はてなキーワード: リジェクトとは
iPhoneアプリで生活していたが、今後iOSを中心にすることはないだろう。審査が厳しくなっているせいで、思いついたアイデアを何ヶ月もかけて実装してもリジェクトをくらい何度も修正させられ、規約に従った機能修正をし当初とはまるで違ったアプリとしてリリースしなければならなくなる。使いづらくさせられてヒットなんてするはずない。
問題は規約が曖昧に書かれていて審査するまでどの部分に文句を言われるかわからないこと。
同じ機能でも他のアプリでリリースされているものもある。レビュアーによってもバラつくにだろうけども。
MacとiPhoneとiPadで生活してるけど徐々にandroidに移行するよ。ティムクックが悪いんだ。あいつは金を搾り取る方法には長けているけれどもITでのイノベーションを起こせる才能があるわけじゃない。早くそこから降りてくれ!
マジレスすると、Googleの審査はあまり厳しくない。レギュレーションはあるけど、問題が起きてからどうにかする式という印象。
Appleの審査はマトモな会社がマトモな品質管理しててもリジェクトされて、ビジネスに影響出るような話が多い。
元増田の件もそうだけど、それお前の主観だろって理由でリジェクトされることが多いし、
その線引きが公開されてなくて頻繁に内部ルールが変わる、みたいな感じ。
それでいて日本語でコミュニケーションが取れないのは特に個人開発者には優しくないだろう。
(英語でもキレてる人は多かったりするが、それでも日本語窓口作ってくれたら印象変わると思う)
#読み返したら俺Appleの体制がイマイチだって話は書いたけど、Googleについては一言も言ってねえじゃん。基地外かよ。
自分はiPhoneユーザーだ。また、今まで雇われのiOSアプリ開発者として仕事してきた。個人的にもアプリを作っていて、ストア上にいくつかアプリもある。その内の1つをアップデートしようと先日Appleにその更新版を送ったのだが、今日審査で却下された。
却下理由は「4. 2 Design: Minimum Functionality」、つまりクソアプリなのでストアに公開出来ないということだ。
便利だと思って開発し、実際便利に使っていて、2年以上このアプリをマメにメンテしてきて、アプリ特有の機能もあり、ユーザーも結構ついてきた今コレを言われるのかと愕然とした。
最近Appleはソフト面に注力してきたと言うが、こういう意味だったのだろうか。
とりあえず、なぜこのアプリに価値があるかの説明をAppleに送り、今その返事待ちだ。しかし以下のような話があるので、これから承認までは長い道のりとなる可能性は高いだろう。
正直言って、この件でAppleの今後に失望してしまった。自分はここ5年はiOSアプリ開発者として金を稼いできた。頭を悩ますような却下も何度だってあったし、頭を悩ませている人も多く見てきた。もちろん審査のことやそのメリット・デメリットを承知で今までiOSアプリを開発してきた。しかし今回、今まで問題ないとされていたのに突然ダメと言われてしまい、そしてそれにぶち当たったのが自分だった事が大きなショックとなっている。もう怖くて何も作れなくなってしまうなと、分かっていたハズなのにやるせなさがこみ上げてくる。
そんなこんなで、今後自分はiPhoneから離れAndroidに移るだろう。主な理由は開発者としての精神的安定の為。Androidとの両刀はしない。自分がアプリを作らないプラットフォームを使い続けるのは苦痛なので。iOSで何が出来るのかを逐次追う程度に留まるだろう。
Androidについてはセキュリティ面での懸念は若干あるがそれでも若干だし、その他の機能面で不満は無い。そうなってくると今自分がiOSに固執しているのは単純に慣れと、職歴の為くらいだ。それらコンフォートゾーンから抜け出すのは正直つらいものがあるが、長い目で見れば幸せになれるだろう。むしろ手遅れになる前にやった方が良い。
結構よくまとまっているとは思うんですけど、博士学生だからか少し偏りがあるので、もし参考にする学生が居たときのために、少し補足させてください(ちなみに私は本職です)。
挙げられている分野は、いわゆる古典的なCGの分野の一部で、そこに当てはまらないものも沢山あります。例えば、3Dプリンタに関する技術とか(fabrication)、建築関係、VR/AR、HCI、HPC/ハードウェア、computational photography、アート、数値計算、言語処理(CUDAの元はSIGGRAPHの論文ですよ)などです。実際のところ、かなり色々なトピックがあり、この分野の研究者でも全てを挙げられる人は居ないと思います。トピックが違うと同じCGの研究者でも話が通じない事もあります。他分野の専門家と組んで研究している人も多いので、かなり懐が広い分野だと思います。自分の興味のあるもの+CG、という研究をしている人が多数居ます。
