「背中」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 背中とは

2018-09-11

増田の成長記録 ピュアブラック

増田初期】ピュアピュア

 色であらわすと白

 「へぇ、こんな人も居るんだ」という気楽な気持ち

 スルースキル高い

 言及コメントされるだけで嬉しい

 素直に「ありがとう」とかも言える可愛い

増田中期】グレー

 白かった増田だんだん染まってくる

 レスバトルを楽しむようになる

 スルースキルレベルが下がってくる

 言及は来て当たり前。来なければ日記を書き続ける

 煽りに絡み始める

 主語が大きくなってくる

 コメントが「俺はできるけどな」みたいなマウントになってくる

増田後期】ブラック

 増田ブラックに染まってしまった

 多重人格になれるようになる

 人をおちょくることが大好きで、何を言われても暖簾に腕押し糠に釘

 被害者妄想を広げて楽しむ増田が出てくる

 増田依存症になり、1日中増田監視する

 特定キーワード過剰反応し、相手が降参or撤退するまで口撃をやめない

 常に人と比較し、連日マウント祭り

 差別というキーワード過剰反応し、自分立場(もしくは他者立場)しか考えられない人が出てくる

 とにかく主語デカ

 頑張ってる増田批判したくてたまらない奴もいる

 とにかくクズ

例外増田ブルー

 常に体調が悪い。

 下痢、腹痛、背中痛。その他色々。

2018-09-10

客の前でソースをかけて四方八方に跳ねさせるハンバーグ

ハンバーグ屋に行った。

ソースが跳ねますのでナフキンを広げてお持ちください」

たまにあるやつだ。

ソースをかけた瞬間、「ジュワーバチバチバチバチ」と弾ける。

鉄板が熱すぎるのかわからないが程度は甚だしく、大量のソース四方八方に跳ね、向かいの空いたイスにその一部が垂れていた。

ナフキンで客の正面は守られるけど後ろや横は完全にノーガード。

店が狭いこともあって、他のお客さんから跳ねたソースが服の背中に付くのは日常茶飯事のようだ。

後ろのお客さんのハンバーグが来た時はトイレに逃げた。

机は拭かれているけどイスや床、メニューベタベタ

あんなにアツアツ感出ていたのに、ハンバーグに乗っているチーズが冷たい。チーズってこんなに熱が回らないものなのか。店の人も「乗せたらハンバーグの熱で溶けるっしょ」と考えていただろうし想定外出来事だろう。

「大胆に行こうぜ」みたいなコンセプトが書かれた貼り紙が店の行為正当化しているようで腹立つ。

パフォーマンスは良いから丁寧な仕事しろ

WOWOW観てたんでセレナ大阪なおみの試合を書いてみた

今年の全米オープン酷暑に見舞われてリタイア続出だったんだけど、

女子決勝が行われた日の外気温は22度だった。

なのにアーサーアッシュスタジアム屋根は閉じられていたため、

コートは風も吹かず湿気がむんむん状態だったとのこと。

その前の大阪なおみとの試合では、セレナはなおみたんに負けている。

第1セット、序盤からセレナらしくないミスを連発し、なおみたんにリードを許すセレナ。(注1)

結果ゲームカウント2-6で第1セットを落とす。

セット終了時に、選手席のコーチからアドバイスを受けたとしてセレナコーチングの警告を受ける。

セレナは「私はそんな卑怯な事は今まで一度もやったことはない」と抗議。

それに対して主審はほぼ何も言わないので、セレナ自分の主張が認められたと考えていた。

普通だったらここで「私もそう思うけど運悪くそう見えざるを得ない状況だったので、仕事柄警告しないわけにはいかない」とでも言っておけば

セレナは矛を収めた筈なのだけど、主審はなんのリアクションもしなかった。(注2)

第2セット、サービスブレークされセレナラケットを折って警告(これは妥当な警告)

コーチングの警告とラケット折りで累計二つの警告となり、セレナポイントペナルティーとなる。

ペナルティーをとられたゲームが終わった後で、コーチングの警告が撤回されたとばかり思っていたセレナ

コーチングの警告に対してまた訴える。

朝日新聞記事だとポイントペナルティーに怒ったように書いてあるけれど、

セレナ徹頭徹尾コーチングなどというチートなことを私はしない!」と言って怒っていた。

セレナ「私がそんなことしない人間だと、あなた知ってるでしょ」

主審 無言

セレナ「しないって判ってるのに警告するなんてうそつき

主審 無言

セレナうそつきを3回位言う。

主審 無言

ゲームが再開され両選手立ち上がったところで主審セレナに対してゲームペナルティーを宣告。(注3)

うそつき」に対しての警告で、累計3回の警告でゲームペナルティーになったらしい。

これで第2セット3-4が5-3になる。既にワンゲームダウンだったセレナは貴重なブレークチャンスを失う。

これには場内騒然。

セレナレフェリーを呼んで、暫し訴えた後、納得はしていないが従うと述べて試合復帰。

このあとセレナは、この状況から考えればかなり良いプレーをし自分サービスゲームはきちんと守ったものの、

なおみちゃんゲームを奪えず、試合終了。

(注1)

かにセレナ調子が悪かった。新聞記事にも、ペナルティーがなくてもセレナが負けていたという観客の声が載っている。

でもどんな不調でも、微かな契機を掴んで調子を戻し逆転勝利に持ち込めるのがトップ選手

もしペナルティーでここまでこじれなかったら、フルセットもつれ込んで歴史に残る名勝負になった可能性もあった。

(注2)

主審の警告に選手文句を言うことはよくある。

それに対して主審は何故その判断に至ったかをきちんと説明している。

少なくとも私が観てきた試合ではそうだった。

それでも納得しない選手も、これまた多い。特に男子ごねる

ごねるけれど、審判選手試合に復帰させるべくすかしたり脅したりと、あの手この手選手を言いくるめている。

円滑な試合進行、これも主審重要な役目だからだ。

(注3)

これが今回最大の争点ではと思う。

更に警告を出すとき主審はその前に「警告だすよ」と口頭で脅しをかける。

たまに突然警告を出す場合もあるけれど、それはその前に散々言い聞かせ、「警告を出す」といっていたのに

選手が聞き入れなかった場合

その時は、選手が納得せずとも観客がこれならやむを得ないと納得するのだが、今回この流れで出たゲームペナルティーを納得した観客がいたのだろうか。

 私がこの試合をみて思った事。

この試合について直後から差別だという非難があって、私もそう思う。

この試合障害主審選手コーチングへの認識の相違であり選手のものではない。

主審は相違の溝を埋めようとしたのだろうか。それをせずいきなり選手排除に動いたように私にはみえる。

この審判は正しいという意見もある。ならば訊きたい。

男子決勝戦で同じ事が起きたことはあるのかと。

決勝で男子選手ゲームペナルティーを科して試合の結果を決められるのかと。

 セレナ大人しく従っていたらよかったのではとは私は思わない。

セレナ過去にも、コートサイドの愚痴を(コート内で言ったわけではない)わざわざマイクで拾われ、

それに対して大々的な批判をされた。

この時も当然ながら「男子もっとひどい事を言っているのに騒がれないのは何故か?」という声がでた。

命に関わる病気血栓症)のために着ていたウェアを「品位にそぐわない」として禁止した全仏のキャットスーツ騒動記憶に新しい

何度も何度も、あげつらわれ嘲笑され、人格否定されてきた経験の積み重ねだったセレナに、そうでなかった人と同じ態度を求めるのはフェアではないと思う。

そしてセレナが騒いできたからこそ、テニス界の差別が少しはよくなって、錦織大阪過去東洋選手よりは活躍できるようになったとも言える。

 忘れてはならないのは、セレナは抗議はしたが最終的にはペナルティーに従い、なおかつ表彰式では鳴り止まないブーイングを制止し

会場をコントロールすることで女王の貫禄をみせつけた。短気で怒ったわけではないのはこれをみてもあきらか。

自身の立ち居振る舞いが恥ずかしいと気づいたのか」などと書いた新聞記者は恥を知れと言いたい。

ユーゴスラビア紛争の真っ最中彗星の如く現れた、セルビアモニカ・セレシュ試合中に出す声が大きいと散々揶揄され、

グラフとの対戦中に暴漢背中を刺されてしまった。

アメリ・モレスモレズビアンであったためか、試合に勝つ度に「本当に女なのか」「検査しろ」などなど、デリケートに扱うべき問題をあげつらわれた。

これらに誰も何もいわなかったら、今のテニス界はどうなっていただろう。モレスモはマレーのコーチを務めていただろうか?

