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2020-05-09

コロナ勝利したっていってるNZ、今でも日本よりずっと厳しい

新型コロナとの「闘いに勝利NZ首相宣言ロックダウン段階的に解除:AFPBB News

https://www.afpbb.com/articles/-/3280566

ちょっとタイミングを逃した感があるけど、ニュージーランドコロナに対する取り組みを書いてみよう。

オークランド日本国総領事館の発表を元にするけど、この勝利宣言の前は「レベル4」だった。レベル4はいわゆる「ロックダウン」。

https://www.auckland.nz.emb-japan.go.jp/files/100028405.pdf


これを1ヶ月強続けた。

その結果、「レベル3」に制限を緩めるというのが上記報道だ。レベル3の内容は以下の通り。

https://www.auckland.nz.emb-japan.go.jp/files/100046840.pdf



書き漏れはあると思うが、こんな感じだ。日本緊急事態宣言下での現状と比較してみてください。

2020-04-26

いっつも書きたいと思った文章を志半ばで投げ出してしまう俺でも、映画小説はよく見る。よく読む。ただ、小説時間がかかりすぎる。普通映画なら決まって2時間で終わるものだが、小説は長さに差があるし、どれを取っても映画より早く済むようなペースでは読みきれない。時間にすれば、連続ドラマまったりしながら立て続けに見るような感覚か。だけど、エッセイみたいなもの小説より長くないし、軽く読めるし、ヒントにもなる。それに、書いた人に強い興味を持ってるから苦になることもない。

余談。とあるエッセイ本をハイキングに持ち出したが、落ち着いて居られずに1ページも読まず、ついには帰りのバスで読み始めてしまたことがある。それでも、あの時の感じは今となっては特別ものだし、生前にふとしたきっかけでエッセイを読むくらいのめり込むなんて二度とないから。その時は楽しく読めたし、色々振り返れば感情的になってしまう。

こうやって匿名で突拍子もないことを書いているのは自分用でもあるし、こんなとき、こんなこと思ってました!って記録をしても、後から見られるようにするにはさりげなく公開するのも手段ひとつノートとかローカル空間だと廃れそうだし、公開はしてもニックネームつきのブログだと管理とか面倒だし、匿名でも同じ人が書いてるものが並ぶと恥ずかしい。欲が出ても場所場所だけに何の共感も呼べないかもしれない。そういう意味では、増田毎日違った感情をぶつけて、他人=誰か、自分自分みたいな目線でもいいんじゃないか。

正直、俺には増田みたいなシンプルで、ちょっとはてな記法を使おうかな〜みたいなもののほうが良かったみたいだ。そういう事ばかりしてきて、馴染んでしまたからかな。何にせよ、増田というサービスがあって良かったな、とたまに誰かさん書き込みを読ませていただきながらそう思っている。最後に、もし増田が無くなるってなったら、少なくとも生きてる限りはどこかに移して置いておきたい。

2020-04-08

いい天気、駅ではハイキング装備で高年齢層の集い

・・・もういっそ放送してくれ、

と。

2020-03-02

 最近振られたので、野外で全裸になりたい。

 もちろん、合法的にだ。なので、海外で実行したく思っている。

 たとえば、今年の6月13日にはロンドンワールドネイキッドバイクライドなるイベントがあり、環境問題を考えるという名目で、全裸自転車に乗って疾走できる。このイベントロンドンのみならず世界中で開催されているのだが、自分語学力アクセスの便利さを考えると、ロンドンが適切だろう。

 あるいは、全裸ジョギングをしてみたい。しかし、その場所がわからない。一応、ミュンヘンのエングリッシャーガルテン英国庭園)やアムステルダム公園に、全裸日光浴できる場所はあるのだが、おちんちんぶらぶらさせながらジョギングできるコースがあるかまでは確認ができなかった。

 以前調べた時には、ベルリンアルテミスウィーンゴールデンタイムか、どっちかのFKK(合法風俗)にはスポーツジムが併設されていた気もするが、そこでは全裸で走れるかもしれない。とはいえ自分ブロンド美女セックスするのが目的ではない。いや、ちょっぴりセックスしたい気もするけれど、対人恐怖症な気分のときは、とりあえずすっぽんぽんで走るだけにしたくなっちゃうかもしれない。

 いちおう、美女との混浴全裸水泳は、オーストリア混浴サウナ経験済みだ。

 別にヌーディストビーチでも構わない。バルセロナにもあるし、ほかの地域にもある。ギリシアの島で全裸日光浴をしながら一日を過ごすのも素敵だと思う。南仏の全裸リゾートにもあこがれる。タイにもあるらしいが、とにかくそうしたところはアクセスが悪く、行くのがめんどくさい。バスに揺られているうちに、自分は野外でちんちんぶらぶらさせるためだけに、何でこんな長旅をしているんだ? ってアホらしくなるかもしれない。

 賢者タイムときには、お前ローマフィレンツェヴェネツィアは回ったけれど、ナポリミラノは行ってないだろ、そこに行け、で、ついでにどこか適当なところで全裸になれ、という声もして、それも悪くない気がしている。

 単純にまだ世界で行っていない地域があるのでそこに行きたい欲もある。北欧オーロラに興味があるし、東南アジア寺院には全然足を運んでいないし、台湾も再訪したい。友人からエチオピアにも誘われている。

 オーストラリアニュージーランドも悪くないが、これからどんどん寒くなる。オーストラリアニュージーランドにもヌーディストビーチはあるし、ニュージーランドには全裸洞窟ジョギングするイベントがあるそうだが、これもアクセスが悪い。ドイツには、ハル山地全裸ハイキングができるコースがあるそうだが、これもやっぱりアクセスがあまりよくない。

 それに、合法野外露出敢行のために海外に行くのもばかばかしい。何かサブテーマがほしい。絵画とか建築とか、それで時間が余ったら脱ぐ、そういう感じだ。

 単純に裸を見られたいんじゃなくて、全裸になって自然の風に当たりたいのだ。旅行だけなら、例えば琉球グスクだとか、那智の滝とか、国内でも行ったことないところもあるのだが、やっぱり素っ裸になりたい。

