はてなキーワード: 同人活動とは
約2年前のある日、友人がツイッターで「同人活動やめます!」と宣言をした。そのツイートには友人といつも絡んでいる二人から「頑張ってたもんね!お疲れ様!」「またいつか〇〇の本買えるの楽しみにしてるよ」みたいなリプがついていた。
?
アンソロ寄稿を最後にして1年以上何も出したりしていないからもうやめたと思っていた。
pixivも同じ程更新されてないから「もう描かないよ」ってことでもないと思った。
友人はオタク同士のオフ会参加しまくってたり、同人イベントに一般参加(買う側)してたからそれをやめるのかなと思ったら2年たった今も参加しまくっていた。
「同人やめてオリジナルやります!」と言って作ったオリジナル用のツイッターアカウントも「始動準備中…」と呟かれたのみである。
友人は何をやめたんだ
私は昨年夏にあるアイドルジャンルのwebアンソロを企画した。
執筆者発表後一ヶ月半以上の余裕を持った締切を設定し、執筆者全ての方から了承を得ていた。
しかしその中の一人から締切をすぎても一向に原稿が上がってこず、遅れるといった連絡も一切なかったのだ。
気になって相手のツイッターを見てみれば、毎日のようにオンラインゲームをしているツイートで埋まっていた。
遡ってみると、「原稿やらなきゃ」「各方面〆切すぎててすんません」などといった全体ツイートを発見した。
本人はそれで「やってはいる」というアピールをしているつもりなのかもしれないが、恐らく私以外にも待たされているであろうアンソロ主催者はたまったものではない。
遅れそうだと思った時点で連絡が欲しいし、せめて〆切前日、あるいは最悪当日にでも直接連絡が欲しかった。
たまらず原稿はどうなっているのかと確認のピクシブメッセージを送ったのだが、「私情で執筆する時間がなくなった」という後出しの言い訳、「執筆期間がたくさんあったのに不甲斐ない自分が悪い」という卑下、「半分はできているからあと一ヶ月あればできる」という自分勝手な新たな〆切の提示。
こちらから連絡を取るまで一切連絡をしてこなかった相手の返事がこれである。
原稿を出せるか出せないかが聞きたかっただけなのに、聞いてもいない事柄が書き連ねられた無駄しかないメッセージが返ってきたので愕然としてしまった。
既にアンソロサイトは公開済だったが紙のアンソロとは違って性質上あとからでも作品は追加できるので、一ヶ月ぐらいなら待ってみてもいいだろうと判断した私は待ってみることにした。
しかしそれから、年が変わった今でもその執筆者からの原稿は送られてきていない。
更に遅れるなどの何かしらの連絡すらも来ず、ただオンラインゲームを楽しんでいるツイートだけが増えていくのみであった。
webアンソロは紙とは違って印刷代はかからないし、誰かが欠けても穴埋めを必ずしも必要としない場合があるといった気軽さからトンズラをする人間がいるという話をよく見掛ける。
確かに金銭的、物理的被害はないかもしれないが、確実にトンズラした人間の信頼性が失われる行為だ。
主催者に被害は出ないだろうからやりたくなくなったらトンズラをすればいいと「オンラインの同人活動」が下に見られていることも悲しいが、連絡をせずに沈黙すればなかったことにできるという考えで動いている人間が多数いることも悲しい。
まだ子供なのだろうと思いきや、恐ろしいことに件の相手の場合は社会人である。
おおよそ社会人とは思えない連絡のできなさに、きちんと社会に適合できているのか甚だ疑問にも思うが、実際にまだ未成年で一般的な常識が身についていない場合もあるのでその場合は極力教えてあげるか、成人のみとやりとりをした方が良いと思う。
もちろんどんな成人よりもしっかりとしている未成年も多いことは知っているが、自衛のためには仕方がないということをご理解いただきたい。
webアンソロの件は相手のことをよく知らずに依頼した私も悪いと思うので忘れることにするが、今後もしまたアンソロを企画することになった時は過去に問題を起こしていないかなどきちんと相手を見極めてから依頼をしようと思う。
今やオンライン上でのアンソロ、イラスト合作、動画作成などといった複数人での合同作業がたくさんあると思うが、依頼する場合は相手は信頼できるかを見極めた上で、ツイッターやピクシブなどのSNSのアカウントを消されても連絡ができるようにメールアドレスなども聞いておくことをオススメする。
ゆるりと同人活動している者なんですけど、
その売り子さんは特に創作活動している訳でもなく、レイヤーさんとかでもないんだけど、
毎回の所属サークルの新刊を「うちの本です」と言って渡してくる。
気になるのは、その売り子さんは本の内容には全く関わっていないこと。
奥付等に手伝った人とかで名前が出てくるわけでもない。
個人的には新刊交換って名刺交換みたいな意味もあると思ってるので、
なんというか他人の名刺を渡されて挨拶を受けているような感覚でどうしても気持ち悪い…。
本を渡される以上こちらも申し訳なくてこちらの本を差し出すので、毎回新刊交換する感じになっていて、
向こう的にはかなり親密になっていると思われているように感じるけど、
こちらとしては、他人の創作物を我が物顔で使っているようにしか見えなくて、
完全に評論というニッチなジャンルの話なので、同人業界全体のことはよくわからない。先に言っておく。
評論ジャンルっていうのはその中にさらにニッチなトピックを内包した大きなくくりなので、「評論ジャンルだけど違うよ!」って人がいたらそれもすまない。多分所属が違うんだと思ってほしい。
評論同人誌っていうのは、主に文字、そこに写真やイラストを添えた「記事」っぽい誌面を作る人が多い。つまり漫画や小説なんかの創作ジャンルより「デザイン」の見栄えがかなり影響する、と思う。あとはタイトルや見出しでの煽り力、SNSでの宣伝力とか。
画力や筆力と同じように、そういう力も才能だとは思うんだけど、デザインがそこそこまとまっていて、適当に煽ってキャッチーな内容の記事ものの同人誌を見るたびに思ってしまう。
それもう、商業誌でよくない?
