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2011-07-19

コミケスタッフはそんなに偉いのかね

地方都市で小~中規模同人イベントスタッフ参加を行ったり、運営をしている者です

http://h.hatena.ne.jp/y_arim/225867452649104147エントリーを読んでカッチーンと来たのですが、

なぜカチンと来たのか書いてみることにしました。

 

以前私が参加した同人即売会では、18禁と一般向を完全にゾーン分けしておき

スタッフに身分証を見せ、年齢確認済みバッジを渡すという運営を行いました。

導入にあたっては人員の問題やサークルが分断されてしまうことへの不満などがありましたが

即売会当日はスムーズに行えました。

サークル参加からも「今まで『身分証を見せてください』とは言い辛かったので、今回は良かった」との意見がありました。

このことが規制側に「付け入る隙を与える」ことなのでしょうか?

規制問題でも「ゾーニングをしっかりすれば規制強化は不要」という論がありましたが

同人の足元たるイベントゾーニングが不十分なことこそが付け入る隙を与えることになりませんか?

 

と、ここまで勢いで書きましたが、元のエントリはなんぜあんなに喧嘩口調なんですかね。

もちろんコミックマーケットの運営には小規模イベントの100倍の参加人数で1万倍の苦労があるでしょうし

トラブル少なく運営してきたことにはもちろん敬意を払っていますが、多くのイベント関係者が悩みつつ活動しているのに

あんなふうに言われてもなぁ…と思ったのでした。

あと腕輪を見て「天下りかと思った」って飛躍しすぎですよ。

 

また「あなた自分の本を見せる相手を準備会に選べと言うのですか?」というのは同人活動の変化も大きく関係していると思います

Pixivではよく分からない理由で絵が消されたりしますし、DLsiteDLげっちゅといった同人ダウンロード販売サイトでは

まさに自分の本を見せるかどうかはその企業が判断しています

このあたりの話は紙書籍VS電子書籍の議論とまんま同じですね。

サークル参加者が自前でサーバー運営して送金管理して…というのはもちろん不可能ですので

ネット時代の同人活動自分責任を取ることが難しくなった、のかもしれません。

2011-07-16

ナンパ事始め レッスン1 地図を持って道を聞く

 ナンパをしてみたいが、様々な理由(これは結局の所、女性に声をかける勇気が出ないという事に理屈をつけているにすぎない)で自分には到底無理だ、考える人は少なくない。もちろんそれは貴方だけのせいではない。生まれ持っての性格容姿、両親の教え、兄弟姉妹の有無、学校クラスメート。様々な、自助努力ではどう仕様も無い所(人はこれを運と呼ぶ)で貴方の大部分の対異性コミュニケーションのスキルは形成される。だからまず初めに言っておこう。「モテないのは貴方のせいだけではない」と。

 しかし、モテない原因が貴方だけに帰結するわけでないのにも関わらず、このモテなさによって引き起こされる様々な悪循環の被害を受けるのはあなただけだ。そう自分のケツは自分でぬぐわねばならない。もちろん早く何とかしなければならない、と考えている人も少なくないだろう。しかしどうしていいかからない。とりあえずはてなブックマークで「異性から好かれる方法」みたいなエントリブクマしとくか?しかし定期的に人気エントリーとしてあがるこの手の記事を数年間見続けたにも関わらず、今日も貴方はまたこんなエントリーを藁をもすがる思いで見ている。つまり、貴方は何も変わっていないのだ。もう安全地帯でいちいちピーチクパーチク「リア充氏ね」と騒ぎ立てている場合ではない。時はきた。この手の記事をブックマークするのはこれで最後にしろ。実践だ。貴方が変わるのに必要なのは、聞きたくないだろうが「実践」以外にはありえない。断言するが、可愛い子とイチャイチャするのは、貴方が実践で多くの失敗を積むことなしにはありえないのだ。

 さてここでの実践とは「ナンパ」の事をさす。もちろんナンパ以外にも異性と仲良くするスキルを身につけることは可能だろう。そういう奴は各々思い当たる事をやれ。だがもう一度聞く。「思い当たる事」をやった、やったけど上手くいかなかった、あるいはそもそも出来なかったから貴方は性懲りも無くこんなものを「真剣」に読んでいるのではないか

 本題に入ろう。大丈夫だ。いきなり下心を出し切った状態で女性に声をかける度胸など、私は貴方達に期待などしていない。最初は「ナンパ」ではない。だが王道だ。道をたずねろ。ヘタレの中のヘタレ人々が最初にやる事。それが「道を聞くこと」だ。道を聞け。駅員じゃない。人の良さそうなオッサンでもない。若い女の子だ。自分恋愛対象になりそうな容姿をした女の子だけだ。「すいません、(女性が反応してくれるのを確認しろ。そして確認したら間髪入れずこう言え。ただし早口ダメ)この近くに薬局ありますかね」「図書館がこの近くにあるって聞いたんですが」とにかく場所は何でもいい。そして、愛想良く対応してくれて、かつ暇そうなら雑談しろ。不安ならスモールトークになりそうな話題をマニュアル化して対応すること。「今日すごく暑いですよね」を最初に必ず持ってくる、と決めておくだけで不安は和らぐはずだ。「道を聞く」という作業をする理由は単純だ。何の接点もない(強いて言えば同じ道を歩いていることが接点か)男女が交流するという、貴方のこれまでの人生にはありえなかった体験に慣れる事が一つ。あとヘタレに嬉しいお知らせ。道を聞かれて無下な対応をする女性は「ほぼ」皆無だ。いるにはいる。まあこれは通り魔に襲われるよりほんのちょっと高確率なぐらいだ。

 さて「道を聞く」という作業もやっぱり出来そうにない、という「真のヘタレ」 言わば「ヘタレの中のヘタレ」にはこんな工夫がある。タイトルの通り「地図を持って道を聞く」という事だ。大抵の女性は、それなりの警戒心を備えている。そしてナンパの第一関門は「警戒心を解く事」にある。もう少しいえば「俺全然怪しいもんじゃないですよ」と直接言わずに警戒心を解く事にある。「道を聞く」という事は「それ以上の目的があってあなたに近づいたわけではないですよ」という暗黙のエクスキューズを発信する事に他ならない。だから大抵の人は、特に女性は、貴方が思うより親切に対応してくれるだろう。しかしここで問題なのは、この警戒心の解き方は「○○ってどこですかねー」と貴方が自然かつスムースに言える事によって成立するということだ。もしかすると貴方の対異性コミュニケーションスキルは、そのような単純な会話が出来ないほど錆び付いているのかもしれない。だったらもう物に頼れ。そう地図だ。地図が貴方を「道に迷ってる人」に勝手に仕立て上げてくれる。あとはこう続けるだけだ。「スイマセン、ここってどこら辺ですかね?」

 以上、初歩の初歩から書いた。やる気のある奴は明日から始めろ。そして若い女性との一瞬の交流を楽しめ。もちろんここまでヘタレに配慮したのにも関わらず、やっぱり出来ない奴は、正直手の施しようがない。しかし繰り返すがそれは貴方のせいではない。ある意味仕方のない事だ。なので残りの人生、空からルイズたんが降ってくる奇跡を信じて心安らかに生きて欲しい。

2011-07-15

初音ミクLAライブ外国人感想その9

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 初音ミクLAライブ外国人感想。ミクノポリスを見た人は全てがボーカロイドを熱狂的に支持していた訳ではなかったようだ。あまりボーカロイドに詳しくない客もいたようだし、知識はあっても特にボーカロイドのファンではないという人も。以下の感想は「ファンではない」人物が書いたものコンサートを見てその心境にどんな変化が起きたのかを記している。

 urlは以下の通り。

http://www.originalsoundversion.com/anime-expo-2011-hatsune-miku-mikunopolis-concert/

+++++以下勝手翻訳+++++

アニメエキスポ初音ミク

http://www.originalsoundversion.com/wp-content/uploads/2011/07/mikunopolis2011.jpg

 アニメエキスポ終了から数日しか経っていないにもかかわらず、かのヴァーチャルアイドル西洋世界にどれほどの影響を与えたかは明白だ。クリプトンが開発したボーカロイドソフト初音ミクは、彼女の魅惑的な声を使った多数のアーティスト、各種フィギュア製品、及び最初の国際的体験として彼女ロサンゼルスへ連れてくるきっかけとなった日本でのコンサートと伴に、スーパースターの座へ登りつめた。

 コンサートチケットは4日[ママ]で売り切れ、誰もがこの画期的コンサートについて予想していたようにロサンゼルスノキア・シアターはネギの形をしたケミカルライトで埋まった。私はこのコンサートに参加する機会を得た。ファンではない人間として、果たしてこのコンサート初音ミク彼女ヴァーチャル歌姫の仲間たちに対する私の見解を変えるかどうかに私はもちろん興味を持っていた。

 コンサートはそれほどのものだったのか? 今や私は転向したのか?

