はてなキーワード: 賢者とは
まず最初に,湯川さんのご冥福を祈らせていただきつつ,後藤さんの一日も早い生還を祈ります.湯川さん・後藤さんのご家族には,とてもしんどいことであることでしょう.
さて,2014年夏に26歳の大学生がイスラム国に行こうとしていたというニュースで,キーパーソンとなっていた“元大学教授”が,今回,ニュースによく登場しています.共著書のあるU先生は全幅の信頼を置いているようです.そのことを鋭く批判していたI先生も,今回は,“元大学教授”への批判よりも人命をたっとんでおられるようです.当然のことと言えましょう.
しかしながら,僕は思いだすのです.2014年夏にアメリカのジャーナリストが処刑された時に,“元大学教授”が何と言っていたかを.
> どうも最初にISカリフ国が発表したように軍人でもあったようだ。
http://twitter.com/HASSANKONAKATA/status/502114384395526144
> 私は出回っている写真の真偽は解りませんが、
http://twitter.com/HASSANKONAKATA/status/502119043399036928
> "@Y????: 最初からISが拘束ということですかね。
> RT @HASSANKONAKATA: "@Y????: "
> 他の勢力から買った後で独自に調べて軍人と判断したのかも。
> 軍装している写真は本人でしょうか?
https://twitter.com/HASSANKONAKATA/status/502121844669825024
“元大学教授”が「軍装」と思っているのは,戦場ジャーナリストなら誰でも着用しそうなヘルメット・防弾チョッキのことのようです.ここまでなら「軍事オンチ」と言うことで,生暖かい目で微笑ましく思って居れば良いのかもしれません.ですが・・・
> 信心深いカトリックなら敵のために祈りながら殺されて当然。
http://twitter.com/HASSANKONAKATA/status/502212670624251904
> "@q????: 「信心深い○○なら敵のために祈りながら殺されて当然」って
> 無敵だなw → 信心深いカトリックなら敵のために祈りながら殺されて当然
> http://twitter.com/HASSANKONAKATAstatus/502212670624251904…"
> キリスト教徒なら誰でも知っているイエスsの言葉。他の宗教ではそんなことはない。
http://twitter.com/HASSANKONAKATA/status/502221054975029249
本人は真剣に,真心でそのように思っているのでしょう.また,政治力のあるアカデミックらしく,相手を言いくるめることには長けているようです.この人が,あたかも賢者であるかのように扱われているマスコミ・アカデミックの現況に,僕はとても深く,憂慮させられます.
みなさん,この“元大学教授”のこの事実を,忘れていませんか.
https://twitter.com/dead_to_isis/status/516059407013011456
http://observers.france24.com/fr/content/20131030-journaliste-japonais-djihadistes-syrie-photos
よく噛み砕いていて面白い、と思ったが一般人にノイマン型アーキテクチャはピンとこないと思うので、なんというギーク向けwそのニッチぶりとのギャップがまた乙。
かつて蟷螂の斧を持つ弱者が”一寸の虫にも五分の魂”の文脈で「ペンは剣よりも強し」と言ったけど、近年のペンは拡散力を得て大量破壊兵器なみの攻撃力を持った上に、戯言力で世論の向きを操作し強者を追い詰める技術も一般化して、本当に剣より強い。
書き手がその攻撃力を軽く見積もるか、あるいはわかっていてなお「ペンは剣よりも強し」と韜晦する。
風刺画ではなく強者によるただの排斥となっていることに気づいていない。あるいは気づいていてなお風刺と言い張る自己欺瞞に満ちた悪意そのもの、であったりなかったりw
天使「ちょあの」
賢者2「神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
賢者3「むしろ天使キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
賢者1「毎晩☆をようじょにつなげていた御利益があったデュクシwwwwwww」
天使「うるせぇ」
賢者123「ふぅ……」
天使「(何だこいつら)……だから救世主が今夜お生まれになるのです」
賢者3「して救い主はどちらに」
天使「(帰りたい)あっちです」
賢者1「それは祝いに行かないといけないでござるなwww」
賢者123「フフェエエエエwwwデュホホwwwwwwwwww」
天使「はやく帰ろう」
ユイーツ(神)「帰ってきたー?」
ユイーツ(神)「いちおー連絡しといたほうがいいかなーって」
天使「(なるほど、さすが思慮深いお考えで)相変わらず軽いな」
ユイーツ(神)「なんか言ったー(_ _#)?」
ユイーツ(神)「そーだ、天使ちゃん羊飼いたちにも知らせてきてェー」
天使「何でだよ面倒くさい」
ユイーツ(神)「だっていちおーあたしのベビちゃん?じゃん」
ユイーツ(神)「ひっどーい!天使ちゃんそーやっていぢわるするんだーっ!!」
天使(あー、やっぱり苦手だわ)
羊飼い4「やべー、見に行けってことっすねww?」
天使「いや、一応報告に来ただけで」
羊飼い2「つかそれって見に行けっつーことだろ」
羊飼い1「早く行こーぜWw」
羊飼い4「ばっきゃろー、銀二も紗風亜耳も玲音も連れてくぞ!」
天使「……」
一方。
賢者1「はふはう……あひーぃ!」
想田監督の一連のツイートに対するブコメの反応をみてると「安倍政権は日本を右傾化させるかも知れないけど、経済再生等々を考えると、この程度の右傾化は許容できる(せざるを得ない)」と考えて自民党支持する人が多いのかな。
確かに憲法改正は、衆参両院の3分の2の賛成で国民投票を実施して、それで過半数を取れないと実施されない。だから選挙では自民党に投票する人も「経済はともかく、憲法改正は信任してない」という意思表示を参議院議員選挙や国民投票ですることができる。