特にグルメ系、「家二郎」ぐらい攻めた内容ならともかく、「簡単自炊」「家飲みつまみ」みたいな内容の本とか、オレンジページの別冊版とかクオリティ高いよ?って思ってしまうんだけど。。。
フルカラー印刷のコストが昔より安くなった分、見栄えがいい同人誌がどんどん増えていて、それ自体が悪いわけじゃないんだけど、なんだかモヤっとするものはある。勝手な思い込みだけど、一部のユーザーから「同人誌=俺らのメディア」「商業誌=搾取のメディア」みたいな圧を感じてしまう。その結果が同人誌のプチこぎれい化、って現状がうまく受け止められない。
ここでいう空気とは「そう上手くもなく、かと言って奇矯な言動があるわけではなく、同人コミュニティの人脈もあるようには見えない」という感じ。
そのサークルはpixivのお品書きはブックマークもいいねもほぼ付かず、Twitterでも交流の形跡はほとんどなく、イベントの感想も「お隣さんとお話ししてもらった」で、その後お隣同士で感想を送り合っているわけでもない。
当然イベント参加ごとに既刊は増えていき、現在はスペースに本棚を導入している。
ただイベント前にpixivでタグ検索をすると新刊サンプルがあがっている。
そしてTwitterに飛び、少しログを辿ってみて、そのまま新刊チェックに戻る。
内心(うちの方がまだ売れてる)と安心しながら。
https://anond.hatelabo.jp/20160622100234
その可能性もあるが
環境が変わるなら行動も自ずと変わるだろう
ただ、このおばさん
https://anond.hatelabo.jp/20160622100234
https://anond.hatelabo.jp/20181213162650
と既婚者設定での長文書いたり、自分の設定を変えた長文をたびたび書いてるので
毎回涙を流して良い人間になりたい長々と失礼しましたと書くけど何も変わらないのも同じ
きっついなー まあ吐き出してけよ
個人的には同人ってのは、どれだけ誠実に取り組んでも、他人が作った世界やらキャラやらを自分の欲望に従わせること以上のものにはならないと思ってるし、同人やる以上はごまかしちゃいけない、諒解しておくべきことだとも思ってるんで、増田に100%同情することはできないけども
しかし同時に、同人活動は原作への愛に基づいてることも事実で、実際、増田がその作品を本当に好きだということは文面からよく伝わってくるよ
その部分を否定され(たように感じ)て傷つくのは当然だわな
私、腐女子歴が人生の半分以上を占めている腐女子。Twitterを嗜んでおり、萌え語りや今ハマってるジャンルについて色々語って普段から楽しく過ごしている。Twitterももう何年もやってて、フォローフォロワーも入れ代わり立ち代わりで循環してるのを見守ってきた。ごくごくどこにでもいるような腐女子だ。でも、最近はすごく悩んでることがある。それがフォロワーの言葉だった。
ちなみにこれは個人的な備忘録であって、誰か個人を断罪したいわけではないんですよ。ただ、どうしても、自分でちゃんと言葉にして整理して吐き出さないとどうしようもないんです。それくらい、私は今落ち込んでる。
先月末か今月はじめか、ちゃんとした日は覚えてないんだけど、ある日相互フォローの方からフォローを外された。私フォロワー数はあんまりはっきりと認識してないんだけどフォロー数は覚えてたのね。自分がリムった記憶もないから、誰か垢消しした?とか思って確認した。普通にリムられてただけなので、垢消しでもブロックでもなかった。いやそれは全然いいんだよ。Twitterを何年もやってるので、正直そんな経験は何百回とあったんです。わけのわからん理由でブロック食らったこともある。フォロー外すくらいどうだっていいの。それがTwitterじゃん。自分が見たい人はフォローして、最近お話しないし、とか、ジャンル変わって喋ってることよくわかんないし、とか、仲良くないし、とか、色んな理由があるし。だから別に、今回も「あ〜最近お話してなかったしな〜」って思ったくらいだったのね。で、なんとなくその人のツイートを眺めてたら、その人がフォロー整理しましたみたいなツイートしてるのを見かけたの。でも、そこに書いてた文字が本当に強烈で、鮮烈で、頭真っ白になったわけ。は?ってなった。悪口じゃないし、暴言でもない。私だけを非難したり罵られたわけでもない。たぶん私の被害妄想なんだけど、あながち間違いでもないと思う。
ツイートには、「同人活動を主とされてると見られる方はフォローを外しました」と「私は同人誌の話じゃなくて原作の話がしたい」という旨が書かれてた。
え?それだけ?って感じだけど、私にはめちゃくちゃショックだった。私だって、原作を見て作品に惚れ込んだオタクだ。このキャラは今後どうなるのか、話はどう展開するのか、ワクワクドキドキしながら毎週楽しみにしてるオタクだ。でも、この人のこの言葉には、「本編から逸脱したような同人のことばっか話してる方」と、フォローを外した方(何人いるのかも知らない。でも少なくとも、そこに私は含まれてる)を表現しているように捉えられた。
被害妄想じゃんって感じだけど、言葉っていうのはそう受け取られたら変換はなかなか難しい。言葉は受取手のためにあるものであり、たとえ筆者の思惑と違う形で捉えられても、受け手にとってはそれが真実になるからだ。私だって、何回も何回も「いや、たぶんそこまで思ってないでしょ」って考えようとした。でも、「でもこう書くってことは少なくともそういう意味なんじゃないか」って思ってしまった。Twitter向いてないんだよ。
同人が主流ってなんだ。私は私なりに、本編から解釈してキャラのことを考えて創作に打ち込んでたつもりだ。でも、同人が主流というのは、「同人をするためにキャラを使っている」「己の快楽のためにキャラを弄んでる」という受け取りが出来てしまう。つまり、本編が軸になっている場合、本編がとても素敵だったから、二次創作をしよう!こうなる。同人が軸になってたら、同人活動がしたいから、このキャラを使ってやろう!こうなるわけですよ。私は決して、同人活動をするために彼や彼女を動かしていた訳ではない。本編を読んで、面白くて、キャラに、話に萌えて、同人活動をしていた。でも、その人にはそう見えていなかった。個人的な快楽、遊びのために、キャラを弄んでいたと捉えられていた。そのことが、物凄くショックなのだ。
私だって、公式に動きがあった時は感想とか、考察とか、そういった内容をツイートをしているのに、相手にはそれすらも同人誌の話だと思われてたのだろうか。もしくは、私の話していることがまるで素っ頓狂な内容で相手を辟易させてしまってたのかもしれない。それは大いにありえる。くだらないことばっか呟いてるからな。萌え語りを聞きたくなかったのかもしれない。そう自分に言い聞かせようとしたけど、画面上では彼女たちは楽しそうに萌え語りをしているのだ。創作の話をしているのだ。同人誌の話をしているのだ。あなた達のそれと、私のこれは何が違うのだろう。
