はてなキーワード: 緊急事態とは
やめる宣言が向こう3ヶ月は出せない(まだ森責任カード効力が残る)
正直やるやらないをまだ続けた方が長くなっちゃうんで、緊急事態が明けた場合はもう集合具合に関わらずやっちゃって終わりにしてほしい
「検査数を増やせば感染者数が増えるのは当たり前」なんだから、少ない検査数でゼロという結果が出たところで検査対象外の感染者が普通にいるよね
どのくらいの人が職を失うかな?
年度末も近づいてきて有給休暇を消化したく、今日は休みをとった。
ずっとマグカップが欲しかったので、散歩がてら近所の幹線道路沿いのニトリまで行って買い物をしてきた。
そのニトリの近所のコンビニあたりでヒッチハイクをしているカップルがいた。
数ヶ月前にもその場所でヒッチハイクをしている大学生くらいの男の子がいたのだが、今回も同じくらいの歳のカップル。
もしかすると男の子は同じ子なのかもしれないが、服装はラフで軽装でバックパッカーとかでは無さそう。
カメラも回してないように見えたのでYouTuberでも無さそう。
掲げていた目的地の紙の内容までは見れなかったが、どこへ行こうと思ってるのだろうか、何者なんだろうか、などと考えながら歩いていたのだが、
コロナ禍で緊急事態宣言も出てる中、見ず知らずの人を車に乗せるってどうなんだろう?
それでもきっと乗せる人はいるんだろうな。
彼らはどこに行きたいんだろう。
※すごくネタバレを含む
今日発売されたのさっそく読んだ
2にはいっぱい気になってたことや、書き下ろし漫画があってうれしかった
Twitterで先行で一部流れてたけど、期待してた柱の相関図みたいなのが読めてうれしい
風柱不死川、蜜璃ちゃんのことそんな感じだったんか…まぁお母さんみたいなのと全然違うもんな
あと小芭内とダチだったんか…ええな
あと鈍いとこも納得、メン強だし鈍そう
煉獄さんのこと初対面であんな言ったけど、今は好きなんか、よかったな
次、小芭内さんからみたみんながすごい納得
そういう感じで富岡さんのこと嫌いだったんか納得、合ってる合ってる
その流れで不死川と馬があって友達で、天元さんのこと尊敬してるのね納得
伊黒小芭内、お前は繊細で人のことよく見てよく考えてる男なんだな
この2人は両思いで癒されるな
宇髄天元の周りへの印象が唯我独尊みがあってウケる、あと女の子への感想唯一アレなのウケる
不死川くんへの感情、わかる〜って感じ
そんで実弥くんに兄貴みだしてたんか、ふふっ
観察力と洞察力凄すぎて本人達もはっきり意識してないことまで見えててウケる
サラッとぎゆしの公式じゃねーかっていうのと実弥、カナエのこと好きだったんかーだからしのぶにも優しいんかーっていうのが分かって満足
書き下ろし漫画で富岡さんが宇髄一家と温泉入ってるのはよかった、なんでよ、平和で笑える
そういや、だきちゃんが侍の目をついたのがお兄ちゃんを侮辱されたから、っていうのが書いてあったのもよかったあの兄弟大好きだから
あと鬼滅のキャラはすべてワニ先生の身の回りの実在の人物がモデルになっていて(公式ファンブック1より)
(煉獄さんは本当にかっこいい大好きだ)
最後の最後の制作秘話的な書き下ろし漫画のなかに、ご家族一同がチラっと描かれていたんだけど、お一人亡くなっているようだったので(天使の輪をかぶっているワニ)、もしやこの方が煉獄さんのモデルになった方だったのかな?と感じた
煉獄さんはワニ先生の強い思い入れがあって産まれたキャラだと漫画やコメントから感じてきたし
ワニ先生騒がれるの超苦手そうだし、プライバシー掘るの悪いし、煉獄さんのモデルの人、ワニ先生にとって大切な人だろうし、もし亡くなっているのであれば詮索は余計に無礼だからこの読み飛ばされるであろうこの増田にだけ書いとく
鬼滅の刃は本当良い漫画だな、電子も持ってるのに全巻買ってしまって何度も読んだファンだけど
ファンブック読んでたらまた読み返したくなってきた
緊急事態宣言以降はコロナで遠慮遠慮してるから、煉獄さんまた見たいな
プライバシーに関する情報がまじで一切出てこないから、相当周囲から守られてんだなと感心する
もともと二八だし、緊急事態宣言解除したからと言ってお客さんが一気に戻るわけでもないだろうし。
正直なところ、20時以降の粗利 / 日 < 6万 の所が多いだろ。
6万だと赤字だったとしても、今のご時世だと20時以降に店開けても黒字にならんとこもあるだろ。
まぁ、取引業者とか、飲食で働いているバイトは大変だろうけどな。
他人の就職相談やるまえにまず自分が正規雇用になれよなって話だ
やっぱ「こんな糞だから失業してんだろww」とか心の中で思っていたのかな?