 ヴァーチャル歌手によるこのコンサートはどんなものだと思う? ステージの真ん中に置かれた3Dに見えるような投影スクリーンを使い、聴衆の前で歌い踊ることで初音ミクは命を得た。コンサートに参加した誰にとっても障害だったのは与えられた席の角度で、左側に座っている連中はミクが右側に動くと徐々に姿を消すように見え、劇場の右側に座っている連中には左側へ動くと同じように見えた。私は、エントリー画像に載っているチケットが示すのとは違って中央左側の最前列に座っていたため、少しだけそうした現象に気づいた。もちろん私は曲を聴くために行ったので、そのことについて余り深く考えなかった。

 さて、では生きていない=ライブでない[non-live]声のコンサート面白くなり得るのか? そうした問いは、予め録音した声を使い、歌手が声を切らすことなく踊りながらステージを行ったり来たりするコンサートについて、確かにちらほら耳にする。先行した日本でのコンサート同様、ミクノポリスコンサート演奏に生のバンドを使った。それに加え、弦楽器楽団も活用した。バンド演奏は驚くばかりによく、単によくできたホログラフィーのお披露目を見るレベルを超えるうえでの助けとなっていた。

 曲の多くは過去コンサートでも使われ、SEGAゲームProject DIVAシリーズ採用されているスタンダード曲だった。このコンサート初音ミクものではあったが、いくつかの歌は鏡音リンとレンの双子、及び巡音ルカを含む他のボーカロイド殿堂キャラが演じていた。自分ボーカロイド曲のファンに分類できないと思っているにもかかわらず、私は音楽に乗って足を踏み鳴らし手を叩くのを止められなかった。キャラ音楽の魅力が、おそらくコンサートで使われた技術によってさらに拡大されていた。

 他に重箱の隅をつつくとすれば、伴奏が大きすぎてボーカルを押し流す場面があったことか。とはいライブコンサートでは滅多に見られない訳ではない問題だし、私が見回したたびに確認した聴衆の熱狂から判断するにどちらかといえば些細な問題だろう。

 他の記事が間違いなく言及するであろう個別の歌に焦点を合わせるより、コンサートは確実に見て楽しいものだったこと述べてこの記事を締めくくるとしよう。ディスプレーに映るキャッチーなポップ・ミュージックを楽しめる人なら、このコンサートをさらに満喫できるだろう。バンドの名演奏と一緒に流れる初音ミクヴァーチャルボーカルは、音楽レベルとしても間違いなく成功していた。

 コンサートを聴きそびれた人には、このコンサートDVD/BDが発売されるとの噂があることをお伝えしよう。この話と、英語版のボーカロイドソフト発売の話を並べれば、世の中のファンを興奮させるには充分だろう。果たしてこれは音楽未来像なのか? 今はまだ分からない……

+++++勝手翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-14

初音ミクLAライブ外国人感想その8

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 初音ミクLAライブを受けた感想の多くは、初音ミク現象や初音ミク海外進出などについて触れるのが主眼であり、ライブ自体への言及は意外と少ない。その中でも以下のエントリーライブそのものに焦点を当て、その演出や音楽、聴衆の反応を報告している。既に日本から参加者による様々なリポートが出ているが、外国人が見たミクノポリス外国人向けにどう紹介しているかを知るという意味でも興味深いものである

 urlは以下の通り。

http://blog.animeinstrumentality.net/2011/07/mikunopolis-hatsune-miku-live-in-los-angeles-concert-report/

+++++以下勝手翻訳+++++

ミクノポリス初音ミクライブinロサンゼルス――コンサートリポート

http://blog.animeinstrumentality.net/2011/07/anime-expo-2011-detox-and-brief-thoughts/

 アニメエキスポ2011に関する私の第一報で言及したように、今年のミクノポリスコンサートほど私を大混乱に陥れたイベントはなかった。ミクノポリスコンサートは私の通常の経験領域を遥かに超えたものであり、そこから出てきた私の脳裏には回答よりも疑問の方がたくさんあった。まず、歌声合成を売り物にした演出の構想そのものが既に危険に満ちている。たとえ選曲が拙くなかったとしても、技術的な問題によってコンサート自体が台無しになるか、あるいは馬鹿げた振り付けによって、どんなボーカロイドコンサートも決して完全にはなり得ないのではないか

 こうした質問に回答するうえで最も適切な人間はいえない私は、おそらく聴衆の反応という意見に従った方がいいのだろう。私が見た限り、聴衆は完全に夢中になっていた。全体の意見はおそらく熱狂的な「イエス!」だろう。私が最初にいた見晴らしのいい張り出し席からは、聴衆が心から公演に参加し、そうすることによって彼ら自身の刻印ボーカロイド現象全体に刻み付けているのを見ることができた。コンサートの間、彼らはケミカルライトを爆発的なロックの時は熱狂的に、もっと優雅な曲の時はゆるやかに、あるいはミクや彼女の仲間たちが登場した時にはリズムなど気にもかけず興奮して動かしていた。

 で、私は? どういうわけか私はヴァーチャルディーヴァという観念を完全に受け入れるための心理的ハードル突破できなかった。他の多くのコンサートが有しているある種の感情一体化と同じものがミクノポリスコンサートになかったのが問題の一部にある。と言うのはつまり、私が思うにこのコンサートに人々が参加し楽しんだ理由は一つだけではないのだ。

 そこにいた人々はテクノロジーを目撃したのか? ミクと仲間たちが投影スクリーンを通じて生命を得るのを見るのは、一種のどえらい光学的な楽しみとして間違いなく極めてスリリングだった。聴衆に一息つくほんの僅かな余裕しか残さずに一つのから次へと素早く遷移したのは、目もくらむような効果をもたらした。ボーカロイドキャラは、時に特定のキャラ対応した色の光の塊から実体化することで、興奮を高めた。例えばピンク色の光が巡音ルカステージ登場の先触れとなったように。キャラの髪の毛や衣服が、彼らがステージで踊るたびにどれほど見事に揺れていたかに言及することなしに、技術面での議論を終えることはできない。中でも衣服は、懇願するような「炉心融解」の際にリンが身に着けていた黒と白のドレスや、「moon」でのミクの優雅な服装を含め、極めて魅力的だった。彼女らの服と髪はどれもキャラの動きと一緒に跳ね、揺らぎ、羽ばたき、その見栄え全てをまるで生きているかのように仕立てていた。もしテクノロジーの展示が目的なら、ミクノポリスは確かにこれらの高い期待に答えることで成功したと言えるだろう。

 人々は単にミクと仲間たちを見に来たのか? それはおそらく最も説明力に乏しい説だろう。ミク自身は、その上にファンたちが彼らの(Kylaranが書いたヴァーチャルディーヴァから引用するなら)「歌や動画という形式の小さな物語を書き込み、それが回りまわって単なるキャラを超えた生命彼女にもたらす」ための一片の白紙に過ぎない。ミクと友人たちが、いかに彼らの人格の多くをクラウドソーシングと数百ものその解釈から効果的に得ているかを見れば、何人かのファンは単に彼らの最も好きなボーカロイドキャラに属するある特定の性質を見せる特定の歌を聴くために参加していることも充分にあり得るだろう。

http://behind-the.nihonreview.com/20110707/virtual-diva-hatsune-mikus-popularity-and-the-sound-of-the-future/

 だが私にとっては、焦点はもっぱら音楽にあった。つまり私がミクノポリスで主に注目したのは、たまたま情報伝達手段としてボーカロイドを使った作曲家たちのショーケースとしての音楽祭という側面だった。そしてこれまた、いかに多数の調べるべき曲があったことか! ミクノポリスコンサート23楽曲ママ]を含んでおり(文末にセットリストあり)、例えば古典的なryosupercell)の歌「ワールドイズマインから、不明瞭な英語で歌われたwowakaの「ワールズエンド・ダンスホール」のような最近の曲まであった。ボーカロイド人間を上回っている切れ味という点から、例えば「裏表ラバーズ」やcosMo(暴走P)の「初音ミクの消失」といった、どちらの歌も呼び物となっているミクが歌詞を速射砲のように歌う部分があり、どの人間にとっても明瞭に発音するには速すぎるため単なる人間には歌うことができないような曲の演奏を見るのも、一層興味深い。

 しかボーカロイドステージ中央に陣取り注目を集めている一方、ミクと仲間たちを囲む人的要素の方が遥かに興味深いことに私は気づいた。コンサートの前に聴衆はダンスロイドによる型通りの演目を見たのだが、ボーカロイド現象が単にボーカロイド曲に合わせて踊るのが好きなだけのファングループを発生させたという事実に私は魅了された。彼女らが音楽に同期して動くやり方は、リズムメロディー視覚的側面をもたらし、歌を単なる聴覚上のものにとどまらずより多くのレベル全体にかかわるものとして表現している点で、実に楽しかった。彼女たちがコンサートの残り時間においてステージ近くにいなかったのは残念だった。人間ダンサーとミクが並んで演じる場面を見たかったのに。

 ステージ上にいた人間演奏家たちもまた素晴らしかった。ミクはエレキギターベースパーカッションキーボード、及び弦楽器の奏者たちを紹介するために時間を割いた。特にエレキギターソロ演奏を通じてかなり目立っており、コンサートボーカル部分からは失われていた名人芸の要素をもたらしていた。彼のリフは「StargazeR」の間奏において活力を高めるハイオクとなり、彼が見せるテクに私はずっと夢中になった。だが何より私が印象を受けたのは弦楽器キーボードの編入だった。特に彼らが締めの「ハジメテノオト」で表現した驚くほど崇高なメロディーは、ボーカロイド過去を作り上げてきた感情をもたらしながら、一方でその希望と楽観に満ちたやさしい音によって未来への道案内も務めていた。

 そもそもこれほど多くのファンをノキア・シアターに連れてくるのに、唯一の尊大な理由があったとは思えない。テクノロジーの融合、キャラ/人格、そして丸見えになった音楽、さらにはその全ての体験が極めて刺激的だった。ボーカロイド技術はまだ音楽業界を支配するには程遠いし、そして現時点でのその化身は、まだ音楽心臓部に横たわっている本物の人間ならではのある種感情的表現に取って代わる能力を持たない。これら全てを踏まえると、ボーカロイドはこれまでも、そして今のところなお、単に物珍しい存在にとどまっている。だが私は変化の地鳴りを感じている。予め歌声を調整された歌手蔓延は、我々がヴァーチャルアイドル界に後数歩まで迫っていることを意味しているのだろう。変化の風が人間歌手を完全に吹き払ってしまうのか、誰にも分からないが、現時点で私はまだ人間歌手が負ける方に賭ける準備はできていない。少なくとも今のところは。

