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2018-08-02

寛容になれない

寛容になるには余裕が必要だ。

だが、今の日本余裕が足りないと思う。主に金銭面。

私は高校大学に行くために奨学金を借りた。

私は特に何も言っていなかったが、奨学金を借りていたらしい。

社会人になり、マイナス5,600万程度からスタートだった。

そして以前「高校無償化」とか「奨学金無償提供しよう。利率なし」みたいな話があった気がする。

正直「ずるい」と思ってしまう。

自分奨学金を返済し終えているんだったら「あぁいいなぁ」くらいで終わる話なんだが

現在進行形で、生活切り詰めながら支払っている段階だ。

どうしても寛容になれない。

だって買いたいし、猫だって飼いたかった。ゲーム機だって欲しいけど我慢してるし趣味我慢している。

こんなんで人生楽しいなんていえない。借金返すために働くマシーンだ。感情がなくなる。

LGBTがー、とか、看護師男性が少ないのは男性差別がーとか言ってる人いるけど

結局その人達も寛容さが足りない。何より余裕が無いんだと思う。

金銭面や異性に関しての余裕が一切無いんだと思う。

異性に関してなんて、基本「金さえあれば」大抵どうにかなるんだから

結局は「金が無い」ことに問題がつまっているんだと思う。

皆が寛容になれず、暴走しているのは金が足りないからだ。

どうにかしてくれ日本

2018-06-20

奨学金借金1000万、無い内定19卒。希望が見えない就活生の吐き出し

吐き出し。

高校大学奨学金を借りて、返済額が1000万円近くある。

借りた当初は「どうしても学びたいことだったし、これは未来への投資」「就職したら頑張って返していこう!」そんな風に前向きだった。

元々母子家庭で、非常にお金がなかった。

運良く高校無償化の恩恵には預かれた世代ではあるが、制服代、教科書参考書代、その他施設費、そして受験費用……

結局奨学金を借りなくては高校卒業ができないような経済状況の家庭で私は育った。

このような状況なのだからそもそも大学お金がかからない国公立、もしくは行かない選択をするべきだった。

だけれども何を考えたか私立大学へ進学してしまった(今の大学を選んだことは全く後悔していない。質の高い、すごく良い大学だった。でもお金のことを考えるとその点では非常に後悔している)

結果、奨学金の返済1000万円を抱えることとなった。

最初のうちは「どうにかして上位の大学に入れたし、ここで頑張って勉強していい会社に入って奨学金を返そう!」「ちゃん就職したらお母さんも楽させたい」

そんな風に希望に満ちあふれていた。

でも、いざ就活が始まってみると、お祈り、お祈り、お祈り、お祈り……

少し長めのインターンに参加して「ぜひうちに来てください!」「あなたと一緒に働きたい」そう言ってもらえた会社からも当然のように不採用通知が届いた。

内定が欲しいのならより好みせず選考に参加しましょう!」「飲食や小売は狙い目です!」

その言葉を信じて飲食、小売の企業にも応募したが、祈られている。

企業研究だってエントリーシートの書き方だって面接対策だって、どれも一生懸命やってきた

勉強だっていつも頑張ってきた……

でもどれも結局は自己満足しかなかったんだろうな。

だって誰も、どこの会社も私のことを必要としてくれてないんだもん。私という人間は、必要とされない。その程度でしかなかったんだよな。

奨学金1000万円も借りるほどの人間なんかじゃなかったんだ。1000万円を借りてたくさん勉強するべきなのは、私みたいな人間じゃない。もっと価値のある、素敵な人がこのお金を借りるべきだったんだよ……この大学に通うべきだったのも、きっと私なんかじゃなかった……私よりも合格すべき人はきっといっぱいいたんじゃない?

なのに身の程知らずにも奨学金を借りて、大学にまで行って……

私って一体なんなんだろう……

今日、また一社から祈られた実家から通える範囲会社で、ここにもし受かれば実家に戻って、家族を支えながら働けるな…なんて思っていた。

そしてさっき実家の母から祖父がもうダメかもしれないと連絡がきた。

膵臓がだめになってたらしい。膵臓は異常に気づくのが遅くなりがちな臓器で、祖父発見がもう遅かったんだって

そもそもだって体調はよくない。もともと病気がちで、数年前に倒れてしまたこともあった。

そんな祖父や母を、私全然支えられてない……職すらまともに見つけられてない。借金けが残ってる。


奨学金、借りた本人が死んだ場合はチャラになるらしい。

私は機関保証制度を利用しているので、私が死んでしまったとしても親族には連帯責任が行かない……

大好きだったおじいちゃんももうだめかもしれないんだったら、もう私も死んでしまおうかな……

毎日そう考えて、毎日泣いてる。

2018-04-14

合格しても失敗」 おおたとしまさ氏の高校無償化記事に抗議する

おおたとしまさ氏という、中学受験を中心とした評論家がいる。自身麻布中高という名門私立中高一貫校出身であることもあって、私立中受験市場マスメディアに多く登場するが、専門外の記事になると、的外れで、唖然とするような記事を多く書く。

4月13日高校受験に携わるものとしては看過できないような記事を見かけたので、掲載しておく。まずは読んでほしい。

都立高校復権」の裏で「都立高校定員割れ」が意味すること

https://news.yahoo.co.jp/byline/otatoshimasa/20180413-00083769/

おおたとしまさ氏は、中学受験しか精査して調べていないことが丸わかりな記事である。お願いだから高校受験について何も知らない素人が、こういうデタラメ記事を、一般大衆を煽るかたちで書かないでいただきたい。

どうせトップ都立高に入れないのであれば、中学受験をしたほうがいい、あるいは私立高校に行ったほうがいいという判断が働くのも無理はない 【記事より引用


私立高校学費無償化の影響なく、都立上位校の人気はますます高まった

上記記事をご覧になったうえで、おおたとしまさ氏の脳内思考はこうである。「都立高校がいくつも定員割れを起こした」⇒「日比谷や西といった都立トップ進学校の人気が落ちたのだろう」→「都立上位校といえども、中学受験の中堅校の同程度の進学実績だから私立高校に進学する生徒が増えた」

果たして、本当にそうなのだろうか。都内高校入試最大の母体を持つVもぎの合格基準を用いて、過去3年間分の都立高校普通科ランク別の受験者数と実施率倍率の推移を書いてみる。