 東欧美女とのエッチ金髪デリヘルがあるかもしれないが、それだけじゃない気がする。まずは脱ぎたい。だから結論としてはさっさとコロナ終結してほしい。いや、ちょっと待て、調べたらフランクフルトにもミュンヘンにもFKKがあるのか、やっぱりブロンド美少女3Pしたいぞフィーヒヒヒ! みたいな気分にもなるぞ。ああ、どうしよう。

 なんて思ってたんだけど、昨晩ピンサロ動画で抜いたらどうでもよくなってしまった。

2020-02-28

だれかといっしょにいったハイキングの思い出のいしころいっこ

いらないものだとおもってくれてありがとう

2020-02-25

anond:20200225013515

別にコロナ」という理由で休ませなくていいと思います

暖かくなってきたし、遊びに行こう!と高尾山ハイキングに行くとか

喘息があるなら休ませたほうがいいと私は思います

喘息は肺が弱いので肺にダメージが出やす新型肺炎は命にはかかわらなくても後遺症が残る可能性もある

学校なんて1週間2週間休んだところで人生にたいした影響はありません

2020-02-13

[]ピークハント

純粋に山頂まで登ることを目的にした登山のこと。

対義語ハイキングトレッキング

標高何m以上とかいろいろ細かい条件がつくこともあるらしい。

2020-02-05

anond:20200205223428

妻の”悪行”に見えるエピソード

夫に自分けが食べるクルミを大量に割らせる(面倒くさい) 夫が100個もあるだろというとせいぜい50個だと言い返す

夫に「あと十分で帰ってこい」という

夫の弁明を嘘だと決めつける

金に困っている夫に無断で高価そうな犬を買う

コンビニで買い物を終えて店から出てそこそこ歩いたところで買い忘れた「犬に飲ます牛乳」を買いに戻れと命令する 夫が100メートルも離れてるというとせいぜいXXメートルだと言い返す

id:saebou氏がパラサイトを評して「こんなに先の見えない崩壊寸前の家庭で互いの軋轢口喧嘩家長への反発もないのはおかしいと感じた」と感想を述べていたが

パラサイトストーリー必要ない(邪魔だった)というほか、「それ、犬噛でやったな」とて監督無意識に今さら同じことをやる必要ないと判断した、という可能性が全くないとは言えないだろう。

・悪行の二面

 最近主人公シートベルトしていないとかノーヘルバイク運転未成年飲酒喫煙などの触法行為は何らかのエクスキューズなり事後的罰を受ける描写がセットでないと許されないし

 悪いことをした人間は相応の罰を受ける、というのが古くから映画シナリオお約束だが(「素晴らしき哉、人生」の悪役は古い映画にしては数少ない、罰せられない例外

 二作とも、犯罪・しでかしたわるいことのオトシマエについてはわりとルーズである

 犬噛では 

 ・友人の、高価な双眼鏡を落として壊す>特に謝らないけど仲違いしなかった。

 ・酔っぱらって路駐している車のドアミラーを蹴り壊す>特に怒られない(ドアミラー勝手に持って帰った≒盗んでいたことが最後にわかる)。

 メインの

 ・ユンジュの犬殺しについては、告白しようと決意するが、ついに真犯人として認識されることはなかった(ウヤムヤ)。

  

 上記の「悪行」を積んでいた妻(夫に対する優越者)も 実はドラマの途中で妊娠を機にリストラされた「負け組」であったことが明らかになり

 退職金を夫のために使うつもりであったことが明らかになる。

 犬殺しをしていたユンジュも、病で生活に困っていた物乞いには優しかった。

同様に

 半地下では

 金持ち家族を騙しているソンガンホも首を切られた運転手の心配をする一面が描写されていた。

 メインの犯罪ウヤムヤになるのも似ている。


ラスト・数年後…

 犬噛のラストは「いつか旅行に行こう」と言ってたヒョンナムとチャンミの森へのハイキングのシーン(おそらくメインストリーの直後)だが、その前に

 ついに教授となったユンジュが学生相手講義を始めるシーンがある。

 ユンジュはすっかり垢抜けていることから、それなりの時間経過が伺われる。

 これを見て思い出したのが半地下のラストである

 主人公長男)が数年後、お金を稼いでしゃれた服に身を包み、物語舞台となった高級住宅を訪れて買い戻すシーン。

 これが空想しかないことは明らかである

 だとすると、


 ユンジュが教授になったシーンもユンジュの空想だったのではないか


 

 

 

   

2019-12-25

グランピング経験者はキャンプに来るな!

グランピング個人的にはまったく意味不明なので正直消えて欲しいが、世の中に一定層居る『何もしたくないけどテントで寝たい』層にはウケているそうなので、そういうもんなんだろうな~と納得していた。ホテルバンガローにでも泊まって、ちょっとだけ外出れば良いんじゃね?

で、大半はそこから出てこないんだけど、たまに希少種が居る。キャンプをしたいと思う人が。いや、正直大歓迎なんだけど、グランピングの思い出は全て捨ててきて欲しい

まず持ち物はハイキングレベル食器とか無い。食材は買えばいいけど明かりもクッカーも無い。火も起こせない。別に棒回せとか言わない、文明の利器とグッズフル稼働で良いのに何もしない。聞きもしない。人の折りたたみ椅子に座ってスマホいじる

この辺で気付く、こいつは安くグランピングしたいんだと。いきなり一通りグッズとか買うのも大変だから最低限だけ買って、大物は間借りさせてもらうとかじゃ無かったのだ。そんなの最初荷物で気付けって話だが、もしかしたら超コンパクトな用具を入れてる可能だってあった

結局食材だけは金を出したソイツは、人の食器でメシを食べたが、案の定寝袋も無かった。季節が夏だったので良かったが、ここまで来るとグランピング以前の問題だと思った。コイツは準備する時何を考えていたんだろう?

