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2021-06-09

anond:20210609090139

そもそも男って排尿の後拭かないの、よく考えたら汚くね?小便器の横にペーパー置いて、よく拭いてから仕舞えばいいのに。

ブリーフもっと評価されるべき

どこの服屋に行ってもボクサー置いててもブリーフを扱ってる店は少ない。

パンツブリーフこそ至高だと思う。

 

トランクス

・通気性が良すぎる

・年食って尿切れが悪くなると、竿を仕舞まった後に出てくる遅れ尿が腿を伝って大変不快

・股下が深いズボンなどだと走ると揺れる

・玉が真ん中でホールドされずに、片側に偏る

 

ボクサー

・玉が真ん中でホールドされずに、片側に偏る

・たまに裾から玉が飛び出して大変不快

 

ブリーフ

・玉や竿が大きくてもしっかり真ん中でホールドされる

・揺れない

2021-06-07

常連かわいい店員さんにアレを見られてしまった

ドラッグストアかわいい店員さん。

出会ったのは去年の冬ごろ。駅近くにオープンしたドラッグストア仕事帰りにも空いているので、納豆豆腐なんかを買いに週1〜2回利用するようになった。ちょうど私のシフトと被っているようで、いつ行ってもそのかわいい店員さんはいた。

気だるげなレジ打ち、触覚、ぱっつん前髪。特に会話が発生することはなかったが、きっと彼女も私を認識していると思う。

多分私と同い歳ぐらいだろう。大学生か専門学生かな。私はあんなふうにかわいいタイプではないから、ああかわいくて夜に働いていると面倒な人に目をつけられたりしないかちょっと心配に思う。

ストーカー心理みたいだが、まあこちらも同い年くらいの女なので許してほしい

その店員さんを引かせてしまった。知り合いと会うわけではないバイト帰りで暑く油断していた。夏でもつねに七分袖をきているが、うっかり腕を捲っていた。みえていたのであるわたしアームカットの跡が。

もう3年ほど前のものだし、そう生々しいわけではないめだたないものだ。全面にびっしりというわけでもないささやかものだし。とはいえ会員カードをだしたときにばっちり彼女から見える角度だった。そして店員さんは挙動不審になりレジ袋を買ったのに入れ忘れてしまった。

申し訳なかった。そう痛々しいものではないとはいえ愉快ではないし、私はかわいい店員さんのようにかわいくはなく、メンヘラっぽい見た目でもない(と思う)からびっくりしただろう。

話は少しずれるが、私もバイト接客をしている。夏になるとやっぱり時々リストカット全開のお客さんが来る。良いんだよね別にそれで。でも知り合いに見られて気を使われるのはとても申し訳ない。人それぞれ自傷には理由や原因があるが、やっぱり人を心配させたいわけではない。やったときは構ってほしかったという理由でも、赤みが引いて仕舞えば残るのは虚しさ。

普段なら店員さんや電車で隣になった人に見られてもすこし申し訳ないなとは思いつつ気にしないのだが、店員さんを驚かせてしまたことが悲しい。なによりこれから彼女と顔を合わせるたびきっと彼女は傷を思い浮かべるだろうから

申し訳ない。リストカットなんてやるもんじゃないよ

2021-06-05

好きな生活

傘をひらく時のバサッという音が好きだ。高級な傘は音が立たなくて物足りない。安いワンタッチ式の傘の音が良いんだ。雨の日は好きではないけど、傘をひらく一瞬だけは好きだ。

掃除機コード仕舞う時のブァザブァザとした音も好きだ。そうぞうしいけどあの音がないと掃除が終わった気がしない。コードレスに興味があるのにかたくなに古いのを使っているのはあの音の存在があるからかもしれない。

カーテンをサァーっと開けた時の音もたまらない。窓の外に景色めいたものは何もないけど、ただ開けるだけでいい。カーテン大好き。

実家にいた頃は、家族階段から降りてくる時のトントントンとした音が好きだった。ふすまをスーッと閉める時の音も好きだった。ありがちだけど、台所から聞こえてくる包丁の音も懐かしい。独り暮らしだし、コロナで帰れてないからずいぶん聞いてない音だ。自分で使う包丁の音とはまた違う音だ。

みなさんの好きな生活音は何ですか。

2021-05-25

妻が壊れた

星野源新垣結衣結婚したのをきっかけに、これまで見る機会がなかった「逃げるは恥だが役に立つ」をAmazonプライムで見てみることにした。

夕飯時に妻と二人で見ているのだが、まあ面白い

かにこれは人気になるわけだなあと思って毎日見ていたのだが、ある時妻がこんなことを言い出した。

「結局このドラマって、新垣結衣可愛いから成立してる話じゃない?」

言われてみれば、いかに家政婦をフルタイムで雇う方がコスパが良いとはいえ赤の他人を家に住まわせるのには抵抗がある。

同じ家事スキルがあったとしても、例えば南海キャンディーズのしちゃんだったとしたらそのまま館山に引っ越すことになるだろうというのは想像に難くない。

若くて美しくて気配りができる女性から契約結婚という手段繋ぎ止めたわけだし、そういう存在から同僚のプレイボーイからアタックをかけられるわけだ。

そこまで考えたところで妻はさらに続けた。

そもそも新垣結衣ってそんなに可愛くなくない?」

いや、それはどうかな。

とは思ったものの、別にガッキー義理立てする義理もないので

「まあそうかもね」

曖昧な返事をするに留めておいた。

その翌日、会社から帰宅すると台所に立っている妻は

猫耳をつけていた。

「その猫耳、どうしたの?」

と問うと、

「前に買ってあったんだけど、ずっと仕舞っていたから」

と答えた。

僕は後ろから妻をそっと抱きしめて

大丈夫猫耳なんか無くても君はガッキーよりも可愛いから

と囁いた。

妻はそっと猫耳を外し、

「そういうのじゃないから」

と言った。

2021-05-24

anond:20210524171909

なんかわからんでもない

俺も目の前に刃物があると自分の腹を刺す想像ばかりしてしまうからすぐに仕舞うことにしてる

2021-05-16

anond:20210516133212

BBAの敗因は推測のおかしい点を指摘されてもかたくなに自説が正しいと信じて疑わなかった事だな。

仕舞いには指摘した人をミスリードするためのb●ldなりすましとか言い始めた。


推測に矛盾する事があれば

anond:20210516003927

田中派言うたら

貧乏人のための政治

これにつきる。

池田勇人所得倍増

小泉竹中所得半減

なんでそんなんが未だおんねん。

歴史教科書の汚点やで。

雇用が守られない派遣法主流で、最低賃金上げたかて来月切られたら仕舞いやわ。失業保険保証されてないし。派遣やったら解雇予告手当も要らんしな。

何も分かっとらんがな。

大臣クラスでまともなん何人おるん?一体この国。

2021-05-12

anond:20210511190555

個人情報記載書類とか社内の重要書類とか指定場所仕舞って退社するっていう決まり会社側が定めていないのだろうか。コンプラ的にその机の状態はまずいでしょう。

IPA情報セキュリティ自社診断では机上の書類関連は従業員としての対策欄ですし…。

https://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/sme/guideline/index.html

あとはもう、全部閉まって帰る→1か月以上使用しなかった書類はもう必要ないと判断してシュレッダーにかけてちょっとずつ片付けていくしかないのでは。

「いつか使うかも」と思うならスキャンしてフォルダに保管しておけばいいよ。

2021-04-23

リアルは面倒だ…

世の中には幾らかの「人を怒らせることが楽しくて仕方がない」向きがいるらしい。

ガキならまだしもある程度年齢を重ねればそんなことは無益の極みで直るのが通常と思ってたが、割とそうでもないらしい。

ネットなら考えるより先にブロックして仕舞えば済む話。そうすればそいつは二度と画面に現れず、一時的不愉快で時とともに忘れられる。

ただ、リアルだとそれが簡単にはできない。

それも仕事では関わらなきゃいけないとか、町内会でどうしてもとかとなると、こちらとしては失礼なく自分がすべきことだけは全うできるように最低限のおつきあいにしても何かしら喧嘩を売ろうとしてくるし本当に最悪。

2021-03-22

赤い部屋

異常な興奮を求めて集った、七人のしかつめらしい男が(私もその中の一人だった)態々わざわざ其為そのためにしつらえた「赤い部屋」の、緋色ひいろの天鵞絨びろうどで張った深い肘掛椅子に凭もたれ込んで、今晩の話手が何事か怪異物語を話し出すのを、今か今かと待構まちかまえていた。

 七人の真中には、これも緋色の天鵞絨で覆おおわれた一つの大きな円卓子まるテーブルの上に、古風な彫刻のある燭台しょくだいにさされた、三挺さんちょうの太い蝋燭ろうそくがユラユラと幽かすかに揺れながら燃えていた。

 部屋の四周には、窓や入口のドアさえ残さないで、天井から床まで、真紅まっかな重々しい垂絹たれぎぬが豊かな襞ひだを作って懸けられていた。ロマンチック蝋燭の光が、その静脈から流れ出したばかりの血の様にも、ドス黒い色をした垂絹の表に、我々七人の異様に大きな影法師かげぼうしを投げていた。そして、その影法師は、蝋燭の焔につれて、幾つかの巨大な昆虫でもあるかの様に、垂絹の襞の曲線の上を、伸びたり縮んだりしながら這い歩いていた。

 いつもながらその部屋は、私を、丁度とほうもなく大きな生物心臓の中に坐ってでもいる様な気持にした。私にはその心臓が、大きさに相応したのろさを以もって、ドキンドキンと脈うつ音さえ感じられる様に思えた。