抗議することは重要だと思う。

この文で散々disった新聞記事朝日のこの記事ね。

大坂セリーナ、殺気立つ観衆静めた ブーイングが一転」

https://digital.asahi.com/articles/ASL9944QGL99UTQP01G.html

蛇足

騒ぎの最中、一人静かにコート脇を歩いて集中していた大阪なおみ選手、なんて大人対応なんだ!すごい!と思ったら

本人曰く「何も見てなかったので何もわからなかった」とのこと。彼女らしくて好感度あっぷ

2018-09-09

デリヘル呼んで大失敗

写真とは全く違う女がやって来た。

しか日本語が怪しいアジア系で、背中刺青

全てのサービスおざなり。これじゃ起つものも起たないだろう。

それなりの金を払って90分のコースを頼んだのに、シャワー込みで正味30分程で帰っていった。

今まで何度か風俗は利用したが、こんなに酷い経験は初。

これなら、短い時間にしておくべきだった。

騙された自分の愚かさに落ち込んでいる。

カネを払ったのに落ち込まされるって、愚か以外の何物でもない。

初対面に緊張しまくる自分には、風俗は無理なのかも知れない。

この悔しい思いを誰にも言えないので、ここに記す。

私だけかもしれないけど

背中のお肉が減ってきた(ような気がするんじゃなくてブラのホックが内側になった)

朝食をバターコーヒーに置き換えただけ。

多少のごはん意識して減らしてるよ。添加物の類は最初から厳しめなんだけど

背に腹は代えられないという金銭事象により、やっすい冷食も結構いただいてる。

ごはん特別栽培米・コーヒーは有機。そのへんは毎日の物だから

毎日🍙と青物と🍅ばかりでも泣かない。

毎日同じような食材メニューでも有難いと考える。






この春夏、買った服はTシャツ4枚のみ。

母の車椅子の背あてがめちゃくそ高くて泣いた。(買いました)

台風のせいで、テーブルタップの4個の電源のうち3個になってしまったので買い替え。(4つはいるのでしょうがない)

他にも家の補修しないといけない箇所あるので頭痛いよ。

母のカーディガン買ってあげねば。

ブラがヘタレてきたので3年ぶりに買わねば。

言っちゃ悪いが柔道って

上級者同士の戦いになればなるほど、

見ててつまらんな。

投げとか全然スパーンと決まらなくて、背中にへばりつくレスリングともなんともつかない体勢で崩れ落ちて、

技アリって言われても、どの部分が技なんだか分からん

他のスポーツ基本的上級者のプレイ素人目にも見応えがあるのに、柔道ってなんでああなんだろ。

2018-09-08

anond:20180908070333

基本的に、担任の熱の入れようはクラスの熱と相関するから担任が熱意をもって文化祭に取り組むのは別に悪いことではないと思うよ。

もちろん、生徒は盛り下がっていて担任けが盛り上がっているとしたら、それはプロ失格だけれども。そのクラスでは、生徒が誰も担任背中をみてないということだからね。

2018-09-07

物理的に無理」

「透明なゆりかご」をまた見た。

必ず見ているわけじゃないんだけど、金曜日10時、ぼんやりしているとそのドラマは始まっていることが多い。

こないだ見たのは14歳女の子妊娠して、強いお母さんになる話だった。

こう書くと簡単だけど、生易しい話じゃなかった。

「エグいなあ」

わずでたのはこの一言だった。

今日も「ニュースが終わったなあ」と思っていたら、「透明なゆりかご」がまた始まった。

今日テーマ妊娠と働く女性の話だった。

バリバリにデキる産婦人科を専門に頑張りたいと思ってる看護師さん。

頼りになるかっこいい看護師さんだ。

バシッと患者さんにも同僚の看護師にも意見を言う。

決めることは自分で決めてきた。

結婚をし、子供を生むと決めて妊娠をした。

この仕事が誇りでこれからも続けていきたいと思っている。

出産後は試験を受けて資格も取るつもりだ。

妊娠病気じゃないから」という言葉をおそらくわかって自分には使っている。患者さんには決して言わないだろうに。

こんなふうにわかって妊娠したはずだった。

覚悟もしていた。

でも、いざ妊娠するとつわりもある、体調も良くない。

出産ギリギリまでバリバリ働いていた看護師なんていっぱいいた、自分もおなじようにできるのだ。

彼女は夫に言われる。

子供欲しいって決めたんでしょう?」

覚悟していたはずだった。

でも、子供が生まれたら夜勤はできなくなるよ?資格なんて取れないんじゃない?そんな試験勉強時間があるの?

思ったようにいかないことはわかっているはずだ。だから考えて決めたのだ。決めたはずなのだ

そのはずなのに、不安背中から山のような頭をもたげてくる。

ああ、これは私だ。

8年も前なのに、涙が止まらない。

彼女が叫ぶように言う。

物理的に無理』

そうなのだ、命がけの出産子育て仕事なんてできるんだろうか。いや物理的に無理だ。

眠ることはおろか、トイレにすら思うように行けない日々が続く。

本当に運が良い人だけ、よく眠りよく食べる子供を授かることができる。

素晴らしい医療技術のおかげで、日本では赤ちゃん妊婦さんも亡くなることが本当に少なくなった。

なので、みんな「安全に」出産子育てができると錯覚している。誰でもやっている我慢すればできることだと。

そんなはずないのだ。みんな生む前も生んだ後もズタボロだ。

誰も手を差し伸べてくれないのだと、どん底孤独になった。

被害者意識の強い人間が一番加害性高いよね?

駅のホームを歩いていた

ちょうど事務室がある場所で、狭く、ホームドアもない

俺の前には足を引きずって不安定に歩く女性がいた

当然、俺は歩く速度を落として女性が開けた場所に出られるまで待った

後ろにいる中年男性サラリーマンも同様だった


もうすぐ事務室の側を通り過ぎる、という場面で猛然と人影が俺の側を追い抜いていった

女だ

「何チンタラ歩いてるの? ハイハイ私が危険場所を通ればいいのね、避けてくれる親切も知恵もないのね」

と雄弁にその背中には書いてあって、足の悪い女性を押しのけんばかりの早足で階段に向かっていった


こういうシーンを本当によく見かける

みんなで信号待ちしてるのに一人で信号無視して駆け出す女性

みんなで進行方向を守っているのに一人で空いた逆側を駆け抜ける女性

女性体当たりしていくキモいおっさんもきっと同じメンタリティだろう

だって女が俺の相手をしないから」


なんで自分一人が被害者だと思い込めるんだろう?

被害者なら他人迷惑をかけても踏みにじっても良いという考えはどこからまれるんだろう?


あなた自分被害者だと思っているんだろうが、他人迷惑をかけているその瞬間は立派な加害者だよ

どうせこんなことを言われても余計被害者意識をこじらせて他人迷惑をかけ続けるんだろうけどさ

半身が痛い、肩こり

ちょっと初めてだこれ

右側だけ

喉、腰、背中、肩がズーーーンって鈍く痛い

あと右目だけモヤモヤしてる、違和感がある

ちょっと落ち着いたけど本当に痛かった

肩こりかなんかか

こわい

こんなんばっかだ俺

花形部門から脱落して異動先で新卒採用やってる

脱落した理由軍隊かよというレベル体育会系と、今まで男しかいなかった部署に放り込まれたはじめての女だったから扱い方がわかんなかったんだと思う。仕事取り上げられたりして心を病んだから

花形部門から夢を持ってそこを志望する女の子もいる。

女の子でもタフで「この仕事がしたい」という意気込みと根性さえあればなんとかなるだろうし、女性からといって選考を通さないこともない。適性があれば合格出して花形部門面接へ送る。

でも、私はどうしてもそういう学生背中を押すのは気が引けてしまってしかたないのだ。数年前の自分を見るようで辛いときすらある。

今日面接した女の子が優秀だったのでその部門履歴書をまわした。

さっき連絡があって「うちは女の子厳しいでしょ」と言われた。わたしのせいでもあるのだろうなと毎回胸が詰まって喉の奥がにがくなる。

2次面接はするんだけどね。

潜在的区別というか仕分けされるよねというお話

2018-09-05

anond:20180905085121

フェミニズム思想の都合のいいところをつまみ食いすると、こんな情けない考え方になるのか。

こんなことを考えるヤツは、フェミニストでも何でもない。

フェミニスト背中から撃っている女の敵。

2018-09-04

家庭教師先が教育ママで見てるのしんどい

https://toyokeizai.net/articles/-/235822?display=b

この記事読んで、佐藤ママバイト先のご家庭のお母様にちょっと似ててつらくなった。

当方大学生小学2年生の女の子家庭教師

の子はだいぶいい学校に通っていて、小学校なのに成績順に席が決められるような学校

宿題テストも厳しくて、塾や教室を掛け持ちしながら、家庭教師を何人か雇っているらしい。ちなみに私は宿題テスト勉強を見てる。

だけど任されっぱなしというわけではなく、基本的にお母様が自分仕事である楽器演奏をしながら、娘が家庭教師に教わる様子を見ている。彼女音楽関係お仕事なんだけど、だいぶその道のプロフェッショナルって感じで、努力家なんだろうな…と見てて思う。

しかし何が気が滅入るって、私が教えてる間も、横でお母様が「スピード!! あなたスピードが足りないの!!」と怒鳴ってることである

なんでそんなに時間がかかるの? と常に怒っているのだ。

お母様曰く、何をさせてもこの子スピードが遅い、ご飯を食べるのも百ます計算するのも漢字ドリルをするのも遅い、とおっしゃる

「実力はあるんですが、とにかく時間が足りなくてテスト全然点数が取れないんです」と私に言う。

とにかく時間を測って宿題テストをさせている。そして時間内にできたら「ほんとに!?」と目を輝かせて抱きしめる(家庭教師の前で…すごい…)。

しかにその子ちょっと集中力はないな〜〜〜と思う(ただ平均的な小学2年生の集中力ってどんなもんなのか分からない)。

だけど家庭教師から見て、たとえば計算スピードが遅いのはもっと簡単で基礎的な計算の反復が足りないからじゃ? と思うし(たとえば19−5の計算が遅いのって、9−5の計算が遅いからじゃん、みたいな)、さらに横で親が楽器がんがん弾いてそのうえ何かあるたびに怒ったらそりゃ集中できないよなぁ……とも思う。

でも私を雇うクライアントはお母様なんだし、教材を簡単にしようとも言えず、楽器やめてくださいとも言えない。ただの大学生バイトだしな。

しっかし親子バトルを横でずーっと見るの、正直しんどい

なんであんなに母親という生き物は怒鳴ってばかりなんだろう?????

