はてなキーワード: 研究室とは
現役の博士課程の学生です。件のニュースを朝見てからというものの、実験中でも、資料作りしてる時でも、食事中でも、ふとした瞬間に胸がドキドキとなってしまって、気が落ち着かない。
昨年の、九大での焼身自殺もショックだった。最初は事故っぽかったのが、実は……って分かった時も同じだった。意味も無いのに不安で不安でたまらなかった。
ちなみに私は理系だ。その時点で、置かれている状況は上記のお二人とかなり違うのは事実でしょう。多分、文系院卒に比べたら潰しがききそうな分、「諦めやすい」とは思う。でも、きっと私なんかよりもはるかに優秀で、研究能力があって、情熱もあっただろう人が、自死を選んだ。その事実が、同じアカデミアで息を吸っている人間として、とても哀しくてたまらない。冷静に考えれば、アカデミアに限らず、未来の暗い業界なんてそこらに溢れてて、残念なことに時たまにそういう人は出るものだ。取り立てて深刻に受け止める必要もないでしょうと、頭では分かっている。でもなんか無理なんだ。息が苦しい。
さっきも言った通り、私は一応理系だし、20代でまだ若いし、親はまだ還暦前で元気だし、良いパートナーにも友人にも恵まれているから、研究が全然うまく行かなくても(事実順調とは言い難いのは蛇足だけど)、研究職にありつけなくても、何とかなるだろう、大丈夫だろうって客観的に見れば思う。けど、自分はこうだから~、こういうい人たちとは違うって、割り切れないし、割り切ることそのものに罪悪感がある。何か一つでも運命の歯車?が狂ってたらとか、パラレルワールドにいる自分はこうなってたんじゃないかとか、妄想してしまう。
一体何が悪かったんだろう。界隈では、日本の研究環境はヤバイなんて話は毎日のように聞くし、国家の愚策とか、学者に対する社会の冷ややかさとかが、こういう哀しい出来事を助長している点はないとは言えないでしょう。でも、世界への恨み言ばかり募らせても仕方ないし、ただ「運が悪かった」ってだけの話に落とし込んで、放って置いて、あとは目の前にある仕事をいつものように粛々とこなすしかないし、そうするべきで、それが正解だって分かってもいる。それなのにね。
もう、この嫌で哀しい感覚をどうしたらいいの。何とか今日もスケジュール通りの実験だけはやった。無理矢理手を動かした。でも、なんというか心だけが、フワフワと身体から離れているようなね、ずっとそんな心地だった。酒飲んで寝たら普通に良くなるかな。眠れるかな。明日はちょっと朝早く研究室に行かなきゃいけないのに。
衝動のままにここまで打ち込んできたけど、読み返してみれば、そういえば一切、ご冥福を祈りも、哀悼の意も表してもなかった。自分のことばかりだったね。独りよがり。だけどあの世なんてあるのかね。死んだ人間に安らかに眠るも何もあるのかね。今、私が培養しているヒト細胞の持ち主なんて、とっくに死んでるけど、あの世があったら、シャーレの中と魂が通じていたりするのかな。もう、いきなり何訳分かんねぇこと言い出してるんだか。完全に話逸れたけど、この世にいた最後の瞬間が、苦しくなかったらいいなと思う。それだけは心の底から願えるや。
とりあえず、あったかくして今夜は寝よう。あぁ、何で今日はこんなに寒いんだ。畜生。
ここまで読んでくれてありがとう。
うーむ。ひどいねぇ。
大変だったねお疲れさま。
他の研究開発法人を見てきた個人的経験から言うとそんな変なヒエラルキーができるとは思えないんだよな。ひょっとしてパワハラしているのは特定の人たちじゃない?
企業の人に対してパワハラできる人は誰だろうね?たとえば入札に関わる人とかかな。
http://www.jaxa.jp/about/compliance/index_j.html
とりあえずここに匿名でチクると良いとおもう。言いにくいなら第3者のふりをしてメールを書くとかでも良いと思う。
「Aさんが増田さんに XX という暴言を吐いているのをみかけました」みたいなかんじで。
証言はたくさんあった方が良いと思うのでパワハラにあったみんなで通報するといいんじゃないかな。
多分そんなに大ごとにはならないとおもうよ。JAXAじゃないけど私の見聞きした似たようなケースではパワハラマンが入札に関わらなくなるとか、ちょっと大人しくなるとか、まあそんなかんじ。
というかさ、「パワハラアカハラ研究不正を見つけたらSNSで拡散する前にまず通報をしましょう」ってコンプライアンス教育の e-larging でやらなかった?
あ。企業の人はやってないのか。それなら知らなくてもしょうがないよね。
SNSで炎上すると気持ちいいけど何も変わらないのよ。パワハラマンどうにかするにはとにかく証拠/証言が大事。暴言メールとか大事に保存しとこ。
炎上による研究者の自浄作用を期待するのはたぶん無駄よ。研究者はみんな立場が同等なので「あいつおかしい」と思ってもクビにできないし叱ることもできない。
内部/外部からの指摘がないと動けないのでまあ、誰かを助けると思って通報してみると良いと思う。
パワハラアカハラは宇宙だけではなくてどの分野でも問題になっているから安心してね(?)
もし研究所全体でパワハラがあるというならごめんね。そんなケースはみたことないので何も助言できないわ。
とにかくがんばれ。いのちだいじに!
