Aちゃんに連れられて、とあるビルの中にあるラウンジなるところへ連れて行かれた。
担当の方はとても落ち着いたにこやかな方で、好印象だった。
そこで、肌のことなどいろいろ聞かれる。
………30万!!!!
ちらりとAちゃんを見ると、「機能を考えると安いくらいだよ、一生モノだから」と。
えっと…テクノロジーは日々進化して行く時代、きっと美容業界も進化しているはず。
ちなみにAちゃんは10年ほど前に購入したそうだ。
いつの時代のテクノロジーを使って作られたかわからないけど、時代遅れの美顔器なのか?
軽く混乱しつつ、一応すごーい的な感じを装う。
そして「ではお手入れしましょうか」ってことで、洗顔してから個室ブースのようなところへ案内される。
そこには家庭用プリンターのようなどっしりした機械があり、観音開きのような感じで開くと、棒状の機械などが入っている。
中央からスチーマーが出てきて、それを浴びながら、スタッフさんがガラス管のようなもので私の頰を撫でる。
この美顔器を使って日々3分のお手入れを続けると、徐々に美肌になるらしい。
そしてメイクをしてもらい、お手入れ終了。
ちなみにAちゃんも体験の時には毛穴洗浄できず、肌の調子が整ってからしばらくして自分の美顔器でできたそうな。
…それ、初めに言ってよね。
そして美顔器の種類など聞いて、この日は終了。
即断るのもねぇ。
Aちゃんは帰る道中も熱く語ってくれ、それに一応乗っかっておいた。
疑問と言うか、感じたり思ったこと。
① スタッフの方はにこやかで前向きで朗らかなのに、スタッフ間でガン無視したり、険悪な感じがあったりした。
そんなことはつゆ知らず、他のスタッフの方に挨拶したら露骨に無視された。
② Aちゃんは常に私の側にして、私を誉めちぎり、美顔器を褒めちぎり、会話にちょいちょい美顔器を購入する利点を挟んでくる。
それにスタッフさんが乗って、まことしやかに美顔器は正義的なトークを繰り広げる。
こんなトークに引っかかる人がいるんだろうか。