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はてなキーワード: ステージとは

2023-05-01

映画BLUE GIANT感想

映画は終わったはずなのに、心の中にまだ音楽が鳴り響いていた。帰り道の高揚感はまるでライブ会場から帰るときのようで、音楽に包まれ世界で息をするような感覚からずっと抜け出せない。映画BLUE GIANT』は、感情を奏でる演奏で観客の心を掴む、最高の音楽ライブだった。

公式サイトhttps://bluegiant-movie.jp/

予告編YouTube): https://www.youtube.com/watch?v=h1I116oS_Lk

今年の二月から上映している本作は、同名の漫画原作としたアニメーション映画だ。音楽人間物語を楽しみながら、ジャズ界の独自価値観や挑戦についても理解を深めることのできるものになっている。

主人公宮本大は「世界一のジャズプレイヤーになる」という大きな目標を抱え、故郷仙台を飛び出し、単身上京する。東京出会った凄腕のピアニスト・沢辺雪祈や、高校同級生素人ドラマー玉田俊二とジャズバンド「JASS(ジャス)」を結成し、それぞれが音楽に向き合いながら、壁にぶつかりつつ、夢の実現に向けてひたむきに取り組む一年半が描かれる。

原作の「東京編」を中心にエピソードを厳選し、上映時間の四分の一をライブシーンに充てるという大胆な構成採用されていたが、まずこれが見事な成果をもたらしていた。上原ひろみピアノ)、石若駿(ドラム)、馬場智章(サックス)の演奏はとにかく圧倒的で、音楽アニメーションコラボレーション最高峰と言える。また、その魅力を余すことなく味わうことができたのは映画館という環境存在が大きく、Netflix支配力が高まる現代において、専用施設役割可能性を示すことにもなっていた。

今回は、そんな傑作の魅力を紹介すると共に、宮本大の「ジャズを信じる」信念の問題点や、JASSの「So Blueに立つ」という目標物語性質に与えた影響について考えていきたい。

(以下、ネタバレを含みます。)

アニメーション技術を活かした音楽の魅力表現

映画BLUE GIANT』のテーマは「演奏者と音楽関係性」だ。宮本大、沢辺雪祈、玉田俊二は、それぞれ「演奏すること」について異なる意味見出している。その違いゆえに彼らの人生は巧妙に交わり、そして必然的に別れを迎える。

演奏である彼らが「音楽に向き合う」ということは「自分自身と向き合う」ことを意味しており、この作品において演奏技術を高めることは、自分自身真摯に向き合うことと同一に描かれる。自分自身対話を重ねて演奏力を磨き、ライブを繰り返しながら音楽との関係性を深めていく若者たちの姿が、本作の大きな見どころだ。

ライブシーンはどれも素晴らしかったが、中でも僕が心を奪われたのは「汗」に関する表現だった。演奏者たちの身体から吹き出る大量の汗や、そこからこぼれた大粒の一滴が、アニメーションならではの表現で美しく描かれる。それは、音楽空気振動させて生じる運動の結果であることや演奏者の存在再確認させるばかりでなく、自己探求の試みを象徴しているようにも思えた。落ちてきて弾け飛ぶ汗を見たとき、その背景にある身体的な研鑽精神的な苦悩に思いを馳せてしまうのは、物語音楽映像が見事に組み合わさって感情を揺さぶからだろう。

ライブシーンでもう一つ印象深かったのは「凄まじい演奏に目が釘付けになる」という描写だ。特に終盤の人々の目が幾重にも重なって演奏に引き込まれていく表現が印象的だったが、これらは音楽演奏聴覚だけでなく視覚も惹きつけるものであることを効果的に示している。実際に音楽ライブに行くと、音楽は「耳で聴くもの」というよりも「目で見るもの」「肌で感じるものであることを実感するが、この映画ではアニメーション技術アイデアによって同じ体験をもたらしていると言える。

また、脚本として素晴らしかったのは、この映画が「沢辺雪祈の物語」として完璧に仕上がっていたことだ。漫画版では交通事故によって最後ライブに参加できなかった雪祈だったが、映画版ではアンコールで大や玉田と共にSo Blue舞台に立つというシナリオ改変が施されている(最高だ!)。怪我を負った雪祈は片手で演奏することを余儀なくされるが、その姿が大が初めて雪祈のプレイを見たときに片手で演奏をしていたシーンと重なり、呼応することになる。手を抜いて片手で演奏していたプレイと、片手でしか演奏できない状況で全力を尽くすプレイの対比があることによって、映画版はより一層雪祈の精神的成長が強調されるものになっていた。

ジャズを信じる」大の信念の問題

本作はジャズライブ世界を美しく表現しているだけでなく、コミュニケーション人間関係のあり方についても、ジャズプレイヤーたちの世界文化を伝えるものになっている。素晴らしい取り組みである一方、その描き方にはついては大きな問題がある。それは、彼らの世界をただ単に肯定的に、あるいは美学さえ伴って、無批判に描いてしまっているという点だ。

ジャズバンドには「独立した個人たちが自分自身活躍や成長を目指して組まれる」という文化的な特徴がある。作中のセリフにあるように「ジャズロックバンドみたいに永遠に組むもんじゃない。互いに踏み台にして名を揚げていく」ということだ。そのため、良くも悪くもバラバラ状態肯定され、自助基調としたコミュニティ文化が成立している。

例えば、玉田俊二や沢辺雪祈はそれぞれ大きな課題に直面するが、大はその苦境に共感したり、手助けをしたりはしない。それどころか、雪祈が玉田を、玉田が雪祈を心配しても「自分自身問題から、おれたちに出来ることは何もない」と、その配慮無用ものとして切り捨てる態度を取っている。

しかし、自分自身問題であることと、周囲がその解決サポートすることは決して矛盾しないはずだ(でなければ、カウンセリングという仕事は成立しなくなってしまう)。むしろ人間が抱えるあらゆる問題は究極的には自分自身問題しかない。それでも人は、他者の悩みや状況を想像し、共に心を痛めることができる(=エンパシー)。そこに人間の素晴らしさがあり、そのような想像力に支えられることで、僕たちは日々の問題に対して継続的に立ち向かうことができているはずだ。

ところが、ジャズプレイヤーとしてあまりに完成されすぎている大のメンタリティは、そのような想像力を必要としない。自助を当然とする大の態度に、玉田は大きく動揺し、雪祈でさえ戸惑いを見せ、二人は困難に直面しても「助けてほしい」と言うことができない状態に追い込まれしまう。大は「ジャズを信じている」と口にするが、これはジャズという音楽の良さが理解されることだけでなく、「ジャズバンド的な人間関係コミュニケーション方法が通じる」と信じていることを意味しているのではないか。つまりジャズを信じる」大の信念が、JASSの「助けてほしい」とさえ言えない人間関係を強固にしているのだ。

「信じるだけ」の大は、いわば「仲間のために戦わないルフィ」だ。彼の言動からは、人の弱さを認めず、自分が出来ることはみんなも出来ると思い込んでいるマッチョワンマン社長のようなパワハラ気質が伺える。もしかするとそれは「お互いを追い込みながら、最高のソロを引き出し合う」というジャズ性質を、人間関係アプローチ転用したものなのかもしれない。だとしたらそれは、今日ではあまり受け容れられないスポ根的なスタイルが、文化系の皮を被ることで見過ごされているだけなのではないだろうか。

