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はてなキーワード: OpenPNEとは

2019-06-26

Mastodonから知る分散SNS本質

インターネット日常的に利用する諸氏はMastodonというマイクロブログサービスを知っているだろう。

ある程度のIT知識を持った者ならば自身マイクロブログサービスを始められるオープンソースソフトウェアだ。

2017年当時学生だったハンドルネームnullkalがmstdn.jpというドメインを取得しMastodonサーバーを開設したことによって日本で注目を浴びた。

これらは一部の真実表現している。

しかし、本質ではない。一部の真実表現しているので誤りでは決してないが、本質かと言われれば決してそうではないと返せる。

Mastodon(と分散SNS)という言葉存在を知る多くの人々が本質理解できていなかったため「劣化Twitter」などと評価せざる得なかった。

そして、不幸なことにMastodon話題となった当初、それを報じるインターネットメディアもまたMastodon本質理解できていなかったので、Mastodonに関する記事を読んだ多くの人々の評価Mastodonアカウントを作らずとも「劣化Twitter」として固定されてしまった。

私の友人はMastodonを指してこう言った。

Mastodonって不人気だけど何故かプログラマーな人が多いよね」

おかしな話だ。コンピュータインターネット技術に詳しく専門分野に関しての審美眼には信頼のあるプログラマーが何故か不人気なものクールさを見出していると言うのだから

そこでこのエントリでは、日本情報も多いMastodonを例にして分散SNS本質解説しつつ、何故プログラマー分散SNSクールさを見出しているのかを語っていこうと思う。

本質はActivityPubの中へ潜んでいる

2007年インターネット上に「OpenMicroBlogging」と呼ばれる通信プロトコルが登場した。

OpenMicroBloggingは分散SNSで使われることを想定した通信プロトコルで、OpenMicroBlogging実装SNSとして「Identi.ca」が開設される。

Facebook2004年設立Twitter2006年設立であり、Facebook設立からわずか3年後、Twitter設立からわずか1年後に分散SNSが登場したことになる。

オープンSNSでよく語られるのは「中央集権SNSへのアンチテーゼ」だ。

これらの表現は悪いわけでない、悪いわけでないが分散SNS理解へ誤解を生む。

誤解を生む理由は「わかりやすい」のだ。「自身サービス内で強権を奮うFacebook運営Twitter運営へNOを突きつけよう!」「我々の手にオープンSNSを!」といういかにもな正義は非常にわかやすい。

からこそ一部でこの表現が支持されてしまい声たかかに叫ばれ、多くの人々の分散SNS本質的な理解を妨げた。

インターネットを長らく観測してきたお歴々はご存知だろうが、そもそもユーザー自身管理者となり自分自身ルール運用できるオープンSNS分散SNS登場以前から存在している」のだ。

日本国内であればmixiクローンSNSとして「OpenPNE」などがFLOSSコミュニティでは非常に有名だ。

では、これまでのオープンSNS分散SNSは何が違うのか?

分散SNS大前提として通信プロトコルありきで開発されている点が違うのだ。

思い出して欲しい。Identi.caの前にOpenMicroBloggingが作られていることを。

後に整理されてIdenti.caは「GNU Social」と、OpenMicroBloggingは「OStatus」と呼ばれるようになるが、Mastodonもまた通信プロトコルありきで開発されており、MastodonがありきとしたのがそのOStatusなのだ

OStatusのベースであるOpenMicroBloggingは設計が古いため、現在ではOStatusの事実上の後継であるモダン設計のActivityPubへ差し替えられるという大きな変化はあったが基本は変わらず、MastodonはActivityPubありきで開発されている。

分散SNSとは何なのか?

多くの人々はSNSと言えばTwitterFacebookInstagramなどを想像してしまい、分散SNSと言われるとMastodonGNU Socialを連想してしまう。

はっきりと言おう、この認識自体根本的に最初の誤解であるのだ。

分散SNS通信プロトコルありきで開発されており、ActivityPubなどの通信プロトコルによってSNSサーバー同士が相互接続形成されている。

このネットワークのもの分散SNSだ。Mastodon分散SNS形成するSNSサーバーしかない。

すなわちMastodon分散SNS方式SNS分散SNSSNSなどと表現したほうがより正確な意味を持たせられるのだ。

ただこれは情報技術に詳しいはずの技術者でさえ誤解しやすい部分であり、よりわかりやす説明するためにActivityPubなどで形成されるネットワークのことを「Fediverse Network」と表現することが多くなっている。

まりMastodon分散SNS」「Fediverse Network分散SNS」という図式が成り立つ。

Mastodonはやろうと思えばFediverse Network接続しないこともできるということを理解しておかなければならない。

分散SNS本質

分散SNSとは何か?

ActivityPubなどの通信プロトコルによってSNSサーバー同士が相互接続することにより形成されるネットワーク(= Fediverse Network)そのもの分散SNSであると言った。

では分散SNS本質とは何か?

それを知るためにはFediverse Network特性を知らなければならない。

Fediverse Network形成するActivityPubを現在は様々なSNSサポートしている。

代表例を挙げればマイクロブログサービス型の「Mastodon」「GNU Social」「Pleroma」「Misskey」「microblog.pub」、Facebookのような名鑑名簿型の「Friendica」「Hubzilla」、写真投稿型の「PixelFed」、動画投稿型の「PeerTube」、電子掲示板型の「Prismo」などがActivityPubをサポートしている。

ここで疑問を投げかけてみよう。

もし、何らかの理由Mastodonの開発が停止し、この世から完全にMastodonサーバー消滅した場合、Fediverse Networkはどうなるか?

答えは簡単だ「Fediverse Networkは維持されたまま」である

単にこの世からMastodonが消え失せるだけであってActivityPubが形成するFediverse Network対応しているのはGNU SocialやFriendicaなど他にも多数あるのだ。

Mastodonが使えないのであればGNU Socialを使えば良いというような形式ネットワークインターネット老人会のお歴々はよくご存知で、おそらくこう表現するのではないか

「まるでE-Mail Networkだ」

GMailが使えないのであればYahoo!Mailを使えば良い。それと全く同じだ。

うつまり分散SNS本質それは「SNS形態を取った次世代E-Mail」なのである

分散SNS本質SNS形態を取った次世代E-Mailであるからこそ「Twitter代替」や「中央集権SNSへのアンチテーゼ」などという言説は分散SNS本質表現できているとは言えないのだ

TwitterE-Mail Networkのような特性を持っておらず、E-Mail NetWorkそもそも分散されている(E-Mail NetWorkはそのように設計されたから)。

ましてや、そもそもシステム根本から違うので「劣化Twitter」という言説もまた分散SNS本質などではない。分散SNSTwitterクローンですらないのだから

分散SNS本質SNS形態を取った次世代E-Mailであるからこそ、そのアカウント数はE-Mailと同様にゆっくりと増え続ける。

過去日本ではユーザーが望む望まない、ユーザーが使う使わないへ関係なくDoCoMo携帯電話iモードへ加入するだけでE-Mailアカウントが付いてきた。

分散SNSアカウントはそのようにして増える。今後登場するであろう人気WebサービスがActivityPubをサポートしているとユーザー意識せずともFediverse Networkアクセスできてしまうのだ。

分散SNS本質SNS形態を取った次世代E-Mailであるからこそ、プログラマーたちにとってクールなのだ

現在GMailアカウントがどのように使われているか?を少し考えるだけで、SNS形態を取った次世代E-Mailである分散SNSがどれだけ刺激的で新しいインスピレーションを生み出してくれるかが理解できるだろう。

これが分散SNSだ。

2016-10-17

http://anond.hatelabo.jp/20161016125054

プログラミング習得しなくても

WordPressopenpneなどを駆使すれば出来るんじゃないかな?

