はてなキーワード: 観音とは
35歳でチビハゲデブ、非正規ブラックやってたら頭おかしくなっちゃうんじゃねえのかな
元増田は救いのねえクソ野郎だけど、更生してなかったら死ぬしかなかったんじゃないか?
汚ねえおっさんにぶつかられる女は誰から見てもかわいそうだし、友達に話したらそりゃあもう慰めてくれるだろ。
35のチビハゲデブで、趣味は知らない女に突然体当たりすることですって、そんな最低なやつ、誰にも救ってもらえないよ。
でもそんなゴミみたいなやつだって生きてて、親がいて、友達だって一人くらいはいたはずなんだよ。
誰にもちゃんと関わってもらえないなら、もうおっさんには優しそうな、自分を傷つけなさそうな人に体当たりするぐらいしかなかったんじゃねえのか。
自転車のお姉さんは偉かったよな。
もうどこにも行けずに人の間で腐っていくしかないおっさんを叱って、人間同士が生きてる世界なんだってことを思い出させてやったんだから。
でも人間同士だろ。
言わなきゃいけないことぐらいは言ってやってもいいし、お姉さんはツイッターでお仲間に愚痴るだけじゃなくて、おっさんにちゃんと関わってやったんだよな。
ドアにアールがついているとか
観音開きの出窓があるとか
サッシが木目調とか
壁紙が白ではないとか
あるいは、珪藻土とか
ようは、シルバニアファミリーの「赤い屋根の大きなお家」的な
『けものフレンズ』は1話を見たきり。あとはネットで祭りの経緯を横目で眺めていたオタクだが、たつき監督が外された原因は当初うっすら想像ついていた。
また、たつき氏が例のツイートで取った手段にも懐疑的だった。案の定公式声明では的中していた。
明らかに、たつき氏が関係各社に無断で制作してニコニコ動画とYouTubeに無料公開した12.1 話『ばすてき』の権利関係だった。アウトで当然だ。
最後の打ち合わせで、終わった後も自由に作っていいですよって言ったらたつき監督の目がキラーンってした気がしてたんだけど…まさか!— 吉崎 観音 (@yosRRX) 2017年4月4日
一連の騒動で過激派たつきシンパ(と恐らく関係各社から警告を受けたたつき氏自身)が盾にしているこの発言を踏まえたうえで言うが
いくら原案者が吉崎観音氏と言えど、TVアニメで絡む様々な権利を彼が有している訳ではない。
こんなものは飲み会の口約束と同じで、社会常識的には「許可を取った」内に入る訳がないのだ。正式な契約文書か、せめて制作会社やプロデュース会社の幹部一同の立会が無ければ認められるはずがない。
しかも言い方から見るに、吉崎氏自身も具体的にたつき氏が何を作ろうとしているのか全く知らされて居なかった模様。
「許可を取ったぞ」と言い張りその正当性を訴えるなら、ゲリラ的に独断公開せず最低限吉崎氏には『ばすてき』制作の旨を事前に伝えておくのが筋ではないのか?(無論サプライズ感を出すための協力はお願いしたうえでだが)
普通の常識を持ったアニメ監督ならせいぜいツイッターにCGイラストか描き下ろしラフを公開する位で留めるから、おそらくその範囲内を想定してOKを出したのに
まさかOPED主題歌、BGM、声優のアフレコ収録まで完備された事実上の続編アニメ話をまるまる一本勝手に作られるとは思っておらずさぞ驚愕した事だろう。
「ここまで好きにしていいとは言ってない!」と思って後悔したとしても、ツイッターで「たつき神」として熱狂的に祭り上げられている現状を見ると今更下手な事を言って水も差せない。
「許可」の範囲が一方的に、法にも触れるかも知れない所まで拡大解釈されたあげく、オタク大好き「ネットの力」で物言いを封殺された吉崎観音氏もいい被害者だったのではないか。
そしてこの状況はアニメの著作権的に甚大な被害を負わされながらネットの狂乱により巨悪に仕立てられたカドカワにもそのまま当てはまる。
せめて無難な1シーンだけを切り抜いたサイレントアニメなら比較的まだセーフだったろうが、例の動画には作品内の主題歌やBGMまでガッツリ使ったうえ『けものフレンズ 12.1話「ばすてき」』という副題まで付けているのだ。
「ようこそジャパリパークへ」の販売元レーベルはビクターですよね? 音楽は立山秋航氏ですよね? 必要な所から全部許可取ったの? 取ってたら怒られる訳ないよね?
うっすらロゴをぼかす予防線を貼っていた事から、おそらくたつき氏自身も本来ダメな事をしているという自覚はあったと思われるけど(それもアウトだと思うけど)
ツイッター・ネットでの大反響や再生数を盾に全ての関係者に泣き寝入りを強いてたんですよね?