この映画では、周囲の人々に助けを求めず、自分自身を追い込んで課題を克服しようとする姿を肯定的に描いている。しかし僕は、それらをもう少し批判的に捉える視点があるべきだったと思う。あれほどまでに深く自己と向き合うことができるのであれば、そこで培った想像力を活かして他者の心に深く寄り添う可能性も求められるはずだ。自助圧力高まる世の中だからこそ、自分自身に向き合い、自分自身問題に取り組みながら、他者に対しても理解し、助けることができる人間関係を築く、そんなジャズプレイヤーたちの関わり方を提案して欲しかった。

権威に認められようとする挑戦」の物足りなさ

この作品にはもう一つ、物語性質に関わる問題がある。それは彼らの立てた目標、あるいは権威との関わり方の問題だ。

大、雪祈、玉田の三人は「JASSの目標」として、十代のうちに日本一ジャズクラブ・So Blueステージに立つという目標を掲げる。もちろん大きな目標であり、大胆かつ困難を伴うチャレンジではあるのだが、僕はこの目標によって彼らの物語が「質的に」小さいものへと制限されてしまったと思う。

ジャズマンにとってのSo Blueは、野球甲子園ラグビー花園に相当する憧れの舞台だ。ただ、その性質は大きく異なっている。甲子園花園は「勝ち上がる」ことで立てる舞台であるが、So Blueは「認められて」立つことができる場だ。つまり、そこに辿り着くためには権威を求めなければならない。このことから権威に認められなければ成功しない」という価値観が生まれるのだが、それが(若者たちの挑戦を描くにしては)物語を物足りない方向へ導いてしまっている。

JASSはSo Blue支配人・平にライブを観に来てもらうというチャンスを掴むが、雪祈のプレイ否定され、夢への道が閉ざされてしまう。このとき「縁がなかったということで」と断った平だったが、後に彼が自戒したことで雪祈へのオファーが生まれ、それがJASSのSo Blue出演へとつながっていく。雪祈のソロ克服という要因はあったものの、もしこの権力者凡庸人格の持ち主であったら、JASSはSo Blueに立つことはできなかっただろう。若者たちの挑戦に重きを置くには、権威的な存在が過剰である

また、中学生の頃からSo Blueに立つという目標を持っていた雪祈には、権威主義的な性格が定着してしまっている。自分評価していないギタリストと共演しても、相手一定プレゼンスを持っているとお世辞を言ったり、自分ソロについて大から指摘を受けたときは反発しつつ、平から叱責を受けると素直に聞き入れたりする。葛飾ジャズフェスティバルへの出演が決まった際には「フェスとなればジャズ業界人間もたくさん集まる。駄目バンド烙印を押されたら、もう一生どこにも呼ばれない」とまで言い切っており、妄想の中で権威肥大化し、視野が狭くなっている様子が伺える。これらは、挑戦する若者というキャラクターの魅力を損ねる要素だ。

若者たちの挑戦を描くのであれば「権威に認められようとする挑戦」よりも「権威を打倒しようとする挑戦」のように、もっと質的に大きなものを期待したいが、ジャズプレイヤーの挑戦である限り、権威に対する依存は避けられないのかもしれない。

それでも、映画演奏世界を美しく表現している―――問題をかき消す「音楽の力」

映画を通じてジャズという音楽の魅力は十分に伝わってきたが、僕は大がジャズを信じる姿に共感する気持ちにはなれなかった。映画BLUE GIANT』は、ジャズ美学を称えるはずの作品でありながら、同時にジャズ的なもの自助を前提とした人間関係コミュニケーション権威に認められることで成功するという価値観)が抱える課題も浮き彫りにしてしまっている。

それでもこの映画は、音楽の力とそれを支える視覚的な表現力で観る者を魅了してしまう。そこに問題があったとしても、圧倒的な恍惚によってどうでもよくなってしまう。それこそが、この映画の正体なのだろう。最高のクリエイターたちがもたらす感動が、自助強要する主人公や助けを求められない人間関係、挑戦の質による物足りなささえもかき消すことで、「音楽の力」を証明することに成功したのだ。物語パートで引っかかることがあったにも関わらず、あまりに強すぎるライブシーンが全てを帳消しにした結果、鑑賞後の僕の心にはただ音楽けが存在していた。大、雪祈、玉田たちにとって演奏することがそうであったように、まさに、最高の演奏によって数々の問題を乗り切った物語だったと思う。

anond:20230501132618

マジ勝ち組のこういうナンチャッテ不幸面くそウザい。

何も考えずに結婚して病気も不幸も特に挟まって来た事ない癖になーにが私ちゃん不幸なの、みたいなこと言ってんだろ。お得な人生歩んでてマウンティングしたいだけの愚痴、てめーの実名FBでやって友達に慰めて貰ってろよ。お得意だろ。

こういう所に書き込んでこういうレスがついてステージ上の自分子供の寝顔見て満足できて楽しいですねハイハイ

anond:20230501132618

20代子持ちは圧倒的に勝ち組。言う通りステージが異なるので、比較するだけ無駄

家族大事にしてあげて。今しかできないこと、たくさんあるよ。

追記+追記】既婚子持ちだけど独身実家暮らしに戻りたいよお

戻りたいよおおおおおおお

パパもママ増田に甘々だったか生活費として3万おうちに納めたら残りのお賃金は全部お小遣いだったんだよおおおしかもパパも増田が何もない休日とかしょっちゅうお出かけ連れてってくれてたしママも一緒にカフェ巡りとかしたりお洋服買ってくれたりしてたから月3万以上は絶対おうちのお金から出してもらってたし何なら結婚した時に「これ貯めてた分」って全額返してくれたかぶっちゃけ増田負担0円で子供部屋おばさんさせてもらってました!!!!パパママありがとう!!!!今も大好きです!!!!!

友達も同じような生活の子ばっかりでほぼお小遣いのお賃金趣味旅行だの書籍だのライブだのその他オタク活動に全部突っ込んでそれは毎日楽しく楽しく遊んでました!!!!!

!!!あまあまに甘やかされてる増田は本当得意なことひとつもなくて勉強マジで出来なくてしかハチ公前ですら1回も声かけられたことないレベルデブスなのね!!なんなら要領悪くて主体性がないタイプ仕事できないコミュ障から入社当時からなんなら今も会社お荷物なのよね!辛い〜!!会社の人ゴメン!!!

でも女はイージーモード!!!何もない己に焦った増田はとっとと婚活して結婚したのね!!!!んで子どもも授かって今2人いる!!!可愛い!!!

で!!今は育休明けて会社戻ったけどもう合計したら4年も席空けちゃってるから!!!マジで仕事レベル終わってて今色々思い出しながらヒィヒィやってるけど本当にお荷物!!!しかデブスにも適用される20代女子ボーナス(おっちゃんたちには何もしなくてもウケが良いというアレ)も育休中に終わっちゃってるからもうマジでいらん人材!!!会社の人重ね重ねゴメン!!!

