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2023-01-04

anond:20230104025306

開口一番で年齢の話から攻撃始めるあたり、だいぶ狭いところで権威に任せた論客やってたんかなぁこの人。

anond:20230104023643

図星を突かれたか人格攻撃に走らざるを得なくなったインテリ坊やって感じだな。権威通用しないこの増田では虚無な学問文字通り虚しい。

彼は人生で一度も、社会学議論の仕方を学んだことがない

議論の仕方に関しては妄想乙だけど、社会学に関しては学ぶ必要皆無じゃん。社会に出たら笑われちゃうよ。

2023-01-03

オタク弱者男性表現の自由戦士、暇アノン

昨年7月参院選赤松当選したじゃないっすか

選挙の時に増田共産党非実在児童ポルノ云々の記事が湧いてきて…と記憶してたんだけど、調べたらそっちは前年10月衆院選っぽいね

山田太郎の『規制派と目されてた平井卓也さんに「マンガアニメゲーム表現の自由を守る」と約束をもらいました。』も10月か…

人の記憶ってのは当てにならないわね…

いずれにしろ表現の自由戦士支持層に取り込もう、って動きが自民党から出てきて、戦士もそれを歓迎するって動きがあって

赤松アニメ現場への支援策が「補助金削減して競争力を高める」だし、金もからんで結構ですわ


そんで、たしか表現の自由関連の増田に「アニメ漫画けが生きがいだからそれを奪わないでくれ」みたいなブコメ付いてたんよ

どの記事のどのブコメかは覚えてない。誰か見つけたら教えて…

表自は権威付けか知らんが表現の自由弾圧だ難しい言葉並べてるけど、こっちが実感なんじゃねーかなって

生活が良くなることより娯楽に逃避していたい、みたいな


んで、ネトウヨって昔いたじゃないすか

アレ、日本は素晴らしい国なのに反日在日)のせいで不当に貶められてるって主張で

結局、自分ダメ理由在日とかの他人のせいにしてるだけじゃんって

アノンとかがフェミを目の敵にしてるのも、在日とかの仮想的がすり替わっただけじゃねーの?と思っちゃうのよね

ほんで…

ちょっと違う話すると、2022年で一番デカ事件安倍晋三暗殺だろうけど

個人的には知床観光沈没阪神矢野色紙事件ある意味象徴的なニュースだと思うんよね

知床コンサルタント会社が噛んでて、その会社記事消したり解雇には関知してませんとか言って逃げたやつ

矢野は、半コンサルみたいな宗教団体にハマって、予祝つって試合前に胴上げしたり、連敗ストップのヒロイン宗教関係者ヤバい色紙公開してドン引きされたやつ

悪徳コンサルが云々、というより、そういうのがすでに社会に深く入り込んでて、ついに影響が表に出てきたって感じの

コンサル利益を上げるためのアドバイスするんやけど、本業については素人から専門的な提案なんかできんわけよ

で、どうするかっつーとコストカットね。人件費とかのコスト削減。あとは精神論。そこの領域宗教と相性がよくて、感謝することで生産性が上がります、みたいな。上がるわけねーだろバカ

まぁ経営者の味方で従業員や客の敵なんだけど、経営者から金貰ってるんでそうなるわな。

成果型報酬への見直しなんてのもあって、そっちは国から助成金も出たり…そういう専門的なことやるのはある意味ちゃんとしたコンサルタントなんだけど、

目的コストカットから目指すとこは一緒やね。


あと、解雇規制撤廃で高給取り解雇すれば給料上がるみたいな話

解雇された高給取りを安い給料で雇い直せば人件費浮くけど、その分今いる奴に上乗せする必要もないっつーか

今でも給与上げるために転職はできるわけで、解雇自由化したら転職もできないようなのは切られるリスクがあるだけじゃねーの?とか…

給与が上がらない結果専業主婦が減ってパート増えるみたいなよくわからん因果もあるが


無関係な話は思いついたから書いてみたってだけだが、弱者男性弱者たる所以には社会的な要因も含まれるんじゃねえかって思うのよね

給与が上がっていくどころか終身雇用すら怪しい状況だし

その中で投資NISAiDeCoだ…また違う話だけども、年金は駄目だけどNISAなら老後も安心っつーじゃん

20年後にはNISAは駄目だけどナントカなら老後も安心みたいなのが出てきてるんじゃねーの?って…

ま、安心できない時代にはなってるよね~世の中ジジババばっかだし。若い人らも半分くらい外人じゃね?

そんなだから勝ち馬に乗るとかで精神的安定を求めるのもわかるにょ~

なんか感情的な長文で自己正当化必死な感じもさもありなん

でもさー、なんか最近、それって俺らが選択したんだからしゃーないジャン、とも思うのよね

自己責任論は好きじゃないけど、自己無責任論も好きじゃないし…

の子世代には申し訳ないけども、まーどうしようもないよね~

2023-01-02

anond:20230102232811

天皇が命じたわけじゃない

権威を利用されてただけ

2023-01-01

暇空氏の直感根拠

文中敬称略

暇空茜さんはTwitterを使っています: 「そしてみなさん、怖い話しましょう よく聞いてください 「12月30日の18時に、俺は12月31日に有識者会議に触れる事を予告しました。このツイート証拠です」 「12月31日に告発山本一郎記事2本が出て、”村木厚子さんは素晴らしい”」です わかる人につたわれー あははは」 / Twitter

当初はColaboとやまもといちろうはどうしようとしていたか

◎(文春オンライン)仁藤夢乃さんとColaboをめぐる騒動、「本当の問題」は何だったのか #1(https://bunshun.jp/articles/-/59413

暇空茜

まずColaboはバスが傷がつけられた、これは暇空茜がバス写真を公開したからだ。情報公開請求女の子が傷つく。(正確には税金チューチュースキームが傷つく)という主張を行い、11月29日に憲政史上に残る甚大な事を行った。

