はてなキーワード: チャリティーとは
ミニオンズランはもともと3キロのランニングを売りにしていたイベントだったんだけれども、
それを目当てでわたしも申し込んだんだけれども、
土日の開催の様子では
・1度に2000人程度の参加者がランに出るため、走る余地なし
という感じということをしり、日曜は悪天候+朝9時頃にランニングだけ開催中止(ライブは開催)のお知らせがきたため、別の場所へ行った。
けれども返金はなしという対応に、苦情が殺到したのかはしらないけれど、12時前になって、3時から開催すると再度通知がくる。
その頃には別の場所にいたし、3時から開催されたところでもはやランニングイベントではないので、参加を取りやめ、返金手続きのお願いメールを送った。
そのメールにはテンプレ文章が返信されてきただけで、個別対応されなかったため、先ほど運営本元である「バラエティ・ジャパン」のサイトに記載されている番号に電話した。
すると「はい、ミニオンズラン運営委員会です」と電話に出た。なんで?
担当者「悪天候でして……旗やらバルーンやら設置していまして、それが暴風で危険な状態と判断できたため」
私(話通じてねぇ…)
私「そうじゃなくて、ミニオンズランというランニングイベントに参加するつもりだったのに、実質ランニングイベントではなく、ただのライブ・イベントになっているので返金を要求しているのですが」
私「ランとランニングって同じですよね?」
担当者「走ったり歩いてもいいということになっていますので。タイムキーパーがないのはご存知でしたか?」
私「知ってますし、そんなことはどうでもいいんです。こちらは企画名通りミニオンズの衣装を着て行うランのために参加費を支払ったんです。1キロ歩いてライブに参加することなんて、申し込んだ去年の秋の時点で想定していませんでした。詐欺だと思います。」
担当者、終始、天候の話を再び持ちだしたりと、らちあかず。
私「返金の要求には応じないということですか」
担当者「そうです」
私「……せめて参加費の打ち合わけ教えていただいてもいいですか」
担当者「すぐには答えられません」
担当者「ネット上にあげるなら、上司に確認しますのでお待ち下さい」
担当者「チャリティーイベントということを踏まえてのお支払いです」
私「ひとまず参加費の内訳はメールで送ってください」
こういう感じに、17時頃、どのような指示を上司から得たのかメールで連絡くる。
それにしても、ミニオンズランって、ファンランを名乗ってるくせに、ランニングイベントではないらしい!
ファンランの定義:アマチュアマラソン(競争ではなく素人の楽しみやチャリティー目的で走るマラソン)
のはずなんだけれども。
ちなみにユニバーサルスタジオのロゴが最初、協賛としてあったんだけれども、いつの間にか消えてた。
ユニバに問い合わせたツイッター民いわく、一切関係ないとのことらしい。
17時15分 参加費内訳の公開に関する返信
上司に確認させていただきましたが、ご返答についてはやはり今しばらくお時間いただきますようお願いいたします。
進捗がございましたらご案内させていただきます。
→この返信で、ユニバとの関係はどうなっているのかについて加えて質問しましたが返答はまだありません。
※ライブの様子のレポを見る限りでは、ほとんどミニオンズと関係ない内容だった模様。
これは本当にミニオンズファンのためのイベントなのか?お祭り騒ぎできるならなんでもいい人や、アーティストのファンが楽しめたんじゃ
返信
ファンランってことをお忘れなく。
ツイッターで顕名で議論を試みたが誰も食いついて来ないのでこちらに書く。
俺は、握手とおっぱいの間に、越えてはいけない壁を感じるけどね。それは、割と、日本の社会通念に合致していると信じている。もっとも、アイドルグループの握手会もどちらかといえば嫌悪感を感じるし、自分は参加しないと思う。あと、噂される枕営業が本当なら許容しない。多分、本当にあるんだろうが。
寄付者は誰なのか
おっぱい募金の寄付者をおっぱいを触らせた女性と見る意見には違和感を覚える。そういう意見の人は、ビル・ゲイツが氷水をかぶった後に集まった募金はゲイツが寄付者だと見るのだろうか。それとも、Oh cool !と言ったかどうかは知らないが、それを見て実際に出資した人間と見ているのだろうか。桑田佳祐が無償でライブコンサートして、コンサート収益が寄付された場合はどうだろうか。俺は、いずれの場合も、寄付者は、実際にお金を出した人間だと思うぞ。
収益を得ているのは誰なのか
本件では、当事者は、出演者(女性)、主催者(スカパーのチャンネル運営者?)、出捐者(金を投じておっぱいを触った人)がいて、これら三者の関係は日テレの24時間テレビと近いのではないかと考えている。主催者はチャンネル加入者と広告主から対価を得ていて、利益を得ているんだよね。24時間テレビの日テレが広告収入を普通に得ているのと一緒。次に、出演者が出演料を得ていると、24時間と大分似てくるんだけど、ここは俺の持っている情報では不明。そして、出捐者は、性的なサービスの対価を払ってるんだよね?24時間テレビの場合、マラソンを見たりして、感動して募金するわけだが。
主催者が営利でやっているのに、性的なサービスを提供する女性が無償、っていう枠組みは、チャリティーじゃないって批判される24時間テレビよりもさらにチャリティー性が希薄ではないだろうか。(追記 女性たちは大した対価を貰ってないか、無償な気がするので)想像するに、専門チャンネルで自分の専門(AV女優さん)を宣伝できるんだから無償でもペイする、という考え方のようにも思うのだが、星の数ほど出版されるAVの中で、少しでも目立たないと報酬を得られない女優さんたちの立場の弱さにつけ込んだ性的な収奪のようにも思える。実質、テレビ局に対する枕営業、というか。
壱河ふぇーすさんは最高でも性欲丸出しの目つきで眺め回した記憶を頼りにスケッチしたり、車の中からクラクション鳴らして振り向かせてみたりしただけですけど。
仮に壱河ふぇーすさんが少女たちに実際に手を出してたら「と、とうとうガマンできずに・・・おにゃのこに抱きついちゃいました^^;」みたいなツイートしてしまってると思うんですよね。観察した限りではそういう人なので。けどしていないので。本当に見たり振り向かせたりさせているだけなのだと思います。
山本夜羽音さんはそんな次元じゃなく、自分の仲間(反ヘイトスピーチ活動団体のスタッフ)(おそらくは女性なのだと思いますが)に「身体に抱きつきキスを迫るなど」したっていう、本当に直接的な行為に及んだわけですよね。