セットリスト

1. Project Diva desu

2. ワールドイズマイン

3. えれくとりっく・えんじぇぅ

4. 恋スルVOC@LOID

5. クローバー クラブ

6. ぽっぴっぽー

7. ロミオシンデレラ

8. 裏表ラバーズ

9. パズル

10. VOiCE

11. 1/6

12. moon

13. 初音ミクの消失

14. 右肩の蝶

15. 炉心融解

16. Just Be Friends

17. ワールズエンド・ダンスホール

18. from Y to Y

19. サイハテ

20. ファインダー

21. SPiCa

22. 愛言葉

23. StargazeR

24. ハジメテノオト

+++++勝手翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-13

初音ミクLAライブ外国人感想その7

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 今回はアニメエキスポ関連サイト、INSIDE AXに載っていたエントリーを紹介する。サイトサイトだけにミクノポリスだけでなくアニメエキスポ全体に目配りしている、というかむしろミクノポリスよりその前に開かれた2つのパネル、「ミク・キーノート」と「ミク・カンファレンス」に関する記述の方がずっと長い。パネルの内容に関心がある人には参考となるだろう。また、コンサートで席の位置が残念だった人の感想という意味でも興味深い。

 urlは以下の通り。

http://inside.anime-expo.org/ax-scoop/2011-07/ax11-mikunopolis-impressions/

+++++以下勝手翻訳+++++

AX11:ミクノポリスの印象

 ヴァーチャルアイドル初音ミクは今年、ロサンゼルスアニメエキスポAX]2011米国デビューを果たした。私たちAX関係者も多くの皆さん同様、彼女ノキア・シアターで演奏を行い、彼女製作であるクリプトン・フューチャー・メディアボーカロイド楽曲Pの小林オニキスパネル主催するという話に興奮した。私は前に初音ミクの歌う曲を少しだけ聴いたことがあったが、決して特別な印象は受けなかった。でも、ミク・キーノートカンファレンスを聞いた結果、当初考えていたよりも多くのものをこのヴァーチャルアイドルに見いだしたことに私は心地よい驚きを覚えた。

 [アニメエキスポ]初日、クリプトン・フューチャー・メディア伊藤博之社長福岡俊弘(Tokyo Kawaii Magazine編集長)が主催するミク・キーノートが開かれた。伊藤はまずクリプトン・フューチャー・メディアの簡単な概要を説明し、Tokyo Kawaii Magazineが作った初音ミクハローキティコラボレーション(ミクキティ)を含むミクに関する少しばかりの告知を行った。ボーカロイド作品の歴史も簡単に論じられ、なぜソフトウエアのためにキャラが導入されたかも説明された。おそらくパネルで最も面白かったのは、ボーカロイド制作者の公式コミュニティーであるウェブサイトピアプロを巡る議論だろう。利用者は音楽アップロードでき、しばしば音楽業界外部の様々な企業、例えばファッションブランドなどとコラボレートしている。伊藤は、ミクの人気がボーカロイド曲の作り手及び絵画音楽ビデオなどの制作を助ける献身的なアーティストによって駆り立てられていると明かした。感染力のあるミク曲のビデオは、ミク人気の中心的役割を果たしている。初音ミク製作者[伊藤社長]は多大な努力を払ってファンが何を必要としているかに耳を傾けており、ボーカロイド曲をリコメンドするMikubook(7月1日から始まったが、現時点ではベータである)という新たなサービスの開始も発表した。利用者はフェイスブックツイッターからログインできる(ざっとサイトを見たけどとても素晴らしい! 今も文章をタイプしながらそのサイトの曲を聞いている)。伊藤はまた同じ声優歌手の間違いか]を使った多数のデータベースを持つKaitoアペンドの計画も明らかにした。最後に、ボーカロイドソフト初音ミクを使いたいと望んでいる人のため、クリプトンメディアの素晴らしい人々が英語作成に力を注いでいる。伊藤クリプトンの将来の目標は他の言語へ拡大することだと指摘した。

 ボーカロイドのファンはアニメエキスポ2011で、1つではなく2つのパネルを味わうことができた! 2日目に開かれた2番目のパネルは、小林オニキスクリプトン・フューチャー・メディアマーケティングディレクター佐々木渉が参加したミク・カンファレンスだった。2人は小林がどうやって彼のヒットソング、サイハテ制作したのかと、初音ミク英語版に対する人々の関心度合いについて話した。佐々木は、ミク英語版で英語ボーカロイドソフト品質を高めるためより多くの音素パターンを録音していること、及びもし販売が好調なら将来はアペンドソフトの追加も考慮することを明らかにした。一つ明らかになった特に興味深い事実は、ボーカロイドソフトには性別の設定はなく、企業の作ったキャラ女性だと認識されているに過ぎない点だ[つまり初音ミクは実は男の娘かもしれないってことですね、わかりたくないです]。

 2日目はまたミク・コンサートの日でもあった。言うまでもなくノキア・シアターは取り囲む長蛇の列でいっぱいになり、ダニー・チューの紹介が始まってもなお人々は入場中だった。わけてもケミカルライトはあらゆる場所で見かけた。ミクノポリスセットリストは、その大半が日本の39sコンサートと同じだった。ただリンとレンのペアは1曲だけ。残念ながら私は遥か左側、巨大なスクリーン真下にある一階席に座ることになった。ミクが見えたのは彼女がずっと左に寄った時だけで、彼女が右側へ行くと姿が消えてしまった。中央か、おそらくはそこから少し外れたところに座った人は、ミクを見る最高の視点を得られただろう。私はミクを見るためテレビスクリーンに頼らざるを得なかった(おかげで首が痛くなった)。テレビスクリーンが常に100%、ミクに焦点を合わせられた訳ではなかったのは残念だった(でも映像に焦点を合わせるのがとても難しかったのは理解できる)。ありがたいことに弦楽器バンドによる素晴らしいライブの眺めは堪能できた。音楽は最高で、演奏もよかった。ミクに遅れずについていった演奏家たちには当然ながら拍手を送りたい。端的に言えば、1時間15分のコンサートはファンとイベント主催者の協力によって活力と興奮に満ちたものになった。簡単には忘れられないコンサートになったのは間違いない。

 ボーカロイドに満ち溢れた2日間の体験を終え、バーチャルアイドルのミクについての認識と理解をもたらした祝宴の後、私は午前3時にベッドに倒れ伏した。驚くべき量のコンサート計画、及びボーカロイド作品と連携したクリプトン・フューチャー・メディアと他の企業による多大な努力が、ミクの米国デビューを成功に導いた。ミクがまたいつか訪れることを期待しよう!

+++++勝手翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

http://anond.hatelabo.jp/20110712173800

http://twitter.com/#!/shinyai/status/85484041889001472

学力がないかSPIで弾かれているという面もあるかもしれないが、

行動力のなさのせいでそもそもエントリーさえしていない可能性もある。

2011-07-12

児童ポルノ規制法改正案についての意見書

 児童ポルノ規制法改正案について、一部の国会議員のかたがたに送った意見書を、公開します。

 尚、左右のレイアウトは、狂ってます。なぜなら、整えかたが分からいかです

平成23年7月3日

現在審議中の

児童買春児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童保護等に関する法律の一部を改正する法律案」

の提出時案を一旦廃案になさって下さい

(議員さんの氏名 + 様を手書き)

(わたしの氏名を自署)

(郵便番号)

(わたしの住所)

電話 : (わたしの電話番号)

 前略

 今日は。(わたしの氏名)と申します。審議の報を聞き、遅まき乍ら本状を差し上げます。宜しく御確認下さい。

<本状の要旨>

 現在審議されている「児童買春児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童保護等に関する法律の一部を改正する法律案」の提出時案を一旦御廃案後、必要に応じて、人々が不当に処罰されず、言論・芸術弾圧されず、人々が性搾取から直接保護される改正案を、改めて御制定下さい。なぜなら、提出時案やその修正では、人々や社会に、大きな打撃が与えられるだけだからです

<理由>

 始めに、言葉定義を補足します。この文書では、「性搾取」の語について、年齢を限定していません。又、この文書中の「性搾取がされずに作られるポルノ」「性搾取がされずに作られたポルノ」のフレーズには、性搾取を題材にしたフィクションや、社会的経済的に弱者ではない18歳以上の者が環境や他者から脅迫されず自らの意思で創作に参加する事により実写撮影されたものを、含みます

(一)提出時案は、性搾取と無関係な者が、不当に処罰されるからです。なぜなら、提出時案において、ポルノ単純所持者が処罰対象だからです。そして、ポルノ単純所持者が則ち性搾取であるという信憑には、根拠がありません。この2点から、提出時案は、不当な処罰により、人々に大きな打撃が与えられます。因みに、政治の混乱に発展する事も想定できます。なぜなら、権力闘争に巻き込まれる可能性の高い、現職政治家を含む公務員も、この規定の例外ではないかです

(二)提出時案では、言論・芸術弾圧されるからです。なぜなら、この提出時案は、性搾取がされずに作られたポルノが、弾圧されるからです。性搾取がされずに作られたポルノは、言論、芸術、もしくはその両方の、一種です。なぜなら、他者の権利が不当に害されずにに作られる表現物だからです。そして、それが弾圧されるのですから、この提出時案は、言論・芸術弾圧される法案です。もし、言論・芸術弾圧されれば、それらは、公民による社会現代文化を支えられなくなり、現代社会が成り立ちません。特に、性搾取がされずに作られたポルノは、現に不当に弾圧される傾向にある芸術分野なので、弾圧されるべきなのではなく、弾圧から保護されるべきです

(三)この提出時案に、成立させる価値が無い点です。なぜなら、この提出時案には、人々が性搾取から直接保護される規定が含まれず、提出時案中の間接的な保護施策有用性には、根拠が無いかです

 これらの理由から、小規模の修正では、この提出時案が、無害有意義な改正案として成立される事はありません。ですので、今回の提出時案を廃案後に、不当な処罰無く、言論・芸術弾圧されず、かつ、人々が性搾取から直接保護される法案もしくは改正案を、必要に応じて御制定下さい。