「もう数百万再生されてるんですよ。今更グチグチ著作権がどうとかで削除要請したらファンからヘイトが向かうのはあなた達ですよ?」というプレッシャーを与えてふんぞり返って。
だが、ここで折れたら権利を扱うメディアとしての信用問題に関わるのでカドカワは折れる訳にはいかなかった。水面下での再三の警告をするも、SNSでの承認欲求の虜になったたつき氏は聞く耳持たない。
「ネットでゲリラ的に動画公開して盛り上げたからけもフレ人気が拡大した」「もはやけもフレは“たつき神”ありきの宗教コンテンツ」
そんなものカドカワも百も承知だったがコンテンツの権利を内部から無茶苦茶にするたつき氏を切らざるを得なかった。
たつき氏がけものフレンズ2期から外れるとなれば一大炎上騒動は火を見るより明らかだから、発表のタイミングは各社相談したうえで慎重に様子を見なければいけない。
突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です— たつき/irodori (@irodori7) 2017年9月25日
しかし、SNS中毒のたつき氏はそれを全てわかったうえで自分の有利に運ぶために再び1人勝手にツイッターで先回り暴露。理由は明らかなのにそこは伏せて、“俺を下ろした敵”だけは名指しという完全に炎上を煽るやり方でだ。
カドカワは荒らされ続けて株価にも影響が出て殺害予告まで出て吉崎観音氏にまで危害的な凸が多発する惨状だが、煽ったたつき氏は悲劇のヒーローポジションを勝ち取ってしてやったりとダンマリを貫いている。
決して特別でないごく一般的な社会常識の元、全てを整理するとこういう図式しか見えないのだが、それでも狂信的に「たつきを信じろ」して攻撃性を剥き出しにしているオタク達が信じられない。
オタクだけじゃなくて、あろうことかクリエイターに属する人間までもがたつき氏のツイートだけで一方的にカドカワを非難したり、
たつき炎上テロで早急な釈明を強いられた公式側から無断利用の経緯を丁寧に説明されても「たつきが悪いという事にするカドカワは悪」と聞く耳を持たないのが出来の悪いSFみたいで怖い。
少なくとも例えば同人作家とか、著作権に少しでも関心のあるオタクなら『ばすてき』に違和感を持つはずだし、吉崎観音氏の口約束があるからOKなどという支離滅裂な主張はしないはずだ。
少なくとも企業同士の組織で動く人間ならば、そこでの重大な決め事を無断かつ公式発表よりも先に暴露するやり方、自分に都合の悪い情報は伏せてカドカワを名指しするというあたかも信者の非難を誘導するようなやり方に嫌悪感を持つはずだ。
幸いにもブシロードの社長はまともだったし、他のまともなアニメ監督がたつき氏に迎合しなかったのは救いではあるが、
世論がどんどん「ツイッターで覇権を取るオタク(たつき氏含む)」の狂騒中心で進み、本来大人として彼らに釘を刺さなければいけない他メディアやコメンテーターがどんどん排除されている様子が日増しに強くなってきて気が滅入る。
結論:世にはビジネス的な大人の常識よりもツイッターで神と崇められる事を優先するたつき氏のような承認欲求モンスターが存在するから、今後のアニメ監督のSNSも素早く釘刺して監視しなきゃいけないね。少なくともまともな企業は今後一切たつき氏とは仕事しないでしょ。
園城寺(おんじょうじ)は、滋賀県大津市園城寺町にある、天台寺門宗の総本山。山号を「長等山(ながらさん)」と称する。
開基(創立者)は大友与多王、本尊は弥勒菩薩である。日本三不動の一である黄不動で著名な寺院で、観音堂は西国三十三所観音霊場の第14番札所である。また、近江八景の1つである「三井の晩鐘」でも知られる。
なお一般には「三井寺(みいでら)」として知られるため、本文では「三井寺」の呼称を用いる。
目次 [非表示]
1 歴史
2 伽藍
3 黄不動
4 文化財
4.2 国宝
4.3 重要文化財
4.4 その他
5 御詠歌
7 交通
8 周辺
9 脚注
10 参考文献
11 関連項目
三井寺は7世紀に大友氏 (古代)の氏寺として草創され、9世紀に唐から帰国した留学僧円珍(天台寺門宗宗祖)によって再興された。三井寺は平安時代以降、皇室、貴族、武家などの幅広い信仰を集めて栄えたが、10世紀頃から比叡山延暦寺との対立抗争が激化し、比叡山の宗徒によって三井寺が焼き討ちされることが史上度々あった。近世には豊臣秀吉によって寺領を没収されて廃寺同然となったこともあるが、こうした歴史上の苦難を乗り越えてその都度再興されてきたことから、三井寺は「不死鳥の寺」と称されている。
三井寺の起源については、次のように伝承されている。大津京を造営した天智天皇は、念持仏の弥勒菩薩像を本尊とする寺を建立しようとしていたが、生前にはその志を果たせなかった。天皇の子の大友皇子(弘文天皇)も壬申の乱のため、25歳の若さで没している。大友皇子の子である大友与多王は、父の菩提のため、天智天皇所持の弥勒像を本尊とする寺の建立を発願した。壬申の乱で大友皇子と敵対していた天武天皇は、朱鳥元年(686年)この寺の建立を許可し、「園城寺」の寺号を与えた。「園城」という寺号は、大友与多王が自分の「荘園城邑」(「田畑屋敷」)を投げ打って一寺を建立しようとする志に感じて名付けたものという。なお、「三井寺」の通称は、この寺に涌く霊泉が天智・天武・持統の3代の天皇の産湯として使われたことから「御井」(みい)の寺と言われていたものが転じて三井寺となったという。現在の三井寺には創建時に遡る遺物はほとんど残っていない。しかし、金堂付近からは、奈良時代前期に遡る古瓦が出土しており、大友氏と寺との関係も史料から裏付けられることから、以上の草創伝承は単なる伝説ではなく、ある程度史実を反映したものと見ることができる。
