はてなキーワード: 劇場とは
2014年2月15日(土)から2月20日(木)までの6日間劇場版 テレクラキャノンボール2013 | オーディトリウム渋谷を観に行って来ました。
大評判の作品で6日中4日間は満員札止め、補助席出したり通路にクッション置いてお客さん座らせたりしても入りきれなくて、劇場まで足を運んでも入れずに帰される人も居たとの事。そんな中、毎日通うなんて迷惑だ!まだ観てない人に席を譲ってやれ!というご意見もありましょうが、…観たかったんですよ!どうしても!ってか私が居ない所でみんなでこんな楽しいモノ観てるなんて耐えられない!来月またやるしDVDも20日くらいから店頭に並んでいるからとりあえず観たいってだけの人はDVD買おう!私は悪くない!逆にDVDの売上に貢献する行為だ!私を褒めろ!と開き直って通いました。
作品自体について書きたい事が山ほどあるんですが、何書いてもネタバレになる内容だし、もうとりあえず凄すぎてちゃんとその凄さを伝えられる文章を書ける自信が全く無いので今回は『映画館で劇場版テレクラキャノンボール2013を6日連続で観てきたのでその6日間の日記的な事』を書いておきます。
初日。2月15日。2週連続の大雪が降った日。実はこの前週の最初の大雪の日に『劇場版テレクラキャノンボール2013』公開記念2週連続カンパニー松尾オールナイト特集』の第1回があったのですが、大雪で電車が止まりまくって居た為かお客さん21人しか居なかったのですよ。私は自宅から一番近い地下鉄の駅まで4~50分かけて徒歩で辿り着き普段なら絶対使わないようなルートで無理矢理渋谷まで行ったんですが、他の20人のお客さんはどうやって劇場まで辿り着いたのだろうかと思うような日でした。
そんな感じだったので一体この『劇場版テレクラキャノンボール2013』がどれだけ広くの人に知られているのか、お客さんが入るのかってのが初日に劇場行くまで全く予測出来なかったのですが、開場前のロビーはお客さんでいっぱい!勿論客席もバッチリ埋まっていておりました。ちなみに整理番号は開演の1時間前位に引き換えて47番でした。
そんな中上映開始。満員のお客さんが笑い、驚愕し、劇中自然に何度も拍手が起こって。「客席が沸く」というのはこういう事か!というのを経験しまくりました。上映中は私自身も沸きまくってるのでわーわーって感じだったんですけど、終わって一人になって思い返してみると映画館でこんな事が起こりうるもんなんだなぁと不思議な気持ちに。
2日目。日曜日の夜のレイトショー、しかも上映後のトークまで見たら23時半を越えるという事でお客さんの入りはどんな感じだろう?と思っていたのですが、初日よりはちょっと少ないものの、思ってた以上に沢山のお客さんが詰め掛けておりました。整理番号は開演1時間前位に引き換えて39番。上映中、初日と同様に沸く客席、そして沸く自分。前の日に観たばっかなのに同じところで声が出る。
3日目。月曜日。ここから平日だからお客さんの数も落ち着くかな?と思ってたのですが、実際は正反対でこの日から連日満員札止め。週末に観た人からの評判を聞きつけたお客さんが押し寄せます。整理番号は開演45分前に引き換えて59番。
この日くらいから作品を観ている時の心境に変化が。最初観た時は「うおーすげーやべー!でも端折られてるシーンいっぱいある!DVD版どうなるんだろう?楽しみ!」という感じだったのですが…
松尾監督のAV作品の劇場版は何作品か存在しております。んで、とりあえず私が観た分に関しては全部AVの劣化版みたいな感じなんすよ。特に一番気に入ってないのが『監督失格×ポレポレ東中野企画【性と死と旅】第一夜【センチメンタルジャーニー】』というオールナイトの企画で1度だけ上映された『劇場版 私を女優にして下さいAGAIN11』。オリジナルのDVD版は簡単に言うと「物凄く実用性のあるアダルトビデオなのに監督の実の父親の介護から息を引き取る所までをしっかり描いている」という奇跡の作品なんです。いやマジで。ホントこんな事言われても意味わかんないと思うけどDVD観たらその通りだから。とりあえず観てみて下さい。
それに対して劇場版は映画館で上映する事を意識してかエロシーンを大幅に削っちゃってるんすよ。なので「物凄く実用性のあるアダルトビデオである」という一番重要な部分が薄れちゃってるのです。もうナンカそれじゃ台無しじゃないっすか。実の父親を看取る所を描いたドキュメント作品としてはちゃんと出来てるんですがそれだけだと普通だもん。奇跡が起こってたのにその奇跡の部分を切って捨ててる。勿体無いどころの騒ぎじゃない。
その事を踏まえまして、劇場版テレクラキャノンボール2013を思い返してみると…明らかに超沢山の事を切り捨てまくってる!省略し倒してる!なので、劇場版テレクラキャノンボール2013は実は劇場版私を女優にして下さいAGAIN11的な状態である可能性が高い。その事に気づいて以降、DVDの10時間版を観るのが怖くなってきました。だって10時間版がすっごく良くて、私達がわーわー言いながら観てる劇場版が10時間版の重要な部分を切り捨てたモノだったらナンカ悲しいじゃないっすか。こんなに楽しい時間を劇場に来たみんなで過ごしてるのにそれが嘘になっちゃうみたいで。
