はてなキーワード: サークル参加とは
メジャーなカップリングで本をだしたこともあるが、今はマイナーカプで細々と活動をしているけれど、SNSでの疲れも感じていないし同人を趣味として快適に楽しんでいるほうだと思う。
数年前に友人(以下A子とする)から「私も同人誌を作ってみたい」と相談を受けた。
今まで海鮮で「作るの楽しそうだなぁと思うけど、私には作れないよ」と言っていたA子が、別ジャンルではあったけれど「同人誌を作ってみたい」と思うような出会いがあったことがとても嬉しくて、あれやこれやとできる範囲で相談にのった。
もともとA子が文章を書いているのは知っていたけれど、旬ジャンルで人気があったこと、またカップリングが人気であったこともあるのだろう。支部でA子の書いた小説がランキングに入った。「A子さんの書くお話がとても好きですって言ってもらえたんだ」と話すA子はとても嬉しそうだったし、創作意欲にも溢れていた。たった数人の感想が「同人誌作ってみようかな」と思ったきっかけの一つだったらしい。
ちょうどよく初のオンリーが開催されることも決まり、A子にサークルカット描き方、申し込み方。拙い知識ながらにフリーソフトならこれがいいとか色々教えつつ、無事サークル参加を申し込んだA子は数ヵ月後イベントで文庫サイズの同人誌を出した。
もともと30部ほどの小部数ではあったけれど、ありがたいことに完売したらしい。イベント後「色々ありがとう!イベントすごく楽しかった!!」と報告してくれたA子は本当に楽しそうだった。
私自身に友達が少ないこともあり、『A子が同人誌を作る側に回になるなら、印刷所や紙の話が一緒にできる』と現金な考えた方ではあったが、以降も私はA子の相談にのりつづけた。
さすが旬ジャンル、人気カップリング。イベントの回数がとても多い。A子はそれからイベントへ何度か申し込み、私が1からすべてを教えなくても一人で、もしくはジャンルの友人たちと楽しくやっているようだった。
そんなA子がある日「相談があるんだけど」と持ちかけてきた。内容を聞けば「同人誌の価格設定について」だった。
詳しく話を聞けばこうだ。
・A5サイズなら二段組にして文字数ももっと入ってる。その分同じ内容であったってページ数を抑えられて安く頒布できるだろう
私自身が漫画というフィールドにいるせいで文庫や新書の段組、文字数に関してはまったく知識が無かった。
ただ30部を刷ったA子に最初に価格の相談をされたときに「そこそこ冊数すれるなら3分の2を売れば印刷費回収ぐらいで設定してる人も多い」「(印刷費を値段を教えてもらった上で)ただ今回は30部だから、印刷費割る冊数でいいんじゃないか」「黒字がでるのであればスペース代、交通費ぐらい回収もありだろう」とこのようなことを伝えていた。
(個人的な意見としては趣味として長く続けていく気があるなら「印刷費の回収」「スペース代」「交通費」の回収は許されると思っているし、A子のような小部数でも「全部売れて印刷費回収」ぐらいの値段設定は許されると思っている。それがどんなに一冊単価が上がろうともだ。)
A子の相談を聞いて私は言った。
「同人誌は買う、買わないの自由がある」「どんなに安くてもくそみたいな内容ならいらんだろう」「そんな安く頒布しろっていうお客様の意見は気にするな」「A子が文庫サイズが好きだと思ったならそれでいいと思う」「同人は趣味で好きだからやるもんだ」と。
A子が私の意見に対して本当にどう思っていたのかは不明だが、それでも「そうだよね、気にしすぎちゃいけないよね」と次のイベントも文庫サイズで本をだした。値段も「印刷費割る冊数」だったらしい。
会って話せばカップリングについては熱く語っていたし、支部にも投稿している。SNSも楽しんでいるようだったし、私生活が忙しいという話も無かったので思い切ってこちらから話を聞いてみた。
A子は沈んだ顔でぽつりと「なんか、価格設定に疲れちゃった」と呟いた。
A子のいるジャンルは人気ジャンルだが、カップリングは新しいキャラのものだった。A子が最初に参加したイベントは、上記にも書いたとおり、初のオンリーイベント。その次に参加したのは初のカップリングオンリー。次は最初のオンリーの2、その次はカップリングオンリーの2。そういうジャンルでカップリングだった。
その界隈での価格相場がまだ決まっていない空気は、サークル初心者ながらに感じていたそうだ。
小説本で文庫や新書でだすサークルも結構いたそうだが、みんな手探りで価格を決めているところはあったらしい。
A子が仲良くなったサークルに、小説サークルで中堅。イベントでは結構な列を作る人(以下Bさんとする)がいたそうだ。
小説サークルだからこそ、そして新しいカップリングで界隈が確立していないからこそ、その人は壁でも誕生日席でもないだけで、確立されてしまえばそのレベルだろうと、支部のブックマークや作品の質を見て私も感じた。
その人の本が新書サイズ250P越え、オフセット、フルカラーカバー付き、箔押し、で800円だった。
これが安いと思うのか高いと思うのかは個人の判断によるだろうけれど、私は「それを大手がやったら死ぬな」とぼんやり思った。
A子が何度目かのイベントで130P、オンデマ、カバー付きで本を出したとき一冊が850円だったからだ。
これも実は原価割れしている値段だったらしい。
Bさんのイベント頒布価格は界隈で相当な悲鳴が上がったらしい。
それはそうだろう。Bさんの装丁とボリュームをそんな価格で頒布されれば「その部数を刷れない側はしんどい」だろう、と本を作る側として思う。
イベント以降A子の周りで「Bさんのあれはつらい」「Bさんの安すぎる」「Bさんきっついわ」と声があがってしまったのをA子は聞いてしまったらしい。