キン骨マンとかナチグロンがじゃれあってるところにいきなり悪魔将軍が現れたような、桁外れの超ド級パワーを感じますね。
それでも、左翼からは「まあ、人間いろいろあるからね。彼に関しては一旦保留で」みたいな扱いを、現状、受けているわけです。
一期一会。辛い別れもあれば、刺激的な出会いもある。描くことに集中するのも手ではあるが、人とかかわる、繋がることを諦めちゃなんないな、と思う。— 山本夜羽音@「メガ秘書」9.28新作発売 (@johanne_DOXA) 2015, 11月 8
で、まだ、どうしてもあきらめきれない、的なメッセージも、ご本人の口からは出ているわけです。
山本夜羽音さんのこれまでの行状を賞賛していた人たちからは、一刻も早く現在の評価をお尋ねしたいと思うのですが、いかがでしょうか。
他にも、エロマンガ家が性欲を制御できずレイプしかけたとか(実際にしたのかもしれませんが)、すくなくとも『日の丸凱旋少女』や『テコンダー朴』がとらのあなの店頭に詰まれていたとか、そんなことよりもよっぽどオタクにとってのイメージダウンだと思うのですよ。
イメージダウンというよりは、オタクの本性がいよいよ露呈したと言ったほうが、正しいと思いますが。
山本夜羽音さんは東日本大震災で被災した児童におもちゃや漫画を届けるチャリティー活動をされていたそうですけど。日本版ピエロのゲーシーと呼んでさしあげても差し支えないと思います。
海神区は発展を遂げた。もちろん、住民は増えない。こんな場所に住んでも幼稚園も小学校もないし病院もないし、その辺は東京都にくっついているわけで、隣接する江戸川区におんぶにだっこである。江戸川区には屋内型温水プールもあるのだ。高校生以上は210円で入れるよ。しかしそうではなく、複合ビルに住所を移す企業が増えたのである。一流企業こそ動かなかったが、中堅規模の企業や、新興ベンチャーのいくつかがN氏の交渉力もあって地所を移してくれたのだ。
第二の転機は、そうして移転した企業のひとつに、総合メディア商社トラメイトが含まれていたことからはじまった。
このころ海神区は寄付の半額をお米券などでお返事していたのだが、当然ながらこんな埋立地でお米などとれるわけではないのである。お米券は全国共用のお米が買えるチケットだが、これは海神区が区の予算で購入していたのだ。
しかし、移転してきた企業からは様々な提案があった。おかえしは海神区の特産であるところの私の企業の製品で送り返しませんか? というものである。
あたりまえだ。彼らはそういう接触を求めて本社の位置を変更したのだから。
N氏もこれに答えて「お返しが選べる海神区のふるさと納税」システムを構築。Amazonの欲しいものリストのように選べるお土産は海神区の新しい顔になっていた。
いわく
「大規模なものです」
効果は一瞬で現れた。
ふるさと納税は、納税ではなくなった。いやまあ、言葉は納税だが最初から寄付だったのだ。しかし寄付ではなく節税として使われてきた歴史があった。それが地元グルメの通販に姿を変え、再び節税となり、おもしろお土産自慢になり、いま、まさに欲望の宝くじとなった。
ふるさと納税をすると海神コインがもらえるのだ! 500海神コインで一回の抽選が茶ができます。SSRがでるとコンサートに行けるよ!
しかもN氏の狡いところは、税収の大部分をチャリティーとか何とか言って国連へ寄付してしまっているのだ。そんなところで金をがめつく絞らないでも、イベントの実行委員会の本部は複合ビルの中にある事務所なのである。使用料や企業からの税収で、海神区の財政は健全なのである。ああ、いや、こんなに利益が出るのは自治体としては不健全かな?
このシステムの素晴らしさは、ありとあらゆるジャンルに応用が利くということだった。チャリティーという武器を振りかざし、海神区は芸能ジャンルへも踏み込んでいった。
海神区には小学校も中学校も高校もないのだが、深夜アニメの舞台となった海神区には小学校も中学校も高校もあるのだった(ただし名前は全部「学園」になっていて学校ではない謎の教育施設っぽかった)。
いつの間にか複合ビルにはFM局「うみがみラヂオ」まで開設され、しかもこれは江戸川区や葛飾区だけではなくインターネット経由で全国に視聴者がいるのだった。
海神区発信のイベントは一年間4クール12か月52週の週末を埋め尽くした。若者やオタクばかりではない。
30000海神コインでは千葉県とコラボした梨狩りに参加できたりして50歳以上の有閑なみなさまに健康とレジャーと出会いの機会を提供していたのだ。
海神区はクールジャパンの代名詞として世界にとどろき、納税という行政参加はついに娯楽と、そして何よりライフスタイルと一体化した。人々は自らが自らの収入の一部を預けるという行為がダイレクトに地方自治体の挙動に影響を与えているという実感をかみしめた。
それは、アイドルのコンサートに参加して空気を共有する、自分たちがこのアイドルを育てている、その実感にお金を払っているファンが得ていた高揚とまさしく同じものだった。
音楽で留学したのをきっかけに海外に移住した。身バレしたくないので詳細は省略させていただくが、何とか生計を立てながら音楽活動を続けて何年かになる。いつまで経っても完璧ということはないが、それなりに満足のいく演奏もできるようになり、人前で演奏してお金をいただけるようになってきた。
東日本大震災の後、用事で日本に帰っている時にたまたま東北でボランティア演奏する機会があった。
自分が演奏するジャンルは、必ずしも万人受けするものではないが、日本の伝統的な曲を選んで、心をこめて演奏させていだたいた。しかし演奏する時は緊張したし、少し怖かった。
「海外から来たと言って演奏すれば被災者が喜ぶと思ってるのか?」
「そこに残るわけでもない旅芸人ごときに前向きに頑張れと言って演奏されてもねえ」
「震災にかこつけて演奏するのは『役に立った気になりたい』という自己満足なのでは?」
そんなふうに思われるのではないかと思った。それに他にも有名なミュージシャン達が多くのボランティア演奏を行っている。被災地以外で支援金を募るためだったり、東北の現地で被災者に対して演奏をするためだったり、東北の未来を担う若者達と一緒に合同演奏をしたり。そんな人達がすでにいるのに、今更自分のような無名のミュージシャンが東北に出向いて演奏しますと行っても喜んでもらえるものなのか?