男子

ランク 1398人→1327人→1427人  (1.66→1.57→1.69倍) ↑

ランク 944人→917人→947人    (1.37→1.42→1.46倍) ↑

ランク 2863人→2934人→3000人  (1.53→1.55→1.64倍) ↑

ランク 2911人→2902人→2967人  (1.53→1.53→1.59倍) ↑

ランク 4403人→4389人→4107人  (1.45→1.46→1.37倍) ↓

ランク 3667人→3858人→3332人  (1.28倍→1.33倍→1.18倍)↓↓

都立高校合格必要偏差値をAランクからランクに分けた。Aが難関校、Bが上位校、C・Dが中堅校、Eが下位校、Fが課題集中校となる。見ての通り、A~Dランクまでは、3年間のうちで2018年度が最も受検者数が多く、倍率も高かった。つまり都立高校のうちのトップから、多くを占める中堅校のC~Dランクまでは、人気の上昇は継続している。

おおたとしまさ氏は、なぜかAランクやBランク進学校の話ばかりしている。きっと、私立中高一貫校の専門家であり、難関校の取材ばかりしているから、EランクやFランク学校をよく知らないのだろう。都立高校の定員割れの話をする際に、今年も人気が上昇した都立上位校の話をするのは、リサーチ不足と言わざるを得ない。

おおたとしまさ氏の「学区撤廃で一部に集中しただけ」は印象だけ

おおたとしまさ氏は、「学区を撤廃して、日比谷のような一部の超トップ校に難関大学合格者が集中しただけ」と語っているが、おそらく、何も分析せずに印象だけで語っている。実際にはまったく異なる。都立高校改革で、2番手や3番手学校大学合格実績も大きく伸びている。おおたとしまさ氏は、まず以下の都立2~3番手校の大学合格実績を10年前と比較されたい。

小山台駒場三田、竹早、小松川、豊多摩大泉富士三鷹武蔵野北、小金井北、調布北、町田日野台、調布北、昭和

これらの学校は、都教委肝いり進学指導重点校ではない。ところが、軒並み大学合格実績が伸びている。特に国公立大学合格者総数は、激増といっていいほど増えている。あなたのおっしゃる通り、都立高校生は、国公立大学志向が強いので、同じ表を、国公立大学合格率で計算したい。

都立高校改革が、当初は「一部のトップ校だけに高学力の生徒が集中して、ほかの都立進学校地盤沈下する」と危惧されていたのは事実だ。2000年代初頭ぐらいには、多くの方々がそう語っていた。ところが、都立高校間で進学指導ノウハウを蓄積した結果、都立高校全体での指導力が高まり、結果としては、都立進学校全体が伸びた。2000年代前半に都立全体で東大に50人台しか合格しなかったのが、2017年改革以後最多となる170人半ばを突破してた。参考までに、東京都内私立高校都立高校全体が、2012年から2017年の5年間でどれだけ大学合格実績が伸びたかを調べたので、掲載しておく。

●国公立大+早慶上智

都立高校 +892人 (115%)

私立高校 -489人 (97%)

●難関国立大(東大京大一橋大+東工大旧帝大東京医科歯科大)

都立高校 +81人 (136%)

私立高校 +41人 (103%)

おおたとしまさ氏の指摘する「特定校への集中」は、実は、氏の支持する私立中高一貫校の方が顕著かもしれない。

合格しても失敗」おおたとしまさ氏の最発言は、教育ジャーナリストとは思えない大暴言

おおたとしまさ氏の最後発言は、もはや教育ジャーナリストという肩書返上してほしいと思わせる大暴言だ。

難関大学合格可能性の観点から言えば、もしも世田谷学園を切り捨てたのであれば、日比谷や西に合格できない限りその選択は失敗だったことになり、同様に、田園調布学園や獨協を切り捨てた場合駒場小山台合格しても失敗だったということになります記事より引用

おおたとしまさ氏のこの発言暴言であるのには二つ理由がある。

第一に、データが滅茶苦茶であるということだ。おおたとしまさ氏曰く、難関大合格観点からすると、「独協を切り捨てた場合小山台合格しても失敗」らしい。だが、この感覚は、一般人感覚とは相当ずれていると言わざるを得ない。

独協  国公立大 12人  (うち現役合格5人)  ※卒業生数約200人

小山台 国公立大 115人 (うち現役合格92人) ※卒業生数約300人

単純に比べて、どちらの方が進学実績が優れているかといえば、独協高校には本当に申し訳ないのだが、どう考えても、小山台高校の方が格上と言わざるを得ない。東大京大東工大一橋大の指標も、小山台が5人(全員現役)、独協が1人(浪人)だ。

それなのに、恣意的データを用いて「独協を切り捨てたら小山台合格でも失敗」とサラッと言ってしま感覚が恐ろしい。そしてそれを、教育ジャーナリストという肩書で全国配信してしまうのだ。

第二に、これは単純に、その高校に通っている生徒に失礼ということだ。「小山台高校合格しても失敗」「駒場高校合格しても失敗」なんてことを、何度も言うが、教育ジャーナリストと名乗っている人間が全国配信している。しかも、具体的な都立高校名を挙げて。

おおたとしまさ氏は、ぜひともこの調子で、中学受験の子を持つ保護者に、逆のことを言ってほしい。

日比谷高校より東大合格者数の少ない私立中高一貫校に通っている生徒は、合格しても失敗」

都立国立高校よりも東大合格者数が少ない桐朋中に通っている生徒は、合格しても失敗」

都立西高校よりも東大合格者数が少ない国学院久我山中に通っている生徒は、合格しても失敗」

南多摩中等よりも東大合格者数が少ない穎明館中に通っている生徒は、合格しても失敗」

都立高校定員割れ分析は、おおた氏のような印象ではなく、精緻分析

おおたとしまさ氏の都立高校に関する記事が、まったくもって不正であることを指摘した。最悪なことに、全国配信されているので、この記事を読んだ一般の方々が「なるほど。都立高校定員割れは、学力優秀層が都立進学校から私立高校へ流れたことが原因か」と誤解してしまう恐れがある。

今回の事象について、日経新聞では、さすがと言いうか、冷静で精緻分析記事にしている。つまり、中堅校以上、偏差値でいうと50以上の都立高校にはほとんど影響はなく、それどころか、大学合格実績の伸長によって、ますます都立高校人気が高まる結果となった。一方で、偏差値30台の課題集中校や、商業科、工業科の人気が極端に下がり、私立高校に流れたと。