こともあろうに国会議員秘書議員会館を借りて、提訴すると言って記者会見を行った。暇空茜が反論できないよう、十分に時間を遅らせた。

これは暇空茜が巨悪であり反社だとでっち上げるためだった。東京新聞望月衣塑子はこのでっちあげに参加してでっち上げ記事を書いた。

東京都

東京都に対してはColaboは

  1. 文書開示請求妨害
  2. 村木厚子関係の深い村田監査をやっているのもあり、監査の結果をもみ消し

http://korekichi.com/archives/19907910.html

という目的があった。これは12月28日までは確実にそうだったと考えられる。

なぜなら、文春オンライン記事では東京都問題だと言っていたからだ。

そして、監査結果に対する声明が2転3転しているが、消された内容からすると「東京都にこういうでたらめな会計処理でいいと飲ませたのだから合法問題ない」という内容だったと解される。

当初は監査の結果もそうなるはずだった。

さらに文春オンライン記事東京都問題点をずらすようになっていたこから、このように整理すると整合性が高い。

以上のような布陣には都議会議員国会議員東京都議会議員厚生労働省も関与している。とくに都民ファーストはそう。

仁藤夢乃に対して

なぜ厚生労働省が関与しているか有識者会議意見として暇空茜を悪魔化しているかである。これはプロパガンダである有識者会議名前がなくてもこの問題は誰でも暇空茜以外イメージできない以上、厚生労働省税金チューチュースキームに関与しているということになる。

美しき政治主導である公式HP人権侵害をやるというのはとんでもないことであるが、厚生労働省には選択余地がないのだろう。都合が悪いことはすぐ黒塗りにする割に、これは出しっぱなしというのは全くありえない。

しかもこれは「仁藤夢乃らをなだめる」か「仁藤夢乃らを騙して時間を稼ぐ」ということ目的があった。厚生労働省「が」である

この辺はへな・ちょこおの動画推理されているが、ここでこれをつかう。

https://www.youtube.com/watch?v=yQcE-QQ6TCI

なお、この中でもあるように、そもそも郡司真子がぱっぷすはデタラメ実績がない団体で、でAV新法などに不適切団体ということが指摘されている。とうぜんヒューマンライツナウも問題があるということになる。

さらコラボ問題があったことはすでに指摘されているということになる。すべてこの団体はつながっているからだ。にもかかわらず仁藤夢乃らをなだめる目的は当然あったものと思われる。

転換

ところが監査結果でたところ、実際は、ラストのところで一気に覆る。暇空茜の指摘を一切無視しているにもかかわらず、唐突に言い始めるというおかし文章になっている。

最も一般市民の指摘にハイハイ言うのはおかしいということもあるのかもしれないが、本来これだけの不正を指摘して、一切説明がない、暇空茜に感謝もないというのもおかしい。

これは東京都反旗を翻したのだと考えられる。

なぜなら、監査問題がなければ今度は東京都責任を負うからだ。

かに監査問題があってもなくても東京都責任があるが、ここで問題がないとした場合、今後ずっと東京都税金チューチュースキームに加担するため持たないという判断がなされたのだろう。

やまもといちろうの「取材」を信じるなら、東京都下の人間は監査結果をたぶん知らずひっくり返されたのでビビったのだろう。しかし、28日というタイミングでこれをやったのは、東京都上層部厚生労働省問題を丸投げするためだったと考えられる。

この原因は、言うまでもなく暇空茜の認知プロファイルのパワーラッシュである。すべての団体問題がある異常な状態放置すれば東京都知事のクビすら危うい。言うまでもなく小池百合子自分責任を丸投げして逃げるタイプである

したがってColaboがまともに処理できない(可能性は60%以上)と判断し、責任転嫁した。最初はColaboに対しては12月28日監査問題がないと発表し、またcolaboは記者会見して訴訟すると脅しただろう。そういう説明をして仁藤らをなだめていた。

それを悪用し、局長レベル監査結果を変えたのは知事了解していなければありえず、責任絶対に取らない小池百合子年末の期日設定だと議員厚生労働省が動けないことを奇貨として丸投げしたのである。もちろんダメージは負ってもそのほうが軽い。

Colabo爆破

次にJBPressやまもといちろう記事おかしなことになっている。

今度はCoalboがおかしいと言い始めている。今までと違うことを言い始めている。じゃあ文春オンラインは何だったのか。

さらにこの会計を認めた公認会計士問題があると言い始めた。

やまもといちろうが「取材」しているとは信じられない。取材しているなら、エコーニュースRについては全く取り上げないのは理解できない。

暇空茜が指摘するようにColaboを爆破して延命しようとしうことだろう。

これを仕掛けているのは若草プロジェクトなのは仕方がない。ここは各団体を顎で使っている以上、ここを延命させることが必須だ。

しろ有識者会議に出ていた連中、ヒューマンライツナウ、ぱっぷす、Colabo、BONDプロジェクト若草プロジェクト関係者全員、及び望月衣塑子のような東京新聞女性記者のような連中が全員公金を横領する目的でっち上げを行っていたからだ。そうなると村木厚子の信用も厚生労働省の信用もガタ落ちになる。最も政治主導で税金チューチュースキームを実施しなければクビになれば、もう天下りもない。55歳になれば昇給も停止する。なんの希望もない官僚にとっては政治家と有識者会議の言うなりになるしかない。こういうデタラメをやっていた連中は与野党とも同じである

したがって、若草プロジェクト延命させろという指示を受けて厚生労働省も動いているのだろう。

さらに3枚目

しかし、やまもといちろうはいちおう他の3団体にも触れている。

これはColaboを爆破するだけではなく、最悪の場合、他の3団体も爆破するという指示を彼は受けているのだろう。

東京五輪招致委員会解散して清算団体となり、証拠隠滅した。

同じことをやる可能性はある。

note

ところが更にNoteを出してきた

暇空茜の動画では村木が有識者会議で突如として肩書を変更していることを指摘したかである

https://note.com/kirik/n/n6ae065db9a2f

いろいろあるためツイートはここには掲載しません。

ただ、colaboに限らず(重要)、この手の若年被害女性問題は、はっきり言えば境界知能の女性や、親の虐待子供同士のいじめの延長線上など、包摂のしようがない世界女性問題です。