Bさんと仲のよかったA子は悩んだ末にBさんにやんわりと伝えた。「Bさんー!あの価格安すぎるよー!他のサークルからも悲鳴あがってたよー!次からもうちょっと取ってもいいんじゃないかな!」的なことをだ。
相場が決まっていないのだから相場のために「上乗せ」をするのがとても難しい状況だったとは思う。けれど、オールジャンルのイベントで同じカップリング、中堅小説サークルの本が新書サイズ(170P程だったらしい)を1500円で頒布していたサークルがあった。
(これが安い、とは決して思わない。このサークル主は素行が悪かったらしく界隈で嫌われてはいたそうだが、価格設定については本当に勇気がある設定だと思う。この価格にすれば書き手が死ぬことはないだろう。儲け主義、とたたかれる可能性があるなかで、このサークルさんはとても勇気ある値段設定にしていたと個人的には感じる)
A子からやんわりと言われたBさんは「あーやっぱそっかー!少し安いかなぁ!実は原価ぎりぎりなんだよねぇ。通販すると高くなっちゃうから申し訳なくて!次からはもう少し相場見てみるよー!」と言ってくれたそうだ。
けれど、Bさんがそれ以降のイベントで値段を上げることはなかったらしい。
それどころか中堅サークルたちがこぞってBさんの値段に合わせてきた。最初に1500円で頒布していたサークルもだ。
中堅サークルは顔の広いBさんに相談する→Bさんの価格設定が広まる→A子を含む小部数サークルは相場のために毎回原価割れ
という最悪の図式ができあがってしまったらしい。
さらにそこに海鮮が悪気無く追い討ちをかける。
A子がイベントで言われたそうだ。「Bさんのサークルはあのページ数であの値段なのに、どうして高いんですか?」と。
これについてはどうしてA子が聞かれたのか。名前も知らない海鮮に怒りが募るが、ただの不運でしかない。
ただA子はこれでぽっきりと心が折れたらしい。
A子がリアルタイムで悩んでいるときに相談されていたら「新書文庫サイズじゃなくてA5にしてみたら?」とも言えたけれど、A子はもうやめてしまったあとだ。
Bさんは、海鮮にとってとても良心的なサークルだろう。そしてBさん自身が海鮮のことを考えるとてもいい人なのだろう。
ボリュームがあって、装丁が綺麗で、値段が安い。それでもきっとノベルティが出せるほどの黒字がでる。
けれどA子や、A子の周りの小部数サークルたちは原価割れで相場価格で頒布していても、価格の高い、装丁が貧相なサークルなのだ。
この件で、いかに壁サークルが一冊に上乗せしていて、相場をよく見て値段設定をしているのか思い知った。
税金的な問題もあるだろう。ノベルティで対策をして、そのためにノベルティの作業時間も増える。それでも、相場を守るのは「小部数サークルを殺さないためだ」と思った。それが全てではないだろうが、それも含まれているだろう。
海鮮だったときは安く頒布してくれるサークルさんは本当にありがたかった。けれど、今自分が作る側になって。そしてA子を見て、Bさんを話を聞いて。なにより最悪の循環を見て思う。
安すぎる頒布価格はサークルを殺すのだ。Bさんの海鮮に対する優しさはA子を含む小部数サークルを殺してしまった。
「儲け主義」が正解だとは思わない。そして二次創作同人をするうえで儲けることに対しては賛否があるだろう。
けれど、「価格を上乗せする勇気」はジャンルにとってとても大事なことだと思う。
そして人の作った同人誌に「儲け主義だ」と言うやつは滅びよ、と思う。
海鮮を優先するか、A子のような小部数の弱小サークルを優先するか、は人によって価値観が違うだろう。
Bさんにとって、A子やその他サークルの声よりも、ノベルティを製作する時間、何より海鮮から思われる自分の印象を優先したに過ぎない。
どちらが正解、などは無いと思う。個人の判断だ。
ただ私は、できるのであれば作り手を優先したい。だって自分のカップリングが増えたら嬉しいからだ。
そして次のイベントでA子が別ジャンルではあるがまた同人誌を作ったことが嬉しかったので書き込んでみた。
・上海アリス幻樂団のZUN氏が海外版東方projectの制作を開始。
・コミック『東方茨歌仙』の第5巻と、『東方鈴奈庵』第3巻発売。 鈴奈庵は累計27万部を突破。
・東方projectオンリーイベント『博麗神社例大祭11』が東京ビッグサイトで開催。参加者45000人。参加サークルは4500組。
・KONAMIの音楽ゲーム『SOUND VOLTEX 』に東方アレンジ楽曲が追加。東方輝針城リミックスコンテストが開催され、一般音楽クリエイターが制作した東方アレンジ楽曲が収録された。
・バンダイナムコの音楽ゲーム『太鼓の達人』で東方アレンジ楽曲が追加。楽曲選択画面にて東方project欄も追加される。
・TAITOの音楽ゲーム『グルーヴコースター』に東方アレンジ楽曲が追加。さらに2014年8月から東方アレンジイベントも開始。
・スクエアエニックスのACカードゲーム『ロードオブヴァーミリオン』に、東方シリーズの主人公『博麗霊夢』がゲストで追加。
・コミックマーケットC86の参加サークル数が減り、1位から2位に転落したと話題になったものの。捏造が発覚し結局東方がトップに。
・KONAMIから音楽CD『SOUND VOLTEX東方紅魔郷リミックス』が発売。7月30日のオリコンデイリーチャートにて2位にランクイン。
・コミックマーケットC86にサークル参加した上海アリス幻樂団が販売した原作ゲーム及び音楽CD含め全26種類が全て完売する。
・博麗神社秋季例大祭が初開催。1500サークル募集で1570サークル参加。来場者数は17000人。