しかし実際に演奏してみたところ、意外にも大変温かく受け入れてもらえた。中には演奏を聞いて涙を流していた方もいた。ボランティアの人たちとも話をして、「あまり難しく考えなくていいのではないですか」と言われた。海外からわざわざ来て東北で演奏してくれる人がいるならうれしいものですよ、と。そして被災地で暮らす人たちやボランティアの人たちの色々な苦労を耐え忍びながら長い復興に向けて一日一日を生きていく強さに触れて感動し、私自身が元気をいただいてしまった。
ネットニュースやSNSで流れてくる記事を見ていると、心の疲れが出てきている人たちが増えてきていると言う。終わりの見えない仮設住宅での暮らし、被災者に対する差別や風評被害、行政や東電に対する不満、補助金や補償金での不公平な扱い、等々。特に被災者同士が妬みあったりするのは痛ましいことだ。多くの人は不平を口に出すこともなく、黙って耐えているのだろうが、それも限界に近づいてきているのだろう。
何か自分にできることはないのか、とずっと思ってきた。
たかがミュージシャンだ。できることは限られている。CDを作って販売したお金を寄付する。チャリティーコンサートを開催する。他のミュージシャン友達がやっているように、そういうこともできるだろう。実際自分もそういう活動も少ししている。しかし、実際にまた東北に行って演奏したいという気持ちが私は一番強い。東北に行って演奏することで、何か力になれないだろうか?
もちろん、旅費が一番の問題だ。旅費を稼ぐためにチャリティーコンサートをやったり、CDを売ったりしなければならないのはもちろん、旅費の半分以上は音楽以外の仕事で稼がなければならないだろう。しかしそれだけのお金をかけて、自分のような無名のミュージシャンがわざわざ日本に行って演奏することに意味があるのか。そのお金をそのまま寄付したほうが良いのではないか。
日本に住む親しい音楽仲間にチャットで相談すると、彼女の正直な反応が返ってきた。
「うちらはただのミュージシャンだからできることは限られてるし、何かを解決できないことも多いんじゃないかな。残念だけど。音楽なんて非常時には役に立たないんだし。本っ当に辛い思いしている人に、音楽で元気出して、癒されてって言える?まあでも⚪︎⚪︎(自分の名前)が自腹切って日本に来ようとしてるなら、やればいいんじゃないの?誰に迷惑かけるわけでもないんだし、たぶん聞いてくれる人もいるよ。あ、でもこう言うと、それって自分のためにやってるって感じだけど。。」
確かにそうなのかもしれない。何十万円もかけて日本に演奏しに行って人に聞いてもらうことに、その何十万円を直接寄付すること以上の意味、価値があるのか(自己満足以外に)?
でも心の隅では、必ずしもお金だけじゃないはずだ、と思っている。それに何十万円と言っても、被災地全体が必要なお金に比べればごく僅かなもの。その少しのお金(自分にとっては大金だが)を、東北で出会う人たちと少しの時間を一緒に音楽を楽しんで過ごすために使うことにも意味があるのではないか。
箔つけるとか、そういうことじゃない。この感覚を理解できないってことは、あなたはセレブ側の人間なんだと思うよ、おめでとう。ただこれだけ反論をあびていて、「いやな気持になる」人がいることに対して批判的な見方をするのはちょっと嫌だなあとは思うけれど。あなたは、氷水をかぶったんでしょう?もしくはアイスバケツを見て寄付した?だったら、それに胸をはればいい。このチャリティーにもやもやしている人間を否定なんかしないで、胸をはればいい。私はそういう人まで批判しようとは思わない。私は嫌な思いをした人がいっぱいる、その時点でやはりチャリティーとしてはいかがなものかと思う。歴史的には「お金持ちの遊び」的な意図がなかったにせよ。(というか、箔がつこうがつかまいが、氷水をかぶるってだいぶダサイって話なんだけどね)
なんとなく日本では賛否両論あるってことと、寄付は確かに集まっていてちゃんと効果はあがってるっていうことだけ知ってる。
どんなに金が集まるにしても、チャリティーだというのならば「あっち側」と「こっち側」みたいな境界線をひくようなまねしちゃだめなんじゃねーかな
だってセレブとか有名人しかできないじゃん、あれ。ビンボー人とか、パンピーは見てるだけ。いいね押すのが関の山。
「結局金持ちが遊んでるのが気に食わねえんでしょ」みたいな指摘してるブログ記事読んだけど
まあ確かにひがみみたいなのもあるかもしれんが、それだけじゃなくってさ
弱者っていうのは、マイノリティーっていうのは、常に自分は「フツウじゃなくなるんだ」ってことにおびえてるわけじゃん
まあ病気だからさ、弱者とかマイノリティーだとか言うのは違うのかもしんないけど
病気、そのものもつらいけど、わかってくれない世間とか、そういうものとも戦ってるんじゃないかと思うのね
そういう人を助けるチャリティーで、こう、線引きされる恐怖みたいなのがあるキャンペーンって、どうなの、っていうか
AIDSチャリティーのおっぱい募金とかも当然眉をひそめてたんだよね?