足りない機能とかは後からプラグインで追加できるし

仮に既存プラグインに無くてもも自分作成ができる(PG習得必要

まずは出来ることから始めてみては

2016-04-22

前略、はてな様。(前編)

まずは、大変遅ればせながらはてな上場おめでとうございます。2ヶ月遅れですが。

私は一、はてな無名ファンです。

先にお断りしますと、この文章は長いです。12,000文字近くあります。そう言えば最近「長すぎて読めない」ってタグ見なくなりましたね。

元々は数日前に自分のブログに投稿したのですが、アイコンを見てもIDを見ても誰にも認識されていないであろう私がこんなことを書いているのも気持ち悪いような気がして、衝動的に消してしまいました。そんな文章ですが、せっかく書いたので思い返して増田に投下します。それでも交流のある僅かな方からは、「あ、あいつだ」とすぐバレると思いますが、全く構いません。

大げさな振りをしてしまいましたが、この、はてなの世界からゆるやかに距離を置こうと思いまして。

ハイコンテクストな話題で、関係者でも有名ユーザーでもない私が語るには随分と分不相応であろうことは承知しているのですが、私は人知れず長年このはてなという会社とそのサービス利用者でした。たぶん、相当熱心なファンのほうだと思います

しかしこのはてなという界隈、おそらく長年世間一般的には「俺ははてなが大好きなんだー!!」とはなかなか言い出しづらい雰囲気と言いますか、一部一種のギークナードか?)臭さみたいなものから逃れられないセグメント感があったために、公の場であまりそれを声を大にして語る機会が無かったという状況があったような気はしています

勝手な想像ですが、よく言われるとおり先日上場した株式会社はてなとしてはきっと、そういった閉鎖的なカルチャーからの脱却を図る必要があるのは事実なのであろうと考えています

私は「はてな界隈」という自然発生的な、「インターネット好き」が作ったプラットフォームコンシューマージェネレイテッドなコンテンツが組み合わさってできた若干マニアックな文化がとても好きで、かつてインターネットに期待していたワクワク感のようなものを自分の感性ともっとも近い形で目指している会社だなと思っていたので、はてなを好んで使っていた理由も、今これを書いている理由も、サービスが向かう方向性とのギャップが発生したということで仕方ないのかな、と考えてはいます

回りくどい書き方ですが、つまり、ここ最近(数年)の急激な利用者層の変化、人気ブログホッテントリに上がってくる記事とその使われ方の変化、新たな利用者層との精神的摩擦に疲れて消耗するのが嫌になった、ということです。

私は自分の楽しみのために自分が面白いこと書き、読むっていうスタンスで自分のスペースを使ってきたので特定のユーザー群を非難するのはその趣旨とズレるし、メタな「ブログ論」を書くつもりは無いんです。なのでわかりやすバズワードは書きませんけど、要は、そういうことです。お察し。


ここまで書いておいてから自己ツッコミを入れますが、私がここでこんなことを書いていても、おそらくそれほどの価値は無いのでしょう。

私は長年使っているとは言いながらも、所謂はてな村」と言われるような有名ユーザー層に所属するようなアカウントではないし、特別人に見られるコンテンツを上げていたわけでもコミュニケーションを取っていたわけでもないし、こんなことをグダグダ書いていても「知らない人。気持ち悪い。」で片付けられてしまうような気はします。

コンテンツもお金も落としてもいないアカウントですので、ある意味運営側の立場から見れば、「うるさいことだけごちゃごちゃ言って全くサービスに貢献しない面倒くさいアカウント」あるいは「フリーライダー」と言われても仕方がない気がします。

これは別に被害妄想を語っているわけではなくて、自分がサービスを利用して得たメリットと、お客さんとしての価値を第三者的に見た時、そういう風に判断されてしまっても仕方ないかな、と冷静に思っただけです。

最近はてなブログブクマを見ていて、「これは自分には合わないな」と思ってケチを付けたくなる機会が多くなってきたことと、でも、ケチを付ける発言力(あるいは権利)のバランスを天秤に掛けて、ああ、もう自分が楽しく見ていられる場所ではないのかな、と感じることが増えてきたことと、単なる1ユーザなのにそんなことを考えてしまうこと、考えさせられてしまうことが嫌になってきてしまったということがあって、こりゃ、私の居場所はもう無いのかもしれないな、と思いつつあるということです。

かつての掲示板サービス群から始まってブログランキングやら、SNSやら、インターネットサービスではいろんなところでこのような文化の変遷みたいな場面は見てきたはずなのだけれども、思ったより自分の生活の大きな部分にはてブが入り込んで浸透していたことに自分でもかなり驚いていますね。

前提としてなぜ、こんなマイナーキャラの私がそこまで一、ネットサービスに入れ込んでいたのかについてちょっと語らせてください。長くてすみません

私のはてな歴は12年くらいです。長かったらどうだというわけでは無いのですが、はてなを知ったのはまだ人力検索しか無かったころで、自分が実際にユーザーになったのは例の「日本人にはブログより日記」のちょっと後、「はてなダイアリーはてなブログに名称変更」とかエイプリルフールネタでやっていたころです。最古参ではなくて、ブログブームの頃に「はてな界隈」を意識するようになったので第2世代くらい、ということになるのでしょうか。

その後アカウントが一回変わっていて今のIDは5、6年くらい前に取りなおしたものなので、おそらく古参ぽさは無いですね。

はてなには他社のサービスと比べてとりわけIT系ユーザー比率が高いと思いますが、私もそうです。一貫してネット関連ですが完全な同業というわけではなく、何度か変遷を経て今は流通系事業会社インターネット事業担当になったというキャリアです。

はてなのサービスを認識した時はちょうどMovableTypeの2.6あたりが日本でも流行りだした頃で、「Web日記がhtml無しでこんなに簡単にできるなんて!」「コメントとかトラバとかすげー!コミュニティ作れまくり!」とかっていう話題で日々興奮していたのを覚えています90年代後半からネットは見ていたけれど、これからいよいよ「普通の人」にもオープンに普及していくんだなー、と夢描きながら仕事で、あるいはプライベートでどう活用しようか考えていたんですよ。「Web2.0」より2年前くらいのことですね。

