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2018-08-13

十勝毎日新聞社花火大会害悪

毎年8月13日は、私の故郷北海道帯広市で大きな花火大会がある。

近年では全道的・全国的に名の知られるようになった花火大会だ。

タイトルの通り、この花火大会はそれなりに問題を孕んでいる。


凶悪渋滞を引き起こす

開催場所市街地に近すぎて、市内にアホみたいな渋滞引き起こしている。

最近は、札幌からも客を呼ぶので、なんど道東道まで渋滞していると言う。

帰省中の人、退勤者、道東への物流に重大な被害が及んでいる。


近隣住民迷惑

トイレ貸してくれ。と、見ず知らずの酔った人に言われる。大便もある。

とこんな感じ(他にも花火演出がクソださい、花火の前の企業宣伝がクソ長いなども問題がある)なのだが、

最大の問題は、こういう花火大会開催に当たっての問題点や課題が、毎年開催されるにもかかわらずクリアされにくい構造にあるのだ。

その理由は単純で、主催者十勝毎日新聞社と言うこの地域ブロック紙からだ。

十勝地方新聞社は、長い淘汰の歴史を経て、この十勝毎日新聞社一社のみが現在生き残っている。

地域ミニコミ誌経済誌出版文化の低迷により絶滅した。

現在ミニコミ誌は、十勝毎日新聞社北海道新聞社系列誌だ。

すなわち、十勝管内の言論がほぼ一社に占められている。

新聞だけではない。十勝毎日新聞社ケーブルテレビを展開し、観光事業にも手を伸ばし、ホテルやガーデンを系列会社経営している。

十勝毎日新聞社のすごいところは、開拓時代から多角経営していてもう100年もこの地域新聞屋をやっているところ。

この寡占状態ゆえに、だれも地域反論を上げられない。上げるための器がない。

花火大会自体経済効果があるからいいのだが、特に反省がなされることなく、だんだんと規模だけでかくして「来年もやりましょ」的に膨張している。

のしわ寄せを、だれも反対できないし、だれもケアしようとしない。というか、できない(十勝毎日新聞社もただ自分事業を行なっているに過ぎない)。

十勝毎日新聞社ライバルがいないから、深いところまで気にしなくていいのだ。そして実際気にしていない。というか、できない。他社(他者)の眼がないから。

その構造こそが最大の問題点だが、それゆえに解決は難しい。

十勝は昔から農産物生産地で、モノカルチャー雰囲気がある。実は産業だけでなく、観光出版言論もまたモノカルチャーなのだ北海道らしいと言えばらしいのだが。

釧路市苫小牧市なら、こうはならないと思う。

この花火大会が孕む問題はぼやっとしている。だれも地域でそれを認識できない。私も別にいいのでは? と思う気持ちもある。

誰もこれでいいかどうか解らない。誰も問題推し量る尺度すら持っていない。

人間関係を実利目的しか構築しようとしない人間絶望している

場所を求めていろんな集まりに参加するようにしていたのだけれど

結局どいつもこいつも自分利益になるかどうかという点で他人を値踏みしていることがよくわかった。

宗教ビジネス禁止の集まり主催者積極的仕事用の名刺交換をやるし、

そういう集まりギリギリ特定宗教扱いされないスピリチュアル系のイベント宣伝をやる奴もいる。

 

どーすりゃいいんだよ!

俺は損得無しで知らない奴といろんな雑談をやりたいんだよ!金持ちの自慢やらビジネスの話を聞きに来てるんじゃねえんだよ!

もう俺のやりたいことができるの、匿名ネットコミュニティしかねえじゃん!!

なんでお前らはそんなに人間関係に実利を求めてるんだよ!

2018-08-10

落合陽一からリプが飛んできた

https://www.asahi.com/and_M/articles/SDI2018080779271.html

記事に対して否定的コメントツイートしたら落合氏本人からレスがついた。

せっかくなので補足をしてみようと思う。

サッカーのたとえについて

サッカーのたとえが安易だと思ったのは、ここであげられている例示に違和感を覚えたからだ。

「このオケマンUのようだ」「この曲はレアルのようだ」という時には、サッカークラシック両方に対するリテラシーがいる。

神奈川フィル地域密着で有名なプレイヤーは少なくてもど根性プレイを見せるからVファーレン長崎のようだ」とか「ラ・ヴァルス構造が技巧的でデコラティブだからレアルのようだ」とか、双方をつなぐリテラシー必要なはずだ。

そこを「感覚」というあいまい言葉接続するのは無理がある。

このような安易な例えでクラシックへのハードルが低くなるというのは飛躍しすぎだろう。凄く雑な議論だ。読んでいて話者の「僕はサッカークラシックも知っているよ」という「ぼくはAKBリンキンパーク聴くよ」みたいなスノッブさを感じた。

そもそもなぜこの対談はイラっとするのか

この対談は日フィル落合陽一と組んで行う新しい取り組みにたいして以下の2点を目的としているはずだ。

・こうした新しい取り組みに批判的であろう、旧来のクラヲタへの目くばせ

クラシックになじみはない一般層へのアピール

しかし、この目的はおそらくどちらも成功していない。

まず前者だが、クラヲタはこの対談で言われるほど理屈っぽくはない。私のまわりのアマオケの友人をみても、音楽史楽典精通している人は少数派だ。だいたい当の音楽業界音楽批評こそが「感性」にたよったポエムみたいのばっかりで、しっかり楽曲構造分析演奏技術について記載された記事の方がまれじゃないか。そっちが大丈夫かと思うがそれはここでは関係いか。また、守破離のくだりでいわれるようにクラヲタ保守的でもない。先日の渋谷慶一郎科学未来館ロボットAIオペラが盛況だったように、むしろ新しいものが歓迎される素地がある。私だって金さえあればこのイベントに行ってみたい。落合陽一がどんな「挿絵」を曲に添えるのかみてみたい。こうしたクラヲタの新しいものへの「感性」に目をつぶって彼らを見くびるような対談をプロモーションに使う日フィル大丈夫か。

