はてなキーワード: レディースデーとは
でもレディースデーがあるんですよね
レディースデーとかあって1000円引きになるとかそういうのでは
「女性は声を上げてきたから権利を勝ち取ってきた。何故男は声を上げないのか?意味が分からない」
「男の事は男が助けるべき。女に頼るな!」なんて女性の意見はよく見かけるんだけど
男の場合、助けを求める声を上げても叩かれるし、何なら上げる前から叩かれて黙らせられる、
男が男を助けようとしても何故か「女を助けないのか!?女性差別だー!」って抗議されるケースが多々あると感じている。
というのも、以前から手伝っている支援活動や子ども食堂で、度々聞かされる要望とかクレームでそう思わされている。
例えば自分が関わっている所は利用者としては男女半々とはならずに男子7割、女子3割程度になる。
これは地域差も勿論あり、単純に男の方が人口多いとか、栄養的に男子の方がカロリーを必要として
そうなると貧困家庭だと満足し辛いとか、言い方悪いけど貧困家庭の男子だと「男なら多少放置しておk」みたいな感じで
決して愛情が無い訳では無いけど結果的にネグレクト状態、という家庭も少なくなくて
結果的に子ども食堂みたいな支援に辿り着いたり迎え入れたり(あるいは親に放り込まれたり)する事の方が多い、というのが自分の私見。
また別の施設だと女子(女性)の利用者の方が多くて、本当に地域差は大きい。
おかわりは一人一回までで、男子の利用者の大半はおかわりをする。勿論女子もする子はするし
そもそもその分も計算に入れて提供しているからこちらとしては問題無いし、仮におかわり禁止した所で提供数が変わる訳では無い。
まあそうなると、まず来るのが「男子は食べ過ぎだからおかわり禁止させろ」みたいな馬鹿なクレーム。
別に女子もおかわり出来るし先に書いた様におかわり厳禁にした所で提供数変わらないし、という事を説明するんだけど
・「男子が多いと女子が利用し辛い。レディースデーを設けて欲しい」
→別にラーメン屋みたいに女性入ってくんなよみたいな雰囲気は勿論無いし、客商売でも無い福祉の分野に何を望んでいるのか?
・「父子家庭らしき親子が利用するのが目につく。何故父子家庭が利用出来るのか?利用を遠慮して欲しい」
→親が来た場合は有料で提供してるんだけど、両親が来た場合でも同様の対応だし父子家庭だけをで禁止する意味が分からない。
ウチもそうだったんだけど父子家庭だからイコール余裕がある訳では無いだろうに。
・「提供数が決まっているなら女子の分を予め確保して欲しい。女子や母子家庭がもっと利用しやすい様にして欲しい」
→枠が決まっているのに、女子・母子家庭用に優先(実質専用)枠を作れって事?
男子の利用者の割合が多いにも関わらず、3~5割を女子・母子家庭の優先枠として確保しろとか正気なんだろうか?
勿論優先枠以外は男子に、なんて事は出来ないので、普通に利用出来ない男子が出てくるし、そもそも男女で差をつける意味も分からない。
「じゃあ男子には提供を制限しろって言いたいのか?」と反論した事もあるが、「そういう事を言っているのでは無い!」とすぐに否定する。
でも要望をそのまま解釈すると、女優先で男は後回し、になるのだからどうしようもなく矛盾している。
言い方は悪いけど、支援が必要な弱者に性別とかあまり関係無いと思うし、分断する意味も分からない。
以前読んだ増田で、『困窮している若い女性・子供では無い若い男性を助けるのが物凄くしんどい。
そういう事をしようとするだけで非難される事も多い』という内容のものがあったけど、そこまで酷くは無いものの
聞いててしんどくなるクレームとか要望はちょこちょこ耳に入ってくる。
さすがにそうそう受け入れる事は無い(と思うけど、団体の方針次第では分からんし、そうなったらさっさと手を引く)けど
しかしながら、自分みたいな末端ですら、こと福祉や支援の分野では「男を助ける」という事に対してはつくづく冷淡だよなーって感じる面が多々ある。
女性や子ども、子どもの中でも男子より女子が優先、男は後で良いしそもそも助ける必要あるの?という偏見が根強い。
「男は社会的に強者なんだから仕事で稼げ」なんてのは、男女平等の時代にも合っていないのに。
大げさかも知れないけど、「食事」という割と最低ラインのライフラインの支援ですら、男の事はあまり考慮しなくて良いし
後回しにしても良いでしょ?という思いが少しでも無いと、上記のクレーム・要望なんて出て来ないと思うんだよね。
