県内ではトップの高校でそこそこテストの成績は良かったし、先生に雰囲気が似合うと思うよと言われたし、オープンキャンパスに行ったときに入りたい研究室が見つかったからだ。
それでも、現役時代はどこか勉強に身が入らず案の定落ちた。浪人する気でいたし、早稲田には受かっていたから浪人したら流石に受かるでしょと心のどこかで思っていた。
いざ浪人してみると、予備校に通っていたが、授業が始まる時間が高校の時より遅かったし、寝坊してもきっと家族が起こしてくれるからみたいに甘えているところもあったし、現役時代ほどではないにしろ、他の人よりも怠けることがあった。それでも成績は上がっていたし、校舎内の京大理系コースの上位10%には入っていたから、他の人はこんなに怠けてないしまずいだろうと思う反面、また早稲田も受かったし、どこか今年は受かるかなあと思っていた。
結果は不合格だった。
自分の考えの甘さの深刻さにやっと気が付いて、後期の大学を受けにいく新幹線の中ですごく泣いた。
親には二浪してもいいと言われたけど、正直、このまま実家にいて二浪目で生活を変えられる自信もなく、親元から離れて生活を始めないと変われないと思ったし、下宿して浪人もさせてというのはさすがにわがまま過ぎると思ったから、二浪せずに後期で受かった国立大学に行くことにした。
でも、引っ越しの準備が進むにつれて、もう京都には行けないんだなと思うとすごく悲しくなったし、このまま後期の大学に行くのは逃げなのかもしれないとも思ったし、親の「二浪してもいいよ」という言葉は、二浪してでも京大に行って欲しいということの裏返しだったんじゃないかと思うと申し訳なさがさらに募った。
結局、どうするのが良かったのかはまださっぱりわからないが、この間高3の時の担任の先生と話してある程度は吹っ切れたから、この大学で頑張っていこうと思っている。それでも、引っ越し直前になっても上に書いたようなことを考えてしまう。
ざまあ
はいはい、現役時代に京大受けて落ちて、一浪してセンター試験で失敗して、足切り怖さで志望先を変えた俺がコメントするわ。 まず、大学ってのは入ることよりも、そこで何を学んで...
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