これも凄まじくひどい。NoteのっけからSioを頭がおかしいとして扱っている。

この証言山本一郎想定外だったということだ。ただし、彼はナニカの末端に過ぎないので、Sioの告発はなにかグループがやっている可能性はある。これは信頼性が高いだけではなく、信頼性が高い情報が出てきたタイミングおかしいのである

 こういう問題解決するのに、各省庁が担当集めて足りない人員やりくりしてどうにかしようとしてるんですが、まあ税金つかみ取りになるような利益相反はやめようね、左翼排除しようね、というのは良いとしてですな。

「で、どうしたら解決するんですか?」

このNoteは当初は3団体を活かすつもりだったが、4団体ともアウトになりそうだという事をさらに想定したと思われる。

しかしながら、少なくとも税金チューチュースキームを壊滅させることが基本であるということは言うまでもない。結局NPOに任せるとかいスキーム崩壊している。

なぜなら、こんなでたらめな公金横領所得保障などができない可能性があるからだ。

また、ジェンダー平等男女共同参画なんてなんのいみもないので学者馬鹿ということだ。上野千鶴子以下、人文学社会学大学でやる学問ではない。ここも無駄だ。

そのうえ、女性記者女性議員無駄だ。何しろニュースとして報道ができない、「問題だと思わない」(社民党大椿ゆうこ

これは女性マスコミ新聞記者には向いていない。例外的杉田水脈存在しているということだ。

こう言われても女性差別には当たらない。なぜなら、この事件をまともに扱えないこと自体女性は向いていないという証明しかならない。

 さっそくこれらの新聞社の人に聞いたところ、返ってきた答えは総じて「新聞社記事考査のプロセス上の問題」とか「社会的に認め得る証言者が不在」などの返答でした。つまりは暇空茜さんが大勝利したにもかかわらず、社会的不思議な人過ぎて記事として触れないぞということのようです。

まりマスコミ権威コネしか報道しないバカということが証明される。裏を取らないからね。購読料泥棒でしょう。

また、AV女優を頭の悪いバカとして扱っている事自体やまもといちろう性差別意識がある。これはナニカグループの総意だろう。そうやって女性障がい者を利用してうまい汁を吸うんですね。

さらに言えば左翼ではなく、極右人脈が左翼に入り込んでいるというのが正確なので、ここでもやまもといちろうは虚偽の発言を行っている。

結論

今回の事件は非常に問題が多い。弁護士公認会計士絶対に唯では済まされない。厳罰をもって望むべきだろう。

国会議員パリテとかジェンダー平等などという国民と一ミリ関係のない馬鹿なことに金を使う人間処分する必要がある。

なので杉田水脈が正しい。彼女のような政治家は男性をみても居ない。すべてが正しいとは言わないが、少なくともぱっぷすやHRNがインチキなことはずっと発言していた。

このように1/1までの流れを見て、山本一郎記事で何が書かれたか、何がかわったか監査結果の内容を考えると、Colaboを爆破するということになるだろう。

当然困難女性支援法という女性拉致して二度と脱出できないようにして公金を横領するスキーム人身売買性搾取スキーム法律で定めるのが目的であるクォーター制やジェンダー平等アファーマティブアクション女子学生の不当な優遇パリテなどというデタラメをやった結果がこれだ。

これらも直ちにやめさせるべきなのは言うまでもない。

それはさておき、仁藤夢乃は逃げてほしい。稲葉、だがてめーはだめだ。熊本県民が女に責任を負わせて逃げるなどとは男が廃る。見苦しいにも程がある。士君子たれ。ちゃんと仁藤を守り、証言すべき。男尊女卑なのはなんのためか。こういうときに男がクビを差し出すためだ。

2022-12-31

anond:20221230152020

登場した告発者が本当なら、「生活保護ピンハネ告発不正会計監査請求をしようとした市民を、弁護団を結成しスラップ訴訟を起こし、どこかの議員議員会館を使用させ権威付けさせた上で朝日毎日東京新聞同調報道した」という民主主義の根幹を揺るがす大事件ってことになるよ。

anond:20221231102733

それはそう

別に悪いこととは言ってない 人生大変そうだし精神成熟する日が来るといいねっていうだけ

過去偉人かにもよくいるけど普通に満足すりゃいいところ精神壊したりいろいろ大変そうやなっていう話

前々から思ってることではあるが、せっかくそれだけの頭脳とか持って生まれてきたなら

クイズ大会だの資格制覇だの模試順位だの学会誌権威だの遊んでないで人類に貢献する何かを作ってほしい

2022-12-30

なぜマスメディアがColaboの不正報道しないのか?

1. ジャーナリズムがないか

2. 能力がないか

3. 会社男尊女卑から

1,2に関してはほぼ同義だが、つまり現在マスメディア報道機関ではなく(会社はもちろん政府警察の)広報機関に成り下がっており、記者の考えを世に示すということができなくなっている。これは記者権力者が保身や個人的利益の確保に走り、中立性を笠に着て意見を述べることを避けてきた(無記名の記事や「ネットではこのような意見も出ている」というような言い回しがまさにこれである)ことに起因する。なので当然、都や共産党を敵に回すような記事はもし正義感のある記者問題点に気づくことのできる記者がまだ存在したとしても書くことができない。

日本において支援パターナリズムに陥りやすく、"してやっている"という構図にすることで権威を帯びたり利益を得たりすることに利用され、それはまさに差別であり搾取構造形成する。未だに女子アナなどというものを売り物にしているマスメディア男尊女卑企業なのは疑いようがなく、そのような会社弱者女性支援"してやっている"団体とは差別の温存という目的を共有しているので、都合の悪い記事を書くことがないというのが3である

女叩きと女を知ることについて意見させてくれ

https://anond.hatelabo.jp/20221229235915

この女叩き反省増田増田につけられたブコメを読んで思ったことを書く。

女を悪く言う者は女を全く知らぬものである

これは女叩き反省増田引用していた出所不明言葉だ。

この言葉が示す"女を知る"とは、恐らく現実に女と関わるということを意味していると思われる。

まりこの言葉が示す"女を悪く言う者"とは、増田妖怪代表である下方婚増田のように、現実に女と全く関わらずに女の上昇婚志向という統計的事実をもって女を叩く者等を意味しているのだろう。

いや、ぶっちゃけ下方婚増田は実は恋愛経験豊富女友達も沢山いる既婚者かもしれないけど、その真偽はここでは一旦措いておく。

では実際に女と関わることで女を知ったことになるのだろうか?