これらの不満は全て正論で、特にオーサー云々と、飲み会での発言は処分を喰らう可能性があってもおかしくないとは思いますが、
その他については同業からすると同情してしまいますね(念のため言いいますが、同情しているだけで正しいとは全く思っていないです)。
まあ、冒頭に自分で書いてるけど、金集めるので精一杯なんですよ、ここはお金あるほうだと思いますよ。ないところはもっと悲惨。
ちなみに教授が有名すぎる研究室はやめとけってのは同意です。そういうところは、先生が研究はできるけどマネジメントがダメなケースが多いので。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 63 | 11831 | 187.8 | 51 |
01 | 44 | 10208 | 232.0 | 44 |
02 | 30 | 18217 | 607.2 | 237 |
03 | 23 | 9201 | 400.0 | 82 |
04 | 25 | 12706 | 508.2 | 143 |
05 | 19 | 7169 | 377.3 | 152 |
06 | 30 | 6383 | 212.8 | 33.5 |
07 | 17 | 3621 | 213.0 | 35 |
08 | 37 | 2921 | 78.9 | 34 |
09 | 40 | 5507 | 137.7 | 54 |
10 | 54 | 7505 | 139.0 | 41.5 |
11 | 63 | 5859 | 93.0 | 42 |
12 | 65 | 6474 | 99.6 | 47 |
13 | 58 | 9500 | 163.8 | 31 |
14 | 101 | 8877 | 87.9 | 27 |
15 | 38 | 6030 | 158.7 | 59.5 |
16 | 85 | 11691 | 137.5 | 46 |
17 | 91 | 8323 | 91.5 | 32 |
18 | 45 | 8876 | 197.2 | 47 |
19 | 67 | 16358 | 244.1 | 71 |
20 | 94 | 24814 | 264.0 | 60 |
21 | 154 | 27231 | 176.8 | 44 |
22 | 123 | 11574 | 94.1 | 38 |
23 | 115 | 26124 | 227.2 | 43 |
1日 | 1481 | 267000 | 180.3 | 45 |
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6132165(1627)
この増田は、増田主のブックマークに入りきらないブックマークを整理するための、メモ代わりの増田です。
まとメモ:togetter
研究室で培養中の細胞が全滅の危機→ウィルキンソンの強炭酸水でしのいだ話「科学って複雑だったり単純だったりしますねぇ…」 - Togetter
谷川俊太郎の有名なあの詩はクロネコヤマトのお兄さんの気持ちだと思って読むと途端にジワジワくる「確かにリンクしてる(笑)」 - Togetter
学校の本質は工場であり「均質の子供をレーンに乗せて製造。その過程で異質を排除するシステム」である主張…「学校はよく出来た絵描きを諦めさせるシステム」説も - Togetter
「声のデカい加害者より発言力のない被害者を黙らせるほうが楽」という現実を描く漫画に共感 - Togetter
「全く他人事と思えない」山口連続放火殺人事件のルポ『つけびの村』が怖すぎる - Togetter
新聞社から電話世論調査を受けたがとても答えにくい質問をされた話「いやらしい質問の仕方」「誘導尋問」 - Togetter
県内ではトップの高校でそこそこテストの成績は良かったし、先生に雰囲気が似合うと思うよと言われたし、オープンキャンパスに行ったときに入りたい研究室が見つかったからだ。
それでも、現役時代はどこか勉強に身が入らず案の定落ちた。浪人する気でいたし、早稲田には受かっていたから浪人したら流石に受かるでしょと心のどこかで思っていた。
いざ浪人してみると、予備校に通っていたが、授業が始まる時間が高校の時より遅かったし、寝坊してもきっと家族が起こしてくれるからみたいに甘えているところもあったし、現役時代ほどではないにしろ、他の人よりも怠けることがあった。それでも成績は上がっていたし、校舎内の京大理系コースの上位10%には入っていたから、他の人はこんなに怠けてないしまずいだろうと思う反面、また早稲田も受かったし、どこか今年は受かるかなあと思っていた。
結果は不合格だった。
自分の考えの甘さの深刻さにやっと気が付いて、後期の大学を受けにいく新幹線の中ですごく泣いた。
親には二浪してもいいと言われたけど、正直、このまま実家にいて二浪目で生活を変えられる自信もなく、親元から離れて生活を始めないと変われないと思ったし、下宿して浪人もさせてというのはさすがにわがまま過ぎると思ったから、二浪せずに後期で受かった国立大学に行くことにした。
でも、引っ越しの準備が進むにつれて、もう京都には行けないんだなと思うとすごく悲しくなったし、このまま後期の大学に行くのは逃げなのかもしれないとも思ったし、親の「二浪してもいいよ」という言葉は、二浪してでも京大に行って欲しいということの裏返しだったんじゃないかと思うと申し訳なさがさらに募った。
結局、どうするのが良かったのかはまださっぱりわからないが、この間高3の時の担任の先生と話してある程度は吹っ切れたから、この大学で頑張っていこうと思っている。それでも、引っ越し直前になっても上に書いたようなことを考えてしまう。
予算規模やスタッフ・学生が多いビッグラボに入るときは、教員の人格に難があるかどうか重要な選択基準になると思う。
自分がサクセスしてなんぼ、ってところは自身がそういう気質か面倒な人を手懐けられる人じゃないと無益な研究室ライフになりがちだと思う。