どっかの馬鹿クレーマーのクレーム、なら相手にしないし笑えるんだけど、然るべき所や人からも似たような要望が来たみたいな話を聞いてしまうと、本当に笑えない。
そんな相手がフェミニズム団体とかフェミニストを自称していたりすると、フェミニズムとは男性差別思想なのか?と疑ってしまう。
自分は支援活動に色々世話になって何とか生きて来られたから、社会に恩返ししたいという思いもあって、ボランティア活動、特に貧困家庭への支援を
中心にやっているんだけど(子ども食堂の手伝いもその一つ)、自分自身の経験から、父子家庭とか男子というだけで
食事という最低限度の福祉からも爪弾きになりかねない現状は、過去の貧困だった我が身とも重ねてしまって非常に辛い。
たまたま自分は周囲に恵まれて助かったけど、そうじゃない人達はどうすんだよと、別に人間皆なりたくて貧困になってる訳でも無いんだよと
そういう家庭を知ってる人達や自身も決して経済的には恵まれていないであろう人達が、どうして助けが必要で、助けも求めていて
食事に来るという形で実際に行動を起こしている男子や男性には冷酷になれるんだろうか?本当に意味が分からないし辛い。
もっと感情的な批判、いや最早誹謗中傷とか攻撃の部類に入るクレームも無い訳では無い。
「女子が安心して利用出来ないから女子(と母親)専用にしろ!」とか
「余ってるのなら何たらかんたら支援事業に提供しろ!」「何故断るのか?○性差別だ!」みたいなものが……
もう本当に申し訳ないけど、「男を助けるぐらいならこちらに寄越せ、それも駄目なら(支援を)止めて!」みたいな
例え自分達が得をしなくても男性を支援するのが許せないというどうしようもない人達がいるんだよね。
例え声を上げても、その口を強引に黙らせる人達がいる。少なからず、確実に。
全員が女と言う訳では無いが、当然女の方が多い。男の敵は男だけじゃない。
自分は近所のおばちゃんにも世話になってたから、そういう女性(とそれに味方する騎士みたいな人達)は
本当の本当にごく一部だと思いたいんだけど、そういう「ごく一部」に限って声が大きかったり通りやすかったりするのが問題。
大声を上げてれば良いって話でも、ましてやそれが正しいって事でも無いんだけど、世の中はどんな形であれ
より目立って自分の意見を押し通す人達に有利な様に出来てるのが現実なのがげんなりする。
こんな事あまり書きたく無いんだけど、男性でもとっくに声を上げてる人は上げてるし
自分みたいな末端も含めてその声を聞いて助けようとしている人達だって普通にいるんだけど
その声が別の大声にかき消されたり、声を上げている事自体が許せなかったり、福祉とか支援は全てにおいて
『弱者』である女性を最優先すべきだと思いこんでいる様な人達や
男性を助けると自分達に回らないのではと勝手に思い込んで恐怖して、「善意で」攻撃してくる人達がいる。
「男はもっと声を上げるべき」という声は、実際に声を上げている人達や、その声を聞いて動いている自分の様な人達
そして大声を上げてせっかくの助けを妨害する様な、差別の加害者・当事者を応援する行為ですらある、と自分は思っている。
男から福祉すら「強者の権利だから」と取り上げて女に回したがる事を主張する、それを恥とも』思わない『わきまえない女』みたいなタイプには、怒りを覚える事すらある。
食事という性別関係無いであろう分野の福祉ですらこのザマだから
これが別の支援、それこそDV被害とか性的虐待被害者への視点とかだと
女性には当たり前にある支援が、男性に対しては必死に探しても無い、ぐらいに差がある。
「声を上げてない」というか、実際には「声は上がってるけど馬鹿にされたり黙らされてる」だし
「下手したら積極的に加害・攻撃されて排除されてる」とすら思う時がある。
まあみんな、分かりやすい弱者の形をしている方を救いたいよね、という諦めも感じている。
それが「女性」「子ども」であり「若い女子」「10代の少女」だったりするのだろう。
困難な生活をしている少女達が性的搾取されているとしたら、困難な生活をしている少年達は犯罪搾取されている。
ぶっちゃけ、女は男が助けを求める声を聞く必要も無いし、無関心で良いんだよね。
助けるのはこっちでやるし、それぞれ聞きたい声を聞くというのも、別に間違ってはいないと思う。
せめて非難とか邪魔とかして、声を上げた人を黙らせる事だけは止めて欲しいって、切に願っている。
それすら出来ない人間が多いのが現状なんだけど。