4日目。火曜日。整理番号は開演3時間前に引き換えて36番。この日はキャノンボールを観る前に1つ上の階のユーロスペースへ。実は私の友達の女子大生ちゃんがキャノンボールの上映期間とほぼ同じ時期に行われていた『第3回死刑映画週間国家は人を殺す』という企画の運営に携わっていたのでまずはそちらにお邪魔して『さらばわが友 実録大物死刑囚たち』という映画と安部譲二氏のトークを観る。死刑廃止運動をしている国際的な人権擁護団体主催のイベントという事でちょっと身構えて行ったのですが、さらばわが友は東映の実録モノ映画だったから全く難しい内容でもなく面白かったし、安部氏のトークも笑いどころも入れつつ、会場が円山町だったので安部氏が所属していた安藤組(本拠地が円山町にあった)の話、暴力団員時代に「こいつは死刑にするしかない」と思わせるような野獣のような極悪人を何人も見たという話、しかし国家という権力が人を使って人を殺すという構造は戦争と同じなので許してはいけないという話、死刑制度のないブラジルで裁判を受けた事があるという話からブラジルでは懲役2週間という判決が出ると刑務所の中で無期懲役刑の受刑者達からリンチを受けて殺されるという話、などバラエティに富んだ内容。
安部氏のトークが終わったのが8時40分を少し過ぎた頃。そこから階段を下りてオーディトリウムに。すぐに開場時間となり入場して前から2列目のど真ん中に着席。開演を待っていると、どっからどう見ても小西康陽にしか見えない男性がやって来て、私の前の席を確保し、マフラーやコートを脱いで着席しました。ぱっと見た時から小西康陽だ!と思ったし、マフラーやコートを脱いでる間ずっと観察してても小西康陽じゃない要素がなかったし、恐らく間違いなく小西康陽なんだけど、何故わざわざ「どっからどう見ても小西康陽にしか見えない男性」と書いたかというと、まず、小西康陽がテレクラキャノンボール観に来るか?というのがあるし、もし仮に観に来たとしてもわざわざ最前列ど真ん中に座るか?というのがあります。けどDJやってはるの何回か見た事あるし間違いなく本人だとは思う。おまけに帰宅してから小西さんのブログ見たら「2013年は533本の映画を劇場で観た。」と書いてあったんで本人確定でいいと思う。年間500本以上劇場で映画観る人だったら確実にキャノンボールも観に来るだろうし。だとしたら8時40分から50分の間の10分間に安部譲二と小西康陽に遭遇した事になりますな。正反対の人生を歩んでる有名人の組み合わせ。小西さんって暴力の世界と一番遠い所で生きてきた感じするもん。
5日目。水曜日。レディースデー。オーディトリウムのツイッターアカウントが現時点での残りの席数を呟いたりして煽るので17時に会社を飛び出してそのまま直行。17:55頃に整理番号引き換えて108番でした。18時から補助席案内になって18時40分には完売していたとの事。
レディースデーだけあって女性客の比率は多め。でも、上映中のお客さんリアクションにそこまで差はなかったように感じました。日によって声が上がる所や拍手の起こるタイミングがバラバラだったのでその「日ごとの差」の範囲内だったように思います。
6日目。木曜日。とりあえずの千秋楽。火曜や水曜とほぼ同じ時刻、開演3時間前の18時頃に整理番号に引き換えて107番。昨日と1番違い!レディースデー並み!さすが最終日!
この日もキャノンボールを観る前に死刑映画週間が行われているユーロスペースへ。上映されていたのは韓国映画の『執行者』。死刑を執行する刑務官のお話で「公務員が仕事として(死刑判決を受けた犯罪者とはいえ)人を殺さなければいけない」という事に対する問題提起的内容の映画でした。もうね、これがね、面白い映画である事は確かなのですが、韓国映画らしい剥き出し感とエピソード詰め込み感が半端無くて観終わるとグッタリしちゃいました。だって死刑執行シーンで刑が執行されて首吊り状態になってるのに死刑囚が死んでないってんで刑務官が死刑囚に抱きついて体重かけて殺してたりすんだもん!絶対実際そんな事やんねーだろ!こんなヘビーな映画観た後にキャノンボール観るのはかなんなぁ、と思ってたのですが、この日の上映後のトークが松江哲明監督で、作品を俯瞰した目線での話をしてくださったので気持ちが切り替えられました。あと、そのトークの前にこのイベントの運営をしている女子大生ちゃんが松江監督に渡すお水用意するの忘れた!と慌ててたので下のオーディトリウムの受付で売ってるお水を買いに行くというお使いをしたのも気持ちのリセットになりましたね。びっくりして慌てたのと走って階段を上り下りして身体動かしたのが良かった。身体動かすの大事!そしてオーディトリウム受付でお水売ってるの咄嗟に思い出せた私エライ。6日間通ってた事で人のお役に立てた。という事でこのトークの間に松江監督が飲まれていたお水は私が直前に買ってきたモノです。あと、この日松江監督と一緒に舞台に立ってトークをしていた女の子が私の友達の女子大生ちゃんです。松江監督の大ファンなので偉い人を説得してこのイベントに松江監督を呼んだのも彼女。という全くキャノンボールと関係ないお話でした。
20時40分頃にユーロスペースを出て下に降り、開場の整理番号呼び出しのタイミングでオーディトリウムに入場。満員の客席を見渡してみると、初日と最終日では結構客層が違うように感じました。なんかね、一般の人に届いてる感じがした。初日の客層が特別変だったとか変わってるって感じでもなかったし、何がどう違うかって説明しろって言われると難しいんですけど、雰囲気というか空気というか醸し出しているモノが違うというか。どっちが良いとか悪いって話ではなく種類が違っているという感じ。
そんな種類の違うお客さんでも上映中はちゃんと笑いが起こり、声が上がり、拍手も出て。やっぱりね!良いモンは誰が観ても良いんですよ!客層とか関係ない!劇場版テレクラキャノンボール2013は誰が観ても最高の作品なのです!