三井寺では、他宗で「管長」「別当」などと呼ばれる、一山を代表する僧のことを「長吏」(ちょうり)と呼んでいる。貞観元年(859年)、三井寺初代長吏に就任し、その後の三井寺の発展の基礎を築いたのが、智証大師円珍である。円珍は、弘仁5年(814年)、讃岐国那珂郡(香川県善通寺市)に生まれた。俗名は和気広雄、母方の姓は佐伯氏で、円珍の母は弘法大師空海の妹(もしくは姪)にあたる。幼時から学才を発揮し神童と呼ばれた広雄は、15歳で比叡山に登り、初代天台座主義真に入門。19歳の時に国家公認の正規の僧となり、円珍と改名した。その後、比叡山の規定に従って「十二年籠山行」(12年間、比叡山から下りずにひたすら修行する)を終えた後、大峯山や熊野三山を巡って厳しい修行をする。このことから三井寺は修験道とも深い繋がりを持っている。仁寿3年(853年)には唐へ留学して6年間、各地で修行。青龍寺の法全(はっせん)から密教の奥義を伝授された。天安2年(858年)、円珍は多くの経巻、図像、法具を携えて日本へ帰国した。翌貞観元年(859年)、大友氏の氏寺であった三井寺に「唐院」(とういん)を設置。寺を整備して修行の道場とすると共に、唐から請来した経典や法具を唐院に収蔵した。貞観8年(866年)、太政官から円珍に伝法の公験(くげん、証明書)が与えられた。顕教、密教に加えて修験道を兼学する円珍の伝法は、これによって政府の公認を得たわけであり、天台寺門宗ではこの時をもって開宗と見なしている。貞観10年(868年)、円珍は天台宗最高の地位である天台座主に就任。以後、没するまでの24年間、その地位にあった。
円珍の没後、比叡山は円珍の門流と、慈覚大師円仁の門流との2派に分かれ、両者は事あるごとに対立するようになった。円珍の没後1世紀あまりを経た正暦4年(993年)には、円仁派の僧たちが比叡山内にあった円珍派の房舎を打ち壊す騒動があり、両派の対立は決定的となり、円珍派は比叡山を下りて、三井寺に移った。比叡山延暦寺を「山門」と別称するのに対し三井寺を「寺門」と称することから、両者の対立抗争を「山門寺門の抗争」などと呼んでいる。比叡山宗徒による三井寺の焼き討ちは永保元年(1081年)を始め、中世末期までに大規模なものだけで10回、小規模なものまで含めると50回にも上るという。
三井寺は、平安時代には朝廷や貴族の尊崇を集め、中でも藤原道長、白河上皇らが深く帰依したことが知られている。これら勢力者からの寄進等による荘園多数を支配下におき、信州善光寺も荘園末寺として記録に著れる。中世以降は源氏など武家の信仰も集めた。源氏は、源頼義が三井寺に戦勝祈願をしたことから歴代の尊崇が篤く、源頼政が平家打倒の兵を挙げた時にはこれに協力し、平家を滅ぼした源頼朝も当寺に保護を加えている。頼朝の意思を継いだ北条政子もこの方針を継承し、建保元年(1214年)に延暦寺に焼き払われた園城寺を大内惟義・佐々木広綱・宇都宮蓮生ら在京の御家人に命じて直ちに再建させている。しかし、園城寺で僧侶として育てられていた源頼家の子公暁が叔父である源実朝を暗殺するという事件を起こしたために、以後鎌倉幕府より一時冷遇を受ける。だが、北条時頼の信頼が厚かった隆弁が別当に就任すると再興され、続く南北朝の内乱でも北朝・足利氏を支持したことから、室町幕府の保護を受けた。両幕府のこの厚遇は、強力な権門である延暦寺の勢力を牽制するために園城寺に対して一定の支援をすることが必要であると考えられていたからだと言われている。
文禄4年(1595年)、三井寺は豊臣秀吉の怒りに触れ、闕所(寺領の没収、事実上の廃寺)を命じられている。三井寺が何によって秀吉の怒りを買ったものかは諸説あって定かではない。この結果、三井寺の本尊や宝物は他所へ移され、金堂をはじめとする堂宇も強制的に移築された。当時の三井寺金堂は比叡山に移され、延暦寺転法輪堂(釈迦堂)として現存している。慶長3年(1598年)、秀吉は自らの死の直前になって三井寺の再興を許可している。これは死期を悟った秀吉が、霊験あらたかな三井寺の祟りを恐れたためとも言われている。秀吉の再興許可を受け、当時の三井寺長吏・道澄が中心となって寺の再興が進められた。現在の三井寺の寺観は、ほぼこの頃に整えられたものである。
関東に来たら、地域にある小さな神社や寺を楽しむ術を身につけることをお勧めする。
たとえば神社の境内には、縁起の碑、末社、御神木、忠魂碑、ほかには伊勢神宮参拝記念碑、何か地元の偉い人の銅像などがあったりする。観光地の寺社のようにわかりやすい歴史はないが、その地域の歴史に対する想像力をかきたてるものがそこかしこにある。
たまたま人がいれば、気軽に話しに応じてくれることが多い。ある小さな町の観音堂で、管理している地元のおじさんから、お茶をもらいながら2時間くらい、堂の管理方法から息子の自慢話までを延々聞かされたこともある。観光地ではこういうことは基本的に経験できない。
寺社の建築や仏像などが好きだとか、門前町の賑わいが好きだとかいう場合はまた話は変わってくるけど、歴史が好きなのであれば、小さな地域の寺社も楽しみ方次第だと思う。
・当然のように犬のフレンズが贔屓される。
・音楽はもちろん川井憲次。日常系からエスニックまでできる天才なので意外と適任。OPは80年代アイドルソング風。
・ボスのデザインについて「これではジャングルなどの中での活動ができない」などと言って観音おにいさんと喧嘩する。
・動物解説の代わりに毎話冒頭に鳥の子育てに関する蘊蓄が挿入される。
・アルパカが経営しているのはジャパリカフェではなく立ち食い蕎麦屋。
・登場する人間の遺物が大体兵器(主にヘリコプター)監督曰く「堕天使の化石のイメージ」
・PPPのライブシーンで観客席含めて空間の全てを緻密な3DCGで作り、その中でカメラを実際に回して撮影したかのような映像を作ろうとする。
Aちゃんに連れられて、とあるビルの中にあるラウンジなるところへ連れて行かれた。
担当の方はとても落ち着いたにこやかな方で、好印象だった。
そこで、肌のことなどいろいろ聞かれる。
………30万!!!!