もちろんグランピングするのがこのレベル間抜けばっかとも思わないし、自分も先に持ってきてほしいものとか逆に持ってる物を確認しなかったのも悪いと思う。ただグランピングキャンプの間には結構な差があるので、もしグランピングから一歩先に進みたい人は、とりあえずバンガローに泊まろう。次はテントサイトレンタルテント。間違ってもグランピングやったかキャンプ初心者ではないとか思わないで

2019-12-09

[][]

推しチケが相変わらずとれないねこです。

そして、ええと。

右の肩甲骨のあたりの激痛との激闘一カ月。

やっと快方に……。

ひょっとしてなんだけど。

「冷え」かもですニャ。

なんでかって

友達ハイキングしたんですが

寒い日という触れ込みだったので

お尻に近い腰に小さい貼るカイロを貼っていたの。

その日

「楽しかった・よく運動した・美味しかった」

せいなのか、めっちゃくちゃ痛かったのが和らいでて。

それからまめに外出時カイロ貼ってますニャ。

ニャンということでしょう。

右肩の痛みがかなり軽減されていて。

でも、回路は腰に貼ってるのですよ。

なのに右肩が楽になってくるって。

「冷え」なのかニャ。

皆様も年末にかけて冷え注意してくださいニャ。

全然関連ないと思ってた腰あっためて右肩が楽になりました

ご報告でしたニャ。

2019-11-16

キャノンデールトップストーン105買う

まだ買ってない

とりあえずここに書いておかないと迷ってるうちに止めてしまいそうだから書いとく

買ってどこに行こうかとか考えるとワクワクする

おにゅう峠と暗峠には行きたい ロードギアでは無理だったか

カスタムもワクワクする

見栄えのするカッチョイイ感じにしたい

ホイールは手組みでカラフルハブにしたい

タイヤグラベルキング

バックパッキング用にフェアウェザーで一式揃えたい

ウェアはどうするか

デブってるのでmont-bellハイキング用ウェアでもトップストーンなら問題ない気がする ハーフパンツタイツでいいだろ多分

さてその前にトップストーンの色はどっちにしよう

黒?サンドベージュ

黒のほうが綺麗で高級感があった

サンドベージュはいまいちぱっとしないけど珍しい色味で気になる

2019-11-11

anond:20191111160249

公開の民事裁判の場に提出したB側の答弁書による、告白を受けた前後グループLINEでの暴露に至るまでの経緯[10]。

2015年3月下旬、BはAがLINE旅行先や桜の写真を送ってくる事を不可解に思っていた。またAから「おれの事が嫌いになった?」などのLINEメッセージを送られ混乱した。

4月2日、Bが大学研究室勉強していた所にAがやってきて「おれの事で何か悪い点があったとしても、色々言われるのはつらいから何も言わないで欲しい」と泣き出した。Bは「わかった」と答えて立ち去った。この事から、BはAとできるだけ接点を持たないようにしようと思っていた。

4月3日告白LINEを受ける。

Bは告白を断り「よき友人でいて」とAに伝えた。その後、Aはそれ以前と同じようにBに対して食事に誘ったり遊びに行こうと連絡してきた。(授業に来なかったら起こしてくれとモーニングコールを頼んでくる、評判がいいという12個の法律事務所リストを送ってくる、口頭やLINE食事に誘う、他の友人と一緒にハイキングに行こうと誘う、別の友人と食事に行く話をしていたら誘ってもいないのについてくる、他の友人と講演会参加の話をしていたら自分も行くと言い出す、等。)

BはAを傷付けないように当たり障りのない返事でAの誘いを断るようにしていた。授業のプレゼン準備中に、親しげに話しかけ腕や肩に触れてくる、「今日香水いかな」と言ってくるなどのAの行為は、Bにとっては問題だった。5月下旬には学校ラウンジで話しかけられ、「うん」「そう」など返事をしていたらAは頭を抱えて「うあー」と声を出した。腕のあたりに触れてきたので「触るな」と告げた。

結局BはAを避けるために他の友人とも距離を置くことになり、その理由を友人達に話すこともできない状況になる。

6月24日、BによるLINEグループへの「隠しておくのはムリだ」という投稿に至る。

A最悪やな。

2019-09-28

今日ハイキングをしていたら、ドイツ人から「なぜ反体制プロパガンダ税金が投入されるか」と聞かれた。

この人は「あいちトリエンナーレ地方自治政府主催なのに愛知県反体制運動支援しているのは日本から独立したいかなのだろうか」と首をかしげていた。世界日本を見る目は厳しい。日本世界の間に考え方、感じ方のギャップがある。

2019-09-13

[]野外で合法的全裸になりたかったので、オーストリア混浴してきた

【初めに】

 コピーミスで一節が抜けていた。申し訳ない。【】で囲まれた部分が追記である

【本文】

 服を着るのが苦手だ。できることなら裸で生活したい。

 ビジネスホテルに泊まるときは大抵全裸だし、男女関係なく素っ裸で過ごしたら、さぞ気持ちがいいだろう。

 そんなことを呟こうものなら、不審者扱いされるのは目に見えている。挙句の果てに、公共の場で脱ぎだして陰部を露出する不審者予備軍と誤解され、警察のお世話になるかもしれない。

 だが、よく考えてほしい。ああした人たちは、自分全裸特に陰部を見てほしいのであって、裸になりたいのとは少し違う。それに、皆様も思うことはないだろうか。たとえば大浴場に浸かったときの安らぎ。もしもそれが露天風呂だったらなおのこと心が緩み、湯の中に嫌なことが溶けていく思いがしないだろうか。

 目の前にどこまでも緑が、あるいは紅葉が広がっていたら。あるいは、絶えることのないとどろきを繰り返す海洋が広がっていたのなら。これほどまでに自由を感じつつ、大いなる存在に受け止められている安心感を覚える場所はないはずだ。何も身にまとうことなく立っていると、海風が全身をそっと撫でていき、普段どれほど重いものを身にまとってきたかを、嫌でも意識させられる。