 末筆で恐縮乍ら、あなた様の御健康をお祈りし、御活躍を期待致しております

 最後迄お読み下さり、大変ありがとう御座います

早々

 これを公開した理由は、こちらのかた(id:kamayan)のエントリー皆の意見書があったら参考のために見せてほしい」を拝見したかです

 又、送り先が多かったので、意見書は、2回にわたって送りました。これは、あとから送ったものなので、少し練り直されています

 尚、これを書くに当たって、webサイト中学生からの論理的な議論の仕方 (論理的思考力のトレーニング)」のこのページ「厳選したリンクと書籍―論理・議論関連の本」に紹介されている書籍が、とても役に立ちました。うち、一番うえから「絶対困らない議論の方法」迄読み終えたところで、この意見書を書きました。思うに、残り2冊も役に立ちそうなので、うち1冊目を、いま読み進めています

2011-07-10

初音ミクLAライブ外国人感想その4

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 初音ミクLAコンサート外国人感想その4。今回は初音ミクという存在についてかなり真正面から書いたものを紹介する。筆者はコンサートだけでなくアニメエキスポで行われたいくつかのパネルにも参加したようで、日本から行った関係者の発言も引用しながら初音ミクとそれを取り巻く現象に関する考察を述べている。これを読めば「初音ミクとは何か」について一通りもっともらしい話ができる程度の情報が盛り込まれた、なかなかいいまとめだ。

 urlは以下の通り。

http://behind-the.nihonreview.com/20110707/virtual-diva-hatsune-mikus-popularity-and-the-sound-of-the-future/

+++++以下勝手翻訳+++++

仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

 ヴァーチャルディーヴァ(仮想の歌姫)になるということは、正確にはどういう意味を持つのだろうか? 初音ミクの人気について真に理解できるようになる前に、彼女が正確には何者なのかを確認するのがおそらくは最適だ。しかしながらこのテーマは思いのほか扱いが難しい。最も簡明な言い方をすれば、彼女は明らかにセガヤマハによって発展してきた音楽制作ソフトのために藤田咲の声を録音しデジタル化した商品のパッケージ用にデザインされたキャラクターだ。だが同時に、彼女が本当の意味では存在していないという主題もそこにある。我々がミクの歌について話している時、我々は厳密に言えば生きていないものに対して隠喩を使っている。思うに初音ミクとは我々が理解しているより遥かに複雑なものなのだ。

http://www.anime-expo.org/

 アニメエキスポ2011は間違いなくミクの全てを取り上げていた。ミクノポリスは、それがノキア・シアターで行われ、かつ売り切れた唯一のものであった点だけを見ても、明らかに週末最大のイベントだった。他のゲスト――クリプトンメディア伊藤博之佐々木渉ダンスロイド、及び小林オニキス――はミク登場のおまけとして呼び寄せられた。アニメエキスポコンベンション全体のテーマに「ファンの年」を選んだのは、ただのお遊びではない。結局のところボーカロイドは、ヤマハの剣持秀紀マネジャーコンベンション3日目のパネルMirai no Neiroで言及したように、ファン、製作者、及び消費者の間にある障壁を切り裂いている。

 ミクがいくらか人間っぽい性質を備えているのは明らかだが、同時に彼女存在メカニカル機械的)かつヴァーチャル(仮想的)でもある。歌姫という用語は、技術的な能力をほのめかしているのみならず、高い人気という意味示唆している。だがミクの人気はピンポイントで捉えるのは難しい。小林オニキスアニメエキスポ2011の2日目にミク・カンファレンスパネルで発言した内容によれば、彼女の成功は3つの要素に拠っているという。ミク自身、制作過程での自由さ、そして世界規模のインターネットだ。私がオニキスの判断に異論を唱えないのは確かだが、彼の指摘した3つの点をさらに分析すれば初音ミク存在について興味深い事実が判明すると思う。

看板娘としての初音ミク

 トヨタ初音ミクカローラCMを巡る謎がついに明かされた時、トヨタ特にアニメエキスポを念頭に置いて若い客に対する濃密な市場調査を行ったことが判明した。トヨタアニメエキスポ2011に2台のitasha(アニメゲームキャラを描いた車)、スタッフチーム一そろい、車の前でミクのコスプレをする可愛い女性、そして小さなカローラの絵の上で可愛らしく微笑む子供のようなミクを描いた何千枚ものポスターを持ち込んだ。ミクはただソフトに特色を出すため作られたキャラに過ぎないという事実にもかかわらず、彼女自動車企業の公式看板娘となるのに充分なほど人気があった。アメリカにおける市場性存在にはかなりの疑問があったものの、この宣伝活動はミクにとって大きな一歩だった。

 初音ミクの生まれは、実際にはどこの馬の骨とも分からないものだ。彼女は、自身が市場に出ることとなった新しいVocaloid2シリーズの、箱に描かれたイラストとしてその生を始めた。つまるところ、それが彼女の全てだ。だが、日本中の製作者たちが楽しく、突飛で、面白い歌を書き、彼女を描いたり動かしたりすることで彼女性格を付け加え始めたため、彼女はすぐ自らの命を手に入れた。最終的に彼女イメージにはネギが伴うようになった。

 これがなぜ重要なのか? ミクが東方シリーズに出てくるキャラとどれほど似ているかについては、おそらく指摘する必要もあるまい。ゲームに出てくるキャラの多くが極めて限られた背景情報しか持たず、それゆえにキャラ性格をさらに発展させるため製作者とは無関係にファンダム自体が自由に想像をめぐらせる余地があるという事実に、東方厨の一部は対応してきた。同じようにミクの仕様存在する欠落は、歌やビデオという形式をまとった小さな物語の発生を許し、それが巡り巡って単なるキャラを超えた命の有り様をを彼女にもたらした。彼女は利用者が作り出す製品の力に具象化された肖像であり、概念だ。

科学技術としての初音ミク

 そのインターフェイスは、比較的直感的に使える。音楽用語を使う代わりにこのソフトは、メロディーを生み出すためピアノ音程と一致したいくつかの棒の上に長い音符を置く。ピッチテンポ製作者の目的に合うように変更でき、ビブラートと発音も自由に変えられる。完全な楽曲を作るため、ドラムピアノギターなど追加の伴奏も付け加えられる。

 ヤマハの音声技術開発チームを率いた剣持秀紀によれば、初音ミク作曲家歌手にとって伝統的に必要なものを補完する革命的なソフトの顔を務めたからこそ、ヴァーチャルディーヴァなのだという。ミクは、かつてデジタル楽器がやったのと同じように音楽世界のあり方を変えたソフトだと、彼は主張する。それが楽譜制作だけでなく、自然言語における発話パターンの複雑さまでまねしようと試みていることを踏まえるなら、おそらくそれ以上のものと言える。

 剣持はプレゼンの際に彼の議論の核心を効果的に実証してみせた。まず彼は、人間の耳とって自然な音をボーカロイドに生み出させるのが、どれほど困難かを説明した。次に英語ボーカロイドソフトSweet Annを使い、極めて短時間ハッピーバースデーメロディーを生み出してみせた。そしてボーカロイドは単純に人間の声をコピーしようとしているものではなく、その特別な性質故にある意味音楽未来を示しているのだと強調した。極めて広範囲なジャンルにふさわしいものにするため、ライブラリを変更することができる。人間の耳が言葉を理解できないほど速いレートで音を生み出すのも可能だ。どんな歌手より長く引き伸ばして歌うこともできる。最も有名な初音ミク曲の一つ、初音ミクの消失を見るだけでいい。ボーカロイド史の比較的初期段階からソフトが持つこれらの側面を製作者が上手く利用していたのは明らかだ。つまりボーカロイドは、その人間に似たヴォーカルと同じくらい、その機械的側面も売り物になっていたのである

 プロ音楽家アマチュアの双方に販売されることで、ボーカロイドは間違いなく伝統的に音楽存在した境界線を壊し、比較音楽知識の乏しい者たちが数千から数百万ものビューを稼ぐ歌を作り出すのを可能にした。アーティストだけでなく、ネットに詳しい個人がよく知っている視聴者に合わせた歌を作ることもできるようになった。

大衆文化としての初音ミク

 ニコニコ動画日本におけるボーカロイド活動の主要拠点であることは否定できない。この動画シェアサイトには、他の種の動画ランキングに加えて人気のあるボーカロイド曲のランキングもある。つまりミクの成功は、彼女自身と製作者あるいはソフト能力だけではなく、日本ユーザーが新たに作られた歌に関する集計された情報を見つけるのが容易である点にも依存している。

 ミクの人気は彼女の声だけにとどまらない。ボーカロイドコミュニティーから抱き合わせニコニコ上に出てきた他のコミュニティー、例えば「Utattemita」(歌ってみた)、あるいは「Odottemita」(踊ってみた)などは、それらの人気故に今やニコニコメーンページにある案内バーにそれ自体のカテゴリーを載せるまでに至っている。国境を越えたアニメ及びゲームコミュニティーへのウイルスのようなミクの拡散は、製作者及びファンの双方で似ている情報拡散能力に頼っている。

仮想の歌姫

 最初の質問に戻ろう:ヴァーチャルディーヴァとはつまり何か?