なお、西田先生は日本では有名なのかもしれませんが、国際的に著名な研究者は各分野で違います。SIGGRAPH/SIGGRAPH AsiaなどのTechnical Paper Committteeの名前をチェックすれば、最近勢いがある若手や著名な人がだいたい分かると思います。自分の興味のある分野の研究者が海外に居れば、留学しましょう。
これは訂正された点を含めると、だいたい合ってます。訂正にあるように、基本的には、大きな学会のProceedingの論文 = ジャーナル論文なので、その場合ジャーナル論文としてカウントする人が多いです。ジャンル別の会議に理論的な研究が発表されるかどうかというと、そうでもないでしょう。どちらかといえば、研究としてのインパクトが小さいが発表したいとか、SIGGRAPH/SIGGRAPH Asiaに落ちたので、再投稿というケースが多いです。国内の学会・雑誌はアレなので、英語で文章が書けないと死にます。
CGではIFを気にする人はあまり居ません。研究者としてのアウトプットは、国際的にはSIGGRAPH/SIGGRAPH Asia/TOGを含めた、主要な学会での論文の本数が重要です。Pacific GraphicsおよびEurographicsは、それぞれの地域ではそれなりに評価されますが、国際的には評価されない場合があります。あと、勘違いされているケースが多いので強調しますが、SIGGRAPH/SIGGRAPH AsiaでカウントされるのはTechnical Papersだけです。その他のプログラムは、参加したいなら出してもいいけど、研究業績にはカウントされません。その他のプログラムばかりで発表していて、Technical Papersで論文が出て無いのに、SIGGRAPHで活躍していると強調している研究室(国内外にあります)は注意しましょう。分野全体の業績評価の実態と違います。
学位取得難易度は、研究室および大学によって大きく違います。上記の著名な国際会議に通すことを期待している研究室だと、アイデアが重要な分(データやモデルを少し変えて、少し性能が良くなったぐらいでは論文は通りません)、他の分野より要求される能力は高めです。ただ、懐が広い分野なので、自分の得意なことを生かして研究ができれば、研究に没頭できて楽しく過ごせると思います。実際、活躍している人はそういう人です。標準的なアウトプットとしては、1年あたり、ジャーナルになる学会に1本ぐらいでしょう。博士課程が3年なら3本ですね。リジェクトされるので、その倍ぐらいはプロジェクトをこなす必要があります。
実装力は超重要です。アイデアを形にして実験出来ない人は苦労します。言及元に書いてあるものの3倍は実装します。
研究の歴史が長いトピックは既存の研究に対して新規性を出すのが難しいので、その分論文を書くのは難しいという、ごく当たり前な状況です。書かれているように、レンダリングや流体は難しいと認識はされていますが、それは歴史が比較的長く、劇的な性能向上が難しいからです。逆に最近出てきたトピックの中だと、新しい応用を見つけてそれを古典的な方法で解く感じの研究が多いです(3Dプリンタ向けのデザインの最適化など)。そのようなトピックであれば、面白い応用さえ思いつけば、既存研究との比較をあまりしなくても通る論文が書けるでしょう。いずれにしても、如何にして新しいアイデア(新しい理論・手法であったり、新しい応用であったり)を思いつくかが重要です。
各分野の所感については、言及元は一学生の感想で、それが分野全体としての共通認識かというと、そうではないように思います。一口にCGと言っても研究分野が多岐にわたるので、それぞれの分野の専門家に話を聞くのがベストです。
研究室で育ててきたエンジンがあるかどうかは(そしてそれを弟子に使わせるかどうかは)研究者によります。進学する際には、その辺をチェックしましょう。ただ、現在活躍している人には、自分で書きたがる人が多いです。「レンダリスト」という言葉は聞いたことがありません。
だいたい正しいと思います。応用的な研究と言うと、表面的な印象を受ける人がいるかもしれませんが、ただ何かを達成すればいいというよりは、実際の問題を解けて理論的にも面白いという研究を目指す人が多い分野です。査読ではその両面が評価されるので、査読者によってどちらに重きを置くかも違い、皆を納得させる成果を出すのはなかなか大変です。
CGは、研究を頑張って学会等に論文を沢山出せれば就職先も引く手あまただし、研究成果は専門外の人(例えば家族とか)にも分かりやすいし、自分の興味のある事をコアにして研究できる懐の広さがあり、とても楽しい研究分野です。どの分野で研究しようか迷っている人はぜひ!
国内にも計測機器メーカーはあるけどまあ使いもんにならんよね。
https://jemima.osaka/exhibition/
そもそも研究って仮説と実証の繰り返しだから。計測がなきゃ実証もできずに机上の空論振りかざすか、怪しい実験結果引っ提げてリジェクトされまくるクソ論文しか書けんわけだ。
アレって、著作者と出版権についてキッチリ契約せずに利用許諾なぁなぁでやってた出版社が、
単にクラウドフレアに削除申請したけど「権利者じゃないだろ」ってリジェクトされてたって事でしょ
http://dlit.hatenablog.com/entry/2018/10/10/080521
https://anond.hatelabo.jp/20181010122823
私もこの流れに賛同したので続きます。私は博士課程の学生なので、多少間違いがあるかもしれませんが、大筋は合ってると期待します。身バレしない程度にざっくりとした纏めにとどめますが、誤りがあった場合の修正については諸氏にお願いしたい。他の研究者の諸事情を聞くのは面白いですね。
というようなモノになると思います。各分野を横断する様な複合的な研究も多いのですが、大雑把にというところでお許しください。最も著名な研究者は現在はドワンゴリサーチを主幹しておられる西田先生でしょう。
国内ですと画像電子学会、VCシンポジウムといった会議や雑誌に投稿しますが、国内への投稿はあまり重要視されていないという現状があります。では、どこへ投稿するのか?といいますと、Siggraph (Asia) 、 Eurograph、Pacific Graphics などの主要な総合会議になります。主要会議については、インパクトを重視する面もあるのですが、各ジャンルで、例えばレンダリングではEGSRなど、主要な国際会議と同等レベルの難易度とみなされる会議があり、これらの専門ジャンルの分派会議は総合会議よりは多分に理論的な研究が発表される傾向があります。最も評価が高いのは主要三会議ですが、それらでの採択が無理なら、再実験や修正したのちに、ランクを落として投稿し、より注目度の高い会議での採択を目指します。
CGの論文は、ACMのデジタルライブラリーに公開されるほかは、殆どの場合は著者の一人がプレプリントを公開する慣習があります。ACMのみですと会員登録をしていない実業界の人の目に触れにくいという事情が影響しているのかなと。SiggraphとEurograph及び主要な分会を除いては、基本的には国際会議で発表された論文は、Proceedingになります。基本的にはというのは、その中の優れたもの何報かはジャーナルに採択されることもあるからです。またジャーナルに直接応募する事も出来ますが、ジャーナルへの投稿は会議への投稿よりも時間を要する事情もあって国際会議へ投稿する人が多い様です。当然ですが、これらは全て査読されます。何度もリジェクトされます・・・。
https://www.eg.org/wp/eurographics-publications/cgf/
https://www.siggraph.org/tags/tog
一般的な論文のページ数は1ページ両面印刷 2段構成で10P程度です。とても短いですが、短い分だけ綺麗に纏める能力が問われる事になりますし、一言一句と言えども無駄にできない厳しい調整を繰り返して執筆します。
主要会議は下記のリンクに纏められています。リンクから論文も見れますので、ご興味があればどうぞ。
http://kesen.realtimerendering.com/
CG業界における最高峰の雑誌は、ACM Transactions on Graphics で、IFは 4,218となっています。
次いで重要なのが、
IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics でIFは 3.078。
Computer Graphics Forum でIFは 2.046。
ieee computer graphics and applications で、IFは 1.64と続きます。
残念な事ではありますが、CGではIFが1.0を超えるジャーナルは少ないので、研究者の多さに比較して掲載枠は少なく競争は非常に激しくなっています。これもジャーナルよりは、それと同等に評価されるトップカンファレンスの proceedingにする理由かもしれません。
学位の取得難易度は、理工学系では高くない方だと思います。博士を取る過程で要求されるのは、雑誌ないし高レベルの会議のproceeding 2報というのが観測範囲での相場です。国内会議への投稿や、査読なし投稿、講演資料などを含めると5本程度はある感じになるのではないかと思います。博士を獲得するまでにかかる時間は3年となっています。それより長くかかる人も、短く終える人もいます。アカデミックなポストは常に足りない状況にあり、非常に優秀な研究者も結構苦労してるように見受けられますが、産業界に就職する場合は非常に簡単です。
CGをやる上で必要になる数学と物理は、基礎科学分野では学部生時代にやる様な初歩的な数学や物理です。最適化問題を解くことが多くなる関係で最適化数学についてはよくやっておいた方が良いようです。この辺りはジャンルに関係なく一通り勉強しておく必要があります。数学や物理の勉強量は、基礎科学分野よりも多くはない分、情報系のアルゴリズムに関する基本的な理論やプログラミングによる実装能力が問題になります。研究の為には比較対象となる研究を数本程度自分で実装したりする必要がある上に、バグを出せば致命傷になるという点が実装力の高さを要求する理由です。優秀な学生は、そこらの社会人よりも優秀という事は珍しくなく。プロコンでレッドコーダー(日本で20人程度らしい)を持っているという様な人もいます。
一本の研究を終えるのに読みこむ論文は、20~50、自分で実装する研究が 1~3、という量になると思います。斜め読みするものまで入れると、その倍くらいでしょうか。物理学と比べると明らかに楽ですね。
CGでは、どのジャンルを選ぶかで博士の取り易さに差はないように思えますが、レンダリング分野は先鋭化しすぎていて、既存の研究をキャッチアップして実装し、自分の研究を行うまでの間に膨大な努力を必要とする上に、光学的にみて正しいのか?(追記: 実際に物体に光を当てた場合に得られる画像ないしデータは、計算によって得られた結果と等しい物になっているのか? )という様な厳しい評価を受ける傾向があり、(CG系の)他分野に比べて業績を出すのが大変だと思います。研究者の中には10年以上に渡って育てて来たレンダリングエンジンをベースに研究を行う為に新参との差が大きいのです。そういう意味で優れた研究者に師事する事が非常に重要と言われています(師匠がエンジンを持ってますので)。最近は深層学習との組み合わせも増えてきているので、勉強量は非常に多いジャンルだと思います。その分、ゲームや映像分野で花形であり就職の際には引く手あまたになります。
近年、流体シミュレーションや弾性体シミュレーションは、新規性を出すことが難しいジャンルの一つと言われていて、トップカンファレンスでは採択本数が多くはありません。テーマ選びが難しい分野だと思います。リアルタイムなシミュレーションが難しい分野なので、ゲームなどでの応用を狙ったリアルタイム化の研究などが学生には人気がある様です。リアルタイム化すると理論的には正しくない、という様な齟齬が生まれる事が難しく、その折り合いの付け方に肝があるようです。レンダリング同様に就職に強い技術でしょう。流体力学や有限要素法などの知識を特に必要としますが、定型化されている部分があるのでキャッチアップはレンダリングよりは容易と思います。
モーションとはどんなものか?というと、ゲームや映画などで使われるキャラクタの動作=アニメーションの事です。行われる研究はすぐにでも実用化できそうな研究が多く、実際に企業(ディズニーなど)での研究成果が発表されることも珍しくはありません。髪の動作の研究なども、モーション研究のテーマの一つです。これも就職するなら強い分野です。特定の数学や物理に依存せず、基本的な数学の知識全般を必要とします。例えば衝突を考慮するならば力学を使うというような感じです。
かつてはCADなどで流行りのジャンルだったのですが、CADの研究が下火になったこともあり、現在は傍流の研究です。ただ形状解析の研究は、テクスチャ展開などCGに必要な技術を支えるものではあるので、現在も一部の研究者によって行われています。ゲームや映画で使うLODを作成する技術も、この分野の成果の一つです。他にはMRで赤外線センサーから取得した点群を形状に変換するといった場面で研究が役に立ちます。就職という観点から見ると、企業からの需要は少ないかもしれません。微分幾何と一部は位相幾何が特に必要となる知識です。
画像処理は画像認識系の会議へ行く事も多いのですが、近年、注目を浴びているのは、深層学習と組み合わせることで、ラフな線画をプロが書いた様な鮮明な線画に自動的に置き換えたり、また無彩色の画像に彩色する様な研究です。特に必要とするものはなく広く知識を必要とします。部分的には、色空間を多様体と考える様な研究もあったりするので、位相幾何学をしっていないとというような事もあります。伝統のある研究ジャンルだけに、問われる知識も広範です。画像認識系の研究にも精通している必要がある為、論文を読む量は多いでしょう。
基礎科学系では疑問視されることはないと思いますが、学科としての歴史が浅くかつ実業に寄った分野なので、論文の評価はどうなってんの?という疑問があるかと思い追記します。
査読の際に問われるのは、手法の妥当性です。先行研究との比べて何が改善されているか?理論的にそれは正しい計算なのか?といった事を主に問われます。情報工学のCG分野も科学ですので、先行研究との比較もデータを集め、解析的に、何がどの程度良くなっているか?を記述します。また、各研究が基本的な知識として使っている基礎科学系の知識にそって、理論的に研究手法が正しいものであるかも厳しく見られます。査読によって疑問を示された場合、一定の反論期間を与えられます。
研究者は査読を通過するために、動画やプログラムコードなど、再現性を示す資料を合わせて提出することで、査読者を納得させる工夫を行います。時には論文そのものよりも追加提出資料のボリュームが大きくなるという事もあります。というか、それが常でしょうか。
自身の研究も含めて既存の研究は、後発の研究者によって実装され検証されます。上手くいかなければ質問を受けるし、疑問を提示され、後発の論文で批判を受けることもあります。そうならぬように、実装したものを公開している研究者もいます。親切な研究者であれば、比較に使うと言えばコードや実験に用いたデータをくれることもあります。
以上のような仕組みによってCG系の論文は研究としての質を保っています。地道で厳しい基礎研究ではなく、実業に近い応用的な研究なので、すぐに企業で使われる事も多く、それも研究の妥当性を証明する一つの手段となっています。
sisopt 結構誤りあると思う。SIGGRAPH(Asia)論文はTOGに自動的に載るし、TOGに載った論文はSIGGRAPH(Asia)での発表権が与えられるからそれらは同等
これはその通りです。誤った情報を書いてしまい、失礼しました。業績要件については私の知ってる方を含めての狭い観測範囲ですが、なるべく高いレベルで 2報という方が多いようです。全大学ではないことはご了承ください。ご指摘いただきありがとうございました。
私も情報工学系の出身で、あの手の話は(始めて聞いた時は)「え? それ大丈夫なの? っていうか、いいの?」と思った。
が、まあ、それが当たり前でない世界もあるんだよということで。
○音大、美術系の技能系教授 → まあ、考えてみれば当然なんだけど、技術が達者なことと理論が達者なことは一致しないのはよくある話。なので形式的に卒業論文を提出なんてのもあったりするし、大卒でない人の場合は特例だとか、あらためて論文(のようなもの)を提出とか色々あったりする。
○研究職でない医師系統教授 → これは詳しくないんで知り合いの医者と飲み会で聞いた程度の話と思って下さい。医師としては凄く立派で、招聘したいんだけど、研究としては卒業時のものしかないんで(これは当然ちゃんとしてる)、論文の評価は別として扱っていたりする。
○国内のそれもマイナー文化の研究職 → そもそも雑誌がない。ので、こじつけのように近い論文誌に掲載してたり、論文誌じゃないのも論文として扱ったり。これは新しい文化系の研究職でも結構ありがちだとかなんとか。
まあ、教授職がってのは驚くのかもしれないけれど、そもそも卒論の段階で、え? そんな論文でいいの? っていうか論文なのそれ? とか文系の人の話を聞いて思った人は多かったりする。それでもまさか教授レベルは違うだろう、ぐらいには思っていた人が多いんじゃないかなぁ。
あと自分みたいな人が驚くのは、検証する、されるというのが、研究モラル的にインプットされているというのもあるんだよな。
実験なんかの段階でもう1年次から徹底的にたたき込まれるんで。レポートなんかで検証不十分でリジェクトなんかザラだったもんなぁ……。
君のさ、そうやってつい攻撃的な言葉をつかって自分の正しさを主張してくる癖が、きっとレビューにも表れてるんだよ。
レビューは本質的にそのレビュワーの主観を脱せないものではあるけれど、客観性がまったく必要ないわけじゃない。
だって、自分のブログに書く批評日記じゃなくて、プラットフォーム上に掲載して他の客の参考にするためのものだから。
ということは、ネガティブを書くにしても、他の客も感じるであろうことを他の客目線で啓発するのは正しくても、
自分が作家を気に入りすぎて期待しすぎ求めすぎている状態が平均的な感覚かどうかと考えて自重する態度は必要だということ。
その「手抜き」と感じたこともさ、「○○なので手抜きです」みたいな書き方じゃなくて、
「構図が変わらないシーンが多いです」と事実だけ書くか、続けて「なので人によっては手抜きに感じるかも」程度の書き方にしなきゃいけない。
そういう配慮が足らんから攻撃的・自分が正しいと思いすぎな臭さが拭えずにリジェクトされてるんだと俺は予想するね。
追記:ちなみに俺は2chまとめブログをよく訪れる習慣は大学生だった2000年ごろにはもう卒業したし、なんJみたいな臭い板にも行かないよ。
https://piro.sakura.ne.jp/latest/blosxom/topics/2018-06-22_women.htm を書いた人です。
概ね認識に相違は無いと思っていますが、正確を期したいと感じた部分があったのでコメントします。
「かわいい声の女性エンジニアがいさえすれば問題にはならなかった。かわいい声で癒してくれる本物の女性エンジニアがいてくれればそれが一番いいのに」
とあるが、ここでいう「かわいい声の女性エンジニアがいさえすれば問題にはならなかった」を、私は「かわいい声の女性エンジニアがいれば、Y氏はこのようなソリューション自体作ろうと思わなかった」という意味に解釈した。
ここは「彼はそうは思わなかっただろう」ではなく「彼が言った事は、裏返すとこういう事になる」という、彼の発言の危うさに対する指摘のつもりで書いた部分です。
悪意というと「こいつを悪者に仕立ててやろう」というようなニュアンスを感じますので、そういう意図は否定しておきたいです。
ただ、こういう意味にも取れる、ああいう意味にも取れる、という中の一つとして「元発言に否定的な感情を抱いたケースでの解釈」であるという事は否定しません。
自分は「差別性が見え隠れする、差別性に無自覚な発言」と感じました。差別というのは基本的に、する側の意図や目的ではなく、される側に与える影響の方によって定義づけられる物だと自分は考えています(平たく言えば、される側が差別と感じたら差別、という話なのですが、そう言いきると無根拠な言いがかりも正当化されてしまうため、敢えて回りくどい書き方をしてみました)。
「誤解」というと自分は「差別性が無い物に無理矢理差別性を見出している」というニュアンスを感じるので、この点は明確に自分とは考えが違うと思っています。
なので、例えば私のような人間がチェックをした場合、「差別発言をしていないが、炎上しそうなので却下」という理由でリジェクトすることになる。これは逆差別と捉えられかねないし、また別の問題を生みそうである。
そうですね。なのでもし仮にそういう時があったら、「炎上しそうなので」というフワッとした理由ではなく、自分が書いたような解釈がありうるのでここはこう改めるべき、と明確な指示を出すための材料に使ってもらえれば本望です。
この記事は Y社のエンジニア炎上について思ったこと -「女性エンジニア少ない問題 の続きです。
ありがたいことに、よくまとめられた記事を書いてくれている人がいる。
こっちが匿名で反論するのはフェアではないのは承知で、この記事に関しても私の意見を述べていきたい。
この記事はどちらかというとY氏批判側の記事で、私のどちらかといえばY氏擁護派とは異なった立場の記事であるので、できれば元記事を読んでからこの先を読んでほしい。
冒頭の記事に限らず「女性エンジニア」という言葉が使われる場面で一定数観測される代表的な問題が、「女性であるというだけでのコンパニオン扱い」です。技術職の専門家として雇われているという点で男性エンジニアでも女性エンジニアでも差はないはずなのに、
(中略)
どうでしょう。身に覚えはありませんか(無いならあなたは幸せ者です)。最初の1回2回は頼られて嬉しいかもしれないけど、それが何度も続いて、その都度自分がやりたい事を中断させられたり予定を狂わされたりすると、そして大した報酬も出ないとなると、ウンザリしてきませんか。「PCを普段から使っている」というだけの事で何故そこまで諸々押しつけられ背負い込まされないといけないのか。面倒臭い。そうです、その面倒臭さと同じ物なのです。
ここまでは同意する。
「それは藁人形論法だろ。件の発表では『女性の声』という所にフォーカスしていて、声聞かせるだけだったらべつにええやろ」と思う人もいるかもしれません。ちょっと待ってください、低い声の女性もいればガラガラ声の女性もいますよ。演技としてかわいい1オクターブ上の声を出す事はできても、いつもその声で喋れるとは限りません。そういう人達に「やる気が上がらない声だ」「もっと気合い入れてかわいい声で喋ってよ」なんて言うんですか? 思うだけなら自由ですが、言ったら駄目でしょうそれは。
確かに、そういう人たちに対して「やる気の上がらない声だ」「もっと気合い入れてかわいい声で喋ってよ」なんて言う奴は嫌なやつだ。しかし、今回の話とは関係ない(Y氏はそのような主張はしていないし、そのようなソリューションでもない)。
あと、ここで「例の発表の内容は『だから機械学習を使って技術で解決します』という話で、面倒さからの解放を謳ってるんだから何も問題ないじゃないか。実際の女性エンジニアが楽になる話なのに、何が悪いんだ」という反論・擁護が出てくるかもしれません。はい、繰り返しますが、「それを技術で解決する」事それ自体は問題視していないのです(少なくとも僕は)。
何が問題なのかは、こう言い換えれば分かりやすいのではないでしょうか。「今回は技術で問題を解決したけど、かわいい声の女性エンジニアがいさえすれば問題にはならなかった。かわいい声で癒してくれる本物の女性エンジニアがいてくれればそれが一番いいのに」。はい、一気に嫌らしくなりましたね。悪意に取りすぎでしょうか? いいえ、悪意に取ったのではありません。「無邪気な発言」は、こういう嫌らしさと表裏一体という事なのです。
「かわいい声の女性エンジニアがいさえすれば問題にはならなかった。かわいい声で癒してくれる本物の女性エンジニアがいてくれればそれが一番いいのに」
とあるが、ここでいう「かわいい声の女性エンジニアがいさえすれば問題にはならなかった」を、私は「かわいい声の女性エンジニアがいれば、Y氏はこのようなソリューション自体作ろうと思わなかった」という意味に解釈した。
この部分には反論をする。きっと、かわいい声の女性エンジニアがいても、作られたと思う。なぜならかわいい声の女性エンジニアは多すぎて困ることはないからだ。
「かわいい声で癒してくれる本物の女性エンジニアがいてくれればそれが一番いいのに」という部分は反論しない。そのとおりだと思うからだ。そのとおりで、現実はそうでないから、Y氏は機械学習で解決を試みたのだ。
「悪意に取りすぎでしょうか? いいえ、悪意に取ったのではありません。「無邪気な発言」は、こういう嫌らしさと表裏一体という事なのです。」
という部分に関しては、「表裏一体」という部分のみ同意する。つまり、Y氏の「女性の声で挨拶されたらやる気アップ」みたいなソリューションは、「かわいい声の本物の女性エンジニアがいてくれればそれが一番いいのに」という願望が見え隠れするという部分に同意するという意味だ。
しかしわざわざそのように解釈するのは、悪意がなければそうならないと私は思う。
(なので、仮に件の発表に「かわいい声の女性がいると実際男性も女性もやる気が出ます。でもそのためだけに『かわいい声の女性エンジニア』を増やすというのは本末転倒です。技術職の人に求める話ではありません」というような一言でもあれば、また話は違ったのではないかと僕は思っています。)
この部分は同意する。つまり、女性エンジニアに「かわいい声」を求めるなということである。
話を整理するが、Y氏は「女性エンジニアが増えれば男性エンジニアのやる気がアップする(だろう)」と主張して、「だからといって女性エンジニアを1から育成したり新たに雇うのは現実的ではない」として、「男性を女性にする」というソリューションを打ちだしたのだ。
女性エンジニアをかわいい声にしようとはしていないし、そうすべきだとも主張していない。
印象的な部分を引用する。
「そんな事を言いだしたらどこにも足の踏み場なんか無いじゃないか、言って安全な事なんて無いじゃないか」そう反論したくもなるでしょう。残念ながらそうなのです。
この章で書かれてあることも、多くは同意する。
ただ、
また、チェック機構が働いていたにもかかわらず見過ごされたのであればなおさら問題です。それはつまり、チェック機構になるはずだった周囲の人達もまた前項で述べたような点についての意識が薄いという事であり、また同じような事が繰り返されかねないという事だからです。
私はY氏が差別発言をしたとは思っていなくて、「センシティブなテーマが拡大解釈/誤解されて炎上した」と思っている。なので、例えば私のような人間がチェックをした場合、「差別発言をしていないが、炎上しそうなので却下」という理由でリジェクトすることになる。これは逆差別と捉えられかねないし、また別の問題を生みそうである。
よって、炎上した手前チェック機構には責任はあるとは思うが、そもそも拡大解釈/誤解をしないでくれ、と私は世間一般に望む。
共感する。
私も熱くなってしまった。
既にどっかにまとまってそうだな
タイトル | URL | 内容 | 会社 | 所属VTuber | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ホロライブ | https://www.hololive.tv/ | Live2Dアプリ | カバー株式会社 | ときのそら | リリース済、前はARだった気が? |
ペパ文字 | http://vird.co.jp/ | AR+Live2Dアプリ | ViRD | なし | リリース済 |
にじさんじ | https://www.ichikara.co.jp/nijisanji | Live2D | いちから | にじさんじ勢 | iOSアプリリジェクト対応中 |
IRIAM | https://iriam.com/ | 不明 | 株式会社DUO | ミライアカリ | 年内リリース、開発サポート募集中 |
※おめがシスターズが使ってるのはペパ文字? 会社と関係あるんだろうか(無知)
以下所感
・基本アプリメイン
・技術的にはすごそうなんだけど、現状これらは割りと簡単に実装できると思う(技術優位性がほぼ無い)
・マネタイズ方法が私には見えない。ライブ配信プラットフォーム(Youtube、DeNAなど)に全部持っていかれるんじゃ?
・大きいところで言うと、アプリの動きがないのはAPP LANDだけ?
・何でこんなにLive2D人気なんだろう? 公式アニ文字はもっと動いてるよね?
・とりあえず楽しそうではある
コメントいただいたもの(ジャンル問わず。あとで調べて表に追加するかも)
・メイアライブ https://materializer.co/lab/mayalive
・バーチャルキャスト https://virtualcast.jp/
・VRChat https://www.vrchat.net/
・AniCast http://www.xvi.co.jp/news/anicast/
___
おまけ
・TwitCasting VTuber居る?(無知)
・ニコニコ生放送 ニコ動の方が活発な気が(動画系VTuber)
・ふわっち
他多数
バーチャルキャストとかVRCはむしろLive配信側カテゴリ?
___
追記:
抜けてた。
なぜか古いエントリが流れてきた.
放置系ブラック研究室で楽しく生きるにあたって - 糞ネット弁慶
今までこの研究室では,これが研究だという指針があったものの,いかに井の中の蛙だったことを思い知った.
どれだけ頑張っても指導できる先生がいないので,論文を書いてもリジェクトされるのである.
放置系ブラック研究室の特徴は,先生が口先だけで何もやらないのである.