という訳で6日間の上映期間が終わりました。私が常日頃から最高だと思っていた人達が最高である事が証明された日々。この6日間、私はとても幸せでした。雪で大変だった初日から沢山のお客さんが来て、週明けで客足が落ち着くかと思ったら逆で評判を聞いた人が劇場に押し寄せ満員札止めになって、その次の日に小西康陽が観に来てたという物凄く解りやすいブレイクの過程が観察出来たのも嬉しい。3月にも上映される事が決まっているので今回来れなかった方は是非お越し下さい。
そしてこの6日間が幸せだったからこそ、DVDの10時間版を観るのが怖い。実は、昨日ムーランで買ってきて手元にあるんすよ。でもまだ観てない。観るの怖い。ってか観るのを先延ばしにする為にこの文章を書いてました。でも観ない訳にはいかないし、今日のうちに観ないと明日から仕事だし。今から観るしかないんだけどホント怖い。劇場版より全然良くてこの6日間の幸せな気持ちが色褪せちゃったりしたら悲しい。でも観るよ!…この文章アップしてしばらくツイッターとかしてからね(まだ先延ばしにしようとしている)。
その覚悟を踏まえた上で劇場に向かった人は多いと思うんですが、とてもよかった。
私はアニマスから入ってモバマス、グリマスを軽く触って、フレデリカとまゆのPになり、歩とエレナのPとなり…
アイマスSPで響はかわいいなあ!シャイニーフェスタはこの値段でこのゲーム内容はキツイ…でもアニメ新作可愛かった…ニコニコでメドレーを聴き、音楽が良いなあとベストCD周りから買い集め…と、ライトな女Pなんですが、あまりにも感動して感想をどこかに書きたいと思ったんですが、ブログも何も持ってないのでここをお借りします。
アイマス劇場はある程度、きっと製作側も賛否の分かれるのはわかってて、プロモーションでもその辺りを事前に周知させたり、かなり気を遣っていたように感じます。それでもなおあの内容にしたと思うので、ああゆう、直球にテーマに真摯に取り組む作品は、私にはとても面白かった。
アイマス劇場の2週後に公開が始まったタイバニ劇場もヒーローの今後やヒーローの正義とはというテーマを描いているので、
アイマス劇場を見た直後なので、深くテーマについて行き着く描写を期待したんですが、こちらは劇場ではその答えはぼかしつつ、続編までお預けな印象を受けました。
ただ、こちらは好みの問題かな。バーナビーやおじさんはじめ、キャラ個別のストーリーや、アクションはさすがサンライズ!という密度で楽しかったし。
ネイサンのエピソードは、直球過ぎるくらいかもですが、ここまで踏み込んでくれた!という重さがグッと来ます。そうそう、こう言うの、見たいよね。(好みの問題です)
ただ、新キャラ・ライアンは、アイマス劇場でのグリマス勢と違い、予想外に当たり障り無いキャラ付けだったので拍子抜けした。
女性ファンは、関係性を途中で崩されるのを嫌う節があるだろうし、こうならざるを得なかっただろうという気もする。
脚本も、タイ・バニの関係を壊す事になりそうなエピソードは、かなり気を遣ってライアンへのヘイトを生みそうな描写は回避しているように感じた。
逆にそれが私には、食い足りない、ライアンはもっと活かされるべきだったと、思ってしまう程度には良いキャラだと思えたので…ラスト、バニーちゃんにメール送るとか余地があっても…(…すいません)
きっと2期のラスボスとかで駆けつけてくれるんだよね?もっとお話に絡んで欲しい!と勝手に妄想しつつ。
見に行った上映回は女性ファンだらけだったので、こんなに女性向けの作品だったのか!と驚きました
春香さんがアニマスのラストではちょっと納得いかない立ち直り方をしているかなと思って、13話の「自分REST@RT」が最高潮で、2クール目は少し評価が迷う…と思っていたんですが、劇場では「もう春香さんはこうでしかあり得ない」と思えるくらいリーダー然とした存在感と説得力があった。春香さん強い。
薄く影にいつつ春香を見守る千早も、静かながら存在感は強く、2人の友情…うつくしい…はるちは…いいなあ……ハッ…!?
美希は、とにかく動くだけで愛らしい。2回目を見た際は美希に注目して見たんですが、Pが渡米する周りなどが、すこし美希らしくない…いやこれは成長なのだろうか…。と、少し大人しかったのが多少残念か。でも洗面所のシーンの、みきはるよかった。美希の金髪はフワフワしてそうで、揺れるだけでかわいい。
あとは響好きなので、響が前半はとにかくいっぱいしゃべってて、意外と胸があるアピールもきちんと出来てて、よかったなあ!響は自分かわいいなあ!アニマス16話は辛かった!
きっと後半で出番が少ないから、今のうちに出番多いんだろうけども!と、勘ぐりしつつ!当たった!ホントに!でも可愛かった!チャイナ!
貴音、やよいは同じくらい見せ場がギリギリな感じだったので、これで喜ばなければ……
予想外に存在感があったのは、伊織もですが、やはりあずささんか。
確かにアニマス当番回でもあずさらしいキャラ描写は「道に迷っておっとり」、以外の部分が弱すぎたので、劇場ではパワーアップ…!なんだけども、アニマスしか知らないと、こんなキャラだったっけ?感が若干する。いや、すごく良い立ち回りなんですが。
単品ではちょっと動かしづらいキャラでも、キャラとの絡みで迷惑を掛ける(けど亜美真美がカバー)お姉さんポジション(道に迷う所以外は年長者らしく、しっかりしてて場をうまく納める)というのを活かすと、見え方がかなり変わると思った。
律子…さんは、とにかく、可愛かった。アイドルじゃなくても一生懸命な彼女はかわいい。かわいい………(涙)
まだ律子については、整理し切れてないので、保留。次見に行くときは律子に思いを馳せながら見たい。
Pは、女性の目線だからかもしれませんが、いやーずるい!ずるすぎる!きちんとこまめに仕事してる描写を挟みつつ、同じく悩み…。
アイドルから一方的に好意を受け取るだけで無く、自分から積極的に彼女たちの力になろう、アイドルとして輝かせる為という志のもと動いてるのが伝わるので、とても好印象です。
作中で男性は少ないので、彼で無ければ出来ないことは「そこにいるだけで安心させられる」ような立ち振る舞いなのかなと。
ジュピターも同じですね。アイドルとしての成長に悩むと言う点では春香と一緒。
そこへ言葉は深く交わさずとも、多少立場が違っても、お互い「近い視点で頑張っている他者」がいる、というのは心強いでしょう。
ジュピターとは、(今後の展開でよっぽどへまが無ければ)765プロのアイドルとは恋愛関係には決してならないだろうという安心感もあったので男性ファンもホッとしたのでは?どうでしょう。
私は鬼ヶ島羅刹さんが「あいつも結構やり手(のP)なんだな…」と、言う台詞に、アニマスでPと羅刹さんそんなに接点あったっけ??ていうか、そこで何故、唐突にPを思い出すの?目の前にはこんなに可愛いわた春香さんが居るのに?と小鳥さんアンテナ発動。
そういや今度ジュピターオンリーイベントあったけ…薄い本読んでみたいな…と思いつつ。
と、アニマス終了後に指摘が多かったであろう、手が回っていなかったキャラをまんべんなく活かしつつ、真摯な話を展開して見応えがありました。
いろいろ考えさせられるお話で本当に私は好みです。