難病のチャリティーなのにチャラチャラしおってとか、心がこもってないとかうんぬん
もしおっぱい募金はOKで氷バケツがなんか嫌だなという人がいたとすれば
やっぱり輪に入れないからなんだろうなと思うよ
氷バケツは有名人たちの社交界での流行で、有名人がいかにリアジューなのかを見せつけられる形式だ
有名人は有名人と友人であり、友人や家族がたくさんいて、おしゃれな家具があって、広い庭があって……
2013年の暮れ頃から?アメリカで始まった「ALSアイスバケツチャレンジ」がついに日本にまで押し寄せて、ご覧の通り大流行になっている。
Ice Bucket Challenge - The ALS Association http://www.alsa.org/fight-als/ice-bucket-challenge.html
アイス・バケツ・チャレンジ http://ja.wikipedia.org/wiki/アイス・バケツ・チャレンジ
マー君も氷水かぶるチャリティー参加 次に「ももクロ全員」ら指名 http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/08/21/kiji/K20140821008788720.html
「氷水チャレンジ」大流行に冷ややかな声 「意味がわからん」「強制性が嫌な感じ」… http://www.j-cast.com/2014/08/21213686.html
氷水をかぶるALS支援運動にモヤモヤしている人が少しスッキリするための図 http://topisyu.hatenablog.com/entry/icebucketchallenge
ネットの記事を見ていると、有名企業家やスポーツ選手、タレントなんかが次々と参加して大盛り上がりな一方で、批判的な意見も結構目立っている。「売名だ」「氷水をかぶる意味が分からない」「強制的にやらせるのがおかしい」「悪ふざけしているだけでALSの理解は深まらない」というのが主なものだろうか。「飽きちゃった」というのもある。それに対しては、↑の4つ目のブログでも書かれているようにかなりの額の寄付金が集まったようで、「どんな形でも寄付金が集まったのはいいことだ」という反論がなされている。
ひとまず、仕掛けたALS Associationとしては大成功ということになるだろう。ALS、日本語で筋萎縮性側索硬化症のことを単に「体が動かなくなる病気」くらいにしか思っていない人も多いかもしれないが、少なくとも今回のキャンペーンで知名度が上がったことは確かだろう。
有名人の患者では↑のブログに挙げられたホーキング博士、日本人では徳州会病院の理事長の徳田虎雄氏が有名だろうか。簡単に説明すると、ALSは神経領域の疾患で、有病率は10人弱/10万人。患者の約90%は孤発性で残りは常染色体優性遺伝が指摘されている。症状は、まず指先を使う作業がしにくくなり、躓いたり物の重さを感じることが多くなってきて、発症から1〜2年で筋肉も落ちて腕や脚も使いづらくなり、さらに2年程度で嚥下障害、構音障害(うまく離せない)が出てくる。発症から3〜5年で呼吸筋も動かなくなり、人工呼吸器なしで生きられなくなる。根治療法は今のところ存在せず、進行を遅らせる薬物がある程度で他はリハビリくらいしか手立てがない。人工呼吸器を付けずに死を選ぶ患者さんも多い。先に述べた徳田虎雄氏は、眼の筋肉を使ってだろうか、文字盤を使ってコミュニケーションをとりながら業務を遂行しているという。(Wikipedia「徳田虎雄」)
このような難病はもちろん研究に金がかかるわけで、ALS Association も日本ALS協会も寄付金集めに必死になっている。そこで今回の「アイス・バケツ・チャレンジ」を仕掛けて今のところ大成功を収めつつあるわけだが、ネットで言われているような批判もあるし、どうも周りを見てもすっきりしていない人が多いようだ。もやもやと思ったこと、この運動の問題点を挙げてみたいと思う。
まず断っておきたい。この記事は「アイス・バケツ・チャレンジ」に参加して氷水をかぶったり、少なくない額を寄付に回したりした個々人の善意を非難する意図は全くない。その寄付金は、ALS Association に寄付されようと日本ALS協会に寄付されようと、ALSの患者やALS研究に携わる医療者に役立てられるはずである。その勇気ある善意と善行に感謝の意を示しておきたい。ありがとうございます。
それを差し置いても、今回のキャンペーンにはシステムの上でも、関わった人の心情面でも、そして今後の募金活動に関わる点でも、問題があるように思えてならない。それを述べてみたい。
・チェーンメール性を帯びていること
インターネット上からこの運動を眺める人の持つ最大の違和感はこれではないだろうか? チェーンメールが(特にインターネット利用者の間で)忌み嫌われてきた歴史を考えると、「指名されたら氷水をかぶって3人を指名」という増殖のさせ方が、ネット民に歓迎されることは考えづらい。寄付や氷水といった内容に関係なく、このチェーンメール性だけで違和感を持つ人も少なくないのではないか。
「頭から氷水」は「飽きちゃったので」 「100ドル寄附」を選んだサイバーエージェント藤田社長 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1408/20/news117.html
サイバーエージェントの社長は上記のように「指名」をせずに寄附を選んでいるが、インターネットに関わる人間としてチェーンメールのようなものに荷担するのに抵抗があったのではないか、と個人的に感じている。
もとから募金活動や寄付活動に積極的に関わってきた人からすれば、この点は面白くないのではないか。指名された瞬間、その人は「寄附する」か「氷水をかぶった動画を公開する」ことを求められる。いくら強制的でないとはいえ、前の人に動画で指名された以上、何もアクションを起こさなければ「寄附をしない冷酷な人間」か「ギャグに乗れないツマラナイ人」というレッテルが貼られるかもしれない。そうした不安を感じない人はいないだろう。つまるところどちらかの選択肢に決めるしかないのだが、そこに「善意からの寄附」という自由意志ではないものが紛れ込んでしまうことは確かである。
また寄附というのは、特に日本では、パブリックに行うものではないという風潮があった。赤い羽根共同募金をはじめとした募金活動に、こっそりとお金を投じた経験を持つ人も少なくないだろうし、Wikipediaのジミー・ウェールズの熱意に押されて無名で1000円を払った人もいるだろう。これもあくまで心理的な問題だが、「寄附をして善行を積んでいます/運動の手助けとして氷水をかぶります」ということを自分から公開することに、そしてそういった人に抵抗を感じているのではないか。
最も大きな問題として考えられているのは、この「公開善行」キャンペーンは、関係者の善意を枯渇させるのではないか、ということである。氷水動画を公開して、少なくない金額を寄附に回せば「善行を積んだ」という気持ちは満たされるし、「善行を積んだ人間」という表示をすることができる。今回の運動で、世界中に「氷水をかぶって多額の寄附をした善人」が大量発生した。それはいいのだが、そう言う人は、そして「少しばかり強制性を感じながらも運動に乗って寄附をした」人は、次に善意からの寄附を求められた時、同じように寄附をするだろうか?私は、個人的には、しないのではないかと思う。「この前寄附したから」でもいいし、「強制的にやらされて不愉快だったから」でもいい、理由はどうあれ、今回の「公開寄附」に参加した人は、これまでのような匿名の募金には参加する見込みが下がるのではないか、と思うのである。↑のブログ記事で赤い羽根共同募金の募金額について触れられているが、今年度、これ以降の他の募金活動がどのような実績を出すか、かなり気になっている。もし今回の運動の結果、日本全体でのその他の活動も合わせた寄付金の額が変わらなかったら、そしてもしくは下がりでもしたら、今回の運動は成功だったと言えるだろうか。少なくともALS Association 関係者にとってはそうだろう。しかし、もし「善意の総量はかわらず、使いすぎれば枯渇する」のが正しいとすれば、今回の運動は限りあるパイの配分を変えただけで、無意味である。
http://steel1986.blog.fc2.com/blog-entry-1017.html
感想は「何様だこいつ?」
勘違いな盛り上がり方がどうであれ、
発起人や本当に支援したくて参加している人たちに対して失礼じゃね?