 ミクの「仮想性」は要するにオニキスの言う1番目と3番目の要素に起因する。彼女世界中の数百数千という人々の想像力に根っこを持ち、一方で彼女の側は人間としてのどのような制約も持たない、骨格だけのキャラだ。同時に、インターネットにおけるファンに基礎を置いて成長するボーカロイドコミュニティーには、それを統制する法的な枠も基盤も僅かしかないという事実故に、彼女著作権問題から比較的影響を受けない。実際、利用者が生み出しファンが作り出す素材に対して日本企業が示す寛大さは、英語を使うユーチューブコミュニティーが慣れ親しんでいるものに比べれば衝撃的なほどに大甘だ。技術的にも、誰もが歌わせることのできるミクの束縛のない能力は、有名になるためどんな歌姫にも必要とされる人気と広い支持とを提供する。

 理論的にはミクのスターダムへの道は、彼女が完全に作り上げられたキャラではなく、その中身が欠落しているという点にある。オタクの行動様式とポストモダンにおける消費パターンに関する東浩紀の著作から引くなら、ソフトの利用者が作り出した歌と動画に描かれた個人的で小さな物語を生み出すためのデータベースとしてボーカロイド初音ミクが使われている。同時に人間の声を合成することで達成された技術的偉業が、音楽産業内における伝統的役割に新たな裂け目をもたらした。あらゆる種類の消費者製作者、ファン、音楽家、個人的技術者が、あたかも300年前にルソーが思い描いた政府のように有機的なコミュニティーへと参加している。

 初音ミクとは2つの面を持つ現象だと私は主張する。ミク自身は、情報的に遍在する世界の中にいる個人たちの行動様式に根ざしており、世界コミュニティー総体想像力によって生み出されている。一方、ソフト技術革新による製品で、それは技術がミクの成長にどれほどの役目を果たしているか過小評価するのが間違いであろうと言えるほど、過去にあった境界を超越してのけた。

 ミクノポリスの会場で照明が落とされ、初音ミク最初ステージに姿を現した時、聴衆の中で数千のファンが上げた叫びを誤解することは不可能だ。堅実で具現的な光学幻想を生み出すスクリーン投影され、ミクはボーカロイド商品の箱を彩る二次元画像という起源からサイエンスフィクションポップスターへと素早く進化する。来るべき年月におけるボーカロイド発展への将来性を踏まえるなら、Mirai no Neiroパネルこそまさに新たな造語にふさわしい:「未来音色

 The Nihon ReviewAnime Instrumentalityはアニメエキスポにおけるミク関連のリポートを協力して提供する。コンサートそのものに対する詳細な報告は、Anime Instrumentalityに掲載されているzzeroparticleのエントリーをご覧いただきたい。

http://blog.animeinstrumentality.net/2011/07/mikunopolis-hatsune-miku-live-in-los-angeles-concert-report/

脚注

 使用画像Pixivにある。この画像コミケット80で使われたことについて、Moccyにお祝いを申し上げる。

http://www.pixiv.net/member.php?id=191242

 この週末にアイデアを論じるという楽しみを分かち合った数十人、同僚のライターであるShinmaruとEternal、同じくAlex Leavittと、そして日本へ戻ったミクノポリス/未来音色スタッフに、心から感謝を。

http://dph.ninja-x.jp/index.html

 ミクについてよく知らない人へ、ネット上には利用できる多数の英語資料がある。おそらく外国コミュニティーを本当に制限している唯一の問題はニコニコ動画への簡単なアクセスができない点であろうが、十二分な興味を持っていくらか賢い検索ユーチューブで行えば、ニコに投稿されたほとんど全てを見つけだせる。

+++++勝手翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

http://anond.hatelabo.jp/20110709015539

関西実家に逃げた俺ってどんだけバカだったのって感じだよね。何が「レベル7事故日本で起これば日本終了」だよ。バカじゃないのか。理系の俺でも騙されてたんだもん。ひどい話だよね。

いやいや、あなた決してバカじゃないと思うよ。

バカだったら、あんな突っ込みどころ満載の大本営発表を聞いてて、逃げられないって。

オレの中では、

英雄ニュースを見て、こりゃだめだと思って、福島原発作業員として志願した。

賢人→ニュースを見て、こりゃだめだと思って、周りのバカは放っておいて逃げた。

普通のバカ→ニュースをきいたが、政府大丈夫というし、周りもあんまり逃げていないので、大丈夫だと思って逃げなかった。

本当のバカ→ニュースを見たが、不安になるので、もう見ないことにして、逃げなかった。

死んだ方がいいレベルのバカ→ニュースを見て、こりゃだめだと思ったが、自分だけ逃げるのは気が引けて逃げなかった。

ちなみに、上のリンクエントリーを書いたのはオレ。

逃げたかったよ。でも、結局、首都圏居残りw

居残ったオレって「死んだ方がいいレベルのバカ」だと思うけど、バカに見えないのは、たまたま福島原発が水蒸気爆発をおこさなかっただけの結果論しかいからね。

今回の津波で、逃げる判断遅れて、ぎりぎり助かった人で、チリ大地震津波はここまでこなかったか大丈夫だと思ったからすぐには逃げなかったって話きいたでしょ。次に同じような地震が来て、浜岡原発で何か起きて、本当に東京がヤバくなった時、逆に、誰も逃げないことになったら、そっちのほうが大変だと思うよ。ですからみなさん、過去経験にとらわれず、逃げる時は逃げましょうw

2011-07-09

英語学習で使用した具体的な自己啓発

これを書いた者ですhttp://anond.hatelabo.jp/20110707051147

人気のブックマークコメントに「一通り目を通してブクマはするけど、実際に勉強することはまずないっ!」と書かれていた。 はてぶで英語学習関連のエントリーをしたはいいけど、勉強しないで、ブックマークして満足しちゃう人は多いと思う。

今回はそれを防ぐために僕がどうしたか書く。

断言法

断言法という方法がある。ようするに叶えたいことを毎日十五回ノートに粛々と祈るように書くわけで、僕は「TOEIC990点取る」とノートに書き続けた。そんなことして何の意味があるんだよって思うかもしれないけど、全世界宗教存在し、人々の願いが祈られ続けられてきた。祈りが続けれたということは少なくとも願いが叶った者もいるということである。全く意味のないことを続けるほど人類はバカじゃない。神社毎日参拝するということでもいいかもしれない。信仰心があるかは重要ではない。カルト宗教はまっている奴らとか見ていると、救われたあと、つまり願いが叶ったあとに、教祖様に対する信仰心が生まれている。断言法の場合教祖様を信じないで、自分自身を信じるということになる。最初は疑いでいい。それが実感として目標に近づいている時に自分を信じられるようになる。http://alfalfalfa.com/archives/13635.html

断言法と引き寄せの法則を組み合わせた方法

断言法の説明を見ると成功率は大体70%程度らしいが、これを100%に近い形で実現する方法を僕は見つけた。似た願いを複数すること、また、英語学習に関することを日記に書くことである。ちょっとした遊び心で「TOEIC990点取る」以外にも「彼女が出来る」「年収10億円になる」とか書いていた。願いが最初に叶ったものは「TOEIC990点取る」だったけど、「年収十億円」「彼女が出来る」は叶わなかった。僕はなぜこれが叶わなかったのか考えた。僕はノートに断言法を書いていたんだけど、それは日記帳と併用していて、日々のことを書いていた。今日は一時間勉強した、新宿外人に道訊ねられたけど、けっこう答えられたとか、友達遊んだとか、好きなロックバンドライブに行ってきたとか他愛も無いことである。数ヶ月分眺めていて、英語力は上昇していると日々感じていたけど、全然モテないし、お金も増えないと思っていた。あれ?これ日記に書いてなくね?女の子のこととかお金のこととかほとんど書いていないのである英語のことは書いてあるのに(笑)そう、実感として英語力は上がっているのは感じていた。これ何か関係あるんじゃね?

引き寄せの法則というのがあるんだけど、その方法の一つに自分の願いに関する事をとにかく日々記録していくというのがある。英語学習場合だったら、一時間勉強したりとか、外国人に道を訊ねられたとか、この洋楽バンド歌詞いいな、とかそんなんです。書いて行くとそれが実感になっていき願いが叶うというものであるhttp://netaatoz.blog21.fc2.com/blog-entry-1289.html http://www.amazon.co.jp

胡散臭いものに対する解釈

断言法も引き寄せの法則もというか自己啓発系のほとんどがカルト宗教並に胡散臭いんだけど、僕なりの解釈を見つけた。「戦略」(strategy)と「戦術」(tactics)という言葉ある。勘違いしている人も多そうなので、説明するが、戦略というのは目標目的の事で、戦術とは戦略を成功させるための方法のことである。具体的には「対テロ戦争」という戦略があって、その「対テロ戦争」を成功させるためにイラクを攻撃したり、外国人米国に入国する際は指紋が取られたり、テロ対策の部隊が編成されたりとかが戦術である。あんまり良い例じゃなかったかな。まあ、話を戻すと、僕の場合は「TOEIC990点を取る」という戦略があって、そのために戦術をどうするかって話だ。TOEIC参考書を解きまくる、洋楽を聴きまくるとか、まあ、それも立派な戦術だ。ただ、”この段階”では戦術が正しいかどうかは重要ではない。戦略達成のために自分自身を戦略に向けさせることが重要なんだ。洋楽洋画英語学習に向かないというのは説明したけど、僕自身がかつてやっていた勉強方法でもあった。それが自然英語学習に向かないと気づき、別の手段(戦術)に移っていった。ただ、それに気づくためにはそれに向き合っていなければならない。それが日々日記を書く事に繋がる。間違った手段、正しい手段に関わらず、僕は英語学習に関する事を書き続けていた。それは僕を目標まで導いてくれる懐中電灯みたいなもんだ。例えば、宇宙飛行士になりたいという願いを叶えることは難しい。そこが引き寄せの法則などの自己啓発の批判の元なんだろうけど、むちゃくちゃなことを叶えることは難しいが、宇宙飛行士になることも不可能ではない。いきなり真っ暗闇の山中に放り込まれて、ここがどこだかわかりませんが、あそこにうっすら街の灯りが見えるでしょ。あそこ東京ですから頑張って行ってくださいと言われたら、大抵の人はどうするだろうか、灯りが東京だということは分かるが、足下は不安定で、足を一歩でも踏み出してみたら崖かもしれない、周りには野犬がいるかもしれない、ここでじっと救助を待っているほうがいいかもしれない、そんな風に考えるだろう。ただ、そこで、LED懐中電灯を持っていたらどうなる?見えなかった足下は見えるようになり、数十メートル離れた先ならなんとか把握出来るようになる。崖もないことを確認した。これなら東京まで帰れるんじゃないか?灯りに照らされた途端に思考はポジティブになる。国道まで出れば下ればいいし、あ、飴も一袋持っていたんだ。飲みかけの午後の紅茶もあった。なんとか帰るんじゃないんだろうかという実感を強める。それでも、山中が暗く危険に溢れているが、戦略を叶えるために、視界の先、足下、体力などの状況に合わせて、進め方を変えていくだろう。そして、進めば進む程に街の灯りは強くなっていき、帰れるという実感が増えていく。その実感を掴めるものけが目標戦略)を叶えることが出来る。懐中電灯や飴を始めとする様々な戦術と共にね。

