完全に評論というニッチなジャンルの話なので、同人業界全体のことはよくわからない。先に言っておく。
評論ジャンルっていうのはその中にさらにニッチなトピックを内包した大きなくくりなので、「評論ジャンルだけど違うよ!」って人がいたらそれもすまない。多分所属が違うんだと思ってほしい。
評論同人誌っていうのは、主に文字、そこに写真やイラストを添えた「記事」っぽい誌面を作る人が多い。つまり漫画や小説なんかの創作ジャンルより「デザイン」の見栄えがかなり影響する、と思う。あとはタイトルや見出しでの煽り力、SNSでの宣伝力とか。
画力や筆力と同じように、そういう力も才能だとは思うんだけど、デザインがそこそこまとまっていて、適当に煽ってキャッチーな内容の記事ものの同人誌を見るたびに思ってしまう。
それもう、商業誌でよくない?
特にグルメ系、「家二郎」ぐらい攻めた内容ならともかく、「簡単自炊」「家飲みつまみ」みたいな内容の本とか、オレンジページの別冊版とかクオリティ高いよ?って思ってしまうんだけど。。。
フルカラー印刷のコストが昔より安くなった分、見栄えがいい同人誌がどんどん増えていて、それ自体が悪いわけじゃないんだけど、なんだかモヤっとするものはある。勝手な思い込みだけど、一部のユーザーから「同人誌=俺らのメディア」「商業誌=搾取のメディア」みたいな圧を感じてしまう。その結果が同人誌のプチこぎれい化、って現状がうまく受け止められない。
献立本って評論だったのか
グルメカテゴリが独立してなければだいたい評論。というか二次創作じゃなくて漫画でも小説でもないとだいたい評論みたいなイメージ。
まーでもやっぱり商業で出せない偏執狂的な内容のものが多いから 同好の士にだけ売ってくれていいよー 日本人の印刷物と食へのこだわりが同人誌に結実しただけでしょ。 買う方もフ...
見栄えを気にしないならwebで無料公開でいいわけで、 わざわざ本にするなら本でなければ出来ない事に偏るのは必然な気がする