一方で、憲法改正しなくても「安倍一強状態」をうまいこと使って、集団的自衛権を行使して実質的に軍隊強化して韓国といつでも戦争できる国にしてったりするかもね。
どちらの見方が正しいかは、これから四年間みていくしかない。でも、どちらが正しくても、きちんとした手続きに則って我々の代表として安倍内閣総理大臣が決断していくことなので、ここは従おうと思ってます。「悪法なれども法は法」と言ったソクラテスのような気分。
個人的には、自民党政権はいいけど、安倍政権は嫌だった。なので今回の選挙では自民党に議席を大幅に減らしてもらい「安倍の賞味期限も長くないな」となって欲しかった。
安倍政権がヤバいなあと思うのは、安倍さん頭が悪いから。 成蹊大学って、こんなもんなんだろうなと思う。
今回の解散も大義なかったし、頭の良い人なら恥ずかしくてやれない。でも安倍さんは「野党の準備が整っておらず、自民党に大きな失点のないこの段階で選挙を実施すれば、自民党圧倒的多数の状況を更に伸ばせる」と読んで実施した。
選挙で述べるのは「アベノミクス」に絞り、「この話は国民の信を問わなくて良いの?」という集団的自衛権や特定秘密保護には触れなかった。これも頭の良い人なら恥ずかしくてできない。
哲学者の永井均さんのツイートの一部に「近年の貧富の差の激化と同時に賢愚の差も激化しているという事実はなく、ただネットの普及によって愚者の考えもまた知られるようになっただけ」https://twitter.com/hitoshinagai1/status/540675730011463681 とあって、これは本当にそうだなあと思う。
これまでは愚者の考えは広く知られなかったので、愚者は「俺の意見は少数派でおかしいのかな」と思ってたろうけど、いまは広く知られるようになったから「俺の意見でやっぱりいいんじゃん」と自信を持てるようになった。
頭の悪い安倍さんを支持しやすい状況になってる。嫌韓、嫌中が流行るのも、こういうのがバックグラウンドになってる。
でも、この状況って、民主制が衆愚制に落ちていくってことだよね。そこが大丈夫かなあと気になってる。
「そんなに言うなら賢者がなんとかしろよ」というとこなんだけど、いま賢者の言説は響かないんだよね。
それはなんでかっていうと、大局的にみて日本の未来が暗いから。どうやっても国力落ちていく局面でしょ。だから頭の良い人が出す処方箋は魅力なく見えると思う。
それで頭の良い人はなんかウダウダ言っちゃうんだけど、頭の悪い人は「ウダウダ言ってないで、やらなきゃ駄目だろ!」と行動して、おかしなこともやってしまう。でも衆愚化と相まって、その行動力が魅力的に映ったりするんだろうな。
まあ、そんなこんなで出口はないけど、なんとか衆愚制に落ちずに持ちこたえて欲しい。
乳首!
最初らへんのムカデっぽいのとのバトルで、ディンゴが頭をちょいちょいって指したのは、敵のボスを倒せば統率がとれなくなる的なことかと思って深読みしたら、実際は頭部が弱点ってだけの単純すぎるタネ明かしで拍子抜けした。
途中の説明口調が若干うざったらしい。
ロケットの打ち上げのためにがんばる話と楽園の管理者との確執といろいろ詰め込みすぎて中途半端になってる感じだった。
なんだかんだであっさり打ち上げ成功しちゃうし、3賢者?からの妨害みたいなのは今後ないのかみたいな不安要素もあるし、行き当たりばったりの結果オーライ、ただし期間限定的なちぐはぐさが残ってどうも喉にひっかかった小骨が取れない気持ち悪さが否めない。
いうてもそれなりにこの分野に詳しいはずのやまもと・・・・いちろうじゃないSF作家のほうの人が、あそこまで絶賛するほどのものか?とSF素人的には疑問。
「銀座でバイト」が原因で 「局アナ内定」を取り消された 女子大生が日本テレビを訴えた | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41014
このニュースを見て戦慄した。。。
俺もついさっき内定取り消されたとこなんだけど!!
いや、俺の場合はどうなのかわからない。。とりあえず順を追って説明する。
・10月
1件のメッセが届く。
懇意にしてくれてる会社の部長さんで、何度かスカウトしてくれている。正式なオファーレターをもらったこともある。
いつもタイミングが悪かったんだけど、今なら話を聞くぐらいならいいかなぁと思い、とりあえずメシを食うことに。
・11月
何を聞いてもいい答えばかりだし、リクルーティングされてもいいかなぁ、と思い始めていた。
「ウチにジョインしちゃいなよ!」
うーん。悪くない話なんですが。
「どうすんの?いつから来れる?」
「えー、遅いよ、今来てよ今!」
今は無理ですよ、退職の手続きとかあるんですから。最低一ヶ月はかかりますよ。
「ちなみに、いくら欲しいの?」
え〜、前回のオファーよりは上乗せしてほしいです。あとでメールしますよ。
「わかった。とりあえず12月に入社ね。今から退職届出せばイケるっしょ」
んー、わかりました!じゃあもう今の会社には退職届出して、12月に入れるようにします。でも条件次第では、他社に行きますからね!
「おk」
俺は前向きだったけど、返事はすぐにしちゃダメだって聞いたことある。
「給料は昔オファーもらったやつより多めにしてほしい。あと、仕事をやりやすくするために権限がほしい」
・今日
言葉を失って、頭がクラクラしてきた。
しかも、無理いって今月中に辞められるように調整したのだ。
もちろん、メンバーに迷惑をかけないよう最大限の努力はした(している)。
という状況でのお祈りメール。
うああああああああああああああああああああああああああああ
誰か教えてくれ。
これは内定取り消しというのか?
ただの選考だったらお祈りされてもしかたないと思うし、オファーレターももらってないし。
訴えるに値するのか?
でも訴えるなんて、そんな物騒なことしたくないし、業界内で自分の評判が悪くなったりしたら困る。
とりあえず、どうしよう。
職には困らないと思うけど、一度退職してしまうと転職の交渉もしづらくなるし、今月中に理想の転職をするのは無理ゲー。
これは…俺が悪いのか?