私立高校無償化政策による都立高校定員割れについて、我々が考えるべき最大の問題は、都立商業高校工業高校を、このまま不人気ということで廃校にしてしまっても良いのかということだ。今の若い子達には、なかなか商業高校工業高校の良さは伝わらない。嫌な言い方をするが、商業高校工業高校へ行くぐらいなら、私立高校からランクであっても大学へ進学させたいという家庭が多い。しかし、都立商業高校工業高校は、長い伝統の中で実習教育に長けていて、高卒の大切な人材供給の源。これをなくすことは、結果としては、国にとって損失ではないか?そういう議論などをしていかなければならないと思う。

おおたとしまさ氏も、そこに着目して、「都立高校の定員割れは、商業高校工業高校が見捨てられて、私立高校に流れたからだ」という論調で書いていれば、的を射た記事になっていただろうに……。

お願いだから、少なくとも「教育」ジャーナリストと名乗るからには、そういった学校にも目を向けて、足を運び、たくさん取材をしたうえで、この、「都立高校定員割れ」という国レベルでの大きな問題に提起する記事を、ぜひ全国配信してほしい。

開成とか、麻布とか、御三家とかも良いが、それだけじゃ、教育ジャーナリストとは名乗れない。

2018-03-29

anond:20180329000334

民主党なら起きてないし、

鳩山高校無償化は完遂され、

まともな奨学金制度ができてますね。

2017-10-15

anond:20171015174223

小池百合子野党であるのにまるで与党自公みたいに、大臣時代都知事としての「成果」を誇るのな

となると、旧民主党出身議員が、自身の成果を演説で誇れないのはすごく寂しいと思った

所詮、コアな自民支持層は4割もいないのだからもっと民主政権時代の「成果」を誇る人が出ればいいのにな

私たちが始めた事業仕分け自公に貶められてますけど、今も行政レビューとして続いていて役立ってるんです!」とか「高校無償化スタートさせたのは民主党政権です!」とか。

2017-10-10

anond:20171010163052

民主党公約経済左派的であったのはたしか。その税源に消費税も考えるというのがもともとの公約だったはず。

最低賃金1000円、ガソリン暫定税率廃止高速道路無償化高校無償化子供手当正規非正規社員待遇均等化、消費税額の給付付き控除あげてたらきりがない)

保守改革ではなく、経済右派経済左派を基軸として考えるのが主流になってほしいよ。自民はそこが自由に振れるから強いんだから自民を割る軸を作らないと実質的自民一強はどうしようもない。

2017-09-03

左派リベラル民衆に届く言葉を語れ、と言うけれど

右傾化する庶民「バカ」傲慢に冷笑し、切り捨てるのではなく、その庶民にこそ

届く言葉を発すること。スペイン学者たちがやっていることは、実はたいへん高度な技だ。

だがそれに学ばない限り、左派に日は昇らない。」

(「勝てる左派」と「勝てない左派」(ブレイディみかこ)より)

https://twitter.com/sionsuzukaze/status/606233512870445056

この手の言説、左派リベラルが何十年も前からずっと言われてきたこと(私もそれ自体は全くの正論だと思う)だが、

じゃあそれならばと、せっかく高校無償化子ども手当て、あるいはオバマケアなどの政策を実現させ、十分とは言えないながらもそれなりの成果を上げてもなお、

やれ「満点じゃない」「ここやあそこがダメだ」「だから支持するに値しない」・・・とあれこれ難癖をつけられた挙句選挙は敗れ、

せっかく作った制度下野によっておじゃんになり、後には「口先だけの無能政権」というレッテルけが残され、

挙句安倍自民大阪維新トランプや、最近だと都民ファーストみたいな、どう見てもしっちゃかめっちゃかな連中が

「彼らは成果を見せている。口先だけのあいつら左派とは大違い」などとちやほや持ち上げられる・・・というのでは、みんなバカバカしくなって、

左派野党ももうそのうち誰も「俺たちはもっと庶民に届く言葉を語ろう、届く政策を作らなきゃ」などと思わなくなるんじゃないか?という気がする。

2017-07-19

https://anond.hatelabo.jp/20170719174028

それ高校無償化じゃなくて高校教育クーポンなら何も問題起きなかったのにね

新自由主義的だから民主党政権的には採用しづらかったんだろうか

だいたい高校無償化って授業料減免&補助のある下流

そもそも高校にすらいけない低学力の超下流じゃなく

中上流が一番金銭恩恵を受ける格差促進政策だし何がしたかったんだろう

民主党政権相対的貧困率が史上最悪を記録したのも無理ないね

2017-07-05

https://anond.hatelabo.jp/20170705234909

夢を見る前にご飯を心配しなければならない状況を変えてほしい。

ご飯のために夢を諦めてる子いるでしょ。

高校無償化まではとても多かったと思う。

今変わりつつあるんだけど。

2017-06-22

高校無償化について議事録を調べた人の調べ方が

すごく雑に思えた。


私立高校無償化は本当に公明党の言う通り、共産党の「実績横取り」なのか? 都議会議事録を調べてみた。」のブログ

大学社会調査を学んでいたので、調べ方や結論ちょっと気になった。



・「私立 無償化」だけの検索

高校無償化」という発言議会であったので、あらゆる言葉検索した方がいいと思う。

私立 無償化」という言葉が形になるまでにも、いろいろと議論が行われていたかもしれない。

結果が同じでも、調査結果としてみんなに開示するなら、漏れがないように調べてほしい。

連続性のために2010年から議事録だけを取り上げているところ。

2010年から取り上げる明確な基準が記されていない。明確な基準がなければ「連続性があるなし」は、記事を書いた人の裁量ということになる。

曖昧調査だと受け取られる。

・このブログ調査している発言の回数については下記の通りすでに公式既出なので、そのことにも触れた方がいいと思う。

共産党側主張 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-05-16/2017051604_01_1.html

公明党反論 https://www.komei.or.jp/news/detail/20170518_24245

これを調べずしてブログを書いていたなら、基本的な「両者の主張」を見ていないことになる。



本当にファクトを伝えたいのなら両者の主張やあらゆる角度から情報をまとめるのが一番みんなの選挙の参考になる。

また、この議論において、政策実現に必要工程で、どの程度党が影響力を発揮していたかが、かなり重要

口約束だけして何回も政策連呼して実現しない党もあるのだから、「回数」だけ提示されてもなーとは思った。

2017-05-24

高等教育無償化っていったいいくらかかるの?

高校無償化ってこんなかんじ?