新型コロナの感染拡大で緊急事態宣言が発令される中、ハローワーク相談員たちの「年度末一斉に雇い止め」に現場の不安が高まっている。
本来、こういった投稿をすることは心憚られるものではあるのですが、
宿に対して過度に中傷する事を私は望んでいませんので、何卒そこはご配慮のほどお願い致します。
日光金谷ホテルを知らない方にお伝えすると、
東照宮など世界遺産のある栃木県日光で、一番有名なホテルです。
現存する日本最古のリゾートホテルとよく言われる格式高いとされるお宿です。
ずっと憧れのホテルでもありました。
日光は数回訪れた事があるのですが、神橋の先の歩道から洋風建築のホテルを見上げながら、
「いつか絶対行ってやるぞ」なんて事をずっと思い続けていました。以前より強い幻想を抱いていたんです。
まず宿に着いてチェックイン。
コロナ対策もあって健康状態や海外渡航歴、鼻水や咳などの風邪症状がないかなどのチェックとサインを求められます。こんな世の中ですし仕方ありません。
有名な金谷ホテルのパンやお土産を買おうと売店に向かいました。
財布や口座の残高なんかを気にしながら、何を買おうか?なんて悩んでいると、引くくらい大きな咳の音が。
「ゴホゴホ…ゲホゲホ…ゴホッ」
こんなご時世で怖いなぁ…どんなお客さんなんだろう…
マスクしているとはいえ流石にこれだけの咳をしていると、このご時世恐怖です。
結局、3000円分のホテルクレジットは食品で無いもので済ませ早々とその場所を立ち去る事にし、
楽しみにしていた金谷ホテル特製のパンやケーキ等は買わず、部屋に戻ることにしたのでした。悲しい。
客側には検温やチェックリストへの署名などを行うにも関わらず、スタッフ側はどうなってるのか…
旅の高揚感は一転してホテルへの不信へと変わるのでした。
追い打ちをかけたのは客室内のトイレでした。
客室内のお手洗いの便器には以前宿泊された方が残したであろう大便の跡がくっきり残っていたのです。
このコロナ禍において衛生面への配慮は最大限行われるべきであり、
当然ですが格式高い日光金谷ホテルにおいてトイレの清掃が出来てない事なんて想定など出来ている訳もなく、
便を足す前に気づいた茶色い跡に脳みそが追いつかず、便意を忘れ何回も振り向いてしまいました。
気がつけば夕食の時間。
フレンチの料理では豚のソテーと牛のステーキを選択する事ができます。
味はそれでも絶品。
やっぱり一流のホテルのディナーは違うな。
そう思っていた矢先、出てきたのは豚の料理。
これには流石の私 も
「違います、私は牛のステーキを頼みましたよ」と咄嗟に声を出すと、
「只今お作り直し致します。しばらくお待ち下さいませ」と豚の料理を下げていきました。
謝りの言葉は無いんや…
謝罪もないまま10分程その場で、ステーキ用に取っておいた付け合せの焼きたてのパンも冷め、食前酒のワインも減る中で、
一人で机の上で携帯を弄る自分の姿がとても惨めに映って、涙が出そうになりました。
10分後「申し訳ありませんでした、牛のステーキになります」とようやくの謝罪と正しい料理をお出し頂きましたが、
もう味なんかわかりません。
心が冷めているのですから。
その後も、気になる事はいくつかありました。
楽しみにしていたホテル自慢のバーは緊急事態宣言で休止中のため、
せっかくのリゾートホテルでも夕食後は何もすることがありません。
ルームサービスを頼もうとするも、夕食が終わる時刻(19時半)には終了しているようでした。
せめて瓶ビールくらいは頼めても良いのでは?とも思うのですがね。
いや、1階よ?w
あなたが今いる、そんなに広くないこのホテルの、それも1階ですよ?w教育どうなってんの?w
「一緒に探すのお手伝いします」
なんて言われて、乾いた笑いが込み上げる。
イベントの日払いバイトでも、もっとちゃんとしてる気がするんだけどなぁ…
酔って忘れられたら良かったのに。
翌朝の朝食。
水を注ぐときの勢いが強い。
このオムレツをずっと食べたいと憧れてたのに。
チェックアウトを済ませお金を支払いホテルを出る帰途、思わずそのレシートを投げ捨ててしまいました。
(ポイ捨てしてごめんなさい)
こんな事なら旅行なんかしなきゃ良かった。
こんなホテルに3万円も支払う虚しさに耐えきれなくなりそうでした。
憧れのホテルに泊まれるんだ、そう思うとその前の週は一週間ずっと浮かれていました。
期待値が高すぎたのかもしれません。
正直、自分ひとりで金谷ホテルの通常料金を出すのは厳しい身分で、緊急事態宣言で安くなっていたからこそ泊まった、泊まれたというのはあります。
普段の半額程度で泊まったのですから、宿のほうも最低限の人数で、最低限のサービスしかしない(できない)という理屈も脳では理解はできます。
それでも一泊一人3万円という金額は、僕のような貧民にはとても大きくて、
自分は、ご多分に漏れずコロナ禍の影響で仕事も色んな苦しい事がたくさんあって、
それに重なって今年に入ってツイてない事もいくつか重なったし、定期預金も満了になってお金も少しはできて、誕生日も近いし、立春だし(?)