ちょっとお母様この子が家を出ていくまでそんな感じでい続けるんですか……と、つっこみたくてしょうがない。

佐藤ママ記事を見てたら、娘さんが高校生になるまで(ていうか一生?)このままなのかなぁと心が痛くなった。

まぁお母様のいないところでは立膝たててごはん食べたり、クソババアって言ったり(苦笑)、その子も大概っちゃ大概なんだけど。

の子が「背中かゆい!」って言ったらお母様が飛んできて、家庭教師の横で思いっき背中掻き始めるとか。びびる。小2ってそんなもんなの???

うーん、それにしても私は感情を無にして母娘の攻防を見ながら粛々と働くしかいかなぁ。

読みづらい文章でごめんなさい。

この家庭教師バイトでよりよい働き方がある案がございましたらぜひ教えてください……。

それにしてもなんで人の怒鳴り声って自分が怒られてるのじゃなくてもしんどいんだろうね???

無言で買い物

爽やかな好青年商品レジに置くと、さっそうとした態度で親指を横にたて、自分Tシャツを指し示した。

TシャツTポイントカード持ってません」

明朝体で書かれたTシャツ前面のプリントを見た店員は、一瞬の間を挟んで、会計を済ました。

店員「1248円になります。」

すると青年くるりとまわって背中を見せ、輝く笑顔とともに、肩越しにTシャツ背面を指し示した。

TシャツEdyで」

店員が手慣れた手つきでEdyタッチ画面を表示させると、青年はまたたく間にEdyタッチを済ませレジを通り過ぎていった。

anond:20180903183046

2018-09-03

コンビニバイトを始めて四ヶ月半

コミュ障の私にコンビニバイトなんか出来るのか心配だったが、思いの外普通にやれている。

・根の性格がどうかと接客が出来るのかどうかは別問題なのかもしれない。大抵コンビニとかスーパーとかそういう接客仕事は元気で明るい人求人してるけど、そういう性格の人でも続かない人は続かないみたいだ。

・私が働いてるお店はそもそも店長役職付の人達人間関係とか苦手としているらしい。

・お客さんの方もそんなにサービスされたがってる感じしないしな。

・誰でも良いから話し相手して欲しいお年寄りイケメン正社員氏目当ての老若男女は時々来るけれど。皆一方的に喋れれば気がすむのだし、被害をこうむるのは主にイケメン正社員氏だけだし。

・女は歳を取るとちょっとは楽になるのかもなと思う。若い頃よりも有意に客に絡まれる回数が減った(昔はウエイトレスをやってたが酷い目にあった)。

・でも歳を取れば取ったでまたあまりうまくないんだとも思う。相棒(私の母親より歳上)が客から浴びせられる暴言はひどい。相棒と同年輩か上の男性客が主な加害者

若い女は生きづらいなと以前は思っていたけど若い男もなかなかに生きづらいのだなとイケメン正社員氏を見てて思う。上司や客からパワハラはもろに喰らっているし、女性パートさん達からのボディータッチすげえ。べったべたに触られまくりである。例え肩や背中や上腕などさわって直アウトにならない部位を触るんでも、男が女の子あんな風にベタベタ触りまくったら大問題なのに。

・明らかにどこか他店で働いているお客様がいらして、そういう方はおでんを注文するとき大根こんにゃくから注文する。注文を全部カップに入れ終えたら、お客様は「よし、OK」と仰り鍋に蓋をして下さった。

おでんが始まると地獄だ。レジに長蛇の列が出来る。

・ノーミスと愛想は最大の防御だと思う。日本人接客賃金のわりにやり過ぎだとも言われるけど、やっぱりクオリティ高い接客をしてるとお店の中は平和だし、何より自分が痛い目見なくて済む。

・ある年代のお年寄りお客様に限って異常に態度が悪く、店員によく危害を加えて来るんだが、それ以外の年代お客様は概ね大人しい。若いお客様は大体礼儀正しい。

・ただし、店員ちょっとしたミス豹変する客というのは年齢問わず一定数いる。そういう人は大抵女性店員相手だとめちゃめちゃ強気に出てくる。

個人的に嫌な客となりうるので要警戒なお客様自分と同年代ちょっと年下くらいの女性お客様マジで容赦ない、恐い。

コンビニバイトしてると言うと尊敬の目で見られると同時に引かれる。鰻とか恵方巻とかクリスマスケーキとかを押し売りされると思われているのだろうか?

・だが実は、近頃は本部方針で、店員ノルマを課して店員本人に買わせたり家族親戚友人知人などに無理に買わせるなどという事はしないように、フェアや季節もの商品の売り込みはあくま店頭でやるように、という事になっている。

・そう説明したところで誰も信じてはくれないのだが。

・昔児童館で仲良くなったママさんが、偶々店の近所に住んでいる人で、以前はよくご来店していたようなのだが、あるとき私が店で勤めていると知るや露骨に嫌な顔をして私を避けるようになってしまった。その人はたまに私の勤務時間家族とご来店するが、絶対私のレジには並ばない。

レジお客様セールや季節もの商品のご案内をせよとオーナーから改めて厳命があったんだけど、具体的にじゃあどうすればいいの?という事は誰も教えてくれないのだった。

・なので相棒プロアルバイター氏に聞いてみたら、二人とも「別に、チラシを袋に入れときゃ良いんじゃね?」とのこと。あっ、良いんだそれで……。

・などと適当な事を言うプロアルバイター氏はよく、ホットスナックが上げたての時とかおにぎり100円セールの時とか、大きい声で「いかがですか~?」と呼び掛けをしているのであるプロフェッショナルな呼び掛けの口上すき。

・そんなプロアルバイター氏は何故か女性店員達の間で使えない男扱いをされている。マルチタスクを若干苦手としているようで。

・だがそういう文句を言ってる人達仕事デキルのかというと。

コンビニ仕事で分からないことがあったらこの店の中で一番の新人であるプロアルバイター氏に聞くのが一番手っ取り早いし分かりやすい。組む相手を選べるんならプロアルバイター氏とが良いくらいだ。

自分で言うのもなんだが私はレジ作業が素早い。でもよそのコンビニや、うちの近所のドラッグストア店員さんがこんなにキビキビ仕事を流しているのを見たことがない。速さより丁寧さの方が大事なんだろうかと、ドラッグストア店員さんがじっくりつり銭を数えてから手渡してくれるのを見ながら思った。

・元気も良いし素早いけどサクサクこなしすぎているとロボっぽくて人間味ないんじゃないかとも思う。歴の長いパートアルバイト人達とかイケメン正社員氏がお客様と談笑しながら仕事をしているのを見て思った。

・近所のスーパードラッグストアでも、店員さん達はフレンドリーで暇な時は向こうから話し掛けて来る。そしてチラシくれたり何かをおすすめして来たりするのだ。これがレジ打ちの営業というものなのだろうか。

・私にはもうすっかり事務作業な人というイメージが定着してるだろうなと思って、この間は事務作業的にお客様一言声をかけつつおでん割引セールのチラシを袋に入れる活動独自にしてみたが、意外にお客様には嫌がられなかったんだが続けていいものかどうか分からないでいる。そういうのはイラネって内心思うよね、ぶっちゃけ私が客なら要らない。

・ようやるわ、という顔の相棒お客様にお声かけとかそういう事は絶対にしない主義の人なのである給料安いのに割りに合わないとキッパリ言い切っていた。

もしかして私、真面目に仕事しすぎなのかなぁ。出掛けた先で入ったコンビニで、ド金髪女の子が怠そうに接客してるのを見てそう思った。あまりにも怠そうだったので「レシートください」と言えず、買った金額を頭の中で繰返しながら帰った。

超時空要塞マクロスからマクロスフロンティアまで見た(修正)

某日某動画配信サイトマクロスデルタ映画公開記念としてマクロスシリーズ作品超時空要塞マクロスマクロスII、マクロスプラスマクロス7、マクロスゼロ、マクロスフロンティア)が公開されていた。マクロスちゃんと見たことがなかったのでマクロスII以外全部見たところ、めちゃくちゃ面白かったのでネタバレ全開で感想を書く。

なお、IIを見なかった理由特にない(ビジュアルに惹かれなかったからだっけ?)