アイドルだけで無く、何か人生のある程度極めた先、それは学校の卒業・合格だったり、夢の職業に就けたり仕事で何か成果を出せた後は、また新たな目標を決めてどうやって生きていくのか。
そこを春香が迷い、悩み、苦しみ、あまりスマートじゃ無いですが、自分なりの結論を持って今後を決める。
今後もまた悩むこともあるだろうけど、これの繰り返しが人生なんだなと思わされます。
逆に、人生は上手くいくばかりじゃありません。
上手くいってない部分は可奈に重ねて、今は輝けていない、でも輝きたい!(悔しい!つらい!なのに私は…!)と代弁してくれるのが、心の底からグッと来ます。
可奈は、劇場の感想を読んでいて、太ったことが割と「そんな事で!?」と言う感想が多かったですが、
個人的には体重の増減が多く、その事にコンプレックスがあるので、もう、あの煮詰まった感じが自分の苦しさに直結してしまって、それだけで泣けてきます。あれは辛いよね…。デリカシーが無い男性だと簡単にやせろよwwとか足太くなった?とか言うけど、そう簡単じゃ無い…。女性として「価値」を否定されるような出来事だと思うので、もうアイドルなら尚更。相当の苦しみだろうと思います。
だから、最初のフニフニした頬の愛らしさと、春香ちゃんへの「好き」がポクポク立ちのぼってそうな表情、まっすぐな性格、太ったときのシルエットも本人は辛いかもですが、そんな可奈でもかわいいよ!ボエーな歌も、川辺での辛すぎる「自分REST@RT」、「プチシューの歌」も可愛かったよ!大好き!と伝えたくなるような瑞々しさがありました。
個人的な考えですが、アクションや映像的なクオリティもですが、映画作品は更に観客自身の内面に還元して色々考えさせてこそ、いい作品だと思っているので、すごく私にはよかったです。
ニコニコ動画での企画で、劇場公開直前に「THE IDOLM@STER WEEK」という番組を七夜連続でやっていて、すごく映画への期待が高まって楽しかったんですが、特に第五夜 「音楽の向こう側へ!」で「人生の転機で聴きたい曲」というお題がすごくよかったなと思ってます。
「あなたのどんな人生の場面でもアイマスは寄り添うよ(または寄り添えるよ)」という気がしてきて、音楽、曲の力の強さを思い知るのです。やはりそれは10年以上の積み重ねがあったからこそなのですが。
ぬーぬーが「天国に行ったら聴きたい曲」と言うお題で「inferno」を推して「それ地獄じゃないですかやだー!」でも推した理由を聞いて、ああ、なるほど…と、個々の人生観が垣間見えてすごく面白かったです。
「人生について」なんて壮大すぎてよっぽど親しい友人でも無いと話さないじゃ無いですか。そこをうまく自分の価値観を見せつつ人生とはこうなんじゃないか、というトークがすごくグッと来ました。
例えアニメやゲームの新展開が無くても、積み重ねた多くの楽曲は私たちの人生での転機で励まし、また新たな視点を見つけ出す一助になってくれるんだろうな、という愛を。愛だよ…。
正直、765プロのメンバーでアニメ新作を期待できないんじゃないかと思うくらいには、行き着いてしまった感じがするので、
エンディングに出てきた「真美、やよい、響」のユニットのような、少し手の回りきってないキャラをフォローするお話なら出来るのかな?と妄想しつつ。
グリマスや876がメインで、バックでトップアイドルになった春香さんたち765プロを描くとか?どれも難しそうです。楽しみだけど。
私は劇場1回目見終わった後、あまりに感動してしまい、片っ端からよかったと呟いたり、知り合いに勧めまくって。前売り券も春香、律子、響、やよいのを買ってあったので、映画とご飯おごるから誰か付き合って!と。
…が、普段、私はフジョシなので、勧められる相手は女性ばかりです。うっ…これは分が悪い。
そんな中でも、付き合ってくれる人が居たんですよね。
1人目は同じくフジョシの友人。
ただこの人は元々アニマスも好きだったので、割と感想は似てました。クリアファイルのやよいかわいい!お話よかったあ~!家帰ったらやよい描きたい!誘ってくれてありがとう!私もアイマスもっとみんなに見て欲しい…!と言ってもらえて誘ってよかったと思いつつ。
「見に行ったよ」とメールが届いたときは「…は!?見に行ったの?」と思うくらい
普段アニメも全く興味なく、本も読まない、スマップとタキ翼が好きで、父親と映画をたまに見に行く程度なので、まさか見に行くとは…。
暇だったから、だそうですが、そもそもアニマスもアイマスの「ア」の字も知らないのに楽しめたんだろうか…?
(また脱線しますが、タイバニ映画はキャラ紹介新作ミニアニメに、5分でわかる総集編が上映前に流れて、初見にも優しく手回しが良いなあと思ってました。ただ、シリーズ普通に見てると蛇足に感じるわけで…。単純に今回のアイマス劇場であったらよかったか?と言われると謎です)
「可奈って子が何で途中から出てこれなくなっちゃうのかなーって見てた。面白かったよ」
「太ったから出られないってそんなオチ?って思ったけど、この子達アイドルなんだよね?ならしょうが無いかもね」
「春香って緑の目の子がリーダー?で他はちょっとわかんない。(可奈のオチで)ええっって思ったけど、割と暗い話だね。(私は何回も見に行くと言っていた)何度もこれを繰り返し見るのは辛いかもね。でも特典もらえるんでしょ?オタクの人は通うわよね」
「一緒に行ったわよ、じゃないと(映画館までの)足が無いし。」
この後は、劇場にいたPへの感想が…あああ、おばさんの放言恐ろしい…。それを私は全く笑えないので…。つらい。
50代後半以上のオタクへの偏見辛い。なのに作品への評価は冷静なので妙な感じですね。
3人目の子は、アニメは好きですがフジョシではないです。うっすらアイマスというものがあるとは知ってるらしいですが、アニマスも見てない、音楽も全く知らないと。
キャラ名も一部しか一致しないけど大丈夫かなあ?でも絵はカワイイから見てみたい、とのことでぜひぜひ!と、誘いました。
結果は…予想以上のヒットだったようで、上映後横を見たら涙ぐんでいて
「すっごいよかった…!」「家帰ったら何かしたい…」「TVシリーズ見る…!」「おすすめのCDとかあったら貸して~!」「PSP持ってるけどゲーム面白い?」と、予想以上の反応にビックリしつつ、誘ってよかったなと
その後ご飯の流れになり、また聞いてみる
「春香と可奈がもう、見ててつらくて…だから、出てこれた時もう、うわー!って。すごく前向きになれる話で、元気が出た。よかった。誘ってくれてよかった。」
「キャラは765プロの子は正直、春香とやよいと千早?くらいしかわからない。関係性も出来上がってるからそこはそういう物だと思うから、どっちかというと初登場っぽい子に注目して見てた」
「可奈かわいい。せっかくだからもっとライブで難しい踊りの部分写してほしかったよね。でもアリーナ広かったから走り回るの大変そう」
「志保はきついけど、(事前にアイマスのキャラで性格に難がある子は背景に何かしら設定があると説明していた)きっと何かあるんだよね?志保が笑う所を見てみたい。雨上がりのシーンの春香と志保の身長差が可愛かった」
おお、もう、ここまでグリマス勢の可奈と志保に注目して見る人がいるとは思わず。先の母親もですが、初見の人は出来上がった関係よりも、これから何か起きそうなキャラに注目して見やすいんでしょうか?