 誰も物を云わなかった。私は蝋燭をすかして、向側に腰掛け人達の赤黒く見える影の多い顔を、何ということなしに見つめていた。それらの顔は、不思議にも、お能の面の様に無表情に微動さえしないかと思われた。

 やがて、今晩の話手と定められた新入会員のT氏は、腰掛けたままで、じっと蝋燭の火を見つめながら、次の様に話し始めた。私は、陰影の加減で骸骨の様に見える彼の顎が、物を云う度にガクガクと物淋しく合わさる様子を、奇怪なからくり仕掛けの生人形でも見る様な気持で眺めていた。

 私は、自分では確かに正気の積りでいますし、人も亦またその様に取扱って呉くれていますけれど、真実まったく正気なのかどうか分りません。狂人かも知れません。それ程でないとしても、何かの精神病者という様なものかも知れません。兎とに角かく、私という人間は、不思議な程この世の中がつまらないのです。生きているという事が、もうもう退屈で退屈で仕様がないのです。

 初めの間うちは、でも、人並みに色々の道楽に耽ふけった時代もありましたけれど、それが何一つ私の生れつきの退屈を慰なぐさめては呉れないで、却かえって、もうこれで世の中の面白いことというものはお仕舞なのか、なあんだつまらないという失望ばかりが残るのでした。で、段々、私は何かをやるのが臆劫おっくうになって来ました。例えば、これこれの遊びは面白い、きっとお前を有頂天にして呉れるだろうという様な話を聞かされますと、おお、そんなものがあったのか、では早速やって見ようと乗気になる代りに、まず頭の中でその面白さを色々と想像して見るのです。そして、さんざん想像を廻めぐらした結果は、いつも「なあに大したことはない」とみくびって了しまうのです。

 そんな風で、一時私は文字通り何もしないで、ただ飯を食ったり、起きたり、寝たりするばかりの日を暮していました。そして、頭の中丈だけで色々な空想を廻らしては、これもつまらない、あれも退屈だと、片端かたはしからけなしつけながら、死ぬよりも辛い、それでいて人目には此上このうえもなく安易生活を送っていました。

 これが、私がその日その日のパンに追われる様な境遇だったら、まだよかったのでしょう。仮令たとえ強いられた労働しろ兎に角何かすることがあれば幸福です。それとも又、私が飛切りの大金持ででもあったら、もっとよかったかも知れません。私はきっと、その大金の力で、歴史上の暴君達がやった様なすばらしい贅沢ぜいたくや、血腥ちなまぐさい遊戯や、その他様々の楽しみに耽ふけることが出来たでありましょうが、勿論それもかなわぬ願いだとしますと、私はもう、あのお伽噺とぎばなしにある物臭太郎の様に、一層死んで了った方がましな程、淋しくものういその日その日を、ただじっとして暮す他はないのでした。

 こんな風に申上げますと、皆さんはきっと「そうだろう、そうだろう、併し世の中の事柄に退屈し切っている点では我々だって決してお前にひけを取りはしないのだ。だからこんなクラブを作って何とかして異常な興奮を求めようとしているのではないか。お前もよくよく退屈なればこそ、今、我々の仲間へ入って来たのであろう。それはもう、お前の退屈していることは、今更ら聞かなくてもよく分っているのだ」とおっしゃるに相違ありません。ほんとうにそうです。私は何もくどくどと退屈の説明をする必要はないのでした。そして、あなた方が、そんな風に退屈がどんなものだかをよく知っていらっしゃると思えばこそ、私は今夜この席に列して、私の変てこな身の上話をお話しようと決心したのでした。

 私はこの階下のレストランへはしょっちゅう出入でいりしていまして、自然ここにいらっしゃる御主人とも御心安く、大分以前からこの「赤い部屋」の会のことを聞知っていたばかりでなく、一再いっさいならず入会することを勧められてさえいました。それにも拘かかわらず、そんな話には一も二もなく飛びつき相そうな退屈屋の私が、今日まで入会しなかったのは、私が、失礼な申分かも知れませんけれど、皆さんなどとは比べものにならぬ程退屈し切っていたからです。退屈し過ぎていたからです。

 犯罪探偵遊戯ですか、降霊術こうれいじゅつ其他そのたの心霊上の様々の実験ですか、Obscene Picture の活動写真や実演やその他のセンジュアル遊戯ですか、刑務所や、瘋癲病院や、解剖学教室などの参観ですか、まだそういうものに幾らかでも興味を持ち得うるあなた方は幸福です。私は、皆さんが死刑執行のすき見を企てていられると聞いた時でさえ、少しも驚きはしませんでした。といいますのは、私は御主からそのお話のあった頃には、もうそういうありふれた刺戟しげきには飽き飽きしていたばかりでなく、ある世にもすばらしい遊戯、といっては少し空恐しい気がしますけれど、私にとっては遊戯といってもよい一つの事柄発見して、その楽しみに夢中になっていたからです。

 その遊戯というのは、突然申上げますと、皆さんはびっくりなさるかも知れませんが……、人殺しなんです。ほんとうの殺人なんです。しかも、私はその遊戯発見してから今日までに百人に近い男や女や子供の命を、ただ退屈をまぎらす目的の為ばかりに、奪って来たのです。あなた方は、では、私が今その恐ろしい罪悪を悔悟かいごして、懺悔ざんげ話をしようとしているかと早合点なさるかも知れませんが、ところが、決してそうではないのです。私は少しも悔悟なぞしてはいません。犯した罪を恐れてもいません。それどころか、ああ何ということでしょう。私は近頃になってその人殺しという血腥い刺戟にすら、もう飽きあきして了ったのです。そして、今度は他人ではなくて自分自身を殺す様な事柄に、あの阿片アヘン喫煙に耽り始めたのです。流石さすがにこれ丈けは、そんな私にも命は惜しかったと見えまして、我慢我慢をして来たのですけれど、人殺しさえあきはてては、もう自殺でも目論もくろむ外には、刺戟の求め様がないではありませんか。私はやがて程なく、阿片の毒の為に命をとられて了うでしょう。そう思いますと、せめて筋路の通った話の出来る間に、私は誰れかに私のやって来た事を打開けて置き度いのです。それには、この「赤い部屋」の方々が一番ふさわしくはないでしょうか。

 そういう訳で、私は実は皆さんのお仲間入りがし度い為ではなくて、ただ私のこの変な身の上話を聞いて貰い度いばかりに、会員の一人に加えて頂いたのです。そして、幸いにも新入会の者は必ず最初の晩に、何か会の主旨に副そう様なお話をしなければならぬ定きめになっていましたのでこうして今晩その私の望みを果す機会をとらえることが出来た次第なのです。

 それは今からざっと三年計ばかり以前のことでした。その頃は今も申上げました様に、あらゆる刺戟に飽きはてて何の生甲斐もなく、丁度一匹の退屈という名前を持った動物ででもある様に、ノラリクラリと日を暮していたのですが、その年の春、といってもまだ寒い時分でしたから多分二月の終りか三月の始め頃だったのでしょう、ある夜、私は一つの妙な出来事にぶつかったのです。私が百人もの命をとる様になったのは、実にその晩の出来事動機を為なしたのでした。

 どこかで夜更しをした私は、もう一時頃でしたろうか。少し酔っぱらっていたと思います寒い夜なのにブラブラと俥くるまにも乗らないで家路を辿っていました。もう一つ横町を曲ると一町ばかりで私の家だという、その横町何気なくヒョイと曲りますと、出会であいがしらに一人の男が、何か狼狽している様子で慌ててこちらへやって来るのにバッタリぶつかりました。私も驚きましたが男は一層驚いたと見えて暫く黙って衝つっ立っていましたが、おぼろげな街燈の光で私の姿を認めるといきなり「この辺に医者はないか」と尋ねるではありませんか。よく訊きいて見ますと、その男自動車運転手で、今そこで一人の老人を(こんな夜中に一人でうろついていた所を見ると多分浮浪の徒だったのでしょう)轢倒ひきたおして大怪我をさせたというのです。なる程見れば、すぐ二三間向うに一台の自動車が停っていて、その側そばに人らしいものが倒れてウーウーと幽かすかにうめいています交番といっても大分遠方ですし、それに負傷者の苦しみがひどいので、運転手は何はさて置き先ず医者を探そうとしたのに相違ありません。

 私はその辺の地理は、自宅の近所のことですから医院所在などもよく弁わきまえていましたので早速こう教えてやりました。

「ここを左の方へ二町ばかり行くと左側に赤い軒燈の点ついた家がある。M医院というのだ。そこへ行って叩き起したらいいだろう」

 すると運転手はすぐ様助手に手伝わせて、負傷者をそのM医院の方へ運んで行きました。私は彼等の後ろ姿が闇の中に消えるまで、それを見送っていましたが、こんなことに係合っていてもつまらないと思いましたので、やがて家に帰って、――私は独り者なんです。――婆ばあやの敷しいて呉れた床とこへ這入はいって、酔っていたからでしょう、いつになくすぐに眠入ねいって了いました。

 実際何でもない事です。若もし私がその儘ままその事件を忘れて了いさえしたら、それっ限きりの話だったのです。ところが、翌日眼を醒さました時、私は前夜の一寸ちょっとした出来事をまだ覚えていました。そしてあの怪我人は助かったかしらなどと、要もないことまで考え始めたものです。すると、私はふと変なことに気がつきました。