家でも共働きなのに旦那全然家事育児参加してくれないし、子どもと遊んでたらスマホいじる時間なんか無いし保育園から洗濯帰宅後の時間終わるから独身時代オタク趣味全然追えていないし!!!!、何よりお金がないから本当に何もできない!!!!!でもまだ未婚の友達が圧倒的に多くてその子たちは冒頭の増田のような生活を続けてていっぱい楽しいところ行って美味しいもの食べてしかちゃん自分のお手入れをする時間お金努力意志があるからお肌も身なりもピカピカだ!!!美しい!!!!羨ましい!!!!;;年に数回ぽっちだけど会えた時にはたくさんの情報と美味しいもの楽しいことの話をしてもらえる!!!それをもらって生きている!!!!羨ましい;;

正直!!!正直ね!!!!!自分結婚が決まった時は「一個上のステージ...(暗黒微笑)」とか思ってました!!!すみません!!!!!増田しか出してない感情なので許して!!!子ども授かった時は純粋に嬉しかった!!!!!これ本当!!!!あと子どもは心から可愛いです!!!!オレなんかにストレートな愛をくれる!!!!もらった愛以上に愛を返したい!!!!!

でもね!!!!じゃあ子どもがいたら今までの自分の全てを犠牲にしても幸せ満点100点満点かと聞かれればそれは違う気がして!!!!正直独身実家暮らし友達が圧倒的に幸せそうで楽しそうで余裕があってピカピカで羨ましくて羨ましくて仕方がない!!!!!急に来週温泉行かん?とか言って唐突にみんなで温泉旅館行ってたあの頃に戻りてええええええ最近スープストックのアレでやれ独身だ子持ちだの論争いっぱいありましたけど個人的には独身で稼いでて遊ぶ友達いる人が圧倒的に勝ち!!!!圧倒的に勝ちです!!!!!少なくとも貧乏子もちのオレよりは!!!!!そう思います!!!!!

おしまい 昼休みももうすぐおしまい

追記

仕事終わって増田見に来たらビックリしたので追記!!!!いらんこと書いてしまいそう...

要するに遊ぶ金と時間が欲しいってことだろカスって感じのこんなの読んでくれて本当にありがとうございます...!!!思ってたより言及ブコメも優しくてビックリしてしまった、もちろん厳しいご意見ありがとうございます!!、

休み直前に友達GWのどこかお昼6000円くらいのお店で晩は8000円くらいのご飯どう?て連絡くれたんだけど(店名とコース書いてくれてる感じ、提案してくれる友達とてもありがたいね...)、時間的にも金銭的にも100000%無理いいいいいいあめっちゃ行きてえええええうわああああて衝動的に吐き出してしまったほんまスミマセンでした...

とりあえず今は家族がいること、今も変わらず遊んでくれる友達がいること、カス社員でも置いてくれる会社があることに感謝して前向きに捉えて生きていけたら良いな

追記その2

職場便所から失礼しま

自虐しまくってるくせに婚活すぐ終わってるやんけ」というご意見チラホラ拝見したのですが(あと今更ですが褒めてくれてるご意見本当にありがとうございました自己肯定感爆上がりしました;;)、本筋から逸れるから一言で終わらせただけで本当は1年半かかってます...20代半ばの女はすぐ婚活終わると聞いていたのに...

デブス+家事能力ゼロ(当時)+色んなことカスな女の婚活レポを書くともうひとつお気持ちクソ長文記事が出来上がってしまうのでまた機会があれば...あれば...




あと最後に....はてのちゃん!!!!????

何でもかんでもスタオベすな

初日からタオべ、中日でもスタオベ、千秋楽でもお約束の如くスタオベ…

今日の芝居は本当に立ち上がって拍手するほど良かったか推しくんの芝居、立ち上がるほどここ一番の仕上がりだったか?本当に心の底から感動して立ち上がってしまたかノロノロノロノロ周り見て空気読んで波みたいに立ち上がる雰囲気、滑稽だよね

私は今日『周りが立ち上がってステージ見えなくなっちゃったから』立って拍手した。本当に心のないスタオベでゴメンね、でも関係いか

観客が立ってる景色、誉れだよね。板の上の人たちは何も惡くないよ。でも特別今日の芝居が最高でも無かったのに立ち上がって拍手しててごめんね。本当、顔が見えなかったから立っただけ。

一番に立ち上がった奴、自分意志で立ち上がった奴が悪いんじゃないよ、私みたいな周りが立って見えないなってノロノロノロノロと立ち上がる奴が悪いっていうか邪魔邪魔を重ねた結果だよ。誰に何を謝りたいのかもわからないけど、心無いスタオベしてゴメン、心込めて作った作品に心無いスタオベで応えてゴメン。

この、毎日毎公演スタオベが起こるの、2.5だけ?なんでみんな立ち上がるの?そんな立ち上がっちゃうほど最高の芝居、なかなか出会えるもんじゃなくない?じゃあ立たなきゃいいじゃん!そう!でもステージ見えないの、見えないから立っちゃうの、それだけ!ただの愚痴矜持のない私のスタンディングがダメなの、それはわかってる!でもさ〜見えねーんだよ、ステージが!

立ち上がるほど感動した奴は立ったらいいよ、敬意よ。でもさ〜本当に今日の芝居、『立ち上がるほど良かったか?』

2023-04-29

IQってゲームあったなあ

テテテーて

テッテレレーテレレ

セクァンド ステージ

ポンッ タッタッタッタ

[]ザ・スーパーマリオブラザーズムービー

総評

130点ヤッター! 点数の基準は「上映時間映画料金を払ったコストに対して満足であるなら100点」。多分世間では娯楽映画という評価であり、事実娯楽映画なんだけど、ゲームという文脈においてガチだった(この辺後で詳細語りますわ)で130点なのでした。

130点の理由

見終わった瞬間、あれ、この映画って存外、なんか手堅くまとまってて100点くらいなのかな? 娯楽映画としてよくできているけれど、やっぱ弱点はあるよね、とは思ったのです。

主人公マリオの悩みみたいなものも、その克服も描かれてはいたんだけれど深い描きというよりはあっさりと乗り越えたし、アクションシーンの出来はどれも良かったんだけどアクション娯楽映画ありがちな失点として、アクションシーンの連続になりすぎて、ドキワク感が全体でのっぺりしちゃったところは実際にある。

あと、これはフォローしがたいけどエンドクレジット後のおまけカットみたいなの(2種)は蛇足感があった。

でもそうやって、脳内で「映画減点表」みたいなのを作り、同時に「映画加点表」みたいなのもあり、合計計算して出てきたスコアは100点だったんだけど、見終わった感情的満足感は130点だったんですよ。ズレが有る。

こういう映画ってたまにあって、それは自分言語化できてない、なにかスペシャルな要素があるって証拠だと思うんですね。

じゃあその+30点どこから出てきたんだよというのが、この感想を書いた理由です。

勇気を出して挑戦する、というテーマ

主人公マリオニューヨークで配管工業を営む青年。作中はっきりとは語られてないけれど、イタリア系移民大家族暮らしていて、年齢は20歳ちょいなのかな。新卒で入った会社を飛び出して、弟ルイージを巻き込み、いきなり配管修理事務所を起業して、全財産を叩いてCMを流したところから物語は始まる。

会社を飛び出した経緯の詳細は語られていないけれど、「何をやらせてもダメ」「できることがない」とモラハラを受けていたフシがあり、マリオは「自分は役立たずなんじゃなかろうか」「いいやそんなことはない、やればできるはずだ」の二つの気持ちの間で揺れている。