2人に話を聞いて思ったのは、今後アニマスをやるとしたら、きっとグリマス勢を完全に無視して話を進めることは出来ないだろうなと。
扱いは876程度…かもしれないですが、劇場で見た新規の人は可奈が今後どのようなアイドルになるのか気にしてると思うので、またそこも汲まないとなので、アイマス展開はどの道を行っても大変だなと。
ただ、グリマス勢に関しては、今サービス中のゲームをやってくれ、と言うことなのだとは思うのですが、やはり、いつ消えるかわからない場所での物語を追い続けるのはキツイものがあるな…と。(タイバニのモバゲーも出来は良かったけどサービス終了しちゃったし…)
コミカライズ、ノベライズ、等何でもいいんですが、やはり固定化されたまとまった状態で彼女たちの「物語」を見たくなったし、可奈を切っ掛けに興味を持ってくれた上の2人には「グリマスだとこんな話もあるからぜひ見て!」と勧めたいので…
今後もアイマスの展開が楽しみです。
http://anond.hatelabo.jp/20140127053215
使われてるテクニックは、グレゴリー・ベイトソンのダブルバインド理論のダブルバインドじゃなくて、
エリクソンが提唱したダブルバインドの方。wikipediaの説明では”治療的ダブルバインド”って言われてる奴。
ほんとうにしてほしい選択:ホテルに行ってエッチする?しない?
提示された選択:きれいなホテルときたないホテルならどちらがいい?
ベイトソンの原義とは違って、ふたつのメッセージは完全に矛盾するわけじゃないけど、
”ある選択を隠して、別の選択を提示する。提示された選択にどう応えても、隠した選択のうちしてほしい選択肢を取らせることができる”
http://anond.hatelabo.jp/20140127061339
(何人かはプリキュアを見に行くことを前提にして隠している。きっとこの増田はプリキュアファンなんだろうとおもう)
http://anond.hatelabo.jp/20140126193250
(あるか・ないかの裏に、リアルな会話をするか・しないかの裏に、ピーピングライフを観るという選択を隠している。トリプルバインド)
大学を卒業したあたりから、自由にできる金が増え、反面人間関係が希薄になったことで、人を誘う手間を惜しんでひとりで映画をみることが多くなっていたのですが、この2年ぐらいは劇場で映画を観るときには人を誘うように心がけています。何もかも嫌になった日、授業や仕事をさぼってひとりで観にいき心を奪われた映画もとても大切だけれど、誰かと観る映画にも、昔の友人に電話をしてみるぐらいの手間をかけるだけの価値はあると思うのです。中学高校の頃、休みのたびに少ない小遣いを握りしめて映画館に向かったのは、鑑賞後に喫茶店やマクドナルドで、映画の話や映画とは全然関係ない話をするのが楽しかったから。両親に連れていってもらった『ジュラシックパーク』も細かい内容はほとんど覚えてないけれど、普段態度は大きいが実は気が小さい父が真っ暗な劇場でひときわ大きな声をあげて驚いたことは鮮明に覚えている。
第5位 劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語
第4位 地獄でなぜ悪い
第2位 パシフィックリム
第1位 キャビン
2013年の鑑賞本数は約80本(劇場20本、レンタル60本 含旧作)内、人と観た映画は1/3程度。
単純に面白かった映画の年間ベストとは別モノとお考えください。
友人A(男)と一緒に鑑賞。2日目初回。Aは既に初日初回に観ており、この日が2回目。
会場前の行列に並んでいる間、ほむらちゃん派のおれに対し「えらいことになるから、覚悟しときな」と言いながら遠い目をしていた。鑑賞後、劇場が明るくなり茫然としているおれにAは「・・・な?」とドヤ顔。劇場を後にする人の目がことごとく死んだ魚のように濁っていたのが印象的。
友人B(女)と一緒に鑑賞。
映画の冒頭「全力歯ぎしりレッツゴー♪」と少女が唄うCMが流れるところで「あんた、こういうの好きやろ」と喋りかけてきた。どうやら既に映画が始まっているとは思っていなかった様子。確かに好きです。鑑賞後は「劇場にあんたによく似た男がいっぱい居たな」と言われる。確かにいました。映画自体にはそこそこ満足した様子。
奥さんと一緒に鑑賞。初日初回。
最近は「ラブコメ以外は観たくない」と言いながら韓流ドラマばかり観るマシーンと化してしまった奥さんを無理やり連れ出して鑑賞。「超おもしろかった」とのこと。久しぶりに、映画を観たあと興奮していた。「主人公の生い立ちや過去を振り返るようなシーンが挿入されないのが潔くていい」と、普段楽しそうにみているソープオペラを全否定するような発言を繰り返す姿をみて「もしかしたら今後は、付き合いはじめた頃みたいにサスペンスやホラーも一緒に観にいってくれるかも?」と淡い希望を抱き、後日ためしに白石晃士『カルト』を自宅で一緒に観たが、こちらはお気に召さなかった。
同級生(女)と鑑賞。学生時代はいつもツンと澄ました表情を崩さず、どこか近寄りがたい雰囲気だった同級生(当時クラス委員長)(美人)(三つ編み)と、同窓会で再会 → ホラー映画話で盛り上がる → 一緒に観に行く? という夢のようなシチュエーション。
映画の終盤の大虐殺シーンで横顔をのぞき見ると、向こうも気がつき、目が合って、満面の笑顔にスクリーンの光が当たり、長いまつ毛がキラキラと輝き、その瞬間全ての景色はスローモーション、おれは高校生のころ夢中になって読んだ『グミチョコレートパイン』のことを思い出しながら「あ、これ走馬灯でみるな」と思いました。鑑賞後は「●●●●は出演する映画を選ぶべきではないのか」という話等で盛り上がる。真面目に生きていればいいことがある。
-----------------------------------
今年は、誰と映画を観に行こう??