心機一転、少しでも気分を晴らして頑張っていこう。
そう思ってこの旅行に行くことを悩み、決めました。
(近い人に基礎疾患持ちの人がいるので旅行に行くことに罪悪感さえあり、直前まで悩みました。)
ホテルの接客態度からは、おもてなしの心が感じられませんでした。
そんな印象を受けました。
最近のツイてなさ、色々な苦しい日々も相まって
厄払いもお願いしておけばよかったな。
気分が乗らず、元々予定していた中禅寺湖や華厳の滝方面への旅程はキャンセル。
予定より4時間も前倒しをしたスペーシアで日光から出て、浅草で安酒を飲んでベロベロで帰りました。
帰ってきたら愛用してたワイヤレスイヤホンも無くなってました。ツイてないな、俺。。。
◎最後に
職場の人に話したところ、匿名でこちらに投稿すべきだと言われたので投稿することにしました。
今現在、苦情のメールの返信が遅いことも現在進行形で納得はいってないけど、起きた事はもう仕方ないです。
これから、他の人がこんな目に遭わなければいいなって思ってます。
なんか似たようなエントリ最近見たけど、どこにも吐き出せないから吐き出したい。
感染を抑えるために頑張りましょう、今だけの辛抱ですって去年も言ってたよ。いつ終わるの?
緊急事態宣言が出ても、リモートワーク推奨でも、どうしても紙媒体が必要になる仕事だから、こんな中でほぼ毎日出勤してる。
最大二人でシフト組んでって言われてるけど、私の課は三人しかいないから、感染対策になってないよ。ほぼ毎日出てる。
人事、総務、営業は出ていない。その中で在宅勤務している人たちが、私たちが出勤していることに気がついて、やれ在宅端末が壊れたから修理に出して欲しい、人事の書類を送ってほしい、取引先の文書を受け取ってスキャンして送ってほしい、毎日毎日依頼をかけてくる。
私たち、自分たちの業務がお客様のために不可欠だから泣く泣く出てるだけであって、あなたたちの雑用のためにいるんじゃないんだよ。課長が見かねて止めても、メールだと足がつくから電話で早口で用件を捲し立てて、こちらができないです!って強めに言ってもすぐに電話を切ってしまう。折り返しても出ない。
結局向こうの業務に支障が出てしまうから、と雑用もこなすことになる。先月の残業時間は60時間を越した。
こんな中で、営業さんたちは在宅勤務端末の発注が間に合わないから、4・5月に引き続き8割が自宅待機なんだって聞いた。
自宅待機なのに箱根の温泉でリフレッシュ!とかLINEに書いてるやついるよ?会社もそれを把握しているのに、その人が罰せられてる気配はない。
せめてお金が出れば納得できるんだけど、4・5月の時は「管理職やプロパー社員はみんな在宅してたから」という理由でうちだけ危険手当でなかった。
感染リスクが高い中で毎日出勤してたのに、課長からの「6月は有給とって体を休めてくださいね!」っていう謎の労いだけで終わった。多分今回もそうなんだろう。
家に帰ってくると、毎日リモートワークの夫がふんぞり返って座っている。
6時30分に出て22時に帰ってくる生活をしているから、家事は代わってほしいって言ったのに、「俺は仕事で忙しい」ってふんぞりかえって、タバコ吸ってる。
腹が立って自分の分だけ家事をこなしたら、罵詈雑言の嵐。義母にも伝わって、休みの日に「貴方は妻としての自覚が足りない、夫を支えるのが妻の最大の仕事、貴方のやるような遊びみたいな仕事は夫の仕事とは違う」って50分説教された。
9月くらいに若干落ち着いたから、友達と感染対策めっちゃして、ご飯でも食べようかってなった時、夫に何気なく話したらめちゃくちゃキレて、地団駄踏んだ。
なんか怖くなって実母に相談したら、「貴方の仕事と違って、夫くんは責任感も社会のためにもなる仕事をしている。コロナになれば夫くんの評価が下がる。貴方からの感染になるわけにはいかない。貴方の楽しみは全部我慢して、家にいなさい」って言われた。
怒り狂う夫、義母からの電話、実母からのLINE攻撃に辟易して、結局ご飯はキャンセルした。
でも、夫は毎週のように先輩と船に乗って釣りに行く。それはいいんだってさ。実母も義母も、夫自身も感染リスクは低いって言って聞かない。意味がわからない。
楽しみにしていたイベントも、友達に会うこともできないまま、どんどん時間だけがすぎていく。
毎日毎日感染者の数と、若者へのステイホームと、強めのお願いの動画が回ってくる。
そんな中でも、バスの中には老人向けの格安バスツアーの広告が入ってるし、私の課にいる定年間近のおばさんは、何度言っても「話してる最中に暑くなっちゃうから」と話している最中にマスクをとる。駅ですれちがうおじさんはマスクをしてない人もたくさんいるし、マスクをわざわざ外して咳やくしゃみをするおばさんもいる。
テレビでは高齢者を守ろうっていうけど、こんな人たち守る必要ある?
コロナはいつか終わる!だから頑張ろうって、一年前から言ってなかった?
いつかこの仕事が評価されるって言うけど、危険手当すら出し渋るくせに?
楽しいイベントも、友達と会うのも今は我慢して!って言うけど、いつまで続くの?
若い人が自粛してって言うけど、イベントも外出も防ぐくせになんで毎日の仕事は休みにならないの?