・SONYと東方が正式にコラボ。PS4やPSvitaで東方二次創作ゲームが遊べるようになる。
http://i.imgur.com/nNmwPy8.jpg
3月30日同時開催
東方名華祭
400サークル
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艦ふぇす
100サークル
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900サークル
https://twitter.com/blueocean115/status/510978266069364736/
2500サークル
航巡をあつめて早し最上型
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11月2日
合計500サークル
https://twitter.com/m_yu_ya/status/528810087398137856
11月3日
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1500サークル
https://pbs.twimg.com/media/B3LskPtCEAEm0nN.jpg http://i.imgur.com/94iqneJ.jpg
夜戦 400サークル
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2014年の艦これ全イベントのサークル数(コミケ三日目含む)と
東方のサークル数500未満とコミケ三日目と春例大祭の分は省かれたイベントのサークル参加者数の比較
http://i.imgur.com/xCgPv2l.png
@takenari_
@crois1111_
@izumi0226_
@tanitu_akituki_
とりあえず艦これ島はそこまでヒドく無かったけど…
@armis8823_
ただ東方のスペースも混雑は激しく、艦コレへ流れてるって感じは受けなかったな。
@silukaebisu_
超個人的な意見だけど、差し入れって上げた瞬間にお荷物と化すのが現実な気がする。
それでも差し入れがウケた時のおんなのこたちの笑顔が忘れられなくてまたデパ地下うろうろしちゃうので、どうしようもないなあとは思う。
そう。もらった瞬間は嬉しい。
適当に扱う人も多い。でもしょうがない。ただでさえ荷物の多いサークル参加。
チマチマした菓子にいちいち構ってられない。
後になって「これ誰から貰ったっけ?」と思う事もある。
もらっといて何様だよと言われそうだけど、もらう側としては結構負担なんだよなぁ。
ちなみに私はもうサークル参加してないので、最近は差し入れされる側にはほぼなってない。
差し入れる側になって一番喜ばれるというか、「これ欲しかった」的な反応されるのはコンビニとかで売ってるカロリーメイト系の栄養補助食品とか、焼き菓子系。
その場で食べられるから「お腹空いたら食べて!」と言って渡すとめっちゃ喜ばれる。イベントの時って大体空腹と戦ってるからね。
ファン「し、新刊1冊ずつ下さい!」
私「1200円で~す」
脱サラして幾星霜、同人サークル『おティンティンらんど』は立派な壁サーに成長した。
コミケ、COMIC1、各オンリーイベントで同人マンガを頒布している。筆は早い。
数十部の新刊(『エントリープラグ挿入 1人目の綾波編』)がすべて捌けた。
ホールに響く井上陽水を聴きながら、感涙を堪えるのに必死だった。
劇的なその感動がなければ、きっと筆を折っていただろう。
日中は企業戦士として働き、夜は同人作家として執筆に勤しむ毎日が始まった。
コツコツ努力することは性分に合っている。描くほどに絵はうまくなり、新刊の頒布数は倍々ゲームで増えていった。
私の野望は尽きない。
持ち出し超過だった中国人向け(学生・社畜時代、寸暇を惜しんで語学を修めたのだ)オタグッズ輸入代行業は軌道に乗りつつある。
また、日にペラ2枚のノルマを課し、ライトノベル(『ぴんくいろモザイク』 ※18禁)も書いている。成人向けゆえ、新人賞ではなく編集部持ち込みになるが、『おティンティンらんど』のネームバリューがあれば門前払いされることはなかろう。
http://anond.hatelabo.jp/20141204170356
増田トラックバックをやるのは初めてなのでちゃんと出来てるかどうか……というのはさておき。
件の増田を読んでびっくりしてしまった。ぼくもムービーパラダイスで同人誌を少し買ったことがあって、件の同人誌シリーズも入手し、その自由闊達な内容をとても楽しませてもらっていたからだ。
トピ主の愛憎がいかばかりのものか、どれほどの苦しみが生まれていたのか。それらについてはたかが一読者として類推することもできないしすべきでない。ただサークル参加者諸氏の安寧を——生還者がいらっしゃるならその平穏を——祈るのみだ。
ただ、元ネタ作品の装備類や作中内世界の情勢を推察したコーナーの素晴らしさも、ヨーヨーや異常発達筋肉人の狂気も、登場人物たちの過去やサイドストーリーを描いた文字通りの二次創作も……等しく見事だった、というのは主張させていただきたい。
そしてまた評論系の寄稿も、実は一巻目だけでなく他巻にもあったことを報告しておきたい。絶無ではなかったのだ。特に同人誌シリーズ三巻目に収録されていたある評論は、たいへん綿密な考察と作品愛に溢れた逸品だった。
の、だが。
実はこの評論、かの元ネタ作品ではなく、同じ監督が撮った別の作品「マシンスパイ・ゼロクロー」※1の評論なのである……!!