個人的にモヤモヤしているのが、以前ネット記事を作る時に、やたら女子や母子が食事をしている所を撮りたがるから
失礼承知で「何の意図があって女性だけ撮っているのか?」と聞いた所
「いやー女性じゃないと絵にならないし、同情されにくいでしょ?」と、さも当たり前の様に返された事があった。
その時、「あーそうですよね…」と、ちょっと納得してしまった自分が恥ずかしかった。
生産性がなく加害性ばかり強い弱者男性に課税するのは素晴らしいアイデアですね。
弱者男性に課税することにより、未婚化・少子化の解消、治安の改善などの効果が期待できます。
ただし、現実的には弱者男性に直接課税するような制度の導入は難しいでしょう。
弱者男性は税を負担する能力、担税力を欠いていると一般的に考えられるためです。
そこで課税ではなく、それ以外を優遇することで相対的に弱者男性に課税する方法が考えられます。
https://note.com/neroreport/n/nc2486046cb39
(引用されている「赤の他人の男が損をするのを願うのが女という性か」については、第三者が勝手に転載したものである、別に怒ってはいないが)
利用者に「好評な」レディースデーは、回数を増やす事になった。
それだけ毎日の様に通う少年達が、食という最低限の福祉にすらありつけなくなった。
更に割合を増やす事を主張する人もいたが、さすがに自分がブチ切れて支援者も巻き込み騒いだ結果、それ以上の悪化は防げた。
しかしそれ以来、ある事ない事、他スタッフや支援者(主に女性)に、陰口を叩かれる様になった。
団体の迷惑にならぬ様に記事を削除したが、正直今では後悔している。
そうなると、よく通っているあの子や彼はどうなるのだろう?
それが心配で仕方が無い。
別に未成年の少年に重点的に支援をしろ、とまでは思っていない。
男女問わず、生活に困っている人間、特に自らではどうしようもない未成年は救われるべきだ。
「性別」という自分ではどうしようも無い所で、区別され差別される。
そんな事はあってはいけなかったのに。
一部の異常な差別者と、彼女ら・彼らに影響されてしまった人達のせいで、結果的に福祉の前提を崩壊させてしまった。
本当に申し訳なく思っている。
しかし責任を取って活動から身を引けば、男子を福祉から排除する抑止力が小さくなる。
それも避けたく、結果的に活動を続けてしまっている。後ろめたい思いをしながら。
貧困のネグレクト家庭に育ち、ロクな学歴も無く不況の社会に放り出された過去の自分は、生活困窮者だった。
住み込みの仕事を給料未払いの上追い出され、20そこそこで健康的に働ける体があるにも関わらず、炊き出しにありつかなければ飢えをしのげなかった、
そこから何とか福祉に繋がらなければ嘘偽り無く死んでいたであろう自分は、間違いなく生活が困難だっただろう。
それでも当時は、皆が辛い時代だった。
だから男女差別がどうこうは何も思わなかった。考える余裕すら無かったと言われればそれまでだが。
しかし今は、女性に対する様々な支援は、寧ろ手厚く過剰なまでに溢れている一方で、男性に対してのそれは女性ほどは少ない。
寧ろあっても、様々な立場から邪険にされ妨害され、支援や福祉を受けられないケースも多々ある。
先の日記で嘆いた様な、男性への福祉を意図的にカットする様な胸糞悪い事実が現場で起きている。
抗議をしても、最早あるのかどうかも分からない、福祉の支援が必要な人達には間違いなく存在しない、
ありもしない「男性特権」があるのだから(支援など)無くても問題無いだろうと、抗議の声すら大声で感情的な反論を喚かれ、かき消されてしまう。
女性よりも上回る権利など欲していない、ただ平等に、同じものが欲しいという、ただそれだけなのに。
レディースデーに「好評」をした女性達の歪んだ笑顔が忘れられない。
「女性が安心して、女性だけで食事を出来て満足しています」と。
自らが得をしなくても、男を排除したい。それが女の得に繋がる、という歪んだ思想。
男の加害性があるのならば、これこそが女の加害性なのだろう。
若く多感な時期に、生活困難に追い込まれた挙げ句、「性別」というどうしようも無い性で差別され区別され、
最低限度の支援からも追い返された人達に対し、救われる側の性を恨むな、羨むなとは、俺には言えないし言う資格も無い。
彼らが社会の一定を占めた時、女性への過剰な支援に対し大目に見る事が出来ると思っているのだろうか?