話が長くなって恐縮だけど、話は戻って断言法で「年収十億円」「彼女が出来る」と書いていたのに叶わなかったのが分かったでしょうか。英語学習は様々な戦術を使い実感を得て目標に近づく度に、やる気が出て来た。「年収十億円」が叶わなかったのは僕自身がLED懐中電灯を持っていなかっため、戦略は持っていたが戦術は持っていなかったということになる。戦略を叶えるためには戦術が必要である東京には帰りたいという戦略があっても戦術がないと帰れない。ただし、むちゃくちゃな非常識な願いほどLED懐中電灯のような強力な戦術を持つことは容易じゃない。宇宙飛行士になる、村上春樹のように世界的に有名作家になるとかである。それでも戦術を練り、それになれるという実感を持てば戦略を達成することは可能だろう。流石に僕は実感が得られないので無理です(笑)

TOEIC990点取る」というのも英語に苦手意識がある方は非常識戦略に思えるかもしれない。僕もそうだった。非常識だと感じるのを弱めるために断言法と引き寄せの法則を組み合わせたのを使った。実は「TOEIC990点取る」の他に、「海外で働く」というのも書いていた。残念ながらそちらはまだ叶っていないが、英語学習モチベーションの上昇に繋がったんじゃないかと思っている。断言法に関しては、やる気増産装置のようだと考えている。英語学習者にありがちな挫折パターンとして「あの本いいんだー」「あのエントリー参考になる」「俺は外資系企業に勤める」とか思ってもロケット花火のようなもので急加速はするが、すぐに急降下し地面に落ちてしまう。断言法はある種のジンクスを作るようなもので、自身が「TOEIC990点取る」という目標に対する燃料を投下していくようなものである不思議なことに、ジンクスというのはそういうものであると思うけど、断言法を三日もサボると急にやる気がなくなる。勉強するというジンクスを無くしてしまたからであろう。言わば、断言法はジンクスのない人にジンクスを作るための装置である。まあ、やる気は作れるもんだぜ?ってことです。さらに似た願いを書く事は燃料投下を倍増させることになるのでおそらく願いが叶う可能性は高くなるんじゃないのか。また、 知らず知らずの内にしてしまっていたが、英語に関するということ日記を書くということは方向性を定め戦術を作っていく作業であった。断言法でやる気を作り、引き寄せ日記戦略に体を向けさせ、戦術を精査していく。

ちなみに「彼女が出来る」というのも年齢=童貞だった僕にとっては非常識な願いであったけど、これに気づいた後に「女友達が出来る」と書き加えて、日記に、今日女性にこういう話がして受けていたとか、趣味の話が出来たとか、そういうことを書いていたら、彼女が出来た。いや、マジですよ。まじまじ。なんとなく、女の子最近話す機会多いなーって思い始め(目標達成が見え始めている)、女友達も増えて、遊ぶ機会も増えていて、あの女の子とちょっと良い感じかなって思っていたら逆に告白された。ありえない。非常識過ぎると少し前の僕ならそう思うかもしれないが、そんな非常識は僕から消え去っていた。実感としてこういうことになるだろうと思い始めていた。

2011-07-07

バカでも出来た英語学習方法

個人的コンサルタント希望する方は以下のメアドに連絡ください!懇切丁寧にご指導します!


文法、長文読解、英作文、語彙力、リスニング、様々な勉強法がはてぶで議論されブックマークされてきた。正直な所、Fラン大学生の僕は理解力があんまりない。英語学習の意欲はあるのだが、文法書の難解な文体意味不明文字列しか見えない単語群を憶えるのは苦痛しかたなかった。大学受験御用達の文法書Forestなんかとてもこれを自分の血と肉にして、利用するなんて僕には到底難しいと感じていた。それでも学習意欲はあるので参考書を読んで問題を解いていくわけだけど読んでも読んでも解いても解いても上昇していかいない英語力。そして覚えられない単語英語なんて世界中の誰もが簡単に使っているのになんでこんなに難しいの?ずっと感じていた。はてぶで定期的に英語学習関連のエントリーブックマークされるようにエントリーの内容を本当に実践して成功している人は少ないのだと思う。文法書をまともに理解出来ない人間がある程度出来るようになったので、理解力のない人間でもこの方法有効だと思う。

英語学習の中心をリスニングに持って行くこと

言語学教授をしている方と話す機会があって、その時に教えてくれたことだ。どの言語リスニングが出来れば文法、長文読解、作文以外の語学力は身についていることになる。というか、文字がない民族存在するのに言語存在するんだから、当たり前のことだけど、リスニング語学学習の中心にするかしないかで効率が大きく変わると思う。ただし、効率のためには文法も必要重要視する必要はそこまでない。ただ、英語学習挫折した人間はわかると思うけど、そのへんの本屋リスニングの本を買ってきて問題集と一緒に解いていても、何言っているかさっぱり分からないし、これで正解だろって思ったら、全然間違っていて、いくら聞き直しても、まるで正解のように聞こえないという経験はあると思う。それを正解に聞こえるまでに聞き続ける努力家はマジで尊敬します。リスニング力がたいしてないのに間違えまくると落ち込んでモチベーションが下がるだけです。あと、リスニングCDは詰め込んでも74分しかないので絶対量が足りない。

2 ノイズとして処理されるリスニングはしない。

映画とか海外ドラマとか洋楽とかの英語を聞いていても、伸びない。洋楽好きが全員英語出来るかって言ったら、出来てないでしょ?音が言語としてじゃなくて、ノイズとして処理されているから、語学学習になっていない。海外ドラマスクリプト付きで見るのも勉強になるとか良く聞くけど、口語であることが多いので、TOEICなどの語学力テストにgonnaとかwannaとかそういうのが出てこないので試験対策にはならない。あと、慣用句文化的文脈をいちいち辞書で調べる時間が多すぎるし、高度な文脈過ぎて理解出来ないこともある。まるで使えない。結局、意味もわからない洋楽聴いているのと同じになる。ノイズとして処理されるものを聴き続けるのは意味がない。インフォーマル表現だってことが頭に入っていないと英作文にも影響が出るかもしれない。すげー危険

3 VOA Special Englishを聴いて読んで音読

ノイズとして処理されることを避けるためにはスクリプト付きのものを聴いてノイズ言語として認識する作業が重要。ただ、洋画は難しすぎるし、洋楽ダメだし、おまけに試験対策にもちっともならない。かといって、その辺の参考書リスニングユーモアの欠片もない退屈なもの。僕のオススメスクリプト付きのアメリカ文化を紹介するVOA Special Englishを読みながら聴きまくること。VOAについてはwikiを見てくれ。端的に言ってしまえばアメリカ洗脳装置だ。非ネイティブアメリカ文化理解させる放送のためそれ相応の配慮がされている、更にVOA平易なヴァージョンVOA Special Englishは1500語しか使わない上に、一つ一つの単語発音も綺麗で、スピード遅い。そのためノイズとして排除されず言葉として認識やすい。コンテンツの内容は様々なアメリカ文化についてで、知的好奇心がくすぐられる。アメリカ勉強にもなった。

http://www.manythings.org/voa/words.htm

これを聴きながらスクリプトを読み、そして音読して、脳に言葉として認識させる。出来るだけ、発音と文節を真似て音読すること。文法書の日本語理解出来ない人は発音記号読んでも発狂するだけだと思うので絶対にしないこと。とにかく聴きながら読み、発音を真似て音読するを繰り返すのを毎日時間程度やっていると、スクリプトを読まずリスニングだけでも文章が頭に流れるようになる。第一段階はこれでOK。後は飽きないように、スクリプトを読まないでリスニングをする、一文だけ読んでそれがどういう意味だったかスクリプトを読んで確認する、もしくは一文だけディクテーションシャドーイングなど、リスニング勉強法を試してみたりしていた。重要なのは自分理解出来るスクリプトリスニングをすること、スクリプトは平易かつフォーマルものに限る。これに適しているのが、参考書リスニングなんだけど、これはつまらなすぎる。条件に適していて、雑学講座的で面白いVOA Special Englishが僕の結論になった。条件に当て嵌まるものがあれば他のものでも大丈夫だと思う。

4 単語

次に単語だけど、はてぶの英語学習関連のエントリーでおなじみの神ソフトP-Study System を使ったけど、VOA Special Englishで聴いた単語音読するだけでも、相当覚えられたと思う。

15秒で訓練なしにできる記憶力を倍増させる方法

http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-494.html

聴いて15秒待つと効果的なんだろうけど、聴いて音読するだけでも、単語は相当覚えられると思う。音声を聴いて音読するのは本当に効果的。あとは意味不明アルファベットの羅列に対する疑問は、語源系の参考書を読むといいと思う。意味不明もの意味を与えてくれるので丸暗記よりは覚え易くなる。re en proとか接頭辞意味を覚えてるだけでも全然違う。更に英英辞書の説明と組み合わせると覚えられるんじゃないだろうか。英語なんてパーツの組み合わせにしか過ぎないと気づく。意味のわからないアルファベットの羅列で覚えていたとき苦痛で仕方なかったが、これでかなり楽になった。

http://p.tl/wgka

実感としてはVOA Special Englishで1500語程度覚えただけでもかなりの英語力がついたように感じる。NYTimesの記事辞書があれば読めるし、Wikipediaの興味のある項目も同様だった。また、VOA Special Englishを中心に勉強し出して一ヶ月でTOEICスコアが500点になっていた。以前は250点だった。満点990点で四択なので、サイコロ振って選択肢を決めても変わらない点数という惨澹たる結果だったので、正直、驚いた。一ヶ月でここまで変わるか?