「ヤ、俺は大変な間違いをして了ったぞ」

 私はびっくりしました。いくら酒に酔っていたとは云いえ、決して正気を失っていた訳ではないのに、私としたことが、何と思ってあの怪我人をM医院などへ担ぎ込ませたのでしょう。

「ここを左の方へ二町ばかり行くと左側に赤い軒燈の点いた家がある……」

 というその時の言葉もすっかり覚えています。なぜその代りに、

「ここを右の方へ一町ばかり行くとK病院という外科専門の医者がある」

 と云わなかったのでしょう。私の教えたMというのは評判の藪やぶ医者で、しか外科の方は出来るかどうかさえ疑わしかった程なのです。ところがMとは反対の方角でMよりはもっと近い所に、立派に設備の整ったKという外科病院があるではありませんか。無論私はそれをよく知っていた筈はずなのです。知っていたのに何故間違ったことを教えたか。その時の不思議心理状態は、今になってもまだよく分りませんが、恐らく胴忘どうわすれとでも云うのでしょうか。

 私は少し気懸りになって来たものですから、婆やにそれとなく近所の噂などを探らせて見ますと、どうやら怪我人はM医院の診察室で死んだ鹽梅あんばいなのです。どこの医者でもそんな怪我人なんか担ぎ込まれるのは厭いやがるものです。まして夜半の一時というのですから、無理もありませんがM医院はいくら戸を叩いても、何のかんのと云って却々なかなか開けて呉れなかったらしいのです。さんざん暇ひまどらせた挙句やっと怪我人を担ぎ込んだ時分には、もう余程手遅れになっていたに相違ありません。でも、その時若しM医院の主が「私は専門医でないから、近所のK病院の方へつれて行け」とでも、指図をしたなら、或あるいは怪我人は助っていたのかも知れませんが、何という無茶なことでしょう。彼は自からその難しい患者を処理しようとしたらしいのです。そしてしくじったのです、何んでも噂によりますとM氏はうろたえて了って、不当に長い間怪我人をいじくりまわしていたとかいうことです。

 私はそれを聞いて、何だかこう変な気持になって了いました。

 この場合可哀相な老人を殺したものは果して何人なんぴとでしょうか。自動車運転手とM医師ともに、夫々それぞれ責任のあることは云うまでもありません。そしてそこに法律上処罰があるとすれば、それは恐らく運転手の過失に対して行われるのでしょうが事実上最も重大な責任者はこの私だったのではありますいか。若しその際私がM医院でなくてK病院を教えてやったとすれば、少しのへまもなく怪我人は助かったのかも知れないのです。運転手は単に怪我をさせたばかりです。殺した訳ではないのです。M医師は医術上の技倆が劣っていた為にしくじったのですから、これもあながちとがめる所はありません。よし又彼に責を負うべき点があったとしても、その元はと云えば私が不適当なM医院を教えたのが悪いのです。つまり、その時の私の指図次第によって、老人を生かすことも殺すことも出来た訳なのです。それは怪我をさせたのは如何にも運転手でしょう。けれど殺したのはこの私だったのではありますいか

 これは私の指図が全く偶然の過失だったと考えた場合ですが、若しそれが過失ではなくて、その老人を殺してやろうという私の故意から出たものだったとしたら、一体どういうことになるのでしょう。いうまでもありません。私は事実上殺人罪を犯したものではありませんか。併しか法律は仮令運転手を罰することはあっても、事実上殺人である私というものに対しては、恐らく疑いをかけさえしないでしょう。なぜといって、私と死んだ老人とはまるきり関係のない事がよく分っているのですから。そして仮令疑いをかけられたとしても、私はただ外科医院のあることなど忘れていたと答えさえすればよいではありませんか。それは全然心の中の問題なのです。

 皆さん。皆さんは嘗かつてこういう殺人法について考えられたことがおありでしょうか。私はこの自動車事件で始めてそこへ気がついたのですが、考えて見ますと、この世の中は何という険難至極けんのんしごくな場所なのでしょう。いつ私の様な男が、何の理由もなく故意に間違った医者を教えたりして、そうでなければ取止めることが出来た命を、不当に失って了う様な目に合うか分ったものではないのです。

 これはその後私が実際やって見て成功したことなのですが、田舎のお婆さんが電車線路を横切ろうと、まさに線路に片足をかけた時に、無論そこには電車ばかりでなく自動車自転車や馬車や人力車などが織る様に行違っているのですから、そのお婆さんの頭は十分混乱しているに相違ありません。その片足をかけた刹那に、急行電車か何かが疾風しっぷうの様にやって来てお婆さんから二三間の所まで迫ったと仮定します。その際、お婆さんがそれに気附かないでそのまま線路を横切って了えば何のことはないのですが、誰かが大きな声で「お婆さん危いッ」と怒鳴りでもしようものなら、忽たちまち慌てて了って、そのままつき切ろうか、一度後へ引返そうかと、暫しばらくまごつくに相違ありません。そして、若しその電車が、余り間近い為に急停車も出来なかったとしますと、「お婆さん危いッ」というたった一言が、そのお婆さんに大怪我をさせ、悪くすれば命までも取って了わないとは限りません。先きも申上げました通り、私はある時この方法で一人の田舎者をまんまと殺して了ったことがありますよ。

(T氏はここで一寸言葉を切って、気味悪く笑った)

 この場合危いッ」と声をかけた私は明かに殺人者です。併し誰が私の殺意を疑いましょう。何の恨うらみもない見ず知らずの人間を、ただ殺人の興味の為ばかりに、殺そうとしている男があろうなどと想像する人がありましょうか。それに「危いッ」という注意の言葉は、どんな風に解釈して見たって、好意から出たものしか考えられないのです。表面上では、死者から感謝されこそすれ決して恨まれ理由がないのです。皆さん、何と安全至極な殺人法ではありませんか。

 世の中の人は、悪事は必ず法律に触れ相当の処罰を受けるものだと信じて、愚にも安心し切っています。誰にしたって法律人殺しを見逃そうなどとは想像もしないのです。ところがどうでしょう。今申上げました二つの実例から類推出来る様な少しも法律に触れる気遣いのない殺人法が考えて見ればいくらもあるではありませんか。私はこの事に気附いた時、世の中というものの恐ろしさに戦慄するよりも、そういう罪悪の余地を残して置いて呉れた造物主の余裕を此上もなく愉快に思いました。ほんとうに私はこの発見に狂喜しました。何とすばらしいではありませんか。この方法によりさえすれば、大正の聖代せいだいにこの私丈けは、謂わば斬捨て御免ごめんも同様なのです。

 そこで私はこの種の人殺しによって、あの死に相な退屈をまぎらすことを思いつきました。絶対法律に触れない人殺し、どんなシャーロック・ホームズだって見破ることの出来ない人殺し、ああ何という申分のない眠け醒しでしょう。以来私は三年の間というもの、人を殺す楽しみに耽って、いつの間にかさしもの退屈をすっかり忘れはてていました。皆さん笑ってはいけません。私は戦国時代の豪傑の様に、あの百人斬りを、無論文字通り斬る訳ではありませんけれど、百人の命をとるまでは決して中途でこの殺人を止めないことを、私自身に誓ったのです。

 今から三月ばかり前です、私は丁度九十九人だけ済ませました。そして、あと一人になった時先にも申上げました通り私はその人殺しにも、もう飽きあきしてしまったのですが、それは兎も角、ではその九十九人をどんな風にして殺したか。勿論九十九人のどの人にも少しだって恨みがあった訳ではなく、ただ人知れぬ方法とその結果に興味を持ってやった仕事ですから、私は一度も同じやり方を繰返す様なことはしませんでした。一人殺したあとでは、今度はどんな新工夫でやっつけようかと、それを考えるのが又一つの楽しみだったのです。

 併し、この席で、私のやった九十九の異った殺人法を悉ことごとく御話する暇もありませんし、それに、今夜私がここへ参りましたのは、そんな個々の殺人方法告白する為ではなくて、そうした極悪非道の罪悪を犯してまで、退屈を免れ様とした、そして又、遂にはその罪悪にすら飽きはてて、今度はこの私自身を亡ぼそうとしている、世の常ならぬ私の心持をお話して皆さんの御判断を仰ぎたい為なのですから、その殺人方以については、ほんの二三の実例を申上げるに止めて置き度いと存じます

 この方法発見して間もなくのことでしたが、こんなこともありました。私の近所に一人の按摩あんまがいまして、それが不具などによくあるひどい強情者でした。他人が深切しんせつから色々注意などしてやりますと、却ってそれを逆にとって、目が見えないと思って人を馬鹿にするなそれ位のことはちゃんと俺にだって分っているわいという調子で、必ず相手言葉にさからたことをやるのです。どうして並み並みの強情さではないのです。

 ある日のことでした。私がある大通りを歩いていますと、向うからその強情者の按摩がやって来るのに出逢いました。彼は生意気にも、杖つえを肩に担いで鼻唄を歌いながらヒョッコリヒョッコリと歩いています。丁度その町には昨日から下水工事が始まっていて、往来の片側には深い穴が掘ってありましたが、彼は盲人のことで片側往来止めの立札など見えませんから、何の気もつかず、その穴のすぐ側を呑気そうに歩いているのです。

 それを見ますと、私はふと一つの妙案を思いつきました。そこで、

「やあN君」と按摩の名を呼びかけ、(よく療治を頼んでお互に知り合っていたのです)

「ソラ危いぞ、左へ寄った、左へ寄った」

 と怒鳴りました。それを態わざと少し冗談らしい調子でやったのです。というのは、こういえば、彼は日頃の性質から、きっとからかわれたのだと邪推して、左へはよらないで態と右へ寄るに相違ないと考えたからです。案あんの定じょう彼は、