(2018/9/3 修正感謝 b:id:dynamicsoar)

超時空要塞マクロスTVシリーズ

ストーリー

さすがに80年代SF作品なので、今から見ると古臭いだろうなと覚悟していたのだが、正直なところストーリーは一番面白かったかもしれない。

宇宙より流れ着いた高度テクノロジーを回収し、マクロスとして改修したところ、機関暴走して地球から冥王星までワープしてしまう。 しかも開発拠点となっていた土地も、街ごとすべてマクロスと共に移動してしまう。 そして孤立無援のなか民間人を抱えたマクロスは、絶望的な戦力差のゼントラーディー軍と対峙することになる。

民間人の街を含む生活圏ごと宇宙空間に放り出される、という SF 設定がまず素晴らしい。地球を遠く離れ、マクロス依存して生きることになる市民と、市民を抱え込みながら作戦を実行しなければならない統合軍という、対立を設定したことで生まれドラマの重みが他の作品に無い魅力だった。マクロス艦内に街を作る流れとか、マクロスが主砲発射のため変形すると道が割れ家が崩壊市民に甚大な被害が出るというジレンマが、作品がただのヒーロー物となるのを防いでおり実に良い。最初の数話はずっと、マクロス艦内の(一条とミンメイの)サバイバル生活や、統合軍武力軽蔑する一条の話であり、マクロスという作品戦闘が全てではないということを描いているし、ロボットアニメなのに一条統合軍に参加するまでにも紆余曲折あって一筋縄はいかないという序盤の展開の遅さも、今から見れば一条若者らしさが強調されているように感じる。

またゼントラーディー軍とプロトカルチャーという一つの設定から、圧倒的戦力差があるのにゼントラーディー軍がマクロス殲滅しない理由、逆にマクロスが基幹艦隊に対抗できる理由自然説明されている。プロトカルチャーとは何か、なぜ敵は様子見をしているのか、その謎が作品全体の軸となっていて最後(27話)まで楽しく見れた。

三角関係

個人的には早瀬少佐を陰ながら応援していたのだが、ミンメイが強すぎて三角形がほぼ直線に見えてしまうのが問題だと思う。早瀬少佐ほとんど最後まで片思いじゃないか

まあ一条三角関係ピリオドを打ったのでよしとしたい。しか主人公一条光は本当に等身大若者として描かれている。いい雰囲気だったミンメイには袖にされるし、それまでの経験からエースパイロットとなるけど、あっさりマックス絶対エースの座を奪われるし、超人的なところがない。この等身大恋愛が、作品にいい意味で青くささを与えているのだろう。

バルキリー

世界一カッコいい兵器である戦闘機が、さらスタイリッシュロボットにも変形するのだ!!!最高以外のなにものでもないではないか!!!!!!

...... ふう。

小説家によると、自動車などと違って、飛行機というのはデザインがそのまま性能に直結するため、極限まで無駄排除された存在であるらしい。飛行機の美しさ・カッコよさというのは機能であると。つまり戦闘であるバルキリー必然レベルでカッコよく、その戦闘機が変形するバトロイドはカッコよくないはずがないのだ。

バルキリーの外見以外の話をすると、基本モードファイターであることが徹底されているのがよかった。人型ロボットが高機動戦闘に不向きなことなんて自明なので、ヒットアンドウェイはファイター飛翔体迎撃や地上行動はバトロイド、水平移動やランディングはガウォークという役割分担がはっきりしていたのもグッドポイント

懺悔】はじめはガウォーク形態を、ノーズに手足が付いていてなんか不恰好だと思っていました。全話見終わってようやくガウォークのカッコよさに気がつきました。いまではファイター >> ガウォーク > バトロイド の順で好きです。不当にガウォークを貶めてしま申し訳ありませんでした。

正直、歌にこんなにバリエーションがあるとは思っていなかった。

しかしこのストック数があったおかげであの伝説の最終決戦(ミンメイアタック)が実現したのだと思うと、マクロスと歌は不可分なのだと実感する。

「私の彼はパイロット」と映画版だけど「愛・おぼえていますか」がマクロス象徴する曲だと思う。

マクロスプラスOVA

ストーリー

最高。ミュンを中心とした三角関係とむせかえるような戦闘野郎臭にクラクラした。また電子歌姫AI暴走有人戦闘機は無人戦闘機に勝てないなどの描写未来予測として見事だった。

バルキリー

冒頭の強烈なドッグファイトステルス機 YF-21 のお目見え、YF-19 の超マニューバと1話から戦闘機づくし(後退翼前進翼!!)!さらに地面効果チャフグレネードといったマニア向けの細かい描写まできっちり!トドメとばかりにミサイルしまし、サーカス全開!ファンタスティック!!!最高の戦闘アニメだった!!!

このアニメ描写を超える戦闘アニメってあるのだろうか?

三角関係

初代の青々しい恋愛とは異なり、皆が古傷を抱えたちょっとスパイシー恋愛だった。はじめからガルドの負けは決まっていたけどな。

シャロントランスするような曲(BGM)は、未来音楽という感じで演出も含めて作品を唯一無二のものとしている。それに対してミュンの素朴な歌声が要所で差しまれることで、全体としてメリハリがついて音楽性の幅を獲得している。つまり菅野よう子さんすごい。

マクロス7(TVシリーズ

ストーリー

歌(というかバンド)に振ったストーリーなので戦闘描写が薄い(マクロスプラスの後に見たせい?)。バンドマンサクセスストーリー -- 熱気バサラ伝記 -- といった感じ。

サウンドパワーが出てからかなりファンタジー方面になっていくところは SF を期待していた身としては少しがっかり。面倒くさい SF 勢としては、違う次元から来たのにプロトデビルンが人間くさすぎるところがもにょるとあるプロトデビルが「破壊美〜」とか美学を叫ぶけど、美学なんてもっと文化に隷属しているものだろう。

ただ、移民船やマクロス艦(バトル7)の設定は、フロンティアへ繋がるマクロス世界を広げた良い設定だった。

三角関係

バサラ --- ミレーヌ --- ガムリントライアングルだけど、バサラは何考えているのかわからないし、ミレーヌお子ちゃまだし、ガムリンは奥手で死ぬ死ぬ詐欺だしあまり恋愛要素は無かった。というかあのよく叫ぶシビルはなんだったん? バサラエゴ

バルキリー

主人公が非戦闘員だから仕方がないのだけど、戦闘描写が薄い。バサラは戦わない設定なので、敵弾は避ける防ぐだけだし地味。基本的に、敵襲来→守備隊が壊滅→バサラ達が出てきて歌う→ガムリンが頑張る→もっと歌う→敵が逃げるのパターンバンク処理が多いし、ファイター形態で戦うパイロットほとんどいないのも残念。熱いドッグファイトが見たいのだ。

しかしながら歌いながら戦うという演出は良かった。

初代も当時のTVシリーズとしては驚きの楽曲数だったが、今作はバンドマンストーリーなのでフルアルバムが作れるくらい楽曲が生み出されている。バサラミレーヌツインボーカルなので、バサラの熱唱からミレーヌの透明感のあるバラードまでバラエティも豊か。特にミレーヌボーカルの曲が好き。

しか楽曲は良いのだけど、演出が今ひとつのところがある。最終決戦など、バサラミレーヌがそれぞれの持ち歌を歌う場合だ。それぞれ曲調が異なるのに交互で歌うので音の統一感が無くなっている。もっと DJ などのように統一感のあるミキシングをして欲しかった。

マクロスゼロ(OVA

ストーリー

良かった。3DCG で作ったマクロスプラスカーゴカルト的なストーリー自然回帰にみせかけたマクロスだった。基本的バルキリーに興奮するアニメだと思う。

三角関係

果たしてサラは帰ってこれたのだろうか。後にシンの手記が出版されているのでシンは帰って来たのだろうが。特に三角無し。

バルキリー

3DCG になってダイナミックな絵作りができるようになったせいかマクロスプラス並みのドッグファイトを見せてくれる。まだバルキリーが普及していない時代という理由からか、戦闘基本的ファイター + ガウォーク形態でここぞ!というところでバトロイドに変形するのだが、そのメリハリが素晴らしい。

一番良かったのはフォッカーが初めてバトロイドに変形するシーン。ガキンガキンガキンとリアルタイムに変形するシーンは魂がふるえた。

マクロス7と歌ラッシュ比べると、サラの歌と鳥の人の歌程度なのであまり印象にない。むしろフロンティアでのランカアイモの方が印象に残っている。

マクロスフロンティアTVシリーズ

ストーリー

最高(2回目)。超時空要塞マクロスからマクロスゼロまでのまさに集大成。初代から久しく無かった、ゼントラーディ部隊の再登場、ミンメイアタックマクロスアタック(旧名ダイダロスアタック)、娘娘、ミスマクロスなどなどものすごい初代リスペクト。加えて オズマが Firebomber のファンとか、マクロスゼロを劇中ドラマとして登場させるなど、過去マクロス引用や展開がさりげなく大量にありまさにマクロス集大成

また SF 面も、ヴァジュラの生態やフォールド波など骨太設定がしっかりとしていて良かった。

SF 好きで、戦闘機好きで、ロマンス好きで、歌好きオタクは皆撃ち抜かれるのではないだろうか。

三角関係

始めに明記しておくとシェリルである

少しこれまでの三角関係を総括する。初代の三角関係のよくないところは、早瀬少佐よりもミンメイが強すぎるところにある。歌う姿がインパクトありすぎるのだ。逆にマクロス7はバサラは何もしないしガムリンはパッとしないので、盛り上がりに欠ける。

上記の悪かったところを念頭に置いた上に本作を見ると、ヒロインシェリルランカは両方ともトップアイドル(ベテラン新人)なのでその問題はない。どちらが好みかだけである(増田シェリル幸せになってほしい)。よってシリーズ中一番三角関係がくっきりしているし、どちらもタイプの異なるヒロインで初代のように片方が強すぎるというのはない(と思う)。

逆によくなかったところは三角関係に決着がつかないところ。アルトくんはっきりせいや少女漫画風に見れば王子様のアルトスターダムを駆け上がるランカ(主人公ポジ)が射止める流れだが、シェリルもそれはかわいそうな背景を背負っているので簡単には決着をつけられなかったのではないかと思う。なお個人的には、兄が二人もいて、友達(一部友人以上の愛を向けられる)もたくさんいるランカと、天涯孤独で唯一信頼していたマネージャーに裏切られ命に関わる病気を負いアルバム投げ売りされるくらい人気がガタ落ちしたうえ、アルト恋人になったと思いきや無意識恋人としてのロールを演じられていただけという仕打ちを受けたシェリルでは差がありすぎるので、ランカシェリルアルトくんを譲ってあげてよと思う。