高校:100万人×12万×3学年 = 3,600億/年

大学:60万人×40万×4学年 = 9,600億/年

知ってる人がいたら教えてプリーズ

2017-05-04

民進党が嫌いな理由を教えてください

野党の中では一番強いはずだけどネットでは嫌われた民進党旧民主党)。

どうして? (民進党を嫌いな人って自民党を愛せますか? 片山さつき森喜朗二階俊博幹事長とか嫌いじゃない? 稲田防衛大臣は?)

私は民主党政権時代のことをよく覚えている。

当時は政治家への不信が強く安倍福田麻生といった弱小政権ばかりで民主への期待が大きかった。

だが結局は「自民党と同じだな」という感じの論調に終わった(大した成果がなかった。高校無償化ぐらい?)。

安倍首相民主党時代が悪かったと強調するし、間違いではないけどリーマンショック後の不景気や3・11後の自粛を考えると「自民党だったらマシだった」なんて言える時代でもないので「不景気政権やってもらって自民民主感謝しまくりだろう」って感じ。

改憲賛成派が自民と民進、改憲反対派が公明共産」みたいな報道もたまにされるし、自民と民進って基本的思想は同じなんじゃないの?

自民と民進の違いなんて親米自民親米慎重派の民進ぐらい?

それにしても元々保守派右翼というのは(三島由紀夫とか)反米だった経緯があるし民進党保守派だと言えなくはない気もするんだよ。

小泉首相の時は「日本米国の犬」とか言って、反米的な保守がまだいっぱいいたと思うんだけど。

2015-07-18

民主党強行採決した法案名一覧

http://blogs.yahoo.co.jp/success0965/4367716.html

民主党による 10回の強行採決法案

3/12 強行採決

高校無償化法 

⇒ 民主党が昨年の衆院選マニュフェスト (政権公約)で主要政策に掲げていたもので、公立高校では授業料徴収せず、私立高校生らには就学支援金支給する。4月1日から施行

在日朝鮮学校を入れるかどうかで、論争があった。2010(平成22)年度の政府予算案は3,933億円。

この財源捻出のため、特定扶養控除が2011(平成22)年以降段階的に縮小されることになっている。

子ども手当法

民主党マニフェスト政権公約)の目玉に掲げていたもので、与党公明党などの賛成多数で可決成立した。施行は4月1日。6月に子ども中学生まで) 1人当たり 月額1万3千円が初支給される。

 手当の支給対象に、海外子どもがいる在日外国人も含まれ、554名の子ども手当申請をした韓国人男性が出現するなど、問題も多く、追って支給条件を設けた。

給食費や保育料の滞納をしている場合には、子ども手当相殺したいとする自治体もあるが、子ども

手当法は手当の差押えを禁じているため、滞納の回収はできず、手当は支給という状況になっている。

4/14

国民健康保険

医療保険制度安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案)

⇒同法案は、被用者保険から後期高齢者医療制度への支援金の分担方法に各保険能力に応じて負担する「総報酬割」を一部導入するというもの。総報酬制が導入されると、中小企業従業員など

が加入する「協会けんぽ」の負担が減る一方、大企業サラリーマンなどが入る健保組合から支援

金が増加、今年度で330億円、平成23年度と24年度ではそれぞれ500億円の負担増となる。

今後さらに大量に流入する貧困層移民保険料負担等も考慮すると、この法案により、体力のない健保組合の多数の破綻が予想される。

5/12

国家公務員法

国家公務員法改正案

⇒ 今回の国家公務員法改正とは、民間人が国の省庁の事務次官になれるという恐ろしい内容の

法案現在法律では在日韓国朝鮮人幹部公務員になるのは難しく、公務員には事実上

国籍条項があり、日本国籍を持たない者は管理職になれないが、民主党改正案により、『日本

国籍を持たない民間人』が幹部職員になることが可能になるという、近隣諸国寄りの法案である

この強行採決時には、委員会メンバーでもない三宅雪子議員が転倒し、委員会に関連のない者が、

勝手に参加してよいのかという問題提起にもなり、話題さらった。

省エネルギー製品促進法

石油天然ガス・金属鉱物資源機構法改正案)

5/14

地球温暖化対策

5/24

選挙経費基準

5/25

放送法

5/26

外為法承認案件

そして10本目

5/28

郵政改革

2015-03-08

需要供給から見た経済学の流れ

増田がこそっと独断偏見で流れを整理してみるよ

というか、まともな経済学史はガン無視して、需要供給観点から

サプライサイド経済学ディスります

話の始めは1970~80年代から

共産主義崩壊資本主義が勝利を収めた


その結果、経済的新自由主義と呼ばれるもの世界を席巻したわけ

レーガンとかサッチャーとか、まあ、おっさん世代には懐かしい名前だよね

内容としてはサプライサイド経済学という名前からして供給に重点を置いた考え方だ

民間投資活性化させるような企業減税

・貯蓄を増加させ民間投資活性化させるような家計減税

民間投資を阻害したり非効率経済活動を強いたりする規制の、緩和・撤廃規制緩和

財政投資から民間投資へのシフト目的にした「小さな政府」化

([wikipedia:サプライサイド経済学])