「自分はこんなに大変なのに楽しみやがってムカつく」
確かにコイツの置かれている状況はかわいそうだと思うが、
そこまで考えているかは知らんけど。
http://anond.hatelabo.jp/20140527131920
「嬉しいけど置く場所がね・・」とさり気なく伝えてみる。それでも買ってくるなら
お母さんには「ありがとう」と伝えて服はそのままチャリティーにだそう。
奥さんが処分すると誤解を生むかもしれないから増田が処分しよう。
1年に一回くらいまとめて持っていけばOK。
あちこちに自治体やボランティア団体による回収サービスがあるよ。
回収された服は途上国のワクチンになったりチャリティーオークションにかけられる。
捨てられらないアナタへ!洋服のリサイクル&リユース情報2014|All About(オールアバウト)
捨てられない人必見!H&Mやユニクロ、丸井の古着回収サービスを利用しよう! - NAVER まとめ
正確には俺がある程度経歴を知っている人の中には叩いている人はいない。
逆に言えば、そこから虚構新聞を叩いている人の人物像が絞られてくる。
1.低学歴
勉強会や交流会を主催していたり、参加したりする人が叩いているのは全く見ない。
サンプル数は1000超えてるのに、ゼロなのだからかなり統計として説得力がある結果だと思う。
虚構叩きしている人は低学歴、あるいは無名大学出身ということだ。
理由は同上。
社名を公開している人がそういう問題に口を出しにくいというのは分かるが、
普段は様々な問題に首を突っ込む人もこの問題には関心を示さないようだ。
全員が無職というわけでもないだろうが、傾向としてはそうなのだろう。
俺自身やや右翼的な思想を持っているので付き合いは自然そういう人に偏るが、
彼らが叩いているのを見たことがない。
ということは、逆に叩いているのは左翼的な思考を持っているということになる。
まとめると、虚構新聞叩きをしているのは高卒でニートやってる左翼となる。
705 ソーゾー君 [] 2012/02/11(土) 13:29:59 ID:1Jua6ZI2O Be:
24時間テレビの出演者達も寄付はしてると思うが百万貰って十万寄付だから話にならん…
一般人の寄付は基本マイナスだろ?寄付行為はマイナス行為にしかならない…
宗教団体が良い例だな…聖書読んで屁理屈言って金をむしり取る寄生虫。
ユニセフが広告料を出した番組に出て偽善行為をして金貰っていきてるんだから
ガリガリに痩せこけたガキが大量にいる国に徹子を送り込み
一番腹立つのがその番組を見て徹子を誉め讃え涙する糞ババア共だ…
「明日は我が身だぞ?状況解ってるのか?」と言いたくなるぜ?
916 ソーゾー君 [] 2013/09/04(水) 21:11:50 ID:fEBeKBCA Be:
その動画を見るともう一つ解るよな?
「戻って初めて復興だぞ?福島原発爆散以前の状態に戻って初めて復興なんだぞ?」
復興もしてねーのに電力会社=行政府=カルト主催のチャリティーやりまくって
「復興」アピールしてたけど戻ってねーだろ?
戻る=復興出来るわけねーだろ?
福島が本当に復興したならチェルノブイリは跡地になり幼稚園か建ってるぜ?
「現実を見ろ・・何処見てんだお前らは・・」
雑談 2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1360877904/l50
偽善だのカネの無駄遣いだのとドヤ顔するならお前が「みんなが見てくれて、しかも抗議を受けないチャリティー番組」を日テレの代わりに作ってくれよ、って話なんだが。
「チャリティーなんだから視聴率無視してOK」ってへ理屈は通らない。視聴者が誰もいないTV番組つくって「募金お願いします!」って言ったってそれはただの自己満足、オナニーの類にしかならないから。
社会福祉という難しくて地道なテーマを福祉に全く興味のない一般の人にも見てもらうためには王道的な「お涙ちょうだい」な番組構成がベストに決まってる。
それに、福祉の対象となる社会的少数派の問題の扱いは難しく、少しでも枠を外れた表現をすると「偏見」だの「差別」といった非難を受けかねない。冒険できないジャンルなんだよ。社会的マイノリティーの話は。
「協賛企業やTV局が直接カネ募金すればいい」って意見もよく聞くが、社会的マイノリティーに対する偏見や差別をなくすよう社会問題に興味のない一般視聴者に啓蒙するには24時間テレビのような大型チャリティー番組が一番だと思うが?
