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2024-10-22

最近お香にハマっている

まだ3回目くらいだけど。

から雑貨屋でよくお香を買ってたけど、ふと自分でも作れんじゃないかYoutube検索するとそれっぽいのが出てきたからやってみることにした。

最初公園に落ちているヒノキの葉を持ち帰って、4,5日くらい感想させて、すり鉢ですり潰してぬるま湯ちょっとづつ足しながら粘土っぽくなったのを手で円錐の形に整形して、それをまた4,5日乾燥させる。

型紙を使わず、手でこねこねして象っているから見た目は拙い。

火を付けると、すり潰し足りないのか、乾燥しきれていないのかすぐに消える。

2回目は粉末状になるまですり潰し、お湯も少なめで作った。

今回は一度も消えずに最後まで燃え尽きた。

だけど、香りヒノキのいい匂いがするが、煙が多いのか、煙たく鼻の奥がチクチク痛くなる。

花粉症持ちだからかもしれない。

次は公園に生えていたローズマリーを取ってきて、同じように乾燥+すり潰し+整形でやってみたけど、おなじようにいい香りよりも煙が鼻に来てしまう。しかも色々検索しているとお香ベンゼンホルムアルデヒドなど発がん性物質が発生し、体に良くないらしい。蚊取り線香やお線香も同様だと書いてある。お寺の人は大変だな。

今度は煙を出さなお香があるか調べたら、茶香炉という、古風でおしゃれな陶器ロウソクの炎で間接的にお茶っ葉を暖めて香りを出すというのがあった。

100均キャンドルホルダーロウソク小皿を買ってきて、皿の上にお香を置いて熱すると、煙は出ずローズマリー香りだけする。なんか紅茶香りを嗅いでいるような暖かさもある。

しかも直接燃焼させていないから、灰にならず長く匂いがしている。いつまで匂いが持つんだろうか?

かにベランダで杉の葉とネムノキの葉も干しているから、これからいろんなお香を作れるのが楽しみた。いまは金木犀もいい匂いが漂っているから、近所の公園でいっぱい落ちている花を拾って作ってみたい。

2024-08-31

anond:20240831212320

機械使って、行った場所ホルムアルデヒドの数値を計ってる医者結構いるよ。

病院とか老人ホームとか、ホルムアルデヒドの数値は高い。

9月20日以降は、あんまり老人が多い場所に行くのやめた方が良いよ。

未接種者でも体調不良になるだろうし、熱も出るだろうしね。

anond:20240831211205

推進派はそう言ってるねw

でもスパイクタンパクのものが毒だからね。

スパイクタンパクが分解されると発がん性のあるホルムアルデヒドも出る。

実際に、mRNAワクチン接種者の未接種家族体調不良になった人は何人もいる。

それにレプリコンの場合は、異常増殖する。

ずっと増殖し続ければエラー変異)が出て、それが猫とか蚊とかに取り込まれて、強毒化ウイルス変異する可能性も高い。

レプリコンの治験ベトナムでも行われたけど、こういった事情があるため、ベトナムでは承認されなかったんだよ。

レプリコンって日本世界初で壮大な実験なんだよ。

2024-08-26

anond:20240825171004

日干しは効果があったようである

念のためアイロン180度でベイクアウトした(地裁封筒フィルム窓がついているかアイロンしかった)

日干しにした洗濯ばさみは密閉した

鼻と咳は治ったが、紙を出したまま1日部屋にいたら目のかすみが出てきたので、また紙を密閉した

しばらく喫茶店避難したら治った

ちな食事は抜いたか食品不耐性症状ではない

ホルムアルデヒドは濃度0.1ppm(1トンに1g)で症状が出るらしいんで、もしファーストフードの紙ストローや紙コップなんかに付いてたら、恐ろしい化学兵器だな

2024-08-25

anond:20240823191656

ディートは意味がなかったらしいので日干しを検討しま

実際には、東京地裁(A)、最高検(B)の双方の不在通知が同時に届いていた

いずれも1週間後、午前に配達されるよう依頼し、その後思い直して、午後配達にした

すると1週間後、午前にBが届き、Aは午後か夜になると言う

午後にA文書届いたが、妙な症状が出た

A文書は、密閉袋などに隔離すると症状が改善するので、精神的なものにも思えない

症状

・倦怠感、熱感、咳止まらない感じ

・倦怠感は某党から花束手渡された時の症状と似ている(これも密閉しておいた)

候補ホルムアルデヒド0.1ppm以上などVVOC(建材大手にはあるだろう)

配達システム

配達会社に某党員がいることは考えられる

配達時間ズレがやや不自然

配達員はマスクをしていた

・局に1週間おいてあったが皆無事(だろう)ということはA配達直前工作可能性も

A

・Aは故意に苦情を誘致て回答文書を出したようでもある

・A自身を疑うにしては1週間のタイムラグ

・Aを疑わせる仕組みがあったとも考えられる(囮役)

B

・A職員から文書発送日を聞き出して合わせようとしたかもしれないが、逆はどうだろう

電話で済みそうな話を、わざわざ文書で連絡寄越した

・開示請求を嫌がっている様子は伺える(電話のはぐらかしなど)

・Bの内容物は返送することになっているので、B文書には工作がしにくい

ABのヘルス攻撃であるとして従犯、幇助犯、共犯共同正犯か知らない

損保保険が敵に回っていると、妄想時間がかかるなあ

2024-04-05

anond:20240404133036

マンションみたいな気密性の建物では24時間換気義務化以前から、給気口やガラリをつけるのはデフォだったので、一概にシックハウス対策のための吸気口とはいえない。レンジフードつけて負圧になって扉開かなくなるのを防ぐためとか、二酸化炭素で酸欠状態を防ぐための理由のほうがでかかった。

一種換気って内外温度差なくても熱交換して電気うから温暖地だとそんなにメリットないし、気密性が高いんだから静圧高い便所換気扇つけとけばシンプルだし安上がりだ。

家具備品からホルムアルデヒド出るかもといっても、0.5回の換気量は過剰っちゃ過剰。今なら二酸化炭素量で調整するほうが理屈に合ってる。部屋が狭い割に人が多い部屋とかだと法定換気量では足りないこともある。