ようするに、ときどき増田にも出てくる、金持ち優遇したほうがいんじゃね、というあれ

お金持ちはお金をもうけるのが得意なんだから、より多くお金があればより有意義投資をして

イノベーションやなんかを起こして経済活性化するから結局みんなが幸せになると

確かにこれは旧共産国途上国ではかなり上手くいった。少なくとも最初のうちは

もともと、こういった国では計画経済やなんかのせいで供給がぼろぼろだった

から需要たっぷりあって、供給側の企業税金面などで優遇して、邪魔規制

撤廃してやれば、どんどん供給が増え、増えたものはちゃんと売れて、みんな豊かになった

(実際には、きちんとした資本を整備するというのは、もっと繊細な仕事で、そこらへんは

ルワンダ中央銀行総裁日記」とか読んでみると面白い

そして、このころ、いわゆる伝統的な金融政策というものが強固になった

・景気が良くてインフレが加熱してきたら金利を引き上げる⇒企業お金を借りにくくなり

経済活動を減速させる

・景気が悪くて困ったら金利を引き下げる⇒企業お金を借りやすくなり、経済活動を活発化する

ちなみに、これも、読んでわかるように供給側(企業)に注目した政策だね

もちろん、この政策を実行した国は格差が拡大したし、途中から不調に陥る国もあった

ただ、格差自体経済問題ではないし(トリクルダウンが起きるはずとか)、汚職教育

由来する問題が足をひっぱているだけだと思われていた

社会問題として改善余地があるが、経済政策としては問題ないはずだった

だけど日本はこのざまだよ


バブル崩壊以降、日本サプライサイド経済学で頑張ろうとした

金利を下げた。実質ゼロまで下げた。もってけどろぼー

でも、景気は回復しなかった

確かに、金融機関不良債権で困っていた。でも、優良企業には貸さないと業績が上がらない

ところが優良企業は借りてくれなかった

法人税を下げた。40%(1989年)⇒30%(1999年

でも、景気は回復しなかった

税収だけは減って財政赤字が増えた

規制を緩和した。もりもり緩和した

金融ビッグバン非正規雇用大店法、酒タバコ医薬品販売、タクシー台数制限撤廃にいたるまで

でも、景気は回復しなかった

雇用者賃金だけは下がった

それでもサプライサイド経済学のひとは、うまくいかないのは政策が徹底していないからという

もっと法人税減税を。もっと規制緩和を。もっと小さい政府

ただ、ここまでくれば、もういくらなんでもおかしいだろうと思われだした

サプライサイド経済学が正しければ「セイの法則」が発動するはずだった

セイの法則は、「供給はそれ自身需要創造する」と要約される([wikipedia:セイの法則])



もういちどさっきの例を書いてみる

お金持ちはお金をもうけるのが得意なんだから、より多くお金があればより有意義投資をして

イノベーションやなんかを起こして経済活性化するから結局みんなが幸せになると

もう、みんな答えを知っている

減税や人件費圧縮で作り出された資金は、イノベーションへの投資ではなく値下げ競争に使われた

だって、それが市場の出した答えなんだもん。イノベーション投資した企業は死んだ

セイの法則なんだそれ。地獄デフレスパイラルだぞコラ

需要のない市場資本優遇しても、溜め込まれるか値下げに回る

そりゃ企業も売れる見込みもないのに、投資もしないしお金も借りない

ここに至って、今まで供給の付随物と軽視されていた需要が景気のカギになると認識されたわけだ

期待インフレ率の登場


さて、どうやら需要が景気の動向に大きな影響を与えるらしいということがわかったけど

なんだかあやふや概念で、どう扱えばよいのか見当がつかない

そこで登場したのが期待インフレ率

需要が多ければ、商品をほしがる人が多いので、値上がりしてインフレになるだろう

需要が少なければ、売れ行きが悪くて、値下がりしてデフレになるだろう

なにより素晴らしいのは、金利とあわせることにより、以前の経済学需要接続することができた

期待インフレ率が高ければ、たとえ金利が高くても、将来的にお金価値が下がるので返済は楽

期待インフレ率デフレなら、たとえゼロ金利でも、将来的にお金価値が上がるので返済は苦しい

これで、日本伝統的な金融政策が効かなかった理由も見えた

さて、じゃあ期待インフレ率を上げるのはどうしたらよいか

リフレやあれこれ


需要を上げるためには再分配したらよいのではという意見がある

確かに、個々人の購買力需要につながるので、究極的な需要の制約条件ではある

しかし、財産を多くもつ高齢者が金を使うかというとそうではないように

ただお金を配分しても、貯金されてしまっては意味がない

なので、重要政策ではあるが、これだけでは足りない

じゃあ、財政的に必要な人に配ればよいのか。高校無償化とか

だけど、これには財政としての問題がついてくる

本当に有効な使い道を官僚政治家が決められるのか。汚職財政規律問題がある

まあ、ほかに人口動態のせいとかで、そもそも需要上げるの無理という人もいる

そんなこんなで最終的に期待インフレ率貨幣に結びついているのを利用することにした

まりお札を刷って物理的にインフレを起こし、需要を上げやすお金を借りやすくした

リフレ政策に至ったわけだ

そしてアベノミクス


あえて書くまでもないかもしれないけど、第一の矢はリフレ政策だけど

第三の矢は昔ながらのサプライサイドの政策に近く、あまり期待できない

というか、需要を重視する立場からは足を引っ張るだけと思うので止めてほしい部類だ

消費税需要の足を引っ張るのは長引く「反動減」で、もううんざりするくらい明らか

この3月消費税の納付期限なので企業業績がどうなるかで場合によってはリストラ

倒産などひどい影響が出るかもしれない(出ないことを祈るが)

さら法人税の引き下げ

消費税が消費への罰税であるのと同じように法人税企業活動への罰税と思ってる人もいるが

端的にそれは間違い

設備投資人件費など経費にはかからないのだから利益が出たのに事業拡張しない

ことに対する罰税なんだ。働かないことに対する罰税ね

そして、事業拡張需要を作り出す

また、一部の人法人税節税のための無駄投資を生むから良くないという

しかし、良くないというのはやはり供給から見た視点で、需要から見れば特に問題はない

というか、推奨すらされる

それに対し法人税の減税は、何もしない溜め込みに有利に働く。これは最悪

ここから伝統的な金融政策に代わる理想的経済政策が考えられたりする

まり期待インフレ率が高いとき法人税を下げて消費税を上げ

期待インフレ率が低いとき消費税を下げて法人税を上げる

まあ、実際には税金をいじるのは大変なので、最低限、消費税を上げるなと

それだけ

まとめ


サプライサイド経済学はもうやめよう

---

2015-3-10追記

皆様たくさんコメントいただきありがとうございます

財政出動の項で話としてややこしくなるけど出しといたほうがいいか迷った点

id:cider_kondo これを完全反転させた「全部ケインズが悪い流れ」も割と簡単に書けるよなー、と思った。散髪行くから書かないけど(嘘

財政出動については効果がない」説があることは確かです

ただ、クルーグマン代表されるように、財政出動していなかったら

もっとひどいことになった派も沢山いて議論が分かれています

これについては、欧州緊縮財政が行われているので、近い将来

日本比較する研究定説が出るものと期待します(玉虫色

(cider_kondoさんが、財政出動派の皆さんとガチで殴り合ってくれることを期待/マテコラ)

2014-04-10

http://anond.hatelabo.jp/20140409132955

マジレスすると地方一般職高卒とか多いかな。田舎のほうには結構いると思う。工業高校とか商業高校で、スーパーレジうちとか工場溶接かいたりするし。まあでも直接関係することはないからからないよね。

高卒はまだ大学の行くだけの学力や財力がない場合もあるので、わかるけど中卒のほうが理解できんわ。

高校無償化されてるし、いけない高校がないなんて状況ないだろうし。

2013-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20131012161610

他国並みに教育への公的出資をするために、税制教育先進国北欧並みにするから消費税20%の所得税50%なって言ったらこぞってその党支援すんの?