小中学校時代ずっと顔のことでいじめられていた。だれからも「変な顔w」と笑われていた。ぼくがどんなに努力しても「でも顔は変だよねw」といわれて終わってしまう。小学生時代は走るのが速かった。運動会のリレーの選手だった。でも結局ぼくは「変な顔のやつ」でしかなかった。「ヘンガオ」や「怪物くん」があだ名だった。中学時代も高校時代も学年トップレベルの成績だった。でも「変な顔のやつ」でしかなかった。いったいどうしたらいいのかわからなかった。だれもぼくを認めてくれない。
これはもう東大に行くしかないと思った。でも落ちて、結局地方の旧帝大に行った。そこには絶望しかなく、もうすべてがいやで、むなしくて、かなしかった。
ぼくはなぜか大学時代「イケメン」「ハンサム」「かっこいい」といわれるようになった。まったく意味がわからず、これが社交辞令というやつか、まったく世の中歪んでいるなくらいの認識だったが、それは完全な確信をもってそう思うのだし、ぼくはどう見てもおかしな顔で、いまだに毎朝エレベーターの鏡を見て落ち込むわけなのだ(あとで説明するがぼくはいま障害者向けの作業所に通っている)。
なんども鏡で確認する。どう見ても奇形だ。骨格がおかしく、人間に見えない、なんだろうこれは、ペンギン? それともピスタチオ? 鏡を見るたびに落ち込む。鏡を見てこれはひどいと思ったらもう外には出れない。ひたすら寝込む。引きこもる。そうやって大学5年が終わった(大学にいけなくて1年留年したのだ)。
いつのまにかぼくはメンヘラになっていた。大学1年からその傾向はひどくなったかもしれない。大学5年目は卒論を書くだけだったのでなんとか卒業はしたが、もちろん就職活動などはしていない。じつは大学4年目に就職活動をしたのだが、もうまったく完全に頭が真っ白になってしまって、どうしようもなかった。ぼくはわけのわからないことをくちばしっていただろう。それ以来トラウマで、大学卒業後実家に帰ってきて、就職活動を親に迫られるとぼくはパニックになってしまって(過呼吸になって呼吸困難になる)、身動きできなくなっていった。どうしたら他人に認めてもらえるのかぼくにはまったくわからないのだ。ぼくは「変な顔のやつ」だ。それはもうどうしようもない。どうしようもない状態からいったいどうやってだれかにぼくの価値を認めてもらったらいいんだ。それはまったく完全に究極の難題だった。死について考えてぼくはよく小さなころからパニック状態になっていたが、まさにそれと同じ現象が起きた。考えが及ばない、まったくの未知、理解の範囲外、それは神、神だ! だが神なんかいない! 神の姿なんてぼくらはだれもわからない、というより神に姿があったらそれはおかしいのであって、ぼくにとって、《就職活動=他人に自分の価値を認めさせる》という儀式というものは、まったくの神秘であって、考えの及ばない、彼方の彼方にあるほとんど魔術的な妄想とでもいうべきもので、一般企業で働くということは完全に奇跡のわざでしかなく、それも実現不可能の絵空事、定義の及ばない、ことばの射程の外にある、まったく完全な神秘だった。しかし世間の人間はみんなそれをあたりまえのようにこなしているという事実がぼくに重くのしかかってきて、それは絶望ということばだけでは言い表すことのできない、とてつもない、ある重層的な空虚、陳腐な言葉で言えば、そうだ、まさにそれは「世界の終り」だった。そう、世界は終わってしまったのだ。ぼくには理解できない、おそらく認知すらできないなにごとかがこの世界では行われていて、ぼくはそこに存在するだけの強度をそなえていない、おそらく世界の脆弱性とでもいうべき……、異端! おお! すばらしい! 圧倒的少数にして弱者! 愚者であり賢者! ぼくにはもうこの物質世界は見えていない。文字通り超然としている。だがなんだ、超然としているというのに、ぼくはこの物質=顔にこだわっているではないか。ぼくの精神は完全にこのけがれた体から離脱しているというのに、しかしぼくのトラウマはまだ完全に顔にとらわれていて、むしろ顔こそすべてであって、かわいいは正義であって、ぼくは美少女が好きであって、いまだに勃起するではないか! なんなのだこれは。とらわれている! この世界に! ぼくはこの世界で認められたかったのか、それともこの世界を否定したかったのか、いやちがう、ぼくは自分自身が否定されたことによって、まさに自分自身が否定される世界というものを肯定することによって、ここに自分の存在を確立したかったのであり、だがそれは自虐でしかなく、自滅でしかなく、まさにこの自縄自縛のなかで、どうしようもない破滅的な未来へ向かってぼくは生きてきたのであった。だが、それも考えてみると、結局、死にたいという欲望に突き動かされたものでしかなく、しかしいざ死のうと思うと死ねず、しかし死のうという意志そのものが生きることを肯定するなにかとなっていたのであり、もはやなにがなんだかわからない状態で、結局ぼくは精神科を受診することになった。
精神科というものはまったくわけがわからない。まともに話したのは最初の診察のときだけだ。投薬治療をつづけてきたが、まったく改善は見られない。投薬治療だけでは無理ともちろん医者はわかっていて、カウンセリングも並行してやっているのだが、いや、しかしだね、臨床心理士といっても、しょせんぼくより頭の悪いひとなわけだ。ぼくがひたすらこの世の不正や不正義や不条理について語っていったところで、ぼくの真向かいに坐っている、この美女はなにか理解しているのだろうか。ホメロスやオウィディウスやプラトンについて話していたとき、ホメロスも知らなかったのだが、これは大丈夫なのだろうか。いやしかし美女とお話できたのだからよしとするか、というかそのひとはぼくを捨ててさっさと結婚してしまって、いまはもうカウンセラーやってないっぽいのね。まったくね、なんなのかね、結局口だけというか、そりゃカウンセラーにはカウンセラーの人生があるわけだが、こっちだって人生かけてしゃべりまくっているわけでね。ぼくはいってやったよ。あなたのことが大好きです、幸せになってくださいってね。うん。そうだ。彼女は幸せになったのだからぼくは泣いて喜ぶべきなのだろう。でもなんなのだろうねこのむなしさは! ぼくは結局利己的にすぎないが、自分がしあわせになりたいのだよ。しあわせになりたいよ。しあわせってどういうことなのだろうね。いや、もしかしたらいまの状態もしあわせなのかもしれない。障害基礎年金をもらっていて、医療費には困っていないし、両親はまだ生きているし、むしろあんなに厳しかった父親も……、ぼくは彼に虐待とまではいかないのだろうが、幼少期かなり暴力を振るわれて、ちょっとトラウマになっている。まあだからといってアダルトチルドレンというわけではないのだが。むしろいま父は仕事を退職してかなりやさしい性格になっている。父があんなにぎらぎらしていたのはまったくくだらないあの世界の滓とでもいうべき労働のせいなのだ。まったくこの世は腐っているね。でもとにかく両親はやさしい。ぼくはまったく役立たずで、そりゃ洗いものや掃除くらいはするが、だからといって、妹みたいに金を稼いでこないわけでね。