2024-02-14

エチレングリコール幼児誤飲可能性について解説する

浅草にて4歳児を毒殺した疑いで親が逮捕されたというニュースが入ってきた。原因物質向精神薬のオランザピンとエチレングリコールだという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4c24987b00e6f7158af489f1cb7a7747f3033e52

らくだが死因はエチレングリコールの飲用の方だと思われる。

 

このエチレングリコール自衛隊車両整備所で部下に飲ませて中毒入院というニュースも何度か耳にした事がある人も多いかと思う。これに対してイジメだ!と批判が湧くが、実はそうとも言い切れない。

また、エチレングリコール幼児誤飲やす危険な罠があるのである

という訳で、自動車機械整備などに縁のない人にはよく分からない物質エチレングリコールについてちょっとだけ解説するよ。

因みに結構身近にあるもので、あなたキッチンにもあるかもしれないので、幼児がいる家では意識してそれらを幼児の手が届く所から排除しないといけない。

 

エチレングリコールは赤玉パンチの味

自動車エンジン冷却水は鉄むき出しの冷却水通路を通すからただの水は使えない。

更に水だと冬に零度以下になった時に凍ってしまう。水は凍ると体積が膨張するから鋳鉄で出来たエンジン割れしまう。

そこで氷結温度を下げる為にアルコールを入れる。昔はグリセリンが使われたが、現在専ら使われるのはエチレングリコールだ。自動車メーカーはLLC(ロングライフクーラント原液使用油脂指定していてそれを水で割ってラジエーターに入れる。

 

でだね、このエチレングリコール、甘いのだ。ネット化学の本だと「甘い」だけ書いてあるが、実際に舐めてみると、赤玉パンチサングリアのような葡萄系のフルーティな味がするんである

因みに赤玉パンチは味付けした赤ワインで、昭和初期に赤ワインの渋みとか複雑な豊潤さは受け入れられないだろう、という事でフルーティに味付けして販売したものである昭和末期~平成初期で日本人洋食関係の好みは変わり、バブル以前の洋食というのは甘かったのである

 

あともう一つネットにも本にも書いてないのは、整備工場などではこの「甘くてフルーティ」を体験させるというのが半ば儀式化してるのだ。先輩が新人に「舐めてみな、甘いワインみたいだろ」とやるのだ。もうこれは必ずと言っていい程やる。

そして毒なのだが指先で舐めるぐらいではどうという事にもならない。

故に、陸自の整備所で中毒事件とかの事件群は、虐めじゃなくて先輩や教官がアホウであった可能性が高い。

普通舐めるだけなのに飲むと言えるくらいまで(10cc以上とか)飲ましたんだろなというのが想像できるのだ。

 

エチレングリコールの毒性

実はエチレングリコール自体には毒性はない。皮膚についても大丈夫だ。

だが飲んでしまうと肝臓の働きに拠って毒になる。肝臓アルコールと似た物質なので同じ手順で分解してアセトアルデヒド酢酸を作っているつもりだが、分子構造が違うので猛毒シュウ酸が生成されてしまう。

シュウ酸は体内のあちこち破壊するが、一番ダメージを受けるのは腎臓で、シュウ酸結晶シュウ酸カルシウム)が腎臓細胞を詰まらす&破壊してしまう。これは後に慢性腎障害として後遺症となるが、腎臓機能が停止すれば当然尿毒症になるから急性症状としても危ない。

とにかくエチレングリコールを飲んでしまったら急いで病院に行かねばならん。

 

治療アルコール静注で肝臓飽和攻撃

飲んでしまった患者治療にはホメピゾールという薬品があって、これはアルコールホルムアルデヒド触媒酵素を阻害する物質だ。肝臓アルコールホルムアルデヒドのつもりでエチレングリコールシュウ酸をやってるからシュウ酸の生成も阻害されて止まる。

 

でもこの薬が無い場合や軽度な場合アルコール静脈注射が行われる。これは肝臓への飽和攻撃だ。

いや、なんで飽和攻撃と言うかというと増田レトロゲーマーアタリマニアなんでミサイルコマンド説明したくなる為だ。ミサイルが一度に大量に来ると迎撃が間に合わなくて殆ど撃ち漏らしてしまう。

これと同じでアルコール静注だと消化器を通らないのでアルコール濃度が一気に上がって肝臓は分解処理が飽和してしまう。サチってしまう訳だ。

この時にエチレングリコールの分解→シュウ酸も行われているがその割合は少なくなる。

一方で腎臓は余計なアルコールジャンジャン捨ててるので、肝臓をサチらせてその間、腎臓頑張ってくれ!という方法だ。

って事でエチレングリコールを少量飲んだ患者はベロベロに酔わされるという目に合う。

 

身近なエチレングリコール

ここまで聞いて、エチレングリコール中毒は整備工場殺人犯絡みで、普通生活には関係が無い、と思った?ところが家の中には至る所にエチレングリコールがあるんだな。

 

氷枕

夏に使うだろう、氷枕、最近のものは密閉されたビニルパッケージに入っていて、冷凍庫で冷やしてもカチカチに凍らないので使い勝手がいい。

そのカチカチに凍らないのが問題だ。コレにはエチレングリコールが使われているのであるエチレングリコールと水を混ぜた溶液を高分子吸収体(おむつとか匂いビーズとかのあれ)に吸わせてある。パッケージが破れると中身がしみ出すが、それはエチレングリコールだ。

 

保冷剤

ケーキとか、冷凍宅急便かに使われる保冷剤。あの保冷剤で凍らしても柔らかいままのものエチレングリコール入りだ。モノを冷やすのに便利なので捨てずに取ってある人もいるかもしれないが、幼児ペットがいる家では止めた方がいい。事故のもとだ。

 

他にも「氷点下に冷やしても凍らないもの」にはエチレングリコールが入っていると思った方がいい。

更に重要なのが、「舐めるとフルーティで甘い」という点だ。幼児ペットが好んでしまうのだ。

 

なんでそんな危ないもんをワザワザ使ってるんだ!