たかだか3%の消費増税にすら、ブーたれてんのに?

ミスリードしすぎ

北欧教育支出けが多いわけじゃないか大学無償化たからってそこまで税金上げる必要ない

高校無償化ですら1兆も財源はいらなかった

大学は4年あると言っても進学率考えれば一兆も必要ない

消費税にすりゃ0.5%すら届かんだろう

今年の自然増収程度で賄えるレベル

2013-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20130826193443

大学無償化で良いと思うけど、そのかわり大学の数を徹底的に減らせばいいんだと思うよ。

誰もが入れる"大学"なんて必要ないし、意味がないことは明白だから

大学までいけば優秀」って意味ではないからね。

高校無償化に関しては、そのくらいまではしても良い、と言うか、現状公立高校なんて年間10万くらいの補助にしかなってないわけだから

それくらい税金でなんとかしてくれ、とは思う。

義務教育でないし、流石に大学の様に数しぼるものでもないから、中卒との不公平さを無くすために必要ものだったのかもしれないけど、

そういった議論が一切出てないところをみると、最早高校授業料を取ることすら意味なかったのでは?と思うし。

2013-08-05

出生率解釈について。あるいは少子化対策雑考。

例の「いうほど国は何もしてないのか?〜エイベックス松浦氏ポエムに寄せて〜 」のエントリhttp://anond.hatelabo.jp/20130804050326 )の元増田です。

あれの「出生率2005年の1.26から2011年の1.41まで上昇してきた」にたいしてのブコメid:sea_side氏よりこんなブクマがつけられてたのだが・・・

「まだ不十分ながら少子化対策が形になって現れてきたとも考えられる。」これは違う。若い時に産まなかった人の一部が今産んでるだけで、若い人が産まない状況は変わってないのでこのままなら回復は早晩止まる。





これは俺の書き方も悪かったんだけどいわゆる「出生率」の話じゃないかな。俺の書いたのは「合計特殊出生率」の話だ。

1.26や1.41という数字も出していたし、日本では一般に出生率合計特殊出生率として語られることも多いので、誤解を与えた(かもしれない)表記については勘弁して欲しい。


ちなみにブコメが言いたいのは、人口の分厚いアラフォー団塊ジュニア女性が駆け込み出産してるから出生率が上昇しただけ、彼女らはじきに産まなく/産めなくなるし、その後の世代は人数減ってくので、出生率上がってるのも今のうちだけだよということだよね。出生率だとその通りの解釈でいいのだが、合計特殊出生率場合は、「各年齢の平均出産数」を足し算するので、人口構成の偏りの影響をうけない。


アラフォー世代がいっぱい産んだからすごく数値が上がりましたとか、逆に20代前半女子がいっぱい産んだんだけど人数少ないから大して数値上がりませんでしたー・・・みたいな話にはならないということな。もしブコメの指摘のとおり今後伸びがとまったとしても、人口構成が理由ではなく、別の理由ということになる。


ブコメに対するフォローとしては以上です。以下はすべて余談。コンビニ店長じゃないがすげー長くなったのでよろしく。


上に書いた「合計特殊出生率の増減は人口構成が理由ではなく別の理由による」・・・これは裏を返せば、合計特殊出生率2005年から2011年まで0.15上昇しました、というのも十分に数字どおりの意味があるということだ。

もちろん俺もこれが政治行政のおかげだ!すごい!と短絡するつもりはなくて、他の影響、たとえば出産関連の商品・サービス提供している企業マーケティングの一環として、団塊ジュニア世代に向けてメッセージ(まあ広告のことだ)をたくさん発して、商品・サービスのものも力を入れて開発しましたとか、金利の低い経済状況も手伝ってこの世代向けに手頃で子育てやすそうなマンションが大量供給されたとか、広義での「人口構成の偏りの影響」はあると考えている。

彼らにしてみれば団塊ジュニア出産育児需要を、彼らが出産適齢期を迎える15年ほど前から今か今かと楽しみに期待していたのがいっこうに産んでくれなくてアテが外れてしまい「もうここ5,6年が最後の勝負やで!頼むでもう!」とばかりに必死にやっただろうからね。

第2次ベビーブームときだって合計特殊出生率理屈で言えば上昇しないはずなのに、実際には一時2を割ったこともあった合計特殊出生率が(ひのえうまじゃないよ)、2.15近辺で数年間推移したことがあった。

企業マーケティング以外でも、たとえば、お隣さんもお向いさんも赤ちゃん産まれるのを間近で接して「じゃあうちもそろそろ」なんてベビーブーマー以外の世代までその気になっちゃうなんてのは十分考えられることだ。子ども産むか産まないかっていうのは、政策だけでなくこのような「社会雰囲気」の影響も強く受けるんじゃないかと思う。


社会ふいんき()の次は金の話だ。もう書いてる内容がめちゃくちゃだな。


正直俺も楽観視できないとは思う。なぜなら若者仕事がなく結婚できない出産できないからだ。

要するに金の問題だ(ほかにも人生価値観多様化ということももちろんあるが、そういうのはもう仕方ないのでここでは置く)。


金がないことに対するひとつの解としては、最近話題のベーシックインカムだ。ただこれには数十年単位での時間がかかる。

俺がその手前の段階で期待してるのは、仕事の細分化によるワークシェアだ。

いまひとりの人間に500万払ってやらせてる仕事を300万ずつ2人にやらせる。

雇用規制を緩めるのとセットだが、暇な時はひとり解雇できるようにすれば企業にもメリットがある。

400万の仕事を250万ずつ2人にやらせる。300万なら180万ずつ2人にやらせる。あるいは500万の仕事を200万ずつ3人でもいいし、150万ずつ4人でもいい。

これを社会全体でできるようにすれば、解雇されたやつも他の企業にすぐ移れる。

解雇普通になれば、世間体も問題ない。

企業はムダの少ないフレキシブルな人員計画が可能になる。

いわゆる雇用の流動化というやつだ。

アルバイトとは異なり、年金健康保険などは従来どおり加入させる。もちろん年収が少なければ年金の支払いも少なく老後もらえる額も減る。

からどのみちこれだけではダメだ。ダメだが今できる少しでもプラスになる雇用対策、少子化対策としてのワークシェアだ。

そうやって年収200万の若者結婚し(あるいは同棲事実婚で)400万の世帯収入を無理なく見込める環境をつくってやる。200万の収入は心もとないが、世帯収入400万ならなんとかなる。