なんかもう疲れた。
22時をすぎると、テイクアウトも終わっている店が多いから、しんどい体を引きずって自炊しないとあたたかいものも食べられない。
何なんだろうこの世の中。感染対策がんばってきたけど、何一つ報われない。感染対策に中指立てて、友達と会いまくったりしてればよかったのかな。そういうずる賢い奴が得をしてるじゃん。
今日は珍しく21時までに仕事が終わって、友達からきたLINEを見てたら、「緊急事態宣言の隙間に遠距離の彼氏の家に逃げ込んで、リモートワークできてて充実してる!毎日楽しい!東京大変だね、大丈夫?」ってLINEがきてた。
つらくて閉じて、真っ暗な道を歩きながら一人で泣いてる。
ごく一部でおなじみ久保田学氏(現在、立川市議。藤井聡太棋士と同じ、愛知県瀬戸市出身。元AV男優)
十年以上前から、人気生主横山緑としてニコ生に君臨してきた彼は、女を数々食いまくった挙句、ニコ生で出会った元カノを二回堕胎させたり、遊びのつもりの女が妊娠してしまい逃げきれずに不承不承結婚せざるを得なかった、その妻が二人目妊娠中に、ニコニコ公式番組で知り合った若い女の子と不倫して泥沼離婚したあとDVを告発されたり、外配信ではなにかとエロ目線で見ず知らずの女を盗撮したりと、話題に事欠かない男である。
そんな久保田に数年前転機が訪れた。
N国党の立花氏にスカウトされた彼は、江戸川区に住んでいながら、一度も住んでいない何の思い入れもない立川市の市議にネタとして立候補して、まんまと当選してしまったのである。
この辺りの不可能を可能にするデタラメ加減が、上はヒカキンからシバター、コレコレ、かとじゅんなど数々の人気ユーチューバーを輩出してきたニコ生の中で、レジェンドであり続けた横山緑のデタラメなパワーと言えるかもしれない。
そして、横山緑から素顔の久保田学に戻ったスダレ髪の彼は、サイコパス特有の人あたりの良さで、いい人風をよそおい、なんとか議員生活をしのいでいくのだった。
(もちろん、その議員生活中にも、横山緑のファンであった女子が高校を中退して生主をやっているのだが、その女子に彼氏ができたとき、欲情を発したのか、彼氏のいないうちに寝取った、という事件を起こしている。が、立川市議という身分はこれではビクともしなかった。
また、心臓に病気を持つ生主の爺さんを放送のネタに出演させて、障害者どおし喧嘩させて見せ物にした挙句、数日後容体が急変して死亡してしまう、という痛ましい事件も過去に起こしたことがある。当然、横山緑は、最後によい思い出になった、と、俺は悪くないアピールをしていたが。この死亡の十日後、横山緑こと久保田学立川市議が爆誕してしまう)
だが、ここに来て、コロナ禍の最中の2020〜21年末年始に、アンチが喜ぶようなやらかしを、立て続けに起こし始めた。
そう、一部与党議員の気の緩み同様、彼も油断し始めたのである。
冬に入り、もともとウィルスの流行が予想されていたが、それが現実となってしまったのだ。
立川市議久保田学は、あいもかわらずニコ生に執着していたが、いまは不要不急の外配信をしない、と宣言した。
しかし、突然、彼は大阪に遊びに行った。飲み会に参加するためである。彼は昔から女と金を恵んでくれる四国や大阪のスポンサーに逆らえないのだった。
時あたかも、大阪でコロナ感染が拡大し、吉村知事が批判されていたころ。
不要不急に他県に行くことに、なんの罪悪感も無い彼は、東京に戻ると、自分の立場を忘れ、雀荘に入り浸り、さらにリスナーを集めて毎年恒例の競馬大会を強行する。
視聴者から一口もらって集金し、3連単を全通り買い、万馬券になったらリターンが返ってくる、という企画だ。
アホなユーザー十数人が集まった。
その中には難病の後縦靱帯骨化症であり、糖尿病を患う者もいた。
こういう自分より不幸な人間を横に置いて安心したい、という気持ちが、立川市議久保田学には昔からあった。
いまの立川市議には、ガジェット通信がニコ生で企画配信している「旅部」という番組中に出演したとき寝た女が愛人なのだが、その愛人が夜10時過ぎに、わざわざ彼らの集まりがメシを食っている映像を配信し炎上した。
立川市議の立場を考えれば、この映像流出は致命的であるはずだった。
だが、当然のことながら、マスコミはニュースにする価値も無い、ということで、彼は生きながらえた。地方にはこのようなトンデモ議員がキラ星のようにいるのかもしれない。
まさに、東京には、こういう奴らがたくさんいて、今のコロナの惨状なのだろう、と思えるようなアホな行動だ。
その期間だけ、彼は妙に大人しくなった。
リスナーからPCR検査を受けろ、と焚き付けられるが家に籠城し配信もせず、なんとか逃げ切った。
回復した彼は、次なる行動に出た。
表向きは、元嫁が育てている息子が小学校に入学するため、入学準備を手伝うという名目である。
リスナーは、この時期に他県へ向かうな、と抗議するが、彼は、スケジュール的に空いてる時は今だけ、子供のためだから、とかいう屁理屈をつけた。
年末、あれだけ遊び呆けていた男が言うかな。
そして、子供相手にコロナ疑惑の分際でシャボン玉遊びをしながら、一週間、東京での緊急事態宣言を横目に見ながら、ぬくぬくと北海道を満喫した。
それをなだめるために、この立川市議、またニコ生の放送をしばらく休止した。
今度はその愛人を連れ鹿児島旅行に出かけた、という噂が飛び交った。
おそらく機嫌取りに、どこかの温泉にでも行ったのだろう。
愛人がいるのも、なかなか大変だ。
東京に舞い戻った彼。
ハメ撮りAV男優時代から、映像作品を作ることに人一倍情熱を注いできた。