と言いたくなるかもしれない。でもエチレングリコール工業会ではかなりポピュラー物質なのだ

まず使用量が大変多いPET樹脂の原料だ。PETの原料という事はフリース線維の原料でもある(フリースは廃PETからも作れる)。

更に水性塗料溶媒とか化粧品のつなぎとか、用途が大変多い中間材料なので大量に作られ、それ故安い。使い捨ての保冷剤にぴったりだ。電子デバイス界でのCMOSARMみたいなものだ。

厄介なのがクール宅急便用の冷却材なんかは食品関係法律が影響されない。それはたんに輸送用の風袋だから

 

なので、今回の事件でもエチレングリコールを与えられた子供は美味しくて喜んで飲んでしまったのではないか想像する。その後は尿毒症でとても苦しい死に方だったのでは。

それから製品のなめし(変性処理)にはお茶にも含まれタンニン酸とクロム酸を使い事が多いが、エチレングリコール酸も使われる。今回の事件の親は皮革商だったとのことなので自動車LLCじゃなくて商売道具可能性もある。

 

という訳で、自衛隊の整備所とか殺人事件とかで耳にするので危ないが遠い場所にあるモノという感じがするが、身近な場所にあるのでちゃん理解して管理しないと危ないよという事だ。甘い液体で更にフルーティなんだよ。更に高分子吸収体に吸われた状態なら、それはフルーツグミと変わりはない。子供は喜んで食べたり吸ったりしちゃうよ。

 

因みに魚毒性が高いので下水に流すのは厳禁。埋設処分となる燃えないゴミに出すのも良くない。アルコール燃えるので燃えゴミに出して下さい。

2023-11-27

mRNAワクチンのシェディング被害、明らかにあるよね~。

https://twitter.com/esrun202105/status/1728554702261084442

  

病院とか飲食店とか、ホルムアルデヒドの数値を調べてる人が結構いて、基準値20倍とか30倍出ることちらほらある。

シェディングは胸痛の症状が多いみたいだけど、やっぱこれで死者でるレベルだよね。

これも因果関係不明無知人達陰謀論扱いするだろうけど、なるべく密集地は避けるべき。

特に高齢者が多い場所

それと飲み会とか未接種者だけのときしか参加しないのがベター

ホルムアルデヒドやばいけど、他の有害物質スパイクタンパクが分解して出てるよね。

2023-11-24

anond:20231124224604

乱入はいけないけど、本当に個人自由で良いと思ってる??

皮膚や汗からスパイクタンパクは既に検出され、ワクチン接種者のいた部屋を計測器で測定すれば、ホルムアルデヒドの数値跳ね上がってるよ。

まりワクチン接種者はシェディング被害元凶

ワクチンを接種した、罪の意識くらい持って欲しいものだね

2023-10-31

anond:20231031090958

mRNAワクチンはね。打った人だけが困るわけじゃないのよ?

  

・呼気からエクソシーム(細胞が出すカプセル状の物質)が吐き出されてることが確認されてる

・そのエクソシームの膜上にスパイクタンパクがあることも確認済み

・肌からスパイクタンパクが検出されてる。

  

シェディング被害陰謀でもなんでもなく、現実としてあるわけ。

ワクチン接種者がいる場所を計測器で計ると、ホルムアルデヒド(発がん物質)の数値が基準値の数倍超えてることあるの。

体内にあるスパイクが分解されて、ホルムアルデヒドを放っているわけだね。

  

まりmRNAワクチン打ってる人ばかりだと、打ってない人も健康被害受けるのよ。

今回打たれてるXBB対応型なんて、大量のスパイクを作り出すからシェディング被害もより甚大。

・目の痛み

頭痛

・胸痛

今は軽度の症状を訴えてる人が多数派だけど、そのうちシェディングが原因で倒れる人もいるでしょ。

なんせホルムアルデヒドですから

  

障害者だらけになることによる増税問題

DNA汚染による種の保存の問題

・シェディング

  

このように打たない人にも被害は甚大。

あなたが思う以上に、人口削減は痛みを伴うものですよ。

  

それと一般人無知である限り、薬害永遠に繰り返されるよ。

カルト宗教教祖は、信者自殺しようが家庭が崩壊しようが関係なく、最後最後まで搾り取るでしょ?

放っておけば再起不能レベルまで追い込まれる。

  

今騒がれてるDNA汚染なんて、ほぼ再起不能レベルでしょ。

  

あなたの言う「みんなで辛いことをずーっと続けるより、より辛いをその時代を生きてる人が担って短期間で終わらせる」なんてのは無理だよ。

2023-10-02

陰謀論を信じてる人、一体どうしてそういう思考なっちゃったんだろうな

ワクチン打つとホルムアルデヒドを発するようになるで爆笑してしまった

2023-06-17

anond:20230617214826

ニコチンは含まれていないことになってるけど実際はニコチンを微量に混ぜてる(ので医薬品扱いになって日本では違法なうえに常習性がつく)というどうしようもないもの国内複数観測されている

あと、口元を電池のヒーターで温めて有機物の混じった液体を加熱して混じりもの蒸気を発生させているという理屈上、どう足掻いてもミニミニ焼却炉になっててホルムアルデヒドとかを0距離で直接吸引してる

出てきて10年ちょいしか経ってないこともあって、「口元で名目上無害な有機物液体を加熱し続けて蒸気を吸う行為」の客観的安全性には(まだ)様々な疑問符がつくと言わざるを得ない

(口元でアロマポットとか変な香り付き線香とかみたいなものからまあ、ニコチン抜きでも色々ある。アロマポットも色々問題あるだろ、あれと同じ。アロマポットにピンと来なければ加湿器でどうだ)