私は、フォローを外されたことが悲しくて怒ってるんじゃない。私の本編と向き合ってる姿勢と、同人活動にたいする向き合い方をまるっっきり否定されたような気分で、物凄く悲しいのだ。
これは被害妄想だと思う。と言うか、被害妄想であってほしい。こんな悲しい妄想が、現実であったらどれくらいショックなのだろう。私はまだ、これが妄想だからという言い聞かせだけで立っている状況だ。
ツイートを見てから、びっくりするほど創作の意欲がなくなった。愛がないだけじゃないの、とか
冷めたり飽きたりしたの、と思われそうだけど、私はまだ本編が大好きだし、pixivも見てるし推しカプはいつまでもラブラブしててほしい。でも、自分の同人活動は間違ってるのだろうか、そう思ってしまってから、何もかけない。これはキャラを弄んでいるのだろうか。人を不愉快にさせることなのか。私の一言で人を傷つけるんじゃないだろうか。
誰かに気づいてほしいけど、笑われそうだし誰にも言えない。自分の小ささが情けないし恥ずかしい。こうして書き留めることしか出来ない。たぶん次のイベントでは本は出せない。これからも何かを書いたり発信したり出来るのだろうか。今のところ、まるで未来が見えない。
悲しい。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 111 | 12249 | 110.4 | 51 |
01 | 56 | 3973 | 70.9 | 25.5 |
02 | 53 | 4778 | 90.2 | 27 |
03 | 28 | 2533 | 90.5 | 49.5 |
04 | 9 | 2499 | 277.7 | 85 |
05 | 19 | 1142 | 60.1 | 28 |
06 | 9 | 436 | 48.4 | 23 |
07 | 35 | 1639 | 46.8 | 25 |
08 | 51 | 8078 | 158.4 | 59 |
09 | 164 | 15081 | 92.0 | 42.5 |
10 | 165 | 10528 | 63.8 | 38 |
11 | 204 | 21604 | 105.9 | 46.5 |
12 | 169 | 12040 | 71.2 | 33 |
13 | 169 | 15523 | 91.9 | 38 |
14 | 148 | 13924 | 94.1 | 48 |
15 | 133 | 9227 | 69.4 | 42 |
16 | 211 | 21275 | 100.8 | 37 |
17 | 202 | 14134 | 70.0 | 45.5 |
18 | 168 | 9641 | 57.4 | 29 |
19 | 102 | 9523 | 93.4 | 38 |
20 | 83 | 6555 | 79.0 | 34 |
21 | 78 | 12999 | 166.7 | 60.5 |
22 | 138 | 10767 | 78.0 | 40.5 |
23 | 146 | 14606 | 100.0 | 36 |
1日 | 2651 | 234754 | 88.6 | 40 |
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https://anond.hatelabo.jp/20160622100234
また昔書いた記事が取り沙汰されているのに気付いてしまいました。
この記事は自分の人生の写し鏡のようです。事実を曲げず素直に書いた分、読んだ感想として幸せな結婚もあるよ書き手がクズだよとマウントを取られたり叩かれることには結構ダメージを受けます。著書買ってるような名のある作家さまにまで叩かれてたときはさすがに少し泣きました。でも大ファンです。人生の内に貴殿に文章を読んで貰えて光栄でした…といきなり誰ともなく私信失礼。
ただ、部分部分では共感して頂けたり、書いてくれてありがとうと仰ってくれる方もいることを考えると、決して書いたこと自体は無駄ではなかったのだと、一旦は縮み上がった心臓の辺りを撫で下ろしています。
そんな筆者のそれから二年半後の話です。
金銭感覚に関しては自分がだいぶまともになったため、小遣い制も続行ではありますがその範囲内で収められるようになりました。
やはり私の人生から絵を描く、文章を書くということを取り上げることは難しく、どれだけそれが大切なことであったかを話し、どうしてもやめられないのだと謝罪をしました。出会ってから丸4年かけて。何かあるたび、ことあるごとに。離婚の話も時々しながら、それでも私は彼と分かり合いたかったのです。
旦那は守銭奴でもあるので、イベントの度に黒字を出さないと、というプレッシャーはないことはないですが、趣味なのにかけたお金にリターンがあることがプラスに働き、その点でも理解を得るのに成功しました。私は少しずつ趣味で得た収入で活動を回し、今では毎回イベントで黒字を出せる位までになりました。(家計の電気代、通信費は自分持ちで、税金もペイしてます)
「俺も同人活動やってみようかな」
どうやら、私の活動を観察し続けた結果、副収入になりえる趣味があるのを羨ましく思ったようです。原作はお前と一緒に観ていたのでわかるし、文章ならば俺も書けると。同カップリングで書けば私の取ったスペースに置いて貰えるのでわざわざ旦那が申し込む必要はない。萌えているかどうかは微妙なところであるが、金になるならやってみたいとの事でした。
私は大賛成でした。収入を得るのはとても難しいことだけど、世の中に自カプの本が増えるのは喜ばしいことだ。自分の活動を見ていて刺激になったのならばこれほど嬉しいことはない。是非私のオススメの同人誌も見てくれと、旦那相手に全力で布教しました。旦那はとりあえずそれを全部読んでくれましたが、わかりやすく絵がきれいでエロい内容の物を良いと言うタイプで、個性的な絵柄、作り込んだ話の物はぴんときていなかったようです。ロム専の心理の参考になるな…と思いながら布教を続けました。
「これ全部プロじゃない人が書いたのか?」と彼はとてもびっくりしていました。プロも含むけど、大体の方がアマチュアで、カップリングに萌えた結果本を出さずにはいられないで書いたものだよ、と教えると彼は随分悩んだような顔をしていました。
しばらくそのままほっておいて、創作をするかどうか様子を見ていましたが、その後も別に忙しいというわけではないのに書き始める様子が全くありませんでした。気になって聞いてみると、やっぱやめたとの事。