対談の後半くだりは落合陽一をアイコンにするような「アーリーアダプター」だったら興味をもって読むだろう。だが、「のだめ」でクラシックに興味をもったライトな層だったり、そもそも普段クラシックに興味があまりない新規層をとりこみたいのなら「意識高い系西麻布で美味い飯食いながら<楽しいからこっち来いよ>言ってるみたい」な感じのこの対談がフックになるとは思えない。90年代流行った空間ディレクターみたいな人たちがウェイウェイ言ってるだけで、全然クラシックへのハードルが低くなっているようには思えない。

私はこういうプロオケの新しい試みはどんどんやっていけばいいと思うけど、この対談にはイラだちしか感じなかった。クラシックへのハードルを下げているのは、主催者が汗水たらしてるラフォルジュルネだったり、プレイヤーチャレンジしている反田の新しいフェスだったり、そもそも神奈川フィルが地べたを這いながらやっている地域貢献であって、わたしの「感性」ではこの対談に「内輪の軽さ」しか感じなかった。

あと、蛇足だが、落合陽一のファンらしき人から落合氏は凄い人だからおまえも学べとか尊敬しろみたいなリプが複数きた。落合氏もこんなのに普段からまれているなら不幸だと思った。頑張れ准教授

2018-07-30

100字超えたのでこっちで。

id:houjiT

お前(受け取り拒否見たの)初めてか?力抜けよ。

当方の主張は「左のいつもの手口」。であるから左の類似事例を挙げてるわけよ。受け取れないように受け取れないようにやって、相手のせいにするプロパガンダ、もういつもの手口ですわ。

過去アポなしで持ち込むと未来永劫その人はアポなしでやって戦略的に利用するとでも?違うでしょう。

「その人」じゃなくて、左系はそういう行動をしばしば(100%ではないぞ)とるよね、様式だよね、という話なわけ。で、様式であることを示すために、ちゃらっと調べて出てきたのを張ってるわけ。チョコの奴は記憶から曖昧だがね。どっかにいい無料ニュースアーカイバねぇかね。

今回通告してるし

んじゃ、今回の「抗議文」どうやって渡したんでしょうね。まず抗議集会の開始は、はい、「午後7時」。普通企業団体ならもうとっくに店じまいだわ。そんな時間判断がいるモノ受け取れるわけないでしょう。夜間警備の警備員しかいねぇんだから婚姻届ぐらいだわそんな時受け取るのは。ちなみにご本尊ツイッターだと渡し損ねて記念写真が午後8時ごろですわ。そりゃ絵図が当たってニッコニコエビス顔で記念写真も撮ろうってなるわな。

え、特級市民にして偉大なるLGBT様のためならカス自民党職員共は居残りでも残業でもしろと?そのために事前連絡しましたと? さすが特級市民の皆様、ブラックだねぇ、下々にはそんな発想できねぇね。その事前連絡いつよ?それ、リスケできるタイミングじゃないでしょ?

で、この行動のどこに、真摯相手方に文書を手交しようという意図があるの?

一方的電話で通告するのが真摯なの? 時間外に呼びつけるのが真摯なの? 衆の力を借りて暴力的に囲むことが真摯なの? 判断もできない現場警備員いじめ散らかすのが真摯なの? すげぇな、偉大なる領導であらせられるるLGBT様って奴は。

大体「連絡した」っつってるの、片側の主張じゃね?それ丸呑みして相手のせいだっての、すでにプロパガンダの丸のみなわけよ。

で、絵図かいてはめた連中がいろんなところで「我々の聖なる抗議文を極悪なジミンは拒否した!特級市民様の声を聴かないジミンを成敗せよ!」とかやる。低能支援者とか間抜けブクマカとかが「まあ自民党やっぱり感じ悪い!1!!」ってなる。そりゃお左さまにしてみりゃウハウハ、低能釣りのために飽きもせず繰り返しますわ。左Aがやれば左Bがぱくって、それと連帯する左Cがコピッて、その団体から崩れたやつが流れ着いた左Dでもチャレンジして・・・・ってやってるうちに行動様式として定着するわけよ。

ちなみに、例えば、じゃあ45分後におまえんちか、お前の関係先に抗議文渡すからちゃんと受け取れよ、罪状は無断IDコールによる心的外傷で謝罪と賠償要求するからな? と言ったらどうするんだよ?受け取るのか?得体も知れねぇ野郎(or尼orその他な有象無象)を近寄せようとするか?

以下追伸

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180730024721

よくあることについてはご理解頂けたようで何より。

「片側」と言えど発信源は区議信頼性一定程度認められるべきでは

遺憾ながら左派はいいかなる時でも虚偽を言う事当然(ex.放射脳共が意図的にふりまくデマ国会におけるイラク外交官殺害米軍陰謀説を唱えた民主党)況やほかの状況においておや。

大体「通告」なるモノの内容時間はだれか公開してましたっけ?

それに党員が出ろとは言ってないよね?時間が遅いか最初から警備員に渡しててそこは問題にしてない。しかも最終的に受け取られたし

関係ない業者が受け取っていいものかどうかわからんのに押し付けようとする行為が是なんだ、ふーん。業者いじめやね。政治家なら、政治的文章の取り扱い位どうすべきか知ってるのにわざわざ末端が困るように行動して恥じないわけだ。さすが特級市民にして偉大なるLGBT様はちげぇね

さらに言えば

https://twitter.com/KamikawaAya/status/1022910260418207749

いないこと知っててやってるわけですよ? これでイノセントだって言い張るんだ。さすL

以下再追伸

http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180730024721

公開され無くても自民が通告に抗議しない以上、常識的だったと理解すべきだ。警備員関係ないというが、受け取り自体業務内で行えて後に渡してるから自民から事前に話を回せばいいだけでは。