危険だとわかってても吸いたいのなら止めないけど、無理して選択するべきものではないと思うなあ

2020-05-26

anond:20200526214439

少なくても日本の換気規定はクッソうるさいです。

だって匂いクレームがでますからね。日本は。普通に裁判沙汰になる。

もともとはホルムアルデヒドによるシックハウス症候群対策なんだけど、これが結構有効打になっていると思っている。

2020-05-25

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答えします。

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-24

Vol.106 政府による布マスク生産調達について、皆様の疑問にお答え

医療ガバナンス学会 (2020年5月21日 06:00)

 

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

 

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

 

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

 

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

 

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

 

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

 

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

 

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

 

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

 

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

 

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2020-05-21

政府による布マスク生産調達に関する質問にお答えしま

経済産業省 政策統括調整官

江崎 禎英

2020年5月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

新型コロナウイルスへの対応のなかで、その危機シンボルのように扱われてきたマスク。ここに来て仮設店舗飲食店などでも50枚入りが一箱2000円前後販売されるようになり、ひと頃のようなマスク不足の状況は改善しつつあります

そうした中で、政府実施している一世帯2枚の布マスクの配布について、これを疑問視する意見が増えています。配布されたマスクに髪の毛や糸くずが入っていたり、カビと思われる変色したマスクがあったとの報道を耳にされた方もいらっしゃるでしょう。問題のあるマスクは速やかに交換する対応を行っているところですが、実際に手にされた方に不安と不信感を与えてしまいましたことは、心からお詫び申し上げたいと思います

マスクを巡る一連の対応への批判は、政府としてこれを真摯に受け止めるのは当然です。しかしながら、実際にマスク製造した事業者にも厳しい批判の目が向けられていることは、この作業をお願いした立場にある者として誠に申し訳なく思っております。今後市場に出回るマスク供給量が増え、マスク不足に対する危機感が薄れるにつれて、今般の布マスク生産に携わった事業者に対していっそう厳しい目が向けられる可能性があります緊急時対応平時基準によって評価されることは往々にしてあり得ることですが、懸念すべきは、そうした評価が広がることによって、今後、国の緊急事態に協力しようとする企業が現れなくなってしまうことです。

先日の国会審議の中では、「政府が配る布マスクはその大半が不良品であり全て廃棄すべき」といった趣旨議論が展開されたため、その経緯を理解していただくために、質疑に割り込む形で答弁をさせていただきました。しかし、私の答弁は通告された質問に答えるものではなかったために、怒号と叱責の中で十分にお伝えすることができませんでした。そこでこの場をお借りして、多くの方の疑問にお答えする形で、その背景と経緯について書き記しておきたいと思います

<なぜ、布マスクだったのか>

再利用を前提とした長期間使用可能な布製マスクを大量に生産調達することによって需給ギャップを埋め、使い捨てマスク医療関係者等に優先的に回せる環境を整えようとしたのが、布マスクに取り組んだ最大の理由です。

本年1月から、それまで国内供給の8割程度を占めていた中国からマスクの輸入が途絶え、マスクの品薄状態が始まりました。このため2月にはマスクを求めて早朝から店舗の前に行列ができる状況となり、国会等でもマスク供給を増やせとの指摘が相次ぎました。2月下旬には、マスクの買い占め防止のためにネットオークション自粛を求めると共に、国内生産設備の増強を含めた供給量拡大に取り組みました。

しかしながら、当時の国内におけるマスク供給能力は月産4億枚程度であり、その殆どが不織布を用いた使い捨てタイプでした。国内生産力増強のための補助金に応募した企業も全て不織布を用いた使い捨てマスク用の設備投資でした。この頃、感染症専門家などからは、使い捨てマスク再利用を行うべきでない旨の見解が出されており、需給ギャップは拡大の一途を辿るおそれが生じていました。

このため、ハンカチキッチンペーパーによる手作りマスクなど、使い捨てマスク以外の対応を考える中で、政府としてたどり着いた結論が、ガーゼマスクでした。かつて小学校などで給食当番の際に使っていたガーゼマスクは、洗濯して何度も利用されていました。そこで「健常者による飛沫感染に対する予防としては、手すりやドアノブなどに触れた手で自らの鼻や口に触れないことが重要との観点から、布マスクによっても有効対応可能である」と医療関係者確認し、布マスク生産調達プロジェクトスタートしました。

<布マスクは何時までにどれくらいの量を調達しようとしたのか>

マスクが手に入らないことに対する国民不安を軽減するためには、繰り返し使用できる布マスクを来月(4月)末までになんとか1億枚規模で調達できないか」というのが当時の認識でした。私自身がこの布マスク生産調達プロジェクトに参画し、事業者との調整に携わったのはまさにこの頃です。

本年3月には、ドラックストアやスーパー店頭からマスクが消え、一日中マスクに関する報道が流れ、国会でもマスク供給不足に対する政府対応非難する質問が続き、マスク供給のためにあらゆる手を尽くせと責め立てられる状況でした。全国民が一斉にマスクを買い求めるというこれまでに経験したことのない爆発的な需要増の一方、中国からの輸入が全く見通せないなかで、1億枚という規模の目標形成されていきました。

<なぜ、日本製マスク調達しなかったのか>

そもそもマスク材料となるガーゼ中国しか生産しておらず、ガーゼ国内在庫殆ど存在しない状況でした。

このため、国内供給できる布マスクは、せいぜい1万枚から多くても10万枚のレベルで、およそ1億枚といった規模には届かない状況でした。仮になんとか国内材料となるガーゼを持ち込んでも、布製マスクを縫製する設備ミシン)や人員を揃えることも困難な状況でした。現在でも、「布製マスクを作るなら日本生産すべきだ」との意見も多いのですが、国内生産設備殆どが不織布を用いた使い捨てマスク用の機械装置です。

<なぜ、「興和」を始めとする特定企業とだけ契約したのか>

今年3月時点で、海外で1億枚規模のマスクガーゼ調達するネットワークを有し、布製マスク材料調達から裁断、縫製、検品、袋詰めまでを一貫して行える企業は、興和しかありませんでした。