私は旦那が書く自カプの小説がどうしても読みたくてリアルに土下座してお願いしたのですが、言い分を聞いてそれ以上何も言えなくなりました。
「正直舐めてた。でもやってみようと思って触れてみて初めてわかった。これは、俺のような半端な好きじゃ出来る物じゃない」
彼は、打ちのめされていました。その気持ち、私もわかります。好きだという想いが強く、愛の伝わる同人誌との出会いで、如何に自分の表現力が拙いか、愛し抜き方が足りないか、実感するんですよね〜。
「お前よくこんな趣味で心折れずにやってるね?辛くない?」
「辛いよ。誰よりも自分が下手で情けなくて嫌になる夜もある。でも何百回そういう思いしたとこで、結局書くのが好きって気持ちが強くて次回作を書いてしまうんだ」
そんな会話を交わすと、彼はふっと笑い、急に昔話を始めてくれました。
それはまだ出会って間もない頃、私がまだ嬢で向こうが客のとき。私はてっきり容姿に惚れたのかと思ってたのですが、もっと何気ない、私が発した一言に彼は惹かれたんだそうです。
「私ねー、この仕事やってんのには目的があるんだ。やりたいことやるためにやってる。だから全然仕事が苦じゃない」
このセリフを聞いて、彼は雷が落ちたような衝撃を受けたらしいんです。なんでも、その頃の彼は何もやりたいことがなく、ただ漠然と仕事をし、婚活をし、人生の空しさを埋めるためだけに風俗に通っていた。だから、その私の発言が輝いて見えた。その輝きをずっと傍で感じていたいと思ったんだそうです。(とはいえ同人活動のことだとは露ほども思ってなかったらしいですが)(なんせ同居してからはしばらくやめてしまってたので)(よってあの輝きはなんだったのかしばらく悩んでいたらしいです)
「俺と一緒にいるということはあなたの自由度を下げてしまい人生の幸福度を下げているのかもしれない。だってあなたは形に残るほどすごいものを作れる人なのだから。それでも俺は好きな物を作って輝いてるあなたが魅力的だと思う。やってみてはじめてわかった。もっと自信を持っていいよ」
…まー、これを言われたときは号泣しました。私は旦那のセンスを信頼してるので是非自カプ小説を書いて貰えたらなと思ってたのは事実ですが、それを差し置くくらい嬉しかったです。わりとこのときはじめて「この人に私をわかってもらえた」という感覚になりました。
世の中には色んな夫婦がいると思います。お互いの人格の完成度が高く、なんでも尊重し、協力しあえる夫婦。趣味や価値観は会わなくても、子供を架け橋に努力している夫婦。互いの趣味嗜好には立ち入らない距離感を正しく保てる夫婦。最初からそうだった人たちからすれば、最初のエントリーの私たちなんて機能不全夫婦もいいとこで、嬢をやってた社会不適合者とドケチ旦那のギスギス話なんて叩いてなんぼ、まともな人間はもっとまともな夫婦関係歩めるからね〜ウチみたいに…と、酒の肴に楽しむ人の不幸扱いされても仕方ないなと本気で思います。(傷付いてないわけではないのですこーしだけ悪意込めてしまいました、すみません)
私の想いは文章として私の手を離れた瞬間から人のものになります。その文章に記したドラマがどう思われるか、どう受け止められるかは受け取り手次第になる。たぶんあのころの私はとにかく辛くて、そんなことまで考えられないくらい捨て身で文章を書いた。だからこそこう何年経っても読まれてはバズってしまうような文章になったんだろうなと思います。誰かを気遣わない文章だからこそ、あの文章のなかの二年半前の私は時を経た今でも生々しく悩み、精神的DVを受け続けています。
受け取る側の精神状態にまで気を遣えるようになった私の今の気持ちは、分かり合えるか合えないかは自分の頑張りもあるけど、旦那も歩み寄るかどうかにかかってるから正解なんてないのだよ、ということです。
あの文章を読んだ人の中ではその後の私のの人生はあそこで止まってあとはただの評価場となりますが、あの文章を書いた私の人生はその後も続きます。
そこでどんな努力をするか、どう生き方を変えるか、パートナーを諦めるという選択肢もありました。人生自体を終わらせる選択肢だって。全部選んだのは私です。
その結果、私の「好き」は正しく相手に伝わりました。四年くらいかけてようやく届いた。それでよかったなぁと心から思います。
ちなみに、私が彼を好きだった理由は、名前で呼んでくれることと同人活動を気持ち悪がらなかったことでした。でも今ではそこに、私を正しく理解してくれることが加わりました。
彼は私の全てを知ってもなお好きでいてくれます。なんだかんだで、私の神様なのです。愛を持って私をある程度正しい人間へと導いてくれました。彼が完璧な人間かと言えばそうじゃないですが、私にとってはこの上なく必要な人だったのだと自信を持って思います。
また、最初のエントリーも私にとって大きな転機になりました。自分の人生が一般的でなかったことに気付くきっかけになり、びっくりする位批判とマウントをとられ、本当にショックでした。でもその悔しさは逆に、二度とあの世界に戻らないという誓いにもなりました。堕落した生活を送った過去は変えられないからこそ、正しく幸せを手に入れた人に叩かれたからこそ、何がなんでも幸せになってやると思いました。
今、自分がまともな人生を歩んでいるとも、素敵な旦那に恵まれて楽しく同人活動を継続できてますよとも言うつもりはありません。ここに至るまではご覧の通りです。沢山の苦しみや痛み、驕りや嫉妬、あと絶望があります。もっと器用に生きれるなら生きたかった。でもその度に私は自分でなんとかして生きてきました。だからこそこれだけは自信を持って言います。
自分が好きな物を諦めなければ、いくらでも人生は変わります。絶対。
好きを貫いたら、好きなことができるようになるのが人生。
結婚生活が破綻するかどうかはそれに付随する事象でしかなかったんです。
だから…結婚生活を無理に続ける必要もないし、同人の優先度が下がればやめてもいい。人生ってもっと気楽に、好きな物に忠実に生きて良いんだと思います。どうせ死ぬまで続くんだし。
努力したら分かり合える人もいるけど、努力してもわかり合えない人もいて、袖すり合いつつ生きていく。
結婚も同人も全部自分の人生の一部。どれが欠けても終わっても続いても、自分の人生自体は続いていくんだから大丈夫。
そう思うことで、とても楽になりました。
こういうこと書くと、また同人に対する重さとかのほうが取り沙汰されそうで心境的にはちょっと嫌だな。
あんまり深く考えないで、いかれた生き方している一個人の日記程度に留めてほしい。間違っても同人女の一般化なんかしようとは思ってないから。結婚こわくないよ。でも結果として別れるかどうかは運次第みたいなとこあるよ。
自分にとって何が一番人生を豊かにしてくれるのか、ぶれずに行動すれば必ず思ったように人生は回っていくと、それだけは言わせてください!