人間がその一生で世界中の女と関わることは不可能だ。あくまで、限りある時間の中で限られたごく一部の女とのみ関わりをもてるだけだ。

この前提に立った時、女と関わることで"女を知った"人物の口から語られる女とは、限られたごく一部の事例から帰納的に結論付けられた"女の傾向"でしかないと言えるだろう。

これはあの忌まわしき経験則そのものではないか。n=1ッ!n=1ッ!!

経験則とはブクマカが大嫌いなn=1を包摂する概念であり、下方婚増田が頼みとする統計的事実の幼子だ。

からもうぶっちゃけるけど、この言葉論理的破綻してるだろ!!!

女を知る者(27歳独身男性)「女って面食い守銭奴傲慢口臭が酷くておまけに漫湖臭いよね(n=1)」

こんな奴が女を知っているということになるんだぞ!?それでいいのか!?いいわけないだろっ!!!

いか?女を叩くのがなぜいけないかと言えば、それは女を叩くのがいけないことだからだよ。トートロジー、不善、つまり倫理だよ倫理

倫理的に良くないからやめましょうね、というお題目なんだよ。

実際にカスみたいな女とばかり関わって尊厳を損傷したとしても、

実際に女の上昇婚志向統計的に認められる事実だとしても、

実際に彼女カンピロ仕込みの親子丼を食べされられたとしても、

それでもなお、俺たちは女を叩いてはいけないんだ。何故なら倫理的に良くないから。

倫理的に良くないことを批判する理由倫理的に良くないから、で十二分だよ。

それを避けて下手な論理権威を振りかざすから話がこじれるんですYo

何が面白くて女を叩くのだ。

釣り針が大き過ぎるぢゃないか

これはもう女叩きぢゃないぢゃないか

人間よ、

もう止せ、こんな事は。

anond:20221230104131

そばの味が単調でくどいのでツイッター薬味アンケとったところ大根おろし覇権だった」という身もふたもない記述がもともと江戸時代そばガイドにあって、そこにさらに「大根おろしの汁を用意しにくい場合わさびでもまあいけるのでお試しあれ」というのがあったのだ(『蕎麦全書』でぐぐると読めると思う)

それに沿ってわさびが添えられている

権威というのはそんなもんである

2022-12-26

anond:20221226165621

女が稼げる仕事に就くってことは

男のイスを奪うことになるので

「女のくせに男を上回ろうとしてる!!」的な解釈をして

精神的に未熟な学生時代などガチ攻撃してくる男がいるか

 

女は身の安全のためにわざと稼げない仕事を選んでるんですよ

親が医者とかそういう権威の元で生きてる女はちゃんと高給な仕事ついてるよ

 

男は本能的に自分を上回ろうとしてくる女をぶちのめしたくなるんですよ、権威のある親の後ろ盾がない女とか特に

男がガチ攻撃してくるから、殺されたくない女はそれを回避するために

 

「男が攻撃してこないフワフワした仕事」を表明するんですよ

これマジですよ〜。

 

女にも稼いで欲しいなら

男が攻撃するのやめたらいいんだよね。

でもできないだろうなあ。異常な闘争心嫉妬は男の専売特許から

 

だって女が先に出世しただけで執拗に「女だから出世した!!理由性別だけ!!能無しのくせに!!」

って吠えてるやついるじゃん。ああい攻撃が常にある。

2022-12-25

転職して一年ちょっと

中小なので大手派遣なれしすぎた利便さとはまた違う利便さにめんどくせえとか

から数えた方が早い権威もち直属上司のおかげで楽にはなった

あと1on1で一番偉い人に褒められて、ボーナスないけど報奨金と賃金アップしてくれるってよ

で、それはいから

2022-12-22

望月新一のABC予想に関する話は多分に逸話的なんだよな。

まず査読に7年かかったというのが純粋に難しさゆえか、支離滅裂からかなのか分からない。支離滅裂文章意味を見出そうとすればそりゃ何年でもかかるだろう。

レビューも何人かしてるわけだけど、レビューを行った彼らも七年要したのだろうか。つまり彼らは全員査読される前から(つまり公然掲載される前から)彼の論文を知っている人達だったのだろうか。

論文完成と同時に論文を読み始めてレビューを書いたのなら分かるが、そうでないなら時間的物理的に辻褄が合わない気がする。

支離滅裂からという考えを一旦置いておくことにすれば、査読ギネス登録できるスケール時間がかかったのはその難しさとは別の学閥等の政治的外因の影響の方がよほど強い気がする。

真偽について数学なのに紛糾しているということで話題になっていたが、これもまたセンセーショナルに切り取っているだけで眉唾臭さが強い。

真偽について語るならそもそもABC予想というもの連続体仮説同様証明可能なのかから語られるべきではないのか。

そういう証明可能性をおいておくなら、とにかく彼の論文批判するならたった数十分数時間の公開討論で知れることから賛同したり目の敵にしたりするのではなく、真摯論文に向き合ってからであるべきだとは思う。

たとえばチャンドラセカールはエディントンとかいうやつに嵌められて、30分の時間を用意されブラックホール存在に関する自説を発表したのだが、そのコメントとしてエディントンはセカールの言うことは戯言だみたいに言ったわけだ。その学会に集まっていたのは当時その天文物理学で最高峰頭脳を持った重鎮たちだったが、みんな戯言だという主張の方を鵜呑みにしてセカールは笑い物にされたそうだ。