「男性だから」と救いを求める手を跳ね除けられ、一方で諸手をあげて歓迎されながら救われる「女性」を横目で見てきた人達が。
今、差別をしている者達では無く、関係無い人達が次に差別される側になる。
今、フェミニズムと共に植えてばらまいている怨恨の種は、後の世代で女性を脅かす存在に成長するのかもしれないという暗澹たる将来への絶望がある。
そして、恐らくこの声は、自ら「だけ」が差別される側だと思いこんでいる差別者の側にいる女達と、彼女らに味方をする者達には決して届かないという絶望も。
どこか見下したような気持ちになっている女性も居るのではないでしょうか。
30代になるまで童貞だったようなモテない男性は、寄ってきた女性に対して、
「イケメン好きの癖に、嫁き遅れるのが怖くなったから妥協した結果が俺なんだろ?」
「今頃になって近寄って来やがってこのクソババアが。俺は女子中学生がいいんだ」
その感情を素直に表に出すのか、胸に秘めたまま呪い続けるのかは男性の性格によりますが、
どちらにせよ若い頃にモテなかった恨みや女性への憎しみを持っていることは確実です。
モテない男ほど、自分が男性に生まれたことで得した経験が少ないため、
特にレディースデーや女性専用車両など、女性優遇サービスについては強い憎悪を抱いています。
そして女性に生まれるデメリット(妊娠出産で退職を余儀なくされたり収入が伸び悩むことや、
経験が無いから気配りが出来ないのではなく、ただでさえ世の中は男性差別でいっぱいなのに、
なぜ更に女性を優遇してやらねばならないのかという発想から来ている言動なので、変わることは永久にありません。
こうして男性に雑に扱われた女性は、年齢より早く老化していくでしょう。
女性を恨んでおらず、お互いをいたわりあえる男性と交際するべきです。
女性といえばアイドルや二次元美少女キャラクターしか知りません。
だからグラビアアイドルやAV女優などの身体を無意識のうちに「普通」と認識していますし、
二次元美少女キャラクターの振る舞いやセリフを「女なら当然」と認識しています。
「(二次元と比べて)強欲で可愛げがない。性根が腐ってるなあ」
「(AV女優と比べて)感じにくいなあ、不感症なのかな?欠陥品掴まされちゃったかな」と感じます。
要するに30代童貞は、あなたの身体や性格をゴミと認識するのです。
傷つくのが嫌いな方は、絶対に付き合うべきではありません。
22-10-04
■赤の男が損をするのを願うのが女という性か
訪れる子どもの大半が、軽度から重度のネグレクトを受けている様な子ども達だ。
お世辞にも子どもが好きそうなメニューを提供しているとは言えないので、食費を浮かせたいだけの馬鹿共からもあまり人気が無く
(もっともそういった輩は見れば大概分かるので追い返しているが)リピーターは自ずと本当に困っている子ども(と一部の親)が中心となる。
ある種の社会的使命を持って手伝ってきたが、ある時から、妙なクレームが入る様になった。
端的に言うと「男子(男児)や父子家庭の子に食事を提供するのは如何なものか、控えて欲しい」というものだ。
要するに、男子は女子よりも食事量は多いし、父子家庭なら母子家庭よりも豊かだろうと。
それよりも女子や母子家庭への提供を優先すべきだと。彼女らへの支援が不足しては困るのだと。
あまり良い職に恵まれていないのか、女性にしては貧相な格好か、
格好は貧相なのにスマホは最近機種だったり高そうな使い込まれたブランドバッグを持っていたり、そんな人達だ。
訪れた時に、ゴニョゴニョ文句を言うか、こちらの対応に不満そうな顔をしていたのが、悪い意味で印象的だった。
男子や父子家庭に多めに食事を提供しているから、彼女らにまで支援が回らないと言えば話はまだ分かるが、