就労に向けて頑張りましょうという。ぼくは作業所に入った。B型ではなくて就労移行だ。一般企業での就労? それってどんなものなのだろう。ぼくは最低賃金で事務系のアルバイトを体験してみたことがあるが、そこは一日でやめた。そこのババアの指示がまったく理解できなかったため、ここで働くのは無理だと感じたからだ。あれはぼくがおかしかったのだろうか。支援者にはそういわれた。ぼくがおかしかったのだと。おまえに歩み寄りの気持ちが足りないのだと。でもぼくは真剣に真面目に全力で全身全霊を込めてやっていたのだ。しかし、その初日というか、唯一働きに出た日だが、そこをしきっているババアは朝いってもそこにいず、アルバイトの女性スタッフがぼくにいった。こんな感じでこんな感じのを作ってください、とね。いや、ぼくは大学卒業後まったく社会に出てなかったわけで、こんな感じの資料をつくれといわれても、いや、そりゃあね、見本があればぼくだってエクセルくらい使えるから、作れるんだが、その見本がないので、その指示、つまり「見やすいように作ってくれ」の「見やすいように」というのがどういうものなのかがまったくわからないわけだ。それはこちらの頭の中に知識として入っていないわけだから。そしてぼくに職歴がないというのはわかっているはずなのに、そういうことを要求してくる。それなので、ぼくは自分にとって見やすいように作ったのだが、それはちがうという。だったら見本を見せろと返す。見本はないという。なんだそれは。ここの職場はいままで同じような資料を作ったことがあるだろうに、そういったノウハウの蓄積といったものはないのか。ないという。なんだそれは。もう意味がわからない。そしてぼくは悪者にされた。ぼくは積極的に説明を求めた。人と話すのは苦手だし、さらに人に話しかけるなんてことはほとんどもう中学以来したことがなかったというのに、そのぼくが、そうだ、障害枠ということでやっているのに、そのぼくがやっと話しかけたのに、不完全な情報を断片的にしか与えてくれない。なんなのだこれは。この資料をもとに作ってください、といわれる、だが、作っている途中にその資料が不完全だということがわかる、なので、ぼくはこの資料だけではつくれないので、もっと正確な情報をくれという、そうすると、なぜだかわからないが、いやいや出してくる。意味がわからない。というか、最初からちゃんと資料を用意しておいてくれないと、いちいちこっちが催促しないといけないのか。なんなのだ、この非効率な仕事は。指示するなら、完全な指示をしてほしい。こっちは最低賃金でやとわれている、それも障害者枠でやとわれているクズなのだ。そのクズに創造的な仕事をもとめないでもらいたい。わけがわからない。これが社会。これが社会。おそろしい。そもそもなんで入って初日のぼくがそこの常識みたいなものを知ってると思っているんだ? あまりにも想像力がなさすぎないか? なんでぼくがそこの常識、たとえばA班とはどこでなにをやっているどういった人間たちの集まりだということ、そういうものをどうして入って初日のぼくが知っているという前提で話が進んでいるんだ。おかしくないか。どう考えたっておかしい。しかし支援者はぼくにコミュニケーション能力がなかったせいだなどという。それはちがうだろう。ババアのコミュニケーション能力というかもっと大雑把な意味での能力の問題だ。管理し指示を出す側の人間がしっかりしているべきじゃないのか、しかも障害者枠で、職歴なしで、やっとここで社会復帰のためのちょっとした労働をさせてもらいますみたいな人間に対してなぜ的確な指示を出さないのか、ぼくにはまったく意味がわからない。その職場の空気読んでやってねってそんなのわかるわけがないだろう。3ヶ月や半年そこにいればその場の空気やルールというものもわかるだろうが、入って初日に、どうしてそういった超人的な想像力が要求されるのだろう。それは理不尽じゃないのか。そしてそれを理不尽と感じるということがぼくの甘えだと論破される。これはおそろしい。思ったよりも、社会は遠いところにある。いったいどうすればいいのか。社会というものは理不尽だとみんな嬉しそうに言う。腐ってやがる。
作業所に行くと、○○さんは高学歴だし、なんでもできるよね、だからどんどん面接受けようぜみたいなことになっている。たしかにハローワークでGATBというテストをやったところ、一番高い数値は160近くあったし、ほかもおおむね130を超えていた。向いてる仕事というのがそのテストでわかるらしいのだが、困ったことに、ぼくに向いてない仕事はない! なんだそれは。この役立たずが! なんでもできるということはなにもできないということだ。ひとは制限があるから頑張れる。無限にひらかれていては神秘主義者になって終りだ。
なにもぼくは自分が天才だといいたいのではない。東大には受からなかったし、ネットで例のIQテストをやると138しかでない。こんなものは天才でもなんでもない。ちょっと平均より頭の回転が速いだけだ。中途半端、それがぼくに与えられた称号。といいたいのだが、だが、ぼくの顔は中途半端どころではなくどろどろに崩壊していて、もはや人間ではなく、だが、作業所にはダウン症のひとたちもいて、そういうなかにいると、たしかにぼくはそういうひとたちの一部ではいられるのだけど。でも世間はぼくらを人間とはみなしていない。障害者は殺せ! 隔離せよ! という。生きる価値がないという。
ああ、たしかにそうだ。ぼくらには生きる価値なんてない。でもなぜか生きている。みんな死にたいはずだが、でも生きちゃっているものはしょうがないのだから、結局生きている。
さて、どうやってこの顔と向き合っていけばいいのだろう。結局ぼくは自己肯定感をもてずにいるわけだ。結局それなのだ。自分に生きる価値があるとだれかが、家族以外のだれかが認めてくれれば、それだけできっと見える世界は変わってくるのに。見える世界を変えるためには努力しなければいけない。しかし努力の方向性がわからない。ぼくは存在そのものを否定されている。能力についてなら努力でかえられるだろう。性格についてならある程度の矯正は可能だ。しかしぼくの顔は! どうしたらいいのか。そういうわけで、ぼくはしばらく口をすぼめて生活していたことがあった。口をすぼめることによって、見える顔が多少変わるからだ。ぼくはそれによってマシな顔になったと信じていたのだが、まわりのひとたちはおかしいからやめろという。マスクをしていたら、マスクをはずせといわれる。なぜなのか。
露骨な容姿差別は存在する。容姿差別はなぜか問題にならないが、かなり重大な問題なのではないだろうか。ブサイクだとなぜいけないのだろう。奇形だとなぜいけないのだろう。
破壊衝動に身を任せてはだめ、テロなんてやっちゃだめだからね、と医者にいわれている。たしかにそうだ。もちろんぼくはそんなことできないだろう。せいぜい机をぶったたいて自分が骨折するくらいだ。むなしい。でもすべてをぶっこわしてやりたい気持ちはたしかに存在する。