 とはいえ、男女混浴可能場所国内でも限られている。ましてや、近年は混浴マナーの低下が甚だしく、混浴を取りやめてしま地域も多いと聞く。ある意味では仕方がないのかもしれない。混浴誕生した時代とは、私たち羞恥心感覚も変わってしまった。

 そういうわけで、私は混浴文化がまだ息づいている、ウィーンにまで足を運んだのである。概して、ドイツオーストリアを含む中東欧の人々は裸体に対するタブーが弱く、混浴についても寛容なである。緯度が高いので、全身で太陽を浴びたいのだろうか。冬になると日照量不足で気分が落ち込む私としては、その気持ちはよくわかる気がした。

 もっとも、私は全裸になるためだけにオーストリアに飛ぶような酔狂人間ではない。

 私は建築美術にも関心があり、この旅行の主目的は、クリムトシーレ、ココシュカといった人々の作品を鑑賞することであった。なので、脱衣はどちらかといえば、時間が空いたときのおまけである

 日本と同じで、月曜日には休業の美術館が多い。なので、月曜日にそうした巨大温泉施設に向かった。ウィーン中心街からおおよそ三十分ほどのオーバラー駅前の、テルメ・ウィーンと呼ばれるところである

 駅を出ると目の前に巨大な建物があり、そこからは既に硫黄香りがしている。そうしたところは我が国温泉とよく似ており、妙な安心感がある。片言のドイツ語で入場料を払い、タオルレンタルを済ませ、ロッカーに向かった。

 ロッカーのカギは電子式で、かざすと自動的に開閉されるというものだ。慣れるまでに時間がかかったが、すぐに便利だとわかった。荷物を持ったままガチャガチャと回すのは大変だからだ。ちなみに、このロッカールームの時点ですでに混浴で、男性女性関係なく着替えている。もちろん、慎み深い人のために個室の更衣室もあるのだが、別料金だ。

 ちなみに、温泉施設ではあるがすべて全裸で過ごすわけではなく、全裸なのは奥のサウナコーナーのみである。そのために私は一応水着を持参しており、ついでに防水のバッグも持ってきた。

 まずは、せっかくなので水着エリア温泉を楽しむ。とはいえ水着エリア温水プール同然であり、浸かっているとあたたかいが出て風に当たるとすぐに水着が冷えてしまうといった代物である。せいぜい人肌程度であり、温まるには不足である

 これはときどき指摘されることだけれど、日本人の湯加減の好みは、ヨーロッパの人々のそれよりもかなり高いらしい。ハンガリー温泉大国で知られているが、やはりそこも湯加減はぬるい。ただ、その程度の温度でなければ、ガイドブックで見かけるように、湯につかりながらのんびりとチェスの対局をやるわけにもいかないだろう。

 他にも、子供立ち入り禁止エリアというのがあり、ムーディーな照明と共に、カップル夫婦がぷかぷかと浮かびながら語らっているコーナーがあった。ここも温水プールほとんど温まらない。日本温水プールみたいに、塩素臭くないのはありがたいのだが、やはり汗をかかないと物足りなく感じてしまう。

 そうしたわけで、水着エリアを堪能した後に移動しようとしたのだが、サウナエリアがどこかわからない。あちこちうろつきまわり、子供に泳ぎを教えているらしい人やスタッフと思しき人物に、「ヴォー・イストサウナ?」(サウナはどこですか?)などとつたないドイツ語で尋ね歩くうちに、やっとのことでたどり着いた。

 なお、このゲートの先は別料金であり、鍵をタッチして入る。清算は帰りだ。そして、注意書きにはドイツ語と英語で「この先水着の着用を禁じる」と書かれている。なんとも徹底していることだ。私は軽快な電子音と共にその奥へと進んだ。

 サウナコーナーは、それほど変わった印象はなかった。ただ、見かける男性が皆素っ裸なので、私も水着を脱いだ。それほどの羞恥を感じなかったのは、一つには周囲には男性しかいなかったからだろう。それに、ここでは全裸が正装なのだ。だったら、むしろ何か着ている方が恥ずかしいのではないか。そんなことを思ったのである

 サウナ入り口には温度が書かれており、四十五度、五十度、六十度、それから九十度に分かれている。ひとまず五十度のところに入ると、既に老夫婦がくつろいでいた。ここで初めて裸の女性と遭遇した。

 二人は、私の存在を気にかける様子もなく、くつろいだ様子だった。私も、確かに目の前に女性がいるのだなあ、ということは考えたのだが、気にしてもしょうがなかったので、ぼんやり天井を眺めることにした。男性で前を隠している人はほとんどいなかったので、自分もそれに倣ったのだけれど、個人的には気持ちが良かった。世間体を気にせずにリラックスした姿でいるのは、何とも言えず心地よい。

 ちなみにその老夫婦のいたサウナでは、腰かけるところがチェアベッドのようになっており、仰向けにくつろげるような形になっていた。うとうとしているといつの間にか隣に座った男性が、ペーパーバックで何やら読んでいる。お風呂ではなくてサウナ読書、贅沢この上ない時間だ(もっとも、後で注意書きを見たら、サウナの中の読書禁止、と書かれていたのだが)。

 しばらくして、サウナを出てシャワーを浴び、他の温度のところを回ったり、冷水プールに体を浸したりした。日本温泉露天風呂がメインで、サウナ複数あるところは珍しい気がするが、ここでは様々なタイプサウナがあり、存分に楽しめた。

 たとえば、スチームサウナというのがあり、ここでは猛烈な蒸気で包まれる。汗が蒸発しないのでなかなかにつらいし、持っていたタオルもすぐにびしょ濡れになってしまうのだが、熱風がきつくないので、肌には優しい気がした。眼鏡をかけていると、何が何だかからなくなってしまうのだが。

 ちなみにこの眼鏡裸眼で転ばないように、日本サウナ用の眼鏡をわざわざ購入したものである

【ところで、このサウナコーナーには、外がある。サウナなので当然素っ裸で歩くのだが、これが気持ちがいいことこの上ない。芝生の上を歩けば、まるで熱帯民族になったようで愉快だ。そして、歩いた先には小屋があるのだが、そこもまたサウナである