バルキリー

正直なところ少し不満がある。特に戦闘機の花である地上でのドッグファイトがほぼ無かったところが残念。

ただ、マクロスプラス以後の作品では、YF-19 以降のバルキリーの何をアップグレードするのか難しかったのだと思う。思うに現代で知られている戦闘技術はほぼプラスで描かれているので、プラス以上の何かを新たに作り出すのはそれこそ革新必要だろう。実際マクロスゼロは時代設定を初代より前に置くことでこの問題を避けている。

それにプラスで、ゴースト X9 というシリーズ最強の敵を作ってしま有人戦闘可能性にリミットを設けてしまたこともある意味よく無かったのかもしれない。どれだけ高性能なバルキリーを出そうにも、それにゴーストAI を組み込めばお手軽に最強になる。人の反射神経や視界などのセンシング能力機械に勝つことはないのだ。

あとバルキリーでは無いけど、ケーニッヒモンスターがめちゃくちゃ渋い。重爆撃機のようなフォルムから恐竜みたいなデストロイド全て重量感があって良い。動きも武骨なデザイン通りの重い動きをして、背中の砲台から反応弾をドッカと撃ち出す。かっこうよすぎる。

女性ボーカル好きとして最高だった。12話の星間飛行ライブと15話のデュエット、そして最終話は4回は見直したぞ!

好きな曲がありすぎて書ききれないのだけど、12話は伝説だった。12話はそれ自体星間飛行PV と言っていよいだろう。あと What 'bout my star は印象に残るシーンが多かった。ランカ路上ライブバージョンではアカペラから入って、ギタードラムと段々と音色が増して行く構成が見事だし、15話の What 'bout my starヒロインズによるデュエットはとにかく破壊力が高すぎる。途中で終わってしまうのが残念でならない。それから外せないのは最終話のメドレーだろう。最終話シェリルランカリレーデュエットなのだが、二人が歌い始めた時点で勝ち確定で、実質的にも最終話は冒頭からエンディングだった。特にこの最終話で印象に残ったのは、オープニング曲であるライオンを二人で歌うシーンと、シェリルが短いフレーズだけ歌う私の彼はパイロット。前者は演出定番だが歌詞の内容もありやっぱり盛り上がるし、後者は歌の繋ぎとしての採用だがまさかシェリルが歌うとは思っていなかったのですごく上がった。

マクロス7のところで苦言を呈した音楽ミックスについてだが、この最終決戦は完璧だった。全体のテンポを崩すことなシェリルランカのそれぞれの持ち歌とそのほかの歌たちが見事にメドレーとして再構成されていた(まあその完成度のせいで冒頭からエンディング状態だったのだけど)。

個人的声優に興味が無いため個人名をほとんど覚えていない中で、中島愛さんはランカ歌声の人として覚えた(ちなみにもう一人は皆口裕子さん。この人の声は耳に優しいのに耳を捉えて話さな魔性がある)。声優としてはすごくうまいとは思わないが、歌声が満点すぎる。とにかく歌が上手い。声質も綺麗なんだが、伸びのある声と聞き取りやすい音域でうっとりする。


というわけで、マクロスシリーズめちゃくちゃ面白かったので

超時空要塞マクロスからマクロスフロンティアまで見た

某日某動画配信サイトマクロスデルタ映画公開記念としてマクロスシリーズ作品超時空要塞マクロスマクロスII、マクロスプラスマクロス7、マクロスゼロ、マクロスフロンティア)が公開されていた。

マクロスちゃんと見たことがなかったのでマクロスII以外全部見たところ、めちゃくちゃ面白かったのでネタバレ全開で感想を書く。

なお、IIを見なかった理由特にない(ビジュアルに惹かれなかったからだっけな?)

超時空要塞マクロスTVシリーズ

ストーリー

さすがに80年代SF作品なので、今から見ると古臭いだろうなと覚悟していたのだが、正直なところストーリーは一番面白かったかもしれない。

宇宙より流れ着いた高度テクノロジーを回収し、マクロスとして改修したところ、機関暴走して地球から冥王星までワープしてしまう。 しかも開発拠点となっていた土地も、街ごとすべてマクロスと共に移動してしまう。 そして、孤立無援のなか民間人を抱えたマクロスは、絶望的な戦力差のゼントラーディー軍と対峙することになる。

民間人の街を含む生活圏ごと宇宙空間に放り出される、という SF 設定がまず素晴らしい。地球を遠く離れ、マクロス依存して生きることになる市民と、市民を抱え込みながら作戦を実行しなければならない統合軍という、対立を設定したことで生まれドラマの重みが他の作品に無い魅力だった。マクロス艦内に街を作る流れとか、マクロスが主砲発射のため変形すると道が割れ家が崩壊市民に甚大な被害が出るというジレンマが、作品がただのヒーロー物となるのを防いでおり実に良い。最初の数話はずっと、マクロス艦内の(一条とミンメイの)サバイバル生活や、統合軍武力軽蔑する一条の話であり、マクロスという作品戦闘が全てではないということを描いているし、ロボットアニメなのに一条統合軍に参加するまでにも紆余曲折あって一筋縄はいかないという序盤の展開の遅さも、今から見れば一条若者らしさが強調されているように感じる。

また、ゼントラーディー軍とプロトカルチャーという一つの設定から、圧倒的戦力差があるのにゼントラーディー軍がマクロス殲滅しない理由、逆にマクロスが基幹艦隊に対抗できる理由自然説明されている。プロトカルチャーとは何か、なぜ敵は様子見をしているのか、その謎が作品全体の軸となっていて、最後(27話)まで楽しく見れた。

三角関係

個人的には早瀬少佐を陰ながら応援していたのだが、ミンメイが強すぎて三角形がほぼ直線に見えてしまうのが問題だと思う。早瀬少佐ほとんど最後まで片思いじゃないか

まあ一条三角関係ピリオドを打ったのでよしとしたい。しかし、主人公一条光は本当に等身大若者として描かれている。いい雰囲気だったミンメイには袖にされるし、それまでの経験からエースパイロットとなるけど、あっさりマックス絶対エースの座を奪われるし、超人的なところがない。この等身大恋愛が、作品にいい意味で青くささを与えているのだろう。

バルキリー

世界一カッコいい兵器である戦闘機が、さらスタイリッシュロボットにも変形するのだ!!!最高以外のなにものでもないではないか!!!!!!

...... ふう。

小説家によると、自動車などと違って、飛行機というのはデザインがそのまま性能に直結するため、極限まで無駄排除された存在であるらしい。飛行機の美しさ・カッコよさというのは機能であると。つまり戦闘であるバルキリー必然レベルでカッコよく、その戦闘機が変形するバトロイドはカッコよくないはずがないのだ。

バルキリーの外見以外の話をすると、基本モードファイターであることが徹底されているのがよかった。人型ロボットが高機動戦闘に不向きなことなんて自明なので、ヒットアンドウェアはファイター飛翔体迎撃や地上行動はバトロイド、水平移動やランディングはガウォークという役割分担がはっきりしていたのもグッドポイント

懺悔】はじめはガウォーク形態を、ノーズに手足が付いていてなんか不恰好だと思っていました。全話見終わってようやくガウォークのカッコよさに気がつきました。いまではファイター >> ガウォーク > バトロイド の順で好きです。不当にガウォークを貶めてしま申し訳ありませんでした。

正直、歌にこんなにバリエーションがあるとは思っていなかった。

しかしこのストック数があったおかげであの伝説の最終決戦(ミンメイアタック)が実現したのだと思うと、マクロスと歌は不可分なのだと実感する。

「私の彼はパイロット」と映画版だけど「愛・おぼえていますか」がマクロス象徴する曲だと思う。

マクロスプラスOVA

ストーリー

最高。ミュンを中心とした三角関係とむせかえるような戦闘野郎臭にクラクラした。また電子歌姫AI暴走有人戦闘機は無人戦闘機に勝てない、などの描写未来予測として見事だった。

バルキリー

冒頭の強烈なドッグファイトステルス機 YF-21 のお目見え、YF-19 の超マニューバと1話から戦闘機づくし(後退翼!!)!さらに地面効果チャフグレネードといったマニア向けの細かい描写まできっちり!トドメとばかりにミサイルしまし、サーカス全開!ファンタスティック!!!最高の戦闘アニメだった!!!

このアニメ描写を超える戦闘アニメってあるのだろうか?