5 経過

大体勉強を始めて三ヶ月くらいでSpecial Englishじゃない無印VOA聴くようになる。単語も難しなるし、発音も速いけど、聴き取れないレベルじゃない。映像付きならCNNなどのニュースもなんとなくわかるようになってた。そして、祈るようにVOAを聴きスクリプトを読む出て来た単語を覚えるの作業をしていた。たまにスクリプト付きで配信しているTEDBBC浮気するが、半年過ぎたくらいで、VOAもあらかた理解出来るようになり、聴いている洋楽も見ている洋画意識を向けなくても言葉として理解出来るようになっていた。勉強時間は一日一時間調子の良い時で二時間くらいだった。この時にTOEIC受けたら695点だった。TOEIC用の勉強は一切していない。これはちょっとTOEIC用の勉強をしたら800点越えられるなーって思って、問題集を購入して点数が低かった文法パートを重点的に勉強して、問題集を解いて練習したら、845点になっていた。勉強を始めてから一年間経っていないです。

今は英作文が全く書けないので、それに向けての勉強法模索しているところ。

おまけ 文法

で、文法なんだけど、文法書の分厚さと難解な文章理解出来ない人間として唯一理解出来たのが大西泰斗氏の文法書だった。例えば現在進行形、分詞構文、動名詞現在分詞、ingがつくものを躍動感の一言で済ませていて、頭の悪い僕でも理解出来た。彼の著書には復習するための問題集がついてないことが多いので、問題集だけ買って、復習用に解いてみたりしていた。英文を読んだり聴くだけならこれ以上余計なことは覚えないでいい。理解出来ない表現があったときに彼の著書を読めば解決することも多い。分かり易くて本当に助かる。もちろん彼の教え方に批判があることは知っているけど、理解力がない人間には本当に助かる。一般人には細部まで必要ないです。ただ、TOEICが695点の時だったので、それ以上高得点を取るのはゴリ押しで暗記するか、理解するのがしんどい参考書を見るしかないかもしれない。僕はゴリ押し暗記でした。それでも大西氏の表現にはゴリ押しで覚える際も助けてくれたと思う。それぐらい良書ですよ。彼の著書は。でも、全体の勉強量としては文法は一割もないと思う。文法は必須だけど、Forestとか長い時間見ていても英語は出来ないぜ?

追記

人気エントリーになっていて驚きです。反応を読んで、誤解されやすいとこは直しています。例えばCNNがわかるのは嘘だと思うという指摘がありましたが、あくま視覚情報込みでなんとなくです。英語力なくてもネイティブと会話出来るのと一緒です。視覚情報は大きいです。

人気のブックマークコメントに「一通り目を通してブクマはするけど、実際に勉強することはまずないっ!」と書かれていた。 はてぶで英語学習関連のエントリーをしたはいいけど、勉強しないで、ブックマークして満足しちゃう人は多いと思う。それを防ぐために僕がとった方法も書きました。どうやってやる気を起こすかということです。http://anond.hatelabo.jp/20110709032734

条件に当て嵌まっているNHKラジオもいいと思います。ようやくNHKも九月からサイマル放送が始まるみたいなので、利便性高まるでしょうね。書き損ねていましたが、アナウンサーなどの職業ボイストレーニングをしているので、間違った発音を覚えないという意味でも有効だと思います。また、過去大西泰斗氏もNHKで教えていますし、僕が購入した文法書「ハートで感じる英文法」もNHK出版でした。よく指摘されることですが、NHK出版の本は安価で高品質です。同じ大西氏の著作でも前者は950円研究者から出版されている「ネイティブスピーカー英文法絶対基礎力」は1500円でした。内容的には重なる部分も多く、信者以外はNHK出版の方で十分だと思います

ラジオだけじゃなくてWebでも配信しているんですね・・・知らなかった。「ニュース英会話http://cgi2.nhk.or.jp/e-news/index.cgi

洋画海外ドラマ勉強する人を否定するわけではないです。ただ、それだと挫折する人が多いということです。「俺の時代は、何回も同じビデオを繰り返し見て英語覚えた」「吹き替え日本語字幕、輸入版の三本で勉強したわー」こういうことはインターネット普及以前に英語覚えたおっさんから、耳ダコになるくらい聴いているでしょう。これが出来る人は努力家だと思いますが、ほとんどの人は挫折すると思いますリスニングに慣れていない耳で、苦痛を感じつつも洋画で使われる高度な文脈慣用句文化的背景、そういったものを繰り返し見て行く度に調べ、頭に入れていったのでしょう。僕も一度、試してみましたが三度目で飽きました(笑)これは根性論に近いと思います理不尽根性論運動させられた体育会系はわかるかもしれませんが、根性論でも上達はするので、耐えられた人は上達するでしょう。僕の友人にもジブリ作品英語吹き替えを何十回も見て勉強している人がいましたが、確かに上達していました。しかし、二時間作品で30日見て60時間です。これをテレビを見る時間を削って毎日・・・ちなみに友人は各種ジブリ作品をローテーション組んで飽きないように見てました。一応、これも上達する手段としてはセリフをシャドーイングないし、停止ボタンを押してスクリプト音読をする、または丸暗記するという手段を取らないといけないでしょう。くどいようですが、ノイズ言語として判断出来るようになるのは幼児だけなので、ただ、聴いているだけ眺めているだけでは効果は見込めません。それがなんであるかをしっかりと脳に認識させなければいけないということです。

洋楽に関しては、日本語歌詞を思い浮かべてください。詩的表現と一般生活で使われる表現が大きく違うことがわかりますよね?例えば、ブルーハーツリンダリンダでは「ドブネズミみたいに美しくなりたい写真には写らない美しさがあるから」というフレーズがありますが、これを解釈すると、写真には写らない、つまり物質世界ではなく精神世界を重んじられ、ドブネズミは汚いものだが、歌詞上だと価値観がひっくり返っている。この曲の発表時はバブルの時代であり、消費による自己表現自己実現が強く肯定された時代だった。消費に参加出来ない貧乏人は自己表現自己実現が出来ないわけで、そういった人達を救う意味でもあり、物質主義者を批判しているかもしれないと解釈出来る・・・日本語が出来た上で高度な文脈理解しないと歌詞意味することはわからない。というか、日本語が出来ても解釈出来る人が少ないのに慣れてもいない洋楽歌詞理解出来るかと言ったら難しいと思う。誤謬する可能性の方が高いだろう。ただ、誤謬しても楽しいもんは楽しい。でも勉強にはならない。歌詞意味理解せずに不思議文章で済ましちゃうはいいけど、歌詞ってそういうもんじゃないでしょ?歌詞を読むというのは文章を読んでいるようで、文章を読む能力とは別の能力で解読しているのです。そりゃ、単語を覚えられたり、発音も多少の参考になるかもしれないけど、効率悪くね?って話です。

ブックマークが1500以上で驚いている。正直、適当に書きなぐっただけの文章をこんなに支持してもらって恐縮です。

2011-07-02

引き寄せの法則がうまく働かない理由

前回、「引き寄せの法則リアルタイムで実践する」というエントリーを書いたものです

引き寄せに失敗してからの行動

まず、ネット上を徘徊し、引き寄せの法則に関する色々な情報を調べ

前回の失敗の原因を探る事をしました。

途中でひとつ気づいた事があります

どんなに素晴らしい理論メソッドであっても、「願望を引き寄せる事が出来ません。どうしたらよいでしょう」

という問い合わせが必ず発案者(?)の元に寄せられているのです

その度に発案者の方達は親切丁寧に根本的な問題を指摘し

質問した人達気づきを与えているようでした。

引き寄せの法則の原点に戻る

色々な情報に触れていると、だんだん情報が錯綜・混乱し

何がなんだか分からなくなってきました。

結局どれか一番いい方法なんだ!!

僕は何で願望実現に失敗したんだ!!

と、自分に入ってくる情報量反比例して、解決策との距離が離れて生きました。

そこで、引き寄せの法則の原点に戻りました。

我々に起こる現象は、全て我々の思考を宇宙現実化したものである

これに例外はない。

なるほど!!

失敗の原因は「逆ナンなどされるはずがない」という思考があったからだ!!!

何となくだけど、サッカーを例にして考えるとこんな感じかなぁ。

まず、「逆ナンされたい!」って考えた瞬間に僕はフリーキックの位置からボールを蹴る。
ゴールは「可愛い子が逆ナンしてくる」と書かれたネット一つだけ。
この思考が宇宙に向かって発信されると同時にボールがゴールに向かって跳んでいく。
このまま何もディフェンス等されなければ絶対ゴールに入る。
でも、「逆ナンなどされるはずがない」って考えると、「逆ナンされない」というゴールが新しく出来、
ディフェンダーが飛び出してきてボールに当たり、方向がそっちに変わっていく。
さらに「可愛い子にすれ違うくらいならあるかも」と考えると、同じようにゴールが新設され
またもディフェンダーが飛び出してくる。
結局「逆ナン」される。というゴール以外のゴールに入る。