こんなクソリプめいたトラバを書く理由がこれである。トピ主にとってこのマシンスパイ・ゼロクロー評論はどのような評価(憎悪)の対象だったのか皆目見当が付かない。「評論は0、じゃねーじゃん」などと揚げ足を取りたいのではなく(取ってる場合じゃねぇだろこれ)、二次創作でさえないなにかに対してトピ主はどう反応したのか。
論外。それはわかる。論外にどう反応したのかが知りたいと書いている。頭割るとかページを口に突っ込むとかでは済まなかったのではないか。ビーム、バリアーなどの光線系攻撃まで持ち出したのではないか。陽電子を使った可能性さえ感じる。
言っておくが、これは荒らしトラバなどではなく(いや結果として荒らしになっていそうなのは謝罪するが)、現実に当該同人誌に他作品の評論が載っかっていたのだ。クロスオーバーでさえない。懇切丁寧な(他作品の)評論※2が、ぽん、と載っている。この現実にぼくの正気度は著しく削がれた。もともと寄稿作品全般とも気が狂ってるか気が狂うほど素晴らしいかのどちらかだったにせよ、何かがおかしい。
否、おかしいのはぼくの方か。
もとよりある作品の同人作品を作る、というのは一種の狂気だ。正気にては大業ならずとシグルイにも書いてある。それとも狂気を誘発できる力を持った作品が同人を呼ぶのか。
そしてたまに、他者の狂気と自分の狂気が噛み合わない、というような悲劇も起きるだろう。そこで相互理解せよとか平和が一番などとのたまうのは、恐らく当事者ではない側の傲慢になってしまう。
だから「奴らにとっては、俺こそが怪物だったのだ」というが、恐らく、界隈には怪物でない人などいなかったのだと想像する。
ただ、どの怪物もぼくにとっては最高の傑物だった。
そのような方々が去っていったことを悲しむのみである。仲間割れイクナイ、などとは言えまい。ただただ悲しむのみ。
※1
次元を越えて善と悪のスパイ達が対決するという内容の痛快娯楽作。「スパイにとってごく平凡な武装であるビームライフルをリフレクタービットと組み合わせて強攻撃にする」「三次元の女性を恐れて二次元の世界に逃げ込んだ気弱な敵幹部を次元の果てまで追い詰める卑怯なクルーズミサイルで殺害する」「対人対拠点特化型メカゴ○ラ」「ショタが可愛い」などの奇想が話題を呼んだ。かの監督はこの作品の続編も撮りたいと意欲を見せているが、別の新作「ティアーズ・オブ・ザ・ムーン」「修学旅行血風録」などの撮影に忙殺され叶っていない。
※2
ちなみに内容は、痛快娯楽作と目される同作が、それだけでなくより綿密な考証に支えられたSFであったと評するものであった。特にスパイ達を毛嫌いしていた外交官の娘の正体について、それは序盤から伏線が張られていたのだという指摘部分は、かなり強固なエビデンスも揃えられていて瞠目に値する。
※3
JR東日本と仲良くしてください。
東京に本社を置けなかったのがくやしいのかもしれないけど、利用者不在の争いはやめてください。
JR東日本となかよしになったら、次の施策をお願いいたします。
乗り継ぐと東海道新幹線がとても高いよ。あと、静岡がめちゃくちゃ遠いよ。時間と運賃的に。静岡の発展のために一肌脱いでください。
騒音的には103系電車のほうがウルサイのは、埼京線で実証済みです。静かな新幹線の始発時間を繰り上げて、名古屋からコミケのサークル参加に間に合うようにカイゼンをお願いします。
JR東日本の新幹線が見劣りするので、座席の前後の間隔を10cm縮めて、JR東日本の新幹線に合わせてください。
周波数が違うとか面倒だと思うけど、上野のホームと大宮のホームを貸します。JR東日本の新幹線は品川行き。たとえば、秋田新幹線が雪で遅れると、九州まで波及しそうですてき。日本中で、秋田の苦しみを分かち合えますね!シェアしましょう!
行き先が新大阪・博多方面しかないのに6面は使いすぎ。4面で、青森、秋田、新庄、新潟、長野、金沢(予定)をさばく、JR東日本をというか東北の民を助けてください。いくぜ東北。これからは東北の時代です。指定席を取っても発車の3分前にしか乗車できないJR東日本の劣悪品質サービスの解決にご協力願います。
東北新幹線用にあらかじめカーブを付けておいた14番、15番ホームをくれたら、相互乗り入れは撤回です。
どうせ、東北の民は、東海道新幹線に乗らないし、もうめんどくさいので、東海道新幹線は、品川発着にしてください。リニアも品川だしちょうどいいよね。東京上野ラインもできるし。
ついでにJR東日本の新幹線の出し入れに便利そうな大井の車庫をください。
ついでに東海道本線はJR貨物に譲ってください。いろいろとうまくいくと思います。
どうしてJR CENTRALなのですか。何でJR TOHKAIじゃないのですか。東海に誇りをもっていただきたく。
売れなかった。本当に売れなかった。
1回めは参加できただけでも良かった、次こそ頑張ろうって思った。
2回めは参加したことを通じて友達が出来たから良かった。一緒に頑張っていこうって思った。
3回めは参加してないやつよりは一歩前にたってるって自分より下の存在を見て自分を慰め、次こそはって思った。
4回めは今までの反省を踏まえていろいろ頑張った上でそれでもダメだったけど、上の人と同じようなことを考ていたことにした。
参加しただけで勝ち組なんて嘘だ。
そんな言葉で自分を騙せるのは、まだ参加したことがないやつか、初めて参加したやつだけだ。
せいぜい1回か2回だけ参加しただけの本気じゃない冷やかしだ。ファッション糞野郎だ。
参加するのがもはや当たり前になって、それでもまだ売れないならば、
少なくとも前より成長したと感じられる何かがなければ、ただただ敗北感だけが残る。
コミケはただただ残酷だ。 どうしようもなく現実を突きつけてくる。 自分に価値がないことを痛いほど思い知らされる。
自分が頑張って作った自分の分身が、誰にも見向きもされないことは、自分の存在価値自体を否定されてるように感じる。
だれでもいいから、無料でもいいから、道行く人を捕まえて押し付けて感想を聞きたいっていう人の気持が痛いほどわかる。
悔しかった。
この敗北感は、サークル参加の恩恵程度では癒やされない。悔しかった。
