格好を好むようになっていた。

なんでかって?楽なんだよ、服の手入れが。てか、手入れが楽かどうかは本当に大事だと、今更実感している。

あと比較的安い。これは歳取って、ぼっちなりにしがらみも出てきて、そっち方面の出費が無視できなくなったこともあり、やっぱ服はコスパも考えないと・・・見方が変わった背景もある。

それに上のアイテムはワーク・ミリタリースポーツと全て系統がバラバラなので、「持ってるモンを適当に組み合わせて着てるだけ、別にアピールとかしてねーし」感を出すのも簡単。

これに何か羽織るのであればGジャン(ウエスタン系)か革ジャン(バイカー系)から好みで選べばいいと思う。

ちなみに俺は革ジャン派(といってもフェイクだけど)で、ベルトはウエスタン系の鋲がいっぱいついた革製にしている。

革といえばスニーカーも革製。程よくシックになるのが気に入っているから。

ドレスアップしたいときシャツギンガムチェックorストライプボタンダウンシャツか、マリメッコウニッコみたいな大胆な花柄シルクっぽい光沢のあるシャツ(これだけだとインパクト出過ぎてしまうので必ず革ジャンと組み合わせる)に替えるだけ。

更にきちんと感を出したいならテーラードジャケットプラス


ともかく、こんなに手軽にキマるのが基本にあって、ヴィンテージ(主にデニム)やレプリカ(フライトジャケットとか)に凝ってもいい自由度の高さ。こういう魅力があるからこそ、アメカジ男子に根強い人気があるのだと、オッサンになってようやく理解した。おせーよって感じ。

でも本当にアメカジいいわ。


勿論、何も考えずにこのスタイルで行くと、最悪、オタの制服揶揄されたような薄汚い格好になるのがデメリットなわけで、だから俺も避けていたのだが、これを解決するのは案外簡単だった。

というか服の基本を押さえていれば、誰でも清潔感キープしつつ、気取らないラフな格好になるという、気づいてみれば「なーんだ」と言いたくなる話だった。

即ち

これもうアメカジ関係ねーな。てか、身だしなみの基本だよな。

それすら怪しかった頃が俺にもあったと。

こういうところも一生勉強ってことで。

2015-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20151218185807

元増田、まだ見てる?

元増田がどういうヘアスタイル、髪色、メイクファッション (カジュアル系かフェミニン系かパンツ派かスカート派か、スニーカーなどのカジュアル靴派かヒール派か、好きなバッグの種類など)をしているかからないとアドバイスしづらいので、教えてくれると嬉しい。

ナンパされるかどうかは顔の造作と同等以上に全体の雰囲気重要だと思うので。

2015-12-05

かわいい子に出会った。

僕は研究所見学会に向かっていた。

12月の寒さに手をポケットに入れながら電車に入った。

電車内は席は全て埋まっていて僕はその席の前に立った。

しばらくして多くの人が降りる駅で、幾つかの席が空いた。

空いた席に座ろうとしたときに、ドア付近に立っていた彼女と目があった。

猫っぽい目。ショートで少しパーマがかかった茶髪スキニーパンツオニツカタイガースニーカー。白いキャンバス地にシンプルデザイントートバッグ

目が合っていたのは一秒にも満たない時間で、その一瞬で僕は何も考えられなくなった。

僕は一番端の席に座り、彼女は斜め前に立っていた。

電車を降りるときに、もう一度だけちらりと彼女を見て僕は違う電車に乗り込んだ。

その電車のなかでうとうとしていると、あれは夢だったのかもしれないなと思った。

ホームに降りると冷たい風がびゅうとふいて、いつのまにか冬かとそんなことを考えた。

2015-11-29

スティーヴン・キングスニーカー

http://anond.hatelabo.jp/20151129175725

現代代表するホラー作家スティーヴン・キングの初期の作品スニーカー』.作家として寄稿先を探してくれるマネージャーしか親友になりうる男だと思った人が,実はゲイだった.いきなり股間を掴んできて

「もうそろそろオーケーなんじゃないかと思ってさ」(浅倉久志訳)

いままでオレの周囲で男性同性愛者だとカミング・アウトした人も,同時に「でも君はタイプぢゃ無い」と言ってくれたが,「君が好き」と言われたら…それは恐怖だ.りっぱなホラーだ.

もし『スニーカー』が地球上の何処かで「LGBT差別だ」とか言い出されて発禁になるような事態があったとしたら,オレの恐怖は現実となる.

2015-10-23

ヘルス行くたびにかわいい靴ですねっていわれるんだけどなぜなんだ。(ベタな安物のアディダススニーカー

そういうお世辞の定型文みたいなのがあるのかしら。それとも何かの暗号なのか。

2015-09-02

アパレルショップにて

若草色のポロシャツに深緑のタータンチェックの短パン、ライトグリーン靴下モスグリーンスニーカーという格好で緑の麻混シャツを手にとって見ていたら、店員が「緑好きなんですね」と言いながら近づいてきた。

いやいやいや。

もうちょっとマシな声のかけかたあるだろ。

こんな店、もう二度と行かない。

2015-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20150804051451

包丁を突きつけられるって、すごい恐怖だね。想像もつかない。

そんな経験をしても、今まで普通生活を続けてこられたのはすごいことだと思うよ。だいぶ無理されたことと思います。大変だったね。

私も夜に音楽を聞きながら歩いていたら、後ろから来た自転車に胸をつかまれたり、昼間いきなり肩を掴まれて車に押し込まれそうになったことがある。

どれも未遂で、車の時は、わけもわからずもがいていたら開放されたんだけど(昼間だったし)、それこそ包丁なんて突きつけられていたら抵抗できなかったと思う。

それ以来、一人で歩くのが怖くて、音楽を聞きながら歩くこともなくなった。誰かに聞いてもらいたくて、周りの人にはへらへらしながら、こんなことがあってさ〜って話した。

でも一人で歩くのは避けられないから、その度に動悸がして、外出が減った時があった。

以降、スカートショートパンツは一切はかなくなった。ダブダブのジーパンを履くようになった。トップスもよれよれの古着Tシャツにした。

当時長かった髪も、黒髪ベリーショートにした。靴もスニーカーかばんはリュックサック(使い古したやつ)。身なりをだいぶ変えた。

今では超笑えるけど、夜道は変な歩き方であるいた。がに股みたいな。

とにかく男の人の目から逃れることに必死だった。もともとそういう格好も好きだったし、格好を変えることにそこまで抵抗はなかった。

格好を変えてからは、痴漢に一切合わなくなった。格好を変えたせいかはわからないけど、あれからだんだん自信がついてきて回復したよ。

やがて彼氏もできて、全部話して、そうしたら精神的にもだいぶ安定した。

男の人の目をとにかく避けるような身なりをするって、私には有効だったのかもしれない。

でも、何が有効かは人によって違うから自分にあったものを見つけられるといいね

それでやがて一人で歩ける自信が回復して、少しでもあなたが生きやすくなることを願います

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