本当は記事に追加するつもりでしたが文字数制限(知らなかった)に引っかかって途中で途切れたのでコメントで失礼します。長文申し訳ないです。
想像以上の反響をいただき、自分でも驚いています。増田はもっと殺伐としたところだと思って覚悟していたのですが、好意的なコメントも多く、救われた気持ちになりました。
まず、ひとつ訂正をさせていただきたいです。最初に公開した版では「研究室運営の問題点」という節の「事務スタッフも教授が所属している社団法人の経理を」と「させられたり」の間に「(場合によっては無報酬で)」と記述していましたが、これは事実と相違があったため(職員は時間給でした)、謝罪して訂正します。申し訳ありませんでした。(「負け犬じゃん」「勝手に死んだんじゃん」と同レベルになっていて恥ずかしい限りです)
次に、相性が悪かったということに終着させようとするコメントが特にtwitterで見受けられました。相性が悪かったというのは確かにその通り(特に研究分野という点で)です。ただし、相性以上の問題点をこの研究室がはらんでいることは認識していただきたいです。確かに自分との相性は悪かったですが、それで修士初期メンバーの3人中2人が修了できない事態は起こりうるでしょうか。ほとんどの人にとって相性の悪い研究室ということならわかりますが。また、単なる放置系ラボというわけではなく、雑用(研究関連業務と言うそうですが)が多かったという点は強調しておきたいです。この点だけでも後輩たちにこの研究室は勧めづらいです。
「研究室を変えればよかった、そういう人も多い」という意見もいくつか見受けられました。全くその通りでありますし、自分もそうしたかった気持ちはありました。しかし、他研究室(多く休学者を出している曰く付きの研究室)で、指導教員と折り合いが合わず研究室を変えたいと言った学生が修士1年の夏ごろにいたのですが、「時期尚早」「院試が有名無実化する」との専攻の判断で認められず、結局中退して他の研究科の院試を受けざるを得なかったという案件がありました。これを受けて、「時期尚早」でなくなるまで待つにしても、大学院を受けなおすにしても、卒業年度が遅れてしまうなと考え、気後れしてしまいました。研究室間のつながりが強く比較的自由に行き来できると聞いていた(少なくとも教授はそう言っていた)ので、裏切られた気持ちが強かったです。結果的には自分はストレートで修了できたのでよかったですが、体調を崩してしまうことも長く続き、正しい選択だったかはわかりません。
今回インターネットへの公開を踏み切ったのは、教授・講師がいくら下の人間が言っても行動を改めようとしない(ラボの人の言葉を借りるなら「不感症」)こと、大学のハラスメント相談室などに相談しても事態を収拾させようとするばかりで根本的な解決にはつながらないと判断した(実際そういう例は多いそうで悪手と言われています)こと、当時証拠を集めて外部機関に告発する気力はなかったことからです。メディアに多く取り上げられ人気の先生に非力な自分が影響を与えるには、こちらもメディアを使うのが効果的ではないかと考えました。特定難易度はさすがに低すぎたかと思いますが、こうでもしないと黙殺されるかなと思い、刺し違える覚悟で臨みました。教授に「君にはDisる権利と義務がある」と言われたので実質公認ですしね。ネット上の怪文書という形になりましたが、これを通して少しでも教授・講師が反省して研究室運営がより良いものになることを祈っています。さすがに一年目よりはましになってくれるとは思いますが...(2019-03-30)
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 53 | 14836 | 279.9 | 53 |
01 | 38 | 6333 | 166.7 | 63.5 |
02 | 29 | 4163 | 143.6 | 36 |
03 | 13 | 7671 | 590.1 | 59 |
04 | 10 | 1773 | 177.3 | 32.5 |
05 | 15 | 3201 | 213.4 | 77 |
06 | 10 | 949 | 94.9 | 33.5 |
07 | 22 | 1715 | 78.0 | 44 |
08 | 65 | 6050 | 93.1 | 37 |
09 | 77 | 10975 | 142.5 | 48 |
10 | 126 | 10378 | 82.4 | 43 |
11 | 150 | 13795 | 92.0 | 38 |
12 | 194 | 14968 | 77.2 | 38 |
13 | 85 | 5517 | 64.9 | 39 |
14 | 94 | 6606 | 70.3 | 49.5 |
15 | 80 | 8546 | 106.8 | 45 |
16 | 66 | 6594 | 99.9 | 52 |
17 | 60 | 5704 | 95.1 | 45 |
18 | 76 | 10650 | 140.1 | 57 |
19 | 90 | 8545 | 94.9 | 50 |
20 | 101 | 7945 | 78.7 | 39 |
21 | 107 | 7962 | 74.4 | 36 |
22 | 87 | 10604 | 121.9 | 39 |
23 | 69 | 10801 | 156.5 | 44 |
1日 | 1717 | 186281 | 108.5 | 43 |
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6130538(2898)
先生の部屋はこちらで、研究室はあっちですと事務員に案内された。
部屋は前任者の残した物品が僅かに残されているだけ。
ああ、懐かしいやつだ。院生だったときアニメやってたっけなあ。
パラパラとめくると一気に懐かしい気持ちがなだれ込んできた。きつく当たってきた教授。ともに研究室で戦った戦友たち。あいつら、どうしてるんだろ?