そうやって将来不安雇用不安出産不安を少しでも軽減してやる。


余談に余談を重ねるが、俺は主にネット進化IT化によって、基本的には仕事の総量は減っていくと思っている。

海外に流れてくのもあるだろうし、それがなくても今まで10の人手が必要だった仕事が5とか3とかゼロでできるようになってきている。

ゼロサムではなくマイナスサムだ。それをなんとかゼロサムキープするために「細かく切って皆で分ける」というワークシェア必要だと思っている。

それでもおそらくは数十年単位での一時しのぎだ。

それで時間稼ぎしておいて、ベーシックインカムなどより抜本的な対策を考える。そういう話だ。



次は金の話とも密接な関連のある出産育児支援の話。


出産子育て支援もっと大事だ。

今、大卒まで全部義務教育でも子どもひとり800万と言われてる。塾とか習い事込みの金額だ。

これを大卒までの22年でわると年間36万になって1ヵ月3万だ。民主党が月2.6万だっけ?子ども手当やりますって言ってたけど、かなりいい線いってると個人的には思ってた。ま、民主党はそれ以外の問題がありすぎたんだけどね。

ともあれ2.6万は結局半額1.3万になって、いまでは月5千円?元に戻っちゃった。乳児で1万だっけ?

あの2.6万をパチンコに使わず必要ないとき(公立の小中学校なら月2.6万もいらん)はちゃんと貯蓄するようにしておけば、そして22歳まで支給すれば、子育て不安は相当なレベルで軽減される。


パチンコ不安なら2.6万支給じゃなくて高校大学も学費をどーんと下げる。高校授業料無償化になったけど、ケチケチせず修学旅行無償でいいじゃないかと思う。

元増田国会予算の話でいうなら此度の高校授業料無償化で、一般会計から4000億円支出されたんだそうだ。文教科学振興費5.3兆円のうち、0.4兆円な。


もっと大事なのは保育園幼稚園でここは非常に金がかかる上に、親も若年で経済力がない。ここも無償化だ。

このサイトhttp://educationalcost.com/list.php)によると公立保育園で120万。1歳から6歳まで年間24万。対象が500万人(乳幼児1世代100万人の計算)として約1.2兆円。

文教科学振興費がプラス1.2兆円は相当な負担だが、幼保一元化などサービス効率化によりなんとか捻出する。

そして待機児童ゼロに。駅近、駅中にも設置。ここはさらお金時間かかるだろうけどね。

さらには出産から義務教育終了までの医療費無料化。これは一部自治体で近いレベルまで実現されているが拡大する。

乳幼児期の出産子育て支援については、もうこれをやらずに他に何をやるのかというくらい大切な、少子化対策の1丁目1番地だ。

育児手帳出産手帳だっけ?話題になってた。あれやめてこっちをやって欲しいくらいだ。


とにかく大事なことは、出産育児なんとかなりますよ。というメッセージとそれを裏付ける具体的支援だ。

乳幼児期の費用医療費さえなんとかなれば、もう公立義務教育終了まではなんとかなる。

高校授業料無償化されている。

そして公立大学の学費も上のサイトによると、215万だが同じく2万円補助してみると4年間で96万円。ほぼ半分の負担になる。

(国の負担は50万人×4学年=200万人×24万=年0.48兆円の支出となる)


こんなもろもろで就学前120万、大学100万、それから上の800万には高校無償化の影響が入ってないようなので高校3年間で50万減として、合計270万親の負担が減るなら合計530万。年間24万の月2万となって33%減。とくに就学前負担が減ることによる心理的効果は大きいのではないかと思う。800万には塾や習い事も入ってるので「必要不可欠」な金額としてはもっと減る。


国庫負担はここに数字あげただけでも2兆円を超える。試算してない待機児童ゼロを目指すための保育園認定こども園)の充実と医療費をあわせるとさらに増える(このへんは別途どこかで試算が出てるだろう)。

自分国家予算とにらめっこしてモノゴト発言しましょうねと言っときながらなんだが、厳しい数字なのは間違いない。

ただ、それでも年金問題ヤベーよという話に比べると、はるかに見通しが立てやすいし、金額的にも現実味のあるレベルではないか

なにやり少子化改善することは将来の日本経済のためだ。


急激な少子化日本経済破壊する。合計特殊出生率1.2なんて論外だ。この資料(http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/newest04/point.pdf)によると、合計特殊出生率1.35で37年後の2060年、日本人口は8600万人になるらしい。33%減だ。

同じ8000万でも若者老年バランスがとれてる8000万なら問題ない。でも合計特殊出生率が1.35ということは頭でっかち人口ピラミッドでの8000万だ。じきに将来5000万を割るとわかっている中での8000万だ。その社会はどんな社会だろうか?そんな市場世界グローバルカンパニービジネスしたいと思ってくれるだろうか?

荒廃しきったマンション団地住宅地商店街オフィス街だらけの国に、世界中から観光に、留学に来たいと思えるだろうか?

全国津々浦々「リアルデトロイト」みたいな国だよ、37年後の日本は。あれデトロイトリアルか。

あいいやとにかく「日本全国総デトロイト化計画」待ったなしだよ。

デトロイトは全盛期185万人の人口が今半分以下の70万だって日本人口6000万でデトロイトになれる!そうなりたいのかという話。


今ならまだ間に合う。合計特殊出生率1.41を1.5にすればメディアちょっと騒いで社会に前向きな雰囲気生まれる。日本いけるやん!」という気分になれば経済にも好影響が間違いなく出てくる。

そうして1.8まで回復すれば、ひとまず「急激で破壊的な」人口減は防ぐことができ、ひといきつける。あるいは人口1.2億から減るとしたって、緩やかに9000万くらいまで減少したとしても、もろもろ破綻しない仕組み、構造に変えていく時間を稼げる。人口9000万への軟着陸というイメージだ(9000万は適当数字だよ)。