前いた会社を辞めた時に、部下がくれたアドバイスを思い出した。
同僚の三倍程度の仕事量をてきぱきとこなし、涼しい顔で毎日定時に帰っていく。上司の俺が何も指示していないときに、社内を歩きまわって、同僚や先輩に仕事を「お願い」していた。
けれども、そいつを悪く言うやつはいなかった。笑ったときのえくぼが印象深い奴だった。
経験だけはあったが、他にその役につく人間がいないという理由で、ロケット鉛筆のように押し出されてそのポジションに付いた。
かつて新人だった頃は、プログラマーとして四苦八苦しながら、作る喜びを糧にしていたものだった。
だが月日が経って、机の位置が変わった。プロジェクトを指揮するようになった。部下が増えた。いつしか俺はコードを離れ、代わりに人間を扱うようになっていた。
責任が増えると共に、やりがいも増えた。チームをまとめて、目標に向かっていく。自分一人ではできないことを、仲間たちと力を合わせて達成する。砂漠の中にピラミッドを建てるように。
プロジェクトを完遂すると、メンバーがガラリと変わった。力になってくれた仲間たちは、別のチームでその才能を発揮することになる。俺の元には営業がやってきて、新しいプロジェクトの発足を告げる。
程なくして新しいメンバーがやってくる。俺は別なチームとともに、別のピラミッドを建てるのだ。
そんなループを何度か繰り返したある日、プロジェクト終了直後の閑散とした社内を眺めて、缶コーヒー片手にボンヤリしている時に気がついた。
味がしない。缶コーヒー、ジョージア・エメラルドマウンテン・ブレンド(つめた〜い)の味がしない。
いやもちろん缶コーヒーなので、本来そんなに旨くない。街の喫茶店はおろか、スターバックスで女子高生がカップで飲んでるやつにも及ばない、いわゆる”コーヒー飲料”なのだが、初めの頃はうまかったのだ。
入社当時、Visual Basic の教本を片手にキーボードにしがみついていた時に机に並べていたエメラルドマウンテン・ブレンドは、もっとスカッとした味だった。
抜けた空のような味。
何かが違う。そう感じた。
iPodを作った天才、スティーブ・ジョブズはかつてこう言った。
私は毎日、自分に問いかけてきました。「もし今日が人生最後の日だとしたら、今からやろうとしていることをするだろうか」と。「違う」という答えが何日も続くようなら、何かを変えなければならない時期にきているということです。
一週間の後、俺は退路を歩むことを決めた。
退社まで残りひと月と迫って、引き継ぎが一段落したある週末に、俺は例の、できる部下と酒を飲むことになった。
そのときの部下は会社の期待のエースとして注目を集め、人より多くの責任と仕事を与えられていた。しかし本人はプレッシャーに怯むことはなく、むしろ水を得た魚のように、やる気に満ちていた。テカッテカだった。
酒の席に誘うと忙しいにもかかわらず、嬉しそうに快諾した。へんなやつだ。
その夜、俺は柄にもなく酔っぱらい、いつのまにか部下に向かってだらだらと仕事上の愚痴をこぼしつづける、情けない中年オヤジになっていた。
聞くと部下も結構酔っていると言ったが、俺は知っていた。こいつは顔は真っ赤になるが、それでいて実態は”ザル”だ。笑顔を崩さず、俺の話に機械的に相槌を打っている。
俺の話が一段落したときに、すべりこむように部下が横槍を入れた。「でもね上司さん。そういうのって上司さんが悪いんですよ。」
失礼ですけど。
顔を上げて確認すると、部下は笑顔の目元に困ったような表情を乗せていた。俺が息を呑むと、覚悟を決めたように、話を続けた。
何から何まで自分のアタマで考えないと気が済まない、そんなタイプの人間がまれにいます(ご指摘の通り、俺がそうだ)。
確かに、自分のアタマで考えるということは、ものすごく気持ちがいいですよね。なにかすごく『意味のあることをした感覚』を得られます。
最高責任者とか芸術家とかでない限り、自分のアタマで考えたことは「誰かに説明して納得してもらう」というフェーズが必要です。
相手が上司さんの上司さんであるなら、例えば説得はこんなふうに行われます…
お偉いさんの元を尋ねて、現状の問題を分析するとこういう構造になってて、どこがどう問題と考えられるので、このようにやりかたを変えれば、このくらいよいことが起こるでしょう、みたいなのを説明して、話の前提をちゃんと共有しないと理屈が通らないから、考えに至る前提条件とかを事細かに説明して、相手との認識が合わなかったら合うように、考え方の違いに注意しながら調整して、ようやく自分のアタマで考えたこと、を分かってもらえたら次は、それって絶対・100%・間違ってたら責任取るの? とか聞かれます、でもそんなん100%なんて世の中にありえないだろ、と思っても言い出したのは自分だし、時間をかけて分かっていただいた手前もあるし、それら有象無象を踏まえて相手のプライドを考慮しつつ、こちらの責任が大きくなりすぎないように、うまく首を縦に振ってもらうように、知略の限りを尽くして言いくるめるんです。
一方で、去年と同じで行きましょう、ならサラッと通ります。
競合他社と同じ戦略で行きましょう、偉い人の方針をまるごと継承しましょう、とかでも。
冷静に、比べてみてください。自分のアタマで考えた場合のコスト。
説明のために、ものすごいコストや苦労をかけてストレスをためこみ、結果自分の責任が増しただけ。
自分のアタマで考えようとして、なんにも結論が導き出せなくなることがあります。
どの因子がどう関わってるのか整理しきれない。どこの範囲まで前提として考慮に入れるべきかがわからない。「Aと言う視点なら正しいとも言えるし、Bという視点なら間違いとも言える」みたいな項目ばかり。
なにを考えても「他人が出した別案」に引っ張られる。なんとかごまかしつつ、ちょっと甘いかな、って思いながら考察した結論を他人に見せる。でも、アタマの鋭い人はどこでもいるもので。
ピンポイントでその弱いところを突かれちゃったりする。自分でも「俺バカなのかな」と薄々感づいてる点を、改めて他人にも認識させられることになります。痛恨の一撃です。大ダメージです。
ゼロから考え直すなら、誰だって結論を間違えたり、推論を見失ったりすることがありえるんですけど、『自分のアタマで考えている俺』に酔っていると、そういう基本的なことは、忘れちゃうんです。
根拠のない自信を持ってる人ほどひどい結果になりがちです。
「自分は天才とまでは言わないけども、周囲の中でまあまあ使える、ほうだし、今は流されてるけど、本気出せば自分で考えて結論出すようなこともできるもんね!」
そんな自信は崩れ去ります。
失った自信を取り戻すのには、より多くの時間が必要です…。ご年配の方ほど、必要な苦労は過酷なものになるでしょう。
その仕事が得意な人、エキスパートに全部お任せする、というのでも。
挫折が無ければ、その間仕事ができた。挫折があるから、周辺分野へ再び手を伸ばすことが、おっくうになった。
例えば、さっきお酒持ってきてくれたの店員さん。カウンターで寂しそうにひとりで飲んでるオジサン。自分のアタマで考えているように見えますか?