コラボ第二弾ということで、前作のTVスペシャルは、予想以上に楽しめたので、期待して映画館に足を運びました。
そして、冒頭の入り方にコナン映画の掴みの鉄板である爆破や怪盗キッド、警察の有り得ない戦法(笑)など初っ端からアクション全開で、開始10分から最高に盛り上がっていました。
信じがたいほどの、駄作。
隣の子供、ポカーンって顔したあと、(´Д`)って顔して出て行った……
ルパンとコナンの自己紹介をお互いにやって、「初見歓迎です!」みたいに窓口を広げたあと、後半で「前作見てない人は置いてきぼりです!」と言わんばかりに初見を振り落とすの、やめてもらえないでしょうか? いや、前作見てても一番肝心なところが分からんままだった笑 TVスペシャル復習必須なの? というか、それ抜きにしても、ストーリー投げやりすぎでしょう。ミステリーやる気ないのに、前半、いつものコナン通常回みたいにもたもたミステリの溜めやるの、やめてもらえないですかね。
せっかくのコラボなのに、色々残念な出来でした。
キャラ同士の絡みは、すごく上手くいっていただけに、本筋のストーリーが予想のはるか上空大気圏を超えて残念だった。
前回のTVスペシャルは、ストーリーこそ微妙だったが、ルパン小五郎の演技とか、最後に見せ場があって盛り上がったのに、今回は後半、全然盛り上がらなかったな。
もしかしたら、つまらないと感じた部分がほかの人では違う感想になったりするかもしれないので「いや、ここが面白かったぞ!」という意見がお有りの方はぜひ記事にコメントお願いします。
「(初見お断りとか犯人の恐るべき影の薄さとか歌手のキモさとか)色々あったけど、
詳しい感想記事はこれです。
あぁーもうやだヽ(`Д´)ノ
http://kappuru.doorblog.jp/archives/34911515.html?1387091808#comment-form
お友だちに誘われて、前日まで行く予定にしていなかったのに急遽行くことになった。
こちらオリコンチャートにのるような音楽には全く詳しくない宝塚オタク。音楽番組は紅白を家族が観ていたら観る程度。Perfumeはもちろん知っている。好きな曲もある。だから、物は試しにと行ってみた。
ちなみにコンサートなるものに行くのは高校生の時親に連れられて以来という、まぁ、なんていうか、私の人生から縁遠いものだ。
「どんな服でいったらいい?」「動きやすい服でいいよ」
そうか、コンサートとは動くのか。普段は宝塚しかみない私はその時点で新鮮だった。私たちはお芝居の間中背もたれから背を浮かすことすら禁止されている。後ろの人もちゃんと楽しく観劇するための当然のマナーである。
何を持っていけばよく分からないからとりあえず、普段宝塚を観劇するために持っている倍率10倍のオペラグラスを持っていく。
京セラドームでたった倍率10倍がどこまでの効果を発揮するとか、私は知らない。そもそも京セラドームの広さを私は知らない。
貰ったチケットには@塁と書かれていてそれに驚く。塁!そうだ!!ここは野球場だったのだ!!!という新鮮な驚き。
上手下手ではないらしい。一つ賢くなった。
そして席に着く。なんとか手持ちの10倍オペラが有効に使えそうな距離だった。近い。と思った。ちなみに宝塚なら劇場からはみ出てる程度の距離感ではある。それでも、なんだか近かった。
コンサートの前にチョコラBBのCMが画面に流れそれに手拍子で応える観客。私はこんなに熱いCM鑑賞を初めて見た。私も手拍子しておく。
コンサートの内容についてはどこまで話していいか全くわからないし、曲名も知らないままのものが多かったので割愛。
3人しかいないのにお衣装チェンジとかどうするんだろう、宝塚みたいに着替えている間に違う人が場を埋めてくれるとかできないよな、とか真剣に悩んでいたけど、すごくうまいことなってた。凄い!!っていうかなんでも宝塚基準で考えるのやめよう自分。それ、狭い世界の話だから。
良く知らないけれど、それでもその場の空気に適当に乗ることにためらいがない私はずっと手拍子したり手を振ったりキャーって言ってみたりして、凄く楽しかった。同じアホなら踊らにゃ損損。
楽しかった!!かしゆかもあーちゃんものっちもみんな可愛かった!!本当にお人形さんが動いている。
この会場の大きさに対しあーちゃんもかしゆかものっちもとにかく小さいなと思った。別に本人が無力とかそういうことじゃない。本当なら一人5メートルくらい必要だと思う。それでも足りないかもしれない。
3人だけの力じゃなくて、映像や音響の力もあっただろうけど、たった3人でこのおっきな会場を埋めて、満たしていたPerfumeは本当に凄い。
大きなスクリーンでは踊る3人の表情が観れる。それでも、表情も確認できない、オペラをつかってなおバービー人形のようにしか見えない3人を観ている時間が長かった。必死に踊っている3人はとても近くて、遠かった。
凄いなって思った。
そして、何よりこの3人はとてもファンのことを思ってくれてるなと凄く感じた。
宝塚の舞台でもジェンヌさんはよく「ファンが大事」と言ってくれる。でも、ファンとして信じきれない時がある。
だけど、3人のコンサートは、私が本当のファンではないちょっと離れた距離から観てたからかもしれないけれど「こんな大きなドームをたった3人で埋めてしまえるほど凄い子たちにとっても、ファン一人一人は大事な存在なんだな」と本当に随所から伝わってきた。
もうちょっと、自分の大好きな宝塚のジェンヌさんたちの「ファンが大事」という言葉を「はいはい、社交辞令ですね」とか思わずに受け止めようってちょっと反省した。
ライブ、凄く楽しかったのです。言いたいことはいっぱいあって、連れて行ってくれた友人にもありがとうって凄く言いたいし、他にも書きたいことはたくさんあるけれどどこまで書いていいのか分からないからこんな適当な感想になってしまった。でも、面白かったことを誰かに伝えたいからここに書いておきます。
こんなにも反響があると思っていなくて少し驚いています。読んでくださってありがとう。そしてPerfume愛されてるなぁ!!!
一応言い訳なんだけど、ジェンヌさんたちの「ファンが大事」という言葉が本心でないとは思ってないよ。みなさん、心底言ってくれていることは本当は知っていて。
ただ、中にいすぎて外からその姿がどう見えてるかわからなくて、(すでにのめりこんでいるというのに)のめりこむのも怖くて「はいはい、社交辞令ですね」と受け流してしまうのだと思う。もちろん、Perfumeの3人とタカラジェンヌではファンとの距離とか思いの返し方は全く違うので比べるだけ無駄なのかもしれないけど。
タカラジェンヌだっていろんな人がいて、いろんな返し方をしてくれているし。
でも、そういう物事をベタに受け止められなくなっている自分に気付かされたライブでもあったのです。もうちょっと、ベタに受け取った方がいいなという反省。
宝塚も独特だけどとても面白い世界なので興味を持ったらお近くのヅカヲタまで声をかけてみて下さい。すごい勢いで宝塚の世界に案内してくれると思います(笑)
最近俺のお気に入りが、底辺を名乗る人物の書くブログhttp://kanchigai.biz/「無限の地平はみな底辺」だ。結構ブクマ集めているから読んでいる人は俺の他にも多いと思う。
ブログ主の考察がとても深いし、面白い。ブログを読むのが趣味だけれども、何百とあるブログの中でこれだけ夢中になったのは久々だった。
何かに似ているな、と思って思い出したのが、一時期はまったhttp://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/「分裂勘違い君劇場」というブログ。
(これと、もしドラの作者が書いた「ハックルベリーに会いに行く」を読むのが当時楽しみだった)
id:fromdusktildawn氏の考察も鋭くて、目の付け所が面白くて、夢中になったものだけれども、深くて鋭い指摘という点で、id:fromdusktildawnと底辺氏は、よく似ている。
で、ようやく気づいたんだけど、「無限の地平はみな底辺」のアドレス、"kanchigai"じゃん。id:fromdusktildawnのブログは、「分裂"勘違い"君劇場」じゃん。
両者の共通点に気づいて、今興奮しているわけだ。この二人、同一人物じゃないの?