そのうち二人はかつて教授と准教授の面倒見てたじいさん達だった
もちろん論文に一度も目を通したこともなく、ゼミに出たことも一度もない人達
一番クソだったのが、
教授のミスと都合で当時書くだけ書いて投稿できなかった英語論文が、
ブラック企業という言葉が市民権を得てしばらく経ちますね。毎年、ブラック企業大賞なるものが発表され、だれもが聞いたことのあるような企業が名を連ねます。それに対し、ブラック研究室という言葉も有名なものの、どこの研究室がブラックだとかいった情報は大学内部の学生でないとなかなか知りえないものがあります。ましてや研究室の内情は所属している学生しか分かりません。
今回は、そんな研究室の中でも異質なケースとして、自分が修士課程の2年間過ごした研究室の話をみなさんに紹介したいと思い、筆を執りました。必ずしも拘束時間が長く、人格否定を行うような研究室だけが悪い環境ではないということ、メディアなどでよく見かけ、有名で人気な研究室が良い環境であるとは言えないということだけでも皆さんに覚えていただきたいです。後進の方々の研究室選びの参考に少しでもなれば幸いです。
第一に、とにかく人員が不足していたというのがあります。まず、先生(教授・講師)はあまり研究室にいませんでした。先生たちは予算の獲得や大学内外の事務に追われるため、多忙になります。基本的に助教や研究員・博士課程の方が下の修士・学士課程の学生の面倒を見ることになります。これだけなら普通なのですが、先生が後先考えずにどんどん仕事を受けてしまうことにより、プロジェクトに対して人間が足りていない状況が常に生じます。(先生曰く「断るの苦手なんだよね~」とのこと。)その仕事は研究だけではなく、各メディアの取材や研究室見学など多岐にわたります。自分が研究室に配属されて一年は、講義を受けるほかに、(詳しくは後述しますが)研究室の立ち上げ用に物を発注したり組み立てたり、見学者対応をやる日々で、ほとんど研究はしなかったように思います。さらに、月一くらいの頻度で(今はだいぶ減りましたが)先生のお友達を呼んで講演兼パーティーをやる準備や、先生の思い付きで増える仕事などに日々忙殺されていました。また、インターンやアルバイトといった形で外部の学生を呼んで研究してもらうこともあり、その人達は雑用をする義務はなくお金をもらいながら成果を出していたのに対し、学費を払っている学生は雑用に追われるといった状況もありました。事務スタッフも教授が所属している社団法人の経理をさせられたり、共同研究先の企業から出向(?)の形で来てた研究員の方も、後述の巨大予算の運営周りの仕事をやらされたりとひどい状況でした。
第二に、新設の研究室で、研究を行う環境づくりをゼロから始めなければいけないことがありました。これは事前からわかっていたことではありましたが、自分の想像以上の大変さでした。情報系の研究室なんて机と椅子とPCを発注すれば、あとは個々人の研究に応じて必要なものを買い足していくだけだろうと思っていました。しかし、先生の方針で、リビングラボという生活空間と研究室が融合したような形態でラボを運営することが決まっていたため、それを満たすような研究室の構築に修士の最初の一年は消えました。なぜ一年もこのようなことをしていたのかというと、9月ごろに先生がとある巨大予算を獲得し、学生・スタッフを増員するとの方針でキャンパスを移動することに決まったからです。一度ゼロから作り上げた研究室をもう一度ゼロから作り上げることになりました。自分としてはキャンパス移動ですら最初に聞いていた話と違うので、とても不満に思いました。通学時間も10倍以上増え、それだけでも大きな負担となりました。(授業は元のキャンパスでやることがほとんどで引っ越すわけにもいきませんでした。)
このような状態でまともに研究が回るはずもなく、助教(自分の所属する学科・専攻で博士までとった唯一の人)はやめてしまいました。そこから、特任研究員の方に学生指導の仕事が集中します。(本来、特任研究員は助教とは違い、学生の指導ではなく自分の研究に専念するという名目で雇用されます。)そして、社会人博士の方がその有能さゆえに研究室内の仕事を一手に引き受けこなしてくれたおかげでなんとかなっていた(?)のですが、当然彼らも自分の研究は進みません。
第三に、教授・講師間でうまく連携が取れていなかったようにも感じました。二人とも物事を放置・後回しにしたり散発的に進んだりと、計画性とは無縁の進行でした。ミーティングでもその場の思い付きのアイデアで話を発散させるばかりで収束には向かわず、学生はどうしたらいいか当惑することが多かったです.