なんて事はないよくある話だと思う。大好きで大好きで仕方なくて私がそのジャンルでの活動を長く続けられたのもその人のおかげだし、そのジャンルで作品を作って世に出そうと思ったのもその人がいたからだった。
そんな大好きな作家様が同人活動を辞めた。今月入ってから急に、ぱたりと辞めた。
応援メッセージがもらえないとか本出しても手に取ってもらえないとかそういう理由じゃない。事実、その人は人気者だったしたくさんの人に応援されて本も買ってもらえていた。
その人は原稿期間に入るとダウナーになるタイプで、今回もTwitterのつぶやき傾向が後ろ向きだったからあーいつものかなー大丈夫かなーって心配しつつも結局は「いつもの」で済ませていた。ここで何かしら声を掛けられたら結果が変わっていたのか、それは自分でもわからない。
その人、もとい(私の中での)神作家とはオフでも付き合いがあった。たまーに二人でご飯に行ったりイベントのあとにたまーにアフターやったりしていて、まあ仲は良いかなって思っている。相手も私の事は友達として非常によく気に入ってくれていた。
仕事しながら本出すの厳しいよねーとか、今度の本はこんなネタで描きたいなーどう思う?とか、当たり障りのない普通の同人オタクトークで盛り上がっていた。つい先月まで。
冬コミの原稿も佳境に入ってきた今月。一つの文章がツイログ経由で発表された。「同人活動を辞めます」びっくらこいた。え?心臓に悪いクソ診断か?って思った。
神作家曰く、創作活動がつらいと。自分の画力の足りなさで背景が描きにくい事や、イベントに出る度に〆切に間に合わせる為に家事を疎かにしてしまって旦那に負担をかけてしまうのが辛い事や、平日に仕事をして帰ってきて少ない時間で原稿をして、土日の休みも原稿していて落書きすら出来なくてストレスを溜めるのが夏と冬にあるとしんどいと。掻い摘むとこういう理由で今後一切の活動を辞めるとの事で。
同人活動は趣味だから、趣味が苦痛になってしまったなら辞めても仕方ないとは思う。思うけど、やっぱりモヤモヤしてしまうというか、悲しさや悔しさや怒りやら何やらたくさんの感情がごちゃまぜになってしまった。
自分の画力が至らないから辞めますって、私から見たらめちゃくちゃ描けてるんですけど!?お題箱やマシュマロに「背景の描き込みが凄い」って投稿してくれてた人もいたでしょ!?そりゃ自分が納得いかないのなら仕方ないで私も済ますべきなのはわかるけど。
仕事しながら本出すのがきついのは私もよくわかる。それに関しては何も言えない。
負担をかけてしまう件については、たまーに会う時にちらほらと聞かされていた。生活習慣が乱れたり家事を任せきりにしてしまう事がつらいと。神作家は元々食事が作れないそうで全て伴侶に任せていて原稿期間は掃除洗濯なんかもやらせてしまう事になるのがつらいと。
ただ相手も同人活動については公認してくれているらしい。家事を任せられる事に関しても何も悪く言わないそうだ。だからこそ余計に気にしてしまうんだと思う。
私が家事全てやるし神作家は仕事辞めていいし私が養ってあげるから創作を続けてほしいなんて気持ち悪い事を考えて考えて考え抜いてしまうくらいだった。それほどまでに神作家の作品は本当に素敵で魅力的だった。
神作家がツイログを投稿した後に本当に辞めてしまうのか、本当に上記の理由だけなのか聞いてみた。実はね、と漏らしてくれた話があった。
一趣味として描いた作品をたくさんの人に気に入ってもらえて素直に嬉しかった。けれど名前が売れてしまうと様子がおかしい人も集まってくるもので、答えてはいないし表にそういう感情を出してはいないけれど、お題箱なんかに不穏な投稿があったりpixivのメッセージで嫌な発言や好ましくない「これ描いて」と言われたり攻撃的な人を見かける事が増えてきて疲れてしまったのもあると話してくれた。
ああもうこれは仕方ないんだなと感じた。個人的には有名税なんてクソ喰らえ派なので、大好きな作家様に余計な事しでかした連中全員呪ってやりたい。
たくさんの要因が重なった結果として辞めるのが適切だと感じた旨を話してくれた神作家を引き留める事は出来なかった。
神作家は同じジャンルにハマってから描いた作品のデータ全てを手間暇かけて私に送ってくれた。pixivもTwitterも消すけど、今までの絵や漫画は私にだけは取っておいてほしいと。ありがたいけどそこまでするならアカウント残しておけば良いのにって言ったら神作家、何て返してきたと思う?「(私)ちゃんが一番自分の作品を好いてくれていたから」だって。泣いたわ。
神作家が創作辞める発言をしてからずっと考えてた。もし私がちゃんと悩みを引き出して聞いてあげられていたならここまで思い詰める事はなかったんじゃないか。辞めるまでには至らなかったんじゃないか。私はどうすれば良かったのか。
思い悩んでいた事を、神作家がアカウントを消した今日吐き出しました。考えがまとまらないからクソみたいな文章になってるんだろうな。つらい。
要は結婚とオタ活の両立は無理、
親に胸張れるような真っ当な人生歩みたきゃディープオタクは適齢期までには卒業しとけってことか。
まぁそれで当分はいいんじゃない?
でも完全に諦めるのは早いと思う。「老後」がある。
私も風俗嬢で同人書きでした。っていうか、今も書いていますが。人生の3/4を同人誌と過ごしたのでもうこれが私の生きる道ですね。年に10作品の頒布、遠征、オフ会幹事とまるで我が事のようです。世の中にこんなに近いプロフィールの人がいたなんて、驚きです!!!(50年の人生の中で初めてでした)
私は今もほぼ同じ生活を続けていられるのは、元々小説書きなので1000ファボを貰うような(同人誌でいえば大ロット売れるような)経験は味わった事が無いことと、34歳の時にすごく年上の男性と結婚したためか「結婚後の妻への束縛」みたいなものが全く無く、「変わった趣味だねぇ」という認識しかされていないので私が同人活動を続けるのに全く問題がない、という事ですかね。これに関しては私は「結婚に成功した!」と思ってます。
これを書いて数年経ってますから今は落ち着かれたのかな…?ご本人も追記で書かれていますが、「多少はズルをして」もいいと思うし(だって、毎日顔合わせる人と毎日赤裸々に接してたらすぐに疲れちゃいますよ。)その中で緩いペースでも同人を続けてくれていたらなぁ…と思います。今はお金を使わなくてもTwitterやpixivといった便利なツールもありますし。
やはり、最後には同人(かき手)は自己承認のためでもお金稼ぎのためでもなく、萌え発散のために描く(書く)のではないかなぁ…というのが私の考え方です。
長文失礼しました。
「褒めて」と言ってくる人が苦手です。
正確には私個人に向かって「褒めてください」と言ってくるわけではありません。例のサービス等を通じて、何度も何度も、褒めを強請ってくる人が苦手なのです。
私は以前、とても狭いジャンルで活動していました。同じカップリングを書いている人は全員知合いくらいの小さな世界でした。