ただ、興和単独では1億枚規模の生産は困難であったため、中国で縫製関係業務経験のあった伊藤忠とマツオカコーポレションの協力を得て生産体制を構築したものです。

当初、これら3社からは、4月末までに1億枚の生産など到底無理だと言われましたが、日本の窮状を救うためにあらゆる手を尽くして目標を達成して欲しいとお願いしました。結果、ベストシナリオで約9千6百万枚まで積み上げ、1億枚規模の目標達成の可能性ありとして、直ちに材料の確保、製造ラインの立ち上げをスタートしていただきました。

<実際のマスク生産体制はどうなっているのか>

4月末までに1億枚規模の生産を行うために、興和だけでも中国において約20カ所の縫製工場と約1万人の縫い子と検査要員を確保しています

これには、興和中国に有する様々なネットワークを駆使して、尋常でないスピードでこの体制を整えたと聞いています伊藤忠やマツオカコーポレーション独自ネットワーク東南アジアの国々に縫製工場人員を確保し、生産を行っています

これだけの人員を集めても、縫い子さん1人当たり1万枚ものマスクを縫製する必要があり、24時間体制での生産を行っています。各工場一定量生産が進んだ段階で検品梱包し、直ちに航空機日本に運ぶといったオペレーションになっています

<なぜ、不良品が発生したのか>

当初、興和からは「興和名前が出る以上、従来通りの国内検品を行うのでなければこの仕事は引き受けられない」と強く言われました。しかし、興和国内検品は、一旦全てのマスクを一か所の検品施設に集め、1ミリ程度の縫い目や折り目のずれ、布のほつれも不良品として弾いてしまうというレベル対応です。このため従来どおりの国内検品作業を行っていたのでは目標の半分も達成できない可能性があり、緊急避難的な対応として現地検品を基本とするオペレーションに変更してもらいました。

日本に持ち込んだ後は、配布準備段階で最終チェックを行うのですが、ここでのチェックをすり抜けた不良品利用者の手元に届いてしまたことは誠に申し訳なく思っています。また、自治体によっては、こうした作業保健所に依頼したことで、保健所職員作業を増やす結果になったことも反省点として認識しています

ちなみに、特定医療マスクを除き、マスクに対する国際的品質基準存在しません。また、国内におけるマスク業界団体が出している品質基準ホルムアルデヒドの検出基準が示されているだけで、各社毎の自主基準による検品が基本となっています

不良品報道を受けて、現在では事業者においても自主的に国内検品実施していただいているところです。「受注した以上、企業完璧製品を届けるのが当然だ」といった意見もっともですが、それはあくま平時における常識で、緊急事態対応にまでこれを要求することは酷だと思います。それ故に、これを補う形で国が改めて検品を行っているのですが、この費用に国費を充てるのは問題だとの意見が寄せられているのが現在の状況です。

<なぜ、配布が遅れているのか>

4月末までに1億枚の布マスク生産して国内に持ち込むというのは、元々極めて厳しい目標でしたが、緊急事態ということで各社全力で取り組んでいただきました。しか現実には、急遽集めた1万人に及ぶ縫子さんの教育からまり中国国内での物流障害企業活動制限)、更には中国政府によるマスクの輸出規制によって通関で止められるなど次々に問題が発生しました。

しか入国制限によって、これらの問題解決するための職員中国派遣することができません。大使館の協力も得ながらなんとか通関を突破しても、日本へ運ぶ航空機の確保ができないといった状況にも見舞われました。生産物流、通関等々、二重三重障害を乗り越えて国内に持ち込む中で、スケジュールが後ろ倒しになる状況が続いてしまいました。

これに加えて、今般の不良品問題の発生によって、メーカーが全量回収の上国内検品を行うとともに、更に万全を期すために国による検品も行っているために、配布スケジュールしわ寄せが生じる結果となっています

最後に>

現在も、関係者尋常ならざる努力によって布マスク生産調達が続いています国民マスク不安を解消するための布マスク生産調達でしたが、状況が落ち着くにつれて、「量、スピード品質」全てに完璧が求められるようになりました。まだ全体のオペレーションが終了していませんが、こうした一連の作業の結果、事業者にとっては大きな持ち出しになることを懸念しています興和では今も職員を総動員して布マスク検品作業を行っています

また、現状では不良品や国による検品費用ばかりに議論が集中し、こうした布マスクの取り組み自体が全て失敗であったかのような議論がなされているのは誠に残念なことです。特に日本危機的な状況を救うために協力してくれた事業者が、結果的社会的批難を受けることがあってはならないと感じています。また、日本のために今も昼夜に亘って布マスク製造してくださっている1万人を越える海外の縫子さん達のためにも、是非事実を知っていただきたいと思い、筆を執りました。

もちろん、だからといって不良品が許されるわけではありません。現在検品には万全を期していますが、万が一不良品が届いた際には速やかに交換させていただきますのでご協力をお願いします。その上で、不良品の状況はきちんと確認評価し、今後の反省材料にしてまいります

なお、まだ一部の方々にしか届いていない布マスクですが、実際に手にされた方からは良い評判もいただいております新型コロナウイルスへの対応は長丁場になる可能性が高いと言われています。是非、多くの方々の努力によって届けられる布マスクをご活用いただき、この災禍を乗り越えていただきたいと思いますよろしくお願い致します。(令和2年5月18日

2019-03-18

Dr.ストーンで作ってきたものまとめ(98話まで)

文明が滅んだ後の作中時系列順(小説版含む)

石器

チャート石を削って作成

石器を利用して作成

紐を利用した道具で作成

紐を利用した罠で捕まえた鹿の皮で作成

木で作成

ブドウ作成

ブランデー

土器で酒を蒸留して作成

ナイタール液

エタノールブランデー)と硝酸コウモリ排泄物)で作成

保存食燻製肉)

炎(煙)で作成

モルタル

炭酸カルシウム(貝)と砂で作成

石鹸

炭酸カルシウム(貝)で作成

クロスボウ

作成描写なし

六分儀

作成描写なし

黒色火薬

硫黄箱根産)と硝酸カリ(元コウモリ排泄物)と木炭から作成

滑車

火薬と紐と石鹸(潤滑剤として使用)で作成

車(動力なし)