「エヘヘヘ……。御冗談ばっかり」

 などと声色こわいろめいた口返答をしながら、矢庭やにわに反対の右の方へ二足三足寄ったものですから、忽ち下水工事の穴の中へ片足を踏み込んで、アッという間に一丈もあるその底へと落ち込んで了いました。私はさも驚いた風を装うて穴の縁へ駈けより、

「うまく行ったかしら」と覗いて見ましたが彼はうち所でも悪かったのか、穴の底にぐったりと横よこたわって、穴のまわりに突出ている鋭い石でついたのでしょう。一分刈りの頭に、赤黒い血がタラタラと流れているのです。それから、舌でも噛切ったと見えて、口や鼻からも同じ様に出血しています。顔色はもう蒼白で、唸り声を出す元気さえありません。

 こうして、この按摩は、でもそれから一週間ばかりは虫の息で生きていましたが、遂に絶命して了ったのです。私の計画は見事に成功しました。誰が私を疑いましょう。私はこの按摩を日頃贔屓ひいきにしてよく呼んでいた位で、決して殺人動機になる様な恨みがあった訳ではなく、それに、表面上は右に陥穽おとしあなのあるのを避けさせようとして、「左へよれ、左へよれ」と教えてやった訳なのですから、私の好意を認める人はあっても、その親切らしい言葉の裏に恐るべき殺意がこめられていたと想像する人があろう筈はないのです。

 ああ、何という恐しくも楽しい遊戯だったのでしょう。巧妙なトリックを考え出した時の、恐らく芸術家のそれにも匹敵する、歓喜、そのトリックを実行する時のワクワクした緊張、そして、目的を果した時の云い知れぬ満足、それに又、私の犠牲になった男や女が、殺人者が目の前にいるとも知らず血みどろになって狂い廻る断末魔だんまつまの光景ありさま、最初の間、それらが、どんなにまあ私を有頂天にして呉れたことでしょう。

 ある時はこんな事もありました。それは夏のどんよりと曇った日のことでしたが、私はある郊外文化村とでもいうのでしょう。十軒余りの西洋館がまばらに立並んだ所を歩いていました。そして、丁度その中でも一番立派なコンクリート造りの西洋館の裏手を通りかかった時です。ふと妙なものが私の目に止りました。といいますのは、その時私の鼻先をかすめて勢よく飛んで行った一匹の雀が、その家の屋根から地面へ引張ってあった太い針金に一寸とまると、いきなりはね返された様に下へ落ちて来て、そのまま死んで了ったのです。

 変なこともあるものだと思ってよく見ますと、その針金というのは、西洋館の尖った Permalink | 記事への反応(0) | 22:33

又三郎

風の又三郎

宮沢賢治


どっどど どどうど どどうど どどう

青いくるみも吹きとばせ

すっぱいかりんも吹きとばせ

どっどど どどうど どどうど どどう

 谷川の岸に小さな学校がありました。

 教室はたった一つでしたが生徒は三年生がないだけで、あとは一年から六年までみんなありました。運動場もテニスコートのくらいでしたが、すぐうしろは栗くりの木のあるきれいな草の山でしたし、運動場のすみにはごぼごぼつめたい水を噴ふく岩穴もあったのです。

 さわやかな九月一日の朝でした。青ぞらで風がどうと鳴り、日光運動場いっぱいでした。黒い雪袴ゆきばかまをはいた二人の一年の子がどてをまわって運動場にはいって来て、まだほかにだれも来ていないのを見て、「ほう、おら一等だぞ。一等だぞ。」とかわるがわる叫びながら大よろこびで門をはいって来たのでしたが、ちょっと教室の中を見ますと、二人ふたりともまるでびっくりして棒立ちになり、それから顔を見合わせてぶるぶるふるえましたが、ひとりはとうとう泣き出してしまいました。というわけは、そのしんとした朝の教室なかにどこから来たのか、まるで顔も知らないおかしな赤い髪の子供がひとり、いちばん前の机にちゃんとすわっていたのです。そしてその机といったらまったくこの泣いた子の自分の机だったのです。

 もひとりの子ももう半分泣きかけていましたが、それでもむりやり目をりんと張って、そっちのほうをにらめていましたら、ちょうどそのとき川上から

「ちょうはあ かぐり ちょうはあ かぐり。」と高く叫ぶ声がして、それからまるで大きなからすのように、嘉助かすけがかばんをかかえてわらって運動場へかけて来ました。と思ったらすぐそのあとから太郎さたろうだの耕助こうすけだのどやどややってきました。

「なして泣いでら、うなかもたのが。」嘉助が泣かないこどもの肩をつかまえて言いました。するとその子もわあと泣いてしまいました。おかしいとおもってみんながあたりを見ると、教室の中にあの赤毛おかしな子がすまして、しゃんとすわっているのが目につきました。

 みんなはしんとなってしまいました。だんだんみんな女の子たちも集まって来ましたが、だれもなんとも言えませんでした。

 赤毛の子どもはいっこうこわがるふうもなくやっぱりちゃんとすわって、じっと黒板を見ています。すると六年生の一郎いちろうが来ました。一郎はまるでおとなのようにゆっくり大またにやってきて、みんなを見て、

「何なにした。」とききました。

 みんなははじめてがやがや声をたててその教室の中の変な子を指さしました。一郎はしばらくそっちを見ていましたが、やがて鞄かばんをしっかりかかえて、さっさと窓の下へ行きました。

 みんなもすっかり元気になってついて行きました。

「だれだ、時間にならないに教室はいってるのは。」一郎は窓へはいのぼって教室の中へ顔をつき出して言いました。

「お天気のいい時教室はいってるづど先生にうんとしからえるぞ。」窓の下の耕助が言いました。

しからえでもおら知らないよ。」嘉助が言いました。

「早ぐ出はって来こ、出はって来。」一郎が言いました。けれどもそのこどもはきょろきょろ室へやの中やみんなのほうを見るばかりで、やっぱりちゃんとひざに手をおいて腰掛けにすわっていました。

 ぜんたいその形からが実におかしいのでした。変てこなねずみいろのだぶだぶの上着を着て、白い半ずぼんをはいて、それに赤い革かわの半靴はんぐつをはいていたのです。

 それに顔といったらまるで熟したりんごのよう、ことに目はまん丸でまっくろなのでした。いっこう言葉が通じないようなので一郎も全く困ってしまいました。

あいづは外国人だな。」

学校はいるのだな。」みんなはがやがやがやがや言いました。ところが五年生の嘉助がいきなり、

「ああ三年生さはいるのだ。」と叫びましたので、

「ああそうだ。」と小さいこどもらは思いましたが、一郎はだまってくびをまげました。

 変なこどもはやはりきょろきょろこっちを見るだけ、きちんと腰掛けています

 そのとき風がどうと吹いて来て教室ガラス戸はみんながたがた鳴り、学校のうしろの山の萱かやや栗くりの木はみんな変に青じろくなってゆれ、教室のなかのこどもはなんだかにやっとわらってすこしうごいたようでした。

 すると嘉助がすぐ叫びました。

「ああわかった。あいつは風の又三郎またさぶろうだぞ。」

 そうだっとみんなもおもったときにわかにうしろのほうで五郎が、

「わあ、痛いぢゃあ。」と叫びました。

 みんなそっちへ振り向きますと、五郎が耕助に足のゆびをふまれて、まるでおこって耕助をなぐりつけていたのです。すると耕助もおこって、

「わあ、われ悪くてでひと撲はだいだなあ。」と言ってまた五郎をなぐろうとしました。

 五郎はまるで顔じゅう涙だらけにして耕助に組み付こうとしました。そこで一郎が間へはいって嘉助が耕助を押えてしまいました。

「わあい、けんかするなったら、先生ちゃん職員室に来てらぞ。」と一郎が言いながらまた教室のほうを見ましたら、一郎はにわかにまるでぽかんとしてしまいました。

 たったいままで教室にいたあの変な子が影もかたちもないのです。みんなもまるでせっかく友だちになった子うまが遠くへやられたよう、せっかく捕とった山雀やまがらに逃げられたように思いました。

 風がまたどうと吹いて来て窓ガラスをがたがた言わせ、うしろの山の萱かやをだんだん上流のほうへ青じろく波だてて行きました。

「わあ、うなだけんかしたんだがら又三郎いなぐなったな。」嘉助がおこって言いました。

 みんなもほんとうにそう思いました。五郎はじつに申しわけないと思って、足の痛いのも忘れてしょんぼり肩をすぼめて立ったのです。

「やっぱりあいつは風の又三郎だったな。」

二百十日で来たのだな。」

「靴くつはいでだたぞ。」

「服も着でだたぞ。」

「髪赤くておかしやづだったな。」

「ありゃありゃ、又三郎おれの机の上さ石かけ乗せでったぞ。」二年生の子が言いました。見るとその子の机の上にはきたない石かけが乗っていたのです。

「そうだ、ありゃ。あそごのガラスもぶっかしたぞ。」

「そだないでああいづあ休み前に嘉助石ぶっつけだのだな。」

「わあい。そだないであ。」と言っていたとき、これはまたなんというわけでしょう。先生玄関から出て来たのです。先生はぴかぴか光る呼び子を右手にもって、もう集まれのしたくをしているのでしたが、そのすぐうしろから、さっきの赤い髪の子が、まるで権現ごんげんさまの尾おっぱ持ちのようにすまし込んで、白いシャッポかぶって、先生についてすぱすぱとあるいて来たのです。