勿論特定の家庭や男子だけに多く提供している訳でも無く、そもそも十分な程度には食事を提供している。
故に女子や母子家庭への支援不足などハッキリ言って被害妄想でしか無く、文句を言う暇があるなら
先にも書いたが、利用者の大半は、軽度から重度のネグレクトを受けている様な子ども達だ。
家でロクに食事も与えられず、コロナ禍での休校や長期休暇の間は、言葉通り我々が提供している食事は彼らにとっての生命線だ。
命の線をたかが性別で断ち切ってしまえなどと言うのは、異常差別者とすら個人的には思う。
しかし、特定していたクレーマーだけでなく、徐々に同種のクレームが増えていった。
さもネットで見ただけの様な、要領を得ない曖昧なクレーマー達。
誰が焚き付けたのかは知らんが、声だけが増えたクレームだった。
しかし、オーナーが携わっている別会社や、支援団体の方に言われれば、対応せざるを得ない。
何かそういうクレームの手引に従ってやっているのか、という邪推すらしてしまう。
彼女と、彼女を支持する他の女性スタッフ達が中心のシフトの時は、
「レディースデー」などと称して、男子や父子家庭への提供をカットする様になってしまった。
オーナーも良くは思っておらず、自分も色々と直接文句は言ったが、ただでさえボランティアの様な活動だ。
ベテランスタッフの様な、出来る人材が辞めるのを避けたかった様で、
苦々しい調子で「なるべく控える様に」とオーナーが彼女らに言うのが精一杯だった。
ある日、よく訪れてたまに話す様になった男子が言った言葉が忘れられない。
「今日は食べれるの?」と。
勿論俺がスタッフにいる時は、男子らを拒絶する様な事はしていない。
自分がいない日に訪れて、そして断られたのだろう。
育ち盛りで伸びてきた小学校高学年の身長に似合わぬ、やせ細った体。
聞けば彼は母子家庭だが週に何度もロクに金も置いていかず遊びに行って帰って来ないらしい。
何度か、親子でも来た事はあるが、明らかに母の方には何らかの知的障害が学習障害がある様子だった。
悪い人では無さそうなのが、まだ救いだったが、親としての役割を果たせていないだろうというのは見て取れた。
このご時世に、満足な食事も出来ず、救いを求めてたどり着いた先で、「お前は男だから」と拒絶される絶望。
そんな思いをさせたくなんて無かった。
飢えてロクに食べるものも無く、夜中に徘徊し飲食店のゴミ捨て場を漁って何とか生き延びてきた。
飢える辛さと悲しさと惨めさと苦しみはよく分かる。
少しでも、満足に食事を取れない子ども達を救いたいだけなのだ。
男子を拒絶するベテランスタッフが鬼畜なのか?と聞かれれば、少なくとも女子やシングルマザーらには親しく優しい。
よくある放置子として、周囲の人々の善意に食らいついて何とか生き延びてきたらしい。
彼女がいつか言った事は、嘘では無いのだろう。
でなければ、こんなほぼボランティアで時には手弁当もある活動に熱心に参加など出来ない。
だからこそ余計に、「男だから」と拒否する事が、理解出来ない。
「男子だから」救われない、拒絶される。そんな事はあってはならない。
例え男子や父子家庭への提供を辞めても、その分女子達に多く回る事は無い。
父子家庭に至ると、母子家庭の利用者と比較するとずっと少ない。
男子に二食、女子には一食、などと差別している事など絶対無い。
男子に提供しないから、女子に二食提供出来る様になる、という事も勿論無い。
なのに、一部の女は、男が少しでも得するのが許せない様だ。
男が損をするのが女の得になると思っているのかも知れない。
まるでフェミニズムだ。
それともこれが、女の性、本能、負の性欲とでも言うのだろうか?