その頃、ちょうどあるECサイトコミュニティサービスの担当をしていたんですね。いろいろやりましたよ。掲示板サービス炎上して閉鎖に追い込まれたり、画像著作権で揉めたり、ブログが使えるようになってからは、「ブログ商品の宣伝を書いてリンクを貼ってくれたら100ポイント!!」とかい現代であればGoogle警察が1日でぶっ飛ばしにくるようなプロモキャンペーンもせっせこ考えては公開してました。更にその後はOpenPNEベースのmixiっぽいSNSをやったりとか。

今考えるとうわーっていう企画も多かったのですが、おおらかながら大真面目にやってたんですよ。まじめに、ライトユーザーに使ってもらうにはどうしたらいいかとか、コアユーザーがどう伝搬してくれるかとか考えてました。その頃は(ネット上のマーケティングにおいては)セグメントの乖離とかそういう問題も今ほどは研究されていなかったし、たぶん自分でもまだ十分理解できてなかったんですよね。私はそんな感じの人間です。


自分語り方面脱線したので話を戻しますが、ブログブームちょい前の頃、世の中で出始めたブログアカウントを片っ端から取っては試すということをやっていたんですよ。ココログはてダから始まって、livedoor、goo、ExciteSeesaaJugem、FC2、楽天、MSN、ドリコムウェブリブログドブログYahooヤプログ、アメなんたら……

でですね、そのときにはてなの特異性に気付いたわけです。

なんだこりゃ、殺風景サイトだなぁ、なんか研究室みたいだなぁ、システム屋くさいなぁ、ってのが当時の正直な印象です。まったく間違ってないと思いますが。

ダイアリー以外の他のブログサービスはだいたい大手キャリア系か、大手ポータル系か、大手ホスティング系のいずれかじゃないですか。実際仕事で関わることがあったのはそういった会社さん達だったわけだったんですけど、私個人的にはこのはてなダイアリーってやつにとても興味を持ったんですよね。

純粋にIT系オタク集団(失礼)がコミュニティで勝負するっていう構図のサービスがすごく面白いなって思いまして、当時から実際にIT系のギーク技術記事とか、濃厚なネットのいざこざとかそういうのがぐちゃぐちゃと集積されつつあって、うわぁ危険と思いながらもはてなだけは明確に識別して見に行く感じになってたんですよね。

人力検索もそうですが、アンテナとか、キーワードとか。私はネットコミュニティをやりたくてこの世界に入ってきた人間なので、人と人をつなげるサービス、というコンセプトに対して面白いことをやろうとしている人達がいるんだなーって思ってたんです。こんな殺風景非コミュ論壇だらけのサイトなのに。なんだかそのギャップがまたすごく居心地が良くてね。よく閉鎖的って揶揄されるはてなですけど、私はそんな風に思ったことなかったな。

そう、私は村感というよりは、僻地の秘境だけどここは自由でオープンだ、っていうように感じていたんです。

今はなおさら顕著ですけど、その頃って既にインターネットサービス外来大手サービスに集約されつつあったじゃないですか。ブログにしたってMovableTypeWordpressも外から来たものだし、MySpaceとか、Facebookもそうだし、その後の流れって周知のとおりって感じじゃないですか。強いて言えばmixi……はやっぱべつにいいや。

そんな中、日本ドメスティックな小さなネットベンチャーが純粋なコミュニケーションの仕組みだけで世界観を醸成して、しかも生き残るっていうことに夢を感じたんですよ。まあ、ドメスティックっていう部分について言えば、jkondoさんが渡米した時期とかあったなぁ、とかあるんですけども。

はっきり告白しますけど、私のような自分で新しいプラットフォームを開発するほどの実力が無い中途半端ネット屋にとって、超恥ずかしながら彼らはヒーローだったんですよ。jkondoさんやnaoyaさんは私とほぼ同い年ですけど、勝手に同世代ヒーローだと思ってたんですよ。

はてなブックマークソーシャルブックマークという概念を身近に体験した時は「単なる『お気に入り』じゃなくて、興味を持ったものについて何時でも語り合える世界が作れるんだなあ」ってリアルに衝撃を受けたし、スターが登場した時は(FacebookTwitterより前に)これ、シンプルだけどもしかして世界を幸せにする機能じゃね?って感動したりしましたよ。

だいたい、jkondoさんはすごいんですよ。私など勝てる要素が無いですよ。スプリントでもロングでもヒルクライムでも絶対勝てないですよ。山も強いし、みんな山手線一周1時間48分てできます??サラッと書かれてたけど、メチャクチャ速いよ!!俺も何度もやってるけど、大真面目にやっても3時間切るのだって大変だよ。明治通り中央通りはともかく、田端駒込あたりの裏路地とかどうしてたんでしょうね。メッチャ危ないよ!!つか、あの頃の自転車クラスタみんなどこ行っちゃったんでしょうね……

何の話でしたっけ。そうそう、趣味が合いそうな人達が集ってるっていう話でしたね。

私の文章は、テキストサイトからアルファブロガーあたりまでの文章にめちゃくちゃ影響を受けていると思いますちょっと極端なことを書いたら「フロム先生の真似か」とツッコまれてドキッとしたり、写真クラスタの真似をしてやたらでかい写真を並べてみたり。最近は年に一回お正月だけに現れるmk2さんの文章を見ると涙が出そうになります。長文には慣れています。必死に調べないとついていけないような技術論議や、内蔵をさらけ出して書いたような、編集が入った本では読めないようなブログを読みたいし、そういう記事でみんなが共感していく世界が見たかったんです。

はてなブログ目次記法は便利だと思うんですけど、他所ニュースサイトに貼られた記事を引っ張って目次を並べていかがでしたか?なんていう記事を、私は単純に面白く読めないんですよ。「参考になりました!」じゃねーよ!!ならねーよ!!残念すぎるだろ!!なんて思ってたんですよ。

ここまでで既に5,000文字を超えてしまいましたが、話が飛んでしまったので一旦元に戻します。

まり、そういった「自分の好きなものを好きと言う」「好きなものを選んで、好きなものを見て共感する」という、人の本能的なコミュニケーションの楽しみの源泉のようなものを、私は求めていたんだと思います。自分の背中に正直な、泥だらけのスニーカーで追い越すような体験を期待していたんです。

もちろん、どんな時代にだって人と人のコミュニケーションにはいろいろあって、変わらないものがたくさんあるんだとは思いますよ。パソ通の時代だって、BBSの時代だって、初期のブログだって、「読みました。記念カキコ☆」はあったし、コメント欄で交流が繋がって新たな友達ができるという興奮だってあったし。

最近はてなだって、今、その興奮を新たに体験して純粋に喜びを感じている人達がいるはずだしそれはもちろん喜ばしいことなんですけど、さすがにこの情報過多なご時世なので、ツールと場所の管理と運営をしっかりやっていかないと、純粋な喜びを埋もれさせず、コンテンツの品質を保つのは相当に厳しいなという実感はありますね。