そんな彼が、人を集めて映画を撮ると言い始めた。
一月二十五日、撮影が始まった。
出演者の中には、数日後、心臓の弁を人工弁に手術するため入院が予定されている者もいた。
このような出演者の構成も、自分より下の人間がいてこその彼が持つ王様気質である。
当然、映画を撮って、いい汗流した後は、歌舞伎町で打ち上げである。
ここでも、事件は起こった。
出演者の一部が歌舞伎町で喧嘩を始めた。手下は、立川市議の連れだぞ、とうそぶいて、逃げきっていた。
ちなみに、やりがい搾取で、この映画企画の出演者はノーギャラである。
後日。
立川市議久保田学が、映画の小道具を全て自販機の裏に不法投棄していたというのである。
持ち帰るのが面倒くさくなったのであろう。
懲役五年以下、または1000万以下の罰金、または併刑のやつである
立川市議の愛人は、この告発者の女性を罵倒してツイ消ししたがキャプられるなど、事件は拡大していった。
久保田は逃げきれないと悟ったのか、申し訳ついでに路上のゴミ拾いの奉仕活動を放送のネタにしたが、放送終了後、雀荘に向かったという衝撃のリークがあった。
当然、アンチは立川市に通報したが、立川市議会も人の子。議員が簡単に辞職勧告される前例を作れば、自分の身分も危うくなる。
これまでも数々の問題が起こるごとにアンチは立川市に抗議したが、今回もいつものように、揉み消しになるであろう。
報道されない以上、立川市民に久保田学の悪事は聞こえることは無い。
それが現状であり続ける限り、彼はあと任期2年を全うすることであろう。
「――舞台『DREAMBOYS』が千秋楽を迎えたよ。観客の収容人数50%や、検温、換気などさまざまな対策を――……」
冒頭は2021年1月28日、FBS福岡放送「バリはやッ!ZIP!」というワイドショー(以下、WS)でアナウンサーが読み上げたものだ。東京・日比谷の帝国劇場にて2020年12月10日~2021年1月27日まで実施されていたジャニーズが多数出演する舞台「DREAMBOYS」(通称、ドリボ)の千秋楽公演が無事終了したことを告げるエンタメニュースだ。ジャニーズ以外のオタクの人はびっくりするかもしれないがジャニーズは舞台の制作発表からゲネや初日、千秋楽まで、あらゆるWSエンタメニュースで全国各地で取り上げられる。広告と大手事務所の力はすごい。
今回取り上げたいのは「観客の収容人数50%」の部分だ。これは全くの間違いである。わざわざテロップまで表示して強調しているが(ジャニオタは権利関係に疎いのでWS名と舞台名でインターネットの海を検索すれば出てくる)、間違いだ。ドリボを観劇した人間、あるいはジャニーズ現場をウオッチしていた人間は分かると思うが、観客の収容人数は100%だった。確かに、当初は50%で観劇者を募った(そのおかげでファンクラブ会員でも当選者が少なく、当落時点での相場は高騰した。余談である)が、20年11月ごろに追加応募を募り、観客の収容人数100%での公演実施を決定した。年明け、政府による緊急事態宣言が再度発令された後も主催である東宝は「内閣官房より各都道府県に通達された1月7日付の事務連絡にのっとり、『1月11日までに販売済のチケットについては収容定員制限を適用せず、キャンセルも不要』という内容を受け、下記の対応を行ったうえで、上演させていただきます。」として払い戻しには対応するのみで、強制的に50%になるといった措置は実施していない。詳しくは東宝の公式サイトを参照してほしい。
https://www.tohostage.com/dreamboys/info20210108.html
ただ、東宝の言う通り政府からは強制されていないため、観客の収容人数を50%にしなければならなかったわけでもない。東宝とジャニーズ事務所の対応は政府の通達に則っており、なんら問題ではないのだ。筆者は実際に十数回あるいは数十回帝国劇場に足を運んだが、確かに検温や換気はしているものの開演前のロビーは人でごった返していた。とはいえ、別にそのことは問題ではないのだ。ただ、先述したバリはやという番組でわざわざテロップまで示して「観客の収容人数50%」と誤魔化した意味は一体なんだったのか、それが気になる。コロナ禍で舞台を実施していることの体裁を保つためか、FBS側の単なる誤解なのか、それとも――。
余談中の余談だが、帝国劇場は座席が狭く、前や横にいる人がかなり近く感じる。通路横や最前列でない限り観劇中にお手洗いに行くことは憚られるし、前方は座席の傾斜も緩いため、舞台がよく見えないことが多い。帝劇信仰の強いジャニオタはあまり文句を言いたがらない傾向にあるが、古くて伝統があるだけで観劇体験に優れた劇場ではない。できることなら50%でやってほしかった。そっちのほうが見やすそうだし。そう思う。
いい加減、周りを気にせず遅くまで飲んだり遠出したり、ただただ友達と集まって馬鹿騒ぎしたいんだが?
飲食店は8時までね、でも銀座のクラブをはしごするのはOKよ、マ?
マスクはきちんと鼻までしましょう、でも国会で眠くなったら鼻出して寝てもOKよ、マ?
最近不要不急の外出はやめましょうとは言わなくなったね、それに合わせて議員の会食の話がニュースに取り上げられる数も増えてきたと思うんだが、もしかして君たちもそろそろ我慢の限界なのでは?
我々は同じ国民じゃないか、一緒に我慢して自粛するか、会食を楽しむ権利は議員だけでなく我々にも出してもらう、のどちらかでやろうじゃないか。後者にしてくれるなら、俺、経済回すのに貢献するよ?