誰かに見てもらわなければ、踏みにじられた自分の分身を誰かに認めさせなければ癒やされない。悔しかった。
サークル参加者になるまでただお客として参加していたコミケは楽しかった。
サークル参加を始めてからは現場では胃がキリキリするし、家に帰って緊張がとけたら涙が止まらなかった。楽しくなかった。
5回目で今度こそと思い、なりふり構わず他の人の真似をした。
告知のためにブログで人気の人の作品をマネて作った自分の作品を公開したら、
あっさり沢山の人に見られて、いいね!やRTがたくさんついてしまった。
嬉しかった。とても嬉しかった。しばらく何回も何回も何回もページを更新するクリックがやめられなかった。
そして、ひとしきりその幸せを味わった後、私はコミケにサークル参加するのをやめた。
恥ずかしいのでブコメとかツイート拡散とかしないでくださいお願いしますm(_ _)m
私が参加してたのここ最近の話じゃないからね。今みたいにpixivで宣伝とかが当たり前じゃなかったからね。
そもそも参加してたジャンルは絵じゃないからね。今みたいにブログで更新するのが当たり前って感じじゃなかったからね。
努力不足だったし才能が無かったのも認めます。だから今はもうサークル参加やってないじゃないですか。
才能有るのに売れないなんておかしいとか、他のやつが俺より下手とかそんなこと言ってないのになんでここまでボロッカスに言われなきゃいけないんですか。
誰かに認めてもらいたかったけど誰にも相手にされなくて身の程を知ってブログでやっていくことにしました、って言ってるだけなのがそんなにおかしいですか。
お前らそんなに偉そうに言えるくらい努力してるんですか。すごいですね。さぞたくさん売れてるんでしょうね。うらやましいですね。
そんなに偉いなら私のようなゴミのことは放っておいてください。
今年の夏コミに行けないので、ガッカリしながら俺の楽しみ方を書いておく。
<はじめに>
夏のコミケは、やめたほうが良い。昼間の暑苦しいところで両手に1.5kgずつの重り(ペットボトルで考えてみると分かりやすいかも)をつけながら緩やかに3~4時間連続で歩き続けても、救急車の世話にならない程度に体調管理できる覚悟がないとキツイ。逆に言えば、それができるなら問題ない。
<心構え>
基本は2つ。『誰も助けてくれない』と『他人に迷惑をかけないようにする』の2つ。
『誰も助けてくれない』については、みんな自分が見たいところを探して歩いているため、他人に聞いても答えが得られにくいということ。もちろん医療班もいるし、コミケスタッフもいるし、心優しい人も多いだろう。が、体調不良で倒れてすぐに誰かが駆けつけてくれるとは限らないため、早め早めに休んだり水分補給することを重点に置くこと。
さらに言うと、コミケ会場は基本的にケータイが接続しづらい。そのため、他の人と待ち合わせるときはケータイが無い時代に戻ったと考えて行動したほうが良い。目立つものを目標にして待ち合わせ時刻を事前に共有しておく、ということ。
『他人に迷惑をかけないようにする』は、マナーを守ると同義。いつ開催不可になってもおかしくないという性質もそうだが、マナーを守ることで無駄な争いを避け、身を守ることにもつながる。前述のとおり、トラブルがあっても助けてもらえるとは限らないから。
具体的な方法としては、超巨大な値切り不可フリーマーケットを歩くようなもんだと考えればよい。品物を手に取るときは声をかける、通行の邪魔にならないように通路の真ん中で立ち止まることを避ける、小銭をなるべく用意しておく、など。お互いに不快にならないように気をつければ、スムーズに行動ができる。
<前日まで>
出来ればカタログは買っておいた方がいい。諸注意も読んでおいたほうが良いが、何日にどのジャンルがどのあたりに固まってるかをあらかじめ知っておけば、ある程度スムーズに行動ができる。
他に用意しておくべきなのは当日の水分補給用の飲料、タオル、小銭など。夏冬限らず、人が多くて気温が高いため水分補給用の飲料は必須。一応ビッグサイト内に自販機があるものの、ぬるい飲料がほとんどな上に気軽に買えるとは限らない。1リットル持って行った方が安全。タオルも同様の理由。
小銭が必要なのは前述のとおり、基本的には巨大なフリーマーケットだから。100円単位以上のお金があったほうが良い。エロい同人誌は1000円単位のものが多いが、その他同人誌は300円とか500円なので、それを考えたうえで小銭を持って行くとよいかと。
<当日>
だいたい11時~12時頃をめどに会場に到着すればよい。徹夜組とか始発組なんてのは、サークル参加者だったり超売れ筋のを買う人だけでいい。そもそも10時開場だから、10時ちょうどに到着してもすぐに入れるわけじゃないし。体力がないと数時間待ち続けるのはつらい。
会場内に入ったら、適当にふらついて買えばいい。好きなジャンルの本があるなら、そのあたりを。特にないならば旅行・評論・情報あたりが個人的にオススメ。エッセイ漫画とか、旅行の感想本とか、美味しい定食屋マップとか。
俺が買って面白かったなと思うのはだいたい以下の通り。
工業高校の日常を綴ったコラム、ゲームバー(ゲームが楽しめるBAR)の紹介本、北海道の缶コーヒーのレビュー本、IT業界への転職手順を紹介する実体験本、家庭教師の人が描いた日常4コマ漫画、ドイツ小説から読み解くヒトラー時代の日常考察本、ロケットの構造解説本、30kgダイエットした話の本、同人誌にバーコードを載せるやり方を解説した本、技術系女子の日常本、プレゼンのパワポデザインについてのコラム本、サイゼリア考察本、などなど。どれもこれもだいたい100~500円。
これらの本は基本的に同人ショップにも置かれないし、ネット通販も行われない。が、こういう同人誌に出逢いやすいのがコミケという会場。コミケを扱ったフィクション作品だと人が波のようにエロ本を買いあさってることが多いが、この手の日常系本を売ってるゾーンは基本的に穏やかで平和。
アニメとか漫画に興味がない人でも、旅行・健康・日常などといったコラム系のは気楽に買える価格でたくさん売ってるので、一度行ってみるのもアリではないかと。