 みんなはしいんとなってしまいました。やっと一郎が「先生お早うございます。」と言いましたのでみんなもついて、

先生お早うございます。」と言っただけでした。

「みなさん。お早う。どなたも元気ですね。では並んで。」先生は呼び子をビルルと吹きました。それはすぐ谷の向こうの山へひびいてまたビルルルと低く戻もどってきました。

 すっかりやすみの前のとおりだとみんなが思いながら六年生は一人、五年生は七人、四年生は六人、一二年生は十二人、組ごとに一列に縦にならびました。

 二年は八人、一年生は四人前へならえをしてならんだのです。

 するとその間あのおかしな子は、何かおかしいのかおもしろいのか奥歯で横っちょに舌をかむようにして、じろじろみんなを見ながら先生のうしろに立っていたのです。すると先生は、高田たかださんこっちへおはいりなさいと言いながら五年生の列のところへ連れて行って、丈たけを嘉助とくらべてから嘉助とそのうしろのきよの間へ立たせました。

 みんなはふりかえってじっとそれを見ていました。

 先生はまた玄関の前に戻って、

「前へならえ。」と号令をかけました。

 みんなはもう一ぺん前へならえをしてすっかり列をつくりましたが、じつはあの変な子がどういうふうにしているのか見たくて、かわるがわるそっちをふりむいたり横目でにらんだりしたのでした。するとその子ちゃんと前へならえでもなんでも知ってるらしく平気で両腕を前へ出して、指さきを嘉助のせなかへやっと届くくらいにしていたものですから、嘉助はなんだかせなかがかゆく、くすぐったいというふうにもじもじしていました。

「直れ。」先生がまた号令をかけました。

一年から順に前へおい。」そこで一年生はあるき出し、まもなく二年生もあるき出してみんなの前をぐるっと通って、右手下駄箱げたばこのある入り口はいって行きました。四年生があるき出すとさっきの子も嘉助のあとへついて大威張りであるいて行きました。前へ行った子もときどきふりかえって見、あとの者もじっと見ていたのです。

 まもなくみんなははきもの下駄箱げたばこに入れて教室はいって、ちょうど外へならんだときのように組ごとに一列に机にすわりました。さっきの子もすまし込んで嘉助のうしろにすわりました。ところがもう大さわぎです。

「わあ、おらの机さ石かけはいってるぞ。」

「わあ、おらの机代わってるぞ。」

「キッコ、キッコ、うな通信簿持って来たが。おら忘れで来たぢゃあ。」

「わあい、さの、木ペン借せ、木ペン借せったら。」

「わあがない。ひとの雑記帳とってって。」

 そのとき先生はいって来ましたのでみんなもさわぎながらとにかく立ちあがり、一郎がいちばんしろで、

「礼。」と言いました。

 みんなはおじぎをする間はちょっとしんとなりましたが、それからまたがやがやがやがや言いました。

「しずかに、みなさん。しずかにするのです。」先生が言いました。

「しっ、悦治えつじ、やがましったら、嘉助え、喜きっこう。わあい。」と一郎がいちばんしろからまりさわぐものを一人ずつしかりました。

 みんなはしんとなりました。

 先生が言いました。

「みなさん、長い夏のお休みおもしろかったですね。みなさんは朝から水泳ぎもできたし、林の中で鷹たかにも負けないくらい高く叫んだり、またにいさんの草刈りについて上うえの野原へ行ったりしたでしょう。けれどももうきのうで休みは終わりました。これからは第二学期で秋です。むかしから秋はいちばんからだもこころもひきしまって、勉強のできる時だといってあるのです。ですから、みなさんもきょうからまたいっしょにしっかり勉強しましょう。それからこのお休みの間にみなさんのお友だちが一人ふえました。それはそこにいる高田さんです。そのかたのおとうさんはこんど会社のご用で上の野原の入り口へおいでになっていられるのです。高田さんはいままでは北海道学校におられたのですが、きょうからみなさんのお友だちになるのですから、みなさんは学校勉強ときも、また栗拾くりひろいや魚さかなとりに行くときも、高田さんをさそうようにしなければなりません。わかりましたか。わかった人は手をあげてごらんなさい。」

 すぐみんなは手をあげました。その高田とよばれた子も勢いよく手をあげましたので、ちょっと先生はわらいましたが、すぐ、

「わかりましたね、ではよし。」と言いましたので、みんなは火の消えたように一ぺんに手をおろしました。

 ところが嘉助がすぐ、

先生。」といってまた手をあげました。

はい。」先生は嘉助を指さしました。

高田さん名はなんて言うべな。」

高田三郎さぶろうさんです。」

「わあ、うまい、そりゃ、やっぱり又三郎だな。」嘉助はまるで手をたたいて机の中で踊るようにしましたので、大きなほうの子どもらはどっと笑いましたが、下の子どもらは何かこわいというふうにしいんとして三郎のほうを見ていたのです。

 先生はまた言いました。

「きょうはみなさんは通信簿宿題をもってくるのでしたね。持って来た人は机の上へ出してください。私がいま集めに行きますから。」

 みんなはばたばた鞄かばんをあけたりふろしきをといたりして、通信簿宿題を机の上に出しました。そして先生一年生のほうから順にそれを集めはじめました。そのときみんなはぎょっとしました。というわけはみんなのうしろのところにいつか一人の大人おとなが立っていたのです。その人は白いだぶだぶの麻服を着て黒いてかてかしたはんけちをネクタイの代わりに首に巻いて、手には白い扇をもって軽くじぶんの顔を扇あおぎながら少し笑ってみんなを見おろしていたのです。さあみんなはだんだんしいんとなって、まるで堅くなってしまいました。

 ところが先生別にその人を気にかけるふうもなく、順々に通信簿を集めて三郎の席まで行きますと、三郎は通信簿宿題帳もないかわりに両手をにぎりこぶしにして二つ机の上にのせていたのです。先生はだまってそこを通りすぎ、みんなのを集めてしまうとそれを両手でそろえながらまた教壇に戻りました。

「では宿題帳はこの次の土曜日に直して渡しまから、きょう持って来なかった人は、あしたきっと忘れないで持って来てください。それは悦治さんと勇治ゆうじさんと良作りょうさくさんとですね。ではきょうはここまでです。あしたかちゃんといつものとおりのしたくをしておいでなさい。それから四年生と六年生の人は、先生といっしょに教室のお掃除そうじをしましょう。ではここまで。」

 一郎が気をつけ、と言いみんなは一ぺんに立ちました。うしろ大人おとなも扇を下にさげて立ちました。

「礼。」先生もみんなも礼をしました。うしろ大人も軽く頭を下げました。それからずうっと下の組の子どもらは一目散に教室を飛び出しましたが、四年生の子どもらはまだもじもじしていました。

 すると三郎はさっきのだぶだぶの白い服の人のところへ行きました。先生も教壇をおりてその人のところへ行きました。

「いやどうもご苦労さまでございます。」その大人はていねいに先生に礼をしました。

「じきみんなとお友だちになりますから。」先生も礼を返しながら言いました。

「何ぶんどうかよろしくねがいいたします。それでは。」その人はまたていねいに礼をして目で三郎に合図すると、自分玄関のほうへまわって外へ出て待っていますと、三郎はみんなの見ている中を目をりんとはってだまって昇降口から出て行って追いつき、二人は運動場を通って川下のほうへ歩いて行きました。

 運動場を出るときの子はこっちをふりむいて、じっと学校やみんなのほうをにらむようにすると、またすたすた白服の大人おとなについて歩いて行きました。

先生、あの人は高田さんのとうさんですか。」一郎が箒ほうきをもちながら先生にききました。

「そうです。」

「なんの用で来たべ。」

「上の野原の入り口モリブデンという鉱石ができるので、それをだんだん掘るようにするためだそうです。」

「どこらあだりだべな。」

「私もまだよくわかりませんが、いつもみなさんが馬をつれて行くみちから、少し川下へ寄ったほうなようです。」

モリブデン何にするべな。」

「それは鉄とまぜたり、薬をつくったりするのだそうです。」

「そだら又三郎も掘るべが。」嘉助が言いました。

又三郎だない。高田三郎だぢゃ。」佐太郎が言いました。

又三郎又三郎だ。」嘉助が顔をまっ赤かにしてがん張りました。

「嘉助、うなも残ってらば掃除そうじしてすけろ。」一郎が言いました。

「わあい。やんたぢゃ。きょう四年生ど六年生だな。」

 嘉助は大急ぎで教室をはねだして逃げてしまいました。

 風がまた吹いて来て窓ガラスはまたがたがた鳴り、ぞうきんを入れたバケツにも小さな黒い波をたてました。

 次の日一郎はあのおかし子供が、きょうからほんとうに学校へ来て本を読んだりするかどうか早く見たいような気がして、いつもより早く嘉助をさそいました。ところが嘉助のほうは一郎よりもっとそう考えていたと見えて、とうにごはんもたべ、ふろしきに包んだ本ももって家の前へ出て一郎を待っていたのでした。二人は途中もいろいろその子のことを話しながら学校へ来ました。すると運動場には小さな子供らがもう七八人集まっていて、棒かくしをしていましたが、その子はまだ来ていませんでした。またきのうのように教室の中にいるのかと思って中をのぞいて見ましたが、教室の中はしいんとしてだれもいず、黒板の上にはきのう掃除ときぞうきんでふいた跡がかわいてぼんやり白い縞しまになっていました。