まり30分程度の説明では相当賢い人でも主張の真偽は理解できない、あるいは学者であっても権威バイアスには多分に流されるものだということだろう。

今回の例における権威とは「望月の用いた手法数学的に正しいはずがない」という常識という名の権威だと思われる。常識に流されて、あるいは単に常識に反発して学者までもがああだこうだ言ってるわけである。目の前の論文に向き合えよ。

2022-12-20

身内の東大下げが酷くてきつい

身内の東大下げが酷くてきつい

毎日のように東大なんてクソだ、世界じゃ戦えてないという話をされる

 

これが高学歴者への嫉妬的なものとかなら笑って済ませられるが

身内は東大より格上の海外大学研究してて東大テニュア教授職で招かれた人間から言う資格は十分にあって、単なる正論しかない分しんどい

 

自分ももういい年齢の社会人から東大受験して落ちたことを引きづってるわけじゃないが

純ドメでやってきたか東大権威否定されると日本的な仕組み全体を否定されている気になり辛くなるんだわ

2022-12-19

anond:20221219111706

シンプルに言えば、

強者は叩いていいけど、弱者は叩いてはいけない」

これだけ守っていればいい

稼いでるYouTuber強者なので叩いていい

売れてるアイドルも叩いていい

M-1R-1も叩いていい、権威になってるから

大阪人ある意味いから叩いていい

でも弱者ダメだよ

病気とか障害とか貧乏とか

ただのイジメになるから

そこだけは守ってほしい

悪口M-1優勝したウエストランドめざましテレビで決勝ネタ披露していたけど…

大阪にはあって東京にはない・・・」のくだりを「東京にはあって大阪にはない・・・」と間違えて「お前間違えんなよ」とボケがツッコんで笑いを取って終わってた

まあ天然で間違えたわけではなく朝のさわやか情報番組地域ディスはできないので間違えたていでわざと飛ばしたんだろうね

これが毒舌芸をメジャーでやる限界である

毒舌芸は言ってる側が少数派で偏見丸出しというのが分かって初めて笑いになるものだけど、M-1チャンピオンになって権威になってしまったら偏見偏見でなくなり差別になりかねない

からところどころでこうしてトチったりして自分を貶して低く低く持っていかないといけない

2022-12-16

anond:20221216214903

間違ってA~Cから編入してくる人とかいるよ

その分野の世界権威師匠が定年とかでFに移籍してやむなく指導を続けてもらうために自分もFに移る

2022-12-15

anond:20221215101433

財務省としてもそこは確定させたくないんやろな

もしリフレが正しければ今までの増税全部失策になるから

もちろんリフレは嘘でした、ってなる可能性もあるけど成功した時の権威失墜が怖いんだと思う

これから永遠にインフレ直後の増税を繰り返して「結局リフレってどうなの?」って議論をし続けることになるんだと思う、この国は

2022-12-13

anond:20221213182606

これからこの証言が正しかたかどうか検証していくということですね。

 

えっ?まさか権威ある公的機関お墨付きが出たかOKだと思ってるんですか?

あれあれ?権威ある政権与党お墨付きが出たときにもそうやって受け入れてたんですか?

まさかそのとき党派性丸出しで追及を続けてたなんてことないですよね…

anond:20221210192827

大学教員はいるな

「colaboに対する攻撃歴史修正主義と同一」なんて噴飯物の論説振り回す、明らかに発言権威のためだけにこの職選んだだろ、って反知性主義者だが

あとテロリスト殺人犯

2022-12-12

anond:20221212092424

頭が高い 朕のちんちん 控えおろう

夏井「これは本当に良い句で。素直に読むとね、皇帝なのかな?王様なのかな?大国権力者が、側近なのか、それとも参賀に詰め掛けた国民に対する勅言なのか。とにかく下々の者たちを集めて、自らの権威を誇示している。それも、これは男性器を誇示しているように思われる。やはり限界まで充血して屹立し、どくんどくんと脈打っているのか。それとも、平常の状態のものをぶらんと無造作に揺らしているのか。いずれにしても、どういう状況なのかな?どっちなのかな?って読者が想像する余地があるのね。ここに豊かさがある」

フワちゃん「これ季語なくない?」

夏井「音の面から見ても、朕とちんちんで韻を踏んでいる。ちんちんそもそもちんが重なっているので、ちんちんちんでトリプルちんなのね。これがまた妙味を醸している。すこしコミカルな感じがしますでしょ?状況からしても、どこかユーモラスな空気がある。その意味で行くとこれによって「朕のちんちん」はもしかしたら「控えおろう」なんて言うような立派なものじゃないんじゃないかと、そうも思えてくる。とっても慎ましやかで、それでもこう「ひかえおろう」とやることで、いわば人間宣言じゃないですけども、民に寄り添う権力者の姿を象徴しているのかなと…」

梅沢「いやぁ、そうかなあ?」

浜田「もう、今度は何?」

梅沢「だってよ、そんな王様だか帝だか知らないけど、居るか?みんなにちんちん見せて「控えおろう」って。どんな愚王でもそんなことやらないと俺は思うんだけどな」

夏井「あのね、あなた……」

梅沢「やるとしたらね、狂ってるよこのちんちん野郎はさ。でも君主が狂ってたらさ、普通止めるよな家来が。いや王様、直接顔を出してはお命を狙われますとか言って、表に出さないと思うんだよ。でも言ってる。「頭が高い 朕のちんちん 控えおろう」って言ってる」

