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はてなキーワード: ミステリーとは

2023-10-09

美味しいイタリアンを見つけた増田酢また血実をン有りたい石井お(回文

おはようございます

なんだか本当に急に寒くなってきて、

厚手の羽織ものを急いで出したところでまだ着ないという、

着ると見せかけてまだ着ないそんな着たら暑くなるかもの懸念も恐れなくていいぐらい、

なんだか本当にひんやりしてきたわ。

厚手の物1回洗濯しておかなくちゃね。

うそう、

こないだね

駅ビルの地下に私が行ったことなくて不思議と引き込まれそうなほど魅力的なその小さなイタリアンレストランがあったの。

はえいや!と

お店の前の手書きチョークで書かれたメニューをお店の前からずっと見ていると

そうよあれよあれ、

トランペットに憧れてジャックスカードで割賦して買うあのショーウィンドーを覗く少年彷彿とさせる

私もイタリアン憧れ店の外から見る状態を醸し出していたのね。

あんまりお店の外にいて見ていると

店員さんも警戒させちゃいそうなので一旦離れたんだけど

やっぱり行ってみたかったお店だったので

新たなる私の世界ふしぎ発見最終回出終わっちゃうって街の噂だけど

また来週からはシン世界ふしぎ発見!が新スタート!って

それなんてインスパイヤネクスト?って言うほど

私もミステリーハントしたい気持ちは持ち合わせていたの

一旦離れたけどやっぱり行ってみたいと思ったので

えいや!と私は飛び込み前転を決めてそのイタリアンのお店に入店したの。

もちろん

飛び込み前転を決めたとあるけど、

これは私の心の決心を表現している手法なので

本当にしているときとしていないときがあるのよ!

今回は本当に飛び込み前転を決めて、

私はこのお店に食べたい意気込みをお店の人に伝えたかったの。

全部で店内20席ぐらいあるのかしらね

私が入った入店した飛び込み前転を決めた瞬間には

1人客と3人組のお客さんがいて

テレビはお店の角のコーナーの上にある町中華テレビ設置ポジションスタイルバリボーがやってたの!

夜のピークタイムを超えたのか店内はやや淋しくも思うけど

バリボー試合テレビがそれをかき消すほどの活気と迫力で実況中継やってたわ。

かいの1人のお客さんは

もう食後なのかコーヒーカップを片手にヒーコーを決めていて、

となりの3人組のお客さんは

2人はテレビ観戦して盛り上がっているんだけど

もう1人はテーブルに突っ伏して酔い潰れちゃってるのか分かんないけど

突っ伏して寝ちゃってるようなのよ。

酔っ払って気の毒だなって最初は思っていたけど

まりにその2人が1人を気にしなさすぎて逆にそれが面白なっちゃったから見ていて。

私はお店が一番イチオシするメニューは始めてはいから知る由もなかったけれど

なので聞く人ぞ聞く!

いやメニュー見た人ぞメニュー!の表に書いてあった、

なぜか店内の冊子の表紙が皮になっているようなそれなんてギュー!いや牛皮?って言っちゃいそうな手触りのいい高級なグランドメニューの中身は

ラミネート加工されたページが連なっていると言う、

よくある暖かみのある手作りメニューだったのね。

で、そのメニュー表にはないお店の外のチョークで書かれた看板に書いてないようなメニューミートソースパスタを頼んだの。

もちろんルービーもね!

ミートソースパスタは美味しくて

存在感のあるトマト茄子とかが美味しくて

わずニッコリよ!

そんでさ、

その1人突っ伏して寝ている3人組のお客さんが食べていた

ピッツアマルリータはどこをどう見てもメニューになくって、

あれどうやって注文しているんだろう?って

人の食べている物を見ると食べたくなっちゃうそれなんてピッツアマルリータ?って思わない?

もう私はミートソースパスタをキメちゃったか

また次の機会でそのピッツアマルリータを頼んでみようと思ったんだけど

やっぱりメニューにないのよね。

適当イタリアン的なものを言ったら深夜食堂方式でやってくれるのかしら?

でもそのとき値段は気を付けて予め聞いておいた方がいいかもしれないビビリ体質だけれども

そのピッツアマルリータもとても美味しそうだったわ。

そそられるわよねー。

私はミートソースパスタルービーですっかりご機嫌さんだったのもあり

また来店したいと思ったので

実はそこでミステリーハントが出来なかったって理由も半ばあるけれど

でも美味しかたからまた行きたいと思ったから、

そのお店をネッツ

インターネッツ検索してもぜんぜん違う時間帯で営業してるから

これはまったく信用できないインターネッツですね!って思ったので

店員さんに営業時間をハッキリ聞いて、

あと1人テーブルに突っ伏して寝ている人にウーロン茶でも!って

あちらのお客様からです方式で、

そんであのお客様からですってバレちゃうと恥ずかしいし照れちゃうので、

その1人突っ伏してテーブルで寝ている人にウーロン茶提供される前に私はお店を出たの。

初めてあちらのお客様へ!ってやってみたかも知れないけれど、

まあ酔い潰れて気持ち悪くなってないか心配だったのは以降知る由もないけれど山脈に向かってヤッホー!って叫べたから良かったわ。

自己満足ね!

でもお店のイキフンや雰囲気はとても気に入ったので

また行きたいと思ったのよね。

あちらのお客様からです!って喰らったことはないけれど喰らわせちゃった記念日でもあるわ。

だけど

とてもここから遠いみかん花咲く丘公園駅からは遠いのが難点かなー

でも本当にまた行きたいと思ったことは事実中の事実

これが私のインスパイヤネクストであり、

世界ふしぎ発見だったのよ!

うふふ。


今日朝ご飯

まだね遅くにブランチでも決めようかしら?

まだ未定の予定よ。

いや予定は未定よ。

デトックスウォーター

お水だけ飲んできたわ。

炭酸レモンウォーラーね。

寒いけどシュワッとしたものを決めたかったのよね。

寒いけど、

昆布茶ホッツウォーラーでもよかったかも!