「きのうのやつまだ来てないな。」一郎が言いました。

「うん。」嘉助も言ってそこらを見まわしました。

 一郎はそこで鉄棒の下へ行って、じゃみ上がりというやり方で、無理やりに鉄棒の上にのぼり両腕をだんだん寄せて右の腕木に行くと、そこへ腰掛けてきのう三郎の行ったほうをじっと見おろして待っていました。谷川はそっちのほうへきらきら光ってながれて行き、その下の山の上のほうでは風も吹いているらしく、ときどき萱かやが白く波立っていました。

 嘉助もやっぱりその柱の下でじっとそっちを見て待っていました。ところが二人はそんなに長く待つこともありませんでした。それは突然三郎がその下手のみちから灰いろの鞄かばんを右手にかかえて走るようにして出て来たのです。

「来たぞ。」と一郎が思わず下にいる嘉助へ叫ぼうとしていますと、早くも三郎はどてをぐるっとまわって、どんどん正門をはいって来ると、

お早う。」とはっきり言いました。みんなはいっしょにそっちをふり向きましたが、一人も返事をしたものがありませんでした。

 それは返事をしないのではなくて、みんなは先生はいつでも「お早うございます。」というように習っていたのですが、お互いに「お早う。」なんて言ったことがなかったのに三郎にそう言われても、一郎や嘉助はあんまりにわかで、また勢いがいいのでとうとう臆おくしてしまって一郎も嘉助も口の中でお早うというかわりに、もにゃもにゃっと言ってしまったのでした。

 ところが三郎のほうはべつだんそれを苦にするふうもなく、二三歩また前へ進むとじっと立って、そのまっ黒な目でぐるっと運動場じゅうを見まわしました。そしてしばらくだれか遊ぶ相手がないかさがしているようでした。けれどもみんなきょろきょろ三郎のほうはみていても、やはり忙しそうに棒かくしをしたり三郎のほうへ行くものがありませんでした。三郎はちょっと具合が悪いようにそこにつっ立っていましたが、また運動場をもう一度見まわしました。

 それからぜんたいこの運動場は何間なんげんあるかというように、正門から玄関まで大またに歩数を数えながら歩きはじめました。一郎は急いで鉄棒をはねおりて嘉助とならんで、息をこらしてそれを見ていました。

 そのうち三郎は向こうの玄関の前まで行ってしまうと、こっちへ向いてしばらく暗算をするように少し首をまげて立っていました。

 みんなはやはりきろきろそっちを見ています。三郎は少し困ったように両手をうしろへ組むと向こう側の土手のほうへ職員室の前を通って歩きだしました。

 その時風がざあっと吹いて来て土手の草はざわざわ波になり、運動場のまん中でさあっと塵ちりがあがり、それが玄関の前まで行くと、きりきりとまわって小さなつむじ風になって、黄いろな塵は瓶びんをさかさまにしたような形になって屋根より高くのぼりました。

 すると嘉助が突然高く言いました。

「そうだ。やっぱりあい又三郎だぞ。あいづ何かするときっと風吹いてくるぞ。」

「うん。」一郎はどうだかわからないと思いながらもだまってそっちを見ていました。三郎はそんなことにはかまわず土手のほうへやはりすたすた歩いて行きます

 そのとき先生がいつものように呼び子をもって玄関を出て来たのです。

お早うございます。」小さな子どもらはみんな集まりました。

お早う。」先生はちらっと運動場を見まわしてから、「ではならんで。」と言いながらビルルッと笛を吹きました。

 みんなは集まってきてきのうのとおりきちんとならびました。三郎もきのう言われた所へちゃんと立っています

 先生はお日さまがまっ正面なのですこしまぶしそうにしながら号令をだんだんかけて、とうとうみんなは昇降口から教室はいりました。そして礼がすむと先生は、

「ではみなさんきょうから勉強をはじめましょう。みなさんはちゃんとお道具をもってきましたね。では一年生(と二年生)の人はお習字のお手本と硯すずりと紙を出して、二年生と四年生の人は算術帳と雑記帳と鉛筆を出して、五年生と六年生の人は国語の本を出してください。」

 さあするとあっちでもこっちでも大さわぎがはじまりました。中にも三郎のすぐ横の四年生の机の佐太郎が、いきなり手をのばして二年生のかよの鉛筆ひらりととってしまったのです。かよは佐太郎の妹でした。するとかよは、

「うわあ、兄あいな、木ペン取とてわかんないな。」と言いながら取り返そうとしますと佐太郎が、

「わあ、こいつおれのだなあ。」と言いながら鉛筆をふところの中へ入れて、あとはシナ人がおじぎするときのように両手を袖そでへ入れて、机へぴったり胸をくっつけました。するとかよは立って来て、

「兄あいな、兄なの木ペンはきのう小屋でなくしてしまったけなあ。よこせったら。」と言いながら一生けん命とり返そうとしましたが、どうしてももう佐太郎は机にくっついた大きな蟹かに化石みたいになっているので、とうとうかよは立ったまま口を大きくまげて泣きだしそうになりました。

 すると三郎は国語の本をちゃんと机にのせて困ったようにしてこれを見ていましたが、かよがとうとうぼろぼろ涙をこぼしたのを見ると、だまって右手に持っていた半分ばかりになった鉛筆を佐太郎の目の前の机に置きました。

 すると佐太郎はにわかに元気になって、むっくり起き上がりました。そして、

「くれる?」と三郎にききました。三郎はちょっとまごついたようでしたが覚悟したように、「うん。」と言いました。すると佐太郎はいきなりわらい出してふところの鉛筆をかよの小さな赤い手に持たせました。

 先生は向こうで一年の子の硯すずりに水をついでやったりしていましたし、嘉助は三郎の前ですから知りませんでしたが、一郎はこれをいちばんしろちゃんと見ていました。そしてまるでなんと言ったらいいかからない、変な気持ちがして歯をきりきり言わせました。

「では二年生のひとはお休みの前にならった引き算をもう一ぺん習ってみましょう。これを勘定してごらんなさい。」先生は黒板に25-12=の数式と書きました。二年生のこどもらはみんな一生

2021-03-13

anond:20210312235614

から極めて民主的にこの国は民主的手段によって国仕舞いをしようとしてるんやで。国民の総意や。

2021-03-12

退勤時、人身事故に巻き込まれ

私が使う行き先の電車は少しして動き出したけど、丁度乗り換えで降りたホームの反対側で、線路からの引き上げ作業が行われていた

目の前の人がスマホカメラを向けて動画を撮っていた

私達に気付いた救助の人が、こちらに向けて青いテントのような幕を展開して目隠しをした

私も気になってつい見てしまっていた

たまたま私の進行方向と、救助の人たちがブルーシートやその他の青い目隠しで取り囲んでゆっくり進む方向が同じだった

駅を出てペデストリアンデッキの上から丁度見えるところに救急車が止まっていて、そこに運び込まれるのを見ていた

から見ると、目隠しの中が見えてしまっていた

担架に紺色のシートのようなものが張ってあって、その下から脚が突き出ていた

片足にニューバランスのグレーのスニーカーを履き、もう片足は紺色の長い靴下だけだった

隣の女性二人組が「まだ若そうなのにねぇ」と喋っているのが耳に入った

脚は、スニーカーを履いた方は普通に担架に仰向けになった時の向きになっていたが、もう片方はなんだか不自然な形に向いていた

Twitterには、女性バラバラになったとか、飛び込んだのは女子中学生だったとか、そんな本当かどうか分からないことが書かれていた

ワイがああなってた予定も余裕であったしなぁ

ワイもニューバランス履くしな、てか今正に履いてるし

グレーのニューバランスを履いた脚から目が離せなくなり、救急車の中に仕舞われるまでずっと見続けていた

救急車に運び込まれる際、救助の人のうちの一人が、拡声器で「下がってください!モラルですよ!」と救急車に近付いてくる野次馬に向けて叫んでいた、あの叫んでいた人はどんな気分だっただろうか

私の目の前でスマホカメラ動画を撮ろうとしていた人、普通に若い太めの女性で、リクルートスーツ姿だった

こういう人も採用されたりするのか

私はというと、自分撮影こそしないものの、Twitterに何かしらの動画画像がないか探し回っていた

同じ穴の狢どころか、自分で手を汚さない分、より悪質かもしれないと思った

結局飛び込んだのか落ちたのか、男性なのか女性なのかすらも分からなかった

スニーカーユニセックスなグレーのニューバランスだった

丁度今月ニューバランススニーカーを新調したところだけど、グレーも検討していたんだよな

今後買うことはないかもしれない

職場の外で仕事用事をしなければならない日だったから、ただごとでない雰囲気の駅の中で、何とか電車が動くことを祈って用事に間に合わせないといけないという使命感も相俟って、妙に高揚してしまい、気分が悪かった

私の仕事が人を助ける仕事から余計に、変な使命感に駆られる状態になってしまった

これまで幾度と無く自殺を考え、実際に二度未遂して蘇生させられている身としては他人事ではなかった

電車への飛び込み選択肢の中にあった、もっと楽な方法知ったからやらなかっただけだ

もしやったら、自分もこんな風に大勢野次馬の餌食になりながら運ばれるんだなぁと思った

寝る前に吐き出したかったのでここに書いた

元々はTwitterに書く予定だったので、その名残りで文章が塊になっているし、句点は無い

2021-02-27

anond:20210226233407

一理あるが欠点もあるな

まず現在日本では生産>消費、つまり日本人は働きすぎ、使わなさすぎなので仕事を早く終わらせることは問題がない。

しかし、政府音頭をとっても足並みを揃えて早仕舞いするかというとそうならない

なぜなら他の会社生産をやめて、労働者が消費している間に、

自分だけ生産に回る会社は儲かるから。結局、これをみんながやり出して結局、元の木網というのが予測できるオチだわな

2021-02-16

朝ごはん何食べようかね

眠れず仕舞いだが、なんか食べて切り替えるぞい

卵まだあったら茹でようかな

お湯わかす

オラッ

布団から立ち上がるんだよォ

2021-02-08

anond:20210208095743

まだ色々羽織る季節だし、とりあえず覆い隠せそうな上着と髪ゴム仕舞い込める帽子を買ってきてあげて、それ着せて一緒に出かけたらマシかも

2021-02-01

今週のプリキュアヘテロババア公式否定されたの面白すぎる

あなたが元気になったらどうするの!?