浜田「まあ、そうですねえ」

梅沢「ってことはよ、狂ってるけど、誰にも止められない。そういう状況での発言なんじゃねぇかこれは。でも王様プライバシーなんてないよ。風呂だって便所だって、必ずお世話係がいるんだからしかもそういう召使いがいちいちちんちんに控えてたら仕事にならない。だからやっぱり、寝床だろうなと。眠るまでは楽師か何かがいたりするかも知れないけど、眠っちまったらベッドにまでは誰も入ってこない。入ってくるとしたらお妃か側室か……でもも王様は狂ってるから、女どもも寄り付かなくなってるんだよ。これは、早朝だろうな。朝早く目覚めて。うーんいい朝だな今日国民のために頑張ろうとか、そういうふうにはならないよな。こいつの心は狂気に蝕まれちまってんだから。ああ今日も殺されずに目覚めることができたと、そう思うわけ。誰も信じられないんだから、もう。殺すとかもうこの王はだめだとか、ずっと幻聴も聞こえるから、目に見える全ての人間を憎み、蔑んでいるわけ。実際皆がひれ伏すんだけど、この日朝早く目覚めて、ふと下に目をやると、傅かない者が居る。頭を下げない奴が居る。まあ、朝勃ちだよな。もう錯乱してるからちんちんが、むくりと、ぎんぎんに立ち上がってるのを見て、何だこいつは。なぜ朕の前にあってひれ伏さぬかと。激昂したのかな、それとも恐れのままにした発言だったのか。たぶん誰かが耳にしていたんだろうね。本当のプライバシーなんてないんだから君主に。もうこいつは駄目だと、その家来は思っただろうよ。そんで王様も、かすかに残っている理性で、誰かが自分言葉を聞いていて、そう思っていることを察している。それがまた幻聴になり、狂気を強めて心に食い込んでく。そういう悲しい一句なんじゃないかと。俺はそう思うよ」

浜田先生先生どうですか」

夏井「(涙を流しながら)……俳句っていうのは人それぞれ、いろんな受け取り方、解釈があっていいと思うんです。でもね、解釈するのと、こじつけるのは違うの。私は人間というものに、希望を持ちたかった。でもそのせいで盲目になっていたのです。お見事です梅沢さん。心を鎮めれば、今ではたしかに聞こえてきます。朕のちんちんが泣いているのが」

フワちゃん「ねえこ季語なくない?」

夏井「だからね、これはこうしましょう

  朝露、陽 砦 濡らしぬる つとめて

遠くの稜線から朝日が昇り始める早朝(つとめて)、朝露がお城の城壁に雫を作っている。白い陽光差し込んで、きらきらとそれが輝く。でも遠からず、朝露は陽の光に熱せられて乾いて消えてしまうだろう、朕のこの治世と同じように……という辞世の句であると同時に、朝、布団の中で一人で(陽・砦)孤独に目覚める、そうして朝勃ちの先走り汁でぬるぬると夜具を濡らすという、君主としてではない、このちんちんさんの人間の部分を表現する。このようにして、魂の平穏祈りましょう」

anond:20221212100749

彼らが自分の頭に考えるより、権威の言う通りになんとなーく対応してたほうが良いんだよ。

 

それについて一番「自分の感が頭で考えてる」自認のやつって、反ワクなんだから

 

お前も自分の頭で考えたいって思ってるなら、ちゃんとそういうとこまで考えておけ。

ここに書いてあるような感じじゃ、まだ権威に従っておいたほうがましだ。

anond:20221211130053

pixivで見たくもない女向けの絵がマイナス操作されるように求めなかったって言ってる人いるけど

pixivみたいな権威に盾突く代わりに直接女に嫌がらせして萎縮させてたよ。

腐女子向けのタググロを投下したり女人気の高いアニメネット投票荒らしてた。

2022-12-10

デビッドライスと白饅頭和解しろ

デビッドライス氏と白饅頭氏が互いを批判する文章ブログSNS上に投稿している。しかし,以前からこの両者の発信する文章を読んできた私としては,両者の主張は根本的なところで対立はしておらずむしろ同じ方向を見据えて書かれているように見えた。

 ではなぜ,ライス氏と白饅氏は対立するに至ったのだろうか。結論から書けば,両者は主張の内容は近しいものだが,その主張をどのようにして一般に発信するべきかという点において大きな価値観の相違があった。その相違にばかりに注目し批判を繰り返した結果,現在の不必要対立を生じさせたと私は考える。

 両者は互にレッテルを張り合い,主張をよく確かめずに感情的言葉を投げ合っているように見える。しかし,ライス氏と白饅頭氏は現代言論界において重要役割を担っており,こんなところで格を落とし合っている場合ではない。

 本文は両者の誤りを指摘し,反省対話を促す内容となる。

 実際に両者がブログSNS投稿した文章から,なぜ不毛対立が生じたのかを見ていこう。

 ライス氏は2022年11月2日自身ブログ道徳的動物日記」に,『「女性差別的な文化を脱するために」オープンレターについての雑感』というタイトル記事投稿した。その中で,氏は白饅頭氏の言説について

弱者男性論者たちはアカデミシャンではなく、コンプレックス差別を煽ったうえでnoteYouTube言動を売って稼ぐ「商人」だ」”

批判した。

 弱者男性論者である饅頭氏がアカデミシャンではないというのは事実だ。彼は学部卒で,大学等には属さず個人で発信を行っている。「商人」というのもやや悪意のある表現ではあるが,note書籍販売しているとい点では間違った表現ではない。

 だが,アカデミシャンでないことも「商人であることも,白饅頭氏の論を誤りだとする根拠にはならないはずだ。ここでライス氏が批判しているのは言説ではなく,白饅頭氏の立場手法だ。氏の言説が誤りだと主張するならば,具体的に彼の文章引用するなりして,どこがどう誤りなのかを論理的説明するべきだろう。

 また,ライス氏は2021年4月3日現代ビジネスに『「フェミニズム叩き」「女性叩き」で溜飲を下げても、決して「幸せにはなれない」理由』という記事寄稿した。その中で,

弱者男性論でおこなわれているのは、「女性」(または「フェミニスト」「リベラル」)という属性仮想敵にして、自分たちのつらさの原因はすべて彼女たちに責任があると主張することで、弱者男性である読者たちの溜飲を下げさせるための議論だ”

と書いた。ここで批判されているのは“溜飲を下げさせるための議論だ”とあるように,弱者男性論の主張する内容ではなくそ目的だ。もちろん,その弱者男性論によって留飲を下げている男性も少なからずいるだろう。