時すでにね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2023-10-07

[] そのはっぴゃくはち

ニールーッス

 

本日日本において盗難防止の日、ミステリー記念日となっております

あと長崎くんち今日から10月9日まで行われます

さて、何度も日記を書いてくると決まったリズムのように単調になりそうだなぁと思ったりもするのですが

生憎とそんなことはなく、毎日“大体この時間日記書けたらいいや”という気持ちで書かせていただいております

強迫観念になるのが一番しょうもないですからね。

私が勝手にやってることです。

あとはやる気をなくさないことだけです。

そんな感じです。

 

ということで本日は【過ごしやすいペースよいか】でいきたいと思います

過ごしやすいペースよいか!過ごしやすいペースヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2023-10-06

anond:20231006103459

原理主義者の言う「ファンタジー定義」って例えるなら「携帯電話が出たらミステリーじゃない」くらい今の現状と乖離してると思うんだよね。

2023-10-05

anond:20231005173125

まんまホームズセリフを俺が引用しただけやで

いくらポリコレ云々言われてる癖に中身がミステリー物やったから言うたってミステリー大元であるシャーロックホームズ台詞そのまま使う奴がおるかい!”って言われたかっただけなんや

ほんま堪忍やで

2023-09-29

anond:20230929231438

完璧なバッドエンドって、「戦いはまだ続く…」的な余韻(モンスターパニックにありがち)とか一縷の希望を残しちゃダメだと思うし(『なるたる』とか)、不条理無常こそこの世の真実、的な教訓が匂わされるのもなんか違う気がするので、そういうのをすり抜けてただひたすら何の希望も学びもない、かつポピュラーってクソ難しいと思う。

題名書けないけど、賞取って話題になってる最近推理小説が完全にバッドエンドだった。探すならミステリーな気がする。

文芸だと『パンク侍、斬られて候』が思い浮かんだけど、これも最後にほんの少し希望残ってるなあ。

小学生のころ朝読で何読んでた?

96年生まれ

  はだしのゲン学級文庫にあった)

  落第忍者乱太郎学級文庫にあった)

  かいけつゾロリシリーズ

  ダレン・シャン

  都会のトム&ソーヤ

  夢水誠志郎シリーズ

  IQ探偵ムー

だんだん冒険ものミステリーものになった

2023-09-18

[]9月17日

ご飯

朝:カップヌードル。昼:なし。夜:チキンケサディーヤ、フライドポテトガーリックトーストミニカレー、ビールハイボールレモンサワー。間食:ばかうけ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

ワールドエンド・シンドローム

美少女ゲームらしい数人のヒロイン恋愛関係を結んでいく展開と、100年に一度蘇り殺人を行う黄泉人を巡るフーダニット的な展開とが合わさったテキスト主体アドベンチャーゲーム

親しい人の死から生きることへの意欲が薄い主人公が転校して奇妙な部活に参加するスタートで、同居人主人公へは横暴ながら学校ではその見た目ででモテモテな楠瀬舞美大金持ちで価値観が食い違うもの努力家の神代沙也、無口だがメイド姿でバイトする可愛いもの好きの甘奈未海、瓶ぞこグルグルメガネで顔を隠しているオタク口調の山田花子攻略ヒロイン唯一の社会人で年上のお姉さんで推理力がある音無雪乃といった5人のヒロイン交流する。

その交流の傍ら、100年に一度死から蘇った黄泉人を探すサスペンスな展開もある。

この辺はルートごとに味わいが違っていて、舞美、沙也、花子はかなり恋愛より。

雪乃、未海は黄泉人にまつわるエピソードより。

ルートも固定されてて、前者の組みを攻略してから後者の組みを攻略するので、恋愛パートを楽しんでからサスペンスパートを楽しむ構成だ。

無気力主人公が生きる意味見出したからこそ、一度死んでいる黄泉人に向き合えるような展開で、それぞれはパラレル関係ながら、読者の目には一貫しているように感じる構成面白さがある。

恋愛パート無気力主人公が、活力あるヒロイン達に振り回されていくうちに、人生に前向きになる展開が多い。

ただこの恋愛パートが本当にただ主人公ヒロイン交流一辺倒で、例えば楽しい趣味とか、美味しいものを食べるとか、家事の工夫とか、そういう生きること全般へのアプローチがないのはゲームしてる感だった。

この辺は色々と好みがありそうだけど、ちょっと僕の好きとはズレてたかも。

サスペンスパートフーダニット一本集中。

誰が復活した黄泉人なのかを探る展開なんだけど、こちらは前提条件となる情報が出揃うのがずいぶん遅い。

所謂特殊設定ミステリをやろうとしているのは伝わるものの、この手の謎解きで設定開示が遅いのはあまり印象がよくなかった。

パズラー的な犯人当てロジックや、推理可能特殊設定の妙を楽しむのではなく、徐々に明かされる設定を緊張感を持って怯えながら読み進めていくのが制作者の想定する味わいで、どちらかといえばホラーよりの作風だったのかも。

少し腐してしまったが、僕の好みであるフェアな本格らしさが薄いというだけで、サスペンスフルなホラー作品として読めば面白い部分も多々あった。

恋愛ミステリの接着も、ヒロインがあまり僕の好みではないものの、物語構造としてはちゃん恋愛で得たものが、ミステリへの解答に直結する様が面白かった。

特に攻略ヒロイン含めて、誰が味方か、誰が敵かがわからない序盤の緊張感はかなりあった。

サブキャラも多いため、この敵か味方かを少しづつ探っていく展開は面白かった。

そして何より、オーラスサプライズ展開には驚いた。

ゲーム的なシステムの部分が、物語にも関わってくるメタ的な展開で、そこを仕掛けに使うのかあ、とビックリした。

正直なところ、前振りもあったし、そもそもこのシステム自体SFCPSぐらいまでによく見たもので、最近(発売は2018年)はあまりみない。

それだけに、こんな感じのメタ的な仕掛けはありそうだなあ、と読者としてもメタ推理が出来ていが部分はある。

しかし、このメタ的なサプライズ展開が、ただ読者を驚かせるものになっているだけでなくて、ちゃん犯人を当てるための展開に密接している点が、かなり好みの展開だった。

何故そこに仕掛けが必要だったのか、という一歩先を読まないと犯人当ての正解まで辿り着けなかったのは、かなりちゃんミステリをやっていると感じた。

最後サプライズ展開にまつわるエピソード群は本当に決まっていて、終わりよければ全てよしな、道中のしっくりこない点を吹き飛ばす力強さがあった。

公称ジャンルの「恋愛ミステリー・アドベンチャー」の通り、恋愛ミステリが接着した良い作品だった。

その上で恋愛パートの好みや、ミステリ的な部分への好みの差はあったものの、そういう細かい機敏を無視できるほどに、大仕掛けが面白かった。

2023-09-17

[] そのななひゃくはちじゅうはち

パウルーッス

 

日曜作業お疲れ様です。

本日日本においてモノレールの日、イタリア料理の日となっております

この朝礼において一番の叙述トリックといえば、実はこの増田は今は現場で働いていないという点だったりしますが

現実でも叙述トリックじみた出来事ってのは結構あります

まぁ単純に供述してくれる人の語る視点とそれを横から見ていた人の語る視点が違うから同じ現場にいたはずなのに表現が食い違っていたりするよくある奴のことです。

人間関係トラブルなんかもそうですね、当事者同士の話に嘘が混ざり出したりだとか、あえて言ってないことがあったりして、そんなめんどくさいやりとりのど真ん中に置かれるなんてよっぽどミステリーサスペンスだったりします。

 

それに振り回されないように、起きた出来事時系列順に並べたり、箇条書きにしたりして人の思い込みがなるべく入らないようにすることが大事ですね。

そうしてぐちゃぐちゃになったものを解いていくと比較的単純な出来事だったりすることがありますので、それもまたうんざりしますね。

そして、これをまた解決したり、書類に書いたりするのがめんどくさいんですよね。

まぁ、ぼちぼちやっていきましょう、私も書いてて何を書いてるかがわからなくなりました。

いつものことです。

 

ということで本日は【俯瞰的視点いか】でいきたいと思います

俯瞰的視点いか俯瞰的視点ヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2023-09-16

メルカリで食っていく

ヨー、モニタの向こうのお前らにピース

リサイクルショップで買った古着転売している発達障害者だ。タイトル詐欺で食えてはいないし、メルカリは値下げ交渉がウザいかヤフオクメインだ、すまんな

基本的Tシャツメインでやってるので9月に入るとガクっと売り上げが落ちる。個人的には10月末までTシャツで過ごせるしインナーとしても使えるんだからTシャツ5月7月9月と年3回買ってほしいが、残念ながら強いることはできない。でも5月に買ったTシャツってそろそろ飽きない?

仕方がないのでネルシャツとかスウェットパーカーなんかも売るわけだが、Tシャツのようには売れない。Tシャツコレクターズアイテムでもあるので100枚以上持ってるなんてザラだが、ネルシャツスウェットフリースやダウンを100枚も持ってるやつはほぼいない。マニアでも嵩張るから敬遠する

それにTシャツセールを利用すれば1000円以下である程度仕入れ可能だが、冬用衣料はそうもいかない。スウェットパーカーは2000円〜だし、フリースも7000円くらいがせいぜい。それ以下の個体状態が悪くて売り物にならない

とにかく僕にとってこれからまさに冬の時代が到来するわけだが、こういう時に支えになるのが帽子やバッグ、アクセサリーなどの小物になる。季節を問わずに売れるし、仕入れもそんなに高くない。帽子は夏場の方が売れるが、これからの季節もそこそこ売れる

想定していなかったのがゴルファー需要だ。売れないだろうなって思ってたブランドキャップがいい値で売れたりする

バッグは案外売れないというか、仕入れる時は長期在庫覚悟する。4月入学シーズンに売れればラッキー。大型のリュックGW前かフジロック前に売れなきゃ年越しって感じ

そんな大きいバッグは梱包にも苦労するしよっぽど売れる見込みがなければ買わなくなった。アメリカ製グレゴリーとかミステリーランチが安ければ買うくらい。それも加水分解ベタつきが発生していて回避することが増えた

ほんと、冬場も安定して売れる、そんなものがあれば教えてほしいです

2023-09-06

アスぺなので怪談ミステリーエンタメとしては楽しめない

マジレスしたくなっちゃうので

2023-08-25

anond:20230823132224

見る限り「ここ十年の作品で、誰もが知ってるけどメジャーというわけでもないリアリティがある程度ある、緊張感のある作品」を望んでるっぽいけど

全部を満たすのはやっぱり難しいだろw

挙げられてる3例にある程度かすってそうな作品を挙げると

ジョーカー・ゲーム大戦前の時代風の世界観で、日本帝国陸軍スパイを描いたスパイミステリー作品

バチカン奇跡調査官バチカンに寄せられる世界中の謎や事件に挑むミステリー

ロード・エルメロイII世の事件簿:Fateのスピンオフミステリー寄りでFateより多少現実感がある。Fate/Zeroを見ておくとなお楽しめる

上2つは知名度的にアレな感じで、3つ目はファンタジー色が強い

2023-08-23

定番映画ってどうやって観ていけばいいの?

区切りの年を迎えたこともあり、これから何してこうかなと思ってるんだけど、今まで映画ほとんど観たことがなかったんでいわゆる名作映画とかスタンダード映画を履修したいと思ってる。

本当に今まで映画ほとんど観てなくて、タイタニックとかBTTF1作目とかビルテッド1作目とかグランブルー本当そのくらい。定番アクションも観てない。アニメも初期ジブリ最近新海誠とか観た程度。

学生時代演劇やってたし、小説演劇は好きなんだけど、映画をなんで観てこなかったのかなと言われると、暗いとこに2時間拘束される感じが苦手なのかも。あとは小説マンガ原作でふくらませたイメージ映画全然違ったりするのがしんどかったとか。だから原作付きよりオリジナルの方がまだ違和感なくていい。

でも先日からコサキンPodcast聴いてたら、二人が映画のこと楽しそうに話してるの聞いて、いわゆる定番映画ちゃんと観てみたいなって思った。

でもどういうの見ればいいのかよく分かんないから、どんな感じで観ていくといいかアドバイス欲しくてここに書いてる。

好きに観ろよってのはまあそうなんだけど、シリーズに沿って観てくのがいいのか、監督作品を辿るのがいいのか、役者で辿るのか、ジャンルを決めるのがいいのか、そういうのもよく分かんないのよ。

小説だとSFとかミステリーが好きだけど、ジャンルが好きというよりはSFミステリー論理整合性みたいのがかっちりしてるから好きなんだと思う。

この辺見とけ!みたいなおすすめない?

2023-08-21

恐怖政治代名詞ロベスピエールをカッコよく描くのは許されてる問題

こないだダークサイドミステリー再放送ロベスピエールが出てきて

そういや、こんだけ多方面に取締が厳しくなったけど「ロベスピエールを美化するのは許さん」はまだ出てきてないなと

ベルばらでも悪役じゃないしね(まあマリアントワネットもルイ16世もアントワネット愛人すらも「いい人」で描く大河ドラマでわかりやすい悪役じゃないのは当たり前なんだけど)

しかし、やってることは大概エグいわけで

フランス革命となると現代史でもないので、フィクション始皇帝豊臣秀吉をカッコよく描くのはダメレベルの難癖ではあるのだが、

自分の分類枠組み的にはドイツナチス党とジャコバン派は近現代ジャンルの中でやらかしちゃったフォルダなので何となく変に思えちゃうんだよね

 

ヒトラーダメロベスピエールがアリな理由は色々あるとは思うんだけど

存外にアバウトな理由で許されちゃってない? とも思うし

ヒトラーは見た目で戯画化しやすいので信奉するほうも批判するほうも便利なアイコンだよなあ。つまり見た目がアカからナチスダメってこと? とか

ロベスピエール民主主義の敵を処刑台送りにするインテリ左翼だけどナチス保守反動勢力と裏で手を組む右翼、つまりナチスってアタマ悪いのがダメなのかな? とか

シンプル敗戦国ドイツと、いちおう現代国際政治体制の勝者(そうかぁ?と思うが)フランスの差かなあ、とか

 

ま、レーニンスターリンすらヒトラー並みの語ってはいけないアカンやつ扱いになってないし、ナチスダメって言っとけ、というだけなのだろうけどさ

2023-08-18

anond:20230818191153

すまん、言い方が漠然としすぎててどこのことだかわからない。なので当てずっぽうでレスしてみる。これをきっかけに何か思い出すかもしれないしな!

ただはじめに言っておくと海外にはオカルトハントとして手を出していないので(同様の地が日本にあるとかでない限り)行ったことがないはずだ。

カナダの反重力地帯とやらがあるそうだが(今調べた)、ここも行ったことはないものの、ちょうど来月カナダに行くので時間が取れれば行ってみたいな。

カリフォルニアにあるミステリースポットとやらがそれっぽい(これも今調べた)。興味は掻き立てられるが、単なるアミューズメントではないかという印象が湧いた。行くにしてももう少し詳細に調べてからだな。

幽霊坂の類いは好きだが、あれは好奇心は刺激されるけどただの錯覚しかないので話が違う。

名前がわからないのでアレだが、海外のなぜか木々やら家屋やらがなんでも捩れる場所は行ったことがない。超行きたい。

2023-08-13

OPと同じシーンが出てくること」を「OP伏線回収」だと思ってる人がいるらしい

もう日本人作品読解能力はお終いですね。

OPで前々から匂わせていた要素が遂に作中で登場するなら「伏線回収!」でもいいと思うんですけど、そうじゃなくて完全に同じシーンが出てきて「伏線が回収された!」と言ってるんですよ一部の人達は。

OPで既に描き終わっちゃってるシーンが出てきたのを「OP伏線回収!」と言ってる人がいるのは流石にヤバイ

単に日本語ちゃんと使えてないだけならいいんだけど、言ってる人達感想見ていくとどうもそうじゃなくて本当に「衝撃の展開だ!」「まさかこんなことになるなんて!」みたいに興奮してるの。

え?じゃあお前ら今までどういう気持ちOP見てたの?

嘘予告だと思っていたのか?

だってそうでしょ。

映画予告編で既に登場してるシーンが出てきたのを「マジで予告通りなのか……衝撃の展開だぜ!」って騒いでるようなもんじゃん。

ミステリー小説の帯に「衝撃のラスト……」と書かれていて、本当に衝撃のラストが来た時に「凄い……帯の伏線が回収されたぞ!!!」ってお前らは騒ぐんかい

マジでヤバイわ。

こんな連中相手ドラマ作ってたらもうメチャクチャのしか作れんぞ。

2023-08-10

何がハヤブサ消防団だよ

田舎ミステリーで変な考察動画ばっかり上げやがって

今更何十年前のひぐらしみたいなことやってんだよ

2023-08-06

オタク向けミステリーっぽいものが少なくて悲しい

エロゲで言うと殻ノ少女とかバタフライシーカーとかシンソウノイズとか

漫画で言うと虚構推理とか

ゲームで言えばダンガンロンパとか

このあたりが好き

女性向けミステリーっぽいモノは結構出てるんだけど、男性向けだとあんまり出てない気がする

[]8月5日

ご飯

朝:なし。昼:カラムーチョ。夜:手羽元白菜人参大根、舞茸、ネギの鍋。たまごネギおじやリンゴ。間食:チョコ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

○SeaBed

・はじめに

田舎から上京デザイン事務所を立ち上げたサチとタカコ、二人の日常休日を丁寧な文体淡々と描く公称ジャンル百合要素を含むミステリーノベルゲーム

まずミステリという言葉には多様な意味があり、パズラーや本格だけを指す言葉ではなく、衒学趣味だの狂人解放治療だのをアンチミステリーだと喜んで受け入れた当時の評論家たちが悪いのであって、そのようなものミステリ呼称することの是非は呼称する側にはないのだ、と言った面倒臭いミステリオタクの言い分はこの一文だけで終わりにして、以後の感想でもミステリ部分への言及は抑えることにする。(なお虚無の幻想描写だけ否定しないのは流水によって解体済みだからなんだよなあ(何が何やら))

そんなわけで公称ジャンルはさておいて、百合作品女性同士の恋愛ものとして僕は楽しんだ。

回想シーンでは風景や情景の描写が多め

様々な時系列が入り混じりながらお話が進んでいき、未就学児時代、小中高、社会人現在と長い時を過ごす二人の女性エピソードの回想がたっぷり遊べる。

エピソードと書いたものの、所謂起承転結のような物語的な起伏はかなり薄いものもある。

食べたご飯気持ちのいい温泉、美しい風景自然の中で感じるニオイや音などなどの、ただそこにあるもの描写、それとそれを二人で楽しむことのかけがえのなさが淡々と描かれる。

良い意味で二人は仲良しなのだ以上の物語のスジが無いエピソードが多い上に、キャラクタ内面描写もお互いのことが好きなこと以外は控え目。

おそらく文学的言葉でなにか括ることが出来るのだろうけど、僕の語彙には無いので情景の描写たっぷりと尺がつかわれているということを伝えたかった。(自然派が自然描写、森とか山の描写を書く意味でないことぐらいは僕も流石に知っている)

伏線が云々と評価することも出来るのだろうが、これらの美しい文章ありのままに楽しむだけでも十分面白い作品だと思う。

勿論、それだけのゲームではなく、あくま回想シーンはそのような作風になっていると感じた。

・サチとタカコのカップルが非常に良き

控えめで友達も少なく読書趣味のサチと、

明るくていつも元気で突飛な行動をするが結果をちゃんと出すタカコのカップル

この二人の恋愛をメインにストーリーは進んでいく。

恋愛に関するフィクションって付き合うまでのドキドキがキモものが多いけど、今作ではその辺はかなり控えめ。

二人はもうすでに付き合っているところから物語が始まり回想シーンの大半も付き合って以降のものになる。

そのため、駆け引き無しキス有りセックス有りで、ひたすらにラブラブなシーンばかり。

全年齢向けゲームではあるものの、かなり直接的な表現も多くイチャイチャ度合いをたっぷり楽しめる。

性欲強めなタカコに渋々付き合うサチなパッケージと見せかけて、サチも普通にノリノリなシーンもあったりとシチュエーション豊富

恋の鞘当て的なシーンもなくもないが、基本的には二人の関係値は最初から最後まで揺るがない。

一番揺らぐのがタカコが性欲ベースで他の女性に手を出そうとするシーンで、それがかなり「らしさ」に思えてしまうのは好きが別れそうだ。

・サチの感情補正入った客観視が良き

冷静で落ち着いているサチが視点人物パートでは、最初のうちは一歩引いた客観的な描写のように思う。

事実その通りなシーンもあるのだけれど、ストーリーが進んでいくにつれサチへの理解が進むとなかなかそう単純な話ではないことがわかる。

文体が落ち着いている上に、サチが「怒った」とか「悲しんだ」のような感情表現しないため気づきにくいだけで、めちゃくちゃ感情補正をかけて客観的に見ている風を装っているように読める。

これは作中でも主観を完全に排除できないことへの言及がされているため、間違いなく自覚的演出なのだろう。

なかなかに凝った趣向で、読み進めていくにつれファーストインプレッションからずいぶん離れたところにいるサチを見るのが楽しかった。

タカコの前向きさに救われる

そんな複雑なサチに対して、タカコは最初から最後までほとんどブレない。

公式の粗筋の範疇だけでも彼女にはずいぶんと辛いことが起こるのだけど、それでも前向きの色々なことをしてくれる。

パーティ旅行などのイベントごとが好きなので、彼女が様々な話の起点になるのが特に良い。

サチを引っ張るタカコという繰り返される構図に慣れ親しめば慣れ親しむほどに、SeaBedにハマっていける。

視点人物になることもあり嘘偽りなくもう一人の主人公だろう。

・同僚達との雑談シーンが面白い

そんな魅力的なサチとタカコについて語ってきたが、彼女達二人っきり以外のシーンだと同僚を交えた職場での会話劇も楽しかった。

大人の女性ながらぬいぐるみ大好きな文と、真面目でちゃらけない犬飼の二人がタカコに振り回され、それをサチがツッコミして締めるのは、他者が混ざることでよりタカコとサチの分かち難さが伝わってくる楽しいシーンだ。

先に述べた食事シーンの豊富な文量はここでも活かされていて、オヤツを巡るいくつかのシーケンスなやり取りが面白かった。

どれも序盤に集中していて後半になるにつれて出番が激減するのは残念なところ。

・七重さんに誘惑スチル絵が頭イイ淫猥なのに不憫

旅行先で知り合った旅館業を営み女性重さん

中盤以降はかなり出番が多く活躍するんだけど、なんといってもサチを誘惑シーンの頭の良さと淫猥さが凄かった。

女性女性を誘惑するという難しいシーン。

まず、客観視が得意なサチを納得させるためにペラペラ理屈を捲し立てる。

サチに上手く言い訳を与えつつ自分欲求を飲ませようとするのが頭良くて賢さを感じた。

その上で、まあ普通にエッチな格好もするという二段構えさが、頭イイ淫猥だ。

中盤ということもあり、サチとタカコの関係値、分かち難さを嫌というほど体験した後にも関わらず、ワンチャンいけるかもかもかな? と思わず重さん側を応援してしまった。

そんなかなり策を練ったであろう誘惑シーンだが、サチとタカコの関係はブレない。

誘惑しているセリフの量と、断るときセリフの量の差がえげつなくて、全然笑うシーンじゃないのにクスっときしまった。

NTRよりも純愛の方が好きなので僕の癖としても助かった。

・生と向き合うことで死と向き合える重たいシナリオ

明るくて楽しい見所ばかり書いたが、それだけのゲームではない。

悲しい、落ち込む重たいシナリオの部分もたくさんある。

それが生と向き合うことで死と向き合える重たいシナリオだ。

ここでいう生と向き合うは、考えることを辞めないことのような意味で、思考理解することを解いていると僕は感じた。

ただその重さも、サチの独特な客観視の妙と、それでも頑張るタカコの朗らかな様が、そんなざっくりした一言ではまとめきれない多様なグラデーションのある感情になる。

読む人によってかなり受け取り方に違いがありそうで、全編ずっと悲しい話じゃんと思う人もいそうだし、同じぐらいと思う人も、いや楽しいの方が多いという人もいるかもしれない。

僕はミステリコメディにようなエンタメを求めてゲームを遊んでいるところがあるので、明るい楽しいところばかり感想を書いてしまたかもしれない。

人によっては全然異なる感想になる気がとてもする。

(何しろ公式粗筋にいる3人の主人公内2人の感想は書いても、最後の1人については触れてすらいないからね)

・おわりに

女性同士のイチャイチャラブラブの先に重苦しい生きるとは、死とはを問うシナリオが待っていた。

かなり好みが分かれそうだけど、僕は公称ジャンルの是非以外についてはかなり好きな作品だ。

テーマ的な部分以外だと美味しい食事に舌鼓を打つシーンが多いのも好きな理由

かなり辛く重い展開の中でも、腹は減るし美味いものは美味い、そんな価値観を感じれるシーンが沢山あった。

具体的には、パン生ハムとかたまごとかサラダとか乗せて食いたくなった。

2023-08-04

アメ公「俺たちは911パロディいくらでもしちゃうんだぜ?原爆ぐらいヨユーよ」←911肯定的に描いたパロディってありましたっけ?

「冷酷無慈悲で最低な行い」「追い詰められた人間が行う最後自棄糞神風」みたいに911が描かれるのはある。

でも911を「正義の鉄槌パンチ調子こいた正義マン気取りのクズもの目を覚まさせる!」みたいな文脈でパロった作品って全然ねえんすよね。

完全に大嘘ですね。

これってつまり女性エッチな格好してる広告とか女性下着雑誌で沢山見ましたけど?」と似たタイプ大嘘つきなんですよ。

下着雑誌女性アピールするセクシーさと、オッサン向けスケベ雑誌カメラマンやらせがちなキショポーズって全然違うんですよ。

プロが作り出しているものの95%ぐらいは客層の違いが完成品にちゃんと反映されているわけですよ。

コミケに貼られるオタク向け献血ポスターは目がクソでけえか顎がクソ尖ってるわけですけど、シティポップや新本格ミステリーの表紙に書かれているキャラクターは体の線は非現実的に細くても眼球が頭蓋骨の2/3ぐらいのサイズだったりはしないでしょ?

作り出されたものには造り手の目指した方向性ちゃんと宿るんですね多くの場合は。

アメリカ様が自称する「俺らも911玩具にしちゃうぜ!」のときにソコに宿ってる文脈に「911高慢アメリカ社会キリスト価値観伝統的なイスラム世界を軽んじ続けてきたことへの正統な報復なのではないか」が出てくることは、ま~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っっっっっっっっったっくないわけですよ。

一方原爆をパロるときは「これが正義報復だ!ジャスティス~~~~アトミック~~~インパクト~~~ビーーーーーム!!!!」みたいなノリがチラッチラッと顔を出してくるんですね。

いやマジでここに無自覚なまま語っているなら頭が悪すぎて気持ちが悪いし、分かった上で語っているなら卑怯すぎて気味が悪いですよ。

2023-08-03

anond:20230803151334

別にオカルトだけの番組じゃないがな

今で言うと「世界の何だコレ!?ミステリー」みたいなもん

2023-07-31

ニンテンドースイッチゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(1〜22)

50本とキリがいいので、感想をまとめつつ、所謂番付を作ってニヤニヤしようと思います

点数をつけるのはしっくりこなかったので、

好き好き大好き超愛してる」「大好き」「好き」「普通」「好きじゃない」の五段階で評価することにしました。

ただし結果として「好きじゃない」に該当する作品はありませんでしたので、実際は4段階です。

今日この瞬間の感情なので、明日には異なる評価になっているかもです。

リンク先に感想は書いてあるのですが一言コメントも書きつつ紹介します。

好き好き大好き超愛してる

超探偵事件簿 レインコード

雨が降り続ける街カナイ区を舞台真実を暴くことの是非を問う探偵としての生き方に向き合う物語3Dリッチな箱庭でキャラ操作しつつも文章を読むパートも多いアドベンチャーゲーム

主人公見習い探偵ユーマと相棒死に神ちゃん関係値の変化がたまらない。

舞台になるカナイ区の作り込みがすごくて文章主体ゲームながらグラフィックへの力の入れ方も凄まじい。

ロードが長い、テンポが悪いという良くない点を覆い隠すほどにシナリオ世界観キャラクタが魅力的だった。


AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナイニシアチブ

AIシリーズの第二弾でマルチサイトな2人の視点から、数年越しに発見されたバラバラ殺人遺体の部位が新鮮という奇妙な謎を追う。

前作がめちゃくちゃ面白かったのでハードルを上げて遊んだにも関わらず最高だった。

マルチサイトものではベタトリックだけれども、ゲーム表現できることの進歩に伴い魅せ方も進化しているのが堪らなかった。

システム面も物語邪魔をしないように遊びやすく改良されていたのも好印象。


EVE ghost enemies

さかき傘EVEの第二弾で、rebirth terrorから続くストーリー、今作からの設定やキャラが増えてきて、さかき傘EVEとしての色も強くなってきているが、burst errorエッセンスも健在でとにかく主人公二人が格好いい。

今回はかなり辛い展開も多く、小次郎まりなならどうにかなるだろうという楽観的な感情を、マルチサイト故の情報齟齬から絶望的に演出してくるのが恐ろしかった。

かなりテーマ性のある展開でありながら、押し付けがましさがないバランス感が大好き。

法条まりながそれでも法条まりなとしてあり続けることを誓い、とある託されたアイテムを渡すシーンは全ての意味を把握しているのが読者だけという非対称性面白く、全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。


EVE rebirth terror

偉大な名作burst error物語を完結させる続編であり、ファンへのサービスがいっぱいあるファンディスクでもあり、rebirth terror単体でもそのキャラたちの生き様に沸る、一作で三つの最高が詰まった大好きな作品

特に今作の小次郎サイドのゲストヒロインとなる音無橘花エピソードは今こうして思い出すだけでも色々な感情で胸がいっぱいになる。

僕がテキスト主体アドベンチャーゲームにどハマりしたキッカケの作品なので思い入れがある。

満を持して美ノ神みなとが登場するシーンは全てのゲームの中で一番好きなシーンかもしれない。


EVE burst error

探偵の天城小次郎と、内閣調査室の捜査員法条まりなの二人がそれぞれの担当した仕事をこなしていると徐々に大きな事件に巻き込まれていくマルチサイトストーリー

おちゃらけた軽そうなイメージ主人公が、やるときはやるという類型完璧にやりきるとここまで面白いのかと感服した。

不朽の名作として名高い作品だが、確かにその通りで、さかき傘EVEを遊びたいという一種義務感で遊び出したにも関わらずめちゃくちゃ面白くて新しさすら感じてしまった。

終始楽しいところだらけの最高な作品で、そりゃあこれに囚われ続けてる人が大勢いることも納得だった。


○大好き

一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう

愚かな人間の手によって死んだ全ての哺乳類の死を体験する贖罪を神から命じられ旅を続ける少女と、動くことも死ぬこともできない主人公出会いから始まる大河的な大きな流れを書くノベルゲーム

短編ほどのプレイ時間ながら長大世界を楽しめる。

宗教倫理に訴えかけながら、非常に根源的な問い、人は何故生きるのかの答えを求める。

残酷で重たい話だがタイトル意味理解できたとき少し前向きになれ安心できる。


タコリタ・ミーツ・ポテト

海中で暮らす種族と陸で暮らす種族会合食文化を通じた交流を優しい絵柄で表現しているノベルゲーム

好奇心旺盛で海中でスープ中心の食事に飽きたお姫様タコリタ姫とその従者メルが、料理上手のイナとヤンチャな少年ディノと出会う。

子供向けのようにみえるが、恋愛的な表現のシーンも多く、特にタコリタ姫とイナの女性同士のそれは肉体的接触のシーンも多くドキドキさせられた。

遊ぶと絶対フライドポテトが食べたくなる。


イハナシの魔女

沖縄離島舞台にした王道ボーイミーツガールもので、家族がいなくなってしまった主人公の西銘光と、日本人でないのにパスポートも持たず日本の常識も知らないリルゥの恋愛もの

一人ぼっち同士の彼らが少しづ恋人、よりも先に家族になっていくような、共同生活エピソード面白かった。

物語が進むに連れてスケールが大きくなっていき、二人の恋愛の行く末が、世界の行く末と直結していくさまもまた、王道中の王道

二人以外のサブキャラたち、特に立ち絵のないモブキャラの中にもいい人が多く、大きな話でありながらも閉じた世界じゃなく、社会的な開かれたパートが多いのはこの作品独自の魅力があった。


カガミハラ/ジャスティス

公称ジャンルは「サスペンスアクション学園ラブコメミリタリーミステリー」と長ったらしいが、確かにそうね、となる長大すぎる大河的なゲーム

最初は、とある有名進学校に転校してきた主人公が、登校の際に道でぶつかった同級生少女とともに、部活をやりつつ前年度におきた学生運動にまつわる謎を追うお話

しかし、もう全然こんな話じゃなく、話がどんどん広がっていき、様々なキャラ視点人物になる群像劇になっていく。

それでありながら物語の当初に提示される「対話」の尊さが一貫して最後まで書かれるのが、作者の強いメッセージ性と納得感があって好き。


リベリオンズ Secret Game 2nd Stage

キラークイーンの続編で前作とは異なるデスゲームが描かれる。

前作とは密接な関係にあるものの、ヒーローを目指す少女藤堂悠奈が終始物語を牽引するためかなり異なる味になっている。

今作を遊び終わったあとに、前作のグランドEDの曲「散って、咲いて」を聞くと、キラークイーンのことだけじゃなく、藤堂悠奈と彼女の想い人にとっても「お互いがパンドラの箱の中の希望で」という歌詞が刺さる。

いかにもなチンピラ黒河正規の成長エピソードが僕は好きだった。


シークレットゲーム -KILLER QUEEN-

若い男女が突如奇妙な建物拉致され、強制的暴力有り凶器有り法律無しのゲームに巻き込まれる、デスゲームもの

いくつかのルートがあり、攻略するヒロイン次第で敵と味方が入れ替わることもある展開が面白い。

デスゲームものとしての勘所を押さえていて、ルールの隙をついた謀略であるとか、圧倒的暴力の前に知略が無意味であるとか、それでも知恵と勇気は強いとか、これだよこれな展開が目白押し

特に敵役手塚義光のエピソードはどれも面白く、最高に悪いやつで楽しかった。


時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-

時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-

時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-

魔法が込められたアイテム遺物が、度々不可思議現象を巻き起こす奇妙な学校に転校してきた主人公が、その現象解決していきながら、学校のものに潜む大きな謎に挑む恋愛ゲーム

いわゆる特殊設定ミステリでの短編連作めいた作風になっていて、魔法ではあるものヒロインの一人で図書館の主リトが予めどのような魔法関係しているのかを説明してくれるため、それなりにフェアプレイ精神で読める。

用意された素材が全部重要タイプ作品で、とにかくほとんどの登場人物、設定、アイテムなどが無駄ななく学校のものの謎という一点に集約していくのが面白い。

原作18禁美少女ゲームでありながら、攻略対象ではないサブキャラの男キャラの出番も多く、特にワトスン役となる烏丸小太郎は、恋愛できないだけでかなり主人公への熱い感情があり楽しかった。


カテゴリーI -死線上のサバイバー-

爆発事件に巻き込まれ瀕死状態にある十数人の男女が意識だけをコンピュータ世界に移され、手術の順番を人狼ゲームモチーフにしたインフェクッドゲームで決めるというホットスタートゲーム

人狼ゲームを通じてキャラ性格過去を描くのが面白く、主人公ゲーム的に濃厚な関係になる間宮キイチさんとは、男性キャラだけどイチャイチャするスピンオフも遊びたくなった。

女性キャラだと、アイドルオタク白雪サツキさんが気に入ったかな。

思考する類のゲーム戦略的面白さのパートと、謎の爆発事件に関する縦筋とが入り混じるストーリーで、短編ながらかなりボリュームを感じる構成だった。


ファミコン探偵倶楽部後ろに立つ少女(スイッチリメイク版)

ファミコン時代アドベンチャーゲームを現世代機に移植したシリーズ第二作目。

とはいえ同時にリメイクされたので、背景や立ち絵にかけられた熱は同じくな出来。

こちらはこちらで皆口裕子さんの熱演シーンが熱い。

この任天堂ADVリメイクの流れ、他にも色々して欲しいけど、MAGES.が色々とヤバそうなので厳しそう。


探偵撲滅

理想探偵外道探偵などの二つ名を持つ優秀な探偵が巷を騒がせている100人以上を連続殺害している殺人鬼への対策を練るために孤島に集まるが、何故かそこでも殺人事件が起こる。

メフィスト賞系のミステリ作品から受けた影響を一切隠すことなゲームに落とし込んでいて、そういうのが大好きな僕としてはどストライクな大好きな作品

ミステリ的な部分とはあまり関係ない人生観のようなかなり生のままのテーマ性を語る部分など、作家性を感じる箇所があるのも如何にもあの時ぐらいのミステリな風味がある。

ゲーム的にはSLGっぽいパートがあったりするが、難易度はそれなりなのでテキストを読むことの邪魔にはなっておらず、むしろ文章では表現しづらい探偵の超常的な部分を表現できてて良き。


シロナガス島への帰還

探偵池田助手ねね子が奇妙な招待状に招かれ孤島に行くことになり、事件に巻き込まれる。

クローズドサークルものの導入としては100回は見たものだけど、ここからストーリーが二転三転していき、壮大な物語になる。

ジャンル一口にまとまられない多彩な物語だが、その全てがシロナガス島への帰還というタイトルに集約されていく構成面白かった。

僕はお風呂に入らない女子や、無駄毛を処理しない女子が大好きなんだけど全年齢向けゲームなのに、ねね子はこれらの表現豊富にあり、この中でダントツエッチ作品でもあった、大好き。


この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

A.D.M.Sと呼ばれる時間軸を飛び越えるシステム武器に、色々な美少女イチャイチャしながら世界の謎を解いていく、SF恋愛ファンタジー、歴史、バトルものと多様なジャンルが展開する言わずと知れた名作で歴史的な意味づけすらされている作品で、僕が遊んだのはリメイク版。

壮大な物語なんだけど、あくま家族ものテーマを一貫しているのが素晴らしい。

年上ヒロインが多いのもマザコン主人公らしさで、特に筆下ろしの相手一条美月さんは可哀想で可愛かった。

システム的な面白さと、物語を楽しみ面白さが密接な関係にあり、ゲームとしてのという枕詞付きなら最高のシナリオだった。


ファミコン探偵倶楽部消えた後継者(スイッチリメイク版)

FC時代ADV最先端リメイクした作品

シンプル物語を魅せるために、背景や立ち絵に凄まじい作り込みをしていて、昭和ゲームを令和にリメイクすることの本気を感じさせられた。

特に背景で動くモブ表現は新しくて、物語への没入度合いを高めてくれた。

声優の熱演、特に主人公緒方恵美さんの独白シーンは残酷な設定の開示と伴って大好きなシーン。


○好き

A YEAR OF SPRINGS

現代日本を生きるマイノリティの人々の日常が描かれているノベルゲーム

三人のキャラが交代で主人公を務める短編集のような作品

フィクションらしい痛快な展開は薄く、ただただ現実的日常淡々と展開する。

その上で物語として彼女たちに幾つかの救いが訪れつつも現実は進んでいくのがどこかもの悲しく寂しさもあった。


最悪なる災厄人間に捧ぐ

自分を含めた人間認識できない主人公の豹馬が、誰から認識されない透明人間少女クロだけは認識でき、世界中に二人っきりの物語がはじまる。

かなり突飛な設定ながら、豹馬とクロ二人の分かち難い関係名前が付いていくという男女の関係性の真っ直ぐな物語

重く苦しい展開が手を変え品を変え続いていくので、かなり救いのない陰鬱とした作品だ。

しかし、クロは豹馬のことを好きであり続けるという点だけは長い物語の中で一貫しており、そこを支えに読み勧めていける、クロがすんごい可愛いゲーム


未然探偵 The Protea Cases

株式会社オレンジロマンティックミステリの第三弾で、女性主人公男性といい雰囲気になりつつ事件解決していくシリーズだ。

今作は事件を予報するAIプロテアを手に入れた主人公事件を未然に防ぐ探偵に成長していく、少し特殊設定ミステリ味もある展開。

主人公の伊月千春が最初AI攻略対象男性キャラに頼りきりだったのに、徐々に頼れる探偵になっていく、応援したくなる主人公なのがよかった。

なお、攻略対象男性キャラ天野夏樹がやたらとフライドチキンを押すシーンが多く、それを食べる様が可愛いため、遊んでいる途中に僕も出前を頼んでしまった。


パラノマサイト FILE 23 本所七不思議

本所不思議にまつわる呪いを巡るマルチサイトストーリー

なんでもありな緊張感あふれる序盤、キャラクタの魅力的な掛け合いで引っ張る中盤、物語パズルが全て無駄なく収まる終盤と、それぞれでかなり雰囲気が異なるのが印象的だった。

魅力的がすぎる黒鈴ミヲちゃんの可愛らしさはアドベンチャーゲーム史に残すべきで、特に自身名前の「ヲ」の部分を「くっつきのヲ」と言う箇所が好き。

世間でもかなり評価されておりシリーズ展開が期待されているので、是非とも黒鈴ミヲちゃんお腹いっぱいお寿司を食べるスピンオフに期待したい。


23作目以降はこちら

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