<最後に>
『軽い気持ちでコミケに行くな!』とよく言われてるのは、冒頭で述べたように、「暑苦しい場所で、すぐに助けてくれる可能性が低い」という部分を甘く見ている人が多いから。体調管理に十分気をつけて(ちょっと多いかなと思うレベルでの水分補給・早めのトイレ休憩など)行動すれば、コミケはかなり楽しい場所だと思う。夏休みに余裕がある人は一度行ってみてもいいんじゃないでしょうか。
数年前の話。
コミケやイベントに頻繁にサークル参加してる、そこそこの規模の二次創作サークルの主宰が知り合いにいた。Aとする。
Aの口癖は「今は二次創作を描いてるけど、いつか商業雑誌で連載を持ちたい」
しかし、オリジナル漫画を描いて、出版社に持ち込んだり、新人賞などに応募したり、コミティア(一次創作のイベント)の
出張マンガ編集部に漫画を見せに行ったりしていない。何故、そういう努力をしないのか訊いてみると「そんな暇があったら、
新刊を作ったほうがマシだ。今は二次創作でかなり儲けられてる。確かに商業で連載を持ちたいけど、俺の新刊を見た
編集部から声がかかるかもしれない。その前に、まず俺の生活がかかっているから、新刊だ!」
同じ頃、コツコツとオリジナル漫画を出版社に持ち込んだり、新人賞に応募したりしていた、Bという奴がいた。
BもAと同じく、商業雑誌で連載を持ちたいという夢があった。ただ、彼は二次創作はやってなかったけどね。
AとBと俺は共通の知り合い。正直、Aの方が画力が高いし、知名度は圧倒的にAの方が上だったから、Aの方が早い段階で
商業進出だろうな、Bはこのままかな、と思ってた。
数年後。BはWeb漫画で連載を持った。
AとBを見て思ったのが、二次創作にハマると、それが生活基盤となり、Aみたくまずは新刊、チャンスがあったら商業進出
みたいな考えになる。漫画家志望が沢山いるこのご時世、自分からオリジナル漫画を描いて持ち込んだりしないと、ずっと受け身のまま。
考えてみた。
即売会内でのやりとりは、全てそこでのみ有効な仮想通貨で行う。
仮想通貨が単なるオモチャだと、読み手が本にどれほどの価値を認めたのか分かりにくいので、通貨の購入は現金で行うこととする。
これにより、読み手は自分の懐から対価を払って本を手に入れる、という図が成り立つ。
サークル参加者やカタログ購入者には、参加費に応じて仮想通貨がある程度支給される。もっと欲しい場合はいくらでも購入可能。
仮想通貨から現金への逆換金は行えないこととする。そうすれば描き手の現金による儲けはない。
通貨としてはメダルのようなものを最初考えたが、これだと会場外に持ち出す奴が必ず出るので、1日だけ利用できるポイントカードのような形にする。
イベントへの参加証がポイントカードを兼ねており、仮想通貨はここにチャージしておく。
システム全体の設置やランニングコストは、参加者が通貨を購入したお金で賄う。
オンリーイベントなどであれば、このシステムを使ったイベントには原作が承認を与え、そのイベント内では頒布物の数に上限を設けないようにする。
この場合、イベント側は原作の権利者に対して一定のロイヤリティ料を払う。これも購入された通貨の分のお金で賄う。
かなり以前の出来事になるが、学生時代の一時期に日東駒専の一角である東洋大学のII部漫研に通い詰めて活動していた。
きっかけは東洋大生であった友人の「コミケ用の薄い本の表紙手伝ってくれ!」みたいなちょっとした誘いだったと思う。
自分の居た大学が思ったよりもオタクがおらず、げんしけん的なキャンパスライフを大学に求めていた身としては極めて欲求不満だったのもあり、
他大のオタサーに対する興味から友人の誘いにホイホイ乗って東洋大まで向かった。
結果的には非常に良かった。
総合大学であるためか美大のような偏った単科大学には居ないタイプのオタクも数多くおり、強い刺激を受けた。
(美大は…というか在籍してた大学では、少なくとも自分の交友範囲では先鋭的重度消費型オタクや、ブログ等で延々と作品考察したり持論を展開するような文筆型オタクはまず見なかった)
秋葉原へ皆で繰り出したり、コミケにサークル参加したりするような典型的ではあるものの楽しく充実したオタクライフを送れたし、
ある意味では自分の真のキャンパスライフ/オタクデビューは東洋大から始まったと言ってもいいくらいの勢いだったと思う。
youtubeでふと目にした大学祭の動画で学生時代の思い出が今更ながら蘇ってきたので、
■夜間学生(II部学生)を対象としたサークルのため、多様な人々が居る
実際これは大きかった。都内の大学はインカレサークルを筆頭に、他大学の学生でもわりと抵抗なくサークルに受け入れるという土壌があるが、
それでも部員の殆どが学内の現役学生で占められるようなサークルに他大学生が入っていくのはなかなか難しいもの。
しかしII部漫研は違った。一度社会を経験してから大学に入ってきたような20代後半の学生や、
卒業したのにまだサークルに来ているような長老(20代末)と称される先輩、そして近隣の現役大学生が少数と、
正規の学内生以外のメンバーがすこぶる多様であり、良い意味でのカオスが形成されているのだ。
だからこそ、ありがたくも自分のような他大学生でもすんなりと受け入れてもらえ、楽しい活動を送ることが出来た。
様々なバックグラウンドを持った人々がいるため、メンバーの個性が均質化せず、アニメ雑談一つとってもバラエティに富んだオタトークが出来て充実する。
■夜間学生(II部学生)を対象としたサークルのため、遅くまで活動出来る
これには驚いた。さすが夜間学生のためのサークルだと感じた次第。
一度自分の大学の授業を終わらせてから東洋大まで電車移動し活動参加するような物好きにも優しい時間設定はありがたい。
後述するハイクオリティ学食で腹ごしらえしてからゆっくりサークル訪ねてもまだまだ時間的余裕はある。
日もとっぷりと暮れるまでモンハンにうつつを抜かすことも出来る。
冬の寒空の下、夜遅くに皆で部室を出て美しいイルミネーションに彩られた学内林に目にやりながら大学を出る時の良い気分ときたら!