あなたわたしたちを、地球を二度と苦しめないの!?

あなたを助ける気にはなれない!

都合のいい時だけわたしを利用しないで!

近年(っても無印SS時点で何人か救済されましたが見なかったことにする)のプリキュアは敵幹部が救済されることが多いですが、ヒープリではそういう事もなく退場しました。

このことが一部の視聴者と大多数のいっちょ噛みに刺さったらしくごくごく一部で燃えてるそうです。

流れを軽く説明すると

主人公の「花寺のどか」は幼い頃原因不明病気にかかり長期間入院を強いられた

その原因は「ダルイゼン」というイケメン病原体のどか宿主として成長していたか

ダルイゼンはのどかから離れた後、利己的な都合でのどか家族や近所の住人、地球を苦しめる(この間に一度のどか宿主として病原体を新たに生成)

好き勝手やってたら上位種が復活してダルイゼンを取り込もうとする

身の危険を感じたダルイゼンは宿主であるのどかの体内でやり過ごさせてくれと助けを求める

のどか日常生活に支障が出るほど悩むがパートナーの「ラビリンから「(自分が苦しむくらいなら助ける)義理責任もない」の言葉を受けこれを拒否暴走したダルイゼンをヒーリングバイする。

「救済しろ!」「なんで和解せず助けず拒絶するの…」「Vやねん!」などなど、一部界隈荒れる

燃やしてる連中は本当にアニメ見てるんですかね。ダルイゼンに情状酌量余地がなさすぎるだろ。

のどか(幼)を長年苦しめる

のどかの顔にばい菌を塗りたくる

のどか家族主治医被害が及ぶ

のどかの体を使ってまた病原体やす

のどかパートナーをいたぶる

これで許される方が可笑しいわ。むしろここまでされても助けるか悩んだのどか聖母であるわ。

HUGの世界にいたら違かったかもしれないが、イケメン無罪でも限度があるだろ。


のどかが一番「守らなきゃいけないもの」は地球でも苦しむ人々でも家族でも友達でもなく、のどか自身なんですよ。

両親だって蜂須賀先生だってのどかを救うために必死だったんですよ。前の話だって両親がのどかを探すために家を飛び出し暗い中ずっと探して、やっと再開した時強く抱きしめ涙を流してたでしょ。蜂須賀先生自分の無力さにショックを受けたけど、退院したのどかから手紙貰って泣いてたでしょ。結局病気の原因なんて分から仕舞いだったにも関わらず、のどか感謝してくれたことに。病気も治せなかった自分手紙をくれたのが嬉しかったんですよ。

そんな人たちに守られてきたんですよのどかは。それをダルイゼンの為だけに己を犠牲にする必要なんて一切なし。

もう一度のどかが苦しんだらどうするんだ?命の危険しかないだろ。両親やちゆたちを心配させたいのか?長い間苦しんできた中学生女の子さらなる自己犠牲を強いるのか?

フィクションから理想の為に死ねってことなんですかね…そんなのプリキュアで見たくねぇよ俺は。

だいたいよぉ、「二度とあんな苦しい思い、もうしたくないよ…」って泣きながら訴えてるんだぞ?「叶うことなら」付きでだよ。「一生のお願い」みたいな軽いもんじゃなくて「叶うことなら」だぞ。そんなん14歳少女に言わせんじゃないよ。

年端もいかない子がさぁ…もしかしたら死んでしまうかもしれない原因不明病気にずっとずっと耐えてきたんだよ、戦ってきたんだよ。強い気持ちでいないと負けそうなくらい…それをもう一度だぞ?今まで散々自分や大切な人を苦しめてきた奴"だけ"の為にやれんのか?って話ですよ。無理でしょどう考えても。

そんな女の子がな、必死に想いをパートナーにぶつけてんだよ。分かるか?のどかがどんな気持ちで……あの辛く苦しい入院生活は、今の自分を作る大事経験だったと肯定しなきゃ耐えられねぇんだよ…潰れちまうんだよ………。

似たような立ち位置仮面ライダーエグゼイドのパラドっていたじゃないですか。主人公宿主にして成長したバグ

あいつも作中でやりたい放題してたけど最後にコンテニュー出来ない命を実感して反省共闘したのに対してダルイゼンはそういうの一切なかったよね。

最後最後まで自分本位で好き勝手して、死に直面したから助けてくれって、そんなん通るわけないだろ。フリーザかよ。

今日の話だけでも

のどか自分たちだけ良ければいいのかで日常生活に支障出るほど悩む

・嫌だと決断したけど地球を蝕ないと誓うかと探ってる

ここまでしたのにあん対応したんだから妥当だろ。

のどかを利用しようとしただけだから「助けたらどうするの?」の問いに答えられなかったのが答えです。無理ですd(´∀`)b

ラビリンも言ってただろ。「そんな義理責任もないラビ!」なんだよ。

ダルイゼンはのどかにとって病でしかなく、自分が悩み苦しんでまで助ける義理責任もねぇんだよ。のどか"も"等しく自分が生き残るための選択をしただけ。

彼女はもう散々苦しんできた。自己犠牲で同じことをする必要はないし、それを提示したのは大きい。救急において人助けは自分安全を確保して行うものである。助ける人が危険な目に合っては元も子もない。

一話からのどか達を見守ってきた視聴者からすれば「私は嫌」って自分意見をはっきり口にしたことが嬉しいよ。自己犠牲の子だったから…自分第一に出来るようになったんだねって。ラビリンの手助けもパートナーとしての役割ちゃん果たしてる。

それでもなんか言うんならラビリンに一回ぶっ飛ばされろ。

バテテモーダやケダリーみたいな名有りキャラ容赦なく浄化したのにこいつだけ救わないのはちょっと無理ありますね。一貫性がない。

正直ダルイゼンがグアイワルぐらいギャグキャラだったらワンチャンブンビーさん枠で生き残ってたかもしれん。

まぁ、そもそも医者モチーフではあるがビョーゲンズは病原体なので救う必要ないんだよなぁ。


ビョーゲンズは人の形をしてるし感情はあるけど"人"ではない。

その証拠「人の心がないの!?ってのどかママの問いに

「ないね人間じゃないし」

って返してんだよなぁ、ダルイゼン自身が。感情を持ってるだけで人間じゃないよ。やっぱり病原体殲滅しなきゃね。

で、のどかダルイゼン倒した後キングビョーゲンに「ダルイゼンを追い詰めたのは誰!?」て問い詰めてんのよ。今までこいつに散々やられてきたから分かるんだよ、あいつが助けを求めてくるなんてよっぽどだって

それだけで十分じゃねーの?


レス乞食逆張り野郎アニメ見てないにわか未満とヘテロババアキングビョーゲン倒したら中から出てくる可能性に賭けてくれや。

俺はグアイワ結構好き(自分の城自分で建てるの面白すぎる)だから生きててほしいです;;

これ書いてたら https://anond.hatelabo.jp/20210201163214 みたいなアホアホ増田が上がってたんで頭抱えた。

こういうアニメ見てないカスアニメ見てない層を勘違いさせるような記事を書くな。アニメ見てこれ書いたんならもうアニメ見る才能ないよとしか言えない。

ここまでグダグダ書いといてなんですが、そんなん全部ほっぽって頭ん中空っぽにして大声で言いたいのは

ダルのど派のヘテロババア悲鳴上げてるのが面白すぎますねぇ!!!!!

ファン妄想二次創作が独り歩きしただけのペア大正義ラビのどに勝てる訳ねーだろ!!