ちらりとAちゃんを見ると、「機能を考えると安いくらいだよ、一生モノだから」と。
えっと…テクノロジーは日々進化して行く時代、きっと美容業界も進化しているはず。
ちなみにAちゃんは10年ほど前に購入したそうだ。
いつの時代のテクノロジーを使って作られたかわからないけど、時代遅れの美顔器なのか?
軽く混乱しつつ、一応すごーい的な感じを装う。
そして「ではお手入れしましょうか」ってことで、洗顔してから個室ブースのようなところへ案内される。
そこには家庭用プリンターのようなどっしりした機械があり、観音開きのような感じで開くと、棒状の機械などが入っている。
中央からスチーマーが出てきて、それを浴びながら、スタッフさんがガラス管のようなもので私の頰を撫でる。
この美顔器を使って日々3分のお手入れを続けると、徐々に美肌になるらしい。
そしてメイクをしてもらい、お手入れ終了。
ちなみにAちゃんも体験の時には毛穴洗浄できず、肌の調子が整ってからしばらくして自分の美顔器でできたそうな。
…それ、初めに言ってよね。
そして美顔器の種類など聞いて、この日は終了。
即断るのもねぇ。
Aちゃんは帰る道中も熱く語ってくれ、それに一応乗っかっておいた。
疑問と言うか、感じたり思ったこと。
① スタッフの方はにこやかで前向きで朗らかなのに、スタッフ間でガン無視したり、険悪な感じがあったりした。
そんなことはつゆ知らず、他のスタッフの方に挨拶したら露骨に無視された。
② Aちゃんは常に私の側にして、私を誉めちぎり、美顔器を褒めちぎり、会話にちょいちょい美顔器を購入する利点を挟んでくる。
それにスタッフさんが乗って、まことしやかに美顔器は正義的なトークを繰り広げる。
こんなトークに引っかかる人がいるんだろうか。
見ても読んでもいない奴の雑多な愚痴と自分語りなので
お好きな方と良識的な方はそっ閉じしてください。
縄と蟹の次に出たあれの周りの話をする。戦車でもなく。
まず原作者の話をする。それから反応と原爆の話。
一応こうの史代は読んだんだよ。「夕凪の町 桜の国」って本だけ。
良いには良いんだろうけど、あれ言うほどすごいか?
俺マンガ全然読まない人生だったから正直わからん。
あれなんで登場人物を上から写すコマが多いの?
「町の中で生きている一個人」であることを強調するため?
だとしてもあれほど多用されるとかえって作品世界に入りづらかった。
一度同一化させた上で俯瞰を使うと逆に受け手が引き込まれる、というのは分かる。
でも同一化できないまま俯瞰連打だと本当に他人事にしか見えない。
「桜の国」の回想で字や細く薄くなる部分も、
回想であることを視覚的に表現しているんだとしても
描写の細かさが普段のコマと変わらないから単に見づらくしただけに見える。
トイカメラとトイカメラ風加工アプリの違いっていうのかな。
それぐらい回想が鮮明な記憶だったから?だとしてもギャップは付けないと伝わらなくない?
すごいがんばって勉強して書いたんだなあとは思うけど
マンガとしてあれがめちゃくちゃすごいとは思えなかった。
もっと手塚治虫とか読めばすごさが分かるのかな。
別のコマで伏線がどうとか時代考証がどうとか言われてもだからどうしたとしか思えない。
何が描かれてるかじゃなくて、どう描かれているかの話が俺には大事だ。
つか、同時に借りた高野文子「絶対安全剃刀」の方がすごかった。
バカな俺でもすごさが分かった。観音様のやつヤバい。なにあの出だし。
おばあちゃん閉じこめたシーンとかも実に恐ろしかった。
こういうこと書くと高野文子ファンに迷惑だろうけど。
んで、こういうこと書くと
「感性の違いなのかな^^;」
「歳を取ったらわかってくることもありますよ(笑)」
みたいなマウンティングゴリラズが出てくるわけじゃないですか。
そりゃあ信者死ねになるでしょう。
説明する気もなく「わかってる俺たちすごいな!」「流石だな兄者!」の内輪ネタの踏み台にするだけなんですから。
この構図を作られると作者が一番不憫でしょう。
でだ。
こないだクラウドファイティングがどうとかいう記事あがってたわけだ。
公開前の「宣伝が少ないのは情報操作だ!!!」もバカじゃねえのと思ってたけど。
「まるで理解できない感性。」
「増田はもう見なくてもいい。その分俺がいくから。」
「繊細チンピラって無敵だよね」
「現実感がテーマでもある作品で現実感を否定するって何見てたのよ」
「自分もエンドロールに載せてほしかったのかな」
こういう「すばらしい作品は骨の髄まで全肯定して崇め奉れ」とわめくボケナスどもは
作品それ自体に対しても有害だって気づかないもんかね?