しかしまあII部漫研だからこその時間設定だとは思っていたが、隣のボックスでは昼間部学生メインのゲーム研究会も23時頃まで延々とスマブラや格ゲー対戦など行い連日奇声をあげておりよくわからない。
漫研に通うということは当然その大学の門をくぐり触れるということであり、そこで東洋大学自体の良さにも色々気付かされたので振り返りたい
■学食が凄い
白山キャンパス6号館のワンコインランチの圧倒的充実ぶりはネットでもよく話題に上るので周知とは思うものの、それでもなお語りたくなるほど東洋大の学食は凄い。
何と言ってもコスパが最強。【外に出たら軽く1000円は取られるだろう外食レベルの味+運動部所属大学生の腹でも満足な量】で、
ジャンルも本格インドカレーからイタリアンなパスタ、ハンバーグ、鉄板料理、ラーメン、和食など、
ここはレジャーランドかと思うくらいに一施設に様々な料理が入り乱れており初見ではまず腰を抜かす。何を食べればいいか本当に迷う。
しかし学内生の話では三ヶ月もすれば飽きるそうだ。それは「美人は三日で飽きる」と言っているに等しい贅沢発言ではないだろうか……一般的学食しかなかった他大学生としては本当に悔しく羨ましい限り。
ここの学食メニューを満喫したいがために、自分の居た大学の学食を数ヶ月まったく利用していなかったなんてのはザラ。
個人的にはインドカレーのナンがお気に入りだった。間食としてよくナンだけ注文して部室に持ち帰り食べながら作業してた。
■学内が綺麗すぎる
自分の在籍してた大学とは比較にならないくらいピカピカ。そして広い。
図書館も素晴らしい。やっぱり都心にデカいキャンパス持ってる私大は違うなーと感じさせられる次第。
■冬のイルミネーションが綺麗すぎる
大学正門すぐから緩やかな階段を経て校舎へ向かうわけが、そこにある甫水の森と呼ばれる道中の学内林がイルミネーションによって美しく照らされる冬の夜が素晴らしい。
学食がレジャーランド級だったことからも、ここにも某ネズミの王国のようなレジャーランド的にメルヘンチックな夜の華を感じて凄く良い。
何かまあ色々とっちらかって思い出してはみたものの、白山キャンパスはマジで良かったと思う。
一度専修大にもお邪魔したことあるけど、明らかに東洋大の方が綺麗だったし特に学食は比較にならないレベル。
色々言っても部外者の感じたことだから本当の内部事情の比較になるとよくわからんけれど
あーもう一度あの楽しかった日々に帰りたいなー
STAP騒ぎをスルーするつもりだったのですが、最近はどうも変なイメージばかりが拡散されているようで
これらは陰謀論の新たな種になってしまうのではないかと思えてきました。
そこで僕の知っている範囲ですが、理研のことなどをここに書きだしてみる事にしました。
特定の組織・人物をかばう/中傷する意図はないつもりですが表現に問題が有りましたらご指摘ください。
このような文章を書き慣れていないので見苦しかったら申し訳ありません。
僕は理研で1年程お世話になっただけの身です。現在は所属は違います。
院を卒業してそれほどたっていない、まだ学生のようなものです。
無知故に以下の内容には間違いがあるかもしれません。もし間違いに気付いたらご指摘いただきましたら幸いです。
この文章をご覧になる方はトラバやブクマコメントまで目を通すようにおねがいいたします。お手数をおかけいたします。
小さな研究室の集まりが研究センター。研究センターの集まりが理研です。
各研究室のボスとして 「センター長」、「主任研究員」、「准主任研究員」がいます。それぞれが研究室を持っていて基本的に対等の立場です。
例えば、センター長が主任研究員に命令したり威張ったりすることはできません。
大学で言うと、(准)主任研究員が大学教授、センター長が学科(学部?)主任くらいに相当すると思います。
各々のボスはポストドクター(博士研究員)、通称ポスドクと呼ばれる研究員を雇って研究をさせます。
任期2-3年くらいの非正規雇用です。研究者の大半がポスドクです。
ポスドクは数年毎に、研究室(研究所)を転々と移り変わっていきます。
『理研ルール』と呼ばれるものの中に、『5年以内に出て行きなさい』というルールがあります。
(「理研をゴールと思ってはいけません。理研を踏み台にステップアップして行きなさい。」という意味だそうです。)
一応、5年を超えても審査が通ればそのまま居続けることも可能だそうですが、
僕のお世話になっていたセンターでは5年どころか 1, 2 年で移っていく人も多く、人の入れ替わりが激しかったです。
僕の分野で理研所属を名乗ると「今誰がいるんだっけ?」と言われてしまいます。
このような感じで理研は強大な組織ではなく、あくまで小さな研究室の集まりです。
各研究室にポスドク数人がいて、ボス(主任研究員)がいておしまいです。
一応その上に野依さん(理事長)がいますがあまり関わりはありません。
くらいに思うとイメージに合うでしょうか。
コミケに例えると、
研究主任がサークル代表で、センター長が壁際サークル代表。それぞれ漫画の書き手を雇っています。
理研はコミケ準備会です。参加サークルが多すぎて誰が何を描いているか運営は把握していません。
こんなかんじでしょうか?