おっかなびっくりだし、確信はないし本当は自信だってないんだけど、ルイージに対してお兄ちゃんぶりたい気持ちだけはあって、まぁ虚勢を張っている。

映画になって肉付けされたこマリオ像ってのは、結構好感度ありました。

主人公マリオのもってる「自分は役立たずなんじゃなかろうか」なんて悩み、誰にでもあるじゃないですか? はっきり言っちゃえば、具体的な問題の表出は違えども、全人類の99%が成長過程の中で経験するものでしょう。

それにたいして「やればできるはずだ」っていう根拠のない自分自身の鼓舞だって、誰でもやるでしょう。

これらは映画を含む既存ストーリーメディアでは、勇気とか挑戦とか言われるたぐいのテーマ類型です。この類型は多くの、それこそほとんどすべての物語作品で見ることができます内面問題弱気を乗り越える勇気の話は、物語作品王道ですから

歴史上、ストーリーメディアはそれに対して勇気づけるための物語を何千何万と語ってきた。美しくまたはおぞましく、ハラハラ・ドキドキするような物語をたくさん作ってきた。「勇気を出す理由」「その褒美」について、あらゆる物語が手を変え品を変え洗練したストーリーを紡いできた。

そういう歴史あるテーマ歴代傑作の洗練に対して、この映画エピソードづくりや演出最高峰かというと、そんなことはない。マリオの閉塞感もその打開も、徹底的に演出されているわけではない。もちろん赤点ではないんだけど、その部分で言えば「凡庸ファミリー映画」ですらある。

でも正しくそこがこの映画の中心なのです。

たぶん「それ」が、映画としての物語性や演出を厳密に評価した評論家一般ユーザーの間で、この映画評価が真っ二つに別れちゃった理由だと思うのです。

ビデオゲーム

あらゆる人々の実際の人生における、自信のなさ、不安感、でもそのなかで勇気を振り絞って、はたから見ればどんなにくだらなくてもその当人にとっては難題である目の前の課題に挑んで見る――そういう勇気に対して物語メディア物語としての洗練や感動をもって応援してきたわけですが、じゃあそれで現実の人々の不安感や自己否定ちゃん払拭できたかといえば、そうではない。物語の大好きな自分は、それでも物語のない世界は暗闇だと思うわけですけど、世のすべてが照らされて現実問題駆逐されるなんてことはなかったわけです。

でも、全く同じ問題に対して、ビデオゲームは別の方法論で挑んできました。

それは成功体験です。

問題点がある。失敗する。ゲームオーバーしてしまう。つらいね、くやしいね。でも何回かやってみようよ。工夫してみようよ。ほら!さっきよりいい感じ!よし!一個クリア!先に進めた!すごい!ほら、つぎの課題が来たぞ!ジャンプだ!パンチだ!やったぞ!進めたぞ!!

そういう、課題と克服、工夫や練習での突破、つまりは直接的な成功体験で、「キミはできるんだ!」と全存在で訴えかけてきてくれるわけです。ビデオゲームをする人にはあまりにも自明で、やらない人には分かりづらいかもしれませんが、任天堂のみならずすべてのビデオゲーム本質はこれで、これでしかないんです。

何か挑戦すべき課題突破するべきステージでも強敵でも生産目標でも集めるべきコインでもなんでもいいですけど、課題があって、それは最初は難しくて無理かもしれないけれど、ゲーム世界調査して構造を知り、工夫して、練習すれば、達成していける。

努力すればなんとかなる」。

そのことを、人間の子守では到底無理なほどの忍耐(なんせ機械なので)で、何千回でも、何万回でも人間の子どもたち、時には大人にも付き合ってくれた。それがビデオゲームの達成した最も尊い部分だと思います。「レベルを上げる」「レベルが足りない」という今や日常会話でも違和感なく使えるこのフレーズには、「いまは無理でもいずれできる」「できるようになるはずだ」という、生きる上で本当に重要価値観が込められていることがわかるでしょうか?

スーパーマリオ歴史ってほぼイコール、家庭用ビデオゲーム歴史です。そして、ビデオゲーム歴史は、「挑んでみなよ!なんとかなるよ!」というメッセージ歴史なのです。任天堂こそは、それを声高く叫び続けるゲームデザインをしてきた企業でもある。

諦めないという、その尊さ

前述のように、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は既存物語メディアの、少なくとも映画文脈で言えばそのシナリオ演出が傑作に達していないかもしれない。でも、そこにビデオゲームという別の文脈が持ち込んである。そしてそのことに制作陣は自覚的です。

まり、彼らはわかっていて、わざとそう作ったのです。マリオ任天堂と、そしてなにより地球で生まれて40年になるビデオゲームという新顔の娯楽を本気でリスペクトして作ったのです。

マリオは作中「諦めが悪い」「しぶとい」とピーチ姫などに評されます。実際、マリオ映画終盤になっても結構ミスをする。敵の攻撃を食らってパワーアップが解除される、しかも頻繁に。

それをマリオは「スマート物事解決できない」という評価だと受け止めてちょっとしょぼくれたりもするのです。が、とんでもない。

それは「ミスをしてもなげださない」という意味であり、「ゲーム主人公」として、そして「マリオを操るプレイヤーとしての我々」としても、それは最上級の素質です。

そう考えてみると、この映画白眉は序盤、キノコ王国にたどり着いたマリオピーチ姫への同行許可を得るために、練習コースに挑戦した部分だったと思い出されます

マリオは何十回も何百回もミスをする。回転する棒にビビって飛び込めない。移動する床をうまくジャンプできない。ブロックを壊そうとして目測を誤って落下する。

そういった失敗は『スーパーマリオブラザーズ』をプレイしたことのある人々にとっては、あるあるだし、わかるし、お前もか……。なわけですよ。

でも同時に、それを何十回も繰り返せば、あんなに難しいと思えた難所もクリアできるようになるし、ピーチ姫が疲れて寝ちゃった夜中もずっとプレイして、ミスを繰り返して、ヒャッフゥ!と突破できるようになるのもまた、自分自身のことのように、わかるわけです。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』における「課題勇気、挑戦」はそのようなものなのです。だからブルックリンクッパが現れたって絶望したり家族が死んでスーパーパワー覚醒したりする必要はありません。映画的な意味での過剰なドラマ表現をしなくても、マリオは「やるぞ!」とちゃん理解できるのです。

ビデオゲームが産まれ、親しまれ、市民権を得て、もはや一般的な共通理解となった現代社会において、視聴者理解感覚はもうその段階まで達している。だからこそ映画ドラマの形を拡張して、巨大なリスペクトを持ってゲーム文脈を抱きかかえることができた。

映画ゲームも大好きな自分として、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』はそのような映画であると受け止めました。

+30点はあるよ、ちゃん実在するよ! 家族が死んだり国が滅びたり医師生命を失ったりしなくても、そんな悲劇がなくても、僕たちはちゃんと「攻略してやればクリアできるんだぜ」という、穏やかに前向きな価値観ゲームから予め受け取っているんだ。そういう意味で、とても良い映画でした。

クッパ大王リサイタルはとても可愛かったしね!