「チャリティ番組制作する金が募金額より多いならチャリティ番組いらなくない?」などとドヤ顔してる人は差別問題に関して興味も関心もなく、自分が偏見や差別される側に回って初めて「差別や偏見はだめです!!」と大騒ぎするのだろう。それでは全く手遅れなんだが。
つまりさ、こういうことだよ。
小学生でもわかるレベルの”合理性”をカシコイ自分だけが気付けたとはしゃいじゃってまあ。
上記引用は「夏の甲子園」非難に対する反論だが、24時間テレビの場合「番組ヤメロ」以外にろくな改革案が見られないあたり、馬鹿さ具合はより深刻だと俺は思う。
705 ソーゾー君 [] 2012/02/11(土) 13:29:59 ID:1Jua6ZI2O Be:
24時テレビの出演者達も寄付はしてると思うが百万貰って十万寄付だから話にならん…
一般人の寄付は基本マイナスだろ?寄付行為はマイナス行為にしかならない…
宗教団体が良い例だな…聖書読んで屁理屈言って金をむしり取る寄生虫。
ユニセフが広告料を出した番組に出て偽善行為をして金貰っていきてるんだから
ガリガリに痩せこけたガキが大量にいる国に徹子を送り込み
一番腹立つのがその番組を見て徹子を誉め讃え涙する糞ババア共だ…
「明日は我が身だぞ?状況解ってるのか?」と言いたくなるぜ?
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1353851390/l50
テレビを見なくなって久しい。今ではいつどんな番組をやっているのかさえよく知らない。だから今年の24時間テレビがもう終わってたことも知らなかった。2ちゃんねるのまとめブログで「出演者にギャラはらってチャリティーって言いながらクズばっか」みたいなエントリーがアップされるのを見て、あぁこんな季節にやってたっけなと思い出したくらいだ。昔は僕自身も「へっ偽善者番組がっ!!」などと思っていたがテレビを見なくなってテレビ文化から離れてしまった今となってはそんな怒りはわかなくなった。距離を置いたことで冷静に見られるようになったのかもしれない。
さて、出演者のギャラについてだが結論から言えばこれは悪いことだとは僕は思わない。むしろタレントへのギャラがよくないという意見に若干の違和感を感じる。
番組制作の枠組みとか流れを考えてみよう。ネットで見た意見の中には「募金をタレントのギャラに使ってる」などというのもあったがこういったのは誤解であると思われるし。まず24時間テレビに限ったことではなく日本のテレビというのは広告主(スポンサー)、放送局、視聴者という三つの要素から成り立っている。
これに電通、博報堂などの広告代理店とか番組制作会社とかあといろいろが絡んでくるわけだけどそれは一旦置いとく。このように日本のテレビというのは広告媒体として発展してきたわけだ。ただCMとか流しても見てもらえるわけないから面白い番組を放送してその合間にCMを流すことでコマーシャルの質を高めてる。
さて広告主から資金を得て効率よくコマーシャルを流すのが放送局の役目。得た資金を元に「番組」というコンテンツを作らなければならない。コンテンツが面白く視聴率がよくないと広告主は資金を出す意味がないからね。コンテンツを作るために放送局は製作会社に依頼する。制作会社はコンテンツを作るための場所と物と人と企画を用意する。たとえば武道館という場所を借りるにはお金がかかる。タレントという出演者をに出てもらうにもお金がかかる。もちろんこれにかかる費用は広告主から出された資金を元にしている。こうして番組が作られている。そして番組とともにコマーシャルを流す。24時間テレビであっても変わらないはずだ。24時間テレビでもコマーシャルは流れるよね?(もし流れないんだったらこのエントリー自体の意味がなくなるが笑)
番組の制作費は広告主から出ている。これ重要。けして視聴者から集めた募金から番組を制作しているのではない。
http://www.ntv.co.jp/24h/contents/how2012.html
募金は全額福祉環境災害活動に使うという方針らしい。(収支報告を出しているかどうかまではわからなかった。)つまりコンテンツの制作にかかる費用は全くの別会計、別の流れがあるということだ。で、問題になっているタレントのギャランティーだがこれはコンテンツの製作費に含まれるということになる。「タレントにギャラを払うのはおかしい」というのは何となくわかる気がしながらも違和感を感じていたのはここにポイントがある。コンテンツ制作の流れを見てわかる様に24時間テレビにおける「タレントのギャラ」は「武道館のレンタル料」と同じことだ。調べた限り証拠はなかったがたぶん武道館にはレンタル料払っているのだろう。これは人を用意するのと場所を用意するのの違いだけで基本的には同じ費用の類だ。でも今まで見た批判の中に「武道館へのレンタル料を払っているのはおかしい」という意見は見たことがない。あったら教えて欲しい。タレントがチャリティーで儲けるなと批判するなら武道館はチャリティーで儲けるなという批判もあるべきだ。結局はタレントへのギャランティーの問題は視聴者の「タレントはテレビの人」というイメージの問題に収斂するのではないだろうか。タレントはコンテンツのソフトとして”使われている”だけで本来は放送局と同じカテゴリーのものではない。もちろんそういった「テレビの人」というパブリックイメージを用いて経済活動をしている限りチャリティーのギャラには節度が必要という意見はあってしかるべきだとは思う。
たとえば平々凡々な一般人たる僕がチャリティーをしようと思う。そうだ、Tシャツを作って売ってその収益を寄付しよう。拙いながらデザインを起こしてTシャツを買い、印刷会社にプリントを発注する。かかった経費の3掛けで売ろう。なんとか作った分完売。交通費や販売に関しての諸経費は考えないことにして収益は全額赤十字に寄付した。領収書はスキャンしてブログで公開。
さて、批判されるところはあるだろうか?偽善と言われるのはしかたない。だって偽善だもの。でもTシャツのメーカーや印刷会社を批判する人はいないと思う。24時間テレビにおける出演者はまぁこの印刷会社と一緒だ。Tシャツ売るってチャリティーで儲けてるやつらがいるぜ、糞と味噌の区別もできずに批判しているのと同じだ。ギャランティーを支払われるのは批判されることではない。と思う。
最後にはなるが「チャリティー」と銘打ってる限りイメージや収支に関する説明責任とかは大事だ。それは番組の内容にも係わってくるがそれはこの日記のテーマの出演者のギャラとは別の問題だ。そしてそれに関しては僕は語る言葉を持たない。
「ビジネスジャーナル」「サイゾー」運営者に求められる、明確なライター選考基準とは?