 しかし,それが決定的に弱者男性論を否定する根拠になるだろうか。卑小な目的で立てられた論であろうと,それが誤りだと証明するには論を構成する根拠理論についての誤りを指摘するべきだ。

 上記のように,ライス氏は弱者男性論を批判しながらも,その批判内容は専ら論者や読者の問題を指摘することに終始し,弱者男性論を構成する根拠理屈についての矛盾殆ど指摘していない。

 ライス氏は上記記事の中で,弱者男性論がある程度は妥当であることを認めてすらいる。しかし彼はその妥当性を認めながら,それが社会に与える悪影響のみを強調し,弱者男性論をこき下ろしている。これはややバランス感覚に欠けた主張だと言える。

 なぜ彼はこのような一方的な主張をしたのか。それは,彼がネット論客と呼ぶ者たちによる弱者男性論が盛り上がりを見せていたからだ。ライス氏は先ほど引用したように,ネット上で学位を持たない者が政治的な主張をし注目を集めることに対し強い拒否感を持っている。彼からすれば,学位を持たず大学にも属さない者の発信する政治的主張はSNS上でフォロワーに対してアピールするだけのものにすぎず,学術的な裏付けのない稚拙な主張に過ぎないようだ。

 たしかに,ネット上で政治的発言をするアカウントの発信する内容は仲間内に向けてのアピールに終始しがちな傾向があることは否めない。

 しかし,白饅頭氏の発言ほとんどは客観的妥当性を意識しているものだ。彼のどの主張にしても,必ず明確な根拠を示しながら筋道を立てた発言を行っている。弱者男性論にしてもそうだ。

 SNS上には白饅頭氏と同様にアンチリベラル的な主張をするアカウントが数多く存在し,数万のフォロワーを獲得しているものもいるが,彼ほどの存在感と影響力を有している者は他にいない。それは,白饅頭氏の発言する内容がアンチリベラル層だけでなく,中立一般層にたいしても説得力を持っていることの証左と言えなくもない。

 ライス氏は白饅頭氏のTwitternote上での発言批判している。ライス氏によっては,SNSのような誰でも発言可能空間では論理的に正しい意見よりも大衆感情を煽る意見の方が支持を得やすい。だから饅頭の主張は誤りであるにも関わらず支持されるのだという。

 しかし,白饅頭氏が発言を行っているのはTwitternoteのような誰もが発言できるメディアに留まっていない。現代ビジネスプレジデントオンラインBLOGOSといった,中立性を保ったある程度格式のあるWEBメディアにおいてもその主張が掲載されている。これは,彼が一般メディアからもある程度の評価を獲得している根拠であり,仲間内に向けて偏った発信ばかりをしているというライス氏の主張を否定するものになる。ちなみに,現代ビジネスにはライス氏も寄稿している。

 ライス氏は学術的な背景のある言説を至上のものとし,ネット上での言説を程度の低い物と見なす価値観を持っているようだが,これは偏った価値観だろう。

 ネット上では素人発言可能だが,それに対して専門家批判を加えることも可能なのだ。生半可な言説では,素人ネット上で自らの論が正しいと広く認めさせることは,実際のところかなり困難だ。ネット上で政治的主張をするアカウントのほとんどは仲間内価値観確認し合うことしかできないのが現実だ。

 そんな中で,広い層からの支持を集め,書籍出版するまでに至った白饅頭氏の言説は,一考に値するものである判断されるべきだろう。たとえ学位がなくとも。

 それに,学術分野での肩書を持つ者の発言が必ずしも正しいとは言い難くなってきているのはライス氏も理解しているはずだ。実際に,彼のブログでは大学に属する研究者の著書や発言の誤りを指摘する記事が多く書かれている。

 ライス氏は,ネット論客の主張は仲間内へのアピールばかりで発展性も新規性もないと言うが,学術世界ではそうでなはいと言えるだろうか。学術界でも,特定コードに反する内容の主張が正当な理由なしに発表を拒否されるという事例が少なからずあったはずだ。

 ライス氏は学術であることを重要視しているが,それだけを至上のものとし,そうでないものを見下すような態度はそれこそ閉鎖的で彼の指摘するネット論客の悪い特徴と同じだ。

 ここからは,白饅頭氏の発言とその問題点を挙げていく。

 2022年12月20日,白饅頭氏はライス氏のツイート引用リツイートしこのように書いた。

社会正義総本山アカデミ屋を称揚する奴がいうのマッチポンプ感があって草”

 たしかに,社会正義定義しがちなアカデミア出身ライス氏が,社会正義に疑問を呈する内容の本を紹介するというのはやや疑問を生じさせるものかもしれない。

 しかしながら,ライス氏は普段からアカデミアの主張する社会正義について無批判だったわけではない。彼のブログを読めばわかることだが,学術的な地位のある人物の著書についても内容に疑問を感じる点があればしっかりと指摘をしている。

 ライス氏はアカデミアを重要視こそしているが,かといって盲目的に信奉しているわけでも無い。

  同日に白饅頭氏はTwitterで次のように書いた。

“いやだから、君のような人文アカデミア礼賛ネット論客が「露悪的なおもしろさ」とか語るのダブスタもいいとこでしょ。”

 白饅頭氏はライス氏を“人文アカデミア礼賛ネット論客”と呼んで揶揄している。これは,ライス氏が人文アカデミアについて批判的な視点を持ち合わせていることを無視した発言だ。

 白饅頭氏は12月9日にこのような発言もしている。

インテリの本って普通に読みにくくて面白くないという根本問題があるんだよな。

おもんなくてわかりにくい文章を書いているだけの分際で「高尚なことをやっている」とのぼせ上がっている奴らの商売破綻するなんて当たり前でしょ。

「本当に頭のいい人は一般の人でもわかりやす説明する」みたいな論調には与しないまでも、かといって「複雑なものを複雑なまま理解するのが知性だ」みたいなのも、インテリの自惚れが含まれていないわけではないだろう。“

これは名指しこそしていないが,ライス氏の著書に絡めた発言ととることができる。たしかに,ライス氏の著書は硬い文体でやや学術寄りの内容でもあるため,読むために労力を要する。