大人しく歳の差ヘテロCPが大勝利したHUGプリでも見ててください^^;

2021-01-30

うちの上司の話はオチがない。

いつも長ったらしい話で内容も色々な方向に行ったり来たり。

仕舞いには自分でも「あれ?何の話だったかな」なんて言って、もうなんなんだよ。

そのくせ「まぁ、でもうちが回ってるのは○○君のおかげだからな!」なんて言って話を終わらせる。

毎度毎度、話にオチがなくてまったくもう聞いてて疲れる。

まあでも、オチなくても気分は上がるんですけどね。

anond:20210129153724

チャイナマネー欲しさに入国制限すら放棄してたら疫病蔓延しちゃった。僕らは税金ロンダリングして懐に仕舞い込む仕掛け作るのに忙しいから、感染症対策なんて出来ないし各々勝手にやってね。金無いのは自己責任なんだし私財全部売却して生活保護でも使って。

って言ってるんだけど、これが民衆代表で怒られないわけないだろ。

こいつら白痴当選させた選挙区バカ共も全員晒し首で妥当なくらいだわ。

2021-01-27

バイト日記

 唐突オーナーのやる気が爆上がりし、結果、夜の納品が充実した。21時くらいになると米飯サンドイッチの棚がみっしりと埋まる。

 そうなったのは、夕勤夜勤オーナーが入らないようにシフトが調整されたからだ。なんか、Bさんが本業の影響でシフトに入れる曜日が変わったので、Aさんの出る曜日も変わり、上手いこと綺麗にシフトが埋まった。

オーナーバイトの私どもがどんなに多忙でてんてこ舞いになろうが知ったこっちゃないので、バイトだけでシフトが回るなら、沢山品物が入荷するように発注する。

 それにしたって、おにぎりの棚の手前から奥までギチギチに埋まるというのは久しぶりだ。ちゃんと朝のピークの途中に売り切れないようになっている。

 でもって、週半ばからFF商品フェアの宣伝に余念がない。クリスマスでさえ、「もっと売れますよ」という本部社員の説得を「いやうちはそういうの売れないから」と袖にしてフライヤーを早仕舞いしてしまったのに。

 ただ、例年今頃っていうのは客足があまり多くない時期だ。今週の頭に世間人達給料日を迎えているが、お正月を過ぎるとお客様達の財布の紐は固くなりがち。そんな全力で唐揚げ揚げまくって売れるのかは知らない。

 それに、コロナのご時世にやたら混雑するようなことをされても、店頭に立つ私どもバイトは、感染リスクが上がって給料は据え置きなので、あまり嬉しくはないよなぁと思う。当店、売上が上がったからといってバイト平等還元されることはないので。

 オーナーがよく「明日仕事を前倒ししてやってるので暫く話し掛けないでくれ」と言って事務所に引き込もって出てこないことがある。そういう時、実はオーナーはただ寝ているだけだとAさんが言った。そもそもオーナーの「明日仕事」と言ったって、発注業務など、コンビニ事務仕事は前倒しが利かないようになっていると、Aさんは言う。

 ストーカー客がやたら高価なお菓子日曜日にくれたので、Aさんがストーカー客にお礼を言った。ストーカー客は「皆で食べて」とか言わずに無言でAさんに大量の菓子押し付けるようにくれたので、私も貰ったからといって私からも礼を言うのは変だということで、私は礼を言わなかった。そもそも色々忙しくてストーカー客が来た時には私はレジに居なかったし。

 品出ししていたらストーカー客が私をガン見していて、私もお礼を言うべきなのだろうかと思ったけど、下手に礼を述べてプレゼントエスカレートするのも困るので、徹底無視を決め込んだ。

定食を食べ損なう増田ショックっょ試打住まう勿来下手をくょ強いて(回文

おはようございます

はいものランチをと思い、

余裕をかましながらよっちゃんいかを食べながら以下同文って歩いていたの。

足繁く通っている日替わり定食パラダイスへその日も向かったわけ。

私はそこであまりにも衝撃の事実に直面しまくるんだけど、

一旦そう言う時って民放放送ならシーエム挟んでシーエム戻りのとき

さっき観たシーンから随分被ったところから再度始まるじゃない。

あれもう要らなくない?って時間無駄だしとは思いつつ

そのシーエム明けからすべく

私に直面した衝撃の事実は!

ななんと!

日替わり定食売り切れ問題勃発!

私としたことが、

まりに余裕をかましすぎていたので、

いくらこの緊急事態宣言ランチタイムが18時まで伸びたにもかかわらず

もう無限ランチタイムじゃん!って油断していたのが悪かったわ。

楽しみにしていた日替わりランチにありつくことが出来なくて、

その日は西野カナさんばりの歌のようにテンションがさがりまくった訳なのよ。

あーあ無限ランチなんてありえないのね!って

まるでSFの今だと実現不可能技術をもってする巨大建造物のように

私の前に立ちはだかっていた

無限ランチ

跡形もなく消え去っていって、

もはや日替わりランチ概念までも覆す、

定番から揚げ定食にしたんだけど、

まあたまには一周もどってから揚げ定食もいいわね!って見直したわけなの。

その日の「モヤシ炒め」定食は、

なぜゆえに、

モヤシ主人公とした物語を綴ろうとしたのか?

肉っけの塊もないタダの字面ではなんのパワーの無い

ただ足が速いだけの「モヤシ炒め定食」は

主役にまで登り詰めて大抜擢されたぐらいだから

どんなパワーワードの日替わり定食よりハードルが上がるんでしょうね!って

私はとぼとぼと帰路についたの。

でも日替わりが本気出すのは二周目以降!っていう私が作ったお気に入り名言

以前にも実は「モヤシ炒め定食」は食べていて、

結論から言うと

豚肉や他の野菜たっぷり具だくさんな

もう豚肉を主役として躍り出ても良いぐらいなクオリティーの「モヤシ炒め定食」だったのよね。

だだ大満足!

これモヤシを主役にしなくてもいいんじゃないって言うところを

あえてモヤシを主役にして今日の日替わりカレンダーの1日を埋めるメンバーとして

彼は生き生きと、

いやむしろシャキシャキとした歯ごたえを残していったのよ。

でお店を出た後に空を見たらもう暗くて、

一番星!いやあれはたぶん「モヤシ炒め定食座」よ!って

空のお星様もモヤシ炒め定食を祝福しているかのように大空に広がる「モヤシ炒め定食座」は

餃子座にも勝るとも劣らない日替わりラインナップの私のアルバムの1枚として刻まれたのよ。

から

あのときの日替わり定食今日は売り切れですって

まりにもショックで、

もう日替わりの口になっていただけに、

から揚げ定食から揚げはもちろんちゃんと喉を通ったけど、

気持ちは喉を通らない感じだったわ。

今度から

あんまり時間が遅くなると

日替わり定食が食べれないかも知れないという事実

私の胸に刻み教訓とするわ!

でもさ、

夜空の星の星座がなんだかギリシア神話チックなメンバーしか出場してないのは、

きっとその頃日替わり定食があまり発達していなかったのかも知れないし、

まりに発達した日替わり定食魔法のような以下同文を

その星座が開発されたときぐらいの時代に超高度な日替わり定食文明繁栄していたら、

それこそ

夜空はなになに定食星座で一杯だったかも知れないわねって言う、

この世界線世界観

分かるわー

定食の旨味ぐらいなわかりみがあるわよね!

そう思ったところで今日は筆を仕舞いたいと思うわ。

おしまい

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドです。

うーんいまいちなラインナップって、

いまいちなって間違ってもサンドイッチ達の前では口走らないけど、

もっといいメンバーいないの?って思っちゃうわ。

もうハムタマサンドイッチも殿堂入りさせなくちゃいけない季節なのかも知れないわ。

デトックスウォーター

たっぷりのお湯で作る白湯ウォーラーインジンジャーなんじゃ!

すり下ろしジンジャーハチミツとで

ホッツジンジャーウォーラーなんじゃ!

まりまくるわ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-01-26

ツイステ5章でヴィランが勝てなかった話

ツイステ5章後編2配信されましたね。

ライターのせいでルークネージュヘイトサンドバッグになってるのが辛い。

あの展開ならサンドバッグになるのが当たり前で擁護ができなくて辛い。

これはこの二人が悪いんじゃなくて展開が悪い、ネージュに対してはライターからの悪意すら感じる。

ヴィランヒーローを打ち倒すと言うのはやっちゃいけないというこの世界ルールは分かってますディズニーではヴィランが勝っちゃいけないし。

でも示し方が最悪。

マジフト大会でNRCが負け続けているというのは理由がありました。

RSAはチームワークが完璧で、NRCは我が我がと自分ばかりで他人を顧みないスタイルから。これは負ける理由が明らかですし、真っ当だから救いもある。

個人プレーが悪いとは言いませんが、ここで示された理由なら、ヴィランでも改心(皆で協力)したら勝てるチャンスがありそうで希望を持てます

でも5章は?

私はVDCダンス甲子園のような、本当にプロを夢見てたりする子たちが日々研鑽して努力をして優劣を競い合うガチ大会だと思っていました。

NRCがガチで仕上げてきたRSAに負けるなら、それは仕方なかった。

ヴィランが負ける世界という摂理に照らし合わせたとしても、こっちがしてきた努力相手が上回ったのだろうという背景があるから納得できます

でも結果は、ヴィランは真っ当に努力を重ねたとしても、ヒーローが同じ舞台に立って仕舞えば、それが例えパフォーマンスにすらなってない思い出作りのお遊戯会だとしても負けてしまうということを示されただけだった。

本当に何を伝えたかったのか分からない。

RSAが優勝しNRCが勝てないのは分かっていました。でもどうしてお遊戯会にした?

悪役が悪役たりえるのって悪いところがあるからでは?

真っ当に努力して、しようとした悪いことも未遂に終わってこの結末って何?

ネージュお遊戯会で出場したこと、そしてルークの一票で負けてしまった設定にしたこと、そしてあのタイミングネージュファンであることを明かしてしまたこと、それが本当に最悪でした。

ルークネージュに入れた理由は納得できるものです。

けれど、それによって勝敗が決し、ルーク戦犯に仕立てあげるストーリーは一体誰が喜ぶのか分かりません。

原作忠実とか狩人の役目とか、まず示し方が最悪です。原作忠実の話が見たいなら原作ます

タイミングも内容も失望するしかできない事でヴィルとプレイヤーを裏切るのが狩人の役目なら、そもそもVDCに出ないで欲しかった。

重ね重ね言いますが、世界摂理は分かりますナイトレイブンカレッジ所属してる時点で正義には勝てません。

彼らには悪いところがあり、だから勝てない。

そう信じていただけに、真っ当に努力をした人間ヒーローお遊戯会に負けてしまうという5章は本当に心底、大嫌いです。

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