さらに、二人の共感性の低さも研究室内の人間関係に大きくヒビを入れていました。特に事務の方々への接し方や飲み会の席(講師は酒を飲まないので主に教授ですが)での学生に対する発言は聞くに堪えないものがありました。(詳しくは後述)
また、学内の期限(修論の題目の提出など)を過ぎてから学生に通知したりと時間・期限に非常にルーズでした。そのことを詫びる様子もなく平然としている様子も腹が立ちました。その結果、学生や事務員が期限を守らない印象を外部に与えていたのではないかと懸念しています。
オーサーシップ周りに関しても不満が残りました。これは自分ではないのですが、大して面倒を見てたわけでもないのに、camera readyになって急に講師が「見るからオーサーに載せろ」と主張してくることがありました。 教授もゴーストオーサーの常連だからかそれには強く言わず結果的に受け入れられる形となりました。学生側としては教員陣の命令に背くわけにもいきませんしね。(この話に関しては、この研究室に限らず、分野としてそういう傾向があるのかなあと思います。他研究室の話は詳しく知りませんが。)
このように研究室としての体を全くなしておらず、自分を含め最初3人いた同期修了出来たのは自分だけで、1人が休学、1人が留年という形になりました。(もう一人修了者はいますが、別の研究室がなくなった結果移ってきた人です。)
次に、研究室の主である教授の性格が合わず、人間として尊敬できなかったということについて話したいと思います。上司と合わないということはよくあることだと思いますが、よくあることだからこそ、記しておきます。
初めに、衝動的な発言や暴言が多く看過できないということがありました。衝動的気質に相まって、酒癖の悪さがそれを助長していました。例えば、論文を提出できなかった学生に対して「負け犬じゃん」といったり、昔自死した学生に対して「勝手に死んだんじゃん」などといったことがありました。(なお、これらの発言は学生や職員に窘められ即座に撤回しましたが、そう思っていたという事実は消えないと思います)。その他にも配慮のない発言が多くありました。
また、自己顕示欲の強さとマウンティング(いわゆるイキり)が挙げられます。「君たちは潤沢な資金のあって、待遇のいいこの研究室に来てラッキーだ」などといった身内へのイキりを聞いた時は、上で書いたような現状に疲弊していた自分の感情を逆なでするのには十分でした。また、自分は偉く、自分が言ったことはどんな無茶でも通ると思っているきらいがあり、無茶な予算申請で事務の人を疲弊させることが多くありました。それにあきれ果てた事務の人が次々とやめることがあり、その結果事務仕事が逼迫することもありました。怪しい予算の使い方をしていて、機構の人に怒られたみたいな話を聞きました。大学に目をつけられているのはいわずもがな。
内弁慶というわけではなく、外部の人間に対しても自分を良く見せようとしていることが多く、鼻につくこともありました。自分にはこのような先生の在り方が、いわゆる口だけの軽薄な人間に感じられてしまいました。いい環境を作りたいとは口では言いつつも自分は何もせず下の人間が苦労したり(「然るべきとき然るべき場所」というアイバン・サザランドの言葉をよく引用しますが、これが「然るべき場所」なら笑止です。)、自分は人脈のハブだといいつつスタッフをなかなか引っ張って来れなかったり(前の大学にいるときこの業界で悪評が立ち、人が来たがらないとの噂)とあきれかえることが多かったです。他にも「教育が最優先」と口では言いつつも後回しにしたり、下の人間に任せているようなことなどとにかく「口だけの人間」というイメージです。隔月で1回20分ほどの面談で教育したということなのでしょうか。
専門用語を拡大解釈して援用することで知識人を気取るようなスタンスが多く見受けられたのも癪に障りました。例えば、「インピーダンスマッチング」という、高周波の電気信号の伝送路において、入力と出力のインピーダンス(電圧を電流で割った値で直流回路では抵抗にあたります)を合わせるという意味の言葉があります。この単語は力学などでも用いられます(こういった多分野に共通する背景理論を研究しようという思想を持っているのが我が学科・専攻です)が、これを特に理論的背景もなく「折り合いをつける」くらいの意味で使って、さも各分野に精通している感を醸し出すことに長けていました。他には「バウンダリーコンディション」とかもありますね。微分方程式で言うところの境界条件です。これを前提・条件みたいな意味で使います。(こちらについては検索すると若干引っ掛かりますが。)これらにツッコミを入れた学生は以降食事会に呼ばれなくなりました。自分に媚を売らない用済みな人間は簡単に切り捨てるようです。こういった拡大解釈した単語を用いてアナロジーを使い、自分の分野に話を引き寄せるのは上手いなと感じていて、知識がない人を煙に巻いたうえで自分の得意技を披露するのは、非常に参考になると思いました。
3つ目に研究分野であるHCI研究(と研究者コミュニティ)との不適合について書きたいと思います。これは研究室自体の問題というより、自分との相性の問題ですが、研究に着手できなかった大きな要因のひとつです。
そもそも、自分はどちらかというと、巨大で合ったり高性能であったりするものを着実に組み上げていくのが好きで、アイデア勝負だったり、プロトタイピングといった手法だったりが受け付けなかったというのがあります(同じような人のエントリ https://swimath2.hatenablog.com/entry/2018/07/30/205255)。
また、この研究分野は、一見役立たなさそうなおもちゃのようなものに、理屈をこねくり回して正当化させるのが多いように感じ(もちろんすべての研究がそうというわけではありません)、興ざめしてしまったのも要因の一つです。元々内向的な性格なのもあって、自我・意識などに興味があり、ならば「人に興味があるということであり、工学的なアプローチで人の研究をやれるのはこの分野だろう」という薄い理由で選んだのもあって、この不適合はモチベーションに意外と大きく関わりました。学部時代の成績は良い方で(必要な進振り点はそこそこの学科でしたが、コース内ではトップクラスと周りには言われていました)院試も第一希望で通りましたが、勉強ができるということが研究できるというわけではないという言葉を痛感しました。ただ、この研究室を選ばなければ、自分ももっと研究が出来ていたのではないかと思い、研究室の選択を毎日後悔しています。
それではなぜ、このような大きな問題点が数多く存在しながら、この研究室に進学してしまったのでしょうか?