書きながら、可愛い子に出会って、話しかけられたけど逆ナンされた。みたいに2つ以上の現象が起きたら

ゴールはどこに入ってんだ?って気づいてしまったが、最終的に言いたい事とは違うので続行した。

とりあえず、宇宙は我々の思考を必ず現実化し、例外はないのだから

願望を持った瞬間にはそれが叶えられる方向に事が進む。

でもそれを否定する考えを持った瞬間に、それも実現されるから

当初の願望は絶対に実現されなくなり、否定的な思考が現実化となって現れる。

って事なんじゃないかと。

「願望が実現されません」という人がいつまでも実現出来ない理由

さっきの自分の考えからすると、「願望が実現されません」と相談している人は

まだ宇宙が実現途中なのにも関わらず「実現されていない」と決めつけていることにより

否定的な思考を宇宙現実化しているのかもしれない。

自分の失敗の理由は完全にそこだったんだと思う。

じゃあどうすればいいのか

先の例のように、思考した瞬間にゴールに向かって玉が跳んで行ってるとすれば

一回だけ願望を思考して、あとは否定的な思考をせずに放っておけばよいのでは。

よくネット上でも見かける「願望を手放す」というのはこうゆう事なのかもしれない。

でも、多分初めのうちはどうしても否定的な考えが浮かんでしまうと思うので

ちょっとありえそうな願望から初めてみるか、ちょっと大きいと思ってるものでも

絶対現実化する!!と信じきって、万が一否定的な感情が浮かんだらリセットしなおせばよいのではないか

リアルタイム実践pert

という訳で、前回の失敗を活かして、まだ買ってから削っていない状態の宝くじ

絶対に1等が当たる!!と信じ切って、この願望をちょっと忘れかけたころに削って

また報告したいと思います

では・・・

2011-06-29

ちきりんエントリー感想

ちきりんの、仕事と家庭の無い人はアルコールギャンブルにはまり消費者金融に手を出し自殺するって

書き方は決めつけ過ぎるし、恐怖を煽りすぎている。無職のおっさんである俺はおもいっきり嫌な気分

になったよ。いまのとこアルコールギャンブルにはハマってないけど。

これから仕事も減って家庭を持てる人が減るのなら、淡々孤独に生きる生き方こそが語られるべきで

無職は死にますよ~じゃないと思うんだけど。この人に抱く嫌悪感はいつもこれだ。恐怖を煽ってドヤ顔してるとこ。

自分煽り好きって書いてるけど、単純に趣味悪いよ。

2011-06-26

http://anond.hatelabo.jp/20110626103233

見破られましたか

まあ、あのエントリーからそれなりに

僕の願望読み取れますよね。

1)飲みとも 2割

4)美男美女 8割

ってとこですね。

みなさんからご指摘いただいて、だんだん冷静になってくると、

あんま付き合うメリットなさげに感じられてきまして、

もう、付き合いやめとこかなって思ってます

今、向こうからの返信まちなので、

その返信をこのエントリーに追記して、終わりすることにします。

http://anond.hatelabo.jp/20110626093656

おお、すごく分かりやすいですね!

その通りなんですよねえ。

飲み友達で話聞く分にも楽しむのと、

あわよくばその先、人紹介してもらいたいっていうのはあります

こちらが相手に貢献しないこのままの形だと、一種の搾取ですよね。

相手になにか貢献しないと。

彼に対するおそらく一番の貢献であろう

NBの加入や商品の購入、友人のNBのへの紹介はこちらとしてはごめん蒙りたいので。

それ抜きで付き合う方法はないだろうかという模索実験的なところが

今回エントリーを書いた動機でもあります

NB絡めない相手への貢献ってなんかないだろうか?

っていうのがポイントかもしれませんねえ。

ただ、NB中心の彼には、それは難しいのかもとは感じています

2011-06-20

スクロールすると読み込むスクリプトうぜええ!

ほんと、なんだあの意地悪スクリプト。こっちはエントリーコメント欄が読みたいかコメントまでスクロールしたのにさ、コメントが見えたーっと思うといきなり広告が割り込んできてさ。そんなんで表示されても絶対買わねえよそんなもん、心象すげー悪いし。

2011-06-18

はてなブックマークにおける2chまとめサイトの割合

ブックマークエントリーの日付が 2011-06-11 から 2011-06-17 で、2011-06-18 朝の時点で5ブックマーク以上されていた記事が対象。

全体2chまとめサイト占有率
サイト190224112.7%
記事数8539180921.2%
ブックマーク2368075354322.6%

2011-06-17

「卑しい加齢ピーターパンとはなかなか優れたネーミングなので、

少しもじって「卑しい加齢ニートピーターパン氏によるエントリーを見ていこう。


http://anond.hatelabo.jp/20110616043235

http://anond.hatelabo.jp/20110616220823

http://anond.hatelabo.jp/20110617102400

君はなんでもサヨクウヨクしか考えることが出来ないんだね。

見えない敵と・・・




http://anond.hatelabo.jp/keyword/%E3%83%87%E3%83%A2

により見ていくと、「卑しい加齢ニートピーターパン」についてなかなか興味深いことがわかる。

特徴については改めて解説するまでもないが、氏自身が「卑しい加齢ニートピーターパン」と非常に重なり合っていることは言うまでもないであろう。

次は氏が興味を持っているブサメンについて語ろう。



http://anond.hatelabo.jp/20110617223718

ネーミングによる破壊力がきいたようですな。いや「卑しい加齢ニーターパン」のほうがいいのだろうが、

「一体どうやって生計を立てているんだろう」と他人の生計を心配する前に自らの心配を。

http://anond.hatelabo.jp/20110620115542

今日も日課をこなしているようだ。

http://anond.hatelabo.jp/20110624005616

http://anond.hatelabo.jp/20110624012620

http://anond.hatelabo.jp/20110624194239

2011-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20110611202246

なぜかうようよついていたトラバが、すっきり消えているんですよねw

同時に消えたエントリーも確認可能なわけですが、それをみると増田の活動時間帯がまるわりなわけです

2011-06-10

たかが千字とか五千字で何がわかるの?

http://anond.hatelabo.jp/20110610063353

んーな、薄っぺらい人間なんているわけないじゃない。と、相手のエントリーに応えるふりをしつつ、自説を披露しているだけだ。気にすんな。増田

http://anond.hatelabo.jp/20110610093858

結局、こういう話は水掛け論になる。

私が「いやいや、それ違うから。」といったところで、

あなたは「いや、君はそういう人間なんだよ。文章から出てるよ。」

と主張する。

ブコメにもあるように、「いやいや、あれは大喜利のお題なんだよ」って言ったって、

「またー強がっちゃってー。ほんとはけんか売ったんでしょー。 うふふ。」

って思っちゃってるのかもしれない。

たぶん私を知っている人ならあの文章を読んでボケる回答を期待した、と

理解するのだが、匿名でいくら言ったって結局伝わらない。

自分の以前のエントリーでは同じ文章を読んで、

性格が悪い」という人もいれば、

性格がいい」という人もいた。

から時間無駄だよね。私も含めて、みんな暇だよね。

http://anond.hatelabo.jp/20110610065008

なんかそのエントリブコメを具体例で見せてもらわないとコメントのしようがないよ基本的には。


なぜ、あえて元ネタエントリーを出さなかったのか?ってことだけど、

ここで議論しようとしているのは自分に対してどういう批判が向けられて、

それが正しいとか正しくないとかいう、しょうもないことじゃないんだ。

どっちかっていうと同意の方が多いんだけど。

最初はわりと盛り上がった元エントリの延長上でやろうとも考えたんだけど、

自分以外のエントリを読んでもそういう人物鑑定コメントばっかりだなぁと思って

問題を切り離したかったのであえて別エントリにしたんだ。

まず、匿名の記事を読むとき

「なぜこの人はこれを書いてアップしたのか?」っていうことを考えると思うのよね。

自分場合、そこら辺からすでに食い違ってることが多いかな。

メラビアンの法則じゃないけど、基本的にどうとでもとれる文章から読み取れることっていうのは

その人の実際会った印象と、まったくあてにならない場合が多いんだよね。

そういうことを理解している人とできない人でかなり受け止め方が違うな、と思うのね。

あと、最後の一文については

まともに答えてくれてありがたかったんだけど、

すでに言っちゃうけど、

あれだけ否定しておいて最後に鑑定させるのかよ!

なんて感じ悪いやつなんだ!

っていういわゆるオチで、あんまり真面目に返されると

困ってしまうというか、「あなたは真面目な人なんですね!」

っていう自分のどうしようもない人物鑑定しか出てこない。

ご、ごめんなさい・・・。

2011-06-09

トラウマふたたび?

若い頃。

地元ではコンテスト入賞できるレベルバンドをやっていた。

高校卒業と同時に解散したものだと思っていたら 大学1年の夏 彼女たちは新しいボーカルを入れて活発に活動していた。

何もいってくれなかったことへの言葉にできない寂しさ。悔しさ。

そのことについて誰にもいうことができないまま 私は他の友人と音楽を始めた。

それはそれなりに楽しかったが やっぱりずっと心には以前のバンドへの思いがあった。

翌年になって、彼女たちから連絡があった。

彼女たちはプロになりたがっていた。たくさんのコネも持っていた。

私よりもはるかうまいしいボーカルといろんなステージに立っていた。

それでも賞を取ることができない。

そこで今度のコンテスト、二つの地区エントリーして出ることにしたというのだ。

その一つの地区に出て欲しいという。

私は何もいわずに引き受けた。

結果、私が出た方の地区で優勝し 結果的に再び私が歌うことになった。

結局その後しばらくバンドは続き 数度のコンテストで結果は出たものの 最大のチャンスにメンバー事故などが重なり 

そのまま解散した。

それからいくつものバンドを続けてきたが いつも自分けがいらないといわれるんじゃないかという不安はぬぐえない。

ずっとずっと。

それでも音楽から離れられず歌い続けてきた。

数年前、やっと信じられる人たちに出会楽しい時間を過ごすことができた。

でもいろんな歯車が、、狂ったのか。

からない。そもそも、そのあたりドライなひとたちなのかもともおもう。

イベントの企画があがっているのだが 周りからはちらりとその話を聞いているものの 本人からの話が一向にないのだ。

直接あったのにも関わらず、だ。

たからみたら、そんなこと なんだろうとおもう。

でも私にとっては。もうそ人間関係をすべて白紙にするのと同じことなのだ。

SNSの新着もぜんぶ届かないようにして いったん情報を遮断しないと。

そして知ってるひとには 誰も届かないここで 吐き出すことしかいまはできない。

ああ、もう。この。知らない土地で。近くに味方はもういないとおもっていきていこう。

築いてきたつもりの人間関係も、いったん白紙だ。

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