マリオ映画化記念、宮本茂も変身させようのコーナー

マリオと言えば変身。

キノコを食べて大きくなったスーパーマリオフラワーを食べて火を出せるファイアーマリオなどがいます

産みの親である宮本茂だって、色々なものを食べて変身できるに違いありません。

変身した宮本茂さんにもっと色んなマリオを作ってもらいましょう。

ヒゲを食べて坂口

ストーリーがあるRPGマリオファンタジーを作れる。

タイヤを食べて下川

シミュレーションのうたわれるマリオを作れる。

クルーザーを食べて中村茂

遊ぶたびにステージが変わり1000回遊べる不思議マリオを作れる。

・夢の中で書いたソースコードを食べて山内

マリオが車を運転するグランツーマリオを作れる。

秋元才加を食べて広井茂

ハイクオリティ映像美が堪能できるアニメーションが流れ大正桜に浪漫の嵐なマリオ大戦を作れる。

Aimingエイチームの株を食べて中茂

高速感が売りの時代が求めた16ビットマリオザヘッジホッグを作れる。

チーズ牛丼を食べて名越

ボールに入ったマリオを動かすたべごろなマリオボールを作れる。

・バネを食べて宮本名人

16連射でなんかする。

金メダルを食べて河村

マリオオリンピックに挑戦する。

立ち食い蕎麦を食べて押井

最初からマリオなどいなかったんだ。

2023-04-27

anond:20230427110032

実際昭和から平成中期くらいまでは「男なんだから泣くな」と言われて育てられてきた男が多い

それを見た女は「女は泣いてもいいんだな」と思ってしまったのかもしれない

しかし、それは裏を返せば

「(社会を動かすのは)男なんだから泣くな」であり、

「(社会を動かさない)女は泣いててもいいよ」っていう、

圧倒的男性社会ゆえの女性特権だったのかもしれない。

今は男女平等社会なのだから女性もまず「すぐ泣く」という社会無責任ムーブはやめて、

男性と同じステージに立ってもらいたいと思う。

2023-04-26

立憲支持者「いいか総理うな丼食べるとかしんじらんないって言うんだぞ…!」議員はい…」

やっぱ立憲ですわ、存在ギャグ

問題なのはその芸をやるステージ国会なところだけですな。

anond:20230426161336

スマホでのったりステージ移動ってのがそもそも俺に合わん

別にコンシューマーPCでやる分には気にならんのだけどな

 

ハメ撮りはクラウド保存オススメ

GoogleDriveにあげてたら不適切利用でBANされたわ

2023-04-25

anond:20230423111053

人の話が処理できない側の脳内

何故、人は人の指示を全然理解できないのか?

その謎を解明するために、ここでは逆の立場になって「増田説明を受けた人の脳内」の一例を示してみるよ。

人の話が処理出来ない奴へのアドバイス

(人のことを「奴」呼ばわりって何?)

一時期、人の指示を全然処理できない40代複数名、相手にしてた事がある。

(「相手してた」ってなんだよ。言葉遣い上から目線

その時の経験からちょっと気づいた事をアドバイスしてみるよ。

まず、自分解釈を傍に置いて、最後まで読んでくれ。

いか、読み終わるまで、自分解釈は傍に置くんだぞ。

(「いいか」って偉そうだな。せめて「よろしいですか」だろう)

結論から言うと

相手の話を出来る限り一字一句聞き取る練習しろ

(「しろ」ってなんで命令形なん?せめて「しましょう」じゃないの?偉そうだよ)

・その際、相手の言っていない事は絶対に書き取らない

(「聞き取る練習しろ」って言っておいてなんで次に「書き取らない」って、読む話から書く話になってるの?)

・聞き取れなかった部分は、相手質問する、録音を再生する、などして欠けた情報を埋める事

これを仕事の中で出来る限り愚直にやれ。最適なのは議事録を書くこと。

半年経っても伸びないなら小学中学国語ドリル小学三年生分から全部やって、スキルアップブーストさせる事。

(「愚直にやれ」ってまた「やれ」とか、なんで命令形なの?)

(なんで今から小学生のドリルやらないとダメなんだよ。馬鹿にしてる。)

ここからつの癖が浮かび上がってくるんだよ。

あんたは、相手の話をそのまま聞けていない。

(「あんた」呼ばわりするな)

もっと正確に言うと、相手の話は耳に入っているんだけど、それを素材に、自分で考え、情報を加工してしまっている癖がある。

(加工?何の話?)

もっと具体的な話をしようか。

指示されたことについて、

・「自分解釈を加えずに」メモを取ることはできてる?

メモ取ってるよ)

・「相手が言っていない事を加えずに」要約することは出来てる?

あなたの話は、要約できてるよ)

はっきり言うけど、これが出来ない人、多いのよ。

相手が喋っている時に、相手言葉自分思考回路が反応しちゃうの。そして、自分世界に入っちゃうの。

その結果、相手の話をキャッチする代わりに、自分思考回路で加工した情報が頭に残ってしまうのよ。

思考回路が反応?そりゃ人間思考してるんだから思考回路は反応するだろ)

あなたの話もキャッチしてるし、自分思考回路も反応してるよ)

(加工した情報が頭に残る?残ってないが)

その情報仕事してみたら、どうなるかな?

当然「お前は指示を理解してるのか?」と、言われることになるわけ。

(だから「お前」呼ばわりするな)

指示した側の立場になってみれば分かるよね。

・「お前何言われてもないことしてんのよ」

・「勝手にXXされたら、こちらの意図が狂うんだけど」

となる。

(なんでタメ口で話かけられなきゃならんの?こちらは敬語だぞ?)

(お前の意図は知らないよ。だったら意図を先に共有してくれ)

から、今必要なのはあんたが

・「言われたことだけ」を愚直に記録し

・「言われたことだけをベースに」要約する

事なんだよ。

(言いたいことは分かるけど、話し方が上から目線すぎて冷静に聞いてられないよ。もう一回、話し方を丁寧にして話してくれよ。メモする時間も無いよ)

時間も余裕も無いのに、記録しろ要約しろって、無茶を言ってるよ。30分ぐらい時間くれよ)

恐らく現状対応するべき事は、指摘者の話の中に含まれていて、それをお前がキャッチできていない可能性が高い。

少なくとも、正しく情報が聞けていれば、あとは個々のトピック理解レベル問題になっていき、課題の各個撃破が出来るようになるはずなのだけど、この書き込みからは、その前段階でつまづいているようにしか見えないのだよね。

(きっと、あなたの話を私は正しくキャッチできてないんだろうと思うけど、あなたの話し方が偉そうすぎて、腹立って冷静に聞けないよ)

人は、相手の話を聞くと、自分の頭の中で、自分の考えが走りそうになるんだ。多分これは人間の仕組み。

でも、その動きを一旦抑えて、相手が何を話したかを正確に聞き取れるかどうかで、差がついてくる。

必ずしも内容に全て同意する必要なんかない。

ただ、相手が何を言ったのかを加工せずに、保持し、記録しろ情報に欠落があれば、その点を直後に(当人でも、同席者でも)確認しろ

大事な事は、相手が話した事を原則加工せずに受け取る事。

そして、可能な限り、相手が話した内容について、理解できるまで質問をして補完すればよい。

自分の考えが走りまくりなのは自覚してる。さっきからね)

(正確に聞き取りたいけど、口調が偉そうすぎる)

あなたの口調が気になりすぎて、聞き返すのもしんどいんだわ)

(言ってることは分かるよ)

今俺が言ってるトレーニングの中には、「相手の言っていない事は絶対に書き取らない」がある。

悪い癖がどうしても抜けない40代もいるのよ。

大抵は国語力が欠けていて、勝手脳内情報補完する癖がついてるわけ。

(「悪い癖が抜けない40代」とか、なんで上から目線なんだよ)

(「国語力が欠けていて」って、馬鹿にしてるの?)