 そこでは、おおよそ温度は九十度で、定期的にスイッチオンオフになる。オンになると、そこにはタオル一枚のおじさんがやってきて、香りのする水を炉に撒く。そして、巨大なタオルサウナの人々に熱風を浴びせるのである

 それがまた非常に心地よい。異様な高温のはずで、現に乳首が痛いほどなのだが、それでも不思議と生きている実感が与えられるというか、幸福感と高揚感が感じられる。それは他の人々も同じなのだろう。おじさんのパフォーマンスが終わると、一斉に歓声と拍手がする。ロウリュウ、と呼ばれるものに近いのだろう。

 そのあとも、おじさんは一人一人に熱風を送る。そのたびにあおがれた人々は嬉しそうだ。私も、「ゼア・グート。アバー・ゼア・ハイス」(とても気持ちがいいですが、とても暑いです)と、定冠詞活用無茶苦茶ドイツ語で応じた。すると隣のおじさんがあおがれたときに「カルトカルト」(寒い寒い)などというものから、思わずその場は笑いに包まれた。

 私に向かって風を送るときに、両手を合わせてお辞儀をしてくれた。たぶんタイかどこかと間違えているのだろうが、悪意よりも親しみを感じたので、こちらも会釈した。腰かけるところが熱すぎて胡坐をかいていたので、仏像か何かと勘違いしたのかもしれない。

 その後、全身をほてらせながら野外にある二十五メートルほどのプールで体を冷やした。何往復か泳いでから、仰向けになって曇り空を眺めているうちに、これほどの幸せなはないだろうな、と感じられた。何のしがらみもなく、何の規制もなく、ただ存在するだけ。過度な欲望もなく、競うこともなく、誰から干渉されない時間だけそこにあった。

 それに、水着を身につけずに泳ぐと体を締め付けるものが何もなくて、全身を区別せずに流れていく水が本当に心を自由にしてくれる。それに、誰もお互いの裸をじろじろ見たり気にしたりしないのも、気持ちが良かった。あたたかな無関心というか、あるがままの姿を受け入れてもらっている感覚になるのだ。

 人間身体のどこに猥褻なところがあるのだろう、表現規制は何のためにあるのか、などと大げさな議論が頭の中に形を取ろうとしたが、そうしたもの普段日の当たらない陰部に太陽が差す気持ちよさに溶けてしまった。

 そうしたわけで、私は結局三時間以上もそこで過ごすことになった。】

 さて、三時間過ごしたので、そこではいろんな人を見ることができた。もちろん、凝視したわけではないけれど、それでも混浴に来るオーストリア人にはいくつかのパターンが認められた。

 その一、スポーツマンタイプものすごい筋肉量で、アスリートか何かのようだ。これだけ鍛えていれば、自分身体に恥ずかしいところなど、どこにもないと言わんばかりだ。ギリシアローマ彫刻そっくりであるスポーツマン同士で何やら楽しげに話していることが多い。

 その二、力士タイプ。非常にでっぷりとした肥満体系のおじさん。人からどう見られているかそんなに気にしていない印象。こちらも堂々と歩いており、楽しそうにしている。

 その三、老夫婦。なんというか日本混浴にもいそうな、のんびりした雰囲気ときどき湯船の中で抱き合ったり、ほっぺたにキスしたりしている。ちなみに、注意書きには「キス以上のことはしちゃダメ!」「十六歳未満の入場禁止!」と書かれている。

 その四、比較若いカップル、あるいは若い男女。よくわからないのだけれど、「みんなで渡れば怖くない」的な感じで一緒に来たのかもしれない。

 ちなみに日本人は私だけだった。それから一人だけアフリカ系の人がいた。それ以外はみんなヨーロッパ系。

 で、こうして振り返ってみると、比較若い人が多い。それでも、私はあまり気にならなかった。というのも、前も言った通りここは全裸が正装なのであり、それについてとやかく言うほうが変だ。確かに、きれいで魅力的な人もいたし、中には私の好みの人もいたのだが、雑踏ですれ違う以上の感慨はなかったし、わざわざ振り返ることもなかった。

 混浴について、猥褻だとか下品だとかい意見があるが、私はまったくそう思ない。そもそも、ここは風呂サウナであり、いい湯だな、以外の感想はない。たぶん、混浴について批判的な人は、マナーの悪い人と一緒になってしまったのか、そもそも風呂がそこまで好きではないか、なのではないか。人様のことだから勝手判断差し控えるが。

 というか、見えそうで見えない極小ビキニなんかよりも、素っ裸の方がよっぽど上品な気はする。潔いし。隠すから下品だとか猥褻だとか言われるんじゃなかろうか。みんな最初からすっぽんぽんだったら、誰も気にしないだろうし。隠せば隠すほど、そこに注意が向くし、逆説的にそこに注目してくれと言っているようなものな気がする。

 それと、全然関係ないけど、女性でも腋毛もじゃもじゃの人は多いのは面白い。話には聞いていたが、実際に目にするとやはり興味深い。陰部がどうなっているかはじろじろ見なかったからわからないけれど、向こうの人は剃っているとはよく聞く。ただ、そんなことも温泉気持ちいいのでどうでもよい。

 そういうわけで、私はオーストリア混浴を十分に楽しんできた。予想していた通り、とても気持ちが良かった。日本にも類似したサービスがあればいいのに、と思ったが、マナー一定の水準に保つことは難しいだろう。きっと、ナンパしたりじろじろ見たりする行為が横行するに違いない。一度絶えてしまった、混浴文化を再びメジャーにするのは、難しいだろう。

 プールサイドで裸のまま横になり、夢うつつのまま時間が過ぎていく経験は非常に贅沢だった。しかし、これは今の温泉文化とは、少し違うかもしれない。

 個人的には、自分がやりたいことをやったので、満足している部分はある。今後どうするかはわからない。恋人がいないときだったので、とりあえず全裸になってはみたのだが、もしも今後も恋人が見つからず、行きたい場所が思いつかなかったら、どこか別の国でヌーディストビーチに行くかもしれない。それか、趣向を変えて、全裸ハイキングか全裸マラソンかに挑戦するかもしれない。