第一に、自分の所属していた学科は、院試が卒論の研究室配属より前に存在し(実質4か月で卒論を書かないといけないのです)、自分の研究および研究室への適性がいまいちわからないまま、修士で進学する研究室を決めなければいけないという点が挙げられます。(一応研究室に配属されてプチ研究のようなことをするのですが、研究室生活とは程遠いので参考にするのは難しいです) それに加え、卒論の研究室と修論の研究室を別にするという慣習があり、卒論配属後合わないから冬入試を受けようというのも難しいです。
第二に、サークルの先輩(同じ研究室ではないです)にこの研究室を勧められたというのがあります。サークルの飲み会の時に、同じ分野で研究をしている先輩に、「この研究室はいいところだし、一期生として面倒を見てくれる」と勧められたというのがありました。当時は若く、盲目的に先輩の話を信じてしまいました。悪い噂が流れてこないなら大丈夫だろうと。それに先生の記事はネット上で見たこともあり、先生の研究も科学雑誌を通して知っていたこともありました。学科内でも新設の研究室に関わらず人気があり、これは安パイだろうと考えていました。今考えると人気・有名だから自分にとっていい環境だろうと考えるとは愚かなことです。(ちなみに、この先輩はD取得後うちの研究室の内定を蹴り、他の研究室のポストに就くそうです。)
第三に、一番重要ともいえる点ですが、上でも書いた通り自分の大学では新設の研究室で、情報が流れてこなかったというのがあります。今思えば前の大学のOBの方などに話を伺うなどをすればよかったとも思いますが、学部の勉強やサークルに追われていてそこまで気が回らなかったし、回っていたとしてもする余裕まであったかわかりません。しかしながら、新設の研究室に進学するというのは大きなリスクをはらんでいるということはもっとしっかりと自覚するべきでした。これを読んでいる方でもし新設の研究室に行くという人がいれば、もう一度自分の選択をよく考え直してほしいです。
ブラック研究室といえば、拘束時間が長いとか日常的な人格否定などがやり玉に挙げられやすいですが、最近では放置系ブラックなどという言葉も耳にする通り、劣悪な環境というのは色々な形で存在しています。また、他人にとっての良い環境が自分にとっても良いとは限りません。トルストイは著作に「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」(望月哲男訳、光文社古典新訳文庫)との言葉を残しています。研究室も一つの小さなコミュニティであり、同じことが言えるのではないでしょうか。これから研究室に配属される人には慎重に自分の進路を考えていただきたいと思います。このエントリを通して構成員がみんな幸せになるような運営に変わってくれると嬉しいです。
流石にあそこまで幅広い原料調達はしないけれど。
うちの研究室は合成系の中でも異端というか、単離も合成も(下手すれば活性も)やるマッチョ研究室。
なので、ド大量の原料を用意してそこから薬になる成分を抽出する。
数十キロ単位の海藻や植物、時にはホヤなんかもあるけれど、そういったものを破砕したり加熱する。
そうして出てきたものを抽出、抽出、精製、反応かけてまた抽出。時には装置なんかも使って綺麗にしていく。ここまで早くても一週間。
ゲームみたいに名前が分かるわけでもないし、どんな構造かもわからない。
なので一つ一つの化合物に分けて、どんな構造かを核磁気共鳴だとか赤外線だとかで逐一確認していく。
慣れればここは早いけれど、複雑なものだと時間はかかるし、ミスだって増えていく。
論文でよくミスが問題になるのもここで、「お前らがこの構造だっていうから作ったのに違うやんけ!」とよく合成屋の人から怒られる。
間違えずにスイスイ構造を明らかにする先生とか見てると尊敬するし、あの境地は無理だろうなって思う。
そうして有用そうだとわかったら、試験のために合成して供給量を増やしていく。
錬金釜に色々入れて新規アイテムを合成する感覚でやりたいところだが、これがまた時間がかかる。
アトリエシリーズだって一か月とか普通に経つけれど、こっちも同等かそれ以上、数年越しに合成できるなんてのもざら。
うちの研究室は数工程で済む合成が殆ど(その分合成種類数で稼ぐ)だけど、中には二十工程かけてものをじっくり作っていく人もいる。
この途中で新しい反応が出来たりするとそれについても調べて効率化しないといけないから本当に大変である。
そのくせ、完成したものを試験してみると全然病原菌とかに効果がなかったりするので報われない。
ゲームみたいに必ず効果がすぐ分かる(し、まず効果があることが約束されている)ようになればいいのに。
何をどう作ろうか、レシピを短縮できないか、もっと良い原料の集め方は。
考える本質は同じだけれども、時間軸をゲームと現実でずらすだけで、めちゃくちゃ体育会系になるんですよ(ゲーム同様楽しく思える時もあるけど)
アトリエシリーズをやるときに、こういった現実でアトリエやってる人もいるんだなってことを思い出してくれればありがたいっす。
自分自身出来の良い方ではないとは思っていたが、今年の給与改定のタイミングで役員から、お前はもっと頑張らないといけない、と言われたり、
自分の仕事量の見積もりミスで、納期前に15時間労働を3週間続けることがあったりした。
社会人になったら大変なこともあるし、自分が好きで、小さな会社に入ったんだし、これくらい頑張らないといけないんだ、
同期や周りの先輩たちはもっともっと頑張ってるんだから、自分もまだまだ頑張らないといけない、