なんの証拠もなく、受け渡し側の言い分を丸呑みするという信仰告白であると受け止めますしかし、こちらはそのような宗教を信じているわけではないので、説得には全く寄与しない言説でした。なお、相手側に強弱はあれ負担を強いるのはすでにして失礼な行為では。

その他にご異存はないようなのでまとめると

という点で一致を見ることが出来、大変有意義ものでした。

以下再々追伸

http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180730024721

最後にという事なのでこちからはお呼び立て致しませんが為念

1、一方の言い分でも身元の明らかな議員根拠抜きに否定宗教未満の偏見

信じる根拠身分だけ、というのは些か前近代的は御発想で素晴らしい奴隷根性であると申し上げたいと思います。懐疑の心ってやつは"身内"に向かんもんですな。議員がどのようなウソをつくのか、まさかご存知ではありますまいに。

2、最初から警備員に渡す事で両者合意してるので、不誠実の根拠不明

合意していたら、そもそも騒ぎなぞにはならんでしょう。それほど

常識的だったと理解すべき

常識を振りかざすのであれば、人の留守中-就中夜分に-強訴をするような奴のどこが誠実なのでしょうねぇ

2018-07-29

俺も福祉世界コミットするのをやめた。

anond:20180729211539

 

俺は手帳持ちの発達障害でなんとか働いてるけれど、やはり社会に居場所がなかった。

から最初当事者会のようなところに参加していたのだけれど、主催者の参加費横領などのトラブルが続いたため距離を置くことにした。

その後今度は働く障害者の集まりのようなところに参加したのだけれど、いろいろとつらかった。

なにもかも相対的障害が軽い俺にあらゆる負担のしかかるような場所だった、とだけ書いておく。

 

いろいろやって気づいたことがあるんだけれど、一番きつかったのは軽度の知的障害を伴った発達障害者と関わることだった。

そしてその根底には自分自身にある知的障害者への差別心があるのではないかとも思っている。

自分障害者という枠組みの中では何も変わらないのに、それこそ例の増田のような「俺はそいつらとは違う」という気持ちがあるのは否定できない…

 

LGBTにも他の性的倒錯者を差別する気持ちがあるように、似たカテゴリにいても差別心というのはどうしても出てきてしまうのだろうな。

性的マイノリティにしても障害者にしても聖人ではなく好悪の感情があり、苦手なものを好きになることは無理なのだろうとも思う。

その事実認識しなければ今回逃げ出した増田のやりとりのようにお互いが不幸になるだけだ。

 

今は福祉とは関係の無い、人の集まるイベントや集まりに参加することにしている。

自分障害の話はしない。いきなり「自分発達障害者なので」なんてカミングアウトして困惑しない人間はいないだろうし。(当たり前だ)

なんだかんだで社会の中で生きていくしかないのだろう、という実感だけがある。

なんで日本って内戦内ゲバコンテンツめっちゃ好きなんだろうな

歴史コンテンツの最大勢である戦国時代三国時代はどっちも内戦コンテンツ

岳飛みたいに外敵と戦った英雄とか、ガンジーみたいな独立闘争偉人とか、びっくりするくらい日本には存在しない。

源平合戦は大好きだけど、元寇神風(笑)って感じ。

下手すりゃ北条時宗よりチンギス・ハンのほうが人気あるんじゃないの。

幕末も、攘夷維新のものよりそれを取り巻く内ゲバが注目されて、一番人気も内部粛清大好き新選組

義経とか信長とか龍馬とか、志半ばで内ゲバに巻き込まれ暗殺される人たちが大好き。

オタクコンテンツでも、ウルトラマンウルトラマン同士、仮面ライダー仮面ライダー同士で戦うようになったし。

Fateローゼンメイデンみたいなバトロワコンテンツも大流行したし。

いまの流行りは仲間同士の足の引っ張りあいを楽しむデスゲーム漫画

なんでこんなに内戦内ゲバコンテンツが好きなんだろうな?

まあ、理由なんてないんだけどね。

こういう多重質問まるだしの記事タイトルを見ると脊髄反射で、

日本民族の思考が」とか「日本のこれまでの歴史が」とか偉そうに語りだすやつがいるけど、

こんなのピックアップする部分によって何とでも言えるでしょ。

ガンダムジオンという外敵を連邦が倒す話なの?

それとも連邦ジオンに分かれた人類内戦なの?

ウルトラマンはいまでも怪獣と戦ってるし、ライダーも怪人と戦ってるよ。

デスゲーム漫画ではデスゲーム主催者が外敵だったりするよ。

マジ、何とでも言えるんだよね。

日本内戦も外敵もどっちも好きってことでいいじゃん。

終わり終わり。

anond:20180729015735

2018-07-28

anond:20180728124308

甲子園主催者旭日旗だもん、スポ根ストーリー化でメシの種だし、既得権益階層下克上を阻止する、下にいる者を媚びへつらわせお上に楯突かせないようにするにはもってこいだわな。

そして上の層は、自民よろしく蛸壺化し腐敗していって、その腐敗が社会、ひいては国体に…繰り返される歴史かな?

2018-07-21

anond:20180720193049

主催者ダフ屋の利潤がゼロになるような値段で売ればみんなハッピーでは?例えば大人幼児向け番組都内でのコンサートチケットがA席2000円台とかクレージーすぎる。12000円にしても完売するだろうし某公共放送赤字も減少してネット放送もできる。

2018-07-20

サインが大嫌い

競馬が好き。

はいっても1レースにかける金額は100円のみ。

騎手競走馬ドラマが好き。

血統や戦績から予想するのも楽しくて好き。

だがサイン派てめーはだめだ。

競馬をやらない人からしてみたらは?サイン??と思うだろう。

サイン理論とは、

「メインレースの多くではレースから既に勝ち馬勝利する騎手が決まっており、特定の者に主催者または競馬神様サインを出して教えている」という発想の下で予想を行い、馬券を購入する。

であるwikiから抜粋

全くふざけたイカれた予想方法である

このサイン理論妄信しているやつは、レースが終わった後「これがサインだったのね」と言ってくる。

本当に勘弁してほしい。

まあ当然予想なんて人それぞれだし自由だ。

だけど自分サイン理論が大嫌い。

2018-07-13

ネタバレ注意」は分かるが「ネタバレ禁止」はおかしいと感じる。

ネタバレ禁止」はおかし

SNSで広がる「ネタバレ禁止文化賛否 厳しいほどヒットのチャンス失う可能性も

ネタバレ禁止文化の是非 いきすぎた配慮で視聴・集客の妨げにも?

