はてなキーワード: TAFとは
2012年のTAF(東京国際アニメフェア)とACE(アニメコンテンツエキスポ)両方参加しました。ACEはまだ明日もありますが感想を書いてみたいと思います。
TAFはいろいろなニュースでも取り上げられている通り、参加者の人数は体感できるレベルで減っていました。例年通りですと、国際展示場駅から東京ビックサイトまでアニメのポスターや垂れ幕がところ狭しと展示されているのですが、今回は大幅に減ってました。このあたりはGIGAZINEにも写真付きで解説されています。会場内の展示もパワーダウンか?と思ったのですが、確かに出版社系の展示はかなり減ってましたが、サンライズや東映アニメーション、サテライトなどの大手アニメ制作会社の展示があって、見応えがありました。『国際』と付くだけあって毎回、海外のアニメスタジオのブースが数多く参加するのですが、今年は海外スタジオブースのコマが多くなっていたように思います。またこれも例年通りですが CREATOR'S WORLD と言って若手のクリエーターや少人数で作業しているチームのための展示エリアを広く取っています。イベントステージは例年だと大ステージと小ステージの2箇所用意するのですが、今回は大ステージの一箇所でした。ただし、大ステージとは別にキッズ用のイベントステージを用意していました(プリキュアの着ぐるみショーなどをやってました)。新作アニメの発表ステージは激減でした。
一方ACEの方はというと、、、2005年までニッポン放送主催で東京キャラクターショーというのがあったのですが、あれが一番雰囲気が近いです。場所も同じ幕張メッセですし。他で近いのはゲームショウでしょうか。各ニュースサイトでも取り上げられていますが、たいへんな混み方でした。9時開場予定が、たくさん並んでいるということで8時30分からの開場になりました。10時前にはコミケの企業ブース並の混み方といっても大きく間違ってないと思います。徹夜防止のために、ステージイベントは全て抽選とするなど、運営上の工夫を凝らしています。ただ数が限られるグッズなど(今回でいうと劇場版「まどか☆マギカ」ACE限定前売り券など)を買うためにかなり早い時間から列が出来ていたようです。ステージは大ステージを2つ用意して、ほとんどが人気アニメのイベントかこれからの新作アニメのイベントで、人気声優さんがずっと出ている状態でした。ここはTAFとはハッキリ差がついていました。コスプレについてはTAFは一般参加者のコスプレは全日禁止ですが、ACEはOKとなっています。ただし、撮影はかなり限られたスペースのみでOKとなっていました。
TAFとACEで分裂してみて初めて気付かされたことがありました。TAFの方はアニメ関連の功労者の展示やCREATOR'S WORLDなどの若手クリエイターの発表のスペースなど、公共性の高い展示をこれまで毎年ずっと行なっていました。今年も十分なスペースを取っていました。正直に言ってこれらの展示は自分はあまりじっくりとは見てなくて、気にもしていなかったのですが、仮にTAFがなくなるとこういう公共性の高い展示のなくなってしまうんだなと。一般参加者からしたらなくなっても困るようなことではないですが、、、。
ACEについては企業側の主催ということで商業アニメイベントのどぎつい部分がかなり出てしまっているように思います。右も左も100%商売!みたいな。そりゃ仕事でやってるんだから悪いことはなにもないですよもちろん(公共性でいうとACEはチャリティーオークションがあるようです)。勝手な要望を書きますと、やはり近い方がいいので、来年もやるのなら東京ビックサイトで開催して欲しいです。あと、コスプレ撮影エリアはもっと大きくしていんじゃないかと。
例えば出版で一番でかい講談社でも売上は1,245億円、従業員963名。
出版界全部の売上にアニメ業界全部の売上足しても、ドコモはおろかソフトバンクの売上にも達しない。
出版界は東京都を刺したつもりになっているけれど、東京都の流した血は一滴という状態。
受け皿的イベントをと軽々しく言うけれど、TAFは東京都から補助金が1.5億円出ててようやく開催できている状況。
出展料が倍に増えても大丈夫なのは大手だけ。中小は出店できないイベントになる。
東京国際アニメフェア(とうきょうこくさいアニメフェア、英語: Tokyo International Anime Fair、TAF)とは、毎年3月末頃に東京ビッグサイトで開催されるアニメ業界最大のイベントである。「日本のアニメーションを世界に発信し、商取引の場を」という東京都知事石原慎太郎の提案により開催された[1]。
+
ボイコットは大手のみ
こうした業者向けイベントの開催が死活問題になるのは小さい企業
↓
パターン1:条例の可否を問わず・大手および大手出版社関連タイトル未出店のボロボロでイベント開催。中小出展者が痛い目を見る
→おそらくない。
TAF開催の頃には条例の是非、可否なんて半分忘れ去られている。
☆パターン2:都知事が自身の態度について謝罪&大手TAF出店
→これもおそらくない。
条例そのものじゃないから単なる気に要らない発言→気に要らないと言われた奴が気に要らない、と喧嘩しているだけだから
謝罪は絶対ない。
→ただし、完全な否決ではなく、骨子に不備があるため「見直し、留保」といった状態になる
何の解決になってもいないが、なぁなぁで流れる
また繰り返す。
※都側に今回みたいなヲタ側のトンデモ反対論を出させなくするような頭のいい人がつけば別だけど
都知事は変わらないし、都民はアホなんでまた選び続けるからエンドレス
★本命
☆大穴
ところで都知事のこういう態度だの言動だのは毎回毎回の事なんで、
どうやっかいなの?