 だが,ライス氏の著書はより厳密な内容で社会について論じたものであるという点から,白饅頭氏の著作よりも優れていると言える。本自体の売り上げで言えば白饅頭氏のほうが圧倒的ではあるが,それは彼の知名度と,内容の易しさによるところが大きいだろう。ライス氏の著書は本人の知名度も低く,厳密で硬い内容であるために気軽に手に取れる本ではないものの,より厳しい視点を持つ読者にとってはライス氏の方が優れたものとなるはずだ。

 白饅頭氏は難解な内容について“インテリの自惚れ”と言っているが,これはただの暴言だ。ライス氏の著書が難しい内容となっているのは,学術的な視点からより厳密に理論を展開しようとしているからであり,アカデミア出身としての自負心と責任感によるものだろう。アカデミアを腐したいあまり不適切言動をしてしまっている。

 12月10日には,このような発言もしている。

“  世間知らずのインテリくずれがパソコンタカタで俺に勝つなんて甘い。フォークリフト乗ってから出直せ。”

 “世間知らずのインテリくずれ”とは,おそらくライス氏のことだろう。しかし,ライス氏は大学院を卒業した後企業勤めやフリーターをしながらブログ執筆していたため,白饅頭氏の言う世間知らずは根拠のないレッテル張りだ。インテリという言葉には明確な定義がないためはっきりとしたことは言えないが,少なくともライス氏は修士課程卒業しているという点で学部卒の白饅頭氏よりも学術的な視点でのアドバンテージがあることは確かだろう。インテリくずれという揶揄も,適切な発言とは言い難い。

 白饅頭氏はライス氏を頭でっかち世間知らずな,大衆の苦労など知らない嫌味なインテリなのだと思い込んでいる節があるように見える。

 しかし,ライス氏のブログを読めばわかることだが,彼は社会に出て様々な苦労や葛藤出会い,しっかりと現実を見据えたうえでその経験を活かしながら発言をしている。決して白饅頭氏が言うような,苦労知らずや頭でっかちではない。

 白饅頭氏はライス氏のブログや著書に関して,“つまらない”や“わかりづらい”,“売れない”と評している。たしかに,ライス氏の硬い文体は読む人によってはつまらないと感じるかもしれない。だが,社会について論じる以上は厳密かつ真剣な文のほうが望ましいというのも,一般的な考え方ではある。ライス氏の文章ライトな読者層にとってはつまらなく感じるかもしれないが,言説に対してより高い基準を求める読者にとっては大いに満足のいくものであるはずだ。

 白饅頭氏はより広く読まれることを目的としだ文章を書くため,その内容を可能な限り平易なものにしている。彼からすれば,ライス氏の文章はわかりづらく自己満足的なものに見えるのかもしれないが,分かり易さを求めることで論理的な強度が低くなることも事実だ。ライス氏の文章批判的な視点を持った読者に対しても説得力を持つように書かれているため,どうしても文章が複雑化することは避けられないだろう。それをわかりづらいの一言で済ませるのは不当な評価だと言わざるを得ない。

 白饅頭氏の著書がライス氏の著書よりも売れているのは確かだが,市場での評価が必ずしも言説の正しさを格付けするものではないはずだ。先程も書いたように,白饅頭氏の本が売れているのは知名度と平易さによるものが大きく,世間で売れる本の殆どがそうだ。

 白饅頭氏は読みやすさを重視するあまり学術的な厳密性を軽視しすぎている。たしかに厳密性を求めた文章は難解で読みにくくなるが,一定レベル以上の読者はそう言って文章を求めるようになるにも確かだ。白饅頭氏の文章新規の読者を獲得すことには適しているが,高い基準を求める読者からは不満を覚えられる内容だろう。

 また,白饅頭氏はアカデミアに対して偏見を抱いているようにも見える。彼の発言を見ると,アカデミアとその出身者はアカデミア内でのコンセンサスに沿った発言しかできないと思っているようだ。

 しかし実際には,アカデミアとその出身者には多様な背景と思想をもった人々がおり,時には学会での権威に背くような意見発表されているということは彼が知るべき事実だ。

 

 これまで書いてきたこからわかるように,ライス氏が重視しているのは学術的な姿勢と厳密性だ。一方で白饅頭氏が重視しているのが人気と分かり易さだ。両者が重視しているものは両立が困難であり,それゆえに互いが敵対的姿勢を取るようになってしまったのだろう。

 くだけた表現をするなら,ライス氏は「ガチ」であり白饅頭氏は「エンタメ」だ。どんなコンテンツであっても,ガチエンタメ対立しがちであると同時に両方が必要とされるものだ。

 ここで,格闘技興行想像してみよう。コアな格闘技ファンを満足させるためには,当然実力のある選手同士の対戦を見せなければならない。しかし,実力があっても知名度は低いという選手が多い。知名度の低い選手では,新規ファンライトファンを呼び込むことができない。そこで,実力はともかく知名度のある選手試合も組まなければならない。

 実力のあるガチ選手知名度のあるエンタメ選手,共に興行を成り立たせるために必要存在だ。白饅頭朝倉未来なら,デビッドライスはヴガール・ケラモフだ。

 ライス氏のような,学術的な背景から厳密な文章を書ける作家も,白饅頭のような分かり易くて売れる文章を書ける作家も,言論世界を成り立たせるために必要存在のはずだ。

 両者は現在リベラルネット世論に対して同様の疑問を呈することもあり,思想的な共通点もあるように見える。冷静な対話を重ねれば,互いの考えについて理解を示し合うことも可能なはずだ。

 ライス氏と白饅頭氏はこれから日本言論界リードする存在になり得る作家であり,こんなところで小競り合いをして格を落とし合って欲しくない。

anond:20221210121238

企業勝手に決めてるだけのものなのに何らかの普遍的権威があると思ってるのがそもそもおかし

表彰式に有名人を呼べるもの、って基準ありきだから中心人物がいない自然発生的な単語ネガティブものはまず選ばれないしな

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