三角関係

初代の青々しい恋愛とは異なり、皆が古傷を抱えたちょっとスパイシー恋愛だった。はじめからガルドの負けは決まっていたけどな。

シャロントランスするような曲(BGM)は、未来音楽という感じで演出も含めて作品を唯一無二のものとしている。それに対してミュンの素朴な歌声が要所で差しまれることで、全体としてメリハリがついて音楽性の幅を獲得している。つまり菅野よう子さんすごい。

マクロス7(TVシリーズ

ストーリー

歌(というかバンド)に振ったストーリーなので戦闘描写が薄い(マクロスプラスの後に見たせい?)。バンドマンサクセスストーリー -- 熱気バサラ伝記 -- といった感じ。

サウンドパワーが出てからかなりファンタジー方面になっていくところは SF を期待していた身としては少しがっかり。面倒くさい SF 勢としては、違う次元から来たのにプロトデビルンが人間くさすぎるところがもにょるとあるプロトデビルが「破壊美〜」とか美学を叫ぶけど、美学なんてもっと文化に隷属しているものだろう。

ただ、移民船やマクロス艦(バトル7)の設定は、フロンティアへ繋がるマクロス世界を広げた良い設定だった。

三角関係

バサラ --- ミレーヌ --- ガムリントライアングルだけど、バサラは何考えているのかわからないし、ミレーヌお子ちゃまだし、ガムリンは奥手で死ぬ死ぬ詐欺だしあまり恋愛要素は無かった。というかあのよく叫ぶシビルはなんだったん? バサラエゴ

バルキリー

主人公が非戦闘員だから仕方がないのだけど、戦闘描写が薄い。バサラは戦わない設定なので、敵弾は避ける防ぐだけだし地味。基本的に、敵襲来→守備隊が壊滅→バサラ達が出てきて歌う→ガムリンが頑張る→もっと歌う→敵が逃げるのパターンバンク処理が多いし、ファイター形態で戦うパイロットほとんどいないのも残念。熱いドッグファイトが見たいのだ。

しかしながら歌いながら戦うという演出は良かった。

初代も当時のTVシリーズとしては驚きの楽曲数だったが、今作はバンドマンストーリーなのでフルアルバムが作れるくらい楽曲が生み出されている。バサラミレーヌツインボーカルなので、バサラの熱唱からミレーヌの透明感のあるバラードまでバラエティも豊か。特にミレーヌボーカルの曲が好き。

しか楽曲は良いのだけど、演出が今ひとつのところがある。最終決戦など、バサラミレーヌがそれぞれの持ち歌を歌う場合だ。それぞれ曲調が異なるのに交互で歌うので音の統一感が無くなっている。もっと DJ などのように統一感のあるミキシングをして欲しかった。

マクロスゼロ(OVA

ストーリー

良かった。3DCG で作ったマクロスプラスカーゴカルト的なストーリー自然回帰にみせかけたマクロスだった。基本的バルキリーに興奮するアニメだと思う。

三角関係

果たしてサラは帰ってこれたのだろうか。後にシンの手記が出版されているのでシンは帰って来たのだろうが。特に三角無し。

バルキリー

3DCG になってダイナミックな絵作りができるようになったせいかマクロスプラス並みのドッグファイトを見せてくれる。まだバルキリーが普及していない時代という理由からか、戦闘基本的ファイター + ガウォーク形態でここぞ!というところでバトロイドに変形するのだが、そのメリハリが素晴らしい。

一番良かったのはフォッカーが初めてバトロイドに変形するシーン。ガキンガキンガキンとリアルタイムに変形するシーンは魂がふるえた。

マクロス7と歌ラッシュ比べると、サラの歌と鳥の人の歌程度なのであまり印象にない。むしろフロンティアでのランカアイモの方が印象に残っている。

マクロスフロンティアTVシリーズ

ストーリー

最高(2回目)。超時空要塞マクロスからマクロスゼロまでのまさに集大成。初代から久しく無かった、ゼントラーディ部隊の再登場、ミンメイアタックマクロスアタック(旧名ダイダロスアタック)、娘娘、ミスマクロスなどなどものすごい初代リスペクト。加えて オズマが Firebomber のファンとか、マクロスゼロを劇中ドラマとして登場させるなど、過去マクロス引用や展開がさりげなく大量にありまさにマクロス集大成

また SF 面も、ヴァジュラの生態やフォールド波など骨太設定がしっかりとしていて良かった。

SF 好きで、戦闘機好きで、ロマンス好きで、歌好きオタクは皆撃ち抜かれるのではないだろうか。

三角関係

始めに明記しておくとシェリルである

少しこれまでの三角関係を総括する。初代の三角関係のよくないところは、早瀬少佐よりもミンメイが強すぎるところにある。歌う姿がインパクトありすぎるのだ。逆にマクロス7はバサラは何もしないしガムリンはパッとしないので、盛り上がりに欠ける。

上記の悪かったところを念頭に置いた上に本作を見ると、ヒロインシェリルランカは両方ともトップアイドル(ベテラン新人)なのでその問題はない。どちらが好みかだけである(増田シェリル幸せになってほしい)。よってシリーズ中一番三角関係がくっきりしているし、どちらもタイプの異なるヒロインで初代のように片方が強すぎるというのはない(と思う)。

逆によくなかったところは三角関係に決着がつかないところ。アルトくんはっきりせいや少女漫画風に見れば王子様のアルトスターダムを駆け上がるランカ(主人公ポジ)が射止める流れだが、シェリルもそれはかわいそうな背景を背負っているので簡単には決着をつけられなかったのではないかと思う。なお個人的には、兄が二人もいて、友達(一部友人以上の愛を向けられる)もたくさんいるランカと、天涯孤独で唯一信頼していたマネージャーに裏切られ命に関わる病気を負いアルバム投げ売りされるくらい人気がガタ落ちしたうえ、アルト恋人になったと思いきや無意識恋人としてのロールを演じられていただけという仕打ちを受けたシェリルでは差がありすぎるので、ランカシェリルアルトくんを譲ってあげてよと思う。

バルキリー

正直なところ少し不満がある。特に戦闘機の花である地上でのドッグファイトがほぼ無かったところが残念。

ただ、マクロスプラス以後の作品では、YF-19 以降のバルキリーの何をアップグレードするのか難しかったのだと思う。思うに現代で知られている戦闘技術はほぼプラスで描かれているので、プラス以上の何かを新たに作り出すのはそれこそ革新必要だろう。実際マクロスゼロは時代設定を初代より前に置くことでこの問題を避けている。

それにプラスで、ゴースト X9 というシリーズ最強の敵を作ってしま有人戦闘可能性にリミットを設けてしまたこともある意味よく無かったのかもしれない。どれだけ高性能なバルキリーを出そうにも、それにゴーストAI を組み込めばお手軽に最強になる。人の反射神経や視界などのセンシング能力機械に勝つことはないのだ。

あとバルキリーでは無いけど、ケーニッヒモンスターがめちゃくちゃ渋い。重爆撃機のようなフォルムから恐竜みたいなデストロイド全て重量感があって良い。動きも武骨なデザイン通りの重い動きをして、背中の砲台から反応弾をドッカと撃ち出す。かっこうよすぎる。

女性ボーカル好きとして最高だった。12話の星間飛行ライブと15話のデュエット、そして最終話は4回は見直したぞ!

好きな曲がありすぎて書ききれないのだけど、12話は伝説だった。12話はそれ自体星間飛行PV と言っていよいだろう。あと What 'bout my star は印象に残るシーンが多かった。ランカ路上ライブバージョンではアカペラから入って、ギタードラムと段々と音色が増して行く構成が見事だし、15話の What 'bout my starヒロインズによるデュエットはとにかく破壊力が高すぎる。途中で終わってしまうのが残念でならない。それから外せないのは最終話のメドレーだろう。最終話シェリルランカリレーデュエットなのだが、二人が歌い始めた時点で勝ち確定で、実質的にも最終話は冒頭からエンディングだった。特にこの最終話で印象に残ったのは、オープニング曲であるライオンを二人で歌うシーンと、シェリルが短いフレーズだけ歌う私の彼はパイロット。前者は演出定番だが歌詞の内容もありやっぱり盛り上がるし、後者は歌の繋ぎとしての採用だがまさかシェリルが歌うとは思っていなかったのですごく上がった。

マクロス7のところで苦言を呈した音楽ミックスについてだが、この最終決戦は完璧だった。全体のテンポを崩すことなシェリルランカのそれぞれの持ち歌とそのほかの歌たちが見事にメドレーとして再構成されていた(まあその完成度のせいで冒頭からエンディング状態だったのだけど)。

個人的声優に興味が無いため個人名をほとんど覚えていない中で、中島愛さんはランカ歌声の人として覚えた(ちなみにもう一人は皆口裕子さん。この人の声は耳に優しいのに耳を捉えて話さな魔性がある)。声優としてはすごくうまいとは思わないが、歌声が満点すぎる。とにかく歌が上手い。声質も綺麗なんだが、伸びのある声と聞き取りやすい音域でうっとりする。

------------------------------------------

というわけで、マクロスシリーズめちゃくちゃ面白かったのでおすすめ。初めて見るなら、超時空要塞マクロス Permalink | 記事への反応(0) | 00:32

超時空要塞マクロスからマクロスフロンティアまで見た

某日某動画配信サイトマクロスデルタ映画公開記念としてマクロスシリーズ作品超時空要塞マクロスマクロスII、マクロスプラスマクロス7、マクロスゼロ、マクロスフロンティア)が公開されていた。

マクロスちゃんと見たことがなかったのでマクロスII以外全部見たところ、めちゃくちゃ面白かったのでネタバレ全開で感想を書く。

なお、IIを見なかった理由特にない(ビジュアルに惹かれなかったからだっけな?)