混迷の時代を生き抜く社会的弱者から文章を提供してもらって安い原稿料を払って利ざやで稼ぐ情報問屋である今一生が、昨今話題の「クラウドファンディング」をめぐる、ある人物に一方的に難癖つけて一儲けできないかと目をつけている。これは、ネットが生み出した新しい時代の妖怪なのか、飲み屋の酔っぱらいオヤジの個性的演説なのかーー。
最近、「クラウドファンディング」というwebサービスが人気を博している。個人・団体がプロジェクト内容を公開し、それに共感したネット市民がプロジェクトを実現する必要経費として、資金を提供する仕組みだ。
クラウドファンディングは、不特定多数の人から資金を集める行為である。群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、製品開発やイベントの開催、チャリティなどの用途で利用されることが多い。
日本では、東日本大震災の被災者支援のためにこのサービスが重宝され、多くの善意が集められてきた経緯がある。しかしそもそもクラウドファンディングは「少額のお金を多くの人から集める」というだけの仕組みで、社会公益のためにしか使えないものではない。
資金を提供したい人は何らかの商品(リターン)を購入する形になるのが原則で、このサービスの草分けである米国のKickstarterでも、チャリティーなどのプロジェクトに充てる利用は禁じられている。
そんな中、日本のクラウドファンディングのひとつ「CAMPFIRE」(運営:株式会社ハイパーインターネッツ)で、「ニートについての本を書いてるんですが制作費が欲しいです。」というプロジェクトがアップされた。起案者は「pha(ファ)」と名乗る33歳の男性。本人の書いたプロフィールには、こうある。
「日本一のニートを目指す。無職でネットで遊びまくり。インターネットが好きな人が集まって住むという『ギークハウスプロジェクト』提唱者。独学でプログラミングを学び『EasyBotter』『圧縮新聞』『ホッテントリメーカー』などのウェブサービスを多数開発。京都大学総合人間学部卒。できるだけ働かずに生きていきたいです」
本制作費用として、約63万8000円の資金を集めたphaさんのプロジェクト。
そんなphaさんが求めていた目標額面は10万円。すでにこの額面をクリアしており、最終的に249人のパトロンを集め、支援金63万8614円を調達した(このうち20%はCAMPFIREの運営者が手数料として受け取る)。
多くの人に支持されたphaさんのプロジェクト。だた、今一生という人物が上記の募集について重箱の角をつつくような質問メールをpha氏に送った。
ふつうなら無視してもおかしくない、一方的に悪者扱いするようなアホっぽいメールにもブログで多数の読者に公開しつつ真摯に答えたphaさんに対する今一生の反応は、『phaさんはブログで僕の質問に対してネタ的に回答してるのだけど、そのはぐらかしに乗せられて彼に共感してる人は、自分が罪深いことに加担してることに気づいてない。phaさん自身、僕の質問の意図を十分に理解してるとはいえないけど、やがてアップされるサイゾー記事の前パブとしてはアリ。』というものだった。
その質問メールとTwitterでの反応を見て唖然とするネット市民を尻目に、日本のサブカル系Webメディア「サイゾー」(運営:株式会社サイゾー)で、「自称ニートがネットで"生活費集め"はOKか!? (前編)」という記事がアップされた。
ライターは「今一生(いまいちなま)」と名乗る47歳の男性。本人の書いたプロフィールには、こうある。
「フリーライター、編集者。著書に『社会起業家に学べ!』他多数。編著に『日本一醜い親への手紙』等。『オルタナ』『環境ビジネス』等で連載中。講演、マンガ原作、連載、作詞の依頼は大歓迎。取材されるための技術を教える広報コンサルも。福岡の一般社団法人ストリート・プロジェクト理事。」
そんな今一生が慰めとしたのはFacebookだ。すでに自分の周りを同調してくれる人物で固めており、最終的にやっぱり実名じゃないと適当な事を書くからダメだなと、なんとか自尊心を維持した(しかし今一生自身は実名ではなくペンネームでFacebookを使っている)。
ここで、今一生の質問メールや記事の、内容の信憑性や妥当性について、主に2つの大きな疑問が生じる。
ひとつは、phaさんが「ニート」と自称しているのはおかしいのではないかと問題視している点。
約2年前の「日刊サイゾー」の取材で、phaさんは月収を聞かれ、こう答えている。
「だいたい10万円ちょっとくらいです。ブログのアフィリエイトやちょっとしたネットサービスを公開していたり、ネットで本を売ったり。それから時々原稿を書いたりしているのでパラパラと細かい収入があります」
phaさんは可能な限り人に雇われたくない自営業者であり、親のスネや生活保護に頼らず日々の生活費を得るためにアフィリエイトなどで多少の労働をしているという、限りなくニートに近い存在であることは明らかだ。
働けない理由、働きたくない理由は人それぞれであるにもかかわらず、ニートの原理的定義に単純にあてはめて弱者を排除しようとする思考は、労働にまつわる諸問題を矮小化することにも繋がる。
2つ目の疑問は、phaさんが求めたのは「制作費」なのかということを問題視している点だ。今一生は、集めた資金の使い道をこう記事にしている。
『書籍を書き下ろす場合、資料代は税申告の際に経費として計上できるし、phaさんのような低所得者の場合は赤字申告で還付金が入り、資料代程度の額面は相殺される可能性が高い。』
書籍を書き下ろす場合、ふつう印税が受け取れるのは発売から何ヶ月も経った後。さらに所得税の還付は翌年度以降となるため、phaさんのような低所得者の場合はまとまったお金が得られる前に危険な状態になる可能性が高い。
さらに今一生は、『通常、書籍の制作費といえば、遠方の取材に必要不可欠な交通費や宿泊費などを意味する。在宅でニートの本を執筆する際には、まず関係がない。他のほとんどの経費は生活費だ。「家賃や光熱費や通信費」「ファミレスやカフェ」「酒を飲んだり焼き鳥を食べたり」を「本の制作費」と言いきるには、語弊があるだろう。』と書いている。
しかし、CAMPFIRE上のphaさんのプロジェクトは、1500円以上の支援に対しては完成した書籍を一冊送ることになっているため、「他のほとんどの経費は生活費だ」というような記述は、悪意の篭ったミスリードである。
phaさんのプロジェクトを正確に表現するなら、「ギリギリの収入で生活している自営業者ですが、本を書きたいので仕事のかわりの収入源が必要になりました。とりあえず1カ月分の生活費が欲しいです。支援してくれたら本が完成次第お送りします」になる。
今一生はクラウドファンディングの正当性に上から目線で疑惑を投げかけられるような立場なのか?