コンテンツがらみで東京都が主でやってるのはTAFくらいなもんだ。
そもそも、東京からすべてのコンテンツ産業がなくなっても、東京都は困らんよ。
産業規模としてはたいしたことがないし、若者相手のコンテンツがらみじゃ票にもならない。
ちなみに、出版の市場規模は2兆、アニメはもろもろ周辺含んでも1兆くらい。
足してようやくキャノンの年間売上程度だ。
「TAF不参加」という限られた一面でしか論じてないから元増田そういう結論になってしまうんだよ。
「TAF不参加」は規制に反対する出版サイドの大きな動きの一端に過ぎない。これを皮切りに、最悪の場合都は出版業界を含むコンテンツ業界全体を敵に回す事になりかねない。それがどれほど厄介な事なのかは、元増田みたいな人にはなかなか想像が及ばないんだろう。
だから、TAFは東京都主催じゃないって。それである意味話は終わる。
もちろん、都はその中でも主要な位置を占める。
しかし、確か2007年だったと思うが、事務局の運営を動画協会に移してからは、メインは動画協会。
都は主催者と言うよりお金を出してくれるスポンサーという立場に移行している。
都が実施する大きなイベントの親分ってのは、もれなく都知事になる。それだけだよ。
抗議するのはいいし、その中身は同意するが、やる方向性がおもいっきり間違ってる。
それで溜飲を下げた気になっても何の意味もない。
だーかーらー
じゃあ何もせず石原が運営委員長やってるTAFに黙って参加した方が良かったのか?
相手がそんな「お行儀の良い」奴らじゃないって事は分かってるだろ?
じゃあ何もせず、規制推進派急先鋒の都知事が運営委員長を務める都主催のイベントに諾々と参加する方がいいの?
まさか、出版社共同で声明文出してハイ終わり、の方が良かったわけ?
それなりに大手メディアで報道された、という意味では十分な効果があったと思うけどね。
何の関心も持ってない人達は、今回の報道で「この規制条例はどうやら危険なものらしいぞ」という印象を抱いたはず。
だって、規制対象がエロ漫画やエロゲ程度だと思ってた人が大半なんだもん。
TAFが潰れたなら、代わりのイベントを日本動画協会で開催すればいいだけの話しだしさ。いっそのこと同じ日程で別の場所でやる位の事をすればいい。
今はとにかく、あげる声を少しでも大きく五月蠅くする事が肝要。「こいつら怒らせると面倒だな」と思わせていく事だ。ヤクザや○○もそうやって勢力を拡大していったわけだし。
確か最初のイベント時の都知事が石原都知事だから(もしかすると肝入りイベント?)、イベント自体がもし中止なり、主要企業が参加せずにボロボロの状態になれば、彼にとっては恥かくことになると思うけどなー。少なくとも彼自身としては面子を潰された思いじゃないかしら
ちょっと前に条例改正案の否決されたのも、恥だと思ってるからこその執拗な改正とも言われてるし。何にせよ他所からやられるのを嫌うタイプだね。任期もあるし、次の出馬はとか色々話があるだけに、失態みたいなのはしたくないんじゃなかしら
否決されても恥だし、可決されてもイベントボイコットとかで恥だろうなー。まあ私は知事じゃないから心の中まではわからないのだけど
私は規制反対派で現場に近い立場だが、出版社の東京国際アニメフェアボイコット(以下TAF)はちょっと無理筋だと考える。
東京都には何もダメージを与えることはできず、結果的に大手出版社がアニメ業界をいじめることになるだけで、ただでさえ厳しいアニメ業界の裾野の一端がまた削られる結果にしかならない。
初期のTAFは確かに東京都主催であったと聞く。しかし、現状は日本動画協会主催といっても良い状況だ。動画協会の理事長はぴえろ、副理事長はサンライズと東映アニメーションの社長であり、古くからアニメに関わってきた会社が主導権を握る、天下り団体でもなく、ある意味まっとうな社団法人だ。
TAFのボイコットで一番困るのはこの日本動画協会だ。日本動画協会はまだ発足して10年にも満たない若い団体であり、これから日本のアニメーションの業界全体の声を集約していく立場になろうという時に、それを潰す結果になる。
アピールという意味では結果的に大成功だったと思うが、それが近接する別の業界を潰す結果になって意味があるのか。
こういったものに関わったことがある人ならわかると思うが、実行委員長はお飾りだ。それが憎いからと業界全体をいじめる結果になることに意味があるのか。
そこを、冷静に考えてもらいたい。
【追記】
http://www.tokyoanime.jp/ja/info/about/ によると、主催は「東京国際アニメフェア実行委員会」で実行委員長は石原慎太郎(東京都知事)になっているよ。
そう。
その実行委員会は東京都や動画協会を含め、http://www.tokyoanime.jp/ja/info/list/ これだけの法人・自治体などで構成されている。角川書店も集英社も小学館もその一つであり、主催者の一部という性質を持つ。
決定自体は心底GJと思ったんだけど、今回の騒動に対する効果としてはどうなのかなーと。
行ったことないんでイメージで書いちゃうけど、TAFに来るのって結局ステージイベントが目当てだったりとか、グッズが欲しい(転売厨含む)連中ばっかりなんじゃないか?
とすれば、「国際」なんて銘打ってみたところで結局はそこいらのオタク向け物販イベントと変わらないんじゃないの?
この調子で参加企業が減ればもしかしたら中止になったりするのかもしれない(開催されたとしても今までのような盛り上がりはないだろう)けど、そうなったらそうなったで規制賛成派にとっての「健全」な状況になって、彼らが美味しい思いするだけの結果になっちゃうんじゃないかという不安がある。
主催者にしたって出展料収入が減るぐらいで、別にこれで食ってるわけじゃないし、あっさり切り捨てられて終わりになったりしないか、とも思う。
じゃあどうすりゃいいんだって言われると困っちゃうんだけども。