(こう言った時に勝手小学ドリルスキップしないのも大事からな。何故小学からやり直すのか、を知りもしないのに勝手に手順を変更しない事)

相手が言った事を正確にキャッチする訓練が、あんたには必要なんだ。

(「知りもしないのに」とか、馬鹿にしてるよなぁ)

(何故小学からやり直すのか、そこを説明してくれよ。納得できないよ)

自分もこのトレーニングをやって、それまで本当に自分相手の話を聞けていなかった、と涙したね。

トレーニング後は、一気に仕事が回るようになって驚いたよ。上司と話をするのが簡単になったし、他部署、他企業といった他流試合もよりスムーズに回るようになった。

人の話を正しく聞けるって、本当に大きいからな。

(なんだよ、あなたも話が聞けなかった側だったのか。。。最初からそう言ってくれれば、こちら側だと先に言ってくれれば、私もここまで腹が立たなかったのに)

(やっと、あなたの話を聞く気になったよ)

ところで、僕がここまで書いてきた事、ちゃんと頭に残ってる?

ここまで書いてきた事を一字一句メモに取るのも練習だけど、ちょっと情報量が多いんだよね。

(頭に残ってるのは、たぶん正しいことをあなたは言ってると思うけど、話し方が上から目線すぎて、その印象しか残ってないよ)

情報量もそうだけど、話し方が一番私にとっては障壁だったな)

そんな時には要約が必要となる。

そんな時には、相手の言った事や書いたことの情報量を減らして記録する必要がある。

余分な文章を切り捨てて情報量を減らす、という事だ。

大事な事は、

意味を変える→絶対NG

という事。

意味限界まで変わらないようにしつつ、情報量を圧縮する。この練習仕事の中でやれ。

自分がただお呼ばれしてるだけの会議があったら、議事録を取れ。そして添削してもらえ。

添削時に議事録の中で表現の書き換えをしてくる奴は師匠には向いていない。だから、別の師匠を見つけて議事録スキルアップのお願いをしろ

(追記: 正しい表現に直すのは必要。だが、全然違う表現に直す癖がある奴に教えを乞うのはよくない、という事)

(やっと話が頭に入ってきたよ。最初からあなたも元々話を理解できない側だと自己開示してくれていたら、印象は違っていたのに。。)

(要約するよ。議事録も取る)

(別の師匠、って言っても、今の職場は二人チームだから無理なんだよ。。)

という事で全てを書いた。

要は相手の話を正しく聞けるように、癖を直すためのトレーニングを指示通りに愚直に行え、という事だ。

自分解釈を傍に置いて読む事はできたか

(相当難しいけど、試してみるよ)

それが今より出来るようになる事が、読解力向上への道だ。自分解釈を捨てて、正確に情報を取る練習しろ

自己流ではもう伸びない。気持ちはわかるが、今はそういうステージにいないことを理解した方がいい。

(わかったよ)

まあ、ここまで言ってもなお、自己流に固執するなら、一生もがき苦しむんじゃない?毎回人の意見の読解に失敗して、全てを間違えるんだから

(きつい言い方だな。嫌味を言う必要なくない?)

(あと、全てを間違えるとか言うけど、そもそもあなた言葉は全部正しいの?)

それが嫌だからここに書き込んだんでしょ。

から、頑張れ。

(頑張るよ。でも「頑張れ」って命令形を使わなきゃいいのに。「一緒に頑張りましょう」とかさ)

(まぁ頑張るよ。ありがとう

2023-04-24

anond:20230424224854

うちの息子はSwitch持ってなくて、ヒカキンの実況動画ずっと見てた

可哀想から買ってあげた

それで2人でマリオ遊んでたら、ムーンや隠しステージ場所ほとんど覚えてた

子供記憶力すごいわ

主人公DJバンドモノと主人公キーボーダーのバンドモノはDying Breed

音楽マンガ主人公としてドラムベース結構ある。

当方ボーカルも割りとある

一番多いのはギターボーカルだろう。

そんな中でキーボーダーはマジでいない。

そもそも見た目がかっこ悪いから。

皆が肩掛けの弦楽器をビロピロしてる横で、1人だけ物干し竿みたいなものの上においた鍵盤ハーモニカみたいな物をペチペチしている。

肩掛けのキーボードになるとビジュアルはいよいよ鍵盤ハーモニカで、イケメンがやればギャグ、女がやれば滑稽、オッサンがやるとふんわりした純喫茶マスターみたいな雰囲気となりとても漫画主人公として世に出せるものではなくなってしまう。

とはいえ純粋ピアニストとなれば多くの作品で主役を務めるキャラクターとなるし、坂道のアポロンのようなピアニスト主人公バンド漫画存在する。

キーボーダーはまだ希望があるのだ。

だが、DJヤバイ

マジでない。

そもそもDJ主役の漫画自体とんかつDJあげ太郎という一発ネタを延々と擦り続けるヤバイ芸風のギャグ漫画ぐらいなのである

日本人にとってのDJ像がよく分からない円盤をキュッキュッしてる変な奴というイメージで止まっているのだ。

そもそも日本には生演奏信仰手作り信仰があり、録音した他人音楽再生してウェイウェイしているだけの輩はギャグ漫画主人公ぐらいにしかなれないわけだ。

当然そんな奴の周りに集まるのは個性的変人ばかりである普通に楽器を弾いて一緒のステージに立ったりしない。

DJ同士でバトルを始めたり、変なダンスMVかましたりするのが精一杯で、DJ主人公ギターベースが囲んで世界を目指すクールな仲間たちとなることはない。

絶滅危惧種と言ったのは俺の言い間違いだ。

バンド漫画DJ主人公最初からこの世界に生まれてさえいないのだ。

anond:20230422145031

君たちはステージが低い

君たちと話をしていると君たちのカルマが私の中に入って来て私が苦しくなる

最近ゲーム自体ダルくてムリ

シャニマスは絵と衣装蒐集する目的だけで続けられてる。トワコレ凛世引けた。

イベントは一応カード取りくらいはするけどコミュ読んでない。貯めた石でガチャしか引いてない。もはやゲームすらしていないが、最近ゲームすらダルい

ブルアカとかNIKKEとかキャラ可愛いけど、ステージクリア式のゲームで編成とか頭使わなきゃならないゲームはその時点でもう既にめんどいコマンドバトル式とか自分キャラ操作するのすらめんどい

昔はカイロソフトとかを飽きもせずチマチマやり込んでたのが嘘みたいにゲームに手間使いたくなくなった。

キャラデザが好みなの一体を好きに着せ替えられて(もしくはキャラメイクできて)、継続的ログインしなくてもよくて、でも完全な着せ替えのみのアプリとなるとまたちょっと違う。やりこみコンテンツ自体は欲しい。

書いてて思ったけどMMOゲームで人と交流しなくていい放置ゲーがほしいのかもしれない。でも中華ゲーによくあるクエストをオートでお使いするだけのゲームになるとほんとに何も操作することなくてみんな同じ装備だからつまんない。正直自分でもどういうのがほしいのかよくわかってない。

AIってこういうの聞いたらあなたはこういったゲームを求めてるんですねって教えてくれたりするのか?