知合いのうちの一人がとても感想を言うのがうまい人で、私が作品を公開する度に何かしら感想をくれました。一方的に感想をもらうのは悪いと思い、私も御礼としてその人に感想を返すようになりました。
同人は個人の趣味で、感想をもらわなくても成り立つものですが、書いているのはやはり人なので、自分の書いたものについて感想をもらえるのはとても嬉しいことです。
私はそのジャンルで活動した1年の間に、私は「誰かの作品に感想を送ること」がわりと抵抗なくできるようになっていました。
色々あってジャンルを移った私は、当然のことながら今迄いた世界との違いに驚きました。
書いても書いても感想がもらえないからです。有難いことに所謂イイネはそこそこ頂くのですが、感想がもらえることは全くなくなりました。でも同人活動ってそういうものだし、自分が満足のいくものを書いていればそれでいいと思っていました。
私は’相手を喜ばせられる感想かは別ですが)感想を伝えることに抵抗がなくなっていたので、ほめてくれサービスを使ってアピールしてくる人には「合い分かった」と感想を送ることにしていました。この作品のどこが素敵で、どの台詞が好きで、あなたが書く作品をとても楽しみにしています、云々。
勿論匿名で送っていますし、返信不要とも書いているので、褒めたからといって褒め返してくれることを期待している訳ではありません。
ただ、私が感想を送った後に、更に「褒め言葉」と強請ってくる人がいます。
「褒めて」と強請ってくる人、素直に強請れる人は、頻度がすごいです。私の周りだけかもしれませんが、殆ど毎日のようにアピールしてくる人もいます。
それに少しもやもやしたものを感じながらも、続けて何度か(匿名も名を明かしても含めて)褒め続けて気付いたのは、「この人は私からの褒め言葉は欲していないのだなあ」ということです。
私が褒めても褒めても、多分その人の心には何も刺さっていないことに、悲しくなるようになりました。
勿論、私の褒め方が悪いのだと思います。私の褒め方は、つまるところ「私だったらこんな褒め言葉をもらったら嬉しい」褒め言葉でしかないので、相手が欲している褒め言葉ではなかったんだろうと思います。だから、私の褒め言葉は褒め言葉としてカウントされないんです。
多分、相手の中では「この人に褒めてほしい」というのがある程度決まっていて、その特定の人に向けてアピールをしているので、不特定多数から褒められるのはあまり嬉しくないんだろうなあと自分の中で結論付けるようになりました。そもそも私が嫌われているのかもしれません。何だかもう、その人を喜ばせたいだけなのに、むしろ嫌がられているんじゃないかとすら思えてきます。
それに気付いて以来、人を褒めるメッセージの送信ボタンを押そうとする度、「多分これを伝えても相手は喜ばないんだろうなあ」と虚しくなってしまいます。
三十をもうだいぶ過ぎて戻ることになった。
十代の頃に築いたオタク仲間との付き合いは、帰省した際に会う機会もあり、すでにインターネットが一般的になっていたこともあって途切れずにいた。
その友人たちに、仲間のひとりであるAについての愚痴を聞かされるようになったのは、大学を卒業して社会人になった頃からだったと思う。
当時、自分はAが同人活動に忙しかったこともあって滅多に会わなかったので、伝聞を鵜呑みにするのもどうかと思い、愚痴に関しては話半分に聞いていた。
だが地元に戻ってAを含むオタク仲間との密な交際が再開されると、すぐに友人たちのいう「Aがヤバい」の意味がわかるようになった。
Aのヤバさは基本的に、オタク的なことを過剰に持ち上げ、オタクじゃない人間やオタク的じゃないことを下に見るところにある。
「オタクを持ち上げる」ではなく、「オタク的なことを持ち上げる」と書いたのには相応の理由がある。
Aの中のオタク像が、オタクの中ではより一層オタク的なものではあるかもしれないが、オタク全般に言えることとは思えないからだ。
例えばAからすると、オタクは多額の金を使わないといけない。経済的な問題で趣味に金を使えないが、対象に愛情はあるというオタクもいるということは納得できない。
「資産家の一人っ子、独身、実家住みで稼いだ金を全て趣味に使えるお前には分からないだろうが、一般的には家庭を持つと色々と物入りなのだ」という内容を遠回しに諭した友人もいたが、まったく無駄だった。
これは遠回しに言ったのがよくなかったのかもしれないし、「一般的」「家庭を持つと」などと言ったのがよくなかったのかもしれないが。
異性にもてるオタク、交際相手のいるオタク、恋愛や結婚に興味を持つオタクは「向こうに行った」と言われる。
ファッションやスポーツなどオタク的じゃない趣味を持っているオタクや、仕事熱心なオタクへの当たりもきつい。
結婚予定もしくは新婚のオタクにも厳しいが、なぜか子どもの生まれたオタクと結婚して何年も経ったオタクには厳しくない。
Aは人前に出る人間、目立つかっこうをした人間にも厳しい。それは相手がオタクであろうがそうでなかろうが関係ない。
社会には容姿差別が存在すると強く抗議するが、TVやネットに限らず、とにかく自分の容姿を見せて仕事をする人物、派手な服装をしたオタク(特にコスプレ勢)に関しては「不細工は去れ」というようなことは平気で言う。
Aいわく「人目につくという選択肢を選んだ以上、容姿を批判されるのは覚悟の上でないといけない」。
だが、人の前に出る仕事をしたり目立ったことをする人間は容姿に自信のある人間でないといけないというのも、それはそれで容姿差別ではないのか。
そう言ったのだが、「好きで選んでおいて差別も何もない」で終わってしまった。
これだけでなく、AはAから見てニワカやライトオタクに見えるオタク、そして若いオタク(特に若い女性)に異常に厳しい。
反対に、古参(ジャンル歴だけでなく年齢も加味。自分より年上の同性のオタクにはひどく甘い)は賛美する傾向にある。
それでは「Aにとってオタクではないオタク」は一体何者なのかと言えば、Aいわく「ファッション(としての)オタク」だそうだ。個性もないのに個性があると主張したいがためにオタクを利用している連中、ということらしい。
個性的であることとオタクであることに何の関係があるのだと思う人もいるだろうが、Aの中ではオタクとは個性的な人間ということになっているのだ。
Twitterをはじめてからは、ジャンル内でハタチ前後の若いオタク(聞くかぎりはほぼ女性)に古参として親しく接する一方、彼女らのおかしな発言を収集している。
そうやって集めた若いオタクの勘違いした発言、馬鹿にして面白がれる発言を同世代以上のオタクとクローズドで共有しているという。
それを我々にもまるで悪びれずに言うのでさすがに咎めたのだが、「困ったファッションオタクについて情報共有をしているだけだ。危機回避の手段に過ぎない」と抗弁されてしまった。
Aはふだん仕事に関する話はほとんどしないのだが、職場環境について一回だけ話してくれたことがある。