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12173-056478/

はじめに、誤解のないように言っておくと、私自身は所謂ネタバレ」はお勧めしない。

からブログなどに投稿するときに「ここから先はネタバレなので注意して下さい」と注意を書いたり、

物語最後の方で、とある人物があれを持っていることが判明するのは予想していなかった」等とぼかして書くのは分かる。

おかしいと感じるのはネタバレ禁止という強制である

 一方、そのようなファン同士の“揉め事”を未然に防ぐために、アーティストアイドルファンの間では、ライブツアーの最終公演が終わるまではセットリスト演出内容などがわかる感想投稿しないという“ネタバレ禁止文化存在する。

 アーティストたちにとっても、参加回数に関わらずライブを観に来るファン全員を同じように楽しませたいという意識もあるのだろう。実際に、NEWSメンバー希望で“ネタバレ禁止”を徹底しており、ツアー中はネット上でほとんど情報が出ない。

 だが、基本的には“ネタバレ禁止”はファン側の“暗黙のルール”。ファン同士の“配慮”によって成り立っている部分が大きい。どこからNGなのか、どこまでOKなのか、ファンになりたてのネットユーザーにとっては困惑することのひとつでもあるだろう。

本来投稿すること自体自由であるはずなのに、何故禁止なのか。

見たくない人に強制的に見せつけることは問題であっても、「ネタバレ自体禁止です」という権限NEWSのようなアーティスト主催者側にも、ファンにもそもそも無いはずである

権利がないのに権利を主張する、これは「擬似著作権」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%93%AC%E4%BC%BC%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9)に構図的に近い気がする。

ネタバレ著作権」「セットリスト著作権」という意識で主張しているのかは分からないが、構図的には近い気がする。

ネタバレ注意」は分かるが「ネタバレ禁止」はおかしいと考える。

こうして今思った事だが、誤った権利意識が人の権利侵害しかねないのかもしれない。

まして事実を書くという問題のないはずの行為禁止ですというのは正当性があるのだろうか。誤解を拡散しないでくださいなら分かる。


ネタバレ禁止というのはいつまで

ところで、余談であるが、ネタバレ禁止というのはいつまでの期間なのだろうか。

一つ思い出した例がある。任天堂の人気ゲームソフトゼルダの伝説 時のオカリナ1998年11月21日)にゼルダ姫という人物が登場する。ゲームが進むと、ゼルダシークという人物と同一人物である事が判明する。

同一人物という情報ネタバレ禁止で当時雑誌にも載せていなかった。永久規制と言われていた。

しかし、その後任天堂より発売された「大乱闘スマッシュブラザーズDX」(2001年11月21日)という格闘ゲームでは、ゼルダ姫はシークと姿を変えながら戦う。

スマブラを先に遊んだ人が、ゼルダの伝説 時のオカリナを後から遊んだら、シークを見て「知ってる。この人の正体はゼルダ姫でしょ」と分かる。

まりスマブラゼルダの伝説のネタバレになっている。それも発売元任天堂ネタバレをしている。

私の記憶では、当時ニンテンドードリームという雑誌では、ゼルダシークが同一人物というネタバレ禁止ではなかったのかという疑問が読者より寄せられていた記憶がある。

作品発表よりも、何年も立てばネタバレ禁止意味がないと判断したのかもしれない。

ネタバレとは見なされにくい例はどれか

ネタバレネタバレでないものの違いは何だろうか。

想像だが、展開が有名な作品ネタバレとは見なされないのではないだろうか。

例えば罪と罰坊ちゃんでは最後にどうなるのか。

それとキャラクターを特徴付ける重要な設定は、後から判明するものであってもネタバレとは見なされにくいのではないだろうか?むしろファンからすれば知ってほしい事実のような気がする。

ドラゴンボール悟空サイヤ人

ドラゴンボールピッコロナメック星人

2018-07-07

anond:20180706031659

動物保護って宗教からね。

主催者教祖で,マイルール持ってて当然かな。

人口が減ると,こういった人たちもいなくなるのかな。

2018-06-27

anond:20180627142638

登壇者の生命を守るべきなのはセミナー主催者なわけで、セミナー主催者がそのへんの警戒を怠っていたのが責任問題とされるところだろう。

ところで、セミナー主催者は…あっ

2018-06-16

アイカツ!シリーズ5thフェスティバル!!」について思うこと

 あの日武道館で『輝きのエチュード』を聴きながら、左隣りの人も右隣の人も、嗚咽を漏らして泣いていました。私も泣いていて、まともにサイリウムを振ることすらできませんでした。会場中から鼻をすする音が聞こえてきました。でも、こんな企画をやられてしまうと、あの武道館は一体何だったんだろうと、そう思わざるを得ません。

 別に「卒業」したはずの歌唱担当が『アイカツ』のイベントに登壇することに文句を言いたいわけではありません。「あなたたちは卒業したので来ないでください。歌は全部声優が歌います」なんてことになったら、それこそひどい話です。だからそういうことではなくて、「5周年」にかこつけてイベントを乱発すること自体問題だと思うわけです(というかもうすぐ6周年じゃないですか?)。「思い出は未来の中に」ではなかったのか。「同じ光のなかこれからも 迷わないでわたし歩いていける」と、あの日誰もがそう思ったのではなかったのか。「心に集めるたくさんの永遠」とは、「いやあアイカツは素晴らしいね尊いいつまでも終わらないね」と定期的に執拗確認しないと消えてしまうような「永遠」だったのだろうか。これではまるで、星宮いちごアメリカ行きを無理矢理引き止めているみたいではないか。なんでも弁当スターライト学園も全部放ったらかしにして、無理矢理マスカレードステージに立たせているようなものではないか。霧矢あおいが、光石織姫が、星宮りんごが、一体そんなことをするだろうか。大げさかもしれませんが、そう考えてしまます

 東日本大震災が起きたあの日を契機に、『アイカツ』は「皆で一緒に笑いながら身近な幸せを改めて感じ、明日を信じる力、未来への夢を持てる作品」を目指してきました。「こんなことが起きたら、いままで話したような作品はできないね」と。

——その後、ゲームおよびアニメ企画は、どうなったのでしょう?