2023-04-23

anond:20230421202421

人の話が処理出来ない奴へのアドバイス

一時期、人の指示を全然処理できない40代複数名、相手にしてた事がある。

その時の経験からちょっと気づいた事をアドバイスしてみるよ。

まず、自分解釈を傍に置いて、最後まで読んでくれ。

いか、読み終わるまで、自分解釈は傍に置くんだぞ。

結論

結論から言うと

相手の話を出来る限り一字一句聞き取る練習しろ

・その際、相手の言っていない事は絶対に書き取らない

・聞き取れなかった部分は、相手質問する、録音を再生する、などして欠けた情報を埋める事

これを仕事の中で出来る限り愚直にやれ。最適なのは議事録を書くこと。

半年経っても伸びないなら小学中学国語ドリル小学三年生分から全部やって、スキルアップブーストさせる事。

判断した根拠

そう判断した根拠は、次の文章にある。

今日仕事自分提案資料に対して上司に指摘をうけたが、よくわからなくて途中から思考停止してた。

話が理解できないというか、意図がわからない、何が求められてるのかわからないって感じ。

この一文に問題が現れている。

・話が「理解」出来ない、と言うけど、何で話を「理解」しないといけないの?

そもそも相手メッセージを正しく聞けてる?

・話を「理解」出来なかった後に「思考停止」するってどう言うこと?話聞くのをやめたの?

ということ。

話を聞く時の癖

ここからつの癖が浮かび上がってくるんだよ。

あんたは、相手の話をそのまま聞けていない。

もっと正確に言うと、相手の話は耳に入っているんだけど、それを素材に、自分で考え、情報を加工してしまっている癖がある。

もっと具体的な話をしようか。

指示されたことについて、

・「自分解釈を加えずに」メモを取ることはできてる?

・「相手が言っていない事を加えずに」要約することは出来てる?

はっきり言うけど、これが出来ない人、多いのよ。

相手が喋っている時に、相手言葉自分思考回路が反応しちゃうの。そして、自分世界に入っちゃうの。

その結果、相手の話をキャッチする代わりに、自分思考回路で加工した情報が頭に残ってしまうのよ。

話を聞き損なった結果

その情報仕事してみたら、どうなるかな?

当然「お前は指示を理解してるのか?」と、言われることになるわけ。

だって、言われてない情報に、自分で加工しちゃってるんだから

指示した側の立場になってみれば分かるよね。

・「お前何言われてもないことしてんのよ」

・「勝手にXXされたら、こちらの意図が狂うんだけど」

となる。

それをあんたは、「話し手意図理解する」事でカバーしようとしてきた。相手意図理解出来てればズレないだろう?って。

違うんだよ。

話し手立場になって考えてみなよ。余計な忖度して勝手に動く奴に、細かい指示なんか怖くて出せなくない?

そして、細かい指示出せないような奴に、もっとレベルの高いお願いなんか、出来なくない?という事。

から、今必要なのはあんたが

・「言われたことだけ」を愚直に記録し

・「言われたことだけをベースに」要約する

事なんだよ。

恐らく現状対応するべき事は、指摘者の話の中に含まれていて、それをお前がキャッチできていない可能性が高い。

少なくとも、正しく情報が聞けていれば、あとは個々のトピック理解レベル問題になっていき、課題の各個撃破が出来るようになるはずなのだけど、この書き込みからは、その前段階でつまづいているようにしか見えないのだよね。

癖への対処

人は、相手の話を聞くと、自分の頭の中で、自分の考えが走りそうになるんだ。多分これは人間の仕組み。

でも、その動きを一旦抑えて、相手が何を話したかを正確に聞き取れるかどうかで、差がついてくる。

必ずしも内容に全て同意する必要なんかない。

ただ、相手が何を言ったのかを加工せずに、保持し、記録しろ情報に欠落があれば、その点を直後に(当人でも、同席者でも)確認しろ

大事な事は、相手が話した事を原則加工せずに受け取る事。

そして、可能な限り、相手が話した内容について、理解できるまで質問をして補完すればよい。

国語スキル

最近ホスト国語ドリル解かせる動画がバズってるのは知ってる?

1:40ごろから観て欲しいのだけど、

https://youtu.be/Kbs6Tt1UCgQ

基本的には読解から思考をして

思考した内容を口からはく なので

その一番最初の段階の読解をミスる

全てを間違えてしま

これが全て。

家族とのコミュニケーションとか、友達と遊ぶレベルであれば表面化しないけど、仕事では結構残酷に表面化するんだよ。

今俺が言ってるトレーニングの中には、「相手の言っていない事は絶対に書き取らない」がある。

悪い癖がどうしても抜けない40代もいるのよ。

大抵は国語力が欠けていて、勝手脳内情報補完する癖がついてるわけ。

もし、改善スピードが上がらないのであれば、小学中学国語ドリルからやった方が良い、ということ。

(こう言った時に勝手小学ドリルスキップしないのも大事からな。何故小学からやり直すのか、を知りもしないのに勝手に手順を変更しない事)

相手が言った事を正確にキャッチする訓練が、あんたには必要なんだ。

話を聞く訓練

世の中では、コーチングとかカウンセリングをやろうって人は基本、相手の話を聞くトレーニング教育過程の何処かでやる。いわゆる傾聴って奴だ。

ぶっちゃけスクールでは出来ない人はとても多いけど、一人前にやってけるようになった人は、みんなこれを身に付けてる。

自分もこのトレーニングをやって、それまで本当に自分相手の話を聞けていなかった、と涙したね。

トレーニング後は、一気に仕事が回るようになって驚いたよ。上司と話をするのが簡単になったし、他部署、他企業といった他流試合もよりスムーズに回るようになった。

人の話を正しく聞けるって、本当に大きいからな。

なお、この話は余談で、この手のトレーニングを受けろ、という話ではない。

まとめ

ところで、僕がここまで書いてきた事、ちゃんと頭に残ってる?

ここまで書いてきた事を一字一句メモに取るのも練習だけど、ちょっと情報量が多いんだよね。

そんな時には要約が必要となる。

そんな時には、相手の言った事や書いたことの情報量を減らして記録する必要がある。

余分な文章を切り捨てて情報量を減らす、という事だ。

大事な事は、

意味を変える→絶対NG

という事。

意味限界まで変わらないようにしつつ、情報量を圧縮する。この練習仕事の中でやれ。

自分がただお呼ばれしてるだけの会議があったら、議事録を取れ。そして添削してもらえ。

添削時に議事録の中で表現の書き換えをしてくる奴は師匠には向いていない。だから、別の師匠を見つけて議事録スキルアップのお願いをしろ

(追記: 正しい表現に直すのは必要。だが、全然違う表現に直す癖がある奴に教えを乞うのはよくない、という事)