滑車を流用して作成

炎色反応(黄)

炎+塩でクロム作成

炎色反応(青緑)

炎+銅でクロム作成

炎色反応(紫)

炎+硫黄クロム作成

静電気発生機

硫黄を球状に固めてクロム作成

金メッキ

水銀+砂金で作成

方位磁石

水に磁石を浮かべてクロム作成

鉄(砂鉄)

磁石収集

送風機1号

皮で風船状の送風機を作成

ラーメン

猫じゃらしで作成

送風機2号

竹筒でポンピングタイプの送風機を作成

鉄(製鉄版)

送風機を使って炉で作成

銅線

銅を炉で溶かして作成

(強力な)磁石

ウルシで絶縁した鉄棒に銅線を巻き、雷を当てて作成

腕力発電機

銅と強力磁石作成

電気、光

腕力発電で一瞬だけ作成

ガラスレンズ眼鏡

珪砂で作成

科学実験用のガラス製品

ガラスでカセキが作成

釣り道具(釣り糸、ルアー、浮き、糸巻き機

ヤギの腸を釣り糸にして作成

ソーセージ

ヤギの腸で作成

ギター

ヤギの腸で作成チューニングは千空の知識を元に計算して実施

硫化水素検知機

槍を銀メッキして作成

スマスク

炭酸カリウムと灰で作成

硫酸

硫化水素検知機とガスマスクを利用して採取

塩酸

硫酸+塩で作成

ロロ硫酸

湯の花塩酸作成

水酸化ナトリウム

塩水を電気分解して作成(電気腕力発電)

アニリン

石炭燃えカスコールタール塩酸で洗ってから酢酸エチル(酒+酢)をかけて作成

炭酸

から出る二酸化炭素を水に混ぜて作成

氷酢酸

酢と焼いた貝の化合物硫酸をかけて作成

ケテン

鉄と氷酢酸作成

無水酢酸

氷酢酸とケテンで作成

アセトアニリド(解熱鎮痛剤)

無水酢酸アニリン作成

パラアセトアミベンゼンロロスルホン酸

アセトアニリドにクロロ硫酸を混ぜて作成

パラアセトアミベンゼンスルホン酸

パラアセトアミベンゼンロロスルホン酸とアンモニア作成

重曹

炭酸水酸化ナトリウム作成

サルファ

パラアセトアミベンゼンスルホン酸を塩酸で煮て重曹で洗って作成

コーラ

炭酸+パクチー+ライム+ハチミツ作成

鉄で作成

わたあめわたあめ

酒、みりんから作った糖を利用して作成

ギア

改良版わたあめ

電子回路用の導線

動作ギアで均一化した改良版わたあめ機を利用して金の繊維を作成

繊維をこより導線作成

ノコギリ

鉄を使ってカセキが作成

水車

ギアを使ってクロム作成

水力発電

水車で作成

バッテリー

硫酸と鉛で作成

自動製鉄機

水車を動力に送風機を改良して作成

電球

ガラス+金の導線+水銀作成

タングステン(原石)

バッテリー電球洞窟に入って採取

望遠鏡

レンズ作成

ガラス管内部のみを3400度以上に加熱する装置

タングステンフィラメント

加熱装置内部を水素で満たして作成

ヒッグマンポンプ

カセキの技術力で作成作成描写なし)

暖炉

作成描写なし

ホルマリン

木+銅で作成

マンガン電池

亜鉛+マンガン+炭で作成

フェノール樹脂(プラスチック

石炭+水酸化ナトリウム+ホルマリン作成

真空管

ヒッグマンポンプ作成

電波送信

真空管作成

ロッシェル塩

ワイン+海藻作成

マイク

ロッシェル塩+プラスチックメガホンで作成

電話

マイク+電波送信器で作成

レコード再生

骨+ギア+マイク作成

爆弾

水素+酸素+鹿の膀胱作成

マグネシウム

煮た海水から取ったにがり電気分解して作成

閃光玉

マグネシウム+電球作成

ブラックライト

ニッケル+バリウム+電球作成

ぜんまい

銅板で作成

レコード再生機(音楽再生用)

ぜんまい再生速度を制御して作成

回転カッター

水車で作成

首振りエンジン

回転カッターを利用して型を取った鉄の精密機器暖炉作成

首振りエンジン作成

惑星探査用エアレスタイヤ

竹を編んで作成

草を水酸化ナトリウムで煮て作成

カーボン樹脂

紙とプラスチック作成

使い捨て装甲車

車をカーボン樹脂で装甲して作成

漂白

汗を電気分解してクロム作成

血糊

シソカタバミクロム作成

ラプチャーディスク

皮で作成

火炎弾

硫酸+鉄粉作成

音響兵器

爆弾と銅板で作成

混酸

硫酸+硝酸作成

ニトログリセリン

混酸+石鹸作成

ダイナマイト

ニトログリセリン作成

スタンガン

マンガン電池で作成

ロロ酢酸

酢+塩素+硫黄

ロロ酢酸ナトリウム

ロロ酢酸+水酸化ナトリウム

シアンナトリウム

血+

シアノ酢酸

ロロ酢酸ナトリウム+シアンナトリウム

エチルシアノアセテート

シアノ酢酸+酒

医療接着剤

エチルシアノアセテート+ホルムアルデヒド

冷凍庫

エンジンピストン+金の細糸

温度計

ガラス水銀作成

通貨制度

石油需要基準作成

麻で作成

気球

布で作成

地図

気球観測した情報を元に作成

小麦畑

地図を元に小麦を探して作成

パン

小麦作成

ガラス+水酸化ナトリウム+銀+アンモニア+干しブドウ作成

銀塩カメラ

鏡+塩水

石油

気球+カメラ情報収集して油田を探索して発見

ガソリン

作成描写なし

スターリングエンジン

冷凍庫技術転用して作成

モーターボート

作成描写なし

蛍光塗料

亜鉛鉱で作成

ブラウン管

三角フラスコ+蛍光塗料作成

レーダー

ブラウン管+水晶+アンテナ作成

ソナー

ブラウン管+水晶+マイク作成

金属探知機

ブラウン管+水晶+コイルクロム作成

鉱山

金属探知機を使ってクロム発見

レール、トロッコ

作成描写なし

舗装道路アスファルト

廃液と砂利で作成

2019-02-20

マイプレシャス引き出物カタログギフト

結婚式引き出物を、マイプレシャスカタログギフトにしようと思ってる。

↓参考に価格ドットコムのマイプレシャスのページ。

https://kakaku.com/houseware/ss_0025_0016/0003/%83%7D%83C%83v%83%8C%83V%83%83%83X-MYPRECIOUS/search_itemlist.aspx?ssi_tag2=200003993