だってこれ蓮舫とか片山さつきが後輩の女性議員二人とホスト二人連れて食事して(いわゆる同伴と言うやつだ)その後歌舞伎町で3軒ホストクラブをハシゴみたいなもんでしょ?
緊急事態宣言下でなくてもスキャンダルになりそうじゃん。しかも高確率で経費で、税金で落としてる。クラブとは異性を金で買う場所だ。売春してなくても金で女を、男を買ってるわけだよ。なかなかセンセーショナルだけどいいんかこれ……
先月、徒然なるままに「夫に隠れて寿司を食べている。 anond:20210112213223 」を書き綴ったところ、非常に多くの方から反応を戴けた。
妖怪寿司女なるなかなか的を得た、夫に自慢したくなってしまう名も頂戴してしまいとても嬉しかった。美味しいことは良い事だと常々思う。
しかしその所為で夫が出張から無事に帰宅した今日までの間に何度自分の日記を見せぬようにと我慢したかは計り知れない。
夫は然程怒らないだろうが、この美と背徳の味は私の胸に秘めておいた方がきっと幸せだろう。
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「101」は、恐らく私が初めて覚えた数字だ。青森県から秋田県へ続く文字通り一本しかない国道の名前。
私は大半の大人が漁師か猟師をしながら漁業に務めているような限界集落で育っていた。バブルも弾けた平成前半の事。
故に、なかったのだ。
節分の2月2日、家族揃って恵方を向きながら容赦ない太巻きを無言で食べる文化や概念は、北の外れに存在しなかったのだ。
だから節分とは、玄関に落花生をばら撒き、そそくさと片付け、雛祭りの前祝い程度の雰囲気でささやかな夕食を取る健康的行儀。
私は、節分の2月2日は、お小遣いでお寿司が買える。それに気付いてしまった。
企業努力の賜物である。小学生のお小遣いでも当時は恵方巻が買えたのだ。
しかも、ピンクのでんぷが入っている一番安い太巻きなら、2本買える。2本。
高級感と憧れのハッピーセットというとんでもない行事があると、当時小学生は気付いてしまったのである。
それこそ普段はちょっと高くて、輪切りになっていて、綺麗にパックされていて、なんか微妙に物足りなさもあるサラダ巻が、一年に一度の節分の日だけは威風堂々丸かぶりする事が許される。なんということか。
そのうえ「これぞ西側の文化なり」とでも胸を張って主張すれば、行儀が悪いと窘める母もなにやらおとなしくなってしまう。
そして何故か祖父がとても嬉しそうだったのをぼんやりと覚えている。
そして、現在。
恐らく夫は今日の事を
「海産物や寿司に対して並々ならぬ執念を抱いている妻による年に一度の恵方狩りの日」
とでも思っている。
概ね間違ってはいない。何年も付き合っていれば、この習性はもはや隠せる類ではない。
昼休みには「恵方巻食べれた?」とラインが来た。「夕方から出て、4ヶ所くらい確認できたら良きかな。サーモンサラダ巻、いと美味し」と返事をした。
仕事は早めに切り上げて、大型スーパー2件と小型スーパー1件、近所の個人経営の居酒屋の4件を巡り、先程帰宅した。ふと誰かが、これは増田に書けよと、耳元で囁いた気がした。
エコバッグの中を開けてみると、何故だか少し寂しくなった。
年々、中身が軽くなっている気がするのだ。
豪華な海鮮巻や奇抜な肉の海苔巻が増え、値段自体も毎年上がっているように感じた。
美味しい事は良い事だ。適正価格なら仕方が無い。
今年はウーバーイーツにハマってあまり恵方貯金できていなかったからなぁと思い、取り敢えずサラダ巻とマグロ納豆巻を用意する。
先程、夫から、職場で緊急事態が発生した為、今夜は現場に泊まるかもしれないという連絡を受けた。
会える範囲の友人たちもコロナ禍の下、確かに無言・黙食とはいえ、恵方の飲食に誘うのは気が引ける。平日都会のベッドタウンを過ぎゆく風は、まだあまりにも寒いのだ。
冷蔵庫を圧迫する恵方巻をどういう順で食らおうか、何度も何度も考えていると、だいたいの悩み事はあとでもなんとかなりそうだという気になってくる。
夫からのラインに私は大型スーパーで買ったスパム巻の写真を撮影し、夫に送った。夫は喜んでいるようだ。
しかしこのあと思い知るだろう。恵方巻はスパムだけではないことを。
深夜か明日が、夫が冷蔵庫を開けた時にいかなる反応をするか、本当にとても楽しみだ。恵方 is サプライズ。サプライズ is プライスレス。つまり恵方 is プライスレスということ。
そう考えると、なにやら不思議と強くなった気が沸いてきて、夫の不在を良い事に家事でもするかと思ってしまう。
そして、そのついでに、もう少し遅くなってから、値引きシールのついた恵方巻の散策にでも乗り出そうかと思うのだった。
サーモンサラダとサラダ巻とマグロ納豆恵方巻は、とても美味しかった。
※妖怪寿司女:寿司を食らう量は恐らく人より多い為、概ね間違ってはいない。ありがとう
※落花生:投げる豆が落花生か大豆かで戦争が起きるらしい。自分は落花生派だったが、夫は大豆派である
※99円の海苔巻:あらゆるものが値上げしていく世界で価格を維持してくれる心の友達
※桜でんぶ:桜でんぶは雛祭りと恵方巻と運動会くらいでしか見る機会がなかった気がする。美味しいし可愛いしなんだか嬉しくなる