そもそもクラウドファンディングなんて内輪ネタの延長線上だから気持ち悪いに決まってんだよ。
誰がどんな作品でそれをやろうと乗っかれなければ「くっさ」としか思えない。
それでも名作だったら、つまり運良く内輪に入れた人たちなら、それはとても気持ちいいだろう。
上にあげたクソボケブコメ群は「内輪ネタへの抵抗感」自体を全否定している。
この作品が良いと思った人は出資者や出資者への感謝を込めたスタッフロールの内輪ネタまでかみしめなければならない、
というファシズムじみた押しつけが発生している。
「映画は名作だった、でもクラウドファウンディングのノリにはついていけなかった」
こういう感想があっても良いだろ。
というか、そうでなきゃ作品それ自体を評価できたことにならないだろうが!
つーかこのクラウドファンディングで作るって手法、
作品と制作者をきちんと切り分けて読解するのには向いてないと思うんだよ。
作る前から情をかきあつめたり、作品の外側でストーリーを作ったり。
監督の渡航費だってファンディスクというかボーナスステージみたいなもんじゃね?
本来作れなかった作品がこうして生まれるのは良いことだけど、
作品それ自体がきちんと読解しにくくなるっていうのは善し悪しなんじゃないかな。
まぁネタが原爆だったり元プリンスさんみたいなことになってる人だったりで
最初から作品の外側にストーリーを盛る気マンマンだった恐れもあるけど。ねえか。ないと信じたい。
そういえば、原爆関連の小説を書いた林京子に関して中上健次が「原爆ファシズム」という言葉を出していた。
あれはどうも中上と林が同人関係だかで知り合いだったからこそ言えた話らしくて
身内でのゆるいツッコミだったらしいけど。
今回のアレもそのパターンに見えて仕方がないんだよ。
悪いけど俺ボンクラでこうの史代の良さがわからないから。
ここで一段落自分語りを挟むから流してくれ。
関東住みだけど原爆祈念館には数年前行ってきたんだ。
思ったのは、恐怖の力で反戦を訴えても別の恐怖に上書きされるだけだってこと。
なんでわざわざ部屋暗くしてお化け屋敷みたいなライトアップする必要あるの?
正しいことを伝えるためなら手段は選ばなくてもいいってことか?違うだろ。
沖縄のひめゆり?防空壕の語り部も同じ理由で反吐が出る。
大事なものこそ恐怖を使って教えるなよ。地道な理屈を通すべきなんだ。
もちろん「夕凪〜」はそうではなかったし、きっと「この世界〜」もそうなのだろう。
そういうスタンスは応援したい。原作者も監督も主演女優も。
でもそれを受け取る側が「正しいことを正しく言っているからすごい」だと
結局原爆ファシズム作ったのと同じ消費形態になっちゃうんじゃねえの?
何にしてもそうだけど「感動リテラシー」ってやつを身につけなきゃダメなんだよ。
強く感情を動かす何かが本当はどうであるかを見極める能力、っていうのかな。
ゲーセン少女のSS覚えてるか?
ああいうものをネタとして楽しみつつ深入りしない距離感、
あるいはああいうものに蹴りを入れてもかまわない、
とにかく内容や思想と技術を切り分けて考えるリテラシーが一番必要なんだ。
というわけで、誰かマンガとして、映画として評価してくれ。
いい感じの解説あったらよろしく。ネタバレはむしろ大歓迎です。
しかしまあ、作品を作るって大変だよね。
こうやって見てもいない奴にウンコぶつけられたりするんだから。
そこはごめんなさい。
EMが存在し、その効果を信じる人々の信仰は誰にも排除できないのだ。
EMは老人会、婦人会、町内会といった市井の人々の素朴な信仰なのだ。
彼はらEMで金儲けをしようとしているわけではない。純粋な善意で、EMの啓発を行っているのだ。
そこにいくら非科学的だ、オカルトだと正論をぶつけたところで、彼らには通じない。
彼らにEMの非科学性を信じさせるには、一つの方法しか無い。彼らにEMが科学的に万能だと信じ込ませた人からの否定の言葉だ。だが、それは絶対にありえない。
もはや彼らにとって、EMは、それぞれの地域にある鎮守、稲荷、天神、観音といった世俗・習俗文化と同一のものになっているのだ。