とれる選択肢は4つかなぁと。
1) 技術的なことに対して理解のある上司のもとに異動願いを出す。
2) 技術的なことに対して理解のありそうな、上司がいそうな、会社に転職する。
3) 上司に自身の生産性について理解してもらうよう営業活動をする。
4) 独立する。
あるなら 3
4 は、基本選択肢としてないと思います。「お客様を納得させる」という、「上司を納得させる」以上の政治スキル、営業スキルが必要になるし。
往々にして上司なんて、自分のことなんて理解できないし、してくれないですよね、ほんと。
「上司はバカと思え」
って昔、教わったけど、そのおかげで逆に諦めがついて、気が楽になる自分がいます。
逆に言えば、営業的スキルは必須だと感じてます。(営業の人たちから見れば、死ぬほどぬるい営業だと思いますが。)
ちなみに外資も好き嫌い人事激しいですよ。
Amazon.co.jp: 外資系はつらいよ OLずんずんが見た資本主義帝国♪の全貌: ずんずん: 本
Amazon.co.jp: 僕がアップルで学んだこと 環境を整えれば人が変わる、組織が変わる (アスキー新書): 松井博: 本
だから中々、異動、転職したところで、理解してくれる人になんてそうは巡り会わないだろうけど。
それでも
「士は己を知る者の為に死す」 故事百選
って言葉があるように、理解してくれる人のもとで働けるのが一番幸せだと思います。
自分を理解してくれる人を気長に探しつつ、待ちつつ、
はてな界隈で、明らかに狙った感じで「退職しました」ってエントリーが増えてきて、
加えてそれがホットエントリーになんてなって日にはそれこそ誰?って感じで。
で、最近では、「あんた誰?」まで聞かれて1つ閉じるみたいなはてな劇場が出来上がってるだけだろう?
そういうのを作ってるのははてな民そのものなんだから、退職エントリーどうこうよりも、
他の場所で意味不明な人間が会社辞めました、なんて話が盛り上がることはそうそうないだろう。
後、5文字、って言うからには「で、誰?」じゃなくて元記事にあるように「あんた誰?」にしろよ。
危うく突っ込みかけただろうが。
町山智浩氏「同じようにシナリオに問題があっても『ガッチャマン』は嫌われて、『パシフィック・リム』は気にならないのは何故だろう」 - Togetter
興味本位で観に行くのはデビルマンで懲りたので、ガッチャマンは観に行っていない。
だから、もしかしたらガッチャマンも作りこまれててスタッフに愛されている駄作なのかもしれないからそこは割り引いて聞いて欲しい。
元々、町山さんのつぶやきを素直に読むと、
という疑問だと思う。
是非劇場で観て欲しいから、映画の楽しさを損なわずに出せる具体例だと、以下の辺だろう。
まず、パシフィック・リムでは、登場人物たちは巨大ロボット(劇中ではイェーガーと呼ばれる)に対して、自虐的に説明しない。
「こんなのってまるでアニメみたいだな」のような逃げを打たない。
搭乗者たちはイェーガーに対して誇りや愛着を持って接するし、待機するイェーガーをゴツく雄々しくまるで鉄の塊のように表現する。
イェーガーこそが人類の切り札で、怪獣に対抗できる唯一の手段だということを、変に照れたりギャグに走ること無く、丁寧に見せてくれる。
搭乗者が歩くとイェーガーも歩くというシステムに対して、観客は笑うが、登場人物たちは笑わない。
パシフィック・リムは、深海の裂け目から怪獣が次々と湧いて出て沿岸地域を襲うので、巨大ロボットを作り運用し戦うという、特撮映画だ。
その冒頭、怪獣が現れ始めたという状況を説明するニュース映像に、ほんの一瞬だけ「カイジュウ・ブルー」という単語が現れる。
確か、字幕でも触れられていないくらいの短さだ。
正確に覚えているか自信はないが、「倒した怪獣の死体を処理するのに苦慮している。強酸性の血液は処理をより困難なものにさせ」という感じだった。その中でカイジュウ・ブルーと言っているのだ。怪獣の流す青い血液が、カイジュウブルーとメディアに命名されている。
この設定自体は使用されているので完全に無駄ではないのだが、このニュース映像、誤魔化そうと思えばいくらでも誤魔化せる。
それを、倒れた怪獣の死体とともに、処理している人物たちを映し出すほんの一瞬のニュース映像をキチンと作りこんでいる。
設定に矛盾があったり、工学的にも技術的にもありえなかったとしても、その世界の中でそういうものであるということ、丁寧に丁寧に作りこんである。
「2つ、言っておく事がある。1つ、二度と俺に触るな。2つ、二度と俺に触るな」
不承不承返事をする主人公に対する対応も、コメディではなく真面目に演技をしている。
司令官の演説を熱いと思うのは、そこに至るまでにパシフィック・リムの世界にどっぷりと浸かれるようになっているからだと思う。
司令官は一貫して怪獣に対抗するにはイェーガーの運用が必要だと信念を持って行動しているし、世界を救えるのはイェーガーしかいないと信じている。
少なくとも「そういうキャラクターなんだ」と観客が思えるような台詞と演技をしてくれる。
名前すらないような登場人物ですらそうだ。
劇中「良いニュースと悪いニュースがある」と言う、これまた典型的な台詞を吐く人物が出てくるが、丁寧に演技をしている。全く雑さがない。
そこに現代ではないパシフィック・リムの世界があり、その世界の人物がコミックのキャラクターのようにしか見えなくても、彼らがそこで生きていると信じられるとすれば、彼らはそこに生きている。
幻想を現実へとすり替えるのは、7年の月日でサビが出始めた操縦席かもしれないし、猛威を振るう怪獣の姿かもしれないし、絶望的な表情でテレビを見上げる労働者の姿かもしれない。
それぞれは本当に小さな事だ。
(裏取りしたことはないけど)開けない箪笥の中に着物を入れたり手紙を入れたりしたことは、エピソードとして結構有名だ。
プライベート・ライアンで、本物さながらの過酷な訓練を救出側の役者に行わせ、救出される側のマッド・デイモンには一切行わせずに途中合流させて、凄まじく険悪な雰囲気の中で撮影を行ったというのも、またそこそこ有名な話だ。
それらは一切、画面には表出しない。
いや、正確に言えば、本当に微妙な形では表出する。
動くときの所作だったり、唇の皮肉な皺であったり、疲れた目で相手を睨めつける仕草に。
それぞれは指摘するほどのこともない、指摘できない、本当に微妙な差だ。
でも、その積み重ねが、妥協しない作りこみが、圧倒的な熱量の愛情が、我々の心に届くのだ。
シナリオの不出来をねじ伏せて余りある情熱を感じ取れるかどうかが、きっとその差になっている。