たいていの人たちは、流されています。考えが浅いし、近視眼的です。リスク管理の面から見ても、脆弱です。
でも、その人たちって、不幸ですか?
かなり幸せそうじゃない? 自分はすごいという自信のもとに楽しく過ごし、うまくいかなかったことは運が悪かった、また次があるさ、と片付けてポジティブに生きてる。掘り込んだ原因分析なんてしないで、場当たりに生きてる。若者から人生訓を聞かれたら嬉々として語っちゃう、的な幸せさに溢れてるw
偉そうにw 生意気言うやつだなw とその晩は軽くたしなめて別れたけど、
よくよく思い返すといい話ではあった。なんだか、ずっと温めていた感もあるし。
俺は今まで、自分のアタマで考えてきた。それを誇りにしていたというほどではないけど、出来る限り自分でやってみる、が俺のモットーだった。
けれども、それで、何が残っただろうか。
すり減ったり、焦ったり、自己嫌悪に陥ったり。紆余曲折を経て、何が残ったのか。
ひょっとすると、俺は自分の人生の将来や、手に入れられる幸福や可能性から、目を逸らしていたかっただけなんじゃないか。
実感を求めて効率を犠牲にする。それで誰かの足を引っ張る。あるいは、身の程をわきまえて、歯車として、自分に与えられた役割を果たす。その分岐路で立ち尽くしている。アタマで考えても前に進めない。思考停止すれば進める。『結果』を手に入れる。上手く行けば成功できるかもしれない。彼女のように。慣性は惰性だ。だから、プライドは捨てる。直感は捨てる。生き方を変える。
(以上。なんかディティール盛り過ぎてる感があるけど、部下の言いたかった、本筋のところは外していない?)
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後書き:
id:uxlayman さんの元エントリ、分析エントリです。
俺の考えでは、元となるアイデアが良ければ、読みやすくするためにストーリーを与えて、読んでて途中で躓かないように、注意深く、入念に推敲すれば、ある程度伸びます(俺はこの文章の推敲に6時間かけました。ヒマスギシヌ)。
コアとなるアイデアはなんでもいいわけではないようです。というのも、同じようなストーリーで同じような語り口の記事を過去に書いたことがあるんですけど、そっちは全然伸びませんでした。
追記 (7/30 1:35時点):
頂いたコメントより
女を人として見る必要ってあるのだろうか
(理性的には)あるんじゃないかと思ってる。
某掲示板とか、まとめサイトとか、そういう系の記事を見かけるたびに吐き気がする。
女を女として見ているから、若い時期を過ぎるとこういう事になる。
そんな事になるのは、女を女としてしか見てこなかったからだと思う。
男が人として尊敬できるような女って、ほとんどいない(ように見える)。
好意を持つ、興味を引かれる女って、大抵外見がそれなりに良かったりする。
男から見た女というのは、脳の構造上女としてしか見る事ができないんじゃないかってくらい、
見た目というものがその人の価値を大きく左右する。テレビがそれを証明している。
綺麗で可愛くて優しい声でいい香りがして柔らかくて単純に惹かれるような存在であれば良いと、
本能が強く訴えてるようで、まともに女を人としての価値を判断することができない状態だと思う。
こんな状態で女を人として見る必要ってあるのだろうか
(本能的には)ないんじゃないかと思ってる。
唯一、女を人として注意深く見ているのはマツコDXくらいだと思っている。
本能に逆らい続けて悟りを開いた賢者になるのか、男として猿のように本能のままに生きればいいのか。
現時点では本当にどれだけ考えても答えがわからない。
喪服の死神にしろ、今回の片山ゆうちゃんにしろ、経緯を知るにつれ「マンガみたいだなあ」と思ってしまう。マンガを選択したのは、俺がマンガ好きだからで映画でもドラマでも小説でもいいんだが。
その思った理由は、本人が「自分がこうなった原因は分かっている」と主張しているからだ。自分はどういう人間で、だからこういうことをしてしまうんだと、あまりにも明確に決めてしまっている。自らをキャラクター化しているというか。「あたしってー天然ってよく言われるんだー」と同じような嘘くささを感じる。
物語はどんな犯人にも犯行に向かわせた原因と、それにそった性格を与えられ、最終的には回収される。でも現実ではもっと理不尽に、もっとつまらない理由で犯罪は行われ、物語は破綻しているものなのだ。こういう言い方をすると誤解を招くかもしれないけど、たいていの犯罪者は普通だ。
彼らは普通になりたくなかった。自分は警察や検察、世間を翻弄して嘲笑う頭の回転が早い犯人。なぜならこれこれこういう過去があって、こういう性格だからです。
そう自分で思い込んでしまうと、そのキャラ設定にあった行動をしなくてはいけなくなる。具体的に言うと、同人誌即売会に脅迫文章を送らざるをえないし、河川敷でスマホを埋めざるをえなくなってしまう。
そして警察には、頭の回転が早い犯人に翻弄される愚かなキャラクターを当てはめてしまった。泥臭くて時代遅れで自分を追い詰められるはずがないという、単一のキャラクター設定。しかし残念ながら、人はそんなに単純ではなく、集団ならなおさらだ。
彼らの物語を断ち切ったのは人数の力である。物語では、自白を強要する愚者が他方で賢者であるはずがなく、分析のプロと尾行のプロと泥臭い時代遅れのキャラが同居することもない。現代の警察は物語が成り立たないほどのチートだと思う。監視カメラのせいでミステリーがやりにくいったらない。
他人のキャラクターを勝手に設定して失敗する人は多いだろう。自分の決めたキャラクター設定から外れた行動をとれなくて損をする人も多いだろう。今回も、警察や検察は冤罪を作り出す悪の集団だとキャラクター設定して恥をかいてしまった人もいるだろう。つまり俺である。
ごめんなさい。
ふと思い出したことを書く。
今から5年くらい前だと思う。
ある時からちょくちょくとニューハーフヘルスのホームページを見始め、