研究室の修論発表の時期のほうがよっぽど辛かったしな!これくらいは全然大丈夫大丈夫
だと思ってきたが、
先輩の丁寧な説明がなぜか頭に入ってこなくなったり、
モニタを見つめて次に何をしたらいいのか30秒くらい頭が固まったり、
作業中になんでか動悸がしてきたり、
夜寝にくく朝は何故か早く起きたり、
家事が一切できなくなったり、
大好きだったゲーセンも行かなくなったり、
しまいには、27年生きてて初めて出来た、大切な相手にはずっと仕事が辛い仕事が辛いとしか言えなくなってしまった。
違うと思うけど、と思って、ついに精神科に行ったら、鬱の傾向がありますねと言われて、トラゾドンという薬とロラゼパム、という薬を出された。
大の大人が、お医者さんの前で仕事がつらいつらいと言ってボロボロ泣いてしまった。なんて情けない。
きっと世の中には私なんかより遥かに大変な働き方をしている人もいるはずで、
残業月100時間とか、200時間とかやっている人達もいるのに、
世間的にはいい大学だと言われるところに頑張って行って、辛い就活もなんとか乗り切ったのに、こうなってしまった。
どこで間違えてしまったんだろうか。
なにが悪かったんだろうか。
誰か教えてください。
誰か助けてください。
私はどうしたらいいんだろう。
自分より優秀な人を育てるのは簡単だ。自分が必要だったものを教えれば後輩に必要なものはだいたい揃っているからだ。
自分より無能な人を育てるのは大変だ。自分にとっては当たり前のことから教えなければならないからだ。
研究室における独自の知識を伝えればそのうち自分よりうまく研究をしてくれるようになった。
自分も後輩も学部で習うようなことは説明しなくても当然の常識として扱っていたので知識の継承がごくごく限られていた。
会社のことを知らないのは当然だし仕方のないことだ。
しかし、使ったことがない機能を見るたびにマニュアルも見ず考え込んだりするようなのは勘弁してほしい。使い方がわからないならマニュアルを見ろと何度言っていても変わらない。
意味不明な文章の添削を頼まれても、まるで理解できないのでひたすら書き直してもらうしかない。文章のつじつまをあわせるなんてのは小中学校で習得することだと思っていたと愚痴ってもしょうがないが。
どうにか上手いやり方はないものかな
3月入ってから2週間も経っていませんが、すでに第1志望の会社に落ちました。とても辛いです。
どうせもう縁が無いだろうからぶっちゃけると某アイドルゲームを作ってるB社です。
割と前から就職したいと思っていて、インターンシップにも参加して、早期応募で採用面接等を受けました。
1次面接からずっと「この会社とは何かズレてる気がする。人はめっちゃいいけど、なんか違う。」って心のどこかで感じてたんですよね。
ただ、まあ割と楽に最終の役員面接まで行けたので上手く行くと思ってました。
はい、最終で落とされました。この会社は割と早くに連絡をしてくるので1週間近く経ってる時点で怪しいとは感じていました。
お祈りメールを受け取ったときもそこまで落ち込みませんでしたね。割と自分的には鬱になるのでは?ぐらいに考えていたのですが、あっさり受け入れました。
で、その会社が第1志望ですでに選考を受けていることは親に伝えていましたから、結果を報告しました。
すると「ちょっとゆっくりしてから探したらいい。最悪、院に行ってもいいから。」と言われました。
正直、お祈りメールを受けたショックよりこの親の優しさに泣きそうになりました。
よく考えると僕が何かの選考で落ちるって相当久々なんですよね。
僕は中学受験をしましたが、その学校には割とすんなり入ることが出来ましたし、大学もあまり苦労せずに入ることが出来ました。
多分、そういう事情を知っているからこそ優しくしてくれるんだと思っています。
親って大切にしないといけないですね。昔、迷惑を相当かけたので本当に申し訳なく感じます。
ただ、実を言うとB社を受ける前に某白猫とか黒猫とかが付くゲームを作っているC社も受けて落ちてます。
ただ、ここは第1志望では無いですし、元々インターンシップに応募して落としたにも関わらず新卒採用受けてくれとかいう謎なことを言ってきたので試しに受けたという感じなので、ほぼほぼノーカンです。
さて、ここからが本題です。第1志望を最初に受けて、ここが通れば他の選考を受ける必要が無いと考えていたので、落ちた後のことを何も考えていません。
なのですが、本当にこれでいいのか迷っています。
今までの人生を振り返った時にゲームをそこまでやってきたかと言われたら、やってないとはっきり言えるレベルでやってません。
ゲーム自体は好きなんですけど、自分でプレイするのがとても苦手です。誰かがプレイしているのを見たり、自分でゲームを作ってみる分には結構面白いと感じるのですが。
ただ、今までゲームをそんなたくさん作ってきたかと言われてると、これも作ってないとはっきり言えます。
基本的にアイデア力が無いので、「こういうゲームがあると面白いかも」みたいなのが全然思いつきません。ただ、他人の意見を聞いてそれにアドバイスみたいな感じで意見を出すのは割と得意だったりします。
さて、こんな僕にゲーム業界でゲームを作ることが出来るのでしょうか?もっとゲームが好きで昔から色んなゲームをプレイしてきたっていう方のほうが向いてると自分では思います。
でも、他に興味がある業界がありません。自分で作ってきたものには、機械学習を用いた画像認識やWebアプリケーションなどがありますけど、これを仕事にしたいとは全く思っていません。