超時空要塞マクロスTVシリーズ

ストーリー

さすがに80年代SF作品なので、今から見ると古臭いだろうなと覚悟していたのだが、正直なところストーリーは一番面白かったかもしれない。

宇宙より流れ着いた高度テクノロジーを回収し、マクロスとして改修したところ、機関暴走して地球から冥王星までワープしてしまう。 しかも開発拠点となっていた土地も、街ごとすべてマクロスと共に移動してしまう。 そして、孤立無援のなか民間人を抱えたマクロスは、絶望的な戦力差のゼントラーディー軍と対峙することになる。

民間人の街を含む生活圏ごと宇宙空間に放り出される、という SF 設定がまず素晴らしい。地球を遠く離れ、マクロス依存して生きることになる市民と、市民を抱え込みながら作戦を実行しなければならない統合軍という、対立を設定したことで生まれドラマの重みが他の作品に無い魅力だった。マクロス艦内に街を作る流れとか、マクロスが主砲発射のため変形すると道が割れ家が崩壊市民に甚大な被害が出るというジレンマが、作品がただのヒーロー物となるのを防いでおり実に良い。最初の数話はずっと、マクロス艦内の(一条とミンメイの)サバイバル生活や、統合軍武力軽蔑する一条の話であり、マクロスという作品戦闘が全てではないということを描いているし、ロボットアニメなのに一条統合軍に参加するまでにも紆余曲折あって一筋縄はいかないという序盤の展開の遅さも、今から見れば一条若者らしさが強調されているように感じる。

また、ゼントラーディー軍とプロトカルチャーという一つの設定から、圧倒的戦力差があるのにゼントラーディー軍がマクロス殲滅しない理由、逆にマクロスが基幹艦隊に対抗できる理由自然説明されている。プロトカルチャーとは何か、なぜ敵は様子見をしているのか、その謎が作品全体の軸となっていて、最後(27話)まで楽しく見れた。

三角関係

個人的には早瀬少佐を陰ながら応援していたのだが、ミンメイが強すぎて三角形がほぼ直線に見えてしまうのが問題だと思う。早瀬少佐ほとんど最後まで片思いじゃないか

まあ一条三角関係ピリオドを打ったのでよしとしたい。しかし、主人公一条光は本当に等身大若者として描かれている。いい雰囲気だったミンメイには袖にされるし、それまでの経験からエースパイロットとなるけど、あっさりマックス絶対エースの座を奪われるし、超人的なところがない。この等身大恋愛が、作品にいい意味で青くささを与えているのだろう。

バルキリー

世界一カッコいい兵器である戦闘機が、さらスタイリッシュロボットにも変形するのだ!!!最高以外のなにものでもないではないか!!!!!!

...... ふう。

某物書きによると、自動車などと違って、飛行機というのはデザインがそのまま性能に直結するため、極限まで無駄排除された存在であるらしい。飛行機の美しさ・カッコよさというのは機能であると。つまり戦闘であるバルキリー必然レベルでカッコよく、その戦闘機が変形するバトロイドはカッコよくないはずがないのだ。

バルキリーの外見以外の話をすると、基本モードファイターであることが徹底されているのがよかった。人型ロボットが高機動戦闘に不向きなことなんて自明なので、ヒットアンドウェアはファイター飛翔体迎撃や地上行動はバトロイド、水平移動やランディングはガウォークという役割分担がはっきりしていたのもグッドポイント

懺悔】はじめはガウォーク形態を、ノーズに手足が付いていてなんか不恰好だと思っていました。全話見終わってようやくガウォークのカッコよさに気がつきました。いまではファイター >> ガウォーク > バトロイド の順で好きです。不当にガウォークを貶めてしま申し訳ありませんでした。

正直、歌にこんなにバリエーションがあるとは思っていなかった。

しかしこのストック数があったおかげであの伝説の最終決戦(ミンメイアタック)が実現したのだと思うと、マクロスと歌は不可分なのだと実感する。

「私の彼はパイロット」と映画版だけど「愛・おぼえていますか」がマクロス象徴する曲だと思う。

マクロスプラスOVA

ストーリー

最高。ミュンを中心とした三角関係とむせかえるような戦闘野郎臭にクラクラした。また電子歌姫AI暴走有人戦闘機は無人戦闘機に勝てない、などの描写未来予測として見事だった。

バルキリー

冒頭の強烈なドッグファイトステルス機 YF-21 のお目見え、YF-19 の超マニューバと1話から戦闘機づくし(後退翼!!)!さらに地面効果チャフグレネードといったマニア向けの細かい描写まできっちり!トドメとばかりにミサイルしまし、サーカス全開!ファンタスティック!!!最高の戦闘アニメだった!!!

このアニメ描写を超える戦闘アニメってあるのだろうか?

三角関係

初代の青々しい恋愛とは異なり、皆が古傷を抱えたちょっとスパイシー恋愛だった。はじめからガルドの負けは決まっていたけどな。

シャロントランスするような曲(BGM)は、未来音楽という感じで演出も含めて作品を唯一無二のものとしている。それに対してミュンの素朴な歌声が要所で差しまれることで、全体としてメリハリがついて音楽性の幅を獲得している。つまり菅野よう子さんすごい。

マクロス7(TVシリーズ

ストーリー

歌(というかバンド)に振ったストーリーなので戦闘描写が薄い(マクロスプラスの後に見たせい?)。バンドマンサクセスストーリー -- 熱気バサラ伝記 -- といった感じ。

サウンドパワーが出てからかなりファンタジー方面になっていくところは SF を期待していた身としては少しがっかり。面倒くさい SF 勢としては、違う次元から来たのにプロトデビルンが人間くさすぎるところがもにょるとあるプロトデビルが「破壊美〜」とか美学を叫ぶけど、美学なんてもっと文化に隷属しているものだろう。

ただ、移民船やマクロス艦(バトル7)の設定は、フロンティアへ繋がるマクロス世界を広げた良い設定だった。

三角関係

バサラ --- ミレーヌ --- ガムリントライアングルだけど、バサラは何考えているのかわからないし、ミレーヌお子ちゃまだし、ガムリンは奥手で死ぬ死ぬ詐欺だしあまり恋愛要素は無かった。というかあのよく叫ぶシビルはなんだったん? バサラエゴ

バルキリー

主人公が非戦闘員だから仕方がないのだけど、戦闘描写が薄い。バサラは戦わない設定なので、敵弾は避ける防ぐだけだし地味。基本的に、敵襲来→守備隊が壊滅→バサラ達が出てきて歌う→ガムリンが頑張る→もっと歌う→敵が逃げるのパターンバンク処理が多いし、ファイター形態で戦うパイロットほとんどいないのも残念。熱いドッグファイトが見たいのだ。

しかしながら歌いながら戦うという演出は良かった。

初代も当時のTVシリーズとしては驚きの楽曲数だったが、今作はバンドマンストーリーなのでフルアルバムが作れるくらい楽曲が生み出されている。バサラミレーヌツインボーカルなので、バサラの熱唱からミレーヌの透明感のあるバラードまでバラエティも豊か。特にミレーヌボーカルの曲が好き。

しか楽曲は良いのだけど、演出が今ひとつのところがある。最終決戦など、バサラミレーヌがそれぞれの持ち歌を歌う場合だ。それぞれ曲調が異なるのに交互で歌うので音の統一感が無くなっている。もっと DJ などのように統一感のあるミキシングをして欲しかった。

マクロスゼロ(OVA

ストーリー

良かった。3DCG で作ったマクロスプラスカーゴカルト的なストーリー自然回帰にみせかけたマクロスだった。基本的バルキリーに興奮するアニメだと思う。

三角関係

果たしてサラは帰ってこれたのだろうか。後にシンの手記が出版されているのでシンは帰って来たのだろうが。特に三角無し。

バルキリー

3DCG になってダイナミックな絵作りができるようになったせいかマクロスプラス並みのドッグファイトを見せてくれる。まだバルキリーが普及していない時代という理由からか、戦闘基本的ファイター + ガウォーク形態でここぞ!というところでバトロイドに変形するのだが、そのメリハリが素晴らしい。

一番良かったのはフォッカーが初めてバトロイドに変形するシーン。ガキンガキンガキンとリアルタイムに変形するシーンは魂がふるえた。

マクロス7と歌ラッシュ比べると、サラの歌と鳥の人の歌程度なのであまり印象にない。むしろフロンティアでのランカアイモの方が印象に残っている。

マクロスフロンティアTVシリーズ

ストーリー

最高(2回目)。超時空要塞マクロスからマクロスゼロまでのまさに集大成。初代から久しく無かった、ゼントラーディ部隊の再登場、ミンメイアタックマクロスアタック(旧名ダイダロスアタック)、娘娘、ミスマクロスなどなどものすごい初代リスペクト。加えて オズマが Firebomber のファンとか、マクロスゼロを劇中ドラマとして登場させるなど、過去マクロス引用や展開がさりげなく大量にありまさにマクロス集大成

また SF 面も、ヴァジュラの生態やフォールド波など骨太設定がしっかりとしていて良かった。

SF 好きで、戦闘機好きで、ロマンス好きで、歌好きオタクは皆撃ち抜かれるのではないだろうか。

三角関係

始めに明記しておくとシェリルである

少しこれまでの三角関係を総括する。初代の三角関係のよくないところは、早瀬少佐よりもミンメイが強すぎるところにある。これは早瀬少佐が堅い軍人でミンメイがアイドル歌手だということにあると思う。歌う姿がインパクトありすぎるのだ。逆にマクロス7はバサラは何もしないしガムリンはパッとしないので、盛り上がりに欠ける。

上記の悪かったところを念頭に置いた上に本作を見ると、ヒロインシェリルランカは両方ともトップアイドル(ベテラン新人)なのでその問題はない。どちらが好みかだけである(増田シェリル幸せになってほしい)。よってシリーズ中一番三角関係がくっきりしているし、どちらもタイプの異なるヒロインで初代のように片方が強すぎるというのはない(と思う)。

