自分より優秀な人を育てるのは簡単だ。自分が必要だったものを教えれば後輩に必要なものはだいたい揃っているからだ。
自分より無能な人を育てるのは大変だ。自分にとっては当たり前のことから教えなければならないからだ。
研究室における独自の知識を伝えればそのうち自分よりうまく研究をしてくれるようになった。
自分も後輩も学部で習うようなことは説明しなくても当然の常識として扱っていたので知識の継承がごくごく限られていた。
会社のことを知らないのは当然だし仕方のないことだ。
しかし、使ったことがない機能を見るたびにマニュアルも見ず考え込んだりするようなのは勘弁してほしい。使い方がわからないならマニュアルを見ろと何度言っていても変わらない。
意味不明な文章の添削を頼まれても、まるで理解できないのでひたすら書き直してもらうしかない。文章のつじつまをあわせるなんてのは小中学校で習得することだと思っていたと愚痴ってもしょうがないが。
どうにか上手いやり方はないものかな