今日のはてブトップにあがってたトー横のハウル?も、松浦会長?も
結局「男が女に対してありえないことをかます内容」なんだよね。
どうしてこれが逆転しないかな。
どうして女が男にありえない失礼な、性的搾取を行うニュースが、同じくらいでてこないんだろ。平等にならないんだろう。
女は得してるだのなんだのさんざんいってくるけど
生まれた瞬間から、ニュースになるレベルの人間としてありえないことをされる属性になってしまった、という最悪な現実を、どうしてわかってくれないんだろう
今日も男は女に人として扱われてないなぁとインターネット開くとヘッドラインで毎日いくつも飛び込んでくる世界を
もしこれが全部なくなるなら、レディースデーがなくなってもいいし、デートでおごってもらえなくなっていいし、重いものを自力で持たなきゃいけない世界になっても全然いい、あまりに些細なメリット
加害者属性である男達による自戒の呼びかけや、監視は行われない。
被害者属性である女達は「こんな風に対策しよう」「この方法良かったよ」「それは大変だったね」と意見交換や団結があるけど
男同士で「こういうことやる人間は男として最低」「同じ性別として恥ずかしい」「自分らも身近にいたら注意しなきゃ」みたいな光景を見れた試しがなく、常に「俺は違う」という保身と逃げだけ。
被害者より、対等な属性のほうが取り締まれる確率も可能性も、説教できる可能性も、ずっと高いのに
どうして男は男の犯罪に立ち向かってくれないんだろう
それが妻だったら、娘だったら、絶対許せないでしょ?
4月からデザイン系の派遣社員をしているのだが、契約期間途中の今月末で退職することになった。
面接時に私から投げた質問で1点致命的に間違った情報を伝えられたまま契約してしまい、いざ業務が始まってみたらこれは私のライフスタイルでは続けられませんとなってしまったのだ。
何故間違った情報を伝えられたかと言うと、面接に立ち会った派遣元・派遣先双方ともに実際の現場の業務を殆ど把握できていない為だった。
向こうもそこは(物凄く軽薄な感じではあるけど)謝ってくれて、私はすぐに辞められるなら何でもいいですという感じでスルーした。
という訳で後任の人が見つかり、6月頭から引き継ぎが始まった。
デザイナー歴10年の私はこの仕事に就いてから2週間で1人で業務を行えるようになったので、まぁ同じくらいのスキルの人なら1ヶ月あれば確実に覚えられると思っていた。
後任の人は何故か、デザイン未経験・イラレフォトショの使い方知らない・仕事でパソコンを使ったこともないという三拍子が揃った人だった。
デザイナー歴10年の私でも1人で出来るようになるまで2週間もかかる仕事なのに、本当に何故この人が採用されたのか全く理解出来なかった。
が、冒頭で述べた通り派遣元・派遣先の面接担当者は共に現場の仕事をほぼ把握していないので、それが原因だろうとは容易に想像がついた。
引き継ぎ初日の時点で後任が1ヶ月以内にこの仕事を1人でこなせるようになるにはかなり厳しい戦いになると分かったし、派遣元の営業マンにはすぐにその旨は伝えておいたが、私に出来ることは後任に全力で仕事を教えることだけなので、そのようにした。
デザイン経験の無さやAdobeソフトの知識に関しては頑張って覚えてもらえば大体解決できるが、そもそもパソコン操作自体が初心者レベルだったのだ。
例えば、フォルダ内にあるファイルを別のフォルダに移動する方法が分からない。
フォルダを複数開いてドラッグ&ドロップとか、Ctrl+Xで切り取り→移動先へペーストとか色々方法はあると思うが、フォルダを複数開く方法や、切り取り・ペーストのショートカットキーを知らないのだ。
パソコン教室レベルの話から教えなければならないので、これは相当時間がかかるぞと思った。
それだけならまだいいのだが、後任は人間的にも不安な点が多かった。
仕事中の雑談で、しきりに「家で一人なのが寂しい」と話すのが気がかりだった。
それでいて後任は体調を崩しやすく、半月以内に発熱と胃腸炎を発症していた。
「彼氏も友達もいないし、体調悪い時に家で一人だと本当に辛いです……」と話す様子に、既婚者の私は何と声をかけたらいいか分からなかった。こちらまで辛くなってしまって胃が重くなった。
また、後任はブラックリストに載っているのでクレカを持っていなかった。
それも自分の浪費によるものではなく、前職の業務上の立て替えが嵩み、更に会社への精算申請も怠っていたため期限が過ぎて精算してもらえず、そのまま支払いが滞って信用情報を失ったという話だった。
「それ精算期限なんてただの社内ルールだから、立替金払って貰えなかったとか訴えたら勝てるんじゃないですか」と尋ねると、小さな声で「訴えるとか思い付かなかったです……」と言った。