「XXが見つかった!大発見だ!」といったニュースが流れた後、
1年後には消えていることはよくあることです。
少なくとも僕の分野では常識を覆すような重大な発見の場合、だいたい1年間は様子見をします。(*1
「XXがなかった」というニュースが流れない理由は 別に何らかの陰謀が働いているわけではなく、単純に「存在しないことを示す」のが難しいからです。
実験からはあくまで「〇〇の条件では見つかりませんでした」としか言えません。
「〇〇ではXXは見つからなかった」を地道に積み上げていくしかないのです (*2。上で「1年間は様子見」と書きましたが、これは1年間で白黒決着つくという意味ではなくて
「周辺研究者が見切りをつけるのが大体1年後くらい」といったくらいの意味です。
ちなみに、見切りを付けられて死んでしまったものでも、誰かしら残ってひっそり研究してたりするものです。
50年前に死んだものが蘇ってきたり、20年前の論文が「再発見」されたりなんかもよくあることです。
今叩いたり心配しなくても大丈夫でしょう。専門家さん達の研究を長い目で見守りませんか。
繰り返しになりますが、「研究結果が間違っていた」事自体は問題はないのです。
「間違えてはいけない」という圧力が大きくなりすぎると みんな「XXを確かめました」とか、「〇〇を拡張しました」のような リスクの小さな研究 に向かってしまうかもしれません。
もちろんこれらの研究も重要なのですが、みんながリスクを避けると科学が進まなくなってしまいます。
最近のニュースでは「大学/研究室 に責任を負わせ監視させる」方向性のようですが、これもあまりやり過ぎると
「ボスの理解が得られなくて論文が出せない!アカハラだ!陰謀だ!」
といったようなトラブルがでてきそうで、それはそれで心配です。
政治家の人達が「捏造」と「捏造がなくても間違ってしまった研究」をちゃんと別物と理解してくれていると良いのですが。
STAP騒ぎを見ていると全て一緒くたに「捏造」扱いされているようで心配になります。
一部の人達 (*3 は割烹着やリケジョ騒ぎは理研の広報の戦略だ、と考えていらっしゃるようですが
これはまずないと思います。
まず、広報さんは小保方さんのマネージャーでもなければプロデューサーでもありません。
広報活動は「研究者の説明責任」の一環としてなされています。(特に事業仕分け以降、各研究機関が力を入れるようになったように思います(*4。)
広報さんはプレスリリースを手伝ってはくれますが、(XXの図はないですか?この単語の説明抜けてますよとか)
着る服装や記者会見で何を話すかまでを命令したりなんかしません。
そもそも、科研費/運営費は「国民の人気度」で決まるわけではないので小保方さんをアイドル化しても誰も得をしません。
もし「国民の人気度」で研究予算が決まるのでしたら、水伝の人たちが大喜びでしょう
僕の印象ではSTAP細胞のプレスリリースだけ特に力を入れていたというわけではなく、
なぜかSTAP細胞だけがテレビで大きく報道された、と感じています。
http://www.riken.jp/pr/press/2014/
ご覧になればわかるように、連日のように何かしらのプレスリリースが出されています。
理研は大量の研究室の集まりなので、毎日どこかで大発見があるわけですね。
私見ですが、TV報道は「医療・生命科学関係」、「宇宙開発関係」に偏っているように感じています。
(僕の分野にテレビカメラが来たことはありません。各新聞の web版 にはだいたい載せてもらえるようです。ブクマはほとんど付きません。)
理研には女性研究者がたくさんいます。小保方さんだけではありません。
1年前に元ボス(美人)が理研でプレスリリースを出したのですが
その時もやはりテレビカメラは来ませんでしたし、ニュース記事にブクマはつきませんでした。
僕の伝えたかったことはだいたい以下です:
長くなってしまったのでここでいったん切ります。あとで付け足すかもしれません。
以上の内容には間違いがあるかもしれません。訂正等ありましたらよろしくお願いいたします。
ご覧になった方はトラバやブクマコメントまで一応、目を通すようにおねがいいたします。お手数をおかけしてすみません。
(この記事が新たな誤解やデマを生み出さないか心配しています)
*1 完全に同業者の人なら乗るのか見送りかすぐに判断しなければいけないでしょうけれども
*2 理論的な理解が進むと「XX は存在しない」を証明できることもありますが
*3 かってに例を出してすみません: http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1393496909
*4 実は理研は事業仕分け前から広報活動に力を入れていることで有名です。昔、理研でウィルス兵器を造っているというデマが流れ、大きな(?)デモがあったそうです。近隣住民の理解を得るために一般公開やらお花見用の構内開放やらいろいろ力を入れているようです
*5 僕じゃないよ!
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C1(第1回)のコミックマーケットは1975年12月21日、漫画批評集団「迷宮」が実質的な主催の下、東京・虎の門の日本消防会館会議室において参加サークル32(ただし委託・展示サークルがほぼ半数)、参加者約700名で開催された。(…中略…)主催者によると、入場者の9割余を「中・高校生の少女まんがファンを中心とした女子」[32]が占めたという。この時既に、「やおい」の先駆的同人誌も出されていた。
男性のサークル参加は2008年→2014年で3割から4割へ増加
http://www.comiket.co.jp/info-a/WhatIsJpn080225.pdf
http://www.comiket.co.jp/info-a/WhatIsJpn201401.pdf
個人的に、創作が好きなら2次創作でなくオリジナルでやってほしいと思ったりする、元サークル参加者。
監督や声優を覚えるのは、なぜ、どういう理由でその作品が作られ、
どういう結果で現在のアウトプットができているのかという流れを知るため。
例えば、文学研究では宮沢賢治が妹を亡くしたせいでこの作品を書いたとか、
どういう環境にあってこの作品が生まれたみたいな研究は当たり前にする。
それと同じこと。
その作品をより知りたいという意味もあるし、
自分が好きな作品を探すための指標がどこにあるのか(原作者なのか、監督なのか、キャラデなのか、シナリオライターなのかetc)を知るためにも役立つ。
2次創作するファン活動の、
どっちがすごいとかえらいとか全くない。
アプローチが違うだけ。
2次創作でも、より完成度を上げるために、
原作に当たって登場人物の服装を正しくしたり、言葉使いを厳密にしたりとするうちに、
より作品世界への理解が深くなる。
この作品のこの作画の荒れは次回の主人公見せ所の作画を上げるためだと理解できたり、
たとえばC84のアピールではこうある。4ページ目な。
3.3 スペースの準備
(中略)
9:30から各地区(中略)の出入口を開会まで一時閉鎖します。
これに伴い地区間の移動が制限されます。サークルは開会に向けて
自分のスペースで待機してください。
(後略)
確かに9:30以前は館内を出歩いててもいいよ、という事になってるが、
だからといって出入口閉鎖後も館内を出歩いててもいいよなんて
どこにも書いてないし、逆に自分のスペースにいろという事は明文化されてる。
バカな事を抜かすと、サークル参加の要件であるアピール読んでる事すら
満たしてない事がまるわかりだぞ。