加藤陽一)大きな転機になったのが、東日本大震災です。コンセプトを固めている最中2011年3月に、東日本大震災が発生しました。地震が起きた瞬間、僕は東京浅草バンダイ本社で『アイカツ!』の会議に出席していたんです。地震電車が止まったので、車で来ていた僕が3人に声をかけて、皆を送っていくことになりました。TV原発津波ニュースを見ながら進むうち、都心で車も動かなくなっちゃって。結局浅草を出て、皆を送って23区内の家に帰るまで12時間位かかりました。そのとき一緒にいたのが、アニメアイカツ!』の若鍋竜太プロデューサー企画スタッフです。車に缶詰状態で、8時間から10時間ぐらい、地震の影響を目の当たりにしながら、皆で『アイカツ!』のことを話しました。まるで合宿みたいな濃い時間でした。「こんなことが起きたら、いままで話したような作品はできないね」という話もその場で出て。それを受けて書き直した企画書の内容が、そのときの僕らの思いを込めたものだったんです。

——どんなふうに変わったのでしょうか?

 ネガティブ出来事も起こりえるレトロスポ根路線は消えてなくなり、代わりに、「皆で一緒に笑いながら身近な幸せを改めて感じ、明日を信じる力、未来への夢を持てる作品」が必要だろうということになったんです。「トップアイドルを目指すスポ根サクセスストーリー」の部分はそのままに、「温かくて前向きな気持ちになれる作品を作ろう」と、企画ブラッシュアップしていきました。この段階の企画書に書いてあることは。現在のところほぼすべてが、作品内で実現しています。あの震災が、『アイカツ!』という作品にとっての転機だったと思いますね。

アイカツオフィシャルコンプリートブック』(学研パブリッシング2014年、130頁)

 そして『アイカツ』はたくさんの人を「温かくて前向きな気持ち」にし、たくさんの人が前へと進みました。「今日が生まれかわるセンセイション」、「いつだって、ここから、あたらしい夢 どこにだって行けるよ!」。『アイカツ』を観たたくさんの人が「素敵な明日」を迎え、「未来向きの今」から未来へと全力で走り出したはずです。『アイカツスターズ』もそうです。あれだけの作品を前にして、前作とは別の方向へと舵を切るなど、並大抵の覚悟ではできません。巴山萌菜さんもそうです。私は詳しい動向を追ってはいませんが、TVドラマ『賭ケグルイ』のOPを歌っていたようですし、ワンマンライブもやっていたと思いますSTAR☆ANIS/AIKATSU☆STARS!から卒業し、自分の決めた道で頑張っています

 それが、何故こうなるのでしょうか。別にイベントをやるなとは言いません。「卒業」した歌唱担当を呼ぶなとももちろん言いません。ただ、何故今なのか。10周年や20周年まで待てないのか。これではまるで、私たちに「明日を信じる力、未来への夢」なんかないのだと言わんばかりではないか。全く「未来向き」じゃない、完全に過去を向いている。私にビジネスの知見はありませんが、商業的に考えてもこんなやり方では長生きできないと思います

 昨年9月、甘粕試金氏によって『この幼形成熟の世紀に』と題された原稿が公開されました。当時それを読んだ私は「言いたいことはわかるし何も間違ってないと思うけど、アイカツファンダムはそんな人ばっかりじゃないのになあ」とかなんとか思っていました。でも、どうやらもうそんなことを言ってはいられないみたいです。

アイカツ!』が放送終了して新シリーズアイカツスターズ!』が始まった今『アイドル活動!』よもう一度とばかりに『アイカツメロディ!』が来ることの意味は、先述の原稿の論旨で言えば「和声」的解決意味することになり、『アイカツ!』も円環的時間気持ちよさによって欲望生産する作品だったという結論にならざるをえなくなる。それを証し立てるきっかけになったのが「シリーズ5周年記念企画」の楽曲だったという事実は、フランチャイズ圏内にある作品ファンク的時間を持つことの不可能性をも証明してしまったのではないか。このことに私はほとんど嘔吐せんばかりになってしまったわけです。

「なんで和声的ならダメなの? 気持ちよければ良いじゃん」という問いに答えるには、それだけで一つのまとまった原稿必要になるのでここでは書きません。フランチャイズに話を絞りましょう。ここ数年で最も忘れがたいフランチャイズ批判高橋ヨシキさんが『ローグ・ワン』を前にして発表した「幼年期の終わり 〜さようならスターウォーズ』〜」を部分的引用しま

観客が耽溺し続けること自体を難ずる権利はぼくにはありません。〔中略〕それでも、観客を「耽溺させることを目的に」商品を作り、供給することは邪悪なことではないかとぼくは思うのです。

〔中略〕

なぜなら、それは観客を消費者へと変え、幼児化させ、駄々っ子のように振る舞うことを是とするものであり、その駄々っ子の口に好物を際限なく突っ込み続けることで、彼らを判断能力を失った中毒患者へと変える行為からです。

〔中略〕

「前へ!」というのは、ルーカスだけでなく、どのようなクリエイターにとってもいちばん重要姿勢だとぼくは信じています。その先に何があるか分からなくても、あるいはそれがどういう評価を下されるにせよ、とにかく 「前へ!」。これはクリエイターに課せられた祝福でもあり呪いでもあるのですが、「前へ!」という大前提は旧三部作でも、またプリクエルでも(プリクエルは実は後退していたわけではないとぼくは思っています。何度も言いますがコンセプトに対してエクセキューションが貧しかったのがまずかった)、そして部分的ではあれど『フォース覚醒』にも共通していました。前へ!