「上司や同僚がオタクでないので無趣味で、趣味で充実して毎日楽しく過ごしている自分に嫉妬して嫌がらせをしてくるので面倒くさいが気にしていない」ということだった。
「嫌がらせについては詳細を聞かずに何も言えないが、絶対にそういう動機ではないと思うぞ。現状について見直した方がAにとってもいいと思う」とみんな口々に言ったが、これも納得してもらえなかった。
また友人たちが身なりについてやジム通いや婚活の話などの、Aが「オタク的でない」と考える話題をすると、いちいち水を差すようなことを言う。
欲しかった靴を手に入れたという話題には「靴はすぐ駄目になる」と言い、ジムに通い始めたという話には「知人もジムに入会したが全然行っていない」と言い、婚活を始めたという友人には「結婚相談所のいいカモ」と言う。
Aに面と向かって言わずとも、SNSで呟いただけでそう言ってくる。
今回の投稿は、これがバズってAに届けばという気持ちで書いている。
間接的にも直接的にも、Aのへそを曲げないかぎりの範囲で言ってきたが、もう限界だ。
他人の口であれこれ言われれば(なるべくならAが仲よくしている古参オタクが批判してくれれば)、初めて真剣に考えてくれるかもしれない。
十代の頃を思い起こせば、我々はみんな社会性が非常に低かった。
それは今でいうコミュ障などではない。口下手、同世代の話題やノリがわからない、そういう話ではなかった。
もっと根本的に人の気持ちに鈍かったし、気遣いがなかったし、そういう社交性を馬鹿にしてもいた。
進学校で家庭環境はそう変わらなかったこともあり、クラスの主だったグループに属せなかったメンツということもあり、みんな趣味嗜好も悩みも似通っていた。
気遣いしなくても、「自分はこう思うから、相手もこう思っているはず」がそんなに外れなかったのだ。
だが今は違う。
大人になり、みんな進路も異なり、境遇も考え方も趣味嗜好も異なっている。
今はみんな、それを分かってつき合っている。
そこに一人、自分と同じ考え以外は認めないし配慮もしないという者がいれば不協和音が生まれるのは当然だ。
だけどみんな、Aを排除したくはないのだ。
特に賢いわけでもなく他の多くの10代と同様にアホでバカなのにそれを認めたくなくて、マイノリティであることに不必要に傷ついて、プライドばかり高かった頃に同じ傷を舐め合った仲間だからだ。
Aが優しくて寛容で友人想いだった頃のことを覚えているからでもあるし、Aがオタクだったためにつらい思いをしたことも知っているからだ。
Aに、考えを曲げろとは言わない。
だが、Aの言葉に傷つく仲間がいることをどうか分かってほしい。
(そしてAよ、お前が歩む道の先が光に照らされているとはとても思えないのだ)
そう正面切って言っても分ってもらえなかったのでこれを書いているのだが。
同人活動を始めて10年が過ぎ、初めてサークル参加した時のことをふと1年ぶりくらいに思い出した。
同人イベントといっても、コミケのような大規模なものではなく、札幌つどーむで開催された小さなイベントだった。
生まれて初めて作った同人誌は、コンビニでいそいそと刷り上げたコピー本だった。
学生でお金も無くペンタブやイラスト制作ソフトは持っていなかったため、アナログで描き上げた拙い漫画本。
発行部数は10部、イベントで買ってくれた人は誰もいなかったが、1部だけ頒布できた。
隣の方は、私と同じ小さなジャンル内でも大手の方で、地方イベントにも関わらず多くの人がスペースに立ち寄っていた。
イベント当日まで、その方の隣だというプレッシャーでずっと腹が痛かった。
個人サイトが盛り上がっていた時代だったから、その方のサイトにも日参していたし、優しい人なのだろうとは思っていたけれど、とても年上の方だと知っていたし、学生としてはなんだか怖かった。
でも、その方は本当に優しい方だった。
おはようございます、と挨拶を交わした瞬間に、私の無駄な緊張はほどけていった。
よろしければどうぞ、とその方は新刊をくださった。表紙フルカラーのオフ本を。
なるほど、これが新刊交換の文化か、とサークル初参加の私は感慨深かったけれど、同時に、こちらが手渡せるコピー本がみすぼらしく見えて恥ずかしかった。
こんな本ですみませんが、と私はおずおずとそのコピー本をお渡しした。
その方は、ありがとうございます、と優しく笑って受け取ってくださった。
イベントも昼過ぎには閑散としており、隣の方はおもむろに私のコピー本を手に取って読み始めた。
私も、その方の御本を読んだ。素晴らしかった。手が震えたくらい、神本だった。
すぐに感想をお伝えしたいと思っても、自分コピー本のヘタレっぷりに恐れをなして、声を掛けても良いものか悩んだ。
すると、稚拙なコピー本を読み終えたその方が、明るく話しかけてくださった。
可愛らしくてほのぼのするお話でした、素敵な本を作ってくださってありがとう。その方は、そう言ってくださった。
涙が出そうだった。絵も話も線もへたくそなコピー本だけれど、一生懸命に描いたものだったから。その気持ちが報われた気がして、とても嬉しかった。
何度もお礼を言って、その方の御本の感想もお伝えした。幸せな時間だった。
私の本を買ってくれた人はいなかったけれど、1冊だけ受け取ってくれたその方の優しさに救われて、私のサークル初参加は良い思い出となった。
あれからその方は同人活動を引退され、私も活動ジャンルが数回変わった。
今はコミケや他の関東・関西のイベントにも参加し、毎回新刊を楽しみにしてくださっている読み手の方もついてくださっている。
ウミウ「この日記は、その辺にいる適当な大学生が『けものフレンズ』に出てくるウミウの口調を借りて愚痴る日記だう」
ウミウ「一応、ウミウはデザイナーとかいう職業も副業でやってるう」
ウミウ「てことで、まあその辺のことを踏まえながら読んで欲しいう」
ウミウ「……」
ウミウ「…………」
ウミウ「……そうだう、生きるのがつらいってことう」
ウミウ「ウミウがこうなったのは、たぶん高校卒業間際の冬のことだったと思うう」
ウミウ「母はアルコールとニコチンに溺れ、父は神経過敏で物音一つにも激怒し、モノに八つ当たりしてたう」
ウミウ「それを力で押さえつけてしまってはご飯も食べさせてもらえなくなるう。住む場所もなくなるう」
ウミウ「そんな中、ウミウの唯一の救いだった高校というモノが卒業を間近にしたのだう」
ウミウ「ウミウの高校は良かったう。絵を描ける人がいたう。文章を書ける人がいたう。音楽を作れる人がいたう。いろんな学問で全国トップレベルの人がいたう。いろんな趣味を極めてる人がいたう」
ウミウ「彼らはみんな、ウミウにいろんな刺激を与えてくれたう」
ウミウ「ウミウは、そんな日常が大好きだったう。そんな日常があったから、人生に生きる意味があると思っていたう」
ウミウ「でも、高校3年生も終わりに差し掛かりつつあった頃、だんだんと授業も減り、周囲はみんな受験モードへと切り替わっていって」
ウミウ「一番落ち着けるはずの我が家が一番落ち着けない、というのは案外つらいものう」