はたして地方の小さな自治体が、その素朴な信仰を無下にできるだろうか。
幼稚園、保育園、小中学校は、地元と密接に関わらざるを得ないのだ。
地元の婦人会や老人会、町内会との良好な関係が、そこに通う児童生徒の教育・養育環境に大きな影響を及ぼすのだ。
EMの否定は地域コミュニティの否定に繋がるようになってしまったのだ。
EMに肯定的な意見をネットに流出させてしまえば、袋叩きに遭ってしまうからだ。
EMが宗教だと、広く認識されていれば、役所の人間は公然と排除できるのだが。
実は、EMの正しい使い方というのがあるのかもしれない。
将来、ある条件下において、EMに含まれる菌の相互作用で、ある効果を発揮することが解明されるのかもしれない。
しかし、その解明されたものは、彼らにとって、もうEMでは無いのだ。
彼らにとって、EMとは、曖昧模糊とした存在でありつづけなければならないからだ。
このような存在になってしまったEMは、健康や生命への危険性が立証されない限り、その存在を否定することはかなわないだろう。
もうだめかもしれない
一寸先が闇でも
その一歩先に観音様がいて
般若波羅蜜多故 心無罣礙
無罣礙故 無有恐怖
遠離一切顚倒夢想
世界の響きをそのまま観たのなら
それが生きていくこと、般若波羅蜜多
色が失われたとしても
生きている限りは機会がある
それが生きていくということ、般若波羅蜜多
般若波羅蜜多故 心無罣礙
無罣礙故 無有恐怖
遠離一切顚倒夢想
生きていくこと
般若波羅蜜多故 心無罣礙
無罣礙故 無有恐怖
遠離一切顚倒夢想
そう、つぶやくように
月のない暗い夜
世界の光をそのまま観たのなら
日が昇るまではきっと大丈夫かもしれない
世界の音をそのまま観たのなら
まるで観音様がいてくださったみたいに
般若波羅蜜多故 心無罣礙
無罣礙故 無有恐怖
遠離一切顚倒夢想
それが生きていくこと
般若波羅蜜多故 心無罣礙
無罣礙故 無有恐怖
遠離一切顚倒夢想
そう、つぶやくように
みんな薄着になってくる季節だ。
丸みのあるお尻がピチピチのジーンズやスキニーにフィットさせてブリブリ歩く季節。
つり革に掴まっている女の堂々かつ無防備な尻。
座席に座っている女の太ももを、バスの揺れで小刻みにププププと波打つ。
冬と違ってコートを着てないから、重力に逆らって尻が布の中に詰まりに詰まっているのがよく分かる。
尻にまとわりついてラインを生み出す布地に脂肪がギュッと収まって作られた尻〜太ももこそ美の完成形と言っても良い、女の至宝だ。
多分デカ尻が全部包まれてると安心するんだろうけど、尚のこと尻のラインを見せつけているのに気付いてるんだろうか。
そういう尻を見ると、尻の谷間を両手で鷲掴みにして観音開きにしたくなる。えっちなマンガによくある、ペンタブを持つ手を気持ち悪くくねらせて書いたみたいな擬音語を思い浮かべる。ガバァッとかムワァッとか。
プリッとラインが出ている尻は良い。
デーンとデカいが横にペッターンとしている尻も良い。
脚ガリガリなのに意外と小盛り上がってる小振りなお尻も良い。
量感をたたえない、幸の薄い貧尻は本当に大嫌いだったが、最近はピッチリのボトムスを履いてこれでもかと下半身を見せつける小振りなお尻なら許せるようになってきた。
で、私は女なのでそういうのはラ○ーアとかのスパやお○呂の王様といった銭湯でこれでもかと見ることができる。
押さえつけられていた尻肉をするりと解き放ち、ショーツが惜しげもなく現れる。
そこまではまだいいが、そうして全裸になると、もうほんと何とも思わなくなる。
つまり女は裸にするよりも、服を着ているほうが良いのだ。
完成形と称したように、布地に押さえつけられて形を成した尻こそ整っていて美味しそうだ。
あそこがムレるに至るまで何をしていたのかも想像できる。
これが全裸ではダイレクトすぎて面白くないしぶっちゃけただ臭いと思う。あんな汚いとこなんか見なくて良いよほんと。
何より服を着ているからこそ、たぷんとした肉感を道行くたくさんの女の数だけ見て楽しめる。
良い尻を見つけるとほんの少し疲れがとれるんです、せっかくの夏なので、皆さん腰にパーカーなんか巻かずに涼しくお過ごしください。お願いします!