ギレルモ・デル・トロの脳内にしか無かった怪獣と巨大ロボットとが大乱闘する特撮ファン垂涎の世界がスクリーンに現れたのは、間違いなく情熱を持ったスタッフの手腕によるものだ。
まだ間に合う。是非、大スクリーンで観て欲しい。
久方ぶりに読んで思いついたことを3つ
「おまえも空気の奴隷になれ」って?「空気読め」の扱い方次第で人生台無し
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20060412/1144833374
当時と違い現在のはてぶにはスターが存在し、ブクマされた記事に対してどんな空気を持たせるかを競っているように見える。
また、一度醸成された空気に追随して、より面白い発言をしてもいる。
まとめサイトを読む際、文章自体以上に文章から作られる空気を楽しんでいるフシがある。
「空気」が希薄であろう日本以外において、ログがこれほどのPVを集めるのか気になる。
もちろん利用している人間がいるにせよ、彼らは祟り神を山へ戻そうとしているように見える。
月給1万円以下からスタート? ブラック企業も驚くアニメ制作現場の超低賃金
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130823-00000356-playboyz-soci
-----------------------------------------------------------------------------------------------
制作現場でも、もっとも悲惨とされるのがアニメーターだ。アニメーター歴6年のP氏が、現状を明かす。
「アニメの絵の根幹をなす『原画』は1枚描いて3000円から4000円。下請け制作会社からの発注だと2000円になることもあります。そして原画のキャラやメカを動かす『動画』は1枚描いて150円から200円。絵がうまいことはもちろん、描くのが速くないとまったく稼げない世界なんです」
アニメーター歴6年のP氏が言ってる原画は1枚描いて3000円~ってのはデタラメ。
アニメ業界人じゃなくてもちょっとマニアだったら誰でも知ってる事だろうが、原画マンは枚数単価ではなくカット数単価である。
原画のプロセスはまず「レイアウト」を描かなきゃならない。そしてそのレイアウトは一旦演出や作画監督のチェックを受け、場合によってはリテイクで描き直し。チェックが通るか作監のレイアウト修正を渡され、それを元にしてようやく「原画」を描き始める。カットの内容によっては十数枚から数十枚描かなきゃならない。何てこと無いカットでも普通は5枚から10枚は絶対描く。(止めのBGオンリー(背景のみ)のカットだったら確かに1枚あたりの値段になるが、そんなカットばかりあるわけじゃないのは皆わかってるだろう)。そしてまた演出・作監のチェックを受け、場合によってはリテイクでまた描き直す。
そこまでやって、「1カット3000円から4000円」だ。しかもこれ相場ではかなり安い方。
このデタラメ記述はツイッターでもアニメーターの人達がツッコんでる
http://twitter.com/arasansan/status/370800950996267008
レイアウトと原画込みで「単価」4000円だから、レイアウト2000円原画2000円内訳単価なので「原画」40~50枚の場合1枚50円以下。
http://twitter.com/GSX750S1/status/370798688802578432
このニュース記事のアニメーター歴6年のP氏ってのはどこの誰なんでしょうか?っていうかそもそも実在するのでしょうか?
で、この原画1枚3000円の大間違いは何も今回だけじゃない。
http://dl1.getuploader.com/g/butagoya/19/zeni.jpg
鈴木みそ『銭』第1巻より
このロン毛の男は「自殺したアニメ監督の亡霊」という設定なのだが、そんなキャラが「1枚3千円!」等と言っている。
明らかに「枚数」と「カット数」を履き違えている。
この漫画、これだけでなく"監督はアニメーターからキャリアアップするもの"みたいな誤解されるような描き方もしてる。
最後この監督の霊が新人動画マンに乗り移って動画を描き始めるみたいな展開になるんだけど、この監督がアニメーター出身だったことは作中一切説明が無い。
ちゃんと裏とって描いてんのか疑問に思うレヴェル。
2003年頃に描かれた漫画だけど単行本は何度か増刷してるし電子書籍もある。これらの間違いは今も直されて無いだろう。
そんで田中圭一も同じ間違いを描いてる
ここでもまた「原画の相場 1枚・・・3000円~4500円(TVアニメ) 1枚・・・7000円~2万円(劇場アニメ)」などと記述されてる
自分も記録していかないとどれを見たか自分で忘れちゃって、その後「面白そうだな」と思ってレンタルしたら見たことあったやつでしかも劇場で観た当時つまらなかったと思ったことまで思い出して(だから観たことすら忘れてて、今回もつまらない)がっかりということがあったので記録をとり始めてもう10年以上書き続けてるけど、とりあえずこんなこと書いてる。
・どうして見に行こうと思ったか(ここを記録しておくと、見た、という記憶が残りやすい)
・冒頭の簡単なあらすじ(これは後で、これ見たけどどんな映画だったっけと思い返すのに役に立つ)。
・いい点でも悪い点でも自分が印象に残ったポイント。見てる時感じたことを思い出せるだけ。ただの感想もあるし、同じ監督やキャストの別の作品と比べてどう思ったかみたいな話。(今後映画を選ぶ時の参考になる)
自分のためだけならこれだけでいいんだけど、感想を参考に見に行くかどうか決めてるって人が出てきたので、自分はそれプラス、どんな人に向いているか(歴史ファン向けとかデートムービーに向いてるとかキャスト好き向けとか、逆にキャストが好きってだけではつらいとか)を一言付け加えてる。で、面白かった時は面白かったと書くけどつまらなくてもよっぽどでないとつまらなかったとは書かない。見に行こうかと考える人の興を削ぎたくないから。ネタバレ部分は反転させたら読めるようにして書いてる。
あくまでこれは自分のためが主な記録だけど、人に読ませるレビューを書きたいなら、事前に製作背景とか周辺情報をなるべくいろいろ調べていって見ながらそれを確認していくっていう手順が必要だろうなと思う。事前に情報入れたくないなら見た後その辺を調べて照合するでもいいけど、最初から頭に入れた上で観るのと後から思い出すのじゃやっぱり見方が違うから。
ブログなら監督名とかキャスト名とかジャンル・シリーズのキーワードを記事のタグに入れとけば後で関連作を探しやすくていいよ。