ウミウ「毎晩、家のベランダから空を見上げて、コーヒーを飲みながら死後の世界について考えていたう」
ウミウ「宗教や科学がウミウを救ってくれるのか、考えたこともあったう」
ウミウ「ウミウの浅薄な知識片手に、ウミウはいろんな文献を漁って、いろんな人に話を聞いたう」
ウミウ「どうしてこの世界は生まれたのか? どうしてウミウは生まれたのか? どうしてウミウはこんな境遇にあるのか?」
ウミウ「当然受験には失敗したう。だって勉強なんて全くしてなかったう」
ウミウ「そうやって悶々としてるとき、ウミウは『けものフレンズ』というアニメに出会ったう」
ウミウ「こんなクソッタレな世界のどこかにも、ジャパリパークみたいな世界がある」
ウミウ「それから、ウミウはいろいろと頑張ったう。この世界には何か答えがあるはずだ、そう思って」
ウミウ「生の意味を知るために生物系の大学を目指したう。将来どうやって生きるか考えて、一番自分に合ってると思ったデザイナーのまねごとを始めたう」
ウミウ「あと、少しだけけものフレンズの二次創作をやったりもしたうね」
ウミウ「勉強と仕事の両立は、案外大変だったう。けど、つらくはなかったう」
ウミウ「何かに打ち込める、何かを目標にできる、人から必要とされる」
ウミウ「どうにか第一志望の大学には受かって、ウミウは期待に胸を膨らませたう」
ウミウ「大学ではどんなすごい人がいるんだろう? どんな風に自分は成長できるんだろう? どんなことが学べるんだろう?」
ウミウ「そう思っていたう」
ウミウ「誰一人、『ついていきたい』と思える人がいなかったんだう」
ウミウ「もちろん、人間として素晴らしい人はたくさんいるう。とっても精力的に活動している同級生、研究やサークル活動に没頭して成果を出している先輩たち、世界的に有名な教授陣」
ウミウ「だけど、ウミウが求めていたのはそういう人たちじゃなかったんだう」
ウミウ「ウミウは、圧倒的な実力で凡人を殴るような天才、世界や生命や意識や……そういうふわっとしたものたちを大真面目に考えて頭を狂わせるような奇才」
ウミウ「そういう人を、求めていたんだう」
ウミウ「大学というのは日本における最高学府だう。そんな素晴らしい機関の中にだったら、きっとそういう人もいるんだ、答えを貰えるんだ、いや貰えなくても論じ合えるんだ……と思っていたのに」
ウミウ「せっかく浪人期間中頑張って勉強して入った大学がこんなんだったんだと」
ウミウ「自分が全力で頑張っていれば、きっといつか答えは見つかるって」
ウミウ「そう思ったんだう」
ウミウ「頑張っていれば、いつか何かが起こるだろうって」
ウミウ「ウミウは今までの仕事のほかに、いくつかバイトをかけもちしたう。サークルは4つ入って、ほぼ毎日大学に寝泊まりするような状態になったう。同人活動ももっと本格的に始めていって、夏コミにも出たう。講義も真面目に受けて、まあまあいい感じの成績を取ることも出来たう」
ウミウ「最初は血の流れが悪いだけかな?と思ったう。だけど痺れはなかなか取れなくて、ウミウは病院に行ったう」
ウミウ「ウミウは、神経系の病気と頸椎ヘルニアを患っていたんだう」
ウミウ「このまま頑張ってたら、いつか半身不随になるぞって、お医者さんに言われたう」
ウミウ「結局、バイトはほとんど全部やめたし、サークルは1つを残して全部やめたう。しかも、ちょうどその頃は大学の夏休み期間中で、講義もなかったう」
ウミウ「てことで、ウミウはヒマになったう。そしたら、そこに生まれたのはただの虚無だったう」
ウミウ「また、何も拠り所がなくなった……そう思ったう」
ウミウ「ウミウは、けものフレンズの同人活動をやっていて、その中で1つ出来た、少し大きめのグループがあって」
ウミウ「そこはすごいんだう。たくさんのクリエイターがいて、たくさんの賢い人がいて」
ウミウ「ウミウは心機一転、そこで頑張ろうって思ったう。もちろんもうムチャは出来ないから、出来る範囲で、だう」
ウミウ「ウミウは……まあがんばった、んだと思うう。一応、なんとなーくリーダーっぽい感じのポジションに収まったりもしたう」
ウミウ「『フレンズにはどんな死生観があると思う?』って。『何か、そういうものを訴えかけた創作物が作れないかな?』って」
ウミウ「さあ、どんな答えが返ってくるんだろう、どんな議論が出来るんだろう……ウミウは楽しみに思ったう」
ウミウ「だけど、返ってきた答えはみんな、『けものフレンズはそういうのじゃない』『求められているものは違う』『グロとか暗い展開とか無理』みたいな答えばっかりだったう」
ウミウ「ウミウは……ウミウは、いったいどうすればいいんだう」
ウミウ「『けものフレンズはそうじゃない』? けものフレンズはそんな浅薄なコンテンツじゃないと思うう。少なくとも、そこを議論しなきゃ深みのあるモノなんて出来ないと思うう」
ウミウ「『求められているものは違う』? ユーザーのニーズ分析なんて仕事で腐るほどやってるう。二次創作って、そういうニッチなところを攻められるものなんじゃないんだう?」
ウミウ「『グロとか暗い展開とか無理』……。まあ、死生観を語らせる上で、フレンズの1人や2人死ぬのは仕方ないだろうし、暗い展開になるのは致し方ないう」
ウミウ「普段お前たちが食べている食べ物は動物の死体だう。お前たちが着ている服も動物の死体だう。お前たちが生きている環境には、動物の死がごまんとあるう」
ウミウ「けど、動物は何も語らないう。ただ静かに生まれ、静かに死んでいくのみだう」
ウミウ「それが、言葉を発し、意識を持って動き回るようになった。それがあの世界の意味であり、意義であって」
ウミウ「当然、フレンズたちもそこは疑問に思ってしかるべきだと思うんだう」
ウミウ「……ウミウは、どこに行けばいいんだう。ウミウは、どこを拠り所にすればいいんだう?」
ウミウ「ウミウは、今月か来月くらいでそのグループを抜けることにしたう。ウミウがそこにいることへ、意義を見出せなくなったんだう」
ウミウ「ウミウは本格的にひとりぼっちだう。何もすがるものはなく、何も生きる意味はなく」
ウミウ「たぶん、少し前だったら『ジャパリパークに行きたい』って切に願いながら、きっとどこかにある桃源郷を夢見て首を吊っていたんだと思うう」
ウミウ「だけど、それすら出来ないほどウミウは世界に絶望したんだう」
ウミウ「最近ウミウは、ジャパリパークが動物から人間に対する壮大な仕返しにしか思えなくなってきたんだう」
ウミウ「動物は、きっとジャパリパークを通して、そういったものを際立たせて。人を絶望させているんだう」
ウミウ「もちろん、それは正当なことだう。人は今まで、どれだけの動物を苦しめてきたんだう?」
ウミウ「ウミウには、もう何もない……いや、少なくとも心はからっぽだう」
ウミウ「きっと、ウミウは恵まれてるんだう。こうやって、生きる意味について考えられるほどには」
ウミウ「ふと空を見上げたら、お月様がこっちを見て嗤ってるう」
ウミウ「悔しいほどに、綺麗だう」