はじめての解剖実習。
白い半透明なビニールにつつまれて、遺体が各テーブルの上に置かれている。
あー、これが…と、そのときはまだ平気だった。
うっ、と気分が悪くなった。
ビニールの覆いのチャックはあけられないな・・・と思った。
みんなが席について、教授が軽く説明をした。
うちの大学ではC大とは違いセレモニーなどはなくいきなり始めるらしい。
今日がオリエンテーションだけだと思っていた私にとって、二重の驚きだった。
初めの数秒は無心で黙祷していたのだが、考え始めてしまうとお願いしますだとか、ありがとうございますだとか、すみませんだとか、さまざまな感情が渦巻いてくる。
結局は大切に勉強させていただきますと「彼」に誓い、それから再び無心になろうと努力した。
さて、解剖がはじまる。
Aがあっさりとチャックをあけてしまい、中の布をめくる。
人の皮膚がみえる。白い。
手が出せなかった。
体表観察。
うわーと思いながらも、ほかの人がおそるおそる手を触れ出すのをみながら、そろそろと手をのばす。
あっ、というかんじで鎖骨にふれた。
冷たい。でもたしかに、人肌ではある。
一度触れてしまうと、すこし抵抗が和らぐ。
実習の手引きを参照する必要がある。
俺まだこっちの手はきれいだからなんていいながら、Bが手引きを広げた。
1か所ずつ触れながらすすめていくと、少しずつ抵抗が和らいでくる。
きれいな皮膚に傷をつけるっていうのは、やっぱり私には無理だった。
それに続いてDも鎖骨のあたりに横に割をいれる。
うわぁ・・・と思っていたが、おそるおそる私も鎖骨に沿って割をいれた。
メスは思った以上に鋭く、スーっと吸い込むように切れた。
皮剥ぎ。表皮と真皮を剥ぐ。
処理が施されているからか、皮膚が予想以上になめし革のようになっていて驚いた。
これが脂肪かと思いつつ、一瞬吐きそうになる。
甘いような、甘くないような。
時々ふと気持ちがわるくなり、しゃがんで手を休めた。
皮剥ぎがすすみ、腋あたりまですすむ。
Aのメスは先輩からのもので切れ味が悪く、脂肪組織がこわれて脂が液体となってたまる。
それをみて再び気分がわるくなった。
首を剥いで広頸筋をみる。また胸部にて皮静脈などをみる。
神経は結合組織と見分けにくいが、あらゆるところに走っていた。
ちょっとした手術で神経を切断してしまい麻痺がおこるというのも頷ける。
他に脊髄神経前皮枝や腋窩リンパ節などをさがしつつ、その日の実習は終えた。
観音開きにした皮膚をもどし、再び布をかけた上で保湿液を上からかけ、ビニールのチャックをしめた。
はじめるまでは解剖実習なんて絶対無理だなんて思っていたが、やってみると案外できてしまうものだった。
体が疲れたというよりも、そうでないどこかがはげしく疲労しているような感じだった。
※この内容が実際の解剖体験に基づいたものであっても死体保存法に反しているとは思いませんが、礼節を欠くなどと思われるかたがいらっしゃることを想定し、あらかじめ『解剖実習の手引き』に基づいた創作であることをここに宣言しておきます。
いや。ちょっとちがう。
あたしは町を出たかった。町にいたくなかった。でも都会に行きたいわけじゃなかった。あたしは空にぽっかり浮かぶ、あの月に行きたかった。そして月にいくその方法がアナウンサーなんだって思ってた。あの頃は。
あたしの住んでた町は海沿いの辺鄙なところで、今ならわかるけどよそとはちがうちょっとだけ変わったしきたりがあった。
海につながる砂浜から防風林を抜けると町を横切る唯一の県道がある。県道をわたると森があって、森の入口から奥に狭い石段が続く。50段くらい上ったところで森はいきなりひらけて、こんもりとした小山がありその上に小さな祠があった。
観音扉の格子の隙間からは幅1メートル、高さ20センチくらいのたいらな石が見えた。下のほうは地面に埋まっていて、石のまんなかあたりにへんな文字が彫ってある。あたしにはどうみても数字の「710」って読めるんだけど、大人の人たちはそんなわけないって言ってた。
それでへんなしきたりっていうのが、町の子供たちが交代でコップ一杯の海の水を汲んできて祠にお供えするっていうやつ。よその子たちはめんどくさがってやらないこともあったんだけど、あたしは毎日水をお供えしてた。
普通のお供えなら水道の水だと思うんだけど、ここの祠はなぜか海の水ってことになってた。あの頃は疑いもしなかったけど、今考えるとだいぶ変だと思う。
あたしは家にいたくなかったから毎日お供えしてた。学校の帰り道に海にいって水筒に水を汲む。石段をのぼって祠につくとなぜかいつもコップはからっぽで水筒から水を注ぐとお供えは終わり。あとはずっと祠のそばに座って、宿題したりぼーっとしたりしてた。日が暮れると決まって月がのぼっててあたしはそれをいつも眺めてた。月が見えなくなってさすがに遅くなるとしょうがなく家に帰った。
あたしは家で殴られてた。ずっと前にお父さんは仕事がなくなってて、お母さんがパートに行ってた。お父さんはあたしのことが気に入らないみたいで、なにかしら理由をつけては殴ってた。お母さんの前では殴らなかったからお母さん気づいてなかったのかな。よくわからない。
とにかくいつも殴られてたからあたしは家にいたくなかった。どこでもいいからこの町の誰も知らないところに行きたいって思うようになってた。でもどこに行ってもいやな人や殴る人がいるかもしれない。そんなふうに考えたら、いつも祠で見上げてるあの月に行きたいって思うようになった。たぶん知ってる人は誰もいない。誰も殴ってこない。ここよりずっと静かな場所で、だからあたしは月に行きたいって強く思った。
ある日のニュースだった。
この国ではじめて宇宙に行くっていう人がテレビに映ってた。ジャーナリストの男の人で外国のロケットに乗って宇宙に行くって言ってた。ジャーナリストっていうのがわからなくってお父さんに聞いたらアナウンサーみたいなもんだって言いながらあたしを殴った。