今一生は『「制作費」を無制限に拡大解釈するプロジェクトが承認された今、食えないクリエイターが制作費として生活費を求める案件を拒む理屈が立たない。』などと勝手な思い込みを書いている。
このような記事の掲載が承認された今、食えないライターが生活費のために適当に書いた飛ばし記事を拒む理屈が成り立たない。
すると、ライターがTwitter上で取材対象に対して暴言ともとれる発言をしていたり、マトモに検証もしないで記事を掲載することを承認した審査基準の正当性を説明する社会的責任が、サイゾーには生じるのではないか?
その責任を放置すれば、「記事を書いてお金はほしいけど、結論ありきで適当に質問メールを送って返答は悪意のある解釈をする」という反・良識的な記事のライターを矢面に立たせて面白がるだけだ。Webメディア業界が築き上げてきたサービスの社会的価値を貶めているのは今一生その人なのだ。
では、株式会社サイゾーは、どんな基準でライターの記事を審査・承認しているのか?
このような、個人を事実無根の思い込みで貶める記事を複数の媒体で掲載しているサイゾーのライター選考基準には大いに問題がある。
そこで、サイゾーの運営元である株式会社サイゾー(東京都渋谷区道玄坂)に、「どのような形で新規に投稿されてくる記事の裏付けを把握・確認していますか?」「今後、取材の見返りもないのに最初から結論ありきの一方的な質問メールを送りつけて、一般市民を追い詰めるような記事が投稿されてきても受け入れていく方針ですか?」など、複数の質問をメールで送ってみるのもいいのではないだろうか......。
(文=今一増田)
http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20120627/p1
http://d.hatena.ne.jp/kyoumoe/20120627/1340792476
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/conisshow/status/215341845142704131
http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/conisshow/status/217818952804483072
2012年のTAF(東京国際アニメフェア)とACE(アニメコンテンツエキスポ)両方参加しました。ACEはまだ明日もありますが感想を書いてみたいと思います。
TAFはいろいろなニュースでも取り上げられている通り、参加者の人数は体感できるレベルで減っていました。例年通りですと、国際展示場駅から東京ビックサイトまでアニメのポスターや垂れ幕がところ狭しと展示されているのですが、今回は大幅に減ってました。このあたりはGIGAZINEにも写真付きで解説されています。会場内の展示もパワーダウンか?と思ったのですが、確かに出版社系の展示はかなり減ってましたが、サンライズや東映アニメーション、サテライトなどの大手アニメ制作会社の展示があって、見応えがありました。『国際』と付くだけあって毎回、海外のアニメスタジオのブースが数多く参加するのですが、今年は海外スタジオブースのコマが多くなっていたように思います。またこれも例年通りですが CREATOR'S WORLD と言って若手のクリエーターや少人数で作業しているチームのための展示エリアを広く取っています。イベントステージは例年だと大ステージと小ステージの2箇所用意するのですが、今回は大ステージの一箇所でした。ただし、大ステージとは別にキッズ用のイベントステージを用意していました(プリキュアの着ぐるみショーなどをやってました)。新作アニメの発表ステージは激減でした。
一方ACEの方はというと、、、2005年までニッポン放送主催で東京キャラクターショーというのがあったのですが、あれが一番雰囲気が近いです。場所も同じ幕張メッセですし。他で近いのはゲームショウでしょうか。各ニュースサイトでも取り上げられていますが、たいへんな混み方でした。9時開場予定が、たくさん並んでいるということで8時30分からの開場になりました。10時前にはコミケの企業ブース並の混み方といっても大きく間違ってないと思います。徹夜防止のために、ステージイベントは全て抽選とするなど、運営上の工夫を凝らしています。ただ数が限られるグッズなど(今回でいうと劇場版「まどか☆マギカ」ACE限定前売り券など)を買うためにかなり早い時間から列が出来ていたようです。ステージは大ステージを2つ用意して、ほとんどが人気アニメのイベントかこれからの新作アニメのイベントで、人気声優さんがずっと出ている状態でした。ここはTAFとはハッキリ差がついていました。コスプレについてはTAFは一般参加者のコスプレは全日禁止ですが、ACEはOKとなっています。ただし、撮影はかなり限られたスペースのみでOKとなっていました。
TAFとACEで分裂してみて初めて気付かされたことがありました。TAFの方はアニメ関連の功労者の展示やCREATOR'S WORLDなどの若手クリエイターの発表のスペースなど、公共性の高い展示をこれまで毎年ずっと行なっていました。今年も十分なスペースを取っていました。正直に言ってこれらの展示は自分はあまりじっくりとは見てなくて、気にもしていなかったのですが、仮にTAFがなくなるとこういう公共性の高い展示のなくなってしまうんだなと。一般参加者からしたらなくなっても困るようなことではないですが、、、。
ACEについては企業側の主催ということで商業アニメイベントのどぎつい部分がかなり出てしまっているように思います。右も左も100%商売!みたいな。そりゃ仕事でやってるんだから悪いことはなにもないですよもちろん(公共性でいうとACEはチャリティーオークションがあるようです)。勝手な要望を書きますと、やはり近い方がいいので、来年もやるのなら東京ビックサイトで開催して欲しいです。あと、コスプレ撮影エリアはもっと大きくしていんじゃないかと。