 もっとも、この混浴体験ですっかり気が済んでしまい、数年後には興味すら持たなくなっている可能性もある。それはわからない。

 ただ、やりたいことをやってみて、それなりに面白かった。それで十分なのかもしれない。

 皆様の快適な全裸ライフの参考になれば幸いである。

 最後に、脱いではいけないところで脱ぐのは絶対にやめましょう。これだけは強調しておく。

最後に】

 本記事カクヨムにも掲載されている。私が投稿者本人であることは、カクヨムでは連載中であり、現時点でも未公開になっている部分が含まれていることが証拠になる。

【付記】

 ヌードバイクみたいな、ヌーディスト活動経験者の増田は、ほかにもいらっしゃるのだろうか。あるいは、ヌーディズムに関心がある、だけでも潜在的にはどれほどいるのだろう?

アクセス

 地下鉄U1の終点、Oberlaa駅

2019-08-26

190826私の名鉄ハイキングコースの選び方

1.土曜日日曜日以外、月曜日から金曜日に歩くコースを除く

(祝日曜日通り勤務のそれは大体トヨタカレンダー)

2.近いほうから希望バッジ+1(予備も入れる)+α

3.さわやかウォーキング等はそのあとに考える

2019-07-28

新社会人10万円で双眼鏡を買え

世の中には、社会人になったら一生ものとして1つは持っておけと言われる高価格帯のアイテムがいくつかある。高級腕時計、財布、バッグ、礼服、革靴、万年筆などが挙げられるだろうか。これらは一度購入すれば数十年も使用に耐えるものがあるし、ビジネスシーンで有利が取れたり、使えば使うほど味が出てくるなどとさえ言われることがある。しかし私は、ビジネスでは全く役に立たないであろう「高い双眼鏡」を1台買うことを強く勧めたい。それも10万円クラスの、持ち運びしやすコンパクトタイプだ。「双眼鏡なんて一生使うことない」「双眼鏡10万円もかけるとか頭おかしい」というのが一般的感覚だろうし、「一生もの10万円は安すぎる」「30万出してスワロツァイスの40mm買え」というのが双眼狂たちの言い分かもしれない。が、私に言わせれば、あらゆる場所毎日持ち運びできるコンパクト双眼鏡を持っていない人生はもう考えられない。

他の「一生もの」と比較してみると、高級腕時計や財布は確かに所有欲を満たしてくれ、どこに行っても胸を張って使えるファッション性がある。だが時刻の確認だけならスマートフォンスマートウォッチでもできる上に、そちらの方がはるかに高機能で、人生ちょっとかにしてくれるいろいろな体験ができる。財布は現金カード類を収納するという機能しか持っておらず、その機能自体人生を劇的に豊かにすることはない。

一度所持してもらえばわかるのだが、双眼鏡には、双眼鏡しかできない体験というのがあるし、大事に扱えば親子三代にわたって使えるとまで言われるほど頑丈な機器だ。パソコンスマートフォンなどの電子機器とは比較にならない寿命の長さであり、またこれらには決して代替ができない道具でもある。

なぜ新社会人なのか

では私がなぜ「新社会人」に双眼鏡を勧めるのか。学生時代よりは高い製品に手を出せるぐらいのお金があり、かつ若くて体力があって、ひとり旅や友人との旅行何の気なしに街を歩くこと、美術館博物館巡り、コンサートライブハイキング登山などのアウトドア活動といった、双眼鏡が最も活かせるシチュエーションである「外出」がしやすいからだ。「友達いないか旅行とか行かない」「仕事で疲れてて外に出る気がしない」「家でガチャ回してる方が楽しい」という声もあるだろう。逆に考えるんだ、「高い双眼鏡を買ったんだから、せっかくだし外に出てたくさん景色を見よう」と。そうして得られた体験は間違いなく一生の糧になる。家でアニメを見たりガチャで爆死したりするのもいいけれど、たまには外の空気を吸いに出かけてみよう。何も電車や車で何キロも離れたところに出かける必要はない。空を流れる雲や、電線に止まっている鳥、街中の高層ビル、遠くに見える山々、夜になれば月に、双眼鏡を向けてみよう。肉眼では特に何とも思わなかっただろうが、双眼鏡を通して見る世界がとんでもなく豊かなことに驚くはずだ。近所で使うだけでなく、連休旅行ハイキングで使えば旅が何倍も楽しくなるのは請け合いだ。もちろん、新社会人だけでなく、双眼鏡を1台も持たずになんとなく人生を過ごしてきた人たちにも強くオススメしたい。

双眼鏡なんか必要あるのか

「外に出て景色を見るだけなら、双眼鏡なんか使わなくてもいいじゃん」という反論もあるだろう。この点に関しては自分の目で確かめてもらうのが一番なのだが、一度見てもらえれば全てが理解できるはずなので述べておこう。いい双眼鏡で見る景色は、肉眼で見るよりもずっとずっと美しい。いい双眼鏡は、ガラスを通して見ていることを全く感じさせないほど見え方が自然で、なおかつ肉眼で見るよりも透明感があって色彩豊かに感じられ、普通に見ていたのでは気づかないディテールもはっきりとわかる。うまく写真画像表現できればいいのだが、自分の目の前に圧倒的な迫力で美しい景色が現れることの素晴らしさは、実際に味わってもらわないとなかなか伝わらないのが歯がゆいところだ。双眼鏡を一度も覗いたことがない人や、地方電気屋でよく売られている数千円程度の双眼鏡ほとんどは粗悪品レベルしかたことがない人は、ぜひ街中の大きな量販店で、3万円を超えるような双眼鏡を覗いてみて欲しい。それだけでも、きちんと作られた双眼鏡いかによく見えるかがわかるだろう。