一般化、大衆化、というものはだいたいそうで、単純に「この村も昔は良かったのに」っておじいさんが言っているっていうような話ではないと思うんですよ。

こんなことを話している私自身が既にネット上では「古い側」の人間になっているのかもしれませんが、個人的には、「はてな村」とかって言われている界隈にそれほどイライラするような内輪感を感じたことは無いんですよね。実際にひどい攻撃的な言葉が飛んできて嫌な思いをしたことだってありますし、慣れ合いとかってのは昔も今もあるわけなんですけど、だいたいは好きなことを好きなように書いた、っていうモチベーションによって書かれた記事は、面白ければ当たるし、面白くなければ流行らないわけじゃないですか。読む側だって気に入ったら読めばいいし、気に入らなかったらスルーすればいい。だいたい、広い世界で見ればごく一部のできごとだっていう側面もあったわけじゃないですか。

だから、一定の、嘘を嘘と見抜ける程度のネットリテラシーさえあれば、海水浴場の中に浮かぶ邪魔漂着物があっても、農耕地が石だらけで荒地になっていても、単に避ければいいだけだって思ってたんです。

むしろ、良い記事にフォローが集まったり、ひどい記事はひどい記事でそれに集まった批判が有益だったり、そうやってやり取りを応酬する中で集合知として収斂されていくという光景は、みんなで海を掃除したり、畑を耕していくような感覚を覚えていつもネット醍醐味であり爽快ですらありました。


……でもね。最近の例の動向はちょっと様相が違っていて、私のようなユーザーにとってはもうちょっと見ているのが厳しいな、というのが本音です。商業的なまとめサイトが場を汚染している、というような話であればユーザーコミュニティによるチェックと自浄作用が働きますはてブうまいことそういう機能果たしてきたと思うんですよね。

でも、ユーザー側のほうで「良いと思ったから良いと言った」というお気に入りによるキュレーション機能が働かず、返報性の原理によるコミュニケーションが中心の場になってしまったら、今のままのはてブでは、(コメントツールとしてはともかく)少なくとも情報ツールとしての価値は大きく毀損されます。これは、ユーザーモラルもありますが、サービス構造上の問題として避けられなかったことだと思うんですよね。


海や畑が全部「あれ」になったら、もうどうしようもないでしょう。もう去るしかない。

この問題についてはさんっざんぱらたくさんの人に書き尽くされているのでここでは書くつもりないんですけど、小遣い目的で面白くない記事が量産される、共有のヘッドライン専有されて他のユーザーに影響を及ぼす、内容に関係なく相互フォローする、これらは本人の意識あるなしに関わらず、関係ない人から見たら無益です。

これについてルール違反がないのならば、サービス品質を維持するための運営/システム側の構造課題を疑ったほうが良いし、ユーザー側についても、一部の炎上チャリーンで喜ぶようなやつは単なるスパムなのでこれは単純な絶対悪ですよ。

別にネットの世界で今始まったことじゃないんですよ。むしろはてブ牧歌的で今まで性善説でよくやってこれたなっていうレベルじゃないかと思いますTwitterでも「相互フォロー推進委員会」とかあったなあ。一方的に何百人単位でフォローしてきて、ふぁぼりまくって、こっちが反応しないと砂をかけて去っていくようなのが……

ただそういう人達ごにょごにょ楽しくやってるだけならどうだっていいんですけど、今はホッテントリが明らかに使いづらくなっていたり、更には他のSNS経由でこの界隈の記事が流れてきて反応したらおかしなことになったり、実際にそういうことが発生しだしているんですよね。これが結構精神的にくるものがあるんですよね。

というわけで、そういう一団がこのサービスのほんの数%、もしかしたら0.数%の人達であり、ほとんどの普通の人は何も気にせず普通に自分の日記を書いているんだ、てことはわかっていても、でももう気持ち的にこの界隈と一緒の世界でブログを書くのは無理かもしれない。既に古参と言われる人達がかなり去っていっているし、生き残っている人達も読者層が急激に変わっていたりとかして、なんていうか、見ててつらい。

最近、ある有名人ブロガーブログを読んでいて、半年前にも同じテーマで書かれたことがある記事がホッテントリに入っていたのを見たんですけど、ふとブコメを見てみたら、半年前の記事と反応のコメントが全然違くてびっくりしたことがあったんですよ。よく見ると、並んでいるアイコンがガラリと変わっていることに気づきました。読者層が急激に入れ替わっているんですね。

この人はムラ社会に寄る人では(読者から見たイメージでは)無いし、長い人とも新しい人ともバランスのいい関係を築けていてすごいなあ、と思っていたのですが、図らずも急激に「有名人」として新規層の神輿に乗せられているように見える状態になってしまって、一方で彼自身は広告収入で儲けているようなブロガーではないし、内心複雑な気持ちなんじゃないかな、とか勝手心配をしていたりします。そういう人、何人かいますよね。余計なお世話すぎるとは思うのですが。

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すみません、長すぎて登録すると切れてしまうので、途中で切ってトラバで繋げます

2013-01-18

素人が完全自作SNSを二週間運営してみてわかったこと(後始末編、技術編、モチベーション編)


素人が完全自作SNSを作ってみてわかったこと。

http://anond.hatelabo.jp/20130104184115

元増田です。

ひっそりと公開したはずのtag-chat.net(http://tag-chat.net)ですが、

まさか、こんなに反響を頂けるとは思っていなかったので、びっくりしました。

素人のフリをしているとか、出版社ステマだとか色々言われましたが、嘘は一切書いてないです。

ステマというか、ウェブサービス公開後の状況を知っている方からするとマイナスステマしかなっていないような気がします…。

公開してから、色々と発見というか気づきがあったので、それを共有できれば幸いです。あと、tag-chat.netの中身についてなど。



増田記事を公開してから今までの経過~

・意気揚々と自作SNSを公開したものの、アクセスが全くこなくて途方にくれる。

             ⇓

・以前、完全に一致を作った増田の方が、増田記事を書いてからアクセスが急に来たと書いてあったので真似して書いてみる。

             ⇓

・翌日ごろからアクセスが集中。ビビる。「うちの会社で働きませんか?」と言ったお誘いのメールをたくさん頂く。

いきなりの出来事にパニックになっている間にも増田記事が拡散していき、アクセスが急増する。

             

             ⇓

アクセスが爆発する。1時間あたり二万アクセスというアクセスを捌ききれずにサーバーが落ちる。サイトのウリであるが、メモリ使用量

が最も高いマッチングチャットを一時使用停止にする。

             

             ⇓

・その後、サーバーを増強。エラー情報や、寄せて頂いた情報をもとに各種エラー情報や、使い勝手などを改善

             