※祖父:20人くらい乗れる船を持っていた漁師。本名は文字面が「寿司」にかなり似ている
※サラダ巻:ヘルシーじゃないのにヘルシーな気がする
※恵方貯金:今年は全くできなかったので、800〜1000円クラスの高級恵方巻を買うことはできなかった。でも毎年サラダ巻を中心に色モノ系と定番中心で高級品は買ってなかったから平気だった
※スパム巻:初めて見た
※恵方:南南東。位置的には猫のトイレがある方角の為、細かいことは考えないようにしている
※恵方巻:食品ではなく嗜好品の扱いの為、私の財布から生まれる。結果、食費が少し浮く
※恵方巡り:今年はDQウォークしながらスーパーを歩いてまわった。心から美味しく食べる為には減量大事だと思う
※マグロ納豆巻:もしかしたらこいつは恵方巻じゃなかったかもしれない
※冷蔵庫:恵方巻があると思うとわくわくしてしまい無意味に何度も開け締めしてしまう
※予約恵方:基本現物を見て美味しそうだと思うものだけ買うタイプなので滅多にしない
※居酒屋の恵方巻:今年唯一の予約恵方。お会計をする時に現物見せてもらったらついテンションが上がっちゃって「美味しそう!え、これ、めっちゃ安い!すごい!」ってはしゃいでしまった。店長が笑ってたからよかった
※恵方巻:なるべく早く食べる方が美味しいのは当然だが無理して今日中に食べきらなくてもよいので、2,3日くらいは強い気持ちでいられる
※値引き恵方:学生時代は値引き恵方が中心だったので昔の血が疼いてしまう
※恵方巻:スーパー次第では2月3日に半額で買える場合もあるが、現在住んでいる地のスーパーは2月2日のみ販売を貫いている
※恵方巻:実はあまり魚介系は買わない。漁村出身補正を抜いても、価格に対して合ってないと感じる場合が多い
※野菜:山本ゆりさんや有賀薫さんのレシピにはよくお世話になってます
※恵方巻:しかしながら改めて書き起こすととても二人暮らしとは思えぬ量である。
購入恵方
・サラダ巻 298円
このコロナ禍にも関わらず「経営方針の共有」などと銘打って密室に社員が詰め込まれ、お偉いさん方のありがたいお言葉をいただくだけの会が週1ペースで催されている。話が長くてつまらんのはまだいいが、あいつら自分が話す番になるとマスク外しやがるのマジでジジイすぎる。
そのマスク外した口で「皆さんみたいな若い人は遊び歩きたいだろうけど、それで感染が広がっているから私達の世代は困っている。厳に外出を謹んで〜」とか半笑いでのたまう。ふざけるなよ。緊急事態宣言出る直前までお前らが交流会と称して取引先と毎週飲み歩いてたの知ってるからな。
昨日、ついに弊社でPCR検査陽性者が出た。それも複数人。社内感染の可能性が濃厚。
それを受けて、流石にリモートワーク等々の実施に動き出すかと思いきや。
弊社が打ち出した対策は
何だよそれ。
いや、意味は分かる。もう通勤時に付着したウイルスを社内に持ち込まないというフェーズではなく、「みんな感染している前提で、社内でウイルスを拡げない」という方向にシフトしたんだろう。でも、違うだろ。もっと他にやることあるだろ。なんか、こう、うまく言えないけど。
もう1年以上帰省してない。
飲みに行くのも自粛して、常連だった居酒屋の経営が気になってるのに全然顔出せてなくて、友達とも会わず、日用品以外の買い物も我慢してる。それでも弊社が頑なにリモートワークを導入しないせいで、毎日満員電車に揺られて出勤して無駄にリスクを被ってる。
俺は何のために、誰のためにこんなに我慢してるんだ。
親とも兄弟とも会ってないから、俺から感染させる心配もない。もういつまで生きてるか分からない祖父母にだって会いたいけど、ずっと会えてない。友人にも。飲み友達にも。だ〜〜〜れにも会ってない。最近結婚したけど、結婚式も新婚旅行もしてないしいつかできるのかも分からない。絶望的。海外、行きたかった。
自粛辞めたい。
俺が感染して、そのせいで弊社の高齢上層部も感染して重症化して、という脳内シミュレーションをしてみても、何の抑止力にもならなかった。
むしろ、いいザマだなと思ってしまう。自分自身の重症化リスクについてはどうしてもあまり重視できない。20代だし大丈夫だろ?と思ってしまうし、正直重症化したとしても運が悪かっただけの話ではと思う。交通事故とかでも人、死ぬし。若者がコロナ重症化した時の「自粛していれば…」なんて、事故に遭った時に「あんな車通りの多い道を通らなければ…」っていう後悔と同レベルだと思ってる。
これだけ色々我慢して、得られるものがそんなちっさい重症化リスクをさらにちょっと低減する、あと年齢的に高リスクな弊社上層部の安全がやや保たれるだけなんて、割に合わない。
幸い、今は倫理観のしっかりしている配偶者のおかげで踏み止まっている。
俺が不満を漏らす度に「それでも、自分が感染した時の社会的リスクを考えると自粛している方が賢明」と諭してくれる。同じ20代だけど、少しの重症化リスクでも、配偶者に負わせたくはないとは思うし。
でも、会社がしっかり対策を取ってくれて、ほぼリモートワークになっていて、同じように帰省やら外食やら色々なものを自粛している配偶者の、ほぼ唯一の感染リスクが俺だ。
初動をたたけたって大きいよ