我慢出来なくなってしまったので行くことにしたのだ。
店内といっても、高級マンションの一室を借りたようなお店だった。
そして、部屋に入って待機していると、予約指名をしていた
ニューハーフが登場する。
※後日談だが、その嬢はその数年後、AV作品にも出演するようになっていた。
さて、とりあえず、一緒にシャワーを浴びる訳だが、やはり、
相手の股間に男性器がついている訳でついつい、目がいってしまう。
自分は基本、受け身なので責めてもらうことにした。
今からもう5年ほど前の話なので記憶は印象深いところしか記憶がないのだが、
とにかく、その嬢はテクニックが半端無かった。
中身が男性なためか、男が喜ぶことを熟知しているかのようだった。
要は2本の男性器を同時に手コキするような技だ。
手でこすり合わせ上下にしごくのだ。
口にくわえて初フェラをさせて頂いた。
口に含むまではそんなことを認識することは無かった。
無機質なものだと思っていたのだが、そうではなかったようだ。
さて、自分は責められ役だ。
特にそれは興味がない。AFはプライベートでも過去に何度か経験済みだ。
責められた記憶があるが、騎乗位の時はちょっとアナルが痛かった。
バックはアナルが開くのか、騎乗位の時のような痛みはなかった。
最終的にフィニッシュは正常位だった訳だが、
正常位で挿入されながらの手コキは恐ろしいほどに気持ちが良かった。
手コキで発射してしまった。
フィニッシュをした後は、嬢に綺麗にしてもらい、
そして、いわゆる、ピロートークだ。
でも、この時は違かった。
いつまでも、自分の下腹部に熱くジュ〜ンとした快感が残り続け、
弱々しく感じられた。
腕枕をする側だったのだけれども、それでも、気分は乙女な感じ。
下腹部に残る熱い快感が「まだ自分から離れないで〜!」と言わんばかりに
私はニューハーフにケツを掘られて初めて、
女性がなぜ、SEXの後にピロートークを求めるのかが分かった。
女性の気分を味わった方が良い。
しかし、この記事を書いている途中にまた行ってみたくなってきた。
本当にプレイ時間の1秒、1秒が快感だったことを思い出したからだ。
この記事を投稿した後、私はニューハーフヘルスのウェブサイトを
Google先生の導きの元、探索するに違いない。
バックから掘られつつ仁王立ちする嬢のペニスをくわえてみたい。
そう、AVでよく見るシーンのように。
ピロートーク中に嬢が手を握って来た。終始、見た目も振る舞いも女性そのものだったが、手を握った時に感じた感触はゴツく、
その時初めて嬢が男性だと認識した。手の骨格までは整形する人はいないだろう。
それ以外は終始、美しい女性に責められているような最高の気分と快感に包まれた体験だった。
初めての匿名ダイアリーへの投稿だったが、こんな18禁の内容が
人気エントリーにも入ってしまい嬉しいような申し訳ないような気分である。
せっかくなので、何か質問などあれば、はてブのコメント欄またはトラックバックで書いていただければ、
後ほど恐らく本日の何処かで、このエントリーに追記というかたちで
返答したいと思う。なので、質問などあればお気軽に是非。
この手の下系の記事はユーザー心理的にはてブしづらいと思っていましたが、
意外とはてブ数が伸びて驚いております。(現時点で270はてブ越え)
以下、エントリーについたコメントやトラックバックを拾ってみました。
女性用の風俗が流行らないのはここに答えがある。快感や暖かさを積み重ねることで、相手(男性)への情が湧いてしまうからだろう。挿入されるセックスと恋愛は分けて処理できない。
女性側からのコメントがもっとあると、私の意見が単なる勘違いなのか、
本当なのかがわかって嬉しいですね!
あとは、自分より体格のいい、力勝負では勝てなさそうな相手といたして、女性が一般男性に感じる、力で勝てない相手という恐怖を分かっておくのもよい。/ 暖かいのいいなー。ディルドに体温とかないしな。
こちらも女性ユーザーと思われる方からのコメント。絶対的な支配感というのも味わってみたいですが、
追記3を読んで「こいつ真面目でいいやつ」だと思った。
ありがとうございます。仕事をさぼって、今追記の部分を書いてます。
実はそんな肉食な訳でもなく、風俗も滅多に行かないです。一年に1回行くか行かないかくらい。
その通り!!!下ネタOKな友人にも、このネタはいろいろ話すのが怖いので言えないですね。
巧妙なステマ
「こんな記事にそのネガコメ!?」と思って、コメ主さんの登録はてブ拝見しましたら、
どんな記事に対しても見事にネガコメばかりしていて吹きましたw
普段から開発してない人にいきなり入るもんなの?
結論から言うと入ると思います。ただ、いきなりではなく挿入の前に
自分がAFを女性とした時もAF未経験の子にその日でAFまでしたこともあるので
タチはあまり良い方ではなかったと思いますし、サイズも大きくは無かったです。
それも助かったのかもしれません。
これ!本当にそうだよー! ヘテロ男性も女性も、もっとアナル掘られるべき! 義務教育でアナルファックのやり方を教えるべきだよ!世界がもっと平和になるよ!
だそうです!!みなさんも一度くらいは経験してみてはいかがでしょうか?
一度限りの人生で1回くらいは体験してみても良いのではないでしょうか?
確かにニューハーフとの行為は最高だが一晩を供にしてごらん。翌朝の寝起き、化粧が落ちた顔にうっすらと生えたヒゲでかなり萎えるから(体験談)。これが男と女の越えられない壁だと思った
ニューハーフとは2時間くらいのプレイで終わらせるのが宜しいようで。。。
おぅ!すげー気持ちいいぞ!オマエもやってみろ!!
今日ほど痔を悔やんだ日はない。
切れ痔気味でしたが、それでも誘惑に負けて行きましたよ。
店自体は行ってもいいけど、掘られるのはイヤだ。ぢのせいだけじゃないきっと。
もちろん、掘る側でもプレイできますよ。ただ、ニューハーフを掘るなら普通にタイプの女性を掘った方が楽しそう。
はうまっち?