後任は声が異常に小さかった。
何度も聞き返していたら、ある時「すみません、休みの日とか一日中誰とも喋らないので、声の音量分からなくて」と言っていた。
とにかく業務上の全てにおいて初心者だった後任は莫大な量のことを覚えなければならなかったが、どうしても数日前に教えたことを忘れてしまいがちだった。
ある時気付いたのだが、後任は私の指示の意味を考えず、ただ言われた操作をその都度再現しているだけだったのだ。
だから同じ操作を使って出来る別の作業に取り掛かる時に応用が利かず、点で覚えているので記憶も繋がらないので忘れやすいようだった。
とにかくメモを取るように伝えたのだが、体系的にまとめず聞いた事を聞いた順に雑多に記録していくので、後に参照した時どこに何が書いてあるか検索できないタイプのメモが作成されていた。
しかしそこまで指導をしている時間は無いので、心苦しいがもう細かいことには目を瞑ってカリキュラムを進めていくしか無かった。
後任の覚えの悪さや孤独の原因が分かった気がする出来事があった。
ある日の休憩中、弁当を食べながら不意に後任が「サウナ好きですか?」と尋ねた。
私は昨今の流行とは全く別ルートからサウナにハマった根深いサウナーなので、「恐らく後任さんの予想の10倍くらいはサウナ好きだと思います」と答えた。
それまで後任とあまり有意義な会話が出来ていなかったので、私はその質問が嬉しかった。
私は近場で女性に人気の施設や、マイナーだけど自分のお気に入りの施設の名前などを3、4個上げ連ねた。
後任は特にメモするでも検索するでもなく聞き流すと、「かるまる行ってみたいんですよねー」と言った。
「かるまるは男性専用施設ですよ……?」と言うと、「えっ! そうなんですか?」と驚いていた。
何で見て知ったのかは分からないが、男性専用施設だと知らなかったことに驚きつつも、「でも時々レディースデーイベントをやってるんですよ!次はいつかな……」と調べてみたら近日中に開催予定があったので、申し込み日程を教えた。
後任は下を向いて曖昧な笑みを浮かべるばかりで、特に本気で行こうとしている様子は見えなかった。
この時私は気が付いた。
後任は、あらゆることへの興味が薄いのだ。
興味を持つには持つが、とにかくそれが薄い。
これは私の予測の範囲を出ないが、仕事に対しても興味が薄いので自ら積極的に覚えていくことが無いから覚えが悪いし、他人に対しても興味が薄いので親しい人が周りにいないのではないだろうか。
ここまで書いていて私に対して「持てる者が持たざる者を見下している」という印象を与えてしまったかもしれない。
が、そうではなく、私は運良く配偶者と結婚して貰えただけで、一歩間違えたら後任の人とそう変わらぬ人生を送っていたかもしれないくらい共通点が多いのだ。
昔は友達も全然おらず、無計画に会社を辞めてフラフラし、親とも不仲なので誰にも頼れないままクレジットカードを生活費に使い込み、首が回らなくなってブラックリスト入りした人間なのだ。
そんな人間なので、後任を見ていて他人事とは思えず、心を痛めていた。
相当難しい話ではあるが、何とか1ヶ月で引き継ぎを終えて仕事を出来るようになってほしいと心から願っていた。
次の勤務日も休んだ。
LINEに既読が付かなくなった頃、派遣元の営業マンから「後任の人へ引き継ぎを継続するのが難しくなったので、このまま一人で月末まで業務を行ってください」と連絡が来た。
後任が飛んでしまった。
頼れる人もいない、信用情報も無い孤独な後任が飛んでしまった。
今後どうしていくのだろう。
後任は官公庁から来る文書の内容が読んでも全く理解できないと言っていた(私も全く同じ)ので、当然失業保険など知らないと思う。
デビットカードも知らなかったから(これは信用情報が無くても殆どのサービスでクレカ代わりに使える便利グッズであることをちゃんと教えたので大丈夫)。
後任は私が後任に対してこれだけ心配していることも知らないと思う。
かと言って、未読スルーをされているLINEに追加で何か声をかけるほど親しくもない。
だから私もこれ以上の連絡は取らないし、無事退職でき次第LINEはブロックすると思う。
私が今まであまり出会ってこなかっただけで、後任のような人は恐らく日本に沢山いるんだろう。
そういう誰にも頼れない人たちに優しい国であってほしいと願わずにはいられない。
でも、そうなる日は来るんだろうか。
かく言う私も規則正しく毎日同じ場所に行って同じ仕事をすることが耐え難いという性質のせいで、ひとつの定職を決められず毎年年収が200万行くか行かないかの底辺フリーランスだ。
本当に、私達を助けてほしい。