男性用品・女性用品・子供用品の中からカタログが選べるから、いらない商品のページばっかりってこともないし、お客さんのことを考えた引き出物選びしてる感じ出るかなと思って。

 

引き出物よりは料理お金かけたいし、下手なものを渡して文句も言われたくないから、やっぱりカタログギフト安定なんだよね。

カタログギフトで届いたものが残念だったとしても、お客さんが自分で選んだものなら選択が間違っただけだしね。

お皿とかを贈って、趣味じゃなかったって言われるよりずっといい。

 

というか、一生懸命選んだお皿を趣味が悪いとか言われたら立ち直れる気がしない。

キッチン用品は料理しない人には邪魔だし、タオルかにするくらいならそれこそカタログギフトでよくない?っていう。

引き菓子別に付けるしね。

お菓子好きな人引き菓子追加とかできるし、なんだかんだ言ってカタログギフト安定だと思う。

マイプレシャスのやつはカタログかわいいし、アルバムとかはがきホルダーにもできる。

カタログって捨てるのがめんどくさい所あるし、アルバムにできるのはいい。子供がいるゲスト多いしね。

 

 

それで、マイプレシャスの評判とか探そうと思ったら、中国産商品が多いっていう口コミがあった。

そんな気にする事かな?と思ってよく見たら、2007年口コミ

2007年といえば、ちょうど中国産食品やら塗料やらで問題になった時期。

 

かにダンボール肉まん全盛期の頃は中国産不安あったなぁ、と懐かしくなってしまった。

ついでに2007年にどんなのがあったか調べてみたら、2007年中国製品のニュースめっちゃ多い。

 

2007年5月北海道内において、中国製土鍋加熱調理中に、蓋と鍋との間から銀色の液体が流れ出た

・同月、中国ペットフードの原料として輸出した小麦粉プラスチック原材料であるメラミンとシアヌル酸の化学反応による物質が含まれており、腎不全犬猫4000匹が死亡。

2007年6月アメリカ国家道路交通安全局(NHTSA)は、輸入販売していた文登三峰輪胎有限公司製のタイヤについて、耐久性上の問題があるとして使用禁止

・同月、中国製医薬品原料を含んだ米国製血液凝固阻止剤「ヘパリンナトリウム」を使用した患者21人が死亡、300人以上がアレルギー症状。

2007年8月中国製の子供服に発ガン性のあるホルムアルデヒドWHOが定める人体の安全レベルを大きく超える900倍で検出されたとして、ニュージーランド消費者問題省が調査に入った。

2007年8月米国危険レベルの鉛を含む中国製きかんしゃトーマススポンジ・ボブおもちゃ自主回収。

2007年8月米国玩具販売店は、連邦法の基準を超える鉛が塗料から検出されたことを受けて、アヒル玩具およそ6000個をリコール

2007年9月日産自動車は、無料配布した中国製タンブラー容器から国が定める食品衛生法の基準値を超える鉛が検出されたとして、14万2523個の回収。

2007年9月カリフォルニア州当局低所得者向けの健康増進運動で配布した中国製弁当袋30万袋から高水準の鉛が検出

2007年9月中国製ベット使用した乳児少なくとも2人が死亡した他、60件以上の事故が発生したとして米消費者製品安全委員会がリコール指示

2007年10月90年代から中国産風邪薬を飲んだ住民が穿孔のために死亡する事故が、北朝鮮国内で多発

2007年11月8日中国製ビーズおもちゃの表面から化学物質「「1・4-ブタンジオール」を検出し回収。

 

 

この時期は本当に中国産ヤバかったんだねぇ。

そりゃあ引き出物中国産贈っていいのかな?と不安にもなるわ。

 

最近中国産商品問題ってあんまり聞かなくなってるけど、実はあれ、中国産中国産じゃないからなんだよね。

どういうことかというと、中国企業が、中国以外の国から材料を購入して、組み立てだけ自社で行ってる訳。

 

逆に言うと、日本製って書いていても、完全に日本製かどうかは分からない。

中国産部品を使ったもの日本で組み立てたら日本製扱いになる。

特に最近日本は時給が安くなってて、中国は時給が高くなってるから、そんなに国産コストも高くないんだよね。

なんとなく国産って書いておけば安心する人が多いから、そういう意味では国産品質も疑った方がいい。

 

 

で、そういう10年前の価値観口コミがずっと残ってるのも困るなぁと思った。

今回見つけた口コミ2007年の話だって気が付いたからいいけど、気付かなかったら、引き出物中国製ってことを気にする人がたくさんいるのかと思って、引き出物選びがめちゃめちゃ難航してたと思う。

 