お勧め機種

私は記事の冒頭で、「10万円クラスの持ち運びしやす双眼鏡を買え」と書いた。そしてつい先ほど、「3万円を超えるような双眼鏡を覗いてみろ」とも書いた。実を言うと、3万円クラス双眼鏡があれば十分にいい景色が見られるし、耐久性バッチリだと言うのが私の意見だ。しかし3万円クラスで、覗きやすく満足のいく見え味を手に入れようとすると、ある程度筐体が大きく重たい機種(具体的にいうと対物レンズ径30mm以上)から選ぶしかないのが現実なのである。人にもよるが、これぐらい大きな双眼鏡毎日持ち歩くのは厳しいという人が多いと思う。1万円クラスの小さい双眼鏡にもオススメできる機種はある(後述)のだが、どうしても携帯性・耐久性防水性・覗きやすさ・見え味のどれかを犠牲にせざるを得なくなってくるし、一生使える相棒とするには少し頼りないところがある。

毎日どこへでも持ち運べるほどコンパクトで、見え方が優れていて、耐久性も高い(防水付き)のものを手に入れようとするとどうしてもコストがかかってしまうのだが、ここでは「せっかく高い買い物をしたのだから毎日使おう」という心理がはたらいて、結果的人生が豊かになるような買い物をしてもらうため、あえて予算度外視し、記事執筆時点でコンパクト双眼鏡では世界最高峰と言える機種を紹介しようと思う。

それがCarl Zeissから出ている「Victory Pocket 8x25」だ。倍率8倍と10倍のモデルが出ているが、圧倒的に8倍をお勧めする。(低倍率をお勧めするのにはそれなりに理由があるのだが、長くなるので割愛

光学機器に詳しくない方にとっては聞きなれない会社名かもしれないが、カメラレンズ双眼鏡世界では超一流と言われているドイツメーカーであり、その品質折り紙つきだ。実売価格9万円超えと決して安くはない(むしろ超高い)が、その性能は「この1台を買えば全てがうまくいく」と(私に)言わしめるほどであるメガネのあるなしにかかわらず問題なく使え、独特の折りたたみ機構によって収納時にはとてもコンパクトになる。そして視界の広さ・見え方・解像感は30mm径の大きな双眼鏡匹敵するか、超えていると感じるほどだ。朝から夕方までの明るい時間帯であれば、どこにでも持っていけてあらゆるものをしっかり捉えてくれる最高の相棒になるだろう。

それ以上の細かいスペックについてはあえて語らない。Google検索すればいくらでもレビューが出てくるし、それらを見るよりも実際に自分で使ってみれば全てわかるはずだ。ただし、どんなに高級な双眼鏡であっても自分の目に合う・合わないという相性問題があるので、できれば実店舗で実物を触ってから購入することをお勧めする。また、意外と双眼鏡の正しい使い方というのは認知されていないので、知らない方はぜひ正しい使い方を調べてから店に行こう。使い方を知らないせいで「全然見えないじゃん」と勘違いし、双眼鏡を買わないで人生を終えてしまうのは本当にもったいない

それから、もし夜に夜景や星を見るために双眼鏡が欲しくなったという人は、残念ながらZeiss技術をもってしても厳しいので、コンパクトタイプ双眼鏡は諦めたほうがいい。6倍30mmや、8倍40mmクラスのもの別に買おう。そのクラス双眼鏡の選び方については、日の出光学という日本の小さなメーカーが自社のホームページでたいへん詳しく紹介してくれている。他のメーカーのもの検討している場合も含め、双眼鏡の購入前には目を通しておくといいだろう。https://bino.hinode-opt.jp/column/tsukaimichi.html]

また日の出光学製品は、比較低価格かつ性能は最高級品と遜色ないレベルなので、双眼鏡の魅力に取り憑かれた方が2台目以降に手に入れるのにとてもお勧めだ。私は観劇用の低倍率機として「A4」(5倍20mm)、手持ちでの星見用に「B+」(6倍30mm)を所有している。いずれも「Victory Pocket 8x25」よりはかさばってしまうのが難点だが、特定用途で使うサブ機として持つにはとても優れた製品だ。

いきなり双眼鏡10万円近く払うのは抵抗があるという人は、日の出光学の「A5」を1台目のメイン機として買うのも大いにありだろう。1万円台なので比較的気軽に買えるはずだし、5倍という低倍率に抑えているおかげで、安くコンパクトな割にとてもよく見える。また5倍という低い倍率はコンサートなどで使い勝手がよく、あとで「Victory Pocket 8x25」のような高倍率機を買い足しても決して無駄にならない。万が一気に入らなかったとしても、注文後1ヶ月は無条件で返品を受け付けているのでほとんどリスクなく購入できる。防水機能がついていないことと、非常に人気なのか頻繁に在庫切れになっているのが惜しいところだ。

いから買え

長くなってしまったが、とにかく、いい双眼鏡というもの人生をとても豊かにしてくれる。これから40年、50年と続く人生において、最高の双眼鏡は最高の相棒になってくれるはずだ。ぜひ、自分人生への投資だと思って、まずはCarl Zeissの「Victory Pocket 8x25」を手に入れてみてほしい。いい双眼鏡沼を!