             ⇓

現在、安定稼働中。おかげさまで、ユーザー数もゆるやかに増加していて、基本的な機能も正常動作していますユーザー数はもうすぐ

1000人に届きそうでありがたいばかりです。


と、いうわけでなんとかようやく落ち着き、ウリのマッチングチャットも正常に作動しているようなので、後記事を書きます





~後始末編(Webサービスを実際に運用してみて)~

ウェブサービスの公開前に注意すべきだったこと。

①・セキュリティについては書かないほうが良い。色々といじられる。

前回の増田記事で、DoS攻撃の対策などについて語ったのですが、それを確かめるためなのかサイト公開してしばらくしてから、定期的に

Dos攻撃をくらいました。

おかげ様で、ちゃんと一時的にそのIPからアクセス遮断することはできたのですが、セキュリティについてあまり大々的しゃべると攻

撃対象となるので、あまり具体的なセキュリティ対策などについてはしゃべらないほうが良いのかな、と感じました。

また、DoS攻撃だけでなくCSRF試したり、色々といたずら(もしくは善意テスト?)をして下さる方がとても多かったのには驚きました。

はてな民技術レベルの高さを知りました……。いたずらされている間は本当に怖かったです。

とりあえず、今のところ攻撃は防げているようです。



②・作者のオナニーユーザー様をつきあわせてはいけない。

はじめ、私は調子に乗ってサイト内に英語を多用していたのですが、それがユーザー様にとって混乱のもとになっていたようです。

例えば、他のユーザーから自分の書いた日記などにコメントがついた時に、それを知らせるページがあります

普通に考えれば「友達からの反応一覧」とか「友人からの反応」とかにすれば良いのですが、何を血迷ったのか「Reaction」と中二病丸出

しで書いてしまったので、ユーザー様がものすごく混乱したようです。

結局、「使いにくい」、「サイト迷子になる」との声を受けて日本語メニューに変更しました。




③・使い方のページはくどいくらい書いても良かった。


フリーチャットや、マッチングチャットでは、基本的に相手が見つかるまでは「待ち」の状態になります

相手がすでにこちらを「待っている」状態だとすぐにチャットが始まるのですが、そのことに対する説明が足りなかったようで、チャット

ルームを出たり入ったりしている人が多かったようです。

また、チャットが終了した時にチャット相手にお礼をこめてメッセージを送る機能があるのですが、これも説明不足で上手く使われなかっ

たようです。


とにかく、くどいくらい説明しても良かったと思います









ウェブサービスリリースする前にやっておいて良かったこと。

①・Twitterアカウントを作りそこから最新情報を流せるようにする。

 これは本当に大きかったです。

 とつぜんの増田砲で一時間あたり二万アクセス近くのアクセスをさばけずに、サーバーがビジー状態になってしまった時も、Twitterを通

じて現在の状況などを流せたことは非常に大きかったです。





②・エラー情報を送ってもらえるようにメールアドレスを作っておく。

 本当にありがたいことに、実際に使ってみた使用感や、こんなエラーが出ていると言った情報を送って下さる方がいます

 一人でテストしていた時には気づかなかったエラーや、不便な点などをわざわざ時間をとってメールで教えてくれるのです。

どこの馬の骨ともわからん怪しい奴が作ったものに登録してくれ、使ってみてくれただけではなく、エラー情報や励ましの言葉を送って下

さるのです。

本当にありがたいことです。



③・それでもわからないエラー情報に対して対処できるようにしておく。

 優しいユーザーの方がエラー情報などを教えて下さるのは大変ありがたく、また開発の励みにもなるのですが、それに頼ってばかりいて

ダメです。

 サーバーの吐き出すエラー情報を調べて、おかし挙動にいち早く気づく必要があります

本当はhttpdエラーログとか見れば良いんですけど、はっきり言って物凄く見づらいので、ツールを使って毎日「こんなエラーがでました

」と教えてもらうようにしておきました。

色々なツールがあるみたいですが、私はlogwatchを使いました。

・参考URL

http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/root04/root04c.html

これでエラーの出ているところだけでも、修正するということをやっていました。


■ ウェブサービスを運営してみてわかったこと。

①・SNSの人の流れにはなんだかよくわからない規則性がある。

tag-chat.net グーグルアナリティクスでどれくらいの人が毎日来ているかをウォッチしているのですが、なぜか月曜日と週末にかけてア

クセスが増えます

謎です。週末はわかるけれど、どうして月曜日に……?



②・やっぱり非リアの気持ちは非リアじゃないとわからない。

前回の増田記事に対するコメントネットの反応などで、

「どうして普通にはてブに書かないのか。なんで増田なのか」とか「非リアを装って」

とかコメントしてる人たちがいたのですが、その人たちは非リアについてなんもわかってないアホだと思いました。


もともと自分名前なり、アカウントを明かした上ではてブ投稿できるくらいの度胸があれば非リアになんかなってないです。それは自

分でもわかってます

自己顕示欲人一倍強いくせに、人に名指しで批判されるのが怖いか増田投稿したのです。



フェイスブック実名ウェブサービス作ったことを投稿できるような度胸があればそうしてますし、はてブに書けるなら書いてます

そうするだけの度胸もなくて、でも誰かに認めては貰いたいか増田に書いたということをわかっていない。


③・ネットのみなさんが優しい。

 今までネットの人たちは2ちゃんねるとかで炎上したり、なんか面白そうなものを見つけてお祭り騒ぎする、ちょっと怖い人たちという

イメージだったのですが、それが今回のことでガラリと変わりました。

 本当に優しい人が多くて、どこの馬の骨ともわからない奴の作ったウェブサービスを使ってくれるだけでなく、感想や励ましのメール

どをたくさん頂きました。

 遥か雲の上の存在だと思っていた会社の方からメールなどを頂きました。本当に感謝してもしきれません。

 





技術編~

Tagchatの技術的なこと。

①・nodejsを使って外部にサービス公開するなら、認証必須。主に不正な負荷を減らすために。


さっき書いた、「セキュリティについてはあまり書くな」という話と矛盾するのですが。

nodejsでのセキュリティの話です。

nodejs、すごくアクセスさばけて、なおかつ軽いということで便利なんですが、サーバーなので、基本的にリクエストを受けたら非常に素

直に返事します。

例えば、nodejsとsocket.ioを使って、単純にメッセージサーバーに送るとして、クライアント側で

socket.emit('hoge','hoge');

のようにすると、サーバーはどこから来たアクセスなのか、とか悪意のあるアクセスなのか? とか一切気にすることなく、素直に'hoge'