多分、普通花嫁さんはこういうの気付けないと思う。

引き出物一つとってもこれだから、本当に結婚式の準備って大変で、気を使うし、くたくたになっちゃうよ。

でも一生に一度のことだし、両親も楽しみにしてるからちゃんと式挙げたい。

2018-11-22

ライセンスカードタッチをお願いします。」

リーダースマホをかざして電子音を鳴らす。

周りでカードを持っている人はいないのに、カードと呼ぶのは不思議だ。

色々なアプリの保存マークフロッピーディスクのままなのと同じ理由だろうが。

"便宜上"などと言い訳して新しい概念を正確に取り入れることを拒んだ先人の堕落だ。

あいっか。今日ビールを飲みながらサッカーを見るんだ。店を出る。

 制度が変わってからだいぶ経つが、ライセンスを持っている人は意外と少ないようだ。

わざわざ役所に出向いて丸一日つまらない動画を見なければならない上に、

くだらない引っかけ選択問題テストを受けて合格しなければならない。

本当にくだらないと思う。くだらないことに時間を割く苦行こそが"ふるい"なんだろう。

あいっか。今日は楽しくサッカーを見るんだ。一本目を開ける。

 そういえば、この間のライセンス更新の時に、交付所の前で酒盛りしてたおじさんたちがとても楽しそうだった。

初対面の相手でも肩を抱き合って歌って飲む光景は、はちみつ酒が好きな陽気な人のようだった。

しかし、そのうちの一人が「酒の一滴は血の三滴」とかなんとかで献血をしていると言っていて驚いた。

さすがに汚い。酒呑みの道理にそぐわないのは承知しているが、さすがに汚いと思ってしまう。

かわいい娘に輸血の必要が生じたときに酒呑みの血が使われるなんて想像しただけでホルムアルデヒドが酷い。

あいっか。娘も妻も疑似三次だし。

 家に着いて、通知に気付く。スマホ確認はしていたが、正確な年間摂取量の通知ハガキだ。

会社ではあまり飲んでいないことになっているから、勧告が出ない範囲に納めなければならない。

大丈夫。超えてないはず。破れない程度に力強くシールをめくる。健康診断勧告

もういっか。ずっとひとりで。毎週末ソロキャン行くか。

 冷蔵庫からストゼロを全部持ってくる。俺は酒を飲むのが好きなんだ。

からといって、暴力をふるったり、突然嘔吐したりなんてしない。

夜に酒を飲みながら散歩するのが好きなんだ。酒を飲んで歌うのが好きなんだ。

酒を飲みながらサッカーを見るのが好きなんだ。

変にイメージが悪くなったせいで、酒が好きだと言っただけで頭のおかしい人だと思われてしまう。

会社の先輩は勧告通知で転属になった。同僚には鼻で笑われ、中には分かりやすく避けている人もいる。酒なだけに。

学校先生警察やお母さんの飲酒に比べれば風当たりが弱いとはいえ

いい歳をしたおっさんが酒呑みと知られれば結婚はできないだろう。

もういいや。勧告までくれば2~3回公道飲酒で捕まっても受診指示までいかないだろう。

 2本目のストゼロを開けて半分ほど一気に飲み、インスタのプッシャーさんに手押ししてもらった

脱法スピリタスを贅沢に流し込む。マイレシピの「ストゼロ・改」だ。

繁華街と違って、この時間住宅街バビロンほぼほぼいないが、念のためボトルホルダーに入れて散歩に出る。

夕方の雨がまだ路面に残っている。肌寒い。澄んだ空気。贅沢なシチュエーションだ。

一口飲む。くはっ。めっちゃきく。最高かよ。寒い。飲む。くはっ。きく。

何の己が桜だよ。酒があるとなんでもきれいに見える気がする。

ちょっとお兄さん話聞いてもいいかな。すこしお兄さん匂うね。何飲んでるの。

ボトルの中かがせてもらっていいかな。お酒の缶だね。車の中で話聞かせてもらえる。

強いお酒入ってるみたいだけどどこで買ったのかな。ライセンス持ってないの。住所と名前は。

記録には強いお酒を買った記録が残ってないみたいですので、詳しく調べさせてもらいますね。署まで一緒に来てもらえますか。

もういいよ。

2018-07-26

今日知った言葉ダイエー天井

西武天井というのもあるらしい(違いがわからない

"ダイエー天井"

約 636 件 (0.31 秒)

ジプトー

吉野石膏トラバーチン模様の洋風天井用化粧せっこうボード

トラバーチンとは、縞状の虫食い跡のような小さな穴のある石灰岩のこと

凹み部に専用ビス留めをすることで、ビスが目立たなく意匠性を損なわない。現場でのクロス仕上げ、目地処理や塗装仕上げが不要で、工数および業種が少なく、工期短縮になる。そして、不燃材料なので、内装制限を受けないなどメリットが多い。ホルムアルデヒドを吸収・分解する性能を付加したジプトーンも

オフィス店舗などでもよく見かける

特にダイエーに多かったのでダイエー天井と呼んでた

2017-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20170315192226

クロロホルム(別名:トリクロロメタン化学式:CHCl3

クロロホルム自体は実際には多少吸引しても気を失うことはなく、

せいぜい咳や吐き気、あるいは頭痛に襲われる程度である

クロロホルムには麻酔性があることは事実であるが、これを発現させるためには相当量を吸引させなければならない。

他方、過度の吸引は腎不全引き起こし、死に至らしめる可能性が高く、

麻酔として用いるためには吸引量と全身状態管理された状態に置かねばならない。

すなわち麻酔としてクロロホルムを用いるためには、かけられる側にも「麻酔される意志」が必要であるということである

2013年10月8日放映の『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ)では、

慈恵医大麻酔科准教授が「クロロホルムを嗅いで一瞬で気絶することは絶対にない。

大量に染み込ませたハンカチなどを口に当ててゆっくり大きく何度も深呼吸をして

5分間くらい続けないと通常は気絶しない」と解説をもとに、

ドラマで使われてきたことはおかしいと断定した。

また、クロロホルムが肌に触れると、状況によっては爛れを発生させ、一生消えることのないキズをおわせることにもなりうる。




ホルマリンホルムアルデヒド(化学式:CH2O)の水溶液のこと。

人体へは、濃度によって粘膜への刺激性を中心とした急性毒性があり、

蒸気は呼吸器系、目、のどなどの炎症を引き起こす。

皮膚や目などが水溶液に接触した場合は、激しい刺激を受け、炎症を生ずる。

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