最後

という事で全てを書いた。

要は相手の話を正しく聞けるように、癖を直すためのトレーニングを指示通りに愚直に行え、という事だ。

自分解釈を傍に置いて読む事はできたか

それが今より出来るようになる事が、読解力向上への道だ。自分解釈を捨てて、正確に情報を取る練習しろ

自己流ではもう伸びない。気持ちはわかるが、今はそういうステージにいないことを理解した方がいい。

まあ、ここまで言ってもなお、自己流に固執するなら、一生もがき苦しむんじゃない?毎回人の意見の読解に失敗して、全てを間違えるんだから

それが嫌だからここに書き込んだんでしょ。

から、頑張れ。

補足

バズったので補足エントリを書いた。

https://anond.hatelabo.jp/20230427082942

ライブステージが変わらないみなさん

武道館を目指そうよ

2023-04-22

anond:20230421130925

子供のいる家族に石を投げつけてくるのは別に子どもがいない人だけではないと思うんだけどな。

ステレオタイプなのはOKY (おまえがここでやってみろ) 案件なんだろうけれど、別にそこだけじゃない。

しろ独身男女のほうが子供に対して寛容かもしれない。

自分独身だった頃を考えると、かなり子供に対して寛容で、社会で育てようと勝手に思っていた。

しろ普通にOKO (おまえ、ここに、おったやろ) 案件がある。

子育てをある程度終えた人たちが、その前のステージの人に詰め寄るのはそれなりにある。

多分、世間が思っているほど人々は子育てが好きじゃない。

子育てもひと段落して、さあこれから大人の静かで楽しい優雅生活をと思っていたら、子供のいる喧騒のある生活を再び押し付けられることになったことへの怒りだろうな。

あるいは、自分たちのころは当然ではなく、抑圧されていたのに、次の時代にはそれが抑圧されなくなる不公平感も怒りを生む。

から子連れ批判はむしろ独身よりもかつて同じ立場だった人からのほうが生まれやすイメージ

2023-04-21

anond:20230421084813

ライフステージ変わらない人間には決して理解できない何かがあるんだろう

もう羨むのはやめよう

俺は同一ステージをずっと楽しむことにしたよ

スープストック

要は店もお客と一緒に年をとりましょうってことか

しばらく独身女性ターゲットにしてたけどその層が結婚出産するステージになったんで

それに合わせて店も変わりますよということだったんだな

そしたら同世代結婚出産しない連中がギャオったと

所謂レイプドラッグ男性にとっても怖いという話

パンデミック前に体験したほんのり(と当時は思っていた)怖い話を残しておきたいと思います


当方外資系商社営業部で働いている身なのですが、時折他国の支社に出張する機会があり、初めて上司を伴わずに一人で出張となったのが2018の事でした。行先はタイバンコク


数日間の忙しい仕事や打ち合わせを終え少し気も楽になった私は、一人であったこともあって独身男性好奇心のままに夜の街に繰り出すことにしました。


ここでなぜか日本人特有シャイさを発揮した私は、日本人の溢れる某エリアを避け、バンコク中心部から北東に離れた歓楽街に向かいました(念のためエリアの具体名は避けたいと思います)。有名歓楽街では女性を品定めして「買う」スタイルが主流であるのですが、当時彼女がいた私は海外とはいえそれも気が引け、そのバンコク北東エリアではセクシー女性と一緒に飲んで楽しむというスタイルがメインとネットで見かけたのも私を後押ししました。


22時頃現地に到着すると、そこら中ネオンサインで目がくらむというような感じでもなく、一目見て外国人と見受けられる男性陣もまばらです。予想以上のローカル感に少々面喰らいましたが、それらしきバーにとりあえず飛び込んでみました。


店内は50名程度はくつろげるであろうスペースのバーで、奥のステージでは5,6人のお姉さんがやる気のない感じで体を音楽に合わせて揺らせています

稼ぎ時であろうと思われるのですが、店内には数名の地元客と思われる人たちしかおらず、外国人は私一人でした。今考えると繁盛店でなく、外国人もいない時点で危ない香りがするのですが、興奮と好奇心MAXに達していた私にはそのことは全く気になりませんでした。


空いている席に着くと、小さめのドドリアのような小太りのおばさんがドリンクとフードのメニューを運んできます地元密着型であるためか価格はとてもリーズナブルで、万が一の事を考えてかなりの額を両替してきた私の心配杞憂に終わりました。一通り注文を終えると、ミニドドリアは「ガール?」と言います。どうやら席に女の子を付けたいか、という事のようです。満面の爽やかな(つもりでとても気持ちの悪い)笑みで「プリーズ!」と言うと、ミニドドリアが去って行った後に小柄の可愛い女の子が私のもとにやって来ました。


女の子はとても可愛い!某ダレ〇ガレさんを小柄にしたような彼女は、私のもとに来るなり隣の席ではなく私の太ももの上に座りました。片言の英語コミュニケーションを取りつつ、私の手を彼女の体のあちらこちらに導く彼女に、この時点で私の興奮はマックスです。気持ちが大きくなるうえに彼女におねだりもされ、オーダーも進みますドリンクや追加注文をするたびに席で現金で払うシステムなのですが、現地の通貨になれていない私は正しい紙幣を探すのに苦心し、彼女に助けてもらう始末でした。今考えるとこれがいかに無警戒だったか


さて、そんな形で楽しく30分ほど飲んでいた所なのですが、まだビールカクテルを2杯ほど飲んだだけなのに、急に頭が朦朧としてきました。右手でダレノ〇レさんのお尻を撫でながら、楽しさでIQ2になった頭で必死に考えます。「これはもしや…何か盛られた!?」そうこうしている間にも、ますます頭が働かなくなってきます。横にいる女の子に私を心配する素振りが一切ないのも、ますます私の不安煽りました。


(寝込みに財布の金を根こそぎ取られる…?痴態を撮影されて脅される…?まさか体を切り裂かれて臓器が…)と最悪のシナリオが頭によぎった私は、「今日は帰る」と女の子に告げ、もつれる足で何とか店の出口に向かいました。そばにいる店員は口々に「レストレスト!」と言ってきます。いよいよ危ない感じがしてきました。

ひどい千鳥足で出口までの道のりは永遠にも思えましたが、店のドアを開け、外で目に付いた最初タクシーに飛び乗りました。



その後の一時間ほどの事は全く覚えていません。幸運だったのはタクシー運転手が超が付くほどの聖人だったことです。行先も告げずに気を失った私をとりあえず安全バンコク中心部まで送り届け、そこで車を停めて起こしてくれました。彼の言うところによると、私の後を追って店員タクシーのもとへやって来て、「この外国人は気分が悪いみたいだからうちで介抱する」と車から降ろすようにしきりに促していたようです。そこで車から降ろされ店に帰されていたら、果たして無事に帰国できたか分かりません。


ちなみにその後、混ぜ込まれた薬物の質が悪かったせいか、宿舎のベッドからほぼ動けない状態上下の口からマーライオンに2日間悩まされたのですが、理由理由だけに同僚にも何も話せず、ただの体調不良を決め込んだのでした…


日本でもニュースなどで、女性ターゲットにした「デートレイプドラッグ」が報道されることがありますしか男性でも私のような形でターゲットになることがあるとは想像だにしておりませんでした。

ハルシオンデパスのような即効性のある薬を、しかも店までグルになって仕込まれると、ほぼ対抗策がありません。私のような無鉄砲エロ河童は少ないと思いますが、海外にお出かけの際にはくれぐれもお気を付けください。



※5chにも同様の話を書き込んでいますが、流用ではなく書き込み者と本増田は同一人物です。

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