というメッセージを受けます

これはつまり、第三者が悪意を持って大量にメッセージを送りつけるとそれを素直に受け取ってしまうということです。

なので、例えば大量に不正データを送りつけられたりするとレスポンスが悪くなります

なので、悪意のあるアクセスはsocketにそもそも接続させない、という対策がサーバー側で必要になると思います

socket.ioではコールバックを使って、簡単に認証させるかさせないか、という実装ができます。具体的には以下のURLなどを参考に実装す

ればいいかと思います

http://d.hatena.ne.jp/Jxck/20110809/1312847290



②・nodejsの最大接続数は、ファイルディスクリプタ依存する

ということにしばらく気づかずに、最大接続数が400ほどしか出ず悩んでいた時に以下のURLを参照して、なぞが解けました。

http://blog.livedoor.jp/mokepon/archives/182178.html

 またsocket.ioのテストの書き方ですが、

http://d.hatena.ne.jp/toritori0318/20120902/1346591831

という素晴らしいエントリーがあったので参考にさせて頂きました。


■楽できるところは楽するためのツールなど。

nodejsの開発で、面倒くさいところはできるだけ楽しました。以下、便利だったものまとめ。


・node-dev

コンソールにデバッグ情報を吐き出してくれ、サーバー側のコードをいじくった時に自動的に再起動してくれる。

いちいちコマンドプロンプトからnodejsを実行する必要がないため、作業の手間がはぶける。

nodejsを触り始めた時はエラーを吐いてばかりなので非常に役に立ちました。

参考URL

http://d.hatena.ne.jp/replication/20110224/1298474534


・forever

nodeのプロセスデーモン化してくれる便利ツール。

様々な使い方があるようですが、stop,list,startの3つぐらいしか使いませんでした。まだ、研究中です。

参考URL(基本的な使いかたが非常にわかやすく書かれています

http://nantekottai.com/2011/08/15/node-js-based-service-with-forever/


・mongoose

nodejsからmongoDBを扱うのに最適。

ドキュメントは色々ググったのですが、結局公式のドキュメントが1番わかりやすかったです。

http://mongoosejs.com/







モチベーション編~

■一人でウェブサービスを作る上で、心の支えになった記事。

はまちちゃんさんの、「セキュリティ過敏症の話」。

http://d.hatena.ne.jp/Hamachiya2/20080131/security

とにかく楽しんで、作ってみることが大事だよ、というお話です。すごい勇気づけられます


小飼弾さんの産声の話。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51837985.html

弾さんは、お金持ちで、腕は一流で、PHPこき下ろすし、なんかすごく怖い職人イメージだったのですが、このエントリーを読んで、クソ

まみれでも産声を上げてみようと思えました。

実は優しい人なのかもしれません。私の高校時代担任先生にどことなく似ています

 





■お詫びと訂正

前回の増田記事で、OpenPNEについて間違った記載をしてしまいました。ソースコード公開に関する記述の部分です。

OpenPNEではそのソースコードを改変したら、そのソースコードを公開しなくてはならないと書いたのですが、これは間違いです。

OpenPNE方々には大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした。




あと入家さんに謝りたいです。

勘違いサブカル野郎とか言ってすいませんでした。

フェイスブックにもとりあげて頂いたそうで、ありがとうございます

怖いのでどんな投稿なのかはまだ観ていませんが、本当にありがたいです。







最後に。

ウェブサービスをコツコツと作り続けて公開したところ、増田記事のおかげもありたくさんの反響を頂きました。


ただ、別にウェブサービスを公開したからと言って、実際のところ何かが劇的に変わったわけでもないです。


グーグルアドセンスは支払い規定の一万円を超えていないので、手元には一銭も入ってきませんし、実名出して行動できなかったので現実

ではほとんど反響はなかったです。

あいかわらず休日地元ゲームセンターレトロゲーをやって時間をつぶしていますし、学校から帰ってきたらももクロライブを観て

Chai Maxxを踊ってから寝るだけの毎日です。それでも結構楽しいのですが。

ただ、ネット上で様々な先輩エンジニアの方々や、同年代で同じようにフェイスブックが嫌いな方から励ましのメールをもらいましたし、

本当に、びっくりするような充実した二週間でした。

はてブで人気のエントリーにあがった時のスナップショットは未だに大事にとってあります

tag-chat.nethttp://tag-chat.net)を作って本当に良かったと思っています

2013-01-04

素人が完全自作SNSを作ってみてわかったこと。

ひっそりと、Webサービスリリースしました

http://tag-chat.net

で、チャットがメインのSNSです。

自動マッチングしてチャット相手を見つけてくれるマッチングチャットや、すぐにチャット相手を見つけてくれるフリーチャットコミュニティチャット、フレンドチャットなど、とにかくチャットがメインのSNSです。





自分について

昨年の4月からプログラムを学び始めた素人。22歳。札幌在住。





■今更SNSを作ろうと思ったきっか

FaceBookがウザい。というか嫌い。

これがきっかけ。

顔本が良いSNSだと話題になっていたので、実名登録してみた。大学の知り合いが見つけてくれて、友達登録などが増える。(ほとんど話したことがない人から友達登録が来て、「おぉ!これで俺も友達が増えるんだ!」とワクワクしていた)。

が、流れてくるのは自慢ばっかり。

コミュ障彼女はおろか、女友達ほとんどいない自分にとって顔本で「飲み会行ってきたぜウェーイw」とか、「○○ちゃんの誕生日なう!」とか、「○○勉強会行ってきたました! みんな熱い人ばっかりで最高!」とか書いてあるのを見て「こんなSNSは嫌だ……」と思った。


ようするに嫉妬です。

で、自分の好きなようにSNS作ってみたいなぁ。と思いました。

自分趣味レトロゲーなので、自分と同じ趣味の人と話せたら素敵だな。ということでチャット式のSNSを思いつく。

が、Webサービスを独力でつくるのはこれがはじめて。というより、プログラム自体がはじめて。

案の定、前途多難だった。

やはりザッカバーグは天才だった。

そして私はアホだった。

■とにかく計画を立てる。

ざっくり、どんな機能が欲しいか考える。自分の力じゃ無理そうでもOK.とにかく妄想を爆発させる。

妄想した機能

・基本的なSNS機能

メッセージ機能コミュニティ機能あしあと機能日記機能コメント機能つぶやき機能など。

・核となるチャット機能

ミニティ専用のチャットルーム、アカウント専用のプライベートチャットルーム(鍵をかけられる)、自動チャットが開始されるフリーチャット自分の指定した条件にあう人を自動で見つけてきてくれて、チャットができちゃうマッチングチャット

などなど。






■そんなに簡単にSNSが作れるわけがない。

妄想するのは簡単だ。でも、全くわけがからない。何から手をつけていいのかわからない。

とりあえずグーグル先生相談

OpenPNEという簡単にSNSが作れるものがあると知る。

「うはwwww これで勝つるwww」と思ったけれど、どうやってチャット機能を追加して良いのかわからなかった。改変しようにも謎の記号がめちゃくちゃにならんでいてどうして良いかからない。

しかも、改変したら改変したでそれを全世界に公開しなくちゃならないらしい(オープンソースというらしい)。

無理だ。

と思ったので1から勉強することにした。

とにかくサーバーサイドの言語と、データベースについて勉強しろや! とのことだった。






■使う言語について。

サーバーサイドを扱える言語はたくさんあって、PerlとかPHPとかPythonとかRubyとか色々あるらしいのだが、色々悩んだ結果


PHPにした。WebサービスならPHPが良いらしい。レンタルサーバーなどでも簡単に扱えるらしい。

後でPHPがクソ言語という話も聞いたが、とにかく最初に選んだのがPHPだったので。

それになにがクソ言語かとか、未だによくわからない。






■入門の勉強で使ったもの

PHP 

よくわかるPHP教科書http://www.amazon.co.jp/dp/4839933146/

MySQLとかについて一通り書いてあるので良かった。二週間くらいでなんとか全部こなした。xamppなども触って、ローカルサーバーで色々試した。

これが終わったら、

パーフェクトPHP http://www.amazon.co.jp/dp/4774144371/

パーフェクトって書いてあるから、パーフェクトなはずだと勝手に思い込む。

実際かなりすごい内容で、胃もたれ起こした。一ヶ月くらいで三回くらい読んで、大体のところを理解した。

フレームワークCakePHPを使ったので、MVCについてのくわしい記述は大変参考になりました。



MySQL

基本的には、よくわかるPHP概要をつかんで、それから

基礎からMySQL勉強。 http://www.amazon.co.jp/dp/4797344385/

最期

ハイパフォーマンスMySQL http://www.amazon.co.jp/dp/4873114268/

インデックスの貼り方などについて勉強した。






チャットに向いている技術

とりあえず掲示板くらいはつくれるようになったので、チャットについてリサーチ

ajaxとかよくわからん技術nodejsを使った非同期処理などがあると知る。

nodejsはC10K問題という問題を解決するすごいものらしく、かっこいいらしいのでこれを勉強することに。

ついでにnodejsと相性の良い、mongoDB勉強することに。







javascript勉強

よくわかるjavascript  http://www.amazon.co.jp/dp/4839941874/

終わったら、

パーフェクトjavascript http://www.amazon.co.jp//dp/477414813X/

パーフェクトjavascriptnodejsについてものすごく詳しく書いてあったので、とても参考になった。このあたりで、LINUXというOSを扱わなくてはいけないと気付き、自宅PCウィンドウからLINUXubuntu)に変えた。


mongoDB勉強

これはとにかく触ってなんぼでした。MySQL感覚が違い、苦労しました。

CakePHPmongoDBを扱うのは

https://github.com/ichikaway/cakephp-mongodb

という素晴らしいものを利用させていただきました。




■このへんで一回限界がきた。

なんとなくnodejsを扱うこともできるようになり、それなりに楽しいと思ってはいものの、「SNS作ったる!」と思ってから六ヶ月以上が経過していた。

さらWebサービスを公開するにはデザインもそれなりにしなくてはいけないらしく、CSSなどについて勉強しなくてはいけないと知る。



勉強に終わりが見えなくて、「しんどいなぁ」と思った。

一人でWebサービス作ってる「ゆーすけべー」さんとかすごいなと思った。

勘違いサブカル野郎だと思っていた「家入一真」とかもやっぱりすごい人なんだと思った。

自分はなんもできないなぁ。と痛感した。



で、悩んでても仕方ないので、デザインはバッサリあきらめることにした。


もうなんでもかんでもやるのは無理なので、捨てるものは捨てることにした。

■それなりのデザイン他力本願で。

基本的に Initializr  http://www.initializr.com/  (テンプレートエンジン

TwitterBootStrap   http://twitter.github.com/bootstrap/  (Twitterっぽい今時な感じのデザインが簡単に使える)

を使うことに。

でも、これだとまさにTwitterそのまんまっぽかってので、

http://bootswatch.com/ (きれいなデザインテンプレートがあるサイト

も使うことに。デザインについてはこれだけ。

無理はしないことに。



■大体できたら、あとはセキュリティ

セキュリティ大事自分サイトでは一応、登録制なのでフリーメールアドレスなどを預かる。これは流出させたら困るし、なによりユーザー様が安心して使えないなんてだめなので。

これにはかなり注意したつもりです。

まず基本的なことは 『体系的に学ぶ 安全ウェブアプリケーションの作りかた』  http://www.amazon.co.jp/dp/4797361190/

勉強

本番環境に公開する前には グーグル先生が公開している skipfishというツールでチェックをしたり、

Dos攻撃対策に、

http://up-point-server.info/?p=54

などに書いてある

mod_dosdetector などを利用。

これははてなさんが公開しているものです。この場を借りて感謝します。ありがとうございます

あとはSSHへのブルートフォースを防ぐために、DenyHostというツールを利用するなどした。



それからバックアップ

クラウドサービスを利用しているので大丈夫だとは思うのですが、一応rsyncコマンドバックアップを定期的にとることに。

サーバー上の別の場所Gzipで保存し、それを自宅サーバーのCentOSで保存するという形式です。深夜にcronで自動的に実行しています

参考サイトは、

http://mukaer.com/archives/2012/03/14/vpscentos/

です。


パフォーマンス向上のために少しだけ

はじめはサーバーapacheだけだったのですが、今は画像ファイルなどはNginxというサーバーを使うのが良いそうなので、Nginxを使いました。

あとはPHPの中間キャッシュを利用するAPCなども利用することに。


このへんについては、

http://bren.jp/blog/%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89vps%EF%BC%9Anginx-apache-%E6%A7%8B%E6%88%90%E3%81%AE%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E6%96%B9%E6%B3%95/

このような解説記事がたくさんあったので、参考にさせていただきました。

調子にのって、最期グーグルアドセンスも貼ってみました。




■ようやく完成。

で、なんとか完成しました。

いちおう妄想していた機能は実装できたかと思います

製作期間は勉強期間なども含めて、大体9ヶ月くらいです。

使ってみた感想や、ダメ出しなど頂ければ狂喜乱舞します。よろしくお願い致します。









モチベーションを維持するためにやったこと。

あっさりと書きましたが、実際は失敗の連続でやる気が萎えてばっかりでした。

疲れて帰ってきて、なにもやる気の起きない時もありました。


そういう時は、とにかくサポートページのQ&Aの1文でも良いから書いてみるとか、とにかくパソコンエディターだけ立ちあげてみるとか、していました。

ものすごーく覇気のない目でキーボード打ち続けていましたが、それでもなんとか完成することができました。惰性だろうとなんだろうと、少しずつは進むのだとわかりました。

SNS作ってみたわかったこと。

やはり1から完全自作をするのは無謀だった。でも、プログラムをやったことのない素人でも約一年頑張ればそれなりのSNSもどきを作ることができた。

これも先人たちの作ってくれたフレームワークや様々なツール、そして参考書などのおかげ。

私のようなアホでも頭の良い人の力を借りればなんとかなりました。ありがとうございます

そしてプログラムは一人でも出来るので、私のように非コミュでも楽しめる素晴らしい趣味である

現在

今はRubyに夢中です。くり返し処理がすごくきれいにかけるので素敵な言語だと思っています。あと、javascript面白いので毎日いじくって遊んでいますPHPももちろん触っています

非コミュあいかわらずですが、プログラム楽しいので前より幸せです。


仕様した技術など一覧

サーバー さくらVPS4Gプランを使用しています

Apache,Nginx,nodejsを利用しています

データベース mongoDBMySQLを使っています

フレームワーク CakePHP,socket.io

使用言語 PHP,Javascript

できたもの http://tag-chat.net

2012-07-30

さくらレンタルサーバOpenPNEを設置するメモ

さくらレンタルサーバ スタンダード

OpenPNE バージョン 3.6.4

基本的に doc/ja/OpenPNE3_Setup_Guide.txt に従えばよい。

先にデータベース作成し、./symfony openpne:install --non-recreate-db で実行すること。

2011-12-19

非モテのためのサイト非モテ+のシステムについて

http://blog.livedoor.jp/ikiradio/archives/51780786.html

に書いてある、非モテ+というサイトですが( http://plus.himote.in/ )これって作るのどれぐらい大変なんですかね?

http://himote.in/ こっちの非モテSNSOpenPNEですよね?