〔中略〕

ところが『ローグ・ワン』は「もはや前に進む必要などない」という、ルーカスフィルム/ディズニー宣言のように、ぼくには見えました。なぜ前に進む必要がないのか? なぜならそれを誰も望んでいないからです。誰も、 というのは『スター・ウォーズ世界に耽溺することに慣れきった観客のことです(ぼくも含みます

〔中略〕

興行的に、『スター・ウォーズ』が「前へ」進む必要がないことを『ローグ・ワン』は証明してしまったのです。

Crazy Culture Guide Vol,30-30,5(http://www.mag2.com/m/0001673228.html

 SWシリーズにまったく思い入れを抱いていないうえに『ローグ・ワン』も(ドニー・イェンドン・キホーテ役をやっている映画なのだし)楽しく観ることができてしまった私は、当時「はぁ、そういうものなのかなぁ」程度にしか読めなかったのですが、少なからず前のめりに接してきた『アイカツ!』5周年企画に際して、これらの文章は「あっ、この状況を言ってたのか!」という今更の得心とともに蘇ってきました。「前へ」進む必要がないこと、それは「和声」的時間に閉じること、フランチャイズの体系に閉じること、円環的時間=手回しオルガンの歌に耽溺しきることを意味してはいいかベケットらを念頭に置いて「終わる必要がない」作品だと言うとき、それは「終わりが永遠に引き伸ばされる」作品偽装された姿を言っていはしないか。それこそがフランチャイズの罠であり病ではないのか。という疑惧と危惧が一斉に襲ってきたわけです。これは単に「前に書いた文章矛盾しちゃった」から狼狽えているのではありません。「あれっ、自分は《これ前にも聴いたことあるわ、良いわ〜、知ってるわ〜、延々と続けられる正当な伝統、良いわ〜》みたいなことに気持ちよくなりたくてこの作品を支持してたのか? そもそもこれってそういう気持ちよさを是とする作品だったか?」という、本質的な足場が揺るがされたことに原因があります。それも公式の「5周年記念企画」によって。

甘粕試金『この幼形成熟の世紀に』(http://petrushkajp.blog.fc2.com/blog-entry-165.html

 

アイカツシリーズ5thフェスティバル!!」を楽しめる人を悪だとは一切思わないですし、主催者ダメだとも思いません。もちろん、私が正しいとも一切思っていません。私も何かの手違いでチケットを手に入れたら、それはそれでそれなりに楽しめるんじゃないかと思います。そりゃあ声優歌唱担当が揃ったら嬉しいです。生アフレコなんてしたら最高です。そりゃそうです。ただ、あの日「車に缶詰状態」で「合宿みたいな濃い時間」を過ごし、それを受けて書き直した企画書は、そこに込められた思いは、「皆で一緒に笑いながら身近な幸せを改めて感じ、明日を信じる力、未来への夢を持てる作品」とは、こういう類のものだったのか。木村監督プロットを書いた「大スターいちごまつり」のMCの「みんなの今日が、明日が、少しでも素敵になったらいいな」とは、「いつでも何度でも集まって際限なく盛り上がれる。いつまでも終わりを引き伸ばせる。ずっとここにいられる」という意味だったのだろうか。『アイカツ』が3年半、『アイカツスターズ』が2年かけて描いてきたことは、そういうことだったのだろうか。どうしたって、そう頭を悩ませずにはいられないわけです。そして、“「終わる必要がない」作品だと言うとき、それは「終わりが永遠に引き伸ばされる」作品偽装された姿を言っていはしないか。”。このことは、常に考えるべき問題であると思います

 でも、ツイッターを見ている限り「歌唱担当戻ってくるなら純粋に楽しめばいいじゃん」「そんなにヒリつくことじゃなくない?」という人が多数派を占めているようです。だから私がおかしいのかもしれません。「めんどくさいオタク」なだけなのかもしれません。なので、「アイカツシリーズ5thフェスティバル!!」に行かれる方には、純粋に楽しんで来て欲しいと思っています皮肉でも嫌味でもなく、本当にただ純粋に、楽しい時間を過ごしてきて欲しいと思いますアイカツファンの方々——あるいは演者スタッフの方が読んでいないとも限りません——、お気を悪くされた方がいたら、本当に申し訳ありません。拗らせたアイカツファン戯言だと思って、どうかご容赦ください。

2018-06-06

anond:20180606223541

e-Sports採用される、ってのがなんか違和感あるな。

今は別にe-Sportsっていう共通認識なんかなくて、ゲームタイトル個別e-Sports謳ってるだけじゃない?

大会主催者毎に採用タイトルバラバラだし、その中の「FPS」ってジャンルだけでもバトルロイヤルやら

オーバーウォッチのようなオブジェクティブ系やら、チームデスマッチやら、バラバラ共通認識で語れるようなもんじゃなくない?