そこからまた腰をすえて「2」を目指し、また抜本的な社会保障制度の構築を目指して、国民みんなが前向きに考える。

そんな社会になればいいなと思ってます

最後におまけでウィキペディアの出生数と合計特殊出生率の推移グラフを載せときます

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/77/日本_出生数と合計特殊出生率の推移.jpg

2013-07-19

http://anond.hatelabo.jp/20130718232548

言ってることは分からんでもないけど、所得再分配によって損をする場合であっても所得再分配を支持すべきなんだろうか。

具体的に言うと、民主党政権子ども手当高校無償化が導入されて、同時に扶養控除が減額されたんだが、

今の自分所得だと子ども手当給付額よりも扶養控除廃止の増税額のほうが大きかった。

富の不均衡を是正するには所得税増税して給付を拡大するほうが理に適ってるんだけど、自分生活は多少苦しくなる。

自分失業した時のことを想像しろと言われるかもしれないが、将来の仮定の話よりも直近で自分に降りかかる現実の方が重要なんだ。

金持ち大企業から多く取ればいいと言うが、それをやろうとしたフランスで景気が悪化しているのを見るとうまくいくとは思えない。

中間層への増税なしに社会保障を維持・拡大するのはおそらく不可能だろうし、おそらくは得られる給付よりも負担のほうが多い。

自分生活水準の維持を最優先に考えたら「そんな給付やめてくれ」と思ってしまう。

2013-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20130607194740

衆院選民主党を支持した国民が、自分に何ら影響のない問題を問題にして参院選民主党を支持しなかったのだ。

国民民主党を支持しなかった理由は、「控除から給付へ」という考え方が受け入れられなかったから。

民主党政権で16歳未満の扶養控除を廃止して、子ども手当高校無償化施行した。

これは低所得者層にとっては給付増だが、中間所得者層以上にとっては負担増になる。

要は再分配強化なんだが、これが日本マジョリティを占める中間所得者に受け入れられなかった。

2013-01-22

桜宮高校体育科入試中止にしなければいけない理由

大阪桜宮高校バスケ部員の自殺で発覚した体罰問題。橋下市長が根本的な改革を図るために今年度の体育科入試を中止にさせた。入試を中止にしなければ予算をつけない、とお金を盾に教育委員会や生徒たちに迫る姿は何かを思い起こす。

桜宮高校朝鮮学校から

そう、朝鮮学校への補助金無償化問題だ。

拉致問題や核開発問題にからめて、朝鮮学校反社会的教育をしているという理由で、高校無償化適用外になり、大阪では補助金不支給となった。

桜宮高校の生徒は、自分たちの現在立場が、朝鮮学校の生徒と同じと考えるといい。

体罰した顧問を擁護したり、体罰をあるものとして黙認してきた今の桜宮高校の生徒たちは、朝鮮学校金正日肖像画に向かって「偉大なる将軍様」と無批判に挨拶している朝鮮人生徒と同じだ。

在日朝鮮人拉致問題を教えられないまま朝鮮学校北朝鮮洗脳教育を受けているのと一緒で、桜宮高校の生徒も、そこで行われてきた体育会系指導により体罰必須の頭に洗脳された状態にあるのだ。朝鮮学校日本社会から批判されているように、当然桜宮高校も批判される。なぜなら反社会的卒業生を毎年送り出す反社会的機関になってしまっていたからだ。

教育評論家尾木直樹先生が「顧問を擁護する生徒は人格がゆがんでいる」と言っているように、現在桜宮高校卒業した生徒は皆、体罰容認という反社会的感覚洗脳されていて人格がゆがんでしまっている。そうした洗脳状態にある卒業生たちは、人に教える立場にたったとき体罰を繰り返すようになり、再び今回のような自殺事件を引き起こすはめになるのだ。

こういう悪い教育再生産を止めるためには、朝鮮学校と同じく予算行使を盾に取り兵糧攻めにして自らの誤りを正してもらうしかない。今回の入試停止の決定はその第一歩だ。在日朝鮮人問題と同じように、日本根深蔓延り悪しき慣例を続けている体育会系脳筋人間を一掃するために、今後もこういう抜本的な改革をしていかなければいけない。



あっこの文章、ネットメディアブログへの転載自由です。

2012-12-19

子育てやす社会子供観点での幸せが多い社会ってどんなかね。

http://anond.hatelabo.jp/20121219105502

なんだか凄いプロファイリングだなぁ。「専業主婦専門職と同レベルには幸福」を書いた増田です。

仕事で嫌な事があったとき仕事関係者上司とか)がクソだったとき、そもそも仕事自体がどうしても好きになれないとき

「何でこんなの耐えなきゃならない!?誰のためにこんな苦労してんだ俺は!→妻子のため」って言い訳が立つじゃん。

女房が働いてたら「アタシだって勤めてんだよボケゴロゴロテレビ見てないで家事しろ!!」って反撃されたらぐうの音も出ない。

仕事は割と好きだけどな。まぁ3割〜4割くらいの時間はつまらんなー、面倒だなー、とは思うけどw

技術職で割と楽しくやらせていただいてます

最近の業務としてはLinux仮想化(KVM)を用いたコスト削減と冗長化(oVirt)。割と趣味の延長線上でもある。まぁ仕事としてやるといろいろ面倒もあるけどね。全体としては楽しいですよ。

「俺がこんなに嫌な思いして稼いだ金で暮らしてんだから専業主婦なんて気楽なもんだ、出来ることなら代わりたいくらいだ」が「専業主婦の女は幸せ」「女はみんな専業主婦になりたい」ってなる。

「君が思う私」はそう見えているんですね。

twitterのフェミクラスタをRSSで観察していた時に思ったんだけど、

ステレオタイプな「悪い男性像」を声高に主張する傾向があるように見える。

君はフェミニストではないのであれば女性全体にそういう傾向があるのか、

あるいは、「悪い男性像」を声高に主張する女性の声が大きいのか。。。


もちろん仕事楽しい働きたい女性は働けばいいと思いますよ。ただみんながみんな仕事のしんでる訳じゃないしなー。どうですかね。20〜30歳くらいの女性の方は今より仕事したいのかしら。

あと私は「女はみんな専業主婦になりたい」とは言っていませんよ。そういう女性もいる、程度です。

まぁ、そういった女性希望も「家事をしっかりやりたい」とか微笑ましいわけで、

そういう女性幸せをかなえられる社会ってどんなかな、と思うのも悪くないと思うのです。

具体的には育児手当ての増加( これは世代間格差縮小、リフレ政策的側面もある )、長時間労働の制限( ワークシェアリング )、高校無償化等の育児コストの削減、地方活性化( 地方から都心に出てきてしまっていると乳幼児期、母親が祖母の手を借りにくい )

女性が無理に働きにでなくても良い社会

子育てにかかるコストも減って、無理に働かなくても良い社会、ってのは割と良いものではないかな。

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