2010-10-04

あなたの知らないオタクSNS世界 (オタクSNSまとめ)

単純にオタクSNSのみならず、オタクに近しいSNS(イラスト系とか)もまとめてみました。

間違ってたり、漏れてるSNSがあればバージョンアップしていただけるとありがたいです。

otaba

http://otaba.jp/

2005年から運営されている老舗、OpenPNE現在動きなし。

filn

http://www.filn.jp/

2005年から運営、otabaのすぐあとにオープン

アクセスできたりできなかったりする。

アマテラス

http://www.amatellus.jp/

2008年〜、ガチオタ専用SNS

消滅

chixi

http://chixi.jp/

2007年〜、「ちぃ」と読む。

pixivより先にオープンイラスト系。OpenPNE

pivix

http://www.pixiv.net/

2007年〜、ご存知、イラストに特化している。ここに含むべきではないかもしれないけど一応。

このまとめの中では一番アクティブサイトだと思う。

pixa

http://www.pixa.cc/

2009年〜、pixivと同じイラストコミュニティー

オタクール

http://www.otakool.com/

2008年〜、日仏合作らしい、国際的なオタクSNSOpenPNE

おたく

http://www.otakuma.net/

2009年〜、SNSじゃなくてSMS(ソーシャルマッチングサイト)らしい。

おたく履歴書などユニークサービスあり。

circle.ms

http://circle.ms/

2006年〜、同人系。コミケ系。最近iphoneipadアプリ配布したりしてる

ToMiCo

http://tomico.jp/

2009年〜、circle.msと同じく、同人系 OpenPNEで運営されているっぽい

cure

http://ja.curecos.com/

2001年〜、ライブドア運営のコスプレ系。

コスプレイベントとかテレビ番組とかやってる

漫描き

http://mankaki.jp/

2010年〜、ブラウザ上で漫画が書ける、個人、OpenPNE

キモオタSNS

http://kimo-ota.net/

2008年〜、vip発、キモオタ専用というかキモオタも受け入れるSNS招待制

多分個人、OpenPNEと思いきや独自システムに切り替えるらしい

fg

http://www.fg-site.net/

2008年〜、フギュア系

はてブでも話題になった、任天堂にいた人の会社がやってる。

2010-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20100824180049

OpenPNEを使えば、mixiのようなものはすぐに設置できると思います。

2009-02-18

http://anond.hatelabo.jp/20090209174338

微妙な線で失敗していて、それが積み重なった感じだね。

営業やマーケティング(笑)を強化。

自社サービスクオリティに自信があるなら、必要。マーケティングって、「(笑)」をつけるところ?

今後のことを考えて今までの5倍の広さにしました。

家賃サービスの採算を考えて結論を出すべきだったね。

すでにサイトは過疎状態。

ここで雇ったマーケティングが何をしていたかを検証するべきだった。他社動向や自・他サービスリーチの違いを確認する必要があった。だって、人が来てないんでしょ?

開発陣からはOpenPNE使えば?とか声があったが社長が一蹴。

そりゃ当たり前。他社と同じものを使っても、同じサービスしか出来ない。ただ、

同じような機能をプログラミングする日々。

と言われているので、結局差別化が出来なかったのだろう。

いろんなサービス追加しまくってサイトカオス状態。

ここは社長もそうだけど、設計者も悪い。事業コンセプトをものに落とし込んで、サービス品質をあげるのが実務の仕事でしょ? 君は何をしていたの?

エース級の社員が辞めたことで、いっき退職ブーム。

申し訳ないんだが、サービスを作れなかった時点で、その社員について「エース級」と呼ぶのは疑問があるでしょう。

しかしPGがたりない!

他社に発注するべきだった。その技量を社長が持ってなかったんだね。

なんで、「よくある」は「よくある」けど、成功できるチャンスはあったという感じ。ただ、やっぱり事業コンセプトがどんなものだったか、確認しないとね。揶揄しているだけだと、またあなたも同じ会社にあたりますよ。

2009-02-09

会社倒産したわけだが・・・

なんか前にいた会社倒産したそうで。

せっかくなんで軽くまとめてみる。

  

業種はWebサービス屋で変なポータルサイトつくってた。

  

1.夢がキラ☆キラ

 始まりは夢がいっぱい。

 独自な検索エンジンつくったり、アバターを導入したり。

 今思えばこのころが一番楽しかった。

  

2.満を持してプレス発表

 割と大きめな会場かりて大発表大会

 各種ニュースサイトに流れてベタサーバが落ちる。

 このころがピーク。

  

3.事業拡大につき一緒に働く仲間を募集します!

 すでにPVは下がり始めるがなぜか人材募集

 営業やマーケティング(笑)を強化。

  

4.いざ新天地へ

 事務所が狭くなったので引越し

 今後のことを考えて今までの5倍の広さにしました。

  

5.破滅への序曲

 プレス発表してから半年ぐらい。すでにサイトは過疎状態。

 現状脱出を目指していろいろ試行錯誤。

 この辺りからいろいろ壊れはじめる。

  

6.時代はソーシャルネットーワーク

 このころmixiが人気絶頂。

 これからはポータルSNSの時代だ!とか言ってた。

  

7.新たに生まれ変わります宣言

 SNS中心のサイトリニューアルする。

 開発陣からはOpenPNE使えば?とか声があったが社長が一蹴。

 独自なものにこだわる。

 とはいえSNS=mixiなんで、結局mixiサイトみて同じような機能をプログラミングする日々。むなしい。

 この辺りからバカバカしくなる。

  

8.やっぱりダメでした宣言

 リニューアル後もやっぱりダメ。そりゃ劣化mixiだもん。

 いままで応援してくれた数少ない常連ユーザーも離れ始める。

  

9.○○のような△△サービス

 YouTubeのような動画サービス動画共有追加

 Flickrのような写真投稿サービス写真共有追加

 pixivのようなイラスト投稿サービスイラスト共有追加

 はてなのようなブックマークサービスソーシャルブックマーク追加

   

 とりあえずいろんなサービス追加しまくってサイトカオス状態。

  

10.別れの季節

 エース級の社員が辞めたことで、いっき退職ブーム。

 私もここで退職。あとは聞いた話。

  

11.時代はOpenIDだ!

 しかし効果がなかった!

  

12.時代はモバイルだ!

 しかしPGがたりない!

  

13.mixiプラットフォームを開放しました!

 しかしPGがたりない!

  

14.さよなら皆。お元気で

 倒産した。

 いまここ

  

これなんて俺の会社?って思った人は注意です。

これでだいたい3年ぐらいの話です。

  

ここの社長は基本ワンマンで、

そのくせ「成功しないのは制作陣が悪い!」とか言っちゃう人でした。

でも、ダメになっていったのは5~6辺りでそれまでは立派な人でした。

プレッシャーとか焦りとか、社員には想像できないぐらい凄いのでしょうね。

2008-09-01

なんでOpenPNEはメニューの選択肢まで画像なのか

バカなの?死ぬの?

 
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