2019-05-09

anond:20190509001546

俺は地方都市(県で二番目の市)のど真ん中だったけど神社の社寺林(丘というか裏山)でやってた。春はツクシフキワラビとか墓場からとってたわ。タケノコは別の場所に行ったが。

都内明治神宮かにカブトムシクワガタいるらしいけどさすがに採取禁止とかあるみたいなので、公園とかならOKらしい。人多すぎかどうかは不明

母方の実家県内田舎農家だったが、イノシシだか野犬だかが出るとかガイドなしでハイキング気分で山に入るとやばいとかさんざん脅されたので、マジ田舎より小さな自然田舎ごっこで十分と思った。

今にして覚えば、虫取りはともかく山菜とりとかあまりライバルいなかったが、母方じーばーちゃんとかーちゃん終戦期の食糧難をそこで迎えたから、採取ポイントとか必死で探して習慣になったんじゃないかと思う。都会化が進行した後の住人は採れること自体知らない、みたいな

anond:20190508230153

社交ダンスとかテニスとかハイキングとか

老齢の御婦人が多いけどウゲとかおもわず将を射んと欲すれば先ず馬を射よで

2019-03-25

新しいエンジニア楽園としてのシアトル

ここのところ新聞やらブログ記事やらで、日米ソフトウェアエンジニア待遇格差話題になっている。しかしこの手の話では、ほとんど アメリカベイエリア となってしまっているように思う。イチロー引退したことだし、シアトル在住のソフトウェアエンジニアとして、シアトルはとてもいいところだよという話をしたい。

なにはさておき、シアトル仕事が沢山ある。シアトルは、アマゾンマイクロソフト本社を構えていることで有名。このクラウドTop2がいる時点で、シアトルクラウド聖地であり、今後も関連産業が集積する。グーグルフェイスブックシアトルオフィスを持っていて、現在急ピッチで拡大&採用中。他にはアップルTwitter、Expediaなどのオフィスもある。実際、indeed.com で "Full-time Software Engineer" の求職が何件あるか調べてみると、シアトル=15000件、サンフランシスコ=11000件 でサンフランシスコよりも多い。

次に、給与水準は、サンフランシスコには及ばないものの、非常に高い。有名大企業ソフトウェアエンジニア場合年収2000万円程度はありふれている。ちなみに私は、三度の飯がプログラミングよりも好きな程度の凡人だが、株式ボーナス込で年収2500~3000万円はもらっている。勤務のルールの緩さはシリコンバレーと同じで、私は毎日10時頃に出勤して、夕方5時にはオフィスを出て家に向かっている。

そしてシアトル気候はとても過ごしやすい。特に夏のシアトルは素晴らしく、空は抜けるように青い。エアコンがなくてもギリで暮らせるくらい、夏でも涼しい。冬は小雨が多いのが難点だが、ほとんど雪はふらない。シアトル気候にはシリコンバレーのようなカラッとした明るさははないが、性格的にそれほど明るくない人間には、シアトルのほうが落ち着く。街から少し出ると、自然が豊かで、週末にはハイキング釣りキャンピングスキーが楽しめる。

じゃあ実際シアトルで働きたいと思った人はどうすればいいのか?それについてはまた今度...

以下に、ありがちなツッコミに対して、答えを書いておいた。

Q. 家賃がお高いんでしょ? A. シアトルの便利なエリアは、家賃が高いですが、せいぜい東京の便利なエリアと同程度です。シリコンバレーのような異常さはありません。通勤に一時間かけて良いなら、家賃は高くないです。

Q. 物価がお高いんでしょ? A. 物価は高いです。外食日本の二倍と考えるとわかりやすいです。工業製品や、スーパー食料品は、東京と同じか少し高い程度だと思います子育てに関しては、お金はかかります

Q. 税金がお高いんでしょ? A. 税金は安いです。シアトルでは州所得税が0です。例えば、年収3000万円の手取りは、シアトルでは約2200万円ですが、日本では約1700万円です。

Q. アメリカは飯がまずい A. シアトルで食べられる和食は残念ながら、すごく高いかイマイチかのどちらかです。しかし、中華料理インド料理をはじめとした様々な国の美味しい料理が食べられるという意味では、飯はうまいです。慣れ親しんだ味へのこだわりが強い人は、満足できないかもしれません。個人的には、美味しい和食日本旅行に行ったときに堪能すれば十分だと思っています

Q. アメリカ医療不安 A. シアトルに限った話ではないですが、ちゃんとした企業医療保険に入っている限り、非常に大きな額を医療費として請求されることはありません。

2019-03-13

anond:20190313151129

参考になります!

奥入瀬渓谷とか白神山地ですね。

ハイキング……良いですねぇ。海はダメなので。

画像検索しましたが、凄く綺麗ですね!新婚旅行とは別だとしても行ってみたいです!

anond:20190313141835

あ、夏の東北は、自分が行ったのは奥入瀬渓谷とか白神山地とかです。森の中をハイキングする感じです。新幹線盛岡くらいまでいってそっからバスツアーみたいな感じで行きました!あんまり高くなかったよ!たっぷり山歩きとかなんで、高齢な方も多かったです。たしか自分は当時学生だったので、いっしょのツアーのおばちゃんたちにチヤホヤされたのを覚えてますw

秋でもよければ、”十和田湖 紅葉”とか”蔦沼(つたぬま) 紅葉”とかで画像検索してみてください!ものすごい景色が見られますよ!(行ってみたい)

2019-01-30

anond:20190129165550

大島行きを検討してるみたいだからチェック済みかもしれんけど、三宅御蔵、八丈航路はどう?

特等室だとちょっと高いけど、施設ホテル並みだから、海が荒れない&船に弱くないなら、快適でおすすめかと。

個人的には、特一等や特二等のベッドがリーズナブルだと思うけど、特二等は団体室にカーテン仕切りの個室ベッドなのでダメな人はダメかも。

一等以上だとほとんど人が居ないので貸切状態にすることもでき、鍵もかかるので入船してからの部屋変更するのもあり。

三宅はなーんもないけど、鳥好きなら鳥の密度が他の伊豆諸島に比べて高いので鳥見ながらハイキングみたいな感じかしら。

御蔵は、春~秋のシーズン内なら朝一でイルカと泳ぐ(遊んでもらう)のはどう? 体験した人の話によると随分癒されるらしく、リピート率高いみたい。

八丈は他の島に比べて宿の選択肢が色々あるのと、温泉が多いのがいいよね。個人的には裏見ヶ滝とかみはらしとかが好きだなぁ。

三宅と八丈は空路比較的安定してるので、空路で帰りやすいのもいいよね。

御蔵は桟橋がダメで、船の就航率が低く、空路ヘリしかないのが一番の難点。

船で行こうとすると「条件付」にすぐなっちゃって、チャレンジになるの多いのが辛い。

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