そういう多様性ゲームの良さであるんだろうし、逆にその多様性を雑に「e-Sports」って括ろうとしてるのが微妙な気がするのよな。

同じ「1つのボールで対戦するゲーム」ってだけで、セパタクローハンドボールクリケットを括ろうとしてるような雑さ。

anond:20180606110953

から自由意志で志願だから名誉なんだろ 

騙して無理やり参加させたら殺人 

オウムの水中訓練と同じく自由意志かどうか主催者証明できなかったら犯罪

警察とその教室コネがあって有罪にならなくとも犯罪

2018-06-05

anond:20180605012358

こういうの主催者側も対策取れるようにしてほしい。

まずこういう輩から名刺をもらう。そしてそれを主催者側に渡し、出禁にする。

2018-05-28

anond:20180528180109

おまわりさんのところに行く前に、その講座とやらの主催者大学コミュニティ教室的なもの?)に相談しとけし。

あと友達や講座仲間や家族にも。

anond:20180528113408

僕の体験を前提にお返事させていただきます。いくつかあなた体験と食い違う点があると思いますが、ご了承ください。

しかし仕掛ける側は、このお化け屋敷安全で、後々は楽しい思い出になることを知っている。

https://anond.hatelabo.jp/20180528013920

ここに書いたとおり、毎年体調不良者が出ていて、救急車さえ出動させたことがあり、主催者(と先生)側もそのことを承知のうえで行っているのだから、「安全」だということはないでしょう。

>が、果たして半年後も同じ感想だろうか。

本文中に書きそびれたので、勘違いしている人が非常に多いですが(勘違いさせてすみません)、僕がこのことを経験してから既に1年たっています。それでも、初めに持ったものと同じ感想を持ち続けています。(僕の頭が固いだけかもしれませんが)

客観的に見れば明らかに蛮習であることは2,3年生もOBOGも先生も、みんな分かっている。なんなら地域の人も割と知ってる。が、その上でなお、それにプラス価値を感じているから続いている。

先生方の中でも反対の意見が多くあるようです。実際に、僕たちに向かって「自分たちの代になったらやめてほしい」と言った先生もいました。プラス価値を感じている人もいるとは思いますが、全体に共有された考えでないことは確かです。

2018-05-13

ケンガンアシュラが意外な展開

ネタバレ注意






主催者の駒であるという立ち位置ビジュアル的に、アギト決勝進出するとばかり思ってたら、準決勝まさかの敗退。

アギトには「敗北者に用はない」と言わんばかりにさらなる逆境に晒されるのかな。

そっちの方が盛り上がるのかな。

2018-05-10

同人グッズにおけるマタニティマークパロディ問題について

二次創作同人誌即売会で、「マタニティマークパロディ」のノベルティ頒布された件が大炎上しました。

この文章では、


「一体、あのグッズの何が問題だったのか」
問題の再発防止のために、今後同人活動をしていく際に何を気をつけるべきか」


について、できるだけ詳しく書きたいと思います


なお便宜上、グッズを頒布した当人を「Sさん」という仮名記述します。(「S」彼女イニシャル等とは関係ない全くの仮名です)

彼女現在、すでに二度に渡る謝罪文を出し、グッズの外での使用を控えるよう呼びかけていますが、

その補足になればと思います


■事の経緯

1.Sさんが、新刊ノベルティ無料のおまけ)に、某アニメ関連の「犬」のグッズが好きな人向けの「バッジ」を作成

2.そのイラストを「マタニティーマーク」のパロディにし、アニメキャラクターが犬を抱いている構図にした

3.このことを問題視し、ノベルティ頒布を中止すべきといったメッセージが、Sさんのところに複数届く

 (この時点で、まとめやTwitterで晒されてプチ炎上

4.Sさんは、それを無視して頒布実施

5.再度、まとめやTwitterで晒されて大炎上


今後の対応頒布実施してしまった背景などは、

本人が謝罪文の中で書いているため割愛します。

この文章では、「グッズ自体の何が問題だったのか」を詳しく解説します。


■このノベルティの、何が本当に問題なのか

このノベルティ問題なのは、以下の3点です。

正確に言えば、この3点のトリプルコンボだったことです。


1.公共マークパロディだった
2.アニメ二次創作であり、ダブルパロディだった
3.身につけられるグッズだった


以下、詳しくご説明していきます


1.公共マークパロディだった


マタニティマークは、周囲が妊婦さんに配慮やすくするための公共マークです。

それを模した構図・色合いのイラストは、やはり、ぱっと見て周囲の人に誤認される可能性もある、と言わざるを得ないでしょう。(補足※1)

また、たとえ誤認しなくても、「公共マークパロディ品」の存在自体不快感を覚える人がいたり、

せっかく配慮したのにパロディだと分かったら、今後はそのマークへの配慮を躊躇してしまう人もいるかもしれません。

そもそもマタニティマーク妊婦自体に反感を覚える人もいるそうです。(ここまで来ると、もはや今回の件以前の問題かとは思いますが)


ただし、Sさんイラスト自体は、二次創作としてはよくあるような「可愛い」絵柄のもので、

決して、皮肉や悪意を含んだパロディではありませんでした。

からこそ、今後も誰かがやってしま危険性があり、注意していくべきことだと思います


2.アニメ二次創作であり、ダブルパロディだった


さらに、その絵がアニメ(およびアニメ公式グッズ)のキャラクター二次創作であるため、

「このアニメ公式が、公共マークと紛らわしいグッズを出した」と誤認される可能性もあります。(補足※2)

巡り巡って、公式迷惑がかからないとも言い切れません。


もちろん、1サークル新刊ノベルティとしての頒布数程度、ということを考えても、

ただ頒布しただけであれば、そこまでいく可能性は決して高くありません。

ただ、この1件のリスクが低くても、同じ事をたくさんの人がやったらどうなるか。

また今回のように、不特定多数にまで情報拡散されてしまったらどうなるか……

ということを考えると、頒布数がどうということではなく、

「皆で守るべきマナー問題」として考えなくてはならない、と思います


3.身につけられるグッズだった


もしこのノベルティが、家の中で一人で愛でるものであれば、

誰か他人に見られて誤認される可能性も低かったでしょう。

しかし、これは「バッジ」であり、他人に見えるように身につけることを前提としたものでした。(補足※3)


現在は「痛バ」文化が浸透するなど、公式グッズと同人グッズを一緒にして、

他人に見えやすいように身につけることも、一般的になっています

グッズは、同人誌と比較して、公式のもの混同される可能性が高く

また公式からも「海賊版」とみなされて注意を受ける可能性もあります

グッズを中心に活動されているサークルさんは、すでに気をつけてらっしゃることだと思います。(補足※4)