自分は飽きやすいので興味が無いことを始めたとしてもすぐにやる気が無くなります。多分、半年ももたないと思っています。
だからこそ、少しでも興味のあるゲーム業界を目指しているのですが、現実はとても厳しいものです。
自分がやりたいことも割とここ数年の間にコロコロ変わっているので、ゲーム業界に就職したとしても5年10年後には多分違うことをやりたいと思っている気がするのですが。
あと、もう1つ悩んでいることがあります。勤務地です。
B社を志望していたときは「絶対東京がいい」みたいなことを考えていたのですが、落ちてから冷静に考えると「別に東京じゃなくてもよくない?」ってなってきています。
正直、東京はたまに行く分には楽しいのですが、住むかってなるとなんか違う気がします。
ただ、イベントとか趣味関係(B社の某アイドルゲームですw)を考えると東京近郊に住んだほうが楽なんですよね。
今は実家の近くである大阪を中心に会社を探しています。あんまりないんですけどね。
いっそのこと全然違う場所に就職するのも面白いと考えています。例えば、金沢にあるD社とかはエントリーを考えていたりします。
どこで就職しても難易度はあまり変わらないとは思いますけど、東京よりかはちょっと離れた場所のほうが楽なのかなとかは思ったりします。
さて、ここまで色々書いてきましたが、多分殆どの人が「こいつ、文章書くの下手くそだな」って思っていると思います。自分でも思っているぐらいですからw
文章力が無いとエントリーシート書くのもなかなか辛いんですよね。
てか、自己PRとか志望動機とかってどうやって皆さんひねり出しているんですかね。正直、第1志望以外はほぼ適当に見つけた会社なので、志望動機なんて書けないんですよ。
エントリーシートを書いていると自分が今までどれだけ何もせずに人生を過ごしてきたかがよく分かります。
結局、自分がやりたいことを見つけることが出来ず、特にこれと言って特別なことをしてこなかった人には就活というのはとても辛いものということを少し実感しました。
「就活なんてまだ始まったばかりなのに何言ってんだ、こいつ」と言われるかもしれません。ですが、第1志望をすでに落ちている身としては今後の就活なんて消化試合みたいなものです。やる気なんて全く出ません。
親に言われた通り、院に進むのも手だとは思っているのですが、今の研究室でやっていることを院に進んでまでやりたいか?ってなるとやりたくないです。
自宅で長く激しい揺れを体感し、すごい地震だったな、震源地は関東のどの辺だろうとTVをつけると、何と「東北」とでかでかとテロップで映し出されていた。
私の実家は福島県にある。慌てて親に電話を入れるも当然ながら全く繋がらず、連絡が取れたのは結局地震から3日が経ってからだった。
その後も色々と大変なことは大変だったが、家自体は津波による被害はなく、近しい親族も友人も全員無事だったので周囲に比べれば幸運な方だと思う。
それでも、震災(と原発事故)は地元を一変させてしまった。避難によって子どもは減ったし、親戚の家は立入禁止区域になった。畑には除染後の除去土壌が山のように積まれている。線路がないので帰省に使っていたスーパーひたちも走らなくなった。
こうした体験を経て、私はぼんやりと何か地元の役に立つことがしたいと思うようになった。
進学したはいいものの特にやりたいこともなく、将来を決めあぐねていた自分にとって、地元貢献というのは耳障りがよかったのだと思う。浅はかにもほどがある。
折しも研究室配属の時期であり、ちょうど震災復興支援に関連する研究を開始した研究室があったことから、迷わずそこを希望して卒業まで研究に打ち込んだ。
就職先も当然、研究テーマと似たようなことをやっているところにするつもりだった。
しかし就活を始めてほどなく気づく。ないんだよね。復興支援だけをやってる民間企業なんか。
ほとんどはメインでやってる事業があって、そのノウハウが復興支援にも使えそうだからやってみているだけ。当たり前だけどそんなんばっか。
で、面接で御社の復興支援事業に興味があって~と言うと必ず聞かれるのがこれ。
「それはあくまで弊社の多岐にわたる事業のひとつであって、君の希望するところと違う部署に配属される可能性も十分ある。それでも頑張れますか?」
気づいた時点で就職をやめて、博士課程に進んでテーマを究めばよかったんだけど、残念ながら私にはその度胸がなかった。
金がない。科研費はもらえるかどうかも分からない。博士修了後は行く先がなくてワープアまっしぐらかもしれない。
そもそも博士になれるだけの力が自分にあるのかどうかも自信がない。
研究室にポスドクがいてその悲惨な状況を目にしていただけに、勇気が出なかった。
結局前述の質問には「はい!いつか希望部署に行けるまで地道に経験を積んで頑張ります!」とかなんとか無難な答えをしてメーカーに就職を決めたわけだが、予想通り配属先は全く関係のない部署だった。
そして就職して数年。異動の気配、全くない。
修士卒の女の二十代は短い。この数年の間に結婚して、子どもも産んだ。
やりたいことをやれる会社に転職しようと思っても、子持ち女(時短勤務、出張不可)を採用してくれるところは少ないだろう。
これから子どもの教育費はかかるし家も買う。今さら大学に出戻って博士課程をやるのも難しい。
幸か不幸かうちの会社は福利厚生が手厚くて給料も良く、働くこと自体に関しては何の不満もない。
ただこんなはずでは…という気持ちをずっと抱えている。
書いていて過去の自分の思い至らなさを認識して恥ずかしいけれど、全く地元に貢献できないままに8年も経ってしまったというモヤモヤを吐き出したかった。