たぶん、2時間くらいで30000円行かなかったと思う!!
昼間に読む話題じゃないけど。非常に興味深い… うう、好奇心が…!
You、行っちゃいなよ!
昼間にごめんよ。しかし、そうか…男性にもわかるんだなぁ…田鳴ちゃん…かこ。
https://twitter.com/miw69mikasayama/status/448675640728760320
男はイッた後賢者になるけど、
相手の立場に勃つっていうことはこういうことですね。
正直、同じ嬢ともう一度プレイしたいと思ったことはありますが、
一度限りにしないとハマるなと思ったので、そこはなんとか堪えました。
すごいわかる。あの人恋しさ。
衝撃体験を告白したのは、この直後。「自分でやってみないと(フェラの極意は)分からないです」とシミジミ語った後「ニューハーフのチ〇ポをなめたことがあるんです」と切り出したのだ。
「(最初は)ちょっと抵抗があったんですが、なめたら『これはなめられるな』と。なんか感じてるんですよね、ニューハーフのコが。自分でやってみると、女のコが気持ち良くフェ○○オする気持ちが分かるんです」
フェ○の最中は「自分で(相手を)コントロールできる」感覚が気持ちいいようだ。「コイツは俺の意のままに動いてやがる。こんな〝小さい棒〟1本で!」と喜びもこみ上げるとか。
ちなみに上の引用は過去のホリエモンの発言です。引用元URLは貼るとステマと言われるので貼りません。
引用文のテキストを検索すれば、いろんなまとめサイトやらニュースサイトが見つかると思います。
それはさておき、追記でこれを引用したのは、こういうことすら公に語れるホリエモンは凄いなと素直に思うからです。
人からどう思われるとかを気にせずに、こんだけ素直に生きていたら、人生楽しいだろうなと。
私は常々、全ての男性は挿入されたらいいと思っているので、是非ニューハーフヘルスに行って逆A(挿入される)を経験してください。
拒否反応が湧かない男性であれば、是非、一度経験してみると良いかもしれませんよ!
入れる側と入れられる側をチェンジして、男が突かれて喘いでもいいじゃない。体の中に残る異物感と温もりを知ってみてもいいじゃない。
逆に責めてもらうという経験をしてもらっても宜しいかと思いますよ!
この人はゲイではないのか?
ちなみに男性との経験はありません。でも美少年とならアリかなと興味はありますね。
知らなかった。。。
攻めか受けかって明確に決めてやるものなの?
コースが分かれていた訳でもなく、自ら、自己申告で
責めてもらいたい旨を伝えましたね。
興味深く読んだ。しかしこの人はドライオーガズムのみなのではなくて、射精もしているわけで、挿入される側であればそれでも余韻が残るという話になるな
すいません。若干、仰っている事が私にはレベルが高いようで付いて行けないかもです。
ありがとうございます。しかも、はてブ時に「国益」というタグで付けて頂いて光栄です。
文中に妊娠の心配が一切ないあたり(当然だけど)地味に羨ましい。男性器があれば突っ込んでみたいと思うことがあるので、両方楽しめるのもちょっと羨ましい。
大人になる前に、一回だけ、って友達に覆いかぶされたこと思い出した。この人は人生のプラス?になる経験したんじゃないのかなあ。
「大人になる前に一回だけ」という理由は普通に考えておかしな話ですね。
ニューハーフと男とのセックスを「ホモセックス」と一括りにするな!!
好奇心ってすごいね! 残念ながら、僕はこの文章で充分だと感じてしまうくらい「恐怖心>好奇心」かな。知らないものは怖い。あと彼女いるからムリ。いないときだったら、違ったかも。貴重な報告ありがとう!
彼女いるからムリではありません!彼女だって相手が女性でなければ許してくれますよ。
http://twitter.com/3103_tkym/status/449137492965347329
これ男の人読んで欲しいww ただの下ネタじゃなくていいこと書いてあるし。
「いいこと書いてあるし」というコメントを読んで、
「この記事を投稿して良かったな、オレ」と思いました。
http://twitter.com/arshu117/status/449091311719546881
...暖かいのか.(´Д`;)
うん、暖かいよ★
https://twitter.com/DeVice69/status/448849970104238080
興味本位で読んでみたけれど、ううむと考えさせられるいい話(?)であった。
うん、いい話。
https://twitter.com/yeahoo39/status/448815737264558082
すごいな 激しく笑った いや、エンターテイメントです
いえぇ〜〜〜〜〜イ!!!
https://twitter.com/roland_macaron/status/448797538754109441
この報告において解明された真理は、肉体の性はあまり関係がなく、むしろ受動のポジションにいる体験が重要であるということではないか?
何を真面目に語られておりますか?
https://twitter.com/kanakosiraishi/status/448776042061103105
ある人が、「『べき論』を考えながらだと、コーディングが進まない」とぼやいていた。
それを聞いてて、なんとなく思い浮かんだこと。忘れないように書いておく。
気持ちはすごくわかる。
良いコードを書こうとした場合、今手に入れられる知識から、最良のコードを書きたいと思うのは俺も一緒だから。
でも、それを言い訳にコーディングが進まなくなるってのは、ある種本末転倒なんじゃ、とも思うんだよね。
何をするにせよ、まず先に「したいこと」「しなければならないこと」があって、その手段としてのコーディングだと思うんだ。
「べき論」は手段・手法・チームワークその他諸々のための技術ではあるけれど、「したいこと」自体じゃないはず。
で、べき論で悩むってことは、まだまだ力不足・コーディングの経験不足なんじゃないか、って思う。
はっきり言って、べき論は複数の微妙な選択肢から、現在の状態に最も合っている答えを選ぶための簡単なバイアスとして使うものであって、ウンウン唸りながらああでもない、こうでもないと立ち止まるようなものじゃないと思うんだ。
話を飛ばすと、人生なんて、誰かの夢のなかの1場面でしかないかもしれない。そうじゃないなんて証明、しようがない。
だったら、人様の迷惑にならない程度に、自分の足を止めるような『べき論』なんかにとらわれず、したいことに向かって邁進していればいいと思うんだ。
多分そうしているうちに、分かれ道が来た時、経験が勝手にどうするべきか教えてくれるようになる。
ああ、人の経験から自分の知恵に変換出来るような賢者はこの例には当てはまらないと思うので注意。
そもそも賢者はべき論で悩んだりせず、分かれ道を選べる人たちだと思うけど。
というわけで、足を動かそう俺。