ただSさん場合新刊につける無料ノベルティとしてのグッズであり、いつもグッズを頒布しているわけではなかったことも、

認識不足につながったのではないか……と思います

ノベルティでグッズを付けるサークルさんが増えている中、このことは改めて注意すべきことだと思います


------


以上、この3点については、今回の件から学べることとして、

ジャンルわず同人活動をする多くの方が改めて認識した方がよいと考えます


同人誌だと、冒頭や奥付等に、以下のような趣旨の注意書きが入っていることがあります

「この作品同人誌です。個人私的作成したもので、公式制作会社様等とは一切関係がございません。

 同人に対する理解のない方の目には触れませんよう、ご協力をお願い致します」

でも、「グッズ」を手渡すだけだと、この手の注意書きすら書くことができません。


たとえ公共マークパロディではなかったとしても、

二次創作キャラクターを使って、他人不快感を与える可能性のある図案で、

他人に見える場所に身につける前提のグッズを作ることには、リスクがあります

例えば、LGBT宗教人種……など。


当事者だったり身近なこととして経験したことがなければ、

全くの他人が見たとき不快感可能性まで、なかなか想像が及ばないかもしれません。

でも例えば、男性キャラ同士とか、十字架とか、

そういう二次創作ではよくあるモチーフも、図案によっては問題になり得ます


ただ「マタニティマークパロディはまずい」、ということだけではなくて、

「全くの他人が見たらどう思うかな?」

「このパロディ当事者が見たらどう思うかな?」

「この二次創作キャラクターを全く知らない人が見たらどう思うかな?」

ということを、特に身につけるグッズについては、

必ず考える必要があると思います


◆補足※1

 「厚生労働省マタニティマーク規定違反している」、つまり著作者が明確に禁じている、という指摘も多くありました。

 確かにマタニティマークの改変、特に一部を変えるような改変は、厚生労働省規定禁止されています

 また、作成時に厚生労働省に申告するよう規定されています

 ただし、これは「マタニティマークとして使用する場合」のことで、それを目的としない「パロディ」については言及されていません。

 つまりパロディについては「規定がない」というのが、正確なところだと思います

 もちろん、だからといって許可されているわけではありませんし、そもそも改変を禁じる理由は、認識時の混乱を防ぐためだと思うので、

 パロディ問題がない、というわけではありません。


◆補足※2

 ※1とも関連して、「著作権違反している」という指摘も多くありました。

 しかし、著作権あくま親告罪であり、これを持って他人が人を訴えたり、裁くことはできません。

 Sさん謝罪文で述べている通り、イベント主催者さんへの通報があり、ノベルティをチェックされたときも、

 「イベント頒布禁止対象には当てはまらない(ただし何かあれば個人責任対応して下さい)」と言われたそうです。

 ですから、このグッズが即違法性があるというものではありません。

 ただし、アニメ等と異なり、公共マークパロディ二次創作文化がないこと、

 またダブルパロディなので、権利者がこれを問題とみなすリスクも二倍あること

 そうみなされた瞬間に違法な物になってしまうということは、改めて注意すべきことだと思います


◆補足※3

 その後、Sさん本人は、謝罪文で外での使用を控えるよう呼びかけています

 にも関わらず、「付けている人がいるのを見た」というツイート拡散されたこともありました。

 ただし、その方のアカウント現在削除されており、この件の真偽のほどは分からないことは補足しておきます

 いずれにせよ、外で付けることは思わぬトラブルを呼ぶ可能性もあるため、絶対にしないことをお薦めします。

 また、たとえ家の中で所有しているだけでも、同人二次創作に対して理解のない方の目に触れる可能性があるならば、

 念のため破棄した方がよいと思われます。(これは、全ての二次創作物について言えることですが)


◆補足※4

 もともと同人グッズが同人誌と比べて規制が厳しいのは、同人誌で書かれる内容が、まず公式が出すことはないものが多いことに対して、

 シンプルデザインからなるグッズは、公式および公式からライセンスを購入した企業販売するものと、似通ったデザインになる可能性が高いからです。

 そうすると、著作権侵害を黙認された同人グッズであるにも関わらず、「公式のグッズより同人グッズを買おう」となってしまい、

 「権利者の利益侵害するモノ」(=いわゆる海賊版)となってしまうため、注意が必要なのです。

 一方今回の件は、公式が出したかのように見える「公共利益侵害するモノ」となる可能性があったという点で、

 別の新しい問題として認識されるべきだと思います


■まとめ

まとめますと、今後の教訓として、


●『公共マーク二次創作ダブルパロディ』は、絶対にしないこと
●『他人が見て不快に思う可能性がある図案』で、『携帯可能なグッズ』は作成しないこと(二次創作では特に
●もしどうしても作成したい場合は、『家の中で個人的に楽しめるような物』にして、さらに『頒布時に注意書きを一緒に渡す』ような配慮をすること


少なくとも、この3点だけは肝に銘じていけたらと思います


この文章が、今回のような問題の再発防止に役立ちますように。

長文にも関わらず、最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

2018-05-08

徒党組んでチケット申し込みすんのやめろ

たとえば4人で組んで全員が4枚申し込めば当選確率4倍だわな

抽選じゃないにしても良席確保できる確率4倍だわな

複数当選したって一番いい席以外は料金払わずバックレれば勝手キャンセルされるんだからリスクゼロ

迷惑なのは先行で申し込んだにも関わらず二次申し込み以下のロクでもない席で見せられる普通の熱心なファン

主催者だって転売対策さえしてれば声だけ大きいそいつらが大人しくなるの分かってるから対策する気なんかありゃしねえ

それを訴えたアカウントまとめサイトで叩かれてたな

「お前も同じことやればいいだろwww」

お前らに転売屋叩く資格なんかねえよ

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