あたしは、だからアナウンサーになりたいって思った。アナウンサーになれば、ロケットに乗れて宇宙に行ったりもしかしたら月に行けるんじゃないかって思った。次の日、お母さんにこっそりアナウンサーになりたいって言った。お母さんは喜んでくれてた。あたしはうれしくなってこっそり祠に行って月を眺めてた。すごくすごくうれしかった。
アナウンサーってどうやってなればいいのかわからなかったけど、教科書のはしっこにアナウンサーの落書きとかしてた。お父さんには毎日殴られてたけど、アナウンサーになって月に行けばお父さんはあたしを見上げるしかなくっていい気味だと思った。なんだか殴られても平気だって思えるようになった。毎日毎日祠にお供えしてアナウンサーのことばっかり考えてすごくうれしい気持ちになってある日の夜家に帰ったら、お父さんがお母さんを殴ってた。
お母さんは丸まったままやめてって叫んでた。でもお父さんは殴り続けた。あたしもとびついてやめてって叫んだ。そしたら今度はあたしを殴り始めた。でもお母さんが殴られないならそれでいいやって思って我慢してた。我慢して殴られ続けた。
お父さんが言った。
「おまえなんかアナウンサーにはなれねえよ」
頭が真っ白になった。ふざけんなって言いながらお父さんに殴りかかった。なんどもなんども殴りかかった。でも一発も当たんなくって逆に殴られた。くやしくってくやしくって腕を振り回したけどでもダメであたしは泣きながら玄関を飛び出した。
行く場所は祠しかなかった。他に行くあてなんかなかった。あたしは祠でずっと泣いた。泣いてるうちにいつのまにか眠っちゃったんだと思う。もう空が白みはじめてて、これからどうしようかって考えた。
祠を見るとコップの水がなくなってた。とりあえずお供えしよう。あたしはコップをもって海に行き、水を汲んできてお供えした。あんなに悲しかったのにいつものクセでお供えしちゃうんだなってなんだかおかしくなってフフって笑った。
そのときだった。
ゴゴゴゴって大きな音がしたかと思うと地面が大きく揺れた。立ってられない。頭をかかえてしゃがみこむ。
どうしよう。地震だ。たぶん大地震だ。怖い。お父さんとお母さんは大丈夫かな。そんなふうに思ったつぎの瞬間には地震はピタリとやんだ。
おそるおそる目をあける。森の木が何本も傾いてる。祠が壊れていた。祠の中にあったたいらな石がむき出しだ。まわりの土がみんな崩れて地面の下に隠れていた部分もあらわになってる。
「710」
「NOOW]
710の下にも文字が続いてる。どういう意味だろう。でも今は町がどうなってるかのほうが心配だった。
え?石が……しゃべった?
え?え?
「<オジョウサン、サキホドノオイル取得感謝シマス。アナタノオカゲデ任務完了デス>」
「<アナタガサキホド設置シタオイルデ採取目的量ヲクリアシタノデス。任務開始カラ長イ年月ヲヘテヤットオワル>」
……あなた、いったい何なの?
月?今、月って言わなかった?
「<ソウデス。月資源『ムーンオイル』採取ノタメ、現在カラ約600標準年前ニコノ静カノ海ニ到達シタモノノ事故発生シ緊急着陸シタノデス>」
600……年?
「<オジョウサン、アナタハ当船乗組員ノ子孫デスネ。当船ハ事故ニアイホトンドノ機能ヲウシナイマシタ。当初目標デアル『ムーンオイル』採取完了ニヨッテ起動スル帰投プログラムデシカ月面カラノ脱出ハフカノウ>」
ちょっとまってちょっとまって。いろいろわからないけど聞いていい?
「<ナンデショウカ?>」
ここが月なの?じゃあ、あのあたしたちが月って呼んでるあれは何?
「<地球デス>」
「<事故後ノ乗組員タチガ地球ヲ月ト呼ブコトニシタ理由ハ類推デキマス。地球ヘノ帰還ガ困難トナッタタメコノ月ヲ地球トヨブコトニシタノデショウ>」
「<ソシテ子孫ヲ残シ、町ヲ築キ、コツコツト『ムーンオイル』採取ヲ続ケタ>」
「<ソレヨリ、今オジョウサンハ月……デハナク地球ニ行キタイトオッシャイマシタネ>」
え?そ、それは。確かにそうだけど。でも町が……。
「<町ハ心配イリマセン。先ノ揺レハ当船ノ起動ニヨルモノ。ソレヨリ、オジョウサンハ地球ニ行キタイト?>」
……う、うん。……行きたい……。行きたい!
「<ゼヒ乗船クダサイ。本船ハ地球ニ向カイ成果報告ヲセネバナリマセン>」
「<乗組員ノ子孫ノクチカラ、600年ブリノ成果を地球ニイル人類ニアナウンスイタダキタイ>」
……アナウンス……する……?
……うん……わかった。行く。
地面がせりあがり階段が現れる。あたしが乗り込むと扉は閉まり、大きな音を立てて地面の下から船が現れる。祠の部分につきだしていた平らな石は採油口だ。船が空中で180度旋回し機首を空へ向けると、採油口に刻まれた文字が見える。
「MOON」
「OIL]
あたしを乗せた船が発進する。
月へ。
いや、地球へ。
1,鶏胸肉の皮をむいて観音開きにする。検索すると色々画像出てくるので参考にしてくださいな。
2,フライパンに鶏がらスープ(顆粒でOK)200mlくらいと紹興酒(なければ酒)おおさじ1を入れてその上に鶏胸肉をのせ、火をつける(強火)。
3,沸騰したらひっくり返してスープが再度沸騰したらフタをする。フタしたらすぐに火を消す。
4,予熱で火を通す。常温になったらフライパンから取り出して冷蔵庫で冷やす。
5,適当に細切りにしてせん切りしたきゅうりの上に載せてごまだれをかける
タレは自作してもいいけど面倒だし市販のしゃぶしゃぶ用のゴマだれとかごまドレッシングでも十分うまいよ。
バンバンジーの素みたいなやつも美味しいけど高い。
好みでしょうがとにんにくのすりおろしを少し混ぜると中華っぽくなる。
胸肉は予熱で火を入れると超しっとりでウマー。だけど失敗すると中が半生になっちゃう。