いまでもいわれているけど
10万人から40万人ってはやいだろ
あっというまに30人増えちゃう
だけど10万人まではすごいがんばっている。
これが最初の緊急事態宣言がないと、去年の夏頃に10万人とっぱしていたかもしれない
そうするといまごろ300万人をとっぱしていたかもしれない
地に足がつかない、とはこのことかと思った。
2月の終わり、寒い日のことであった。大学受験の二次試験前期日程の試験を終えた私は、試験会場の大学からバスに乗り、金沢駅のバスロータリーに降り立っていた。バスから降りた時、アスファルトがぐにゃんと歪んだような気がして、最初上手く歩けなかった。地に足がつかない、とはこのことかと思った。
二次試験は、よく解けたという気もするし、ダメだったという気もした。要するに何も分からず、前者であったと自分に言い聞かせるしかなかった。金沢駅の東口をとぼとぼと歩く。前期試験が終わった。そのことへの安堵と、もうこれで受験勉強をしなくていいかもしれないという期待は確かにあって、背中に羽が生えたような気分だった。
しかし、まだ合否は出ていない。もう動かせない結果は、どちらに転ぶか分からないのである。まだ何者にもなれていない、宙ぶらりんの状態は何とも居心地が悪かった。
バスから降りた他の受験生たちが、駅の横にあるスターバックスに流れていった。解放感からか、その足取りはずいぶんと軽い。その気分も分からないことはなかったけど、やはり合否はまだ分からない。そう思うと、どうしても背中に生えた羽を伸ばす気にはならなかった。
正直に告白すると、スタバは敷居が高かったということもある。何もない田舎町からはるばる受験に来た自分にとって、スタバは最上級の憧れの場所であり、それゆえに敷居が高かった。どうやって注文するのだろうと考えたし、店員からドレスコードを求められるのではないかと本気で思っていた。勉強以外のことは、本当に何も知らなかった。
大人しく帰ろうと思って駅で帰りの電車を待つ。次の電車までは、だいぶ時間があった。さすがに時間を持て余したので、駅の中にあるコンビニに入った。
信じてもらえないかもしれないが、当時はコンビニに入って買い物をする事も一つの贅沢であった。受験勉強中はありとあらゆる誘惑を断ち切っていて、コンビニで買い物をすることは自分へのご褒美の意味があった。今考えると生活を締め付けすぎだと思うが、当時は「楽しいことをすると落ちてしまう」という謎の脅迫観念に追い詰められていた気がする。
コンビニで、e-maのど飴のグレープ味を一つだけ買った。電車の中でも食べられるものを、と思って選んだのだと思う。ここで買ったものが「e-maのど飴のグレープ味」であったことは、この後の出来事もあって鮮明に覚えている。
コンビニを出て、e-maのど飴を1つ頬張った。舌でひとなめしたら、「思ったより酸っぱいな」と思った。そして、そう思った次の瞬間、ぶわっと涙が溢れ出た。
何だ、何の涙だこれは。予期していなかった思わぬ出来事に狼狽した。こんな人混みの中で泣いたらかっこ悪い。そう思って、慌ててトイレを探した。トイレを探して、慌てて 個室に駆け込み、便座に座った。
便座に座ったら、一安心でもしたのか、さらに涙が出た。それこそ、e-maのど飴みたいな大粒の涙だった。
合格した嬉し涙でも、落ちた悔し涙でもなく、タイミングとしてはおかしなところだった。今になって思い返すと、ひとまず受験が終わったという安堵と、落ちているかもしれないという不安が混ざり合い、何とか保っていたものが決壊した瞬間だったのだろうか、と思う。そこまで追い詰められていた自分に、泣きながら驚いているもう一人の自分がいた。
これ以上涙が出ないように、と思って、e-maのど飴の丸いケースを左手の五本指で強く握った。強く握りながら、涙が止まるのを待った。
3月の上旬、まだ寒い時だったけれど、長い冬は終わって、一足早い春がやってきた。
年を重ねて、今ではスタバも普通に入れるし、大学受験の記憶はだいぶ薄れてきている。それでも、金沢駅のトイレでe-maのど飴を握りしめたあの日のことは、たぶん一生忘れないのだと思う。
どうして今、こんなことを書いたのかというと、今年の受験生が過酷な環境に置かれているニュースを見たからだ。毎年、受験の時期になるとe-maのど飴のあの甘酸っぱい味を思い出してしんみりとするけれど、今年はそんな生優しいものではない。
「濃厚接触者になって受験ができない」とか、「直前になって試験が中止になった」とか、そんなニュースを見て、まさに胸が潰れそうになる。一体いま、どれほどの出来事が起こっているのか。こんなことはあっていいのか。当事者の苦しみは想像も及ばないけれど、想像しようとしただけで胸が潰れそうになる。
自分のエピソードなんて、とりとめのないものでしかない。あの日、e-maのど飴を握りしめていた自分以上に苦しんでいる受験生が全国中に山ほどいて、今も誰かがトイレの中で泣いているのかもしれない。
緊急事態宣言が延長になって、本当に春はやって来るのかと、そんな気持ちになる。自分が受験生に直接できることは思い浮かばないけれど、あるとしたら、「大人」でいることしかない。大人が馬鹿なことをしてはいけない。無責任なことをしてはいけない。