酷いところでは,院生や学生に自身の学務に関する仕事を代わりにやらせるケースもある.
先生が何ら自発的にアクションを起こさないため,院生が必死にアクションを起こさないと卒業できない.
これには院生にも原因があり,卒研生は誰ひとりとして院生の研究を把握していない.
院生も研究の仕方がわからないので,卒研生にプレッシャーをかけることができないのである.
挙げるだけできりがなく,私が受けたハラスメントになってしまうので一旦止める.
甘い蜜で誘い出すが如く,
言っている先生はかなり怪しい.
水素水には2倍の水素が含まれているのと同じで,言い方は間違っていないが真実ではない.
まず院生が育たない.
学部生の延長線上で教育を受けた院生が,果たして院生になれるのだろうか?
学部生に対する世間の期待はそこまで高くないが,院生はそうも行かない.
ましてや,先生が先頭立って「これが研究である」と言ったら悲劇である.
学生は簡単に騙されてしまうので,先生が言ったことは掛け値なしに信じてしまう.
先生は「院生になると学部よりも成長する」とか言って院進を誘い,その結果がこれである.
騙された私が悪いと言えばそれまでで,正直なところ生活が苦しくてもJAISTかNAISTに行きたかった.
なまじ成績が優秀だったので慢心したか,同じ研究室に院進してしまった.
先輩よりも良い研究にしたい気持ちで研究したが,副査の先生に壮大にディスられた.
既に博士課程進学は決まっている時期で,研究室の間違いに気がついても遅かった.
結果的に私は博士課程に卒業し,とあるツテで某大学の助教になれた.
しかし,卒業には6年かかったし,助教が決まったのは4年の時で学費を払いながら仕事をした.
外部の先生に論文の添削や指導をお願いして,共同研究という体で何人か先生の名前が論文に載っている.
他の一般的なレベルの院生のコンテクストを持ち合わせないので,だいたい話が通じない.
学会発表つれーとか,実験が忙しくてやべーとか,言われてもわからない.
年に1回温泉入るだけの学会は楽ちんで楽しいし,アンケート取るだけの実験は忙しいとも思えない.
そのギャップに不安がる気持ちは放置系ブラックあるあるの話だ.
もちろん,修士研究のお作法もわからないので,修論発表会でボコボコにされる.
意味不明な発表で凄く高度に見せかけるテクニックを使った院生は無事卒業できた.
卒研の内容をそのまま修論で出した院生もいたが,受け答えが物凄くしっかりしていて卒業できた.
果たして,このような研究をやって社会に放り出されるのは良いのだろうか?
学生にとっても良くないし,大学にとっても良くないし,社会にとっても良くない.
もちろん,研究もわかってないので,ハチャメチャな論文を書かざるを得ない.
博論審査に必要な論文数を達成できなくなるので,自動的に卒業が決まらないのである.
私は学会発表で知り合った外部の先生に頼ったが,そうしないと論文を書くための初歩的なテクすら身につかない.
Google検索は最良の教師にはならず,論文を書くためのノウハウは誰も公開していない.
よそに移るのが望ましいが,転学は学会発表をたくさんやって先生と知り合いになるしかない.
冒頭で提示したエントリは,そもそも放置されてるので自由にやることを提案している.
優秀な学生は自由にやらせるほど技術的なスキルの向上は見られるが,研究者として致命的である.
私も修論を自由にやったが,副査の先生にボコボコにされるまで何が悪いのか気づかなかった.
技術の必要な分野であれば,修論なんて提出するだけなので就職にはほぼ影響ない.
博士進学を考慮しているならば,自由にやることはおすすめできない.
よく2ちゃんねるで寿司屋の蛇口が手を洗う場所と言って憚らない人がいる.
指導教員が昔からそこで手を洗う人で,学生にもそこで手を洗うと教える.
みんなで寿司屋へ行くと「熱い! 熱い!」とか言いながら大真面目に手を洗っているのである.
大学の研究室は寿司屋の蛇口で手を洗う事態になりやすいところで,よその様子を見るまで気が付かないのである.
冒頭のエントリでは,何を目的として何をするか,自分が恥知らずだったことを気付いた学生の視点で展開している.
しかし,自分でやるということは,1年間で論文20本読んだ偉い! という気持ちになりやすく,「論文は週5本読むのが普通」とか言われてしまうとアイデンティティが非常に揺らぐ.
経験者として言えるのは,寿司屋の蛇口で手を洗ってないか,それとなく確認すること.
自分は優秀だからって一人で研究ごっこやってたらうつ病になる.
(人間って面白くて,週に1回しか人間と面会しない状態が続くとうつ病になるらしい)
(お前が悪いと非難されたこともあるが,大学に週1しか来なくて年収1500万超えてて毎日遊んだ報告をFBに上げるお前には言われたくない)