逆によくなかったところは三角関係に決着がつかないところ。アルトくんはっきりせいや少女漫画風に見れば王子様のアルトスターダムを駆け上がるランカ(主人公ポジ)が射止める流れだが、シェリルもそれはかわいそうな背景を背負っているので簡単には決着をつけられなかったのではないかと思う。なお個人的には、兄が二人もいて、友達(一部友人以上の愛を向けられる)もたくさんいるランカと、天涯孤独で唯一信頼していたマネージャーに裏切られ命に関わる病気を負いアルバム投げ売りされるくらい人気がガタ落ちしたうえ、アルト恋人になったと思いきや無意識恋人としてのロールを演じられていただけという仕打ちを受けたシェリルでは差がありすぎるので、ランカシェリルアルトくんを譲ってあげてよと思う。

バルキリー

正直なところ少し不満がある。特に戦闘機の花である地上でのドッグファイトがほぼ無かったところが残念。

ただ、マクロスプラス以後の作品では、YF-19 以降のバルキリーの何をアップグレードするのか難しかったのだと思う。思うに現代で知られている戦闘技術はほぼプラスで描かれているので、プラス以上の何かを新たに作り出すのはそれこそ革新必要だろう。実際マクロスゼロは時代設定を初代より前に置くことでこの問題を避けている。

それにプラスで、ゴースト X9 というシリーズ最強の敵を作ってしま有人戦闘可能性にリミットを設けてしまたこともある意味よく無かったのかもしれない。どれだけ高性能なバルキリーを出そうにも、それにゴーストAI を組み込めばお手軽に最強になる。人の反射神経や視界などのセンシング能力機械に勝つことはないのだ。

フロンティアでは、ゴースト軍事的封印し、バルキリーバリエーションブースターパックにより広げた。これは良い選択だと思う(スナイプについては思うところもあるが)。

あとバルキリーでは無いけど、ケーニッヒモンスターがめちゃくちゃ渋い。重爆撃機のようなフォルムから恐竜みたいなデストロイド全て重量感があって良い。動きも武骨なデザイン通りの重い動きをして、背中の砲台から反応弾をドッカと撃ち出す。かっこうよすぎる。

女性ボーカル好きとして最高だった。12話の星間飛行ライブと15話のデュエット、そして最終話は4回は見直したぞ!

好きな曲がありすぎて書ききれないのだけど、12話は伝説だった。12話はそれ自体星間飛行PV と言っていよいだろう。あと What 'bout my star は印象に残るシーンが多かった。ランカ路上ライブバージョンではアカペラから入って、ギタードラムと段々と音色が増して行く構成が見事だし、15話の What 'bout my starヒロインズによるデュエットはとにかく破壊力が高すぎる。途中で終わってしまうのが残念でならない。それから外せないのは最終話のメドレーだろう。最終話シェリルランカリレーデュエットなのだが、二人が歌い始めた時点で勝ち確定で、実質的にも最終話は冒頭からエンディングだった。特にこの最終話で印象に残ったのは、オープニング曲であるライオンを二人で歌うシーンと、シェリルが短いフレーズだけ歌う私の彼はパイロット。前者は演出定番だが歌詞の内容もありやっぱり盛り上がるし、後者は歌の繋ぎとしての採用だがまさかシェリルが歌うとは思っていなかったのですごく上がった。

マクロス7のところで苦言を呈した音楽ミックスについてだが、この最終決戦は完璧だった。全体のテンポを崩すことなシェリルランカのそれぞれの持ち歌とそのほかの歌たちが見事にメドレーとして再構成されていた(まあその完成度のせいで冒頭からエンディング状態だったのだけど)。

個人的声優に興味が無いため個人名をほとんど覚えていない中で、中島愛さんはランカ歌声の人として覚えた(ちなみにもう一人は皆口裕子さん。この人の声は耳に優しいのに耳を捉えて話さな魔性がある)

2018-09-02

刺してやりたい

君を確実に破滅させることができるならば、公共利益の為に、僕は喜んで死を受け入れよう。

シャーロック・ホームズ

職場上司を刺してやりたい。

もちろん刃物で刺すわけじゃない。相当の窓口にそのクズ上司の悪しき行いをぶちまけてやりたい。それなりの出世も見込まれると聞くが、それらを本人ごと抹殺してやりたい。

しか証拠がない。職員への聴取があれば、実態はそれなりに明らかになるだろうが、握り潰されず、そこにこぎつけるだけの証拠必要だろう。

刺し違えるのは怖くない。怖いのは、失敗して自分けが傷を負うことだ。確実に一度で仕留めなければならない。背中から、寝首を掻くように。それまではせいぜい物分かりのいい部下を演じてやろう。

2018-09-01

anond:20180901235139

女性は160cm以上が望ましい。

パンツスタイルが似合うしこれくらいの身長があると手足も充分に長く見える。細身の人より中背中肉くらいのほうが包容力が感じられて良い。

リーダーになる人は身長175cm以上が望ましい


うちのリーダーがそれ。178cmでスラッとした体型。程よく筋肉質で二の腕の筋がカッコ良い。オーラも感じるし。あと毛深くないところも良い。清潔感があるから

たくましい背中に頼りたくなるものだよ。170cm以下の人にそれを求めるとなかなか難しいですよ。

高校生告白された増田を読んだが、

偶然にも最近、13歳も年下の男の子(23歳)にむやみやたらと好かれている私だった。

まり嬉しくはない。

イタチ赤ちゃんに似た可愛い顔と鍛え上げた逞しい背中と素直な性格は魅力的だが、かっこいいよねー以上の感興は沸かない。ていうか何でそげに魅力的なのに、私みたいな既婚子持ちおばさんに目をつけてしまうのか謎だ。まあ恋なんてフィーリングでするものから意味理由もある訳ないな。

この間、職場に客として子連れで行く機会があって、その時ちょうど例の年下がいた。私が子供といるところを見れば幻滅するんじゃないかと思ったが、逆に子供構って良いとこ見せようとしていた23歳だった。メンタルつよい。

私は彼の思いなど何も聞かなかった事にして日々を普通に過ごしている。

子供の頃、私は好きな人告白するという事がなかった。誰かから好かれている事を知っても知らないふりをし続けた。

当時、同級生女子の間では好きな人告白をして良い序列とか、彼氏を作って良い序列みたいなものがあって、皆で好きな男の子名前を発表して、他の子カブリがないか確認したり、告白して良いか諦めるべきかを話し合いで調節するという文化があった。

はいじめられっ子だったから、いつもその序列では最下位で、誰にも告白出来ないし誰とも付き合えない、そんな立場だった。

男子の方は男子の方で、似たような決まりがあったらしく、あの子とは付き合っても良いけどあいつとは認めない、というのがあったらしい。成人後、幼馴染みの男子から聞いた。

男子基準でも私と付き合うのはもっとダメなやつだったそうだ。

幼馴染みは、「お前も知っての通り俺はお前の事が好きだったし、お前も俺の事が好きだった。でもお前と付き合うのはダメだって、皆が言うから俺はお前に告白出来なかったんだ」と言って呑んだくれ、暴れた。そんな25歳の同窓会。その時私は既に結婚していた。夫は他県出身者で、私の同級生は誰も夫を知らない。私は故郷を出て夫の地元暮らしている。ここには私と夫の仲を引き裂こうとする者は誰もいない。

ずっと、誰にも邪魔されずに好きな人の側にいるのが夢だった。だから私は故郷を出た。そして運よく夫と出会い、夫も私を好きになってくれた。婚姻届けという紙切れ一枚で、私と夫の関係は揺るぎないものとなり、私は清々しい気分になったものだ。お互いを契約でしばりつけあったというのに、私は今までの人生の中で一番自由になった気がした。

故郷にいる頃、お互いに好き合いながらそれを言い出す事も出来ずにひたすらやり過ごすという、何かの修行みたいな事を何度かやったが、結末はいつも惨めだった。

決まって相手は、他の子と付き合えるめぼしがつくやいなや、私に復讐をするかのように掌を返した。私がどんなに劣っていて無価値であるかと、私を罵らずにはいられないらしかった。

私は悔しさ悲しさを、誰にも言えずにただただ我慢し続けるばかりだった。

ただの友達として、そこそこ良い思い出を胸にしまって別の道を歩くということがどうして出来ないのだろう?と思った。

そのうち、例の23歳にも同年代彼女が出来たら、かつての男友達のように私に唾を吐きかけるようにして去るのだろうか。

増田さん、俺やっと彼女出来たんスよ」

っていつか持ち前の可愛い笑顔で報告してくれるといいのだが。

2018-08-31

anond:20180831144657

ソファーでねっころがりながら机に置いたPC見たり浅めの座椅子背中もたれて脚をピーンと伸ばしてPC見たりしてるよ俺は

エロゲースペックもあるしページ送りは片指だと落としやすいかスマホじゃ難しいんだコレが

2018-08-30

族に入って早5年…

俺もとうとうNo.2。カシラにゃあまだまだかなわねぇ。

昨年やっと舎弟もできたんだぜ。まだまだケツの青いガキでしょっちゅう泣いてやがるけど、俺が背中で引っ張ってやらねぇとな。

族の名前?俺は漢字はよくわかんねぇけど、カシラは〝かぞく〟って言ってたぜ。なんかググッとくる響きだろw

族を追い出されないようにがんばらねぇとな。お前らもがんばれよ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん