はてなキーワード: 契約結婚とは
当初は面白く見ていたのに最後の方はもはや「ここまで来たからには最後まで見てやる」という義務感で見ていた。
何がそんなに引っかかったのか、という事をここでまとめて書いてみる。まとめと言いつつまとまりはない。
「妊娠して倒れた寅子が穂高に仕事やめろと言われ、勤め先の事務所に妊娠をバラされて辞めさせられた」件。
ネットでは未だ賛否両論のようだが、あれはそもそも穂高の真意が分かりにくかった。
「母親になるからには二度と仕事に戻らず育児に専念すべき」と考えていたのか、
「今は仕事を続けられる体調ではないから辞めるべきだが、産んで落ち着いた後に仕事に戻ればいい」と言う意味なのか?
どうやら脚本家は前者のつもりだったらしい?けれど、
(「資格があるのだから後で戻れるだろう」と言った台詞もあったので)後者の意味にも取れるし
ネットの反応を見ていても後者の意味に取った人が多かったと思う。
実際仕事を続けられる体調ではなかったのだから、一旦辞めろという穂高の言う事は普通に正論だ。
妊娠出産で死ぬ事も珍しくない時代に寅子の態度はナメ過ぎている。死んでもいい覚悟だというのならともかくそんな認識もないようだったし。
なのに寅子が激怒して完全に辞めてしまい、よねに対しても二度と戻るつもりはないと啖呵を切ったのが当初意味が分からなかった。
(後でどうやら脚本家としては前者のつもりだったらしい?というのを知った)
でも前者ならもっと前者だと分かりやすく示すべきで、視聴者の大多数が勘違いしたのは脚本の荒さ故でしかない。
この時はその後の戦争激化→家族が続々死亡→日本国憲法、という怒涛の展開もあり何となく皆忘れていたのに
穂高の退官パーティーで寅子がこの話を蒸し返して場をぶち壊す暴挙に出た上
謝りもせず、結局穂高が大人の対応で納めて(というようにしか見えなかった)そのまま死んでしまった辺りから
寅子が理解できないという声やドラマ自体への批判も増えてきたように思う。
あれも脚本家が「親子喧嘩なんです」と言い訳してたが、そもそも親子じゃないし。
若者がやってるならともかく30半ばで他人を疑似の父親扱いしてあの態度、というのなら幼稚すぎ&甘えすぎだろう。
「社会的地位を得るための契約結婚」だったはずなのに突然夫に「恋をして」セックスして妊娠。
普段全く恋愛感情に疎い寅子が突然そうなったのでポカン。発情期になった動物じゃないんだから…
別に子供を産む事を誰かに強制されたわけでもなければ頼まれたわけでもないのに
そのせいで仕事を辞めて怒ってるからそもそも妊娠しなきゃ良かったじゃん自業自得だろともなる。
うるせえ史実で産んでるんだから産まなきゃならねえんだよ!ってのは分かってるけど
どうせ「結婚してない女は信頼できない」の後には「子供がいない女は信頼できない」が来るんだから
いっそ「社会的地位を得るための出産」にしてしまえばまだ自然な展開になっただろうに。
それならその後子供に関心がなくてはると花江に丸投げする展開も納得がいく。
「自分で望んで産んだ」割にその後子供に関心がなさすぎなんだよね。
最終回で「人が宣う地獄の先にこそ私は春を見る」と米津の歌が流れたが、どこが地獄なのか最後まで分からず。
裕福で理解ある両親の元に生まれ、勉学でも大した苦労もせず悩みは精々生理が重い程度、
社会的信用のために結婚しなきゃならんとなったら究極の「理解のある彼くん」たる優三が結婚してくれ、
家庭と仕事の両立や義実家との関係に苦しむ周りの女たちを尻目に
いつまでも実家住まいで家事は家族が全部やってくれて夫が天涯孤独故に義実家も存在しない生活。
生活費を稼ぐ必要もなく父親が養ってくれるので、仕事を辞めようと思えばすぐ辞められる生活。
上記の穂高の件も、妊娠して初めて「いくら金と理解ある家族がいようが妊娠出産だけは自分一人でやるしかなく思い通りにもならない」
事に直面してキレたんじゃないか?と思えるくらいの恵まれ人生。
戦中戦後は苦労したもののそれはこの時代の人ほぼ全員がそうだし、
その後の再就職先では周囲から可愛がられチヤホヤされて家事育児はやはり他人任せで仕事だけしてればいい生活、
子供と二人で新潟行ってもなぜか大した苦労もせず仕事と家事育児を軽々両立し、
その後はイケメン金持ちエリートと再婚して向こうの家族ともなんか知らんが上手く行き、
どんどん出世し子供も最終的にお母さんのお陰で幸せと言う子に育って人生最高!で終了。
なんか地獄の要素あったか?そりゃこんだけ恵まれた人生なら最高だろうよ。
地獄だったのは周りの女たちだろうよ寅子じゃなくて。
学生のうちは「成績が良い」「難しい試験に受かった」というだけで「優秀な子なんだな」と思えた。
でも就職後は仕事っぷりはろくに描かれず、周囲からただ優秀だと言われるだけ。
家裁で非行少年や家庭の問題を担当する仕事をしているのに自分の子の事すら理解してないし、
女性たちから「姑との関係が」「夫から離婚されたら生きていけない」などと言われてもピンと来ない、
終盤とってつけたかのように美佐江の娘を説得して救うという展開を入れていたが、
今までの積み重ねがないので突然そういうの入れられてもと思った。言ってる内容も薄っぺらかったし。
そもそも裁判所で雇われた理由は「女がいればGHQが喜ぶから」で、正規の採用試験を得て選ばれたわけでもなく
その後芸能人にラジオで紹介されて有名人になったのも「女だから」。
上司のおじさん達(桂場や多岐川やライアン)に可愛がられるのも結局「女だから」。
なので段々「大して仕事も出来ないのに男ばっかの職場で可愛がられてる姫」に見えてくる。
「女性差別と闘っている女」なのではなくむしろ「『女』を利用してのし上がる女」じゃないのかこれ。
寅子の親友兼兄嫁であり、寅子とは対称的な生き方(女学校を出てすぐ結婚して一生専業主婦)をする女性として
脚本家が「もう一人の主人公」くらいに力を入れて描いていたという花江。
脚本家曰く「働く女の裏には花江のようにそれを陰で支える女が不可欠だが、
そういう女が世の中で透明化されたりバカにされているのが腹が立つ」ので花江をメインの一人にした、
あくまで「望んでそういう生き方をしている女性」として描いたんだそうな。
女学校時代の花江は確かに結婚に憧れていて、自ら望んで卒業後すぐ結婚したが
あくまで寅子の兄が好きで「好きな人と結婚する」のが憧れという子だった。
なのにその結婚した主な理由たる夫は戦争でさっさと死んでしまい、後は未亡人として只管家事育児をするだけの生活。
それで家事や育児を楽しんでやっているのならまだしも、当初は上手く行かず姑(寅子の母)とモメたり寅子に嫉妬したり
私なんて女中みたいなものとか、(自立出来る寅子と違って)私の老後は誰かに世話にならなければいけないと自虐してみたりと
その立場を心底楽しんで納得しているように見えない。
そもそも、育児は(自分の子だけではなく寅子の娘まで自分の子と同様に世話をし可愛がっていたくらい)好きだろうけど
「家事を終えた後居間で休みながら家族が幸せそうな姿を見るのが好き」とは言ってた気がしたが。
家族が好きで家族の生活を成立させるために家事は行うけれど、家事そのものは別に好きではないんじゃないかと思う。
寅子が法律の勉強や法律に関わる仕事そのものが好き、というのとは対照的に。
子供たちの成人後も結婚相手が皆寅子のようなバリキャリだったため「自分と一緒に家事をしてくれる専業の嫁」もおらず、
年をとってもずっと一人で息子世帯の家事&孫育てまでやる状態になっていた(途中から寅子の娘が手伝うようにはなっていたが)。
他に趣味があるわけでもなければ、友人がいたり遊びに行くような描写もなくずっと家事育児だけ。
そもそも「本人が幸せって言ってるから幸せなんだ、だから何でもかんでも頼ってやらせていいんだ」ってのが?
それをやりがい搾取と言うんじゃなかったっけ?
脚本家は「私は専業主婦の事もちゃんと理解して尊重してます」とばかりに意識高い事を言っていたけども
結局のところこういう描き方しか出来ない。
いやまあ分かるんだよ、今時「家事そのものが好き」な女性なんて視聴者の大多数が共感しないだろうし
幸せそうで人生に満足している専業主婦を描いたらヘイトを食らいかねないってのも。
(そもそも演者の力で何とかなってるキャラだと思う、下手な俳優がやったら嫌われてたかもしれない)
それよりは働く女に嫉妬もすれば引け目も持っていて自虐もするリアルな専業主婦を描いた方が共感されるってのも。
でも寅子を初め他の女キャラたちがエリートだったり自分が好きな事を好きなようにやってる人たちが多い中で
くすぶってるリアルなありがち専業主婦像を描いて「私は彼女たちの事尊重してます、彼女たちはあれで幸せなんです」と言われてもな。
意識高い脚本家インタビューさえなければ気にならない程度ではあるんだけどな。
そういや最終回では推定80代くらいでもまだ生きていて、何故か寅子の娘に介護されていたが
「お母さんが大好きだから自分がお母さんの世話をするんだ」と言っていた息子たちはどこへ行ったのだろうか。
母親が動けるうちは家事や孫育てを散々やらせておいて年食って要介護になったら寅子の娘に丸投げしたのか?
そういや花江のひ孫も寅子の娘が世話していたが、これも花江の息子の子供の子供だろうに丸投げ?
寅子の娘、優未。
「(母親にとって都合が)良い子」なのか、それとも「毒母のせいで歪んだ子」なのか。
脚本家がどういうつもりで描いていたのかが分からないまま、最終回では寅子と抱き合って幸せだと言って終わったが
とにかくハッピーエンドで終わらせなきゃならねえんだよ!とばかりに取り繕ってる感がした。
父親は早死にし母親に放置され、義理の伯母である花江に・花江の息子たちと一緒に育てられた、という生育環境を考えると
「大人や男子に媚びて取り入るのは上手いが、同世代の女子とは仲良くできない子」であるという設定は説得力があった。
「寅子の前では『いい子』を演じている子だったが、母子二人で生活していくうちに『いい子』の仮面が取れて寅子と何でも本音で話せる子になった」という事になっていたが
それもまた「いい子の演技」なんじゃねーの?「何でも本音で話しているという演技が上手い子」になっただけでは?という感じがした。
寅子の再婚時も再婚相手の男やその義母に取り入り可愛がられるようになる一方で、相手の子供(特に同性である娘)には嫌われるというのもリアリティがあった。
再婚時に相手の子供から良く思われていないのを不安に思った寅子に対して「私は不安はないの。だってお義父さんはお母さんの事が大好きだから」と言っていたのも、
実際相手の子供の前で再婚相手やその義母にベタベタして可愛がられてるのを見せつけていたのも
要するに「相手の子供から父親を私たちが奪ってこちらの味方につければいい」って考えてるって意味だよね…優未、恐ろしい子…と思ったけれど
こういった描写の受け取り方が脚本家の意図通りなのか、脚本家はそのつもりはないのにこちらがそう邪推しているだけのかが分からない。
そうやって「周りの大人にとって都合が良い子」をしながらかわいがられて生きていたのに、
大人になって突然院を辞めフリーターになったのは遅れてきた反抗期かモラトリアムか何かか?と思ったら
最終的には色々な仕事を掛け持ちしながら花江の介護と他人の子供の世話をしていたのもよく分からない。
それも全部好きでやってると言いつつ自分の人生失敗だったかもと自虐し出すのは花江と同じパターンだが。
つーかモデル通り「研究者になりました」じゃだめだったんだろうか。
再婚相手の子たちも終盤は人生迷走してたので、「子供が親の望み通り順風満帆な人生になった、じゃ面白くないから展開ひねらせた」だけかもしれないが。
花江に家事育児丸投げ状態から新潟転勤になり、優未は置いていけと言われる中で連れて行って全て自分でやらなきゃいけない状態に。
なのに大して苦労せず。今と違って便利な家電もサービスもろくにない時代に。
仕事内容はほぼ描かれなかったが、支部長というのはそんなに楽な仕事なんだろうか。
「子供がいるから定時で帰らなければならないのに仕事が終わらない」「大事な予定が入っていて絶対に休めない日に限って子供が熱を出す」
令和の子持ち様じゃあるまいし、支部長という立場だから同僚に丸投げじゃ済まない仕事も多々あると思うんだが。
実際夜中に部下が令状貰いに来る描写があったが、でも毎日定時で帰れて家事の時間も十分に取れるんです、ってか?
優未は3年間の赴任中一切体調を崩さないしケガもしない丈夫な子だったのか?腹は壊してたが。
昭和の陰湿な田舎という設定のはずなのに、東京から来てなんだか裕福そうで言葉も違う子供が友達も作らず孤立してても
いじめのターゲットにならない小学校の治安も良すぎる。昭和の小学校こんな平和じゃないだろ。
「母子家庭の仕事と育児の両立の苦労」がまるで描かれていない。せいぜい一日だけ飯作れなくて代わりに菓子食っただけ。
「優秀な寅子はその気になれば苦労せず仕事と育児が両立できる。苦労してる現実の母子家庭は母親が無能だから」とでも言いたいんだろうか。
当初は小学校低学年の優未を家に長時間一人で放置し家事をやらせるのも、この時代なら当たり前かもしれないが今の価値観だと虐待なのに
このドラマは普段は今の価値観で動いてるのでここだけ当時の価値観では違和感がある。
稲がいながら何故か毎日雇おうとしないのも意図がわからない。史実だと家政婦雇ってたのに。
花江がはるの死後一人で家事するのに苦労するという描写があった後にこれなので
「花江が専業主婦なのに家事に苦労していたのは無能だから。優秀な寅子は楽々仕事と家事を両立できる」とでも以下略。
私は専業主婦の事理解と尊重してますという脚本家のドヤ顔は何だったんだろうか。
ネットが揉めに揉めた夫婦別姓展開。ろくにドラマを見てない人が絶賛し、ろくにドラマを見てない人が叩いていた。
お前らドラマ見てからもの言えや、という事で見ていた立場から書くが
寅子も自分で言っていたけど、そもそも「お互い経済的に自立していて子供もおり新たに子供を作る予定もない」のに結婚する意味ある?
いや現実のこの時代の人ならあっただろう。死別とは言え独身のままでは生きづらいとか、
未婚の男女が頻繁に会っているだけでふしだらだと言われるとか(特に裁判官なんて堅い仕事の人間なら尚更)あっただろうし。
でもとらつば世界はずっと独身だろうが未婚の男女が同居してようが(よねと轟は周囲にどう思われてるんだか)誰も何も言わず平気なのに結婚する意味ある?
いやうるせえ史実で結婚してるんだから結婚しなきゃならねえんだよ!ってのは分かるが。
結局恋愛脳的理由しかなかったのか、「寅子さんの夫を名乗りたいから」「私も航一さんの妻を名乗りたいわ」なんて言ってたけど
航一はともかく、寅子そんなキャラだったっけ?
まあ優三の時みたく新潟編最後に突然発情したのでそこでキャラ変わったのかもしれない。
でもって同姓にしたくないから別姓にするために事実婚、という史実無視の超展開になったが
いやうるせえ脚本家が夫婦別姓ネタをねじ込みたかったんだよ!ってか?単にそれだけであんな不自然展開?
モデルの三淵嘉子は再婚時に相手の姓に変えた(から「三淵」嘉子)けど不満も葛藤もあったっぽいので
同じように「最終的に相手の姓に変えたが不満も葛藤もあった」と描けば十分問題提起になったと思うんだが…
そもそも作中では事実婚してその後何の問題も起きなかったので、これだと「じゃあ別姓にしたけりゃ事実婚でええやん」にならない?
折角同性婚と絡めて「結婚しなければ二人の関係は死んだ後残らない」とか言ってたのに、事実婚でええやんになったら同性婚も必要なくなるような?
しかし親の突然の恋愛脳に振り回されて他人と同居するはめになった子供たちがかわいそうである。
これも現実のこの時代の価値観なら「子供の事なんかいちいち考えなくて当然、子供は親に黙って従って当然」だけど
とらつば世界は基本はそうじゃないのに子供の事一切考えてなかったよなこいつら。
当然子供と揉めたけど、それもなんかやはり超展開で解決してたし。
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みんなは男が一回り(十数歳以上)年上というのは気持ち悪いという。
成人(概ね20歳)以上の人間同士が合意の上で結婚したのならば、
年齢差が20歳以上となると自分の娘みたいな女性と結婚する事になるわけだけど、
年齢差と性的な事だけを考えればそれは当然なのかもしれないけれど、
和歌山の件では、後期高齢者と55歳年下の妻(77と22だったか)という事だったけど、
明らかに「死んだら遺産が入るんだから、それでいいだろ」的な思惑は見えていた。
そういう契約結婚的なものであっても、大人同士が合意の上ならば何の問題もないと思う。
ハライチのあの人の場合はお相手がまだ19歳というのもあって、
やはり年の差婚となると性的な面ばかりに目が向いて批判されてしまう。)
一回り以上の歳の差が有ったとしても、人生のパートナーとして考えてあげることはできないのだろうか。
独身男性があまりにも身の回りの事ができないから私がやってあげる... というのは今どき少ないか?
若い女の子の未来の為に俺が支えてやる... パパ活みたいになっちゃうのか?
仕事のアドバイザーだったり、助手的な支えになってくれる仕事面でのパートナーであり、
何れにせよお互いが支えあっていこうとしている部分に目を向けられれば、
そんなに理解できない事でもないと思うんだけどな。
俺がまだそこまで歳喰ってないからそう思うだけなのかな。
もし男が65歳で相手が25歳、40歳差、これで結婚となったら、いや、55歳と25歳、30歳差と想定してもいいよ。
周囲は「何考えてんだ」となるんだろうな。
個人的には全然問題無いと思うんだよ、直ぐに離婚する事になったとしても。
当人同士が合意の上でも、親兄弟が反対するような結婚では難しいかな。
俺は無理でも、資産(当然現金も含まれる)を豊富に持っていたとしたら、説得できるだろうな。
結果として、「金持ってりゃ何やってもいい」になっちまうのか。
ポール・マッカートニーが年下の女性と再婚離婚を繰り返しても誰も文句付けられないもんなあ。
追記:モラハラとか尊厳とか言われてるけど、ミスをしたことの原因を聞くのでモラハラになるのはどういうことなんだ……?って感じだね。別に責めたりはしなくて、
「なんで洗い物できなかったの?」「ごめん」「大丈夫だよ、怒ってないよ。体調悪かった?」「ほんとごめん」「体調悪かったってこと?次からは連絡入れてくれたらご飯とか買って帰るし教えてね」
モラハラのイメージだと「主夫のくせになんで洗い物できてないんだ!」みたいな感じなんだけど、あってるかな。責めるってイメージでいいのかな。当たり前だけどモラハラだとしても自覚がないから、一般的なモラハラ像の前提で進めるね。責めるっていう発想があんまりないかなあ。人ができないことあった時、できないことを責めるよりできる方法を考えたり、今できることは何かを考えたほうがいいと思ってるから。
私としては、旦那側は見下されてると思ってないと言ってるから私はそれを信じるしかない。
とはいえ、実際に泣かせてしまっているので、ハラスメントになってしまってる部分はあると思う。泣かせた事実が既にハラスメントだからね。それ以降は泣くとかはないし、全然できてないと思うけど、傷つけちゃったかなと思ったら次に活かせるように同じ言い回しとかはしないようにしているよ。
尊厳に関しては旦那はおっしゃる通り男社会を降りた存在で、別にプライドが高いとも思ってない。でも人間って生きてるだけでプライドはあるよ。高すぎなければそれは普通だと思う。だから「人並みにある」って表現にした。
自分が普通だと思ってたことが普通じゃなくて、話が成立しないって結構なストレスだと思う。
確かに旦那とわたしはかけられてきた教育費が全然違うけど、それは家庭環境の問題で、地頭自体は旦那の方がいいから一緒にゲームしてるとすごいんだよね。
ただやっぱり教養って、お金をかけてもらうとか、そもそも親が教養があるとか、学ぶ気があったとかで差がすごく出やすい。
病気がちで辞めたとはいえ、仮にも普通に仕事してたんだから自分は一定の知識と教養があるなってみんなたぶん思うと思う。でもその物差しって実は個人間で全く異なるんだよね。
同じ会社で同じ年収だとか、同じ大学出てるとか、ネットが普及する前の普通の出会い方ってある程度同じような生育環境ないしは知識レベルが揃う中で人を選ぶことになるんだけど、引用元でもあったように今はアプリを介して出会うことも多い。
その時にやっぱり格差が出てしまうのは事実だと思う。これは男女逆でもそう。特に今は女性でもちゃんと勉強とキャリアを積んでいればある程度の稼ぎは得られるので、格上(この場合は年収が上)の男性を狙うなら同じことが発生すると思う。
これは別に学歴がー!とか家柄がー!みたいな話じゃなくて、文化の違いに近いと思う。だから上下はないんだけど差は発生する。地方と都会どっちが上とか下とかないけど差は確実にある。もちろんフォーカスを絞れば上下は出てくるんだけど、基本的にそれは差でしかないよ。
極端な話をすると、一族郎党みんな公務員の家と一族郎党みんな自営業の家があったとして、稼ぎで言ったら自営業が上で、安定性を見れば公務員みたいな見方はできるけど、公務員の家と自営業の家という大きな枠組みで括った時には上下は生まれないという考え方です。これは考え方の問題なので、他の人から見たら上下はあるという結論になるかもしれないけど、少なくとも私は差を意識することはあってもそれが上だとか下だとかでは見ていないかな。
披露宴を真面目に厳粛に型通りにやるもんだと思ってる家と、来た人を笑わせたいからいっぱいネタを作るしお酒も飲むぞー!っていう家、どっちが上とかないけど合わないとキツくない?
やっぱり差があると擦り合わせはしづらいし、すれ違いはたくさん発生する。その時そこにストレスを感じやすいと旦那のように泣かせてしまうし、気にしない人も全然いるとは思う。
ただ自分の中の常識が通用しないってかなりストレスだから疲れちゃう。時には怒ったり泣いたりしてしまう。養ってる側は気にしなくても養われてる側ってちゃんと家事という対価を払ってくれてるのにちょっと自分を下に見ちゃうんだよね。家事に対する正当な報酬なのにね。だから感情が揺れ動く。
下で、このズレを「利用してやってる」と置き換えることが可能って書いたけど、まあそういう態度って透けて見える。
いわゆる典型的なモラハラの「誰が養ってやってると思ってんだ!」って、たぶん言わなくても態度に出ると思う。
だから結局主夫として結婚まで行き着く人って、謙虚になっちゃう人になると思うんだよね。
謙虚=プライドがないということではない。個人として生きている限り、プライドはあるよ。そこの線引きが全く違う価値観の人と生活することで一度粉々になるかもしれない。その最大のデメリットがあまりこういう話題で意識されてない気がするから、提唱してみました。
年収は20代後半で500万円以上。残業ほぼなし。社宅なので同程度の収入の人より月額10万円くらい生活に余裕がある。
見た目は161センチ59キロなのでちょいデブ。中高大運動部で筋肉質なのもある。
顔の作り自体は可愛くはないというか愛嬌ある感じで、ひたすら笑顔なタイプ。
性格はかなりキツめ(後述)。
養ってる相手
1つ年下。発達障害傾向(本人が嫌がって診察を受けていないが、明らかに発達障害)。体が非常に弱く、就職しては欠勤→辞職を繰り返していた。
顔は好みが分かれるタイプで、当初は全く好みの顔じゃなかったが、今は寝ている顔を見ているだけでニコニコできるほど大好き。
性格は穏やかではない。
引用元でも触れられてるが、養ってる相手はプライドが高くなく、妹がいて話を聞くのが上手なタイプ。
出会ったきっかけはTwitterなので、引用元と違って向こうは主夫になりたくて相手を探していたわけではない。
ただ仲良くなって家庭の事情とかもあり、仕事できないと生活が苦しいみたいな話を聞いて、家事やってくれるなら光熱費と食費は待つよー!と言って数年前に同棲を始め、入籍に至った。致すしお互いのことは好きだけど経緯的に恋愛婚って感じはない。よく契約結婚だねーとネタにしている。
私の求める家事のレベルは結構高かったけど、家事スキルがあったことと、やるべきことを紙に書いて貼っておいたので、毎日それ見てそれだけやればよかったから特性にも合っていたよう。
引用元では料理スキルにだけ触れられていたけど、主夫を雇用している側として、今のレベルに至るまでに気になったことを記載する。
①料理は片付けまでが本番。片付けは食後すぐか、料理をしながら。
話を聞いていると、これできない人男の人に多いっぽい。料理はうまいけど、作ったんだから片付けやってなと言われて見たキッチンがめちゃくちゃ汚かったり、すぐに洗い物をしないのでシンクが汚れたり。
個人的には洗い物は食後10分以内に終わらせるものなので、そこの感覚の違いに苦労した。
掃除の頻度とか細かさも人によって全然違う。トイレ掃除・お風呂掃除・洗面台の掃除は毎日やるのが最低条件だった。床はロボット掃除機でやるので問題なし。週一でロボット掃除機が掃除できない隙間とかをハンディで吸うとかをお願いした。
洗濯機って毎回埃取ったりしなきゃだし、ロボット掃除機もゴミを定期的に捨てたり、冷蔵庫や電子レンジは拭いたりする手間がある。ここら辺は見落とされがちだけど、ちゃんと誤魔化さずにできるのが必須条件だった。
うちは経緯が経緯なので、あまり参考にならないと思うけど、生活費を全面的に見るのだから「テキトーにやってりゃいいっしょ!」を嫌がる人はいる。
私は年収を見ても分かる通り、ハイスペ女子とはほど遠いし、そもそも残業がほとんどないから家事も自分でやろうと思えばできるし、実際ずっとやっていた。
ハイスペ女子にも「家事が苦手だからやってほしい!」という需要は少ないと思う。これ以上のハイスペなら、外注も可能だし、日々の家事は食洗機と洗濯乾燥機とロボット掃除機でだいぶ減らせる。
なので、「家事ができます!」はセールスポイントにならないことを理解したほうがいい。あと家事をしないタイプは人の家事にはめちゃくちゃ首を突っ込んできて粗探しするので苦労することもある。
狙って主夫になるのは本当に今の日本では難しい。なんなら主婦も難しい。医者、弁護士、国家公務員を旦那にした知り合いがいるが、全員普通に働いている。
あとうちは年収が低いので、贅沢はさせてあげられない。今はアルバイトしてるけど、それまではマジで光熱費食費生活用品最低限の衣服くらいしか渡せてなかった。
今はアルバイトして、ゲーミングパソコン買いたいって言っててお金を貯めてます。
趣味を楽しみたい人は余程ハイスペの人に引っかからないと難しいと思う。
あとほんと、一度だけ本人に泣きながら言われたんだけど「話していて、あなたに馬鹿にする意図は全くないのはわかるが、知らない言葉や知識を当たり前のように出されてこちらが傷つくことがある」と言われたことがある。確かに教育格差はかなりあったと思うし、家庭環境もかなり違うので、こちらの配慮が行き届かず傷つけていることもあるんだろうなと思う。
わたしもそうだけど、周りの女子もいわゆるハイスペの女は結果的にキツくなることが多い。
わからないことがあんまりわからないというか、向こうが何かをやらかしてしまった時に原因を究明して対策を立てたくて「なんでそうなったの?」って聞くことが多いんだけど、そうなるとずっと謝られて話にならない、みたいなことがある。
本人に聞いたら、理由を聞かれると責められてる気持ちになると言われた。
おそらく生育環境の違いで、我々はそもそも怒られた経験が乏しく、理由を聞かれたら理由を答えるだけという感覚なんだけど、向こうはミスをした=怒られる!という感覚なんだそう。
これは一例だけど、一緒に暮らしてて「あ、今向こうが傷ついたな」と思うことが多々ある。ただその傷つき方がこちらの予想しないものなため、結局詳細に聞かねばならず、そこがまた相手を傷つけることにもなる。
引用元は昔バリバリ働いていてそれなりの年収もあり、姉がハイスペであることから、本人もそれなりの生育環境にいたことが見て取れる。
そういう場合はこういう格差を意識しなくて済むのだろうが、女も下方婚しろ!と言って主夫を狙っている層はもう一度考えてほしい。
なのにあなたたちが無意識下に下に見ている女に養われる。こちらは「利用してやってる」との見方ができるとは思うが、同居しているとどうしてもお互いの基礎教養と価値観に差が出てきてしまう。
北京大学や精華大学、深圳大学でコンピュータサイエンス専攻して起業するかテンセントなどに入社し金持ちになってから共産党に入党しイケイケ。ウイグル美人や高身長中国美女と結婚し北京や上海の高級マンションで悠々自適
ソウル大学法学部に入って検察官(韓国の検察官は国内の官公庁で最も権力を持った特権階級)になるか医学部に入って美容外科医に。高収入で尊敬もされ将来も安泰。韓国人美女と結婚しソウルでイケイケ人生。
裕福な家庭ならボーディングスクールを経て名門大学でコンピュータサイエンスを専攻しカリフォルニアのテック企業エンジニアに。いずれはスタートアップを築き売却してリタイア。
貧しい家庭なら高校卒業後に海軍兵学校、陸軍士官学校、空軍士官学校のどれか、或いは予備役将校課程で奨学金を貰いながら大学へ。将校として尊敬されながら名門大学で修士号を経て政界デビューし国防省の高官へ。
パブリックスクールからオックスブリッジに進み、秘密情報部か保安局に勤務。尊敬の念を集めながら上流階級の女性と結婚し余暇は地方のカントリーハウスで過ごす。
高校卒業しプレパを経て高等師範学校、パリ政治学院、国立行政学院を卒業して財務官僚か会計検査院判事に。フランス美女と契約結婚して愛し合いながら出世しいずれは大統領か首相。
小学校から塾通いし胃を痛めながら勉強し有名男子中高一貫校へ。さらに胃を痛めながら英語と数学を勉強しまくり国立医学部へ。卒業後は病院でブラック労働。ブスなジャップメスに必死に媚を売って結婚してもらい、専業主婦の妻と家事や子育ては折半。子供が生まれ家を買ったら生活は苦しく、やりたいことも買いたいものも全て諦める人生。なおこれが唯一日本でまともな人生を歩めるコースでありここから脱落したら悲惨な低収入孤独人生。
他の国に生まれていればいくらでもイケイケな人生が待っているが、オワコン日本に生まれると死に物狂いで医師になる以外に道はなく、仮に医師になっても幸せな生活が待っている訳ではない。
気圧のせいだろうか気分が落ち込む
婚活を通じて色々な人と話をする機会が増えた
その話ではどういった生い立ちや家庭環境でどういう職に就いていて何が大事なのか知る事が出来た
俺には些細なことでも大事にする点は違うらしく大変勉強になった
薬剤師、教師、学校事務、百貨店の受付、営業、開発、医者、色んな人生があり興味深い
公立と私立でわざわざ私立に進学する必要を考えた事もなかったが私立進学の時点で人生のステータスは一段階以上上がるんだなと
勉強して何に役立つのかの問いかけに、生きる為には金が要る、金を稼ぐには仕事をする必要がある、仕事をするには学が要る、職業に貴賎はないが稼げる額、労働環境に違いが出るのだから勉強をして職業選択の幅を持つべきだと答えるだろう
つまり俺の給与じゃ厳しいので共働き、世帯収入一千万を目指すのが俺の婚活の勝利条件となる
これは婚活開始当初の目標と同じなので再び目標を思い出した事になる
恋愛結婚ははなから諦めているので契約結婚、勝利条件に該当する相手を見つければ良いだけの話である
そこで予想外の事が起きた
プロフィールでは共働きを希望する女性を選んできたわけだが、見合いの会話の中で探ってみるとどうにも専業主婦になりたいと思っている節がある相手ばかりなのだ
一体どういうことなんだろうか
親ガチャを引き当て何不自由する事なく私立に進学し日本国民平均年収よりも多くの所得を得る職業に就けたのにその職を捨てて専業主婦になりたいという
何のための男女雇用機会均等法だったのだろうか
子供が欲しいのなら家庭環境が大事だと身をもって知っているはずなのだろうになぜ専業主婦を選択したがるんだろうか
そうじゃないのになんなんだろうこいつらは
なんなんだろうか揃いも揃って
親は海外旅行に連れて行って貰ってたんだろうけどそれが親ガチャの結果だと認識出来てないんだろうね
親からの支援があるんだろうか俺もそこまでは聞いてないがそこまで甘やかすものなのだろうか親って
共働きを希望する女性がいない事実に俺は動揺して気分が落ち込んだ
学生時代では目的意識を持って怠惰な生活をしている女子はいなかったのに社会に出ると働きたくないニート志望ばかりで絶望している
激安スーパーを徒歩でめぐるのが苦にならない人で、
最近まで卵は10個100円のクーポンでしか買わないっていってた。
(今はクーポンあっても180円でしかも配布数が激減したらしくて心配)
※自炊してない人に説明すると、卵10個100円っていってたころのうち(田舎)のまわりの底値が159~180円
クーポン180円になったころはうちの近所では220円くらいになってた
卵以外にもちゃんとした海産物が激安で買えるスーパーとか肉が安いスーパーとか徒歩範囲のスーパーの特質をめちゃ把握してた
子供のころから親が毒親で経済DVしてきて高校くらいになると月額1~3万円のお小遣いで月間の90食を賄えとかいわれてたらしい
安くておいしいものにこだわりがあってソーセージや干物を自作するのが苦にならず冷凍庫が自作の加工済み食材でいっぱい
(でも寝込んだら解凍する気力もなくなるらしい)
すごい才能だから住み込み家政婦や漫画家のメシすたんとができるし、
…釣書を見る→お見合いをする→その人と結婚したいかどうか決める→プロポーズ→結婚
…データを検索してお見合いを申し込む→マッチングしたらお見合いをする→仮交際に進む→本交際に進む→プロポーズ→結婚
仮交際とか、特に要らなくない?お見合いして、その感触次第で結婚するかどうか決める、でいいと思うんだけど。
せめていきなり本交際でいいじゃん。しかも「仮交際」の間は複数人と同時進行するっていうのが…
「仮交際」している間にも複数の相手と同時進行出来るなら、そりゃあ目移りもするし迷って成婚するものもしないと思うんだけど。
自然な出会いと違ってわざわざ結婚相手を探す目的でお見合いしてるんだし、会うまでの間に既に時間がかかっているのに
結婚相談所の細かいプロフィールを見て双方それを納得の上で選んでマッチングして初めてお見合いに至るんだからお見合いの時点でもうある程度許容範囲な筈なのに
そこから先が何故こんなに長いのか。誰が決めたんだこの変なシステム。
しかも仮交際の後には3ヶ月とかの「本交際」があって、本交際の段階でも破局するおそれがあるという…
お見合いはあくまで最終面接って事で、お見合いで良いと思ったら即結婚を決める、でいいのに。
婚活じゃない、学校や職場での自由恋愛だったら日常で出会える狭い範囲の人間から相手を決める訳なんだから
婚活もそんなに沢山の相手といちいち会わなくてもよくない?(少なくともデータを見て検索する段階で大勢の人と比較検討してるんだからさ…)
就活だって二次面接・三次面接と何度もやったところで必ずしもミスマッチを防げるという結果が出ている訳じゃないんだから長く時間をかけても無駄なような…
あと「お見合い」の内容自体も、あまりにも表層的な事しか話せな過ぎる
夫婦観とか家族計画とか、結婚を考える上では滅茶苦茶重要なんだから「本交際に進んでから」ではなくお見合いの時点でちゃんと話しておくべきじゃないかと思うんだ
ちゃんとお見合いの時点でお互いについてじっくり話し合って、それで結婚するかどうかを決断する、でいいと思うんだよなー
未婚率の上昇の原因としてはお見合い結婚の低下が大きいってよく言われているけれど
旧来のお見合いに代わるものとして出てきた筈の結婚相談所のシステムがあまりに複雑怪奇で結婚しにくくなってる事も
原因として大きい気がする
とにかくめんどくさすぎるし、疲れる
こんなたくさんの人に読んでもらえるなんて思わなかった。みんなありがとう。
ただ、なーんも読み取れてなくて脊髄反射で「うるさいうるさーい!新しいの!すごいの!これからは縦なの!老害は黙ってて!」ってお怒りな人も中にはいるねー。やっぱりウェブトゥーンばかり読んでると読解力が落ちるのかな?wで、あなたのおすすめは何?「知らんけどまだ新しいからこれから出てくる」なんて言い訳は通用しないよ。もう答えは出尽くしてんだよ。ウェブトゥーンの歴史舐めんな。いいから原点にして頂点のsnowcatを読め。
あとね、ごめん!「ピッコマの社長が言ってた」ての嘘だったかも。読んだ記憶があるんだけどソースが見当たらん。自称詳しいオッサンの話を鵜呑みにすんなって話が、そういうとこだぞになっちゃった。反省。しかし明らかに翻訳されてない作品があるのは本当。国ごとに翻訳されてるされてないにバラツキがあるのも本当。興味がある人はnamuwikiの書式が読みやすい。例えばこれとか人気あるみたいなんだけど、中国語翻訳しかない。
https://namu.wiki/w/%ED%94%84%EB%A6%AC%EB%93%9C%EB%A1%9C%EC%9A%B0
こっちはサッカー漫画。なんとインドネシアと南米というよくわからない組み合わせ。面白くない!?
https://namu.wiki/w/%ED%83%91%EC%BD%94%EB%84%88
最後に韓国の人による「最近のウェブトゥーンがつまらない理由」というタイトルのウェブトゥーンを引用して締めたいと思う。みんなありがと!
https://m.ruliweb.com/best/board/300143/read/57085857
(以下本文)
日本が、世界が、連日HUNTER×HUNTERやベルセルクの帰還で大盛り上がりだ。そんな中、今でも必死に「ウェブトゥーンが世界を席巻している!」と信じたい奴らがいる。はいはいご苦労様。大丈夫、その苦労ももうすぐ終わる。君らへのレクイエムとして、何が間違っているのかひとつひとつ噛み砕いて教えてあげよう。
これはよく知られた基本中の基本だが、韓国でウェブトゥーンという形態が生まれたのは、韓国の漫画業界が一度崩壊したからだ。彼らはあの焼け野原から這い上がって来たからこそ、今がある。この基本すらわかっていない連中はお話にならない。ハングルと間違えてハンガリー語でも勉強してきたのか?釜山港へ帰れ。
「いや日本だって出版不況が叫ばれている。この混沌の時代、海の向こうからやってきた黒船に勝機を見出すのだ!」…なんて号令が効いたのはコロナ前まで。もう古い。むしろ今、稼ぎどきに稼がないでどうする?
電子を含めれば、今は始まって以来の大漫画時代。読むものが多すぎて困ってるくらいだ。苦しいのは小説や雑誌。今引っ張りだこの漫画家様がウェブトゥーンなんかやる必要どこにもないのだ。
…おや?そういえばウェブトゥーンには食うに困ったラノベ作家が原作者として大量に流入しているんだっけ?
日本の漫画は本屋に行けば読める。昔はこれが当たり前だった。今はどうだろう?みんなが自分のプラットフォームに読者を呼び込もうと、広告やSNSに大忙しだ。人気の漫画なら、僕ヤバのように勝手にトレンド入りするけどね。
ではウェブトゥーンの本場韓国では、ウェブトゥーンはどこで読めるのか。これがなんとPCでは「NAVER」などの大手ポータルサイトで読めてしまうのである。毎日のようにアクセスするトップページに「今日のウェブトゥーン」が並んでいたのだ。否が応にも目につく。あの頃は、誰もがPC房(韓国式ネットカフェ)の横長ディスプレイでマウスホイールをカリカリしながら読んだものだ。PC房でやる事といえば、スタークラフトかミニホムピかウェブトゥーンという時代。見開きの漫画は貸本屋か、違法ダウンロードで読むものだった。ちなみに「今日のウェブトゥーン」は、ドラマ「重版出来!」の韓国版リメイクのタイトルでもある。
さすがにスマホの時代になって、スマホ版では1段階深い階層に落ち着いてしまったけどね。もうすっかりアプリへの移住が定着したということだろう。その点Yahoo!Japanは頑張ってるな。
検索ポータルサイトのトップページからすぐ読むことができ、しかも各話にはコメント欄がついており、いいところで次週へ続くことを嘆いたり、推しの尊さに昇天したり、気に入らないヒロイン(「神之塔」のラヘルなどが嫌われキャラの代表格だろう)を叩いたりするファンらで賑わっている。
これって何かに構造が似てないか?はて…そう!おなじみ「ヤフコメ」である。
もはやまじめにニュースを読むためにヤフーニュースを読むという人もなかなかいないだろう。お目当てはあくまでコメント欄。ニュースをダシに、ああでもないこうでもないと雑談をするのが楽しいのである。
ウェブトゥーンは雑談の「お題」としてうまく機能している。盛り上がる仲間もいないのに、話のタネだけ投げて寄越されたってつまらないだけ。ウェブトゥーンは、井戸端会議の「井戸」なのだ。
「その井戸が日本では多すぎて客の取り合いになっている。ひとつに統一してほしい。ひとつの井戸でいろんな出版社の漫画をまとめて読めるのがピッコマやLINE漫画だった。だから成功したのだ。日本も韓国を見習え」
これは一部は確かに正しいだろう。しかし、乱立しているのは韓国だって同様である。NAVERウェブトゥーン、NAVERシリーズ(なぜふたつあるのか謎だが、たぶんこちらは完結作品がメインのようだ)、カカオウェブトゥーン、カカオページ(これもなんで分かれてるのか謎だが、たぶん元々ダウムウェブトゥーンを買収してできたサービスなのでその残滓か?)レジンコミックス、ポスタイプ、リディブックス等ざっと思いつくだけでもこれだけある。考えることは皆同じだ。
見開き漫画のゴールはどこだろう。憧れの雑誌に名を連ね、単行本が本屋に並び…その中でも、アニメ化はやはり別格だろう。鬼滅がアニメ化で化けたのは記憶に新しい。
さて韓国国内におけるウェブトゥーンのゴールといえば、それはもちろんNetflixドラマの原作であろう。しかもそれが全世界に配信される。実写しか勝たん。だって陽キャだもん。
では日本のウェブトゥーンはどこを目指せばいいのだろう?「韓国ではドラマ化されていますよ、世界進出ですよ」と夢を語るばかりで、具体的な目標が出てこないのだ。単行本化さえままならない。まさかかつての栄光を失った日本のドラマ制作会社に期待しているわけではあるまい。頑張ってコツコツ描いていれば、韓国からイケメンプロデューサーが来日してきて、Netflixで配信してくれるとでも言うのだろうか?
それはさすがにウェブトゥーンの読みすぎだろう。ちなみにSPY×FAMILYは見開き原作のアニメだが、全世界で配信されている。アニメならWIT STUDIOがウェブトゥーンやるらしいので、それに期待か。
ただひとつ思い当たるとしたら「ウェブトゥーンで注目を集めたのち、見開き漫画に転向する」パターンである。狙ったわけではないのだろうが実際に今「タテの国」の田中空が「ドラゴンの子」を、「氷の城壁」の阿賀沢紅茶が「正反対な君と僕」を連載している。なんとも夢のない話ではあるが、ウェブトゥーンというだけでも珍しい今、目立つための有効な戦術のひとつとして覚えておいて損はないだろう。なおどちらのウェブトゥーン作品も、単行本化は難しいようだ。ジャンプブランドをもってしてもである。
氷の城壁はともかく、タテの国は演出が縦型に特化しすぎており、本宮ひろ志「新グッドジョブ」のようにページを半分に分割するか(それでも入り切らないコマがありそうだが)、いっそゲーム(サウンドノベル)化でもしないとソフト化は困難だろう。結局縦ならではの演出なんて正直者が馬鹿を見るだけで、単純なコマ運びの方が単行本化=マネタイズしやすい。クソである。
じゃあなんで「あのジャンプの!Dr.STONEの!」Boichiの話ばっかで、尹仁完の説明が「知らんけどLINE漫画のCCOの人らしいよ」止まりなんだよ。尹仁完といったらあの「新暗行御史」だろうがっ!しかも公開されたイラスト、衣装のピタピタ具合とかどことなく山道ちゃんに似てるよね?
どうせDr.STONEも子供のクラスで流行ってたか何かで聞きかじっただけなんだろうな…。サンケンロックすら知らないんじゃねーの?少年誌では書けなかったバイオレンスとエロスの大爆発が期待できるけど。ほんっと金の話しかしねえのな…。
なんか、コロナで韓国行けないからか「ぼくの考えた最強の韓国」像が蔓延しててすごい怖い。そもそも「ウェブ」トゥーンなんだから検索すればすぐなんだが。
じゃあアニメ見せとけ。色ついてんぞ。大体ソースどこだよ。どの国のどの出版社のどの編集長のご意見なの?何時何分何秒?え、そこら辺の読者の感想?話にならない。でカラーにしたら飛ぶように売れたの?数字は?リクープした?
いやさ、読めよ。まず。面白いウェブトゥーンを夢中になって読めよ。毎日何本でも読めよ。そっからだろ。まさか読んだ事もないのに描こうとしてんの?サロンか何かで描かされてんの?ていうかさ、ジョジョ読んだ事ある?本当に興味がある人は、「興味ある」なんて言わねーんだよーッ!
お前みたいなめんどくさいオタクはターゲットじゃないんだよ。ウェブトゥーンの客層はそんな細かい事気にしてない。なんならカタカナ多すぎたら難しくて読めないしな。彼らは六本木クラスが日本の漫画だと思っているし、問題なく楽しんでいる。
っていうか昔から韓国では日本の漫画をがっつりローカライズしてたから惰性で続けてるだけだと思うけど…
韓国では確かにそう(一般名称)なんだけど、実は日本ではNAVERが商標登録しちゃってるんだよね…。だから「スマトゥーン」だの「タテスク」だの名称が乱立しちゃってるんだろうな。まじめなとこほど避けるだろうし…。
K-POPみたいな「みんなで一丸となってこの文化を盛り上げていこう!」っていうわかりやすい愛称がないと、なかなか広まっていかないと思う。こんな足の引っ張り合いみたいな事をやる界隈に、未来なんてねーわ。
あと韓国の特に若い人の場合はどんどんウェブトゥーンと漫画の境界が曖昧になってて、TwitterとかInstagramの横にスライドするひとコマ漫画でもウェブに載ってれば全部ウェブトゥーンでよくね?何が違うの?って人も普通にいる。何回も言うけど、東村みたいな自称詳しいおばさんじゃなくて現地の情報に当たれよなー。こんな増田をシコシコ読んでる時点で期待出来んが…。
それがウェブトゥーンも結構勝手にコピーされて翻訳されてロシアとかで大量に出回ってるらしいんだよなー。スクショ禁止だったりするけど完全じゃないんだろうね。ちょっと韓国のウェブトゥーン作者をウォッチしてたら「きちんとお金出して買いましょう!」みたいなツイート頻繁にしてる。どこも大変だのー。
な、ナンダッテー!!
…あ、あのさー。韓国ではもうウェブトゥーンが登場してからもう20年くらい経過してんだわ。
そんな漫画が読めない子供が増えてるだとか、全然売れないなんて話聞いた事がねーんだよ!!
というか学歴社会の韓国では子供に大量の学習マンガを買い与える風習があるよ。カラーだけど、普通に紙の本だよ。WHY?シリーズなんかは日本語訳もされてる。
むしろ先程も書いたようなウェブトゥーンアプリで韓国語に翻訳された日本の漫画がバラ売り課金でサクサク読めるんだわ!!
な?むしろウェブトゥーンに飽きた韓国人が昔の漫画を読むっていう好循環が生まれてるまであんの。ハングル読めないバカでもONE PIECEやSPY×FAMILYやH×Hくらい検索できまちゅよねー?怪しいおじさんに教えてもらわなくたって現地の評判わかんだろ?手に持ってるスマホは飾りか?
なんで遅れてるだの終わりだの言うくせに、「先進国」で実際に起きてる現象は都合の悪いところだけ隠して脅すような事ばかり言うんだろうね〜?あれれ〜?
うーん、なろうっぽくないウェブトゥーンも韓国にはたくさんあるんだな。ピッコマの社長が言ってたけど戦略的にジャンルを絞って翻訳してるだけで。フランスだのインドネシアだのあちこちに輸出してるみたいだけど、恐らく国によって「ウェブトゥーンって◯◯ばっかりだよね」というイメージは違うんじゃないか?
例えば、日本でいうコミックエッセイジャンルなんかはウェブトゥーンでも人気がある。ただただ一人暮らしを楽しむだけーとか、猫飼ってるだけー、作者がいろんな料理に挑戦するだけー、とか。そもそもウェブトゥーンの黎明期はそれらが主流だった。個人ブログに描いた絵日記のようなもの。つか、だから縦スクロールなんだわ。
あと、なろうっていうか韓国のなろう小説が原作だったりするのは本当。韓国にもなろうみたいな小説サイトがあるんだよね。これだけウェブトゥーンが普及してる韓国でもやっぱり文字で書かれた小説を読みたいってファンはたくさんいるし、ウェブトゥーン版から入って続きが気になるから原作小説を先に読んでしまうファンだってたくさんいる。いい循環が生まれてる。ってこの話さっきもしたな。
なろう系のウェブトゥーンはドラマ化も難しいしねー。職場のイケメン上司と契約結婚しますみたいなのは根強い人気。なろうっていうかハーレクインに近い?
うん、バレエがテーマの漫画も、高齢男性が主人公の漫画も、男性が女性的とされていることに挑戦する漫画も、ここに書ききれないくらい大量にあるけどね!
ドラマ化するのは珍しい?日本に勝った?じゃあ漫画業界ではなくドラマ業界が見る目ないんじゃね?バレエできる男性俳優も少ないだろうし。NHKの深夜とか結構変な漫画原作のドラマあったりするけどな。ああいうのをNetflixで配信してほしいもんだわ。
あとアイズナー賞って日本の漫画もたっくさん受賞してるからね。ノミネートされたのはすごい事だけど、そんな前人未到の快挙みたいに言われても正直困惑するわ。
でも漫画がアジア全体で盛り上がって、ライバルが増え、切磋琢磨できるのは本当に素晴らしいことだと思うよ。正直な気持ちだよ…。
これなんなんだ?多すぎ。マジで気持ち悪いんだが。文章に残すとなんか不都合なことでもあんのか?ほんとサロン界隈と親和性が高いっつーか…
疲れた…。
結局「いいからその世界を席巻しているバチクソ面白いウェブトゥーンとやらを屏風から出してくれよ!」の一言に尽きる。俺レベはつまんなかったから他のね!
以上!おわりっ
あー宝石の国楽しみだー